モンキー125,9,000kmのオイル交換~自分でいじれないライダーの生存戦略

2026/7/18 Sat

新しい正解

2024年9月29日撮影

モンキー125の走行距離が9000kmに達した.

いわゆる「3,000kmの法則」に照らすと,4度目のエンジンオイル交換の時期が来たことになる.
通販でオイルや廃棄処理キットを買って,自分で作業できないことはないが,各種点検作業を含めショップで見てもらうことにした.

しかし.

モンキーを購入し,長年頼りにしていた馴染みのバイク屋さんが昨年廃業してしまった.
高齢のオーナーが体調を崩し,後継者もいないためらしい.

ありがたいことに廃業前「以降のメンテはこの店に」と別のショップを紹介してくださっていた.
早速,電話をしてオイル交換の予約をする.

うん? 予約?

昔って,オートバイのオイル交換でいちいち予約してたっけ?
思いつきで店に立ち寄ると,ヒマだろうが忙しかろうが「そこ置いとけ.やっとくから」と言われ,店内のバイクを眺めていると,いつの間にか作業が終わっていた気がする.
元々購入した店もそんな感じだった.

時代が変わったのか,店が変わったためか今は予約必須.
店の都合も客の都合も両方を成り立たせるにはベストかもしれないけど,その予約可能な日が1週間後とか...早め早めに行動しないと予定が狂う.

つーことで,その紹介された新しい店に向かった.
店内が非常にキレイで,昔ながらの「狭苦しい油まみれのバイク屋」とは一線を画す雰囲気.
何よりバイク屋さんで土足禁は初めてである.

予約制なので到着後すぐに作業が始まった.
何か1つ部品を外すたびに明確な説明があり,今の時代らしい誠実さを感じる.
缶コーヒーのサービス付きだし.

待ち時間,店内に並べられた国内外の中古車を眺めて過ごす.
懐かしの我が愛車『HONDA V45MAGNA(750cc)』も置いてあった.
マフラー水平出しの後継車やったけど.

それにしても...展示されている車両の価格が異常に安...く感じる.

何と比べてって,もちろん自転車である.
『ZZR』だろうが『ハヤブサ』だろうが,だいたい100万円代.
ハーレーやトライアンフもそんなもの.
なぜか『セロー』の中古はプレミア価格だったりするけど.

一方,Kazchariの『EMONDA』や,最近買った『BROMPTON T LINE』なんて...ヤメとこ.

ホンマ,モノの値段(価値)は不思議である.

ちなみに現在,国産オートバイで最も高価なのは『HONDA GOLDWING Tour』で税込み385万.
で,ポガチャルの世界チャンピオン仕様の『Y1Rs Dura Ace Di2 YSYL』は319万...最下位グレード(アルテ)ですら180万とか...

完全に異なる世界線だな.いや,チャリの値段がおかしい.

「いやぁ,オートバイって安いですね」という話を店員さんにしたら「自転車趣味の人って,みんな同じ話しますねwww」と笑われた.

オイル交換とチェーン調整で¥4,500.

タイヤのチェックもしてもらう.
明らかにミゾが浅くなっている後輪はもとより,前輪もひび割れが見られるので交換を勧められる.

安全に直結するパーツである.仕方がない.
ただし,元々ついていたタイ製の純正品(セミブロック)がもはや入手困難.

国産タイヤも特殊なサイズゆえ,選択の余地がほとんどない.
結局オフ向けのタイヤは諦め,IRCのロード用にした.
一時期はモンキーで林道もよく走ってたけど,最近は行く機会もあまりないし,クマ怖いしで,まぁいいでしょう.

モンキー125,美瑛のダートとHOKKAIDER BASE

自転車同様,スリックにすると燃費も寿命も延びるっぽい.

タイヤ代や廃棄代,工賃もろもろで¥37,000ほどになる.
これまた懇切丁寧な説明付き...にしても...オートバイ本体はともかく,消耗品に限って言えばチャリの方が安いかも.
タイヤ交換程度なら自分でできるから工賃いらんしな.

で,後日.
タイヤ入荷の連絡を受けて店を再訪.
早々に交換作業開始.

しばらくすると,スタッフさんがあわてて飛んできて「いやいや,これ見て下さい」と錆びだらけのシャフトを持ってきた.
タイヤの軸にあたるパーツである.
シャフトは磨けばなんとかなるが,受け側のベアリングもサビサビとのこと.

確かに購入後6年経過.
雨中も走ったことがあるので,こうなってしまっても不思議ではないが,所有してきたバイクで,ここまでひどい状況になったのは見た事がない.

「安い125ccだから?」「タイ製の宿命?」「昔のバイクに比べて耐久性が落ちている?」「半年乗らない雪国特有の現象」という素朴な疑問が湧く.

もちろん,部品発注⇒交換をお願いした.
何度も来るのは億劫だが,これまた仕方がない.

メカ好きだけど,いじれない.
自分で整備できない以上,信頼できるショップとの関係構築こそが,長く楽しくバイクに乗るための最も重要なカスタムだと再認識...とキレイに〆たいところだが,最近の状況はさらに変化.

ホンダ,カワサキに続き,ヤマハも大型モデルを専売制に変更するらしい.
つまり「町のバイク屋さん」では小排気量車しか買えない時代になってきている.
その理由は大型=高級オートバイが電子制御部品だらけになって,町の販売店では整備できなくなってきているらしいからとのこと.

高性能化=便利に見えるが,実情はそうでもないらしい.
クルマだけど,この話なんてひどい.

何が問題ってユーザー側に選択肢がないこと.
信頼の機械式が選択できるとか...まぁ,メーカーは用意せんわな.

我がモンキーなんてまだまだアナログに近い.
ちびちび治しながら長く乗り続けられそうではある.
メーカーじゃないといじれないブラックボックスなんてなさそうだ(あるの?).

そう考えると,チャリはまだ自分でいじれる要素がかなり残っている.
e-bikeになるとわからんけど.

壊れる時は一気に~自転車&バイクシューズの寿命とコスパ重視の買い替え術

2026/7/16 Wed

「まだ使える?」の境界線

前回の記事でも書いたが,Kazchariのチャリ趣味のスタートは2006年に遡る.

当時はまっていたのがスキューバダイビング.
海パン写真の腹の出具合が気にはなっていた.
そして腹痛症状から偶然受けた超音波検査にて,メタボ=内臓脂肪過多が証明されてしまった.

その解消のために始めたチャリ趣味に,まさかここまでのめり込むことになろうとは...

検査後早々に「TREK TCT5000」というカーボンロードを購入.
初心者にもかかわらず,フラペをスキップしていきなりピンディング(SPD-SL)デビューした.
もちろん,何度か立ちごけしたぜ.

その時に購入したシューズがこいつである.

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今調べたところ『SHIMANO SH-RA80』という品番らしい.もちろん廃盤品.
エントリーモデルらしく,マジックテープ3点留めである.

2018年にDOMANEを購入,ついでにシューズを一新する時まで使ったかな.
全体のヘタリというより,マジックテープが用をなさなくなった.

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ただし,使わなくなったのは外ライドでの話.
余生は室内ライド,すなわちZwift専用シューズとなった.
それでも劣化は進み,修理しつつ騙し騙し使っていた.

そして先日,長年外ライドで使っていた『Lintaman ADJUST ROAD PRO』の小指側の樹脂部分が”両側とも”経年の加水分解によって割れているのを発見.

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購入して約7年.「どんな足形にも合う」というキャッチフレーズ.確かに良いシューズでした.

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もったいないので接着剤で強引に修復した.
とは言え,さすがに外ライドで使うのは不安なため,このLintamanをZwift用シューズに転用することにした.

つーことでこれまで使っていた『SH-RA80』は破棄.お役目ご苦労様でした.

となると,ドミノ的に外ライド用のSPD-SLシューズが必要.
例によってネットを徘徊中に手ごろなモノを見つけた.

通常販売価格は¥14,000台.
高騰を続ける自転車用品にしては,安い方だが,ケチケチKazchari基準だと高い.
ところが,商品ページをよく見るとAma公式のアウトレット品に「¥11,407」「非常に良い」の表示が.

経験上Amaの「非常に良い」基準は外箱にヘコミやキズがある程度で中身は新品のことが多い.これは「買いッ」とポチった.

で,届いた.

iPhone15 Pro
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想像通り,本体に使用感は皆無.いい買い物をした.
ASSIOMAのパワメを付けているEMONDA用なので,KEOクリートを取り付ける.

さて,その履き心地は...まだ実戦投入していません.
部屋で履いた感想では幅がややキツい印象.
もしかしてKazchariも甲高幅広の日本人足なのだろうか?

試着なしでシューズを買うことのリスクも感じつつ,使用後は伸びてフィットすることに期待.

さて,もう1点.
お次はオートバイ用のライディングシューズである.

iPhone15 Pro
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これまた,長年...正確には30年ほど使ってきたコミネ製(MotoFango).
シューレースを交換したり鋲を打ち直したりしたが,ついに踵をホールドするスポンジ部分が爆発! ついに限界か.

で,これまたAmazonを中心にネットをうろつくが,デザイン的,価格的にもなかなか気に入る物が見つからない.

そんな中,浮上して来るのが我らがワークマン.
事前にネットで「オートバイでも使えるモノ」で検索.
いくつか候補が提示されたが,その中で『プロコア プレミアムセーフティ』という安全靴が気になった.
早速,近所のワークマンに凸.

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Kazchariの足のサイズは25.0.
店内で前後サイズを試し履きし,結局「24.5」がピッタリだとわかった.

安全靴なのでつま先には鉄芯入り.それにしては軽い.
それに,何より気に入っているのは...値段だ.
なんと税込み¥3,900! これぞワークマンプライス!

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靴底はこんな感じ.
踵の段差がないタイプだが,オートバイで使うのならこれで良い.
それより気になるのが,鉄芯入りゆえのつま先の厚み.つまり,チェンジペダルの操作性である.

数日後,このシューズを履いて最初に向かったのは近所のバイク屋さん.
トータル9,000km走行したモンキーのオイル交換のためである.
左足のペダル操作に問題なしで一安心.
この時のバイク屋さんでも様々なエピソードが...それはまた別のお話.

とりあえず長すぎる靴紐をクロージャータイプに変更.

全ての紐靴をこれに交換したいぐらい快適.

で,最後.
買い替えではないのだが,以前より気になっていたシューズも購入&実戦投入した.
それは!(それは!)SPDサンダルだぁ!

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ほら,YouTubeでよくあるやん.
酷暑対策は元より,山間の清流まで走ってジャージのまま水に飛び込むシーン.
あれがしたかったのよ(想像が貧困).

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手持ちのチャリで,これが似合うのはBROMPTON一択.
SPDペダルはTopstoneやMTBにも付けているけど,グラベル行って落車した場合のことを想像すると恐怖.

まっ,とりあえず少し長い距離を試走してみた.

思いのほか重量(約396g)があるのだが,それは全く感じず.
漕いでいる時はサンダルであることを忘れるぐらい違和感なし.
この時のライドでは普通のカジュアルソックスで履いたけど,素足だとベルト部分で皮膚がこすれる?

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そういや先日の『長万部400』でも,小径車の人がこのSPDサンダル使ってたな.たぶん裸足で.

不思議なのは,この「SPDサンダル」というジャンル,なぜかSHIMANOからしか発売されていない.
アリエクの怪しいメーカーが,わんさかパクリ商品出しそうやねんけどな.
なんだろ,特許の問題?

以上,新規もしくは入れ替えたシューズの記事でした.

自転車もオートバイも,シューズは安全性や快適さに直結するギア.
色々調べて「エイヤ!」とポチるより,可能であれば実物を試着するのが正解なんだろうけど,なかなかねぇ...

BRM704北海道400km長万部(その2)~もう200kmしか走れません!

2026/7/4 Sat

もう半分,あと半分

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その1はこちら ⇒ BRM704北海道400km長万部(その1)~気を抜いて痛い目を見た

ここは国道229号.島牧とせたなの中間地点.
スタートからは100km.

動体視力の低下か注意散漫か,路肩と車道の段差に気付かず,見事に前輪をもっていかれブルベ初落車.
幸いチャリ,ボディともに大したダメージはなく,ブルベは継続可能.

もしここで,タイヤのサイドカットや骨折していればどうしただろう?

集落からは離れている.
鉄道も走っていない.
バス路線もあやしい.
そもそも(よくないけど)輪行袋を持参していない.
JAFを呼ぶか,軽トラのヒッチハイクか?

...という最悪な事態は免れた.
これはカミサマ(ココロの声)が走れと告げているのだ.

つーことで,速度20km/h以下しかでない向かい風の中,130.5km【PC2 セイコーマート北桧山店】着.

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30℃まではいかないものの暑い.
ここで先行して走っておられたCさんと合流.
脚が合うのか,前回は『きのこの山300』だったかな.一緒にゴールした.

BRM610きのこの山300km(その1)

ついでに言うと,Cさんも関西からの移住者.
Kazchari同様,20年以上になるそうな.

「来年のPBP出ます?」と質問される.Cさんは検討中らしい.

うーむ.大金払って参加する割にはコースが魅力的じゃないという感想.
最高峰のブルベとして達成感が半端ないのはわかるけど...
せっかくフランスに行くなら,アルプスとか風光明媚な場所をBROMPTONでゆっくりと走りたい.

全くランドヌールらしくないな.
それに「1200」は去年走ったし(比べるな).

『ジャパン・グランドネ 2025北海道1200㎞納沙布岬』Day1

ちなみにCさんは以前スイスに住んでいたことがあるらしく,周辺の山々を登りまくったらしい.
それはそれは美しい場所らしく...やっぱ行くならそっちかな.

...という話を聞きながら,暑さ対策で冷やしラーメン.
ホンマならもう少しカロリーがあるモノを食べるべきだがな.固形物が摂れる間は.

風がどんどん強くなり,ゴミが飛びまくってパニック.
この先,いい方向に吹いてほしいものだ.

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『長万部400』は8の字コース.
ここ,せたな町にてブルベを続行するか,DNFして最短でスタート地点に戻る選択もある.

膝の傷は?
大丈夫だ.多少ひりひりするが可動に問題ない.
今思えば,ここのセイコマでサランラップを買って,傷に巻いときゃよかった(湿潤療法).その方が治りが早かったかも(後の祭り).

てなわけで国道229を南下する.

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これがまた”虚無”な道で,何もない同じ風景の平坦路を淡々と進む.
残念ながら風は味方してくれず,ペースも上がらない.

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途中で道道42号「八雲北桧山線」に入り,本日2本目の山岳に入る.
ここもなかなか長い.

まぁ,長ければ長いほど位置エネルギーもたまる.
ピークを越えれば豪快なダウンヒル.
一気に噴火湾側の八雲市街へ.

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久々の都会.
179.8km【PC3 セイコーマート八雲東雲店】着.

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到着寸前,Cさんが出発していく姿が見えた.
なんか今日は少しずつ差をつけられてるなぁ.

このセイコマは以前,出張で八雲に来た際に利用したことがある.
隣の『山岡家』で昼食を食べたような...

それにしてもさすが400だ.まだ半分も終わっていない.
水分とタフグミを補給して,先をいそぐ.

ただし,ここからはしばらく道南の大動脈,国道5号を走る.
交通量が多いわりに路肩が狭く,かつ荒れている.おまけに向かい風.
「早く終われ~」と願いつつ函館方面に南下.
落部でようやく右折して内陸へ.安心感マシマシ.

道道67号の途中で,サイコンの表示がようやく「200km」を指した.
まだ...いや,もう半分だ(と思わんとやってられん).

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9時間で200km.
向かい風やら落車のケガでコンディションがイマイチなわりにはなかなかのペースだ.

一応TTバーを付けているがあまり活用できていない.
ブルベを始めた頃は,先ほど話題にした「PBP」への参加を本気で考えていた.
当時のレギュレーションだとTTバーの長さに制限があり,先端がブラケットから先に出てはダメだったはず.
ゆえに先端を切断した.
軽量化にはなったが,短くなった分ポジションが取りにくい.
長時間利用が辛い.

そろそろちゃんとしたTTバー,買い直そうかなぁ...

あっ,でもバーに貼った極小キューシート(距離と場所だけ)は便利だ.

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ここらで少し補給ミス.
八雲のPCでボトルの水を満たしたが,残りが心もとなくなってきた.
暑さのあまりよく飲んでいたようだ.
本日のボトルは750cc1本のみ.

コンビニとはいかなくとも,自販機がそこら中にあるのが日本.
「なくなれば,どこかで買えばいいや」と楽観的だった.
いっそ公園の蛇口からでも良い.
とりあえずボトルを満たせれば...が,徐々に焦り始める.

ところが,この道道67号,自販機どころか集落もほとんど見当たらない.
途中,温泉(銀婚湯)を通過.受付までいけば自販機ぐらいはあるだろうが,停車してそこまで行くのは少々面倒.
道路わきにポツンと自販機ないかなぁ...と,残り少ない水をちびちびやりながら進む.
とうとう最後の1口ほどになってしまった.

すると前方に「この先P トイレあり」の看板が現れた.

トイレということは蛇口もあるはず.
よっしゃ,ここで補給!

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だがしかし.

洗面台には無情にも「飲用不可」の表示が...
本当に渇水状態であればそんなことを気にしてられないが,かろうじて水は残っている.
下手に飲んで下痢(もしくはエキノコックス)でもしたら大惨事.
顔を洗い,気化熱利用のため前腕を濡らすだけにとどめる.

次の町,厚沢部までは17km.
まぁ,なんとかなる...なんとかなった!
家畜舎脇に自販機発見! み,水ぅ~

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だがしかし.現実は非情である.
この自販機,coke-onは使えず,しかも新1,000円札未対応!
むなしくも突き返されてきた(田舎あるある).
家畜舎の人に両替してもらおうかと一瞬考えたが,あまりに図々しいと思いなおし,さらに進むことにした.

ようやく見つけたのが茶色にカモフラージュされてはいるが,まぎれもなくcoke-on対応自販機!

この状況で飲むリアルゴールド! 最&高!
ついでに「いろはす」も買ってボトルに注入.
復活.これで次のPCまで持ちそうだ.

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厚沢部に到着.
コンビニには寄らず,道の駅に.
ここも久しぶりだな.

厚沢部では,近々グラベルイベントが新規開催されるようだが,さすがに遠い.この『長万部400』と連続開催だったらよかったのに(無理だ).

夕暮れせまる.

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国道277号を南下.
これまた”盲腸”ルートで,次のPCを目指す.

途中,道の駅「江差」に立ち寄る.
ここは「日本一小さい道の駅」として有名である.

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トイレと小さい売店しかないが,しょぼいわけじゃないんだからねっ!
夕陽がキレイだし.

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登りかと思えば下り...細かいアップダウンが続く.
比較的路面状況が良好なのが助かる.

途中,Cさんとスイッチ.速ぇー!

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で,ようやくたどり着いたのが257.1km地点【PC4 ローソン上ノ国大留店】である.

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本ブルベ最南端.ここから折り返して北上が始まる.
時刻は18時42分.夕食の時間とする.

ローソンはこの時間になると弁当類が半額になるので助かる.
だが,さほど食欲はない.消化器系も疲れているようだ.
ここは軽く「卵サンドとカツサンドのセット」にした.もちろん半額シール付きだ.

もしゃもしゃ食べていると,”北海道ブルベ界のレジェンド”T口さんがやってきた.
初めてお会いしたのは7年前の『旭川400』.
早朝,ほぼ同タイムにゴールした.

BRM824旭川400km(その1)

強烈に印象に残るのは三国峠からのT口さんのダウンヒル.
いやもう,トゥールマレーのポガチャル並みにとんでもないスピードでかっとんでいった.
そもそも,各年の道内開催ブルベの約半分,いや2/3は参加しておられる.
リザルトもとんでもないタイム.どんだけ超人?

食事中,思い切って年齢を聞いてみた.
な,なんと74歳らしい! とても見えん.

若い頃はガチ・レース勢だったが,今はブルベに落ち着いている(?)とのこと.
素養があるとは言え,やっぱりすごいわ.
未来のKazchariも,T口さん並みのパフォーマンスを維持できているだろうか...いや,維持してやる.e-bikeには乗らんぞ!

さて,このブルベも残り150km.
単純に考えても,旭川-札幌間より長い.やれやれだぜ.

※ その3へ続く

今年1回目のカミヒル参戦!BROMPTON T LINEで挑んだ激闘の計測区間

2025/5/23 Sat

言い訳無用

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晴れ.温度:14 ℃,湿度:57%,体感温度:16 ℃,風速:3.6 km/時,風向:W

待ちに待った山シーズンの到来である.
今年1回目の「カミヒル(かみふらのヒルクライムコース)」試走へと向かう.

第10回かみふらの十勝岳ヒルクライム大会

コースそのものは先月でも登れないことはないが,残雪や凍結,何よりダウンヒル時の寒さが嫌で登攀は遠慮していた.
もう心配はない.

今回のマシンは軽量化された「黒金くん」こと「BROMPTON T LINE」である.

BROMPTONの甘い罠~黒金T LINE,実走前にカスタム開始

こいつでのカミヒルは初挑戦.
8月の「HANAZONO」,小径車部門表彰台を目指して突き進むのみ.

第15回ニセコHANAZONOヒルクライム

つーことで,ハスラーに積んでデポ地の「日の出公園」へ.

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時刻は10時少し前.
同じ目的のサイクリストがいるかなと思いきや,誰もいない.

ちょうど朝のNHKの朝番組で凌雲閣が紹介されており,それに触発されて登りたくなったのだが,同じような人間は...いなかったようだ.

つーことで出発.
カミヒル本番の(アップダウンの)パレード走行部分はパスして,直接スタートラインを目指す.

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そして現れる「旭野1班会館」.
ここが大会当日の計測開始ポイントとなる.

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昨年の激闘が思い出される.

第9回かみふらの十勝岳ヒルクライム大会

よくも悪くも,山岳アシストにされてしまい,ラストの激坂で2名も抜かれるという体たらく.ぐぬぬ.

さて,本日はロードバイクの「EMONDA」ではなく16インチの小径車.
ギア比も違えば走らせ方が違う.

最大の違いは小径車はタイヤの慣性に期待できないので,ペダリングし続けることが基本であること.
うちの「黒金くん」は12速仕様.
ハブ内装3速,外装4速である.
この内装ギアが曲者で,変速の際にはペダリングを止める必要がある.
当然タイヤの回転も止まるので,途端に失速する.

ゆえに,前半の坂が緩い場所では内装を2速に固定して,外装で負荷を調整.
中盤以降,斜度が上がるにつれ,内装は1速にする.

途中あらわれるごく短い平坦路は除くけど.
いずれにせよ,分岐以降の激坂区間はさすがに「1-1」だなぁ.

もう1つは引き足.
最大推進機関である,大腿前面の筋はできるだけ温存.
基本的に引き足を使う.

そして「呼気2吸気1」のリズムを最後まで崩さない.

などなど,意識高い系クライミングの結果は...

1時間5分34秒(STRAVA計測).

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お,おう...

大いに不満である.
なぜならもう1台の「BROMPTON P-LINE」でのベストタイムが「1時間6分7秒」だったので.

BROMPTONなカミヒルチャレンジとついでに八景ライド

マシンの性能的(ついでに価格的)に,たった30秒ほどしか速くないのはどういうこった!?
確かに「P」で登った時より脚の痛みはなかった.
まっ,今日は本気出してなかったということで...ううっ

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つーことで,まだ夏シーズンに入ったばかり.
「これから,これから」と気を取り直して「凌雲閣」横のいつものベンチに移動.

標高があるので,耳キーンからの発声のしにくさ.
それに鼻炎もひどくなり,鼻水とくしゃみが止まらん.

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少々冷えるが,ここは神の飲料こと「赤コーラ」を購入.
ちなみに凌雲閣の自販機はCokeーonに対応していないので小銭があった方が良いです(¥150).

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サイクリストがもう1名いた.
知り合いではなかったが少し会話.
今シーズンどころか,ここまで登ってきたのは初めてだったそう.
カミホロ荘前の激坂談義の後,「カミヒル大会」本番や「冬ヒル」を薦めときました.前者はともかく,後者はねぇ...

ファットな年忘れカミヒル2025

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つーことで,ウインドブレーカーを羽織ってダウンヒル開始.
おっとその前にトイレ.

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駐車場の残雪はこんな感じ.

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ダウンヒルを開始するが,久々のリムブレーキは全然止まらんな.
少し強く握るとすぐにタイヤがロックするので,コントロールが難しい.

分岐の手前の道端に先ほど凌雲閣でお話したサイクリストが止まっていた.
パンクとのこと.
いや,ホンマ,ロードって何でもないところでパンクするよなぁ.

『2026 幌鹿峠春の幕開けサイクリング』と音更周辺グラベルライド

分岐点着.
そのまま真っ直ぐ下るか,右に曲がるか.
少し下っただけで気温は上昇した.
ここは遠回りして帰りましょう.

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望岳台に向かう道.
なんだっけ? スカイラインだっけ.
十勝岳から噴煙が上がっているように見えるけど,気のせい?

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セグメントになってい激坂を登って望岳台着.
やはり煙が上がっているよなぁ.何か出てきそう.

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ダウンヒル再開.
白金温泉方面に降りる.

途中のこの景色,どこか三国峠からの風景に似ておりダイナミック.

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そこへ,白金から上がってきたピンクまだらカラーの「S-WORKS TARMAC」が.地元の強者,Kさんでした.

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温泉街を過ぎて,道道脇を走る小道(歩行者・自転車専用道)に入る.
下り基調の高速ダウンヒルも良いけど,BROにはこうした緑豊かな小道がよく似合う.
うちの「黒金くん」もカッコよい(値段はかわいくない).

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道の駅「ビルケの森」公衆トイレ.
来週のブルベでもお世話になる?

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デポ地に戻るため,道道353号へ.
最初の坂を越えた後は,ずっと下り基調で快走.
いつもの「日新ダム」で一旦ストップ.

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このダムの奥地にはグラベルがわんさか.
別のチャリなら遊びに行くところ.
それほど奥地に行かなければ,クマの危険もそれほどないはず(と思いたい).

上富良野町内に入る.
手入れされた芝桜畑があちこちに.

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無事にデポ地に帰還.
BROを積んで,近くのセイコマへ.

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セイコマで「きのこクリームスパ」を買って,車内で食う.
走っている時は問題ないのだが,止まると鼻がむずむず,鼻水ダラダラで連続くしゃみが復活.
あー,辛い.
いいかげん,この季節が過ぎ去ってほしいものである.

さて,こんな時にはサ活が最適.
すぐそばには「フラヌイ温泉」がある.
外気浴はできないが,JAF割¥650は,最近では安い方.

駐車場のクルマも少ない.
こりゃラッキーとしっかり3セット.
もちろん,湯気のおかげで鼻も通って超快適.
名物の31℃の低温温泉にじっくりとつかる.

そうそう,先週のセルフ・ブルベで発症した「腸脛靭帯炎」.
本日は走る前にしっかりテーピングしたおかげか無問題だった.

帰宅後は,あまりに茫々となっている庭の芝刈り.
花粉症が悪化すれば元の木阿弥なので,しっかりマスクとグラサンでガードし,芝刈りカッターをぶん回す.気分はスマートガン.

やはり長期間放置すると,刈った草も山盛り.マメに作業せんといかんね.

つーことで,今シーズン第1回目のカミヒルライドでした.
少々残念なタイムだが,まだ脚ができていないということで.
決して老化ではない!

...と,ここまで引っ張っておいてなんだが,今年の「カミヒル」には不参加の予定.
60歳を越えて,表彰台に上がれそうなら出よう(せこい).

まずはHANAZONOを見据えて,だな.

BROMPTONで挑むニセコHANAZONOヒルクライム:小径車部門で表彰台を狙え

MTB!なごり雪後のグラベル三昧ライド

2026/5/5 Tue

まるで台風一過

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晴れ.温度:10 ℃,湿度:56%,体感温度:10 ℃,風速:10.4 km/時,風向:SW

前日(5/4)は近年まれに見る寒冷雨天&季節外れの降雪.
しかもよりによってブルベ(風連200)の開催日.
身の危険を感じてさすがにキャンセルした.

ファットでしか走れない? 忠別ダム湖底ライド

DNSは初めてではないが,地元スタートだけにいつもより悔しい.
これは近いうちにセルフリベンジ案件だな.

さて,今年のGWも残り2日といよいよ大詰め.
前夜,自宅前に積もった雪には驚いたが,本日5/5は打って変わって快晴予報.

すでに道路上に雪はなし.
ただし,山には残っているかもしれん.
これはMTBで泥遊び案件だな.

つーことで,MTBのEPICで出撃.
出発準備を終え,サイコンでバッテリー残量を確認すると残り僅か.
1時間かけて満充電を待つ.出発が遅れる.トホホ.
やっぱり予備を買っとくべきか.

目的地は美瑛だが,できるだけグラベルをつないで行くルートを選択.
まずは畑の脇を走る.

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早速,雪解け水たまりの洗礼.
逃げ場がないので,希望通り(?)に泥だらけ.

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一応,気休めフェンダーを装着.
泥はねからのケツの冷え,多少はマシなのか.

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畑ステージを終えて,次は堤防.
雪どころか,水たまりもほぼ消滅.
いつも通りの乾燥した砂利道を爆走.

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前輪パンク後,ブチルからTPUチューブに換えた旨の記事を書いた.

春のパンク祭り:ブチル・TPU・チューブレスを使い倒して分かった不都合な真実

その後,ついでに後輪もTPUにした.
概算で300gの軽量化が見込まれる(計測忘れた).

今さらだが,ホイール&タイヤという回転体を軽量にするメリットは以下の通り.

- 加速性能の向上:ホイールの最も外側が軽くなるため,慣性モーメントが低減.ストップ&ゴーで有効
- 転がり抵抗の軽減:TPUはブチルよりも薄くしなやかなため,路面追従性が向上し,転がり抵抗が減少
- 携帯性:ブチルに比べて圧倒的にコンパクトなので,持ち運びが苦にならない

正直,走行性能の向上はプラセボ.つまり,気持ちの変化が大きい.
手とレバーでタイヤが外せることも判明したし,チューブレス化よりお手軽で良い.
本当はPanaの”紫”が良いのだが,まだMTBサイズが出ていないので,アリエクで中華の”緑”を購入.

今のところパンクはしていないし,自然なエア抜けもほぼない.優秀だ.
後はあれだな,グリップ力向上のために空気圧を極限まで落としたいトレイル・ダウンヒルで使えるかどうかだな.

EPICな神の子池トレイルライド

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ミニ柱状節理.
いやぁ,ホンマに天気が良い.
昨日(5/4)は一体,何だったのか?
今さらだが,一日ズレていたら楽しいブルベ日和だったろうに...

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なーんて甘えたことを言っていると『日本縦断3003kmブルベ』を走り抜けた猛者たちに笑われるなぁ.リスペクト.

で,次の堤防へ.いかにもな春の画.

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堤防だけだと面白くないので,河川敷にも下りる.

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雑草がはびこる前なので走りやすい.
むき出しの枝などでパンクすることもありそうだが,今日は無事.
ある意味耐久性テスト.

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川を渡って次のステージ.
ここはジャリ少な目の草の道.
夏場になるとプーリーに葉っぱがはさまりまくる.

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写真では見えないものの,すぐ前を鹿が走り抜けていった.

北海道ではクルマと鹿の衝突事故が多いが,チャリとの接触はどうなのだろう.
三国峠からのダウンヒル中なんかだと「この速度で鹿や熊に横切られたら終わり...」と思いながら下ってたりするけど.
まぁ,基本的に楽天家でないとスポーツ系のチャリには乗れんか.

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道路を横断して次のステージへ.

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廃校跡に見事な桜並木.

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「明治の丘」付近の農道へ.少し登る.
TPU化によって,確かに車体が軽くなったような...気がしないでもない(どっちやねん)

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グラベルに突如現れる交通標識.なんとなく外国っぽい.

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お気に入りのポイント.鉄柱のある丘.

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振り返れば波打つ道.もちろん畑へは進入しないように.

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残雪発見.

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はるか遠くまで続く道.完璧に風光明媚.
これだからグラベルライドはやめられない.

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丘陵地帯を抜けて平地へ.
この道は紅葉も美しい.

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ここからは,知らない道の探索モード.
細い細い抜け道を通ると,桜並木があった.

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さらに”見知らぬ道”を進む.
あれ? 右側の丘陵のラインになんとなく見覚えが...

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おお,例の”農道”につながっていた!
意図せずに以前から気になっていた抜け道を走っていたことになる.

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いつもは下る快走路を登り返す.
少し迷った後,先ほどの”見知らぬ道”へと続くルートを発見.

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長年の謎がとけた.
これで美瑛ライドのヴァリエーションがさらに広がった.

いつものセイコマで昼食.
ホットシェフは元より,最近はこの「もちっとクレープ」がお気に入り.
ライド中だと,何を食べても全てパワーに変換できる.
食事内容に気を遣う必要がないのは,生きる上で意外に重要.

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さぁ,帰りますか.
同じ道だと面白くないので往路対岸の堤防を走り,時々河川敷に下りる.

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新開地区へ寄り道.
名物(?)のリアル盆栽な木.
以前はなかった木札がかかっている.
「昭和二九年」と読める.樹齢にしては短い気もするし何の日付だ?

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ラストの美瑛川堤防グラベル,端の端.

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帰宅.
自宅の庭に残る雪とのツーショット.
この時期まで見られるのは久しぶりである.

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つーことで,いつも楽しいMTBライド.
先日のダム底といい,グラベルづいております.

もちろん即洗車タイムに入るわけだが,毎度毎度の泥ライド.
そろそろ気になるのはオーバーホールのこと.

このEPICの購入は2024年の11月.

『Specialized EPIC EXPERT』なほぼグラ・シェイクダウンライド

なんだかんだで現在の走行距離は910km.
あまり距離は稼げていないが,そのほとんどはグラベル.
ロードバイク以上に汚れ,内部に泥や水分が進入.サスもかなりへたっているに違いない.

特に,こいつはフルサスの上に,「BRAIN」と称する特殊システムが組みこまれている.
「BRAIN」とは簡単に言うと「平地や登りでの効率を重視し,衝撃を受けるまでロック状態を維持」および「ライダーの自重と下からの突き上げを判別する」機構らしい.
しかも,こんなとんでもシステムなのに調整バルブによるアナログ式とのこと.

こりゃ素人は絶対にいじれんわ(マニュアルにもそうある).

そのせいなのかどうかはわからんが,後継モデルでは「BRAIN」の搭載がオミットされ,電子制御サスに移行したらしい.
まっ,どっちにしてもKazchariの技術では何もできんので,メンテはショップに全振りすることになる.

Gemini先生に聞いてみると,オーバーホールはメーカー送りとなり,前後サスの調整やらシールの交換,梱包・輸送費,工賃合わせておおよそ9万円前後の費用がかかるらしい.
これが腕も技術もないのにハイテクMTBに手を出してしまった者の運命か...トホホ.

なんかとんでもなく手間がかかるクルマ,つまりフェラーリやランボルギーニを買ったような気分.
まっ,カッコよくて楽しいからええか.

BROMPTON T LINE な富良野廃線跡に思いを寄せるライド

2025/4/29 Wed

日常の中の「空白」を楽しむ

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晴れ.温度:8 ℃,湿度:54%,体感温度:11 ℃,風速:4.3 km/時,風向:NNE

家族サービスの日.
息子の習い事の送迎で富良野へ出向くことになった.
10時集合,12時に終了.
つまり2時間のフリータイムがある.
これは富良野周辺ライドのチャンス.
ハスラーに「黒金くん」こと「BROMPTON T LINE」を積む.楽々.

集合場所の市内某高校までは90分ほど.
8時過ぎに家を出るが,途中の国道は「わ」ナンバーだらけ.
「どうしてそこで?」という箇所で減速したり急ブレーキを踏むクルマを数台目撃.要注意.

で,目的地で息子を降ろして,黒金くんの準備.
タイヤ圧は最近6Barに上げている.

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暑くもなく寒くもなく実に良い天気.
特に行き先を決めていなかったが,持ち時間からすると「1時間進んで1時間で戻る」コースにするのが正解だろう.

BROで走るのにぴったりなのが河川敷.
行けるだけ南下⇒往復すればちょうど良い.

ガチ走りする気はないので,普通のTシャツにウインドブレーカー,7分丈パンツ.一応,パッド付のインナーを履く.

このままどこまで走れるかと思っていたら,途中で舗装がなくなってしまった.
割と大き目の石がゴロゴロしている.
どう考えてもBRO向きの道ではない.

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「まぁ,ゆっくり走れば大丈夫でしょう」と無責任かつ楽観視.
ちなみにタイヤはPanaracerのアジリストである.

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慎重に走る.

最近SNSで知った話なのだが,この「T LINE」のスーパーライトホイール,世界のあちこちからその耐久性について疑問を呈する声が上がっているらしい.
通常使用で”割れる”そうなのだ.
ちなみに名前に似合わずカーボンではなくアルミ製.

「製造過程に問題があるのでは?」「本社から何らかの発表があるべきでは?」という声も散見される.
まぁ,「T 」が世界で何台売れているわからないので(Gemini概算だと2022年の発売以来10,000~15,000台),ごく小さなコミュニティ限定の話かもしれんけど.

実は,現在「日本縦断3003kmブルベ」に参加中のマイスターO西さんの「T」も,途中でリアホイールが割れてブレーキが使えなくなったそうな.
あわやDNFかという危機だが,札幌の購入店から新しいホイールを送ってもらい,ホテルで交換.リスタートをするというミラクル&リスペクト.

「T」と言えば,ほぼ三桁万円の超高級車である.
こうした不具合に関してサイレント・アップデートが常に行われていると信じたい.
要は発売がやや新しいKazchariの「T」は対策済みだったらいいなぁ...と自分勝手な淡い期待.

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とは言え,本来こんなジャリジャリの道を走るチャリではないのは事実.
「G LINE」ではないのだ.

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以上の「ホイールトラブル報告」を知ったのは後日のこと.
この日は”それなり”にハイスピードでライド.

その結果...ホイールではなく,新兵器のマグネット式ホルダーからボトルが振動で外れるというトラブル発生.

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このホルダーはアリエクで購入.

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2026年4月11日撮影

普通に使っている分,つまり舗装路では超強力磁石のおかげで,落下する雰囲気は全く感じないのだが(ボトルなしでプレートを外すのは大変),さすがにグラベルでは無理があったか.
これ,たとえば集団走行中だったら落車の誘因にもなりかねん.うーむ.

ちなみに結構重たいので軽量化には寄与しない.

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すぐに終わると思ったグラベルだったが,延々と続く.
景色は最高.
ただし持ってくるチャリを間違えたな.路面を見つめる時間が長い.

それがついに終わり国道へ.
まだ少し時間があるのでさらに南下を試みる.
普段走らない布部の住宅地区へ向かう.

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旧JR根室本線をまたぐ.
ここにはかつて踏切があり,2024年3月31日までは列車が走っていた.

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台湾などでは,こういう路線跡はサイクリングロードとして活用されていたりする.
日本でも一部そういった場所もあるが,慢性赤字のJR北海道だとなぁ...
もしこのままサイクリングロードとして新得まで開通したら,さぞや絶景ルートとなろう.

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JR布部駅.

もちろん乗降客はいない...が,今日は結構な人出.
「春の布部駅ものがたり」なるイベントが開催されていた.
内容は駅舎の開放,写真展,コーヒーサービス(寄付要)など.
ドラマ『北の国から』の重要なロケ地として今後も保存されるようだ.

実はKazchariは(道民にも関わらず)全編未視聴.
すぐ近くには「こ,子供がまだ食ってる途中でしょうが!」で有名なラーメン屋もあったが,今はない(「味」はフラノマルシェ内の店に受け継がれている).

いずれにせよ,廃駅をしんみりと見学したかったKazchariはガワの写真だけ撮ってクールに去る.

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懲りずにまたしてもグラベル進入.
どんなチャリでも,未整地を求めてしまうのはどうしたものか.

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そういやもうじき子供の日.

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なかなか立派.
これは個人宅だが,開校年数と同じ100匹の鯉のぼりを吊るすことで有名な「美瑛町立明徳小学校」がついに廃校になるらしい.
つまり,以下の風景は今年で終わり.

2025年4月12日撮影

最後の生徒数は12名だったらしい.

人が消え,鉄道も消え,学校も消える.
そして己自身もそのうち消える.
映画『ブレード・ランナー』のバディー(ルドガー・ハウアー)の最期のセリフが身に染みる.

I’ve seen things you people wouldn’t believe. Attack ships on fire off the shoulder of Orion. I watched C-beams glitter in the dark near the Tannhäuser Gate. All those moments will be lost in time, like tears in rain. Time to die.

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戻る時間.
桜が満開の寺.
実に日本らしい風景.

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ライダーハウス.
一応営業中? 少し前の情報だと一泊¥3,000とか...

もう少し先には,野宿ライダーの聖地『鳥沼キャンプ場』があった(現在は閉鎖).
何泊かしたことがあるが,越冬組のブルーシート小屋をはじめ,確かに見た目は”アレ”だったが,懐かしい.

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これからか,終わったのか?

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堤防に戻る.

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橋を渡って対岸へ.
「へそ祭り」のオブジェ.あまりメジャーではない.たぶん.

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こんな山道を走ったわけではない.
石碑の前でパチリ.

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この「朝日ヶ丘公園」(通称「なまこ山」)は1932年(昭和7年)頃に地元信徒によって整備された歴史ある霊場だそう.
公園内には88個の石像(お地蔵さん?)が設置されてあるらしいが,ネットで検索しても,個人ブログや写真を発見することはできなかった.
正に幻のコレクション.

寄り道は終了.
クルマをデポした場所へ急いで戻る.

約束した時間まで余裕がない.激コギ.
さらに途中で小雨が降り始める.

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12時に集合のはずが,息子が現れたのはプラス1時間経過してから.
おいおい.
空腹の限界.
山〇家ジャンキーの息子だが,満車で駐車不可.
隣の『富良野五郎ラーメン』へ.
美味いのに息子は不満げ.だいぶやられとるな.

つーことで,廃線跡をたどりながらのノスタルジーなチャリ旅.

全ては変わりゆく.
それを嘆くのか,次の新しい何かに期待するのか...という歴史を繰り返し,人類の今がある.

BROMPTONで挑むニセコHANAZONOヒルクライム:小径車部門で表彰台を狙え

2026/4/28 Tue

願わくば

2026年4月12日撮影

春になり,2026年度のチャリイベントが続々と発表・開催されている.
まずは先日開催された『幌鹿峠サイクリング』に参加した.

昨年は吹雪,今年は下りパンク.
この大会,何かあるゾ...(詳細は後日)

春のパンク祭り:ブチル・TPU・チューブレスを使い倒して分かった不都合な真実

その他,以下のイベントにエントリー完了(支払い済み).

5/4 :BRM504風連200
5/30:BRM530美瑛の丘300
6/6 :BRM606五能線300
8/2 :ニセコHANAZONOヒルクライム
9/27:NISEKO GRAVEL

このうち,最もチャレンジングなのは『第15回ニセコHANAZONOヒルクライム』であろう.

ニセコHANAZONOヒルクライム

初挑戦ではない.2年前の2024年大会にも参加した.

第13回ニセコHANAZONOヒルクライム(その1)

この時はガチガチの軽量ロードバイク(EMONDA).
S-5クラス(JCF未登録者39-59歳)で5位.
タイムは「38分17秒」と,初参加にしてはまずまず...と言いたいところだが,表彰台には登れない=何ももらえない.

名誉とかは関係なく,せっかくお金を払って参加するのだから何か欲しい(ケチなのか).
つーことで,60歳以降のマスタークラスになってから再挑戦を考えていたのだが,なんと,2026年大会は「クロスバイク・小径車」から「小径車」部門が分割されたという.

こ,これはガチBRO乗りとして「初代王者」のチャンスではないか!(トラタヌ)

公式サイトによると,これまでの歴代最高タイムは2019年の「39分18秒」とある.ただし,これがクロスなのか小径車なのかはわからない.
いずれにせよ速い.
Kazchariのロードの記録と1分ほどしか変わらない.
このタイムに近づけるにはどうすればよいか.

もちろん,使用機材は”走りの黒金くん”こと『BROMPTON T LINE』12速モデルである.
長旅仕様の”PPくん”に対し,こちらは軽量中心のカスタムを行っている.

BROMPTONの甘い罠~黒金T LINE,実走前にカスタム開始

カタログ上の乾燥重量は8.8kg.
さすがに4速モデルの7.9kgには及ばないが,それでも軽い.

カスタム後の黒金くんはペダルやらキックスタンド,工具などを装着しても9kg弱.
これ以上を望むなら,ブレーキやクランク系に手をつけることになる.すなわち待つのは無間地獄.

早速,Gemini先生に予測タイムと,向上方法を聞いてみた.

——————————————————

「TREK EMONDA SLR7(7.8kg)」による「38分17秒」は、平均勾配約4.6%のコースにおいて非常に優れたタイムです。
使用機材を「Brompton T Line(9kg)」へ変更し、ライダーの体重やパワー(出力)が同一であると仮定した場合、タイムに影響を与える主な要因は「重量」と「走行抵抗(空気抵抗・転がり抵抗)」の2点です。

ヒルクライムにおいて、タイム差に最も直結するのは重量増による位置エネルギーの変化です。
車体重量が約1.2kg増加します。一般的に、ニセコHANAZONOのコース(距離約15.5km、標高差約600m強)において、1kgの重量増は約30〜40秒のタイムロスに相当します。
走行抵抗の影響: Brompton(16インチ)は、Emonda(700C)に比べて小径車特有の転がり抵抗の大きさや、折りたたみ構造による駆動ロス、直立に近い乗車姿勢による空気抵抗増が考慮されます。
もし同一出力(ワット数)で走行した場合、約41分30秒 〜 43分00秒 程度になると予測されます。

「T Line」は折りたたみ自転車としては驚異的な軽さと剛性を備えていますが、ロードバイクとは特性が異なります。
小径車は慣性が働きにくいため、斜度が上がるとすぐに失速しやすい傾向があります。
12速のワイドなギアを活かし、一定のケイデンスを保つことが重要です。

Bromptonのハンドルポストはロードバイクに比べしなりやすいため、大きなパワーで振るよりも、シッティングで回す方が効率的に推進力に変換されます。

ゴール手前の平坦に近い区間では、小径車の巡航性能の低さが顕著に出ます。
ここでいかにドラフティングを活用できるかが、40分切りへの鍵となります。

——————————————————

さすが,Gemini先生.
なかなか的確な(それっぽい)アドバイスをくれる.
レース当日はキックスタンドを外して決戦仕様だな.

だが,予測タイムだと大会記録に及ばない.
もっと追い込む必要がある.

地元のヒルクラトレと言えば「旭岳」か「十勝岳(カミヒル)」.
キツイのは「カミヒル」だが,HANAZONOのコースプロフィールは「旭岳」に近い.大会まではこちらをメインにするか.

まとめると...

平日のZWIFT: 効率的な心肺機能の維持.

週末のヒルクライムを含むLSD: 実際の勾配に慣れるための持久トレーニング.

そして,練習と同じくらい大切な疲労を抜くためのルーティン.
そう,リカバリー=カラダのケアが重要なのだ.

Kazchariの持病は長時間のデスクワークによる慢性的な肩こり.
その解消のため,これまで整形受診の他,様々なリラクゼーション,マッサージ,鍼灸などをホッピングしてきた.

マッサージ・ショッピング

正直,どこもかしこもダメダメ.
何が気に食わないって,全く「評価」をしないこと.
なぜこうなったのか,本当にその箇所だけの問題なのか,普段の生活で気をつけることは...という面接やまともな検査・観察,アドバイスは一切なし.
こちらが「気になる」と言った箇所を”処置”するだけの対症療法.
あげく「完治するまで時間がかかります.つきましてはお得な回数券が...」という露骨な営業活動.

アホらしくなって,自分で筋トレをするのが一番と,肩周囲を集中的に鍛えたらかなりマシになった.
それでもデスクワーク中のこいつはかかせない.

てな感じで人に頼るのはヤメていたのだが,先日,ヨメさんにとある所を紹介された.

鍼灸マッサージなるーく

先生の経歴も興味深いし(元劇団四季),4月中だとオープン記念で割引料金だった(それでかい!)ということで試しに行ってきた.

これがもう大満足.
生涯で初めてまともな施術を受けた気がする.
丁寧な問診と全身の評価.
無痛の鍼と灸.
的確なアドバイス.

特にうれしかったのが,Kazchariの筋肉をほめてもらったこと!

曰く「50台後半のカラダじゃないですね」「現役自衛官のような背中です」「いい肉(大腿四頭筋)を触らせていただきました」などなど.

赤面モノである(乙女か).

多分にお世辞が含まれていると思うが,それでも気分が良い.
施術師=セラピストはこうでなければ.

ただし喜んでばかりもいられない.
今回は肩周辺を中心に診てもらったのだが,先生によると「脚,特に右膝の外側が気になりますね」.
おお,そう,まさにそこがKazchariの弱点.
強く踏み過ぎると「腸脛靭帯炎」が再発してしまうのだ.

Topstoneな腸脛靭帯炎リハビリライド

「なぜか北海道のアスリートのみなさん,トレーニングはがっつりやるのに整体やストレッチを全然しないんですよ」

うっ,耳が痛い.
筋肉は若くても実年齢は還暦近いのだ.
鍛えつつケアもする.長く続けるために.

とまぁ,8月の本番に向けて色々とビッグマウス.
こうして己を追い込むのがKazchariの流儀.
さて,どうなりますやら.

※ 8/6追記:レース当日の結果はこちら ⇒ BROMPTON(T)で第15回ニセコHANAZONOヒルクライム!

春のパンク祭り:ブチル・TPU・チューブレスを使い倒して分かった不都合な真実

2026/4/27 Mon

そいつは突然やってくる

事の始まりはMTBの『Specialized Epic Expert』から.

雪が残るサイクリングロードでクロカンっぽいライド

上記の記事の最期に少し書いたが,この数日後,前輪がベッコベコであることに気付いた.見事にパンクである.

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いわゆるスローパンクであろう.
タイヤ表面をチェックするも,異物が刺さっていたり,穴が開いているなどの損傷はない.
水につけても分からずじまい.
ママチャリによくある,何かのきっかけでバルブから空気が抜けただけと期待してポンプで再充填.
膨らむことは膨らむが,翌朝確認するとフラットに.

これは覚悟を決めてチューブ交換を行うしかあるまい.
元は新車のままのブチル.サイズは「29×1.75-2.4」.
こいつ,重さが約220gもある.さすがMTB用.ごつい.
チューブレス化も考えたが,最近,その扱いの面倒さに気付き始めたのでTPUチューブを入れることにした.

出先での修理用にストックしておいたこいつをインストール.
軽くてコンパクト.

TPUは最初期の「Tubolito」から使用歴があるのだが,あまり良い思い出がない.

『Tubolito』の修理

「パンクに強い」との触れ込みだが,見事にパンク.
専用パッチもあるが実質使えない.1本¥4,000が一瞬でパーである.
やはり熱を持ちがちなリムブレーキでの使用は無理があるのだ(だからBROMPTONーTはブチルに換えた).

時代が進み,Panaracerから”紫のヤツ”が発売になった.
信頼の国産メーカーである.
ただ,残念ながらMTBサイズの発売はまだない.

仕方なく,アリエクで買った中華製TPUを使う.
重さは1つ65g.
すごいな.前後輪とも変更したら300g近い軽量化となる.
一応金属バルブなので,しっかりした作りに見えるが,問題は耐久性.

太いタイヤのビード落としは,昨年の事件が思い出されて正直滅入る.
手元に例のクランプを用意して作業開始.

ところが,指で押すだけであっさりとビードが落ち,レバー3本でそそくさとタイヤの片側が外せた.あの地獄は何だったのか...

TopstoneなBRM518桂沢200(その0)

タイヤの内側を指でなぞり異物のチェック.
何も見つからない.
TPUを組み付ける.
”ねじり”に注意して,タイヤをはめてポンプで空気を入れるとあっさりと作業完了.
まだ試走はしていないが1週間以上経っても(見た目上)エア抜けはない.
とりあえず前輪に問題なければ後輪も換えるか...と,この中華TPUに期待する.

お次はグラベルロードの『Topstone Carbon2 Lefty』.
ロードとグラベル用でホイールを2セット種類用意.
もちろん組み付けてあるタイヤが異なる.

ロードではPanaracerの無印『GRAVEL KING』.
いわゆるスリックに近いタイヤ(舗装路8:グラベル2)を想定.

グラベルでは『GRAVEL KING X1』(舗装路4:グラベル6)を履かせている.

こちらの『X1』をチューブレス運用している.
冬の間はTopstoneを縦型スタンドで保管.
後輪に荷重がかかり続けたせいか,いざ走らせようとすると空気が全部抜けた状態であった.ポンプでエアを入れるが,すぐに抜けてしまう.

Gemini先生によると「シーラントは徐々に揮発するため,半年に一度はシーラントを補充する.もしくは,タイヤを外して古いシーラントを除去して再充填する」とのこと.
このタイヤへのシーラントの補充は以前1度行っている.
無駄にしないためにも,清掃後に新しいシーラントを入れる方法を選択した.

こちらのタイヤも太い(40c)ため,ビード落としに苦労するかと思いきや,先ほどのMTB同様,あっさりと外せた.
で,外したタイヤの裏側を見ると...

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汚ねぇ.

ちなみに液体のシーラントはほとんど残っていなかった.
これまたGemini先生によると「タイヤ中心部の残骸はあまり気にしなくて良いが,リムと接する場所は念入りに清掃せよ」とのこと.エア漏れを防ぐためである.

これがまた...なかなかの重労働.
キレイにベリベリと剥がせるのはごく一部で,大部分は爪をたてたり,指の腹でこすり落とす必要があった.
指が痛ぇ.爪がはがれそう.
一応温めたりはしたが,剥がしやすさにさほど変化はない.
下手に道具を使うと,タイヤのビードを痛める可能性があるので推奨されない.

なんだかんだで指でゴシゴシとひたすら剥がし続ける...何の拷問だ?

キリがないのである程度キレイになったところで妥協.
ホイールにタイヤをはめる.
そして,フロアポンプでエア充填!
ポンっとビードが上がるかと思いきや,タイヤとホイールのスキマから虚しく空気が漏れるのみ.
「根性!根性!」とポンプのストローク速度を上げるも変化なし.
疲労で腕が動かなくなった.

おかしい.

新品のタイヤをヨシリンの店先で組付けた時は何の苦労もなかったのに...
一度組付けたので,ゆがんだせいか?

Topstoneをいよいよチューブレス運用!~ GRAVEL KING X1 40C

ネットで検索.
エアコンプレッサーを使うのが一般的らしい.
そんなんモンあるかぁー!
ショップ持参かなぁ...と思いきや,ある記事にたどり着いた.
それは...

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その昔,ロード乗りたての頃に買ったCO2ボンベである.
言うまでもなく緊急パンク修理用具.
出先での「ミニポンプしゅこしゅこ地獄」から解放してくれる魔法のアイテムである.
ボンベに穴を開けて,大量のガスを一気に送り込む.

これがビード上げにも使えるらしい.
「ホンマかいな」と疑いつつ,ダメ元でチャレンジ.
な,なんと一発で見事にビードが上がった!素晴らしい!

CO2ボンベは,出先のパンク修理で見事に失敗して以来,使わなくなっていた.
その後,空気の入れやすさが格段に向上した「例のポンプ」や「電動ポンプ」の台頭により,工具箱の隅に追いやられていた.

そのCO2ボンベが,再び日の目を見ることがあろうとは...人生わからんものだ.
後はフロアポンプで2Barまで入れて修理完了.

これでいつでもグラベル行けるぜ...と喜んだものの,よくよく考えればこれからもシーラントを買い続けなければならんし,清掃も必要だろうし,それにビード上げに毎回ボンベを消費するのはコスパが悪すぎる.

何かもやもや感が残るな.
簡単にタイヤが外せるならMTB同様,TPUでよくね?...と,考えるようになった矢先のこと...

先日,Topstoneにて毎年恒例の『幌鹿峠・春の幕開けサイクリング』に参加した.
詳細に関しては近々ブログに書くつもりだが,峠を登り切った後のダウンヒルで2kmほど下った際,後輪に違和感.
降りてチェックすると見事にパンクしていた.

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タイヤは『GRAVEL KING(無印)』,しかも耐パンク強化モデルである.
こいつにPanaracerのTPUを組み合わせ.

昨年の『納沙布1200km』にて道東の酷道をノーパンクで走り切ったこのコンビに絶大な信用をおいていたのだが,今回見事にやられた.
タイヤをチェックすると,極小の尖った石片が刺さっていた.

うーん,タイヤ,チューブともパンクに強いはずなのになぁ...まさかイベント中に発生するとは.
2,000km近い走行距離でかなりヘタってたのか.

と,いくら嘆いても,パンクと言う事実は変わらない.
一応予備のTPUを持参しているので,その場で修理しても良かったのだが,面倒なのと帰宅後のタイヤそのものの交換も考え,残り6kmほどを押し歩くことにした.
下りなのでそれほど辛くはなかったのだが,普段使わない動きのせいか,数日経っても脚の筋肉痛がヤバい.

つーことで,ここ数日で.ブチルもTPUもチューブレスも全滅.
まさに「パンク祭り」である.

結局,どれが正解?

性能,コスパ,手間の要素を掛け合わせると,やはりTPUかなぁ.
少なくともディスクブレーキ車はこれがベストかも.

パンクにはプロでも抗えない「運」の要素が存在する.
先日開催された「パリ・ルーベ」でもトップ選手のパンクが相次ぎ,一瞬で戦局が変わる展開が見られた(あぁポガチャル...).
数十万円のホイールと数万円のタイヤを履き,最高峰のメカニックに管理されたプロレーサーでもパンクするのだ.

チャリ趣味を続ける以上,パンクと向き合うしかない.

絶対にパンクしない,かつ性能も妥協しないタイヤ,そろそろ人類が発明しても良くないですか?

カミフの春:Cafe Yamaichi今季初営業にBROMPTONで行くライド

2026/4/5 Sun

北の(ルイーダ)酒場オープン

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曇り.温度:10 ℃,湿度:79%,体感温度:11 ℃,風速:4.7 km/時,風向:WSW

4月に入った旭川.
残念ながら「週末は天気がよろしくない」ループに陥っている.
走れないことはないが,寒かったり小雨が降ったり.

さて,4/5は旭川・上富良野周辺のサイクリストの聖地『Cafe Yamaichi』のオープン日である.

BROMPTONなYamaichi詣と100kmライド

昨年は偶然の邂逅だった”BROMPTONマイスター”O西さんにも事前にお声掛け.BRO談義は元より,ほぼ同時期に走った九州ライドの思い出話をする所存.

となると,チャリはもちろん「PPくん(BROMPTON P LINE Paris Edition)」だな.
天気がイマイチなのでクルマで美瑛までワープ.

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できるだけ軽装備を目指し,PPくんには,ROCKBROSのボトルバッグのみを装着.

防寒着他は背負うことにした.

このリュック,九州ライドで使って以来,すっかりお気に入り.
元がトレラン用なので胸元にボトルもスマホも挿せるし何より軽い.
ブルベでも使いたいところだが,反射ベスト代わりにはならんので無理.
「U-Makes」さんが反射材付きを作ってくれると無問題だが...って需要ナッシング.

もしくはビブスメーカー側に期待するとか.

ビブス.jp

こういうのってクラファンとかで資金集めたら...と色々妄想.

そんなこたぁさておき,深山峠のYamaichiを目指す.
最短距離で行くと時間的に早いので少々遠回りで.
にしても結構冷える.

数週間ぶりの美瑛の丘だが,雪はすっかりなくなっていた.

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例によってサイクリストに会わない.
この曇天ならば仕方なし.

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「三愛の丘」も駐車場に入れるようになった.
トイレはまだクローズ中.
こういう路面ではフェンダーがありがたい.

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直線ダウンヒル.うぉぉ~っ,ひたすら寒い.

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少し陽が出て来たか.

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そろそろYamaichiに向かいますか.

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STRAVAの激坂セグメント「沼崎の坂」を登り切ってYamaichiに到着ぅ!

この後,ぞろぞろとサイクリストがチャレンジするとわかっていれば,もっと踏んだのに(どこまで負けず嫌い?).

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奇しくも店内には昨年と同じお二人が.
まるでタイムリープ.

Yamaichiさんと言えば「魯肉飯」が名物なのだが,ここは初物のアスパラを使ったスパゲリを注文.

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ベースはニンニクが効いたペペロンチーノ風味.
美味しくないわけがない.

そこへ家から自走でやってきたO西さんが合流.
さらには,これまた知り合いのガチ勢ローディ群も到着.
店内がサイクリストだらけになった.

さて,O西さんが食事を終えるやいなや,外に出てBRO談義開始.
あーでもないこーでもないと,カスタムやらなんやらで話が弾む.

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このひたすらBROを愛でる二人のおっさんの姿は,他のローディからは異様に映ったらしく,この後,SNSなどでちゃかされることになる.
もちろん,興味津々で寄って来た方々にはこれ幸いとBRO布教活動.
信者を増やすのぢゃ.

ちなみにO西さん,GWには佐多岬から宗谷岬までの3,003kmを360時間ちょいで走るという,トチ狂った(ホメ言葉)ブルベに参加予定.
もちろんマシンは「BROMPTON T LINE」だ.

https://randonneurs.tokyo/?p=21169より

先日の九州北部ライドはフル装備での試走を兼ねていたそうな.
もちろん本日の「T LINE」も荷物満載.
なんちゃってPハンドル他,知恵と勇気のカスタム多数.

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長距離ブルベにおける最大の敵はケツの痛みである(異論は認めない).
ブルベは1,300kmまでの経験しかないが,Kazchariもこれまで色々なサドルを試してきた.

まずは王道の革サドル『セラアナトミカ X1』.

確かに伝統も実績も信頼もある良いサドル.
ただし重い.重すぎる(460g~).
クライマーとして耐えられない.
今はブルベでは使わなくなり,完全にZWIFT専用になった.

それに,今ではケツの方ができあがったのか,薄くて固いサドルでも割と平気になってきた.
昨年の『納沙布1200』は,アリエク¥5,000の「3Dプリントサドル」で乗り切ったしな(後半はキツかったけど).

2025年6月7日撮影

では,BROMPTONのサドルは?
ロードと比較すると直立座位になるのでケツ圧がかかる.

元々PPくんに付属していたのはこれ.

見た目,触り心地とも非常に硬い.
それに穴がないので”しびれ”の可能性もある.
昨年の『薄野200』にはこいつで出場した.

BROMPTONなBRM506薄野200(その1)

耐えられない痛みは発生しなかった.
肩周囲の痛みでごまかされていた感もあるが.

つーことで悪くはないサドルだが,軽量化と穴あきを求めて昨年の四国一周からこいつに変更.

現状,最強.
100km程度の走行だと全く違和感なし.
非常に気に入っているが,ブルベでは未使用.
今度の『2026BRM504風連200』で試してみるかなぁ.

で,O西スペシャルに話を戻すと,ブルックスの革サドルにバネ式のサスペンションがついている.
ほぇー,ここまで気合いの入ったケツ痛防御は初めてみた.

さすがギミック大魔王のO西さんである.
常にトライアル&エラーの精神.
時々自らの策に溺れているのが興味深い(皮肉じゃありません).

と言いつつ,試乗させてもらったが,イマイチ違いがわからない.
連続3,000kmという途方もない旅でなければ,その真価は発揮できないのだろう.がんばって下さい.

つーことで,KazchariはYamaichiを去る.
まだ走り足りない.
「沼崎の坂」を下りる.

途中にある観覧車.
てっきり休業中と思いきや,動いていた.

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そそくさと写真を撮って撤退.

道路には雪はないが,側道やグラベルにはある.
季節が進むとフィールドも広がる.

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さて,今からどこへ向かうのかというと...

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まずは「美瑛・青い池サイクリングロード」に乗る.
多少の雪は残るが無問題.

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この特徴的な緑色の橋を渡ると...

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当然...

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どーんと,”あの”農道につながる.
まぁ,昨年の『美瑛の丘300』でもコースに含まれていたので,今さらぼやかす意味もないのだが.

TopstoneなBRM524美瑛の丘300(その1)

少々ルートが変更された今年の『BRM530美瑛の丘300』もエントリーしたぜっ! どのマシンで出るのか検討中.

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さすがにこの時間になるとかなり暖かい.
朝と昼で寒暖差が激しい.

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先日の九州ライドでも様々な絶景に出会ったが,こうして見るとやはり北海道は別格だな.こことか三国峠とか.特に季節ごとの変化が凄まじい.

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長いダウンヒルと終えて,セイコマで休憩(おやつタイム).
最近「クラフトボス」の新製品攻勢がめっちゃ激しくない?

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で,デポ地の美瑛町体育館に戻ってきた.

もうすっかり春ライド.
異世界感がエグい冬も悪くないけれど,己を含めて命の再起動を感じるいい季節だ.

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帰宅するとアリエクから荷物が届いていた.

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BROのリアラックにぴったりのミニバッグである.
例によって安い(¥1,600)が,価格変動も激しいので店とタイミング選びが難しい.
届いたモノは縫製,強度とも問題ない.
アリエクは当たりハズレが激しいが,こいつは”当たり”.

九州旅での「普通のリュックをリアキャリアに載せる」作戦は悪くはなかったのだが,見た目が美しくなかった.
あれだな,オートバイライダーが「ツーリングネット」から「パニアケース」に換えたようなものか.

容量は5リットルほど.
レインウェアの上下とその他のカバー類を入れれば満杯.
一応アッパーにゴム紐が付いているけど,これって振動で絶対に落とす自信がある.

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これ以上,大きい容量にするとペダリング時に踵が当たるかもしれない.
固定用のヒモが長過ぎたので切断.ほつれ防止にライターであぶった.これでこのBRO専用だな.

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春から秋にかけてのサイクリングイベントのエントリーが始まっている.
自転車(ロード?)ブームはオワコンと言われつつも,相変わらず盛況.

もちろんPPくんにも出番があります.
よろしく勇気.

春・九州・BROMPTON Day8:えびの~桜島~鹿児島(ゴール)

2026/3/28 Sat

怒ればでっかい噴火山たい!(それは阿蘇)

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晴れ.温度:8 ℃,湿度:79%,体感温度:9 ℃,風速:6.8 km/時,風向:NNW

Day7はこちら ⇒ 春・九州・BROMPTON Day7:熊本~えびの

さてこの旅もいよいよ最終日.
「東横INN天文館Ⅰ」に戻ってゴールとなる.
夕陽をバックに桜島からフェリーに乗って鹿児島に渡るのがドラマチックで良い(妄想).

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6時に朝食会場へ.

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もちろん十分な味とボリュームなのだが,昨日の『HOTEL THE 7』の朝食は別格だったなぁ...としみじみ思ふ.次回の九州旅でも絶対あそこに泊まろう.

宿代高騰の中,格安のAZは合宿や修学旅行で選ばれがちなのか,今朝も中学生で一杯.
パッキングを終えて,7時前には出発準備完了.

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チープではあるが,こうしたドアストップの存在がありがたい.
マグネットもストッパーもない場合,片手でドアを押さえてチャリを動かすのが結構大変なのだ.もしかしてチャリダーからの提案?
さすがAZだぜ.気遣いを感じる.

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外に出る.何せえびの“高原”である.めちゃめちゃ冷える.
ウインドブレーカー+レッグウォーマーで対処.
確実に11月の四国より寒い.
まぁ,普段からスノーライドしてるので,寒さには慣れているがな.

そして標高差を見ると今日はずっと下り基調.
徐々に暖かくなることが予測される.

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一見,うどん屋の看板.
実は気合の入ったデイサービス.なんだかよくわからんが熱い.

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はるか遠く,山の中腹に昨日通ったループ橋が見える.
いやホンマ,ようあんなエグい道走ったなぁ...えらいぞBRO.

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道の駅が見えてきたのでとりあえずピットインしてトイレ休憩.
寒い,寒い.息子も縮こまっておるわ.

道の駅にはつい寄ってしまうが,四国一周の様にスタンプ集めのようなしばりを作っても面白かったかな.

それにしても,この手の地名モニュメントが増えたな.
いまや世界中にある.

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市街地を抜けると,京町温泉やら鶴丸温泉など歴史ある温泉地が点在.
昨夜,泊まりそこねた旅館も見かけた.
ただし周囲に何もない.
これ,素泊まりやとキツかったな.

我慢の国道を南下中,サイクリングロードの看板を発見して停車.

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交通量の多い車道に辟易していたので,もちろんこちらに避難.

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広い広い.
ゆるポタにぴったり.
今日は距離も短い.山越えもない.何より急ぐ旅ではない.
最終日をまったり,ゆったりと楽しもう.

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と思いきや,数キロ走っただけでサイクリングロード終了.ぐぬぬ.

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幹線道に戻る道がダート.
パンクするなよ~

それにしても,この「P LINE Paris Edition」の標準タイヤである「Continental CONTACT URBAN」は実に優秀.
転がりもグリップも良いし,もちろん一度もパンクしていない.

耐久性も問題なさそげ.
軽さを追求するわけではない旅チャリの「PPくん」には,今後もこいつをチョイス予定.

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国道に戻るとすぐに「旧道を走れ」との表示.
なんか台湾一周の時のように迷走している.
(急いでいない時には)こういうのが楽しい.

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人気の全くない旧道.
何か出そう,もしくは道端で何かを発見しそう.

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この下の川とか...気のせいか只ならぬ気配にヒヤッとするぜ(霊感ゼロ).

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途中のファミマで休憩.
昨日と違って冷たいモノではなく,温かいモノが欲しい.
旭川にはないファミマ.
見慣れぬ商品が多いかも.

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桜と菜の花のコンボ.
誰がどうみても「ザ・春」.
道民からすると,季節の先取りで海外旅行の気分である.
真夏の九州は地獄らしいけど.

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駐車場になぜか飛行機が放置してあった.
この猛烈な違和感.
ここぞとばかり構造を観察.
これで空が飛べるのがやはり不思議.

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JR九州肥薩線,大隅横川駅へ.
ここもまた,現在使われていない.

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味わい深い木造建築が開放されている.
運行休止前から無人駅らしい.

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外では地元の方が花壇の掃除.
そして,どこからともなくやってきた人が,構内に設置されているピアノでいきなり演奏を始める.不思議な空間である.

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隣の公園ではしだれ桜が満開.

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線路脇に続く通路が開いていた.
この路線を列車が走るのはまだ先.

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県道50号を南下中.
同じく肥薩線の霧島温泉駅.

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天草の四郎パイセン同様,鹿児島に入ると今度は「西郷隆盛」関連の碑や説明文が増えてくる.
それにしてもNHK大河の『西郷どん』のラストはヒドかった...と,Kazchari家ではことあるごとに話題になる.やはりドラマは骨太な脚本が望ましい.

大河ドラマと言えば,再来年の放送が『ジョン万』に決まってびっくり.
昨年,足摺岬を訪れた際やたら誘致宣伝していた.

BROMPTONな四国一周ライド Day6:足摺岬周遊

まさか実現するとは.
熱心な活動のおかげか,もしくは出来レースだったか.
いずれにせよ,山崎賢人は世界に何人いるのだ?

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限りなく道の駅っぽいふもとの駅.
ようやく暖かく,いや暑くなってきた.

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ここから霧島市内に向かうまでが本日のハイライトだったかもしれない.

ずっと下り基調で,緑と桜色のコントラストの中を爽快に走るワインディング.
数限りなく温泉宿が続く.

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高級かつ巨大な宿もあれば,立ち寄り歓迎的な極小規模な湯場も存在.

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道は天降川に沿っている.
名前も立派だが見事な清流.

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こういう昔ながらの温前街は衰退傾向にあるらしいが,この辺りはどうなのだろう.
...と思って調べてみたら,昨年8月にこの天降川が氾濫し甚大な被害があったそうな.

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この橋の向こうには一泊6万円の旅館が...

阿蘇編の記事で書いた「豪華寝台列車」ネタがGoogle先生に解析されてしまったせいか,YouTubeに関連動画が次々に表示されるようになった.

他にも「豪華クルーズ」「豪華温泉旅館巡りツアー」などのネタが次々と.
参加してよかったではなく,定年退職後に大枚払ったツアーがとんでもない「地獄」だった,という話ばかりなのがご愛嬌.
ああいうツアーって,初心者ではなく旅慣れていないと楽しめないモノが多いと思われる.もしくは,金に糸目をつけない富裕層向け.
実際,同じツアーでもエコノミーとアッパーでは内容やおもてなしが雲泥の差らしい.
何よりも自由を愛するKazchariとしては,未来永劫,縁のない形の旅だろうけど.

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夢のような回廊(国道223号)を抜けて霧島市内へ.
暑ちぃ~ということでアイス・タイム.

旅の最終日ということで愛車をしみじみと眺める.
まずはこのサドル.

もはや長距離ライドだとこいつしか考えられない.
純正のカンビウムよりずっとケツに合う.

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メインライトは「Magicshine VTG1000」.

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BROMPTONの甘い罠~ライト編

「BROMPTON専用」と名乗るだけあって,デザインと機能(配光)のバランスが飛びぬけている.
今回の九州旅ではトンネル通過時のみの利用だったため,夜間走行の使い勝手はわからないままだが,もしもの時のために「OLIGHT RN1500」も持参している.
この2本のコンビで旅先のどんなシチュエーションにも対応できそげ.

VTG 1000 ブロンプトン折りたたみ自転車用ライト

そんな超かっこいい「VTG1000」だが,なぜか日本のBRO界隈ではイマイチ人気がない(見かけない).日本のメジャーECサイトでも売ってない.

マイスターO西さんも「バッテリーがもたない」「リモコンのオンオフが分かりづらい」ということで,メインの「T LINE」での使用をやめたらしい.
確かに400以上のブルベだと使えないかも.

ちなみにKazchariは,手持ちの「黒金くん」(T LINE)にも,こいつを取り付けたくて,公式サイトに「T用マウントステー」のみの販売はできないかと尋ねてみたが,別売りはしていないとのこと.残念.
ライトごともう一つ購入するのはさすがにコスパが悪い.

そして,今回もまた大活躍のカスタムと言えば...

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やはり「mini Pハンドル」だな.

BROMPTONの甘い罠~復活のmini Pハンドル編

固体差に注意.
ただし上の記事にある通り,購入先で何とかしてくれる場合もあるかも(確証なし).

つーことで,いよいよ「鹿児島湾」もとい「錦江湾」沿いを走り,桜島を目指す.
ちょこちょこ見かけるインパクトのある看板.

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ついに桜島が見えてきたぞ.
いよいよクライマックスだ.

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まっ,ここからが長いわけだが.

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初日の大堤防同様,スキマから見る海の景色.

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そろそろ昼食の時間である.腹が減った.

先ほどから道路沿いに見かける「黒酢」の看板.
この辺りの名産なのか?

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ここまで宣伝されたら,行かねばなるまい.

黒酢の郷 桷志田

これで「かくいだ」と読むらしい.
鹿児島は難読地名が多い(道民が言うな).

1階はお土産屋さん.
フロア全てが黒酢製品で埋め尽くされている.

2階はレストラン.
土曜日である.結構な混み具合.
ピチピチ汗だくウェアで入るのは少々はばかられるが,そんなことを気にしている余裕はない.

もちろん,徹底的に黒酢を使った料理が並んでいる.
単品もあるが,コースで¥2,500から.
少々予算オーバーだが,まぁ,いいでしょう.
見せてもらおうか,鹿児島の黒酢の実力とやらを...

つーことでメニューを穴が開くほど見つめるが,これがまたどれもこれも美味しそう.悩みに悩む.
「鹿児島と言えば黒豚.そして酢と言えば酢豚っしょ」と最適解に気付く.
これがまた...

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リンゴ酢と前菜(エビ)を経て,どーんと出て来たのが...

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鹿児島の黒豚を使った,生涯最強の「酢豚定食」である.
これは美味い.うぐぅ...
またしても”試された雄山”な気分.

熊本での一連の晩餐といい,今回の旅の最大の収穫は美食体験だったかも.
チャリという過酷な運動が,最強の調味料である「空腹」を招きやすいことも一因だろう.

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デザートのババロアもぬかりない.
さすがに黒酢味ではなかった(たぶん).

庭には酢壺の群れ.これはいいものだ.
実際に工場内見学ツアーも開催されている.

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他のメニューも気になる,食べてみたい店だった.
海沿いだけに海鮮系も美味そうだ.

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すっかり南国らしい景色が続く.

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ちょっとした休憩所.
「太崎観音」だっけ? 何か謂れのある祠があった.
怪しげな吊り灯籠(?)がそこはかとなくホラー風味.

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道の駅「垂水」着.
やたら横に長い足湯が有名.
さすがに足を癒している余裕はないのでスルー.
桜島がキレイ...と言いたいところだが,ここまで近くなのに霞んでいる.

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桜島へ渡る「牛根大橋」.
某天草の五橋と違って,走りやすいし安全だ.

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まるで駐車場の様に並ぶ釣り船群.
これって,どうやって自分の船まで行くんやろ?

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桜島周遊道路(国道224)は海岸沿いなので一見平坦に見えるが,実はアップダウンが激しい.

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名物の火山灰.
40年前の旅ではこいつに苦しめられた.

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橋の下,火砕流が海に流れた跡が残る.
右手に桜島(昭和火口)が見えるのだが,近くで見ると普通の山のように感じてしまう.
遠くから眺める方が迫力あるのが不思議(カルデラ山あるある).

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国体開催時の看板か.
楽しいデザイン.

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電動もしくはママチャリのレンタル観光客を数台ぶち抜く.
つーか,先ほど書いた通りアップダウンが厳しいので,普段からチャリに乗り慣れていない人にはかなりの苦行かと.

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海岸沿いを離れてド直線な港へのショートカット道路.
おそらく,この旅最後のヒルクライム.

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これまでもちょこちょこ見かけた「退避壕」.
最後の最後にようやくイン.
記憶に残る桜島のイメージだと,もっと降灰がエグかったが今日は全然だった.
普通の道路と変わりない.

「旅に出ると健康になる」は正にその通りで,心配していた花粉も黄砂も火山灰も全く気にすることなく,ここまで走ってきた.
強靭な我が呼吸器に感謝.

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道の駅「桜島」着.
ご当地ジュースのみの自販機があったので休憩.

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さぁ,実質的なゴールの桜島港フェリー乗り場だ.
いつものノリでチケット購入のためにターミナルを探すがどこにもそれらしき建物が見当たらない.
桜島フェリーって,どうやって乗るのだ?

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ちょうどそこへ,これまでほとんど出会わなかったローディ2台が登場.
ナイス・タイミング.
あの二人についていこう.

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まるで高速道路のような料金所で¥400払う.
もちろんクレカ払いOKだ.

Kazchariの後ろには,もう一台女性のローディがいた.
どうやら地元民っぽい.
せっかくなので乗船前に全身像を撮ってもらう.
BROを興味深く眺めておられたので「北海道から来ましたぁ~ 九州楽しかったですぅ~」と話しかける.

すると「えっ!もしかして日本一周中ですか?」⇒ まさか.でも...楽しいだろうな,それ.

ほぼ毎年開催されている佐多岬から宗谷岬に向かうような超長距離ブルベだと,限りなく近いような気もするが,のんびり走りたいよなぁ...やっぱり.

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つーことで無事乗船.
天草以上にシンプルな...っつーか何の固定もなし.揺れないのだろう.
壁に立てかけただけ.

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客室およびデッキをうろうろ.
そこへヨメさんからメール.
「船内販売の”うどん”が名物だから,食べてみろ」との指令.
いやいや,こんな短い乗船時間(15分)であわてて食べんでも...って,むっちゃ食べてる人多い!

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さらば桜島.
次回は北回りかな.
埋没鳥居とか見忘れたし.

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鹿児島市内到着.
離島行きのフェリー案内は見ているだけで楽しい.
特に「喜界島」.
遠い親戚がいる(訪問経験あり).
今度はチャリ持って行きたい.

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商店街.
この時間は人があまり歩いていない.
宴はこれからだろう.ある意味『千と千尋』的.

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ついに発着点の「東横INN」に帰ってきたぞ.
これにて「春・九州・BROMPTON」の旅,無事終了.
身体・車体ともトラブルなしっ! 素晴らしい.

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フロントに出発時と同じ女性スタッフがいた.
これは話が早いと「帰ってまいりましたぁ~」とニッコリと生還の挨拶.

「はぁ...(誰こいつ?)チェックインですか?」

おーい,覚えとらんのかーい!
一週間前,段ボールの預かりやらなんやらで,結構話したはずやねんけどなぁ.
Kazchari,意外に影が薄いのかも...

...という話をすると「あー,あの時の」と思い出してもらい,無事段ボールを受け取る.
明日の空港行きのバスのことやら何やらを教えてもらった後,部屋へ.

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本日は洗濯のルーティンはありません.
部屋でシャワーを浴びた後,チェーン回りを中心にBROを清掃.

梱包作業を行う.

さて,これからどうする.
最終日のご褒美である.ここはぜひサ活で締めたい.
アプリ『サウナイキタイ』を立ち上げる.
おお,すぐ近く(2kmほど先)に天然温泉の銭湯,しかもサウナ付きがあるではないか! 上出来だ.行きませう.

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で,やってきました『霧島温泉』.
鹿児島市内の銭湯なのにこの名前はどうかと思うが,まぁ,良いでしょう.
ドアを開けると番台が脱衣所の真ん中にある昔ながらのスタイル.
ただし誰もいない.
とまどっていると,おねーさんが外から帰ってきて「チケットは自販機で買ってね」と言われる.気付かなかった.

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今どきらしく,クレカ,QR決済他,なんでもありだった.
これで観光客も安心だ.

で,ホテルから借りて来たタオルを持って早速入湯.
カラダを清めて,湯につかる...もちろん超熱い.これぞ銭湯である.
そしてお待ちかねのサウナへ.
ガス式の遠赤外線タイプ.定員5人ぐらいかな.かなり狭い.
まぁ,スーパー銭湯のように人が押し寄せることもないので無問題.
最大でも3人で蒸された.

一人用の水風呂.
残念ながら露天は無いので浴室の壁際でイスに座る.
”ととのい”は難しいかな.
3セット後,熱いお湯につかってから上がる.
うむ.さすがに汗がなかなかひかん.

それでも九州旅最後のホンモノ温泉,堪能できました.

一旦宿に戻り,食事へ.
繁華街の中心にいるので,夕食の選定には困らないはず...と思ってた時期がKazchariにもありました.

今宵は土曜日.
地元料理を出すめぼしい店はどこもかしこも満席だった(予約要).
せっかくなら鹿児島名物で祝杯を,と考えていたのだが...

しばらく繁華街をうろうろ.
そっち系のお店の人,全く声をかけてこないのが不思議.
風営法のせい?

で,ようやく入れる店を発見.

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「肉巻おにぎり」と「カチうどん」.
よくわからんが,これらも名物と言えば名物...なのか?

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味は良い.ただし量が全然足りぬ.
種類は多いものの,おにぎりばかり食べても何なので,満たされないまま店を出る.
たぶん,ここって飲み会の〆で入るラーメン屋的な立ち位置っぽい.

コンビニで何か買うかと考えたが,目の前に現金問屋的なスーパーがあった.
絶対こういう店は安いはず!と入店.

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見切り品の「握り寿司」やら「イチゴ」「缶チューハイ」「プロテイン」を購入.ちゃんとクレカで払えた.
確かに安い.それに寿司,美味い,

ホテルにもどって一人打ち上げ.
我が素晴らしき人生に乾杯.

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そして九州最後の夜はふけてゆく.

走り終えてみれば,あっという間の8日間だった.
鹿児島から熊本,長崎,そしてちょい宮崎を経由したこの旅の総走行距離は決して長くない.
しかし,BROMPTONという「小さな相棒」と共に過ごした時間は,昨年の「四国一周」と同様に濃密で五感を揺さぶるものだった.

北海道にない長い坂道に喘ぎ,雲仙や阿蘇の雄大な景色に言葉を失い,一日の終わりには温泉やサウナで熱い湯を浴びる.
行き当たりばったりゆえ「明日はどこへ行こうか」と考える時間は,日常では味わえない贅沢な内省の刻.

かつて20歳の自分がオートバイで駆け抜けたこの地を還暦間近の今,己の脚力だけで再訪する.
時には柔軟にフェリーや鉄道をエッセンスとして組み合わせる.
BROの機動力は気負うことなく,あっさりと思い通りのルートを実現してくれた.

チャリ旅,とりわけBROMPTONの旅は自由の極みだ.
次の旅でも未知なる世界と未知なるKazchari,つまり新しい自分に出会えるのが楽しみだ.