2022/3/29 Tue
工夫は楽しい.
上から見下ろす構図,いわゆる俯瞰写真が好きだ.
このブログでもファットバイクやモンキー125を被写体として,度々登場している.
通常目線ではありえない画になる.
撮影場所に都合よく高台や丘があればよいが,なかなかそうもいかない.
その場合,こうした写真を撮るなら「自撮り棒+リモコン」を使うことになる.
えっ? タイマーを使え?
いや,それだと自分の好きなタイミングで押せないのがストレスなのだ.
それにiPhoneの場合,勝手に連射になるのが気に食わない.
Kachariはここ数年この自撮り棒を使ってきた.
長さも十分.
足を広げて三脚代わりにもなる.
ただ,少々不安定なので風の強い日は注意.特にiPhoneは倒れるとヤバイ.
シャッターリモコンも標準でついてくる.
持ち手のホルダーにぴたりと収まり,使い勝手は非常に良かったのだが...
このリモコンは充電式.
最近それが全然保たなくなってきた.
挙げ句,充電直後でも電源が入らない.
モバイルバッテリーに接続しながらであれば使用可能だが,それではリモコンの意味がない.
まぁ,2年ほど使ったし寿命ということでしょう.
つーことで破棄.
よって,新たなリモコンをAmazonで物色.
iPhone用としてよく見かけるのがこれ.
Bluetooth スマートフォン用 カメラリモコン AB Shutter 3 【Black】 ABS3-BLK-A
ここまで安いと却って不安.
機能的には問題はないようだが,見た目イマイチ.
そこで信頼の日本メーカーということで,こいつにした.
エレコム P-SRBBK Bluetooth自撮りリモコン ブラック
公式サイトを見ると,Kazchariの「iPhone11 Pro」にもしっかり対応している.
こういうのが信頼の源やね.
昨日届いたので開封の儀&セッティング.
Bluetoothであっさりとペアリング完了.
シャッターも問題なく切れる.
直径2.5cmほどと非常に小さく軽い.
このままリモコン単体で持ち歩くのは,紛失しそうで怖い.
元々のリモコンのように自撮り棒に取り付けたい.
そこで,マジックテープを貼って脱着可能にした.
なかなか良い感じ.
リモコン側はともかく,自撮り棒側の軟質素材はマジックテープの両面テープだけだと心もとない(はがれてしまう).
こんな時には,この万能接着剤.
セメダイン 超多用途接着剤スーパーX2 クリア P20ml AX-067
どうでも良い話だが,商品名の「P-SRBBK」が,その昔,Niftyなどのコミュニティサイトで使っていたハンドルネーム「P-BREAK」に似ているのも好感度が高い(なんのこっちゃ).
ちなみに「P-BREAK」の由来は「Patella-Break」=膝蓋骨骨折とT-Breakをかけたもの.懐かしい.
さて,俯瞰写真を撮る機材はもうひとつある.
それは『Insta360 ONE X2』.
【正規代理店品】Insta360 ONE X2 アクションカメラ
このセットに付属している通常自撮り棒は120cmだが,別途,3mのモノも販売されている.
Insta360 自撮り棒(3m) 超長い自撮り棒 カーボン製
こちらで撮ると,ほぼドローン.
今やスマホやデジカメの解像度はほぼ極限まで達している(肉眼では差がわからん).
そして...撮影後もレタッチと言う名の修正が仕放題.
今や「ボケ」すらも後から調整できる.
もう勝負するなら「行くのが困難な場所」「珍しいモノ」「凝った構図」ぐらいしかない(これらも最近は怪しいけど).
いかに印象に残る画にできるか,それは正に撮影者のセンスに依る.
とりあえず「自撮り棒とリモコン」があれば”とりあえず”構図の幅”は広がるのでオススメです.