BROMPTONの甘い罠~トラベル前にトラブル発生!?

2026/3/7 Sat

ハックせよ

着々と計画&準備中の九州ライド.
昨日,JALから最終旅程表(搭乗券QRコード付き)が届いた.

もちろん今回の旅も「PPくん」こと「BROMPTON P LINE」と一緒.
昨年の四国ライドでは発着点の松山に,先に「ゆうパックで送っておく」という裏技を用いた.

BROMPTONな四国一周ライド Day0: 旭川~松山

これが大正解.
途中の移動が楽だったというだけでない.
何しろLCC(Jetstar)の預け荷物料金より配送料の方が安かったのだ.

今回の旅は鹿児島発着のJALを利用.
つまり追加料金がかからないため,”初の”飛行機輪行を試しても良いのだが,手ぶら移動の手軽さは格別である.

もちろん到着日と帰りの日の宿は,同じビジホを押さえてある.
ゆうパックだと「北海道ー鹿児島,160サイズ」で片道¥3,210と,それほど高くない.

ところが...

あらためてビジホのサイトで荷物預かりのFAQをチェック.
なんと,チェックイン・アウト当日の荷物預かりは可能だが,旅行期間中は不可との記載が!

なんてこった,パンナコッタ.

もしかして,これがスタンダードなルールなのか?
旅の間,預かってくれた松山の宿が特殊だというのか?
教えてアルムの森の木よ!

諦めの悪いKazchari.
ここはチャリ旅への配慮を期待して,宿に直接問い合わせることにした.

Kaz「あのー,〇日に宿泊予定の者なんですけど,事前に荷物,折りたたみの自転車なんですけど,宅配便で送ってもいいですか?」

スタッフ「大丈夫ですよ」(ここは想定内)

Kaz「それでですね,その後一週間ほど九州周ってから戻ってくるんですけど,その間,荷物っつーか,160サイズの段ボール箱を預かってもらうことはできないでしょうか?」

スタッフ「...え,そんな大きい段ボールですか? ちょっとお預かりは...」(明らかに嫌そう)

Kaz「そうですよねぇ...(ピキーン!)あっ,段ボールを畳んでもダメですか?」

スタッフ「あっ,畳めるんですね.ならいいですよ」(なんと!)

おお,まさかの大逆転!
荷物の預かりはダメでも畳んだ段ボールならOKなのだ.
これで,ゆうパック楽々作戦が実行できる!...と喜んで電話を切る.

ちょ待てよ.

確かに朗報ではあるが,畳んでしまう以上,段ボールを松山の時の様に不要品の保管場所としては使えないということか.
前回と違って持っていくモノを厳選する必要があるなぁ.

Gemini先生によると3月末の九州と11月の四国はよく似た気温らしい.

3月の鹿児島 ⇒ 平均12.5℃,最高17.0℃,最低8.4℃

11月の松山  ⇒ 平均13.0℃,最高17.5℃,最低9.0℃

となると,ウェア類はほぼ同じ(長袖インナー,ジャージ,ウインドブレーカー,ビブ)でいけそう.
問題は阿蘇周辺.ここだけは一桁気温の別世界らしい.起毛ジャージ要るやん!

さて,どうすっかなぁ.
いっそ将来の海外輪行に備えてフルパッキングの飛行機輪行を試してみたい気持ちもある.

とりあえず,早めに荷物の厳選をせんとな.
予断を許さない状況である.

2025年11月7日撮影

シマノ SPDサンダルを導入!旅を快適にする最強の相棒となるか?

2026/3/6 Fri

はだしの心で

iPhone15 Pro

Kazchariは靴が嫌いである.
靴下も好かぬ.
できれば年中,裸足で暮らしていたい.

とは言え,冬の北海道での裸足暮らしはさすがに無謀.
ゆえに外出時はゴツイ防寒・防水シューズを履いている.
しかし,雪解けと同時にサンダルに戻すつもり.
お気に入りのサンダルはKEENのヨギシリーズだ.

チャリでは,ロード初心者の頃からピンディング(SPD-SL)を愛用.
もちろん,ペダリング効率を求めるとベストチョイスなのは間違いない.
外れずに立ちごけ? 一回したかな.

言うまでもなく最大のデメリットはその歩きにくさ.
脂ギトギトのラーメン屋で何度かコケかけた.

その後,ファットやグラベルロード,それに1,000km越えの長距離ブルベのためにSPDシューズ&ペダルを導入.
歩く時間や距離が長いこれらの活動では最適.

そのメリットはもちろん長旅にもあてはまる.
とは言え,シューズはシューズ.
開放感に欠ける.
裸足好きとしてはサンダルも履きたい.

台湾一周の際は,レンタルバイクを借り,持参したSPDペダルを現地で取り付けた.

この片面SPDが大正解で,休息日ならぬ周遊日にはシューズではなくフラペ+サンダル(ヨギ)でのサイクリングが実に快適だった.
もちろんライド以外の町散策でもサンダルは大活躍.

台湾一周(環島)ライド Day5 高雄の休息

四国一周時も,BROに先ほどの「PD-EH500」を取り付けてSPDシューズで走行,宿到着後の街歩き用にサンダルも持参した.
ところが愛用のヨギはデカすぎてフロントバッグに入らないことが判明.
Amaで薄くて軽量なサンダルを探して購入した.

サイズ的には理想なのだが,御覧の通り,歩きやすさや耐久性に疑問が残る作りだった.せいぜいホテル内でしか活躍の場がなかった.

そして次の旅がやってくる.

春・九州・BROMPTON~そのライド計画

この「シューズorサンダル問題」を解決する手段をついに発見.
これがッ!これがッ!これがッ! シマノッ,SH-SD501だッ! バルバルバルバルッー!

まぁ,旧型を含めるとかなり以前からある商品で,レビュー記事も散見される.
おおむね大好評.
過去の道内ブルベでも小径車に乗っている人が使っているのを見たことがある.

「サンダルでビンディング?」「寒くないのか?」「安全性は?」と半信半疑だが,もちろんフラペ以上に踏み込めるし,楽だし,蒸れない(=濡れても平気)らしい.
これぞ長旅向きシューズの理想形では?

こうなると物欲の制御不能.
3月のAmazonセールを待ってポチる.
サンダルとしては高価だが,SPDシューズとしては安い(?)
早々に届いたので開封の儀.

iPhone15 Pro
iPhone15 Pro

見た目は靴流通センターにて¥3,000ほどで売ってそう.
正直デザインは...アレだな.

それにマジックテープ式のストラップは残念.
全く好みではない.
徐々にくっつかなくなってくるのと,折れ曲がった部分が破れてくる.
耐久性が心配.
BOAダイヤル式の出てくんねぇかな(この値段にはならない).

とは言え,今のところ全体の作りはしっかりしている.
何しろズシリと重い.なんと792gもあるのだ.
普通のサイクリングシューズとあまり変わらんのでは?

iPhone15 Pro

履いてみる.歩いてみる.
このくらい余裕があるとつま先も安全か.

iPhone15 Pro

通販なのでもちろん試着なし.
コメントを信じて,普段履き同様の40サイズ(25.2cm)にした.
横幅は少しタイトだが,問題なくフィット.

では早速...

iPhone15 Pro

靴底の裏ブタを外して手持ちのSPDクリートを装着(同梱されていません).
もちろん,固着防止のためネジにグリス塗布する.

六角レンチでねじ込む.
SPD-SLと違って位置は適当.使っているうちに調整されていくはず.

iPhone15 Pro

試走(インプレ)は次の週末かな(雪予報)

肝心なのは3月の九州で使えるか否か?
Gemini先生によると,この時期の南九州の日中平均は12~15℃,たまーに20℃越えらしい.
11月の四国と似ているかも.
さすがに裸足は無理だが,靴下履けばなんとかなる?

それにしても,旅の前は欲しいモノが増えて困る.
これもディドロ効果の一種なのか.

BROMPTONの甘い罠~黒金T LINE,実走前にカスタム開始

2026/2/19 Thu

Haste makes waste?

iPhone15 Pro

せっかく買った「黒金T」こと「BROMPTON T LINE」だが,外乗りできる日はまだまだ先.

BROMPTONの甘い罠~誘惑のT

となれば,”いじる”しかないよなぁ~

【サイコンマウント】

折りたたみ機構のおかげで,BROにはロードで使うようなステー型のマウントは装着しづらい.
そこで,ハンドルバークランプにGoProマウントが組みこまれている商品を散策.
かつてのwiggleに代わり,コスパ重視サイクリストの砦となったAliexpress(アリエク)にていくつか発見.

H&H ブロンプトン Tライン CNCアルミ合金 テーブルベース

三角ヘッドマウント

で,Kazchariの選択はこいつ.

Twtopse ハンドルバークランプ Brompton Tライン

なぜこれなのか.
Garminマウントだけでなく,レックマウントの「Ride on Bag」を装着するには,GoProマウントも必要なのだ.

REC MOUNT PLUSの『Ride On Bag』を購入~少し複雑な気分

玉石混交カオスなアリエク内でも,過去購入実績のあるTwtopse製というのが決め手.アリエクは価格変動がデカいが,Kazchariは約¥4,000で購入した.

iPhone15 Pro

ノーマルのクランプを外す.
ハンドルの滑り止め加工が良い.

iPhone15 Pro

で,装着.
この位置だと折りたたみ時も問題なし.

iPhone15 Pro

もちろんGoProマウントを除去すれば馴染のGarmin様出現.

iPhone15 Pro

普段はこの仕様で.
旅は「パリP」「黒金T」は高速&ヒルクラ練用のつもりなので,こいつが通常モードかな.

iPhone15 Pro

【フロントキャリアブロック】

お次はキャリアブロック.
お高級な「黒金T」だが,このパーツは「P」「C」と同じで実にヤボったい.

iPhone15 Pro

樹脂製だが金属の裏打ちがあって強度を含めた実用性は高い.
ただしデザインがなぁ...っつーことで「パリP」では早々にアリエクで買った金属製に変更.
ところが,四国一周中に振動で緩んでしまい,100均で買ったゴムバンドや結束バンドで補強するはめに...

BROMPTONな四国一周ライド Day3:東かがわ~海陽

トルクも気にせずテキトーに取り付け,その上7kgはあろうかというデカバッグを付けたのが敗因だろう.
ノーマルに戻そうかと思ったが,公式から実に魅力的な商品が発売された.

BROMPTON Front Carrier Block にカラーモデルが登場!

iPhone15 Pro

今度はネジ留め剤を塗布し,トルクレンチで締め付けたので大丈夫でしょう.

で,これと同じ商品を「黒金T」にもと考えた.
通常なら無難に「ブラック」を選択するところだが,一番人気のためか即売り切れ.再入荷を待ちつつ,ネットの海をさまよっていると,こんなモノが...

BROMPTON Forged Front Carrier Block 【コーケンアルマイト品】

コーケンアルマイトって何?
他のサイトでは見かけないのでLOROさん別注品なのか?
まぁ,この限定感が非常に気に入ったが,我がチタンフレーム「黒金T」にその色味が合うかどうかわからんので,メールで相談にのってもらった.

とんでもなくマメなスタッフで,「お客さんの「黒金T」がショップにないのでなんとも言えないが,このアルマイトよりノーマルゴールドの方が良いのでは?」という提案があったり,別のスタッフからは「太陽光の下ではアルマイト処理が似合う」とか,はたまた「黒パーツだらけの「T」にはガンメタがアクセントになる」など,写真を添えて細かい提案が次々と送られてくる.
いやぁ,このショップに限らずBRO関係者は親切な人が多い印象.マジで.

つーことで最終的に「ガンメタリック」を購入.

iPhone15 Pro

ノーマルに比べ¥1,000ほどお高いが,いい色だ.チタンぽくもある.
「P」とはフレームの取り付け部の形状が異なる.
「T」には台座がなくてダイレクトにねじ込む方式.より長いネジを使うようだ.どちらの強度が高いのだろう.

iPhone15 Pro
iPhone15 Pro

【ストッププレート】

iPhone15 Pro

ストッププレートとは?
「パリP」を1年ほど使って実感したが,BROはリアキャリアを取り付けて4輪化しないと,転がし運用が難しい.
前輪はともかく,フェンダーの小タイヤは非ベアリング構造(?)のせいか全然回らん.
サードパーティパーツで強引に4輪化したけど,デザイン・機能とも今一つ.

iPhone15 Pro

「黒金T」はこの後フェンダーレス化の予定.転がしは諦めてタイヤを外した状態でのおすわり安定グッズを装着することにした.
それが「ストッププレート」.
これまたアリエクで数種類販売されている.
アルミやらカーボン製など様々.やはりKazchariはチタン製にした.

Aceoffix チタン製 BROMPTON用プレート

¥3,000ほど.小さいくせに高ぇ.

iPhone15 Pro

早速折りたたんでみる.しっかりと安定.
まぁ,最終評価はリアフェンダー外してからやな.

他,ペダルとリフレクターも新車外し.

iPhone15 Pro

もちろんペダルはピンディング化(SPD)
左ペダルの取り外し不可は気にしない.
オリジナルのフラぺは,しっかり作られているもののやはり重い.

つーことで今日の作業はここまで.
カーボンパーツのトルク管理はロード以上に気をつかう(お値段的にも)
家だといいけど出先での修理が不安.

さて,楽しい楽しいカスタム(≒軽量化)地獄,いや天国は続く...

iPhone15 Pro 自転車が多すぎる(5台ある)

チャリで全都道府県周遊の旅~次は九州編

2025/1/8 Thu

ヒートマップを染めろ

チャリ民御用達のアプリSTRAVAの機能に「ヒートマップ」なるものがある.

当然,サイコン装着時限定だが,これまで自分が走ってきたルートをマップ上に記録してくれるのだ.
何度も走っているコースだと色がどんどん濃く,赤く染まっていく.
サムネの画像通り,地元の旭川周辺はレッドショルダーのごとく血の色.

こうしてみるとやはり道南方面を筆頭に,まだまだ空白地帯が存在する.
「長万部400」待ったなしか(出るとは言っていない)

BRM704北海道400km長万部

全国に地図を広げると...

少々見づらいが,オレンジの線があるのは青森と岩手&ちょこっと秋田,それに昨年の四国一周

オトナの修学旅行~BRM518あまちゃん200km!(その1)

BROMPTONな四国一周ライド Day1:松山~ちょいしまなみ~四国中央

で,さらに南下する.

本島をすっとばして西表島波照間島を錆びだらけのレンタルチャリで走った.

波照間島にて 2018年9月21日撮影

海外でもあちこちでチャリを借りたが,記録が残っているのは台湾のみ.

台湾一周(環島)ライド Day1 台北~新竹(その1)

とまぁ,非常に偏りがある.
もしチャリで世界一周でもしてたら,その地図を眺めているだけでメシが何杯もいけそうだ.

話を国内旅行に戻す.

Kazchariはオートバイを手に入れた19歳の頃から日本中あちこちを旅してきた.
おそらく足を踏み入れていない県は山口のみ.

そんな若かりし頃に訪問した全国津々浦々を,あらためて己の脚,つまりチャリでトレースする.素敵やん.

還暦前,いや死ぬまで続く目標ができた.
「チャリで全都道府県周遊の旅」の開始である.

訪問済みエリアを表示できるアプリ「Journeys」を使うと現状こんな感じ.
さすが北海道,占有面積が違う.

この地図を埋めるため,手始めに3月末,有休消化をかねて九州上陸決定!
ちなみにブルベではなく,完全なる自由旅行.

確か前回の九州旅は20歳頃だったような気がする(与論島と喜界島ははぶく)
オートバイでツーリング中,阿蘇ミルクロードで横風にあおられて転倒した記憶がうっすらとある.

もちろん今回のマシンは信頼と実績のBROMPTON
昨年の四国同様,まずLCCの利用を前提に飛行機を検索.
旭川発はおろか千歳発着にしても妙に高いし,タイムスケジュールが不便.

素直にJALで調べたら,新春セールのせいか「旭川発着+宿1泊付きパック」がかなりお安かった.無事に予約完了.

さて,九州訪問はほぼ40年ぶりとなる.
例によって基本は行き当たりばっ旅だが,どうしても訪れたい場所がいくつかある.

計画については次回.

2025年ライドのまとめ(その2)

2026/1/3 Sat

Greetings for the Happy New Year

2025年8月12日撮影

既に2026年になってしまったが,前回に続いて2025年の月ごとのベストライド選定後半戦.

その1はこちら ⇒ 2025年ライドのまとめ(その1)

【7月】

丘のまち びえいサイクルスタンプラリー2025(その1)

夏はグラベルのシーズン.
ソロでもグループでもジャリジャリしまくった.
Topstoneの予備ホイールセットアップ作業も面白かったなぁ.
...という数々のグラベルライドを差し置いて,意外に充実していたのが毎年恒例の「丘の町びえいスタンプラリー」
全40カ所を2日間で周るのは,距離・獲得標高を考えるとなかなかのエクストリーム.
早朝(もしくは夜間)スタートなら1日でも可能かもしれんが...2026年,チャレンジする?

つーことで2年連続で¥5,000分の特産品ゲット.
残念ながら,去年入ってた温泉入浴券はオミットされた.

iPhone15 Pro

【8月】

『ジャパン・グランドネ 2025北海道1200㎞納沙布岬』Day0

8月,というより2025年最大のチャリイベントはこれ.
時間内完走で無事認定.
先日届いたメダルも名前と時間入りで,通常verよりもはるかに価値がある.

iPhone15 Pro
iPhone15 Pro

ブルベ最長距離で言えば「オホーツク1300」になるが,あっちはほぼフリーライド.宿でむっちゃくつろげたし.
「納沙布岬1200」は90時間制限.これを3泊4日で走る.
睡眠・休憩は全て運営が用意した仮眠所を利用.
正直落ち着かないし,入浴(シャワー)もあわただしく,十分に睡眠が取れたとは言えない.
まぁ,その疲労が積み重なって,4日目の残り100kmが地獄だったわけだが.

こんな距離を走るランドヌールの目標,もしくは経験済みなのがブルベ界最高峰の「PBP」だろう.
次は2027年開催.
参加を考えるなら,次年度はSRを取っておく必要がある.どうすっかなぁ...

ちなみにPikaさんは再参戦計画中だそうな.

【9月】

第9回かみふらの十勝岳ヒルクライム大会

2025年出場のレースは例の「4時間耐久MTB」とこいつのみ.
そして,この「カミヒル大会」には実は初参加だったりする.
プライベートでは何度も登ってるけどな.
今年は事前に試走を繰り返して,50分切り(ゴールド)を目指したが...見事撃沈.
そういや,2025年の目標として「何かの大会で表彰台に上がる」とか豪語してたなぁ...スマン.あれはウソになってしまった.

次の「カミヒル」は10回記念大会.
ただし,Kazchariはまだ59歳.
表彰台を狙うのであれば,1年スキップしてマスタークラスで?(せこい)
「NISEKO HANAZONO」も同じ状況だが...

【10月】

EPICな神の子池トレイルライド

今年も「HIGUMA CYCLE」ツアーで「中標津ゴールデンラーチトレイル(GLT)」に参加.
もちろん,メインの「GLT」も素晴らしいライドだったが,初の体験となった最終日の「神の子池トレイル」がより印象に残る.
MTBの面白さを初めて実感した.
タイヤの空気圧でこれほど特性が変化するとは...
こんな楽しい場所が旭川近辺にもあればええのに...有料でも走りたい.

【11月】

BROMPTONな四国一周ライド Day0: 旭川~松山

やってきましたフリーの長期間旅ライド.
「台湾一周」以来か.
ブルベもいいけど,毎日毎日,自分の気分次第で行先や宿を決めるのも実に楽しい.
元々オートバイや世界バックパッカーでしてたような旅だな.
四国を訪れるのはほぼ20数年ぶり.時の流れを感じたなぁ.

BROMPTONを使っての遠征ライドはクセになりそう.
来年はもっとあちこちに行きたい.
とは言え,さすがに大量のキャンプ用具を運ぶまではパスか.
おっさんの財力を使って,快適は金で買う(=宿)のだ.

【12月】

ファットな年忘れカミヒル2025

今季は根雪化が遅かった.
早々にファットバイクにスパイクを履かせていたが,なんとも中途半端なスノーライドが続いた.天気もイマイチよくなかった.

ただし,年末のクライマックスとして2年ぶりこいつに参加.
少し曇りがちだったが,それ以外は絶好のコンディション.
サポートカーがあったり,集団保険に加入したり,ケータリング・温泉付きだったりと徐々に公式大会っぽくなってきたぞ.

主催のヤマタケさんも久々にブログを更新されている.

一般的にチャリで走るには苦行でしかないコースと季節.
そんな中,真剣に遊ぶ大人たちは素晴らしい.

つーことで,2025年で印象に残ったライドたちでした.
なんだかんだで,ケガなくチャリを楽しめたな.
この歳になると治りが遅いのだ.ありがたし.

今年最大の収穫は小径車の雄,BROMPTONの参入やな.

四国一周で実行した現地発着ホテルまでBROを宅急便で送り,自分は格安LCCで現地に向かうという技.
実に手軽で気楽.

BROは壊れにくいらしいが,それでも飛行機輪行はハードルが高い.
LCCだと預けサイズや重さにうるさいし.
これからもこの手法で国内旅を満喫したい.

え,海外?
もちろん行くならチャリ持参.
台湾アゲイン他,リッチにイタリアのドロミテとか走ってみたい.

最大の敵は円安.
以前に比べると海外旅行はハードルが爆上がってしまったなぁ...
いや「今日が人生で一番若い日」.やりたいことはやれるうちに.

ボケ防止で始めたこのブログも7年目に突入.
これからもよろしくお願いします(誰に言ってる?)

はてさて2026年はどんな年になりますことやら...

2025年11月14日撮影 四万十川

BROMPTONの甘い罠~キャリアブロック編

2025/12/18 Thu

これで安心?

iPhone15 Pro

BROMPTONは非常によくできた自転車である.
ロングホイールベースによる直進安定性は元より,ちゃんと”登る”のが素晴らしい.

BROMPTONなカミヒルチャレンジとついでに八景ライド

荷物も大量に積める.
特にフロントキャリア.
純正,サードパーティ製と多種多様なデザイン,容量で膨大な商品が発売されている.
先日のホテル泊オンリーの四国旅ではこの大容量バッグを使用.

色々積めるので,ストレスのない旅となる.
そして,こんな巨大なバッグを装着した状態でも走行への影響が軽微.
旅自転車として超優秀である.

そして美しいスタイリング.
飽きのこない,奇をてらわない伝統美.

ただし,困った点もある.

まずは価格.
どう考えても高い.
うちの「P LINE」ですらたいがいだが,その上の「T」(フルチタン)なんて...フルカーボンのディスクロードか.
まぁ,オーナーになると気にならなくなるのだが.

そして,本体を買っただけでは済まず,どうしてもカスタムしたくなること.

本ブログでも「甘い罠」シリーズとして,様々なカスタムを紹介してきた.
キックスタンド,ハンドル,シートポスト,サドル,ライト...

BROMPTONの甘い罠~キックスタンド編

完成形がまだ見えない.
魅力的なパーツが続々と発売もしくは発見してしまう.

で,今回の「甘い罠」はフロントキャリアブロックの2度目の交換.
元々BROに付いていたのがこれ.

iPhone15 Pro

どうにもこうにもヤボなデザイン.
オール樹脂製でプラスネジ留め.

で,早々にAliexpressで購入したこいつに換装.

iPhone15 Pro

Amazonでも購入可.値段はあまり変わらない.

金属製のフレーム構造となり全然悪くはない.
レバーの動きもオリジナルよりスムーズ.
耐荷重10→20kgは...どうだろ?ホンマ?

まぁ,サードパーティとしては,このTWTOPSEというメーカーは信用できる(自己責任で).

で,四国ライドではこのキャリアブロックにデカバッグ(推定7kg)を装着して走ったのだが,重さと振動のためか,途中でキャリアの基部がグラつき始めた.

増し締めおよび,結束バンドによる補強,それにゴムバンド吊り下げ法でなんとか乗り切った.

2025年11月15日撮影

帰宅後は,ネジ留め剤で固定&結束バンド締め直しで対応.

これで補修完了.次回の旅に備えるはずだった...

だが見てしまった.
とあるショップからのメールを...

BROMPTON FORGED FRONT CARRIER BLOCK

こ,これはなかなかのデザインと質感.
カラーも豊富.
無難にブラック,それとも差し色で赤か...はっ,スデに買う気になっていた.つーことで「RED」をポチった.

iPhone15 Pro

このマークとロゴ! いわゆる純正品? Apple認証みたいなものか.

iPhone15 Pro

BRO以外の小径車にも装着可能にするため,台座のないフレーム取り付け用の長めボルトも付属.

iPhone15 Pro

取り外した旧ブロックと.
さすが3倍以上の価格だ.面構えが違う.

iPhone15 Pro

さて,わくわくドキドキの新しいパーツ取り付け.
これが意外に苦戦.
前回使ったネジ留め剤が穴の中で固着しており3mmレンチでなかなかねじ込めない.指が痛ぇ.
また,ワンピース構造なので横からレンチをボルト穴に入れにくい.

こういうのが必要かも...

プライヤーでレンチを挟んで回して,何とか奥までねじ込む.
不安定なので一度だけナメてしまい,焦る...
で,しっかり簡易トルクレンチで適正締め(4N).

ありゃ,プライヤーではなく,最初からこれ使えばよかった.

やっかいなのはスライド部分を留めるネジ.
これが極小サイズ(2mm).
振動でゆるんで落ちたらシャレにならん.
下側で見えないのでビニテでカバーしておこう.

iPhone15 Pro

つーことで,デデン!無事完成!
(値段が値段だけに)かっこいいぞ.
これならデカバッグ装着も安心か.

耐荷重は10kgに戻ったが,オリジナルの樹脂製と比較すると「強度は2倍」(メーカー比)らしい.

次の旅が楽しみだ.
便利なのでゴムバンド併用しそうやけど.

そうそう,キャリアブロックについて調べていると,こんなブログを見つけた.

Bromptonキャリア・システムのユニバーサル化・簡易編

そうか,この方法なら専用アタッチメントのついたバッグをシートポストにも装着可なのか.
Amaにもこんなんがあった.

さすがオレ達のレックマウント! 痒い所に手が届く製品を作るっ!
そこにシビれる!あこがれるゥ!

まぁ,横幅が大きいバッグだとペダリングの邪魔になりそう.

おお,BROの欠点はもう1つあった.
それはリアホイールの脱着.

いつか”その日”がやってきそう...(←そろそろ練習しろ)

2つの記念品~納沙布岬1200&両環島

2025/12/16 Tue

素直に喜びましょう

iPhone15 Pro

2025年最大の挑戦だった8月の『ジャパン・グランドネ2025 北海道 1200km 納沙布岬』のメダル2種とブルベカードが届いた.

『ジャパン・グランドネ 2025北海道1200㎞納沙布岬』Day1

かれこれ4ヶ月前のイベントである.
メダル申請(¥1,000)していたことすらすっかり忘れてた.

やけに時間がかかったなぁ...と思いきや,それもそのはず.
なんと,「納沙布メダル」の裏側にはタイムと名前が刻印されていたッ!
おお,こんなん初めてちゃいますか? これぞ記念品!

職場の机にはこれまで獲得した完走メダルを並べている(積んでいる)のだが,時々同僚に「それ何?」と聞かれる.
ざっくりとブルベの話をすると,「優勝したらもらえるの?」とまぁ,普通の反応.
それに対し「いいや,時間内に完走したら”買う権利”がもらえる」と説明.
この時点で「ちょっと何言ってんのかわかんない」となるまでがお約束.

つーことで”買った”メダルには,自分でテプラしてます.

iPhone15 Pro

それしても1,200kmもよく走ったもんだ.
ただただ幸運だった.
同じ道を走る仲間,それに運営のみなさん,色々と恵まれた4日間だった.

iPhone15 Pro

で,次の記念品は台湾・四国の両島一周達成ジャージ!

iPhone15 Pro

台湾一周(環島)ライド Day1 台北~新竹(その1)

BROMPTONな四国一周ライド Day1:松山~ちょいしまなみ~四国中央

2年越しとなる.
ジャージはGIANT製.
公式ページにも記載があったが,「四国ジャージ」とはサイズ設定が異なるので要注意(KazchariはSとXS).
まぁ,国内か全世界向けかの違いでしょう.

iPhone15 Pro

「デザイン変更の可能性あり」とあったが確かに色合いや,青の占有配分が違うような...

白が多い現物の方が好みやな.

問題はいつ着るか.
やはり台湾も四国も2周目の時?
特に四国には「コラムスペーサー集め」という罠が用意されてたりする(巧い).

四国一周サイクリング完走者に、サイクリストの聖地から記念品「オリジナルヘッドスペーサー」を贈呈します。

iPhone15 Pro

つーことで師走の記念品到着ラッシュでした.
やっぱりこういうのはモチベーションが上がるねぇ.

iPhone15 Pro

決められたコース,いや,設計者が見せたい景色を走る長距離ブルベも,完全にマイペースで走る個人旅も,どちらもひたすら楽しかった.

要するにチャリ,最高.

BROMPTONな四国一周ライド Day8:宇和島~松山

2025/11/15 Sat

旅の終わり

iPhone15 Pro

晴れ.温度:11 ℃,湿度:80%,体感温度:10 ℃,風速:7.6 km/時,風向:NNE

Day7はこちら ⇒ BROMPTONな四国一周ライド Day7:四万十~宇和島

いよいよ最終日.
今日は宇和島から出発地の松山,つまりゴールまで移動する.
海岸沿い中心の最短ルートを走るつもり.

このホテル,6時から朝食代わりのお弁当が配布される.
「カツサンド」「焼き魚弁当」の選択式.
Kazchariは魚にした.海沿いやしな.
宇和島で有名な弁当屋さんが作るらしい.
なかなか良いシステムだ.

もちろん,コーヒーも”みかん”もフリー.
まぁ,弁当はできたての暖かいものが望ましいけど...

iPhone15 Pro

出発準備完了.ヨーソロー.

iPhone15 Pro

お世話になりました.
ここもなかなか居心地が良かった.
やはり宿の満足度はスタッフの応対に寄るところが大きい.

iPhone15 Pro

時刻は7時.
ゴールの松山までは約100km.
早めに着きそう?

基本的に国道56号を北上するルート.
伊予吉田付近で一旦港に出る.静かな入り江だ.

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気温はかなり低く一桁.それでもこの時期の旭川よりは暖かい.

旅のはじまりから長袖インナーに半袖ジャージ.
ウインドブレーカーを着たり脱いだり.
脚はほぼ短ビブ.たまにレッグウォーマー.
11月半ばの四国はこんな感じ.

防寒用にジレやら長指手テムレスも持ってきたけど不要.
次回の四国旅では荷物を減らせそう.

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ファミマ休憩.限定の「黒豚肉まん」が至高.
旭川にはないので,レア補正がかかっているのかいないのか.
美味いのは事実.

そういや街並みも北の大地とまるで異なる.
瓦屋根の家もレア.

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本日前半のクライマックス,法華津峠の登り開始.
道の端はみかん畑だらけ.

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この峠,何が嫌ってトンネルが長くて暗くて歩道がなかったりするのだ.
お遍路さん貸し出し用の反射タスキが設置されているのがその証拠.

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それでも,道路わきの永遠に続くみかん畑は圧巻.
正に愛媛=みかん県を,これ以上ないほどに知らしめる.

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この運搬用モノレール,いつか乗ってみたいものだ(たぶん重量的にダメです).

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宇和海の眺望.だいぶ登りました.

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登った分,長い長いダウンヒルを経て平地へ.
しばらくJRと並走.
いい感じの駅舎を見つけたので寄り道.

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「卯之町駅」だけにうさぎ推し.何かの云われあり?

少し余談.

昔から一部で有名なのが愛媛のクルマのナンバープレート.
これが通常版(絵柄は別)

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普通だ.
おかしい.確か「愛」「媛」も漢字が複雑すぎるので簡略化された文字が使用されている...というのがKazchariの常識だった(「トリビアの泉」でも紹介されていたような朧げな記憶)

なのに,走れども走れども普通の漢字のプレートしか見かけない.
もしかして,Kazchariの記憶違いだったか...と思い始めた頃,ついに見つけました!

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そうそう,これこれ!
遠目には「愛媛」だが,よく見ると変.視覚のトリック.
今では変更されて,マイナーな存在なのか,まるで四葉のクローバー.今日もいいことありそうだ(そうか).

公式ルートに従って県道25号へ.
JR予讃線と並走.
線路の向こうに広がる広大な田んぼ.
四国に上陸して以来初めて見た.

...こんな構図ですが,別に向こうに走っていったわけではありませぬ.

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線路沿いを漕いでいると,何やら不思議なモノが...

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まさかのマンモス!
後で調べてみると割と有名なオブジェのようだ.

わらマンモス

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ヨメはんに写真を送ると「ギャートルズ?」というあまりにニッチな返答が.
何度聴いてもEDが神曲.しばらく口ずさみながら進む.

フルコーラス推奨.曲名の意味がわかる.

歩道が広いのは良いトンネル.チャリダー的に.

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これでもか,のみかん畑ですわ.

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松山まで残り70km.
ありゃ? まだ30kmぐらいしか進んでない?

台湾にもあった「環島」マーク同様,こういう標識はいいねぇ.
モチベーションが上がる.

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八幡浜市着.
ここから九州行き(臼杵/別府)のフェリーが出ている.

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今年のFlècheを一緒に走ったMさんが,後に鹿児島の佐多岬から宗谷岬までの日本縦断旅を成し遂げている.

Flèche Hokkaido 2025~激闘!おだってるJAPAN!(その1)

この旅の場合,ブルベにしても個人旅にしても,九州から佐田岬半島の三崎行きのフェリーを使うのがセオリー.
いつか乗ってみたいものだ.

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そうそう忘れてた.
ここも一周認定道の駅だった(「八幡浜みなっと」)

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公式ルート推薦の保内港を回る寄り道コースへ.

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国道378号線に合流.
天気が良くて海も空も美しい.

もちろん,こうした道はTTポジションで.
まぁ,ポジションを変えないとケツ痛いし退屈だし.

と,快適に流していると後方からガチムチ体形のTTバイクが猛スピードでブチ抜いていった.確かに練習コースに最適.

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走り抜けるのがもったいない絶景が続く.
たまには停まりましょう.

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腹が減った.
とは言え,コンビニも商店も見かけない.
ハンガーノックにビビる頃,「長浜」の市街地が見えてきた.
早速,Google先生におすすめのレストランを尋ねる.

すぐ近くの食堂が表示.
うん,ここにしよう.

昼時だけあって結構な混み具合.
シングルなので無事カウンター席ゲット.

注文したのは「噂の天丼」(¥1,000).口コミで評判になっていた.
「20分ほどかかるよ」と言われたけど,1時間待ちの経験からすれば大した問題ではない.

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つーことで,しばらく待って出てきたそいつは...爆盛り系だった.
ある程度予測はしていたが,やはりこのサイズだったか.特にエビ!
確かに美味い.美味いが後半は...キツかった.食べ終わる頃は胃が油で”ちゃぷんちゃぷん”なイメージで,しばらく胃もたれマックス.

...そしてこの店,かつて経験したことがないほどやかましかった.
客ではない.
高齢のばあちゃんと,その息子(?)の二人だけで切り盛りしている.
忙しいのはわかるが,ナベやフライパンを叩きつけるように置くし,冷蔵庫の開け閉めもめちゃくちゃ乱暴.
ガッチャン,ガッチャンと常に爆音が店内に響きまくっている.
まるで,機嫌が悪い時のウチのヨメさんの家事...ゲフンゲフン

狭いキッチン内を常にドタバタと走り回っている.
素人目に見ても動線を見直した方が良いのでは...通りすがりの旅人のお節介な感想でした.すいません.

で,出発.
この油,夕食までに消化できる?

右手に見えてきたのが”愛ある伊予灘線”(なんじゃそら)の「下灘駅」
途中から案内板が出ていた.

ホームから見える風景が海と空オンリー,要は映えスポットとして有名.
下から見える範囲でも,観光客がたくさんいた.

ロンリーKazchariは当然パスするぜ.
そう言えば,トッキュウジャーでもロケ地になってなかったっけ?

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道の駅「ふたみ」着.
ここが最後の一周認定スタンプ駅.
なかなか美しい砂浜が広がっている.
夕陽スポットらしい.

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オートバイも大量に停まっている.
愛媛は1年中走れるのだろう.
旭川に戻ると,オートバイは冬眠の時期.

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胃の中の油がまだ消えない.
ここは一発,甘くて冷たいソフトクリームだな.
もちろん,オレンジミックス

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海岸を離れ,とんでもないヘアピンの登りを越えると伊予市内へ.
すっかり都会.大規模なショッピングモールも見かけるようになった.
パーツ購入でたまにお世話になる「Y’sロード」さんの実店舗,はじめて見た.

で,いよいよ残り12km.
おそらく県庁までの距離だろう.

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脳内BGMはもちろん『Last Train Home』
旅の終わりにぴったりの名曲だ.

だが,この時不思議なことが起こった.
ナビ(bryton S500)に入れた公式ルートでは,県庁を素通りしさらに北部へ走れと促してくる.
もしかして県庁がゴールではない?

はいはい,その通りでございました.
これもまた松山らしく「道後温泉本館」がゴールとなっていた.
スタート時に立ち寄れなかったのでちょうど良し.

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本来であれば,本館正面でガッツポーズ...といきたいところだが,観光客で写真撮影が長蛇の列.諦めて遠景撮影.

そそくさと引き返して県庁を目指す.

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やはり,スタートとゴールは同じ場所で撮影しないとイカン.
台湾の時も「松山駅」でそうしたしな.

2024年3月29日撮影

さて,スタート時は早朝ゆえ誰もいなかったが,この時間は人の往来多め.
県庁職員っぽい方が歩いてきたのでiPhoneを渡して撮影を頼む.
快く了承していただけた.

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なんだかんだで達成感マシマシ.
これでダブル環島である.

正直,BROMPTON8Dayクリアは厳しいかと思っていたが,天候に恵まれたこともあってD4C(いともたやすく行われるえげつない行為)だったねぇ(意味不明).

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はじまりの,そして終わりの宿泊地に戻る.
まだ明るい.

チェックイン後,バスタブに湯をはって最後の入浴.
もう洗濯の必要はない.

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フロントでBRO輸送用の段ボールを受け取る.

BROの洗浄作業開始.
ボディおよびチェーン用のペーパークリーナーを使い切る.
ご苦労様でした.よくもまぁ,ノートラブルで...

BRO本体および,バッグや着替え,工具などスペース一杯に詰め込んで梱包.何せ25kgまでは同一料金なのだ.
ガムテープはフロントで借りることができた.

出発前の懸念事項だった「ゆうバック」の集荷依頼もアプリを使って問題なく完了.便利な世の中だ.逆にスマホを無くすと詰む世界でもある.

「AirTag」も同梱.
この後,追跡すると面白いことになっていた.

BROMPTONをAirTagで追跡!

ちなみに荷物に「AirTag」が入っていても航空郵送は問題ないとの見解が出ている.

夕食のため外出.
明らかに一週間前より寒い.季節が進んだか.

昼間はシャッター街だった松山一の繁華街,大街道は大賑わい.
これもなんだか『千と千尋』っぽい.

それもそのはず.
店のほとんどが飲み屋さん.

この時間になっても「噂の天丼」のおかげで胃の調子がよろしくない.
ちょい高級なお店で新鮮な魚介類を...という目論見はご破算.
シンプルにあっさり系(?)のラーメン屋に入る.

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「”あっさり”とは?」との声が聞こえそうだが,あっさりでした.
いわゆる全部のせトッピングを頼んだら別皿だった.これで¥1,400ほどだったか.

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ホテルまで戻る.
コンビニで缶チューハイとアイスを買うルーティン.

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さぁ寝ましょう.
明日は飛行機に乗って極寒(らしい)旭川に帰るだけ.
少しだけ寂しい旅の終わり.

これで台湾一周と合わせて特別ジャージゲット!

散々褒めたおしているけど,ホンマ,BROはよく走る.走ってくれた.

『轍』というアプリでgpxファイルを結合.

GPSログ活用ツール『轍 Wadachi』について

走行距離:942.3km.獲得標高:7,177m
ありゃ,1,000km走ってないやん(^ ^;

そして,この旅最大の収穫は宅急便作戦の成功.
国内チャリ旅行はどこでもストレスフリーで行けることを確信.

チャーチルの言葉とされる(が,実は違うらしい)名言がある.

「20歳の時にリベラルでないなら,情熱が足りない.40歳の時に保守主義でないなら,思慮が足りない」

もちろんこれは政治信条を示す言葉だが,旅にも当てはまる気がする.

かつてのKazchariは「国内旅行はつまらん.刺激がない」と海外にばかり行っていた.
青い鳥探しのごとく,自分が一番心地よい場所を探して先進国,途上国を含め,様々な国を旅,もしくは長期間滞在したが,どこもかしこも定住したいとは思えなかった.

あぁ異国の地よ~過ぎ去りし日々

新コロを期に道内をはじめ,徐々に国内に回帰.
あらためて日本の素晴らしさに気付かされることが増えた.

もちろん二度と海外に行かない,行きたくないというわけではない.
情熱を失ってはいない.

ただ,残りの人生はやはり祖国である日本再発見を重視したい.
もちろんBROと一緒に思慮深く.

さて,次はどこへ行こうか.

BROMPTONな四国一周ライド Day7:四万十~宇和島

2025/11/14 Fri

思い出をたどる

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晴れ.温度:13 ℃,湿度:88%,体感温度:14 ℃,風速:8.3 km/時,風向:NNW

Day6はこちら ⇒ BROMPTONな四国一周ライド Day6:足摺岬周遊

予報&期待通りに本日は朝から快晴.

6時前に起きてまずは大浴場へ.
その後,食べ放題のパンをしこたま摂取.
昨日と種類が一部変わっているのに感動.
四万十市(中村)再来訪時も,宿は絶対ここやな.

つーことで旅立つ.

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本日前半の大まかな計画は,四万十川を遡上しつつ,時折現れる沈下橋に立ち寄りつつ,江川崎を目指すというもの.
まずは県道340号.
安全重視で歩道を走行.広い.

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高知では沈下橋そのものが観光スポットとなっている.
確かにどこもかしこも画になる.
1本1本名前がついており,時々案内標識が出ている.

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中村を出て,最初に立ち寄るのが佐田沈下橋.
久々に見,渡るがやはり良い雰囲気.

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当然だが対向車に注意.
地元の方々にとっては生活道路.
軽トラ他の往来が結構ある.

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スタンド付きとはいえ,巨大バッグのおかげで立ち姿がかなり不安定なBRO
風が吹くとひやひやする.

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Google先生の地図を見て,対岸に通れる道があるかどうかを確認.
あればそちらを通る.細い道が楽しい.

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本線に戻る.
この晴れの日を待って大正解.
昨日の雨天のまま走っても,この光の中は走れなかった.

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これもどこかの小道か.
竹林の中を走るのも久しぶり.
寒すぎて竹が育たないため,北海道ではほぼ見られない(松前ぐらい?)

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次の三里沈下橋へ.

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ここは対岸の道が北方向につながっていないので引き返す.

下の写真を撮る際,突如後方から軽トラが出現.
あわててBROを動かそうと走る.
ぬかるみに足を取られて思いっきり転倒.
Kazchariは転倒⇒骨折の前科2犯.
この時は無事だったがやばいやばい.

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沈下橋写真は構図が難しい.
ソロで満足いく画を撮るのは限界か.

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一旦,県道へ.
草に覆われた建物奥に猫発見.

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次は高瀬沈下橋.

ようやく他の観光客を見つけた.
年配の男性で,クルマのナンバーは佐世保.息子さんと二人旅のようだ.
これはチャンスと写真撮影を頼む.

こうした観光地で他人に撮影を頼む際,一眼を渡すとビビりまくり,ファインダーではなく手を真っすぐに伸ばしてモニタ撮影しがちなので,ぶれるかゆがむことが多い.
その点,スマホだとたいていの人は操作に慣れているので抵抗なさそう.

さらにこの男性,スマホをかまえつつ...

「ここだと逆光だー」「川が入った方がいいよねー」「もう少し右かなー」「縦も撮っとくねー」とか,すごくうるさ...いや,こだわって撮影していただけた.

「こりゃ写真に詳しい人かな」と写りに期待.
スマホを受け取り,その場でチェックするのも失礼かなと謝辞だけして移動.

後で確認すると,ほとんどの写真で水平は取れてないわ,カラダが半分見切れてるわでかなり修正要だった.
つーことで,トリミング&角度調整しまくったのが下の写真...うん,ありがとうございます.

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対岸も川に沿って道が続いていることをマップで確認.
これが大当たり.

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路面ガタガタで半未舗装のグネグネ道が延々と続く.
パンクリスクにビビりつつもやはりこういう道は楽しい.

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正に写真は光画.光があればiPhoneでもよく写る.

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ちょうどいい感じの距離でグラベル終了.
渓谷を渡る小さな橋.
そういや,この辺の紅葉っていつ? 11月はまだ早いのか?

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お次は勝間沈下橋
この旅を終えた後,この橋で地元高齢ドライバーの転落死亡事故の報を聞く.
油断したのかご病気だったのか.ご冥福を祈る.

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一方で橋を渡りきるとこの表示.
水の流れの危険性を訴えているが,一言も「禁止」と書いていないのが素晴らしい.地元の子供の遊び場なのだろう.これも文化.

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四国名物(?)狭小国道441.
やはり海岸沿いより内陸の方が”らしい”

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味のある手作り西土佐観光案内図.

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前方にチラっと見えるのが「かよう大橋」
沈下橋と逆方向の巨大な斜張橋.なんでこんな山間に...
国防上かかせない特殊施設が近辺にあるとでもいうのか?

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つーことで,下の写真は向かって左側に先ほどの「かよう大橋」,右側に「岩間沈下橋」という新旧2種の組み合わせ.
それらの下を四万十川は静かに流れる.

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岩間沈下橋が近づいてきた.

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沈下橋を見下ろす展望スポット.
ちょうど,橋の上ではフワフワ系ファッションの女性二人が撮影会中.
まるで西洋絵画の様.

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せっかくなので橋に降りてみる.
先ほどのおじさんに撮ってもらった写真がイマイチだったので(すいません),あわよくば,この女性2名に再撮影を頼もうかしらと考えていたが...

残念ながら向こう側に渡ったまま戻ってこなかった.残念.

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何かこの赤い鉄橋,見覚えがあるような,ないような...

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そうか,江川崎への分岐点か.なぜかマリオ・キャラが並ぶ.

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道の駅「よって西土佐」到着.
一周スタンプポイントではあるが,クリア済みの高知なのでおまけ押し.
そして,ご覧の通りのカヌー推し.

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出発してからここまで無補給エリア.
腹が減ったので昼食.
「四万十牛ハンバーグ」を注文.

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これがマジで美味しくて,生涯第2位,いや1位に限りなく近い.
ちなみに永遠の1位は波照間島の「ゆみんとぅき」.異論は認めない.

道の駅を出て,思い出の江川崎市街地へ.

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最初の訪問は1992年なので33年前か.
オートバイ(HONDA NX125)でのツーリング.

当時は静岡の沼津に住んでいて,まず東京の晴海へ行き,そこから高知行きのフェリーに乗った.
すんげー遠回り.

高知上陸後,色々回った後,ここ江川崎の「四万十ひろばキャンプ場」に5泊もした.
ここを拠点にカヌー体験をしたり,近くの林道まで走って渓流釣り(フライ)をしたりと楽しかったなぁ.

1992年4月28日撮影
1992年4月28日撮影
1992年4月28日撮影

もちろん,30年以上経過し,町の様相はかなり変わっている.
寂れた...のではなく,全体におしゃれになった.
ボロボロだった入浴施設も,近くにリゾートホテルっぽい場所ができて,そこで入れるようだ.
町おこしが上手くいっているのかもしれない.

ノスタルジックな気分にひたりながら江川崎を後にする.
高知を抜けて愛媛(伊予)に入る.帰ってきた.

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高知に比べると愛媛県内の沈下橋は少ないっつーか,ほぼ撤去されたそうな.
珍しく現存する「葛川沈下橋」が見えてきた.
橋脚のデザインがここまでのよりレトロ感が強く,風情がある.

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昼食後のせいか,異常に眠気が襲ってきた.
こんな時にはTTポジション

き,効かぬ.眠い...これはマズイ.
どこかで休憩してカフェインを入れねば.

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で,たどり着いたのが道の駅「虹の森公園まつの」である.
内陸に位置するためか,ここは一周スタンプ外である.
自販機でコーヒータイム.

ガラス工芸が有名な町のようだ.
建物の壁に宿泊情報ボードが掲げてあった.

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農家民宿とある.
素泊まりから1泊2食付きまで選べ,面白いことに全て同一料金.
少しずつ宣伝文句が書いてあって,自分の好みに合わせられる.
一般的な宿の比較サイトには表示されなさそう.
この地域に再訪する際にはどこかに泊まってみたい.
昔の旅では民宿どまりが普通やったしな.

後で知ったが,こんな面白そうなイベントも開催している.

eMTBで「日本一過酷」なレースを走ると、どうなるのか 松野四万十バイクレース2025レポート<前編>

休憩して回復.

道の駅「広見森の三角ぼうし」はすぐ近くだった.
建物正面にどーんと鬼!
どことなくエヴァ弐号機

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ここは鬼北町という地名だが,全くなじみがない.
それもそのはず.元々は広見町.平成の大合併後の変更らしい.

川を離れて,何かすっかり消化試合感.
目的地の宇和島までひたすら漕ぐ.

何度もトンネルが続く.しかも長い.

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ようやくトロピカルな意匠の宇和島駅着.
予約した宿に向かう前に...

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道の駅「うわじま きさいや広場」へGo.
ここで愛媛県3つ目のスタンプをゲット.
これで無事,四国一周認定である.

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さぁ,ホテルへ向かうぜと走り出す.
すると,道の駅建物前の自転車ラックにて,公式の四国一周ジャージを着たサイクリストを発見.
チャリはCannondaleのTopstone.さすがにleftyではなく,アルミの通常バージョン.
「こんちわ~」とお声かけする.
かなり年配の方だった.
なんでもシコイチ4回目だそうな.スゲー.

思えばこの旅で,シコイチどころか,サイクリストとまともに会話するのが初めてである.
台湾の時もそうだったな.全然会わなかった.
やはり旅系チャリダーはマイナーな存在なのかも.

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本日のお宿は「宇和島オリエンタルホテル」
サイクリスト御用達っぽい.
チェックインから何から慣れている感が強い(悪くない)

で,ここの名物と言えば,まず「ウェルカム・みかんジュース」

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そしてバスタブで使う,選べる入浴剤である.
まぁ,なんだかわからんがヨシ.

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で,部屋に入るといつものルーティン.
洗濯と入浴である.早速,金木犀の入浴剤を使わせてもらう.

夕食の時間である.
この辺りを何度も旅しているサイクリストの知人,O田さん推薦の鯛めし屋へ行くことにする.宇和島名物らしい.

ホテルのそばの「かどや」という老舗っぽい店へ.
外見は料亭っぽい.

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ここは王道の「鯛めし」のセットメニューを注文.
¥2,700となかなか高級...とは言っても,回転ずしでいつもこれくらい払ってるわな.

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うむ,確かに美味い.
だがしかし.一度だけ白飯のおかわりができるものの,チャリダーの胃を満たすには量が少なすぎる.
追加で,おすすめとあった「豚バラの山芋包み揚げ」(¥800)を注文.
これもちくわサイズの揚げ物が3つしかない...ぐぬぬ.足りぬ.

つーことで帰りにスーパーへ.
缶チューハイとつまみを購入.ホテルでちびちびやりましょう.

セリア併設だったので「作業用グローブ」「クルマの車体用クリーニングシート」も買う.

それほど汚れてはないけれど,ホテルに戻った後,BROを清掃.
今日もよくがんばってくれました.

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宇和島には遠い親戚が住んでいた.
幼少期には何度も遊びに来ているはずなのだが,街並みを見ても何も思い出せない.
そらそうだ,その頃から50年は経っている.

江川崎も変化していた.

日本も世界もあちこち行ったとうそぶいているけど,町や人は変化するもの.
久しぶりの再訪時には新鮮な気分を味わえるかもしれない.

まぁ,何より変化したのは己自身なのだろうけど.
まさかこの歳になって,チャリで来るとは...

さぁ,明日はいよいよ最終日.
トラブルなく松山に戻れますように...いや,致命的でないトラブルがあった方が面白いかも(伏線...はイヤだ).

Day8はこちら ⇒ BROMPTONな四国一周ライド Day8:宇和島~松山

BROMPTONな四国一周ライド Day6:足摺岬周遊

2025/11/13 Thu

岬巡りのチャリ

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雨.温度:15 ℃,湿度:92%,体感温度:15 ℃,風速:4.3 km/時,風向:NNW

Day5はこちら ⇒ BROMPTONな四国一周ライド Day5:高知~四万十

5時起床.予報通りに外は雨.

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さて,どうすっかなぁ.
公式推奨だと,足摺岬を経由して大月ないし宿毛まで行くルートとなっている.つまり海岸線.

そうなると四万十川をパスすることになる.
高知において,沈下橋巡りは外せない.
それに過去旅での思い出の地,江川崎はぜひ寄っておきたい.

一方で「シコイチ」を名乗るからには室戸岬と足摺岬の訪問は欠かせない.

ちょ,待てよ.

別にここ(中村)から移動しなくてもよくね?
連泊すれば両方解決.
それに,この「ホテルココモ」は設備および立地とも文句なしのパラダイスである.
今日は空荷で足摺岬往復,そして,明日,快晴の中,四万十川を堪能するプランに決定.
そうしましょう.

早速,ネットにて「ココモ」の今晩の予約状況を調べる.
なんと既に満室であった.
いやいや,そういう場合でもホテルに直談判すれば空きがあったりするものだ,と何かの記事で読んだ.

フロントが開く6時を待つ.
連泊の意志を伝える.
現在の部屋がそのまま使えればベストだったが,さすがにそれは叶わず,別の階の喫煙ルームしか空いてなかった.
嫌煙家としては避けたいところだが背に腹は代えられぬ.料金は若干上乗せで¥5,500.それでも安い.

フロントのにーちゃん曰く「臭いが気になるなら,ファブリーズが備え付けてありますから,かけまくれば大丈夫っす」
そうなのか?

つーことで今夜の寝床を確保.
まずは朝風呂,そしてパン食べ放題の朝食だな.

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想像以上に本格的で美味い.
どこまで株を上げるのだ,この宿は?

部屋に戻って荷造り.
一旦,チェックアウトして15時以降,再度チェックインすることになる.
その間,着替えなどの荷物,つまり巨大なフロントバッグをフロントに預けておく.

見た目すっきりでおシャなシティサイクルモードだ.

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レインウェアを着る.
宿を出て,四万十川を下流方面に進む.
それにしてもフロントバッグなしだと,これほど軽いとは...

いや,良い事ばかりでもない.
例のラックに負担をかけないためのゴムバンドによる,ステアリングダンパー効果もなくなってしまったので,直進安定性が如実に低下.
”元のBROの様に”ふらふらする(これが普通です).

「サニーロード」とは真逆の小雨模様.

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広い河川敷へ.
昨夜のサウナ効果なのか,疲労は完全に抜けている.

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この旅を始める前,懸念事項が2つあった.

1つはパンク.
面倒なのでリアホイールの外し方は練習してこなかった.
幸い,ここまで無問題.
北海道より路面状況はかなり良好ゆえか.
まぁ,自分で取り付けたパーツの脱落事故はあったけどな.大事には至らず.

もう1つはロングライドによる疲労や痛みである.
確かにBROによる200ブルベ完走経験はある.

BROMPTONなBRM506薄野200(その1)

また,ソロでも練習がてらに100km越えや,カミヒルも数回こなしてきた.

BROMPTONなYamaichi詣と100kmライド

BROMPTONなカミヒルチャレンジとついでに八景ライド

確かにロードバイクより時間がかかるし,疲労感も強い.
特に「薄野200」後半の肩周囲のコリはトラウマ級.

出発直前までその対策法を練った.
まずはハンドル交換.

BROMPTONの甘い罠~復活のmini Pハンドル編

いや,もうこれが大,大正解.
肩周囲のコリの最大要因はポジションが変えられないことにある.
その点,Pハンドルは自由自在.easy-breezy.
ブレーキレバーに指がかかる,いわゆる上部の標準ポジションでも,水平に持つか角の部分を持つかで使う筋肉が違ってくる.
この地味な負荷分散が効果的なのだろう.

もちろん,高速巡行つまり下ハンTTポジションだと言うまでもない.
さらにこの前方荷重だと前乗りとなり,ケツ圧分散にもなる.
結果的にケツ痛もあまり悪化しない.

どれだけ神装備なのだろう.
一生Pハンドルします.

さらにッ,この特殊形状,ずっと何かに似ているなぁ...と考えていたのだが,最近,その正体が判明.
そう,宇宙戦艦ヤマトの操縦桿にクリソツなのだぁー!

https://twicomi.com/manga/tomoneko_2199/1175400827537653760より

こいつは「2199」版の設定画だが,旧作でもレバー形状は同じである.
そうか,これが握っているだけでワクワクな理由か(たぶん違う)

現状装着不可な「T LINE」にも改造して付けられないかなぁ...そしたら増車するのに(おい)

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沈下橋っぽい橋を渡って河川敷から国道に復帰.
やっぱりガードレールがないと怖い.突風拭いたら落下しそう.

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柿の木があちこちに.
みかんの木も多い.

嘘か真か,東南アジア,たとえばタイには「餓死」という単語はないそうな.
どこでも果実がなっている,それに空腹時はお寺で施してくれるためらしい.
四国もお接待文化があるし,共通点かもしれん.

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痛み対策のもう一つはサドルである.
純正のカンビウム,ロード用のガチガチを経て,この旅では新兵器を導入.

BROMPTONの甘い罠~サドル&シートポスト編

出発前の長距離試走なしのまま,ずっとケツを預けているのだが,これがまぁ実にフィット.
ほとんど痛くならない.
しっかり溝もあるので,アソコのしびれもない.
安いのに(¥2,000)良い買い物だった.

残念ながら見た目がやぼったいので,あくまで長旅用.
普段はBONTRAGERのガチガチに戻す所存.

国道走行中,お遍路さん休憩所付のトイレにピットイン.
睡眠スペースとして十分だ.
何せ,次の礼所たるや...

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腹が減ったのでローソン.
やっぱ,コンビニ少ないよなぁ...
鉄壁のディフェンス・ベンチ.

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道端に点在する祠やお地蔵さんを見つけるのが楽しみになって来た.
写真にしっとり感があって,緑が映える.
雨(小雨に限る)の日も悪くない.

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道路上に動く物体.
カニ集団の横断に遭遇.
踏まれないヤツは運がいい.

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巨大な共産圏マンションっぽい建築物.
廃墟かと思いきや,エントランスに灯りも見えるしクルマも停まっている.
どうやら別荘かレンタルームと予測.

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なぜなら向かいの海は絶好のサーフポイント...らしい.
地元の方なのだろうか,お墓もサーファーを見守っているぞ.

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高知県に入り,こうした何気ない旅人向けの標識が増えてきた.

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脇に緑のトンネルを発見.
グラベルだが走ってみる.

にしても,BROのフェンダーは優秀.
雨中走行にもかかわらず,汚れがほぼ目立たない.
フェンダーレス化の野望に抗えたのが功を奏した.

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高知なのに「大阪・海遊館」の謎表記.
展示用に捕獲した魚の飼育場か何か?
ジンベエスイムとあるけど?

大阪・海遊館海洋生物研究所 以布利センター

さすがに一緒に泳げるわけではなさそう.
これまでのダイビング歴で,数回ジンベエザメと泳いだ.
もちろん襲われることはないのだが,あの巨体が目の前を通り過ぎると恐怖とは異なる”畏敬の念”しか持てない.

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足摺岬の周遊路に入る.
そこで見つけたほっこり感のある湧き水スポット.

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もちろん頂く.
涼しいのでボトルの水がなかなか減らないけど,真夏はありがたかろう.

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実はここまで公式ルート通りに走っているのだが,不思議なことに左が海となる時計周りではなく,反時計回りに設定されている.
その理由は後で判明する.

...にしても,狭い.

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この道を路線バスが走っている.
BROでさえ路肩に移動してやり過ごす.
大型車のすれ違いは大変だろう.

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バス停発見.
歩き遍路の方々って,疲れてこういうのに乗ったら負けなんだろうか?

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ちょっとマズったな,と思ったのが補給食を持参してこなかったこと.
腹が減ってきた.
室戸岬同様,岬周辺がとんでもなくさびれていて,食べるところが何もない,もしくは閉まっていたらどうしよう...

と,不安になる頃,ジャングル回廊を抜ける.
なんや,結構栄えてるやん(失礼ですよ)

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上の町がゴールではなく,もうひと踏ん張り.
切ってはいけない木なのか,道の方が左右対向に分裂.

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で,ようやくたどり着いたのが「第三十八番札所 金剛福寺」

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この寺もエライ場所にある.達成感半端ないやろうな.
白装束のガチ遍路さんがスマホでニッコリ自撮りしまくってた.

まぁ,Kazchari的には特に思い入れがないので,岬モニュメントへ移動.
レイアウト的に仕方ないのか,銅像があちら(海側)を向いてしまっている.

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この銅像の方は「ジョン万次郎」こと「中浜万次郎」さん.
土佐清水出身なので,まぁ地元.
漂流記で有名ですね.

へぇ,井伏鱒二がメジャーにしたのか.知らなかった.

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すぐ近くに観光案内所あり.
「ジョン万次郎を大河ドラマに」という宣伝があちこちに.

うーん,難しいやろなぁ.
ハワイとアメリカ本土ロケが必要やし,話が日本人には受けなさそう...
そういや『龍馬伝』にちょい役で出てたような.
時代と場所が全然違う「大黒屋光太夫」とごっちゃになってたりする.

それにしても,室戸の中岡慎太郎やら桂浜の坂本龍馬やら,高知にはやたら銅像が立っている気がする.

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と思ってたら,しっかりこんな案内板があったりして.
やってんねぇ.

で,せっかくなので展望台まで歩くっつーか,BROを押す.

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まぁ...普通の岬と灯台ですね.
晴れていれば絶景だろうが,ここまでチャリできた満足感は十分.

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他にも展望ポイントはあるが,天気もイマイチ出しどこも同じ風景っぽいので撤退.

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駐車場に戻る小道がちょっとステキ.

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さぁ,お待ちかねのランチタイム.
寺の周囲に2,3軒食堂があった.
メニューが豊富そうなこの「つばき」さんに決める.

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ところが店内に誰もいない.
「すいませ~ん」と声に出すと,どこからともなく店員さん登場.
むっちゃヒマそう.大丈夫か,この店で.

無人の2階に案内される.
メニューを見る.

「名物&おすすめ」のダブルコンボで「土佐の清水サバ」にする.

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初めて食べる謎料理だが美味し.

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ただし,味は良いが量が...(久々のフレーズ)

さぁ,岬到達の目的も果たしたし戻りますか.

会計の際,お店の方に「海岸沿いとスカイライン,自転車だとどっちが楽しいですか?」と,一般人に無理難題な質問をかます.

「え,えーと,スカイラインはですねぇ,坂がいっぱいあって大変ですね~」

「ずっと登りなんですか?」

「いえいえ,登ったら下りますねぇ~」

少々嚙み合わない会話だが,やたらしんどそうなのは確かっぽいのでスカイラインは避ける.
公式ルート通り,反時計回りでこの半島を抜けることにする.

基本的に整備された道を高速で下っていく.
往路のジャングルライドとは別世界.

公式が足摺岬周遊を,あえて反時計回りにした理由がわかった.
このルートの方が楽しい.

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岬突端の礼所を目指すお遍路さんと何度もすれ違う.
ゆえに休憩所が点在.
ここは洗濯機が設置してあるなど,かなり充実している.

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快晴ならば,さぞかしキレイそうな海岸.

以下のような看板が設置.
日本海ではなく,ここからの密入国もあるのか?
怪しい人の判断基準は?
お接待文化とのバランスは?
頭に浮かぶ疑問の数々(来た道を戻るだけなのでゾンビ走法中).

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往路でも立ち寄った”貴重な”ローソン.
マイ・ブームなコーヒーマシンで作る冷凍系スイーツを購入.
この気温だと大失敗.美味いが寒い.

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四万十川河口に戻ってまいりました.

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雨は止んだが,どんより雲.
明日の天気に期待.

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河川敷を走行.
時刻は15時過ぎ.
下校中の学生や犬の散歩者多数.
平和だ.

通行可かどうか迷う標識.
地元のチャリも通っているし,公式ルートもここを指定.
「一般車両」の定義とは?(こまけーことはいいんだよ)

安全を最優先に自己判断で.

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「パラダイスみてぇなホテルを作りてぇ」と誰が言ったか定かではないが,それを具現化したのが「ホテル ココモ」
さぁ,今日もチェックイン!

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新しい部屋は確かに臭うが,まぁ耐えられないほどではない.
アドバイス通りファブリーズをかけまくる.

BGMはもちろんこの曲.

ホテル名の由来なのかどうかは聞きそびれた.

で,曲そのものは名曲だと思うが,肝心の映画の内容は...いいのか,トム?
ジャマイカ・シーン少ないし.

さくっと室内洗車&注油した後,ルーティンの洗濯&お楽しみの大浴場.
サウナは夕食行ってからだなー

もちろん昨夜食べて大満足だった,隣接する「いちもん家」に向かうが...な,何ィー!
なんと,定休日だった.
せっかく事前に入手したチラシで何を食べるのか決めていたのに...(気合い入れ過ぎ)

気を取り直してGoogle先生に相談.
繁華街ではないので,選択肢は限られているが,近くに良さそうな店を発見.

そこが「八雲」.別のホテルの2階にあった.

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居酒屋風だが,ちゃんと定食系も充実.
「四万十豚のとんかつ定食」を注文.美味し.

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これだけでは寂しいので,昨夜の「いちもん家」でも気になっていた,地元の名物料理「ウツボの唐揚げ」も単品で.

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ダイビングで散々見てきたアイツである.
皮の部分だろうか? ネチョネチョ感あり.
うん.こちらはこれっきりでいいかな.脂分過多...

てなわけで,無事夕食にありつけ,今宵もふけてゆく.
この旅も終盤に.

そして今日の走行距離は100km未満.
休息日としてちょうど良い.

台湾でも2回ほどこういう日を設けた.

台湾一周(環島)ライド Day5 高雄の休息

ホンマ,旅はいい.
この自由さがたまらん.

明日はまた愛媛に戻る.
徐々に松山が近づいてくる.
ゴールが近い.

Day7はこちら ⇒BROMPTONな四国一周ライド Day7:四万十~宇和島