米国株投資ハジメマシタ

2021/1/28 Thu

流行にのった...わけではないけど.

時に2012年.
Kazchariは,とある本との出会いによって投資を始めた.

その頃はちょうど民主党政権で日経平均株価も6000円台だったように思う.
ただし,給料は今より高く,物価は安く(消費税も5%),家のローンもなく,特に生活に困った感はなかった.
今もそうだが,株価と日常における景気感は比例しない.

今よりも優雅に暮らしていたものの,徐々に将来への不安も生じてきた.
長女や,その頃判明した第二子の教育費,および自分自身の老後の生活費を考えると,このままの貯金では不味い.
もはや年金をあてにはできない.
ようするに,将来を見据えた資産形成の重要さに気づいた.

資産形成の方法は3つしかない.
(1) 収入を増やす
(2) 支出を減らす
(3) 投資をする

(1)が最も難しい.
年齢とともに転職も難しくなり,管理職になると年収アップという職場でもない.
営業成績も関係ない.
40歳を越えてから大学院で修士をとったが給料に変化なし.

では副業?
フォトストックサイトにアップしたが,そうそう売れるものではない.
そりゃそうだ.写真一本でやってる方々とは気合が違う.
このブログにもアフィ広告を貼っているが,サーバーのレンタル代にも届かない.つまり赤字(こうなると趣味の支出やね).

(2)は実践中.
ロボや特撮キャラの購入をだいぶ減らした.
ただでさえ価格高騰の上,コレクションにキリがないのにようやく気付いた.
あっ,こないだ買った『RGジオング』は例外やで.

【予約】【3月再生産分】 RG 1/144 ジオング

もちろんスマホはUQのデータ通信で月1000円.
通話用のガラホをauで契約しているが,2月以降,こちらもUQに移行する予定.

そして,何より欲しい高級ロードバイクの購入は保留中.
先日のMADONE騒ぎはやばかった.

TREK MADONE購入のタイムリミット,迫る

いずれにせよ限界があるし,欲しい物を全く買わない我慢の人生は面白いか?

で,やはり(3).
Kazchariが実践中なのは投資信託
インデックスファンドの長期分散,いわゆる「ほったらかし投資」である.
月々一定額にて特定日に給料口座からの引き落としで購入していく方法.

この方式の最大のキモは「投資の最大の敵は人間の感情」を解決できること.
一般にイメージされる投資と言えば,真っ暗な部屋で目の前にある複数のディスプレイを眺めながら,「上がった」「下がった」「買い」「売り」とかブツブツ言っているイメージかもしれんが,それは“投資”ではなく“投機”,つまりギャンブル(とは言え,宝くじやパチンコよりも勝率は高い)に近い.
どれだけ勉強し考えたとしても,人間に市場=未来は予測できない.
勝った負けたで一喜一憂するのではなく,世界市場そのものの成長にのっかるのが長期分散投資.

まぁ,このあたりの専門知識は,ちまたにあふれる投資本を読めば全て書いてある.

確実に資産形成するためには長期に渡るBuy&Holdに勝るものはないという結論.

ただし,この「ほったらかし投資」の唯一の欠点が...面白くないということ.
矛盾しているようであるが,人は自分で操っている感がないと満足できない.
どうしようもない生命体でもある.

具体的な金額やポートフォリオなどの公表は差し控えるが,Kazchariは現在ネット証券会社2社で運用中.
両方とも着実に成長している.

【A証券】

資産形成ファンドのみ運用.
ポートフォリオもリバランスも全部おまかせ.ノーロードでもちろん再投資.
こちらは,子どもらの教育資金として堅実に運用.

【B証券】

こちらは,少々投資心をくすぐるような運用を行っている.
株主優待目当てで「ゲオ」「イオン」株を買ったのもそれが理由.
幸い二社株とも赤字になっていない.そろそろ配当金で購入時の元はとれたかも.
特に「イオン」は新コロで業績よくなったしな.

単品株保有に加え,もちろんインデックス投資も運用中.
ポートフォリオの基本は「日本株式」「日本債権」「先進国株式」「先進国債権」「新興国株式」と言われている.
Kazchariはさらに「新興国債権」「先進国REIT」「新興国REIT」を追加.
もちろんノーロードで再投資.
以前は伝説の投資家ジム・ロジャースのお薦めで「コモディティ」も対象にしていたが,運用成績悪化で償還されてしまった.赤字にはならなかったけど.
リバランスも売買では行わず,それぞれのファンドの投資額の増減で調整している.

新コロが流行りだしてから,「新興国REIT」だけがマイナスになってしまった.
金持ちによる土地売買が下火になったせい?
復活を夢見て少額投資は続けているものの,いわゆる塩漬け状態.

そして,このB証券のポートフォリオに久々の新顔登場.
昨今ブームの米国株のインデックスファンド「S&P500インデックス・ファンド」である.
元々「先進国株式」に含まれているのでは?と言われればその通りなのだが,アメリカ単独での成長(復活?)に期待したい.
なんだかんだで米国企業の先進性には期待できる.

ただし,他と同様の月一積み立てだと面白くないので,今回の「米国株ファンド」に関しては「毎日1000円」にしてみた.
休日を除くと月々26000円ほどの積み立てとなる.
究極のドルコスト平均法ではあるが,毎月とどっちが良いかは賛否両論.
まっ,しばらく実験ですな.

と,ここまで書いてきてなんだが,正直,A証券で運用中の,リバランスも全部自動で行ってくれる完全パックの「資産形成ファンド」がベストの選択のように思う.
実際,成績も非常に良い.
「ほったらかし投資」の名に恥じない.

Kazchariは仮想通貨やFXの持つギャンブル性に全く興味がない.
“やたら利率の良い定期預金”という意識の人は,こうした積み立て式の分散投資が良いと思います.

さぁ,年金受給年齢まで後10年あまり.
その間,子どもらの教育費がバカスカかかる.
どこまで資産を維持できるだろうか.

そして旅三昧の夢のリタイヤ生活が叶わんことを...

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