ヒルクラ大会前の練習と道内穴場キャンプ(その2)

2023/6/25 Sun

健康な生活

iPhone11 Pro

晴れ.温度:27 ℃,湿度:47%,体感温度:27 ℃,風速:4.9 km/時,風向:NW

キャンプ初日はたいてい熟睡できない.
慣れるまで2泊は必要.
昨夜は21時に横になったものの,まどろみの中,4時前には動き出す.

あれ?

7時間睡眠?
いつもより寝てるかも.
ただし横に寝ている息子に蹴飛ばされた記憶もある.

暑くもなし,寒くもなし.
ちょうどいい気温.

昨日も思ったのだが,このキャンプ場,虫があまりいない(ゼロではない).
羽虫系よりも,地面から飛んでスネあたりをかじるノミ系の方がやっかいなのだが,そいつらもいない.

おまけに,芝なのに夜露べったりもない.
タープが多少結露するぐらい.

季節のせいかな?
ちょっとないくらい快適な環境である.

もちろん既に外は明るい.
息子も起きてきた.
ショートスリーパーは遺伝するのか.

ショートスリーパーとベジタリアン

階段を下りてトイレへ.

自販機でブラックの缶コーヒーを2本購入.
コーヒーミル,フィルターなどは持参していたのだが,情けないことに豆を忘れた.
この缶コーヒーを沸かして飲むことにする.

チェアに座り景色を堪能.
ホンマにロケーションが素晴らしい.

ちなみにここエルム高原家族旅行村キャンプ場は通年オープン,つまり冬キャン可能な場所としても有名.
アクセスも便利だし,温泉も近いし,料金も安いしで冬キャンデビューに最適.
おっと,これは...

同僚とその息子も起きてきた.
なんでもかんでもホットプレートな「焼きそばパン」およびバナナの朝飯.

プレイリストから「朝の音楽」的な曲を選択.
今回始めて使用するこのスピーカーなかなか良い.

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本来チャリに装着して音楽を流し,クマよけに使うつもり用.

ただしぃ...食器洗いのために炊事場に行ってテントに戻ると...

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インスタントラーメンの中身がカラスにヤラれた.
これで2回目である.ウキーッ!

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まったりとした時間を過ごし,7時過ぎには撤収作業を開始.
なんと8時半には,全てのギアをハスラーに積み込んでしまった.
一晩過ごしたものの,ほとんどデイキャンのような早業.

「もう帰るの?」という不満げな息子の声を無視し帰宅の途につく.

こんなに天気が良いのだ.
早く家に帰ってチャリに乗りたい ← ワガママ.

つーことで,あっという間に今年初のキャンプ終了.
紅葉の秋だけでなく,真冬にも来たくなる穴場でした.
おすすめです.

さて,昼前には家に戻る.
ギアを片付け,干すものを干す,洗うものは洗い,息子に昼飯を食べさせ,早速ライドへ.
もちろん,今日もEMONDA

気温は30℃近い.
今年一番の暑さだろう.

半袖半パンなので日焼け止めを塗る.
昭和基準だと,黒い方がかっこいいっちゃあかっこいいが,疲労感が増してしまう.
何より肌のダメージ⇒皮膚がんリスクが怖いしな.
健康第一.

日焼け止め アグレッシブデザイン トップアスリート サンプロテクト ファイター 62g

向かうは涼しい所=標高が高い...と言えば時間もちょうど良いし,久々に旭岳を登ろう.
セグメントのゴールであるロープウェイ乗り場はさぞかし涼しいに違いない.

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サイクリングロードを通って東川へ.
ジャングルである.

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ついこないだのイベントで走ったのと同じルート.

Topstoneな第6回キトウシ国際サイクリング

前回はグラベル.今回は軽量ロード.
アウター縛りで少し踏んでみる.
ラスボスは旭岳なので抑え気味に.

さほど無理せずのんびりと湧水公園着.
水を補給.

不思議なことに,これほど天気が良いのに,サイクリストに全然会わない.
いや,天気が良すぎて暑いのか.

で,ここから登攀開始.

旭岳は十勝岳のようにずっと登り,というわけではなく,二区間ほど平坦or下りポイントがある.ここで踏み倒してタイムを稼ぐ.

引き足とダンシングを適度に入れ,脚の疲労を防ぐ.

心なしかいつもよりペダルが軽い気がする.

ハァハァ,ゼイゼイとロープウェイ乗り場到着.

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自己ベストに次ぐタイム(約15秒遅れ).

ただしベスト時はふもと(湧水公園)にクルマデポ,および軽量化したDOMANEで登ったと思われる.

今回は自宅から自走.
特に軽量化にこだわったわけではないので割りと重い.
やはりEMONDAの登攀能力は高い...ということか.

うわ,週末の機材選択,悩むなぁ...

『旭ヶ丘ヒルクライムアタック2023』にエントリー!~坂バカ宣言

さて,ビジターセンターで神の飲み物(赤コーラ)を堪能.

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下りますか.
確かにふもとに比べれば涼しいが,それほどでもない.
このまま半袖ジャージでもいけそうだったが,新兵器のミニ・ジレを投入.

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Morethan サイクリングウィンドブレーカー ベスト ノースリーブ ショート丈 メンズ WVP-030

丈がやたら短い=コンパクトという,夏場のヒルクライム⇒ダウンヒルに最適という触れ込み.
デザイン性は皆無だが,そのアイデアがベネ.

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旧ビジターセンター.
近いうち取り壊されそうな雰囲気.
お世話になりました.

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いつもの「旭岳温泉」モニュメント.
さすがに雪はない.

下り続ける.
いつも思うが,よくこんな道,登ってきてるな.
ホンマ,ヒルクライマーってアホやと思います(ホメ言葉)

元々ダウンヒルが苦手な上に,例の落車事故以来,路面状況に敏感なKazchari.
ディスクブレーキをキーキー鳴らしながら下る.

EMONDAな初クラッシュライド~わりと重傷

北海道の場合,夏と冬の寒暖差が激しいためアスファルトにぽっかり穴が開いていることがる.
それに加え不快なのが段差.
一定間隔で「ゴツン,ゴツン」と来る.

特にEMONDAのようなサスなしで硬いフレームだとなおさら.
(それと真逆なのがTopstone

振動だけならまだしも,とうとう機材に実害が...

そう,サイコンマウントである.

「かっこいいから」とネットの海を探し回って入手した「K-edge」
海外通販(Bike-inn)で購入したものの,むこうの手配ミスで,なぜか「水中マスク」が送られてきて,そのクレーム対応やらなんやらで大幅にストレスを感じた.

海外通販でトラブル!

ようやく手に入れて,EMONDAに取り付けたものの,段差の振動でジョイントがサイコンとライトとベルの重さに負けて,垂れ下がってしまう.

重すぎるのだろうか?

プロが使っているものだからと選んだのだが,そもそもプロはレース中,サイコンしかつけてない.

一方,一般人はサイコンの他,(なぜか)金属性のGoProマウントライトとベルも装着という,明らかに重量過多.

垂れ下がりの修正を諦め,いつもの橋の上で状況をチェック.

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なんてこったパンナコッタ.
2つあるネジのうち,片方が振動で取れてなくなっているじゃぁあーりませんか.
こらあかんわ.

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時刻をみると16時前.
クランカーさん,何時までやってたっけ?

つーことで,遠回りのライドを諦めてクランカーさんを目指すことに.
そうそう,ミニ・ジレ,役に立つ.

ここからは下り基調.
ダムを越えてサイクリングロードを走り,17時前には店についた.

ちょうど,他のお客さんの納車中.
白地にメタリックレッドの「X-Caliber」か.
かっこええな.

で,ご主人に相談.
「K-edge」の保持性がイマイチ信用ならんので,BONTRAGERのブレンダーシステムへの変更を相談.

Blendr システム

残念ながら店頭在庫になく,取り寄せになってしまった.
どうやらエアロハンドルも種類ごとに対応品が異なるらしい.

その入荷待ちの間,サイコン垂れ下がり応急処置として,4mmネジをつけてもらう.
少々大きめなものの,六角穴のサイズが大きくなり,がっちりホールド.

うん?

これでいいやん.

帰宅して工具箱にストックしている手持ちのネジから適合するモノを探す.
おお,少々デカいけどぴったりやん.

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元々のネジがあまりにヤワだったということか.

つーことで,EMONDA尽くしの三日間.
その間,キャンプに行ったりとやたら充実した週末だった.

Di2の充電切れだったり,今回のサイコンステーの緩みとか変なトラブルもあったけどな.

夏らしくなってきた北海道.

なんだかんだで次回ブルベはBRM722北海道400kmトカプチ朝駆(Centenary of BRM 400)に参戦決定.エントリー完了!

Topstoneな第6回キトウシ国際サイクリング

2023/6/11 Sun

たまには

曇り.温度:17 ℃,湿度:79%,体感温度:17 ℃,風速:7.0 km/時,風向:SSW

「BRM610きのこの山300」を終え,21時に札幌屯田公園を出発.
どこにも寄らず,何も食べずノンストップで帰路につく.

この時期,野生動物,特に鹿の飛び出しには要注意だが,幸い出会うことはなかった.

23時半頃帰宅.
家人は当然就寝中と思いきや,JKの娘は相変わらず自室で1人笑い転げていた.

泥だらけのDOMANEや汗臭いウェアは,とりあえずクルマに放置.
とりあえず貴重品だけを家に運び入れ,速攻で入浴して一息つく.

入浴後は大腿四頭筋をマッサージ.

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消炎鎮痛剤を塗り込む.

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こうして0時台には寝ることができた.

♪チャラララ~ラッチャッチャ~

6時起床.
脚の具合を確認.
うん.やや重いものの,どこにも痛みなし.

そう,本日は連続チャリイベントで,「第6回キトウシ国際サイクリング」に参加するのだ.

思えばプレおよび,その後の第1回大会に参加.
参加費¥3,000と格安ながら,ゴール後のBBQと抽選による景品がなかなか豪華.コスパ最強であった.

ただし,ここ数年の新コロ禍でも実施はされていたが,肝心のBBQは中止という寂しい状況.

それが今年からは全面解禁.BBQあり景品ありの通常開催.
つーことで,初ロングライド(63km)のうちの学生数名を強...いやあくまで希望を募り参加させた次第.決して単位取得をチラつかせたりはしていない.

さて,Kazchari家.
幸いヨメさんも起きてきたので,台所をガチャガチャ使って朝飯を作る.

食事後,サイクルウェアに着替える.
予報によると快晴で24℃近くまで上がるらしい.
昨日とは打って変わって半袖半パンやね.

スタート地点は東川のキトウシ森林公園.
自走で参加.
そして本日のビックリドッキリメカは...Topstoneです!

自宅から30分もあれば着くかと思ったが,結構な向かい風.
「やばいやばい,受付に間に合わ~ん!」とガチ漕ぎ.
受付開始10分経過した頃到着.

iPhone11 Pro  なぜかボケてる

受付を済まし,本日一緒に走る同僚や生徒らを探す.
おう,いたいた.

レンタルの,いわゆる”スポーツバイク”(クロスバイク)に乗るのが初めてという生徒もいて,ペダリングが全然おぼつかない.
なにやらさっき練習中に転んで,膝を擦りむいたらしい.
そっと,絆創膏を手渡した.

ゆるいイベントのはずが,周りは結構ガチ勢多め.
てな感じの不安だらけの学生10人ほどとレーンに並ぶ.

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エラい方々の挨拶の後,9時になりいよいよスタート.

うちのグループはAコースの4班.

少し待って出発.
先頭のサポートライダーの加速に合わせて,少し踏み込んでスタートするが...いきなりうちの学生置いてけぼり.
そ,そうか.これでも速いか.

少し乗れている組みと,全然乗れない組みにわかれたので,参加している教員2名で分割サポート.
Kazchariは前者の面倒をみることになった.

どんどん遠ざかっていくサポートライダー.
そして後続の班に追い抜かれていく.

まっ,いいでしょ.
レースどころか,ブルベでもない.
3時間半という制限時間もあるけど,回収車もあるし.
何より,Kazchariにとっても,今日はリカバリー日なのだ.

Aveスピードは20km/h越えるか越えないか.
うわー,平坦をこんな速度で走るのって何年ぶりだ.
心拍もあがらんし,ペダルに足を置いているだけ...
風を感じ,晴れ上がった晴天の向こう,まだ雪が残る旭岳を臨みつつポタリング.

うん.これぞサイクリングだな.

ただし...坂だけは容赦しない.
忠別ダムへのヒルクライムだけは,グラベルロードなれどガチ踏み.
先行者を抜きまくる.

うん.これもサイクリングだな.

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つーことでダム管理所が最初で最後のエイド.
「牛乳」「饅頭」「バナナ」「水」をいただく.

生徒らが登ってくるのをしばし待つ.

「ほれほれしんどいやろー,でも登りきると気持ちえーやろー,ドーパミンどばどばやろー.もっと楽しい坂,なんぼでも紹介するでー」

というKazchariの誘いに応える者は皆無だった...

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それにしてもいい天気...っつーか暑いわ!
昨日との寒暖差が激しすぎる.
逆に300ブルベがこの気温やったらヤバかったかも.

ダムを渡って左折.
一気に天人峡まで駆け上がる.

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奥に見える廃墟ホテル,いよいよ取り壊しが決まったとか.

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さて,ここから折り返し.
途中いくつかあるトンネルは,このOLIGHTの小型ライトで対応.
この大きさで1200ルーメンもあるので昼間のトンネル程度なら全然問題ない.

OLIGHT(オーライト) Baton 3

OLIGHT(オーライト) FB-1 ライトホルダー

ずっと下り基調なのでハイスピード.
特に湧水公園-ダムの管理所を越えてからは,どこかのチームなのか,数人がトレインを組んでいたので,その最後尾につかせてもらう.
ええ,グラベルロードなんで(ボソッ).

つもの河川敷のサイクリングロードを通り,キトウシ公園までの直線路に入る.
時間切れでショートカットになってしまったうちの生徒2名と合流.
相変わらずのゆっくりペース.
ゴール手前まで付き合うことにする.
観察しててわかったのだが,彼らはペダルを回し続けない.
2,3回踏むと,しばらく「シャーッ」と惰性に任せる乗り方.
そらスピードでんわ.ペダリングとは一体...?

まっ,まぁいいでしょ.
楽し...かった...ようやし(?)

とりあえずタイムアウトには間に合ったままゴール.
お楽しみのBBQである.

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それにしてもの大盤振る舞い.
肉肉野菜肉で,十分に腹を満たすことができた.

だがしかし.
概算で参加者の半数は当選するであろう景品...なぜかKazchariは今回”も”大外れ.
何か不正の存在を感じるッ!(ウソです)

つーことで,学生や同僚に別れを告げ帰路につく.

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自走+本番コースで約100kmを走行.
まぁサイクリングペースだったので,ちゃんとリカバリったはず.

久々のゆるイベント.
なかなか楽しかった.
この「キトウシ」はともかく,他のグルメフォンド系の大会は軒並み参加費高騰中.

やっぱりKazchariのメインステージはブルベやね.
ペースや補給のマネジメントも面白いし,ゴール後の満足度も違う.

ではでは.

Topstoneな空港周辺グラベルライド

2023/6/6 Tue

蜜月

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曇り.温度:24 ℃,湿度:50%,体感温度:23 ℃,風速:13.6 km/時,風向:SW

ここのところ,天気が非常に不安定な北海道.

先週末も雨が降ったり止んだりで,外ライドを諦めた.
とりあえず「映画+Zwift」したが,やはり満足感に欠ける.

どうしても外ライドがしたくなり,「天気,なんとか保ちそう」と楽観視しながら,午後から有給を取得して出かけることにした.
こんな思いつきにも即対応できる,ホンマいい職場だ.

午前で仕事を終え,昼休みに帰宅.
昼食後,ウェアに着替えて2階から下ろすのは...もちろんTopstoneである.

結局,新車に乗りたいだけかも.

さて前回から「あーでもない,こーでもない」と模索中の工具,交換チューブ,ボトルのセッテイング.
とりあえず前のゲージにツールボトル,後ろに水ボトル,その下に巻きなおして平べったくしたチューブを装着.

RICYRLK自転車 ボトルケージ

Z BOX S ツールボックス ゼファール(Zefal) 7086 Sサイズ 0.5L ブラック

パナレーサー(Panaracer) 日本製 チューブ [700 x 40~45C] 仏式ロングバルブ(48mm) 0TW740-45LF-NP

このチューブ,それでもデカい.

出発前にはタイヤの空気圧をチェック.
前後とも2Barだった.
グラベル走行には快適かもしれんが,少し足して3Bar入れてみる.

さて出発.
グラベルロードバイクなのでグラベルに行かないともったいない.

まずは定点観測地点へ.

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不穏な雲である.
若干,雨粒が顔にあたるが...まぁ気のせいでしょう.

しばらく舗装路が続く.
グラベルバイクの用途として「通勤に最適」という宣伝方法がある.

グラベルロードは流行ってる?

乗る前は疑問を感じたが,実際は...納得.
ロードに比べると道路の段差をそれほど気にしなくて済む.
田舎の凸凹道はもとより,ある意味障害物だらけの都市部でも有利.

特にグレーチング.
北海道の場合,路肩レーンがあっても,それに応じて排水溝も大きく,その幅の分だけグレーチングが覆っている場合が多い.
ロードのような細いタイヤだと,それを避けて車両レーンにはみ出さざるを得ない時がある.

グラベルだと気にせずにそのまま走行可.
もちろん油断大敵だが,ストレスは大幅に軽減.

旭川空港を横目に走るが,どうやらもうすぐ離陸シーンが見れそうなので寄り道.

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ぐるっと一回りして元の幹線道路に戻り,空港ちょい先のグラベルに潜入.
ひゃっほい!
ここは本当に景色が良い.

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空気圧3Barだと,少し高めの印象.
2Barぐらいが適正かな.この道だと.

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単純にグラベルでの安定走行感だけだとファットバイクの方が良い気がする.
特に下り.
しかし軽快さや,ハンドリング,自分で操作してる感では,このTopstoneの圧勝!

グラベルと舗装路の分岐点.
当然選ぶのは...

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こっちでしょう.
もちろんグラベルに入って以降は,leftyサスはon状態.
それでも跳ねる&跳ねる.つまり,楽しい.

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カーボンフレームのため,サイドスタンドは付けていない(付けられない).
写真撮影の際,バイクを立たせたければ「めだたんぼー」の出番.

青奴工房(aoyatsukoubou) めだたんぼー 自転車撮影用携帯フォトスタンド クリア

それでもキックスタンドに比べるとセッティングが面倒なので,ついつい”寝かせ写真”が増えてしまう.
そう,スタンドはいいけど,ブレーキを固定するマジックテープが面倒なのである.
いい工夫ないかのー.

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平日だけに農作業車両や工事車両の通行多め.
邪魔にならないように後方に気を配り,前から来たら道を譲る.

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にしても,家からわずかな距離でこの道!
ロードにしてもグラベルにしても楽しい道だらけ.
恵まれてますな...と思えるのもチャリ趣味にはまったおかげ.

畑地帯を抜け,森林絵エリアへ.

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あーこの道,記憶にあるな.
紅葉がやたらキレイだった.

このまま進んでさらにグラベルをつなぐ.
途中の斜度は18%! うげ.

見覚えのある舗装路をかけあがって「就実の丘」着.
観光客がうじゃうじゃいたので,停車せずそのまま直進.
帰りのコースへ.

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少し晴れてきたかな.
で,本日最後のグラベルへ.

いつも登る道を今日は下る.
むっちゃ楽.

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森林浴ルート.
路面も締まっていてハイスピード!(と言っても,こけたくないので慎重)

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ここも馴染みのグラベル.
秋の紅葉が特に美しい.

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路面状況もgood.
ただし,先日の雨のせいか,時折マッド.
避けきれず突入してしまうため,泥ハネひどし.

まだTopstoneで,本格的な泥濘地やわだちに突っ込んだことはないのだが,その走破性はどうなのだろう?
ファットだと全然気にならんのだが.

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ついに太陽が顔を出す.
青い空を久々に見た.

leftyフォーク,やっぱり(見た目は)変だ.

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最近の常サウナ「花神楽」を過ぎ,サイクリングロードへ.
一応舗装路だが,秋口は紅葉,落ち葉で路面が覆われる.

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その時期の方が走りやすい.
むき出し路面は滑りやすい.

まさに以前,ここのカーブで見事に転倒.
膝をぱっくりやった.

そのまま,いつもの「忠別川サイクリングロード」に接続.
幸い追い風基調で,グラベルロードながら30km/h~で巡行.

家が近づく.
河川敷にはあちこちに「ルピナス」の群生地ができている.
そういうシーズンなのだ.

ここでグラベルロードの本領発揮.
大き目の石がゴロゴロしてる場所も,臆せず入っていける.

花を踏まないように...撮影.

iPhone11 Pro
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つーことで無事帰宅.
グラベルロードの,いやTopstoneの楽しさをあらためて実感したチョイ乗りライドでした.

フレアハンドルの下ハンを持って,ようやくEMONDAの上ハンと同じくらいの前傾.
サスも効いていて実に快適.
いっそ,次のブルベもこいつで出てみるか? 悪天候にも強そうだし.

リベンジ!『きのこの山300』~その準備

ケツがもたん?

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異形~Cannondale Topstone Carbon 2 Lefty

2023/5/23 Tue

やってみせろよ,レフティー!(ツダケンボイスで)

iPhone11 Pro

鳴らない...ではなくて,止まらないチャリ趣味.
ついにグラベルロードバイクを購入!

その名も『Cannondale Topstone Carbon 2 Lefty』(以下TC2)だ.

Topstone Carbon 2 Lefty

ロードバイクはTREK,ファットバイクはSpecialized,そしてグラベルと,これでアメリカ3大バイクメーカー制覇!(で?)

一度は在庫なし,入手不可と言われたTC2.
しかあし,今年の3月頃だったか,各メーカーの入荷が徐々にスムーズになってきて,納期未定だったモデルの記事がネットや雑誌にちょこちょこ載るようになってきた.

そこで旭川のCannondale取り扱い店と言えば...の「はっとりスポーツ商会」さんに出向き,情報収集.

はっとりスポーツ商会

当初は7月入荷予定だったのが,目当てのイエローは5月末とのこと.
ボーナス支給とのからみもあるので一瞬躊躇したが,「何とでもなるはずだ!」と,思い切って契約した.

まさか,その後,娘の「歯科矯正代」という大トラップがやってくるとは知らずに...(これからが地獄だぞ

つーことで,そのTC2が無事入荷,組み立て完了したとの連絡を受け,5/20の土曜日に引き取りにいくことにした.

そして先日の『TREK TCT5000』との別れがあったわけだ.

SAYONARA with Memory~TREK TCT5000

土曜日は朝から大雨.
チャリの積み込み作業はレインジャケットを着ながら行う.

「はっとり」さん着.

TC2の特徴や操作に関する簡単な説明を受ける.
よく考えればまともなサスペンション付きチャリは初めてである.
体重ごとの適切な硬さがあり,エアで調整するそうな(へぇー).

そして目玉のレフティーフォーク

iPhone11 Pro

もう,他のどれにも似ていないこのシステムに一目ぼれで買ったようなもん.
アンシンメトリカルなこの不安定なフォルムがたまらん!

この構造だと,前輪を簡単に外せると思いきや,実は逆で,ヘキサレンチだけでは外せず,BBに使うような特殊工具が必要らしい.
そんなもん持ってへんし,何より携帯できる大きさではない(たぶん).

前輪が外せないとなると,どうやってクルマに積んだらええんやろ?
それに輪行時は?(後輪を外す?)

とりあえず,「今日,どうやって持って帰ろうか」と悩んだが,スタッフさん曰く「ハスラーだったら,助手席倒せば,前後ホイール付けたままで乗りますよ」との提案.
えっ,そうなん? ⇒ ハンドル90度曲げたら確かにすっぽり収まった.

iPhone11 Pro

帰宅.
とりあえず2階の廊下まで持って上げる.
乾燥で10kgちょい.
ロードよりは重いが,ファットほどではない.
室内保管しやすい.

さて,この日までヨメさんにはTC2の購入を秘密にしていた.
さすがに形状が異なるし,何より下取り車のブルーに対し,今度はイエロー.
「そやけど自転車に興味ないし,もしかしたらバレへんかも...」と思ってたら...はい,すぐバレました.

さて,日曜日&月曜日は名古屋から来道した友人をアテンド.

月曜日にファットでお城クライムを一発決めた後帰宅.

せっかくSPDシューズを履いているので,TC2を外に出してポジション出し&試走,

iPhone11 Pro

ペダルは『SHIMANO XTR』グレード.

iPhone11 Pro

シマノ(SHIMANO) PD-M9100 SPDペダル 付属クリート/SM-SH51 IPDM9100 ブラック

タイヤは『WTB Raddler TCS Light 700x44c』

iPhone11 Pro

完全にオフ寄り.

サドルは贅沢に『フィジーク』

iPhone11 Pro

そのサドルを5cmほど上げた.
ショップでは「キングピンサスがあるので,これ以上は下げられない」とのことだったが,逆で上げる方向でよかった.
しかもドロッパーが標準という,ホンマほしい装備てんこ盛りのチャリである.

ロードに比べ,ハンドル位置が高くて近い.
舗装路ならコラム抜いて,ステムを長くしたいところだが,グラベル走行を考慮すると,まずこのポジションでの試走が必要やな.

グラベルバイクのポジションの目安。ロードバイクと比べると、ハンドル位置はどれくらいになるのか?

こういうのも個人差があるので,こうした記事を参考にしながら試行錯誤要.

さらには前輪にはセンサーが標準で付いている.

iPhone11 Pro

キャノンデールホイールセンサー&アプリのご紹介

公式アプリと連携させると,距離や速度,さらにメンテナンス時期まで教えてくれるらしい.
なんやこの至れり尽くせり感!

そして,夕方からは室内に持ち込んで,いよいよ,TC2のカスタムに取り掛かることに.
ようするに外せるモノを外し,剥がせるモノを剥がし,付けられるモノを付ける時間である.

iPhone11 Pro

【外せるモノ】

後輪軸にある謎の透明円盤

iPhone11 Pro ニッパーで破断

ホイールの反射板

iPhone11 Pro

【剥がせるモノ】

「Made in Taiwan」などのシール類

【付けたモノ】

- サイコンマウント
- ベル
- ライト
- バックミラー
- ネームシール
- ボトルゲージ
- ネームシール

iPhone11 Pro
iPhone11 Pro

これで今週末は実走デビューやな.
脳裏に砂利と草の道を駆け回るKazchariの姿が浮かぶ.

それにしても...今回Cannondaleのバイクを初めて購入したが,そのしっかりとした作りにびっくりした.

例えばバーエンドキャップ.
ただねじ込むだけでなく,ちゃんとボルトを回して止めるタイプだったりする.

これで,秋の「ニセコグラベル」参戦待ったなし.
練習しよ.

ニセコグラベル

現在,Cannondaleはセール中.
同じ形状のアルミフレーム(+カーボンフォーク)の『Topstone 4』がなんと¥148,500!

Topstone 4

気楽にグラベルを楽しみたいのなら,どう考えてもこちらの方がコスパ優秀.

アルミだろうが重かろうが「何とでもなるはずだ!」

しかあし! 目で見ていじって楽しめる変態装備の数々,この第五世代モビルスーツっぽいコテコテ『TC2』の圧倒的なカッコよさよ!(※個人の感想です)

以上『閃ハサ』成分やや多めでお送りしました.♪一筋の光へ~

『閃光のハサウェイ』を読んでみた~第二部以降を勝手に予想

iPhone11 Pro

EMONDAなリハビリ第二弾は旭岳ライド

2023/5/20 Sat

♪脚を取り戻せぇぇぇ

iPhone11 Pro

晴れ.温度:15 ℃,湿度:67%,体感温度:15 ℃,風速:1.5 km/時,風向:NNE

旭川は今日も快晴.
前日のリハビリライドの疲労はほとんどない.

EMONDAなリハビリで十勝岳ライド

マッサージガンが効くねぇ.

創通メディカル トータルボディケア マイトレックス リバイブ

つーことで,本日も山へ行きませう.
地元スペシャルマウンテンその2こと,旭岳クライムだ.

ウェアは少し悩んだが,昨日より気温高そう.
うほっ,ついに半袖半パンで出撃.

まずは定点観測地点.

iPhone11 Pro

田んぼに水はってます.

いつもの忠別川サイクリングロードでひたすら南下.

本日,おやっと思ったのが,これまで散々AssiomaのLOOK-KEOクリートが「固い,はまらん」と文句たれてたが,急にカチっとはまるようになったこと.
ようやくあたりが出てきたか.

ファベロ Assioma DUO ブラック 94mmx96mm

ダムへと登る道だが,いつもと異なるルートを選択.
斜度は緩いが直線坂で心が折れる.

iPhone11 Pro

ダム着.
天気が良いとこんなにも湖面が美しい.
以前はここからスイム・スタートでトライアスロン大会があったが,かなり冷たかったそうな.

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ダムを渡って,みんな大好き”チョボチナイゲート”へ.
な,なななんとゲートが開いてるじゃあーりませんか!

まさかの春オープン?
...てなことはなく,工事車両用に一時開けているだけでした.

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忠別湖底に下りることができる駐車場.
GWあたりだともう少し地面が露出しており,ファットで走り回れるのだが..,えー,今年はいろいろありまして...

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ボトルの水の補給っつーか,家で入れてきた水道水との交換場所.
やはり美味い.
いずれにせよ,ヒルクライムに備えて満タンにしておく.

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久しぶりの旭岳クライム開始.
十勝岳と異なり緩急がある山である.
最初の斜度がきつく,途中は緩やかになる.
下りセクションではアウターに入れて,タイムを稼ぐ

よくも悪くもだいたい2kmごとに標識がある.

もう何度も登っているので,コースプロフィールはだいたい頭に入っているけど,やはりしんどいのはしんどい.
リア30Tはありがたいけど,多用すると速度が出ない.

とかなんとか,一部ゾンビ走法しながらも,ゴールのロープウェイ乗り場着.

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先客がいたが交流のタイミングを逸した.
話してみると,すでにSTARVAで友達だったりすることもある.

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建物(乗り場)の裏へ.
いいタイミングでロープウェイが戻ってきた.

ちなみに自立用スタンドは「目立たん棒」を使用.
この手のグッズの中では,なんだかんだでこいつが一番使いやすい.

青奴工房(aoyatsukoubou) めだたんぼー 自転車撮影用携帯フォトスタンド クリア

ビジターセンターに戻り,ここでも”神のドリンク”赤コーラを飲む.
汗で濡れてしまったバックポケットの中身をテーブルに展開.
少しでも乾かす.

しばし佇んだ後,ダウンヒル.
もちろん「ジレ」が欠かせない.

Morethan サイクリングウィンドブレーカー ベスト ノースリーブ ショート丈 メンズ WVP-030

今回,この新兵器を導入.
はっきり言ってデザインは微妙だが,丈を切り詰め,極限まで小型化しているので超軽量(公称100g未満)
純ヒルクライム後のダウンヒル・ジレである.

残念ながら今日はちと寒かった.真夏用かも.

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やはり寒暖差が激しい.
この橋の上でジレを脱ぎ半袖へ.
山と川が美しい.

このまま帰るのはもったいないので,冬季閉鎖からオープンしたであろう,STRAVAセグメント”ユイの壁”を登る.

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これまたご無沙汰の激坂峠.
いやいやこいつもキツイ.
それでも俵真布側からに比べたらかなり緩やか.
ちなみにこのコース,以前にNHK『チャリダー』で紹介されたこともある.

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その俵真布側をダウンヒル.
ここから帰宅するのだが,空腹でハンガーノックの気配が...

一番近いコンビニはどこ?

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結局,ホットシェフのある美瑛のセイコマまで走る.
「チキン南蛮弁当」「バナナ」「リアルゴールド」の昼食.
カフェよりは安いが,これで¥800とは...物価,ホンマに上がりましたな.

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美瑛の丘経由で家へ.
今が旬の菜の花畑があちこちに.
昨日より天気がよく映える.

ちなみに近郊では滝川の菜の花が有名らしい.

滝川市菜の花まつり

来週あたり行ってみようか.

つーことで,少々荒療治なリハビリライド第二弾も無事終了.
タイムはアレだったが,思った以上に違和感なく走れたことに感謝(誰に?).

EMONDAなキャッスルとグラベル(入口)探索ライド

2023/4/15 Sat

適材機材,適所機材

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晴れ時々曇り.温度:6 ℃,湿度:58%,体感温度:4 ℃,風速:7.3 km/時,風向:SW

明日は雨らしい.
となれば本日はスキマを縫ってのライドDay.
久々のEMONDA出撃である.

いつもと同じ6時起床.

朝食後,ウン気づいたのでトイレへ.
Kazchariのお通じは極めて良好なのだ(何の自慢?)

軽量化し,いつも通りにウオッシュレットのスイッチon.

あれ?

水が出ない.まさか故障? まだ設置して2年やで~
で,いつから調子が悪いのかを家族に尋ねる.

すると驚愕の返事が!
なんと,家族4人のうち,事後にウオッシュレットを使っているのはKazchariだけだった!

理由はわからんが,なんじゃそら.
となると,”使いすぎ”という線は薄い.

Google先生に聞いてみると「水道フィルターが汚れている説」がアップされていた.
2年ごとに清掃する必要があるという.
これか?

つーことで,ドライバー片手にトイレに向かうが,ここで再びウン気づき,さらなる軽量化をはかる.
便座に座り,腰を少し動かすと「ガタッ」と便器にはまるような音がした.

「まさか」とウオシュレットのボタンを押すと,ちゃんと水が出た!

うん.掃除の際に便座がズレただけか.無事解決.

で,軽量化も済んだことだし出かけますか.

準備して9時に出発.まずはいつもの定点観測ポイントへ.

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すっかり春やな.

特に行き先は決めていなかったが,走りながら久々にキトウシのお城,展望閣を登ることに決定.
さすがにもう雪はないでしょう.

そして...せっかくのEMONDA,タイムアタックだぁ!

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ぜぇぜぇ...ちょっとがんばったが果たして?(10位でランクin)
少しはこいつの乗り方がわかってきたかな.

現在改装工事中の「キトウシ保養施設(仮)」の横を通過.
営業開始が楽しみだ.

これまた久しぶりに東川の別荘エリアへ.
さすが道内唯一の人口増加自治体.新しい家がどんどん立っている.

「退屈ではないのだろうか?」と,同じく移住者のKazchariが心配しても説得力なし.みんなー北海道はいい所だぞー!

なんとなくの記憶通りだと,この先は...

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はい.グラベル突入口でした.
さすがにEMONDAで走るのは遠慮したい.
次回のお楽しみやな.

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少し戻って山越えルート.
そやけど,この超ド派手なEMONDA,こんな自然の中でも割りと溶け込んでいるような気もする.
トリコロールってそういう色なのか?

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この季節の風物詩.
これからロシアに渡る前,田んぼに集まるハクチョウの群れである.
停車すると,ゆっくりと少しずつ離れて行くのが面白い.

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さらに未知の道を進む.
まっ,どこかにつながるでしょう.

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またしてもグラベル(林道)の入り口へ到達.
本日は期せずして探索ライドになっている.
別の機材やったらなぁ(しつこい).

引き換えして,良さげな上りルートを発見.
マイナーな道かと思いきやSTRAVAのセグメントだった.
後で確認したところ,なんとKOMゲット! ただし走者は3人だけ...

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いつ未舗装になるかとビクビクしながら,ひたすら登る.
てっぺんらしきところで,Googleマップを確認.
なんと道がない.
仕方なく,Apple先生のマップを開くとしっかり表示.
やはり複数の地図をインストールしておく必要ありやな.

で,ルートを確認するが,やはりこの先はいつ途切れても不思議でない”細さ”.
まぁ,行けるところまで行ってみますか.探検,探検.

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はい.案の定のグラベル・スタート.
ふっふっふ.覚えたで,この場所.

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引き返す.山中やけど最果て感あるな,ここ.
風も強いし,『ロンリー仮面ライダー』を口ずさむ.

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目印的な廃バス.
誰がなぜこんな所に放置するのだろう?
収納庫代わりになっている時もあるが,使い勝手が良いようには思えない.

つーことで,本日のライドは午前中で切り上げて帰宅.
なんとなくEMONDAとのリンクが強まったような気がする日でした.

♪されど我が友,エモーンダー(字余り)

ファットなWOで山登り撤退ライド

2023/2/26 Sun

自然相手は諦めが肝心.

OLYMPUS TG-5

曇り,温度:-7 ℃,湿度:85%,体感温度:-12 ℃,風速:12.1 km/時,風向:WNW

フリーな日曜日の朝,カーテンを開けると...雪が降っていた.
青空の下,ファットでの快走を夢見ていたが甘かったようだ.

洗濯物干し,朝食,そして外を見ると日差しが.
これはラッキーと外乗りの準備を始める.

ファットバイクをハスラーに積み込み出発.
「この天気なら旭岳に登れそう」と思っていた時期がKazchariにもありました.

東川に向かうにつれ,雲行きがどんどん怪しくなり,早々にヒルクライムは諦めた.
親水公園に駐車してファットのセッティング.

OLYMPUS TG-5

天気はイマイチだが,気温はさほど低くない.
走り始めた後も「やっぱ登ればよかったかな...」と後悔.
ダウンヒル用の着替えや電熱装備はクルマに置いてきた.
それを何度,取りに戻ろうかと思ったことか.

OLYMPUS TG-5

ダム&旭岳への入り口.
既に雪が深い.
除雪が充分でないのか轍も深い.
Kazchariを追い抜くクルマも車線変更がしにくそうだ.
リアライトを2つとも点滅モードに.

キャットアイ(CAT EYE) テールライト タイト TIGHT TL-LD180 ライト 自転車

OLIGHT(オーライト) SEEMEE30 自転車ライト 30ルーメン テールライト

フロントライトも点滅モードへ.

RAVEMEN FR160 フロントライト 自転車

そやけど,この「RAVEMEN」,セール頻度大杉.
定価とは?

かろうじて残るクルマの轍をトレースする.
積雪と融雪を繰り返しているためボコボコ.
まるでゴロゴロ岩林道のダウンヒルをしているかの様.
うちのファットはノーサス.
こういう道はサスが欲しい.

OLYMPUS TG-5

進むに連れ,天候がどんどん悪化.
前方から走ってくるクルマもライトを付けている.
チャリが一番苦手な縦轍もどんどん深くなってくる.

当初の予定では忠別湖一周だったが「こりゃダム管理所までかな.自販機でコーヒー飲んで帰るか」とモチベーションだだ下がり.

OLYMPUS TG-5

ザ・ホワイトアウト.
もはや,クルマの轍と路肩の区別もつかなくなった.
そしてハンドルを取られ,左側の雪山に突っ込んで転倒.

2020年の「アイスブルベ100km」のゴール間近の吹雪を思い出す.

アイスブルベ2020(100km)

ダムはまだまだ先.
ミントグリーンの橋からの登りすら始まっていない.
「天は我々を見放した.もはやこれまで」と撤退を決意.

OLYMPUS TG-5

下手に転んでクルマに迷惑をかけるのもなんやし.
Uターンし,元の道を戻る.
途端に,顔に雪の集中攻撃.
そうこれからは向かい風地獄.

OLYMPUS TG-5

涙と鼻とよだれで顔がぐしゃぐしゃである.
サングラスに雪が付着する.
停車したらしたらでレンズが曇る.
もう,何でこんなことをやってんのかわからくなり笑いがこみ上げてくる.

ちなみに厳冬期ライドでは,オシャなOAKLEYは使わない.
この中華製格安サングラスはレンズ5枚になんと予備フレームまで付いてくる.
つまり実質2本分でこのお値段.

(フェリー) FERRY スポーツサングラス ミラーレンズ フルセット専用交換レンズ5枚

幸い気温高めなことと,強度が低め=汗をほとんどかいていないので,震えなどの身体反応はなし.
しっかりとこの悪天候を実感し,味わう.
この風と雪の冷たさが良いのだ.

OLYMPUS TG-5 本日のベストショット?

面白いもので山から戻れば戻るほど天候回復し,視界も開けてきた.
ほんの数百mの差で激変.

もし無理して旭岳を登っていたら,今頃どうなっていたことやら...(うっ,数年前の記憶が)

激闘!旭岳アタックライド!

OLYMPUS TG-5

ただし道路状況は最悪.
素直に駐車場に戻ることにする.
右折時,轍に取られ再びの転倒.うぎゃー.

ヘルメットの隙間にも雪が詰まっていた.

OLYMPUS TG-5

ファットの前輪を外し,ハスラーに積もうとしたその時,なんと! 雪や風が止み太陽が周囲を照らし出した!
雪がキラキラと輝く.これは夢か幻なのか.美し過ぎる.

ちょうど雲が途切れたようだ.
既にサイコンを止めていたが,もう一度走り出そうかと思うほど.

わかっている.
これは冬にありがちな一時的なご褒美.
すぐに吹雪に戻るのだ(と天気図も申しておる).

時は12時.
東川の街に戻り,昼飯を食うか.

実は目当ての食堂があった.
それは「せんとぴゅあ」内にあるひがしかわ食堂 ワッカである.
チャリ仲間に紹介された.

駐車場にハスラーを停める.
ほら,雪が結構降ってきた.

場所を把握していなかったが,どうやら東川の図書館を通り抜けた,その先にあるようだ.
案内板発見.
あれ? 全然人がいない...

iPhone11 Pro

えー,残念ながら日曜定休でしたぁ.
なんてこった! パンナコッタ!
ど,土曜日にリベンジしてやる.

仕方がないので「せんとぴゅあ」から道路をはさんだ対側にある「CHA-CHA」さんへ.
おすすめはラーメンらしいが,白米が食べたかったので「チキンカツカレー」を注文.

iPhone11 Pro 照明のせいか色合いが変

美味しゅうございました.
ただし,いかんせん量が...(これだからサイクリストは)

iPhone11 Pro

帰りは例によって「花神楽でも」と考えていたが,あまり動いていないせいか,それほどカラダがサウナを欲しない.

自宅にまっすぐ戻り,家の前の雪かきを少々.
ウェアを洗濯.
そしてレーパンに着替えて3本ローラーを1時間ほど.
これでスッキリ(サイクリストは度し難い)

今日は早く寝ます.

北海道冬の運転~無謀と予防

2023/1/11 Wed

何が起きるかわからない.

昨日,上富良野町にて痛ましい交通事故があった.

北海道を観光中か 出会い頭に衝突 死亡はシンガポール国籍の41歳母と生後4か月の女児 上富良野町

異国での旅行中に家族を亡くす.
これほどの悲劇はなかなかない.
ご冥福をお祈りします.

事故原因は不明だが,乗用車(レンタカー)側に一時停止標識があったことは確からしい.

コメント欄には「南国(シンガポール)の人間が真冬の北海道を運転するなんて無謀」⇒「規制すべき」という意見が多い.

確かに,新コロがやや落ち着き内外問わず観光客が増えた.
道内屈指の観光スポットである美瑛・富良野の丘は「わ」「れ」ナンバーだらけ.
確かに公共交通機関が貧弱な地域はクルマで周るのがベストだろう.
その気持ちはわかる.

しかしながら北海道在住20年近い,つまりそれだけ冬シーズンを体験しているKazchariでも,年に1,2回はヒヤリとする場面がある.
その多くは凍結路でのスリップだ.
止まるはずと思っても止まらない.
幸い事故に至ったことはないが,単に運が良かっただけだろう.

「予測して慎重に運転する」

それしかできることはない.

今回の事故では慣れない冬道走行以外にも「標識の意味を理解していたのか?」という意見もあった.
少し調べてみると驚愕の事実が.
日本の一時停止標識はこれ.

もしくは最近増えてきたのが,外国人向けに「止まれ」の下に「STOP」の追加されたものもある.
これなら守れるはず...というのは楽観しすぎで,実はもう一つ落とし穴があった.

日本以外世界共通!?止まれの道路標識

これは知らなかった.
一時停止標識=八角形という(世界的な)常識があると,日本の逆三角形を即座に正しく認識できないかもしれない.

今後もインバウンドやらなんやらで,外国人観光客を大量に呼び込むつもりなら,否応なく“世界基準”に合わせる必要があるかも.

そんなKazchariは,このブログでも頻繁にアップしているように,冬チャリ愛好者である.

冬の凍結路を走るチャリダーが,一部,いや大多数のドライバーに嫌われていることはわかっている.

冬チャリライダーの言い分

ゆえに,できるだけ迷惑をかけないように心がけている.
まずはコースの選択.

歩道のない国道は走らない.
路肩のない道路を走らざると得ない時は,停車して先に行ってもらう.

やむなく歩道を走る場合も,カウベルの音色によって,歩行者にはできるだけ遠くからチャリの存在に気づいてもらうようにしている(賛否あり).

もちろん,車体にはライト.
リアだけでなくフロント点滅も効果があるという.

チャリのデイライト~RAVEMEN FR160

さらに万全を期すならヘルメットのリアライトと反射ベストも必要.
このあたりはブルベでの経験が役に立つ.

それでも気づかれずに轢かれることもありうるだろうな.
それが怖いからと,冬の間,部屋に閉じこもるのはよろしくない.

新コロまん延を理由に閉じこもってしまった高齢者の「フレイル」が問題になっている.

フレイルとは

さらには雪国の風土病である“冬季うつ”予防にもチャリは最適と思われる.

鬱病には自転車を?

つーことで,北海道に住む以上,冬の活動を支えるクルマやチャリの運転は必須.

さすがに車体の制御が難しすぎるオートバイには乗らない.
無謀とは言わないけど,ご安全に.

OLYMPUS TG-5

ファットなホームマウンテン旭岳クライムライド

2023/1/8 Sun

まだまだ探究中.

OLYMPUS TG-5

さて,本日は久しぶりに旭岳クライム.
今冬初.もちろん”ぼっち”だ.

なにやら今朝の最低気温はマイナス16℃を記録.
こんな日にさらに気温を下げる山に登るとは...立派に変態.

まっ,今年の目標は「ヒルクライマーとして覚醒する」やしな(いつの間に?).

つーことでまさか家から自走するわけはなく,ハスラーに積んでいつものデポ地「大雪旭岳源泉」へ.

OLYMPUS TG-5

前回ここに来た時は大事件発生.

サイコーな天気とサイテーな運~どうしてこうなった?

ある意味リベンジライド.
修理は完了しているものの,験担ぎで同じウェアにはしなかった.

防寒 長袖 サイクルジャージ サイクルジャケット 上下セット

ただの色違いやけどな.こちらの方が安心・安定.

さて,ここで改めてKazchariの冬チャリウェアを紹介.
厳密にはレース,平地ライド,ヒルクライムと各々装備が異なる.
もちろん本日はヒルクライム.特にダウンヒル時の防寒を考えたヴァージョン.

アウターは既出の「JUNGLEST」製品を長年愛用.
前面防風・防寒,背部は普通のジャージ生地.
一応ケツパッドも付属しているが,パンツに貼り付けるタイプ(まるで巨大なナプキン)なので使用せず.

Goreなどの高級素材ではないので,使用後はネットに入れて普通に洗濯.
価格が安いのが最大のメリット.

一方,止水ファスナーが固くて壊れやすいのが難点(ハズレをひいた?).

次にインナーである.

ヒルクライム時は登り用と下り用で2枚用意.

ファットバイクのリアバッグに入れておく.

ダウンヒル前に着替える.
両者の比較については以下に.

冬のインナー対決~「ミレー」vs「ファイントラック」

ミドルはパールイズミのセーター.

これも登りきった後は汗だくなので頂上で着替える.

シューズはワークマンにて¥2,980で買ったウインターシューズ.
起毛ソールを敷いている.
長年使っているが特に問題はない.丈夫.

ポイントはそのシューズの中.
現状4枚重ね.

インナーにはFINETRACK.

その上にAmazonで買ったノーブランドの厚手ソックス.

[Andake] スキーソックス 防寒

こいつを履いたつま先に,これまたワークマンで買ったネオプレン製のトゥカバーとナイロン製のソックスカバーを履く.
念のため,つま先用の使い捨てカイロを持参(登り時は不要).

足の冷えない不思議な足もとカイロ 上からはるつま先(黒)15枚入函

ファットバイクにはハンドルカバーを付けているので,グローブは何でも良い.
汗をかかなければ...という条件つきで.

[PIROXIS] 防寒グローブ

当然,登り時は手も汗をかく.
ゆえに,ダウンヒル前は乾いたグローブに交換する.

できるだけ手を濡らしたくないのでこれを使う.

濡れない=保温効果もあるようなないような...
あまりにも軽いので単体で置いておくと風でとばされて紛失の恐れあり(経験者...).

次にバラクラバ.
先日のライドでダウンヒル時の寒風による鼻の痛みを防ぎたい,と書いた.

ファットな登って下って雨紛-共和スノーライド

今使っているバラクラバはこれ.

コミネ(KOMINE) バイク用 防寒フェイスマスク フリー 09-016

頭部部分が薄い生地でできていてヘルメットがかぶりやすい.
前回は生地が鼻まで届かない,と書いたが,ちゃんと調整すれば隠すことができた.
ただし,口元や鼻に何の加工もされていないので,息をする度にサングラスが曇る可能性がある.

そこで追加アイテムとして新たに購入したのがこれ.

フェイスカバー 秋冬用

口と鼻にあたところだけがネオプレン製で穴が開いている.
それ怪しげなパーツも.
こいつは期待できそうだ.
ただし,安すぎるのと評価が...
ちょうど出発時に届いたし,とりあえずダウンヒルでお試し!

最後に最重要アイテム.
電熱ベストだ.

[UPERCT] 電熱防寒ベスト

もうこいつに関しては昔から怪しい製品のオンパレードで,「サクラチェッカー」の評価も,そのほとんどが「要注意」.
3年ほど前に買ったKazchariの愛用品も,すでにメーカー消滅(改名?).
現状,特に問題なく使えているが,完全に自己責任の世界.

一つ言えるのは...これがないとマイナス10℃以下で10kmのダウンヒルは無理.

つーことで,以上の装備でGo!

それにしてもなんつー天気や.

OLYMPUS TG-5
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旭岳は最初と最後の坂だけがややキツい(といっても8%ぐらい).
途中に平坦や下りもあったりする.

「カミヒル(十勝岳)」に比べるとはるかに難度は低い.

楽とか楽じゃないとかはさておき,地理的に近いというのもあるが,Kazchariは「旭岳」の方が好み.

ちなみに「カミヒル」の厳冬期クライムは「下りて登る」という方式にしないと詰みます(たぶん).

十勝岳アタックライド!

概ね2kmごとに看板があるのも良い.
まぁ,感覚的に残り距離はわかるようになったけど.

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日陰と日向で景色が様変わり.
登り,つまり左車線はクルマに表面の雪が削られてテカテカのアイスバーン.
スパイクが空転してパワーロス.

OLYMPUS TG-5
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もちろんファットにパワーメーターは付いていない.
ペースは心拍数で管理.
だいたい154bpmは越えないようにする.
160近くになったらペースダウンで,Myハートを落ち着かせる.

うん.いつもよりずいぶん楽だ.

最後の(旧)ビジターセンター前の坂を越えて無事ゴール.
冬期無料の駐車場に飛び込む.

OLYMPUS TG-5

毎度のことだが,冬にここまで来るとボーダーやらスキーヤー,それにスタッフの方々からめちゃめちゃ声をかけられる.

本日は高齢男性の二人連れから「どこから?」「スパイクなんてあるの?」「この自転車いくら?」というFAQの後,「孫に見せたいから」と記念撮影を申し込まれた.

OLYMPUS TG-5

いつものルーティンでロープウェイ乗り場周辺を散策.
少し雲がかかってきたが,雪はほとんど降っていない.

そして,オアシスたる(新)ビジターセンターへ.

OLYMPUS TG-5

まずは汗だくのインナーとミドルのセーターをトイレで着替える.

夏だと神の飲料水たる赤コーラでティーブレイクなのだが,さすがに今日は温かい飲み物が欲しい.
缶コーヒーを買う.
手持ちの補給食からは塩羊羹を.美味い.

かし原 塩羊かん 10本入×15袋

さてしばしの休息後,いよいよダウンヒルへ.
新装備の新フェイスマスクを装着.
さらにいつものバラクラバで二重防御.

結果は...ぐわーっあっちゅう間にサングラスが曇ったぁー!
呼吸用の穴,何の役にも立っていませんでしたぁー!

結局,鼻と口元をオープンにしてスピードが乗ってきたところでマスクを引き上げる...いつもと変わらん.

それでも,鼻を立体裁断でカバーしてくれるのでいつもよりマシなような...そうでないような...

OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5

もちろん電熱ベストは「Hi」で.
おかげで下半身と上半身は快適...ではなく普通の耐寒フィーリング

今日の問題は指先やったなぁ.
ダウンヒル時は,もう少し厚いグローブか,いっそ電熱(かなり安くなった)が有用かも.

防寒テムレス

電熱グローブ

OLYMPUS TG-5

スパイクががっちり氷を噛み,安心.

問題は(指の)寒さ.
残りの距離を頭で数えながら下る.

で,無事に下界着.
気持ち気温高め,および日差し回復.

余裕があれば,もう少し周囲を散策...と思ったが,さすがにキツイ.
カラダが硬直&小刻みに震えている.

ファットバイクをハスラーに積み,ヒーター全開.
時,既に14時過ぎ.

当初はこの後「サ活」するつもりだったが,何しろ腹が減った.

そらそうだ.カロリー大消費ライド.

つーことで...

iPhone11 Pro

健康を願う全ての人類の敵「かつや」へ.

美味い.
それにこのコスパの高さ.なぜこれで¥700なのだ!?

まぁ,良い.

今日はいわゆる「何を食べてもゼロカロリー」な日.

そして,防寒対策は奥深い...と再度思い知らされたライドだった.
次回はいつ登ろうか?

ファットな冬の忠別湖一周ライド

2022/12/17 Sat

これぞ冬走行の醍醐味.

OLYMPUS TG-5

快晴.

「こ,これは...」と,まず先週のリベンジで旭岳チャレンジを考えた.

サイコーな天気とサイテーな運~どうしてこうなった?

しかぁし,子供らの習い事送り任務のため,自宅出発時間が遅くなってしまった.
さすがに,この時間から登るのはキツイ(昼めしの時間を考慮).

ゆえに忠別湖周回ライドに変更.
ハスラーにファットを積み込み,まずは「大雪遊水公園」へ.

ここのトイレは冬も開いているので助かります.

OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5

さすが一大観光地,旭岳に続く道.
除雪が完璧で実に走りやすい.

道幅が広いと,後方から接近するクルマも幅を十分に取って抜いてくれるので安全.非常に助かる.

OLYMPUS TG-5

ヒルクライムをゆるりとこなし,ダム着.
ここ数年ないほど山がくっきり.素晴らしい.

OLYMPUS TG-5

気温もそれほど低くない.
うーん,マイナス2℃くらい?(たぶん)
まぁ,一般的にはチャリに乗る気温でない.

そうそう前回修理したウェアのファスナーは問題なし.
胸のポケットが常時開状態になるのでバンダナをつっこんどいた.

秋冬用 防風 防寒 長袖 サイクルジャージ

なんだかんだでこのウェア,前面は防風,背面は普通の生地(汗を逃がす).まさにチャリにぴったりな仕様.
あれ? 前はもう買わないと言ってなかったっけ?

OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5

除雪も完璧で実に走りやすい.
ファットなタイヤがシュプールを描く.

OLYMPUS TG-5

ダムの対岸はやっぱり通行止め.
フェンスの向こうは結構な積雪で,バイクを担いで運ぼうとか...考えてはいけません.スノーシューが必要.

仕方がないのでダム上を戻る.
時間も体力もまだまだ余裕.
「大雪旭岳源泉公園」方面へ走る.

途中,結構長めのトンネルがある.
当然路面は乾燥している.
スパイクタイヤが豪快な音を立てる.
このくらいの距離ならチビることはないと信じる.

普段の通勤からの帰り(夜間)でも実感しているのだが,このOLIGHTのミニライトが素晴らしい.

OLYMPUS TG-5

OLIGHT Baton 3

わずか53g.なのに300ルーメンで95分間も保つ.
OLIGHTでチャリ用と言えば『RN1500』が有名だが(Kazchariも愛用),日帰りライド(トンネル)であればこの『Barton3』で十分.

ブルベでも照度を落として持続時間を伸ばせばヘルメットライトとしても活用できる.次回試そう.

ホルダーも使い勝手よし.

OLIGHT FB-1 ライトホルダー

そのトンネルを抜けてしばらく走ると,”みんな大好き”チョボチナイゲートがある
もちろん現在は通行止め.
あの橋からはどんな風景が拝めるのだろう.

OLYMPUS TG-5

源泉公園を過ぎると運命の分岐点.
思い切って左折(旭岳)...には行きません.
後1時間出発が早ければね.

OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5

で,忠別湖一周コースなのだが,対岸は山で太陽が隠れがちなので風景が一変.
青空は見えず,色調が変わる.

白と黒(茶)のモノトーン.
クルマもほとんど通らない.

こちらはことらで良いコースだ.

ただし本日は向かい風.顔や指など末端が冷えてきた.

鼻まで隠れるバラクラバや電熱グローブを検討? うーん...
冬ライドの防寒対策の最適解は永遠のテーマ.

OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5

先程通れなかったダム対岸入り口.
もちろんこちらからも通行不可.

仕方がない.
トンネル抜けてダウンヒルしますか.

OLYMPUS TG-5

寒いって.

OLYMPUS TG-5

ここにもミニ柱状節理.

OLYMPUS TG-5

下界に降りると再び太陽の恵み.

デポ地点にまっすぐ戻るのはもったいないので,少し寄り道.
特にアテはない.

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このまま進むとアサヒの丘キャンプ場』.

北海道では珍しい通年営業のようだ.
つまり,”みんなの憧れ”厳冬期キャンプ可.
ただし料金がなぁ...

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東川町は除雪が行き届いている印象.
裏道をたどるだけでも楽しい.

クルマをデポした公園の裏側には,主に移住者を対象とした新興住宅街(別荘?)が.

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FIRE(Financial Independence, Retire Early)という言葉が世間に浸透するようになって久しい.
若い時から節約&投資で一財産を築き,できるだけ早期にリタイヤ.
配当金で生活を維持し,好きなことだけをして暮らす(もしくは好きを仕事にする)という生き方である.

Kazchariは18年前に大阪から旭川に引っ越してきた.
その頃からFIREっぽい生き方をしている気がする.

もちろん仕事は続けている.

それほど高給取りでもないし,重責を担っているわけではない.
ましてや「仕事一筋,これが生きがい!」なんて思いは皆無.

まぁ,裁量権があって毎年変化があって,そこそこ楽しくやっている.

何よりも,休日活動の充実度よ!

春夏秋はもちろんのこと,北海道生活の最大のネックとされる真冬シーズンも,文句なく楽しい.

そう,全てはチャリのおかげ.

こんな天気の良い日に,こんなにも美しく静けさに支配された世界を堪能.

しかもほぼ独り占め.

文句のつけようがない.

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さぁ,明日はいよいよ,我が「New Machine」を引き取りにいきますか.