2022/11/2 Wed
確かに何度も観るものではないけれど.
レース志向サイクリストの夏のお楽しみと言えば「ツール・ド・フランス」であろう.
Kazchariも2013年大会の「NHK総集編」の録画から始まって,2015年からはJSPORTSオンデマンドで全ステージを視聴する習慣がついた.
本ブログでも,2020年大会はほぼ毎ステージの感想を書いた(2021年は挫折).
もちろん今年,2022年もしっかり視聴.
ユンボ総攻撃による絶対王者ポガチャルの陥落,(1ステージだけとは言え)復活のフルームなど,今年も非常に見応えのあるレースだった.
『ツール・ド・フランス2022 ステージ11』の感想~まるで...
『ツール・ド・フランス2022 ステージ12』の感想~復活のクリス・フルーム
そして大会終了後は,毎年10月頃に発売される「Bluray スペシャルボックス」の発売を楽しみにしている.
ツール・ド・フランス2021 スペシャルBOX [Blu-ray]
サムネ写真にある通り,Kazchari家にはBluray版が発売されるようになった「2011年~2021年大会」までがそろっている.
これらはZwiftの友として,時々鑑賞.
100インチのスクリーンにてプロジェクタ投影した際の臨場感たるや!
こうしたツール総集編の映像商品はいつからあるのだろう?
Amazonでざっと検索すると1990年頃から? VHSからDVDへの移行期か?
最近の大会は,YouTubeでハイライト映像がいつでも視聴可能.
それでも,やはりできるだけ長いverで,何よりサッシャ&栗村の解説で聴きたいのだ.
つーことで,2022年大会の「Bluray スペシャルボックス」の予約開始も楽しみにしていたのだが,今年はおかしい.
11月に入ったこの時期になっても,発売元のJSPORTSからのアナウンスが全くないのだ.
「とうとう来たか...」と思った.
そう,時代はサブスクである.
”円盤”で販売という形式がいつ終了しても不思議ではない.
これまでは大会が開催される1ヶ月間のみJSPORTSにスポット加入していたが,今後は年間契約してアーガイブで楽しむ方向に変わっていくのか...と思った.
単純にコストだけを考えるならこちらの方が賢いかもしれん.
様々なレース見れるしな(ただし時間泥棒).
つーことで,とりあえずJSPORTSに,Bluray発売の有無をメールで問い合わせてみた.
なんと2,3時間後に早くも回答.
曰く...
「お問い合わせ頂きました【ツール・ド・フランス スペシャルBOX】の商品は、例年より予約開始が遅れており、11月下旬頃から予約開始、2023年2月頃発売となる予定です。」
とのこと.
安心っつーか,肩透かし.
ええ,買わせて頂きますよ.
ちょっと間が開くのでムックでも読んで我慢するか.
完全保存版 2022ツール・ド・フランス詳細レポート (ヤエスメディアムック765)
思えば,こいつの元本である『チクリッシモ』も休刊中...
サイクルロードレースはやはりマイナー.
それはともかく,先日「ツール・ド・フランス2023」のコースが発表になった.
これまた超変則的なレイアウト.
何年か前の「ツール・ド・下半分」と似ているようで似ていない.
まさに「西から東」への大横断.
何かと物議をかもすグラベルもない.
個人TTステージも1つだけ.しかも22kmと非常に短い.
名物山岳のラルプデュエズもモンバントゥーもないのに,山岳が厳しく「ジロ2023」より獲得標高があるらしい.
するとクライマー向きか.
ヴィンゲゴー2連覇?
アシスト増強中のUAE,ポガチャルの逆襲?
レムコ参戦?
未だ所属チームが決まらぬカヴェンディッシュのツール最多勝利の更新なるか?
個人的には,マイヨジョーヌで逃げかましたり,マイヨベルデで山頂を先頭通過するワウトの”わけのわからない走り”が,また見たい.
とまぁ,やはり役者揃いで楽しみが尽きない来年のツールである.