娘のミライ~昨今の受験事情

2021/11/26 Fri

何を求めているのか.

OLYMPUS C-5050Z / 2007年8月25日美深にて撮影

娘の高校受験が近づいてきた.

某TV番組のキャッチコピー「父の“経済力”と母の“狂気”」ではないが,前者の条件を満たすことができないKazchari家としては,ぜひとも公立高校に合格してほしい.
居住地が地方都市ということもあり,都会のような私立信仰がないのが助かる(偏見).

二月の勝者 ―絶対合格の教室―(1)

Kazchariの学生時代(地域)と異なり,昨今では公立高校と言えど,一般入試の前に推薦枠受験があるそうな.
その枠に入れてもらうためには,定期・学力テストで一定水準の成績をとるのはもちろんのこと,部活や委員活動,外部サークル参加など様々な実績が必要らしい(いわゆる内申か).

先日,推薦可能かどうかの最終学力テストが終了し,担任との面談が行われた.
娘の成績だとボーダーラインとのこと.
後日,校長を含めた判定会議にて,進学希望校に推薦できるかどうかが決まるらしい.

ちなみに塾の講師は「この成績だと難しい」,担任は「ギリギリ大丈夫」と分かれ,なんともあいまい.
ここははっきりしてほしいが仕方がない.そういう成績なのだ.
娘の希望校は地域でも人気がある=実力ある子もあえてランクを下げて受けたがるらしい.

いずれにせよ,推薦のためには,まず中学の校長に提出する「自己推薦文」の内容が重要と言われた.
つまり推薦状を書いてもらうための推薦状である(ややこしいわ!).

オーソドックスに「志望理由」「中学での活動実績」を書くのだが,Kazchariの時代には(おそらく)存在してなかった「将来の希望」欄も追加されている.
進学先およびその先の就きたい職業まで書かせるようだ.

中3で職業希望調査か...既に決めている子って,どのくらいいるのだろうか?
我が娘もこれといって具体的に目指す職業があるわけではない.
しかし,ここは意志の明確さが問われる推薦状.
「ウソでもいいから,今の思いを書きなさい」と伝えたところ,第一希望は美大でデザイン,第二希望は医療系大学ときた.

美大かぁ...Kazhariもほんの一時期,考えたことがあったなぁ.
いわゆる才能がないまま入学して,どうにかなるものなのか?
まぁ,変人であれば変人であるほど楽しめる場所と言うイメージ(偏見).

(注)ソースは『アオイホノオ』『ブルーピリオド』

アオイホノオ(1)

ブルーピリオド(1)

第二希望は医療系.これはもう親の仕事なので,書きやすし,説得力もある.
実際,幼少から職場を見学したり,食卓での両親の会話をいつも聞いているしな.親と同じ,職業を目指すのは良いが,どこまで本気なのやら.

以上のような推薦状騒動の中,先日朝のNHKニュースでこんな話題が.

「ガクチカが書けない・・・」コロナ禍で就活生はどうすれば?

いやいや.
ここ数十年言われ続けているが,就活って大変やねんなぁ.
Kazchariが大学を卒業したのは1990年.正にバブル絶頂期.
就職先なんてよりどりみどりやったなぁ...結果,仕事選びに失敗して紆余曲折の末,今のポジションにいるわけだが.人生わからんな.

それはさておき,なんじゃこの「ライフラインチャート」とやらは?
超超プライバシーやし,ホンマに企業の人事担当って,こんな個々人の生育歴なんて参考にしてんの?
極めて疑問.
どうせアレでしょ,表向きは独創性や自発性がある人材を求めてると言いつつ,結局は会社にとって都合が良い人間かどうかが重要とちゃうの?(偏見)

まっ,全部が全部そうとちゃうやろうけど,仕事なんてやってみないと自分に向いてるかどうかわからんしな.
「努力する能力も遺伝子次第」とわかってきたそうやし,夢や憧れや世間体で仕事を選んでもロクな結果にならんように思うけど.

結局「適材適所」という言葉が”適切”か.
それを見つけるためにも就業市場に流動性がある方がいいね...と,もうじき定年のKazchariが言っても説得力ないか.

さて,娘の推薦状に話を戻す.
項目の中に,親からの推薦文を書く欄がある.
ここは父親の出番とのこと.
Kazhcariのアピール力に娘の命運が託されたッ!

「驚くほどやさしい子に育ちました.また,基本的に真面目で正義感も強いように思います.対人関係も良好で,友人も多いようです.バレエを続けていたおかげか,身体も丈夫です.
何より興味ある対象への反応が素直です.進学希望校にて,探究心と行動力がより高まることに期待します.これからの成長・変化が非常に楽しみな娘です.」

と書いた.
ブログ文体グセで一文短め.わかりやすくて良いだろう(意味無し自画自賛)

実はこの推薦文,元ネタがある.

「まどか,アンタはいい子に育った.嘘もつかないし,悪いこともしない.いつだって正しくあろうとしてがんばってる...子どもとしてはもう合格だ.」

ふっふっ誰も気がつくまい.
『魔法少女まどか☆マギカ』の主人公,まどか母親のセリフなのだ(いや,誰もわからん).

このセリフ,続きはこうなっている.

「だからさ,大人になる前に,今度は間違え方もちゃんと勉強しときな.若いうちは怪我の治りも早い.今のうちに上手な転び方覚えといたら,後々きっと役に立つよ.」

最終決戦前に不安そうな顔を見せる娘に言い放つ,超カッコよいセリフだ.
名言としてよくピックアップされるのも頷ける.

ただ,放送当時から言われていたようだが,このセリフ,母親からのものとは思えない.
どちらかというと父親(父性)が送る言葉のように思う.
設定上,鹿目家は専業主夫システムだったけどな.

とりあえず,元ネタがどうであれ,ウソは書いていません.
「オヤジの”文章力”と,ムスメの”情熱”」,はたして通用するか?

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