ファットな年忘れ厳冬期カミヒルライド

2023/12/30 Sat

空転するチカラ

OLYMPUS TG-5

ヤマタケさんプロデュースの一大サイクルイベント(?)発動.
毎年この時期に細々と行われているらしい年末カミヒルだが,今年はとんでもない人数での開催.
Kazchariの参加は4年振りである.

十勝岳アタックライド!

今回は走る人や,ふもとにクルマを置いてバンに相乗りする人,サポート選任の方など,アプローチ方法がバラバラ.
思い思いの方法で真冬のカミヒルを楽しむ変〇たちの集まりである.

そんな中,Kazchariは伝統の「降りて登る方式」を選択.
ゴール後に自分のクルマ(補給所)があるのがありがたい.

朝5時起床.
洗濯物の室内干しと朝食を済ませる.
気合を入れるあために”アレ”を飲んでおこうと補給食BOXを開けると...なんとストック切れだった.

アリスト スーパーメダリスト 500ml用 11g×8袋

自宅から集合場所である十勝岳温泉「凌雲閣」までは,クルマでだいたい1時間半ほど.
雪道を考慮して7時に自宅を出る.

ほどよい気温,ほどよい積雪,それに年の瀬の早朝のためか交通量も少なく実に走りやすい.

順調に勝手にベースキャンプ指定している「セイコーマート上富良野店」着.

どうも昨夜から腹具合がよろしくない.
軽量化後,エナジードリンク,バナナ,コーヒー,ジェルを購入.

で,まずはハスラーによる登攀.当然路面のチェックも.
毎日除雪はされているのだろうけど,追いついていないのか結構な積雪.クルマでもわかる.
それに分岐点からは雪も激しく降っている.

こりゃ,血の味がするヒルクライムになりそう.

で,8時45分頃,凌雲閣駐車場着.
満車を心配する声もあったが,山スキーのクルマが3台ほどでガラガラである.
ファットバイクを降ろしてセッティング.

OLYMPUS TG-5

凌雲閣のトイレを借りる.
やはり温泉はポンプの故障により使用不可のようだ.
それにしても...ふかふかな雪.

OLYMPUS TG-5

しばらくするとイベント(?)参加者が続々と到着.

OLYMPUS TG-5

みなさんゴーグル+マスクと重装備のため,いつも以上に誰か誰だかさっぱりわからない.
手がかりであるチャリも冬用の別物なので人物特定のヒントにならない.
まぁ,いいでしょう.チャリ好きは走れば通じ合う(なんのこっちゃ).

出発前に記念撮影.

いただき画像

地獄の極寒ダウンヒル開始である.

ウェアはfinetrackインナー,パールイズミセーターの上にもう一枚(今は無き)dhbの起毛秋冬ジャージを追加.
で,いつものアウターで普段より1枚多め.

サイクルジャケット 上下セット

ダウンヒル先行で汗をかいていないため,これで十分だと思っていた時期がKazchariにもありました.
確かに上半身,下半身は問題なし.

バラクラバのおかげで耳や口元もなんとか耐えられた.

死角は末端の手にあった.
グローブは平地用のこれ.

防寒グローブ アウトドアグローブ【秋冬・2本指出し設計・裏起毛で高い保温性能】

甘くみてたなぁ.下りでは寒すぎで手がタヒぬ.
もちろんハンドルカバーを装着しているのだが,いやいや全然あかん.
秘蔵の電熱グローブにしたら良かったなぁ...と思ってんも後の祭り.

路面状況もなかなかに厳しい.
懸念していた通りのふわふわ雪で後輪がしょっちゅうスライドする.

前にMTBに乗っためっちゃうまい人がいた.
左右にケツを振りながら自由自在にバイクをコントロール.すごいな.

ドロッパーを落として重心を下げる.
逆にこれだけ不安定だとスピードを出せないので慎重にならざるを得ない.

いただき画像

今夏の「ツール・ド・北海道」の死亡事故,まさに同じ場所を走っている(にしても,この安全対策検討会って...).

それにKazchariは集団走行にトラウマがあるのだ.

EMONDAな初クラッシュライド~わりと重傷

下手に転んでケガをすると,せっかくのイベントを台無しにしかねない.
そっちの方が緊張.いつもココロにカイ・シデン.

10kmほど下り,約束の地「チェーン脱着場」へ.

OLYMPUS TG-5

ここでお楽しみの軽量化タイム!
極寒の後は,間違いなく発汗地獄が待っている.
まずはアウターを脱ぐ.これで上は純粋なサイクリングジャージのみ.
下は...一応アウターを履いたまま.

ファットバイクは昨夜のうちにリアキャリアを外してある.
さらにバックミラーとハンドルカバーを取り外す.
ツールケースも持たない.
これで普段より2kgは軽い.

そして最強のサイクリング用防寒グローブに交換!

ショーワグローブ 【防寒手袋】 No.282 防寒テムレス オリーブグリーン Lサイズ 1双

標準色のブルーはアレだが,このグリーンやショップ限定のブラックはかっこよい.何より安い.

以上の脱いだウェアや装備品をかばんに詰め込む.
今回はサポートカーで頂上まで運んでもらえるのだ.実にありがたい.

で,ヒルクラ開始前の記念撮影.

いただき画像

さて,久しぶりのヒルクライムである.
ここんとこ「Rapha Festive 500」をクリアすべく,ZWIFTも平坦コースを走ってばかり,それに昨日も休息日にしただけあって,脚が実にフレッシュ.
ケイデンス高めで快調に登る.心拍も160台で推移.

いただき画像
いただき画像

だがしかし.その余裕も吹上温泉との分岐点まで.
言うまでもなく,ここからがカミヒルの真骨頂である.
斜度が一気に上がり,10~16%の坂が続く.

夏でもしんどいのに,今回最大のトラップが仕掛けられていた.
リアタイアが空転して全然進まん.

クルマの走行跡をトラック ⇒ 滑る
雪が積もった箇所をトラック ⇒ 滑る

本来であれば軽いギアで登りたいところも,トラクションをかけるために,あえて重いギアに落とす.
仕方がないが,くっ,重てぇ~
ひょっとしてキャリアありで,後輪荷重の方が良かったかも?

それでも最大の難所「カミホロ荘」前の激坂をナナメ走行にて,足つきなしで突破!
ここを越えれば,後はなんとかなるはず...と思っていた時期がKazchariにもありました.

天候悪化.
視界不良のためサングラスを外す.路面が見えない.
うむ.一体何と戦っているのやら.

続く14%の坂で,タイヤ空転⇒ふらつきからついに足つき.
その場で再スタートを図るも...断念.
斜度が緩むところまで押し歩く...ぐぬぬ.

まぁ,タイヤの空気を落とせばクリアできそうやったけどな(面倒くさい)

で,その後もふらふらしながらなんとかゴール.

いただき画像

サポート隊や,ラン組で先にゴールしていた人たち,それに山スキーの方々に労われる.

OLYMPUS TG-5

4年前同様,吹雪のゴール.
発汗が凄まじかったため,寒さは(まだ)感じない.
サポートカーに預けていた荷物から上着を取り出す.

ファットを早々にハスラーへ.
温泉は出なくても,シャワーとサウナは使えるということで,着替えを持って浴室へ.
さっぱりしたところで,後続のライダーが続々と帰って来た.
中には上半身裸の人も...ここは八甲田山か?

で,宴会場へ.
会費は¥1,500.食事の他,隣の「白銀荘」の入浴券がつきます.

iPhone11 Pro

どなたかが言っていたが,何か合宿のノリやね.
2時間ほどおしゃべりして解散.
こりゃ来年の12/30も開催されそうな雰囲気.また来ます.

外に出ると,吹雪がやんで晴れ間が...そういうもんですな.

iPhone11 Pro
iPhone11 Pro
iPhone11 Pro

さて,先ほどもらった「白銀荘」の入浴券.
シャワーを浴びて話し込んでいるうちに「まっ,今日はええかな.暗くなる前に山を下りよう」という結論になった.
幸い入浴券の使用は今日でなくても良いとのこと.
つーことで「白銀荘」の極上サウナはまた次回.

代わりにというわけではないが,近所の「花神楽」へ向かう.
年の瀬は営業時間を短縮する施設が多いので,早々に退館かと心配したが,さすがホテル併設.年末年始も通常通りの営業時間だった.

例によってサウナ3セット.
さすがに冬の北海道,外気浴は5分が限度.

休憩室で『ゴールデンカムイ』の続き.最終巻まで残り6巻.

ここで事件発生.

本棚前のチェアを陣取って読んでいたのだが,3歳ぐらいの女の子がやってきて,いきなり棚にあった「人生ゲーム」やブロック玩具を手に取り,中身をぶちまけやがった.
さすがに幼児を叱るのも大人気ないと思い放置(このご時世,下手にかかわると犯罪者扱いされるしな)

しかも,この子,時々「ギャー!!」と大音響で奇声を発するのだ.
「はよ,親来いや」と心の中で願っていると,ようやく祖母らしき人が登場.

「助かった」と思ったものの,このばーさん,孫と遊ぶこともなく,注意することもなく,隣のイスに座り込みスマホいじり.
その間も孫はKazchariの足をけったり,ゲームのパーツ2セット分を混ぜたりとやりたいホーダイ.

ようやく「さぁ,帰ろうか,〇〇ちゃん.おもちゃ片付けようね.あちらのも〇〇ちゃんが出したの?」とばーさんが言い出した.
するとそのガ...じゃなくて孫,なんと「ううん,あっちはちがう」と大ウソ.
ばーさん「あらそう?」と納得しかける.さすがに耐えかねて「すいません.ここらのおもちゃ,全部出してました」と告げ,ちゃっちゃと席を立つ.

さすがに子育て的にどうかと思うぞ,ばーさんよ.

iPhone11 Pro

つーことで帰宅.
明日は外出予定のため,自宅の食材を消化.
チャーハン,ラーメン,餃子のセットを作る.
食べ過ぎた.

そして...どこでどう間違ったのか今年最大のピンチが,この後のKazchariに襲い掛かる.
さて,どうなりますことやら...波乱の2023年の締めくくり.続報を待てい!

ファットな自転車屋巡りとクラッシュライド

2023/12/24 Sun

どうしてこうなった

OLYMPUS TG-5

曇り.温度:-13 ℃,湿度:100%,体感温度:-17 ℃,風速:5.7 km/時,風向:S

風邪が治って久々の外ライド.
「いやいや,ぶり返したらどうーすんねん?」という心の声も聞こえたが無視.

天気は曇り.
予報によると雪はほとんど降らないようだが,気温が低い.
STRAVAデータにあるように体感温度マイナス17℃はなかなかだ.

ウェアは,finetrackのスケスケインナーにパールイズミのセーター.
それに禁断の電熱ベストを着用.

[Excitech] 【国内メーカー】 電熱ベスト インナーベスト 加熱ベスト【前後12箇所発熱 前後独立スイッチ】

Kazchariが購入したベストは既にメーカーごと消失.
なぜか,国内のメジャーメーカーからは発売されないこの一品.
何か安全上の問題があるとしか思えない.
ただし効果は確実にあります.特にダウンヒル時は必携.

もちろんアウターはこいつ.

秋冬用 防風 防寒 長袖 サイクルジャージ サイクルジャケット 上下セット

最近再購入した「S」サイズ.
確かにフィット感は良いのだが,インナーに電熱ベストを着ると少々窮屈.

で,9時半頃出発.
向かうはファット君のふるさとこと「吉田輪業(ヨシリン)」に向かう.

何やら店長を通じて連絡させていただいた方から「環島」対策のバルブアダプターを貸していただけるとのこと.
これは行かねば.

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つい先日,雪がなくてスパイクでは走れんとボヤいていた道路.
もはやフカフカでグシャグシャでツルツルである.

このタイヤのころがり抵抗の強さよ.
正に町ごと全面グラベル化.

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駅前に向かう.
冬の河の風景.

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石狩川にかかる新橋を渡る.
クリスマスでごった返す「おもちゃのヨシダ」を横目に見ながらさらに進軍.

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ようやく「ヨシリン」着.

あれ?

通りに面したショーウインドウのシャッターが下りている.
そして,駐車場側にある(わかりにくい)入り口もしっかり閉まっている.

なんてこった.パンナコッタ.
まさかの定休日?

OLYMPUS TG-5

スマホを取り出し「ヨシリン」サイトをチェック.
うーん.定休日なし/9時半オープンとある.
ようするに臨時休業なのか?

仕方がない.
気を取り直して,次はTopstoneのふるさと「はっとりスポーツ商会」さんへ向かうことにする.
ここからは結構近いのだ.

OLYMPUS TG-5

Facebookにより「現在セール中」との情報.
何か出物がないかと店内へ.

Topstoneを買ったことを覚えておられたご主人としばし談笑.
「GCN-JAPAN」がなくなったり,Wiggleが日本への発送をやめたりと,何やら不景気感漂う自転車業界だが,個人店では供給も回復し,今年はめちゃめちゃ売れたらしい.意外.

自転車業界がヤバいことに

そうそう,Topstone納車時に下取りに出したKazchari初号機こと「TREK TCT5000」だが,前後スプロケとBBの交換だけで無事買い手がついたらしい.
しかも,その購入者はSTRAVAつながりのOさんとのこと.What’s a small world!

セール品の軽量の「MAVIC COSMIC」ホイールに惹かれるも(約¥140,000),さすがにポイっと買える値段ではないのでスゴスゴと退散.

そのまま,素直に帰路につけば良いものの,せっかくなので,これまた近くの「タケウチ模型」にも立ちよることにした.
まさか,この選択が悲劇を生むとは...

OLYMPUS TG-5

はい.ここが事故現場です.
雪なので非常に見にくいが,手前の段差がおわかりになるだろうか?

この道,意外に交通量が多く,バックミラーをチラチラ見ながら走行.
結果,この段差にタイヤを取られて見事に落車.

いや,コケただけならよいのだが,ファットへの当たり所が悪かったのか,ピンポイントで前後のボトルゲージに衝撃のアルベルト.
前のステンボトルを挿していたTopeak製のアルミゲージが見事にぽっきり,後ろのツールケースを挿したケージも根元のプラパーツから崩壊.
両方とも使用不可能となった.

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TOPEAK(トピーク) Shuttl Cage AL ブラック

TOPEAK(トピーク) モジュラー ケージ 2

こんな日に限って,リアキャリアにバッグなし.
おまけにリュックも容量最小限の「ERGON」

iPhone11 Pro

持参していた買い物ネットで,ボトルをキャリアに固定しようとするも,さすがに不安定.
雪の歩道では確実にどこかに飛んでいきそう.

「いっそ「はっとり」さんに戻ってケージ買うか」とも思ったが,家には余っているゲージがあるのだ.

万策尽きたかと思いきや,そうは問屋が卸さねぇ(誤用).

iPhone11 Pro

長尺モノは入らないと思われた「ERGON」だが,ハイドレーションパックを装着する隙間になんとかステンボトルを突っ込めた.

iPhone11 Pro

ツールケースは横にすれば下段スペースにぴったりと収まった.
おお,この「ERGON」むっちゃデキる子やん!

つーことで,問題が解決したので「タケウチ模型」もチェック.
外観に似合わないごちゃごちゃ感が魅力の店だ.何も買わずやけど.

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皮肉なことにお昼に近づくにつれ,晴れ間が出てきた.
こんなんやったら山に行ったらよかった.

悔しいので遠回りしながら帰ろう.

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シン・国道12号の歩道.
御覧の通りの除雪(ほぼ)未.
こういう道は先人の足跡より,新雪部分の方が走りやすかったりする.

OLYMPUS TG-5
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環状線へ.
気持ちよく除雪歩道を走っていると,いきなりの巨大雪塊.

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あーすっかり晴れてきたなぁ.
ボトルケージ,しっかり折れて曲がっています.

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町中ライド=歩道も悪くないけど,最後は広い道を堂々と...っつーことで雨粉TTへ.

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除雪&排雪が間に合っていないのか,期待していたフラット路面とはいかず,ボッコボコ.
脚を削られる.いや,トレーニングとしてはちょうど良し.

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そして最後のヒルクライム.
美瑛川を渡る高架である.
いやぁ,ここはキツかった.
雪が深くて後輪が空転しまくり.
トルクをかけるため,クソ重ギアで踏む踏む大作戦.

先人も少ないのか,走行ライン極狭.
少しそれると深雪に突っ込む.

ボトル類を無理矢理バッグに入れるため,途中で脱いだ電熱ベストを落車後に着用.これが暑くて汗だく.

ふっふっふ.だがこれが良い.
この辛さを乗り越えれば,きっともっと強くなるはず...とでも思わへんかったらやっとれんわ!

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つーことで,無事帰宅.
あらためて破損したケージをチェック.

OLYMPUS TG-5
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いやホンマ,見事にここだけ狙い撃ちやってんなぁ.
幸いフレームやハンドル,ディレーラーなど他のパーツに問題はないようだ.
カーボンフレームじゃなくて良かった(そういう問題?).

何より,カラダに何のダメージもなかった.
もし,これが「夏に」「ロードで」「コンクリートに」打ち付けられてたとしたら...想像するだけでも恐ろしい.

くわばらくわばら(誤用).

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ファットな冬の旭川,新ルート開拓ライド

2023/12/3 Sun

冬の楽しみ

OLYMPUS TG-5

曇り.温度:-1 ℃,湿度:75%,体感温度:-1 ℃,風速:4.1 km/時,風向:SSW

本日は日曜日.
どうにも天気がイマイチなので,当初予定していた旭岳クライムはやんぺ.

代わりにこれまであまり走ったことのないルートを探索することにした.
ウェアはいつもの冬仕様.

頭首回り完全防寒対策 秋冬用 防風 防寒 長袖 サイクルジャージ サイクルジャケット 上下セット ゴルフウェア ウィンドブレーカー 登山 フード付 自転車ウェア

まずは美瑛川を渡って雨粉方面へ.
橋の上にはすでにMTBのタイヤ痕あり.
お互い,楽しんでいますなぁ.

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数日,まとまった雪が降っていないため交通量の多い道路ではアスファルトが見えている.
雪を求めて側道へ.
スパイクタイヤのサクサク音やパキパキ音が心地よい.

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そうそう通常のプラボトルだと凍結して水が飲めなくなるので,この時期は金属ボトルを使っている.

タイガー魔法瓶 水筒 スクリュー マグボトル 6時間保温保冷 500ml 在宅 タンブラー利用可 アクアブルー MMZ-A501AA

性能的には問題ないが,細身サイズのためボトルゲージでしっかりホールドできず,カチャカチャうるさい.
確認すると滑り止めコードが切れている.あー,こりゃ修理やな.
このボトルは冬用なので,雪の上で落としたとしてもわかりやすいように派手なカラーを選んだ.

OLYMPUS TG-5
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共栄の丘,ヒルクライム開始.
またしても,先ほどのMTBのタイヤ痕を発見.
同じ人?
冬チャリやってる人は少ないので,たいていは知り合いだったりする.
場合によってはタイヤのトレッドパターンで推測可能な時も.
特にファットタイヤだとさらに絞られる...って,このトラッキングも冬ライドの楽しみの一つ.

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写真を撮る際,凍結路面を歩くわけだがホンマにツルツルでヤバい.
転倒こそしないものの危なっかしい.

しかあし,そんな状況もファットに乗ると一変.
スパイクタイヤが快適過ぎる.
この後のガチガチ路面のダウンヒルも余裕(ご安全に).

OLYMPUS TG-5
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富沢地区.
クルマもヒトの姿もなし.
それに無風.
とんでもなく静かな時間.

富沢と言えばクロカンコース.
一昨年まではシーズンの終わりにチャリにコースを開放してくれていたのだが,今シーズンはどうなのだろう.
開けてほしいものだ.

富沢クロカンコースふたたびライド

富沢クロカンコース開放ライド

OLYMPUS TG-5

で,ここから新コース.
スキー場『サンタプレゼントパーク』へのヒルクライムである.

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STRAVAのセグメントにもなっているが,ファットでのチャレンジは無謀.
ちんたら登る.

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ゴール.
まだ雪が十分に積もっていないため,スキー場としては調整中らしい.
もっとも,Kazchariはスキーもスノボも興味ないので,オープンを待っているわけではない.

4,5年前だったか,ここで開催されたスノーレースに出たことがある.
まだファット買いたて,つまり雪走行未経験&カラダもできていない,それにコースも文字通り雪の斜面+ふかふかでどうしようない結果に...
あれはキツかった.
キツいのは嫌いではないが,このレースだけは今後も遠慮したい.

さて,来た道を引き返すではなく,そのまま山の方へ進む.
とは言っても住宅や工場が点在しているので,道も除雪されており走りやすい.

道なりに走っていると突如森の中に.
いやいや不思議な地域だ.

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どこにつながるのかわからないまま,気分次第に走る.
安心していると12%越えの激坂が現れたりする.

道に迷うことが楽しい趣味はなかなかない.

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道なりに進むと馴染みの国道12号に出た.
そろそろ帰りますか.
やはり冬は距離を稼ぐのが難しい.

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「雪の美術館」の跡地.
例の「♪レリゴー」ブームの時は大盛況だった.

旭川「雪の美術館」

娘の絵画コンテストの授賞式で来たことがあったなぁ.
その時も結婚式の撮影会やってた.そっち方面の需要はイマイチだったか.

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橋を渡る.
おや?
堤防のサイクリングロードが走れそう.
工事車両用に除雪した?

OLYMPUS TG-5

堤防どころか河川敷にまで下りれた.
別に工事をしている様子はないが...

OLYMPUS TG-5

雪も締まっており快走.
さすがに全面開通とはいかず,途中で除雪は終了.
いえ,十分デス.

OLYMPUS TG-5

Uターンして反対側へ.
どこまで行けるのやら...
まずは鮮やかなミドリの橋の下.

OLYMPUS TG-5

こちらもこちらで除雪されていた.
さらにはおそらく犬の散歩ついでであろう,ヒトの足跡による踏み固めがあり,この季節にしてはウソのように走りやすい.

OLYMPUS TG-5

冬のライドは例によって「TG-5」とワイドコンバータで撮っている.
この湾曲構図は...好みがわかれるところか.

OM SYSTEM/オリンパス Tough TG-7 ブラック

フィッシュアイコンバーター FCON-T01 (TG-5/TG-6/TG-7/マクロ撮影/水中撮影/アウトドア)

OLYMPUS TG-5

ここの公園も同様.
シングルトラックができている.

OLYMPUS TG-5

旭川駅前へ.
人がいない.雪も少ない.
ホンマに日曜日?
みんなー外でチャリに乗ろうぜぃ.

OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5

通常,このシーズンだと走れない場所.
雪が降っていないかつ,歩行者のラッセル跡のおかげで楽しく快走.

OLYMPUS TG-5

昼を過ぎた.
腹が減った.

残りの人生も「新しい体験」をテーマにしているKazchariなのだが,さすがに日曜のお昼時である.めぼしい店はどこもかしこも並びが入っていた(特にラーメン店)

とは言え,コンビニ飯もなんだかなぁ...とダラダラ漕いでいると,いつの間にかいつもの場所へ...

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はい.みんな大好き.ボリュームたっぷり.コスパ最強の「かつや」着.
なぜか12月の限定メニューは設定されていなかったので「ロース&唐揚げ定食」を注文.それにしても...安いし美味い.

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旭川名物ツインハープを渡る.

OLYMPUS TG-5

「クランカー」さんに寄る.
3月の海外渡航に際し,聞くことがあったのだ.

それはDi2バッテリーの取り外しについて.
飛行機に乗せる際は,車体からバッテリーを外して機内持ち込みをしなければならない.
KazchariのDOMANEはバッテリーフレーム内蔵型.
その取り外しには専用工具がいるとかいらないとか.
ご主人もはっきり覚えていないらしく,2月のオーバーホール時にご指導願うことになった.

他にお客さんもいなかったため,色々とおしゃべり.
最近少し気になっている「ミニベロ」について聞いてみた.

ミニベロ(も)欲しい~気になるTyrell&Birdy

以前は取り扱っていたが今はやめたとのこと.曰く「フォークとケーブルがすぐにダメになる」「タイヤの減りも激しい」と,あまりいい印象はないそうな.

ふむ.そんなモノなのかな.
まぁ,ホームセンターで売っているような格安品だと,さもありなんな話だが.
少なくとも,今度の旅ではやはりDOMANEを選択かな.

OLYMPUS TG-5

つーことで本日のライドは終了.
偶然にも昨日とほぼ同じ距離だった.
短いが,走りごたえがあった点も変わらない.

そう,ただの舗装路が全面グラベルに変わってしまう,それが冬.
グラベル好きにもたまらん季節である.

OLYMPUS TG-5

ファットな美瑛ー白い池ライド

2023/12/2 Sat

スノーライドのコツ

OLYMPUS TG-5

晴れ時々曇り.温度:-8 ℃,湿度:87%,体感温度:-12 ℃,風速:7.3 km/時,風向:S

晴れの休日!
久々のおいしいとこライド(クルマ輪行)にて美瑛に行くことにする.

それにしても,今朝はおそらく今季最低気温.
クルマのタイヤの接地感が全くない.
必然的に制限速度以下で走ることになる(みんなそーしてる).

それでも下りカーブがヤバかった(千代ヶ岡のバイパス).
ブレーキ踏んだらタイヤがロック.
ポンピングを繰り返し制御を取り戻す.

案の定,本日はあちこちでスリップ事故だらけだったようだ.
安全第一.

「こういうときは臆病なくらいが丁度いいのよね」

いつも心にカイ・シデン

つーことで,命からがらいつもの美瑛町スポーツセンターへ.
ファットくんを降ろしてセッティング.

ここは第3回びえいスノーサイクルフェスティバルのコース会場でもある.

OLYMPUS TG-5

2024年は1/21に開催.
Kazchariは早々にエントリー!

第2回大会の様子はこちら ⇒ 第2回びえいスノーサイクルフェスティバル~120分耐久レース~

ウェア(アウター)はこいつ.

頭首回り完全防寒対策 秋冬用 防風 防寒 長袖 サイクルジャージ サイクルジャケット 上下セット ゴルフウェア ウィンドブレーカー 登山 フード付 自転車ウェア

さて,本日の目的地は...特に決めていなかった.
なるべく交通量が少ないところを目指して走るつもりだったが,期待していなかった美瑛川沿いのサイクリングロードが通れそうな雰囲気.

OLYMPUS TG-5

ちゃんと除雪されているわけではない.
誰かがスノーモビルで走った跡がある.
そこだけ雪がやや固くなっている.
おおっ,走れる!走れるぞ!

OLYMPUS TG-5

ところどころ柔らかくなっているものの無事走破.
一見楽そうに見えたが,そこはスノーライド.
転がり抵抗が半端ない.
まだ数kmの走行にもかかわらず,すでに汗だくである.
むっちゃ効率のいい運動やな.

OLYMPUS TG-5

橋を渡る.
さすがにここから「青い池」までつながるサイクリングロードは未除雪で通行不可.
これも急に降ったせいやな.
いつもなら浅い雪の上を走れる時期もあるねんけど.

仕方なく交通量多めの幹線道路を走る.
幸いまだ雪の降り始め.
歩道が走りやすい.
そう,冬ライドのコツの1つは,可能であればなるべく歩道を走ること.
歩行者? 田舎だと限りなく無人.

OLYMPUS TG-5

と言っても,このまま交通量の多い道路わきを走るのは面白くない.
並行して走る道道にエスケープ.
歩道はなくなるが,クルマの交通もほぼゼロ.

OLYMPUS TG-5

ひたすらまっすぐな道.
前方には十勝連峰.

OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5

幹線道路に戻る.
ここは夏でも狭い道なのでやや緊張.
並木道が美しい.

OLYMPUS TG-5

さっきまで晴れ間が見えていたのに「青い池」に着く頃にはすっかり曇り.
なぜかいつもこのパターン.今日は吹雪かないだけマシだが.

で,駐車場である.
しっかり「湖面見えません」との表記あり.
そのせいか駐車しているクルマの数は少ない.季節も季節やしね.

OLYMPUS TG-5

はい.「白い池」でした.

クルマの台数の割に人の数は多め.
耳をそばだてると「中国語」「韓国語」「タイ語」が聞こえた.

ちょうど目の前の家族連れがスマホで写真を撮っていた.
おそらくタイ人.

「ご家族の写真撮りましょうか?」と声をかけたいところだが,タイ語で何て言うんだっけか?(英語でえーやん)
いずれにせよ,二重グローブだったことに気づき(スマホの画面が押せない),声をかけそびれてしまった.

防寒グローブ アウトドアグローブ【秋冬・2本指出し設計・裏起毛で高い保温性能】防水・防風・防寒 滑り止め加工 防寒手袋 サイクリング手袋 バイク 釣り 通勤通学 男女兼用

finetrack(ファイントラック) パワーメッシュインナーグローブ FAU0201

いい人戦略失敗である.

OLYMPUS TG-5

本日の目的達成(そうなのか?)
さぁ,戻りますか.

駐車場から道路に出ると,対向車線を登ってくる黒いMTBが.
おおっ,変〇仲間だ.思わず手を振る.

「上ですかぁー!?」と尋ねると「はい」という返事.
お気をつけてー

で,道の駅「ビルケの森」に戻る.
そろそろお昼.
距離の割に異常にカロリー消費が激しいのが冬ライド.腹が減った.

ここの道の駅には高級,いわゆる¥1,000バーガーを販売している.
以前も食べたことがあるが,これに飲み物やポテトを付けると結構な値段.
少し迷ってヤメタ.美味しいけどな.

ファットのところまで戻ると,デーハーなマダムがスマホで我がバイクを撮影中.
「すいません」と後ろを通してもらう.
するとそのマダム,にっこり笑ってファットを指さしながら「Nice!」と一言.うーん,Thank you.

OLYMPUS TG-5

となれば行先は馴染みのあそこですな.

OLYMPUS TG-5

はい.バーチさんです.
お客さんのクルマもないので空いているようだ.

OLYMPUS TG-5

「ハンバーグ(ライス付き)」と食後のコーヒーを注文.
マスターにチャリやオートバイの話,それに「びえいスノーサイクルフェスティバル」の裏話などをお聞きし,1時間ほど楽しい時間を過ごす.
ウェアも暖炉でしっかり乾かした.

OLYMPUS TG-5

さぁ,カロリー補給したし,最短距離の戻るのはもったいない.
今シーズン,何度も通ったあの道へ向かってみる.

OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5

えーしっかりと雪が降り積もり既に通行止めでした.
除雪も全く入らなさそう.
快晴ならさぞかし絶景が...徒歩ならワンチャンあり?

仕方がないので,並行して走る道道をチョイス.
下り基調には変わりないので快調にとばす.

気温が上がり,”雪が腐っている”(こういう言い回しがあるそうな)箇所多数.
もう,顔まで泥ハネ地獄.楽しいね.

OLYMPUS TG-5

太陽が出ている時と,雲に隠れている時で風景ががらりと変わる.特に冬はそう.

それにしても「TG」はよく写る.
何が良いって濡れたり衝撃に全く気を使う必要がない.それでいてこの画質.
スマホ同様,こいつも一眼つぶしの一台.

OM SYSTEM/オリンパス Tough TG-7 ブラック

OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5

クルマをデポした駐車場に着いたが,先ほど述べた通りカロリー消費が半端ないので小腹が空いた.
みんな大好き”ゴミ箱外置”のセブンまで向かう.

コーヒーとシュークリームでおやつタイム.美味し.

OLYMPUS TG-5

で,無事にスポーツセンターまで帰還.
たった40kmのライドだったがカラダへの負荷は半端ない.
Germin様にも「よくがんばりました」と褒めていただけた.全然踏んでなかったけどな.

OLYMPUS TG-5

これで本日のライドは終了.
既に青い池ではなくなっていたが,たどり着くまでの行程が楽しかった.
これで最後まで青空が見えていれば素晴らしい”撮れ高”になるのだが...

それはまた,次回乞うご期待ということで.
冬ライドシーズンは始まったばかりである.

 

ミニベロ(も)欲しい~気になるTyrell&Birdy

2023/11/17 Fri

手段のために目的を忘れる

iPhone11 Pro 2021年12月12日撮影

台湾一周(環島)作戦は決定事項である.
もはや引き返せない.

環島~台湾に行きたし

現状,台湾にはシーコンにてDOMANEくんを持っていくつもり.

シーコン エアロコンフォートプラス3.0 ブラック 輸行バック

Tigerairの自転車輸送サイズ規定,Di2バッテリーの取り外し,チャリ以外の荷物,サドルバッグの大きさなど「アテにならねぇ部品がざっと50はある」状態.
これから解決すべき事案だらけ.

だがしかし.これら全ての懸念をひっくり返す手段が1つだけ存在する.
それはっ!(それは!?)

新しいチャリを買うことだぁーッ!(大丈夫か,Kazchari?)

チャリはチャリでも小径車,つまりミニベロである.

なぜミニベロかというと...

1) 飛行機輪行におけるサイズ・重量とも完全にクリア.
なんならスーツケースにも入る.

2) Di2のようなバッテリーも無し.
なんならディスクブレーキでもない.

3) ロードバイクより荷物が積める.
なんならサドル-タイヤ間のクリアランスが異様に広いため,17リットルの大型サドルバッグも余裕(DOMANEだと無理).

ゼファール(Zefal) 大容量サドルバッグ 自転車 Zアドベンチャー R

4)「環島」後も普通に楽しそう.
なんなら憧れのブロンプトン軍団に加入し,某200ブルべをお祭り完走できる(おまけ).

走行距離に関しては,これまでもヨメさんのミニベロを時々借りて,そこそこの距離乗ったことあるしな.1日100km程度なら余裕っしょ(ホンマに?).

久々に登場/搭乗,ミニベロライド

ミニベロ初乗り&息子とびえいCSRライド

最近はファットバイクをオーバーホールに出している間,こいつで通勤.
短距離ながらこれが楽しかった.

ようするに「環島」を想定しても,その用途にぴったりなような気がしてきた.
となると,実際に買う買わないはともかく,ネットにて情報収集するのがヒトのサガ.

まずはMade in JAPANというより「Made in 讃岐」で有名な国産メーカー『Tyrell』

Tyrell Bike

材質からデザインから,はてはオプションパーツまで豊富な品揃え.
価格も様々だが,カッコよさで言えばハイエンド(?)のFCX
クロモリの細いフレームとドロハンが超イケテル.
値段だけはちょっとアレだが...

ただし,スポーツバイクの購入では通販は避けたいところ.
メンテなどを考慮すると実店舗が望ましい.
取り扱い店を確認すると,なんと我らが「吉田輪業」さんが扱っているではないか!

実は先日のファット引き取り時に,この「Tyrell」について尋ねたところ...

「うーん...扱っていると言えば扱っているけど,昔はともかく今はねぇ...」

と気のない返答.ようするに取引がほとんどない=売れてないとのこと.
ヨシリンさんで買えないことはないらしいので,“もし”購入決定なら再確認すべし.

お次は,Made in GermanyのBirdy

Birdy

なんつっても,ドイツの科学力は世界一ィィィ!(ビシィ!)...かどうかは知らんが,こちらもデザインが超カッコよい(特にR).

Tyrellと異なり太めの偏平フレームを採用.
フレーム本体はそのままの独自の折りたたみ機構.スゲー.

用途に合わせて種類も豊富.
なんとブロックタイヤのグラベル用(GT)まである.

最大の特徴はフロントサス.
サスと言っても究極にシンプルな構造でほほえましい.

もちろんカラーオーダーも可能! どの色にしようかなぁ...って,やばい!

現状,この2メーカーが候補.

ミニベロ業界で一番有名なのは,言わずと知れたブロンプトン(イギリス)だが,なんだかオーソドックス過ぎて触手が動かない.
Kazchariは今も昔もマイナー嗜好なのだ.

最近はKindleでミニベロ関係の書籍を読みまくっている.

おりたたみ自転車はじめました

なんだこのお気軽さは.
ガチ勢とは真逆のチャリライフ.
旅用チャリとしては究極の形態かもしれん.

次の本は小説部分はともかく,石井さんのインタビューが面白い.

どや? おりたたみ自転車乗らへんか

さて,かなりやばい状況なのだが,最大の問題は...チャリ4台,オートバイ1台という現状.
これ以上増やしてどうする?
どうあがいてもカラダは一つなのだ.

でも,ミニベロ...楽しそうやなぁ...

という白昼夢を突如見てしまったKazchariでした.

たぶん現実にはならないと思います.たぶん...きっと...おそらく(誰か止めろぉぉぉ!)

帰ってきたファットくん,冬シーズンinライド

2023/11/12 Sun

冬,突然の来訪

iPhone11 Pro

曇り.温度:1 ℃,湿度:75%,体感温度:-3 ℃,風速:12.8 km/時,風向:SW

先月オーバーホールに出した我がファットくんSpecialized FATBOY 2019.

「仕上がりました」との連絡を受け,先週金曜日の仕事帰り,吉田輪業さんに受け取りに行った.

iPhone11 Pro

ワイヤ・BB・チェーン・ブレーキパッド交換,各ベアリンググリスアップetc...本格的な冬シーズンin前に,7000km走ったファットくんを徹底的に整備してもらった.

店長「Kazchariさん,あんまり速く走らないよね?」

Kazchari「えっ? まぁ,冬のレースに出たりヒルクライムしたりしますが,このオーバーホールで軽く回せるようになったら,うれしいですけど...」

店長「えっ,そうなの? じゃぁ失敗したかなぁ.速さ重視じゃなく,耐久性の高いグリス入れちゃったよ~」

いやいや,それでいいです.
5年ぐらいは持つそうな.

ちなみにオーバーホール料金は¥27,500.
毎年行っているDOMANEとほぼ同じ(T_T).

この夜は雨だったが,明けて土曜日.
朝カーテンを開けると雪景色が広がっていた...
今季初の本格的な積雪となった.
この日は仕事でチャリはZwiftのみ.

そして日曜日.
ファットくん,いきなり雪の旭川(再)デビューである.
まず,オーバーホールに出す前に取り外したパーツを再装着する.

iPhone11 Pro

ついでに突然の積雪により,急遽ヨメさん車のタイヤ交換.
旭川はしばらく雪予報が続く.
さすがに根雪はまだ先だと思うけど.

つーことでファットくんも,スパイクへの変更は今日はパス.
ノーマルブロックタイヤで本日はライドへGo.

タイヤ交換作業中は結構晴れていたのだが,出発準備ができた10時半,すっかり怪しい雲行きに...

まずは定点観測地点.すっかり冬.

iPhone11 Pro

河川敷の忠別川サイクリングロードを東川方面へ.
もちろんアスファルトの路面は凍結までには至っておらず,快適に走行...と言いたいところだが,向かい風もしくは横風.
おまけに雪が激しくなってきた.正に横殴りである.

本日の装備はdhbの起毛ジャージとビブ
バラクラバ着用.
足元は厚手の冬用ソックスKEENのウインターブーツ.

[テスラ] スノーボード スキー 靴下 2足組 [抗菌防臭・吸汗速乾・保温]

グローブはこいつ.

防寒グローブ アウトドアグローブ【秋冬・2本指出し設計・裏起毛で高い保温性能】

真冬になればハンドルカバーを装着するのだが,「今日の気温なら大丈夫」と,今回はグローブオンリーで出かけた(この後タヒほど後悔).

iPhone11 Pro

舗装路だけだと面白くないのでグラベルも.
これぞワビサビ感.

iPhone11 Pro

さすがオーバーホール直後.
明らかに軽い.まるでマグネットコーティング後のG3.
何より長い間うるさかったキーキー音の消失がうれしい.

iPhone11 Pro

おっと,今日の目的を忘れるところだった.
お気に入りの”森”へ向かう.
経験上,このくらいの積雪だとめちゃめちゃ映えるはず.

iPhone11 Pro

とかなんとか言いつつも寄り道.
ようやく,魔界の入り口へ.
早くもその積もり具合がベネ.

iPhone11 Pro

以前に転倒経験のあるカーブを慎重に曲がる.
ふわふわの枯れ葉と雪.その下に隠れているのはボコボコの舗装路.

iPhone11 Pro
iPhone11 Pro
iPhone11 Pro
iPhone11 Pro
iPhone11 Pro
iPhone11 Pro
iPhone11 Pro

午前中の青空が欲しかったが,ほぼ期待通りのスポット.
この静寂感,寂寥感が良い.
もちろん,森の中では誰一人会わない.

ただし...汗冷えのせいか,急に寒くなってきた.
それに自撮りのために指を露出させていたので手全体も冷える.

気温低下に加え,標高も少し高いため?

ウインドブレーカーを着こむ.

iPhone11 Pro

指先末端はどうしようもない.
グーパーを繰り返し,血流の回復を試みる.

オーバーグローブを家に置いてきたこと,ハンドルカバー未装着が悔やまれる.
ナメてた.

もはや太陽もすっかり隠れて曇り時々雪状態.
これ以上進むことは諦めて,家へ進路を取る.

[パールイズミ] ストレッチ ウィンドシェル 2300

東川の町が近づいてきた.
ここは補給を取ろう.カラダにエネルギーを取り込めば,この寒さもマシになるか.

とは言え,この天候でコンビニの店先はキツい.

おや? ここは?

iPhone11 Pro

どうやら新しい店のようだ.
なんとメキシコ料理とな!
おお,実はKazchariが日本食の次に美味いと思っているのがメヒコ料理なのだ!

ランチ営業中,これはぜひぜひ.

先客は1名のみ.
マスターとずっと親しげに話しておられる.
とんでもなく気さくなマスターのようだ.

メニューを見て,注文したのが「斜里町蝦夷鹿のピリアとタコスセット」
タコスはともかく,ビリアって何?
説明によるとピり辛シチューのようだ.おお,今日の天候と冷えたカラダの状態にぴったり.迷わず注文.

まずはビリア.ほどよい辛さ.美味し.

iPhone11 Pro

こっちがタコス.
ご主人,配膳時に材料やら調理法を説明してくれるのだが,さっぱり頭に入らん.
少なくとも,Kazchariのイメージするタコスとはまるで異なる.
まず色が不思議.これが本場モノ?

iPhone11 Pro

Kazchariはこれまで3回ほどメキシコを訪れたことがある.
ダイビング目的でカンクン-コスメル,そしてラパス
グアテマラからの国境越えでチアパス

そのいずれでも見たことがない.
なのでご主人にどこの料理か尋ねた.
どうやらシティ周辺の田舎料理らしい.
さすが広大なメキシコ.まだまだ知らないことだらけだ.

いずれにせよ,メヒコ料理にハズレ無し.
これも美味しゅうございました(ただし,チャリダー的には量が...おっと).

で,この質問をきっかけにKazchariの旅話で盛り上がった.
料理もおいしいし,お話し好きの,めちゃめちゃ感じの良い店長さんなので,みなさんもぜひ.
どちらかというと,ランチよりディナーに力を入れているそうな(¥5,500~要予約)

ポンすけ

iPhone11 Pro

さて帰りますか.
食事中,ツールケースの中に使い捨てのニトリルグローブを入れていたことを思い出した.
そう,これをインナーグローブとして使うのだ.

iPhone11 Pro

[マツヨシ] 使い捨て手袋 ニトリルグローブ ホワイト 粉なし 100枚入り 病院採用商品 (松吉医科器械) (M, 新パッケージ)

元々はパンク修理時に手が汚れないようにと入れていたのだが,まさか防寒の役に立つとは...
こいつのおかげで指先の寒さに悩まされることはなくなった.
おまけにスマホのタッチも問題なく行える.
なんてこった.パンナコッタ.

で,サイクリングロードを快走っつーか,ゆるポタ.
知らぬ間にだいぶ雪が融けている.

iPhone11 Pro

取水堰を越えて対岸へ.

iPhone11 Pro

この道も少し前はグラベルやったけどな.
Kazchariは河川敷の舗装化に断固反対します(ウソです).

家まであと少し.

iPhone11 Pro

想定外の吹雪の中,新しいお店も発見したしで楽しい冬シーズンinライドでした.
久々の冬ライドで,装備やらウェア選びに少々失敗したけどな.

そして...とうとう来ましたね,今年もこの告知が.

第3回びえいスノーサイクルフェスティバル

絶対出ます! ⇒ 11/13,無事エントリー!

前回の大会はこんな感じ.

第2回びえいスノーサイクルフェスティバル~120分耐久レース~

公式動画あり.

Topstoneな函館遠征ライド(大沼公園編)

2023/10/29 Sun

あかときいろ

iPhone11 Pro

曇り.温度:12 ℃,湿度:81%,体感温度:11 ℃,風速:10.9 km/時,風向:NNE

現在,YouTubeのサンライズチャンネルにて『聖戦士ダンバイン』が毎週一話ずつ配信されている.

本放送は1983年.懐かしい.
Kazchariは高校一年生だ.

感想については別の機会で語るつもり.
今回はリードストーリーとして,ED曲『みえるだろう バイストン・ウェル』について.

歌詞にある「あこがれていた あかときいろの」が,単純に「赤と黄色」で良いのか論争が昔からあった.
あの名作詞家,井荻麟こと富野御大将なら一捻りあるはず...と,「赤と黄色」ではなく「赤朱鷺色」ではないか?という説である.

そう,無数の伝統色がある日本には実際に「朱鷺色」なるものが実在する.

朱鷺色/Toki-iro/#F3A696/

「赤」がつくから「朱鷺色」よりはもう少し赤寄りか.
この説を後押しするのが,フェラリオが跳ねるED,その背景が正に「赤朱鷺色」のイメージ.

まっ,歌詞カード/サイトにはしっかり「赤と黄色」と書いてあるけどな.
この曲を聴くたび「赤朱鷺色」で脳内再生してしまう.

てなウンチクはともかく,遠征ライド二日目は,紅葉シーズン真っ只中,つまり「赤と黄色」大沼公園に行ってまいりました(強引な導入).

例によって自然に5時半起床.
期待をこめてカーテンを開ける.
昨日と似た感じ.
路面は濡れているが,一部雲の隙間から青空も見える.

本日も雨には会わずに済みそうだ.

今日は午前中にライドした後,昼には旭川へ向け出発する予定.
つまり,この宿の温泉につかれるのも今だけ.
ならば朝風呂にin.

6時に浴室に行くと既に結構な人出だった.

7時に朝食会場へ.
今日は和食ビュッフェ
期待していた「いくらかけ放題」などのスペシャルメニューは...なかった.

iPhone11 Pro

普通の茶碗よりも小さい器にえび,まぐろやサーモンをのせたミニミニ「海鮮丼」,他に「天丼」があるぐらい...残念.

iPhone11 Pro

そして昨日の洋食ビュッフェ同様のメニューがこちらにもそろっている.
値段に差をつける意味はあまりないように思われる.

これなら,名物の駅前の朝市に食べに行く方が良かったなぁ(少し後悔).

まっ,ビュッフェなので量だけはしっかり食べ,部屋に戻って荷物のパッキング.8時過ぎにチェックアウトした.

iPhone11 Pro  お世話になりました

まずは道の駅「なないろ・ななえ」に向かう.

クネクネしている割には100km/h制限のデンジャラスな函館新道を通って,道の駅到着.

iPhone11 Pro

駐車場でTopstoneを降ろしていると,ひげをはやしたナイスミドルな方が「面白い自転車だねぇ」と話しかけてきた.

トライアスロンを趣味にされているらしく,チャリに関してもそこそこ詳しい.
函館在住で「〇〇峠がいいよう~」とかいろいろ教えてくれるのだが...旭川民には,そこがどこかピンときません.
お話好きなのは良いのだが...すいません.時間がないのでスタートさせてください.

つーことで出発.

素直に国道5号線を北上する.
いきなり登り.
先行していたグループローディを捉える.

iPhone11 Pro

トンネルを抜けると,右折して大沼公園に向かう交差点に到着.
なんとこの交差点,歩行者用の信号がない.
仕方なくクルマの信号に従って注意深く曲がる.

うーん.安全走行のためには,早いうちに右側に渡り,トンネル内歩道を右側通行する必要がある.
このルート,チャリの通行も多いはず.
ここは早急に改善してほしいポイント.

まずは小沼脇を通過.
雲が多く,天気はよろしくないまま大沼駅着.

iPhone11 Pro

地図(看板)があったのでルートを確認.
いつもの悪い癖で,ロクに下調べもせず行き当たりばったりライドなので,噂に聞く「サイクリングロード」の入口がわからない.

iPhone11 Pro

少し進むと公園のような場所(大沼公園駅)へ.
レンタルチャリ,スワンボートなどの貸し出しがある.
どうやら観光拠点のようだ.

iPhone11 Pro
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浮島のような場所を橋がつないでいるが,「自転車通行不可」の看板がかかっている.なんとなく以前は通れたような雰囲気.

再度地図を確認すると,なんてこたあない.
単体のサイクリングロードは存在せず,車道の脇を走るタイプだった.
これなら見覚えがある.

iPhone11 Pro

歩道もといサイクリングロードは枯葉が積もっていい感じ.
ただしスリップの心配もある.グラベルロードで正解.

反時計回りなので左手に大沼.
景色の良いところでONE-STOP.

iPhone11 Pro

残念ながら駒ケ岳は,山頂が雲に隠れてすっきりせず.
その分,紅葉もしっとりと写る.

iPhone11 Pro

せっかくなので道路を離れてグラベルにも突入.
緑,もとい「赤と黄色」が濃い.

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思い出の地,大沼公園キャンプ場着.
ここは道南方面を旅するバイカーに大人気.
いや,ライダーだけでなく旅人全般か.

2年前のGWにも息子と二人キャンプで来た.

小学生男子と道南旅:破~洞爺湖から東大沼へ

その時は渡れた水門の通路には鎖がかかっていた.
アドヴェンチャー感があって面白かったけどな.
事故でも起きたか?

iPhone11 Pro

さて,周回道路に戻る.

iPhone11 Pro
iPhone11 Pro

レンタルチャリを何台かパス.
本格的なローディが数台,対向車線を走る.
後でSTRAVAを確認.もしかするとつながっている方々かも.

それにしても,この大沼公園,ただ周回するだけより脇道グラベルが面白い.

iPhone11 Pro

もうとんでもなく美しい.

iPhone11 Pro
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iPhone11 Pro
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「紅葉見ごろ」は伊達ではなかった.
仕事ついでとは言え,チャリを持参して来て良かったなぁ.

四季のうつろいを全身で感じ,それを愛でる.
もちろん,オートバイでのツーリングでもそういった楽しみ方はあったが,チャリにはまってからは,それらをよりダイレクトに感じるようになった.
特に今の時期,秋から冬にかけての寂寥感がたまらんのぉ(変態).

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大沼をぐるりと回り,スタート地点の「大沼公園駅」に戻る.
昼近くになり,人が増えている.
そうか,日曜日か.

喧騒を抜けて帰りますか.
後はデポ地点の道の駅に戻るだけ.

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ここからは快適なダウンヒル.
多少のデコボコも,さすがTopstoneだ,なんともないぜ!

さぁ,道の駅に着いた.
これで函館遠征ライドは無事終了.
昨日今日と,想像以上に楽しかった.

iPhone11 Pro

ここのところ連続で遠征ライドに出かけているが,やはり知らない(もしくはチャリ初)の道はひたすら楽しい.

ちょうど先日,ZwiftにてWatopiaの新コースが発表されたが,ヴァーチャル・ライドがいくら進化しても,やはり実走にはかなわんな(当たり前).

これまでは主にブルべで道内あちこちをライドしてたけど,飛行機輪行を含めて行動範囲をもっと広げてみようと思う.

大学生の頃からオートバイに乗っているKazchariは,ほぼ全ての都道府県を走破した(行ってないのは山口くらい)
かつての思い出の地を,今度はチャリで,つまり自力で走る.
しかも還暦近くになってから.
体力的に順序が逆のような気もするが,今の方が旅を,その瞬間を味わい尽くせる気がする.
人生の総仕上げやな.

さて,雪が降るまでもう少し.
その間,オートバイもチャリも楽しみたい...って,うん? 雪が降ったらファットの出番やん!

Topstoneな函館遠征ライド(恵山編)

2023/10/28 Sat

大地と海を貫いた時

iPhone11 Pro

晴れ時々曇り.温度:12 ℃,湿度:87%,体感温度:11 ℃,風速:7.7 km/時,風向:NNE

就寝時間は遅かったが,そこは安定の体内時計.
いつも同様6時前には目覚める.

カーテンを開ける.

路面は濡れているものの,現在,雨は降っていない.
天気予報を確認.
昼以降40~60%の小雨予報.

十分だ.

ネットでの宿泊予約時は”食事なし”にしていたが,昨今こうした観光地のホテルは朝食にやたら力を入れていると聞く.
旅先ホテルでコンビニ飯もアレなので,昨日のチェックイン時に朝食ビュッフェを頼んだ.

このグローバルビュー函館の朝食ビュッフェは洋食か和食の選択式.
それぞれ¥1,320,¥1,980と料金が異なる.
2泊するので,今朝は洋食,明朝は和食にしてみた.
昨夜は居酒屋で海鮮三昧だったのでちょうど良い.

iPhone11 Pro

洋食という割には,ちゃんと白飯とみそ汁もおいてある.
和食との区別は何なのだろう?

あれかな.

(値段の高い)和食ビュッフェには噂に聞く「イクラかけ放題」サービスがあるのだろうか...じゅる.明朝が楽しみだ(と期待していた時期がKazchariにもありました)

今日はカロリー大量消費予定.
ここぞとばかり食べまくる(これが後で困ったことに)

さて,食事後,部屋に戻りウェアに着替える.
先日のナイタイ高原ライドと同じ装備.

Topstoneなナイタイ高原ライド

気温一桁~対応の起毛ウェアである.
少し暑いかも.

さて,行き先は?

事前に函館圏におけるおすすめサイクリングロードを検索.
当初は「函館200ブルべ」のトレースも考えたが,この時期の夜間走行は避けたい.

で,以下のサイトの「函館オーシャンビューライド」をチョイス.

北海道のサイクリストに聞く! おすすめコース

Topstoneをハスラーから降ろしてセッティング.
そして出発!
うーん,やっぱり未知の道はわくわくするねぇ(クルマで走ったことはあるけど).

iPhone11 Pro
iPhone11 Pro

いきなり道を間違えて駅方面に.

やはり町中走行は苦手だ.
特に函館は市電が走っているせいか,作りがややこしい.
路肩スペースもあまりない.

少し迷った後,ようやく正規ルートの海岸沿いへ.
早速面白い建物を発見.

iPhone11 Pro
iPhone11 Pro

この荒木飛呂彦によく似た幕末の偉人に関してはヨメさんがうるさい.ここの写真を送信しておく.

しばらくは海岸の国道沿いを走行.
歩道が広く,自転車通行可表示もあるが,車道を走る.
左折してやや狭い道へ.

草に覆われたサイクリングロードを発見.
どこに続くのかわからないが,ダンジョン風で面白い.

iPhone11 Pro

走行中,何かが顔にバシバシ当たる.
まさかまさかの雪虫だった.
そういや,昨日高速でえらい目にあったことをすっかり忘れていた.

サングラスのおかげで目は守れるが,口は?
マスクを持ってこなかったことを後悔(その後は気にならなくなった)

右手に「トラピスチヌ修道院はこちら」の看板が出ていた.
函館には何度か訪れているが,ここは初めてである.
チャリならば渋滞や駐輪に困ることはなかろうと向かってみる.
けっこうな坂を登ると,それはあった.

当然,入場料をとられるので外から撮影.
遠すぎてよくわからん.

iPhone11 Pro

サイクリスト的には修道院前にある公園の紅葉が気にいった.

iPhone11 Pro

アップダウンを繰り返し,ようやく都市部を脱出.
クルマの通行も少なくなり,遠方の山の黄色や赤が映えてきた.

iPhone11 Pro
iPhone11 Pro

それにしてもiPhoneはよく写る.

iPhone11 Pro

橋の上から見下げると...紅葉の渦.

iPhone11 Pro

北海道では,雪が降る前にあちこちで一斉に工事が行われる.

今回困ったのが2km近いトンネルが信号待ちの片側交互通行になっていたこと.
もちろん,先にクルマに行かせ,猛スプリント
トンネル出口で待っているであろう対向車線のクルマに迷惑をかけないように暗いトンネルの中,とばすとばす.
幸い下り基調だったので,それほど待たせなかった...と思われる(ああ日本人).

川汲公園とやらが見えてきた.
テントが見える.
キャンプ場なのか?

小川沿いの雰囲気良し.
こういう石ころだらけの場所にもさっと入っていけるのが,グラベルロードの良いところ.

iPhone11 Pro

トイレだけ借りて道路に戻る.
川汲の日帰り温泉施設が見えてきた.
周辺の紅葉が素晴らしい.

iPhone11 Pro

後で調べてみると,この日帰りの方の川汲温泉,かなりクセ強め.
話のネタに入ればよかった?

川汲温泉明林荘の極上アルカリ性単純泉を日帰り入浴で堪能

前半戦の山ライド終了.
海岸,というか漁村に出る.

iPhone11 Pro

先ほどとは雰囲気ががらりと変わる.
こりゃオススメコースだけのことはある.
メリハリが楽しい.

このあたりが一番活気づくのは早朝なのだろう.

iPhone11 Pro

これでも国道.
元々道がなかったところに,岩肌を削って道を通す.
より通行をスムーズにするためトンネルを掘る.
そして旧道が見捨てられるっつーか,地元民の生活道路となる.
その道が味わい深い風景を生み出している.

iPhone11 Pro
iPhone11 Pro

時折見かける,断崖絶壁への強引な補強工事の跡.
まるで要塞か宗教施設の様.異世界感マシマシ.

iPhone11 Pro

ここもトンネル迂回道路.
行き止まりだったが,岩肌に洞窟らしきモノが見える.

iPhone11 Pro

全長2.6kmの長いトンネルを通過.
ちょうど前方から自転車ガチ勢のトレインが迫ってきた.
手を振り合う.
本日すれ違ったサイクリストは彼らのみ.

iPhone11 Pro

ここのトンネル脇の旧道は通れず.
密漁予防のために柵が.

道にたまに落ちているウニの殻.
あれはカラスの仕業らしい.
クルマにわざと轢かせて中身を食べるのだとか.

iPhone11 Pro

しばらく進むと「水無海浜温泉」への分岐.
時間もあるし,往復8km行ってみよう!

それに...きっとアレがあるはず.そう,トイレである.
朝食の暴食が祟って,ちょっとお腹が重い.

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それでも良い構図を見つけてはついつい停車.

iPhone11 Pro

灯台に到着.
ついでに公衆トイレも発見して一安心.

iPhone11 Pro

激坂を下ると「水無海浜温泉」着.

せめて足湯を...と思ったが,えー見事に満潮で入れませんでしたぁ.

iPhone11 Pro
iPhone11 Pro

元来た道を4km戻る.
そう,この海岸線はまだ一周できないのだ.
北海道に残された数少ないフロンティア.
初めて北海道に来た時(1988年)は,三国峠が未舗装で積丹半島も周回道路がなかった.
ここもやがてつながるだろう.

ちょっとした山越え後,恵山との分岐.
寄ってみたいところだが,時間がない.次回に期待.

そのまま道の駅「なとわ・えさん」着.

iPhone11 Pro

時刻は13時を越えている.
腹が減った.

施設の施設内にうまみち食堂 菜の花がある.
情報を検索するとかなりの人気店.
数十分か待つかなぁ...と思いきや,ここはぼっち特典.
カウンターに即座れた.

メニューも豊富かつ安い! マジか.

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明日の朝が和食ビュッフェということもあり,ここは軽く「潮騒塩ラーメン」をオーダー.これで¥1,100! 美味し.

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ご馳走様でした.
ちなみに各電子決済対応.
また来ます.

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さて函館へ向け出発.
ここまでの道のり同様,できるだけ海岸沿いを走る.
変化があって飽きない.

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なぜだかわからんが拘束された家.
強風対策? 保つのか?

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山肌に写るのは津波発生時の避難階段.
あちこちにある.
かなり急なので,足の悪い高齢者とかは登れるのだろうか?

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次の面白ポイントはこの看板.
本州っつーか,青森近し.

今年は諸事情でキャンセルしたブルベ「十和田クラシック200」

苦渋の決断~十和田クラシックDNS

先日の利尻島ライドでフェリー輪行スキルも手に入れたので,来年は100億%参加!

DOMANEなサクッと利尻島一周ライド(その2)

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徐々に陽が落ちてきた.
それに風も出てきた.
波が高くなる.

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地方の特殊図案マンホール.
函館は五稜郭+色付き.

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久しぶりにセイコマを発見.
小腹が空いたので立ち寄る.
限定メニューの「余市産ナイアガラサイダー」「アップルパイ」のリンゴセット.美味し.

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函館山のシルエットが徐々に近づいてくる.
ゴール間近を実感できるホンマに良いルーティングだ.

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今日の〆として,宿泊ホテルではなく函館駅まで走る.
ここをゴールとする.
さすがに暗くなってきた.

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それにしても,紅葉の山,風情のある漁村巡りと,メリハリの効いた楽しいライドだった.

宿に戻ってTopstoneをハスラーに収納.
軽くシャワーを浴びて夕食にでかける.

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函館名物と言えば...

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これでしょう!って,この雑な盛り付け...
そう”みんな大好き”「ラッキーピエロ」である.

「チャイニーズチキン&チーズハンバーグセット」を注文.
見た目はアレだが美味し.

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やはり,この独特のセンスがなんとも...

宿に戻りお楽しみのサ活
なんだかんだで今日は100km越えライド.
昨夜の寝不足と相まって,眠気マックス.
22時には就寝.

今日も素敵に生きたので,深い眠りにつくことができるでしょう...

このアレンジverもまた良い.
明日も函館を走るっ!

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Topstoneなナイタイ高原ライド

2023/10/22 Sun

秋と冬のあいだに

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晴れ.温度:7 ℃,湿度:66%,体感温度:3 ℃,風速:21.4 km/時,風向:WSW

朝5時に起床.
カーテンを開ける.
とりあえず雨は降っていない.
だが曇天.

北海道は「でっかいどう」なので,地域(支庁)によってまるで天気が異なる.
特に中心部の大雪山系を境に,旭川(上川)と帯広(十勝)の天候は変化することが多い.

旭川の降水確率70%に対し,十勝エリアは10%と,ほぼ晴れ予報.
これは遠征ライドに行くしかない.

この決断をした際,チャリにとって重要な,とある情報の確認を怠ったのが後で響いてくる...

朝食後,6時半頃にクルマで家を出る.
ハスラーに搭載するのは昨日に引き続きTopstoneである.

Topstoneな紅葉グラベルライド

雨後のグラベル走行を楽しんだ後なので,泥だらけだった.
昨日のうちにざっと水洗いし玄関内で乾燥.
そいつをクルマに積み込む.

旭川から十勝方面に抜けるルートは2つある.
三国峠か狩勝峠越えかのいずれかである.

距離はほとんど変わらない.
所要時間も,ともに3時間弱である.

ただし,前者の方が難易度がやや上.
山間部凍結の情報が届く昨今,より標高の高い三国峠は凍結している可能性がある.

つーことで行きは三国,帰りは狩勝で戻ることにした.

まずは国道39号および愛別から無料高速を使って上川まで.
さすが早朝.
渋滞もなくスムーズに進む.

層雲峡が近づくにつれ,徐々に景色が変化.

紅葉した木々に雪がかぶさる.
秋と冬の間の,この時期ならではの風景.

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路肩に一時停止して撮影.
クルマを降りてじっくり撮る方が良かったかな.

除雪センターでトイレ休憩.

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出発.
そして三国峠への登りが始まると路面もガチガチに凍結していく.

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この状態だとノーマルタイヤでは走行不可.危なすぎる.
毎年のこととは言え,懐かしい風景が戻ってきたなぁ...

頂に近い長いトンネルを抜けると風景激変...とはいかなかった.
三国峠のパーキングは御覧の積雪.

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なんと「三国峠café」は,今季まだ営業中だった.

クルマから降りるもサンダルだと滑って危険.
SPDシューズに履き替える.

三国峠屈指の撮影ポイントまで歩く.
よくある構図だが,道路が真っ白.
まるでスタッドレスタイヤのCM.

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なかなか見ることのない美しい景色だ.寒いけど.

さて,慎重に十勝側に下る.
晴れ間が広がってくる.
道路や木々から雪がなくなり,普通の“秋の”風景に.

このギャップが面白い.
三国峠がからむブルべの際,たびたびお世話になる防災センターで休憩.
天気のギャップがスゴイ.

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紅葉真っ盛りの糠平温泉街を抜けて,いよいよ士幌エリアへ.
クルマをデポするのは道の駅「しほろ温泉」の予定.

ゴミ箱未設置のため,ブルべ民の間で評判の悪い某コンビニでコーヒーと肉まんのおやつ.
このあたりはコンビニ不毛地帯なので,ちょこちょこ補給するのが吉.

道の駅「しほろ温泉」着.
温泉旅館プラザ緑風と併設.
これまた十勝発着もしくは通過するブルべの際,深夜に訪れることが多い場所である.

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時刻は10時前.
所要3時間弱で雨や雲から逃げてきたイメージ.

早速,Topstoneを降ろしてセッティング.

本日はあまりグラベルライドをしない予定なので,リュックは背負わず,オルトリープのサドルバッグ(中)に予備チューブや防寒着を詰め込む.

さて,ここから向かうのは「ナイタイ高原」である.
かつてオートバイで訪れたような,そうでないような...
いずれにせよ,チャリでは初.

「ナイタイ高原」では,毎年夏にヒルクライム大会が行われている.
Kazchariは参加したことはないが,2023年大会は雨天中止だったそうな.
来年は...日程があえば.

ステムにiPhoneを取り付け,Google先生を起動する.
行き先を「ナイタイ高原牧場」にセットすると,3パターンのルートが表示される.
ここから約30km.
国道などの大きな道を通らないルートを選択.
さぁ,出発しますか.

道の駅を出て,いきなり登りで笑う.

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ヤギの放し飼い?

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それにしても徐々に雲が多くなってきたのが気になる.
気温が下がってきた.
そして,いかにも十勝っぽい開けた道路に出ると...強風が襲ってきた.

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そう,出発前に確認を怠ったのは,この風速に関してである.
ルート的にジグザグしながらナイタイ高原に近づいてはいくのだが,結果的に向かい風,追い風,横風がすべて混じることになった.

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追い風時はともかく,向かい風時は正に地獄.
速度も20km/hを切ってしまう.
さらに十勝平野のド直線+緩急が続く丘がカラダとココロをじわじわと削ってくる.

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チャリの敵,寒さと風.
雨こそ降っていないが,これが続くならわざわざ遠征してきた意味が...

「いや,これはこれで良いトレーニング.わが同居人ミトコンドリアも喜んでおるわッ!」

と,マインドセットをチェンジ!

そうこうしているうちに,道の駅「かみしほろ」着.
新しい? 初めて来た気がする.

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昨今,車中泊時のマナーが問題として取りざたされることが多いが,この道の駅は逆にウェルカムのようだ.
敷地内にキャンピングカースペースまで用意している.

グルメ系ショップも充実しているようだが,トイレだけ借りて即出発.

ひたすら漕いでいると,ようやく「ナイタイ高原」の看板が見えてきた.

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同時に,目的地が同じと思われるクルマやオートバイも増えてきた.
彼らの後を追えばよいのねん.

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ここから7kmの登攀か.
もしかしてヒルクライム大会はここがスタート?

別にタイムアタックするわけではないので(Topstoneです),のんびりと登る.

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やがて,Google先生が左側の小道に曲がれと指示してきた.
「うん? 他のクルマは広い道を直進していくけど,こちらの方がチャリ向きなのか?」と勝手に解釈.
指示に従って左折した.
ここが地獄の入口とは知らずに...

曲がるとすぐにGarmin先生のクライム・プロがピコッとスタート.
一旦大きな山を越えてから,登り返し,そのままゴールまで登りが続くレイアウトになっていた.

車幅は1.5車線.
ところどころ陥没があるものの道路コンディションはそれほど悪くない.
ただし...長い.
7%以上,ところどころ10%越えの坂が延々と続く.
それに加えて強風である.

展望が開けたところでは風にあおられっぱなし.

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絶望的なのは...到達点がさっぱり見えないこと.
確かに初見の地ではあるが,Garmin様がここが「ナイタイ高原牧場」と示す箇所は,ホンマに坂の途中っぽい.

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標識や建物の類は一切なかった.
まぁ,周りの景色全体が「牧場」ということなのだろう.

あれ?
SNSやら雑誌でよく見かける「NAITAI TERRAS」のオブジェはどこに?
ひょっとして,さらに上方に見えるあの銀色の建物がそうか?(←そうでした)

ようするにKazchariの完璧なミスっつーか勘違い.
「ナイタイ高原牧場」と「ナイタイテラス」はてっきり同じ場所と認識していたのだ.
で,Garmin様の導きのままに,ここまで登ってきたという次第.

では,その「ナイタイテラス」に行くには?
まさか,来た道を戻って,登り直し?
さらにGarmin様に尋ねる.
どうやら,このまま登攀を続ければ,テラスには行けるようだ.残りは2.4kmである.安堵.

もちろん戻るのではなく,こちらを選択.

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激坂を登りきり,ようやく平坦へ.

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絶景である.

直進して「ナイタイテラス」の駐車場へ.
ゲートが施錠してあったので,テラス側からの車両進入はできないようだ.

それにしても,ようやくの到着.
ここまで気合い入れて登ってきた甲斐のある景色が広がっていた.

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ただし...当然のごとく寒い.
風も強い.
日曜だけに人も多い.

このテラス,ソフトクリームが名物らしいが,この気温ではとても食べる気にならない.

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ロンリーなスピードチャリダーはクールに去るぜ.
もちろん,ウインドブレーカー,長指グローブで武装してからな.

久々の長指グローブ.
親指と人差し指がオープンになるこいつがオススメだ.

防寒グローブ アウトドアグローブ【秋冬・2本指出し設計・裏起毛で高い保温性能】

それに,何より気に入っているのは...値段だ.

いわゆるチャリ専用品だと,絶対にこの値段では買えない.
ハンドルカバーと併用すればマイナス20℃での走行も無問題.

さて,上着を着たとは言え,下り時,寒いのは寒い.
ガタガタ震えるカラダ,飛び散る鼻水,涙でぼやける視界...
どう考えても,夏向きやな,ここ.

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つーことで,ダウンヒル終了.
ここからは平坦で道の駅に戻るだけ.

道の駅に戻れば,暖かい温泉とサウナが待っているんだ...

ところが...平坦なのに全然パワーがでない.
なんだこれ?
よもやよもやのハンガーノック!?

そう,このあたりはコンビニ不毛地帯.
それにテラスでも何も食べなかった.
補給のタイミングを完全に逸している.
パワー枯渇のピンチ.

コンビニがありそうな市街地はまだまだ先.
もう限界と,農家の倉庫脇にチャリを止める.

このまま力尽きてしまうのか,Kazchari?

んなこたあない.ちゃんと補給食は持参している.
Topstoneのフロントバッグから,カロリーメイトとエナジージェルを取り出す.

大塚製薬 カロリーメイト ブロック フルーツ 2本×20個

日本新薬 WINZONE(ウィンゾーン)エナジージェル

いやぁ,補給食の元祖,パサパサのカロリーメイトが,これほど美味く感じられるのは初めてである.

さて,まるで顔を交換した〇ンパンマンのごとくよみがえったKazchari,残り14kmを快調に飛ばす.

ふとサイコンを見ると,ディスプレイに赤枠およびチェッカーフラッグマークが付いている.
それに,距離計が全然増えない.

こ,これって終了ボタン押した時の表示やん!
いつの間に押した? 覚えがない.

あわててストップ.
ここでもう一度スタートボタンを押せば,計測は再開されるようだが,この時は気がつかず,一旦ログを終了させてしまった.

で,ここからゴールまで再計測.
うーん,かねてよりこの「Garmin Edge1040」の不安定さには定評があるなぁ.
知り合いの中には,腹が立って下位モデルの「850」に乗り換えた人もいるほど.

ガーミン(GARMIN) Edge 1040 ソーラー充電対応モデル(Solar)

困ったもんだ.
バッテリーの保ちは超一級やけど.

で,Google先生もGoogle先生.
最短ルートを案内してくれるのは良いのだが,お約束のグラベル突入もあり,これはこれで,そのサービス精神が楽しい(Topstone乗車時に限る)

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で,なんだかんだで道の駅に帰還.
時刻は13時45分頃だった.

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とりあえず温泉併設のレストランの営業時間をチェック.
こういう所って,昼営業後,休憩することが多いのだ...って,まさにここがそうだった.ラストオーダーは14時とある.

あわててクルマに戻り,チャリを積み込み,入浴の準備をして...いや,もう慌てるのもめんどい.
食事は別の所で取り,風呂とサウナだけこちらに入ることにする.

早速,Google先生に近くのレストランを尋ねる.
すぐそばにあるではないかっつーかそこしかない.

早速,Topstoneで乗り付ける.
入口のドアにメニューがあった.
ピザとサンドイッチがメイン.
それにコーヒーにこだわりがあるお店のようだ.

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正直,白メシと肉が食いたかったが,ここは「カツサンド」にしよう.
メニューに「ボリュームあり」と書かれているし.

店に入ると年配のマスターが一人で,接客と調理をしておられた.
決めた通り一番ボリュームがありそうな「カツサンド」と,ここの地名の入った「下居辺コーヒー」にする.

この漢字が読めなくて「しもいべ?,それとも,しもきょべコーヒー下さい」と注文.

ご主人から訂正が入る.
「しもおりべ」と読むらしい.
フィンランドの伝説のスナイパー「シモヘイヘ」っぽい響きである(知らんがな).

ログハウス風の店内は雰囲気良し.
もちろん薪ストーブが炊かれている.

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NHK-FMからはクラシック音楽.
「どろぼうかささぎ序曲」とは渋すぎる.

出てきた「カツサンド」は確かになかなかのボリュームだが,寒風ヒルクライムを含む70km走破後のチャリダーにはやはり...正直,白メシが欲しい.
この店も昔は定食系を出していたようだが,今は軽食オンリーになってしまったようだ.

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味そのものはベネ.

で,店を出てクルマに戻る.
Topstoneを積み込んで,いざ温泉&サウナである.

大人¥500.安い.

サウナは2段.
通常の湿式.それほど暑くなく標準.
サウナ室を出てすぐ隣に水風呂.18℃との表示.2人用かな.
露天に続くドアもすぐそばなので動線よし.

お客さん少な目.
サウナ室ではずっとゴルフ中継.

屋内の高温湯はともかく,露天風呂が少しぬるめ.
隣で入っていたおじさんも「もう少し熱くないとな」と愚痴っていた.

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サウナ3セットを終え,あがる.
休憩室で「リアルゴールド」を飲み干す.
さぁ,ここから3時間のドライブが待っている.

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クルマに戻り,車載しているYupiteruのナビを起動.
三国峠まわりしか表示しない.
これから暗くなるのに凍結道は嫌じゃ.

で,Google先生だと,ちゃんと狩勝峠ルートも推薦.
やはりこっちやな.

そう,鹿追-屈足といった「ここからなら,どう考えても狩勝越えでしょ?」という地点でYupiteruのナビを再度起動したところ,なんと自宅までの距離がGoogle先生より20kmも長い.どうなっとんねん?

思えばこのナビも購入して9年.
当然データ更新していない.
その間も新道がどんどん開通するわけだが,ここまで精度が落ちるものだろうか?

これからはGoogle先生頼み=スマホナビで十分かもな.
そんなにギガくわんし.

それにしても.この帰り道(夜道)は鹿,タヌキ,キツネ,猫の飛び出しオンパレード.
びびったぁ.

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Topstoneな紅葉グラベルライド

2023/10/21 Sat

グラベル探検隊

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晴れ時々曇り.温度:7 ℃,湿度:73%,体感温度:5 ℃,風速:9.1 km/時,風向:W

急に冷え込んできた旭川.
山間部には雪が積もっている.
もはや旭岳や十勝岳はノーマル・ロードでは登れない.

まずは午前中,ハスラーのタイヤをスタッドレスに交換.
来週末出張予定なのだ.
山間部を走るかもしれない.
今日しか作業時間がない(正解だった).

10時頃には作業終了.
雨予報だったが,奇跡的に陽がさしてきた.

まだ雲が多く,少々寒いがライドにでかけませう.
路面の水溜りを考慮してTopstoneやな,今日は.

ついに,ウェアも起毛のビブタイツとジャージに.
自転車界のユニクロ,“みんな大好き”dhb製品である.
dhbと言えば海外通販wiggleのPB.

ただし...この異常な円安のおかげで,かつてのようなお得感は薄れつつある.それに何やら破産の噂すらある.

Wiggleに破産の可能性。親会社シグナスポーツの危機に巻き込まれる

wiggleがつぶれると当然関連企業のCRCも...
非常に困る.

もちろん既存のチャリ愛好者にとっても大問題だが,本体や用品価格の高騰によって新規参入者が減る=業界全体のさらなる衰退につながるデス・スパイラル.

『弱ペダ』人気から始まった,第何次かのチャリブームも終わりつつある感.
それでも,あちこちのサイクルツーリズムのおかげで,ハード面全体の整備はかなり進んだのは事実.

ただし,世間的認知などのソフト面は...先月の『ツール・ド・北海道』の事後処理も実質放置したままやしな.

https://www.youtube.com/watch?v=YhwSAJCKILo&t=962s

こりゃひどい.
各関係者の沈黙が怖すぎる.闇しかない.

まぁ,心配しても仕方がない.
自分でコントロールできないことを気に掛けるのは無駄無駄無駄無駄.

つーことで,この季節のお楽しみ,紅葉グラベル散策に出かけましょう.

おや? グラベルに入る前の道端も普通にキレイ.
ホンマ,一気に紅葉が進んだ.

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いつもの河川敷グラベルに突入&激走.
ファットでは得られなかった快走感は病みつき.

と,思いきや...

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なんてこった.パンナコッタ.
工事で通行止め.
まさかの舗装化進行か! ゆるざん!(いや,公的には正解)

一旦,幹線道に戻る.
そして激坂を登り,次なるグラベルへ.

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ぐるっと回って「Hokkaider Base」前の神社へ.

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「Hokkaider Base」の夏季営業は終了とのこと.
昨年のように降雪前にでもゲリラ的にオープンしてくれたら,また寄りたい.

工事区間が終わる頃,再び河川敷グラベルへ戻る.

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千代ヶ丘で線路を越える.
グラベルロードの楽しさは,ファットやMTB以上のスピード(距離が稼げる)と,ロードでは入れない路面でもガシガシ突っ込める点にある.
つまり,ルートの新規開拓が超簡単&楽しいのだ.

つーことで,これまで走ったことがなかった脇道に進入.

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水路で行き止まり.
安心してください.
担いで水路を越え,草むらをかきわければ無問題(そうなのか?).

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次に向かうは美瑛の名所「赤羽の丘」である.
少し前は通行止めの看板があったが,知らぬ間に解除されていた.

グラベルの坂を上りきると有名な3本の木.

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いつもなら左折し,その先の丘陵に向かうのだが,今日は走ったことのない右方面へ.さて,どこへつながるのやら.

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そこには絶景が広がっていた.

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時々風が強まるが,意を決して自立スタンド「めだたんぼー」を装着.
グラベルロードなので,純粋なロードよりは丈夫なはず.

青奴工房(aoyatsukoubou) めだたんぼー 自転車撮影用携帯フォトスタンド クリア

久々に自撮り棒も用意した.

自撮り棒 三脚/一脚兼用 Bluetooth セルカ棒 リモコン付き

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しばしたたずんだ後は,反対側へ急坂ダウンヒル.

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キレイな紅葉ポイント発見して停止.

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北海道の紅葉は「赤」成分が少ないので,この色合いは割と貴重.

美瑛の町中に向かう.
そろそろ昼飯.
あっ,チャリのカギ忘れた.
店ではなくてセイコマかな...

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陽は出ているものの,止まると寒い.
そらもう10月末やしなぁ...

今回は新しいバックパックを導入.
「ERGON BE2 ENDURO」である.

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定価はそこそこするが,「クランカー」さんでセール販売(約¥8,000)だったので買ってしまった.
以前,何かのイベントで誰かが使っているのを見かけて狙っていたのだ.

その特徴はぱっくりと分割された荷室にある.
結果,背中への密着感が非常に高い.
それは実感できる.

そして,MTB用のフルフェイスヘルメットの装着にもぴったり(だそうな).

ロードバイクでのバックパック使用は,背中からの熱の逃げ場がないこと,肩への負担が問題視される.
Kazchariも夏場に背負って走ることは考えられない.
ただし,荒れたグラベル走行が目的で,バイクの軽量化と操作性を重視したい場合は,こうしたフィット感の強いバックパックはぴったりかも.
それに,今日のような寒い日はやや背中が暖かい気もする(根拠なし).

このリュック特有のデメリットとしては...見ての通りの容量の少なさ.
ハイドレーションパックなんぞ使った日には他に何も入らん.
長モノも苦手.
そして前面ストラップにボトルなども差せない.

デザインがサイコーなので悪くはないけど,実用性を考えるなら,以下のタイプの方が使い勝手はよさそうだ.

Ankuly サイクリングリュック 軽量 防水

さて,今日の夕方は夕食を兼ねて娘と森のゆ ホテル花神楽に行く約束をしているのでそろそろ帰りますか.

「紅葉を楽しむ」という目的なら,それこそ『花神楽』がある東神楽森林公園が素晴らしい.落葉だらけでスリップが怖いが,このTopstoneなら無問題.
昔,ファットで思いっきり落車したのは内緒だ.

だが,そこへ向かう途中に面白そうなグラベル発見.
未知の道である.
様子見のため,入口だけ少し入って戻るつもりが...

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この景色である.進まざるを得ない.

やがて前方にとんでもない激坂が現れる.
「どうせ目の錯覚.せいぜい13%とかやろ」と思ったが甘かった.
途中でサイコンが18%を示す.
おまけに深ジャリ.
リアタイヤが空転する.
さすがに乗ったままでの登攀はあきらめて,降りて押す.悔しい.

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登り切った場所は「就実の丘」に続く道.
なるほど.ここにつながるのか.

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右折してお気に入りのグラベルへ.
ここも紅葉が見ごろのはず.
まずは直線ダウンヒル.

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左折すると森の中.
そうそう,この風景である.

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美瑛側から入ると,ずっと下り基調となる.
実に楽しい.

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紅葉そのものの色づきは今一つ.
それでも十分なココロの保養.

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グラベルを抜けて舗装路へ.
『花神楽』前を通過.
時間的に森林公園内のサイクリングロードはパス.
河川敷の舗装路で家路につく.

いやいや,今日も楽しい1日でした.
最近は,天気予報が良い方に外れてくれるので助かる.

明日は...どっちだ?

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