2021/6/6 Sun
まだまだ知らぬことだらけ.
Few clouds, 23°C, Feels like 19°C, Humidity 46%, Wind 7m/s from SW
オートバイライダー御用達の『ツーリングマップル北海道』.
『モンキー125』新車契約に伴い,十数年ぶりに新調,2021年版を購入した.
美瑛近辺の広域マップを見ると,何本か林道が紹介されている.
STRAVAにしてもチャリブログにしても,ロードに比べるとMTB関連の記事は少ない.ましてやグラベル(林道)ライドを中心テーマにしているものはまれ(知らないだけかも).
理由はいくつかあるが,やはりユーザー数および走るフィールドの少なさであろう.
その車重ゆえ,舗装路のMTBはあまり面白くない.
本領を発揮するのはトレイルや林道である.
しかし,クローズドな場所ならともかく,本来トレイルは登山歩道であり,林道は農業・林業のための私道であることが多い.
基本的に勝手に進入して走るのは厳密には許可されていない.通報されても文句は言えない.
これまでファットくんであちこち走っているけど,見逃してもらってるんやろなぁ...と思う.感謝.
その点,『ツーリングマップル』に掲載の林道なら大丈夫なはず.
オフ車や四駆走行が前提なので,道幅もそこそこ広いし整備もされている.
探索しながら新しい道を見つけるのもよいけど,こうして紹介されている林道を訪れるのも楽しかろうと,家を出た.
気温が高いので半袖半パンジャージだが,肝心の熊ベルが一つ見つからない.
以前林道に行った後,バックパックから外した覚えがない...どこかで落としたか?
東京ベル 森の鈴(BEAR BELL) 消音機能付 TB-K1 パールブルー
仕方がない.
車体にぶら下げてるヤツだけで行く.
まずは,いつもの美瑛川,辺別川の河川敷ダートから.
久々の快晴ダート.気分は最高.
北美瑛の集落を横切り,美神橋を渡る.
ここまではよく通る道だが,地図を見ながら本日の第1セクター「赤羽の丘」を駆け上がる.
こちらに引っ越してきて以降,初めて訪れる場所.
身近にまだこんなに美しい風景が隠れていたとは...
「赤羽」とはこの三本並んだ木のことだろうか?
秋にはどの様な色に染まるのだろう.
道道543号線に出る.
へぇ,こんなところに出るんや.新発見.
春先にも通った川沿いのダートをつないで,腹ごしらえのため美瑛市街に向かう.
雑草が伸びに伸びてきており,そのうち走行不可になりそう.
いつものセブンイレブンで,いつもの「焼うどん」と「ドクターペッパー」「バナナ」で補給.
相変わらず人が少ない.サイクリストにも全然会わない.
「青い池」に向かうサイクリングロードをひたすらこぐ.
昨年の雪が降る前から継続中の工事看板.
ここで一旦,サイクリングロードを降り,いよいよ第2セクター「美瑛滑空場」に向かう(ネーミングは適当).
途中で1.5m近いヘビを踏みかけたり,牧場の犬に吠えられたり,熊の糞を見つけたり,延々と続く10%近い坂を登り続けた先には,とんでもない絶景があった.
当然,周辺には誰もいない.ただ,強めの風が吹いていた.
サイドスタンドをかけ,少し離れた位置から写真を撮ろうとすると...
見事に強風にあおられて倒れてしまった.
なかなか撮れない決定的瞬間ではある.
ちなみにサイドスタンドはこれを後付けで装着.
安いがしっかりしている.
自転車 キックスタンド ロードバイク マウンテンバイク 片足 サイドスタンド 軽量 汎用 調整可 (黒)
夏は舗装路を走ることが多いので,ファットの空気圧は高め(といっても1BAR程度)にしている.
このスタンドは空気圧で生じてしまう車体の傾き変化への調整もしやすいが,今回,ちょっと立ち過ぎてたかな.
一方豪快に倒れた結果,ベコベコになりつつあるのがグリップエンド.
せっかくのブルーのアルマイト仕上げがぁぁぁ~
SAPLIZE セープライズ自転車ハンドルバーグリップ 人間工学・滑り止め・ショック吸収 1セット
気を取り直して自撮り.
ここからはダウンヒル.
必死で登ってきた甲斐があった.実に爽快.
とは言え,先週負った左ひざの傷もまだ癒えていない.
リアブレーキをこまめにけかけつつ,慎重に下る.
カーブを曲がったら,クマさんが...はないやろな.
道道ですらない置杵牛広域農道に接続して終了.
林道には途中いくつか支線があった.今後の楽しみにとっておこう.
少し進んで,第3セクター「林道藤沼線」へ.ここはちゃんと名前があった.
幹線道路からダート開始箇所までのアプローチは少々長め.
いつ始まるかのワクワク感がたまらん.
はい.この第3セクターも絶景に次ぐ絶景.
独り占めである.
最高地点からは当然ご褒美のダウンヒル.
下り切った出口には,しっかりとこの看板...
やっぱり出るんやな.
出くわさなかったのは,単に運が良かっただけ.
熊ベルの他,何の武器も持たずに林道に侵入するのは,やはり危険.
持参すべき?(戦闘用でなく”その時に”平常心を保つために)
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道道543号を下り坂+追い風爆走.
ファットにもかかわらずAve36km/h~で駆け抜ける.
せっかくなので,UCIで禁止された「スペースペダリング」もとい「スーパータック」したりとやりたい放題.楽しかった.
15時を過ぎた.家に帰ろう.
しかしながら,さすがに冷たく甘いモノが欲しくなったので,千代ヶ岡のセイコマにin.
この後,少々雨にやられたが無問題.
グラベル・ライドを思う存分堪能できた日だった.
次回も『ツーリングマップル』,アテにしてまっせ!
STRAVAで確認したら前日のロードより登ってる...そらしんどいわ.