『第1回びえいビルケの森スノーサイクルフェスティバル』の参加書類が届いた

2022/2/22 Tue

とある心配.

今週末,2/7に行われる『第1回 びえいビルケの森スノーサイクルフェスティバル』に参加すると以前書いた.

『びえいビルケの森スノーサイクルフェスティバル』だと!?

昨日帰宅すると,その書類が封書で届いていた.

たぶん要項だとかゼッケンだとかが入っていると思いきや,なぜか妙に膨らんでいる.
「なんやろ? 参加賞を先に配る方式?」と思いつつ開封する.
出てきたのは...

iPhone11 Pro

なんと,新コロ抗原検査キットが入っていた.
確かに「まん防」発令中ではあるが,まさかここまでやるとは...
昨年10月のブルベや,先日出た某レースでさえ,もっと緩かった.

BRM1017北海道200km十勝(旧530・926)~その1

徹底してるなぁ.
大会前日に検査して当日聞き取り調査らしい.

Kazchari自身,新コロが流行りだしてから初の検査となる.
もし「陽性」やったら,どうなるんやろ?
家族,職場,Kazchariが会った人,全員濃厚接触者?
こりゃ黙っとかな...(おいおい)

それはさておき,エントリーリストもちゃんと同封されていた.
各カテゴリーとも,思っていた以上に参加者が多い.

Kazchariが出場するのは「ファットバイク,セミファットバイクの部-ソロ男子」120分耐久レース.

出走者を確認すると,旭川近辺のレースではほぼ負け無しのTさんの名前があった.

全く勝てる気がしない.
思い起こせば,2019年の「冬チャリ旭川1時間耐久レース」もTさん圧勝.
2位はその永遠のライバルたるFさん.

そしてKazchariは3位だった.

だが,全くいばれない.
1,2位の二人からは2周離されていた...トホホ

他にもカムイスキーリンクスで実施される「スノーエンデュランスフェスティバル」「美唄スノーサイクルレース」などでTさんの走りをお見かけしたが,その速さは圧倒的.そこにしびれる,憧れるぅ!

GARNEAU Presents 第1回 美唄スノーサイクルレース

もちろん,他にもツワモノがゾロゾロいるやろうなぁ...
50歳以上のシニア部門作ってくれへんかなぁ...(そこまでして表彰台に立ちたいのか?)

何か『旭ヶ丘ヒルクライム』の時も同じことを言ってた気もする.

『旭ヶ丘ヒルクライムアタック2021』に参加

否,否,断じて否! 弱気は禁物.
普段からアホ息子に言っているように「やる前から諦めるな」を自ら体現せねばオヤジの存在価値はない.

とまぁ,出る以上は真っ白に燃え尽きるまで走りたいわけだが,懸念事項がある.

それはトイレ問題.

Kazchariは頻尿傾向.
寒冷の中,2時間もトイレに行かず走り続けられるとは思えない.
途中で何度かチャリを置いてトイレに駆け込むことになろう.
チーム戦なら問題ないが,ソロだともちろんロスタイム.
トイレなしで走れる人に差をつけられるか,抜かれることになる.

ロードレースみたいに走りながらとか(できません),コース脇で立ちションしたら,怒られるどころか即失格やろうなぁ.

そして水分の補給にも課題あり.

それはボトルの選択.
普段,冬ののんびりライドではこの保温ボトルを使っている.

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タイガー魔法瓶 水筒 スクリュー マグボトル 6時間保温保冷 500ml 在宅 タンブラー利用可 アクアブルー MMZ-A501AA

かつては出発前に作った温かいコーヒーを入れていた.
しかし,走行中に一番飲みたいのはやはり水である.
ゆえに,最近のライドでは夏同様,水道水を入れている.

この保温ボトルの欠点は走行しながら飲めないこと.
フタをひねって開ける必要がある.
とは言え,通常のプラスチックボトルで氷点下の中を走ると間違いなく凍る.

そこで登場するのがこいつ.

iPhone11 Pro
iPhone11 Pro

このカラーはツール限定なので通常販売されていない.
ノーマルだとこれが同じモデル?

ELITE(エリート) ICE FLY サーモボトル 500ml 0357010004 レッド

プラ製ながら二重構造で,保冷保温の両方の役目を果たす.
調べてみると,このELITE製の他,CAMELBAKなど他にもある.

「夜間ベランダに水を入れたまま放置する」などは試したが,実走テストはしていない.
本体の水だけでなく,飲み口の凍結は大丈夫だろうか?

ネットで検索しても,真夏の保冷性能に関する記事ばかりである.

「氷点下を5時間ライドしても,中身の水道水が凍らず飲み口から飲める」かどうかのレビュー記事は見つからなかった.⇒ Kazchariが実証してやろう.

他の候補としてはこいつもある.

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サーモス 真空断熱ストローボトル FFQ-600 600ml Sブラック(FFQ-600-SBK)

Kazchariも真夏の35℃を超えるような炎天下ライド時にはこいつを持参.
最近は北海道ですら夏の暑さはヤバイ.
氷も入るし,一日のライドの最初から最後までキンキンに冷えたモノが飲めます.

ただし,今回の場合,飲み口のストローが心配.

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最近話題のこいつも気になる.

Travel Kuppe 真空断熱ステンレススチールサイクリングスポーツウォーターボトル ストローとふた付き

なぜ,この値段?

単純に最強の保冷保温性能を求めるなら金属製になるのは間違いない.
ただし,レースに使うには重すぎる.

さて,トイレやら水補給の問題はさておき,ソロで出る以上,ガチで走るつもりなのでちゃんと作戦も立てよう.

エンデューロレースの走り方

ロードレースとは事情がかなり異なるかもしれないが,「最後まで耐えられた人が勝ち」という言葉が印象的.

後は当日に向けてバイオリズムを整えますか.
新コロに感染しませんように.

※ レース当日の様子はこちら ⇒ 第1回びえいビルケの森スノーサイクルフェスティバル~120分耐久レース

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旅の回顧録~1993年のヴェトナム(1)

1993/4/6 Tue

Good Morning VIETNAM!

Konica 現場監督

カンボジアでの旅を終えたKazchari.国境でのゴタゴタを乗り越えて無事にヴェトナムに入国.
(注:当時の日記のリライトにあたり,「ベトナム」を「ヴェトナム」表記に変更)

旅の回顧録~1993年のカンボジア(完)

サイゴン(ホーチミン・シティ)にいる.

現在,体調最悪.
ヴェトナムの第一印象も最悪.

カンボジア,タケオの自衛隊訪問以降,少しずつ悪化していた体調がどうやら本日ピークに達したようだ.

まず,昨夜,激しい嘔吐と下痢に襲われた.
朝も下痢と頭痛.

部屋に迎えに来た大前田(T)さんに散々,「疲労だよ,疲労!」と言われ続けた.
Kazchari本人もヤバイ病気でないことを願いつつ,大前田(T)さんと一緒に,サイゴン散策に出かける.

観光というよりは事務手続きが目的.
まだまだ個人旅行客の受け入れシステムが整っていないヴェトナムでは,必要な書類や手続について,旅行者間であーでもない,こーでもないと推測合戦が繰り広げられている.

現状の懸念事項は3つ.

一つは国境でもらえなかった「関税申告書」
もちろん,税金がかかるようなモノは持ち込んでいないが,それならそれで出国時に半券(?)を渡す国が多い.

次に「滞在許可証」の申請可否.
ヴィザはもちろん持っている.
それとは別の書類が必要という噂が出回っていた.

最後に「ヴィザの延長」
今回,カンボジアにて「モク・バイ」という陸路入国も可能な特殊なヴィザをとった.
最大滞在日数は1ヶ月.
ヴェトナムにはもう少しいたいので,サイゴンにいる間に延長申請がしたかった.

これらを解決するため,今日は動く.

まず,公的旅行代理店(?)である「ヴェトナム・ツーリスト」に行く.
スタッフから「滞在許可証の申請要,現状ヴィザの延長不可」という説明を受ける.
実にそっけない.
ただし,サイゴン発のツアーの話になると急に宣伝が激しくなった.
こりゃアカン,こちらの疑問にははなから答える気なしと判断し,店を出る.

朝食がまだだった.
次にサイゴンで有名な日本人経営の居酒屋「ドラえもんカフェ」に行ってみる.

(注:2022年現在,似たような名前の店「どらえもん かか」がある.その前身なのだろうか?)

朝定食(ごはん,卵,野菜,味噌汁,梅干し)US$2.5とバナナシェイクを頼む.
なかなかのボリュームと味であった.

そこへ,店長の日本人Hさんが,なぜかテニスウェア姿で登場.

Hさん曰く,「滞在許可証は必要なくなったけど,しておいた方がいい.ここはそういう国だから」とのこと.面倒くさい.

(注:この事務手続き関連のいい加減さには後々も悩まされることになる)

朝食後,次は「サイゴン・ツーリスト」へ.

店構えからして「いかにも国営でござい」という印象(どんな?).
スタッフが言うには「滞在許可証は不要,ヴィザの延長は残り日数が2,3日になればできる」とのこと.口調や雰囲気からここのスタッフの言うことが一番信用できそう...とここまでは良かった.

Kazchariのパスポートをパラパラとめくり,「モク・バイ」ルートで押してもらったヴェトナムの入国スタンプを見て,いきなり怒り出し「滞在許可マークが付いていない!大問題だ!」といきなり騒ぎ出す.知らんがな.

当然,同じように入国した大前田さんのパスポートにもそんなマークは押されていない.(まぁ,それ以前に賄賂入国...)

「国境のイミグレに戻ってもらってこい!」とむちゃくちゃ理不尽なことを言うので,Kazchariも(ことさら沸点の低い)大前田さんもブチ切れ!

「このミスはお前らの問題で,こっちには何の責任もない!」と怒鳴り返してやった.なぜかこういう時は英語がスムーズ.

あちらの反撃ターン.
「ヴェトナムにいたかったら,ここのルールに従え!」と言い返しやがる.
ホンマ,お役所国家である(正論やけどな).
同じ共産圏でもラオスの方がずっとましやった.ブツブツ.

むかっ腹のまま「サイゴン・ツーリスト」を出る.

市内のイミグレーションに行けば,第一の課題である,関税申告書を入手できるかもしれんと思い,炎天下の中,トボトボと歩く.

イミグレ着.
旅行者でごったがえす中,英語がわかるポリスを捕まえる.
曰く「出国カードとヴィザだけあれば“ガイジン”はNo problem」だそうな.ホンマに?

とりあえず,その言葉を信じることにして,もうこの件でジタバタするのはやめようと,大前田(T)さんと決める.

ホテルに戻ったのはよいけれど,猛烈に身体がだるく,完全にグロッキー.
寝て目が覚めたら夜の8時であった.
下痢はまだ続き,食欲がないので,パンと水だけの夕食.
シャワーと洗濯の後,日記を書いていたら大前田(T)さんが部屋にやってきた.

メコンデルタの各都市,ミト,カントー,クチなどサイゴン周辺都市の観光を相談.

Kazchari自身が病んでいても,旅は進んでいく.

続き ⇒ 旅の回顧録~1993年のヴェトナム(2)

Konica 現場監督

沢木耕太郎『一号線を北上せよ』を読んだ~そして1993年へ

2022/2/20 Sun

旅に復讐されるかも.

iPhone11 Pro

このブログを初めた頃,旅の回顧録~1993年のカンボジアというテーマの連載(?)をしていた.

これは,1993年の1月から10月にかけて行った東南アジア旅の記録で,当時の日記を元にして書いた.
そのオリジナルは,今はなき「Nifty Serve」のミステリー小説スレッドにアップしていた文章.

当時のカンボジアは長らく続いた内戦が終了し,通常選挙がようやく行われるなどなかなかの混乱具合.
選管ボランティアの日本人青年が殺害されるなどの事件もあった.

国中あちこちに地雷が埋まっており,観光するのも命がけ.
夜間には銃声.
今思うに,よくふらふらと出歩いてたもんだ.

人類史上最大の愚行の一つ「カンボジア大虐殺」に関しては,この映画のアプローチがすごい.

消えた画 クメール・ルージュの真実

こうした世界の負の側面を目の当たりにするなど,20代にああした行きあたりばったりの旅をしたことは,今の人生に大いに役立っていると思う.
この後,結局長年の夢だった協力隊への参加も実現できたしな.

この『1993年のカンボジア』は国境を越えて,ヴェトナムに入国したところで終わっている.

もちろんその後も旅は続いた.

サイゴン(ホーチミン・シティ)から,バスや列車を乗り継いでハノイまで6週間かけて北上.
カンボジアほどのインパクトはなかったけど,これまたエキサイティングな経験だった.

Kazchariが初めて海外に渡ったのはいわゆる卒業旅行.
1989年のケニア-インドーネパール旅だった.
この時の期間は1ヶ月ほど.
全てが新鮮そして強烈だったが,所詮短すぎた.

そして就職.
その会社を辞め,帰国日を決めない無期限旅行を決意させたのは2冊の本がきっかけである.

一冊は蔵前仁一の『ゴーゴー・アジア』.

新ゴーゴー・アジア(上巻)

もちろん,前作の『ゴーゴー・インド』も読了済み.
蔵前の一連の著作のおかげで,世の中にはこんなに楽しい旅の仕方があるのだと知った.

もう一冊は,より人口に膾炙する名著,沢木耕太郎の『深夜特急』である.

深夜特急(1~6)合本版(新潮文庫)【増補新版】

いまさら解説しようがない.
この本のおかげで,何万,何十万の若者が旅立ってしまったことやら...
有名な話だが,第1便,第2便(文庫版では1~4巻)と第3便の間には,6年間の刊行ブランクがある.
東南アジアやらインドが含まれる1,2便の方が旅のネタには事欠かないはずなのだが,Kazchariは第3便のヨーロッパ編が一番おもしろかった.
作者自身の文章力の向上ゆえかな(なぜ上から?).

大沢たかおのTVドラマも話題になった(VHSで保存している).
松嶋菜々子の登場にはズっこけたが.

さて,沢木耕太郎である.
その最大の魅力は,もう沢木節としか言えない独特の格調高い文体にある.
特に,ボクシングというスポーツを,ここまで詩的に昇華させた作家はなかなかいないのでは?

その影響力は凄まじく,一時スポーツライターをやってた”五体不満足”な人も,その文体をマネしていた記憶がある.

沢木の著作はかなりの数を読んでいるが,今回図書館でたまたま手にとったのがこちら.

一号線を北上せよ~ヴェトナム街道編 (講談社文庫)

珍しく未読だった.
文庫版の表紙には「ヴェトナム街道編」と書かれているが,単行本にはそのような表記はない.
「一号線」「北上」と聞いて,すぐに「あっヴェトナムのことだ」とわかるのはパッカーのみであろう.

内容は沢木のプライベートと取材旅行記であるが,ヴェトナムだけでなく,「キャパのパリ」「フォアマンのアメリカ」「檀一雄のポルトガル」「アルペンスキーのアルプス」「酒場のマラガ」(Kazchari命名)も含まれた短編集である.
Kazchariはポルトガルとスペインも訪れたことがあるので,懐かしく,楽しく読ませてもらったが,やはり白眉はヴェトナム編の2本である.

奥付をみると,2000年あたりの旅のようだ.
Kazchariは1993年の訪問だったので,若干のズレがある.

一見して,旅のシステムがかなり整ったようだ.
当時のタイと同程度か.
沢木の旅からさらに20年近く経った今では,どうなっているのやら...
Wifiも当たり前やろうしな.
そういや,ここしばらく,ヴェトナムってかわいい小物だとかグルメやらで,女性にも人気の旅先だった.
新コロが全てを破壊したけど..

ここで思いついた.

『旅の回顧録~1993年のカンボジア』の続き,つまり『1993年のヴェトナム』をリライトしようと.
まぁ,30年近く前の旅行記に何の情報的価値もないが,しょせんブログなんて単なる個人の歴史.
SNSではないので,即時性とか気にするものでもない.

ただし,本書『一号線~』にこんな記述がある.

「旅は繰り返すものではないし,繰り返せるものでもない.それを知りながら旅をなぞろうとすると必ず手痛いしっぺ返しを受ける.旅に復讐される,といってもいい.」

実際に再訪するのでもなく,文章で追憶するのも同様なのだろうか?
当時の日記を読むと,どうしようもなく,あの頃(の自分)に帰りたくなることがある.
でも,同じ瞬間は,もう二度と起こり得ない.
全ては過去.もう取り戻せない.

そう,『ブレードランナー』のレプリカント,ロイの最後のセリフのような心境になる.

一方で,沢木はこうも書く.

「旅先で覚えたその痛切な思いは,決して消え去ることはない.私たちの体のどこかに眠っていて,必要な時に呼び覚まされることになるはずなのだ.」

いいなぁ.その通りだろう.
この文章だけでごはん3杯はいけそう.
『深夜特急』本編と比較すると,『一号線~』は”帰ってきた人向けの本”なのだろう.

とかなんとか色々それっぽいことを言ってますが,これもまた”終活”の一貫として,『旅の回顧録~1993年のヴェトナム』,近日スタート!
全く需要はないだろうけど,それでいいのだ.

以下,余談.

Kazchari家では『水曜どうでしょう』の何度目かの再放送を夕食時に視聴している.
ちょうど今放送中なのが「原付日本列島制覇」という回で,東京から高知までカブで向かうという企画.
2010年の放送なのだが,鎌倉付近を通過する際,大泉がカメラに向かって「いざ!鎌倉!」と吠えるシーンに震えた.
まるで,未来を予言したかのようなセリフ.

ご存知の通り『水どう』は2002年にレギュラー放送を終えるのだが,その最後の旅がカブによるベトナム縦断1800キロなのだ.
正に一号線を北上...ではなくハノイ発で南下する旅やけどな.

またしてもシンクロニシティ発動?

Kazchari的に,今ヴェトナムが熱い!

帰ってきたTREK DOMANE SLR7~3度目のオーバーホール

2022/2/19 Sat

44,891kmから.

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恒例のオーバーホールから,我が「DOMANE SLR7」が戻ってきた.

『アルキメデスの大戦』からのぉ~教え子に会った日

いつもだと一週間で完了するが,ちょっとしたトラブルにより延長.
2週間も預けることになった.
その理由はこれ.

「フロントチェーンリングのフィキンブボルトが擦れて削れている」

「リアホイールの左側ベアリングがもう使えない」

とのこと.
パーツ取り寄せのため,組み上がりまで一週間延長.
このご時世,この短期間の待ちで済んだのがありがたい.

今夏「1300ブルベ」への参戦を目論んでいるKazcahriとしては,こうした不安要素が改善されたことがうれしい.

こんなボクでも「オホーツク1300」走れますか?

ロードバイクのオーバーホールを考えている人のために総費用を公開する.
当然,機種やショップによって価格は異なるだろう.

オーバーホール代:¥19,800

ISOスピード分解追加分:¥3000 ※ 疑似サス

ブレーキワイヤー:¥2,145

クランクシール☓2:¥496

チェーンコネクトピン:¥584

フロントチェーンリング:¥2,393

バーテープ:¥4510

計:¥33,888

追加費用がかかったせいで,いつもより高い.
今回,バーテープを少し高いヤツにしたのも原因の一つ.

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触感が柔らかくて実に好み.
ロングライド向けやな.
この白ドットカラー,去年は品切れだったが無事復活!

スプロケやチェーンなど,他の消耗品はまだまだ使えるとのこと.
意外に保つなぁ.
ご主人曰く「人(=乗り方)によって交換時期はバラバラ」らしい.
Kazchari,それほど丁寧に乗ってるかな?

DOMANEを引き取った後,しばし店内を物色.
近頃,気になりつつあるのが,SPDシューズ.
ファットバイクのペダルをSPDペダルに交換しようと目論んでいるのだ.
ここのお店はTERKとGIANTの専門店なので,BONTRAGERのシューズが置いてある.

少し気になったのがこのBontrager Evoke Mountain Bike Shoe

デザインも良いし,ちゃんとBOAダイヤルだ.
¥17,490か...高いが安いお手頃価格!(どっちやねん)
今から買うと来週のレースに間に合う?

『びえいビルケの森スノーサイクルフェスティバル』だと!?

クルマに積み込んで帰宅.

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2階の自室にてTACXに装着.
取り外していたDHバーやサイコンマウントやらを取り付ける.
これでようやくZwiftに復活する.

そやけど,このDOMANEにいつまで乗れるかなぁ.
2017年2月に購入し,5年間で44,891kmかぁ...乗ったなぁ.

さらにファットバイクとローラー専用機のTCT5000の距離を追加すると66,217Km(STRAVAで記録開始して以来)となる.

ちなみに,2014年に買ったハスラーの走行距離は約55,000Km.何かがおかしい.

そろそろ新車がほしい.
このカンチェラーラカラーが復活したら,即買いやけどな.
たぶん,その時はEMONDAにそのカラーはないやろうから,MADONEかな...(未練たらたら)

そんな妄想はさておき,さぁ,久々に乗りますか!

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映画『マネー・ショート』を観た~知らないことを知っていると思い込むのが厄介なのだ

2022/2/18 Fri

What gets us into trouble is not what we don’t know.
It’s what we know for sure that just ain’t so.

何も知らないことが厄介なのではない.
知らないことを知っていると思い込むのが厄介なのだ.
マーク・トゥエイン

Kazchariは一応投資活動をしているが,いわゆる「ほったらかし投資」であり,金融についての知識は非常に乏しい.
「めちゃめちゃ利息の良い定額預金」程度の認識である.
トレーダーのように一日中モニターに張り付いて日々の平穏を乱すような生活はしたくないので,これで十分.
正にローリスク・ローリターンで絶賛運用中.

そんなKazchariが手を出してしまったのが,Amazon Prime Videoで配信中の映画『マネー・ショート』である.

例によって,3本ローラー練しながらの鑑賞なので,通しではなく,ブツ切れで.
元々この映画は長い.

マネー・ショート 華麗なる大逆転 [Blu-ray]

以下,あらすじ.

実話に基づき、4人のアウトサイダーを描いた物語。大手銀行、メディア、政府が否定した世界経済の破綻を予見した男たちによる大胆な投資は、銀行のいかがわしい闇を浮かび上がらせた。そこには人間も物も、何もかも信じられない世界があった。

鑑賞後,一言...

「話の筋がさっぱりわからん」

似たようなアルファベット3文字の金融用語の乱舞に頭が混乱.
そもそも邦題が悪い.
「華麗なる大逆転」ってなんだ? そのようなスカッとさわやかな話ではないぞ.

とは言え,「意識高い系」「選ばれし者」だけに向けられているというわけではなく,エンタメ性にもちゃんと配慮している.

例えば,話の途中でいきなり登場人物が“第四の壁”を越えて,観客(我々)に話しかけてくる場面があり,難しい専門用語をたとえ話で解説してくれる.
特にカジノにおける「合成CDO(合成債権担保証券)」の説明は非常にわかりやすかった.

さらに,実在の登場人物を超一流俳優が演じているので,彼らの緊張感のあるやり取りから,この後,何かとんでもないことが起こるであろう,サスペンス風味の表現も素晴らしい.
それに,揃いも揃って変人だらけで,全員キャラが立ちまくり.
彼らを観ているだけでも面白い.

そこで,冒頭に上げたマーク・トゥエインの言葉である.
有名なソクラテスの「無知の知」と大意は同じだろう.

この言葉は誰に向けて発せられたのか?

一つはもちろん劇中の金融バブルに踊らされた人たち.

もう一つは我々,観客であろう.

この映画を「さっぱりわからん」「つまらん」「駄作」と切って捨てるのはまだマシ.
「ほほぉ,何かややこしい金融用語が飛び交ってるけど,オレは”だいたい”わかるぜぃ.きっとこんな意味に違いない.深いなぁ...(何が?)」で済ませてしまうのが一番厄介.

とは言え,わからんもんはやっぱりわからんので,ここはやはり解説サイトの力を借りよう.
鑑賞後すぐに,こんな作業をするのは『TENET』以来やな.

『TENET』をネットの力で解釈

とりあえず,Google先生による検索上位サイトを片っ端から熟読.

億万長者も夢じゃない!? 《4000億稼いだ男たち》の実話には 「お金稼ぎのヒント」がいっぱい!

観る前にこれを知れば『マネー・ショート』がもっと面白くなる!5つの経済用語

マネー・ショート~”リーマンショック”を予期した4人のアウトローたちの葛藤

映画『マネーショート』からリーマンショックを解説~第16回インターン勉強会~

金融用語に振り回されない!どこよりも分かりやすい『マネー・ショート 華麗なる大逆転』解説

このように,解説サイトが山のようにある.
全く便利な世の中だ.
『2001年宇宙の旅』が今,公開されたとしたら,どれほどサイトが乱立するのやら.

つーことで一通り閲覧しました.
なるほど.
ようするに,住宅ローン債権が破綻した場合の保険に対して空売りを仕掛けていたわけだな.
金融用語や構成の全てを理解したとは言わないが,誰が何のために動いていたのかが見えてきた.

ただ,最終的に大金を稼いだ主人公たち.
リーマン後のアメリカ社会を見て,誰も彼もが複雑な顔で苦痛に満ちており,決して大喜びしていない.
Win-Looseのゼロサム・ゲームにおける勝利は(まともな感性を持っていれば)むなしいだけのかもしれない.

それに結局は誰も逮捕されず,不公正な仕組みはなおも残っている.
あれ? これって某国の某事件と一緒のような...

いずれにせよ,以前の記事にも書いたけど,今後の教育に金融リテラシーを取り入れるべきなのは間違いない.
公的機関が行わないのなら,各家庭の責務となろう.
そうでないとダマされる.

小学生にIT教育は必要?~それよりは...

いや,逆に知らない方が幸せという考えもある.
実際,リーマンショックの際,先進国の中で最も被害を受けなかったのは,投資よりも預金率が圧倒的に高い日本(の庶民)だけだったという話もある.
皮肉にも,冒頭文の「知らないことが厄介ではない」を具現化したのかもしれない.

余談だが,この映画,時折変な日本推しの場面がある.
ラスベガスの日本食レストランでの鉄板焼や歌謡曲(徳永英明らしい)など.
2006年頃はまだ日本が,アメリカの金融市場に影響力を持っていた証なのだろうか.

つーことで,映画『マネー・ショート』,各サイトにて金融用語について一通り予習してからの鑑賞をオススメです!

ファットバイク用の夏タイヤを購入した~Maxxis Minion FBF&FBR

2022/2/17 Thu

マイナーゆえに.

OLYMPUS TG-5 2022年2月6日撮影

Kazchariは現在,自転車を3台所有している.

『TREK DOMANE SLR7』
エンデュランスロード.
メインマシン.
PROJECT-ONEで組んだ「カンチェラーラカラー」がむっちゃお気に入り.
その配色は某RX-78-2っぽい.
フレームへの負荷が気になるものの,スマートトレーナーに装着して日夜Zwiftに励んでいます.
現在,年に一度のオーバーホール中.

iPhone11 Pro 2021年10月31日撮影

GARMIN(ガーミン) Tacx(タックス) 日本正規品 NEO 2T Smart (T2875.72) スマートトレーナー 安定/ZWIFT連動可/折りたたみ式/室内/自転車

『TREK TCT5000』
2005年,最初に買ったロードバイク.
今では現役引退し3本ローラー専用機に.
シフトワイヤーが伸びてしまい,フロントギアはインナー固定.

iPhone11 Pro

MINOURA(ミノウラ) 3本ローラー モッズローラー 折りたたみ式 乗降用ステップ付き

そして,冬ライドの主役がファットバイクである.

『SPECIALIZED FATBOY』
2017年末に購入.
通勤および夏はダート,冬は雪道で大活躍.
自転車趣味の中でも,かなり特殊ジャンルゆえ,愛好者どうしの結束も固い(そうなのか?)

さて,そのファットバイク.
世界的に売上そのものがあまりよくないのか,生産中止が相次いている.
もはや,KazchariのFATBOYも2022モデル,すなわち後継機の発表がない.

このジャンルの先駆者である「SURLY」「Salsa」は”まだ”元気なようだが...

まぁ,見た目からしてクセ満載で好き嫌いありそうだし,乗る前から「重くて漕ぐのは大変そう」というイメージが先行してしまうデザイン.
実際はむっちゃ軽快やねんけどな.
後,怪しげなルック車の存在(=安っぽい)のも原因か.

いずれにせよ,ファット人気低迷のあおりを受け,フレーム,パーツ,そしてタイヤのような消耗品に関しても,生産終了や減産が相次いでいるそうな.

KazchariのFATBOYには,SPECIALIZED純正のこのタイヤがついていた.

Ground Control Fat

https://www.specialized.com/jp/ja/ground-control-fat/p/155312?color=228389-155312&searchText=00114-5065より

うん? 高くない?
前からこんな値段やったっけ? 値上げした?
いずれにせよ,購入後5シーズンほど経ち(冬は除く),山もミゾもちびてきた.
おまけに針金パンクで大穴が空き,タイヤブートで処置したものの,いつの間にかズレてそこから小石などが進入する.

パークツール(PARKTOOL)TB-2C タイヤブート 3枚入

つーことで,来シーズンに備え夏タイヤを新調することにした.
先程のスペシャの公式タイヤだけでなく,ファットバイク用のタイヤは全般的に高価である.

そんな時には,海外通販に限る.

Kazchariが頻繁に利用するのは「Wiggle」「CRC(chain reaction)」である.
この2社は系列会社なので,品揃え,値段はほぼ同じ.
たまーに片方にしかない商品とか,片方だけ安かったりするので油断はできへんけど.

ここでばかり買っているので,Kazchariのウェアは”サイクリング界のユニクロ”こと「dhb」だらけ.

海外通販で一番困るのは,なんと言ってもサイズ選びである.
Kazchariの体型であれば,dhbブランドでXSを買っておけば間違いないとわかっている.これも選ぶ理由.
レッグウォーマーだけは失敗したけど...(XSでは大腿の締め付けが強すぎた)

さて,ファットバイクのタイヤに話を戻す.
既述した通り,種類,数量とも少なく,選択の幅はあまりない.
そんな中,ファット仲間の情報により,こいつをターゲットにした.

Maxxis Minion FBF Front Mountain Bike Tyre

現在売り切れ.
入荷そのものも滅多にない商品らしい.
偶然巡回中に発見.
かつ,タイミングよくPaypalからの¥500クーポンがあったおかげで安く買えた(¥10,000ほど).
3週間ほどで無事,日本に到着.

iPhone11 Pro

何やらタイヤらしからぬオシャレな袋入り.
フロント専用というのが面白い.

もちろんリアタイヤも買うつもりだったが,なかなか入荷しない.
「ほしいものリスト」に入れ,待ち続けた.

Maxxis Minion FBR Rear Mountain Bike Tyre

今年の旭川は雪が少ないため,スパイクタイヤ交換時期も早いと予測.
ゆえに,このリアタイヤもできるだけ早く欲しくなった.
それに「ファットのタイヤは品薄,場合によっては生産中止」だと目も当てられん.

つーことで,ネットをさまよって別の販売店を探す.
すると...BIKE24で同商品を無事発見!
しかも,ユーロ建てのせいか,送料込みでもCRCより¥1000ほど安い!

これは買いでしょう!
初めて利用するショップなので,購入には少し苦労した.
サイトはまだ全面英語で日本語化はされていない.

そのせいなのか,Paypal決済がうまくできなかった(Paypal側の住所が日本語登録だったので).
方法を変えて通常のカード払いにすると,スムーズに決済完了.
その2,3時間後には早速発送メールが来た!
スゴイぞ,BIKE24

つーことで,現在,このリアタイヤの到着待ちである.

冬のスパイクタイヤ(45NRTH DILLINGER4=4.0インチ) から夏タイヤへの換装ももちろんだが,今回心待ちにしているのが,4.6から4.8インチにサイズアップすること!
4.6でも確かに太くて,ファットバイクの名に恥じぬサイズだが,ここは最大幅のモノを履かせたいのが男(の子)でしょう!

今年の夏シーズンも楽しみだ.
もちろんインプレ予定です.

そうそう予備のファット用のチューブも忘れずに.
デカくて重くて持ち運び不可やけどな.
手持ちは残り1本.なくなる前にストック要かも.

SCHWALBE(シュワルベ) 26×3.5/4.8(ファットバイク)用チューブ 仏式 40㎜バルブ 13J-SV 2本セット [並行輸入品]

エステざんまい~顔と頭と血と体

2022/2/16 Wed

それはある一言から始まった.

以前から気になってたことがある.
意外ッ! それは眉毛.
やたらに長いし,まぶたを侵食している.

歳を重ねると誰もが村山元総理並みに伸びるとか(チコちゃんで言ってた).

Kazchariが普段行っている美容室では顔剃り,眉剃りなどカミソリを使う処理はしてもらえない.
実際,美容師がカミソリを使うのは,法的にグレーらしい.

で,ヨメさんに「どっか,眉そりしてもらえる良い店ない?」って聞いたところ...

「ワタシがいつも行ってるとこで良い? そや,ついでにヘッドスパ,顔マッサージとかもしてもらったら? ヴァレンタインやし,奢るでぇ」

と言われたので,素直にご厚意を受けることにした(感謝).

で,先日の日曜日に,その美容室に行ってきた.
顔・頭だけで1時間半のコースらしい.どんだけ.

店に着くと,扉付きの個室にご招待.
リクライニングチェアに座るっつーか,寝る.

一口に顔マッサージと言っても,「シミ防止」「たるみ防止」「美肌コース」「ほうれい線ケア」などなど,やたらに細かいメニューがあり,それぞれ使うアロマやら手技に違いがあるそうな.
あかん,完全に未知の世界や.まるで旭川から撤退した「SUBWAY」の注文並.
当然ここは「おすすめで」で済ませる.

目を閉じているせいでよくわからないが,各種ハイテク美顔器を駆使するようだ.
ヘッドスパにしても,濡らしたら,温めたり,冷やしたり,もんだり,叩いたりと忙しい.

とは言え,Kazchari自身は最近寝不足が続いてたせいで,施術中は爆睡.
夢見心地の中で,

「いやーこんな気持ちのええことを,50越えたおっさんが若いねーちゃんにされててええんやろか...」

と,文字だけだと,何やら別のお店っぽい思考がぼやーんと浮かぶ.

そうこうしているうちにコース終了.
リクライニングチェアから立ち上がる時にふらついたわ.

で,自分のほっぺたを触ってみると,確かにピタピタ&ツルツル
鏡の中のおっさんの顔,脂でなく,健康的にテカテカである.
おお確かに(一瞬だけ)若返ったぞ! まるで石仮面をかぶったようだッ! ズッギューン!

こうなりゃついでと,ボディの方もエステしてもらおうと画策.
前回のブログ内の【おしゃれ】を実行してやろうではないか! WRYYYYYY!

人生の残り時間~食事・運動・睡眠の他?

もちろん,ボディの方にはここ2年間続く悩みである頸・肩コリ問題がある.
最終結論として,現状「矯正バンドに勝るものナシ」に落ち着いてはいる.
デスクワークのみならず,自宅でこうしてブログを書いている時にも手放せない.

柔道整復師が考えた 姿勢サポーター 姿勢ベルト 男女兼用 (Lサイズ)

もちろん寝る前のこいつも.

NIPLUX NECK RELAX

コリへの効果はともかく,今回は,純粋にエステ系マッサージを受けたくなった.
思えば,2019年末のダイビング旅行の帰りにジャカルタでアロマ系のヌルヌルエステを受けたなぁ.オイル系はもう勘弁やけどな.

2019年のラジャ・アンパットダイビングクルーズ(9)

早速,ヨメさんに相談.
さすが女性,この手の情報をたくさん持っている(偏見?).
店名を聞き,早速ネットで予約.
たまたま良い時間に空きがあった.

こうしたエステやマッサージ店にありがちだが,初回割引がエグイ.
溜まっていたPontaポイントを使うと,なんと「頸・肩マッサージ 60分コース」¥2,000になった.行くしかない.

で,昨日の話.
有給取って万全の準備.

まず,午前中は駅前イオンに出向き,1年ぶりぐらいの400ml献血.
歯医者行ったり,新コロ予防接種と重なったりでなかなか行けなかった.

中南米旅経験者ならご存知と思うが,数ある病気の中でも,献血ではシャーガス病感染の有無がなぜか警戒されている.
Kazchariも対象国のうち9ヶ国ほど訪問経験があるので,毎回書類の記入が大変である(国名と期間をいちいち書く).
最後に旅行してから20年近く経つのになぁ...

あまりに面倒なので日赤本社にメールで問い合わせたことがある.
書かせるだけ書かせて,結局,毎回パスしているのを把握しているはずなのに,なぜ何度も申告させるのかと.

回答⇒「規則だから」だそうな.ガクッ.

つーことで,献血後,フリー水分(ジュース)&糖分(お菓子とアイス)を補給.

これで血液のエステ完了! WRYYYYYY!

準備万端でいざマッサージへ.

どの店とは書かないが,これまた非常にややこしい場所にあった.
駐車はしやすい.しかし,なぜか店の入り口が見つからない.
事前にヨメさんから注意されていた通りだった.

ようやく発見.
この店,なぜかドアに「入口」表記がないのだ.

無事入店.
女性店長に出迎えられ,個室にご案内.
施術用ベッドがあり,リラクゼーション音楽が流れる暗い部屋.
オイルマッサージ後用のシャワールームも備え付けられてある.

施術用に短パン+Tシャツに着替えるよう指示される.
事前に「男性です」としか申請していなかったので,短パンのウエストぶかぶか.無問題.

ウエルカムドリンクを頂きながら,書類を記入.
身分証も確認.
書類にも記載があったが,セクハラ・カスハラ対策が徹底している.
個室やしなぁ.実際に事例が多いのだろうか?

初回なので,施術前に色々聞かれる.
Kazchariも警戒されないよう,必死に”いい人”アピール.

店長「普段,何か運動してますか?」(「してない」返事を待っている?)

Kazchari「アホみたいにしてます」

店長「はい? な,何を?」

Kazchari「自転車ですね.夏でも冬でも,外でも家の中でも1年中」

店長「えー,冬ってタイヤの太いファットバイクですか?」(おおっ,もしかして玄人さん?)

Kazchari「はい.こないだも旭岳登ってきました」

店長「...すごいですね.いつもどれくらいの距離乗られるんですか?」

Kazchari「夏だとロードで,だいたいここから三国峠往復ぐらい(220Km)が標準ですかね」

店長「...」

はい.チャリ馬鹿の常識をベラベラ話すのはヤメましょう.
さすがにブルベ系の話はしませんでした.

ブルベやると崩壊するいろいろなアレ

つーことで,施術開始.
エステと言っても,ノーオイル&”強め”をお願いしたので完全にマッサージ寄り.
痛いぐらいがちょうどよい.

あっと言う間に60分経過.
ストレッチもしてもらって,かなり頸と肩が「楽」「軽く」なった気がする.
昨年行った,別の店のマッサージや鍼はイマイチやったもんなぁ.

ただし,問題はこの”軽さ”がどれくらい継続するかである.

施術後,店長さんから「どうでしたか?」と聞かれたけど,炭治郎並みにウソが付けないKazchariは,顔を引きつらせながら「はぁ...少し様子をみますね」とだけ答える.
「ここでお世辞が言えないのが世渡り下手の証やな」と自分でも思う(偽サイコパス)

最後に,

「次回どうされますか? 今,この先1ヶ月内に予約されますと通常料金で10分間延長サービスが付きますけど」

との提案.
うぬ,なかなか営業上手ではないか.
ただ,そのシステムにはまると1ヶ月ごとに¥5,000,年間¥60,000のマッサージ・ルーチンになりそうなので,さすがに今回は辞退.
デスクワーク中心の業務になって,どうしようもなく凝ってきたら頼むつもり.

それに,マッサージの腕前はなかなか良いと思ったけど,少しひっかかる点があって...
それはコミュニケーション.

前半こそ,チャリネタや関西ネタで(勝手に)盛り上がってたけど,後が続かない.
「マッサージに集中している」と言われればそれまでなのだが,せっかくなら「ここの筋肉が固い」とか,Kazchari自慢の大腿四頭筋を褒めてほしい(変態だ)
ようするに,もう少し色々評価してほしかったなぁ.

もちろん,別の見方もできる.
客商売と言えば「聞き上手」が必須とされている.
Kazchariが話すのを待っていたかもしれない.

そやけど,Kazchari的には会話のキャッチボールがしたい.
関西人的な暴投合戦でも受けて立つ用意はある.
ようするに「モットキイテ」「モットカマッテ」状態を望んでいるのかも(面倒くせぇ)

と,ここまで書いた後,ひどいサイト発見.

関西人が嫌いな6つの理由とは?

まっ,まぁそういう意見もあるわな...しばいたろか!(ジョークです)

つーことで,2日間に渡るボディメンテ終了.
顔エステに関しては早くも効果消失.
このブログも矯正バンド付けながら書いている.

まっ,夢はいつか覚めるもの.
エステの魔法もすぐに消える.

人生の残り時間~食事・運動・睡眠の他?

2022/2/14 Mon

アンチエイジング?

ずーっと,売るの売らないとグダグダ言ってたゲオ・ホールディングスの株,ついに100株全部売却した.
昨年末に廃止となった「レンタル半額」の株主優待,もう復活はないと判断したためである.
とりあえず2万円ほどの利益確保.
レンタル業からリユース業(セカスト)への業態転換をはかっているようだが,成功するのかなぁ...
我々から所有欲は減る一方.
シェア・ビジネスなら期待できるけど.

様々な著名人が未来予測的な書籍をたくさん出している.
日本の未来に関しては絶望的な論調のモノが多いが,個人の才覚(+運)でなんとかなりそうな余地もまだまだある.同意.

ひろゆきのシン・未来予測

と言っても,人生の晩年に差し掛かっているKazchariには,あまり関係ない話.
最後の瞬間まではなんとか保ちそう(たぶん).

むしろ,うちの子ども世代が大変やろな.
まっ,地球上どこでもええからたくましく生きろ.

つーことで,少なくとも”身体的に”迷惑だけはかけないように,今日もアンチエイジングに勤しむKazchariであった.

自ずと,興味の対象もこんな動画ばかりになってしまう.

ある書籍の要約というよりは,これまでの集大成的内容.
最近は「ファスト映画」に代表される,いわゆる”まとめサイト”への風当たりも強くなってきてるしな.
それはさておき,新しい知見としては「食事」「運動」「睡眠」といった健康三大要素以外の紹介が面白かった.

それは「おしゃれ」「やめない」「テレビをみない」
ちょっと強引かなという印象もあるが,今のKazchariの行動パターンに照らして考察.

【おしゃれ】

あまり興味はない.
似合う似合わないに関わらず,年齢の割にはハデめデザインを好む.

若い頃に読んだファッション系(ナンパ系の間違い?)の雑誌(『Hot Dog Press』とか)に「ミクロな人はカラフルなウェアが似合いますよ~」と書いてあったのを信じたせいかもしれない.

ゆえに,白,黒,マルチカラーというバリエーションなら,マルチカラーを選択.
チチカカのようなエスニックブランドは大好物だ.わははは.

そやけど,スティーブ・ジョブスの有名な話もある.
彼はそのトレードマークとなった黒のハイネックしか買わない.なぜなら,毎日服を選ぶ時間がもったいないから.
確かにそうだ.
毎日同じ服を着ていると不潔だが,同じデザインならOK.

Kazchariも,先日,ちょうど靴下の替えがなくなったので近所のユニクロに行って,黒を3足買ってきた.
これで片方なくしたり穴が空いても,当分無問題.わははは.

うん? これって一周回って,結局,ファッションについて考えているということなのだろうか?

【やめない】

仕事や趣味を続けましょう(特に前者)ということらしい.
このご時世,主に老後資金的な意味で,60代での定年は許されない雰囲気.

Kazchariも嘱託でもなんでもいいので働くつもりだが,その必要がなくなったとしたら...それでも働くだろうか?
海外放浪,バックパッカー旅アゲイン!とはならへんかな.
毎日が日曜日? 上等.毎日を非日常に変えてやる.

趣味.多すぎる.
整理する必要がある.

その筆頭は「スキューバダイビング」
そもそも,新コロのせいで潜りに行けない.
冷静に考えるとコスパがなぁ...楽しいけどなぁ...(いつか記事にします)

ロボや怪獣の「フィギュア・コレクション」に関しては,”終活”も兼ねてストックしていた未開封品,飾っていた開封品ともオークションにジャカジャカ出品中.
意外なモノに意外な高値がついて驚いている.

”終活”に関しては,最近読んだこの本も背中を押してくれる.

身軽に暮らす ~もの・家・仕事、40代からの整理術 (COMODOライフブック)

あれ? 結局,いろいろなことをやめてる?
いやいや,「シンプル化」と言い換えよう.

【テレビをみない】

ひねった言い方だが,要するに「座りっぱなしの生活がアカン」ということ.
決して「テレビ視聴が受け身」だとか「内容がオワコン」とかいう話ではない(これも正解やけど).
もちろんネットもアカンし,寝過ぎもアカン.

運動すれば,これまた無問題.
ただし,歳を重ねると「やりすぎ=活性酸素」問題も生じる.
他には関節などの運動器の故障も心配.

Kazchariは正にこれにあてはまる.
そやけど,今年も「月間走行距離1000km以上」は維持したいなぁ.

『FASTEST』を観て~VRは普及するのか?

2022/2/13 Sun

脳だけで生きていける?

Zwiftの友,Amazon Prime Video.
先日,GPライダー,バレンティーノ・ロッシの自伝的映画『FASTEST』を観た.

FASTEST [Blu-ray]

長年第一線で活躍していたロッシも2021年,ついに引退.
若いと思ってたけど,もう42歳か.
ロードレースで言うところのペテル・サガンとイメージかぶるのはKazchariだけだろうか?
ともにスーパースターであるのは間違いない.

とは言え,毎年全ステージを食い入るように観戦している自転車の「グラン・ツール」に比べると,それほど熱心にMotoGPを追いかけているわけではない.

Kazchariが最もオートバイにハマっていたのは80年後半から90年初め.
その頃の最高峰と言えば「2st/500cc」やね.

エディ・ローソン,ウェイン・レイニー,ワイン・ガードナー,ケビン・シュワンツ,ランディ・マモラ,ロン・ハスラム,サロン兄弟とか.

弱ペダ並にキャラが濃い.何もかもみな懐かしい.
そういやTECH21カラーのYZFに乗った平忠彦の8耐を観るために鈴鹿まで行ったなぁ.ひたすら暑かった.

2018年,パプアニューギニアのワリンディにダイビングしに行った時,バディだったオーストラリア人がバイク・エンスー(死語)で,Kazchariが先ほどのレーサーの名前を出す度に大喜びしてた.

「Kaz! シドニーに来たら是非寄ってくれ.うちの家は広いぞ.一緒にツーリングに行こう!」と誘われている.

現在もSNSでのつながりはあるが,いつ行けるやら...

さて,『FASTEST』に話を戻す.
この映画の公開は2011年.
ちょうど,小型オンボードカメラの黎明期(GoPro HERO3の発売は2012年).
この映像でも車載動画シーンがある.
まだまだ解像度や構図はイマイチなれど,時速300kmを越える世界を少しだけ感じることはできる.

バイクレースと言えば肘スリバンク(この時代はまだ角度が甘い)と転倒がつきもの.
Kazchariもスマートトレーナーという固定型に乗っての鑑賞だったから良かったものの,3本ローラーだと”つられ転倒”が起きてたかも.

実際,『アメイジング・スパイダーマン』を観ながらの3本ローラーはヤバかった.

アメイジング・スパイダーマン シリーズ ブルーレイ コンプリートBOX [Blu-ray]

とまぁ,明らかに身体の外部に映し出された虚像にさえ,脳が騙されて身体が反応してしまう.
これ,仮想空間,VRゴーグルがもっと普及したらどうなるんやろ?

最初に一般化(?)したのはPS4の拡張機器だったかな?(いや,任天堂のバーチャルボーイ?)

VRはいつから普及が始まった?仮想現実の歴史を紐解く

Kazchari家にこの手のハードはない.
いや「Wii」はあったか? あれもVRっちゃあVR.

こないだ呼んだ『スピリチュアルズ「わたし」の謎』にも,VRゴーグルを付け,高層ビル間に渡した板を歩くというアトラクションが紹介されていた.
あまりにリアルなため,一人で歩かせると認知的に”危険”なので,かならず両サイドにアシスタントを配置するらしい.

橘玲『スピリチュアルズ「わたし」の謎』~サイコパスは誤解

スピリチュアルズ 「わたし」の謎

しかし,「脳がない生物はたくさんいるが,脳だけの生物はいない」のも事実.
やはり肉体感覚は大事やな.

少々記憶があいまいだが,何かの記事で「VR内で積み木を学んだ子供は,リアルな積み木ができない」と読んだことがある.
つまり,視覚入力情報を受け,処理してからの出力は本来であれば,自分の手で形・重さ・質感のある積み木を触らなければならない.
しかし,それが「ボタンの操作」に置き換わってしまうと,認知の発達を促さないということなのだろう.

ただし,VR,そして周囲の状況を完全にカットするゴーグルの進化は否定できない.
何らかの事情によりとある場所ら移動できない人にとって,この技術は朗報.
もはや娯楽の域を越えて,スマホ並の必須機器として普及していくのだろう.

エレコム VRゴーグル スタンダードタイプ リモコンセット ブラック VRG-M02RBK

今,ざっくりとAmazonで調べたけど,もうこんなに安くなってるねんな.
知らなかった.
これだけ安いと「一つ試してみるか」という気持ちにもなるなぁ.これこそヤバい.

まぁ,どれだけ普及しようとも,使うか使わないかは個人の自由.
でも,こいつはひょっとすると人生最後の「尊厳死マシン」として使えるようになるかも.
自分の望む風景を観ながら,安らかに逝けるならそれも悪くないかも.

そうそう,最後にバイクレースと言えば『マン島TT』が一番ぶっとんでて”面白い”と思う.
言わずと知れた世界最凶の公道レース.

VRうんぬんは抜きでも,そのレース映像を観るだけでもとんでもない.

石の壁が続く,とんでもなく狭い街中や,アップダウンの激しい丘陵コースを走る360kmのレースの優勝タイムが,最近では1時間40分ほどである.え?

雪の少ない旭岳クライムライド

2022/2/12 Sat

一体,どこ走ればええんや?

OLYMPUS TG-5

Overcast clouds, -12°C, Feels like -12°C, Humidity 83%, Wind 1m/s from W

毎回書いているような気もするが,今季の旭川は本当に雪が少ない.
印象的に季節が一ヶ月は前倒しされている.
つまり,3月半ばっぽい.

となると困るのがスパイクタイヤで走る場所.
自宅近辺は歩道こそ積雪があるものの,幹線道路は完全に乾いている.

天気は最高.
となれば,ハスラーに積んで雪のある場所へ.
そう,ヒルクライムで標高を上げるしか手段がない.

OLYMPUS TG-5

はい.
つーことで,いつもの湧水公園着.
相変わらず業者っぽい人たちが大量に水を汲んでいて大賑わい.
ここにデポしたということは...旭岳を登るということ.

ちなみに前回の記録はこちら.

旭岳よ,ワタシは帰って来たッライド

OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5

出発したは良いものの,ご覧の通りむき出しの路面が続く.
ノーマルタイヤだとうれしいのだが,スパイクやしなぁ...

OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5

全行程約12kmのうち,だいたい3km付近の様子.
日陰や端には雪が残るものの,除雪車が削りまくったアイスバーン(&時々むき出しアスファルト)が続く.
スパイクと言えど,後輪カラ回りのノートラクション.

OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5

ただし天気は非常に良い.
前回は登れば登るほど悪化していったが,今日は逆.
旭岳山頂もくっきり見える.

OLYMPUS TG-5 なぜかヤンキー立ち
OLYMPUS TG-5

旭岳温泉の建物群が見えてきた.
このあたりですら,ご覧の積雪量.
ゴールのロープウェイ乗り場まであと少し...は良いのだが,やたらに暑い.
額から汗がしたたり落ちて,サングラスがにじむ.

OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5

ロープウェイ乗り場に到着.
なんだか毎回毎回,建物周辺の同じ場所で写真を撮っているような気がするが仕方がない.
そして一部のスキーヤーやボーダーさん達に指さされるのも,いつもと同じ.

いずれにせよ快晴である.素晴らしい.

ビジターセンターに移動.
汗ぐっしょりのインナー,手袋を着替える.
自販機で神の飲料たる「赤コーラ」500ml缶,¥120を購入.
厳冬期のヒルクラでこれを飲みたくなるとは...

センター内のテーブルにて,日本人の道外観光客と(たぶん)東川在住のインドネシア人の方が談笑していた(もちろんマスク着用).
昼飯代わりの補給食を食べながら,その隣席の会話に耳をそばたてる.
それにしても,そのインドネシアの人,めちゃめちゃ日本語上手い.

日本のアニメが好きで,あちこちの聖地も巡礼済み.
かなりのツワモノとみた.
耳から学習でここまで日本語できるようになるねんなぁ.

Kazchariなんて,普段から洋画観まくって,あまつさえ英語圏に2年も住んでても,英語が全然身につかなかった.
6000人程度の町に日本人一人だったので”必要性”はあったはずだがダメ.
やはり,語学習得はセンスなのだろうか?

のんびりしてても仕方がないのでダウンヒル開始.
大丈夫なような気もしたが,念のたの電熱ベストも着用(結果的にアタリ).

そして一旦,ロープウェイ乗り場に戻り,”今日こそは”の「Insta360 ONE X2」を装着.

OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5

Insta360 ONE X2 アクションカメラ

Insta360 120cm自撮り棒 見えない自撮り棒

UTEBIT 強化版 関節式マジックアーム ダブルボールヘッド付き

Rakuby Crabプライヤー DSLRリグ液晶モニター用 1/4 インチ&3/8インチネジ穴付き

いつものフニャフニャ釣り竿クオリティの「3m自撮り棒」ではなく,120cmのしっかりしたタイプを持参.
まずは,クランプ経由でファットバイクのリアキャリアに装着.
これだけだと走行中の振動で間違いなく自撮り棒が倒れてくるので,マジックテープ2本を使い,ぐるぐる巻きでキャリアに固定.

これが大正解だった.
段差の激しい走行中も緩むことなく,安心感が半端ない.
モンキー125での運用もこの方式でOKやね.

ロープウェイ乗り場から撮影を開始する.
途中で停車して山バックのスチールを.

OLYMPUS TG-5

さて,ここからは「Insta360」動画からの切り抜き画像.

Insta360 ONE X2
Insta360 ONE X2
Insta360 ONE X2
Insta360 ONE X2
Insta360 ONE X2
Insta360 ONE X2
Insta360 ONE X2

ホンマ,まるで後方から追いかけてくる自動追跡ドローンによる撮影っぽい.
デジカメ誕生から,ほんの僅かの合間に民生機がここまで進化するとは,毎回驚かされる.

ただ...この「Insta360」を毎回素晴らしいと書いてはいるのだが,やはり使いどころが難しい.
これまで「TG-Tracker」「GoPro」「LUMIX GH4」など,様々な動画機材を買ってて言うのも何だが,Kazchariは静止画,つまり世界を切り取った「写真」の方が好きかもしれん.想像の余地が多い分,何やらドラマを感じる.

最近買ったパソコンで動画編集にも挑戦している.
写真に比べると,膨大な手間と時間がかかる.
そして,編集のみならず,その鑑賞にも時間がかかる.

少なくとも動画撮影に必要な機材の購入はこれで最後かな...

はい.
そんな終活っぽい話はおいといて,ダウンヒルの件.

全く吹雪いておらず,太陽も見える天気の良さ,そして濡れた服を着替え,電熱ベストを着,アイスバーンゆえ速度を落として下るも...寒いものは寒い.
まぁ,体感温度マイナス20は逝ってるやろうしな.
むき出しの身体で下る以上,もはや何をしても無駄かも(おっと「そもそも真冬のヒルクライム自体がおかしい」という話はナシだ)

無事にデポ地点に帰還.
身体をガタガタ震わせながら,前輪を外してファットくんを積み込む.

これだけブチブチ言いながらも,またすぐに登りたくなるんやろな.不思議だ.

それにしても...これ以上降らない日が続くとスパイクタイヤで乗れる場所が,早々に消滅しそうである.

OLYMPUS TG-5