2022/5/1 Sun
さぁ帰りましょう.
夜間の寒さは前日と変わらなかった.
ただし”覚悟”があったためか,よく眠れた.(疲れていただけ?)
周りのキャンパーはすっかり入れ替わっていて,隣のサイトは神戸ナンバーのオートバイ3人組だった.
テント2張り,カップル+男性という少々変わった組み合わせ.
関西人らしく,声がデカイかつ,ずっと話し続けている.
彼女「なぁ,顔に塗る保湿剤どこにあんの?」
彼氏「後ろのバッグにないかぁ?」
彼女「あったあった」(ペタペタ)「なぁなぁアンタも塗らへんの?」
彼氏「オレはええわ.お肌ツルツルやし」
彼女「いや,ワタシよりカサカサやで」
彼氏「オマエよりマシや」
彼女「いや,アンタの方が...」(以下略)
彼氏(テントをたたみながら)「忘れもんないかぁ?」
彼女「大丈夫ちゃう?」
彼氏「こうやって片付けてたら修学旅行のこと思い出さへんか?」
彼女「なにそれ?」
彼氏「ほら,片付け終わって出発する時に先生が『このパンツ誰のやぁ?』って,手でヒラヒラさせてみんなに聞いてたやん.あれで『僕のです』って答えるヤツおると思うかぁ?」
このノリ,正に関西人.
Kazchariは基本的にソロ旅が好きだが,こうした交流を楽しみながらする旅も悪くないかも...
チェックアウトは11時.
晴天ならファットでひとっ走り,と考えていたがこの曇天.
Kazchariも片付けて出発するか.
クルマのパッキングは楽.
でも周りのバイカーを見ていると,やはりオートバイツーリングも再開したく思う.旅感の次元が違う.
稚内市内に戻りガソリンを補給.
この辺り,街を外れるとスタンドが減りかつ料金が異常に高い.
入れられる時に入れておくのが北海道旅の基本.
国道40号を南下.
高規格道路を使って,本日の目的地「豊富温泉」に久々の訪問.
石油風呂で有名.
新コロ対策のせいか,健康センター(公衆浴場)の開館は10時.
しばし待つ.
その間,地図を見ながら市内を散策.
少しこない間に,おしゃれな建物が増えている.
木造のシャレた外装.凝ったロゴ.
あくまで印象だが,インバウンド向けの整備が一気になされたようだ.
そういや某貧困女子も協力して,PV(?)作ってるなぁ.
10時過ぎ,センターに戻ると20名程度の並びができていた.
検温,消毒はもちろんのこと,入浴券も直接渡さずカゴに入れるなど感染対策が徹底.
30分ほどで入浴完了.
思い出補正があるのか,そんなに油臭くなかったなぁ.
いつかは湯治経験とかしてみたいものだ.
旭川へ向け,さらに南下.
あえて道道(田舎道)を使う.
国道はあぜ道に潜んでいる白黒のクルマとか,怪しい機械を物陰からこちらに向けている変な人が多いのだ.
ちょうど昨夜SNSを見ていると,午前0時の国道(層雲峡付近)を”普通の速度”で走っていると,後をつけてきたセダンがいきなり赤く発光し追いかけてきたとのこと.
GWは,ある方々にとって絶好の狩猟シーズンということだろう.
それでも最終的には国道へ.
決して目立つ走行はせず,無事に道の駅「なかがわ」へ.
混むであろう12時になる前に昼食を済ませるのが旅のオキテ.
まぁ,キャンプ時の朝食は早いのでハラヘリ時間も前倒しされてしまうわけだが.
つーことで,道の駅の食堂で「牛トロ丼」.
ご覧の通り,見た目ものすごく美味しそうなのだが,いかんせん量が...少なめ.
食後,屋台で売ってた焼鳥もいただきました.
道の駅「おといねっぷ」.
トイレがやたらキレイに.
道の駅「びふか」.
昨年の夏,お世話になりました.今年の夏も来ます.
道の駅「けんぶち」.
ここまで来たら家まで後少し.
ようするに自宅発チャリライドの折り返し地点でもある.
15時頃,無事帰宅.
荷降ろしする.
通常であればこの後,キャンプ用具を干したり,片付けたりの作業が待っているのだが,今年のGWはまだまだ続く.
明日(5/2)の休息日をはさみ,再びハスラーは旅立つ.
今度は息子を連れて.