ファットでしか走れない? 忠別ダム湖底ライド

2026/5/3 Sun

異世界探訪

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曇り.温度:13 ℃,湿度:56%,体感温度:12 ℃,風速:7.9 km/時,風向:WSW

雪解けが落ち着き,新緑が眩しくなってきた大雪山麓.
ダム湖である忠別湖の山側1/3は渇水状態となり,普段は深い水の底にある摩訶不思議な景色が,今だけその姿を現す.

そう,この時期限定でダムの湖底をライドできるのだ.
前回は2021年.5年ぶりか.

昭和の日,午後の忠別湖底ライド

もちろん機材はファットバイク.
MTBやグラベルロードでも走れないことはないが,湖底の路面状況はジャリ,ガレ,砂,それに泥と様々.
特にタイヤがズブズブと沈んでしまう泥濘地帯はファットでなければ対応できない.

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スノーライドシーズンを終え,スパイクからノーマルタイヤに戻したばかりファットで出撃.まずは定点観測スポットへ.

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忠別川サイクリングロードの右岸を爆走.
こういう直線路ではTTバーが欲しい.

ファットなBRM911旭川200km(その1)

時系が前後するが,翌5/4は久々の旭川発のブルベ『風連200』の開催日.
今年初ブルベとしてエントリーしていた.
ところが,気温一桁かつ終日雨,さらには名寄エリアは降雪予報.
さらに運営からは「どうされますか?」の確認メールが.
「こりゃ危険」とDNSを決めた.

実際,エントリー数36名に対してDNS33名,つまり出走は3名のみ.この猛者たちも全員がDNFとなる歴史に残るブルベとなった.

で,出なくて良かった...と思いつつ,もし「SRがかかっている」など出走しなければならない状態だったら,どうしていただろう.

低温,降雪,すなわちアイスブルべに近いコンディションなら,ファットバイクにTTバーを付け,防寒具をリアラックに積んで...と色々想像してしまった.
まぁ,ファットの場合DNFした後がやっかいなのだが(サイズ的に輪行は考えられない).

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桜の季節はほぼ終了.

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引き続きサイクリングロード.
祝日&好天ということもあって,ロードに乗ったサイクリストとのすれ違いが多い.
こちらがオフ車だと「ヤエー(もしくは会釈)」がいつもより少ない.
ストレートハンドルだとガチ勢に見られにくいからだろうか.
まぁ,こちらも積極的に挨拶はしないっつーか,しにくい.
ロードとMTBの間には狭くて細い溝がある気がする.いや,気のせい?

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忠別ダムまで登る.
いつ来ても良い景色である.
ウルトラホーク1号の発進シーケンスが想起される.

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当然だが,ダム周辺は水が豊富.
湖底に下りるためには,山側,つまり上流に移動する必要がある.

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いわゆる「ユイの壁」も解除前.
ファットでの激坂は苦行以外の何物でもないけど.

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「望郷広場」着.
巨大なヘリポートがある.
さらに湖面に近づく小道もあるが...

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ここが限界.
別にこの時期でなくても水没はしてなさそう.

道道に戻って,廃業したドライブインの脇から林道に入る.

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初めて進入したが,なかなか雰囲気が良い.
草がほとんど生えていない早春.これから緑豊かになりそう.

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形ばかりのゲートで通行止め.
もちろん勝手に進入することはしない.
『NISEKO GRAVEL』みたいに,こうした普段は閉鎖している林道を走れるイベントとか開催されないだろうか.
今度,東川観光協会の中の人,ムリグンさんに会ったら提案してみよう.

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引き返して,今度はGoogleマップにも載っている名所(?)に向かう.
確か以前にも訪れたことがあるはず.
道道脇の林道に入る.

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これまた形ばかりのゲート.
その先に見えるのが「森の神様」こと指定樹齢900年の巨木だろう.
うむ.この季節だと周辺も木も含めて丸裸なので,なんとも...

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それでも高い木々に囲まれた心地よい空間であることは確か.
夏は元より,紅葉の季節にまた来よう.

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道路を渡って対面に川へと続く道を発見.
そこは忠別川.
大雨で氾濫し,天人峡への道が閉ざされる事案が2010年と2018年に発生している.

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次の林道へ.
ここも以前から気になっていた.

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かなり締まった道なので普段から交通量が多いように見える.
しばらく進むと物騒な表示.

わざわざこう書かれているということは,違法な狩猟が行われてるということか.
おそらく対象はエゾシカ.となると,それを狙うのは人間だけでなくヒグマも出没するエリア...

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一応「熊ベル」をファットに付けているので,グラベル走行中は「チリンチリン」と音がするが,そんなのは気休め.
気を引き締める.
「引き返せ」という声も聞こえてきそうだが,今やクマの出現は山中とは限らない.
普通に道路を横断していることもある(実際に会ったことないけど)

などと考えていると,クルマのエンジン音がカーブの先から聞こえてきた.
4駆でも何でもない普通の軽自動車だった.
運転手から軽く会釈.あー,なんか一安心.

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まだまだ先に道は続いているものの,今日はここまでとする.
この倒木が目印だが,次回は撤去されているかも.

いずれにせよ,(実質)旭川周辺のグラベル散策グループである『旭川自転車愛好会』のメンバーに,このルートを提案してみよう.
集団で行けば怖くない(そんなことはない)

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つーことで,ずいぶんと前置きが長くなった.
これからダム湖底に向かうが,その前に「源水公園」にて休憩.
水汲みと同時に持参していた「カロリーメイト」で補給.

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いよいよ本日のメインイベント.
「親水公園」の駐車場から湖底に下りる.
夏場はカヌーの発着場として使われているため,長大なスロープが湖面まで続いている.

最初は黒っぽい砂地.
まぁ,乾燥しているので走行には問題なし.

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自然にできたようには思えない大き目の石で作られた石垣を越えると,泥地となる.岸から離れれば離れるほど徐々に地面が柔らかくなっていく...

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なかなか異世界・異星チックな大地の割れ目.
中心には山からの水が流れている.
注意しないと縁から崩れそう.

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はるか遠くに忠別ダムが見える.
貴重な景色.

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この辺りの地面は締まっているものの,ちょっと窪地に入ると泥ヌタ.
ファットの極太タイヤ(4.8インチ)も沈んでしまって漕げなくなる.
とは言え,脚をつくとそれはそれで沈んでいく...
「ヤバイ,ヤバイ」と呟きつつも,思わず笑みがこぼれる.楽しい場所である.

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光の具合でいい感じに撮れた.この荒涼感.

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この角度からでは見えにくいが,少し先に小川が流れている.
向こうに渡れそうな細い部分を探す.

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岸側に戻って小川を渡る.
堤防のようになっている箇所の先端まで移動.
以前に比べると,水の流れはそれほど激しくなく,ウェーダーを着て水に入って釣りをしている人もいた.
そう言えば,休日なのに釣り客が少ない(4名ほど).
あまり釣れないのだろうか.

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30分ほどの異世界探訪後,最初の駐車場に復帰.
舗装路を走ると,乾燥した泥がボロボロ落ちるのが面白い.
...が,帰宅後は即洗車案件.シューズの汚れもひどい.

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帰り道.
”みんな大好き”チョボチナイゲート
もちろん通行止め.
何か,今日はゲートばかり撮ってるな.

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湖を含めた忠別湖周辺ライドは楽しいが,補給場所がなくて困る.
カロリー欠乏.
東川町内のセイコマに立ち寄って,遅い昼食.
この「鶏塩焼きそば」は美味いのだが,ネギが歯にはさまって,口の中がキモチワルイ(知らんがな).

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つーことで帰宅.

前半の未知のグラベル散策&湖底ライドという非日常体験.
実に味わい深い休日だった.

久々にファットバイクの面目躍如.
雪・凍結道だけでなく,あらゆる路面への適応性は所有しているチャリの中でも最強.

アルミフレームでやたらに丈夫だし,今日のようなアドベンチャーライドにぴったり.
万が一,クマに遭遇した際は盾代わりにならんかな(ならん).

ただし,ファットバイクは日本市場では超どマイナーな存在.
昨今,Specializedなどの主要メーカーからは,ことごとくカタログ落ちした.

使いどころが限られるギアであるのは確か.
こいつのポテンシャルを最大限に発揮できる北海道に住んでいることに感謝.

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BROMPTON T LINE な富良野廃線跡に思いを寄せるライド

2025/4/29 Wed

日常の中の「空白」を楽しむ

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晴れ.温度:8 ℃,湿度:54%,体感温度:11 ℃,風速:4.3 km/時,風向:NNE

家族サービスの日.
息子の習い事の送迎で富良野へ出向くことになった.
10時集合,12時に終了.
つまり2時間のフリータイムがある.
これは富良野周辺ライドのチャンス.
ハスラーに「黒金くん」こと「BROMPTON T LINE」を積む.楽々.

集合場所の市内某高校までは90分ほど.
8時過ぎに家を出るが,途中の国道は「わ」ナンバーだらけ.
「どうしてそこで?」という箇所で減速したり急ブレーキを踏むクルマを数台目撃.要注意.

で,目的地で息子を降ろして,黒金くんの準備.
タイヤ圧は最近6Barに上げている.

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暑くもなく寒くもなく実に良い天気.
特に行き先を決めていなかったが,持ち時間からすると「1時間進んで1時間で戻る」コースにするのが正解だろう.

BROで走るのにぴったりなのが河川敷.
行けるだけ南下⇒往復すればちょうど良い.

ガチ走りする気はないので,普通のTシャツにウインドブレーカー,7分丈パンツ.一応,パッド付のインナーを履く.

このままどこまで走れるかと思っていたら,途中で舗装がなくなってしまった.
割と大き目の石がゴロゴロしている.
どう考えてもBRO向きの道ではない.

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「まぁ,ゆっくり走れば大丈夫でしょう」と無責任かつ楽観視.
ちなみにタイヤはPanaracerのアジリストである.

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慎重に走る.

最近SNSで知った話なのだが,この「T LINE」のスーパーライトホイール,世界のあちこちからその耐久性について疑問を呈する声が上がっているらしい.
通常使用で”割れる”そうなのだ.
ちなみに名前に似合わずカーボンではなくアルミ製.

「製造過程に問題があるのでは?」「本社から何らかの発表があるべきでは?」という声も散見される.
まぁ,「T 」が世界で何台売れているわからないので(Gemini概算だと2022年の発売以来10,000~15,000台),ごく小さなコミュニティ限定の話かもしれんけど.

実は,現在「日本縦断3003kmブルベ」に参加中のマイスターO西さん「T」も,途中でリアホイールが割れてブレーキが使えなくなったそうな.
あわやDNFかという危機だが,札幌の購入店から新しいホイールを送ってもらい,ホテルで交換.リスタートをするというミラクル&リスペクト.

「T」と言えば,ほぼ三桁万円の超高級車である.
こうした不具合に関してサイレント・アップデートが常に行われていると信じたい.
要は発売がやや新しいKazchariの「T」は対策済みだったらいいなぁ...と自分勝手な淡い期待.

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とは言え,本来こんなジャリジャリの道を走るチャリではないのは事実.
「G LINE」ではないのだ.

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以上の「ホイールトラブル報告」を知ったのは後日のこと.
この日は”それなり”にハイスピードでライド.

その結果...ホイールではなく,新兵器のマグネット式ホルダーからボトルが振動で外れるというトラブル発生.

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このホルダーはアリエクで購入.

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2026年4月11日撮影

普通に使っている分,つまり舗装路では超強力磁石のおかげで,落下する雰囲気は全く感じないのだが(ボトルなしでプレートを外すのは大変),さすがにグラベルでは無理があったか.
これ,たとえば集団走行中だったら落車の誘因にもなりかねん.うーむ.

ちなみに結構重たいので軽量化には寄与しない.

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すぐに終わると思ったグラベルだったが,延々と続く.
景色は最高.
ただし持ってくるチャリを間違えたな.路面を見つめる時間が長い.

それがついに終わり国道へ.
まだ少し時間があるのでさらに南下を試みる.
普段走らない布部の住宅地区へ向かう.

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旧JR根室本線をまたぐ.
ここにはかつて踏切があり,2024年3月31日までは列車が走っていた.

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台湾などでは,こういう路線跡はサイクリングロードとして活用されていたりする.
日本でも一部そういった場所もあるが,慢性赤字のJR北海道だとなぁ...
もしこのままサイクリングロードとして新得まで開通したら,さぞや絶景ルートとなろう.

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JR布部駅

もちろん乗降客はいない...が,今日は結構な人出.
「春の布部駅ものがたり」なるイベントが開催されていた.
内容は駅舎の開放,写真展,コーヒーサービス(寄付要)など.
ドラマ『北の国から』の重要なロケ地として今後も保存されるようだ.

実はKazchariは(道民にも関わらず)全編未視聴.
すぐ近くには「こ,子供がまだ食ってる途中でしょうが!」で有名なラーメン屋もあったが,今はない(「味」はフラノマルシェ内の店に受け継がれている).

いずれにせよ,廃駅をしんみりと見学したかったKazchariはガワの写真だけ撮ってクールに去る.

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懲りずにまたしてもグラベル進入.
どんなチャリでも,未整地を求めてしまうのはどうしたものか.

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そういやもうじき子供の日.

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なかなか立派.
これは個人宅だが,開校年数と同じ100匹の鯉のぼりを吊るすことで有名な「美瑛町立明徳小学校」がついに廃校になるらしい.
つまり,以下の風景は今年で終わり.

2025年4月12日撮影

最後の生徒数は12名だったらしい.

人が消え,鉄道も消え,学校も消える.
そして己自身もそのうち消える.
映画『ブレード・ランナー』のバディー(ルドガー・ハウアー)の最期のセリフが身に染みる.

I’ve seen things you people wouldn’t believe. Attack ships on fire off the shoulder of Orion. I watched C-beams glitter in the dark near the Tannhäuser Gate. All those moments will be lost in time, like tears in rain. Time to die.

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戻る時間.
桜が満開の寺.
実に日本らしい風景.

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ライダーハウス.
一応営業中? 少し前の情報だと一泊¥3,000とか...

もう少し先には,野宿ライダーの聖地『鳥沼キャンプ場』があった(現在は閉鎖).
何泊かしたことがあるが,越冬組のブルーシート小屋をはじめ,確かに見た目は”アレ”だったが,懐かしい.

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これからか,終わったのか?

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堤防に戻る.

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橋を渡って対岸へ.
「へそ祭り」のオブジェ.あまりメジャーではない.たぶん.

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こんな山道を走ったわけではない.
石碑の前でパチリ.

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この「朝日ヶ丘公園」(通称「なまこ山」)は1932年(昭和7年)頃に地元信徒によって整備された歴史ある霊場だそう.
公園内には88個の石像(お地蔵さん?)が設置されてあるらしいが,ネットで検索しても,個人ブログや写真を発見することはできなかった.
正に幻のコレクション.

寄り道は終了.
クルマをデポした場所へ急いで戻る.

約束した時間まで余裕がない.激コギ.
さらに途中で小雨が降り始める.

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12時に集合のはずが,息子が現れたのはプラス1時間経過してから.
おいおい.
空腹の限界.
山〇家ジャンキーの息子だが,満車で駐車不可.
隣の『富良野五郎ラーメン』へ.
美味いのに息子は不満げ.だいぶやられとるな.

つーことで,廃線跡をたどりながらのノスタルジーなチャリ旅.

全ては変わりゆく.
それを嘆くのか,次の新しい何かに期待するのか...という歴史を繰り返し,人類の今がある.

カミフの春:Cafe Yamaichi今季初営業にBROMPTONで行くライド

2026/4/5 Sun

北の(ルイーダ)酒場オープン

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曇り.温度:10 ℃,湿度:79%,体感温度:11 ℃,風速:4.7 km/時,風向:WSW

4月に入った旭川.
残念ながら「週末は天気がよろしくない」ループに陥っている.
走れないことはないが,寒かったり小雨が降ったり.

さて,4/5は旭川・上富良野周辺のサイクリストの聖地『Cafe Yamaichi』のオープン日である.

BROMPTONなYamaichi詣と100kmライド

昨年は偶然の邂逅だった”BROMPTONマイスター”O西さんにも事前にお声掛け.BRO談義は元より,ほぼ同時期に走った九州ライドの思い出話をする所存.

となると,チャリはもちろん「PPくん(BROMPTON P LINE Paris Edition)」だな.
天気がイマイチなのでクルマで美瑛までワープ.

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できるだけ軽装備を目指し,PPくんには,ROCKBROSのボトルバッグのみを装着.

防寒着他は背負うことにした.

このリュック,九州ライドで使って以来,すっかりお気に入り.
元がトレラン用なので胸元にボトルもスマホも挿せるし何より軽い.
ブルベでも使いたいところだが,反射ベスト代わりにはならんので無理.
「U-Makes」さんが反射材付きを作ってくれると無問題だが...って需要ナッシング.

もしくはビブスメーカー側に期待するとか.

ビブス.jp

こういうのってクラファンとかで資金集めたら...と色々妄想.

そんなこたぁさておき,深山峠のYamaichiを目指す.
最短距離で行くと時間的に早いので少々遠回りで.
にしても結構冷える.

数週間ぶりの美瑛の丘だが,雪はすっかりなくなっていた.

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例によってサイクリストに会わない.
この曇天ならば仕方なし.

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「三愛の丘」も駐車場に入れるようになった.
トイレはまだクローズ中.
こういう路面ではフェンダーがありがたい.

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直線ダウンヒル.うぉぉ~っ,ひたすら寒い.

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少し陽が出て来たか.

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そろそろYamaichiに向かいますか.

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STRAVAの激坂セグメント「沼崎の坂」を登り切ってYamaichiに到着ぅ!

この後,ぞろぞろとサイクリストがチャレンジするとわかっていれば,もっと踏んだのに(どこまで負けず嫌い?).

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奇しくも店内には昨年と同じお二人が.
まるでタイムリープ.

Yamaichiさんと言えば「魯肉飯」が名物なのだが,ここは初物のアスパラを使ったスパゲリを注文.

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ベースはニンニクが効いたペペロンチーノ風味.
美味しくないわけがない.

そこへ家から自走でやってきたO西さんが合流.
さらには,これまた知り合いのガチ勢ローディ群も到着.
店内がサイクリストだらけになった.

さて,O西さんが食事を終えるやいなや,外に出てBRO談義開始.
あーでもないこーでもないと,カスタムやらなんやらで話が弾む.

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このひたすらBROを愛でる二人のおっさんの姿は,他のローディからは異様に映ったらしく,この後,SNSなどでちゃかされることになる.
もちろん,興味津々で寄って来た方々にはこれ幸いとBRO布教活動.
信者を増やすのぢゃ.

ちなみにO西さん,GWには佐多岬から宗谷岬までの3,003kmを360時間ちょいで走るという,トチ狂った(ホメ言葉)ブルベに参加予定.
もちろんマシンは「BROMPTON T LINE」だ.

https://randonneurs.tokyo/?p=21169より

先日の九州北部ライドはフル装備での試走を兼ねていたそうな.
もちろん本日の「T LINE」も荷物満載.
なんちゃってPハンドル他,知恵と勇気のカスタム多数.

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長距離ブルベにおける最大の敵はケツの痛みである(異論は認めない)
ブルベは1,300kmまでの経験しかないが,Kazchariもこれまで色々なサドルを試してきた.

まずは王道の革サドル『セラアナトミカ X1』

確かに伝統も実績も信頼もある良いサドル.
ただし重い.重すぎる(460g~)
クライマーとして耐えられない.
今はブルベでは使わなくなり,完全にZWIFT専用になった.

それに,今ではケツの方ができあがったのか,薄くて固いサドルでも割と平気になってきた.
昨年の『納沙布1200』は,アリエク¥5,000の「3Dプリントサドル」で乗り切ったしな(後半はキツかったけど).

2025年6月7日撮影

では,BROMPTONのサドルは?
ロードと比較すると直立座位になるのでケツ圧がかかる.

元々PPくんに付属していたのはこれ.

見た目,触り心地とも非常に硬い.
それに穴がないので”しびれ”の可能性もある.
昨年の『薄野200』にはこいつで出場した.

BROMPTONなBRM506薄野200(その1)

耐えられない痛みは発生しなかった.
肩周囲の痛みでごまかされていた感もあるが.

つーことで悪くはないサドルだが,軽量化と穴あきを求めて昨年の四国一周からこいつに変更.

現状,最強.
100km程度の走行だと全く違和感なし.
非常に気に入っているが,ブルベでは未使用.
今度の『2026BRM504風連200』で試してみるかなぁ.

で,O西スペシャルに話を戻すと,ブルックスの革サドルにバネ式のサスペンションがついている.
ほぇー,ここまで気合いの入ったケツ痛防御は初めてみた.

さすがギミック大魔王のO西さんである.
常にトライアル&エラーの精神.
時々自らの策に溺れているのが興味深い(皮肉じゃありません)

と言いつつ,試乗させてもらったが,イマイチ違いがわからない.
連続3,000kmという途方もない旅でなければ,その真価は発揮できないのだろう.がんばって下さい.

つーことで,KazchariはYamaichiを去る.
まだ走り足りない.
「沼崎の坂」を下りる.

途中にある観覧車.
てっきり休業中と思いきや,動いていた.

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そそくさと写真を撮って撤退.

道路には雪はないが,側道やグラベルにはある.
季節が進むとフィールドも広がる.

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さて,今からどこへ向かうのかというと...

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まずは「美瑛・青い池サイクリングロード」に乗る.
多少の雪は残るが無問題.

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この特徴的な緑色の橋を渡ると...

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当然...

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どーんと,”あの”農道につながる.
まぁ,昨年の『美瑛の丘300』でもコースに含まれていたので,今さらぼやかす意味もないのだが.

TopstoneなBRM524美瑛の丘300(その1)

少々ルートが変更された今年の『BRM530美瑛の丘300』もエントリーしたぜっ! どのマシンで出るのか検討中.

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さすがにこの時間になるとかなり暖かい.
朝と昼で寒暖差が激しい.

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先日の九州ライドでも様々な絶景に出会ったが,こうして見るとやはり北海道は別格だな.こことか三国峠とか.特に季節ごとの変化が凄まじい.

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長いダウンヒルと終えて,セイコマで休憩(おやつタイム).
最近「クラフトボス」の新製品攻勢がめっちゃ激しくない?

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で,デポ地の美瑛町体育館に戻ってきた.

もうすっかり春ライド.
異世界感がエグい冬も悪くないけれど,己を含めて命の再起動を感じるいい季節だ.

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帰宅するとアリエクから荷物が届いていた.

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BROのリアラックにぴったりのミニバッグである.
例によって安い(¥1,600)が,価格変動も激しいので店とタイミング選びが難しい.
届いたモノは縫製,強度とも問題ない.
アリエクは当たりハズレが激しいが,こいつは”当たり”.

九州旅での「普通のリュックをリアキャリアに載せる」作戦は悪くはなかったのだが,見た目が美しくなかった.
あれだな,オートバイライダーが「ツーリングネット」から「パニアケース」に換えたようなものか.

容量は5リットルほど.
レインウェアの上下とその他のカバー類を入れれば満杯.
一応アッパーにゴム紐が付いているけど,これって振動で絶対に落とす自信がある.

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これ以上,大きい容量にするとペダリング時に踵が当たるかもしれない.
固定用のヒモが長過ぎたので切断.ほつれ防止にライターであぶった.これでこのBRO専用だな.

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春から秋にかけてのサイクリングイベントのエントリーが始まっている.
自転車(ロード?)ブームはオワコンと言われつつも,相変わらず盛況.

もちろんPPくんにも出番があります.
よろしく勇気.

雪が残るサイクリングロードでクロカンっぽいライド

2026/4/4 Sat

試練と褒美

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曇り.温度:14 ℃,湿度:50%,体感温度:9 ℃,風速:18.7 km/時,風向:S

少し前のライド.

九州から戻って一週間.
まだ,かの地の気温が追い付いておらず,朝晩はかなり冷える.
残雪もあちこちに.

つーことで,今回は(今回も?)万能クロスカントリーマシンの「Specialized Epic Expert」を引っ張り出す.

言うなればシーズン一発目の偵察ライド.
「旭川層雲峡自転車道」の開通状況を確かめに行く.

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定点観測ポイント.
雲多めで,春の日差しは期待できなさそう.
風景に色彩がない.

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忠別川の取水堰を渡る.
右(山)に行くか,左(街)に行くか.

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サイクリングロードに入る.
ところどころに雪が残る.
ママチャリの通行跡もあるので,サバイバルではないけれど,ケツが冷たい.

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雪捨て場.
色々なゴミが混じって汚い.

路肩の雪解け後のジャリもそうだが,これらがいつの間にかなくなるのが日本の凄さ.なんだかんだで街の美観が保たれている.

旭川駅前.
人出は多くない.
出かけたくなる天気ではない.

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陽の当たり方か,建物の影になっているのか,雪が道を塞ぐ.

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さすがにこの規模の雪だとチャリの走行痕なし.
もちろん堤防に上がれば快適走行だが,それは”負け”である.

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「ゆ,雪道ですゥ〜 初春のサイクリングロードはギシギシなんですゥ」

「行け」

「い...行けといわれてもこれでは進めません...」

「土手が広いではないか...行け」

楽しい.

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次はぬかるみが現れた.
今日の失敗.リアフェンダーを忘れたこと.

そもそもガチMTBのEpicにこういうのは似合わないので,無意識に忘れてしまうのかも(変な言い回し)

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こうしたクロカン遊びができるのもこの時期ならでは.
やがて土手にも草が生い茂る.

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ルートを外れて河川敷へ.
ここにたどり着くまでがガレ場.
雪,芝,砂利,泥,土手,堤防なんでもあり.
クロカンモデルの走破性をいかんなく発揮.

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なーんてエラソーなことを書いてますが,昨年の4時間耐久の惨敗は今でもトラウマ.

EPICな全道MTB4時間耐久レースin上砂川ライド

今のところ,MTB系のイベント(レース)はスケジュールに入れていないけど,もう少し緩いヤツから出直そうかな...

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旭橋を過ぎて「旭川層雲峡自転車道」の入口に到着.

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例年よりジャリが少ない印象.
舗装路だけを走るのではもったいないので,並走するグラベルへ突入.

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夏場は雑木林に阻まれて姿が見えない堰.

わだちのような,わだちでないような...

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枯れ枝積もる大地.
前も書いたけど,小枝がタイヤに刺さってパンク,とかは起きないのだろうか?(伏線)

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グラベルが途切れたので本線に戻る.
枯葉や枝に覆われている.
標識も倒れている.

スリップは元より,木の根が舗装を押し上げてバンプを作っている箇所がある.
MTBと言えど慎重な運転が求められる.
ロードで快適に走るのはまだ先だな.

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眼前に倒木が見える.
山中と異なり回避ルートはたくさんあるが,ここを皮切りに倒木が続く.
毎年,市および地域ボランティアが清掃作業をしてくださるそうな.

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寒々としているなぁ...
今日の出発は昼過ぎ.遅くなる前に戻るか.

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自転車道をはずれてターン.
これまで追い風だったのが,当然,地獄の向かい風に.
大雪山からの吹きおろし.この時期の典型パターンだ.

爆風のおかげで漕いでも漕いでも進まない.
風でコンタクトが渇く.
寒風のせいで鼻水がとまらん.

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カロリー大量消費.
補給要...ということでセイコマにピットイン.
「辛い焼きそば」と,巷で噂の『ギルティ炭酸NOPE』を購入(安い).

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その味は激甘のライチジュース? ドクターペッパーの亜種? いや,コーラの前を横切った伝説の飲料「SUSUKE」か?
たたでさえ,通常のペットボトルより多めの600mlに加え,336kcal,糖質の合計値は48g,つまり角砂糖約11個分に相当するそうな.
これは確かに有罪!...と言いたいところだが,サイコン表示で既に1,000kcal越えのチャリダーにはどーってことないだった.

みたいな感じであちこちで既に投げ売り状態.
いつ販売停止になるかわからんので,飲むなら今のうち.

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つーことで,後は家に帰るだけ.
向かい風の猛攻を避けるべく,ジグザグルートにするが無駄無駄無駄ァだった.

さて,この後無事に帰宅して一週間経過.
再びグラベル走行を楽しむべく,出発前にEPICをチェックすると...見事に前輪がパンクしていた.

要するにこの日はスローパンク状態だったのだろう.
最後まで走り切ってくれたEPICに感謝.

これが旭川の春ライドの始まり.
山もサイクリングロードも徐々に緑に染まっていく.

春・九州・BROMPTON Day9および後日談

2026/3/29 Sun

真面目か

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Day8はこちら ⇒ 春・九州・BROMPTON Day8:えびの~桜島~鹿児島(ゴール)

旅を終えて,梱包作業も終了.
ゆうパックの集荷依頼もアプリ経由で手配済み.

鹿児島到着日,空港からのリムジンバスはなかなかのサバイバルだった.

春・九州・BROMPTON Day0:雪の旭川~春の鹿児島

そして市内から空港へのアクセスも別の事情で大変.

まず鹿児島から経由地の羽田へのフライト(JAL)が「7:35」と早い.

ところが,ホテルのある天文館バス停からの出発時間は「6:10」で,空港には「7:05」に到着予定.
預け荷物はないものの,混雑状況によっては手荷物検査で手間取る可能性がある.精神衛生上,非常によろしくない.

「困った,困った」と,前日にホテルのスタッフに相談したところ,「リムジンバスの始発は鹿児島中央駅です.5:35から出ます.でも,ホテルから駅は遠いですねぇ...」

えっ,そうなん? まさかのタクシー案件? 「駅まで何kmぐらいですか?」

「たぶん3kmはありますよぉ(= 歩けませんよね?)」

えーっ,たった3km? これだからクルマ社会の距離感は...(別にディスってません)
梱包済みで発送前のBROは使えないものの,徒歩でも無問題.
明朝は駅まで歩きましょう.万事解決.

で,朝を迎える.
5時前にチェックアウト.
フロント前にBROの入った段ボールを置かせてもらう.
心残りと言えば,無料朝食の時間に間に合わないこと.
ケチケチKazchariは歩くよりもこれが辛い.

ちなみに九州の各空港は「地下鉄5分」の福岡を除き,どれもこれも市街地と距離が離れている.
特に有名なのが大分空港.なんと50kmである.

鉄道はないので,基本的に自家用車かバス移動になるが,大分空港にはとんでもない秘密兵器が存在する.
それがホーバークラフトである.
利便性はともかく,これには一度乗ってみたいぞ(アトラクション?)

【公式】大分第一ホーバードライブ

ちょうど,今回の旅では九州北部の大分,福岡,佐賀が未踏.
次回のお楽しみだな.

で,ホテルを出たKazchariは暗闇の町を駅に向かって歩く.
途中のローソンで朝食をゲット.
すぐに駅が見えて来た.
目の前のビルにあるバス乗り場は既に結構な人出.
¥1,500でチケットを買って,始発のバスに乗り込む.

朝靄の中,高速道路を走って6時過ぎには鹿児島空港に着いた.
余裕だ.
空いているベンチに座って朝食.
既にお土産屋さんはオープン.
日本人らしく職場と家におみやげを購入.

手荷物検査を通過して搭乗口へ.
昨日のフェリー乗り場同様,電光ボードやポスターが離島だらけで楽しい.

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ようやく陽が昇る.

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ここからは特筆すべきことはない.
羽田で旭川行きに乗り継ぎ,1時間もすると雪山が見えてきた.

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朝が早い分,12:30には旭川着.
ヨメと息子の出迎えで帰宅する.
九州旅,楽しかったなぁ...

で,夕方になり落ち着いた頃,昨夜泊まった『東横INN 天文館Ⅰ』から電話.

梱包に使ったガムテープを部屋に置いていったのだが,それを「忘れ物では?」との確認であった.
なんという親切.つーか,サービス業の鑑だな.
たぶん,客の忘れ物は(明確にゴミでなければ)問い合わせるようマニュアル化されているのだろう.
これまでの旅でも,メガネやウェア,未開封の飲み物を宿に忘れたことはあったが,直接連絡があったのは初めてである.
つーことで「ホテルに差し上げますので,自由に使って下さい」と伝えた.

しばらくして,また電話.
今度は郵便局だった.
ホテルから荷物を集荷したが,内容のことで尋ねたいことがあるという.

はいはいキターッ!

可燃物や危険物が入っていないか,それにタイヤの空気を抜いているかどうかなどの確認だろう.
この「BRO宅配便作戦」は何度も行っている.
聞かれることは決まっているのだ.
もちろん,これまでの経験から,伝票の狭いスペースには既に中身をぎっちりと書き込んでおいた.

大丈夫です.リチウム電池や危険物は入れていません.

郵便局「”工具”とありますが,どんな工具ですか?」

小さい六角レンチですね.

郵便局「レンチって何ですか?」

...L字型のネジを回す工具です.

郵便局「小さいんですね?」

はぁ...

郵便局「オイルとかは入っていませんね?」

もちろん入れてません.チェーンに塗布していましたが,最後にふき取りましたし.

郵便局「えっ,チェーンについているんですか? 可燃物じゃないですか?

はい?(何を言ってるんだ,この人は)先ほどふき取ったと言いましたよね? それに付いていたとしても,SDS(安全データシート)上,引火点は航空輸送の安全基準を満たすモノなんですけど.

郵便局「私では判断できませんので,上に相談してですね,航空輸送できるかどうか検討させていただいてですね,あらためて連絡させていただきますッ」

はい?(理解不能)これまでも同じやり方で何度も送ってますし,そのようなことは言われたのは初めてです.それにチェーンに付いているオイルがダメとなると,飛行機輪行そのものが不可能になりませんか?

郵便局「そう言われましても,私個人の判断では...」

(ダメだこりゃ)...じゃぁ,別に陸送でもいいですよ.急ぐモノではありませんので.

郵便局「いやいや,その判断も私では...」

という不毛なやり取りが続く.
要するに郵便局で統一した基準がない,ということなのだろう.
もしかすると輪行で運ぶ場合と宅配便だと基準が異なるのか?(よくわからん)
いすれにせよ,この事なかれ主義な対応の残滓はさすが元国営事業だな.

結局,翌日になって郵便局からあらためて連絡があり,無事航空便で送られることになった.

今回は帰り,つまり到着が遅れても困らないケースなのだが,旅の出発地点に送る場合にはいつ送って良いかの日数が読めなくて困る.
「BRO宅配便作戦」のウィークポイントである.
クロネコだとスムーズなのだろうか?
そやけど,ゆうパックの方が料金安いしなぁ.

他にも似たケースがある.

Kazchariは無料どころか各種グッズがもらえる健康診断として,頻繁に献血している(44回).

受付時に海外渡航歴を聞かれるのだが,ここでヤバいのが中南米
この地を旅した者は「シャーガス病感染疑い」があるとのことで,毎回,全渡航国と時期,期間を書かされるのだ.

シャーガス病(アメリカトリパノソーマ病)

これが実に面倒.時間もかかる.
いつも同じセンターで献血しているため,スタッフもKazchariをよく知っている.
ゆえに「毎回すいません...わかってはいるんですけど,規則ですので書いてください」と申し訳なさそげ.
こういうのって,一度書いたら更新(再渡航)しない限り,Kazchariデータに紐づけしとけばよいのに,とずっと思っていた.

だが,2年ほど前からだろうか.
受付時,また書くのかと用紙を待っていたら,既に国名と渡航時期が印刷済みのシートが出てきて,それにサインをすればOKにシステムが変更されていた.
素晴らしい! これにはスタッフもKazchariもにっこりだ.

ゆうパックの自転車,いやBRO輸送もこんな感じで一発OKにしてくれへんかなぁ.ニッチ過ぎるか.

春・九州・BROMPTON Day8:えびの~桜島~鹿児島(ゴール)

2026/3/28 Sat

怒ればでっかい噴火山たい!(それは阿蘇)

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晴れ.温度:8 ℃,湿度:79%,体感温度:9 ℃,風速:6.8 km/時,風向:NNW

Day7はこちら ⇒ 春・九州・BROMPTON Day7:熊本~えびの

さてこの旅もいよいよ最終日.
「東横INN天文館Ⅰ」に戻ってゴールとなる.
夕陽をバックに桜島からフェリーに乗って鹿児島に渡るのがドラマチックで良い(妄想)

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6時に朝食会場へ.

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もちろん十分な味とボリュームなのだが,昨日の『HOTEL THE 7』の朝食は別格だったなぁ...としみじみ思ふ.次回の九州旅でも絶対あそこに泊まろう.

宿代高騰の中,格安のAZは合宿や修学旅行で選ばれがちなのか,今朝も中学生で一杯.
パッキングを終えて,7時前には出発準備完了.

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チープではあるが,こうしたドアストップの存在がありがたい.
マグネットもストッパーもない場合,片手でドアを押さえてチャリを動かすのが結構大変なのだ.もしかしてチャリダーからの提案?
さすがAZだぜ.気遣いを感じる.

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外に出る.何せえびの“高原”である.めちゃめちゃ冷える.
ウインドブレーカー+レッグウォーマーで対処.
確実に11月の四国より寒い.
まぁ,普段からスノーライドしてるので,寒さには慣れているがな.

そして標高差を見ると今日はずっと下り基調.
徐々に暖かくなることが予測される.

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一見,うどん屋の看板.
実は気合の入ったデイサービス.なんだかよくわからんが熱い.

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はるか遠く,山の中腹に昨日通ったループ橋が見える.
いやホンマ,ようあんなエグい道走ったなぁ...えらいぞBRO

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道の駅が見えてきたのでとりあえずピットインしてトイレ休憩.
寒い,寒い.息子も縮こまっておるわ.

道の駅にはつい寄ってしまうが,四国一周の様にスタンプ集めのようなしばりを作っても面白かったかな.

それにしても,この手の地名モニュメントが増えたな.
いまや世界中にある.

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市街地を抜けると,京町温泉やら鶴丸温泉など歴史ある温泉地が点在.
昨夜,泊まりそこねた旅館も見かけた.
ただし周囲に何もない.
これ,素泊まりやとキツかったな.

我慢の国道を南下中,サイクリングロードの看板を発見して停車.

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交通量の多い車道に辟易していたので,もちろんこちらに避難.

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広い広い.
ゆるポタにぴったり.
今日は距離も短い.山越えもない.何より急ぐ旅ではない.
最終日をまったり,ゆったりと楽しもう.

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と思いきや,数キロ走っただけでサイクリングロード終了.ぐぬぬ.

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幹線道に戻る道がダート.
パンクするなよ~

それにしても,この「P LINE Paris Edition」の標準タイヤである「Continental CONTACT URBAN」は実に優秀.
転がりもグリップも良いし,もちろん一度もパンクしていない.

耐久性も問題なさそげ.
軽さを追求するわけではない旅チャリの「PPくん」には,今後もこいつをチョイス予定.

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国道に戻るとすぐに「旧道を走れ」との表示.
なんか台湾一周の時のように迷走している.
(急いでいない時には)こういうのが楽しい.

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人気の全くない旧道.
何か出そう,もしくは道端で何かを発見しそう.

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この下の川とか...気のせいか只ならぬ気配にヒヤッとするぜ(霊感ゼロ)

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途中のファミマで休憩.
昨日と違って冷たいモノではなく,温かいモノが欲しい.
旭川にはないファミマ.
見慣れぬ商品が多いかも.

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桜と菜の花のコンボ.
誰がどうみても「ザ・春」
道民からすると,季節の先取りで海外旅行の気分である.
真夏の九州は地獄らしいけど.

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駐車場になぜか飛行機が放置してあった.
この猛烈な違和感.
ここぞとばかり構造を観察.
これで空が飛べるのがやはり不思議.

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JR九州肥薩線,大隅横川駅へ.
ここもまた,現在使われていない.

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味わい深い木造建築が開放されている.
運行休止前から無人駅らしい.

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外では地元の方が花壇の掃除.
そして,どこからともなくやってきた人が,構内に設置されているピアノでいきなり演奏を始める.不思議な空間である.

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隣の公園ではしだれ桜が満開.

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線路脇に続く通路が開いていた.
この路線を列車が走るのはまだ先.

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県道50号を南下中.
同じく肥薩線の霧島温泉駅.

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天草の四郎パイセン同様,鹿児島に入ると今度は「西郷隆盛」関連の碑や説明文が増えてくる.
それにしてもNHK大河の『西郷どん』のラストはヒドかった...と,Kazchari家ではことあるごとに話題になる.やはりドラマは骨太な脚本が望ましい.

大河ドラマと言えば,再来年の放送が『ジョン万』に決まってびっくり.
昨年,足摺岬を訪れた際やたら誘致宣伝していた.

BROMPTONな四国一周ライド Day6:足摺岬周遊

まさか実現するとは.
熱心な活動のおかげか,もしくは出来レースだったか.
いずれにせよ,山崎賢人は世界に何人いるのだ?

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限りなく道の駅っぽいふもとの駅.
ようやく暖かく,いや暑くなってきた.

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ここから霧島市内に向かうまでが本日のハイライトだったかもしれない.

ずっと下り基調で,緑と桜色のコントラストの中を爽快に走るワインディング.
数限りなく温泉宿が続く.

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高級かつ巨大な宿もあれば,立ち寄り歓迎的な極小規模な湯場も存在.

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道は天降川に沿っている.
名前も立派だが見事な清流.

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こういう昔ながらの温前街は衰退傾向にあるらしいが,この辺りはどうなのだろう.
...と思って調べてみたら,昨年8月にこの天降川が氾濫し甚大な被害があったそうな.

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この橋の向こうには一泊6万円の旅館が...

阿蘇編の記事で書いた「豪華寝台列車」ネタがGoogle先生に解析されてしまったせいか,YouTubeに関連動画が次々に表示されるようになった.

他にも「豪華クルーズ」「豪華温泉旅館巡りツアー」などのネタが次々と.
参加してよかったではなく,定年退職後に大枚払ったツアーがとんでもない「地獄」だった,という話ばかりなのがご愛嬌.
ああいうツアーって,初心者ではなく旅慣れていないと楽しめないモノが多いと思われる.もしくは,金に糸目をつけない富裕層向け.
実際,同じツアーでもエコノミーとアッパーでは内容やおもてなしが雲泥の差らしい.
何よりも自由を愛するKazchariとしては,未来永劫,縁のない形の旅だろうけど.

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夢のような回廊(国道223号)を抜けて霧島市内へ.
暑ちぃ~ということでアイス・タイム.

旅の最終日ということで愛車をしみじみと眺める.
まずはこのサドル.

もはや長距離ライドだとこいつしか考えられない.
純正のカンビウムよりずっとケツに合う.

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メインライトは「Magicshine VTG1000」

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BROMPTONの甘い罠~ライト編

「BROMPTON専用」と名乗るだけあって,デザインと機能(配光)のバランスが飛びぬけている.
今回の九州旅ではトンネル通過時のみの利用だったため,夜間走行の使い勝手はわからないままだが,もしもの時のために「OLIGHT RN1500」も持参している.
この2本のコンビで旅先のどんなシチュエーションにも対応できそげ.

VTG 1000 ブロンプトン折りたたみ自転車用ライト

そんな超かっこいい「VTG1000」だが,なぜか日本のBRO界隈ではイマイチ人気がない(見かけない).日本のメジャーECサイトでも売ってない.

マイスターO西さんも「バッテリーがもたない」「リモコンのオンオフが分かりづらい」ということで,メインの「T LINE」での使用をやめたらしい.
確かに400以上のブルベだと使えないかも.

ちなみにKazchariは,手持ちの「黒金くん」(T LINE)にも,こいつを取り付けたくて,公式サイトに「T用マウントステー」のみの販売はできないかと尋ねてみたが,別売りはしていないとのこと.残念.
ライトごともう一つ購入するのはさすがにコスパが悪い.

そして,今回もまた大活躍のカスタムと言えば...

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やはり「mini Pハンドル」だな.

BROMPTONの甘い罠~復活のmini Pハンドル編

固体差に注意.
ただし上の記事にある通り,購入先で何とかしてくれる場合もあるかも(確証なし).

つーことで,いよいよ「鹿児島湾」もとい「錦江湾」沿いを走り,桜島を目指す.
ちょこちょこ見かけるインパクトのある看板.

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ついに桜島が見えてきたぞ.
いよいよクライマックスだ.

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まっ,ここからが長いわけだが.

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初日の大堤防同様,スキマから見る海の景色.

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そろそろ昼食の時間である.腹が減った.

先ほどから道路沿いに見かける「黒酢」の看板.
この辺りの名産なのか?

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ここまで宣伝されたら,行かねばなるまい.

黒酢の郷 桷志田

これで「かくいだ」と読むらしい.
鹿児島は難読地名が多い(道民が言うな).

1階はお土産屋さん.
フロア全てが黒酢製品で埋め尽くされている.

2階はレストラン.
土曜日である.結構な混み具合.
ピチピチ汗だくウェアで入るのは少々はばかられるが,そんなことを気にしている余裕はない.

もちろん,徹底的に黒酢を使った料理が並んでいる.
単品もあるが,コースで¥2,500から.
少々予算オーバーだが,まぁ,いいでしょう.
見せてもらおうか,鹿児島の黒酢の実力とやらを...

つーことでメニューを穴が開くほど見つめるが,これがまたどれもこれも美味しそう.悩みに悩む.
「鹿児島と言えば黒豚.そして酢と言えば酢豚っしょ」と最適解に気付く.
これがまた...

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リンゴ酢と前菜(エビ)を経て,どーんと出て来たのが...

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鹿児島の黒豚を使った,生涯最強の「酢豚定食」である.
これは美味い.うぐぅ...
またしても”試された雄山”な気分.

熊本での一連の晩餐といい,今回の旅の最大の収穫は美食体験だったかも.
チャリという過酷な運動が,最強の調味料である「空腹」を招きやすいことも一因だろう.

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デザートのババロアもぬかりない.
さすがに黒酢味ではなかった(たぶん).

庭には酢壺の群れ.これはいいものだ.
実際に工場内見学ツアーも開催されている.

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他のメニューも気になる,食べてみたい店だった.
海沿いだけに海鮮系も美味そうだ.

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すっかり南国らしい景色が続く.

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ちょっとした休憩所.
「太崎観音」だっけ? 何か謂れのある祠があった.
怪しげな吊り灯籠(?)がそこはかとなくホラー風味.

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道の駅「垂水」着.
やたら横に長い足湯が有名.
さすがに足を癒している余裕はないのでスルー.
桜島がキレイ...と言いたいところだが,ここまで近くなのに霞んでいる.

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桜島へ渡る「牛根大橋」.
某天草の五橋と違って,走りやすいし安全だ.

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まるで駐車場の様に並ぶ釣り船群.
これって,どうやって自分の船まで行くんやろ?

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桜島周遊道路(国道224)は海岸沿いなので一見平坦に見えるが,実はアップダウンが激しい.

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名物の火山灰.
40年前の旅ではこいつに苦しめられた.

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橋の下,火砕流が海に流れた跡が残る.
右手に桜島(昭和火口)が見えるのだが,近くで見ると普通の山のように感じてしまう.
遠くから眺める方が迫力あるのが不思議(カルデラ山あるある).

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国体開催時の看板か.
楽しいデザイン.

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電動もしくはママチャリのレンタル観光客を数台ぶち抜く.
つーか,先ほど書いた通りアップダウンが厳しいので,普段からチャリに乗り慣れていない人にはかなりの苦行かと.

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海岸沿いを離れてド直線な港へのショートカット道路.
おそらく,この旅最後のヒルクライム.

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これまでもちょこちょこ見かけた「退避壕」
最後の最後にようやくイン.
記憶に残る桜島のイメージだと,もっと降灰がエグかったが今日は全然だった.
普通の道路と変わりない.

「旅に出ると健康になる」は正にその通りで,心配していた花粉も黄砂も火山灰も全く気にすることなく,ここまで走ってきた.
強靭な我が呼吸器に感謝.

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道の駅「桜島」着.
ご当地ジュースのみの自販機があったので休憩.

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さぁ,実質的なゴールの桜島港フェリー乗り場だ.
いつものノリでチケット購入のためにターミナルを探すがどこにもそれらしき建物が見当たらない.
桜島フェリーって,どうやって乗るのだ?

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ちょうどそこへ,これまでほとんど出会わなかったローディ2台が登場.
ナイス・タイミング.
あの二人についていこう.

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まるで高速道路のような料金所で¥400払う.
もちろんクレカ払いOKだ.

Kazchariの後ろには,もう一台女性のローディがいた.
どうやら地元民っぽい.
せっかくなので乗船前に全身像を撮ってもらう.
BROを興味深く眺めておられたので「北海道から来ましたぁ~ 九州楽しかったですぅ~」と話しかける.

すると「えっ!もしかして日本一周中ですか?」⇒ まさか.でも...楽しいだろうな,それ.

ほぼ毎年開催されている佐多岬から宗谷岬に向かうような超長距離ブルベだと,限りなく近いような気もするが,のんびり走りたいよなぁ...やっぱり.

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つーことで無事乗船.
天草以上にシンプルな...っつーか何の固定もなし.揺れないのだろう.
壁に立てかけただけ.

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客室およびデッキをうろうろ.
そこへヨメさんからメール.
「船内販売の”うどん”が名物だから,食べてみろ」との指令.
いやいや,こんな短い乗船時間(15分)であわてて食べんでも...って,むっちゃ食べてる人多い!

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さらば桜島.
次回は北回りかな.
埋没鳥居とか見忘れたし.

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鹿児島市内到着.
離島行きのフェリー案内は見ているだけで楽しい.
特に「喜界島」
遠い親戚がいる(訪問経験あり).
今度はチャリ持って行きたい.

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商店街.
この時間は人があまり歩いていない.
宴はこれからだろう.ある意味『千と千尋』的.

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ついに発着点の「東横INN」に帰ってきたぞ.
これにて「春・九州・BROMPTON」の旅,無事終了.
身体・車体ともトラブルなしっ! 素晴らしい.

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フロントに出発時と同じ女性スタッフがいた.
これは話が早いと「帰ってまいりましたぁ~」とニッコリと生還の挨拶.

「はぁ...(誰こいつ?)チェックインですか?」

おーい,覚えとらんのかーい!
一週間前,段ボールの預かりやらなんやらで,結構話したはずやねんけどなぁ.
Kazchari,意外に影が薄いのかも...

...という話をすると「あー,あの時の」と思い出してもらい,無事段ボールを受け取る.
明日の空港行きのバスのことやら何やらを教えてもらった後,部屋へ.

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本日は洗濯のルーティンはありません.
部屋でシャワーを浴びた後,チェーン回りを中心にBROを清掃.

梱包作業を行う.

さて,これからどうする.
最終日のご褒美である.ここはぜひサ活で締めたい.
アプリ『サウナイキタイ』を立ち上げる.
おお,すぐ近く(2kmほど先)に天然温泉の銭湯,しかもサウナ付きがあるではないか! 上出来だ.行きませう.

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で,やってきました『霧島温泉』
鹿児島市内の銭湯なのにこの名前はどうかと思うが,まぁ,良いでしょう.
ドアを開けると番台が脱衣所の真ん中にある昔ながらのスタイル.
ただし誰もいない.
とまどっていると,おねーさんが外から帰ってきて「チケットは自販機で買ってね」と言われる.気付かなかった.

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今どきらしく,クレカ,QR決済他,なんでもありだった.
これで観光客も安心だ.

で,ホテルから借りて来たタオルを持って早速入湯.
カラダを清めて,湯につかる...もちろん超熱い.これぞ銭湯である.
そしてお待ちかねのサウナへ.
ガス式の遠赤外線タイプ.定員5人ぐらいかな.かなり狭い.
まぁ,スーパー銭湯のように人が押し寄せることもないので無問題.
最大でも3人で蒸された.

一人用の水風呂.
残念ながら露天は無いので浴室の壁際でイスに座る.
”ととのい”は難しいかな.
3セット後,熱いお湯につかってから上がる.
うむ.さすがに汗がなかなかひかん.

それでも九州旅最後のホンモノ温泉,堪能できました.

一旦宿に戻り,食事へ.
繁華街の中心にいるので,夕食の選定には困らないはず...と思ってた時期がKazchariにもありました.

今宵は土曜日.
地元料理を出すめぼしい店はどこもかしこも満席だった(予約要).
せっかくなら鹿児島名物で祝杯を,と考えていたのだが...

しばらく繁華街をうろうろ.
そっち系のお店の人,全く声をかけてこないのが不思議.
風営法のせい?

で,ようやく入れる店を発見.

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「肉巻おにぎり」「カチうどん」
よくわからんが,これらも名物と言えば名物...なのか?

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味は良い.ただし量が全然足りぬ.
種類は多いものの,おにぎりばかり食べても何なので,満たされないまま店を出る.
たぶん,ここって飲み会の〆で入るラーメン屋的な立ち位置っぽい.

コンビニで何か買うかと考えたが,目の前に現金問屋的なスーパーがあった.
絶対こういう店は安いはず!と入店.

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見切り品の「握り寿司」やら「イチゴ」「缶チューハイ」「プロテイン」を購入.ちゃんとクレカで払えた.
確かに安い.それに寿司,美味い,

ホテルにもどって一人打ち上げ.
我が素晴らしき人生に乾杯.

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そして九州最後の夜はふけてゆく.

走り終えてみれば,あっという間の8日間だった.
鹿児島から熊本,長崎,そしてちょい宮崎を経由したこの旅の総走行距離は決して長くない.
しかし,BROMPTONという「小さな相棒」と共に過ごした時間は,昨年の「四国一周」と同様に濃密で五感を揺さぶるものだった.

北海道にない長い坂道に喘ぎ,雲仙や阿蘇の雄大な景色に言葉を失い,一日の終わりには温泉やサウナで熱い湯を浴びる.
行き当たりばったりゆえ「明日はどこへ行こうか」と考える時間は,日常では味わえない贅沢な内省の刻.

かつて20歳の自分がオートバイで駆け抜けたこの地を還暦間近の今,己の脚力だけで再訪する.
時には柔軟にフェリーや鉄道をエッセンスとして組み合わせる.
BROの機動力は気負うことなく,あっさりと思い通りのルートを実現してくれた.

チャリ旅,とりわけBROMPTONの旅は自由の極みだ.
次の旅でも未知なる世界と未知なるKazchari,つまり新しい自分に出会えるのが楽しみだ.

春・九州・BROMPTON Day5:天草~三角~熊本

2026/3/25 Wed

雨に打たれて,サウナに溺れる

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雨.温度:14 ℃,湿度:88%,体感温度:13 ℃,風速:9.4 km/時,風向:N

Day4はこちら ⇒ 春・九州・BROMPTON Day4:諫早~天草

目覚める.
予報通りの雨.

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眠い.
というのも本日の熊本の宿の選定にあたり,少々右往左往して就寝時間が遅くなったせいだ.もちろん,前に泊まった〇〇な宿は選定外.

本日は『湯らっくす』に行くことが第一目標なので,その付近で宿を探した.
同じ道路の並びにコンドミニアム(?),つまりアパートの一室を丸々借りるプランがあった.
スタッフ不在で,メールで送られてきた暗証番号を入口で入力する,いわゆるスマートホテルである.

同種のホテルは『オホーツク1300』の時にも利用経験がある.
ちょっとした近未来体験だった.

Audax Japan RM812 Okhotsk 1300km Hokkaido(その1:当別太美~幌延)

空きは喫煙室のみだったが,それほど高くなかったため2泊分をメール予約した.
ところが,「確定」の返事がなかなか帰ってこない.
一応「24時間内に返答」という自動返信だけはあったが,それでも時間がかかり過ぎ.

その間,他の宿も物色する.
「こっちのほうがええやん」な宿を見つけたので,先のスマートな宿はキャンセルした.

後で思うに,この変更は大正解だった.

で,朝を迎える.
パッキングしつつ,6時になるのを待ってパラダイスな浴室へGo!
短時間ながら,サウナ3セットをしっかり決める.
あ”あ”あ~やっぱこの宿ええわ~ もう一泊したかったなぁ...

すっかり気分は失楽園.
おお神よ,Kazchariは何の罪を犯したというのですか!(今さら数えきれない)

7時に朝食会場へ.

iPhone15 Pro もちろんこれx3

安定の美味さ.

部屋に戻ってサイクルジャージで戦いの準備.
つまり雨装備追加である.

まずはモンベルのレインウェア上下.
今は無きGORETEX製だ.
レインパンツは素肌の上だと脚にまとわりつくのでレッグウォーマーも着用.
ソックスの上からは至高の逸品,モンベルのオーバーソックス.
気温はそれほど低くないのでグローブは指出しのまま.

バッグ類にもカバーをかける.

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昨日のアプリ更新でバグってしまったナビ(Bryton S500)は,”工場出荷前にリセット”したらちゃんと使えるようになった.
昨夜のうちにSTRAVAで天草から熊本までのルートを引き,インストールしてある.

これまでブルベやら何やらでも大雨に見舞われたことはあるが,サイコンやナビの防水対策はしたことがない.
これでも水没経験はないが,運が良かっただけなのだろうか.

名残惜しいホテルだが出発.
天草を再訪することがあれば,大浴場の質の高さだけでも選びたい宿だった.

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はじまりは小雨.
ギリギリまでバスに乗るかと迷ったが,結局,熊本目指して可能な限り自走する.

有名なループ橋を渡るかと思いきや,手前の歩行者・自転車専用橋に案内される.
もしかしてこれって,船舶航行時には持ち上がるヤツ?

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ちなみにこのループ橋は「天草瀬戸大橋」という名称.
バス停ははしょって「瀬戸大橋」.何か紛らわしい.

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ここからは国道324号で海岸沿い走行.
例によって路肩が狭いので,安全のため左側通行にはこだわらない.
歩道が整備されている側を求めて,道路を渡ったり戻ったり.

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個人的に「イデオ・ツリグ」が気になったので停車.
こういう止まりたくない日こそ,まめに写真を撮っておくと良い思い出になる.

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黙々と(ソロなので当たり前だが)進み,道の駅「有明」着.
全然雨が止まん.むしろ激しくなってきた.
トイレ&コーヒー休憩.

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男性トイレの不思議な表示.

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凝りすぎてわかりにくい,ようするにダメシンボルのお手本.
おそらくクレームによって,後から「男性←」テプラを貼ったのだろう.
ちなみに女性の方は熱帯魚.

つーか,タツノオトシゴはオスが妊娠・出産する世界で唯一の生物.
モチーフとしてどうなのか? それとも何かを暗示? 考えすぎか.

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この道の駅にはビーチがあったり,色々なオブジェが飾ってあり,なかなかのパラダイス感だが,いかんせん雨.そそくさと出発する.

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少し内陸へ.
山に囲まれる.
この時,ちょうど対向から同じく雨に打たれる旅チャリがやってきた.
互いに手を大きく振って挨拶.同志よ!生きろ!

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久々に現れたローソン上天草松島店.
既にレインウェアのプロテクトが限界を越え,全身びしょぬれである.
寒い.
缶コーヒーとシュークリームでカラダを暖める.

はっきり言って辛い.
ブルベだったら間違いなくDNSの天候.

コンビニに続々と入って来るクルマを見ながら,「クルマ旅だと楽やろなぁ...」という思いと,「ぶわっはっは,この悪天候!我がミトコンドリアが活性化しておるわっ!」というハイ(もしくはヤケ)な心情が交錯する.

停車時間が長くなるほど汗冷えがひどくなるので,覚悟を決めてそそくさと出発.
雨,ちーとはマシにならんかねぇ.

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いよいよ,本日のハイライトである「天草五橋」に突入である.

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初訪問.
事前にルートを引いている時は,ここを走るのを楽しみにしていた.
島と島をつなぐ,そう「しまなみ海道」のような風光明媚かつダイナミックなライドをイメージしていたが...

はたして,その実態は?

————————————————————–

※ 以下,個人の感想です.

...こんなとこ,二度と来るか!

各種チャリ媒体でも「しまなみ海道」に比べると,全然おすすめされない理由に納得.

この橋,あまりにチャリへの配慮が無さ過ぎる.
交通量が非常に多いのでできれば車道は避けたい.
で,歩道に逃げるも,その幅が異常に狭いのだ.
橋の前後はまだマシだが,幅1mあるかないか...

それでも車道とツライチならまだ良いが,20cmほどの段差が付いている.
橋上ゆえ突然の横風もある.
ハンドル操作を誤って車道側に落ちるようなことがあったらシャレにならん.

さらに今日は雨.
写真でもわかるが,橋周辺の道がアスファルトではなく,なぜか平石を敷き詰めたタイルのような路面が多い.
表面の砂が水を吸って泥となる最悪のコンディション.
実際に何度かスリップした.

何より最悪なのは,迂回ルートが存在しないこと.
嫌でもこのデス・ゲームに5回挑戦することになる.

晴天であれば,こうしたデメリットも若干緩和されるかもしれんが,少なくとも今日はあかんわ.

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この様に,橋の手前は”まだ”広い歩道.

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橋へ続く道で期待させて...

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結局,橋の上はこうである.
覚悟を決めれば走れないことはないが,安全のために押し歩いた.

ストレスマックスのまま道の駅「上天草さんぱーる」着.

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少し走ると,何体めかの四郎パイセン像(大).
これが日本で一番大きいらしい.つーか,この地域にしか存在しないのでは?

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雨も風も強い.
もはやこの時点で熊本までの自走プランは破棄.
電車輪行プランに閣議決定された.

で,忘れた頃にやってくるのが,第一の使徒(橋)こと「天門橋」である.

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やはりここの橋も他と似たような感じ.
設計者でてこい!
ちなみに「天草五橋」の完成は1966年,「しまなみ海道」の全線開通は1999年.
30年以上の開きがある.仕方ないか.

ポテンシャルは十分にある.
ぜひともサイクリングも快適にできるよう改修してほしいところ.

橋を渡りきって右折.
もう限界だッ!乗るねッ!
つーことで...

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JR九州三角線の発着駅,三角駅に到着ぅ!

素直にここから電車で熊本に向かうことにした.
よく考えれば日本の電車で輪行するのは初.
台湾での経験はある.

台湾一周(環島)ライド Day11-1 花蓮周遊

まぁ,あっちはサイクリスト優遇がエグイので,単純に比較できへんけどな.

ここから熊本駅までは約42km.電車で55分.料金は¥870である.

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駅舎の隅っこで輪行準備.
やはりロードに比べると圧倒的に楽.

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フレームに内蔵した輪行袋を取り出す.

「YS ROAD BROMPTON用オリジナル輪行バッグ」



腹が減った.
BROを駅舎に置いて(鍵かけて),食堂を探す.

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Google先生はコンビニを表示してくれない.
駅の隣にあるちゃんぽん屋は廃業(?)

まさか,このまま熊本まで飢えとの闘い?

と,焦る頃,港方面にのぼりが立っているのを発見.
雨の中,向かってみる.

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漁師食堂か,これは期待できそう.
各種定食をはじめ,メニューも豊富.
電車の発車時間を鑑みて早く食べれるものをと思い,海鮮ラーメンにした.

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これがまぁ,絶品だった.
麺もスープも具も至高だったが,おまけの「かき揚げ」も最高.
チェーン店にある名ばかり「海鮮ラーメン」とは比較にならないホンモノであった.
ありゃ? なぜか今回は,Kazchariに似合わないグルメ旅になっている.

大満足のまま駅に戻る.
よくよく見ると,あちこちに『スーパーマリオ』のキャラシールが貼ってある.

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なぜこの駅はマリオ推しなのか?
気になったのでGemini先生に聞いてみた.

「三角駅が「スーパーマリオブラザーズ」のゴール地点にある「城(砦)」にそっくりで話題になったから」だそうな.

ホンマ?

https://famicoms.net/blog-entry-621.htmlより

全然似てないやん.
こっちじゃなくてピーチ城の方か.

https://x.com/RipBlue_hime/status/1489066885992054786より
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この画角だとよくわからんので,別のサイトから画像をお借りして.

https://seaside-station.com/station/misumi/より

真ん中にそびえる三角塔のせいで,まぁ,似てるっちゃあ似てる.
で,13:40.熊本に向けて出発!

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旅先である.
いつもなら見知らぬ風景を食い入るように観察するのだが,今日はダメだ.
あまりの疲労に寝落ちした.

50分ほどで熊本駅着.

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懐かしい.
前回もここに立った時は雨だった.

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だいぶ熊本市内の地理が掴めてきたぞ.
中心地を流れるこの「白川」を基準にすれば,だいたいの位置関係が把握できる(たぶん).

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数km走って,本日のお宿『HOTEL THE 7 熊本』に無事到着.

HOTEL THE 7 熊本【公式】

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決め手は大浴場があること.
これまた直前割でかなり安かった.
普通のビジホより少しだけゴージャス感.

それでだけでなく,フロントの対応が好印象.
「エレベーターが狭いので部屋に移動する際には自転車を折りたたんで下さい」とだけ言われた.
まっ,表情や言い方の問題かな.素直にわかりましたとにっこりできる.
あれ? 折りたたみじゃない場合は? やはり袋にイン?

それに「これからサウナに行きます」と告げたら,さっとタオルを貸してくれた.そうそう,こういうのがホスピタリティ.

ネットのプランでは朝食なしのみだったが,提供はあるようだ.
ただし¥1,650もする.
とりあえずパス.
ところが...「高いでしょお.でも2泊されるのなら1度だけでもお試し下さい.赤牛丼がおいしいですよ」と気さくな対応.

何ぃ,赤牛丼だと! 確か旅行前に知人から「これは食べとけ」とオススメされてたヤツだ.
わかりました.明後日の出発前は食べてみよう.

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てな感じで,駅前に続き,ホテル内でもBROを転がし移動.
実に楽...いや,絨毯がふかふかだと突っかかるな.

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まっ,ビジホとして標準的な室内.
さぁ,すっぽんぽんになって,いつものルーティン(洗濯)である.

その間,部屋のシャワーを浴びていよいよ本日のメインイベント,”西の聖地”『湯らっくす』訪問である.

【公式】湯らっくす

2Kmほど歩く.
もう降らないだろうと,ホテルで傘は借りなかった.
まっ,上着代わりにレインジャケットを着ているので大丈夫でしょう.
Google先生の指示通りに歩き,ついに憧れの地に.

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平日夕方だが,すでに結構な混み具合である.
さすが聖地.
料金体系がよくわからなかったが,入浴のみだと¥900.
館内着を着て,休憩室やらなんやらを利用したいのなら¥1,650のようだ.

黒を基調とした内装.
入口付近に水飲み場.製氷機もある.いいぞ.

浴室は広い.
フロントの混雑から予測していた込み具合はなし.
そうか,休憩室まったり組も多そうやしな.

まずはカラダを清める.
銭湯ではないのでボディソープ,シャンプー,リンスもちゃんと用意されている.

大浴槽につかる.
噂のビーチチェアに寝っ転がる.
普通の寝風呂とは明らかに違う.なんだこれ.

そして,メインのサウナ室へ.
広い.相当な人数が座れそう.
スケジュール表を見ると,結構な頻度で熱波師によるアウフグースがあるようだ.
その間は入室不可.
今回は,たまたまその時間に遭遇しなかった.

いつも通りに10分蒸されて外へ.
いよいよ,名物のMADMAXボタンである.
深さ170cmの水槽へ.ミクロマンのKazchariだと当然のごとく足はつかない.
まるで神社の鈴紐のようなロープにぶさがりながら,ボタンを押す.
5秒間ほど,脳天を直撃する水圧と,阿蘇の伏流水に包まれる贅沢を味わえる.
「これを押すために走ってきた」と思わせる.圧倒的なエンタメ感.

露天風呂があるので外気浴も可.
ただし,狭い上にととのい椅子は2脚しかない.
運良く確保.横になる.

...うぅ...これは確かに”質”が違うかも...しれ...な...おおっと,寝たらあかん.
ハードな雨中走行の後の極上の快楽.
これぞ最高のご褒美だ.

2本目は瞑想(メディテーション)サウナ.
ドアを閉めると暗闇.
ここはテレビがなく,環境BGMがかすかに流れている.
ただし,途中で入ってきた人が,周りに許可を取ることなくガンガンとロウリュウしまくるので,静寂は破られてしまった.

3本目はミストサウナ.
部屋の真ん中に塩が置いてある.
日焼けしていることを忘れて,ついつい太ももや首筋に塩をぬり込んでしまい後悔.

そして,普段はやらない4本目.
最初の大部屋で締める.

残念ながら異次元の”ととのい”は1本目だけやったな.

ちょ,待てよ.

よくよく考えたら今朝も『サンタカミング』でサウナ3本決めてたわ.
入り過ぎか?

それでも,大満足の聖地体験であった.
『湯らっくす』のサウナ飯も食べてみたかったが,入浴料だけでレストランに入っていいいのかよくわからなかったので,そのまま退館することに.
宿へ帰りがてら,良さそうな店があったら入ってみよう.

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おっ,なんだこの店は?
むっちゃ雰囲気良さそう.
入ってみるべし.

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シングルゆえ,直ぐに席を確保.
メニュー表を見てびっくり.なんだこの種類の多さは!
しかもどれもこれも美味そう.

こういう時は店の看板メニューにするとハズレが少ない.
「すいませーん」と,注文したいところだが,先に「QR注文」と言われてたっけ.テーブルのコードを読み込む.

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注文したのはメニュー先頭にある「スタミナ焼き1番(半熟玉子付き)」
しばらくして出て来たのが...

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どーんと,これ.
大盛り,爆盛りにした覚えはないが,これが標準ボリュームっぽい.
素晴らしい.

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もう,見た目通りに美味い.
”スタミナ”の名前通り,ニンニクがむっちゃ効いてる.
汗が出て来たぞ.
掛け値なしに「こんなのでいいんだよ」的庶民料理.
これぞ旅の夜の一人飯だ.満ち足りた...

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途中のコンビニでアイスを購入.
口内の脂を中和する.

白川にまたがる橋の上.
ビル群と飛行機の灯りが見える.

今夜のお楽しみはまだ終わらない.
就寝前,今度は宿の大浴場へ.

祝福は上がった後.
大浴場前に,結構な広さの漫画コーナーが設置されているのだ.
そして,無料のソフトドリンクのみならず,ビールサーバーまで完備.
優勝です.ハレルヤ!

パラダイスを追い出されて,たどりついたここもまたパラダイスだった.

明日はいよいよ...阿蘇だ.

Day6はこちら ⇒春・九州・BROMPTON Day6:阿蘇北外輪山

春・九州・BROMPTON Day4:諫早~天草

2026/3/24 Tue

Made in Heaven

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曇り.温度:12 ℃,湿度:64%,体感温度:11 ℃,風速:7.6 km/時,風向:ENE

Day3はこちら ⇒ 春・九州・BROMPTON Day3:熊本~島原~諫早

旅立ち前に考えたプランを現地の雨予報によって変更する.

佐賀方面には行かずここから南下を開始.
これで一度は諦めた「阿蘇周遊」を組みこめる可能性が出て来た.

我ながら欲張りなプランだ.
二兎を追う者は一兎を...にならなければよいが.

例によって5時頃に目が覚める.
パッキングを開始.
もうどこに何を収納するかの「型」ができてきたな.

24時間開放の誰もいない朝風呂に入り,朝食会場へ.

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これまた気合いが入っておりなかなか美味い.
特にパン.
他にも地域の名物・名品の提供がうれしい.
こうした全国展開のビジホは,差別化競争が激化している模様.

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8時に出発.
玄関口までBROを降ろす.

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諫早は今回の旅の最北ポイント.
朝の体感気温は一桁だろう.風が強く寒い.
レッグウォーマー,ウインドブレーカーを着用する.

ナビ運用の「Bryton S500」の電源を入れる.

おかしい.
昨夜インストールしたアプリが未だに更新状態(矢印がくるくる回っている)
ボタンに反応せず,ナビ画面を呼び出せない.
電源を強制シャットダウン ⇒ 再起動するが変化なし.

むうぅ.ここに来てナビが使えんとは...
いいもん.KazchariにはGoogle先生がついてるもん!(キショい)

スマホをハンドルにセットしてGoogle先生を起動.

しばらく走行するが,相変わらず移動手段に「自転車」が表示されないので距離や時間がつかみにくい.

ちょ,まてよ.

そう言えば出発前に『自転車navitime』というアプリをお試しインストールしたっけ.

【公式】自転車navitime

無料でもナビ機能は使えるが,それだとGoogleマップと大差ない.
1ヶ月間,つまりこの旅の間だけ有料機能を使うためにアカウント登録してみた.

すると「推奨ルート」の他,「坂道が多い」「坂道が少ない」「大通り優先」「裏通り優先」「サイクリングロード優先」など色々とルートを選べるようになるのだ.
もしかすると「サイクリングロード優先」にすると,台湾のGoogle先生なみに変な場所に連れていかれるかも...とワクゾクする.

「推奨ルート」だと,昨日走った酷道もとい国道を選択.
できるだけ海岸沿い=「坂道の少ない」にしたところ,かなり理想のルートが表示された.これに従ってみるか.

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ふむ.音声案内やトイレ表記も含め,これはなかなか使える.
ただし致命的なのはオフライン運用不可な点.
ギガはともかく,バッテリの減りが半端ない.
うちの3年目のiPhone15 Proだと,1日もたず途中で充電が必要になりそう.

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やはり寒い.
ファミマで缶コーヒー・ブレイク.
バッグに入れたBrytonはずっとこの表示.

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仕方がない.
今夜の宿で「出荷時に戻す」などの対策を練るか.
旅の途中でアプリのアップデートなんてするのではなかった.反省.

引き継続き「自転車navitime」頼りで進む.
確かに国道を離れ海岸沿いに進んではいるが,いきなり20%超の激坂が現れてびっくり.

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これ,空荷でも登攀不可能.
「坂の少ない道」を選んだはずだが...恐るべし長崎.
で,そんな坂を越えた先には...

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島原名物の「石垣畑」.
農作業事故防止からの産物だそうな.
めずらしいモノを見た.良いではないか「自転車navitime」

そしてついに海岸沿いへ.
予想していなかった快適道路が現れた.

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波打ちギリギリを走る快走ルート.
時折,防波堤やガードレールが途切れるワイルドさ.

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漁業関係者の軽トラが通るだけで交通ほぼ皆無.

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とんでもなく快晴な日.
かなり焼けた.
鼻先と唇が痛い.台湾ライドを思い出す.

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海岸沿いから内陸へ.
これって,昨日ぶーたれながら走ってた国道と並走してるやん.
どうしてこっちを選ばなかったのか...

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何やら特殊な標識を発見.

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検索すると,島原半島のサイクリングルート紹介ページに飛んだ.

島原半島サイクリング「イコモン」公式

ここまでの極上ルート(gpxデータあり)もしっかり記載されていた.
いやいやいや,このサイトの存在に先に気付くべきだった.
行き当たりばったりもいいけど,今回ばかりは事前に知っていれば,格段に快適に走れたなぁ.

※ この時の教訓が後日の「阿蘇周遊」に活かされることとなる.

この”サイクリングルート”はまだまだ続く.
味のある住宅街を抜けると今度はトンネル群.

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てっきり廃線跡の利用かと思い調べたが,そうではないようだ.
この地区に鉄道は元々通っていない.

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この辺りでちょうど旅チャリとすれ違った.
この旅,初である.
春の九州という絶好の季節なのに不思議なほどチャリダーが少ない.

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海あり,市街地あり,トンネルありの多彩な風景を抜けて海岸沿いの国道251号に復帰.とは言え,ここまで来ると交通量激減.

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小浜温泉街を通過.
今は営業していない威風堂々な旅館.
「小浜春陽館」という老舗らしい.2024年に廃業.
ちょっとしたニュースになっていた.
面構え,いや門構えが違う.そら,話題になるわな.

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あちこちの側溝から湯気が立ち上る.
源泉温度は105℃で日本一の熱量を誇るそうな.
そんな名湯も衰退中か...
北海道もだけど,令和の日本,かつての繁栄も夢の跡的な観光地・建物だらけ.

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温泉街を抜けてひたすら南下.
普段こういう店にはあまり入らないけど,「ツーリングマップル」に載っていた洋菓子店にピットイン.

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「レモンケーキ」が絶品と聞いてチョイス.
店員さんにおすすめを聞いて「エスプレッソ・カフェゼリー」も購入.
実はケーキよりも後者のゼリーがマジ美味だった.

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もう少しで目的地の口之津なのだが,スマホのバッテリーがやばい.
停車してモバイルバッテリーを接続.

時間に余裕があれば幹線道路ではなく,左の様な旧道を走る方が面白い.

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よく見かける帽子(?)をのせた石灯籠.
この地域の様式なのか.

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旭川にいるヨメさんのリクエストに応えて桜の写真を送る.
既に葉桜化に驚愕.

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ダメ押し的にサイクリングロードが続く.

昨日ボヤいた長崎の道.
今日は印象が180°変化.
選べば素晴らしい道だらけ.
国道よりも県道がおすすめ.
島原はチャリで走ると面白い.

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無事,口之津港フェリーターミナル着.

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今回は輪行袋に入れず,チャリ形態のままのせる.
距離も短いし,そんなに料金高くないし(人ふくめて¥1,000)

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ターミナルにあった,やたらポップな四郎パイセン
やっぱ,天草四郎と言えば沢田研二だな(昭和脳)

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つーことで乗船口でフェリーの到着を待つ.
ちょうどイルカの見学船が出るところだったので,係の人に「イルカって,そうそう見れるものなんですか?」と聞いてみる.

「まぁ,運しだいだね.フェリーからもたまに見えるよ.後はスナメリ(シロイルカ)が港に入ってくることもあるね」

ほぉ.昨日のウォンバット(違うって)といい,なかなかの野生の王国だな,長崎.

乗船時間は30分ほど.
波も穏やかであっという間に着いた.

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ほぼゴム紐一本で固定される我がBRO.無問題.

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鬼池港,つまり熊本県に再上陸.
すぐそばに”なぜか”サンタのオブジェあり.

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よく見るとトナカイではなく,イルカがそりを引いている.
そして近くには...

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またしても四郎パイセン像.
要はこの地域,四郎,イルカ.そしてキリスト教つながりでサンタ推し,という謎の地域だったのだった.
我が「あさっぴー」のごとく,全フュージョンしたゆるキャラとかありそう.いや,なさそう.

時刻は13時近く.
腹が減った.
目的地の天草市街地とは逆方向になるが,Google先生が良さそうな店を教えてくれたので2kmほど走る.
結果...

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見事に定休日.
勢いあまって敷地内に入ると防犯サイレンが鳴り響いてびびる.
すいません.すいません.

で,Uターン.

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またまたG先生おすすめの「カツ煮定食」を求めてとあるお店へ...

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ここもお休み.
な,なんだこれは! いやがらせか!

空腹の限界を越えたのでローソンにピットイン.
「かつ丼」弁当とスムージーを購入.
夕食でリベンジ(贅沢)してやるッ!

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ちなみに手の甲に書いてるのは前泊したホテルの部屋の暗証番号.
6桁が覚えられん...(写真に撮れば良いのでは?)

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遠くに見えるヤシの木はサンダーバード2号のカタパルト...ではなくて,たぶんお高級なリゾートホテルの敷地.
それほど高くなかったので一時は予約を考えたが,さらに良いホテルを発見したため変更.

天草市内に入る.
信用金庫前にエラい人の銅像.

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重成・重辰・正三の「鈴木三公」で,島原の乱後の荒廃した天草の経済を立て直した功労者らしい.なんとなくポージング.
地域経済を破壊に導いた反逆者(四郎)と,復興の礎を築いた者の両方がフィギュア化されている.宗教観も相まって歴史的に興味深い場所だ.

そのミステリーに仰天の顛末! 熊本県天草・明徳寺の「異人地蔵」「十字」の正体

『ブラタモリ』で解説してくんねーかなぁ...と思ったら,2020年に放送済みだった.

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しばらく進むと観光写真でよく見る,島をつなぐ高架橋が見えて来た.

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左側,フェンスの向こうは自動車教習所.
高校生が大挙して原付教習を受けていた.
「3ない運動」なんてやってられんエリアなのだろう.

ようやく,本日の宿『アマクササンタカミングホテル』(長い)に到着ぅ!

天草本渡温泉 アマクサ サンタカミングホテル 公式

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チェックイン時,周辺のレストラン情報他,色々と尋ねる.
もちろん,チャリの持ち込みも全く問題なし.
ここの宿も好感度高し.

アメニティ置き場も部屋の意匠もサンタ尽くし.
まぁ,少々無理矢理感つーか後付け感が漂うけど.

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部屋も広い.この旅一番.
ここってダブルベッド2台,つまり4人部屋やん.

早速,素っ裸になってルーティンの洗濯を.
コインランドリーは4階にあるそうな.

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おわかりいただけただろうか...

このエレベーター3階までの表示しかない.
なのにランドリーは4階...ミステリー.
ファースト『妖怪人間ベム』のエピソードを思い出した.

まぁ,4階=屋上階は階段で登るというオチだったわけだが.

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洗濯の待ち時間に新装オープンした大浴場へ.
これがまぁ,空前絶後に美しく快適な空間でびっくりした.

ヒノキの匂い漂う温泉浴槽に,定員4人ほどの清潔で小さなサ室,足を延ばせる水風呂,そして白プラ椅子の外気浴...
そして,今ここにいるのはKazchari一人.

ここはパラダイスか?
この感覚はあれだ,去年の四国一周時に中村で泊まった宿に似ているっ!

BROMPTONな四国一周ライド Day5:高知~四万十

今は軽く1セットだけにして,夕食後にフルセットと思っていたが,なんてこたない.あまりの心地よさに3セットこなしてしまった.
幸せを抱きしめたい気分である.

途中,サ室に同じ泊り客の方が入って来たので,「いやぁ~いいホテルですねぇ」と話しかける.
熊本から仕事で来たそうな.
「すぐ近くですねぇ」と言うと,「いやいや,クルマで2時間はかかります」
それって遠いのか?(←道民あるある)

ここぞとばかりに周辺のサウナ情報を収集.

今回は諦めた佐賀の『らかんの湯』はやっぱり別格らしい.
ただし料金が高いので,似たようなコンセプトの『Mifune Terrace』をオススメされた.

【公式】Mifune Terrace

後で調べてみると,宿泊代金も割とリーズナブル.
ただし熊本の中心地からはかなり離れている.
明日以降尋ねるのは難しそう.
次回のお楽しみやね.

そして,熊本と言えば「西の聖地」こと『湯らっくす』

「あぁ,もちろんあそこもいいですねぇ.”ととのいの質”が違うっていうか...何が違うんでしょうかねぇ」

この言葉を聞き,明日の目的地が決まった.

【公式】湯らっくす

一昨日,熊本で滞在したホテルは『湯らっくす』に徒歩で行ける距離ではなかった.チャリやらタクシーで行きたくない.

Google先生によると,『湯らっくす』周辺にもホテルはある.
それらを中心に探しますか.
名も知らぬサウナ愛好家のおじさん,有益かつ貴重な情報をありがとう!

で,洗濯物を部屋に干し,夕食に出かける.
せっかくの海のそばである.
ここは久々に海鮮狙いで...と,これまたGoogle先生を見ながら歩き,ホテル近くの寿司屋に入る.
残念ながら貸し切りだった.

ここを逃したため,町の中心まで3kmほど歩くことになった.
いや,これでいい.
運動してカロリーを燃やすこと.これが最強の調味料である.

...いい加減腹が減った.
国道沿いに『Joyful』を発見.
一瞬,ステーキでも...と思ったが,ここにきてファミレスにすると敗北感に苛まれる気がして,ぐっと我慢.

しばらく歩き,ようやくホテル併設の和食屋さんを発見.

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ここが大当たりで「刺身定食」を注文.
なかなかのボリュームで,かつ美味しかった.

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食事をしながら明日の計画を練る.

天気予報アプリを開くと降水確率100%.しかも結構な雨量...
この中を熊本まで100kmほど走る...うーん.あまりぞっとしない.
BROの機動性を利用してバス移動で熊本まで? それもなんだかなぁ...

こういう時は一旦棚上げ.
宿に戻ってゆっくり考えましょう.
途中,雨がぱらついてきた.

ホテルのフロントにて,ここ天草から熊本行きのバスを尋ねる.
結構な本数があるようだ.リムジンバスなので荷物の積載も問題ない.

ここで,ふと,悪魔的な考えが...いっそ,このパラダイスなホテルに連泊するのはどうだ?
ちょうどこの旅も中間.
疲れもたまってきた(気がする).
温泉・サウナに入りまくって,快適な部屋でゆったりと過ごす.
日程的に「阿蘇」には行けなくなるけど,それも次回のお楽しみに...

「そうしよう,そうしましょう」と,明日の部屋の空き状況を訊く.

返ってきた答えは...「申し訳ありません.全室満室です」

ぐぬぬ.
これで,雨中の出発が決まった.

まだだ,まだ終わらんよ.
Kazchariには,奥の手があるのだ.

(Day5へ続く)

春・九州・BROMPTON Day3:熊本~島原~諫早

2026/3/23 Mon

カモメが翔んだ

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晴れ.温度:16 ℃,湿度:69%,体感温度:16 ℃,風速:12.2 km/時,風向:N

Day2はこちら ⇒ 春・九州・BROMPTON Day2:出水~熊本

昨夜は10時にベッドに入った.
すぐに熟睡.
さすが寝具を売りにしているホテルだけのことはある...って,チャリのエゲつない運動量のおかげだろう.
そういやこのホテル,部屋着にも自信があるらしく,上下セットで¥6,000だっけか,販売もしてた.

6時半,朝食会場へ.

iPhone15 Pro もちろんこれ × 3

前夜がハンバーグ&ステーキという肉尽くしだったので,野菜多めに.
普通のホテル飯だが,日本の場合,海外と違ってどのホテルでも生野菜がたっぷり摂れるのがありがたい.ビタミン大事.

部屋に戻ってパッキング.

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外に出る.
予報通りに昨夜のうちに雨は止み,絶好のサイクリング日和となった.
ほんま天気の神様に愛されてるなぁ.

事前に熊本中心部からフェリーまでのルートを引き,ナビ(Bryton S500)にインストール済みなのだが,出発点を地図上で適当にポチッたせいで,スタート地点までの案内が複雑怪奇.

さらには熊本城やら加藤清正像がチラ見えたので寄り道したりとアホな行動をしてしまう.

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で,よくわからん路地やら,別方向に案内されて迷う迷う.
さらには平日ゆえ,通勤のクルマやチャリで道が大混雑.

結果,余裕を持って出発したはずなのに,島原行きフェリーの出発時間が刻々と迫って焦る.

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ようやくフェリー乗り場までの直線路にたどり着く.
残り6km.ここからは旅チャリらしからぬ激コギ!

レイッ,V-MAX発動ッ!(Ready!)

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相当なアベレージで無事到着.
汗だくで息が切れた.
ただし,そのおかげで9:50発の島原行きフェリーに間に合いそうだ.

ここでサイコンを一時停止.
海上移動分は記録したくない(真面目か)

ターミナルビル前でBROの折りたたみ作業開始.
輪行袋収納でチャリは手荷物扱いとなる.
少々面倒だが,これでなんと¥1,850も浮くのだ.
大人1名分の運賃(¥1,500)より高い.

ここでリュックをリアバッグ代わりにした意図が判明.
普段はラックに積んでいるこちらを背中に.

そして空っぽにしたこちらのリュック(薄くてペラペラ)を小さく丸めてフロントバッグに収納.

これで手荷物を最小限に減らせる.

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乗船口へ.

BROにリアラックを装着しての初輪行だが,いやホンマ,なぜこれまで付けなかったのか悔やまれる.四輪になったイージーホイールでの転がしがこれほど便利とは...

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BROがいくら軽いと言っても10kg以上はある.
かつぐのはしんどい.

正に車輪革命である.
方向転換に多少難はあるものの,後ろだけ少し持ち上げれば無問題.

解決策として,全方向に転がる「オムニホイール」への換装が提唱されているが,あまり付けている人を見かけない.
ネット上の個人レビューも皆無に近い.
耐久性とかペダリング時に踵にあたってしまうとか,何か問題があるのかもしれない.

お高いけど,人身御供になってみる?

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BROを指定場所に置いて客室へ.

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くまモン尽くし.
ちなみに熊本県内に熊はいないそうな(2012年に絶滅確認).

いよいよ出航.

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かもめ(ユリカモメ)が大量についてくる.

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フェリーを追いかけて翔ぶかもめたちの姿.
この画角だと雲一つない晴天.
特徴的な鳴き声,風を切る羽音を間近に感じる船上の一刻.

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なーんてポエムってますが,これだけ「かもめ」が付いてくるのは,乗客がお菓子をあげてるから.

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60分ほどで島原港着.
降りてすぐ,船のそばで輪行解除.
バランス配分重視で荷物を再パッキング.

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日差しが強い.
直射日光によってサイコンの気温表示がぐんぐんと上昇して28℃くらいを指すようになった.
寒さより,日焼け対策の方が重要だったかもしれん(持参せず).

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もしこのフェリーに乗れなかったら,雲仙をパスして反時計回りで海岸沿いを諫早まで...というイージーコースにするつもりだったが,乗れてしまった以上”逝く”しかない.そう,雲仙ヒルクライムだ.

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国道57号.
この標識あたりから頂上まで平地はない.
マップ上では20kmで獲得標高1000mを越える山岳ブルベ...じゃないクライム.

念のためコンビニで補給.
麦茶,エナジージェル,ミニクリームパンを購入した.

しばしの休憩後,再スタート.
無心で漕ぐ.

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マジで緩むポイントがない.
斜度5~6%が延々と続く.

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格式高めの温泉宿.巨大な門構えである.
ここは『雲仙みかどホテル』.一泊¥30,000から!

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途中の俵石展望所に到着.
まだ標高が低く,眺望はイマイチ.

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サイクルラックがあるということは地元ガチ勢御用達なのか.
真夏だと軽くタヒねそう.

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ようやく登り切ったと思う頃,丁字路が現れる.

左に行けば雲仙の温泉街(ゴール).
右に行けばヒルクライムのおかわりで仁田峠.

坂バカとしては,ここは...でしょう!

旅の前に購入した「ツーリングマップル」でもおすすめしているルートだ.

サイクリストのツーリングマップル活用法~紙か電子か

基本的に”オートバイ用”の情報であること,つまり風や斜度を考慮しない上での”おすすめ”であることを意識しつつ進む.

やがて「仁田峠循環道路案内所」なるゲートが現れた.
車両一台あたり¥100の協力金を徴収.
ここから先は一方通行となる.

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スタートは林の中.
標高プラス日陰のおかげでだいぶ冷え...いや寒くなってきた.

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林を抜け視界が開ける.
斜度も増してくる.たまに10%を越えてきたぞ.

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斜度といい,道の雰囲気といいホームの十勝岳(カミヒル)に似ている.

ようやく稜線へ.絶景が待っていた.

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一方通行なので,海側にチャリを寄せるために押し歩いてターン.
好天も相まって,素晴らしい眺望である.

で,この後すぐに意外な生き物に遭遇.
道路を横断する茶色い物体.
タヌキかと思いきや何かが違う.

まさか,熊!?

熊だとしたら小熊サイズである.
北海道民の本能として,周囲に親熊の姿を探す.
そう,子熊単体が一番ヤバいのだ.この子が警告なんぞ発しようものなら,母熊に引き裂かれる運命にある.

ちょ,まてよ.

ここは九州だ.
熊は熊でも,ヒグマではなくツキノワグマのはず.
なーんだ,じゃぁ安心か.それほど狂暴ではないはず(そうなの?)
あれ? 確か熊本県の熊って絶滅したんとちゃう? いや,ここは長崎県やったわ!

と,灰色の脳細胞が大パニック.
ペダルを止めることなく,その生物のすぐ脇を通過したいところ.
ただしブロガーの性である.撮影はせねばなるまい.

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撮影中も,この謎の生物はこちらをにらみつつ「グアォォ,グアォォ」と唸り声をあげている.怖っ.

幸いなことに親熊が姿を現すことはなく,無事に通過できた.
これ,チャリのスピードならではの野生動物との距離感やな.
クルマやバイクやったら,気が付かないか,向こうが逃げたかもしれん.

で,しばらく進むと本日の最高獲得地点(たぶん)の,仁田峠第二展望所に到着ぅ!

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いやもう絶景.絶景としか感想が出ないな.
単に景色だけでなく,この天気とここまでチャリで登って来た苦労のトッピングのおかげ.

ベンチがあったので,座ってミニクリームパンとエナジージェルを食う.

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美味い美味い.
楽を求めて,海岸沿いルートを選択しなくて正解だった.
やっぱり『銀河鉄道999』の2番は真理.

ゴダイゴ『銀河鉄道999』English ver.

ちょうどその時,展望台に下りてきたカップルのおねーちゃんが「さっきの動物かわいかったねぇ.あれウォンバットだよ~」とのたまっていた.
そうかぁ,ウォンバットか~ それなら納得...ってするかいっ!

まぁ,確かに似ているけど,さすがにそれはない.
オーストラリア原産の外来種がこんな山奥にいたら,日本ヤバイのでは?
気になったのでGoogle先生に写真判定を依頼.

返って来た答えは「ニホンアナグマ」だった.

まぁ,クマっちゃあクマ.
ちなみにウォンバットは動物園にしかいません.

実は本当の仁田峠はもう少し先にあり,そこからロープウェイが伸びているのだが,もういいや.
雲仙クライム,堪能しました.

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さぁ,ここからはダウンヒル!
ビビりのKazchariと,BROの貧弱リムブレーキは最悪の組み合わせ.
チンタラと下る.
いや,安全のためには最強の組み合わせかもしれん.

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雲仙温泉街に到着.
〇〇地獄だらけだが,ゆっくり観光しているヒマないっつーか,チャリ旅は「見る」より「走る」方が楽しいのだ.

といいつつ漕いでいると,街のあちこちの穴っつーか隙間から湯気が立ち上っているのを散見.面白いねぇ.

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さて,ここから一気に海岸沿いまで下る.
走るのは「ドラゴンロード」と呼ばれる県道128号.
なお『仮面ライダーZX』は無関係な模様.

マップだけでもわかるとんでもないウネウネ具合.
林道の様な細いボコボコ道だと思いきや.
由来の「龍」の背を思わせる対向二車線の極上ワインディングロードだった.

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まるでジロ・デ・イタリアのクイーンステージ.憧れのステルビオ峠(伊).

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斜度7%ほどの下りが延々と続く.
もうどれだけカーブを折り返しただろう.
さすがにこれは登りじゃなくて良かった...

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標高が下がったにも関わらず寒い.
斜面が落ち着いたところでジレ着用.遅いわ.

国道に出て,コンビニを探す.
寒さも相まってカロリー消費.
先ほどのクリームパンだけでは足りぬ.

左手に開いているのか閉まっているのか,よくわからない「そば・うどん」の店が見えてきた.停車して確かめてみる.

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どうやら営業中のようだ.
古民家のような店.
長い廊下を歩いた先にイスとテーブルがあった.

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メニューを開く.
何も考えず(いつも通りに)「うどん」のセットを注文してしまう.
その後,あらためてメニューを見ると「六兵衛」なるものがあった.
この地方の名産品でさつまいもから作る,ほのかに甘味のある独特の麺らしい.

しまった.こちらにすれば良かった.
ハードなライドでIQが低下していたようだ.
むっちゃ後悔.

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とは言え,出て来た「シイタケ天うどん」も透明感のある不思議な見た目で,讃岐うどんのようなコシは皆無.
全く未知の食感だった.シイタケも含めて美味い.
替え玉でも頼もうかと思ったが,ラーメン屋ではない.
それにセットのおかずとごはんが想像以上のボリュームで断念.
ここはリベンジポイントだな.

それにしても我ながらよく食べる.
チャリは全ての摂取カロリーをゼロにする.そら太らんわ.

では,本日の宿泊地,諫早に向けてリスタート.

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ここ「千々石町」はかの天正遣欧使節団の一員,千々石ミゲルのふるさとである(知らんがな).
あちこちに看板がある.
ちょうちんブルマにタイツがおしゃれだ.
ちょっとWikiを覗いてみると,4人の中で唯一棄教した人物らしい.お,おぉ...

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久々に見た有害図書回収ポスト.有害の基準は何?

それはともかく,ここまでずーっと登りだったが,長崎の道(国道)はなかなか厳しい.
車道はともかく,路肩が消滅,もしくは路側帯の白線がボコボコ加工されていて,走りにくいにもホドがある(特にダウンヒル時は恐怖)

昔,何かのコラムで読んだ記憶もするが,県内に坂が多すぎるため,自転車に一番乗らない県民だとかなんとか.
それは長崎市内に限らず郊外にもあてはまる...のかも.

下の写真は極端な例.
こんな感じで,歩道や路肩を走っていると突然狭くなる.

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ゴール手前5km地点.
暑さと緊張のため,甘くて冷たいものが食べたくなった.
ブルベ民御用達の『アイスの実』で補給.

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つーことで,諫早の中心街から少し離れた立地の『スーパーホテル長崎・諫早天然温泉』に到着.
そう,今夜は温泉宿なのだ.
九州に来ているのにもかかわらず,初の温泉!
しかも,3/14にオープンという正に開業したばかり.
経験上,良宿の匂いがプンプンするぜ ⇒ 大当たり!

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いずれにせよ,明るいうちに宿に着けて,今回の様にひたすら温泉入ってのんびりできるのが旅の一番の幸せ.

その対極にあるのがブルベ.
既に「1300」やら「1200」を走ってて言うのも何だが,「600」以上の,宿の個人手配が必要なブルベの参加にイマイチ踏み切れない理由がここにある.
真夜中に着いて,仮眠中のスタッフを起こしてシャワーだけをさっと浴びて滞在3,4時間で出発.
温泉があろうが朝食付きだろうがそうした楽しみを全部すっとばして,即チェックアウト...あまりにコスパが悪すぎる.

冒険や挑戦,達成感というブルベの本質を否定するわけではない.
その面白さもわかる.
だが,道を知り尽くした道内ならともかく,遠征ブルベで寝るためだけに宿を取るのはめちゃめちゃ抵抗がある.最近宿代も高騰中やしな.

そして...考えたくないけど...老いたかな.
ちゃんと眠らないと辛い.

結果的にチェックアウトするまでに3回ぐらい温泉につかりまくった(24時間オープン!).
これでサウナがあれば完璧だが,ご褒美は”この後”に取っておこう.

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そして,昨夜の熊本の某宿と異なり,チャリの持ち込みに何も言われんなかった.
一応確認したが,「お客様のお荷物ですよね? どうしてこちらがあれこれと指示を?」という,口には出さないものの「おかしな事を言うヤツだな(by ぐらんぶる)」な雰囲気.

新人さんが一生懸命館内説明をしてくれる.
ここまで丁寧なビジホはあまりないぞ.
新規開店ゆえの初々しさか.

素晴らしい.これぞホスピタリティ.

郊外立地ゆえ,夕食に困るところだが,なんと隣がドラッグストア(かの地で有名なMORI)
もちろん弁当やアルコール類も売っている(夕方以降は値引きシール攻勢だ).
それにこの宿,ウェルカムドリンクでアルコールまでおいてあるのだ(~21時).

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つーことで,食料品調達後,部屋にあるやたらに広いテーブルで領域展開.
何やら引きこもっている人の食卓に見えないこともないが,気のせいだ.

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一息ついたところで,明日以降のプランを立てる.
ここまでの3日間は事前にAIと相談しながら立てた計画通りに走っている(西コース).

BROMPTON九州ライド再考 ~山より海かも~

今日は長崎市まで行く予定だったが,雲仙クライムのおかげで20kmほど短縮したけどな.

で,ルート通りだと,明日は北上して佐賀方面へ.
サウナーの聖地『らかんの湯』を目指すつもりだった.
宿泊予約なんて取れるわけもなく,近くの安宿からの日帰り¥4,000(予約要)を目論んでいた.

だが,”明後日”のほぼ100%雨予報を鑑みてリスケすることに.

北上をやめて明日から南下するに方針転換.
晴天の下,風光明媚な島巡りを期待して天草に向かう.

何より,その天草に,な,なんと温泉サウナ付きの格安ホテルを発見したことが大きい!
この旅も中日.そろそろ疲れてきた.
そんなKazchariに,サウナは最高の癒しとなろう(予告すると,まさにパラダイスだった).

STRAVAのマップ機能を使って天草までのルートを引く.
フェリーの時間を調べる.けっこうあるやん.
で,できあがったGPXデータをナビに転送っと.
あれ,アプリの更新? はいはい,ポチっと...が明日のトラブルの始まりであることに,この時のKazchariは気づいていなかった.

で,写真整理,データアップ,備忘録書き込みのルーティン作業を終え,寝る前にもうひとっ風呂.
もちろん明日の朝も入るぜ.

お肌はツルツル,手の指はしわしわである.

Day4はこちら ⇒ 春・九州・BROMPTON Day4:諫早~天草

春・九州・BROMPTON Day2:出水~熊本

2026/3/22 Sun

Runaway from the Rain

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曇り.温度:11 ℃.湿度:82%,体感温度:11 ℃,風速:6.5 km/時,風向:ENE

Day1はこちら ⇒ 春・九州・BROMPTON Day1:鹿児島~出水

体内時計は正直だ.
疲れていても,6時間睡眠で朝5時に起床してしまう.

昨夜から幾度となく開く天気予報アプリ.
これまでの経験から,一番精度が高いのは『ウェザーニュース』だと思う.
広告の多さが玉に瑕だけど.

今日もひたすら北上して熊本市を目指す.
そして『ウェザー』によると,南から徐々に雨雲が接近.
熊本市付近では13時過ぎから降水確率が80%以上に跳ね上がるらしい.
ここ,出水から熊本市までは100kmちょい.
BROだと7~8時間はかかるとみた方が良い.

ギリギリなのか,デッドヒートのアイラヴユーの予感.
まっ,そこはBROである.
危険を感じる豪雨になれば,ササッと畳んでバスや列車ですぐに輪行すればよかろう(後の伏線)

シャワーを浴びて朝食会場へ.
馴染みのAZメニューである.生卵がありがたい.

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準備をして7時に出発.

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朝の薄明り状態だが,それほど寒くはない.
前日同様,長袖インナーにジャージ,ビブの組み合わせでOK.
いつ必要になるかわからないレインウェアはリュックに入れてリアラックに積む.

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目の前は国道3号.
さすがに朝7時の交通量は少ない.
無理に歩道エスケープすることもなく,車道を堂々と走る.

まぁ,それも時間の問題.
すぐにレーダーが後方からの接近を知らせるようになった.

長旅では今回初投入のリアビューレーダー.
マジで便利だ.
重さや稼働時間が気になって購入を控えていたが,こいつがコスパ的にも決定版な感じ.
誤作動もほぼない.
あったとしても,結局ミラーで確認するので問題ない.

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出水らしい鶴マークの橋.

途中,チャリダー大好きラウンドミラーを発見.

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一人旅だと自撮りの機会があまりなかったりする.
三脚やらタイマーのセットは面倒やしな.

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県境を越えて,熊本県の水俣市に入る.
BROの12速ギアを駆使して,最初の山岳をクリア.
そもそも,小径車に興味のなかったKazchariがBRO購入に至った動機の一つが,この12速ギアにある.
さすがに4やら6速で長旅をするほど「M」ではない(いや十分...).

以下,ケニア旅行経験者には有名な話.
親しくなったケニア人に「Where are you from?」と聞かれたとする.

「Japan」と答える.

「Where in Japan?」

「(?)OSAKA」

すると「No,No,No, You come from KUMAMOTO!」

「Why?」

オチに「All people come from KUMAMOTO!」(ガハハハ)

までがテンプレ.
ちなみにスワヒリ語で「KUMAMOTO」は...各自調べて下さい.

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最近,凝った...いやおしゃれな名前の病院が増えた気がする.
ここは何科なのかわかりやすい.

で,道の駅みなまたの「ミナマータ」に到着(ややこしい...のか).

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トイレ内に某有名漫画家のイラストが飾ってあったけど...これってちょっと前に”トレース”で話題になったヤツやん(掲載できません).

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謎のアミューズメント施設があったり,謎の庭園があったりとパラダイス感強めのミナマータであった.

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さらに進んで水俣市街に入る.
かの「チッソ」工場を過ぎると,興味深い看板を発見.

「水俣病という名称は差別だ!メチル水銀中毒症へ病名改称を求める!」

まぁ納得.イタイイタイ病は地名とちゃうし.

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水俣の新幹線の駅は要塞のごとし.
いや,新幹線の駅ってたいていこういう無機質系デザインが多い気がする.
近未来のイメージ? それとも警備上の都合?

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ちょっとした展望台に,なぜだかの提灯.
祭りの季節ではないはずだが.

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高速道路の案内板に「地震発生走行注意」の表示.
昨夜の地震のことだな.特に被害はなかった模様.
日中の走行中だったら感じたのだろうか.

で,この後,またまた登りが続く.
その途中からか,BBもしくはリアの駆動部周辺から「ガラガラ」と異音がする.
足を止めると消える.
まさかのBB不調? こんな山中で?
修理なんてできんぞ!

耳をすませて音の発生場所の特定を試みるがさっぱりわからん.
坂を下り切ったところにファミマを発見.迷わずピットイン.

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リアハブ周りをチェック.
すると,とんでもないことが.

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おわかりいただけただろうか...
テンショナーのプーリーからチェーンが落ちている.
脱落こそしていないものの,よくこんな状況で走れるもんだ.

いつ,どういう状況で落ちた?
やはり,この頼りない樹脂製のパーツがいかんのだろうか.

なかなか珍しい現象なので,本ブログのレギュラーメンバーであるBROマイスターのO西さんにLINEした.
そのような経験はなかったそう(という返事の後,O西さんのBROにも同じトラブル発生)
ここは金属製にカスタムしようかなぁ...

道の駅「たのうら」着.

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最近多い,地元出身の漫画家さんの作品,もしくはご当地アニメの顔出し.
上のボードは「村枝賢一」先生.
やはり『仮面ライダーSPIRITS』が代表作だろう.

単に出身地というだけでなく,実際に今も住んでおられるらしい(説明に書いてあった).
まぁ,いまやクリエイティブ系の仕事はどこでもできるしな.

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もう1枚は放課後ていぼう日誌』(2020).

いわゆる女子高生がおっさんの趣味を楽しむ系アニメ.
Kazchariは未鑑賞.流行った...のか?

御覧の通り,太陽がまぶしい.
ここから崩れるのか?
確かに天気予報アプリは雨雲の接近を告げているけど.

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熊本に入り,初くまもん発見.
地球儀を抱えたタイプ.
工場内ゆえ進入禁止.遠景で.

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今回もKazchariのケツを支えてくれたのは,ROCKBROSのサドル.

実に快適.
今回のような1日100km程度の旅では全くケツ痛なし.
何より安く,革製みたいにメンテや伸びに気を使わなくてよい.
デザイン? 気にするな.

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いい雰囲気の日奈久温泉街を通過したが,さすが九州.
北海道以上の温泉パラダイスである.

だがしかし,クルマの旅と違って気軽に立ち寄れないのが残念.
入浴後の汗冷え問題もあるし,何より汗だくのジャージやビブの再着用には抵抗ありあり.
仕方なく...という場合もあるけど.

ファットなオソウシ温泉,地獄のデスライド!

八代市内に入る.
味わい深い標語看板.

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家族LINE(正確にはアホ息子)に送ったった.

ここに来ていよいよ雨の脅威が迫ってきた.
空の色は明らかに鉛色に変化.
顔にポツポツと雨粒があたり始める.
ずぶぬれになる前にレインウェアの着用を決意.

軒先を探しているとファミマが見えた.
昼食を兼ねてピットイン.

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コンビニでクイック補給(まるでブルベ)
じっくりランチをする余裕はない.可能な限り雨からの逃走が何より大事.

不思議なことに食べ終わる頃には,再び陽がさしてきた.
まだゲームは負けちゃいない.
レインウェアを着ないまま再スタート.

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八代から熊本までは国道3号で行くのが定石なのだが,どうやら並走する県道14号の方がチャリ向きらしい.
抜け道となっているのか,交通量はわずかに減る.

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中古車センターの頭上にある電線に違和感.

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よく見ると”ヒャッハーな”トゲトゲがついている.
カラスなどの鳥が留まれないようにしているのだろう.
フン害防止ってヤツだな.初めて見た.

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国道との合流点.
横断歩道はなし.
この歩道橋を押して登れというのか!
ちなみに左折すると三角方面,つまり天草への道となる.

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ちゃんと,チャリ用のスロープがあるだけマシか.

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九州新幹線の操車場.
当たり前だが滅多に見ない.
マニアではないので種別はわからんけど.

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そして...ついにポツリがザーザーに変化した.
完全に雨に捕まってしまう.
ナビが示すホテルまでの距離は約10km.

まぁ逃げ切った方でしょう.
さすがにこの雨量の中をレインウェアなしはキツいか,と覚悟を決める.
高速道路の高架下で雨中走行の準備.

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JR熊本駅着.
ホテルはもう少し先だが,本日のミッション終了感漂う.
実際はこの後かなり迷うことになるが.

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ここからはGoogle先生に従って,熊本市内を流れる白川沿いのサイクリングロードを走る.
久々の雨中走行.雪よりもはるかに滑る.
橋上の鉄板でドリフト.ヤバかった.

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Google先生の不思議な仕様なのだが,移動手段の選択に「自動車」「歩行者」はあっても「自転車」がない.
いや,正確には北海道と台湾では「自転車」モードが使える.
前回の四国,今回の九州にもない.どういうこった.

で,「歩行者」モードにしたら,アーケードの商店街に案内される.

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日曜日の夕方である.
歩行者だらけで走れる状態ではない.
降りて押す.
それに本日はアーケード内をチーム単位で踊り歩く(おそらく)よさこいソーラン的なイベントが開催されていた.
BRO+メット+グラサン+ビシャビシャなおっさん,浮きまくり.

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派手な広告.
そうか,熊本と言えば牛肉,あか牛(褐毛和種)が有名.
今夜のメシは肉一択だな.昼はアレだったし.

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熊本一の繁華街を突っ切るので,その手のお店もたくさんある.
そっちではなく,文字通りの肉(食いたい)欲が爆発!

で,少々迷ったが本日の宿に無事到着.
おしゃれな雰囲気で高級感漂うが安かった(朝食付き¥5,000)

普段はシングル¥8,000越えが標準.
行き当たりばったりゆえの,直前割引のありがたさよ.
枕やマットレスなどの「寝具にこだわりあり」との表記が気にいった.
チャリの長旅で最も大切なのは睡眠である(ブルベだと人権がない).

ただしこの宿...チェックイン時の対応が何か事務的っつーか冷ややかだった.

原因はチャリの持ち込み?
予約時のメールにて「折りたたみなので部屋に持ち込んでもいいですか? 輪行袋もあります」とあらかじめ伝えておいたが,それでも迷惑そう.

BROの折りたたみもロビーではダメ,中扉内もダメ,完全に外で作業してと何か厄介者扱い.
スーツケースより小さいし,チェーンも折りたたんだ中心部に位置するので周囲を汚すこともない.
別に特別扱いしろとは言わないが,なんだかなぁ...

まっ,そんな理解を”乗らない人”に求めても仕方がないので,指示通りに輪行袋に入れ,担いで部屋まで運ぶ.

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メンテのため,室内でBROをチェック.
知ってはいたが,あらためて驚く.

びっくりするほど汚れていないのだ.
目立つのはテンショナーおよびリアハブの周辺とホイールの泥ハネ程度.
シートポストやフレームはピカピカのままである.

フェンダーレスのロードバイクだと考えられない.
やはり,BROのフェンダーは超優秀である.

逆に外してしまうと大変なことに...

BROMPTON(T)な新アイテムを導入しての早春美瑛ライド

その泥汚れをウェスで軽く拭き,今日のウェアとともにランドリールームへ.
さすがおしゃれな宿である.洗濯一回¥300と少し高め(まだ言ってる).

さてルーティンが終わったところで夕食である.
Google先生に相談する.
飲み屋だらけだが,近くに気になる店を発見.

それは百貨店7階にある『福よし』
ハンバーグか,悪くない.

外は結構な雨.
レインウェアをアウターに速足で歩く.

すぐに発見.
幸い混んでおらず,すぐに座れた.
店員さんにおすすめを聞いて「とろけるハンバーグとステーキコンボ御膳」にした.税込み¥3,200とファミレスより高め.普段なら絶対に注文しないが,まっ,旅先なので.

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生焼け状態で運ばれてきて,砂時計を使って時間管理しつつ自分で調理するスタイル.

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店員さんの事細かい説明もあるものの,情報量が多いためわからなくなったら,テーブル脇の説明を読むかQRを読み込んで動画で見るスタイル(時代だな).
実際,Kazchariの隣席の中国人は日本語オンリーの店員さんの説明がさっぱりわからず,QRを読み込んでいた.

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指示通りに焼く.
まぁ,焼いたのを持ってきてくれるほうが好みなのだが.

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完成.実食.

...うーん,悪くはないのだが,生涯ベストのハンバーグだった波照間島の『ゆみんとぅき』の壁は越えんなぁ.
まぁ,Kazchariの中で,あの味が神格化され過ぎている面もあるかもしれんけど.
ステーキの方も驚くほどではなかった.

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〆はライスを追加してガーリックライス.

後で調べてみると,別に熊本限定のお店というわけではなく,神奈川が本店のチェーン店だった.まっ,腹は満たされたので,ええか.

やまぬ雨の中,小走りで宿に戻る.
近くのコンビニでSAVASのプロテインを買う.

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つーことで,本日は出水から熊本への移動日.
ギリギリまで雨から逃げきれたので良しとしましょう.

幸いこの雨は夜中のみで,明け方には止む模様.
(自称)晴れ男伝説の復活かもしれんな.

明日はフェリーを使って島原に渡りまっせ.

※ Day3へ続く.