BRM722北海道400kmトカプチ朝駆(Centenary of BRM 400)ーその1

2023/7/22 Sat

冴えるアタマ.

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晴れ時々曇り.温度:16 ℃,湿度:89%,体感温度:16 ℃,風速:2.4 km/時,風向:NNW

前回はこちら ⇒ BRM722北海道400kmトカプチ朝駆(Centenary of BRM400)-その0

20時に横になったものの,期待に違わず...寝つき悪し.
8cmのマットですらも自重によって,ちょうど臀部が沈み込む.

WAQ キャンプマット 車中泊マット 厚手 8cm コンパクト R値 6.5 特殊ウレタン 軽量 インフレーターマット (OLIVE(オリーブ))

それがやや気になってしまった.

そして...想像以上に蒸し暑かった.
寝る直前は割と涼しいかなぁ,と思っていたが...甘かったな.
自分の体温で車内を温めてしまうようだ.
扇風機を用意すべきだったか.

『くねくねファン&使い方無限大』 小型扇風機 充電式 5200mAh ミニ USB 携帯

まどろみの中,何度か目が覚める.
最終的にアラームをセットした午前1時にヴァイブレーションが起動.
飛び起きる.

ADESSO(アデッソ) 目覚まし時計 振動 デジタル ブルブルクラッシュ ダブルアラーム バックライト スヌーズ機能付き ホワイト MY-106

もちろん,外は真っ暗である.

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寝起きの頭痛もなく,体調も悪くない.
実は昨日は朝からノドに違和感があった.
のど飴をなめて,回復を図ったのだが変化なし.

「やべぇ,もしやコ...いや,風邪?」

そんな心配を払拭してくれたのは,サウナだった.
やはり帯広のサウナはあなどれん(2回目).

本ブログでも,開設以来たびたび書いてきた頸部や肩のコリの件.
民間のマッサージやら電気器具,胸郭バンドなどの対処方法を紹介してきたが,結局は「サウナ」「筋トレ」に勝る治療法はない,と今は結論.
詳細は後日まとめる予定.

隣の「道の駅」に移動.
ブルベ参加者の指定駐車場に停める.

DOMANEのセッティング開始.
出発前に悩んだサドルのチョイスだが,結局はノーマルのSpecializedのパワーサドルのままで行くことにした.

革サドルはやはり重い.
今回は前半の山岳を考慮して軽量化優先で.

サドルバッグもオルトリープの小型.
少し悩んでモンベルの小型レインジャケットも入れとく.
いざという時の防寒具にもなるしな.

オルトリーブ サドルバッグ2 ブラックマット

ブルベも長年走っているので,装備が安定してきた.

時は深夜2時.
車中泊の方も多かろう.
朝食のパンをほおばりながら,できるだけ静かに作業する.

周囲にも徐々にランドヌールも集まってきた.

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2時半少し前に受付開始.
今回はPCよりも通過チェックの方が多い.
クイズの答えはネット検索ではわからないものにするそうな.

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ブリーフィング後,午前3時少し前に車検,そして400kmの旅のスタートである.
さすがに昨年のような新聞社の取材はない.そらそうだ.

愛用の「Garmin etrex」の電源を入れ,今日のコースを呼び出す...つもりだったのだが,データ名の設定がおかしかったのか,履歴からなかなか探しだせない.
いろいろ操作しているうちに,Kazchari以外のほとんどの人が出発してしまった.

あせる.

ここまで遅れるのは初かも.
「落ち着け」と最初から操作をやりなおす.
ようやく今日のブルベのコースが表示された.

さぁ,行きますか.

夜明けはまだ.
スタート直後からの夜間走行は新鮮.
ライトが路面を照らす.

道の駅を出て,しばらくは国道を進むことになる.
少し踏んで先行車に追いつき,単独走行を避ける.

300kmを越えるような長距離ライドの場合,重いギアを踏み続けると持病の腸脛靭帯炎が発症するかもしれん.
身体が温まるまで,軽めのギアで速度控えめに走る(逆にこれが失敗の元?).

田舎道に入る.
徐々にペース,つまり自分を”気持ちくしてくれる”速度まで上げる.

暗闇の中,いくつかの小集団を追い抜く.
道の駅「しかおい」を通過する頃,ライトをオフに.
少しガスってきたか.

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トイレに行きたくなった.
ちょうど道の駅「うりまく」に差し掛かる.

「誰か人が立ってるなぁ」と軽く会釈.

あれ? 何か顔に見覚えが...

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なんと,昨年のグラベル・ツアーでお世話になったTさんだった.

しかおい小麦グラベル+おまけライド(その1)

いやはや,すんごい偶然.
本当はこの400ブルベにも参加したかったが,所用で断念.
代わりに早朝から参加者に声援を送ることにしたそうな.

そのTさんに見送られて再スタート.
これから峠三昧なのだ.

まずは白樺峠へ.

やはり,ノーマルサドルは軽い.
この長ーい坂も(割と)楽に登れる.
後から思うに,負荷は少ないものの回し過ぎていたかもしれん...

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ダウンヒルすると,そこは然別湖.
こちらから登るのは3年ぶり.

かってに旭川400ブルベ改330獲得標高ましましライド

そして,ここは通過チェックポイントA(53.2km地点)
クイズに答える.
マンホールの図案,みんな同じやんなぁ?

それにしても冷える.
さすが標高810m.

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さて,お次は幌鹿峠
こちらからの登攀はそれほど斜度がきつくなかったはず.

湖脇の細い周回道路で,見覚えのある赤いクロモリが...
最近ブルベでよくご一緒するPikaCyclingさんだった.

今年のPBPに参加されるとのこと.スゴ.
本日のブルベ,この後もPikaさんとは,要所要所でご一緒することになる.

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朝焼けに照らされた「幌鹿峠」看板が新鮮.

さて,ここからはご褒美のダウンヒル.
相変わらずおっかなびっくりで遅いけどな.

糠平温泉まで下りると三国峠へ向かう国道につながる.
この時点で後続のランドヌール3人ほどに追いつかれる(T。T)

しばらく先行するが,なんとなく右膝外側に違和感が...
ま,まさかヤツが...ヤツが戻ってきたのか!
そう,腸脛靭帯炎がまさかの再発!?

こいつには昨年の「トカプチ」でも非常に苦しめられた.
痛みがピークに達した時,残り距離は150km.
いやぁ,絶望のデス・ライドやったな.
ただし,この時は走り出してしばらくすると痛みがマシになった.
それでなんとか乗り越えた.

Audax Japan BRM618北海道400kmトカプチ(その3)

しかあし,今回はまだ80kmほど.
総走行距離の1/4もこなしていない.
初の「DNF」の文字が頭をよぎる.

いや,ここで諦めるのはもったいないっつーか,ここでリタイヤしてもどうしようもない.
ここは本業のリハ専門職の知識を使って応急処置を行うこととする.

とりあえず防災センターにピットイン.

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消炎鎮痛剤を塗布した後,「オホーツク1300」で効果実証済みのテーピングを実施.

Audax Japan RM812 Okhotsk 1300km Hokkaido(その2:幌延~紋別)

まぁ,あの時は痛みが出る前に処置したけどな.
今回も念のために予防しとけばよかった.
前回の「きのこの山300」では全く問題なかったので完全に油断してたなぁ.

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さぁ,これで走り出せば痛みが消える...はず.
あれ? あんまり変わらん! なぜだぁ~!

それでも,なんとかペダルを回せたので,三国峠を目指して進む進む.

「なぜやめない?」

心の中のKazchariがささやく.

「痛みは電気信号に過ぎない」「全てはトレーニング」

と,もう一人のKazchariもささやく.

勾配が徐々に上がる.
もはやタイムアタックなんぞを考える余裕はない.

ギアは軽すぎても重すぎてもダメ.
ダンシングすると痛みが強くなるので,基本シッティング.
するとケツが痛くなる.

対向車線をトップランドヌールが3人ほど,高速で下っていく.速っ.

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それでもペダルを回せば進む.
例の橋に到着.
まだ記念写真を撮る余裕はあったようだ(ブロガーの宿命).

で,ついに通過チェックB(107.1km地点)「三国峠」着.
よくやったKazchari.

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AJHのHさんのお出迎え.
クイズの答えをチェックする.

この後も,昨年味わった地獄の「幌鹿峠ー糠平スタート」登坂はない.
さほど暑くなる前に,今回のブルベのピークを越えることができた.
この安堵感よ.
右膝の痛みはあるが,完走できそうな気がしてきた.

さぁ,下りますか.

⇒(その2)へ続く.

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https://ridewithgps.com/routes/41437800より

BRM722北海道400kmトカプチ朝駆(Centenary of BRM400)-その0

2023/7/21 Fri

勝利の鍵は車中泊.

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ナショナルサイクリングルート「トカプチ400」をなぞるブルベに参加.
昨年に続き2年連続である.

Audax Japan BRM618北海道400kmトカプチ(その0)

そもそもこのルート,常識的に1日で走破する距離ではない.
そんな酔狂なことをするのはブルベ人だけである.

昨年開催と比べ,いくつか変更点がある.

1)周り方が逆

8の字ルートで前半山岳,後半平坦は変わらないが,反時計周りだったのが時計回りになった.
結果,昨年のような「三国峠往復してからの幌鹿峠」という地獄のようなルート設定は回避された.

2)「朝駆」の名の通り3時スタート

通常のブルベより3~4時間出発が早い.
日中の走行時間が増えた.
昨年の夜間走行で見れなかった景色が拝める.

3)一部コース変更

丘陵から海が臨める昆布刈石線が追加.
そしてミスコースしやすい最後の夜間(中札内付近)がやたらに直線.

全体的には難易度は下がったように思えるが,個人的に心配なのは3時スタートというかつて経験したことのない出発時間.
普段から割と規則正しい生活をしているKazchari,体内時計の調整は可能なのだろうか?(伏線)

作戦として,ブルベ前日の金曜日昼過ぎには帯広/音更in.
温泉施設でまったりし,夕食&できるだけ滞在.
スタート地点の道の駅「おとふけ」に移動し,車中泊という計画を立てた.

有給を取って,午前中はDOMANEの洗車と整備.
後輪のブレーキシューがかなり減っているが,400kmぐらいなら保つだろう(雨だとヤバイ).

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夜間走行必須装備として,車体のフロントライトは2灯+ヘッドライト.

ブルベ用ライトについて(フロント編)

リアライトは車体に4つ,バッグに1つ,ヘルメットに1つ.

ブルベ用ライトについて(リア編)

リアはやや過重装備.
電気系はいつトラブルが起こるかわからない.
クルマによる追突も怖いので,これくらい慎重に.

久々の本格的な車中泊である.
DOMANEは前後輪とも外して運転席後ろにコンパクトに収納.
空いた助手席側に寝場所を作る.

WAQ キャンプマット 車中泊マット 厚手 8cm コンパクト R値 6.5 特殊ウレタン 軽量 インフレーターマット (OLIVE(オリーブ))

WAQ RELAXING CAMP PILLOW waq-rcp1 キャンプまくら 車中泊 ウレタン インフレータブル 枕

ライト(ランタン)も大事.

OLIGHT(オーライト) Olantern Classic 2 Pro ledランタン USB充電式 キャンプランタン

まぁ,熟睡の成否は夜間の気温次第だが.

午前の準備中も,気温はぐいぐいと上昇してすっかり汗だく.
出発前に一度シャワーを浴びる.

旭川を11時前に出て,”みんな大好き”山部のセイコマで小休止.

写真で見切れているVWビートル
本州ナンバーのようだが,休憩中エンジンルームの扉を開けて冷却中だった.
面倒だが,それもまたイイ...ねんやろな.

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問題なく狩勝峠をクリアして,予定通り15時過ぎに帯広の天然温泉やよい乃湯着.

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なんと大人¥480である.
安い.
もちろんホンモノ温泉.

そしてお楽しみのサウナは...超暑かった.
「高温サウナ」「フィンランド式サウナ」に分かれている.
1セット目は「高温」に.
室内の温度計は95℃を指していたが,数字にだまされてはイカン.
なぜか異常に暑く,とてもじゃないが10分は無理.
自主的に7分にした.

もちろん露天風呂あり.
この季節は外気浴が心地よい.

2,3セット目は「フィンランド式」にした.
何をもって”フィンランド”なのかはよくわからんが,やたらに部屋が暗く,もちろんテレビもない.
静かに時々オートロウリュ.

うん.
こちらの方がKazchariには適温.雰囲気も良い.

サウナ後も露天風呂でまったりと.
結局,3時間ほど滞在してしまった.

そして食事も...

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ラーメンセット¥1,180(組み合わせはいろいろ選択可).美味し.
いやいや,ここの温泉あなどれん.
めったに来ないものの,帯広の入浴施設は全般にレベルが高い印象.

何々,22時半まで入館可とな?
うまくいけば,明日の完走後,その時間に間に合うか.

ただし,残念なことに「ごろ寝スペース」が狭い.
さすがに閉館ギリギリまで,この施設に滞在する計画は無理がありそう.

つーことで,19時頃には道の駅「おとふけ」に向かう.
途中のセイコマで明日の朝食を購入.
もちろんアルコール,コーヒー,コーラといった刺激物は避ける.
眠れなくなると困るのだ.

最初は道の駅のブルベ参加者指定の場所に停めたが,国道に面しているため騒音が気になる.

そこで,隣接している長距離バスターミナルに移動.
ここまで自家用車で来て,バスに乗り換える客用の駐車場があるのだ.
ようするに無人車が多く,国道から離れているため静か.
我ながら良いチョイスである.

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マット,枕,寝袋などをセッテイング.
寝る気満々である.
まだ20時やけどな(写真だと明るい).

目覚ましは午前1時にセット.
それでもたった5時間の睡眠か.

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各窓用のシェイドも用意してあるが,愛用のアイマスクと耳栓で「精神と時の部屋」へトリップ.

明日のブルベの成功を祈って,つるかめつるかめ(誤用)

⇒ (その1)へ

Kazchari家,西へ

2023/7/15 Sat – 18 Tue

帰郷.

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身内の突然の不幸により,大阪に行くことになった.
6年ぶりの帰郷である.

先行したヨメさんを除き,子供と3人(大人2+子供1)でJALを利用.
旭川-羽田-伊丹の往復で,なんと25万円.
さすがの正規運賃.

思えば飛行機を利用するのも4年ぶり.
チェックインを始め,色々な手続きが無人化されていたのが新鮮.

機内にてKindle本を読んでいるとあっという間に羽田着.
フードコートにてコスパの悪いインスタントなカツカレーを食べ,伊丹行きに搭乗.
さらにあっという間に到着.
出口にて,クルマによる送迎を頼んでいた大阪在住の妹と合流する.

建物から駐車場まで少し歩いたのだが...なんじゃぁ! この暑さは!

確実に35℃は越えてそう.
これほどの暑さを体感したのは,カイロもしくは,メキシコの内陸部(チアパス州)以来か.

湿気もすさまじく,少し歩いただけで汗だくとなる.
いくら温暖化が進んでいるとはいえ,大阪って昔からこんなんだっけ?
北の大地に住むようになって幾年月.体質が変わってしまったのかもしれない.

通夜-葬儀の2日間は滞りなく終了.
故人に哀悼の意を表するとともに,近いうちに自分も“おくられる立場”になることをあらためて意識.

「いつかやりたいこと」の「いつか」は永遠にやってこない.
すぐ取り掛かること.

滞在中も日中に町中を歩く機会があったが,文字通り命の危険を感じる暑さ.

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当然ながら旭川に比べ,人もクルマも建物も異常に多い.

3階建ての家がテトリスのごとく,スキマなく詰め込まれている.
結果,風通しがめちゃめちゃ悪い.
さらにエアコンの室外機からの熱風によって,狭い道がさらに温められている.

どう見ても一方通行にすべき道をクルマが(一応)譲り合いながら,スレスレの間隔で走り回っている.
そのわずかなスキマを縫ってスクーターが蛇行(誇大な表現).

さらには左右前後からのチャリ・アタックも.
車道に下りたり歩道に上がったりで自由自在.ルールもマナーも有って無きがごとし.

ザ・カオス.
娘と二人「我々はいつの間にか異世界に転生したのかもしれぬ」と互いに頷く.

せっかくのオートバイ趣味もチャリ趣味もここでは宝の持ち腐れ.
よくもまぁ,30年以上も住んでたなぁ.

唯一の美点?
あー,なんか自販機のジュースが安いっすね.
¥80とか¥100のがやたらにある.
これだけ暑いと薄利多売でも儲かるんやろなぁ.

つーことで,久々の帰省だったが,ふるさとを懐かしむ気持ち,ましてや戻りたいという気持ちは全くわかなかった.

室生犀星の詩に,

「ふるさとは遠きにありて思ふもの そして悲しくうたふもの」

がある(小景異情-その二).

このフレーズは非常に有名.

単純に解釈すると「望郷の詩」だろう.
だが,この詩には続きがある.

「よしや うらぶれて異土の乞食となるとても 帰るところにあるまじや」

異土(東京/都会)で乞食になったとしても,ふるさと(金沢)は帰るところではないと決めているとのこと.
ようするに,ダイレクトに「金沢嫌い!」なのだ.
犀星さん,金沢に良い思い出がないそうな.

ふるさとは遠きにありて思ふもの…室生犀星「小景異情」

ふむふむ.
Kazchariの場合,室生犀星とは逆に,故郷の方が都会となる.
それに,別に大阪で何かやらかして放逐されてしまったわけではない.
ゆえに嫌いでもない.

ちなみに静岡の沼津に約3年,ジャマイカ(の田舎)にも2年ほど住んだが,二度と戻りたいと思わない.

そやけど,北海道(旭川)は別.
この超快適ライフを満喫してしまうと...
明らかに生活の質が上がったしぃ.
春夏秋冬,全てが楽しく,そして美しい.

18日,15時頃,旭川空港に(無事)帰還.

出発時の大阪の気温は35℃
旭川空港前の電光掲示板の気温は...23℃

ここはパライソ
親子3人で万歳三唱した.

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上の写真は,帰りのモノレールの車窓から.
陸上部に所属していた高校時代.この塔を見ながらひたすら走っていた.
遠きにありて思ふだけにしよう.

夏はチャリイベントが目白押し!

2023/7/14 Fri

今年の夏もチャリ活が忙しい

チャリを趣味にして以来,週末が待ち遠しくて仕方がない.
逆に荒天だとこの世の終わりぐらい落ち込んでしまう.
ジャンキーか.

さて,いよいよ本格的な夏がやってきた北海道.
その週末に有給をちょい足しして,遠征に出かけませう.

残念ながら,のっぴきならない事情により,明日からの3連休はライドできなくなってしまったが,その翌週からはイベント目白押し.

昨日のうちに,エントリーや参加連絡を済ませた.

まずはBRM722北海道400kmトカプチ朝駆(Centenary of BRM 400)

本日,公式より出走ガイド,キューシート,受付確認が発表された.
参加者はなんと50名.
昨年より多いのでは?

Audax Japan BRM618北海道400kmトカプチ(その0)

もちろん出走ガイドも読み込む.
昨年も苦労というか,迷ってしまったのが道の駅「おとふけ」への出入り.
北方面からの帰り(PC1)時は要注意.

昨年との最大の違いは出発時間.
初の3時スタートである.
現状,かねてからの計画通り,近くの温泉施設にて昼寝して体力温存するつもり.

さーて,来月のブルベさんは?~悩ましの400

もしくは,夕方には温泉を出て,道の駅で寝る?
どっちが寝やすいのだろうか?

昨年もこの時期に道の駅「しかおい」で車中泊したが,暑くて眠れなかったという苦い経験が...

しかおい小麦グラベル+おまけライド(その1)

いや,暑さだけではなかったな.
ハスラーの車中泊用シートアレンジも大失敗.
助手席と後席の間の段差がひどかった.

今回はネット情報を駆使.
本気で車中泊の快適化に取り組む.

まず導入したのがこれ.

『くねくねファン&使い方無限大』 小型扇風機 充電式 5200mAh

こいつが不要なぐらい涼しいと良いのだが.

シートも助手席のバックレストを後ろに倒す方法にし,さらにこいつを購入.

この上にエアマットで完璧...のはず.

WAQ キャンプマット 車中泊マット 厚手 8cm

チャリはやはり最強ブルベマシン,DOMANEを選択(※個人の意見です).

問題はサドル.
昨年までは,300km以上のブルベでは革サドルを使っていた.
もちろんケツ痛対策である.

Selle Anatomica セラアナトミカ WaterShed X1 Black ブラックリベット 防水 革サドル

先月の『きのこの山300』は山岳キツ目だったこともあり,通常サドル(Specialized POWERサドル)で出走.ケツ問題生じず.
軽量化によるクライムへの貢献度,疲労度の軽減に役立ったと思われる.

BRM610きのこの山300km(その0)

昨年の『トカプチ400』は革サドルで出走.
確かにゴールまでケツは快適だったが,重量増による登りのキツさと膝への負担のせいか,250kmあたりから腸脛靭帯炎を発症してしまった.
手持ちの抗炎症剤を塗布するものの,休憩後の漕ぎ出し時は,声が出るほどの痛み.
DNFが頭をよぎった(なんとか完走).

その反省を踏まえ,続く『オホーツク1300』でも,革サドルを使ったものの,痛みが出る前にテーピング.
結果,腸脛靭帯炎は発症しなかった.

Audax Japan RM812 Okhotsk 1300km Hokkaido(その0)

以上を踏まえると,少なくとも前半200kmの山岳(幌鹿-三国峠)パートでは通常サドル.
ここで問題が生じた場合は,PC1こと道の駅「おとふけ」にてサドルチェンジ,という作戦でどうだろう.面倒くさいので何もしなさそうやけど.

うん? 雨が降ったら? もちろんDNS.

悪いことは言わない。ブルベで雨ならDNSしとけ

その翌週は旭川にあるサイクルショップ,吉田輪業さんの「吉田会サイクリング」に初参加の予定.
Kazchariにしてはめずらしくグループライド...いや最近はそうでもないか.
途中で平坦or山コースに分かれるとのこと.もちろん後者!
走行後の焼肉パーティ.これにひかれた.
さて,どのチャリで行くかな(吉輪で買ったファットちゃうん?)

さらにさらに,その翌週は初の夜間ブルベ2023BRM805前田サマーナイト200にもエントリー.

こちらのブルベも当日朝に家を出て,いつもの定宿『万葉の湯 ふとみ銘泉』にてサ活
リラックスルームにて仮眠して,21時の出走に備えるという計画.

現在,蟠渓温泉の花火大会とかぶるらしくルート見直し中らしい.
花火をバックに映える写真が...撮れる?

翌日曜日のニセコHANAZONOヒルクライムも考えたんやけどな.
「55歳以上」というカテゴリーがあるので,入賞の可能性があったしぃ(甘い)
ただねぇ...エントリーフィーが¥7,000
時間も短いし.コスパがねぇ...
最近ブルベばっかり走っているKazchariにはハードルが高い.

と言いつつ,9/23-24のPANARACER NISEKO GRAVEL AUTUMN RIDE 2023にはしっかりエントリー.

もちろん走るのは「EXTRA LONG COURSE」(120~130km,グラベル率55%以上,獲得標高2500m)である.
早期申込割引で¥14,949.
高いが安い!(たぶん)

もちろんチャリはCannondale Topstone!

TOPSTONEなシェイクダウン!ライド

ここを走るために買ったようなモノ.
現状,もちろん”ぼっち”エントリー.

パンクトラブルが心配だが,やはりチューブレスにした方がええんかなぁ...まだ考える時間はある.

もう1つの懸念事項は宿.
もはや日本の中の外国ーニセコ.
ホテル代が高い.
つーことでキャンプもしくは車中泊を考えている.
ヒ素が含まれているという蘭越の水柱被害も気になるけどな.

開催日が前後するが『ニセコグラベル』の前にはブルベ3本に出走予定.
うち2本はエントリー済.

BRM812北海道300kmPW北見大集合★知床峠/2023

BRM813北海道200kmPW北見大集合★サロマ湖/2023

後者は『オホーツク1300』と一部コースがかぶるが,前者の『知床300』,つまり知床峠をチャリで登るのは初.
言うなれば500ブルベ.
楽しみである...そやけどクマ,出―へんやろな.

この2本のブルベはAJ-H名物「パラダイスウィーク」に組み込まれている.

ゆえにお祭り的な側面もあって,11日には集合地点である「北見自然休養村センター」にて焼肉パーティ,12日は名物のゴール後「おつカレー」,13日にも交流会が開かれる.
中2本しか出ないKazchariも11日の焼肉パーティにちゃっかり参加.

そう,ありがたいことに,北見自然休養村センターは宿泊もでき,予約済みなのだ.この時期の宿は混む&高いので助かる.

そして9月にはBRM902北海道200km釧路が開催される.
こいつには有給チョイ足しして,ブルベ外で道東を少し走ってみたいな.

以上,チャリ三昧(予定)の夏でした.
油断するとGWの二の舞に...

EMONDAな初クラッシュライド~わりと重傷

道内のみなさまも,道外のみなさまも,ご安全にいい旅を.

EMONDAな天人峡足湯ライド

2023/7/8 Sat

ナツガキタ

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曇り.温度:25 ℃,湿度:72%,体感温度:26 ℃,風速:2.8 km/時,風向:SSW

例年に比べ,少し涼しいように感じていた近頃の旭川.

だがしかし.

とうとう本格的な暑い夏到来.
エアコンのないKazcahri家ではしばらくの間,我慢の日が続く.

外ライドも辛くなる.
STRAVAのデータでは25℃? ぜってーウソだ.

さて,本日のタイムリミットは14時まで.
さぁ,どこに出かけますか?(行くんかい)
やはり涼を求めて山方面だな.

なんだかんだで9時過ぎ出発.
今日はEMONDAな気分.
戸惑いも迷いも捨て,風を切って走るのだ.

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定点観測ポイント.
夏やな.

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忠別ダム湖の親水広場.
湖上に小さく映るのはSUP(Stand Up Paddleboard)を楽しむ人.
Kazchariも以前,西表島で乗ったことがある.

他にもカヌーの準備をしている人もいた.
このダム湖は特に許可なく,誰でもウォータースポーツを楽しめるようだ.

うん.欲しいぞ,SUPかカヌー.楽しく涼しそう.

CalmMax インフレータブル スタンドアップパドルボード サップボード SUP 長320cm 幅80cm 厚15cm 耐荷重量150kg

エクスプローラー K2 カヤック 312cm×91cm×51cm

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いつもの湧水公園で水補給.美味し.

なんとここにも外国人観光客の方たちが多数.
ここから旭岳に行くのだろうか.

で,Kazchariはと言えば,時間と暑さを考慮して旭岳クライムは本日パス.
代わりに向かったのが...

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「天人峡!」って,タイトルでネタばれしてるやん.

先月のチャリイベントでも通った道.
ゴールまで微妙に登り続ける.

Topstoneな第6回キトウシ国際サイクリング

道路わきにちょこちょこ現れるのが「クマ注意」の看板.
今年はホンマに多い.

余談だが,最近話題となった「朱鞠内湖ヒグマ襲撃事件」

【朱鞠内湖釣り人死亡事件】”人喰いヒグマ”に命を奪われた被害者の父が明かす「後悔と息子の最期」

この事件に関する考察サイトがたくさんアップロードされている.

その中で最も興味深かったのが「亜成獣」という言葉.

母クマから離れたばかりで2~4歳程度,ヒトで言うなら思春期真っ盛り.
好奇心旺盛で怖いもの知らず.
むしろクマ鈴の音色に引き寄せられてしまうそうな.
結果,人を襲ってしまうのではないか...との考察.

体長も150cmほどなので成人男性同等か,やや小さい.
なんとか勝てそうな...いや,ちゃんと刺激せずに逃げましょう.

クマスプレーなぁ...高いねんあれ.

フロンティアーズマン・熊撃退スプレー

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長いトンネルを抜けると,柱状節理が現れる.
なんだかんだで見ごたえある場所だ.

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最後のトンネルを出て到着.
駐車場のクルマが多くて意外.
てっきりみんなで足湯につかっているのかと思いきや,どうやらここにクルマを置いて,「羽衣の滝」まで歩いていくようだ.

で,Kazchariはシューズとソックスを脱いで湯に足をつける.
うん.冬の方が気持ちよい.

ファットな冬の天人峡ライド~ぽかぽか

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30分ほど,ボーっと.
時折,足湯を見に来る人もいるが,湯につかる人はいなかった.
まぁ,汗臭いおっさんが,ぼっちの呆け顔で佇んでたしな.

さて戻りますか.

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トンネルを抜けた後に広がるこの景色が好きだ.
廃墟ホテルの取り壊しも決まり,滝へのアクセスがよくなれば,かつての活気を取り戻すか,天人峡?

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写真は撮らなかったが「ユイの壁」を越える.
しばらく続く直線道路で「ツール・ド・フランスなひまわり畑(小規模)」を発見.成長が待たれる.

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往路と同じルートは面白くないので,クルマの通行が少ないウラルートを選択.

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踏切で電車に遭遇.
ついつい撮影.

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最近,個人的ホットスポットの千代ヶ岡.
ゲストハウスやらカフェやらのツーリスト向け施設が次々にオープンし,何か東南アジアのバックパッカー街のような雰囲気が漂ってきた.
そんな中...

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なぜか民家の軒先にキッチンカー.
ちょうどカロリーを消費しまくってハラが減っていたので「ザンギ」を注文.
3つで¥500.割と高級.
”ちゃんと”作っているので,できるまで12分ほど待つ.

キッチンカー周辺には自販機もないため,ザンギを受け取り隣のセイコマまで移動.

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おにぎり2個とバースデークーポンでセイコマブランドのエナジードリンクをget.
さすがの揚げたてザンギは美味.もう少し量が欲しいところ.

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帰路の街道は植えられたラベンダー真っ盛り.
夏だねぇ.

15時からは息子の習い事の送迎.
気温はまだ高く,車中で待つのは地獄.
ならばと,近くのイオンまで時間をつぶしに行くことに.

何の気なしに玩具売り場でガンプラチェック.
なななんと! プレミア物である『HG ガンダムバルバトスルプスレクス』(長い)が置いてあるじゃぁあーりませんか!

HG 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ ガンダムバルバトスルプスレクス

ついでに隣にあった『ククルスドアン版のガンキャノン』も持ってレジへ.
家電量販店や模型専門店よりも穴場かもしれん.

つーことで,まだ時間はある.
最近再開したらしいイオン株主優待サービスの1つ,ラウンジを利用してみることにした.

いやいや,新コロ前に比べて,まぁなんと使い勝手の悪いっつーか,入室までの手続きが面倒くさい.

- 30分単位の予約制
- 最大利用時間も30分(1日1回,月5回まで)
- 利用は2名まで(子供連れだと厳しい)
- ドリンクも一人一杯(一本)
- 菓子類の提供なし

正直,これらの改悪のおかげで土曜日にもかかわらず利用者が少なかった気もする.
これ,今の新コロ状況がさらに収まっても,このシステム,継続するんやろか?

まぁ,ぶちぶち言ってもしゃあない.
ルールはルールなので従いますか.
イオン株は優良なので手放す気もないしな.

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さて,時間になったので息子をピックアップ.
『バルバトスルプスレクス』を息子に思いっきり自慢したら,「くれくれ」とうるさい.絶対にやらん(大人気ゼロ).

さて,明日は早起きして,ちょっと特殊なツーリング.
モンキー125の出撃である.

熱帯夜だが眠れるか...

ヒルクラ大会前の練習と道内穴場キャンプ(その2)

2023/6/25 Sun

健康な生活

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晴れ.温度:27 ℃,湿度:47%,体感温度:27 ℃,風速:4.9 km/時,風向:NW

キャンプ初日はたいてい熟睡できない.
慣れるまで2泊は必要.
昨夜は21時に横になったものの,まどろみの中,4時前には動き出す.

あれ?

7時間睡眠?
いつもより寝てるかも.
ただし横に寝ている息子に蹴飛ばされた記憶もある.

暑くもなし,寒くもなし.
ちょうどいい気温.

昨日も思ったのだが,このキャンプ場,虫があまりいない(ゼロではない).
羽虫系よりも,地面から飛んでスネあたりをかじるノミ系の方がやっかいなのだが,そいつらもいない.

おまけに,芝なのに夜露べったりもない.
タープが多少結露するぐらい.

季節のせいかな?
ちょっとないくらい快適な環境である.

もちろん既に外は明るい.
息子も起きてきた.
ショートスリーパーは遺伝するのか.

ショートスリーパーとベジタリアン

階段を下りてトイレへ.

自販機でブラックの缶コーヒーを2本購入.
コーヒーミル,フィルターなどは持参していたのだが,情けないことに豆を忘れた.
この缶コーヒーを沸かして飲むことにする.

チェアに座り景色を堪能.
ホンマにロケーションが素晴らしい.

ちなみにここエルム高原家族旅行村キャンプ場は通年オープン,つまり冬キャン可能な場所としても有名.
アクセスも便利だし,温泉も近いし,料金も安いしで冬キャンデビューに最適.
おっと,これは...

同僚とその息子も起きてきた.
なんでもかんでもホットプレートな「焼きそばパン」およびバナナの朝飯.

プレイリストから「朝の音楽」的な曲を選択.
今回始めて使用するこのスピーカーなかなか良い.

JBL CLIP4 Bluetoothスピーカー USB C充電/IP67防塵防水/パッシブラジエーター搭載/ポータブル/2021年モデル オレンジ JBLCLIP4ORG

本来チャリに装着して音楽を流し,クマよけに使うつもり用.

ただしぃ...食器洗いのために炊事場に行ってテントに戻ると...

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インスタントラーメンの中身がカラスにヤラれた.
これで2回目である.ウキーッ!

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まったりとした時間を過ごし,7時過ぎには撤収作業を開始.
なんと8時半には,全てのギアをハスラーに積み込んでしまった.
一晩過ごしたものの,ほとんどデイキャンのような早業.

「もう帰るの?」という不満げな息子の声を無視し帰宅の途につく.

こんなに天気が良いのだ.
早く家に帰ってチャリに乗りたい ← ワガママ.

つーことで,あっという間に今年初のキャンプ終了.
紅葉の秋だけでなく,真冬にも来たくなる穴場でした.
おすすめです.

さて,昼前には家に戻る.
ギアを片付け,干すものを干す,洗うものは洗い,息子に昼飯を食べさせ,早速ライドへ.
もちろん,今日もEMONDA

気温は30℃近い.
今年一番の暑さだろう.

半袖半パンなので日焼け止めを塗る.
昭和基準だと,黒い方がかっこいいっちゃあかっこいいが,疲労感が増してしまう.
何より肌のダメージ⇒皮膚がんリスクが怖いしな.
健康第一.

日焼け止め アグレッシブデザイン トップアスリート サンプロテクト ファイター 62g

向かうは涼しい所=標高が高い...と言えば時間もちょうど良いし,久々に旭岳を登ろう.
セグメントのゴールであるロープウェイ乗り場はさぞかし涼しいに違いない.

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サイクリングロードを通って東川へ.
ジャングルである.

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ついこないだのイベントで走ったのと同じルート.

Topstoneな第6回キトウシ国際サイクリング

前回はグラベル.今回は軽量ロード.
アウター縛りで少し踏んでみる.
ラスボスは旭岳なので抑え気味に.

さほど無理せずのんびりと湧水公園着.
水を補給.

不思議なことに,これほど天気が良いのに,サイクリストに全然会わない.
いや,天気が良すぎて暑いのか.

で,ここから登攀開始.

旭岳は十勝岳のようにずっと登り,というわけではなく,二区間ほど平坦or下りポイントがある.ここで踏み倒してタイムを稼ぐ.

引き足とダンシングを適度に入れ,脚の疲労を防ぐ.

心なしかいつもよりペダルが軽い気がする.

ハァハァ,ゼイゼイとロープウェイ乗り場到着.

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自己ベストに次ぐタイム(約15秒遅れ).

ただしベスト時はふもと(湧水公園)にクルマデポ,および軽量化したDOMANEで登ったと思われる.

今回は自宅から自走.
特に軽量化にこだわったわけではないので割りと重い.
やはりEMONDAの登攀能力は高い...ということか.

うわ,週末の機材選択,悩むなぁ...

『旭ヶ丘ヒルクライムアタック2023』にエントリー!~坂バカ宣言

さて,ビジターセンターで神の飲み物(赤コーラ)を堪能.

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下りますか.
確かにふもとに比べれば涼しいが,それほどでもない.
このまま半袖ジャージでもいけそうだったが,新兵器のミニ・ジレを投入.

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Morethan サイクリングウィンドブレーカー ベスト ノースリーブ ショート丈 メンズ WVP-030

丈がやたら短い=コンパクトという,夏場のヒルクライム⇒ダウンヒルに最適という触れ込み.
デザイン性は皆無だが,そのアイデアがベネ.

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旧ビジターセンター.
近いうち取り壊されそうな雰囲気.
お世話になりました.

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いつもの「旭岳温泉」モニュメント.
さすがに雪はない.

下り続ける.
いつも思うが,よくこんな道,登ってきてるな.
ホンマ,ヒルクライマーってアホやと思います(ホメ言葉)

元々ダウンヒルが苦手な上に,例の落車事故以来,路面状況に敏感なKazchari.
ディスクブレーキをキーキー鳴らしながら下る.

EMONDAな初クラッシュライド~わりと重傷

北海道の場合,夏と冬の寒暖差が激しいためアスファルトにぽっかり穴が開いていることがる.
それに加え不快なのが段差.
一定間隔で「ゴツン,ゴツン」と来る.

特にEMONDAのようなサスなしで硬いフレームだとなおさら.
(それと真逆なのがTopstone

振動だけならまだしも,とうとう機材に実害が...

そう,サイコンマウントである.

「かっこいいから」とネットの海を探し回って入手した「K-edge」
海外通販(Bike-inn)で購入したものの,むこうの手配ミスで,なぜか「水中マスク」が送られてきて,そのクレーム対応やらなんやらで大幅にストレスを感じた.

海外通販でトラブル!

ようやく手に入れて,EMONDAに取り付けたものの,段差の振動でジョイントがサイコンとライトとベルの重さに負けて,垂れ下がってしまう.

重すぎるのだろうか?

プロが使っているものだからと選んだのだが,そもそもプロはレース中,サイコンしかつけてない.

一方,一般人はサイコンの他,(なぜか)金属性のGoProマウントライトとベルも装着という,明らかに重量過多.

垂れ下がりの修正を諦め,いつもの橋の上で状況をチェック.

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なんてこったパンナコッタ.
2つあるネジのうち,片方が振動で取れてなくなっているじゃぁあーりませんか.
こらあかんわ.

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時刻をみると16時前.
クランカーさん,何時までやってたっけ?

つーことで,遠回りのライドを諦めてクランカーさんを目指すことに.
そうそう,ミニ・ジレ,役に立つ.

ここからは下り基調.
ダムを越えてサイクリングロードを走り,17時前には店についた.

ちょうど,他のお客さんの納車中.
白地にメタリックレッドの「X-Caliber」か.
かっこええな.

で,ご主人に相談.
「K-edge」の保持性がイマイチ信用ならんので,BONTRAGERのブレンダーシステムへの変更を相談.

Blendr システム

残念ながら店頭在庫になく,取り寄せになってしまった.
どうやらエアロハンドルも種類ごとに対応品が異なるらしい.

その入荷待ちの間,サイコン垂れ下がり応急処置として,4mmネジをつけてもらう.
少々大きめなものの,六角穴のサイズが大きくなり,がっちりホールド.

うん?

これでいいやん.

帰宅して工具箱にストックしている手持ちのネジから適合するモノを探す.
おお,少々デカいけどぴったりやん.

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元々のネジがあまりにヤワだったということか.

つーことで,EMONDA尽くしの三日間.
その間,キャンプに行ったりとやたら充実した週末だった.

Di2の充電切れだったり,今回のサイコンステーの緩みとか変なトラブルもあったけどな.

夏らしくなってきた北海道.

なんだかんだで次回ブルベはBRM722北海道400kmトカプチ朝駆(Centenary of BRM 400)に参戦決定.エントリー完了!

ヒルクラ大会前の練習と道内穴場キャンプ(その1)

2023/6/24 Sat

灯台モトクラシー

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曇り.温度:19 ℃,湿度:67%,体感温度:19 ℃,風速:2.1 km/時,風向:NNE

息子と久々のキャンプに行く.
ここのところ,キャンプに何らかのアクティビティを付加することが多かったが...

海!山!温泉!~小学生男子とアポイ岳(その1)

息子と秋のキャンプ旅~カヌー体験(その1)

今回は一泊のみ.
特にイベントもなくまったりと...とは行かなかった.

今回は珍しく同僚の誘いにのる形でのキャンプ.
あちらにも息子さんがいる.
うちの息子より2学年下だが,まぁ,うちの息子は小柄なので見た目は同学年.

場所は近場も近場.
赤平のエルム高原である.

自宅からは70kmほど.
ゆっくり向かっても2時間で着く.

ゆえに午後から向かうこととし,午前中はライドに出かけることにした.

金曜日のライドがまさかのバッテリー切れからの水入り状態になってしまったので,そのリベンジとなる.
来週7/2は年一度のヒルクライム大会.

『旭ヶ丘ヒルクライムアタック2023』にエントリー!~坂バカ宣言

例年に比べ明らかに練習不足&準備不足.
しいてあげれば,落車復帰後から毎日筋トレを継続中くらいか.

どこまで効果あるのやら.

さて,土曜日.
昨日までは小雨予報だったが,見事に快晴.

サイクリングロードを使ってウォーミングアップ.

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この時期の北海道は緑が映える.

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セグメントの坂ではベストを目指し踏んでみる.
どこそこタイムが出た.

就実の丘を下りて,空港脇を通り,11時過ぎに帰宅.
昨夜のうちにキャンプ用具はハスラーに積み込み済み.
同じく午前中,遊びに行ったまま帰ってこない息子を待つ.

そこへ,同僚から写真付きLINE.
すでにキャンプ地着.
テントも立てて,一杯やっているそうな.

早い.
つーことで息子をせかせて12時過ぎ出発.

息子を動かす魔法のワード,「山岡家でラーメン食ってから行くで」
これが効く.
いつもの倍速で動き出す息子.

12時半頃「山岡家」着.
土曜のこの時間,結構混んでいた.
クルマのナンバーを伝え,外で待つ.
20分ほどでカウンターに着席.

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美味しゅうございました.
JAF特典の煮玉子はいまだ復活せず.

昼食後,あらためてキャンプ地を目指す.

クルマのナビに「エルム高原」と入力.
指示通りに進む.

初めて向かう場所なのでイメージがわかない.
途中,滝川のセイコマで夕食用物資を買い出し.

焼肉やら野菜,ビールなどを買い込むと,なぜか総額が¥5,000近い.

うん?

これだと,普通にファミレスでステーキ食える値段やん ← 言うたらアカン

赤平市に入る.
国道でキャンパーっぽいクルマを発見.
「エルム高原」の表示通りに進むので,目的地は同じと思い,あとをつける.

で,やって来ましたエルム高原リゾートオートキャンプ場

うん?
オートキャンプ場?

あらためて地図を確認.
こことちゃうやん.

本来向かうべき場所はエルム高原家族旅行村キャンプ場

駐車場で整理の仕事をしていたおっちゃんに場所を確認.
やはり違っていた.

面白いことにKazchariが後をつけていたクルマも,同様に間違えていたらしく,オートキャンプ場の駐車場からUターン.
これまた「家族旅行村」を目指す.

なぜここまで場所こだわるのか?
利用料金が全く異なるのだ.

当然「オート」の方が高い.
テント1張り,大人+小学生で概算¥3,650!

それに対し,家族旅行村のフリーサイトだと¥1,040!

区画+電気が使えるかどうかだけで,この料金差! これはデカイ.
それに後者の方が風呂(「ゆったり館」)も近いしな.

つーことで目的地着.
いやいや,天気も味方してか,これまた素晴らしいロケーション.

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道内のキャンプ場は相当数利用したが,景色だけで言えば,ベストに近いのではないか?
全く素晴らしい.近くにこんな場所があったとは...

手続きを済ませ,ハスラーで設営地近くの駐車場まで移動.
無事に同僚とも合流し,その隣にテントを張る.

寝るのは二人なので,いつもの30年モノの我が家「DUNLOP V-200」である.

「キャンプは情操教育」派なので,息子たち2名に指示をだしながら,設営を手伝わせる.

キャンプと情操教育

タープ設営の際に「ペグが刺さらん!」と大騒ぎ.
「力が足りへんのとちゃうか?」と,Kazchariもハンマーで叩いてみるが...確かに硬い.

表面は芝生だが,その下にが砂利をガチガチに固めて造成してあるようだ.
後でわかるが,この土壌のおかげで水はけは良さそう.

ペグのささりは中途半端だが,まっ,風もなさそうだし大丈夫でしょう.

同僚のワンポールテント+巨大タープの下に,くつろぎチャアを持ち込んで一息つく.

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子供らは早速,下方にあるという川に遊びに行く,早速びしょ濡れ.
その後はテント内にこもってTVゲーム...って! 令和のガキは全く...

そうこうしているうちに17時になった.
「ゆったり館」に風呂入りに行く.
大人¥500とこれまた安い.

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さて,大人のお楽しみタイムである.
サウナイキタイにも掲載されているここのサウナ.
98℃というなかなかの高温設定.
サウナ室はやや狭めながらも,18時を越えると人が減って快適.

外気浴も可能だが,ととのいイスどころか,例の白いビーチチャアさえない.
仕方なく庭との仕切りとなっている岩壁に座る.
座面はゴツゴツしているが,こんな時,サウナマットはクッション代わりになって便利だ.

露天風呂の入口には物騒な張り紙があった.

「岩壁を越えて庭に下りないで下さい.いかなる事情があろうと,庭に下りた時点で「覗き」とみなし,警察に通報します」

ヤベー.

よくよく見ると,浴室や脱衣室に「◯◯するな」と書かれた張り紙があちこちにある.
つまり,そういった不潔行為や不正行為をした客がいて,他の客が注意して...が繰り返されてるということだろう.

対策としてわからんでもないが,こう張り紙だらけだと,品位っつーか,情緒っつーか,興ざめ感もある.
以前行ったとある温泉施設なんて,露天風呂の柵に「立ちションするな」と書いてあったし.

つーことで2時間ほどサウナと入浴を楽しみ,上がる.
子供らはとっくに上がって,テント内でゲーム...たく.

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明るいうちに夕食の準備.
つっても,Kazchari家も同僚もキャンプだからと「焚き火」にはこだわらない主義.はっきり言って面倒.

カセットコンロを駆使して作るのはパック白飯肉野菜炒め
もうこんなんでええな.

外では何食っても美味い.

ついでにKazchariもキャンプ時のみビール.
ちょっと贅沢に「ヱビス」
これも美味い.

Blutoothスピーカーからはボブ・マーリー.
おそらく世界中で一番聴かれているはず(経験比).

キャンプの夜は早い.
21時には寝袋にin.

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さーて,来月のブルベさんは?~悩ましの400

2023/6/21 Wed

三度目.

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2年前から続く「BRM100周年記念ブルベ」シリーズ.

2021年は200km,2022年は300km,そして今年は400kmブルベがその対象となる.

通常のブルベと何が異なるのか?
特別デザインのメダルがもらえる(購入できる)のだ.

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Kazchariも例にもれず,限定品に弱い.

ただし,その年に行われる同距離のブルベ全てが対象となるわけではなく,ある特定の日に指定のブルベに参加する必要がある.

北海道の場合,ブルベ開催団体がAJ-HokkaidoRandonneurs Sapporoの2つがあり,その記念ブルベの開催日もバッティングする.

すなわち...

【2021年:200km】(※予定)

BRM911北海道200km石狩(AJH)

BRM911旭川200(RS)

ただし2021年のブルベ界は大混乱.
新コロまん延からの非常事態宣言発令により,ほとんどのブルベが中止か延期.

上記「200」に関しても延期扱いとなり,2022年それぞれ以下の名称で開催された.

BRM1002北海道200km石狩(AJH)

BRM911旭川200(RS)

そう,延期によって日程がズレたのである.
これぞ正に怪我の功名.
おかげで記念メダルを2個Get!
100年目の奇跡...なのか?

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それぞれの記事は以下に.

ファットなBRM911旭川200km(その1)

Audax Japan BRM1002北海道200km石狩(2021Centenary of BRM 200)(その1)

【2022年:300km】

BRM611北海道200kmトトロ(AJH)

BRM611当丸コースター300(RS)

なぜか昨年は「記念ブルベ」に参加せず.
うーん,今考えればどうしてエントリーしなかったのだろう?
謎だ.
「当丸」なんか面白そう.

で,本題.

【2023年:400km】

BRM722北海道400kmトカプチ朝駆(Centenary of BRM 400)(AJH)

2023BRM722旭川400(ACP・BRM400㎞100周年記念BRM)(RS)

特別メダルが欲しいので,どちらかの「400」に参加するのは決定事項.
つい先日までは「旭川400」一択だったのだが,ここに来て悩ましい状況に...

RSの”中の人”から「開催前に「旭川400」のルートを試走しませんか?」とのお誘いを受けた.チャリではなくオートバイでである.

うれしい申し出である.
少し考えた後「行きます」と返事した.
モンキー125でも400kmはなかなかの距離だが,それはまぁ,なんとかなるでしょう.

問題は試走数日後に同じルートをチャリで走るのは,なかなかのMプレイ...

そこで浮上してきたのが「トカプチ」である.
昨年も出走した.

Audax Japan BRM618北海道400kmトカプチ(その0)

ただし今年は内容が大幅にアレンジされている.
コースそのものに大きな変化はないが,周回が時計回りになった(前半が山岳なのは同じ)

一番の目玉はそのスタート時間.
なんと深夜(早朝?)3時発である.

距離的時間的に昇る朝日を浴びつつ,三国峠を登る感じか.
ゆえに「朝駆け」が付く.

夜間に動物多発地帯を走るのに抵抗があったが,あらためて考えると既に明るいかも(もしかしてクマの活動時間?)
それに時間や周り方が変わったことで,新鮮な気分で走れるかも.

遠征に関しても,前日に帯広入りすればヨシ.

日帰り銭湯に営業時間ギリギリまで仮眠しつつ居座り,閉店後に道の駅「おとふけ」まで移動.
セッティングしてたらスタート時間まですぐのはず.

そんな都合のいい施設ははたして...あった!

天然温泉 やよい乃湯

つーことで,すっかり2年連続「トカプチ400」への参加に,大いに気持ちが傾きつつあるKazchariでした.

いずれにせよ,最も過酷と言われるのが「400」.
同時にブルベの面白さは,”眠れない夜間走行”が入る「400」からとも...気合が入るね.

エントリー締切日まで,予断を許さない状況.
楽しいね.

iPhone11 Pro / 2022年6月18日撮影

モンキー125,小雨のオホーツク海ツーリング

2023/6/18 Sun

ヌグフルキルヤム発動!

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日曜日である.

ヒルクラ大会を控え,ここはロード練で追い込む時期なのだろうが,なんとなく気が乗らない.

そして,今後の予定を考えるとモンキーに乗る時間がなかなかない.
体調があまり優れなかったこともあり,本日はバイクツーリングに出かけることにした.

それにしても旭川は便利な土地だ.
北海道のほぼ中心にあるため,海も山も草原も湖も,行きたい所自由自在.

そんな豊富な選択肢の中から「そういや行ってねーや」日帰りオホーツク海.
距離はあるものの,割りと早朝に出発できそうなので行ってみる.

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出発時の総走行距離は5,706km.
さて,どこまで伸びるか.

さて,この時期困るのが服装.
予報は曇りで,気温も20℃は越えなさそう.
となると,いつものKOMINE(MOTO FANGO)の3シーズンジャケットだな.

念のためレインウェアとお風呂グッズも持参.
途中でサウナに入りたくなるかもしれぬ.

8時前に出発できた.

いつもの定点観測地点で撮影.
モンキーでは初?

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東川を経由して国道39号に合流.

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高速道路が開通したおかげで寂れてしまったドライブイン.北海道に多い風景.

上川を過ぎた頃,国道273号で紋別方面へ向かう.
こちらも高速と並走するせいで交通量が極端に少なく,ジャングル感が半端ない.

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この辺りは乾いていた.
この後,北上するにつれ,雲が増えて路面も黒くなってくる.

そして...完全に雨.

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聞いてないよぉぉぉ~(T。T)

停車して天気アプリをチェックしても,雨雲の姿はない.
降水確率も10%なのに...なんてこったパンナコッタ.

トンネルが現れた.
諦めて,この下でレインウェアを着ることにする.

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オートバイ用レインウェアに関しては2通りの考え方がある.

一つは,軽量かつ透湿・防水性能抜群のGORE-TEXの高級品を買う.
たぶん超快適.
それでも消耗品は消耗品.一生モノにはならない.

もう一つは,ワークマンなどの格安品を買い,数年使い倒し,防水性能が落ちてきたら,また新品を購入するという方法.

Kazchariは後者派である.
運動量が多く,操作性重視のチャリ用は前者やけどな.

レインウェアはともかく,今回の雨装備で一番役に立ったのは,先週の「きのこの山300」でも大活躍だったモンベルGORE-TEX オールラウンド ソックス」.

BRM610きのこの山300km(その1)

靴下とシューズの間にこれを履く.
ホンマ素晴らしい.
シューズがどんだけずぶ濡れになっても,靴下は常に乾燥=快適.

買ったのは去年やったけど,活用は今年になってから.
2023年のベストバイ,最有力候補やな.

チャリにしてもオートバイにしても,これまでシューズの上にかぶせるタイプのカバーを使ってきた.
これが全然ダメ.

なんだかんだで浸水する.
特にロードバイクのシューズは底に通気用の穴があるので,カバーが意味をなさない.
フィット感も悪い上,すぐにボロボロになってしまう.

それがどうだ.
このモンベル・ソックスのおかげで濡れや蒸れとは無関係になった.
革命的グッズやな.

恐ろしく寂しい道を小雨の中,道の駅「香りの里たきのうえ」を目指す.
その直前にセイコマがあったので補給に立ち寄る.

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休憩中,SNSを見るとバイク仲間のKaba3もツーリング中.
写真によると,どうやら名寄は晴れているらしい.

「こちらは雨です」と返信したが,ふと空を見ると青空が広がりつつある.
天気アプリも「降らない」と表示.
「もう大丈夫でしょう」とレインウェアを脱いだ(甘い).

少し進んで「道の駅」へ.

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マス・ツーリングのライダーを避けて駐車.
あくまで個人の嗜好だが,5台,10台と連なって走る連中とは相容れない.

某2号の言う通り「バイクは孤独を楽しめる」から好きなのだ.
せいぜい2台やな.

つーことで,スタンプを押してそそくさと出発.
しばらくすると...またもや雨.
むしろさっきよりヒドイ.

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路肩に停めて再びレインウェアを着る.
典型的な「ヌグフルキルヤムの法則」やな.

めげずに海を目指す.

走行中はAmazon Prime Musicに接続して,インカムでずっと音楽を聴いている.
お気に入りのプレイリストを再生しているのだが,どこかで操作を間違ったのか,機動武闘伝Gガンダムの前期OP「FLYING IN THE SKY」がエンドレスで流れるようになってしまった.

走行中は操作禁止だし,停車していじるのも面倒だしで,次の休憩ポイントまで10数回はリピート再生.
まぁテンションが上がる曲なんで無問題.

「シャイニング・フィンガー!」と何回叫んだことやら.

つーことで,ようやくオホーツク海側に出た.
左折して238号線を北上する.

このルートはなんつーか...うーん,何もかも懐かしい.

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そう,昨年の「1300」で対向車線を紋別目指してひたすら漕いでいたのだ.

Audax Japan RM812 Okhotsk 1300km Hokkaido(その2:幌延~紋別)

時は夜19時頃.
既に日は落ちていたが,それでもこの道は見覚え,走り覚えがある.

強い風の中,興部町到着.
ここまででモンキー,ガソリンを約半分(3リットル)ほど消費.
今後を考えてセルフスタンドで給油しておく.

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相変わらずの高燃費である.

あっという間に海とはお別れ.
晴れてたらなぁ,海岸に下りててんけどな.

道の駅「おこっぺ」へ.

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その時,12時の大サイレン.
マジでデカかった.
ここは「サイレント・ヒル」ですか?

この先,食堂の類は期待できないので興部市内で昼食を済ませることにする.
Google先生によると近くにラーメン屋さんが.

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少し変わった名前のラーメン屋さん.
空いていると思いきや,カウンターも座席も満席.
10分ほど待つ.

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定番の味噌ラーメン(¥850).美味し.

最近悩んでいるのがiPhoneのバッテリーの劣化.
明らかに消費が早くなった.
「きのこの山」でもゴール時の残量は10%ほどだった.

いわゆる町中のiPhone修理店で交換を頼むと¥8,000ほど(互換パッテリー).
一応,今秋発売予定の「iPhone15」への買い替えを想定しているのだが,こっちはこっちで価格が心配.

とりあえず,今日のツーリングではモバイルバッテリーを持参.

VRURC モバイルバッテリー 大容量 10000mAh 【折畳みプラグ&2本ケーブル内蔵】3A急速充電 LED残量表示 4台同時充電 AC コンセント一体型 薄型 軽量 モバイル・バッテリー iphone/Android対応 PSE認証済み (ホワイト)

最近Amazonで買った.
元々は,とある自転車系YouTuberさんのおすすめ品.

コンセント直挿しおよびMicro-USB,USB-C,Lightningケーブル収納という使い勝手良さげな一品.
購入前,“みんな大好き”サクラチェッカーで調べると,見事に「危険」表示.
ちょっとヤバめだったが,YouTuberさんを信じることにした.

で,ここまでですでに残量50%のiPhoneを食事の間充電.

食べ終わり外に出ると...小雨継続.
しゃあないか.

国道239を通って向かうは次の道の駅「にしおこっぺ花夢」

よく考えれば,雨中のツーリングは久しぶり.
寒くもないし,新しいレインウェアおよびオーバーソックスのおかげで身体の濡れもない.
交通量も少ないのでストレスもない.

悪くないツーリングだ.

iPhone11 Pro

到着.
スタンプを押す.
一時的に雨は止んでいたが,ダマされんぞ.

それにしてもトップケースは便利だ.
何でも無造作に詰め込める.

iPhone11 Pro

下川町に入る.

時折インスタなどにアップされている,「下川町」と彫られた石のオブジェは町のどこにあるのだろう?
ネットで検索しても場所がわからん.
「万里の長城」近辺ではないのか?

iPhone11 Pro

愛別-旭川へ抜ける道道101へ.
春先の五味温泉ツーリングの時も通ったな.

モンキー125,五味温泉に行ってみた

この道も交通量少ない.
雨は止み,太陽が顔を出してきた.
レインウェア脱ぐ? いいや,ダマされんぞ!

iPhone11 Pro

南下を続けると,岩尾内湖に着く.
ここまで来るとチャリ圏内感が増す.

iPhone11 Pro

愛別-当麻ルートを通り,いつものパーキングへ.
「さすがにもういいっしょ」と,ようやくレインウェアをキャストオフ.

iPhone11 Pro

後はいつもの道で帰るだけ.

帰宅すると,本日の走行距離も300kmを越えていた.
これで総走行距離は6,031km.
3回目のオイル交換の時期やね.

iPhone11 Pro

「こんな小型バイクだと長距離しんどいでしょ?」とよく訊かれるが,全然である.

まずチャリの大敵,坂道&向かい風を完全クリア.
ただの手首の運動に疲れる要素はほぼない(偏見).
ヘルメットは重いけど.

今日は雨の中,海沿いを走った.
当然,塩分多めのはず.
そそくさと洗車を始める.

そこへ,ヨメさんと息子が北見のラグビー遠征から帰ってきた.
「風呂行きてぇ」と言うので,娘の帰りを待ってから,本日は『花神楽』に行くことになった.

最近『花神楽』もコミックコーナーを充実させている.
それにアウトドア系のチェアを多数並べるなど,某芦別のホテルをパク...いやリスペクトしている.

娘待望の『ブルーロック』の所蔵はいかに?

ブルーロック(11) (週刊少年マガジンコミックス)

...90分ほどのサ活後,休憩室に行くと,娘が大興奮.
ちゃんと,全巻そろってたらしい.
良かったな.
つーか,昨日もこっちに来とけばよかった.

夕食は「とんかつ定食」(¥900)を注文.

iPhone11 Pro

うん...値段なり.

計2時間ほど滞在し施設を出る.

今日は父の日.
あまり自覚のないKazchariも,家族からプレゼントをもらった.

iPhone11 Pro

妙に派手なTシャツと靴下.
うちのEMONDAカラーに合わせたのだろうか?

アガリの一台~TREK EMONDA SLR7 First Light

「ありがとう」と伝えたが,「喜び方が足りない」と怒られた.

理不尽だ.

Topstoneな第6回キトウシ国際サイクリング

2023/6/11 Sun

たまには

曇り.温度:17 ℃,湿度:79%,体感温度:17 ℃,風速:7.0 km/時,風向:SSW

「BRM610きのこの山300」を終え,21時に札幌屯田公園を出発.
どこにも寄らず,何も食べずノンストップで帰路につく.

この時期,野生動物,特に鹿の飛び出しには要注意だが,幸い出会うことはなかった.

23時半頃帰宅.
家人は当然就寝中と思いきや,JKの娘は相変わらず自室で1人笑い転げていた.

泥だらけのDOMANEや汗臭いウェアは,とりあえずクルマに放置.
とりあえず貴重品だけを家に運び入れ,速攻で入浴して一息つく.

入浴後は大腿四頭筋をマッサージ.

創通メディカル トータルボディケア マイトレックス リバイブ MYTREX REBIVE MT-RBN20G MYTREX (リバイブ RBV22)

消炎鎮痛剤を塗り込む.

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こうして0時台には寝ることができた.

♪チャラララ~ラッチャッチャ~

6時起床.
脚の具合を確認.
うん.やや重いものの,どこにも痛みなし.

そう,本日は連続チャリイベントで,「第6回キトウシ国際サイクリング」に参加するのだ.

思えばプレおよび,その後の第1回大会に参加.
参加費¥3,000と格安ながら,ゴール後のBBQと抽選による景品がなかなか豪華.コスパ最強であった.

ただし,ここ数年の新コロ禍でも実施はされていたが,肝心のBBQは中止という寂しい状況.

それが今年からは全面解禁.BBQあり景品ありの通常開催.
つーことで,初ロングライド(63km)のうちの学生数名を強...いやあくまで希望を募り参加させた次第.決して単位取得をチラつかせたりはしていない.

さて,Kazchari家.
幸いヨメさんも起きてきたので,台所をガチャガチャ使って朝飯を作る.

食事後,サイクルウェアに着替える.
予報によると快晴で24℃近くまで上がるらしい.
昨日とは打って変わって半袖半パンやね.

スタート地点は東川のキトウシ森林公園.
自走で参加.
そして本日のビックリドッキリメカは...Topstoneです!

自宅から30分もあれば着くかと思ったが,結構な向かい風.
「やばいやばい,受付に間に合わ~ん!」とガチ漕ぎ.
受付開始10分経過した頃到着.

iPhone11 Pro  なぜかボケてる

受付を済まし,本日一緒に走る同僚や生徒らを探す.
おう,いたいた.

レンタルの,いわゆる”スポーツバイク”(クロスバイク)に乗るのが初めてという生徒もいて,ペダリングが全然おぼつかない.
なにやらさっき練習中に転んで,膝を擦りむいたらしい.
そっと,絆創膏を手渡した.

ゆるいイベントのはずが,周りは結構ガチ勢多め.
てな感じの不安だらけの学生10人ほどとレーンに並ぶ.

iPhone11 Pro

エラい方々の挨拶の後,9時になりいよいよスタート.

うちのグループはAコースの4班.

少し待って出発.
先頭のサポートライダーの加速に合わせて,少し踏み込んでスタートするが...いきなりうちの学生置いてけぼり.
そ,そうか.これでも速いか.

少し乗れている組みと,全然乗れない組みにわかれたので,参加している教員2名で分割サポート.
Kazchariは前者の面倒をみることになった.

どんどん遠ざかっていくサポートライダー.
そして後続の班に追い抜かれていく.

まっ,いいでしょ.
レースどころか,ブルベでもない.
3時間半という制限時間もあるけど,回収車もあるし.
何より,Kazchariにとっても,今日はリカバリー日なのだ.

Aveスピードは20km/h越えるか越えないか.
うわー,平坦をこんな速度で走るのって何年ぶりだ.
心拍もあがらんし,ペダルに足を置いているだけ...
風を感じ,晴れ上がった晴天の向こう,まだ雪が残る旭岳を臨みつつポタリング.

うん.これぞサイクリングだな.

ただし...坂だけは容赦しない.
忠別ダムへのヒルクライムだけは,グラベルロードなれどガチ踏み.
先行者を抜きまくる.

うん.これもサイクリングだな.

iPhone11 Pro

つーことでダム管理所が最初で最後のエイド.
「牛乳」「饅頭」「バナナ」「水」をいただく.

生徒らが登ってくるのをしばし待つ.

「ほれほれしんどいやろー,でも登りきると気持ちえーやろー,ドーパミンどばどばやろー.もっと楽しい坂,なんぼでも紹介するでー」

というKazchariの誘いに応える者は皆無だった...

iPhone11 Pro

それにしてもいい天気...っつーか暑いわ!
昨日との寒暖差が激しすぎる.
逆に300ブルベがこの気温やったらヤバかったかも.

ダムを渡って左折.
一気に天人峡まで駆け上がる.

iPhone11 Pro

奥に見える廃墟ホテル,いよいよ取り壊しが決まったとか.

iPhone11 Pro

さて,ここから折り返し.
途中いくつかあるトンネルは,このOLIGHTの小型ライトで対応.
この大きさで1200ルーメンもあるので昼間のトンネル程度なら全然問題ない.

OLIGHT(オーライト) Baton 3

OLIGHT(オーライト) FB-1 ライトホルダー

ずっと下り基調なのでハイスピード.
特に湧水公園-ダムの管理所を越えてからは,どこかのチームなのか,数人がトレインを組んでいたので,その最後尾につかせてもらう.
ええ,グラベルロードなんで(ボソッ).

つもの河川敷のサイクリングロードを通り,キトウシ公園までの直線路に入る.
時間切れでショートカットになってしまったうちの生徒2名と合流.
相変わらずのゆっくりペース.
ゴール手前まで付き合うことにする.
観察しててわかったのだが,彼らはペダルを回し続けない.
2,3回踏むと,しばらく「シャーッ」と惰性に任せる乗り方.
そらスピードでんわ.ペダリングとは一体...?

まっ,まぁいいでしょ.
楽し...かった...ようやし(?)

とりあえずタイムアウトには間に合ったままゴール.
お楽しみのBBQである.

iPhone11 Pro

それにしてもの大盤振る舞い.
肉肉野菜肉で,十分に腹を満たすことができた.

だがしかし.
概算で参加者の半数は当選するであろう景品...なぜかKazchariは今回”も”大外れ.
何か不正の存在を感じるッ!(ウソです)

つーことで,学生や同僚に別れを告げ帰路につく.

iPhone11 Pro

自走+本番コースで約100kmを走行.
まぁサイクリングペースだったので,ちゃんとリカバリったはず.

久々のゆるイベント.
なかなか楽しかった.
この「キトウシ」はともかく,他のグルメフォンド系の大会は軒並み参加費高騰中.

やっぱりKazchariのメインステージはブルベやね.
ペースや補給のマネジメントも面白いし,ゴール後の満足度も違う.

ではでは.