『ドンブラザーズ』から『キングオージャー』へ

2023/3/8 Wed

オレのファンタジーぃ

各方面で話題となった『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』(以下『ドンブラ』)がとうとう完結した.

実に見事な大団円.
よくまとめたものだ.

この番組はKazchari家における一週間最大の楽しみだった(+『水魔』).

今や年間放送しているドラマは「大河」「朝ドラ」「ライダー」そして「スーパー戦隊」だけ.
うち,22年度放送分で言えば『鎌倉殿』『ドンブラ』を視聴.
共にここ数年では最高の内容だった.

さて『ドンブラ』に関しては,初回放送直後にも一度記事を書いた.

『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』がとうとう始まった!

最終回を迎えても,ほとんどの謎は未回収のまま.

メガネをかけると見える“アバター世界”は何だったのだろう?
ムンクっぽいデザインの戦闘員は?
マスターこと黒介人は何者?
ギア集めは何のため?
モモタロウはなぜ最初からホワイトゼンカイザーに変身?
なぜゼンカイジュランと合体?
ムラサメおよびマザーって結局何者?(ロボット刑事と要塞のオマージュ?)
キビポイントとは?
ドンブラの世代交代って?
はるかの偽者が来たのは未来orパラレル?
...etc

数え上げればキリがない.
そんな投げっぱなし,広げっぱなし,不整合かつ支離滅裂な内容でも,不満を言う気がさらさら起きないのが『ドンブラ』の最大の特徴だろう.

正に「こまけーこたぁいいんだよ」を地で行く番組であった.

現代の説明過多,つまり「わかりやさ」が何よりも重視される(と作り手が勝手に思っている)風潮へのアンチテーゼやな.
世間的に,ここまで好き放題な作品が受け入れられたことに驚きかつ安心した.

そんな理不尽MAXな内容だったが,ヨメさんは最終回視聴後になぜか大号泣.

「(これまで)ベストだった『ルパパト』を越えた!」と大絶賛していた.

確かに,はるかとタロウの出会いから始まって,その再会で締める.まさに「縁」=「円」だった.

そのラストシーン.桃井タロウのユニフォームが白だった.
今度はホワイトなドンモモとなって,別の世界で戦いをリスタートするのだろうか?

Kazchariの感想は?
やっぱり『タイムレンジャー』が一番かな(おい).

つーことで,その前の『ゼンカイジャー』から2年続いた”狂気”路線.
新コロが生んだ時代の徒花.
新コロがなければ,このような作品たちは生まれなかっただろう.

いずれにせよ,無事に「DXドンオニタイジン」は爆売れしたらしいので,めでたしめでたし.

で,「そろそろ普通の戦隊が観たい」という声があったのかなかったのか知らんけど,先日放送が開始された第47作『王様戦隊キングオージャー』

発表段階での設定やあらすじは正に王道.
強烈な2作品の後を引き受けるのは大変では?という事前の懸念はどこへやら,概ね高評価で迎え入れられたようだ.

https://www.tv-asahi.co.jp/king-ohger/より

で,その第一話のKazchariのインプレである.

戦隊名ではなくロボの名前が題名.
やっぱり一捻り(普通とちゃうやん).

そして注目すべきはまず画作り(いわゆるルック),むっちゃ金をかけている.
CGも以前よりかなりコストが下がったのだろうか?
ゲームの一場面っちゃー一画面.

スーパー戦隊あるあるなのだが,流行りモノを色々入れてシャッフル.
今回,思いつくところでは中世舞台のRPG,異世界転生モノ,ハガレン(ゴッカンとか)...で,言うまでもなく『進撃の巨人』やな.

ファンタジー系の戦隊は,予算の都合上,世界観の構築がまず難しい.

『リュウソウジャー』はリュウソウ族の暮らしがさっぱりわからん.
『ゴセイジャー』なんて護星界の描写ゼロ.
『キュウレンジャー』も異星巡りのはずが...なんだかんだで地球が舞台.
(※個人の感想です)

『キングオージャー』はその点,つかみは合格.

その側近も含めキャラ数もめちゃめちゃ多い.『ゼンカイジャー』と真逆.

ギラファノコギリクワガタ由来の主人公の行動パターンがぶっとんでいて面白い.

どうやって城に忍び込んだのかは謎やけど.
新人さんにしては演技が上手い.最近はみんなそうか.

口元でニヤっと笑ってからの「悪の王になる宣言」
どっかで聞いたような...って『ジオウ』か.
側でウォズが「ン我が魔王」とか言いそう.

スーツのデザインがアーマー装着でライダー風味.
いつもに比べると「白」が少なめ.

その後のメカ戦.

『ドンブラ』の謎空間での戦闘は正直イマイチだった.
その反省なのかどうかは知らんが,CGよりも着ぐるみ&セット多め,それにパシリム構図の多様で大迫力.
今回は劇場版クオリティだった.

機械系トレースシステムの操縦法は戦隊初(たぶん).

途中でクワガタだけ分離アタックしたが,いつの間にか再合体してたのはアレやけど.

そして,フィニュッシュの勇者バース.
スタッフ,好きだねぇ.

ギラが反逆罪で捕まりそうになり,さて,どう切り抜ける?で次回へ.
いいヒキだ.

『ドンブラ』第一話の圧倒的な情報量に比べると大人しい.
ようするにわかりやすい.
これなら大きいお友達だけでなく,本来のお友達も大満足だろう(息子談).

ここ2作続いた,他の戦隊や東映特撮とのからみはあるのだろうか?

ハチ王の国は「トウフ」
つまりひっくり返すと「フウト(風都)」...狙ってる?
王様も傾いてるし,富士山っぽい山があったりと日本のイナカっぽいイメージ.

一方,パソコン国...ではなくIT立国っぽい「ンコソバ」は日本の都会っぽい設定.
そのせいなのか,来週からは安定の埼玉アリーナが登場,
このまま,パラレルなチキューで押し切るのだろうか?

いずれせよ心配なのは...予算だ.

https://www.youtube.com/watch?v=sDpL4svEHYg

趣味にかけるカネ~豊かな青春,豊かな老後

2023/2/20 Mon

つっこみ覚悟で.

FINANCIAL FIELD編集部という,よくわからん企業からの発信で変な記事を見つけた.

自転車は富豪の趣味? 娯楽費が3年で10倍になった夫が振り返る「ヌマ」の怖さとは

Yahooトップ画面にしばらく表示されていたため,閲覧者はそれなりに多いと思われる.
それにしても...いつの時代の話だ?
出てくる完成車やパーツの値段が安すぎる.
今と2~3倍くらいズレがあるような.

真性のコタツ記事なのか? それとも昔の記事の焼き直しなのか?

結論としては「趣味に金をかけすぎると人生/家庭が崩壊しますよ」的な主張のようだが,登場人物,全く経済的に破綻しているように見えないし.

そもそも最大のつっこみポイントは「チャリ趣味に年間50万円かけたら富豪」というナゾ意見.
”富豪”と言うには,どう考えても0が1つ2つ足りないのでは?

それに大人の趣味にかける費用としては,どう考えても安い部類に入るやろ.

完全な負け組趣味のギャンブルはもとより,クルマとかオートバイだとこうはいかない.
ゴルフとかもっとかかるんちゃうの? 知らんけど.

ただし,昨今はチャリ関連の値上げがエゲつないのは間違いない.
ほぼ全ての商品が値上がっているが,特に海外ブランドは円安のせいでむちゃくちゃ.
この傾向が続けば,Kazchariも「EMONDA」が最後の散財になるだろうなとは思う(ホンマかぁ?).

アガリの一台~TREK EMONDA SLR7 First Light

眺めているだけで大満足.
春になり,実走したら鼻血でそう.

それはともかく,家族や知人からは変...いや趣味人とよく言われるKazchari.今さらながらこれまでヌマった,もしくは現在進行中の趣味をあらためて思い出す.

中学生:第一次【ガンプラ】ブーム.
ご多分に漏れず,デパートや模型店に早朝から並んだ.
抱き合わせの商品を買ってしまった.
パテによるパーティングライン消し,ラッカー塗料の筆塗り.
そしてプチ改造も.

iPhone11 Pro

このシャア専用リックドムは当時の作品だ...って,うわ,40年前か!
発光ダイオード(まだLEDという言葉はなかった)で目が光る.しかもボリューム調整可.我ながらよく保存してるな.

高校は...模型より,部活の陸上部が生活の中心やったな.
3年の11月まで走っていた(駅伝のため).
その後の人生,ランニングは趣味にならなかった.

大学に入って模型熱再燃.
なにせ,親にねだった合格祝いはエアブラシとコンプレッサー.
サークルに入り,作りまくった.

大学生活2年目にオートバイ購入.
【ツーリング】が趣味になった.
北海道や信州を【キャンプ】ツーリング.
メカいじりより旅だな.

社会人になって静岡の沼津に引っ越し.
オートバイ趣味は相変わらず.

就職3年で退社.
1年間の東南アジア放浪の旅へ.

帰国後,2度めの学生生活.
活字中毒と言える【読書】
この頃は図書館ではなく,手元に置きたくて購入していた.
すっかり近眼が進む.
そして,やはりオートバイ.

病院勤務と結婚.
ヨメさんをオートバイ趣味に巻き込む.
そして,これまたブームだった【G-SHOCKコレクター】に.
デパートに並び,抽選はがきを出しまくった.

青年海外協力隊としてジャマイカに赴任.
現地滞在中,【スキューバダイビング】のライセンスを取得.

帰国後,北海道に引っ越す.
ジムニー購入.
一方でオートバイに乗る機会が減少.
長女が生まれ,おもちゃ屋に行く機会が増える.
SHFフィギュアーツの「仮面ライダーW」を見つけてしまったのが運の尽き.
以降,ヒーローやロボの【フィギュア収集】も趣味となった.

この頃【デジタル一眼レフ】購入.
もう,わかりますね.
レンズ沼の始まりです.
標準のキットレンズに飽き足らず,望遠,広角,マクロ...と決して安くない機材が増殖していく.

そしてスキューバダイビングも本格的にスタート.
GWに沖縄,9月頃に【海外旅行】というルーティン.
かなりの出費.
さらに...最初はコンデジによる【水中写真撮影】だったのが徐々にエスカレート.

ミラーレス一眼による撮影へパワーアップ.
ボディが変わるごとにハウジング購入,当然レンズごとにポートも...
ストロボ,アーム,ライトを装着し.あっという間に巨大な”カニ足”完成.

OLYMPUS TG-4 / 2015年9月撮影

キリがない.

そして,2006年にいよいよ【ロードバイク】を購入.

OLYMPUS TG-4 / 2006年5月撮影

しばらくはおとなしかったが,2017年にハイエンドの「DOMANE SLR」を購入.

OLYMPUS TG-5 / 2017年8月撮影

以降,ヒルクラ,【ブルベ】,Zwiftとのめり込む.
そして【ファットバイク】追加.

去年からは新しい趣味としして【サウナ】を追加.

もう止まらない.

中高生時のプラモ趣味はともかく,以降をまとめると...

【バイクツーリング】
【キャンプ】
【読書】
【G-SHOCKコレクター】
【スキューバダイビング】
【フィギュア収集】
【写真撮影】
【海外旅行】
【水中写真撮影】
【ロードバイク】
【ブルベ】
【ファットバイク】
【サウナ】

ジャンルがかぶっているモノもあるが,だいたいこんな感じ.
うち,半数は継続中.
新コロのせいで完全にケチがついた【スキューバダイビング】はそろそろ怪しいけど.

スキューバダイビング,やめよっかな?

以上,これまでの人生,年間50万どころではない散財だが破綻はしてないぞ.

つーことで,最初のニュース記事は論破...じゃなくて,一度きりの人生,少しでも興味を持ったことはやる,しかもある程度突き詰めると楽しくなる.

それに,残念ながら好奇心には限界があるらしい.そう”老い”のせいだ!
「今日が人生で一番若い日」という絶対真理.

ところが,ロードは(ガチでやれば)もれなく,健康というご褒美がついてくるというミラクルな趣味.
そう,”老い”にも逆らえるかもしれんのだ.

そして,また新しい趣味を見つけてしまうかも...っつーか,常に探しているKazchariでした.

ダンシャリズム

2022/12/1 Thu

ココロの中に残るもの.

隔離期間中,家の中の整理を行った.
年末の大掃除を一ヶ月前倒しで実施した感がある.

まずは手を付けやすい衣類から.

Kazchariはほとんど服を買わない.
2,3年に1度程度.たいていユニクロだ(あのセルフレジは感動)

ただし,旅行先で見つけたTシャツは例外.
プライス高めだが,面白いデザインが多いのでついつい.

スーツ職場ではないので,お気に入りのTシャツを年中着ることになる.
結果,すぐに襟口が伸びたり,シミがとれなくなる.
そうなると,次は寝巻きへと進化(?).
Kazchariは中学生の頃から,Tシャツとトランクスで寝るスタイルである.

十分役目を果たした(ボロボロになった)それらを今回,ごそっと捨てた.
楽しかった思い出とともに...

オートバイ用革パンツも捨てた.

30年前にレーサーレプリカ(VFR)に乗っていた頃着用.
もう履くことはないのに,なぜか長期保管していた(あるある).
もちろん,伸縮性はないのでピチピチ.
今でも(なんとか)履ける,
いやチャリのおかげで履けるように復活した,とも言える.
でも捨てます.
体型が維持できているかどうかのバロメーター変わりになったかも?

着なくなったサイクルウェアも捨て...いや,これはもったいないので,オークションに出した.
某海外メーカーのホンモノ.
ジャージ,ビブ,ソックス,レッグウォーマー,グローブ,ネックゲーター,ウインドブレーカーのセットを洗濯および漂白後に出品.
¥5000で売れた.
サイクルウェアは古着でも意外に需要がある.

Kazchariはトイ・コレクターであった.

iPhone11 Pro

未開封品をオークションに.
開封し,ケースに展示中のモノも,箱やパーツは保管しているので,少しずつ処分していくつもり.
モノによっては定価以上の価格で落札される.

処分する理由?
最近は完成品よりプラモ作る方が楽しいから.
それに...多色整形,パーツの精密感のおかげでプラモの方が格段に出来が良い上に安い.

iPhone11 Pro 左がガンプラ,右がROBOT魂

つーことで積みプラは増えていく.
あれ? これだと断捨離にならない?

KazchariはG-SHOCKコレクターであった.

G-SHOCKとRC30~おっさんの夢

iPhone11 Pro

これまでも未使用品・電池切れ(ジャンク扱い)をオークションに出品.
残りも順次出品する予定.
古いモノでも需要があるのに驚き.

それにしても,G-SHOCKも高くなったなぁ...もほや高級時計.

処分する理由?
今では「Garmin INSTINCT」という究極完成時計しか使わないから.

GARMIN(ガーミン) Instinct 2/2S Dual Power Suica対応 タフネスアウトドア GPS ウォッチ 【日本正規品】

正確な時刻,頑丈,充電機能,ライフログ,心拍計,STRAVA連動.
Kazchariの欲しい機能は全てある.
文句のつけようがない.

どうしてこいつがCASIOから発売されなかったのか...
iPhoneを作れなかったSONY同様,Made in Japanの凋落を感じてしまう.

こいつが壊れても,次も「INSTINCT」を買います.

Kazchariはスキューバダイバーであった.

少し前,こんな記事を書いた.

スキューバダイビング,やめよっかな?

今回クローゼットの奥に仕舞い込んでいた各器材をチェック.

特にカメラ関連.
ハウジングやステーなど,見た目は問題ない.
ただ,各ボタンのOリング劣化などは実際に使ってみなければわからない.

ダイブコンピュータはしっかり電池切れ.
こいつの電池は特殊かつ,水没検査を行わなければ安心して使えない.
費用がかかる.

買ったは良いが使っていない水中ライトもあった.
Cのせいで潜りに行けなくなったからだ.

サブのコンデジ用ハウジングをオークションに出そうか.
新品のOリング付けて.

主機である「OLYMPUS OM-D E-M1」用の撮影機材はまだ...処分の決心がつかない.
どこかに未練がある.
これを売ることは,ダイビング趣味をやめることに等しい.

OLYMPUS TG-5

ヨメさんの方は,とっくにダイビング器材の処分を決めたらしい.

さて,たったこれだけの作業で,部屋が多少スッキリした.
片付けでドーパミンが出まくる人のキモチが,ほんの少しわかる気がした.

ぼくたちに、もうモノは必要ない。 - 断捨離からミニマリストへ

さて,同じくC療養中の娘はもっと大胆.

今夏まで行っていたバレエ関連グッズをばっさり.

教科書・参考書をばっさり.

その他,コミック,書籍,雑貨など少しでも不要と判断したモノをばっさり.

実に潔い.

いわゆるサバサバ系の性格なのだろうか?
それともこれがイマドキの若者?
「所有」よりも,楽しさの「シェア」に価値を置いているように思われる.

書籍に関して言えば,Kazchariもかなり処分してきた.

Book-OFFに持っていっても全然値がつかないし,よほどの稀少本でなければオークションでもなかなか落札されない.
廃品回収の日にまとめて出してきた.

結果,家にある本がかなり減った...いや違う.
かなり以前から,書籍の“所有”をやめているのだ.

気になる本は図書館で借りる.
もし,図書館にないのなら諦める.
買うという行動にはならなくなった.

もうひとつはKindleへの移行.
マンガや雑誌はほぼこっち.
電子書籍はあくまで保存されているデータを読む権利がある,ということ.

厳密には“所有”ではない.

ただし,その内容は脳内(ココロ)にある(完全ではないけど).

「本棚を見れば,その家の主がどういう人物かはだいたいわかる」と言われたのも,昔話になるかもしれない

Kazchari家ではダイニングテーブルのすぐ横に本棚を設置している.
処分を免れた書籍が並んでおり,気軽に手に取れるようになっている.

iPhone11 Pro

あらためて見ると旅関連の本ばかり.

ヨメさん曰く,息子が時々手にとって眺めていることがあるそうな.

ある本をきっかけに未知の世界や,自己の認識外の思想に思いをはせるようになり,そして行動する,となれば...楽しいかも.

今回のような断捨離で,書籍まで全て処分してしまうと,子供のそうした機会を奪ってしまうことにもなりかねないな,とも思う.

そやけど...何もない部屋にも憧れるぅ!

つーことで,昨日とは打って変わって雪に覆われた旭川.

例年と異なり,一度も溶けることなく根雪になると思われる.

iPhone11 Pro

映画とガンプラな日々

2022/11/25 Fri

定年後のシミュレーション?

軟禁生活もかれこれ1週間.
部屋を片付けるのに絶好のチャンス!なんて言ってたが,思ったより続かない.
最初の2日ほどはがんばったけどな.

そのかわりに「Amazon Prime Video」「ガンプラ」三昧だ.

iPhone11 Pro

2013年に購入したキットを9年後に完成とか(素組みやけど).

長時間の着座.
目が疲れ,肩がこる.

でもやめられない.
これが廃人への道か...

てなわけで,ちまたで(なぜか)評判の貞子DXつながりで,懐かしの日本映画から.

リング

1998年公開である.
劇場で観た覚えなし.
数年経ってからレンタルビデオで鑑賞(いいのか?).
いずれにせよ20年(以上)ぶり.

Kazchariは先に原作読了.

「これほど恐ろしいホラー小説はない」との触れ込みだった.
確かにその噂に違わぬ面白さだったように記憶している.

リング

映画公開後だったと思うが,より原作に忠実なギバちゃんとTOKIOの長瀬主演のTVドラマ版もあったはず.
これも観たなぁ.

さて「ジャパニーズホラーの金字塔」とも評される本作であるが,さすがに今の視点だと厳しい.

ホラーとしてもミステリーとしても中途半端.
ようするに怖くもなければ,ドキドキもない.
既にストーリーを知っているから? いや違うな.
良い創作物は鑑賞する度に新たな発見がある.

一番よろしくないのは各キャラの掘り下げが全くないこと.

まず松嶋菜々子!
未熟な演技力(まだ新人?)も相まって,全く感情移入できない.
つーか,原作では男性だったキャラの性別を変更したことが様々な歪の原因かも.

サイコメトラーな前夫(真田広之)との関係性もよくわからん.

なぜかこの元夫婦.自分たちの子供に妙に冷たい(続編を見るとある程度納得).

貞子側の人間関係もよくわからん.
結局父親は誰?

ストーリー展開もご都合主義.
なんで井戸の位置を特定できたのかわからん.

仕方がない.
上映時間が100分ないのだ.つまり2時間サスペンス.
そういうもんだと割り切りましょう.

街並みが今とほとんど変わりないのに,あるモノが登場しないのがモーレツに違和感.
そう,携帯電話(スマホ)だ.
あの頃の連絡は不便やったなぁ.
PCもWin98にISDNだ.遅い.

ただ,観ていて面白かった点もあり.

まず(当然だが)キャストがみな若い!
竹内結子さん,こんなとこに出てたんや.
そして,孤独に食べる松重さんもまだ30代か.

例のTVから貞子が這い出てくるシーンは1回のみ.
その際,脳内で再生される主題歌「♪きっと来るぅ~」.
エンディングクレジットでフルVer.が流されるのだが,歌詞がやたら明るく前向きなのにびっくり.
「きっと来る」のは雪やら天使やら希望だったりする.

で,調子に乗って...つーかガンプラ作りながら再生ボタンを押したのがこれ.

リング2

「あれ?『リング』の続編って『らせん』じゃなかったっけ?」と,疑問を懐きつつ鑑賞.もう原作無視の超展開にひたすら唖然.

なんと貞子に呪われるとフォースが使えるようになるのだ!

怖くないホラーどころか,笑えないコメディになっていた(この路線が今に続くわけやな).

深田恭子の変顔が見どころっちゃー見どころ.

何かに似てるなぁ...と思ったら迷作『北京原人 Who are you?』なみの不合理・不条理設定.

北京原人 Who are you?

「もうええやろ」と思いつつも,正統続編のこいつも鑑賞.

らせん

なるほど.『リング2』はパラレル,今風だとマルチバースだったわけね.

さて,この『らせん」だが,Kazchariはこちらも原作読了済み.

らせん

一作目の「呪い」という超自然現象(=よくわからんモノ)に,科学っつーかSF要素を組み込みました的な内容だったように記憶している.
映画はかなり忠実に作られている.
ただし面白いかどうかと言われると...微妙.

中谷美紀の怪演が見どころっちゃー見どころ.

最悪なのは貞子役に”ちゃんとした”女優さんが配役されてしまったこと.
いや,ここはボヤかしといた方が良い.
この世ならぬ恐怖を与える顔...はこちらの想像にまかせて欲しい.
かの有名な”目の”どアップもあるのに,もったいない.

あー,これはあれやな.『キサラギ』のエンディングでの顔出しに近いがっかり感.

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続きは原作だと『ループ』になるが,確かSF要素がさらに強まって,「全てはコンピュータのプログラム内で起きたこと」だとかなんとか,そんな話になってたような気がする.当時は新鮮だったような気はするけど,今だと...ねぇ.

以上で,私的貞子シリーズ鑑賞会は終了.十分堪能した.
やはり邦画はイマイチ合わない.

つーか,ホラーって結局何やろな.
「ジャパニーズ・ホラーは虚仮威しではなく,心理的にじわじわ来る」とよく評されるけど,過剰な演技で観ているこちらが冷めてしまう.

とは言え,スプラッタ系映画の怖さは文字通り,痛さ.
これはミラーニューロンの機能やから仕方がない.

では,本当の恐怖とは?
実はこういう映画かもしれん.

ファーザー

いや参りました.

通常,この類の映画は医師や家族などの介護者側の視点で描かれることが多い.
しかし,これは患者自身の視点...というか主人公の”認知的事実”が映像化されている.
ゆえに時系列バラバラ.
登場人物も,そのポジションが主人公視点でコロコロ変わる.

鑑賞している者をひたすら不安に,もしくは苛立たせる.
最後まで解決法は示さない.
ハッピーエンドはない.
そう,そんなものに意味はないのだ.

どんな人なのか,何を成した人なのか,そんなことに関係なく,誰もが順番に押し出されていく真実.
今が幸福であろうとなかろうと,それが永遠に続かないことを目の前に突きつけてくる.

全ては無に帰す.

これ以上の恐怖はない.

レビューには「監督の自己満足」だの「認知症を絶望的に描いてて嫌」「この凝った構成にどうオチがつくのかと思いきや...」といった感想が並ぶが,それは見る映画を間違えただけだろう.

まぁ,かく言うKazchariも2回目はないけど.
アンソニーの歳になったら観るか.

えー,最後に気持ち悪すぎて夢に出てきそうな『チェンソーマン』第7話のあのシーン.

チェンソーマン

ここまで感情移入どころか,咽頭あたりをゾワゾワさせるとは...なかなかやるな.これはこれでスゴイ.

伝説の「◯◯◯◯小僧」の衝撃に近い.

※ 未聴の方は絶対に聴かない方がいいです(笑).

てな感じで,ひきこもり生活が続いているわけですが,こんな生活が毎日続くと,ココロとカラダが腐ってしまふ.

意図せず,定年後の生活を少し早めに経験している気分.
こりゃ(いろんな意味で)ボケるわ.

土日をクリアし,来週からはようやく社会復帰の予定.
まずは錆びついたボディをなんとかしないと.

つーことで,今はちょっと特殊なジオングを鋭意製作中(←おい!運動しろ!)
なんやこれ!? カッコ良すぎやろ!

iPhone11 Pro

モンキー125と冬越えの準備

2022/11/20 Sun

諸事情による自宅軟禁生活は続く.

iPhone11 pro

昨日(11/19)は今季初の雪らしい雪.
出かけるどころか外での作業も無理.
それでも昼には解けた.

FaceBookを観ていると,3年前のツルツル路面の画像をアップしている知り合いが多かった.

OLYMPUS TG-5 / 2019年11月19日

そうそう,こんな路面やった.既にスパイクタイヤ.

やはり今年も雪が遅い.

午前中は自宅の片付け.
そして...ついに手を出した積み(罪)プラ.

iPhone11 Pro

RGなので,老眼にはキツイが楽しく組み立て中.
ほぼ最新作だけあって,その造形やら可動に感心することしかり.

接着剤も合わせ目消しも不要.

誰かが言っていた.

「これは模型じゃなくブロックだ」

そうかもしれぬ.

夜は家族全員でAmazon Prime Videoにて『シン・ウルトラマン』鑑賞.

シン・ウルトラマン

公開時にはレビューも書いた.

思った以上にウルトラマン~『シン・ウルトラマン』を観た

自宅の「55インチ」で観ても,やっぱり面白いな.
(娘はザラブの手が神永の手をつかむシーンでギブアップ)

最後のゾーフィとの会話からすると,やはりシンジとリピアは分離してない.
こりゃ続編あり,とみた.

レビューにも書いたが,ザラブ戦の前に,禍特対とウルトラマンの活躍を(OP風の)ダイジェストでいいから流してほしかった.

さて,一緒に観ていた娘とヨメさんは「ザラブが津田健次郎,ゾーフィが山寺宏一」だと信じなかった.謎.

明けて日曜日は朝から快晴.

これから冬を迎える北海道.
色々と準備が必要.

クルマのタイヤは交換済み.
そう,本日はオートバイの冬ごもり準備である.

まずは,ヨメさんの「SL230」でガソリンスタンドまで.
タンクを満タンにする.
久々のキャブ車.しばらく乗っていなかったせいか,エンジンの調子が今ひとつ.電装系もやばい.
そらそうだの1997年製.

それでも230ccはKazchariのモンキー125よりパワフル(当たり前).

iPhone11 Pro

さて,お次は我がモンキー125.
同じくガソリンスタンドに乗っていくが...えーっとせっかくなので少し(?)遠回りすることにしました.

iPhone11 Pro
iPhone11 Pro
iPhone11 Pro
iPhone11 Pro

いやいや11月下旬の風景ではないな.
観光客もほぼ皆無.

途中の気温表示パネルを見ると8℃とある.
暖かいわぁ...と言いたいところだが,本州基準で考えると十分冬.
すれ違うバイクもセローの一台のみだった.

iPhone11 Pro

さすがに冷えてきた.
美瑛の町中で知る人ぞ知る格安自販機にてコーヒー休憩.
この気温だと,冬サイクリング用グローブ最強と名高い「防寒テムレス」がぴったり.

昨年の今頃はモンキーにもハンドルカバーを装着してたけど,ウインカースイッチが押しにくくて仕方がない.
うーん,今後は使わないかな.
いずれにせよ,今年のバイクシーズンは今日でおしまい.

帰りにガソリンを入れて帰宅.安定のリッター70kmである.
オートバイ2台分のバッテリーを外す.

iPhone11 Pro
iPhone11 Pro

Kazchari家ではバッテリをバイク屋に預けることにしている.
本日の営業時間を確認するために電話するが...もう閉店していた(まだ15時).
まぁ,客が来るシーズンではないしな.

仕方がないので他の冬支度.
子供らのチャリを車庫に入れる.

そしてファットバイクのペダル交換.

iPhone11 Pro

片面SPDからフラペへ.
これからは冬用ブーツで乗ることが多いのだ.

こうして冬越えの準備が着々と進む.
季節の変わり目にくしゃみを一つ...って今,風邪症状はヤバイって.

消費と罪悪感~今になって予約注文していた商品の入荷連絡があった

2022/11/10 Thu

節約? 何それ?

少し前に戸田覚さんという方の動画を見た.

以前は『日経click』(休刊)などで,ガジェット系ライターとして活躍されていたので名前は知っていた.
雑誌文化の衰退に伴い,活動の場をYouTubeに移行されたようだ.

新製品レビューと並行して時事系のネタも公開している.
テーマは「罪悪感」

完全に同意.

健康への罪悪感から暴飲暴食はしない(←わかる)

環境への罪悪感から消費活動はしない(←おっおう...)

もちろん環境破壊,地球破壊を招くであろう大量消費・大量破棄はマズイが,日常および趣味商品の購入時にいちいち罪悪感を持ちたくないなぁ...

こうした「消費は罪悪」という考えが浸透しすぎると確実に経済が衰退,文明も科学も発展を止めるのではないか?

一見,無駄と思えるものが,実は先進的,というのはよくあること.
完全無欠に正しく合理的な世界は面白いのか?

毎日毎日「これが正しい」「これがあたり前」というメッセージが流され続けると人の認識も変わっていくんやろなぁ...

本来「消費」は快感を生む行動.
なぜなら,買う時,報酬(楽しさとか)を期待してドーパミンがドバドバ出るから.これに抗えなくなると買い物依存症.

そんな快楽行動を「罪悪」に認識させていまう思想(SDGs...),恐るべし.
まぁ,元々日本人は貯金好きやから親和性が高いかもな.

さて,資産形成で目標額を達成する方法は3つしかない.

(1)収入を増やす.

(2)支出を減らす.

(3)投資をする.

このうち,一番簡単で即効性があるのは(2)の支出を減らす,つまり節約だろう.

先日,今年のGWに予約注文したとある商品のメーカーから「出荷の目処がついたので,購入意志がある場合は返信せよ」とのメールが届いた.

その商品とはモンキー125用のマルチメーターである.

昨年7月の納車以来,モンキー用のカスタムパーツを次々に購入.

Dance with モンキー125

実に楽しい時間だった.
結果的に,Kazchariのモンキーはほぼ理想形になった.

そして,最後の最後に残しておいたのが,メーターの交換である.

元々,モンキー125のオリジナルメーターはデザインこそ良いものの,視認性が非常に悪い.
照度の問題なのか,夜間はともかく,日中非常に見づらい.
タコメーターシフトインジケーターも付いていない.
Kazchariはそれらの必要性はあまり感じないが,せめて時計は欲しいところ.

マルチメーターだと,上記の欠点を全てカバー.
油温も測定できるらしい.
購入者からの評判も上々.

ゆえにカスタム熱が高かったGWの頃は「これ欲しい病」にかかっていたのだが,新コロと戦争のおかげでパーツ調達ができずどこも品切れ.

メーカー直販だけが予約受付していたので申し込んだ.当初は7月に出荷予定と聞いていたけどな.

それから半年...購入予約していたことを完全に忘れており,メールで気づいた.

もはや購入意欲は見事に冷めていた.

そしてキャンセル.

¥30,000あるなら別のモノを買うか投資に回す.

昨今の急激な円安,それにともなう物価高による将来への不安もあるが,それだけではない.
少しずつ「消費は罪悪」思想が,Kazchariを侵食している気がする.

そういや,衝動買いは確実に減ったなぁ.

趣味で言うと,おもちゃ...もといフィギュアは全然買わなくなった.
その分,罪(積み)プラが増えているという指摘もあるけど,出費は減った!(←見苦しいぞ!)

一番の節約は海外旅行に行かなく(行けなく)なったことだろう.
Kazchariの場合,ダイビングツアーがほとんどだったので,毎回20万以上の出費があった.
「それがモンキーに変わった」という指摘をあるけど,総額は抑えられているはず!(←あらそう)

確かに節約は大事やけど「モノより経験」の原則は忘れたくない.

あの世にカネは持っていけない.

「やりたかったけど,やらなかった」という後悔はしたくないなぁ.

偶然のカタナ~キリンは泣かない

2022/10/24 Mon

そういう時期もありました.

iPhone11 Pro

就寝前は,不眠の原因とされるブルーライトの影響を避けたいので,紙媒体の書籍や写真集を眺めることにしている.

先日手に取ったのは,2012年発行の『RIDE 65「カタナ大特集」』号だった.

東本昌平RIDE65 (Motor Magazine Mook) ムック

もう10年前か.
今読んでも十分読み応えあり.

このスズキの最高傑作,GSX1100S「カタナ」を所有したことはない.
試乗したこともない.
それでもこのデザインは今見ても素晴らしいと思う.震えるほど美しい.

Kazchariのオートバイ趣味が一番炸裂していたのは20代前半,つまり80年代終わりから90年代はじめまで.
時代はレーサーレプリカ.
峠ではローリング族が問題になっていた.

レース志向でないKazchariは,峠を”攻める”度胸も腕もなく,純粋にツーリングを楽しんでいた.

250,400と乗り継いで限定解除.
社会人になり資金ができた.
「さぁ,次はいよいよリッターバイクだ!」と意気込む若きKazchari.

その候補に「カタナ」は確かにあったように思う.
しかし,当時でも既に「カタナ」は旧車扱い.
取り回しの悪さや純粋な走行性能・安全性能を鑑みて,購入までに至らなかった.

次の候補はYAMAHAの「V-MAX」
これまたデザインが強烈.
まるでエンジンがそのまま走っているかの様.

これまた実用面,その他から止めた.

もうおわかりであろう.
「カタナ」といい「V-MAX」といい,あの頃は東本マンガの世界観の影響をモロに受けていた.

はっきり言うと『キリン』の世界だ.

Kazchariは「Mr.Bike BG」での連載中から追いかけていた.
『あいつと...』とか『バリバリ...』と異なり,これほどバイクを哲学的に,しかもやたらにかっこよく語るマンガを他に知らなかった.
つまり大人,なわけだ(なんと浅薄!).

※ もちろん,公道暴走は良くないですよ.あくまでファンタジーとして.

やがて連載終了.
単行本にまとめられると迷わず購入.
ゆえに,手持ちの4冊は全て初版本である.

キリン(1) (ヤングキングコミックス)

今なお続くカタナブームの牽引役として,この『キリン』の存在がめちゃめちゃ大きいのは言うまでもないだろう.
ちなみに,単行本は全39巻まである(完結).

Kazchariも10巻ぐらいまで購入していた記憶があるが,最初の4巻だけ残して全て処分.
わかる人はわかるよね.

そんな『キリン』だが,先程のムックと同じ2012年に実写映画化されている.

キリン POINT OF NO-RETURN! PREMIUM EDITION (3枚組) [DVD]

旭川での上映がなかったので,札幌まで出向いた記憶がある.
肝心のデキは...製作者への原作への”リスペクト”は十分感じられました.

ただし,クライマックスの高速道路での競争は...明らかに制限速度内でしたね.今なら特殊効果でもう少しごまかせたかな.

先程のムックに撮影時の面白い話が書かれていた.

由比ヶ浜への水没シーンの撮影は八丈島.
さらにツナギを着ていると全然沈まないので,おもりを持って胸の前で抱えていたそう.ゆえに映画では不自然に左肘が曲がっているらしい.へー.

はい.ここまでが壮大な前フリ.

今回何が驚いたって,なぜかムック本を読んだ翌朝に,この映画切り抜き動画がオススメにアップされていたこと!

別に「カタナ」や「キリン」で検索した覚えは一切ない.

就寝前の読書は,完全にオフラインでの行動なのだが,どうしてGoogle(YouTube)側にKazchariの今の興味が探知されてしまったのか!?

あな恐ろしや,Googleパーソナライズ!

これまでの経緯から「そろそろカタナに興味もつ頃でしょ?ホレホレ」とAIが勝手に判断したのだろうか?

それとも久々にシンクロニシティ炸裂?

シンクロニシティ

シンクロニシティふたたび?

それはさておき,若きパダワン...もといKazchariが『キリン』に感化されまくった挙げ句,限定解除後に購入した大型バイクは...「HONDA V45MAGNA」(北米モデル)でした.

1992年8月撮影
1992年8月撮影
1992年8月撮影

「V45」とはV型4気筒エンジンで45キュービックインチ=750ccから.

よくわからん車名やな.

ロー&ロングのアメリカンドラッグレーサー的デザイン.
当時でも珍しい4本出しマフラー.
悪くない.
ツーリング先でも,おじさん達からよく声をかけられた.

天下のHONDAーV4エンジンである.
走りに不満はなかった.
ただしタンク容量が小さくて,頻繁に給油した記憶がある.

立ち位置的に「V-MAX」の対抗馬だったかもしれんが,性能,迫力,人気とも完璧に負けているのは否めない.

『キリン』の世界観に...まぁかすっているかな.

そうそう,革ジャンも買った.

iPhone11 Pro
iPhone11 Pro

そう,知る人ぞ知る「カドヤ」の「GOD SPEED」である.
現在も所有.
クソ重たい.

もちろんこの上に,袖を落としたジージャンを来て.ドラッグレーサー風の大型バイクを駆る...正に若気の至り.
あぁ恥ずかしい.

まぁ,Kazchariの体格的には,こいつがぴったりだった.
荷物山積みでキャンプもよく行ったし,いいバイクでしたよ.

会社を辞めて,世界放浪の旅に出る前に売ってしまったけど.

今だと結構な値段に.

HONDA V45 MAGNA カタログ・諸元表・スペック情報

これで男のロマンとは片腹痛いわ~ウルトラ警備隊ビデオシーバー

2022/7/20 Wed

子供だまし.

以前,映画『シン・ウルトラマン』の感想を書いた.

思った以上にウルトラマン~『シン・ウルトラマン』を観た

これまでの映画感想ネタと同様,自分のファーストインプレッションを大事にしたいため,ブログアップ後にYouTubeやネットの感想を見聞きした.

そこで意外なことに気づいた.
今までの「ウルトラ」シリーズを,全く知らないまま鑑賞した人が相当数いるのだ.

もちろん,感想を積極的に発信している人たちなので,いわゆる“一般層”とは異なるとは思うが,長寿シリーズ,かつわざわざ劇場に足を運ぶぐらいなら,ある程度,予備知識があって当然...と思っていた.

「元々,変身モノに違和感があるので楽しめなかった」とか「シン・ゴジとくらべてリアリティがない」とかいう◯◯な感想には辟易するけどな(※個人の感想です).

さて,そんな「ウルトラ・シリーズ」をあまり知らないうちのヨメさんが,先日,息子と一緒に『シン・ウル』を見に行った.
いたく感動したそうな.
元々“エヴァ=庵野成分濃い目”なのでさもありなん.

ただ,その感動シーンが「異空間に飲み込まれそうになって,がんばるウルトラマンの姿」というのが微妙ではあるが.

もちろん,日頃からシリーズ愛好者の9歳の息子は大興奮.
帰宅後,色々と質問攻めにあってしまった.
そのうち“メフィラス構文”使い始めたら...たぶん腹立つな.

さて,その息子.
家でヒマな時に『ウルトラセブン』を見せろと要求してくる.
言うまでもなく,『セブン』はウルトラ史上,いや人類史上屈指の名作である.
もちろん,Boxを購入済みなのでいつでも視聴可能だ.

Ultraseven: Complete Series [Blu-ray]

だがその息子.
実は全話を通して見たことはなく,その視聴歴の8割はあるエピソードに集中している.
それは第14,15話の連続エピソード「ウルトラ警備隊,西へ」である.

解説するまでもないが,もう,セブンをボコボコにするキングジョーがかわいい...いやカッコ良すぎる.
結局,セブンはキングジョーに勝っていない.
ちなみにキングジョーは本邦初の分離・変形・合体ロボである(諸説あり)

iPhone11 Pro  名シーン

さて『セブン』は近未来SFの側面も強いが,それはウルトラ警備隊の装備にも現れている.
そして本放送より50年以上経過し,”あれ”がとうとう発売されるという.

ウルトラセブン55周年記念商品 ビデオシーバー デジタルウォッチ

当時の全子供たちの憧れである(ウルトラホークじゃないの?)
もちろんターゲットは財力のある大きいお友達だろう.

えっ,ビデオ通話ならとっくの昔に実現している?
いつも「LINE」や「FaceTime」使っている? まぁ,それはそうなんですけど,こういうのは「型」が大事なんですよ「型」が.

...と,漠然と商品記事を読んでいたら唖然とした.
なんと,この「ビデオシーバー」,時計機能しかないのだ.
えっ,通話相手の顔,映らんの? そこに何の意味が?
ようするに単なるデジタルウォッチ.

まーた,やっちまったな,「プレミアムバンダイ(だけではないっぽい)」
これで¥24,200とは...ありえん.

伝説の『ザイアスペック』並みにひどい.

一体誰向けのアイテムなのだろうか?
ロマンのかけらもない.

そう,現在,我が息子には以前紹介した「OAXIS myFirst Fone R1s」を持たせてある.



キッズスマートウォッチ『OAXIS myFirst Fone R1』狂想曲

格安SIMを挿入し,GPS機能で常にヤツの位置を把握できる他,もちろんビデオ通話も可能!
こちらの方が数千倍,ビデオシーバー度,ウルトラ警備隊度が高いわ!

さて,商品到着後,すっかりレビューするのを忘れていた本製品だが,1GBまで0円の楽天モバイルのデータSIMを契約し,絶賛使用中.
息子にも大好評.
待ち受け画面を母親の写真にしているのはどうかと思うが.

そう,何の問題もなく快適に使っていたが,楽天モバイルがご存知,世紀の大改悪!(※個人の意見です)

つーことでSIMの乗り換えを検討.
結局,以下の記事を参考に「b-MOBILE」に移行することにした.

myFirst Fone R1に楽天モバイルのSIMは使える?楽天回線エリアとパートナー回線エリアとは?

これだと毎月¥209.かろうじて許容範囲内.

つーことで,スマホを持たせるには躊躇してしまうお年頃の小学生男子に,ロマンしかない「myFirst Fone R1s」はいかがだろうか?



iPhone11 Pro

『ククルス・ドアンの島』を観てきた~ふむ...

2022/6/10 Fri

ロボアニメのリアリティ.

『シン・ウルトラマン』『トップガン マーヴェリック』に続き,2022年おっさんホイホイ第3弾こと『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』を劇場で観てきました.

思った以上にウルトラマン~『シン・ウルトラマン』を観た

『トップガン マーヴェリック』を観た~ニンジャぁ!

さぁ,これらに続く傑作となるか!?

https://www.youtube.com/watch?v=JNvnkkri_qM

以下,ネタバレです.

映画開始早々,テロップが流される.

「この映画は1979年放送のTV番組「機動戦士ガンダム」1stシーズン第15話の翻案です」

翻案の意味を調べると「既存の事柄の趣旨を生かして作りかえること。特に小説・戯曲などで、原作の筋や内容をもとに改作すること。また、そのもの。」(goo辞書より)とある.

まぁ,それはそれで間違いないのだが,この作品,TV版(もしくは劇場版3部作)だけ知っている人には脳内に疑問符がわきまくる作りだった.

少なくとも,安彦監督の『THE ORIGIN』を読んでおかないとわけがわからない.

フルカラー版 機動戦士ガンダムTHE ORIGIN(1) (角川コミックス・エース) Kindle版

どうしてスレッガーさんがいるのか?
どうしてジムが実戦配備済み?
ガンタンクは?
他,少しずつズレてる各キャラの性格や口調(セイラさんが顕著)など.

面白いことに『THE ORIGIN』では,このエピソードはスキップされている.
つまり原作があるようでないような不思議な立ち位置のエピソードである.
まぁ「MSが美麗なCGで動いてたらええやん!」勢にはどうでもええ話やけどな.

全体の絵の雰囲気は既にアニメ化された『THE ORIGIN』シリーズと共通(そらそうだ).

機動戦士ガンダム THE ORIGIN シャア・セイラ編

さて,オリジナルの『ククルス・ドアンの島』は第15話という1クール目が終わったばかり,つまりかなり前半の話なのだが,この映画の設定ではジャブロー戦は終了,ホワイトベースはオデッサ戦後に宇宙に上がる,その間の出来事となる.

TV版では本編の進行に直接関係のない13話『再会,母よ』,14話『時間よ,とまれ』に続く”箸休め回”だった.
本放送でも観たが,この3話は一話完結の異質回だった.
週一で見るとあまり気にならへんけどな.
ちなみに13,14話は名作だと思う.

さて『ククルス・ドアン』と言えば作画崩壊.
そして「唐突なストーリー」「細身で鼻のやたら長いザクが正拳突きで戦う」「ガンダムがザクを海に放り投げる」などなど,リアリティを放棄したカオスな内容.ただ,メカに比べキャラの作画はそれほど崩壊していなかった印象.

さてようやく本編の話.

結論から言うと,特別興行料金¥1,900は高いかな.

まず良かった点.

- 本編が始まるまでのワクワク感
- キャラの作画(好みわかれそう)
- ガンペリー

後は...うーんな点.
やはり元々20分程度の小編を2時間にするには無理のある展開.
引き伸ばし感が半端ない.

肝心のメカ作画も...うんCG.軽い.
ディテールがMGやRGと共通なのでガンプラ感が強烈(売れるのかな?).

元々,安彦氏の描くメカはロボというよりキャラクター.
『めぐりあい宇宙』の太っちょゲルググの作画とか,他にない独特の味があった.
本作でもヒートホークをよけてカエルジャンプするガンダムに,そういった人間臭さがやや見られるもの「あー,普通のメカバトルやな」という印象.
懐古厨と言われようが手書きセルの迫力(重さ)には到底かなわない.

戦争に嫌気が差したドアンは軍を脱走,(おそらく)戦争孤児を引き取って,この映画ではアフリカ沖,カナリア諸島の小島に住んでいる.このあたりの直接的な説明はない.
TV版では少数だった孤児が,本作品では20人ほどに増殖.

その子どもたちとアムロとの交流が描かれるのだが,人数が多い分,それぞれにセリフがある.
あくまで印象だが,まるで舞台劇のように一人がしゃべって次,一人がしゃべって次という感じでやたらにお行儀が良いのだ.
しかもやり取りがダラダラと長い上に,たいして面白くない(これは他のキャラのギャグシーンも同様).
特に心に訴えかけるセリフもない(何かあったっけ?).
トミノ節の電波セリフもない(同じ牧歌路線のターンAだとキャラのやり取りが楽しい).

極めて普通.

そして何より気になったのが食事シーン.
量と種類,多すぎません?

この島,まるで硫黄島のような火山島.
森や草原のない灰の堆積した不毛な大地.
一応ドアンの「灰を取り除けば肥沃な土が」的なセリフがあるが,現状,食卓があれほど豊かになるような耕作地はない.

こうしたリアリティラインの崩壊はもう一つ.

どうしてアムロが頭と左上腕に包帯を巻いているのかわからない.
最初の対ドアン戦では,ヘルメットしているし,パイロットスーツ着込んでるし.どこをどうしたら,ああいうケガすんのやろ?

何か,食事シーンやから,気絶した人やから,と何も考えてない様な演出が気になる.

細かい?
そうかもな.

いや,ファースト・ガンダムはリアリティが大事.

そう,この映画にはなんと「アムロがガンダムで敵兵を踏み潰す」という衝撃シーンがある.
もちろん,これまでもライフルやらサーベルでジオン兵を殺しまくってはいるが,生身の人間,しかも踏み潰すというのは前代未聞では?
”オレ達のミカ”でもここまでしてなかった(はず).

このシーンも,ガンダム再起動してからの怒涛の展開のままクライマックスに流れるなら,まだわかる.
だが...問題はそのシーンの後,コアブースターが着陸失敗してジムが翔んでクビが取れたり,ヤギが逃げてカイやハヤトと戯れるというギャグ描写が入るのだ.しかも,牧歌的な止め絵とBGM付きで...なんだこれ.

そして最後の「あなたの戦争の匂いを消させてください」(⇒ザクをポイ)のナゾ場面はそのまま採用.

そもそも,これでドアンの問題は解決したのだろうか?
まだ戦争が終わったわけではないし,今後もジオン,連邦とも,この島にやってくるのでは?(ミサイル発射施設残ってるし)
そもそもドアンは密命による残置兵だったのか,脱走兵だったのかどっちなのだろう?

そやけど,よく考えれば実はシャアよりアムロを追い込んでたりする,最強のオールドタイプ(?)ドアンでした.

つーことで『ククルス・ドアンの島』,繰り返しますが¥1,900は高かったです...

『イデオン』デザイン考(その3)

2022/3/2 Wed

その時,イデが発動した.

iPhone11 Pro

一応このブログは,チャリネタが中心.
そんな中,意外にもアクセス数が多いのが「『イデオン』デザイン考」と題した2本.

『イデオン』デザイン考(その1)

『イデオン』デザイン考(その2)

今も新作が延々と続くガンダムならともかく,イデオンですよ.
どういう人が,どういう興味を持ってここにたどり着いているのだろう?

もちろん「絶対イデオン基準」(by福井晴敏)なる言葉があるくらい,根強い(おっさん)ファンがいるのは承知.
放送当時15歳だったKazchariが,初めて創作物の持つパワーに打ちのめされた作品だった.

1982年の劇場版の公開をもって,作品そのものは完全に終了.

「伝説巨神イデオン」劇場版 Blu-ray(接触篇、発動篇)

もちろんこのBlu-rayは持ってます,つーかDVDも買ってたりする.
ちなみに劇場では3回観た.途中経過の試写会にも行った.懐かしい.

ガンダムのように続編や派生作品が展開されるわけではない.
続編,リメイクの噂も一切ない.

ただ昔の雑誌インタビューで富野カントクが「いつか『リング・オブ・イデオン』を作りたい」とか言ってたような...劇場版『Z』のデキを鑑みるに...ヤメテーッ!

そんなイデオンだが,今でも時折,新規造形の立体物が発売される.
その最新作(?)は『threezeroX竹谷隆之イデオン』である.

threezeroX竹谷隆之 伝説巨神イデオン イデオン ノンスケール ABS&PVC&POM&亜鉛合金製 塗装済み可動フィギュア

昨年12月に発売予定だったが,なんやかんやで今年の9月発売に延期されたようだ.

発売に至った背景はこの記事に詳しい.

イデオンが鬼才・竹谷隆之のアレンジでアクションフィギュア化! 「threezeroX竹谷隆之 イデオン」発売記念インタビュー「接触篇」──ロボ好き声優・泰勇気がその魅力に迫る!

竹谷氏と言えば,財団BのSICシリーズが有名.
主に東映系特撮ヒーローを,生物系デザインはより有機的に,メカ系デザインもそれなりにウネウネとリモデリング.
時には独自解釈が過ぎてもはや別物(最近のは抑え気味).
Kazchariも嫌いじゃないので,数体コレクションしている.

で,その新作イデオンの価格は驚愕の¥132,000!
定価ベースなら伝説の「νガンダム 解体匠機」より高いやん!(絶賛価格高騰中)

METAL STRUCTURE 解体匠機 逆襲のシャア RX-93 νガンダム

Kazchariはトイ・コレクターでもある.

長女がまだ幼少だった頃,誕生日やクリスマスのプレゼント選びのため,久々に訪れた「トイザらス」で初期フィギュアーツ「仮面ライダーW」を手にとったのが運の尽き.
以降,すっかり15以上対象のハイエイジトイにはまってしまった.

とは言え,さすがに昨今の価格高騰にはついていけず,せいぜいフィギュアーツの新作主役ライダーだけを購入してきた.つまり1年に1回だけのペース.

コレクター気質~SHF『セイバー』買っちった

この法則に従うなら最新作『リバイス』の場合,2体分買う必要がある.
それをきかっけにコレクター引退宣言.

つーことで,終活の一貫としてヤフオクでコレクション整理中.
これは永久保存!と買ったはずのものにも容赦ない.
興味のある人は検索し,入札ご検討下さい(宣伝).

さて,話を「竹谷イデオン」に戻す.
さすがにこの値段だと...なので,買う予定は全くない.
もし,金銭的に余裕があったとして,欲しいかと言えば...どうだろう?

以下,公開されている画像からの感想.
実物を目の前にするとまた異なるかもしれんけど.

今回のアレンジだが,SICっぽいうねうね感は健在.
それでもイデオンにしか見えない.
カラーリング変えたらわからんかも.

アレンジの方向性は仏像+アールデコ?
モーターヘッドっぽさや“オーガニック的な”アンチボディの雰囲気もある.
つまり永野護

全身の細かいディテールも生物感っつーか,”柔らかい金属感”が出ている.
腰回りの甲殻類的な気持ち悪さも良い.
末端肥大気味で,実際のサイズ(肩高46cm)に限らず巨大感はめちゃくちゃある.

イデオンゲージは3つあるが,ノバについているのは開きそうにないし,バスタのは反転してグレンキャノンにはならなさそう.

あまり目立たないけど,特徴的なのが6本指.
神秘性の表現? もしくは古○つ○先生リスペクト?

話は変わるが,指の本数が多い多指症の方はけっこういる.
日本の場合,新生児のうちに切断するらしいが,インドあたりでは幸運の印とされ,残している方も多いそうな.
Kazchariもジャマイカにいたころ,数名見たことがある.
もっとも,全ての骨が揃っていて,まともに動かせる人は少ないらしいけど.

この形状の割に可動性は優秀.
もちろん合体変形はしない設定っぽい.

後は...デカイ.
それに,たぶん重い.
イデオンとしてこの重量感は外せない要素.
悪く言えば邪魔だが,こうしたトイに13万円払う人は,そんなこと気にしないか.

総じて,これまでイラスト上でありがちだった「異星人のメカは本来こうあるべき」を3次元化したトイの最高峰,であるのは間違いない.

この「竹谷イデオン」で新作,もいくはリメイクを妄想してみる.
ここまで有機的デザインにしてしまうと,バッフ・クラン側のメカを鋭角に,無機物風にしないとバランスが取れない.
ロボアニメには,生物っぽいのは敵メカ,角ばっているのは味方という法則がある(『超時空世紀オーガス』はあえて逆にした).

いっそのこと,バッフ・クランと地球の立場を入れ替えるのはどうだろう.
イデオンを手に入れるのがバッフ・クランで,地球がイデオン奪取を図る...これはこれで面白そうだ.
メタバース流行りやしな.

こいつの後『FAイデオン』見ると,普通すぎて...
確かYouTubeのレビューでも”普通”という声が多かったはず.
結局,Kazchariもスルー中やし(まだ買えます).

超合金魂 伝説巨人イデオン GX-92 伝説巨神イデオン F.A.

機会があれば第4弾として,サムネにある「イデプラ」の雑感かな.
ちょうどアオシマの旧キットを押し入れから発掘したし,最近買ったスーパーミニプラもあるし.
近いうち,オークション行き?