Topstoneな旭川層雲峡自転車道調査ライド

2025/4/13 Sun

やはりブルベに使えそう?

iPhone15 Pro

曇り.温度:12 ℃,湿度:72%,体感温度:10 ℃,風速:6.0 km/時,風向:SSE

常ではあるが,ロードバイクで走行中,グラベルを見つけるとそわそわする.
昨日もそう.
もちろん,ガチロードのEMONDAでそこに飛び込む気合いはない.

グラベルと言えば今年の「パリ・ルーベ」をYouTubeのハイライトで観たけど,ポガチャル惜しかったねぇ.
マチューが強いのは見るからにわかる.
しかし,ポガチャルはあの体格で,あの凶悪な石畳をガシガシ進む.
まるで何かの魔法か奇跡を見ているかの様.
どんなエンジンとテクニックや.
TTも坂もスプリントも石畳も全部強いって...もはや「脚質ポギー」では?(最近は元祖のワウトがおとなしい).

で,本日は自宅近くから乗れるもう1本のサイクリングロード「旭川層雲峡自転車道」の調査ライドである.

忠別川CRより北部に位置するためなのか,雪解けが遅い.
また,林間区間が多いため,残雪,水たまり,泥,枯れ木,枯草,さらには根っこによる路面の隆起などのトラップだらけ.
この時期にロードバイクで走るのは危険極まりない.
さて,どこまで開通していることやら.

つーことで,本日のチャリは今シーズン初登場のグラベルロードTopstoneである.こいつなら速度も出る上,道を選ばない.

新型Topstoneの発表~高いが高い

本日も快晴予報.20℃近くまで気温が上がるとか.

それにしても今朝の起床時,カラダ各部の“こわばり”がひどかった.
明らかに,昨日のライドのダメージだろう.

EMONDAな美瑛,雪の回廊ライド

とんでない負荷で踏んだつもりはないが,これがハイエンドロードの後遺症なのか.
フレームの固さゆえ,路面からの振動がダイレクトにカラダに伝わったのかもしれん.
やはりEMONDAは乗るとヤバいバルバドス(カラダができていないだけ).

そんな”こわばり”も,朝食後にカラダを動かしていると徐々に解消.
本日も走る気満々である.

iPhone15 Pro

まずは忠別川CRを使って旭川駅方面へ.

iPhone15 Pro

休日朝の駅近辺はさすがに散歩者が多い.
突然,不規則な動きをする人やチャリが多いので要注意である.

iPhone15 Pro

旭橋を過ぎると快適走行に移行.

そんな折,前方から小径車かつヘルメット,そしてマスク着用の高齢者が同じ車線を走ってきた.
もちろん道交法上は河川敷のサイクリングロードもチャリは左側通行である.
ハンドサインにて,(こちらから見て)右側に移るように指示するも無視.
2台の距離がどんどん近づいて来る.
衝突寸前にようやく向こうが車線変更,衝突は避けられた.
すれ違いざま「危ないですよ」と声をかけるが,「うるさい!」と逆ギレされる.

...まぁ,こういう〇〇にはならないようにしよう.

で,自転車道の入口に到着.
いつもの構図で撮影.

iPhone15 Pro

ここもすっかり定点観測地点.
季節ごとに風景の変化が感じられて面白い.

さて,いよいよここからがグラベル...ではなくて“一応”自転車道.

iPhone15 Pro

残雪で通行不可というわけではないが,既述した通りのトラップだらけ.
小枝ならまだしも,マジな倒木箇所が4か所ほど.
ロードバイクでの走行は...おすすめできません.

ちなみに,今日は一切サイクリストに遭遇しなかった.

毎年,本格シーズン前には清掃が入ると聞いたことがある.
ありがたい話である.

にしても,これはこれで楽しい.
路面状態を常に把握しつつのライドは,極めてグラベル的.

作シーズンもMTBで走った林間ルートに寄り道.
あちこち上を向いた枝がむき出しだが,まぁ,パンクはしないでしょう.

iPhone15 Pro

トラップの数々をクリアしながら,「これは終点の愛別のパークゴルフ場まで行けるか?」...と思った時期がKazchariにもありました.

iPhone15 Pro
iPhone15 Pro
iPhone15 Pro
iPhone15 Pro
iPhone15 Pro

JRの線路と並走する頭首工あたりで,残雪量がどっと増えて道が完全にふさがれてしまった.
うーむ.ここまでか.

iPhone15 Pro
iPhone15 Pro
iPhone15 Pro

線路を渡り,道道で愛別インターまで抜ける方法もあるが,フロントライトの装着を忘れていたことに気付く.
この先のトンネルに対応できない.
今日の調査はここまでとする.

元のサイクリングロードを戻るのも面白くないし,ここは未知の道探索でしょう.当麻方面へ向け舵を切る.

さて,ここからはあてのないグラベル探し.
面白そうな道があれば走ってみる.

iPhone15 Pro

目の前に小山がそびえる.
駐車場から少し広めの登山道が伸びている.
その斜度,明らかに20%越え.
ここは是非とも登攀チャレンジ ⇒ あっさり挫折で押し歩き.
こんなジャリ+枯葉の道,登れるかい!(最大25%だった)

iPhone15 Pro
iPhone15 Pro

どこまで続くのかわからんが,反対側に抜けれるかとひたすら押す.
やがて頂上へ.
そこにあったのは「僧侶像」と「仁王像」

iPhone15 Pro

何やらいわくありげな場所だった.
とりあえず拝んで,願い事をしておきました(安直).

残念ながら抜け道はなく,元の激坂を下りる.
もちろん,こんなエグい坂をチャリで下る自信なし(骨折未治癒)

iPhone15 Pro

すると,下から割とガチ目の巡礼者装備の人が登って来た.
もしかして有名な場所なのだろうか?(Gemini先生も知らなかった)

平地の舗装路に戻る.
そろそろ腹が減って来た.
にしても風が強くなってきた.
この季節の名物だな.

ジグザグに道路を進みつつ当麻の町中に入る.
ここにはお気に入りの定食屋がある.
まだ12時台ゆえ,混み具合が心配だったが,そこへ向かう途中に「麺や」のノボリを発見.
駐車場にクルマもない.
おっ,ここにするか.たまにはラーメンも良し.

カウンターに座る.
メニューを見るとラーメン以外にも定食,丼物など種類が豊富.
ここは「トンテキ定食」(¥1,000)をオーダー.

iPhone15 Pro

これがまぁ...これまでの人生で食べたトンテキの中でも,1,2を争う美味さだった.
厨房におられる初老のシェフに,ココロの中で敬意を表した.
これは久々のリピート確定店である.

iPhone15 Pro

相変わらず風は強いがこれもまたトレーニング.
山越えルートである道道486号線で東川に抜けることにした.

iPhone15 Pro

この道,夏はうっそうとした林となるが,今は両サイドに雪が残る.
緩めの坂がダラダラと続く.

iPhone15 Pro

ペーパン川沿いの豊田地区に出る.
舗装路は面白くないので,ここもあえて河川敷のグラベルへ.
もうじき舗装されるのか,整地中で走りにくい.
まぁグラベルはその方が楽しい.

iPhone15 Pro
iPhone15 Pro

風は強いが気温も高い.
サイコンの数値は一時,25℃を表示していた.

そのためだろう.今日は水の消費量が多い.
夏場であれば,その辺の公園の水を汲むところだが,まだ栓を開いていないところがほとんど.

iPhone15 Pro

仕方がない.
セイコマにピットインするか.
「ガラナ味の炭酸水」「牛乳モナカ」の定番セット.

さぁ帰りますか.

ところが,このセイコマから自宅まではダイレクトな向かい風.
クランクが激重.

さらに,歩道をふらふら走っていた高齢者チャリが,車道を走るKazchariの直前に進入してきたりと危険極まりない.

それでも無事生還.
泥ハネで汚れたTopstoneをサクっと洗車.
週末の楽しみである“サ活”へGO!

で,本日のまとめ.

前日にEMONDA,そして今日Topstoneに乗っていて思ったが,このTopstone,やはりブルベ向きかも.
それも今夏の最大イベント「納沙布1200」用としてである.

参加しない理由なし!~2025北海道1200km納沙布岬

順当に行けば信頼と実績のDOMANEがベストチョイスなのだが,Topstoneは前後サス&フロントシングルのシンプル機構(not電動).
そして起き気味のポジション.頸から肩へかけての負担があまりない.
TTバーやバッグ類の装着スペースも十分ある.

ただし,実走経験済みの「200」「300」ブルベではブロックタイヤの転がり抵抗に苦しめられた.

BRM812北海道300kmPW北見大集合★知床峠(その1)

2024BRM429日高門別200

つまり,このタイヤ問題さえクリアすれば,楽しく快適に長距離ブルベを楽しめる気がしてきた.
「無印 GRAVEL KING」のこいつを試す価値があるかもしれぬ.

そういや,AJHさんの「納沙布1200」の記念ジャージ,締め切りギリギリで買っちった.
半袖のS.
ブルー系のデザインがなかなか良い.
今しか買えないお祭り商品(の罠)

ジャパングランドネ2025 北海道1200km納沙布岬 記念ジャージ

iPhone15 Pro

BROMPTONなYamaichi詣と100kmライド

2025/4/5 sat

ブル練日和

iPhone15 Pro

曇り.温度:5 ℃,湿度:62%,体感温度:4 ℃,風速:9.0 km/時,風向:WSW

本日はサイクリストの「ルイーダ酒場」こと,「café Yamaichi」の開店日である.

cafe Yamaichi

さらには,高額なBROMPTON「T-Line」(チタンフレーム)をバキバキに(主にハンドル周り)チューンしたO西さんも,SNSで訪問を匂わせている.これは,こちらもBROMPTON「Paris Edition」で迎撃せねば失礼にあたるだろう.

相変わらず春になり切れない天気と気温.
ただし,先週と比べるとセーター一枚分減らすことができた.
バラクラバも不要.いつものキャップとネックゲーターで対処する.

BROMPTONの装備はRECマウントの「Ride on Bag」
さすがの容量で使い勝手ベネ.
ウインドブレーカー,セーター,インナーグローブ,電動ポンプがすっぽりと入る.

REC MOUNT PLUSの『Ride On Bag』を購入~少し複雑な気分

前回のライドで感じたが,フレームアタッチメントに付けるタイプのデカバッグは,幅広な分,空気抵抗がエグイ.
完全なゆるポタや旅行の際は便利だが,そこそこ走りたい時は遠慮したい.

タイヤの空気圧を4BARにして10時頃出発.
ノーマルチューブは米式バルブだが,次回チューブ交換の際には仏式に変えたいところ.

まずは美瑛方面を目指す.

iPhone15 Pro

路肩のジャリもだいぶ減ってきたが,パンクリスク回避のため走行可能な場所は歩道を走る.
そう,あくまで”ゆるポタペース”で.
ゼーゼーハァハァな汗だくライドはBROMPTONに似合わないぜっと(と,踏みたくなるところをグッと抑える).

iPhone15 Pro

ただ,今日の目的の1つは距離を稼ぐこと.
100kmは走りたい.

というのも,そろそろブルベ・シーズンがスタートする.
うち何本かはBROMPTONで出たい.

ブルベにあたって一番気になるのは,そのどっかり座った垂直ポジション.
どう見てもケツ負担増
ロードのような前傾姿勢だとつま先⇒ペダルに荷重できるので,ケツはあまり痛くならない ⇒ ガチ走りする方がラクな理由.

ファットでのブルべ参戦はキツかったなぁ.
TTバーがなければ詰んでた.

ファットなBRM911旭川200km(その1)

ピンディングじゃないので,引き足が使えない=ペダリング効率が低下...って,だからそこまで考えるとBROMPTONに乗る意味がないって.

iPhone15 Pro

てなことを考えながら,五稜周りで上富良野を目指す.
基本登りルートだが,12速だと問題ない.

iPhone15 Pro
iPhone15
iPhone15 Pro

今回気付いたのが右(内装)は基本的に2速で,左(外装)での調節が快適な走行であること.

しかあし,どうにも「内装2,外装3」の組み合わせの調子が悪い.
ギアが上手くかみ合わない(時がある).
もちろんワイヤー引きなので自分で調整できる,すべきなのだろうけど,新車ゆえの伸び代もあるし,落ち着くまでもう少し待ちますか.
こういう時,通販購入は困る(翌日ライドの伏線か)

雲のスキマから太陽がたまに除く.
チャンスである.
BROMPTONを止めて撮影タイム.

iPhone15 Pro
iPhone15 Pro

やっぱり,いい所に住んでるなぁ...とつくづく実感.
最高・最強のサイクリング環境である.

iPhone15 Pro
iPhone15 Pro
iPhone15 Pro
iPhone15 Pro

なんだかんだで12時前に「Yamaichi」さん着.
店の前には既にロードバイクが4台ほど.
つーか,チャリダーしか客がいねぇ.さすがだ.

シンゴさんにご挨拶.
お客の二人(Aさん,Tさん)は顔なじみ.
「もうじきO西さんも来るよ」とのこと.ビンゴでした.

今季初の来訪ということで,ベーシックに「魯肉飯」を注文.
ベジタリアンやカレーなど,メニューが拡張されていた.

いただき画像

「T-Line」の値段をバラすなど,本人不在で盛り上がっていたところ,O西さん登場.
店内に入る前に,すかさずKazchari号をチェック.
さすがである.
つーか,BROMPTON乗りなら誰だってそーする.Kazchariだってそーする.

さて,食事もそこそこに,早速「T-Line」をみんなでジロジロと品評会.
泣く子も黙るチタン製である.「P」に比べるとフレームもフォークを太くていかつい.
細部の作りもやや異なっている.

さて,O西号にはさらに特徴が.
そう,超長距離ブルベ対応のコックピット周りがエグイ.

iPhone15 Pro

もう,何がなんだか...
TTバーのアダプターは3Dプリンターで自作したとのこと.尊敬.
トイやプラモ界隈もそうだが,素人の作成技術の進歩がすさまじいな.

iPhone15 Pro

試乗もさせてもらう.

カタログ上,「P」と「T」の重量差は約3kg.
チャリでこの重量差はかなりのものだが,O西号はこのコックピットと,外付けバッグのおかけか,乗った感じあまり変わらん.
坂に行けばわかるのだろうか.
本当の(ノーマルの)「T」って,どのくらい軽い?

それにしても,シートの上げ下げだけで,全く体格の異なる人間が,サッと乗れてしまうのがBROMPTONのスゴイところ.
これ一台あると家族全員が乗れる.

装備の話やら小ワザ集,今後のブルベ参戦の話をしつつ1時間ほど滞在.
(普通の)お客さんも増えてきたので出発しますか.
ロードのお二人とO西さんとは別ルートで美瑛の中を通りつつ,ノルマである残り70kmをポタリングすることに.

iPhone15 Pro

いつものコースへ.
冬期閉鎖道路の開通状況を確認しつつ“ゆるポタ”

完全に雪が融けきる前に,MTBで泥グラベル遊びもいいかもしれない.

白金に向かう一本道を町方面へ.
そして,“あの農道”が走れるかどうか確認.

iPhone15 Pro
iPhone15 Pro

だらだらと続くヒルクラを終えて...見事,開通していた.早い!

iPhone15 Pro
iPhone15 Pro
iPhone15 Pro
iPhone15 Pro

この道,「BRM517美瑛の丘300」でもルートに組み込まれている.
ただ,町からの登りルートとなっているのでキツイなぁ.
直登なので正直,ダウンヒルの方が楽しい.

さて,Yamaichiで食べた昼食は完全に消化してしまったようだ.
腹が減った.
美瑛のセイコマで小休止する.

iPhone15 Pro

甘い物が超美味い.
寒くなって来たのでウインドブレーカーを着用.

裏道こと朗根内経由で東川を目指す.

iPhone15 Pro
iPhone15 Pro

途中,校庭の鯉のぼりが有名な小学校脇を通る.

iPhone15 Pro

季節やな.

サイクリングロードはまだ雪が残るようなので,道道を使って東川へ.
ここはいつも,たいてい追い風.
Ave30km/h付近で爆走.すごいぜ,BROMPTON!

東神楽からは忠別川サイクリングロードを通って無事帰宅.
最後の最後に雪壁が立ちふさがるのも,この時期ならではの風物詩だ.

iPhone15 Pro

つーことで,きっちり100kmライドでした.
パンクしなくて良かった.

ロード初心者の最初の壁は「100km」と言われる.
そこそこ乗りなれると,ゆるポタの代表格みたいなBROMPTONでも,割と楽に走れますな.
ポジションゆえ,いつもより少々腰に来るものの,ケツの痛みはほとんどなし.
実はこのC17サドルって,(高いだけに)すごい逸品なのでは?

BROOKS CAMBIUM C17

新型Topstoneの発表~高いが高い

2025/4/4 Fri

どうなるグラベルロード

iPhone15 pro 2024年10月20日撮影

cannondaleからTopstoneシリーズ2025年モデルの発表があった.

Topstone carbon

やはり自分が所有するチャリの新型は気になる.
旧モデルとの細かな変更点は以下の動画に詳しい.

ちなみに動画に出演されているSさんとは,昨年の「NISEKO GRAVEL」で少しだけご一緒した.

NISEKO GRAVEL AUTUMN RIDE 2024 EX-LONG参戦!(前編)

さて,新しいTopstone,何に驚くって,まず,その価格である.
通常フロントフォークの「Topstone Carbon3 GRX」でさえ57万円

そして,シリーズ最大のウリであるLeftyモデルがハイエンド一択「Topstone Carbon1 Lefty AXS」だけになってしまった.
その価格,なんと1,135,000円!

Kazchariの「Carbon2 Lefty」(2022)は55万.
これでも高いっちゃあ高いけど,新型の値段はシャレにならん.
輸入品恐るべし.
マジで欲しい時に買わないとますます買えなくなる.

もう一つの残念ポイントと言えば,cannondaleロゴが“普通”になってしまったこと.
「ダウンチューブにデカデカとデカール表示」がほとんどの中,うちのTopstoneはトップチューブに控えめサイズの立体ロゴ.実におシャである.

一方,細かなジオメトリの変更やケーブルの取り回しはさておき,Leftyのサスストロークが10mm伸びたのは素直にうらやましい.
もちろん,それだけでは買い替える理由にはならん(当たり前).

思えば,2024年はオフロード走行率が高かった.
挙句の果てには,これまで手を出してこなかったMTBまで購入.

『Specialized EPIC EXPERT』なほぼグラ・シェイクダウンライド

Specializedには「S-WORKS」という泣く子も黙る最上級モデルがあるが,それに次ぐグレード.
フルカーボン+フルサス+電動コンポで,ゆっくり走ることは許されない仕様(思い込み).
グラベル爆速(ダウンヒル除く)
さらにはハンドルもカーボンに換装し,その軽さゆえに舗装路も意外に速かったりする.もはやオールラウンダー.

そう,こいつのおかげで,我がTopstoneの立ち位置が微妙になってしまった.
“いらない子”というわけではないが,使い道がなぁ.

2年連続参加している「NISEKO GRAVEL」にはなぜかグラベルロードで出ないとイカン,みたいな雰囲気もあるけど,今年は所用で不参加の予定.

そこで考えた.
所有車のうち,主にブルベで使用しているのが2019年モデルの「TREK DOMANE SLR7」
カテゴリはエンデュランスロードである.
長めのホイールベースに前後isoスピードと快適性に振っている.

それでいて現行モデルより軽量なのでヒルクライムもイケる万能マシンである.
こいつで数々のブルベやヒルクラ大会に参加してきた.

Audax Japan RM812 Okhotsk 1300km Hokkaido(その0)

2023旭ヶ丘ヒルクライムアタックと愛山渓二次会ライド

さらにZWIFTマシンも兼ねているため,走行距離は68,400kmを越えている.
既に購入6年.
現状,どこかに不具合があるわけではないが,フレーム寿命という言葉が頭をよぎる.

そこで考えた.

Topstoneにスリックタイヤをはかせて,ブルベマシン化するのはどうだろうか?
実際に200,300ブルベは経験済み.

BRM812北海道300kmPW北見大集合★知床峠(その0)

2024BRM429日高門別200

まずポジションがいい.
前後サスもちゃんと仕事している.

問題は...ガチガチのオフロードタイヤ.
ブロックなので転がり抵抗が半端ない.
実際の「×1.5倍」の距離を走っている気分.

タイヤを換装すれば良かったでは?という意見もあったが面倒だった.
で,やっかいなことにフロントLeftyなので,予備ホイールも(簡単に)用意できないのだ.

そやね,何事もやってみなければ始まらない.
タイヤ交換,試してみる?

やはり信頼と実績のPanaracer「GRAVEL KING」から選びたい.
”グラキン”は種類が豊富だが,ブルベに使うならスリックのこいつか?

パナレーサー(Panaracer) グラベルキング 各サイズ 通常/耐パンク/軽量モデル

耐パンク強化の40cあたりかなぁ...

この計画は,当然その先を見据えている.
そう,「納沙布1200」である.

参加しない理由なし!~2025北海道1200km納沙布岬

現状は信頼と実績のDOMANEをチョイスする予定だが,スリックタイヤを履かせたTopstoneなら悪くないかも.

ポジションや振動吸収性が優れているのはもちろんのこと,コンポは電動じゃないので充電の心配要素を1つ減らせる.
サドルを「セラアナトミカ」,TTバーを装着.
重量はあるけど,ドロップバッグ・サービスがあるので,携行荷物もそんなに要らんしな.

うむ.これは考える余地ありそう.

ファットな油断してたらガチ吹雪にヤラれたライド

2025/3/30 Sun

零下5℃の闘い

iPhone15 Pro

曇り.温度:3 ℃,湿度:43%,体感温度:-5 ℃,風速:21.1 km/時,風向:SSE

昨夜は21時という超早い時間にベッドに入ったものの,夜中に2度ほど覚醒してしまった.
トイレのせいである.年だねぇ.
その度,眠りにつきなおす.

いつもの起床時間=6時になった.
早めに起きれたら,クルマで南方遠征ライド計画...は見事に崩壊.

そして外を見ると,曇天かつ強風.
昨日と変わらぬバッド・コンディション.
天気に文句を言っても仕方がないが,モチベが全然あがらない.

うだうだと朝食.
そして『ゴジュウジャー』を視聴したり,部屋の掃除をしているうちに10時を越えた.

『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』~帰ってきた邪道

さて,その『ゴジュウジャー』
面白いことは面白いのだが,まだ話の軸が見えてこない.
意味のありそで,なさそなカオスが継続中.
とりあえず「家族」がテーマなのか?
説明不足のまま話が展開している.
しかも『ドンブラ』ほど謎に訴求性がない.

YouTubeで配信中の『ギンガマン』と比較して思うのだが,最近の戦隊はメイン層であるキッズが活躍する回が少ない.
クセの強い大人同士がワチャワチャしているだけで,教育番組としての体をなしていないような...誰が対象なのだろうか?

とまぁ,そんなことを考えている間も,外の天気は晴れたり曇ったりと全く安定しない.
風が強い.電線が豪快に揺れている.

このまま家ですごす?
そんなのは嫌だ.
半分意地で出かけることにする.
きっと,出かければいいことあるはず.

となると,今日もファットの出番.
良いように考えればこいつでライドするのも,今だけかもしれん.

今日も特に目的地を決めていない.
昨日とは逆方向で,かつ知らない道をたどりつつ進もう.

まずは住宅街をライド.
風の影響が少なくて良し.
なんとなく「三浦綾子文学館」方面へ.

iPhone15 Pro

かなり以前に入館した記憶がある.
代表作『氷点』は読んだものの,特にファンと言うわけではない.
昔からクリスチャン系の文学は好みに合わない.

逆に西洋人でありながら『シッダールダ』をはじめとして,東洋思想に傾倒していたヘルマン・ヘッセは出会えてよかった作家の一人だ.ココロの大恩人である.

記念館の敷地を抜けると堤防のサイクリングロードにつながる(チャリは降りて押しましょう).さすがに雪のためにまだ通れそうにない.

iPhone15 Pro

一旦引き返して別のルートを散策.

住宅街なのに空き家が目立つ.
もはや廃墟化している家も散見.
少子化,人口減少,少産多死...いろいろ言い方はあれど,明らかに日本の縮小を感じる.
Kazchariの自宅周辺も若い人が減って,高齢者の住民ばかりになった.
もうじき「オマエモナー」の声が聞こえてきそうだが.

iPhone15 Pro

さて,堤防の道に上る場所をようやく発見.
半分は雪に覆われているが,走れないことはない.
まるで昨日のデジャブだが,天気は昨日の方が良かった.

iPhone15 Pro
iPhone15 Pro
iPhone15 Pro
iPhone15 Pro

しばらく走って国道12号(新道)を横断.
幌加内方面へ向かってみる.
味わい深いJR伊納駅(2021年廃駅)をとりあえずのゴールにしますか.

雪でぶつ切れのサイクリングロードを進む.
人の姿はない.
停車しているジムニーが見える.釣り人か.

iPhone15 Pro

それしても曇天中の曇天.
海外高級ウェア「Rapha」の広告にありそうな英国のカントリーサイドを走っている感.

iPhone15 Pro

結局,雪に覆われてしまったのか,伊納駅は発見できず,サイクリングロードの通行止めゲートでストップ.

iPhone15 Pro

旭川市,ここから神居古潭への道はもう開通させる気はないようだ.

旭川サイクリングロード通行止め概要

あー,昔,走っとけばよかった.
そう,鉄道同様,道は生物.
いつか突然走れなくなる日が来る.
少し旧道マニアな気分.

さて,ここでUターン,と言いつつ登ってみる.

iPhone15 Pro

あーなんか昔走ったな.
結構な高台まで続く道だったはず.
もう少し雪解けが進めばこの先のグラベルも開通するだろう.

iPhone15 Pro

閉鎖中(?)の青少年の家を通過.
物々しい雰囲気漂うトンネル.

iPhone15 Pro

中央部が,がっつり凍結中.
突っ込んだら落車間違いなし.

後は国道12号に出て,雨紛方面へのルートを取る.

この頃からだ.

明らかに雪が激しくなってきた.
サングラスに雪がはりついて視界不良.
ファットやウェアに着いた雪も全然融けない.
さらには向かい風.

iPhone15 Pro

幸い,気温の低下はそれほどでもない(体感気温はマイナスだが)
昨日も書いたが「おたふくインナー」がいい仕事をする.

とは言え,長袖グローブの指先が冷たく,感覚がなくなってきた.
インナーグローブを装着.

こいつも素晴らしい商品だ.

すっと向かい風の中の走行は辛い.
ここはシングル・エシュロンで,ジグザグにルートを取りながら自宅に近づくことにする.
少しだけ神楽岡公園に寄ってみる.

iPhone15 Pro

ようやく帰宅.

シャワー後はインスタントラーメン.
冷蔵庫にあったウインナーを炒め,目玉焼きをのせる.
水菜もあったのできざむ.
これで少しは栄養になる?

外を見ると真っ白.
正に吹雪.

こんな時には...“サ活”でしょう!
今日はローテーションで「花神楽」
残念なことに「4月から50円値上げで¥750」のお知らせ.
ますます生活サバイバル感が増してきた日本である.

先日読了した『天路の旅人』の余韻が覚め止まぬ中,夕食はインド・ネパール系のメシが食いたくなった.

旭川に点在するネパールカリー店の1つに行く.
チキンカリーとナンのセットを頼んだが,この最安の組み合わせでも今や¥1,400である.
いやホンマ,外食が贅沢品になってきたなぁ.

それでも半年に1回ぐらいの割合でカリーが食べたくなる.
あるあるな話だが,インド現地のカリーはクセが強すぎて,あまりおいしいと思うことがなかった.
それに...よく腹を壊した.
日本人の貧弱な胃には色々と刺激が強すぎたかもしれん.

面白いことに日本滞在経験がある現地人から「ニホンノカレーノホウガオイシイネ」という声をよく聞いた.

さて,食べ終わったので退去しようとしたが,「マダ,デザートノアイスガリマス」と引き留められる.お口直しにちょうど良い.

つーことで,一気に真冬に逆戻りライドも無事終了.
これはあれかな,骨折のせいで冬に全然乗れなかったKazchariへの天からのサービスかな.
そういうことにしましょう.

iPhone15 Pro

ファットなまだまだ雪遊びライド

2025/3/29 Sat

ハズレ週末

iPhone15 Pro

曇り.温度:3 ℃,湿度:47%,体感温度:-5 ℃,風速:22.3 km/時,風向:W

本日,いよいよ娘が旅立つ.

思えば,幼少期より遊んでいた娘の友達も,高校を卒業すると,みな旭川を離れて札幌や首都圏,関西圏に進学していく.
田舎,もしくは地方都市に住む最大のデメリットは教育環境が貧弱であること.
選択肢があまりに少ない.

初めての経験ゆえ,たびたび「不安」を口にしているが,一人暮らしほど人を成長させるものはない.
自炊が苦手な我が娘.
ともあれ,ちゃんとしたモノ食えよ.

そんなわけで娘を見送った後,今度は息子を冬期講習中の塾まで届ける.
うちの息子,算数や理科は割と得意だが,なぜだか漢字が壊滅的.
まぁ,あんな複雑怪奇かつ,しかも読み方無限大の文字を覚える方がどうかしているかもしれん.

帰宅後はライドの準備.

雪が融け,やや暖かくなってきたので,通常であればロード練の開始時期.
既にBROMPTONは試乗済みだが,本格的なライドはEMONDAから.

BROMPTONライフ始まる~こいつ,走るぞ!

NEWアイテム「DRIVE HELIX 57D」を装着.
おお,これはむっちゃかっこええ.ウネウネがたまらん.
もちろんDi2パワーメーターのバッテリーも充電.
いつでも走れるぜ!

iPhone15 Pro

実はこの後,ヨメさんと息子は外泊で留守となる予定.
つまり,週末はKazchari一人となるため,苫小牧や室蘭あたりのビジホに泊まって,翌日曜日に周辺ライドを楽しもうと画策していたが...北海道全域,天気予報はどこも最悪.
風が強い上に気温も低い.あまつさえ雪マークである.
これではガソリン代,宿代をかけて遠征する意味がない.

「旅立つなら晴れた日に胸を張って」と,布施明も言っている.

と,素直に計画変更.
こういう時にはコケても安心,質実剛健のファットだねぇ.

iPhone15 Pro

特に目的地は決めずぶらぶらと.
まずは馴染の川沿いサイクリングロードをゆるポタ.

iPhone15 Pro

やはり雪が残る.
日当たりの差なのか,川の両岸で雪の量が異なる.
既に乾燥路でスムーズに走れる時もあれば,まだザクザク,もしくは路肩の土部分ならなんとか,などバリエーション豊か.これは楽しい.

...と,言いたいところだが,何しろ風が強い.
サイドスタンド付きのファットがあおられて,スタンド側に倒れるほど.

にしても今季から導入のおたふくのインナーが超快適.

これまで「FineTrack」「ミレーのあみあみ」など吸汗速乾をうたうインナーを利用してきたが,そのどれよりも素晴らしい.
マジで汗かかない,かつ温かい.
少しハイネック気味なのも冬ライドに最適.
来季の活躍にも期待.

iPhone15 Pro

さて,風は強いものの追い風基調.
もちろん,これは甘い罠である.
行きが追い風ということは...帰りは(向かい風)地獄が待っている.

iPhone15 Pro
iPhone15 Pro
iPhone15 Pro

東川の通称「クラフト街道」へ.
移住者の方々のおしゃれな家(or 別荘)やカフェが並ぶ.
その横を鼻水たらしながら,ピチピチウェアで走るおっさん.
これがいいんです.

iPhone15 Pro

そろそろ帰る時間.
進行方向を逆向きに.

想像はしていたが...マジで向かい風.
スピードメータの速度が下がる.時速10kmを切る
あーこれはあの時と同じだな.

ファットな1日遅れの年越し宗谷ライド(その1)

マインドをトレーニングモードに切り替える.
このクソ重いひと漕ぎひと漕ぎが,己の大腿四頭筋を肥大させ,心拍機能を高めるのだ.

大切なのは『真実に向かおうとする意志』である.

やがて迎えるその日をできるだけ先延ばしにする.
このゲームを楽しむべし.

ゾンビ走法を極めた頃,キトウシの森,入口に到達.

iPhone15 Pro

走行ルート的に向かい風が,右斜め前方からの風に変わった.
労力は対して変わらん.

帰りは行きと対岸のサイクリングロードにトライ.
こちらも乾燥と残雪が交互に現れる.

iPhone15 Pro

土の部分,つまりギリギリを攻めるが,これ転倒したら鎖骨,まだヤバいよな...と冷静に.
はい,無理しない無理しない.
公道にチェッカーフラッグは存在しないのだ.

サイクリングロードのラストは正に雪原.さすがファットだ,なんともないぜ!

iPhone15 Pro

腹が減ったが外食は高くつく.
コンビニは寒い(イートイン,復活せんかなぁ)
リュックに補給食はあれど,家まで我慢する.

帰宅後,速攻でポテチの袋を開け,プロテインを流し込む.
いいのか? この食べ方.
シャワーも暖かいぜ.

ウェアを洗濯機に放り込み,”サ活”へ.
厳しいライド後のサウナは最高の組み合わせである.
先ほど,旭川の教育環境は...と書いたが,人口が少ないので,週末でもサウナや映画館がガラ空きなのが本当にありがたい.
要は若者ではなくおっさん向けの町かもしれんなぁ.

夕食は“みんな大好き”「かつや」へ.
今月の限定メニューは「ホルモン焼うどんとチキンカツの盛り合わせ定食」という,関西人もびっくりの炭水化物セット.

うちの家族はなぜか「かつや」嫌いなので,Kazchariはいつも1人で来店.
食べ終わる頃に気付いたのだが,何か物足りない.
そう,壺に入った「かつや特製たくあん」を取り忘れていた.
たまたま座ったカウンター席に置いていなかったので気付くのに遅れた.

この「たくあん」,Kazchariの大好物なのだ.
わずかに残ったごはんとともに,横の席からぶんどった「たくあん」を多めに取り,フィニッシュ.
それにしても,物価高の中,コスパ最高の「かつや」の存在は実にありがたい.

そういやアプリの宣伝をやたらしていたのでのインストール.
アプリ経由でお持ち帰りの予約などができるようだが,それより¥100引きクーポンが実装!
これって,紙のクーポンの期限切れリスクがなくなったということ? 素晴らしい.

誰もいない家に戻る.
急激に眠気が襲ってきたため,なんと,21時にベッドに入る.
疲れているなぁ.

明日,もし,めっちゃ朝早くに起きれて,道路に雪がなくて,天気予報も晴れだったら,遠出して新生EMONDAの走りを楽しむんだ...ムニャムニャ

ファットな今シーズンラストのスノーライド

2025/3/23 Sun

トラウマなんて存在しないっ

OLYMPUS TG-5

曇り.温度:1 ℃,湿度:74%,体感温度:-5 ℃,風速:16.7 km/時,風向:NW

昨日に引き続き,今朝も降雪からスタート.
とは言え,出かけないともったいない.
カラダがなまってしまふ.

ロードバイクに乗って楽しい天気ではない(昨日エライ目にあった)

BROMPTONな寒冷&爆風ライド

こんな時には...そうだ.うちにはファットバイクがあるではないか!
落車事故以来,久々のファット出撃である.

ファットな楽しい美瑛スノーライドのはずが...

なぜか封印されていた感.
事故のトラウマがよみがえるから?
午前中にパーッと行って,パーッと戻ってくるか.寒いし.

ここのところ,BROMPTONばかりに乗っていたのでポジションが新鮮.
シートが高く,目線も高い.
それにフロント偏重.
極太ブロックタイヤの転がり抵抗すら懐かしい.

OLYMPUS TG-5

車道はともかく,歩道にはまだ雪が残る.
そんな歩道をあえて選択.そうそうこの感じ.
既にノーマルタイヤに換装済み.凍結路面にはご用心.

OLYMPUS TG-5

路面を選ばず,ボヨンボヨンと突き進むファットは楽しい.
購入後の冬ライドも実に5シーズン目.
DOMANE同様,カラダに馴染みまくったポジションやシフトフィーリングが心地よい.

OLYMPUS TG-5

本日の目的地は近場.
このブログにもたびたび登場する雨粉から共栄にかけての山岳地帯である.

激坂だらけで,夏はヒルクライム練にちょうど良い.
冬は冬で,山中にもかかわらず個人宅や作業場,厩舎が点在するためか除雪が入っており,スノーライドが存分に楽しめる夢のようなエリアなのだ.

OLYMPUS TG-5

途中,MTBのブロックタイヤ痕を発見.
乾燥した車道ではなく,路肩ギリギリの雪上をあえて選んで走っているようだ.
通だね.知り合いかな?

ヒルクライム中,前方にMTBikerを確認.この人のか?
ケイデンスを上げて追いかける(なぜ?)

ここの山頂から分岐して「例の道」が始まるのだが,そのMTBikerさん,そこを通り過ぎて姿が見えなくなった.
残念.追いついてたらお誘いしてたのにな.

OLYMPUS TG-5

で,ここからがお楽しみ.
夏も冬も楽しい,半グラベルな山岳エリアである.
しかも,こちらからの進入だと基本下り.
これまでの登りの苦労が報われるコースである.

OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5

とっかかりから見事な雪道.
すっかり融けてしまった幹線道路とは季節が明らかに異なる.
しかも,適度な気温のせいか凍結カチカチでもなく,一方でザクザクでもないという,実にファット向きな路面.

OLYMPUS TG-5

そんな好条件のダウンヒルを「ヒャッハー!」と快走したいところだが...

その瞬間,Kazchariは思い出した.

骨が折れた瞬間の音と痛みを...鎖骨バンドを装着させられていた屈辱を...

あんな経験は二度としたくない.

つーことで,まずはシートをドロップ.
脚がいつでも着く状態にして,かつブレーキをこまめにかけながら,超スローでソロリソロリと下る.

はたから見れば完全にド素人(実際素人だが).
いや,こんな時は臆病なくらいがちょうどいいってね(いつもココロにカイ・シデン)

新雪部分を選び,スリップに気を付ける.
雪の下はグラベル,もしくはアスファルトが波打っていることは知っている.

OLYMPUS TG-5

とまぁ,トラウマたっぷりに10%近いダウンヒルをクリア.
先ほどのMTBikerさん,誘わなくて正解だったかな.
遅すぎて迷惑をかけていたかもしれん.

神の祝福か,この頃には晴れ間も出てきて,雪の白と空の青のコントラストが美しく輝きはじめた.♪アレルヤ~

OLYMPUS TG-5

もちろん,時折停車して写真撮影もかかさない.
指先が凍傷になりかけた昨日の反省を踏まえて,グローブのままシャッターが押せるOLYMPUS「TG-5」を持参.
そう言えば今日のウェアも真冬仕様だった.

OLYMPUS TG-5

林間に入る.
前方に厩舎(?)が見えてきた.
ここの存在のおかげで除雪がされている.ありがたし.

OLYMPUS TG-5

同時に路面のザクザク度がアップ.
泥ハネでファットどころか,カラダ全身が濡れる.
真冬防寒防水ウェアで大正解.

OLYMPUS TG-5

にしても四季を通じていい道である.
逆方向からだと,ずっと登りになるので地獄だが.

OLYMPUS TG-5

最後に少しだけ坂を登って,元の幹線道路に復帰.
いやぁ楽しかった.
外ライドは至高.
オゾンをたっぷり浴びた.
やはりチャリは最高の趣味だ.

OLYMPUS TG-5

少し進んで,もう一度坂を登る.
今度は景色の良い稜線ライド.

OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5

のんびり漕いで最終的に観音台(墓地)へ.

OLYMPUS TG-5

後は下って家に帰るだけ.
ヒルクラ練の定番コースだが,今日のような雪解け直後だと路肩がジャリ&ゴミだらけ.そんな道でもファットの安心感よ.

OLYMPUS TG-5

冬シーズン最期に大満足のスノーライド,でした.

【おまけ】

iPhone15 Pro

ずっと探していたOLIGHT製リアライトのフタを偶然リュックの奥底に発見.いつ,こんな所に入れたかの記憶が全くない.
どうもこのパーツは取れやすい=無くしやすいようで,公式ではこのフタだけ別売りしている.

「(本体は)まだまだ使えるのにもったない」と悔やんでいたところに,この発見.
“日常の小さな幸せ”とは,こういうことを言うのだな.しみじみ.

※ 最新版はUSB-Cに変わった

OLIGHT SEEMEE30 C

親子で楽しめるか~息子のMTBデビュー!?

2024/2/2 Sun

Like father, like son?

iPhone15 Pro

まずは土曜日の話.

朝から,とある作業の続きをしようと,いつも使っているUSBメモリをカバンから取り出そうとした.

USBメモリが無い.

血の気がひいた.
詳細は避けるが,見られると不味いデータが入っている.
まさかどこかで落とした?
1時間ほど部屋および最後の視認時からの自らの動線を探し回る.

そして記憶をたどる.
...そう言えば昨日クルマに乗った時,「カチャ」という音を聞いたような...あわててライトを持って,ハスラーの車内を確認.

おおッ,あったァー!
シートとドアの間に挟まっていたァー!

知らぬ間にカバンから落ちたのだろう.
車外に落とさなくてマジ助かったぜっと.

このデジタル社会において個人情報流出はヤバ過ぎる.
細心の注意を持って扱わねば.
つーか,そんなデータ持ち歩くなって.

そして昼過ぎ.

昼食を終えた息子を,有無を言わさず外に連れ出す.
車内にて「今から誕生日プレゼント,買いに行くで!」と告げる.

期待に胸を膨らませる息子.
到着したのは,いつもの自転車屋「クランカー」さんだ.

で,以前から目をつけていたGIANTのハードテイルMTB「TALON2」の前に息子を連れて行く.

GIANT TALON2

Kazchari:「これでいいやろ? いや,これにしろ.答えは聞いてない」(←毒親)

息子:「ええっ?」(困惑と笑いが入り混じった表情)

Kazchari:「で,春になったら”山”行くで! そしてグラベルのダウンヒルや!」

息子:「それはイヤ」

つーことで購入.
27.5インチの油圧ブレーキ.
本体約8万円.
価格高騰の折,ちゃんとした入門用MTBとしてはまずまずのコスパ.

iPhone15 Pro でかい

息子の身長は現在140cmほど.
バイクのサイズはXSで,~165cmまで対応.

えっ,それ以上伸びたらどうするの?

たぶん大丈夫だ.なにせKazchariの息子だ.
遺伝は恐ろしいのだ(シクシクシク36).

そして,全く偶然なのだが,

2020年2月2日撮影

ちょうど5年前の同日,同じくクランカーさんで息子の旧チャリ(TREK)を購入している.
こうして見ると.ちゃんと成長しているのがわかるねぇ.

てっきりペダル別売りかと思いきや,プラ製の物が付属.
自宅の物置に転がっていたピン付きアルミペダルを持参したが,店長さんから「それは慣れないと危ない」とのご指摘.そらそうか.

つーことでお支払い他,各種手続きを済ませて,明日(日曜)に引き取りに来ることにした.

さて,晴れて息子とグラベルを激走する日は訪れるのだろうか?
早く,その”若さ”でブチ抜いて欲しいね.それが親の喜び.

息子と一緒に昆虫採集ライド

明けて日曜日.

本日は朝からSUZUKIのディーラーにて,ハスラーの「安心メンテナンスパック」
事前のDMにて,決算期前の商談会も開催されていることを知る.
ほほぉ,見積もりしただけで「マネケンのワッフル」がもらえるとな.

で,現着.

Kazchari家担当(?)のTさんに,ハスラーのキーを渡した後『スペーシア・ギア』の見積もりをお願いすることに.

新型スペーシア・ギア

やはり,チャリダーは軽ハイトワゴンでしょう.
タイヤを外さなくても,横にしなくても載せられる.
つめれば3台積載可(?).
ついでに車中泊も楽そう.

つまり,息子を山へ連れ出しやすくなるのだ.

まずはグレードから.
北海道では4駆必須.ターボは別に要らん.燃費が大事.
つまり「HYBRID XZ」.

カラーは...
そう,『新型ギア』最大のネックがこれ.
どれもこれもくすんだ色(いわゆるアースカラー)で,パッと目を引くカラーがない,なくなった.
まぁ,あくまで見積もりなので割高のホワイトを避け,適当にブルメタにした.

Tさんに「何かオプション付けますか」と聞かれたので,「ウインドバイザーは不要!」と伝える.
なぜか,あれって頼まなくても見積もりについてくる.

しばし待つと「お見積り書」が出てきた.
気になるお支払額は...驚きの¥250万!
確か10年前にハスラー買った時は,これより¥100万ほど安かったような...

で,もちろん詳細をチェック.

スズキコネクト対応なんちゃらの豪華ナビは要らん!スマホで十分!(マイナス¥20万)
スノーブレードが前後3本で¥15,000だぁ? Amazonで十分!(マイナス¥1.5万)
フロアマットが¥17,600? ありえん(マイナス¥1.8万)

逆に冬用ホイール・タイヤが入ってない.これがだいたい¥10万?(プラス¥10万)
そして今の2014年式ハスラーの下取りは...えっ,そんなもんですか(マイナス¥20万)

以上で再計算すると...¥217万!
うむ.だいぶ下がった.

「クルマ買うなら3月の決算期」が世界の常識.
この時に現金一括払いで¥200万ぐらいになれば...(ならん)

いずれにせよ,この『スペーシア・ギア』,今のカラーラインナップ&デザイン(フロント周り)だとイマイチ触手が伸びない(旧型の方が好み).
秋ぐらいにオトクな仕様の限定車でないかなぁ...

そうそう,Kazchariの周りのお客さん,例の『ノマド』の商談だらけ.
既に納車3~5年待ちとか.
みんなお金持ってんなぁ.

iPhone15 Pro

Randonneurs Sapporoさんの2025年開催ブルベの詳細発表!~そして今後の予定

2025/1/28 Tue

伝統と革新と

2024/4/29 日高門別200

北海道ブルベ団体の1つ,Randonneurs Sapporo(以下,ランドヌ札幌)さんの2025年開催ブルベの詳細がようやく発表された.

2025年開催BRM

昨年から名称だけは判明していたが,この度コース情報が解禁.
計9本で400と600が1本ずつ,200が多めという布陣.

で,毎年恒例のコースレビューである.
AJ-Hのブルベ,他のイベントとの兼ね合いから,参加を検討したい.

【BRM506薄野200】

今年1本目はGW最終日の開催.珍しい.
しかも,この「薄野200」はシーズン最終戦として行われることが多い.
名物のミニベロ軍団が集結するか? O西さんは絶対現れるでしょう.
コンビニスタートなので,できれば輪行参加したいところ.
やはり欲しいぞ,BROMPTON(余裕なしッ).

【BRM518桂沢200】

かつての「美唄200」に似た空知ブルベ.
桂沢湖周囲の風景は好きだ.
後半のグラベル(?)ゾーンが実に気になる.
Topstone向き?

【BRM614もっと当丸コースター300】

出る出る詐欺でなかなか参加できない「当丸コースター」
エントリー後に雨天DNSしたのはKazchariなので,言い訳が見苦しい.

その「当丸」が今年はパワーアップ.
なんと獲得標高5080m!(データ上)
ノーマルの「当丸」は4660mなので400m増し.
ヒルクライム練のつもりでEMONDAで出走するのもありか.

当丸峠そのものは(逆ルートだが)昨年秋に走破.

Topstoneな積丹&当丸ライド~アフターNISEKO GRAVEL

【BRM628小樽坂200】

その2週後にさらに山責め?
いや,坂バカへのご褒美なのか?
手元にHIGUMA CYCLEさんでもらった「小樽坂バカマップ」がある.

iPhone15 Pro
iPhone15 Pro

昨年「掲載されている坂を全部クリアしてやるぜ!」と意気込んでいたが,時間の都合上,トライできず.
そのリベンジがこういう形で果たされるとは...と言っても,別に小樽市内をぐるぐる回って完結するわけではないのねん.
獲得標高は現状不明.断面図待ち.

【BRM719伊達紋別300】

今年の目玉?
翌々日の200kmと合わせた泊りがけ500ブルベ.
いわゆる北見スタイル?

目新しい点は出発が土曜日の22時であること.
つまり前半はほぼ夜間(徹夜)走行.
これまで経験がない時間のスタートだ(午前3時発はある).

BRM722北海道400kmトカプチ朝駆(Centenary of BRM400)-その0

300kmなのでゆっくり走って15時間ほど.
つまり日曜日の昼過ぎには宿にチェックインできそう.
ひと眠りして夕方には起きて観光...と言っても辛そう.
にしても,名称だけの時は「紋別」は「門別」の間違いかと思った.

【BRM721伊達紋別200】

で,朝起きて札幌に帰る.
200kmで獲得標高2750mと,結構登る.特に後半の小樽手前.

【BRM802江差600】

昨年に続き今年も開催.
ルートは変更ないようだ.
つまり札幌発で江差まで行って戻るパターン.
函館民(Pikaさん他)涙目か.
やはり600なのでホテル問題がある.
さすがに江差には,インバウンドの魔の手(宿代高騰)は迫っていない?

【BRM920霧立400】

ランドヌ札幌伝統コース.
今年も無事開催の模様だが,毎年この9月の連休は用事が...って,ありゃ,今年はフリーだ(「NISEKO GRAVEL」が1週早い)
修行モードで霧立峠を越えてみる?(内陸→海はまだ気が楽)

【BRM1012恵庭200】

実は「伊達紋別」よりこちらが目玉?
GPSなしのキューシートブルベらしい.
方向音痴のKazchariは,絶対に迷う自信があるッ!

10月ともなると日が落ちるのも早い.
暗闇の中,ライトでキューシートを照らしながら右往左往している己の姿が目に浮かぶ...とか,書いていますが,開催日の週末はHIGUMA CYCLEさんのMTBツアーに参加予定である.

ファットなHIGUMA CYCLEのみなさんと摩周湖周辺グラベルライド

以上,ランドヌ札幌さんのブルベスケジュールでした.

番外編として北海道でのブルベ開催を予定している道外の団体もチェック.

RM430近畿1560km河内長野 旅烏の東日本紀行

昨年の「あまちゃん200」スタート時に,たまたま遭遇した中の人に聞いたのがこれか.エグイ距離だ.
上陸後は函館から札幌まで走ってゴール.
面白そうではあるが,GWと言えどもこの日数を休める人って...

2025 BRM920東京1000 ぐるぐるぐるっと富良野

富良野を起点としたいわゆるクローバー方式.
旅として考えると面白そう.
もし参加するとしたら...自宅に帰って寝る?

つーことで,ランドヌ札幌,AJ-北海道,その他とも正式スケジュールがほぼ出そろった.

2025年AJ-Hokkaidoブルベ開催情報発表!

そこで2025年のチャリイベント参加計画(仮)を立ててみる.

4/27: 幌鹿峠サイクリング
5/3 : さらべつ3時間耐久
5/18: BRM518桂沢200
5/24: BRM524美瑛の丘300
6/7 : Fleche
6/14: BRM614もっと当丸コースター300
6/24: HIGUMA CYCLE 旭川→宗谷岬
6/28: BRM628小樽坂200
7/5 : HIGUMA CYCLE シャコイチ
8/3 : ニセコHANAZONOヒルクライム
8/10-8/15: 納沙布岬1200km(決定)
8/24: カミヒル
9/20: BRM920霧立400
10/11-13: HIGUMA CYCLE MTBツアー

この他にDoRide主催のXCレースにも出たいねぇ.
エグイの買ってしまったし.

『Specialized EPIC EXPERT』なほぼグラ・シェイクダウンライド

他に「旭ヶ丘ヒルクライムアタック」(7月未定)「四国一周ライド」(11月頃)も入れたいところ.それに旭川自転車愛好会のグラベルライドもある.

ただし,仕事の日程的に今年の「NISEKO GRAVEL AUTUMN」はスキップ予定.残念.

NISEKO GRAVEL AUTUMN RIDE 2024 EX-LONG参戦!(前編)

あくまで希望だが,さすがに出たいイベント多すぎか.
家庭の許可が出るかどうか怪しい.

2025年も充実のチャリライフ.
My鎖骨,はよ治らんかい! そして,もう折れんなよ!

今年のライドまとめ~2024年(その2)

2024/12/31 Tue

I wish you all the best in the new year

前日に引き続き,2024年の月ごとのベストライドを選定.

その1はこちら ⇒ Day22:鎖骨骨折3週間と今年のライドまとめ(その1)

【7月】

DOMANEなHIGUMA CYCLEで襟裳岬まで行ってみたライド

知る人ぞ知る,Kさん主催の「HIGUMA CYCLE」の端っこバスツアー.
早朝に札幌もしくは旭川などの都市部を出発し,宗谷岬や襟裳岬,函館を目指す.距離はだいたい300kmか(13~14時間).
現地到着後はお風呂と食事.
その後はバスにチャリを積んで,出発地まで送り届けてくれる(もちろん距離に応じて参加費用発生).
で,深夜に解散.

基本的にグルメも休憩も最小限.ひたすら”走り”を楽しむストイックなツアーである.ゆえにそこそこの脚力が求められる.
今後は参加者の裾野をどうやって広げていくかが課題だそうな.

強度高めのトレーニング(トレイン含む)で,達成時の満足感が非常に高い.
来年も参加したい.

【8月】

第13回ニセコHANAZONOヒルクライム(その1)

地元開催の「旭ヶ丘」「カミヒル」をスキップし,かの有名な「HANAZONO」にエントリー.
表彰台には及ばなかったものの,まずまずの成績.
事前に「ENIWA RACING」のみなさんから,レースに関してアドバイスをいただいたのが助かった.
やはり何事も情報が大事.
来年リベンジを果たしたいところだが,その翌週に”あれ”がスタートするので,難しいかも.

【9月】

ファットな激闘!アタック函岳,HIGUMA CYCLEのみなさんとライド

「HIGUMA CYCLE」さんのグラベル三連戦ツアー.
その2日めと3日めに参加.メインイベントはこの「函岳アタック」だッ!
国内最長レベルのロングダート.しかもずっと登り,かつ路面も深砂利で走りごたえ十分!
Kazchariにとっては2度めの挑戦.
前回同様ファットをチョイス.
天候に恵まれて楽しいライドだった.

NISEKO GRAVEL AUTUMN RIDE 2024 EX-LONG参戦!(前編)

9月はもう一本.
昨年に引き続き2年連続の「NISEKO GRAVEL AUTUMN」
スタート地点もコースも変わって新鮮な気分.

Ex-Longコースは「125km/2300mUP」という相変わらずのエグさ.
ご褒美の登りゴールではなくなったのでマイルドっちゃあマイルド化.

日本最大のグラベルイベントだけあって,(エイドでの補給食の少なさを除き)今年も非常に楽しめたのだが,2025年は本業の都合上,参加困難っぽい.
またコース変えてくるのだろうか? なら残念.

いただき画像(今年からフォトサービス無料!)

【10月】

ファットなゴールデンラーチMTBグラベルライド2024に参加

これまた「HIGUMA CYCLE」さんで「中標津ゴールデンラーチトレイルツアー」に参加.

季節的に「黄金色に染まるカラマツ林」を駆けるグラベルライド.
一個人が整備したトレイル・ルートを利用したイベント(有料)なので,詳細な情報は紹介できないが,それはもう美しく楽しい経験だった.

今回も「ゴールデンラーチ」の前後日も走るグラベル三連戦.
主に摩周湖周辺のグラベルを走り尽くす.

事前に「グラベルロードだとキツい」というアドバイスを受け,Topstoneでなくファットで参加した.
それはそれで正解だったが,別の参加者の,とあるMTBを持たせてもらったのが運の尽き.
翌月,Kazchariはとんでもない暴挙に出る.

【11月】

EPICな砂川からの刺客を迎えてのグラベルライド

このライドを含め,10月末から11月にかけてはグループライドへの参加が多かった.
思えば,2024年はブルベやイベントを除くと”ぼっち”ライドばかりだったKazchariが,グループライドの楽しさに目覚めた年だったのかもれない.
気分はすっかり某キャンプアニメの主人公.

【12月】

ファットな楽しい美瑛スノーライドのはずが...

よくも悪くも,いや,めちゃくちゃ”サイアクな”ライド.
このアクシデントがなければ今頃...と悔やんでも仕方がない.

でも,思うんですよ.
あの場所に行くまでのルートは本当に美しかった.

白い丘と青い空.いてつく空気と静寂.
「この大地にただひとり感」を思う存分味わう,正にマインドフルネス.

そして運命のダウンヒル.
前輪コントロールを失い,倒れゆくファットと自分.

青空が見えた.
肩から異音が聞こえた.
ヘルメットが地面に接触.

もしかしての話だが,打ちどころが悪ければ,即タヒ,もしくは意識を失っていても仕方がない.
場所が場所だけに,しばらく発見されなくても不思議ではない.

なのに,こうやって曲がりなりにも日常生活を送れているのは...フッフッフッ,やはりこのKazchariはツいている!(そっちかぁ!)

あらためて考えると,

2023年は落車で膝を裂傷

2024年は落車で鎖骨を骨折

あ,あかん,2年連続でチャリで負傷してるやん!
しかも,両方ともコケるはずがない場所.

まさに「身構えていなかったから死神が来た」パターン.
2025年は緊張感を持って走りませう(何度目の決意?).

てなわけで,これにて2024年のブログも終了.
ボケ防止で始めたこいつも早6年目.
PVも収益も全然ですが...いや,そんなこたぁどうでもよいのだ.

経験したこと,考えていることを常にアウトプット.
それこそが生きている証.

2025年はどんな年になりますことやら...あぁ,早くサウナ行きてぇ.

OLYMPUS TG-5 2024年12月7日撮影

Day22:鎖骨骨折3週間と今年のライドまとめ(その1)

2024/12/30 Mon

来年はケガなしでお願げぇしますだ

Stravaからのscreenshot

本来なら「年忘れ厳冬期カミヒルライド」になるはずだった本日.
諸事情によりさすがにキャンセル.シクシクシク36.

ちなみに昨年の激闘の様子はこれ.

ファットな年忘れ厳冬期カミヒルライド

仕方ないので本日も自宅警備員

今年最大のポカからちょうど3週間経過.
残念ながらかかりつけの整形外科が年末年始休暇に入ってしまったので,レ線で状態を確認できない.
順調に骨癒合が進んでいることを願う.

つーことで,今年も後2日ほど残っているけど,STRAVAのイヤー・データを見ながら今年のライドを振り返ってみますか.

サムネの通り,今年の総走行距離は12,329km
無事に月間1,000kmの目標達成.
ブルベ参加が少なかったわりに伸びた感.

今年からこんな区分けもあった.

Stravaからのscreenshot

Zwift強し!
とは言ってもKazchariはトレーニングもレースもせず,アマプラ観ながらダラダラ漕いでいるだけ.
就寝前のルーティンワーク.もはや漕がないと眠れない.

車種別の”現在の”総走行距離は以下の通り.

これを昨年度データと比較すると今年の走行距離がわかる.

TREK DOMANE:6,384km

TREK EMONDA:1,978km

Specialized Fatboy:746km

Specialized EPIC:287km

Cannondale Topstone Carbon2 Lefty:1,706km

SURLY Touring Bike:1,166km

やっぱりDOMANE強し!
なんだかんだで一番乗っている.平日はほぼZwiftに乗ってるしな.

SURLYは台湾一周ライドで借りたモノ.
クロモリ+荷物満載だが,ロード,グラベル問わずよく走った.
プライベートでも欲しいくらい...と言いつつ買ったのはMTB(EPIC)だったりする.

Stravaからのscreenshot

3月と言えば台湾一周.
2週間ほど昼間に毎日乗ってたらこうなるわな.
そうか,こいつがブルベ未出走による距離不足をカバーしたわけやな.

次は月ごとのベストライドを選定.

【1月】

ファットな1日遅れの年越し宗谷ライド(その1)

体調不良により念願の「年越し宗谷」を泣く泣くキャンセル.
予約した宿がもったいないのでクルマで北上し,回復すればチャレンジするつもりだった.
結果的に1日遅れで宗谷岬着.
行きはヨイヨイ帰りはコワイ.地獄の30kmだった.

第3回びえいスノーサイクルフェスティバル

来月の第4回大会もエントリー済み...だが,さすがにDNSの予定.
クルマが運転できそうなら,当日は参加賞をもらって応援に行こうかしら.

【2月】

ファットな近場で新ルート開拓ライド

この月は大きなチャリイベントもなく,忠別湖や雨紛など近場で探索ライドが多かった.
週末の天気がことごとくイマイチだったような記憶.

【3月】

台湾一周(環島)ライド Day0 旭川~台北

言うまでもなくこのライド!
単純に海外旅としても,トップレベルに充実した経験だった.
おかげさまで,次回以降も国内外問わず「自転車で走って楽しいところ」が旅の第一選定基準に浮上!

【4月】

Topstoneな鷹栖,雪の回廊ライド

この時期の旭川は雪解け真っ只中.
スノーライドからロードへ移行する過渡期である.
そんな時に活躍するのがグラベルロードのTopstoneである.
どこでも走れて楽しい.

【5月】

オトナの修学旅行~BRM518あまちゃん200km!(その1)

初の遠征ブルベ!
新緑の青森を堪能.
これは来年も...と思いきや,2025年のランドヌ札幌さんのブルベスケジュールによるとめずらしく開催なし.
時間が取れればプライベートでも再訪したいトコロ.
恐山とか斜陽館とか...(昔,バイクで行った)

【6月】

EMONDAなカミヒル,ENIWA RACINGのみなさんとライド

6月からは2ライドを選定.
レースガチ勢のみなさんと知り合えたことで,以前よりもレース志向になってしまったような,なってないような...

Flèche Hokkaido~おだってるJAPAN,かく戦えり(その1)

初のFlèche参加.
普段ぼっちライド専科のKazchariなので,ペース配分など難しいところもあったが,楽しかった.
なんとFlècheは2025年も開催するそう.
その計画も少しずつ進んでいるようだ(秘技:ひとまかせ)
Traceにして,ただの飲み会ライドになるというウワサも...

つーことで,長くなったので後半の7~12月は(その2)で発表!

♪ピンポ~ン

おっと何かが届いたようだ...

iPhone15 Pro