2025/3/13 Thu
そうは問屋が卸さんねぇ

未だに実走できない我がBROMPTON.
幹線道路はすでに舗装むき出しだが,住宅街には雪が残る.
当然,日陰の凍結はヤバイ.
気合い,じゃなくて注意すればロードでも初乗りできそう.
もしくは,苫小牧などの海岸沿いまで行けばまずます安心して走れそうやけど.
いずれにせよ,鎖骨骨折の通院(癒合確認)がまだ終わってないので,日々ローラーを回しているわけだが.
てなわけで,こんな状況での楽しみと言えば室内でのカスタム作業である.
歴史の古いBROMPTONには純正品,社外品を含めオプションパーツが山ほど出回っている.さすがチャリ業界のスーパーカブだ.
個人的に重要なパーツ,キックスタンド装着の顛末は別記事に書いた.
本日は別アイテム.ツールキットについてのネタ.
ロードバイク,MTBとも,出かける時には必ずツールケースを持参している.
出先でのパンクをはじめとする応急処置のためである.

中身はこんな感じ.


予備チューブ,携帯工具,ポンプ,タイヤレバー,チューブパッチ,ティッシュなど.
MTBの場合は,ここから予備チューブを抜く.
グラベルやMTBの交換用チューブはデカくて入らない.
パッチで対応.幸いMTBでのパンク経験はファットで一度だけ.
ロード,MTBとも「時代はチューブレス」との意見もあるが,むしろパンクした時の対応が困難.
レースなどの限定空間であれば問題ないのだろうけど.
最近は安くなったTPUに少しずつ移行中.
Panaracer パープルライト TPUチューブ 700×23~32C/32~47C 仏式 65/85㎜ 金属製バルブ 超軽量
で,BROMPTONの話に戻す.
もちろんパンク他の対応ツールとしては基本的にロードと同じ.
予備チューブも購入済み.
で,問題はどう携帯するか.
BROMPTONには純正ツールキットが存在し,フレームに内蔵可能なのだ.
実にすっきりしていてカッコよい.
詳細はすくみずさんの動画に詳しい.
ただし,動画にあるように値段が少々高い上に,どれもこれも単体で持っている工具ばかり.
で,ケチケチKazchariは,現代の“魔窟”ことAliexpressにダイブ.
以前にも紹介した激安ツールキットを試しに購入してみることにした.
コンセプトは同じだが,ケース形状が微妙に異なる.
それに特徴的なBROMPTONマーク(チャリ3台)が刻印されていないのでコピー商品とも言えない.
もちろん工具の品質は信用できないので,この値段でケースだけでも利用できたら,という目論見でポチった.まっ,人身御供ですな.
で,届いた.


意外にもケース,工具とも”作り”はしっかりしている.
ただし国産オートバイの車載工具のような雑な仕上げ.あの感覚に近い.
緊急用と考えるならギリギリ合格(なのか?).
もちろんフレーム内にピッタリ収まる.
底のマグネットもしっかり仕事している.
あれ? 純正と違ってタイヤレバー付いてねーや.
元々純正の金属製のレバーを使うのは抵抗あったし,手持ちの樹脂製に入れ替えるつもりだったけどな.
中華輸入あるあるで,ラチェットレンチに謎のべたつきがあったので,油分取りスプレーで除去.
手持ち工具との入れ替えにトライしたが...
「KTCの15mmレンチ」「タイヤレバー」「チューブパッチ」とも,全部デカすぎて入らん.


ぐわー,これでは何のために買ったのやら...
あっ,そっか,フレーム内にそのまま入れたらええんや(ポン!).

ありゃ? そうすると,このツールケース,最初から要らない子?
いずれにせよ携帯工具とポンプは別の方法で収納する必要がある.
難しい問題だ.
シンプル&イージーライドなはずの小径車ライフがますますドツボ化.
最終的には以下のツールを積みたい.

この装備で大丈夫か? まぁ,実際にパンクしないとわからんな.
CYCPLUS 自転車 空気入れ 気圧表示 MAX 120PSI 携帯 電動ポンプ 携帯ポンプ 小型 電動空気入れ 米式仏式英式バルブ対応
それにしても,キックスタンドの件といい,今回といい,BROMPTON関連での買い物がミスマッチング.
「安物買いのゼニ失い」を地で行っているような気がしないでもない.トホホ...(まだ続きがあったりする)