小学生男子と道東キャンプ旅(その2)~知床へ

2021/7/24 Sat

キャンプ場の朝は早い.

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夜間,一度も目覚めず朝4時半起床.
テントの外に出る.
既に明るいが,まだ涼しい.
オートバイライダーの中にはテントをたたみ,出発直前の者もいる.

それにしても良く寝た.
ここまで熟睡できたのは久しぶり.
最近,睡眠時間が6時間を切ることが多く(Garmin INSTINCTのデータによる),睡眠負債がずいぶん貯まっている感があったが,その分を取り戻せた気がする(それはない).

6時間睡眠の人ほど「体調不良に陥る」納得理由

昨日は,なんだかんだで250km以上運転.
その疲労に加え,耳栓とアイマスクによる熟睡への恩恵も大きい.
しかし,何といってもGWキャンプに引き続き使用しているWAQの「8cmエアマット」の効果が絶大だった.
これがもう快適すぎて普段でも家で使いたいぐらい.

WAQ 車中泊マット 厚手 8cm キャンピングマット 特殊ウレタン 軽量

バルブを開ければ自動的に,本当に何もせず膨らむ.
一方で撤収もラク.
バルブを開けたままくるくる巻き,バルブを閉めてバンドで留め,大きめの袋に入れれば完了.

なんと,最近厚さ10cmサイズも出た.

WAQ リラクシングキャンプマット 厚手 10cm 車中泊マット キャンピングマット 特殊ウレタン 軽量 【ミニバンにぴったり】自動膨張 連結可能 特大バルブ搭載 災害時 防災マット インフレータブルマット エアーマット アウトドア 車中泊 キャンプ 寝袋 (オリーブ, シングル(200cm x 70cm))

キャンプにおける快適さを追求する...それはそれで良いことなのだろうけど,非日常,つまり不便さや不自由を楽しむという点からは外れるかもしれん.

それはさておき,「もう少し寝る」という息子を放置し,いそいそと朝食.
家でも使っているコーヒーセットで豆をひく.
キャンプ朝食の定番メニューは菓子パン,総菜パンのホットサンドメーカー焼き.
これが”アウトドア効果”でなぜか美味い.

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ヨシカワ ホットサンドメーカー あつあつ シングル フッ素加工 ガス火専用 SJ1681

少し調べると,こんなページを見つけた.

すごいわ.
キャンプというより家で試したいわ.

まぁ,元々キャンプ飯にそれほどこだわりはない.
ましてや焚き火なんて...ブームにのせられて各種用具を買おうかと思ったが,結局(今回も)やめた.

周りをみていても,火付けはともかく,後片付けが大変そう.
それに,ブームのせいか人数が多く,以前に比べキャンプ場が煙たくない?

...とやらない理由を述べてる時点で,まだ興味がつきていないということかも.

で,出発.囚人?

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今日の目的地は,何はともあれ知床峠である.
10年ぶりぐらいか.

ナビに従ってまず道の駅「摩周温泉」へ.
ここは足湯があるのがありがたい.

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ここから北上.

しばらく走ると前方に原付バイク.
荷物なし,地元ナンバーだったので地域の人かなと思いきや,メットや服装は小ぎれいな若い女性ライダー.

この原付,なぜか道路の真ん中を30km/hで走る.
法的には全く問題ないのだが,白線だろうが黄線やろうがずっと真ん中.
つまり対向車線の交通量が多いと,全然追い抜くことができない.

ようやく白線で追い越すことができたのだが,ひょっとして外国人旅行者がレンタバイクを運転していたのだろうか?
しばらくすると,似たような走りの原付に再度遭遇したので,その予想もあたっているかもしれん.

Kazchariも海外旅行時,機会があればレンタルバイクを利用してきた.
これまでタイ,カンボジア,ベトナム,メキシコ,スリランカを走った.
知らずにマナー(?)違反をしていたかもしれん...って,上記の国で臨機応変に走らんかったら死んでまうわ.

道の駅「パパスランドさっつる」でスタンプ&足湯休憩.
それにしても今日も酷暑.
今年の北海道は一体どうなっているのだ?

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北上を続け,ようやく海へ.
道の駅「しゃり」の看板が見えるが,往復4kmを費やすのが嫌でスルー.
しかし...次に来れるのは何年後だ?

知床半島に入る.
かの有名な「オシンコシンの滝」.駐車場があふれてたらパスしようと思っていたが,割と空いていた.
よくも悪くも新コロのせいで外国人観光客が激減しているためか.

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さくっと,滝を撮影.
走り回る息子.
きゃつにとってこうしたクルマ旅をどのように感じているのだろうか...って基本寝とるがな.

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知床峠への入り口にあたる街,ウトロへ.
世界遺産に選定後,すっかり派手になった.
さて,覚悟を決めて道の駅「ウトロ・シリエトク」へ.
何の覚悟?
そう,スタンプ帳の数である.
後部ハッチを開いて,未スタンプをチェック...2010年以降押してない.
つまり11冊分...では済まず,かつて家族全員分として毎年3冊買っていたおかげで,20冊以上の分量になった.
さすがに全部抱えてスタンプ台に突撃するのも,衆人の目が怖いので2回に分けてスタンプを占領.それでも途中2度ほど,並んでいる人に順番を譲る配慮を忘れていません(別にいばることではない).

まだ10時半過ぎ.
朝早い分,かなりの空腹感.
セイコマで軽くおにぎりを食す.
いよいよ登攀開始.
炎天下,汗だくで登るMTBのカップルがうらやましい(いや,そうでもない)

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知床峠&羅臼岳がこれだけ晴れるのも珍しい.
さすがの観光客の数.
そういや,1989年にオートバイで来た時には,この駐車場の目の前でバイクの転倒事故を見たなぁ...

つーことで,本日の最大の目的を達成.
次は息子へのサービスとして,中標津にある『道立ゆめの森公園』に向かう.
北海道には,その広大な土地を反映してか,超巨大な公園がいくつもある.
ここもその一つ.これで入場無料!

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これでも施設(遊具)の一部に過ぎない.おそロシア.
いつもなら,友達を現地調達し,何時間でも遊んでいる息子だが,さすがにこの殺人的な炎天下では元気がない.
生命の危険すら感じる陽気にちゃっちゃと脱出.
キャンプ地へ向かうこととする.

本日の宿営地は『中標津緑ヶ丘森林公園』
先ほどの巨大公園のほぼ隣.ある意味敷地の一部かも.
料金安く,なんとテント人張り220円である(ゴミ袋代別).

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バイクサイトとクルマサイトが完全に分かれている.
荷物の搬入時のみクルマ乗り入れ可なのが欠点かな.
その分,静かで良い.

例によって設営後は今日の宿題.
温泉と夕食の買い出し.

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受け付けにあった温泉リストから「中標津温泉保養所旅館」を選択.
安くて露天風呂=最強.

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ゆっくりと湯につかり,キャンプ地に戻る.
あれ? 今日は暑い...陽が落ちても涼しくならん...

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