Topstoneな長距離ブルベに備えてDHバーテストライド

2025/8/2 Sat

走り方がTDF

iPhone15 Pro

曇り.温度:28 ℃,湿度:68%,体感温度:29 ℃,風速:7.8 km/時,風向:SSW

いよいよ来週は「ジャパン・グランドネ2025 北海道 1200km 納沙布岬」(納沙布岬1200)

ジャパン・グランドネ2025 北海道 1200km 納沙布岬

もう準備やら何やらでバタバタである(そうか?).
別に超長距離ブルベ,いわゆる「RM」が初めて...というわけではない.

Audax Japan RM812 Okhotsk 1300km Hokkaido(その1:当別太美~幌延)

ただし無事完走したこいつは「N2」方式.
完全なフリーライドだったのでブルベというよりに近い.

全てがフォトチェックで,109時間5分内にゴールすれば,1日何Km走ろうが,どこに泊まるか自由.
結果,毎晩8時頃には宿に入り,洗濯や入浴(時にはサウナ)を済ませ6時間くらいは睡眠をとることができた.
何よりもスマホやサイコンなどの充電し放題が助かった.

今回の「納沙布岬1200」は少々勝手が違う.
100km短い分,制限時間は90時間27分の3泊4日.
この間にPC兼簡易宿泊所が4か所設けられている.
個人的にホテルを取られる方もいるようだが,ケチケチKazchariはPCで寝るつもり.
ホテルの様に浴衣で寝るわけにはいかない.
それに電源の取り合いも予測される.

ドロップバッグで送るモノなど,今になってあわてて走行計画を立てているのだが,考えることが多すぎてアタマ爆発しそう.

そんな中,迎えた土曜日.
まず向かうのは,「納沙布岬1200」で使う「Cannondale Topstone」の購入先「はっとりスポーツ商会」さんである.
初回点検以来すっかりご無沙汰.
トラブル前に各部をチェックしてもらいましょう.

iPhone15 Pro

出発前にアルミ製のDHバーを装着.
「オホーツク1300」ではDOMANE,およびファットでブルベに出走する際に使用.

UPANBIKE 自転車レストハンドルバー アルミニウム合金エアロバー クリップオンバー TTバー

そのままではなく,一時は本気で参加を考えていた「Paris-Brest-Paris;PBP」のレギュレーションに合わせて先端をカット.
握る面積が短くなったが,特に支障はない(現在,長さ制限は撤廃されている)

DHバーの何がいいってポジションのヴァリエーションが増えること.
手のしびれ軽減や肩周囲のリラックスは元より,ケツ圧の分散=痛み軽減も期待できる.
もちろん空気抵抗軽減=巡航速度向上も大きい.

iPhone15 Pro

デメリットとしては重量増,およびハンドル周りがごちゃついて,ライト類のレイアウトに困ること.
もちろんフロントバッグも装着できなくなる.

それでもメリットの方がはるかに上回るな.BROMPTONのM字ハンドルは辛かった...

BROMPTONなBRM506薄野200(その1)

iPhone15 Pro

フロントバッグが付けられないので代わりにフレームバッグを用意.

アールニーゴーマル(R250) 防水フレームインナーバッグ ショート グレー

ボトルゲージが1つ使えなくなるので,ツール缶をダウンチューブに移行.グラベルロードのダボ穴万歳である.

無事に「はっとり」さん着.
2年ぶりの点検である.予約済みなので作業スムーズ.
各部増し締めの他,「フロントディスクローターの歪み調整」「Leftyサスにエア注入」「変速調整」をしてもらう.

ワイヤーが切れて使えなくなってしまった「ドロッパー」は後日修理してもらうことにした(サドルバックを付けるので今回は不要).

さて,調整も済んだところで早速試走.
DHバーゆえ,鷹栖~比布のド平坦エリアを目指す.

と言いつつ,良き脇道があれば入り込む.
完璧な夏の風景だ.暑過ぎるけど.

iPhone15 Pro

ほぼ田園しかないエリアなので直線だらけ.
路面(路肩)もそれほど荒れておらず,DHバーポジションの調整にぴったり.
気分はもう「走り方がツール・ド・フランスなヤツ」である.

「ツール」と言えば,今年の大会も終わってしまった.
毎回ロスに襲われるのだが,今年は何故か...そうでもない.
こう思う要因は,おそらく絶対王者ポガチャルに例年のキレがなかったこと.

特に3週目.タイム差がついていたこともあるが,いつものように”無邪気&無慈悲”に攻める姿が見られなかった.
レース後のインタビューも表情が憔悴しきっていて「スーパーハード」と繰り返す.
おまけに数年後(ロス五輪後)の引退を示唆するような記事も出てたりする.

もはやライバル不在,目標不在.
あれだけ強いと「燃え尽き症候群」になりがちなのだろうか?
メンタル面だけでなく,必ず力は落ちて来る.
全盛期に引退する方が美しいかもしれない.

たんなる一視聴者の戯言です.

iPhone15 Pro

このまま走り続けるのも退屈なので目的地を設定.
去年も行った東鷹栖の「田んぼアート」会場が近いことを思いだした.

EMONDAな止まるな!走れ!比布ライド

到着.
今年はやり投げの「北口選手」がモチーフ.

iPhone15 Pro

今年は展望台に登らず.
インバウンドを含め,すんげー人だったので.

iPhone15 Pro

当然だが,止まると暑い.
休憩所らしき場所に自販機が設置してある.
ボトルには麦茶が少し.
ここは塩分・糖分補給を考えて「ソルティライチ」を購入すべく¥1,000の「新札」を投入するも...受け付けてくれなかった.
頼むから新札は元より,Coke-on対応お願いします.
場合によってはチャリダーのタヒ活問題.

iPhone15 Pro

つーことで,腹が減った.
一番近い集落と言えば「鷹栖町」.コンビニもある.
再び直線道路を「ツール・ド・フランスなヤツ」で駆け抜ける.

当初はローソンに行くつもりだったが,ちゃんとした「肉」が欲しくなり,何度目かの「モゥーちゃん家」へ.

モゥーちゃん家

ハンバーガー,チーズコロッケ,野菜ジュースのセット(¥1,200)を注文.

iPhone15 Pro

敷地内にセットしてあるベンチで食す.美味い.
贅沢を言うなら...冷房が欲しい...暑すぎる.

iPhone15 Pro
iPhone15 Pro

野菜ジュースの氷を麦茶の入ったボトルに入れる(チャリダーあるある)
これで少しは冷た...もとい,ぬるくなる.

最短路で帰るのは面白くないので,河川敷のサイクリングロード(ではない?)直線路へ.TT練習の続き.

最大の注意はやはり段差だな.
どうしてもブレーキをかける反応が遅れるし,つっこんでしまうとチャリの挙動が不安定.落車したらシャレにならん.

iPhone15 Pro

ゲージツ家(?)が多く住まう嵐山エリアへ.
ほほぉ,ここの道につながっていたのか.

iPhone15 Pro

「アイヌ文化の森 伝承のコタン」資料館にてトイレ休憩.
残念ながら水道水は「飲用不可」表示.

伐採作業中のおじさんから「どこから来たの?」と尋ねられる.

「えーと...市内からです...」

期待外れですいません(そうなの?)
互いに「暑いですねぇ」と言い合って別れる.

で,サイクリングロードの続き.
木漏れ日の中,気持ちよく走っていると,道路に横たわる棒きれ...ではなかった! ヘビだっ!
回避できず牽いてしまう.まぁ,チャリに牽かれてタヒぬようなことはないと思われるが.

おそらく色的にアオダイショウ(大).呪われたらどうしよう...(ここ伏線)

iPhone15 Pro

ボトルの麦茶も心細くなってきた.
暑さも一向に和らぐ気配なし.太陽の容赦ない照りつけが続く.

暑熱順化は十分だろう.戻ろう.
街中のセブンイレブンにピットイン.
「アイスクリーム」「梅系炭酸」「麦茶」を購入.ガブ食べ&飲み.

それもそのはず.
直射日光とは言え,Garmin様の表示は...

iPhone15 Pro

驚きの50℃越え!
一大イベント前に壊れるのだけはヤメテ.

最後に河川敷に戻って,家まで快走.

iPhone15 Pro さすがに登れません

TTポジション,だいぶ勘を取り戻してきた.
1200km,走るだけなら問題なさそう.後はちゃんと眠れるか,だな.

さーて,早めに家に帰ってきたし,夕方涼しくなったらチャリ関連の別の用事を済ませるか.

...彼(Kazchari)は,この後待ち受ける災難をまだ知らなかった...(続く)

Amazon Prime Day(2025夏)で買ったモノ

2025/8/1 Fri

ココロトキメク買い物を

iPhone15 Pro

セールが頻繁すぎて,以前に比べてお得感がなくなっているAmazonですが,それでも安いこたぁ安い.
今回も本体価格というよりもポイント増量を目当てに色々購入.

例によってその大半がチャリ関連用品.

まずは健康関連から.

サクセスブラック ふんわり仕上がるカラートリートメント 約7回分 白髪ケア カラートリートメント

悪あがきのアンチエイジング.

家系的に禿げにくいものの,白髪が多いKazchari.
3ヵ月に一度の散髪の際には,白髪染めも行っている.
当然のことながら,しばらくすると根元から白いエリアが徐々に拡大していく.
プロに染めなおしてもらうのが確実なのだろうが,いかんせんコストがねぇ...

つーことでたまたま読んでいた雑誌の記事にあったこいつを試してみることに.
調べたが,一般個人によるレビューを見かけない.
わかりました.人身御供となり,レビューしませう.

【第2類医薬品】ロート抗菌目薬EX 10mL

本当は使い切りの方が衛生的.

Kazchariはコンタクトユーザーである.
オーバーナイトブルベを除き,普段のライドでも使用.
向かい風の強い日や,埃舞うドライコンディション・グラベル走行後は目がしばしばする.
すると,翌朝は充血+目やにがエグく,目を開けられない状態に.
そんな時には,こうした結膜炎用目薬が効く.
昔は刺激の強いクール系が好みだったけど,色々と問題があるという記事が目に付くようになってきて,ヤメタ.

アリスト スーパーメダリスト 500ml用 11g×8袋

合法ドーピング.

強度の高いトレーニングやレース前にキメる.
自宅を出る前に500mlの水筒にこいつと水道水を入れてシェイク.
スタート会場へ向かうクルマのなかでチビチビと.
炭酸抜いたリアルゴールド?っぽい味.
結果を出しているので,プラセボではなく効果はあると思われる.

定期配送と価格が同じなのはどういうこっちゃ.

スプーン印 ピュアパラ スポーツドリンク 粉末 ブドウ糖 【 マラソン 補給食/ロードバイク 】 パラチノース 1kg

持久力,大事.

こいつは初購入.
ロングライドなど,持久力かつ回復が重要な運動向き...というキャッチフレーズに魅かれた.
ブルベですら,これまでは基本的にボトル1本体制だったが,最近の暑さには抗しきれず2本差しが標準に.そうしないと危険.
1本はかぶり用に水道水,もう1本は麦茶(ミネラル)を入れる.
試しに,後者をこのパラチノースに置き換えてみたい.

次に洗車関連.

Muc-Off(マックオフ) 自転車専用洗剤・ ナノテックバイククリーナー [Nano Tech Bike Cleaner] ナノテクノロジーで細部まで洗浄 made in UK 【日本正規品】

原点回帰.

定番品.Kazchariも昔は使ってた.
それにセールでは必ずと言っていいほど安くなる逸品.

チャリの洗車に関しては「WAKO’S信者」なのだが,ここ最近の価格高騰が痛い.
何せチャリが6台もあるのだ(ついでにバイクも1台).
ケミカル品の消費量がシャレにならん.

SurLuster(シュアラスター) バイクシャンプー 洗車 スプレータイプ オートバイ 自転車 ノーコンパウンド 弱アルカリ性 チェーン ホイール ボディ 防錆 S-142

最重要部分の清掃

全体は「Muc-Off」.特に重点的に洗うべきリアスプロケット,ディレーラーまわりはこいつで.
とある動画でその洗浄力を見て,試してみたくなった(案件ではなさそう).
本当はギア一枚一枚外して洗うのがベストなんだろうけど,さすがに...

パークツール(Parktool) カセットスプロケットクリーニングブラシ GSC-4 青 小

専用品の実力は.

こうしたブラシって100均にもありそうやけど,一応専用品を.
サイズ感が良い.

SurLuster(シュアラスター) ゼロプレミアム 150ml ガラス系コーティング 約6ヶ月耐久 高撥水 艶 光沢 紫外線吸収剤 UV 保護 車 バイク 自転車 簡単施工 洗車 スプレーコーティング S-100

後の祭り.

最後にかけるガラス系仕上げ剤.
これまでもスプレー式のシェアラスター製品を使用している.
こいつはそのプレミアver.でちょっとお高め.

うちの高級バイク,EMONDAも既に小傷だらけ.
新車購入時にコーティング(¥30,000ほど)を考えたけど「どうせすぐにキズつくし...」とヤメた経緯がある.

カーボンフレームのガリ傷消しに挑戦

今,思えばやっとけば...いや,所詮は消耗品.使ってナンボ,汚れてナンボやぁ~と自分に言い聞かせる.

で,最後にチャリ関連.

パナレーサー(Panaracer) パープルライト TPUチューブ 700×23~32C/32~47C 仏式 65/85㎜ 金属製バルブ 超軽量

信じるしかない.

ロード用(28C)を2本,グラベル用(35C)を1本購入.
今すぐどうこうではなく,パンク時用として.

特に太い方はTopstoneに履かせている「無印 Gravel King 35c」に使う.
来たるべき「納沙布岬1200」には2本持参する.
1本はドロップバッグ(ボックス)に忍ばせて北見の休憩所に送るつもり.

参加しない理由なし!~2025北海道1200km納沙布岬

それ以前の問題として,走行中にパンクした場合,ホイールからタイヤを外せるか否か.
元々装着されていた44CのWTBのグラベルタイヤが,あまりに固くて挫折した経験がある(ビートが落ちん!).

TopstoneなBRM524美瑛の丘300(その0)

リム側の問題かタイヤの固さの問題か.
どちらにせよ,さすがにクランプを持って走るのは遠慮したい.
グラキンの耐パンク性能に期待するしかない(フラグ?)

[TARO WORKS] ヘルメット インナーキャップ 吸汗 速乾 ビーニー スカル キャップ ロゴなしタイプ 2枚

必需品.

ロードバイクに乗り始めた頃から,ヘルメットの下にはいつもインナーキャップをかぶっている.
ムレ留め,汗留め,それにヘルメットの寿命が延びる気がする.
髪の乱れもごまませるしな.
安い上に有能.
サイクルキャップはごつくてあまり好きじゃない.ツバがある方が雨除けになったり,首の日焼け防止になったりと機能的なのだろうが.

これまで使っていたキャップがかなりヘタってきた.
今度の「納沙布」で使い捨てる予定.同時にこいつらとの入れ替えを目論む.

アンダーアーマー ヒートギア アーマー コンプレッション ロングスリーブ クルー

真夏こそ手放せない

これもお気に入りのウェアで追加購入である.
「納沙布1200」は3泊4日のブルベ,つまり着替えを3回行う予定.
真夏は半袖より長袖インナーが良い.
日焼けは疲労を招く.そして袖に水をぶっかければ気化熱クーラーになる.

ちなみに8/1現在の天気予報(tenki.jp)だと,走行予定日(8/12)の根室方面は曇り,最高気温は25℃程度らしい(マジか).

最後に,つい買っちったのがこちら.

【Morethan】×【COSPACH】コラボ 街乗りサイクルポロ サイクルジャージ 半袖

自転車系YouTuberの黄昏

かなりの数の自転車系チャンネルを視聴してきたが,この界隈,近頃すっかり元気がなくなっている.

まず,登録者数ナンバーワンの「まさくん」がまさかの活動休止.
専業配信者のプレッシャーはエグいんやろなぁ...あの内容とテンションを維持するのも大変.
アンチのうっぷん晴らしの攻撃にさらされまくるし.

他の方も,コンセプトをガラリと変えたり,やたら案件(っぽい)動画が増え,新コロ以降のチャリブームの衰退とともにすっかり元気がなくなった感.

そんな中「コスパch」さんは安定運行.
案件も多いけど,ちゃんと事前告知してるしな.
で,そのコスパchさん,この度,国産サイクルウェアブランドの「morethan」とのコラボ商品を開発・販売された.

Kazchari自身はピチピチ・モッコリはあまり気にしていない.
チャリに快適に乗るのに,ジャージ+ビブ以上の装備は考えられないからだ.
ポロなら普段使いもできると強調しているが,さすがに後ろポケットは目立ちすぎでは?

てな感じで,なんとなく聞き流し(?)ていたが,カラーバリエーションにネイビーがあること,さらにはワンポイントでエリの裏がピンクであることを知り,俄然興味が沸いた.

そう,我が「Paris Edition」のBROMPTONにぴったりのカラーではないか!
そもそも,BROにピチピチはイマイチ似合わないのは確か(ガチ走行ばかりしてるのは誰?)

BROMPTONなカミヒルチャレンジとついでに八景ライド

うむ.いわゆる”ゆるポタ”なら正にジャストフィット.
ちょうどこいつにエントリーしたことだし,着ていくか.

かなやま湖 秀岳荘BROMPTONミーティング

届いた商品を早速着てみる.
胸囲90cmに対して,Sサイズで少し余裕あり.
普段使いなら「M」かもしれんが,チャリ,いやBROだと大きすぎず,ちょうど良い感じ.
もちろん下は「パッド付インナー」「七分丈パンツ」の組み合わせでしょう.
何か”ゆるポタ勢”のコスプレをしている感...(偏見)

こうして見ると,届いたはいいけど,まだ実践投入してないモノだらけ.
使ってみたら感想変わるかも.

BROMPTONな雨あがりのカミヒルライド

2025/7/27 Sun

闘う前に勝敗は決まる?

iPhone15 Pro

雨.温度:24 ℃,湿度:79%,体感温度:26 ℃,風速:2.8 km/時,風向:WSW

先週に引き続き今週末も雨である.
わざわざ雨中を走る趣味はないので,ロングライドは諦めるか.
つーことで,土曜日は家族3人で『鬼滅の刃』をイオン・シネマにて鑑賞.

『劇場版「鬼滅の刃」無限城編』

内容や映像美は周知.
シンプルに“至高の劇場体験”としか言えない.
テレビ,ましてやスマホやタブレットなどの小画面で見るのは魅力100億%減.

猗窩座の過去話に相当時間を取っているが,よくよく考えれば炭治郎は全く事情を知らないのねん.
贅沢言うなら先の展開を知らずに観たかった気がする.
何か,そういう「MIB」っぽい部分記憶消去装置とか開発されないかな?(悪用待ったなし)

で,日曜日である.
起床時はしっかり降雨.
予報通りである.
だがしかし,10時を過ぎると晴れ間が出て来た.

となれば...カミヒルでしょう!
レース開催日まで2ヶ月を切っている.
ここは走り込みだぁ! 結果は事前準備で決まるものだ.

だのに,なぜか肝心のマシンはEMONDAではなく,BROMPTONをチョイス.
そうそう前回のBROによるカミヒル登攀.
その直後の大腿裏の筋,つまりハムストリングスの痛み.
これは引き足が使えていたと(都合よく)解釈.
それをもう一度経験したかったのだ.

BROMPTONなカミヒルチャレンジとついでに八景ライド

もちろんハスラーに載せて出発.
途中のセイコマで,鉄分ジュースとエナジージェルを購入.

いつものデポ地「日の出公園」着.
チャリダーらしき姿は...なし.
ラベンダーフェスティバルが開催されていた先週と異なり駐車場はガラガラだ.

iPhone15 Pro

BROを準備.
軽量を意識して「Ride on Bag」などの余計な装備は付けない.
雨の可能性もあるため,ウインドブレーカーではなくレインウェアを持参.
ダウンヒル時でも使えるしな.

ゆるりと出発.

沿道のラベンダー畑は,前回に比べると色を失っているが,その分香りが強烈.
雨後の日差しに照らされて...むせかえるよう.悪くはない.

前回同様,コースの風景と斜度を覚えることに注力.
これでペース配分が決まる.

前半は内装ギア2速固定.
外装ギア(1-4速)のこまめなチェンジで脚を貯める.

残り6km看板後は内装1速に.

それにしても...ここを登る度に一昨年の痛ましい事故が思い出される.
レベルは天と地とも異なるが同じ競技である.
リスクには差が無い.決して他人事ではない.
亡くなられた選手のご冥福をお祈りする.

やがて分岐点到達.
おっ,いつもより心肺機能は辛くない(気がする)
一方で,カミホロ前激坂をクリアした頃から,脚に力が入らなくなってきた.
まさかの売り切れか?

残り500m.
いつもなら登山客の縦列駐車だらけなのだが今日はいない.

最後の坂でダンシング・ゴール.
後でSTRAVAデータを確認したところ,計測区間の記録は前回より1分遅れの1時間7分だった.ぐぬぬ...

ハムストの痛みもあまりない.
今日はあまり使えてなかった?
ゆえに後半,脚(大腿四頭筋)がなくなったか?
反省が残る登攀だった.

iPhone15 Pro

怪しかった黒雲が去り,晴れ間が.
汗だくな上に直射日光.珍しい.

iPhone15 Pro

凌雲閣側に移動.
カミヒル後のご褒美はもちろん,赤コーラである.
砂糖,カフェイン,どんとこいやー!

だがしかし,自販機のコーラが売り切れ!

しかしKazchariは知っている.
凌雲閣の地下にもコーラの自販機があることを.
受付で「す,すいません.コーラありますか?」と頼んで,小銭を渡して買ってきてもらう(なぜ?).
思考停止な汗だくオヤジの必死の懇願はキモチワルイ.
まぁ,向こうも慣れてますが.

iPhone15 Pro

にしても良い天気だ.
まるで台風一過のごとし.
いつもなら標高(1,280m)および汗冷えのために,速攻でウインドブレーカーを着るが今日は不要.珍しい.

iPhone15 Pro

しばしの休息後,上着なしで下りを開始.
大して寒くない.
そういや今日はチャリダーの姿が皆無.
みんなどこを走っている?

ファットな100kmサイクリングin旭川

こっちか?

BROは登りよりも下りにクセがある.
後輪のリムブレーキは強く握り過ぎるとロックして,車体が不穏な挙動を示す.
丁寧にコントロールしよう.でも14%やしなぁ...

iPhone15 Pro

今日は分岐を右折して,白金温泉経由でデポ地に戻ることにする.
天気が気持ち良すぎる.

みんな大好き吹上温泉.
シーズン真っ盛りで駐車台数多め.
個人的にはここの訪問は真冬が好み.夏は人が多すぎる.

恒例の厳冬期吹上温泉 with アホ息子

iPhone15 Pro

で,冬期通行止めの天空の路,十勝岳スカイラインを走る.
アップダウンをクリア.まだ標高が高いので耳が抜けずしゃべりにくい.

iPhone15 Pro

望岳台は先週行ったのでパス(ホンマは脚の売り切れ)
そのままダウンヒル開始.徐々に温かくなってきた.

iPhone15 Pro

やっぱここも眺望が「ミニ三国峠」っぽいよな.橋見えるし.

iPhone15 Pro

観光バスやらレンタカーの攻撃をかわして,道の駅「ビルケ」前で左折,道道353号を通って上富良野へ戻る.
最初の坂だけ我慢すれば,後はロングダウンヒル.
多少道は荒れているが,実に気持ちよく走れる.

休憩ポイントはいつもの「日新ダム」
おやおや雲が厚くなってきたゾ...

iPhone15 Pro

デポ地の駐車場に戻るつもりが,なぜか魔が差した.
日の出公園展望台アタック開始! さぁ,駆け上がれ!

入りは内装2速,粘って辛くなった頃に1速にチェンジ!...のつもりがレバーの押す方向を間違えて3速にin!(BROあるある)
もちろんペダルが激重となり,思いっきり失速.
ましてや内装ギアチェンジには脚を止める必要があるBROMPTON.そこからのリカバーは不可能だった...ぐぬぬ.

iPhone15 Pro

で,先日の「かみふらの八景」ラリーでは歩いてチェックしたモニュメントを,本日は無事にチャリを入れての撮影.これで真のコンプリ.

...いつの間にか雲が怖い状態に.

iPhone15 Pro

腹が減った.
いつものセイコマにin.
この自転車ラックの隣の段差,座るのにちょうど良い高さ.
ブルベ中だとあまり座りこまないようにしているけど,今日は良いでせう.

ちなみに「プリン」は飲み物です.

iPhone15 Pro

食事を終える頃,雨がポツリポツリと.
あわてて400m先の駐車場に戻る.

今一歩間に合わず,少し濡れた.
トイレの軒下に滑り込み,しばし雨宿り.

落ち着いた頃,クルマのそばに移動してBROを降着姿勢に.
いつ見てもうっとりするね.むしろ展開時より好きかも.

iPhone15 Pro

さて,この後はチャリで来た道を戻って白金温泉街に戻る.
「パークヒルホテル」にてサ活

昨年のスタンプラリーのフルコンプ景品に,ここの入浴券が含まれているのだ.
ただし入湯税(?)100円は別途支払い.

丘のまち びえいサイクルスタンプラリー 第1の挑戦

夏季は屋内プールも利用できるが,さすがに今日は疲れたのでパス(一応水着は持ってきた).

現在時刻は15時半.
客は少なく,サ室独り占め!
水風呂もキンキンで数秒しか入れない.でも,それがいい.
もちろん外気浴も可.
仕上げのかけ流し温泉も素晴らしい.

ふーう,今日も充実した1日だった.
チャリ趣味はホンマにコスパが良い.今日なんて¥2,000も使っていない.
さらにはココロもカラダも健康になる.

てなわけで,カミヒル大会当日まで,後数回登るべし.
次はそろそろ,ちゃんとEMONDA...で.
1人じゃ何なので,誰かとジョインするか.

BROMPTONなBROMPTONと天人峡ライド

2025/7/20 Sun

TはチタンのT

iPhone15 Pro

曇り.温度:25 ℃,湿度:82%,体感温度:24 ℃,風速:11.6 km/時,風向:SSW

名古屋からBROMPTON,しかもT-Lineを持って友人のO田さんが来道.
O田さんとは不思議なご縁がある.

きっかけはKazchariが某オクにサドルを出品したのが始まりだった.
現在の匿名配送と異なり,落札後は互いに住所や電話番号を開示してのやり取り.今では考えられない平和な時代だ.

で,その連絡をきっかけに,ほぼ毎年来られている北海道旅行の際には,Kazchariと近辺のライドを楽しむ仲となった.

逆にKazchariが名古屋に行くことはなかったが,我が『BROMPTON Paris Edition』の購入時には,その引き取りをお願いした.感謝しかない.

『BROMPTON Paris Edition P-Line』がやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!

まぁ,この時のショップ訪問でBROに試乗したのが運の尽き.
ご自分でもT-Lineを購入されることになるのだが...BROの感染力,恐るべし!

で,今年もKazchariが休みとなる週末に合わせて,美瑛ー旭川方面に来られたものの,一緒にライドを予定していた19日(土)は見事に大雨.
仕方なくクルマにて美瑛の丘巡りとなった.
チャリダーのルイーダ酒場こと『Yamaichi』さんに寄ったりと,これはこれで悪くないのだがやはり物足りない.

明けて20日(日).
天気予報が好転し,午後からは晴れる公算大.
9時過ぎに滞在されているホテルに迎えに行き,ライドを楽しむことになった.

ハスラーの後部座席にBROを2台積む.
もちろん余裕.折りたたまれたBROの占有面積の小ささは異常.
これ縦積みなら4台は余裕だろう.

で,東川の「湧水公園」までワープ.
デポ地とする.

本日の行き先として「旭岳」をオススメするも丁寧にお断りされた.
そらそうだ.
BROでのヒルクラを好むのは一部の変〇だけである.

BROMPTONなカミヒルチャレンジとついでに八景ライド

騙して連れて行くと,その後の関係に支障をきたしそうなので(いわゆるゆるポタ詐欺),ほぼ平坦の天人峡へ向かうことにした.
BROをセットアップ&トイレして,さぁ出発である.

iPhone15 Pro

午前中の雨で路面は濡れている.
しかあし,BROには優秀なフェンダーが付いている!
ロードみたいにケツや足先がびちゃびちゃにならないぜ!...と思っていた時期がKazchariにもありました.
ライダー自身は大丈夫でも,後を走る人へのシャワーは割とスゴかったりする.
こういうのは経験して初めてわかるな.

で,最初に向かうは忠別ダム
ターコイズ色の橋を越えたら,さぁ,ヒルクラだ.アタックだ.踏むぜ!
...タイムはアレだが,見た目と違ってやっぱりBROは登る.

iPhone15 Pro

どんより曇ってイマイチな景色.
ここまでは以前,O田さんも来られている.

今日はここからさらに山奥へ.
キケンが危ないエリアである.

iPhone15 Pro

この看板があるのは...そういうことである.
未だに見たことないけど.

クルマの通行もほとんどないため,O田さんの提案で互いのBROを交換することにした.
BROのスゴイところはまずここ.
どれだけ身長・体格差があっても,サドル高の調整だけで老若男女誰もがフィットする.

で,BROの中でもセレブ御用達スーパーマシン,T-Lineに乗せてもらう.
Kazchariは以前,旭川,いや”北海道BROマイスター”ことO西さん「T」にも乗ったことはある.

BROMPTONなYamaichi詣と100kmライド

この時は店の前を少しだけ,それにO西さん仕様ということで”バッグ類てんこ盛り”だったため「T」の性能,特に軽さを体験することが難しかった.
しかし今日は最小限の荷物,かつ道も1~2%の緩斜面.
「T」の性能,それに「P」との違いを実感するのに最適な状況である.

早速またがる.
もう漕ぎ出しからして軽い.
何より違いを感じたのが意外にもハンドル幅.
同じMハンドルだが,こちらの「T」に付いている方がやや広めでしっくりくる.クロスバイク同等のポジション.
これなら先日の200kmブルベで悩まされた肩甲骨周囲の痛みは緩和されるかも.

BROMPTONなBRM506薄野200(その1)

ただしO田さん「T」は残念ながら旅仕様ということでフラぺ.
KazchariはSPDシューズだったため滑って仕方がなかった.そこだけが残念.

一方,O田さんに言わせるとクロモリフレームの「P」の方が,剛性感があって乗り心地が良いとのこと.
まぁ,要するにBROMPTONはどれも優秀,ということでしょう.

iPhone15 Pro

天人峡へ続く長いトンネルの前で再びバイクチェンジ.
ライトを点灯させてさらに進む.

トンネルを抜けると,かの層雲峡的な柱状節理が見えて来た.
この時期(真夏)より,秋や厳冬期の方が映えるねぇ.

iPhone15 Pro

もう一つ,短めのトンネルを越えるとゴールの足湯が待っている.

iPhone15 Pro

シューズとソックスを脱いで足を湯につけ,しばしまったり...と言いたいところだが,おっさん2人の匂いにつられてか,アブやらブヨやらがひっきりなしに飛んでくる.
あかんあかん.退散.
あいつらは服の上からでも噛んでくる.

ファットなオソウシ温泉,地獄のデスライド!

さて,このまま帰るのももったいないので,車両通行止めギリギリまでBROを押して上がってみる.

iPhone15 Pro

かつては向こうの土手に温泉ホテルが建っていた.
台風による通行止め=客の孤立事件をきっかけに,このエリアは一気に寂れていった.

ホテル廃業後も建物は放置されて荒れ放題.心霊スポットと化していた.
昨年,ようやく行政が動いて解体.
公園や駐車場を整備し,この辺りを「羽衣の滝」見学の拠点にするつもりとか.

現在でも,車両は通れないが人は左の橋を渡り,徒歩で600m先の滝まで行けるらしい.

iPhone15 Pro

往路を戻る.
ここは基本的に追い風.
緩斜面を豪快にダウンヒル.

BROでもAve.30km/hを軽くオーバー.
小径車ゆえに不安定...と考える人もいるかもしれんが,そんなことはない.
抜群の直進安定性である.

ボトルの水が心もとなくなってきたので,いつもの水汲み場である「大雪旭岳源水公園」へ.

iPhone15 Pro

お次は「親水広場」.
湖面に下りる謎のスロープ.
やたら立派.
車椅子用なのだろうか? 需要があるとは思えない.
水辺に降りたところで,砂の上を走らせることは不可能やし.

iPhone15 Pro

4月中旬頃には渇水により湖底の一部が露出する.
その異世界感あふれる風景の中をファットで走ると楽しい.

旭岳クライムから忠別湖底ライド

元の道に戻る.
しばらく走ると”みんな大好き”チョボチナイゲートが見える.

iPhone15 Pro

もちろんゲートは閉じられたまま.
地下水の流動が落ち着くのが10月頃.ゆえに毎年のオープンもその時期なのだが,そろそろ他のシーズンも走りたいものである.
狭小グネグネ激坂のこちら側からはともかく,「21世紀の森」側からなら凌雲橋まで問題なく行けそうな気もするのだが...

ここでもアブの大群に襲われそそくさと撤退.

iPhone15 Pro

往路と異なり晴れ間が出て来た.
もう一度ダム上へ向かう.

iPhone15 Pro

先ほどよりは青空がくっきり.
せっかくなので,スタンドを使わずあえて”おすわり”スタイルで並べる.
BROの正式な停め方だが,うん,確かに面倒だ.

iPhone15 Pro

O田さんが湖面を覗く.
ダムの放流が始まっているそうな.

iPhone15 Pro

おお,確かにスゴイ迫力だ.
ここには何度も来ているが初めて見る.
下流の方に釣り人が立っていてびっくり.

iPhone15 Pro

最後に「忠別湖」看板の前にて記念撮影.
やはり,こうしたゆるポタがBROには似合う(そうか).

ダウンヒル後,デポ地に戻る.
そそくさとたたんでハスラーに積み込む.ホンマEz.

iPhone15 Pro

IKEAのDIMPAがあれば汚れても安心.いわゆるシンデレラフィット.

IKEA(イケア) DIMPA 90187753 収納バッグ, 透明

iPhone15 Pro

O田さん,さすがにこれ1枚で飛行機輪行というわけにはいかず,専用の段ボールケースに収納して運んできたそうな.

さて,時刻は14時.
さすがに腹が減った.
だが,近くのカフェはことごとくランチタイム終了.

一旦Kazchari家まで戻り,シャワーを浴びて出直すことにした.
O田さん,特に北海道グルメには興味がないそうで,冗談で「『かつや』でどうですか?」と提案したら「いいですね」と即答.

iPhone15 Pro

やはりコスパ最高.
一応たんばく質だが,同時に塩分・脂分もこってりだ.

「でも,こういうのが食べられなくなったら,老いたな,という気がしますね~」と二人して同意.O田さんとKazchariは健康が気になる同年代なのだ.

つーことで,バスで札幌まで向かうというO田さんを駅まで送る.
また,来年お会いしましょう.

にしても,やはり「T」の走りはインパクトがあった.
とは言え,欲しいかと問われれば微妙.

走りを求めるなら軽量&20インチ,それにドロハンSHIMANOコンポがいい.

CARACLE-COZ

とか,やっぱ...

Tyrell-FCX

やな.
おや? 今のうちのBROと値段があまり変わらん.
ダメです.もう(チャリを)増やしません宣言.

BROMPTONな旭川自転車愛好会でカレー食べ放題ライド

2025/7/13 Sun

時にはロードで

iPhone15 Pro

曇り.温度:19 ℃,湿度:68%,体感温度:19 ℃,風速:5.3 km/時,風向:SSW

日曜日である.
今日も暑くなりそうだ.

本日は旭川自転車愛好会によるグループライド.
いつもはグラベルに行くことがほとんどだが,今回は珍しくド平坦のロードオンリーである.

Topstoneな旭川自転車愛好会で東神楽グラベルライド

しかもメインの目的は「カレー食べ放題」.
e-Bikeに必死で食らいつく,脚および心肺負荷バリバリないつものグラベルライドと異なり,平和な「ゆるポタ」が予測される.
しかもルートはシークレットだ(カレー屋だけは固定)

集合場所は花咲にある旭川総合体育館の噴水前に9時.
昨日のライドで汚れちまつたBROMPTONを引き続きチョイス.

BROMPTONなカミヒルチャレンジとついでに八景ライド

帰ったら洗車しませう.

早めに家を出て,余裕を持って到着.
まだ誰もいない.
噴水らしきオブジェも水を吹き上げていない.
本当にここで正解?

しばらくすると,MERIDAに乗った方,続いてリーダーのC田さんが登場.
どうやら場所はここで良かったようだ.

次に到着したのはMADONEのIさん,および先ほどのMERIDAのS田さんは初対面.挨拶をかわす.

iPhone15 Pro

C田さんも含め(GIANT),みなさんガチロードである.
まさかのゆるポタ詐欺の予感.
何か口内に血の味がしてきたぜ.
はたしてBROで正解だったのだろうか?

出発.
サイクリングロードに戻り,旭橋あたりでいつものメンバーSさんと合流.
本日のSさんはクラシックなMTB.なぜか一安心.

さて,全員そろったところで向かったのは...

iPhone15 Pro

旭川市農業センターこと【花菜里ランド】である.
ちゃんと訪問するのは初めて.
園内をチャリで走れるとは...狭い場所は降りて押す.

iPhone15 Pro

まるで印象派の絵画モチーフのような美しい庭園.
カメラを構えている人もいた.
確かにレフ機があればいい画が撮れそうだ.

iPhone15 Pro

ラベンダー畑も見事だ.

【花菜里ランド】を出て一般道へ.

もちろん,去年参加した端っこツアーのような爆速トレインを組むようなことはなく,25km/h以下ののんびりペースで一安心.
BROでも全く問題なし.

DOMANEなHIGUMA CYCLEで襟裳岬まで行ってみたライド

C田さんの案内で,以前から気になっていたという,雨紛にある謎のアイスキャンディ屋へ.

iPhone15 Pro

ごく普通の一軒家.
かろうじて「OPEN」の看板は出ているが,人の気配がまるでない.
インタフォンを何度か鳴らしてみる.反応なし.

諦めるか.

まぁ,どの様なアイスキャンディが出てくるのか楽しみだったのだが...
「ソフトクリーム」表示でない分,好奇心が膨らむ.

このままカレー屋に向かうと,到着まであっと言う間なので,あえて遠回り.
雨紛から西神楽へ抜けるルートである.

途中のカーブで大型バイク2台と軽自動車が路肩に駐車中.
チラ見だが,バイク(CB750F)の1台が転倒して高齢ライダーがケガをしたような感じ.
自損なのか,軽が絡んだのかは謎だが「大型」「高齢」「マスツー」のコンボ.
偏見かもしれんが...昨今あるあるやな.

国道を渡って西神楽の激坂へ.
おお,久々に坂だ! スイッチが入るっショ!

...他のみなさんが西神楽公園に入っていったのに気づかず先行してしまう...お恥ずかしい.

iPhone15 Pro

少し涼んだ後,東神楽の「アルティモール」へ向けて出発.
本日の「カレー食べ放題ライド」の目的地『アンモナイト』着.

iPhone15 Pro

Ammo Night Restaurant アルティモール東神楽店

ここ,元々は『OMP』という地産地消のバイキングレストランだったが,新コロ時の不況でつぶれてしまった.家族でよく通っていたのだが...

で,その跡地に入ったのが『アンモナイト』である.
町中にたくさんあるネパールカリー店に対し,ここはパキスタン料理が売り.
まぁ,一般日本人に違いはよくわからんけど.

平日は通常メニュー.そして土日のみバイキングらしい.
いつか来ようと思っていたが,本日実現した.

iPhone15 Pro

まずは駐車.
ガラス張りの店の前,施錠中のドアの手すりにワイヤーロック.
数台をつなぐ.
いずれにせよ,店内からチャリが見えるのはポイント高し.

入店.料金は後払いのようだ.
...にしても,日曜日の昼下がりだというのに,いくらなんでも客がいなさ過ぎでは?

iPhone15 Pro

そんなことを気にしても仕方がない.
腹も減ったし,早速カレーを.
そう,文字通りカリーではなくカレーっぽかった.
何より辛くない(チリが別添えで調節可)
かなり日本人向けにアレンジしている感.

ビリヤニ(炊き込みご飯)はちゃんと長粒米である.
他に白米,ナン,サラダ,揚げ物,ケーキなどのサイドメニューもあり.
ただ,種類が充実しているかというと...そうでもない.

パキと言えばイスラム圏なのでハラルフードらしい(表示あり).
もしかしてインバウンド狙いなのか?(ニッチ?)

まぁ,いずれにせよ味は良かった.
大人一人¥1,750だったように記憶していたが,本日の支払いは¥1,500.
いつの間にか値下げ...この客の少なさでは致し方あるまい.
Google先生の書き込みでも評価は高いものの,みな経営の心配をしている.

確かに家族連れ,つまり子供には少々クセがあるかも.
なにせなじみのないパキスタンである(Kazchariにとっても未知の国).
素直に「インド・ネパール料理」表記にする方が,客の心理的ハードルはまだ少ないかも(あくまで経営上の戦略として).

上記のプレート×3ほど食べて出発.
Kazchari家の近所なので,このまま帰っても良いのだがまだ走り足りない.
集合場所の総合体育館に戻るみなさんにしばらく付いていくことに.

iPhone15 Pro

住宅街を抜けて向かうはラーメン屋.
えっ?
いやいや,ラーメンを入れるスペースは(今は)ない.

そのラーメン屋は『光林坊』
オーナーがC田さんの知り合いらしく大歓迎してくれた.
なのに注文するのは...

iPhone15 Pro

「かき氷(マスカット味)」だったりする.
今日のライド行程(40km)を聞いてオーナーが驚く.
そうか...一般人にとって40kmは既にチャリで乗る距離ではないのだ(そして炎天下)

さらにはグループにBROMPTONが含まれていることにも驚愕.
例によって値段を聞かれたので,よせばいいのに正直に答える.
厨房が大パニックになった.

iPhone15 Pro

さて「冷房」+「かき氷」で無事冷却完了.
再び灼熱地獄の中を漕ぎ出す.
ここからKazchariはUターン.グループを離れ自宅を目指す.

うむ.やっぱりBROMPTONはいい.
ガチ練でないロードのグループライドなら問題なくついていける.

帰宅後STRAVAをチェックすると,本日一緒にライドしたS田さんが「BROMPTONNが欲しくなった」と書き込んでいた.

やれやれ,恐ろしい感染力だぜ.

BROMPTONなカミヒルチャレンジとついでに八景ライド

2025/7/12 Sat

頂上スマッシュ!

iPhone15 Pro

曇り.温度:19 ℃,湿度:68%,体感温度:19 ℃,風速:3.9 km/時,風向:SW

9/7はカミヒル本戦.
エントリー済みにも関わらず,今年はまだ一度も登っていない.

これはいかん.

大会まで残り2ヶ月弱.せめて週一でヒルクラ練を取り入れんとな.

第9回かみふらの十勝岳ヒルクライム大会

さらに,”勝手に仮想敵(ライバル)”O西さん「BROMPTON T-Line」で先日カミヒルを敢行したという.
これは負けていられない.

我がBROMPTONにも試練を与えねば.
つーことでハスラーにBROを積んで,10時前には約束の地,日の出公園に着いた.

iPhone15 Pro

あれ? いつもと違って何か様子が変だ.
この時間なら閑散としている駐車場がバカ混み.
交通整理のおぢさんまでいる.
うぉ,どうやら上富良野名物「ラベンダーフェスタ」が始まっているらしい.

ラベンダーフェスタかみふらの

別に部外者が駐車してはいけないというわけではなさそうなので,そそくさとBROを降ろして出発準備.
頂上(凌雲閣)目指して,ゆっくりと漕ぎ出す.
レース当日なら3本ローラーでウォーミングアップだな.

第13回ニセコHANAZONOヒルクライム(その3)

計測地点に向かう最初の分岐.
近くの空き地に軽自動車が停まっていた.
そのそばに,こちらを凝視する男性1名.
なにか見覚えあるなぁ...と思ってたら,なんとカミヒル大会事務局長のSさんじゃぁ,あーりませんか!

走りながら「こんにちは~」と声掛けするも,怪訝な表情.

そらそうだ.
メット&グラサン,そして,とてもじゃないがヒルクラ向きとは言えないBROである.

「Kazchariで~す!」と名乗る.

「おお,こんにちは~ それで登るんですかぁ?」と返答.

「ええ,今日はこいつで~す」と走り去る.

この間,全く停まる気がないのが”らしい”
チャリダーは漕ぎ続けるのだ.

面白いことに,帰宅後にSTRAVAを確認すると,この日の午後,事務局長もカミヒルしてたことが判明.
Kazchariの熱い走りに触発されたのかもしれない(自分で言うな)

そんなわけで計測地点を過ぎて,少しアクセルをひねる(比喩).
ここから12kmと長丁場なので,踏み過ぎるとあっと言う間に脚が終わってしまう.
しばらくは隣の人と話せる速度で...って,Kazchariはぼっちだった.

引き足を意識して軽めのギアでくるくる回す.
もうかなりの回数登っている「カミヒル」だが,完全にコース(風景・斜度)を覚えているわけではない.

カミヒルは旭岳のように途中で平坦や下り坂のようなタイム稼ぎor休憩エリアがない...と言われているが,それでも時折斜度が緩む.
適切なギアにこまめにチェンジ.
BROの内装ギアは独特で,脚の回転をやめないとチェンジできない.
まるでクラッチ仕様.
その瞬間,速度が落ちる.まだ慣れない.

だが,それも前半までの話.
中盤からは一番軽いギア(1-1)でずっと登り続ける.

10%の直登,通称「心折坂」を通過.
呼気2回,吸気1回のリズムを保つ.

今回,軽量化のため「Ride on Bag」などの余計な荷物は持たない.
つまり補給食も救急セットもない.

そしてやってきた白金温泉との分岐点.
残り2kmちょい.
勝負はここからである.
ここの時点でどれくらいエネルギーが残っているか...やな.

とかなんとか冷静に考えている余裕は全くない.キツイ.
BROはヒルクライムマシンではないのだ.
特にこんな長い登攀は向いていない(うん,知ってた)

ロード以上に脚の疲労がある.
もう終わりそう...

地獄のカミホロ荘前をクリア.
続く14%カーブを越えるとゴールはすぐそこ.
登山客のクルマでコースが狭い.
あかん.全然脚に力が入らん...つーことで,ゴールしたもののヘロヘロ.

iPhone15 Pro

サドルからいったんケツをおろす.
大腿裏側,つまりハムストリングスに激痛が走る.
ここまでの痛みは経験がない.
「引き足が使えている」ということ...なのか?

動けないことはないので凌雲閣前まで移動.
天気も良く,まずまずの絶景.

iPhone15 Pro

さーて,ここまで来たら最大のお楽しみはチャリ的神飲料の赤コーラ
自販機にしっかり在庫あり.¥150.
ただし,coke-onが使えない...小銭が増えちまった.

iPhone15 Pro

止まると汗冷えが始まる.
ウインドブレーカーを着る.

ベンチの隣に座ったじーさんに話しかけられる.
奥さんとの会話から察するに関西人だ.

「この小さい車輪で登って来たの~? すごい脚だね~」みたいな話から始まり,最後はお決まりの「いくらすんの,これ?」

「まぁ,そこそこします」とごまかす.

すると...
「そうやねぇ.うちの近所にも小さいのにめちゃめちゃ高い自転車売ってるところがあってなぁ...」

うん? どゆこと?
チラっと,じーさんのクルマとおぼしきミニバンのナンバーを見ると「香川」とある.
おお,その小さいけど高いチャリは「Made in 讃岐」こと『Tyrell』に違いない.

Tyrell Bike

いいなぁ,”走りのTyrell”.ミニベロ乗りとしてはBROとは別方向で欲しい...おっと,いかんいかん.

iPhone15 Pro

「かみふらの八景」のモニュメントにQRコードが付いている.
そう言えば上富良野町もこうしたスタンプラリーを毎年してたな.
せっかくここまで登ってきたし,登録&スタンプしとこか~

ふむふむ.「八景」だけに8か所のスタンプを集めれば良いらしい.
先週の「びえい」に比べれば全然Ez.

丘のまち びえいサイクルスタンプラリー2025(その1)

【スポット№8「十勝岳温泉郷」】

iPhone15 Pro

では下りますか.
それにしてもBRO,登りはともかく下りは怖い.
まず小径ゆえの安定感のなさ.

それにブレーキがなぁ.リムであることを考慮しても,リアがなぁ...
まぁ,この斜度では仕方ないか.

で,分岐点到着.

iPhone15 Pro

ハムストの痛みが残るのと,かなりカラダが冷えたので遠回りせず直進して下る.だが,このまま帰るのはもったいない.
ここに来て,本日中に「八景スタンプラリー」をクリアすることを思いついた.

慎重に下った先は...快晴.暑い.何この気温差.
カミフ~旭川にかけラベンダーが最盛期である.

iPhone15 Pro

はい.改めまして,かみふらの八景ラリー開始.
なかなかのアップダウンの後,【スポット№7「旭野やまびこ高地」】着.

iPhone15 Pro

これまでも何度か来たことはあるが,やはり遠い.
何気にこのスタンプラリーはチャリ初心者殺しかもしれん(凌雲閣もあるし)
えっ? チャリではしない? そうか,「びえい」と違って,どこにも”サイクル”の文字なしッ.

モニュメントより先のグラベルが気になる.
今度来る時はTopstoneだな.

iPhone15 Pro

ラベンダー同様,小麦も最盛期(たぶん).

iPhone15 Pro

来た道を戻り,次のスポットへ.

【スポット№6「和田草原とどんぐりの郷」】

iPhone15 Pro

着いたけど,どうやらこの丘を200mほど登った先が真のスポットらしい.
クルマやチャリはここで駐車.
駐車場にはQRコードが用意してあるが...いいのかそれで?
SPDシューズなので歩けないことはないが,ここは素直にスタンプだけゲットして退散.

腹が減った.
みんな大好きセイコマにて「梅ソーダ」「トマトスパゲティ」「バナナ」の昼食.

ここでもおじさんに話しかけられる.
まぁ,最終的に値段を聞かれるのがデフォルト(ナンシーおぢさん?).

普通のロードだと,ここまで話しかけられることはないな.これもBROMPTONマジックなのか.
そういや,モンキー125で出かけた時も,おぢさんによく話しかけられるなぁ.

小さきもの,いとをかし.

iPhone15 Pro

腹も満たされたのでさぁ出発.
スタンプラリーの続きと言いたいところだが,最近知人のOさんがオープンしたレンタル自転車ショップを覗きたくなり,名前を頼りに寄ってみる.

RentalBike and BikeTour CogCog

iPhone15 Pro

残念ながらOさんは不在だった.
新規事業,がんばって下さい.

国道を渡って西側エリアへ.
マップを頼りに着いたのが...

【スポット№4「パノラマロード江花」】

iPhone15 Pro

交差点で一時停止していると,ギリギリのスペースでバスが突如隣に.
危ないっちゅうねん!

ここはたぶん初来訪.
スタンプラリーの美点だな.
未知の見所を案内してくれる.

次の場所へ向かう.
これまた見事な小麦畑.

iPhone15 Pro

登りが始まる.
いつもは下りのスタートポイントとなるこの公園が...

【スポット№3「千望峠」】

iPhone15 Pro

以前,旭川のガチ勢がここの登りを使って「エベレスト・チャレンジ」に挑戦していた記憶がある.

ロードバイク:エベレスティング基礎知識

実はZWIFTでも挑戦可能? しかも電源を切らなければクリア?

エベレストチャレンジ【ZWIFT】

これなら逝ける...いや行けるかも.ケツ死にそう.

iPhone15 Pro

それにしても良い天気だ.
加えて絶景が続く.
こんなに恵まれた環境なのに,チャリに乗らないなんて実にもったいない(偏見).

iPhone15 Pro

で,泣く子も黙る上富良野の超有名スポットが【スポット№1「ジェットコースターの路」】である.

iPhone15 Pro

見た目ほどの斜度はない.
BROでも余裕である(そうか?).
ただし観光客が多く,モニュメントを入れた写真を撮るのに少し順番待ち.

さて,お次は”みんな大好き”「Yamaichi」さん前にある【スポット№2「深山峠」】である.

iPhone15 Pro

いつの間にか観光案内所が併設されていて,申し込めば「ラベンダー摘み取り体験」ができるようだ(期間限定).
一定額を支払えばオーナーになれる,つまり毎年摘める仕組みも面白い.

で,ここまで来たらお久しぶりの「Yamaichi」さんにピットイン.
ラベンダー&バニラのソフトクリームを注文する.

iPhone15 Pro

チャリ仲間の姿はなかったが,お客さん多数.
何やら「今日,小径車で十勝岳登っている人がいたよ~」と話題になっていたそうな ⇒ それ,間違いなくワタクシデス.

iPhone15 Pro

Yamaichiさんに来た目的はもう1つ.
そう,例のボードに書き込むためである.

いただき画像

おっ,まだまだ1回組が多いな.記入してないだけかもしれんけど.

つーことでデポ地,つまり「日の出公園」に向け出発.

相変わらず頂上駐車場への道は交通規制で大渋滞.
諦めて公園のハスラーの元へ.
BROを折りたたんで積み込み,歩いてラベンダー園を登ることにした.
まだ16時台にも関わらず,既にライトアップ目当て(?)の観光客でごった返している.

駐車場からモニュメントまではかなりの登攀.
年齢・体格的にキツそうな人がかなりいた.
おまけにまだまだ気温も高い.
大丈夫か?

で,ようやく最後のスポット【スポット№5「日の出ラベンダー園」】に到着.

iPhone15 Pro

BROと一緒に撮れなかったのが残念.

よおし,これでコンプ!と思い,早速応募を試みる.
だがしかし,サイトをよく読むとスタンプに加えて対象店での買い物が必要とのこと.ありゃ.今日はいいかな.

クソ暑い中,登ったり下ったりでさぁ大変.
今日の〆は「サ活」でしょう,といつもの定サウナを目指す.

美瑛市街地に入る.
ふと銭湯を見かけ,駐車場も混んでいなかったため,試しに利用してみることにした.

松の湯

大人¥500.サウナあり(別料金なし).
(一応)鍵付きロッカーあり.
浴槽は2つ.ジェット付き.
2段サウナ室.定員6名ほど.テレビあり.高温で7分限界.
水風呂2人分.外気浴不可.
シャンプー・せっけんなしなので要注意.

夕刻になるにつれ人が増えて来た.
サウナ3セットで終了.

道路をはさむと補給公園(トイレ,水道,ゴミ箱,格安自販機設置)がある.
”アスリート大好き”アミノバイタル発見.どっちの値段が正解?

iPhone15 Pro

¥130の方でした.ラッキー.
公園で涼みながら本日のライドを想起する.
大した距離ではないが,やはり「カミヒル」が入ると充実度合いが違う.

実は,本日最も印象深かったのはライド以外のある出来事.

ちょうど「Yamaichi」出発時,目の前の道路で黒い子犬(猫かもしれない)がはねられるを見た.
直後,その犬は道路の真ん中で,脚だけではなく全身の力を使って飛び跳ねはじめた.
軽く1mは飛んでいた.
何やら奇跡というか,生命最後の輝きを見ているかのようだった.
現実感がまるでなかった.
その様な動きを数回見せた後,その犬は道路の真ん中で動かなくなった.
道路は大渋滞.
BROを置いて,その犬(おそらく亡骸)を歩道まで移動すべきかと逡巡している間に,ある女性が抱いて運ぶ.
冷静沈着になすべきことをしている姿がとてつもなく崇高に見えた.

iPhone15 Pro

EMONDAなBRM614もっと当丸コースター300(その2)

2025/6/14 Sat

落下に注意

いただき画像

曇り.温度:17 ℃,湿度:79%,体感温度:15 ℃,風速:10.6 km/時,風向:SSE

前回はこちら ⇒ EMONDAなBRM614もっと当丸コースター300(その1)

少し到着時間が遅れたこと,さらにはマウントバンド切断事故もあり,あたふたと余裕がないままブリーフィング場所へ.
こういう時には何か良くないことが起こりがち...

iPhone15 Pro

知り合いの方々と挨拶をかわす.
にしても,みなさん毎週毎週何百キロも走るなんてマメですな(オマエモナー)
今回に限ってはBROMPTON軍団の姿が見当たらず.

さて,参加者の一番の関心事は本日の獲得標高.
「Ride with GPS」では5,000mを越えていたが,T夫さんの試走では4,790mだったらしい.
良かった.210mも低い...って,誤差の範囲やろ.

ブルベカードには通過ポイントでのクイズが同梱.
ランドヌ札幌のフォトチェックやクイズと言えば難問で有名(そうなの?)
前回の「桂沢200」ではエラい目に.

TopstoneなBRM518桂沢200(その1)

車検を終えてスタート.

300ブルベと言えば,前照灯は2灯必須.
普段から付けている「BONTRAGER Ion 800」(廃盤)と,エアロハンドルに強引に付けた「CAT EYE URBAN」である.

CAT EYE URBAN HL-EL145

前者は本格的に夜間走行になってから使用予定.
後者は日中のトンネルや,日没後はヘルメットライトにする予定.
単三電池なので万が一の時でも電源の入手が容易.充電時間も要らんしな.

このライト,前回のFlècheで落下事故発生.
バラバラになってしまったが,パーツを元の位置に戻せば復活という堅牢性を誇る.シンプル is ベストの典型.

Flèche Hokkaido 2025~激闘!おだってるJAPAN!(その1)

iPhone15 Pro

トイレを済ませてから幹線道路に出る.
少し出遅れたが前方に集団を発見.
さすがEMONDA,少し踏めばすぐに追いつくぜ(序盤中の序盤だって)

よくよく見ればこの集団内に強ランドヌールのR大さんT口さんがいた.
今は市内の信号坂中なのでおとなしいけど,この集団,郊外に出れば一気に活性化するかも...

いつの間にか見覚えのある道に.
そうそう,このブルベは小樽に抜けるまでは「BRM506薄野200」と重なる部分が多い.

BROMPTONなBRM506薄野200(その1)

ゆえに定山渓に向けて街中からも徐々に登りがはじまり,集団のペースが落ち始めた.
R大さん,アクティベート.するすると前に出る.
もちろん,ついていくKazchari.乗らなきゃソンソン.

少しR大さんと話しながら走る.
信号がなくなった所で,前に出て「(今から)ひきますよ~」と告げる.
するとR大さん「いやいや自分のペースで行きますので,お先にどうぞ」とのこと.

あー,やっちまったかな.

最近のブルベやFlècheでは平坦でトレイン組んで爆走し,時間と距離を稼ぐことばかりやってたので,今回もそのノリでお誘いしたのだが,人によって,もしくは日によって,そういうのがしたくない人もいるということを失念していた.

特に豪脚のR大さんは,基本的に先頭でひっぱっている=自分のペースで走る印象が強い.
脚がそろっている人なんてそうそう出会わない.
決められた時間内で個々人のペースでロングライドを楽しむ.それがブルベ.

このKazchari,ブルベの中でブルベを忘れていた.

つーことで以降,反省したわけではないが,30kmも進まないうちに今回のブルベはほぼ一人旅となった(参加者も少ないけど)

で,最初の峠らしい峠のこばやし峠.
止まって撮影していると,後続のチャリにバシバシ抜かれる.

iPhone15 Pro

問題はここからのダウンヒル.
気持ちよく下っていると左折箇所を通り過ぎてしまった.
少し戻って正規コースに戻る.
焦りがあったのか,飛ばし気味.
段差でかなりはねた.
その瞬間,チャリから何かが落ちた.

停車して引き返す.

落ちたのは...メガネ用のクリップオンサングラスだった.
あわてて拾うと,レンズ面に細かいキズが...シクシクシク36

ただし幸いだったのは,クルマには轢かれなかったこと.
十分使用可能レベル.
運が良かったと考えよう.これがOAKLEYやったら泣くに泣けない.

しばらく走って「薄野200」でも使った公衆トイレにin.
今日は一般のローディも多い.
Kazchariなら,反射ベストを付けているチャリダーを見たら「何キロのブルベですか?」と訊くね.

iPhone15 Pro

【PC1:41.4km地点 セイコーマート定山渓温泉店】

前回はBROMPTON,今日はEMONDAで到着.

iPhone15 Pro

ここから本格的な山旅が始まる.
何より補給が大事.
ここはブルベ飯の定番である「おにぎり」「バナナ」で.
固形物は食えるうちに食っておく.

そして今回も脚ツリ予防のため,ボトルには常に「麦茶」を入れておく.

そのままズバリの『健康ミネラルむぎ茶』を基本とするが,よくよく考えれば麦茶であればミネラル含有がデフォルトのはず.

伊藤園 健康ミネラルむぎ茶 600ml×24本

今回のブルベでは様々なメーカーの「麦茶」を試し,味比べをしてみることにした.実際,薄いのやら濃いのやら味はけっこうバラバラだったりする.

iPhone15 Pro

先着していたR大さんN本さんらの出発を見送る.
どこかのPCや峠で追いつくかと思ったが,以後,全く姿を見ることはなかった.後日,ゴールタイムを見て驚愕.さすがだ.

さて出発.
前回の「薄野200」では定山渓温泉の写真が全く撮れなかったので,今日はちょこちょこ停車.見事に坂の町だねぇ.

iPhone15 Pro

朝里峠への登攀開始.
やっぱりBROMPTONに比べたらEMONDAでのヒルクライムははるかに楽だな(当然だ).
それにしても5月上旬と6月半ばでは景色がまるで違う.
「薄野200」の時はサイドに残雪.
何より,札幌国際スキー場がまだ営業していた.

iPhone15 Pro

スキー場を過ぎ,トンネルを登ると朝里峠クリア.
ここって特に峠の標識がないのねん.

ここからは”コースター”の名に恥じぬ,豪快ダウンヒル.
路面状況はそれほど悪くないが,やはり下りは苦手だ.
やはり,あの事故が尾を引いているのか...

ファットな楽しい美瑛スノーライドのはずが...

そしてループ橋.晴れると映える.

iPhone15 Pro

ここから小樽市内方面へも下りが続くのだが,今回は途中で左折.
少々複雑な経路で次の「毛無峠」へ向かう.

この経路がやっかいで,本ブルベ後半,積丹からの帰りでも重なったルートを通るのだ.
今は『Bryton S500』なので進むべき方向が表示されているので問題ないが,以前使っていた『eTrex』だと自分の位置しかわからない.
絶対迷うなこれ.

Bryton Rider S500

さて,そんなぐるぐる回るルートで事件発生.
暗いトンネルの段差に気づかず,車体に衝撃!
ハンドルに付けていた「CAT EYE URBAN」が吹っ飛んだ!
地面を転がるライト.明らかに細かい部品が散らばるのが見えた.

あわてて停車.
パーツを拾い集めるが,前回の落下時と異なり,切れたコードがぶらんぶらん.
こりゃアカンわ...
100km走る前に,ライトの一つがアウト.
これはヤバい状況かも.
300なら大丈夫か.
メインライトを節約して使おう...

いや,ホンマ今日はモノをよく落とす日である.

それでもゴールへ向けて登らなければならない.
毛無峠へは初登頂.要するにプロフィールを全く知らない.
この峠,どこが最高地点なのかさっぱりわからん.
山頂と思って,ようやく下り...と安心したら登り返し.
こういうのが何度も続く.

まぁ,サイコンの「クライムプロ」機能を表示すれば済む話なのだが(停止中),距離やらパワーの方が必要な情報やしなぁ.

iPhone15 Pro

何度も騙された後,ようやくダウンヒル開始.
ここも路面状況良好.

【通過チェック1:108.7km地点 道の駅あかいがわ】着.

iPhone15 Pro

T夫さんをはじめ,スタッフのみなさんがいた.
写真の中にクイズの答えあり.

いやぁ,それにしても毛無峠はキツかった.
斜度ではなくいつ終わるともしれぬ登りは精神にダメージを与える.
これでまだ1/3.
いいかげん脚が終わりそうなんですけど...(早すぎやろ)

道の駅としては珍しく,空き缶用ごみ箱あり.
ここは神の飲料,赤コーラをキメる.

少しHPを回復させ,(その3)へ続く ⇒ EMONDAなBRM614もっと当丸コースター300(その3)

TopstoneなBRM518桂沢200(その2)

2025/5/18 Sun

とおりゃんせ,とおりゃんせ

iPhone15 Pro

曇り.温度:14 ℃,湿度:92%,体感温度:12 ℃,風速:10.0 km/時,風向:SE

前半戦はこちら ⇒ TopstoneなBRM518桂沢200(その1)

美唄富良野線を走る.
ゲートを越えたあたりから新しく作られた道となる.
ちなみに冬はまだ通行止め.

ラナさんが何かの事情で停車したので先行する.
以降,ゴール間際までソロでの走行となる.

iPhone15 Pro

今日は交通量が少ない.
確か昨年の開通直後は話題になったような気もするが.

ナビには走行路が示されているものの,脇道もたくさんある.
舗装路が完成する前は,林道が縦横無尽に張り巡らされていたのだろう.
その名残もある.

iPhone15 Pro

長いトンネル突入.
漏水があるのかトンネル内びちゃびちゃ.

これは前回モンキーで走っていた時にも気づいた要注意ポイント.
当然,Topstoneケツもびちゃびちゃ.
やはりフェンダー重要(というのを後の「美瑛の丘300」で思い知ることになる)

iPhone15 Pro

道道の後半は下り基調.
北海道らしからぬタイトコーナーが続く.
そして「炭鉱メモリアル」の映えポイント.

iPhone15 Pro

12時近くになった.
美唄市内にて(PCではないが)ローソンにピットイン.
この先補給ポイントがない.
周辺のコンビニでも多くのランドールが休憩していた.

ローソンと言えばサンドイッチである.
何度目かの「海老カツタマゴサンド」.美味し.

iPhone15 Pro

さぁ,腹も満たされたし出発しますか.
ここからもソロ旅.
風は相変わらずアゲンスト.

菜の花畑があちこちに.
そう言えば「いちめんのなのはな×無限ループ」という”最初にやったもん勝ちの詩”を書いたの誰だっけ? ⇒ 山村暮鳥(大正4年)でした.

iPhone15 Pro

川沿いのストレート.
このブルベ最大の向かい風にヤラれる.
時速は15km/h以下まで落ちた.
辛そうに漕いでいると,歩道のクソガ...じゃなかったお子様たちが走って並走しやがる.嫌味か.

iPhone15 Pro

直線を終えて右折すると,風向きが変わってびっくりするほど楽になる.
面白そうなDIYの小屋キットを見つけたので停車.
これで¥300万ぐらいだっけ.
自宅庭ガレージ(もしくはサウナ),あこがれるねぇ.

iPhone15 Pro

川を渡ってしばらく走る.

【138.1km地点:通過チェック2 道の駅275つきがた】着.

iPhone15 Pro

花壇にタイヤをつっこむわけにはいかず,写真のレイアウトに悩む.
そこへスタッフのT夫さん登場.いつの間に先回り!?

ここの道の駅は「トマトジュース」が有名.
自販機で売っている.
ただし,空き缶を捨てるゴミ箱がない.
持ち運ぶのは嫌なので今日は買わない.

一般ごみはともかく,空き缶回収ボックスぐらい置いたらええのにと思う.
チャリダーのように「捨てるところがないから買わない」という層も一定数いるはず.
売り手も買い手の双方が機会損失では?

道道11号線に入る.
ちょっとしたヒルクライム...っつーか,これって前回の「薄野200」の逆ルート.

BROMPTONなBRM506薄野200(その1)

ほぼ登り終了の山頂.
季節が進み,一気に植物類が元気になってきた.
次は...蟲どもの登場か.

iPhone15 Pro

ダウンヒルして「当別ふくろう湖」着.
札幌発着のブルベではよく通る道.
ここまで来ると「もう終わり感」マシマシ.

iPhone15 Pro

だが,この「桂沢200」はまだ難所を残していた.
「Ride with GPS」のマップ上では「未舗装」表示されている部分である.

https://ridewithgps.com/routes/48156158より

もちろん未舗装=グラベルということはありえないが,細くて荒れていることは予測できる.
まぁ,Topstoneならたいていの道はクリア可能だがなッ!ダヒャダヒャ(と,油断してたのでヤラれた)

直線道路,ナビがいきなり曲がれと言ってくる.
指示通り進むと,ものすごく不気味な雰囲気の道.
路面状況はまだマシだが,細い道の両端を黄色いタンポポが覆っている...まるで”あの世”に続いている感.

しばらく進むと,なぜか,田んぼのあぜ道を黒塗りのクルマが数台,ゆっくりと走行している場面に出くわす.
ホンマに現世なのか? ここ夜やったらめちゃめちゃ怖いで.

iPhone15 Pro

そしてはじまる結構な斜度のヒルクライム.
一時は13%を越えた.
クマが出ても不思議ではない.一応ベルは付けているけど.
「この道で合っている?」と疑念がわく頃,山頂らしき場所に到着.
軽自動車が停まっていた.

iPhone15 Pro

ああ,やっぱり少し前までは林道(グラベル)まんまだったようだ.
路面にはしっかり「自転車道マーキング」もある.
そやけど,わざわざこの道を走る猛者,いるのか?

いずれにせよ,ここからは下り基調(のはず).
どこか(舗装済みの)「NISEKO GRAVEL」に似た道.ここからは至高のヒャッハー・タイムのはず!...と思っていた時期がKazchariにもありました.

NISEKO GRAVEL AUTUMN RIDE 2024 EX-LONG参戦!(前編)

ここでKazchari,痛恨のミスをやらかす.
一歩間違えれば,このブルベの完走認定がされなかったかもしれない.

通過チェックに気付かず,2kmほどオーバーランしてしまったのだ.

要因は2つ.

1つはキューシートにある.
基本的にナビ(Bryton S500)を見ながら走っているが,次のPCや通過チェックまでの距離は事前配布のキューシートで確認するようにしている.

Bryton Rider S500 サイクルコンピューター サイコン 自転車用ナビ 地図表示 GPS搭載 タッチスクリーン搭載 無線 ブルートゥース ANT+対応

この「桂沢200」のシート(Excel版)はこれ.

iPhone15 Pro

おわかりいただけただろうか.

通過チェック3の項目に「道の駅」の文字がついていることに.
おそらく,シート作成時にセルをコピー後「道の駅」を削除するのを忘れておられたのだろう.
これが頭に残っていて「次の通過チェックは道の駅か」という思い込みがKazchariに生じていたのだ.

「サイコンの距離は目的地に近づいている,なのになぜ,まだ山中なのだ?」

この不自然さに早々に気付くべきだった.
もしかしたら,出発前のブリーフィング時に説明があったかもしれないが,完全に聞き漏らしていた(伏線回収)

もう一点は軽自動車とのバトル.

この元林道,狭いのに意外に交通量が多い.
降りたドライバーの行動を見ると,どうやら山菜ゲッターに有名な場所のようだ.

通過チェックの手前,順調に下っていると停車していた軽自動車が急に動き出し,こちらは急ブレーキ.
あぁ,せっかくの位置エネルギーがぁ~
しかもこの軽,この後もやたらチンタラ走っている.
そして,いきなり停まる.
そう,正に山菜ゲッターの行動パターンそのもの.

こちらがイライラしているのに気づいたのか,Kazchariを先行させるが,運悪く登りが始まる.逆に軽につかれる.

これが数回繰り返される.
やがて軽は去っていったが,おそらく,このバトルの間に通過チェックを見逃してしまったのだ.

上記2つの要因が重なって,このデッドリーロスに気付いたのは171km地点になってから.目的地を2km過ぎた”下り”の途中だった.

さすがにおかしいと,スマホを取り出し,Google先生に「石狩油田八の沢鉱業所跡石碑」の場所を尋ねてみる.
幸いにも,本当に幸いにも電波が届いていた.
そして2km後方に,その存在を知る.
ようやく「道の駅」が誤記であったことにも気づく.

ここから2km,登り返しかぁ...と一瞬迷ったが”自称”クライマーとしては諦めるわけにはいかーん!
マウントのナビとスマホを入れ替えて,通過チェックを目指す.
途中,前方からやってきたランドヌールとすれ違う.
ありゃ,これ通り過ぎたのバレたか.

で,無事到着.

【169.1km地点:通過チェック3 石狩油田八の沢鉱業所跡石碑】

iPhone15 Pro

うぉーやったぜ.
ミスをなんとか取り戻した.
アドレナリンが出まくっていたせいか,ここまでの道のり,あっという間だった.
個人的「通過チェック難易度ランキング」では堂々の第二位やな.

ちなみに1位はこれ.

BRM812北海道300kmPW北見大集合★知床峠(その1)

まぁ,今回はKazchari自身のミスであるが(ちゃんと確認しませう)
そやけど,Kazchari同様,見つけるのに苦労した方が多かったようで,事後のランドヌ札幌さんのSNSでも示唆されてたな.

元の地点を過ぎてリセット・ダウンヒル.
林道終わりかけの場所にある民宿(?)にパトカーが停まっており,やたら物々しい雰囲気.
その後の国道でも,やたらこの現場に向かうであろうパトカーを見たので,重大事件だったのかもしれない(調べたけどわからんかった).

iPhone15 Pro

巨大な石狩川河口橋,巨大な霊園脇を過ぎゴールを目指す.
信号待ち時,後続のラナさんやらTさんと合流.

おお,なんだかんだでラナさん,復活してるやん.ハリボー,恐るべし(たぶん無関係)

iPhone15 Pro

で,市内に入り信号峠をクリアして,ゴールのセイコマ着.

【200.8km地点:GOAL セイコーマート屯田五条店】

Kazchariはプラス4km,余計に走っています.

iPhone15 Pro

ゴールレシート入手のために買うのは,もちろん「ザバスヨーグルト風味ミルクプロテイン」

SAVAS(ザバス) MILK PROTEIN 脂肪0 ヨーグルト風味 430ml×8本 ミルクプロテイン 15g

スタートした屯田西公園駐車場に戻り,完走手続き.

9時間51分.

「薄野200」BROMPTONと40分ほどしか変わらんのはナゼ?

完走メダルを購入し,次のブルベの情報収集.
次週「BRM524美瑛の丘300」,6/7「Flèche」以降の予定は未定.

ただ,本日話を聞いて「BRM614もっと当丸コースター」への参戦を決意.

BRM614もっと当丸コースター

データ上,302kmで「5080m」登るという,グランツール並みの凶悪さである.
あー,これは挑戦のし甲斐あるなぁ.
昨年は雨のせいで”もっと”がつかない「当丸」をDNSしたっけ.

さすがにBROTopstoneだとDNFの可能性も高くなるので,いよいよ”アイツ”をブルベ初投入かな(マジ?)

iPhone15 Pro

数名と「美瑛の丘」での再会を約束し,帰路につく.
「200」の帰りだと,あわてず騒がず温泉にゆっくりつかれる.
向かうはちょうど良い場所にある「北村温泉」
昼間チャリで走ったルートをほぼトレース.これはこれで面白い.

iPhone15 Pro

ただしレストランは宿泊客の貸し切り.
少し遅くなったが滝川の「かつや」で失われた栄養を補給する.

ここ数週やたら走っている国道12号,本日も無事,帰宅できました.
ありがたや.

さて,次は久々の「300」である.
今度こそTopstoneをマグネットコーティング(?)してやる.

BROMPTONな深山峠の桜を愛でるライド

2025/5/9 Fri

桜の木,上から見るか下から見るか

iPhone15 Pro

晴れ.温度:17 ℃,湿度:40%,体感温度:18 ℃,風速:5.2 km/時,風向:SSW

今週末は雨予報.
桜の見ごろは今日が最後かと,昼から有給休暇を取ってBROMPTONで出撃した.いい職場だ.

旭川近郊の桜の名所と言えば,まずは動物園隣接の旭山公園の名があがる.
ここは夜桜が有名.
他には神楽岡公園常盤公園がある.

旭川市の花見を楽しむ、桜の名所ガイド

Kazchariのお気に入りは聖台ダム
一週間前に訪れた時は全然開花していなかった.

EPICな望岳台とジャリジャリライド

そろそろ満開だろうと,当初はこの聖台ダムに向かうつもりだったが,SNSで『Cafe YAMAICHI』さんの「深山峠の桜,満開でーす!」との投稿を発見.
これは行かねばなるまいと,行き先をあっさり変更.

午後出発なので時間が無い.
自宅からの自走だと途中で挫折しそうだったので,ハスラーにBROを積み込む.
そして,いつもの「美瑛スポーツセンター」までワープ.

iPhone15 Pro

BROを降ろして,ここから深山峠に向かう.
まずは美瑛川沿いの堤防へ.

iPhone15 Pro
iPhone15 Pro

もう少し”光”が欲しいところだが,贅沢言うまい.
色々と構図を考えつつ撮る.

望遠でボケも狙うが,iPhoneだと限界が.
BROにはあまりスキマが出ないので「ポートレートモード」も使えるかも.
(スキマ=空間が広いとそこだけボケないので気持ち悪い画になる)

iPhone15 Pro

堤防を後にする.
有名な「赤い屋根の家」が見える.
おそらく,美瑛の丘で一番写真に撮られている建物.

iPhone15 Pro

地獄坂の沼崎道路を登って『YAMAICHI』さん前へ.
せっかくなのでソフトクリーム...と一瞬ココロ惹かれたが,ここで寄ってしまうと100億%目的地に到達しないと思われるため断腸の思いでパス.
「かみふらの八景」の写真だけにとどめる.

iPhone15 Pro

国道を少し南下して「深山峠さくら園」着.
いつも脇を通り過ぎていた場所.
じっくりと散策するのは初めてである.

iPhone15 Pro

桜の木が実際に生えているのは,国道より降りた場所.
まずは上から眺める.
想像よりも小規模(本数少な目)だったが,美しい.

iPhone15 Pro

未舗装の道を慎重に降りる.
Topstoneなら平気だが,スリックタイヤのBROだと急斜面グラベルが怖い怖い.
パンクもしたくないしな.

今度は下から見上げる形で.
太陽の位置がちょうど良い.

iPhone15 Pro

正直,桜の密度がもう少し欲しいが...
同じ場所に停めて,構図を変えて撮ってみる.

iPhone15 Pro
iPhone15 Pro
iPhone15 Pro

国道に戻るのもあれなので,Google先生を信用してグラベルをそのまま走行.
走りやすく曲線が美しい田舎道.
また,楽しいルートを発見してしまった(BROなので,おっかなびっくりだけど)

iPhone15 Pro

無事,舗装路に接続.
いくつかの坂を越え,デポ地に向かう.

「新栄の丘」にて,赤い屋根の家を今度は上から眺める.

iPhone15 Pro

再び「望遠圧縮(ボケ)写真」に挑戦.
さっきよりは”ぽいっ”.
素直に一眼,持ってくれば? BROのおしゃれチャリダーなら.

iPhone15 Pro

美瑛川沿い堤防に戻る.
時間帯が変わり,光の強さと向きが変わった.
今度は前ボケで.

iPhone15 Pro

最後に駐車場横の神社(?)にて灯籠と桜の組み合わせ.
あぁジャポニズム.

iPhone15 Pro

チャリ趣味を始めてから,季節の変化に敏感になった.
暑さ,寒さ,温かさ,涼しさ,風,雨,雪,そして匂い...

植物に代表される目の前に広がる景色の変化.
特に春の桜,秋の紅葉.

どこかが満開,最盛期になった聞くと観に行きたくなる.
たとえ毎年同じ場所,同じ景色であったとしても,それは永遠ではない.

名画『ブレードランナー』(1982).
レプリカント・ロイの最期のセリフが身に染みる.

おまえたち人間には信じられないようなものを私は見てきた。オリオン座の近くで燃える宇宙戦艦。タンホイザー・ゲートの近くで暗闇に瞬くCビーム、そんな思い出も時間と共にやがて消える。雨の中の涙のように。死ぬ時が来た。

誰もが固有の風景を記憶している.同じモノはない.
老年期の入口に立つKazchari.その思い出たちがひたすら愛おしい.

...と,少々辛気臭くなってしまったが,やっぱりBROMPTONはこんな感じのゆるポタが正しい運用ですね.

BROMPTONなBRM506薄野200(その3)

2025/5/6 Tue

最高のデジタルデトックス

iPhone15 Pro

曇り.温度:8 ℃,湿度:69%,体感温度:7 ℃,風速:6.4 km/時,風向:S

その2はこちら ⇒ BROMPTONなBRM506薄野200(その2)

昼食(?)を終えて,セブンイレブン小樽銭函店を出発.
しばらく進むと,もう一つのPC,セイコマがあった.

こちらもこちらでランドヌールが多数休憩中.
記念ブルベだし,天気も良いしで盛り上がってますなぁ.

交差点で停車中.
目の前を実に“昭和テイスト”な暴ヤンが通過.
ほほえましいと言えばほほえましいが,真昼間である.警察仕事しろ.

iPhone15 Pro

ここからは国道337号に入る.
いわゆる産業道路.
旭川から札幌市街をパスして小樽方面に向かう際,よく通る道である.

道幅が広く,走りやすいと言えば走りやすいが,無味乾燥.
せいぜい時速20km台のチャリでは,変わらない風景が直線で長々と続く感.
追い風基調なのが助かった.
こういう道,トレイン組んだら速いやろなぁ...

iPhone15 Pro

ロードバイクに抜かれたり,抜いたりとゾンビ走法でひたすらBROを漕ぐ.
この頃からだろうか,肩甲骨の間に痛みを感じ始めたのは.
僧帽筋にダメージが蓄積されつつあるようだ.

理由?

それはBROのポジションに自由度がないから.
走行性能そのものには不満はないが,常にこの幅のせまいMハンはキツイ.
ドロップハンドルは偉大だ.

BROマイスターのO西さんが,あれほどTTバーにこだわる理由がようやくわかった.こりゃ長距離キツいわ.

せめて,バーエンドにつけるプルホーンだっけ?
あれがあるとだいぶ違うかもしれない.
バックミラーの取り付け場所に工夫が必要だが.

やがて国道231号(日本海オロロンライン)になる.
後方から来たロードのトレインに誘われて,しばらく踏ん張ることもあったが,やはりキツくて離れてしまう.ぐぬぬ(それが普通です.どーしてついていけると思うのか?)
このあたり,相変わらず路肩は狭く,道路も穴だらけ.
後輪の外し方がよくわからんので,パンクしたら終わりかもしれん我がBRO,慎重かつパンク回避を願いながら進む.

何か見覚えがある道が...おお,これは懐かしの『石狩200』のルートではあーりませんか.

Audax Japan BRM1002北海道200km石狩(2021Centenary of BRM 200)(その1)

となると,あの絶景の坂を登るのか.

iPhone15 Pro

坂の後に合流したえくせらさんラナさんに引かれつつ,100kmを越え,ようやくPC2到着.

【118.1km地点.PC2:セイコーマート厚田店】

おお,エアロロードのガチ勢軍団がたむろしている.
水分と栄養を補給.
ENIWA RACINGのKさんがいたので,来週参戦予定の「上砂川MTB4耐」の情報を聞く.
知り合いの参加はないとのこと(実際はENIWAジャージの人もいた).
やはりMTBレースとブルベ民とは客層があまりかぶらないのかもしれない.

iPhone15 Pro

ボトルの水が半分ほどだったため,ミネラルウォーターを購入.
グループライドだと2リットル1本買って,みんなでシェアできたりして便利である.

さて,本ブルベも,ようやく半分を過ぎた.
実質折り返し地点である.
海岸沿いと別れ,山岳地域に入る.

道道11号月形厚田線スタート.
日差しはあるが,気温が高すぎないのが助かる.

iPhone15 Pro

前後に誰もいない.
淡々とヒルクライムをこなす.
これを「虚無の時間」というなら,それはそれで正しいのだろうが,ここはポジティブに「デジタルデトックスの時間」と捉えたい.

現代人はとかく,空き時間を娯楽,特にデジタルで埋めようとする.
そして脳が疲弊する.
そうした刺激過多の人工的な創作物.
確かに面白い.
だが,いつまで経っても視聴をやめられない中毒性の高い劇薬から離れるには,こうしたヒルクライム,いやブルベが一番やな.

デジタルデトックス~無料快楽コンテンツの罠

あっ,走行中もサイコン(デジタル)は見ますよ.許してぇ.

iPhone15 Pro

初使用の「BRYTON S500」も,いい仕事をしてくれる.

たぶん,このあたりが頂上.

iPhone15 Pro
iPhone15 Pro

月形演習林?
青い花が美しかったので.

iPhone15 Pro

爽快なダウンヒルで山越え完了.
国道を越え,お次は空知地域らしい,さえぎるモノない田園を風に耐えつつ走る.

ようやく,田園エリアを抜け新篠津の市街地に突入.
通過チェックに行く前にセルフPCとしてセイコマにピットイン.

赤コーラで糖分補給.
ブルベを続けていると,カラダが何を欲しがっているのか,料理・食べ物ではなく成分単位でわかるように...なった気がする(言い過ぎ).

Kazchariだけでなく,続々とランドヌールが停車.
位置的にここはそういう所だったようだ.
併設しているソフトクリーム屋も有名とのこと.
さすがにブルベ中に食べるモノではないなぁ...と思っていたら,チャレンジャーが.

iPhone15 Pro

バニラの上にホイップクリームという凶悪さ.
美味しそうだが...今じゃない.

ここからは4人でトレイン組んで,通過チェックに向かう.

【161.9km地点.通過チェック:しんしのつの天文台】

iPhone15 Pro

運が良かったのか,シェルターをスライドさせて,天体望遠鏡むき出しのシーンに遭遇.
まだ陽は落ちていないが,何を観ているのだろう?

時間があれば,スタッフの人に色々聞いてみたいところだが,良くも悪くもブルベ中.そそくさと写真だけを撮って,ゴールの札幌を目指す.

ここからの40kmがなかなか辛かった.
BRO参加の特権(甘え)で,ロードの3人にずっと引いていてもらったのだが,元々巡航速度が数キロ違う.それに合わせるには相当パワーが必要だった.
いやぁ,いい練習になりました(明らかにオーバーリーチ)

それに道路状況がひどい,ひどすぎる.
マジで落車してもおかしくない大穴だらけ.
ひいてもらうのはありがたいのだが,それだけ発見が遅れることになる.
「落車ダメ,ゼッタイ!」キャンペーン中なので,かなり緊張した.

で,札幌市街地に入ると,路肩はほぼなくなり,クルマはクルマで車間なしで並走,追い抜きするので怖い怖い.
おまけに信号坂である.

iPhone15 Pro

こうして考えると,旭川をはじめとした地方発着ブルベはストレスがなくて良い.
まぁ,今回は「すすきの」であることに意味があるので,こうした混雑に不満を言っても仕方がない.

iPhone15 Pro

まぁ,こうした試練の数々も終わる時がやってくる.

恐れていたパンクもなく,ゴールである「セブンイレブン札幌南3条西8丁目店」着.

例によってブルベのゴールで購入するのは,迷いなく「ザバス」のミルクプロテイン.
最近流行りなのかノンアルビールが一部界隈で人気のようだ.

てっきり,店の前で乾杯していくのかと思いきや,ゴール受付まで走ってから...ということらしい.
ああそうか,店の前に大量にチャリが停まっていると顰蹙...という話がブリーフィングであった.出禁ダメ,ゼッタイ!(いろいろあったようです)

で,少し移動して新築したてなのか,やたら豪奢な「札幌市中央区区民センター」に移動.
1階のチャリ駐輪場には大量のランドヌールチャリが...壮観である.

受付部屋にて,レシートおよび写真を見せて無事認定.

10時間31分だった.

おかしい.ギリギリ隊のつもりで時間を目いっぱい使って楽しむつもりだったが,これではロードとまではいかんが,グラベルやファット参加時とそんなにタイムが変わらん.

ファットなBRM911旭川200km(その1)

まぁ,ラスト40kmをひいてもらったおかげではあるけど.
それでも,BROの走行性能は素晴らしい.恐ろしい子!
それこそTTバー付ければ無敵?

iPhone15 Pro

本ブルベでは通常の「200km完走メダル」(¥1,000)「20周年記念メダル」(¥2,000)の両方を購入できる.
Kazchariはこれまで参加したブルベのメダルは欠かさず購入しているので,今回も2つとも...と思ったが,財布には¥2,000の他,栄一1枚しか入っていなかった.
お釣りが用意できない,とのことで,どちらしかか買えない...となると記念メダル一択でしょう(後日発送).

受付でもう少しのんびりしていきたいところだが,ハスラーのデポ地まで,まだ12kmほど走らねばならない.
数名と次週の『桂沢200』での再会を約束して去る.

iPhone15 Pro

走り出したは良いが,渋滞と信号坂に阻まれて,なかなか市街地を脱出できない.
日が落ちてどんどん暗くなる.
通行人が増え,少しずつネオンが灯る.
10月ならともかく,5月では明るいうちにゴールしてしまう.
主催者がこのブルベに込めた「鮮やかなすすきの夜景を堪能しながらゴールしてください」を,ゴール後にわずかながら体験できた.

いや,ギリギリ隊なら8時着なので問題なしか.

ようやく丘珠付近まで脱出.
残光が印象的な本日最後の写真.

iPhone15 Pro

デポ地にてハスラーにBROを積み込む.
風呂に入りたいぞ.

いつもの定サウナである『ふとみ銘泉』に向かい,ゆっくり休んでから旭川に帰るか...と思っていた時期がKazchariにもありました.

『ふとみ』に到着しサ活して,リラックスルームで横になると,しっかり寝落ち.
気が付くと深夜.
もはや帰る気力はない.
このまま寝ます.おやすみなさい.
やはりBROMPTONでのブルベ,ダメージがでかい...

えっ,次回? うーん,しばらくはいいや.
ただ,こういうキツいイベントは非常に記憶に残る.
そしてまたやりたくなる...

iPhone15 Pro

遅ればせながら,AJ様,20周年おめでとうございます.
こんなに楽しい趣味を知り,参加することができて,本当に楽しいです.

これからもよろしくお願いします.
一生ブルベします(マジか)