2021/9/12 Sun
ここは夢か幻か.
Broken clouds, 22°C, Feels like 22°C, Humidity 68%, Wind 6m/s from S
今年2回目のチョボチナイゲート越え.
1度目はモンキー125で走破.
チョボチナイゲートが開かれたっ!~モンキー125で走る幻の道
今日はもちろんチャリだ.
最初はDomaneのつもりだったが午後から天気は下り坂予報.
その影響もあってか朝から風も強い.
こんな日には,汚れようがこけようがあまり気にならないファットバイクでしょう!
つーことで9時半頃出発.
なんだこの曇天.
小雨も時折ぱらつく.
自宅から30km近くこいで,ようやくチョボチナイゲート着.
忠別湖側,つまりこちらのゲートから侵入すると,まず現れるのが11%の激坂.
それが長々と続く.
どこそこ乗り込んでいるチャリダーでないと足つき必至.
熊の糞らしきものもたまに見かけるが,かなり古い.
交通量が多いので熊も遠慮している?
一応,いつもの熊ベル2個体制でチリンチリン鳴らしながら登ったけど.
もちろん汗だくで.
東京ベル 森の鈴(BEAR BELL) 消音機能付 TB-K1 パールブルー
日曜日だけに交通量多め.
前からも後ろからもクルマ,バイクがガンガンやって来る.
あまり路肩に寄るとコケているので要注意.
ファットで走っていると本筋から伸びる林道が気になる.
しかしながらどこもかしこも通行止め.
熊遭遇の危険度爆上がりたろうけど,行ってみたいもんだ.
そろそろ例の橋(嶺雲橋)が見えてくる.
やはり非現実的な風景やな.
「忽然と現れる」という表現がぴったり.
一年のうち,たった一ヶ月しか通れない秘境に,分不相応に立派な橋...「ここは一体どこ?」感が半端ない.
テーブル出して,弁当食べてる人もいた.
雨もまだ降っておらず,眺め最高.
自撮り棒を使ってしばし撮影大会.
「Insta360」ではないので普通の構図.
滞在20分ほど.
東川北7線ゲート側にダウンヒル.
そのまま下っていると,途中で左側に林道の入り口を見つける.
柵もチェーンも注意書きもない.
これは進入可?
このまま行ってもどこに出るのかわからない.
念のためGoogle先生に確認.
なんとルートが載っていない.
Yahoo!先生もわからないそうだ.
ワダチを見ると交通量があるように見える.
廃道ではなく,”ちゃんと”使われている道っぽい(経験者の勘).
「ちょっとした冒険やな」と進んでみる...
いざ走ってみると,これがなんとも素晴らしい道だった.
下りの途中から入ったので,このダートもずっと下り基調.
漕がなくても進む.
天気予報が良い方向に外れて,日差しも入る.
ダートを走る喜びが湧き上がってくる.
余談だが,こういう道って統一名称ないよな.
林道,ダート,グラベル,FireRoad,砂利道,未舗装路...
やっぱダートが馴染み深い.
最近,YouTubeでこういう動画を見つけた.
新コロ下でも,こんな楽しいイベントやってんねんなぁ...
順位がつくレースではなく,モーターサイクル版のブルベっぽい.
当然,見ていると出たくなってきた.
「Bajaは売ってしまったけど,モンキー125だとキツイか?」「ヨメさんのSL230借りるか?」とまぁ,妄想が膨らむわけですよ.
7kmぐらいかな.
充分堪能して舗装路につながる道に出る.
ははぁ,この道,東川のおしゃれ別荘地エリアにつながるねんな.
でも,さっきのダート,絶対下りの方が楽しい.
ゲートが閉まっても通れるので,紅葉の時期にまた来よう.
昼になった.
腹が減った.
東川の町を抜けて東神楽のセイコマを目指す.
雨は降らない.
今日はツイてる.
帰りは,東神楽町に流れるポン川沿いの道を選択.
数年前に整備されて,川の片側は走りやすいサイクリングロードなのだが,反対側(左岸)は一部ダートのままの部分がある.
当然ファットバイク乗りとしては,そういった道を好む.
以前真冬や雪融け直後に走ったことがあるのだが,完全に道がなくなっおり,ファットと言えど,通行不能状態になっていた.
しかぁし,今日はどうだ.
誰かは知らぬ先人たちがトレイルを作ってくれていた.
緑の地獄.
ここはパプアニューギニアのジャングルか?(体験済み)
おっさん(自称19歳)の冒険心が満たされまくるロマンな道.
ここが出口,もしくは入口.
家の近くにこんな楽しい道があったとは...
橋も良かったけど,新ダートの発見がさらにうれしいライドだった.