不快の排除,残酷への耐性

2023/2/14 Tue

きれいは汚い,汚いはきれい.

先日のこと.
同僚の息子さんが通う小学校の教諭が「チェンソーマンを見てはいけません」とおっしゃったそうな.

ひどい話である.
年配の教諭らしいが,一体どの様な半生を歩んできたのやら.

ここは「先生(大人)に言われたからではなく,自分で見てから判断せよ」「友達が見ているからと無理に合わせる必要がない」とか言うべきだろう.

それとも「勘違いした監督のせいでアニメのデキがひどいから原作を読みなさい」というマニア視点からのお達しなのか?(←絶対ない)

もし三者面談などで,Kazchariの目の前でこの発言しやがったら(サブカルファン代表として)徹底的に論破してやる...と,昨今のホワイト化社会には違和感しかないが,世の中は着実にこの流れ.

以前の記事でも書いたが,ルパン三世の最新作(?)でも,ルパンと次元はタバコ吸わないし,不二子はバイクに乗る際にヘルメットをかぶる.

3本ローラーの友~最近観た映画やドラマのざっくりレビュー

これに関しては『カリ城』で次元が「そろそろおっぱじめるか」と吸い殻を捨てるシーンも,以前は全く気にならなかったのに,今見ると「もやっとする」という意見すらあるそうだ.
古い世代の人間ですらも毒されている感がある.

元々,実写ドラマでは「警察がうるさいから」と,逃走する強盗犯もシートベルトをちゃんとするので最近のコンプラ事情のせいとは一概に言えないが...ってアニメやで,ファンタジーやでルパンは.

だがしかし,問題はそこではない.

Kazchariの子供時代(昭和)のテレビなんぞ,エログロナンセンスのオンパレード.
『ウィークエンダー』の再現フィルムは完全にAVやし,『ドロロンえん魔くん』やら『妖怪人間ベム』なんてトラウマもの,『まいっちんぐマチコ先生』はセクハラ,『8時だよ全員集合』はお下品,ドラマもいじめやらレイ◯やら陰惨極まりないものだらけ.

でも...しっかり見てた(から知っている).

うちの親はあまりうるさくなかった.
まぁ「見るな」と言われたとしても,こっそり見てたやろな.

そして歪みもせず,ちゃんとした(?)オトナになり,人生を楽しめている.

幼少期に快/不快を含む,様々な感情に触れていないと,将来的に自身の感情に気づきにくくなる,または処理できなくなるオトナになるのでは?
純粋培養は辛いだけ.

うちのJK娘は,将来映像系の仕事に就きたいらしく,大学も関連学部を狙っている.
だからこそ(Kazchari基準で)クリエイティビティに富む良質なコンテンツを多々薦めているのだが,「残酷シーンある? じゃあダメ」と完全拒絶.

例えば,現代の教典に等しい大傑作『進撃の巨人』なんて,コミックもアニメにも全く手を付けない.

進撃の巨人(1) (週刊少年マガジンコミックス)

進撃の巨人

『水星の魔女』も例のハエ叩きを見たくないからと12話はパス.プロローグもアウト.

機動戦士ガンダム 水星の魔女

さらには昨今のタイムリープ物随一の傑作『サマータイムレンダ』
先日,「面白いから」と詳細な内容を教えずに見せたところ,一話のラストシーンで「二度と見ない」と脱落.なんじゃそら.

サマータイムレンダ

うちの10歳の息子ですらほぼ同様.
ロボ好きなので,これまた才能あるオタ監督に大金を渡して自由にさせたら,とんでもない映画を作りやがったの『パシフィック・リム』を見せた.

パシフィック・リム(字幕版)

冒頭のエヴァ+マジンガーっぽい発進シークエンス.
あのBGMと相まって,何度見ても大興奮のKazchariと異なり,息子は妙に冷めた表情.
おかしい.ここで感動しない男子に育てた覚えはないのだが.

挙げ句のはてに,ジプシー・デンジャーのコクピットが吹き飛ばされて主人公の兄貴が死亡.
それを見て「とーちゃん,オレもうだめだ,見ない」とのたまいやがる.
息子曰く,アニメだと平気だが実写の人間はダメらしい.軟弱かっ!

と,こういう子供らだが,なぜか『ガルパン』『鬼滅の刃』は平気.
あのレベルまでシチュエーションやキャラをデフォルメしないと,感性が受け付けないのだろうか.

問題の根は深い.
こうした認識だと,先人が残した数々の芸術作品も「汚いから」「残酷だから」「暴力的だから」という理由だけで鑑賞を拒絶し,作品の真髄に触れないままスルーしてしまうのではなかろうか?
こうした人間ばかりになると,当時の世相や個人の思想を深く,鋭く反映した文化や芸術が受け継がれない.

実にもったいない.
好奇心より精錬潔白,ココロの平穏だけを望むのか?
こりゃ,悪意を持って接近してくる奴らにあっさりと騙されるわけやな.

子供らに嫌われようとも,Kazchariは伝え続けるでぇ.良いものは良いのだ.

世の中の汚い面も知ろう.
その中をサバイバルし,光をつかもう.
『Gレコ』のエンディングみたいになっちった.

ついでに言うと,Kazchariはゴダイゴの『銀河鉄道999』が好きだ.
特に2番冒頭の歌詞.

以前,記事にもした.

ゴダイゴ『銀河鉄道999』English ver.

現状に満足していては,喜びは得られない.

そして自分の喜怒哀楽に向き合って,清濁併せ呑もう.

サウナ,北の聖地へ(何度目?)

2023/1/6 Fri

やはり最強かも.

OLYMPUS TG-5

仕事柄,年始のこの時期はあまり忙しくない.
長時間のデスクワークに持病の肩こりが悲鳴をあげつつあるので,有給を取得.
「サ活」することにした.

向かうは十勝岳の「白銀荘」

あれ?

つい先日行ったばかりのような...

サイコーな天気とサイテーな運~どうしてこうなった?

今日は息子付き.
北海道の小学校は本州に比べ冬休みが長い.
家に置いておくと,一日中TVかYouTube三昧なので連れ出すことにした.

あくまで目的地は「白銀荘」だが,息子には「いつもの山の上の温泉に行く」と告げてある.

恒例の厳冬期吹上温泉 with アホ息子

そう,この時期,男二人で吹上温泉の露天風呂に入るのが年中行事なのだ.

そして今日は平日.
「白銀荘」「吹上温泉」もきっと空いているだろう(と期待).

軽く玄関前の雪かき後,途中でガソリンを給油して上富良野へ向かう.

本日も晴天なり.

白銀の美瑛.ファットバイクで出かけなかったことを少し後悔.
まっ,それだと息子は断固拒否するけどな.

最近『仮面ライダーフォーゼ』を連続視聴している息子.
持参した「アクエリアス」を飲みながら「オレは今,水瓶座を飲んでいるッ」とつぶやいている.

仮面ライダーフォーゼ

子供の知識はこうしたサブカルからの方が早いし強固.

上富良野の市街地を過ぎ,クライム開始.
標高が上がる.息子は眠る.

いわゆる「心折れ坂」(STRAVAセグメント)で停車.
前後ともサイコーの景色に息を呑む.

OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5

何より除雪状況が素晴らしい.ご苦労さまです.
とは言え,少々路肩がわかりにくい箇所もある.サングラス必携.

OLYMPUS TG-5

12時前,無事「白銀荘」着.
目論見通り,駐車車両少なめ.
そのほとんどはスノーボーダーだろう.

iPhone11 Pro

エゲつないつらら.

iPhone11 Pro

土日のごった返しと打って変わって静かなので臨時休業かと思ったくらい.

ちゃんと営業中.
オトナ¥700,小学生¥300.
やっぱ安いわ.

つーことでKazchariは「サ活」
ゆえに最低でも90分は欲しいところ.

子連れサ活の最大の問題点は,子供をいかに退屈させないかということ.
まさか一緒にサウナ室,というわけにはいかない.

その点,この「白銀荘」は全く無問題.
水着着用の温泉プールが設置されているのだ.

つーことで,息子は海パンはいてちゃっちゃとプールへ.

Kazchariは身体を清めた後,”数日ぶりの”サウナを堪能する.

やはり「(サ道の)北の聖地」と呼ばれるだけあり,ここのサウナは素晴らしい.

テレビがない(集中!).
セルフローリュ(熱波&熱波).
水風呂シングル(30秒!).
外気浴で雪山ダイブ(しません).
それに100%天然温泉である(身体に残る匂い).

サウナーになってから揃えた「ハット」と「マット」も大活躍.

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往々にしてサウナハットは深くかぶれる作りになっているので,視界が遮られて,己の身体だけに注意を向けやすくなる.
おまけにここにはテレビも音楽もない.
いわゆるマインドフルネスやな.

サーチ・インサイド・ユアセルフ ― 仕事と人生を飛躍させるグーグルのマインドフルネス実践法

それにサウナマットを,清潔とは言い難いタオルの上や,外気浴用イスやベンチに敷けば,リラックス度が全然違う.
特にここ「白銀荘」の露天ベンチは文字通りの氷の冷たさ.
さすが直に座るのは遠慮したい.

サウナ室では肩甲骨周囲を重点的にストレッチ.
最初はガキゴキ鳴っていたが,徐々にほぐれてくる.
ああ至福のとき...

いずれにせよ,ほぼ貸切状態で3セットを終えることができた.
心拍の変動も激しく,サウナ効果もばっちり.
健康だからこそ楽しめる娯楽やな.

さて,3セットを終えて露天風呂につかるが,隣のプールから息子が全く帰って来ない.
仕方なくKazchariも海パンはいてプールエリアへ.

予想通りというかなんというか,我が息子,持ち前の鬼コミュ力を発揮して,家族連れとすっかり打ち解けて遊んでいた.

そのまま放置して先にあがる.
お楽しみのソフトクリーム(¥300)タイムである.美味い.

iPhone11 Pro

しばらくすると息子も戻ってきた.
時,既に14時前.

さすがに腹が減った.
ゆえに吹上温泉の露天は残念ながらパス.

そそくさと山を降りる.
午前中の快晴はどこへやら.雪が激しくなってきた.

iPhone11 Pro

山岡家ジャンキーの息子だが,久々に別のラーメン屋.
上富良野の『花道』である.

息子は半麺の「香味醤油」ネギ抜き
Kazchariは「富良野味噌」「トロホルモン丼」
美味し.

息子的には歴代5位らしい.なぜか厳しい.ドン・モモタロウ並.

iPhone11 Pro

ここからはまっすぐ帰宅.
息子,家まで爆睡.
温泉とは言え,ずっとプールで泳いでたようなもんやからな.

やはり,サウナは空いている時がいいね.
昨今のブームのおかげで休日は入室待ちが発生する場合がある.
早くブームが過ぎないだろうか...って,Kazchariも新参者やったわ(2022年7月~).

モンキー125と冬越えの準備

2022/11/20 Sun

諸事情による自宅軟禁生活は続く.

iPhone11 pro

昨日(11/19)は今季初の雪らしい雪.
出かけるどころか外での作業も無理.
それでも昼には解けた.

FaceBookを観ていると,3年前のツルツル路面の画像をアップしている知り合いが多かった.

OLYMPUS TG-5 / 2019年11月19日

そうそう,こんな路面やった.既にスパイクタイヤ.

やはり今年も雪が遅い.

午前中は自宅の片付け.
そして...ついに手を出した積み(罪)プラ.

iPhone11 Pro

RGなので,老眼にはキツイが楽しく組み立て中.
ほぼ最新作だけあって,その造形やら可動に感心することしかり.

接着剤も合わせ目消しも不要.

誰かが言っていた.

「これは模型じゃなくブロックだ」

そうかもしれぬ.

夜は家族全員でAmazon Prime Videoにて『シン・ウルトラマン』鑑賞.

シン・ウルトラマン

公開時にはレビューも書いた.

思った以上にウルトラマン~『シン・ウルトラマン』を観た

自宅の「55インチ」で観ても,やっぱり面白いな.
(娘はザラブの手が神永の手をつかむシーンでギブアップ)

最後のゾーフィとの会話からすると,やはりシンジとリピアは分離してない.
こりゃ続編あり,とみた.

レビューにも書いたが,ザラブ戦の前に,禍特対とウルトラマンの活躍を(OP風の)ダイジェストでいいから流してほしかった.

さて,一緒に観ていた娘とヨメさんは「ザラブが津田健次郎,ゾーフィが山寺宏一」だと信じなかった.謎.

明けて日曜日は朝から快晴.

これから冬を迎える北海道.
色々と準備が必要.

クルマのタイヤは交換済み.
そう,本日はオートバイの冬ごもり準備である.

まずは,ヨメさんの「SL230」でガソリンスタンドまで.
タンクを満タンにする.
久々のキャブ車.しばらく乗っていなかったせいか,エンジンの調子が今ひとつ.電装系もやばい.
そらそうだの1997年製.

それでも230ccはKazchariのモンキー125よりパワフル(当たり前).

iPhone11 Pro

さて,お次は我がモンキー125.
同じくガソリンスタンドに乗っていくが...えーっとせっかくなので少し(?)遠回りすることにしました.

iPhone11 Pro
iPhone11 Pro
iPhone11 Pro
iPhone11 Pro

いやいや11月下旬の風景ではないな.
観光客もほぼ皆無.

途中の気温表示パネルを見ると8℃とある.
暖かいわぁ...と言いたいところだが,本州基準で考えると十分冬.
すれ違うバイクもセローの一台のみだった.

iPhone11 Pro

さすがに冷えてきた.
美瑛の町中で知る人ぞ知る格安自販機にてコーヒー休憩.
この気温だと,冬サイクリング用グローブ最強と名高い「防寒テムレス」がぴったり.

昨年の今頃はモンキーにもハンドルカバーを装着してたけど,ウインカースイッチが押しにくくて仕方がない.
うーん,今後は使わないかな.
いずれにせよ,今年のバイクシーズンは今日でおしまい.

帰りにガソリンを入れて帰宅.安定のリッター70kmである.
オートバイ2台分のバッテリーを外す.

iPhone11 Pro
iPhone11 Pro

Kazchari家ではバッテリをバイク屋に預けることにしている.
本日の営業時間を確認するために電話するが...もう閉店していた(まだ15時).
まぁ,客が来るシーズンではないしな.

仕方がないので他の冬支度.
子供らのチャリを車庫に入れる.

そしてファットバイクのペダル交換.

iPhone11 Pro

片面SPDからフラペへ.
これからは冬用ブーツで乗ることが多いのだ.

こうして冬越えの準備が着々と進む.
季節の変わり目にくしゃみを一つ...って今,風邪症状はヤバイって.

トクサツ家族,ナイトスクープで大爆笑

2022/11/8 Tue

本日もKazchari家は平常運転.

親が重度のヲタのせいか,子供らもヲタに育った.
夕食の際,家族4人で相当量の「特撮」もしくは「アニメ」を鑑賞している.

2022年11月現在の視聴ラインナップは以下の通り.

『仮面ライダーギーツ』『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』『弱虫ペダル』『SPY FAMILY』『機動戦士ガンダム 水星の魔女』かな.あれ?思ったより少ない?

ある意味特撮ドラマな『鎌倉殿の13人』『舞い上がれ!』も追加しておこう.

最近ではKazchariのオススメでAmazon Prime Videoで『リコリス・リコイル』も視聴開始.一気にハマらせた.

リコリス・リコイル

それはさておき,上記の作品中,特に熱中しているのが,なにはともあれ『ドンブラザーズ』.

いや,もう毎回大爆笑.
正味25分に,よくもここまで多種多様な要素を詰め込めるもんだ.
戦隊と言えばワンパターン? 子供だまし? そう考えている人は一度観ると良い.
予測不能の展開でぶっとんでる.
もう終盤なのに,未だに5人揃っての名乗りがない異常事態.これだけでもスゴイ.

『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』がとうとう始まった!

さて,歴史あるスーパー戦隊シリーズだが,Kazchari家では『特捜戦隊デカレンジャー』(2004)の頃から継続して全話視聴中.

ちなみに,Kazchari自身は『秘密戦隊ゴレンジャー』(1975)リアタイ世代である.通しで視て一番好きなのは,もちろん『未来戦隊タイムレンジャー』(2000)!

未来戦隊タイムレンジャー

昔から家族で出かける際は,iPodに入れた戦隊ソング集を車内でガンガン流すのが定番となっている(最近はサブスク).

そのおかげなのか,16歳のJK娘も『ゴレンジャー』から『ドンブラ』までOP,EDとも完璧に歌える(しかも娘は合唱団にいたのでむっちゃ上手い)

さて,このように十分なポテンシャル(?)を持ったKazchari家.
満を持してとある番組を見た.

それは先日放送された『探偵!ナイトスクープ』だ!

探偵!ナイトスクープ

言わずとしれた関西の老舗番組.

大阪に住んで居た頃は,それこそ上岡局長時代からの定番視聴番組だったが,最近は全く観ていなかった.

たまたまテレビの番組表をザッピング中に『ナイトスクープ』のとある依頼が眼にとまった.

それは大学生からの「スーパー戦隊のオープニング全47曲を熱唱したい!」というもの.

戦隊ソングの歌詞は前向きな曲が多く,歌うとモチベーション瀑上がりだそうな(完全に同意).

そう,全てが”正しく男の子ソング”なのだ(←ポリコレ的にはアウト)

ちなみにKazchariが一番好きな戦隊ソングは『海賊戦隊ゴーカイジャー』(2011)のOPだ!

https://www.youtube.com/watch?v=3GkSHN7jtbA

特に二番の歌詞が放送が震災年だったことを考えると感慨深く,これ以上の曲はちょっと想像できない.

スーパー戦隊シリーズテーマコレクション vol.7

こ,これは録画せねば!
つーことで昨夜になって家族4人で鑑賞.

わかる人にはわかるが,戦隊ソングは“合いの手”“掛け声”“はもり”が重要(できれば前口上もあれば完璧)

さらには早口英語だらけの歌詞(タイムレンジャー).

https://www.youtube.com/watch?v=B-oVb6CoB_g

超絶難曲のデュエット(ルパンレンジャーvsパトレンジャー)もある.

https://www.youtube.com/watch?v=fAaXDMVe_Jg

ようするに難曲ぞろいで1人では歌いきれないのである.

それゆえの依頼なのだが,“たまたま”似た願いの視聴者がいたらしい!(まぁ,偶然ということで)

番組ではその二人が熱唱.
石田探偵が感動して泣く.

そして,Kazchari家も熱唱しつつ大爆笑!
特にJK娘はイスから転げ落ちて笑い続けていた.

いやあ,実に楽しい時間だった.

このまごうことなき神回.
ネットの反応も上々でいくらでも記事が見つかる.

そして出演者した大学生本人のnoteを発見.

収録裏話と戦隊ソングの歌い方のコツが詳しく書かれていて実に面白い.

探偵!ナイトスクープに出演しました  ①動機編

それにしても出演者のお二人,おそらく「仮面ライダー」「メタルヒーロー」シリーズも全曲歌えるに違いない.
収録したであろう編集前の「スーパー戦隊ソングフルver」の配信,もしくは第二弾の放送を求む!

さて,Kazchari家の推し番組はもうひとつある.

それは『機動戦士ガンダム 水星の魔女』だ.

機動戦士ガンダム 水星の魔女

Kazchariはファースト本放送世代(小学生).
なんか,同じデザインのロボット(ザク)がいっぱい出てくるなぁ...と思いつつ観ていた.そして,その後の大ブーム.

当然,それ以降の映像作品はほぼ観ている(ビルドダイバーズ系は除く)程度のガノタである.

さて,最新作『水星の魔女』であるが,日曜日5時になると家族4人,テレビの前で正座してリアタイ視聴している.

内容に関しては,世間でも大評判,かつYouTubeに考察動画があふれまくっているのであまり触れないが,ここ数年ないぐらいの面白さである.

学園モノでスタートしたかと思ったが,徐々に不穏な空気に.そして第6話でキターッ!の展開.いやぁ見事にガンダム.鬱展開化と言えば『ZZ』を彷彿?

まだまだ今後の展開も評価も,どう転ぶかわからんけどね.

そう,個人的に心配なのは脚本家.

過去作の『コードギアス』は,なんとか前半のクオリティを保ったまま完走したが,当初のショッキングな展開で話題を振りまいた『ヴァルヴレイヴ』『カバネリ』は見事なまでに失速.

コードギアス 反逆のルルーシュ

オリジナル作品は好評でも不評でも,製作委員会から変なテコ入れが入って,ロクでもない路線に行くことはよくある(いわゆるライブ感覚らしい).
同じ轍を踏んでほしくないなぁ.

もちろん今期のアニメでは『チェンソーマン』『SPY FAMILY』も安定の作画と面白さ.そやけど,原作ありきゆえ,先のストーリーはわかっている=成功は保証されている.

えっ?『約ネバ』の第2シーズン? まぁ,たまには例外も...

アニメ『約束のネバーランド Season2』が大変なことに

いずれにせよ,今日もKazchari家は平和である.

『仮面ライダーBLACK SUN』,最終回まで観た~生きることが好きさ(えっ?)

2022/11/6 SUN

マジメに観たらアカン.

昨夜,文句言いながらも最終回まで視聴した,いや,視聴してしまった『仮面ライダーBLACK SUN』.

仮面ライダーBLACK SUN

これまでも序盤/中盤の感想をブログに書いた.

『仮面ライダーBLACK SUN』の視聴開始~第3話までの感想

『仮面ライダーBLACK SUN』第四話&第五話の感想~怪しげな超能力

行動原理がナゾだらけのキャラ設定.
整合性のない脚本.
そして変な政治思想の押し付け...

既に今後の展開に悪い予感しかなかった.
それでも,クライマックスへの盛り上がりに一縷の望みをかけていたが...

最終回まで観た感想は...大酷評.
これまで観てきた”特撮”でも最低ランク評価.

あまりにも酷い内容で,どうしてこんなクオリティのものが,脚本段階でGoサインが出て,撮影中誰も疑問を呈さす,令和の世の中に公開されてしまたのか全く不思議.予算が少ない? いや,それ以前の問題.

あー『デビルマン』(原作)がやりたかったのね.
あー『ガンダムOO』(一期)がやりたかったのね.
あー『JOKER』がやりたかったのね.

結局一周回って...『愛國戦隊大日本』やん,これ!

右も左もみなゴメン.
真面目に観たらあかんことに気づいた.
そうじゃないと,あまりにも稚拙な主張に愕然とする.

視聴後,ざっとレビューサイトのコメントを眺めた.

肯定派の意見は,

「ブラック・サンとシャドウ・ムーンの造形が良かった」
「昭和ブラックへのオマージュが良い」
「最終回のオープニング最高」

と中身に触れているものはほとんどない.

一方,否定派の主要な意見は,

「イデオロギーを持ち込むな」
「ライダー以外の怪人造形のクオリティがしょぼすぎる」
「暴力革命を肯定するな」

などの至極当然な意見.
もちろんKazchariもこちらに同意.

とは言え,散見される「オレの(思い出の)BLACKが汚された」といった感想まではない.そこまで思い入れはない.
ポリコレ過多だろうが,偏向思想だろうが,面白ければどうでも良い.

まず,政治思想的なところは置いといて,作劇上の疑問点.

戦時中の人体実験で創世王が生み出された...という視聴者側に周知の事実を,さらに登場人物が知って驚くシーンが繰り返される.
これって誰視点?

ゴルゴムビル内でビシュムがルー総理の部下を惨◯するシーン.
扉の向こうで何が起こったのかを見せない.
再び現れる血だらけのビシュム.
えぇ,いいんですよ.
扉の向こうで何が行われたのかは想像つく.よくある演出.
なのに,このドラマ,その後にルー総理がわざわざ◯戮された部下たちを見る場面があるんですよ.
何故その必要がある? 何のための最初の見せない演出?

シャドームーンに敗退したBLACK SUN(つーか,片足で立てない光太郎を蹴り倒しただけ).
いつの間にか仲間になったクジラ怪人に連れられて,海中深く潜り,秘密基地に搬送される(昭和ブラックも同じような展開らしい).
貝に入った謎の液体をかけて治れ~治れ~と謎の処置.

「そんなん,万能薬のヘヴン飲ませたらえーやん」と誰もが思う(後から出てきた).

翌日(?),コウモリやらアオイ,ビルゲニアもこの秘密基地を訪れるが,なんとこいつらは普通に地上から登場.
えー,前回の水中搬送シーンは何?

クジラ怪人が使っても全く効き目がなかった謎の貝エキス.
なぜか,アオイがかけるとBLACK覚醒.
まさかの「その時,不思議なことが起こった」オマージュ? あーるエーッ!

なぜか,アオイは血文字でBLACKの左胸にブラックのサイン.えっ,そこは無限マークじゃないの!?

そう,このドラマ最大の問題キャラは「アオイ」である.

言いたいことは山ほどあるが,なんつっても目の前で母親が◯されて,数日も経たないうちに,◯した本人(ビルゲニア)と和解.
何か欠落してないか,このヒロイン?

まぁ,育ての親,実の親が相次いで◯されても,警察(理解ありそうなキャラもいた)に相談とか,友達と会いたいとかそんなことは一切言わず,ホームレスのおっさんの廃バスに同居するという意味不明な設定なので,今さら感もあるけど.そういや元々は国連でスピーチするような才女だったよな.
もうむちゃくちゃ.

ゴルゴム党ビルでの最終決戦でポーズを付けての変身.
なぜか,浮かび上がる最近のドライバーっぽいデザインのベルト.
かと言って変身体がBLACK SUNのマジ変身の様なライダーっぽいわけではない(意味不明).

生きることが好きなはずの光太郎の”コロシテクレ...”後,数年(?)経過してのラストシーン.

怪人の名を借りた「差別はダメ」がテーマのドラマ(たぶん)だったはずが,ここに来て外国人差別問題をはっきりと打ち出す.
これまでのメタファー演出台無し.

反差別ボードを掲げる小学生(?)の少女が通行人に倒される.
その子を助けるご丁寧にコマンドセーターを着用したアオイ.
なんと,空き地に子供たちを集めて軍事教練中.

そう,なんとこのドラマ,JKがテロリストを養成するシーンで幕を閉じる.

なんじゃそれ.

多様性を認めないヤツらはぶっ◯しても良いらしい.

評判の良い最終回の昭和フル再現のオープニングについても「こういうの見せたら,オマエらうれしいやろ?」的な押し付け感ガンガンで,苦笑しか出なかった.まず内容と歌詞が合わない.
それに本編ではライダー姿でバイクに乗っているシーンがない.
使うなら第一話からこれにすればいいのに.あざとい.

なぜ『シン・ウルトラマン』のオープニングが大好評だったのか,制作スタッフ,わかってるのだろうか.
かつての旧作と今をつなぎ,中身と完璧にリンクしているからだ(これは『マーヴェリック』にも言える).

だから,大きいお友達が”泣く”.

こうなったら庵野カントク『シン・仮面ライダー』に期待したい(大丈夫やろか...).

以上,個人の感想でした.

『仮面ライダーBLACK SUN』第四話&第五話の感想~怪しげな超能力

2022/11/3 Thu

本気(マジ)変身.

Amazon Prime Videoにて配信中の『仮面ライダーBLACK SUN』(全10話).

仮面ライダーBLACK SUN

先日,序盤の第三話までの感想を書いた.

『仮面ライダーBLACK SUN』の視聴開始~第3話までの感想

なんともレトロかつ不思議な世界観で,なかなかの好印象スタート.

しかあし,引き続き視聴した第四話,第五話で雲行きが怪しくなってきた.
つーことで,以下感想...もとい酷評.

まずは第四話.

悪い意味で深まるナゾ...つーか,各キャラの行動原理がさっぱりわからなくなってきた.

光太郎の決め台詞「お前がそばにいる限りお前を守る」とかなんとかヒーローっぽいのかどうなのか微妙なセリフで幕だったが,その肝心のアオイ自身が,何故自分が襲われるのかがわかっていない.
その上,無防備・無断でデモに出かけたりと危機感が全くない.
視聴者(Kazchariのみ?)のイライラは増すばかり.

カニ怪人となった父親が石のペンダントを奪いに来だが,結局アオイ本人は何がどうなったのか,わかっていないままである.むしろ知る気もない?

光太郎も光太郎で,無理矢理でもいいから,石が大事なら奪ってでも守るべき...と誰もが思う.

そもそも,これだけ襲われまくってて,何故アオイは怪人びいきなのか?

納得いく描写が今のところ全くない.

「お父さんが差別するなと言っていた」からでは,動機が弱すぎる.
怪人達が暮らす村で生まれたとか,命を救われたとか,本人も知らない何か特別な秘密が隠されているとか...何かないの?

で,その怪人たちの設定.

まず,人間に比べ弱いのか強いのかよくわからん.
ベースになった生物の特殊能力だけが強化され,他は人間と同等?
ヘヴン以外の食べ物も普通に食べている.

よくわからないのが戦闘での描写.
クジラの“ひれ”で,引きちぎられるカニの腹.
軟すぎない?
本体からちぎれても,手(パーツ)は変身したまま?

その後,光太郎の住処であるバスの近くに,その”カニの手”を埋葬するのだが,墓標になぜか無限マーク.
あれ? お父さんて1972年の「五流護六」の一員だっけ?

そう,このドラマは現在と1972年がコロコロ場面転換するのだが,かつらや服装で若作りした同じ役者が演じる場合と,別の役者が演じる場合があって,誰が誰だか脳内補正がかなり必要.

そして続く第五話が大問題.

なんとヒロイン(?)のアオイがカマキリ怪人化!
しかも身勝手な行動の末,ビルゲニアを煽りまくって,その挙げ句の結果である.自業自得にしか思えない.
しかも,無理やり怪人にされたことを対して嘆いているようにも思えない.
極めて冷静.

伝説の「あーオレ,デビルマンになっちゃったよ~」を思い出した.

デビルマン [DVD]

あっ,そうか!
ずっと怪人の味方サイドだったので,ここで悲しむ姿を見せたら,実は自分が怪人を下に見ているかのように解釈されるからかー(棒).

まさかと思うが,後で「ワタシ,自分が怪人になって,初めてみんなのことがわかった」とかいうマヌケなセリフ言うたりせーへんやろな.

次に三浦友和の息子...ではなくビルゲニア

前から気になっていたが,なぜかこいつだけ素顔出し.
少し調べてみると『BLACK』に登場したオリジナルが顔出しだったから?

そう,この作品は怪人の造形に統一感がなくバラバラなのだ.

- 怪人っぽく凶悪にアレンジした主役級.

- 普通の服に被り物と手袋だけしたモブ級.

- 顔出しで浮いているビルゲニア

それに怪人は互いを「クジラ」とか「クモ」とかベースになった生物名で呼んでいるのだが,それぞれ1個体ずつしかいないのだろうか?

何より,今いる怪人は手術を受けた結果?
それとも自然発生?

そやけど,反怪人同盟のリーダーは「この家で,怪人同士がセックスして子どもを作っていま~す」とか吠えてたな.どっち?
手術しないと怪人が増えないのであれば,ほっといても絶滅するのでは?

そう,このドラマ.
怪人の設定が何しろガバガバなのだ.

『ワンパンマン』とか『怪人開発部の黒井津さん』の方がずっとこだわっている(かもしれない).

ワンパンマン

怪人開発部の黒井津さん

さて,アオイの怪人化を見て,(なぜか)マジ激怒した光太郎.

”てつを”と同じポージングでマジ変身.
俄然ヒーローっぽい造形になったBLACK SUN.
そのデザインはなかなか良い.

明らかにパワーアップしました的な演出はともかく,そこへ至る過程が変.
強敵,ビルゲニアを倒すにはパワーアップが必要.
よって,止むに止まれずヘヴンを口にして...なら多少燃えるが,もちろんそんなシーンはない.

そして西島秀俊,ここに来ても全然カッコよくない.

ブカブカの革ジャン.
生気のない表情.
変身ポーズもなぁ...なにか違う.

自分の足を引きちぎって武器にするところは良いとして,変身解除後は特にダメージなし? あれはアイスラッガー的な何か?

そして,マジ怒りならここでビルゲニアをボコボコにしないと.

そう『クウガ』のジャラジ回のように.
視聴者に「ヒーローなのに,そこまでやるかぁ...」「やめて,ジャラジのHPはもう0よ!」と思わせるぐらいの(正義の)圧倒的暴力...でも仮面の下の雄介は泣いているに違いない...という絶妙な演出.
これくらいは欲しい.

全て監督の指示?
ここは前半のクライマックスだと思うが,緊迫感,爽快感とも全然なかった.ダメダメだ.

場面は遡って1972年.
ユカリ(?)だっけ,70年代風(魔性の)美女に手玉に取られる光太郎と信彦.

びっくりしたのは,お腹に埋め込まれたはずのキングストーンが出し入れ可能ということ.
どうやって?
そして,信彦の緑っぽいモノは現在,孫ルー総理が持っている?

次期創世王の条件として,キングストーンが体内に埋め込まれているものと思っていたが違うのか?

以下,適当な後半の展開予想.

最終回ではシャドウムーンもマジ変身し,怪人代表としてBLACK SUNと戦う(どこかの採石場).そこに,もう一つのブラックストーンでマジ変身したカマキリ怪人ことアオイが参戦して三つ巴の争いに...さしずめ名前は「ブルーアース」とか(ありそう).

まぁ,後半も見ますよ.
クライマックスにかけて面白くなるかもしれんし(『ブレイド』...

あまりに展開がむちゃくちゃになって来たので脚本家を調べると...

高橋泉

えーっと,なぜこんな『仮面ライダー』に思い入れのなさそうな人物を起用したのか...

つーことで,中盤にして全く期待できなくなってきた.
残りの回も観るつもりだが,もうレビューは書かない(書けない)かも.

以上,個人の感想でした.

つーことで,『アマゾンズ』が昭和の『アマゾン』へのオマージュ(モグラ獣人など)が散見されていたように,この『BLACK SUN』も昭和の『BLACK』がらみのネタが多いのではと思い,Amaプラで配信中の旧作も観始めた.

仮面ライダーBLACK

歌い手の歌唱力はともかく,やはりいいオープニングだ.
何よりオートバイに乗りたくなる.

光太郎も日本人ばなれしたスタイルで歌はともかく台詞回しは悪くない.
脚本もちゃんとしている(まだ3話).
特撮映像技術は時代なりだが,今でも十分鑑賞に耐えうる.
第一話に出てくる伝統の「クモ怪人」.令和verよりずっと不気味.大量に出てくるしな.

一番感心したのは,令和『BLACK SUN』がマジ変身したわけだが,第一段階の襟足がバッタのように伸びたシルエットが,昭和『BLACK』の変身シーンで一瞬映る.
そして第一話の初変身では,その怪人っぽいフォルムで少し動いてる.

あぁ,それで令和『BLACK SUN』はああいうデザインになったのか.だったら...(以下,略)

『仮面ライダーBLACK SUN』の視聴開始~第3話までの感想

2022/10/29 Sat

時をかけるルー大柴.

Amazon Prime Videoにて,いよいよ『仮面ライダーBLACK』さん...ではなく『BLACK SUN』の配信が10/28に始まった.
面白い試みとしては,一週間に1話ずつとかではなく,全10話を一度に配信とのこと.
1話45分として,全部で7.5時間か.スゴイな.

仮面ライダーBLACK SUN

事前情報を完全にシャットアウトしているため,これで終了なのか,次のシーズンにつながるのかどうかも知らない.

既に特撮系YouTuberには感想動画をアップしている猛者もいるようだが,当然見てません.

つーことで,本日第3話まで観たレビューを書いてみる.
正直まだまだ謎だらけの展開.

『仮面ライダーBLACK』と言えば1987年放送,つまりほぼ最後の昭和ライダー(正確にはRX?).
当時,Kazchariは大学生.
日曜の朝,”てつを”の歌声を聴き「HONDA VT-250FⅡ」にまたがり,時を超え,空を駆けた.

しかしながら,そのストーリーはほとんど覚えていない.
やたらに強いシャドームーンというメカメカしいライダーが出てきて,実はその正体は幼なじみで,BLACKは戦いたくないけど戦わなければならないという葛藤に悩まされて...みたいな展開だったような.
そうそう涙なしには見れないバトルホッパーとのお別れシーンは鮮明に覚えている.
えーと,後は決め台詞の「ゴルゴムの仕業だ」「ゆるざん」
そして“てつを”のバイク.
変身前は「GSX-R400」,RXの時は「RGV-γ」だったような...

つーことで,金曜日の朝から『BLACK SUN』を視聴開始.

地上波では絶対放送不可能な内容にびっくり.
スプラッタな映像だけなら『アマゾンズ』とどっこいどっこいだが,テーマがなぁ...

仮面ライダーアマゾンズ

怪人差別に名を借りた人種差別や階級差別.
ロケ地(山谷?)のせいか隣国の文字やポスターがやたら目に入る.
独居老人,LGBTを◯◯しろなんて,フィクションをフィクションとして捉えられない人から抗議がありそう.

『BLACK SUN』の物語は2022年と1972年を行き来する(冒頭のみ1962年頃?).

過去編のこだわりがスゴイ.
誰がどう見ても全共闘.
ただし戦う相手は日帝でも米国でもありません.時の政府反怪人主義者.

Kazchariが大阪の某マンモス大学に入学したのは1986年.

まだ,正門脇にゲバ字看板が並び,ヘルメット+タオル姿の人達がアジ演説を行っていた.なぜか総殲滅の「殲」はひらがなだった(ゲバ字でつぶれるから?)
暴れたりピケ張ったりすることはなかったけど,もはやネタ的存在やったなぁ.

さて,主人公の南光太郎(西島秀俊).
はっきり言って弱々しいおっさんである.
顔のシワも目立つし,歩く時は足を引きずっている.
借金の取り立てのような仕事をして日銭を稼ぎ,違法(?)な薬を購入し,定期的に打つ必要があるようだ.
子供の時に父親にバッタ男に改造され,さらにブラックストーンを体内に埋め込まれる.

成人してからは全共闘...ではなく「五流護六」という怪人解放組織に(美女に惹かれて)参加.

組織上層部の裏切り(初代ルー総理と手を組んだ)により組織を離脱.
その後50年,姿をくらまし廃バスで生活する(←無理がある).

物語上,偶然にもヒロインのJCと共同生活を送るようになるが.特に“守る”という使命感はまだ持っていない.マーベル映画『ローガン』と似たシチュエーション.

お試しのDisney+1ヶ月~継続する?

現状「自分を含め,怪人は滅んでしまえば良い」と考えているようだ.

さて,番組の予告編でチラ見した“てつを”っぽい変身ポースはまだしてくれない.それに“アレ”を食べてないせいか,変身後も対して強くない.
これからかな.

もうひとりの主役は言わずとしれたシャドームーンこと秋月信彦(中村倫也).
こっちは,50年間監禁されていたとはいえ,“アレ”を食ってたので見た目も若いままである.
変身後も強い.怪人瞬殺である.
何かにつけて容赦ない.
第三話時点での目的は,1972年時同様「怪人解放,権利拡大」のまま.

つーことで,ものすごく不思議な世界観と,伏線や謎を散らかしまくっている本作品.
3話までだと疑問だらけ.ちゃんと回収してくれるのだろうか?
以下,気になる点.

1)怪人差別というが,何をどう差別されているのかわからない.
学校にも通っているし,嫌がられるだけでバスにも乗っている.服装もキレイ.
どういう不利益があるのかの描写が足りない.
つーか,匂いで怪人かどうか判別してんの?

2)怪人は日本にしかいない?
ルー総理の目的は,怪人部隊を作って外国と戦争することとあるが,警官の銃であっさりと殺されてしまう程度で戦力になるのか?
ベースにした生物によりランクがあるということ?

3)創世王から滲み出るエキスと人間の肉を混ぜて作られる万能薬ヘヴンが設定てんこ盛り
- 人間を怪人にすることができる
- 怪人のケガを治すことができる
- 怪人を不老にできる
- 怪人を依存症にできる
他,あったっけ?

4)創世王とは?
50年前に突如日本に現れた? ⇒ 捕まった ⇒ エキスだけを採られる ⇒ 1972年時点ではなぜか五流護六の手にある

5)怪人のデザインが微妙
気合の入った主人公たちやクモとかアネモネはともかく,クジラを含むザコ怪人は被り物をしているだけにしか見えない.
どっかで見たなぁ...そう,ジューマン(動物戦隊ジュウオウジャー)や!

6)なぜかバイクのこだわりがスゲー
光太郎のバイク,何だろう?
古い空冷のDOHC4気筒のようだが,わからん.
やはり1972年にも乗っていたという設定だから?
まさか「バトルホッパー」という名前ではないよな.
信彦のバイクはボクサーツインなのでBMWか.
ふたりともノーヘルなので,封鎖道路以外で合成になっているのが悲しい.

以上,第3話までの感想でした.

もはや,おもちゃの販促とイケメン俳優のプロモとなり,脚本破綻しまくりの某キツネ面ライダーと異なり,想像以上にぶっ飛んだ内容となっている『BLACK SUN』.

『アマゾンズ』とは別方向で子供には見せられない内容だが,1972年当時の風俗・世情を少しでも知っていれば楽しめる内容だと思います.

残り7話も楽しみだ.

ないとは思うけど,各方面の団体からクレームがついて,配信中止にならないことを...信じる奴が正義!

『T-34 レジェンド・オブ・ウォー』を観た~これ,リアル◯◯◯◯やん

2022/10/25 Tue

なんとも複雑なキモチ.

今を去ること10/9.
地元の映画館にて『ガールズ&パンツァー総集編』『劇場版』のリバイバル上映が行われた.しかも4DXで.

TVアニメ放送開始10周年記念だそうな.

当日,Kazchariと息子は釧路にてキャンプ.

息子と秋のキャンプ旅~カヌー体験(その1)

しかし,この作品の大ファンであるヨメさんとJKの娘は,この1日限りのイベントに出かけた.
たいそう楽しかったそうな(何度観れば気が済むのだろう?)

それはともかく『ガルパン』は実に息の長いコンテンツだ.
地元コラボ作品(茨城・大洗)としても,現時点で最大の成功例だろう.

そんな『ガルパン』だが,物語は未だに完結していない.

全6作とされる「最終章」の第3話までしか公開されていない.

第1話公開日:2017年12月9日
第2話公開日:2019年6月15日
第3話公開日:2021年3月26日

という,驚きのゆっくりペース.
最終話が観られるのは,おそらく2027年? 生きてるだろうか...

これだけ愛されている,待ってもらえる作品もなかなかない.
エヴァ? あれは別格.

しかし,ここに至って不安材料が...
そう,ウクライナとロシアの戦争である.

現実にリアルな戦車戦が行われている中で,このようなパロディアニメ(しかもロシアっぽい学校も出てくる)が許容されるのだろうか...
コンプライアンスにうるさいご時世である.
第4話以降の製作が,いつ中止となっても致し方ないような雰囲気.

そんな中,1日限りとは言えどリバイバル上映されるとは.

これぞ「辛いときこそ,ユーモアを」という処世訓なのだろうか?

と,戦地から遠く離れた極東の国で考えてみても仕方がない.

つーことで,別に『ガルパン』を意識したわけではないが,昨夜のZwiftの友として,Amazon Prime Videoから『T-34 レジェンド・オブ・ウォー』をチョイス.

T-34 レジェンド・オブ・ウォー 最強ディレクターズ・カット版 [Blu-ray]

Amazonからあらすじを引用.

第二次大戦下、ソ連の新米士官イヴシュキンは初めて出撃した前線で戦いに敗れ、ナチス・ドイツ軍の捕虜となってしまう。収容所で行われるナチスの戦車戦演習のため、ソ連の最強戦車T-34を操縦することを命令されたイヴシュキンは、同じく捕虜になった仲間たちと隊を組み、あまりにも無謀な脱出計画をたてる。実弾を装備することは許されず、ひたすらナチスの戦車軍から逃げ惑うことしかできない、必ず死が待っているはずの演習。しかし、男は仲間のため、そして収容所で出会った愛する人のため、ナチスの軍勢に立ち向かう

※ 以下,ネタバレ.

まさかのロシア製作の戦車映画である.

主役はもちろん,ロシアの誇る戦車「T-34」だ.
Kazchariはそれほどミリヲタではないので,前期型とか後期型とかの細い違いはわからんが,ホンモノなのだろう.

収容所内でボロボロの「T-34」を修理するシーンなんて『ボトムズ』っぽくてシビレる.

映像の質も高く,被弾時のハリウッド的ハイスピードカメラな演出も...まぁ嫌味には感じない.
なぜか,BGMがワグナー風味やけど.

戦車の居住性,乗り心地の悪さも十分表現されている.
長時間運転していると手がしびれる.
うるさいので,大声で指示を出す.
砲弾がかすっただけで,車内の反響音が凄まじい.

特にストーリーに”深み”はありません.
あまりにもご都合主義な脱出劇はファンタジー感満載だが,戦闘シーンの面白さがそれを補う.

なんつっても「T-34」vs「パンター」の緊迫の市街戦ですよ.

わざと敵戦車すぐ下の地面を砲撃し,その跳弾で弱点である車体の底を撃ち抜く!(可能なのか?)

向かい合った戦車同士の砲塔旋回勝負(もちろんハンドル回しての手動)
コンマ数秒T-34が速く,そこからのゼロ距離射撃!(『ガルパン』か!

これ,スタッフの誰かアニヲタちゃうか?

敵複数に対して,こちらは単騎,それに砲弾は少ない.
そこで手榴弾を抱え,決死の肉弾突撃.
明らかに死亡フラグだが,おかげでパンター撃破!

残りは1台.
さぁどうする!...までは最高の流れ.

でもここからがなぁ...妄想にもホドがある.
『マーヴェリック』のトムキャット以上のぶっとび.
さっきのフラグもたたんでまうし.

突然,場面変わって,なぜか橋の両端まで移動しての一騎打ち(時代劇か!).
T-34,ローラーダッシュのごとき旋回性能で砲弾を避け突撃~!

カウンター砲撃からの~決着ぅぅぅ!

ドイツ軍側のライバル,イェーガーも決して極悪非道なだけの人物として描かれていない.

互いに「強敵」と書いて「友」と呼ぶような関係で互いをリスペクト.

単にロシア万歳のプロパガンダ映画になっていない点が高評価.
アクション娯楽大作として,非常に楽しめた.

そうそう,この映画は絶対に字幕版をオススメ.
ロシア語とドイツ語でないと意味がないシーンがたくさんある.

ただし,今後はロシアでこうしたバランスの取れた映画は作られへんかもしれんなぁ.

いかにもハリウッドな『フューリー』よりはるかに面白かった.

フューリー 4K ULTRA HD & ブルーレイセット [4K ULTRA HD + Blu-ray]

ちなみに『ガルパン最終章第4話』のPVはこちらです!

あっ,そういや第3話,まだ観てねーや.

iPhone11 Pro

秋分の雨とDisney+で『マンダロリアン』

2022/9/23 Fri

あちこち大変.

秋分の日は,台風の影響で日本全国ほぼ雨模様.
ここ北海道道北も例外ではなく,朝から結構降っている.

そんな中,もしかしたら参加していたかもしれない自転車イベントが2つ.

1つは3年ぶり開催の第13回丘のまちびえいセンチュリーライド

2010年の第1回大会に参加したのが良い思い出.
60kmと100kmの2日間に分けて美瑛の丘を走りまわった.

もう初日から辛かった.
10月開催で寒い上に獲得標高もたいがい...まぁ当時は初心者レベル.
全然脚がなかった.

この大会には,その後も7,8年連続して参加.
当初はボトル,ライト,サコッシュなどの景品が良かったけど,徐々にしょぼく...おっとここまでだ.

「びえい」だけでなく「そらち」「中札内」などの道内グルメフォンドに出まくった後,脚力の上がったKazchariは,よりハードさを求めて「ブルベ」という底なし沼に足を踏み入れてしまうのだった.

いやいやいや,今日の天候と気温では,80km一本とは言え「びえい」も相当ハード.
FacebookやSTRAVAでは阿鼻叫喚の声が溢れている(大げさ).
ご苦労様でした.

そして,それに輪をかけて地獄なのがBRM923霧立400kmだろう.

https://randonneurssapporo.net/2022brm923kiritachi400/より

スタートからゴール時間となるであろう明日の朝まで,ずっと雨...
正直,エントリしなくて良かった...っつーか,根性なしのKazchariはDNSしてたやろうな.前科もあるし.

もうすぐ300kmブルベ~BRM528きのこの山参戦とベルの話

家族に「ワシが参加してへんから雨が降ったんやぁ~ 今年は天気の神様に愛されてるからなぁ~」と言ったら,白い目でみられました.
すいません.みなさんの無事のゴールを祈っております.

さて,そんな雨の日.

当然,ライドやツーリングに出かけるわけもなく,午前中はインターネッツで連続ドラマ鑑賞.

うっかり「Disney+」の一ヶ月お試しプラン¥200に加入してしまい,以前より観たかったマンダロリアンにドハマリしております.

これがまぁ,もう面白いのなんのって...
なぜにこの雰囲気で,本編Ⅶ~Ⅸが作れなかったのか...
今からでも遅くない.『ターミネーター』みたいに”アレ”はなかったことにして作り直せ!

まだシーズン2の途中までしか観ていない『マンダロリアン』のざっくりとした感想(印象).
本編SW(特にⅣ)がクロサワ映画の影響を受けているのは有名な話だが,この『マンダロリアン』はより明確にオマージュ.

もろ『七人の侍』なエピソードもあるしな.

クロサワではないが,チビ・ヨーダ(?)を連れての一匹狼のロードムービーって,『子連れ狼』やん.もちろん西部劇要素もふんだんにある.

時系列的にはエピソードⅥ「ジェダイの帰還」で帝国が滅んだ後のストーリー.

「反乱軍が新政府を作った.これで平和,バンザ~イ」とはいかず,辺境の地はまだまだ無法地帯.
人々はそれぞれの正義や信念の元,日々を懸命に生きている.

外見はかの「ボバ・フェット」とよく似ている主人公(賞金稼ぎ).
この世界では,共通デザインのアーマーを装着した者は「マンダロリアン」と呼ばれており,銃や格闘などの腕前にみなが一目置いている.

ストーリーが進むにつれ「マンダロリアン」は種族の名前ではなく,「ある教義を信じる者」であることが明らかになる.

主人公はその敬虔な信者.
かつて孤児になった時に助けられた恩義を忘れない.

それゆえのクソ真面目さが面白い.
最初は割りと不殺を貫いていたけど,チビ・ヨーダがからむと...怖い怖い.

主人公は決してマスクを取らない.
教義にて人前で素顔を晒してはならないとあるらしい.
今のところ,マスクを取ったのはケガの治療のための一度のみ.
役者さんも演技が大変やと思うけど,首の傾け方や”間”による感情表現が実に上手い.

この主人公の雰囲気はどこかで...と思ったら『ゴブリンスレーヤー』っぽいなぁ.

いや違う.

我らがキリコ・キュービーではないか!(変なポエムはつぶやかんけど).
無口で余計なことを言わない ⇒ かっちょええ...

外国ドラマにありがちな,ひきにひいて次のエピソードへ!という展開もなく,基本的に1話完結.無茶なドンデン返しや裏切りも,低レベルなギャグもない.
淡々と確実に話が進む.それがいい.

エンディングに差し込まれるイメージボードも素晴らしい.
そうそう,『スター・ウォーズ』はやっぱりこれっしょ!

つーことで『マンダロリアン』超おすすめです!
このクオリティを¥200で堪能できるとは...良い時代だ.

観終わったら次は『オビワン』かな.こっちは地雷らしいけど.

これで男のロマンとは片腹痛いわ~ウルトラ警備隊ビデオシーバー

2022/7/20 Wed

子供だまし.

以前,映画『シン・ウルトラマン』の感想を書いた.

思った以上にウルトラマン~『シン・ウルトラマン』を観た

これまでの映画感想ネタと同様,自分のファーストインプレッションを大事にしたいため,ブログアップ後にYouTubeやネットの感想を見聞きした.

そこで意外なことに気づいた.
今までの「ウルトラ」シリーズを,全く知らないまま鑑賞した人が相当数いるのだ.

もちろん,感想を積極的に発信している人たちなので,いわゆる“一般層”とは異なるとは思うが,長寿シリーズ,かつわざわざ劇場に足を運ぶぐらいなら,ある程度,予備知識があって当然...と思っていた.

「元々,変身モノに違和感があるので楽しめなかった」とか「シン・ゴジとくらべてリアリティがない」とかいう◯◯な感想には辟易するけどな(※個人の感想です).

さて,そんな「ウルトラ・シリーズ」をあまり知らないうちのヨメさんが,先日,息子と一緒に『シン・ウル』を見に行った.
いたく感動したそうな.
元々“エヴァ=庵野成分濃い目”なのでさもありなん.

ただ,その感動シーンが「異空間に飲み込まれそうになって,がんばるウルトラマンの姿」というのが微妙ではあるが.

もちろん,日頃からシリーズ愛好者の9歳の息子は大興奮.
帰宅後,色々と質問攻めにあってしまった.
そのうち“メフィラス構文”使い始めたら...たぶん腹立つな.

さて,その息子.
家でヒマな時に『ウルトラセブン』を見せろと要求してくる.
言うまでもなく,『セブン』はウルトラ史上,いや人類史上屈指の名作である.
もちろん,Boxを購入済みなのでいつでも視聴可能だ.

Ultraseven: Complete Series [Blu-ray]

だがその息子.
実は全話を通して見たことはなく,その視聴歴の8割はあるエピソードに集中している.
それは第14,15話の連続エピソード「ウルトラ警備隊,西へ」である.

解説するまでもないが,もう,セブンをボコボコにするキングジョーがかわいい...いやカッコ良すぎる.
結局,セブンはキングジョーに勝っていない.
ちなみにキングジョーは本邦初の分離・変形・合体ロボである(諸説あり)

iPhone11 Pro  名シーン

さて『セブン』は近未来SFの側面も強いが,それはウルトラ警備隊の装備にも現れている.
そして本放送より50年以上経過し,”あれ”がとうとう発売されるという.

ウルトラセブン55周年記念商品 ビデオシーバー デジタルウォッチ

当時の全子供たちの憧れである(ウルトラホークじゃないの?)
もちろんターゲットは財力のある大きいお友達だろう.

えっ,ビデオ通話ならとっくの昔に実現している?
いつも「LINE」や「FaceTime」使っている? まぁ,それはそうなんですけど,こういうのは「型」が大事なんですよ「型」が.

...と,漠然と商品記事を読んでいたら唖然とした.
なんと,この「ビデオシーバー」,時計機能しかないのだ.
えっ,通話相手の顔,映らんの? そこに何の意味が?
ようするに単なるデジタルウォッチ.

まーた,やっちまったな,「プレミアムバンダイ(だけではないっぽい)」
これで¥24,200とは...ありえん.

伝説の『ザイアスペック』並みにひどい.

一体誰向けのアイテムなのだろうか?
ロマンのかけらもない.

そう,現在,我が息子には以前紹介した「OAXIS myFirst Fone R1s」を持たせてある.



キッズスマートウォッチ『OAXIS myFirst Fone R1』狂想曲

格安SIMを挿入し,GPS機能で常にヤツの位置を把握できる他,もちろんビデオ通話も可能!
こちらの方が数千倍,ビデオシーバー度,ウルトラ警備隊度が高いわ!

さて,商品到着後,すっかりレビューするのを忘れていた本製品だが,1GBまで0円の楽天モバイルのデータSIMを契約し,絶賛使用中.
息子にも大好評.
待ち受け画面を母親の写真にしているのはどうかと思うが.

そう,何の問題もなく快適に使っていたが,楽天モバイルがご存知,世紀の大改悪!(※個人の意見です)

つーことでSIMの乗り換えを検討.
結局,以下の記事を参考に「b-MOBILE」に移行することにした.

myFirst Fone R1に楽天モバイルのSIMは使える?楽天回線エリアとパートナー回線エリアとは?

これだと毎月¥209.かろうじて許容範囲内.

つーことで,スマホを持たせるには躊躇してしまうお年頃の小学生男子に,ロマンしかない「myFirst Fone R1s」はいかがだろうか?



iPhone11 Pro