ファットなしかおい夕食散策ライド

2022/7/29 Fri

新境地.

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7/30はとあるイベントに参加.
今日はその移動日である.

『しかおい小麦グラベルライド』に申し込んだでぇ

前日にファットバイクは洗車済み.前後のタイヤを外してハスラーに積み込む.
仕事は午前中に切り上げる.
帰宅して昼飯食べて,さぁ南へ出発.

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富良野を過ぎる頃...あれ? 何か忘れている?
2階から玄関まで運んだサーキュレーター,積むの忘れたぁ!

アイリスオーヤマ サーキュレーター 8畳 首振り マカロン型 PCF-MKM15-B ブラック

そう,今晩は車中泊の予定.
夜間はかなり気温が下がる北海道だが,ドアを締め切ってしまう車内は,日中のこもり熱もあり,かなり暑い(はず).
その対策だったのだが...
なぜかポータブル電源は忘れなかった.

Anker PowerHouse II 400 (ポータブル電源 防災推奨品)

まぁ,そこは持ち前の楽天的性格で ⇒「まぁ,大丈夫やろ」(甘かった)

なんだかんだで道の駅「南ふらの」着.

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リニューアル後,以前に比べて人が増えた気がする.
これはたぶん「モンベル」のせいだ.

モンベル南富良野店

明日はKazchariとは別行動で,ヨメさんと息子の組み合わせでキャンプに出かける.そこで所有しているキャンプギアを色々分割.
結果的に“朝の楽しみ”である,なんでもかんでもホットサンドプレートを含め,調理器具のほとんどを譲った.
そこで,もし,ここの「モンベル」に“良い一品”があれば,購入するつもりで店内を物色.
しかし,さすがに,た,高ぇー!

高いなら高いで,もし超カッコ良いこいつがあったら買ってたけどな.

ソト (SOTO)] 日本製 ホットサンド 折りたたみ式ハンドル

定価¥6,000やのに,なんでプレミアついとるん!?

さて,道の駅本館の食堂がなくなっていた.
今だから言うが,最近のここのメニューひどかったなぁ.
前回頼んだ味噌ラーメン,どう考えても「◯ッポロ一番」だった(※個人の推測です).

かなやま湖(閉鎖中)行ってきたライド

順調に狩勝峠を越え,まずは「くったり温泉」に向かう.
到着時刻は予定通り17時着.
さぁ,1時間ほど湯につかりますか.

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ここは過去ブルベ『アタック三国峠300』の出発&ゴール地点.
懐かしい.
駐車場がけっこう広く,ふと見ると芝生の上にいくつかテントが立っている.
いつの間にかキャンプ場化した?
それとも黙認?

調べてみるとこうなっていた.

湯宿くったり温泉 レイクイン

へぇー.そやけどちょっと高いかな.
新コロ流行以来のキャンプブームのせいか,北海道のあちこちのキャンプ場が値上げしている(特にひどいのは「和琴」!)
そら車中泊派も増えるわ.
GWに泊まった稚内の「宗谷ふれあい公園オートキャンプ場」なみの設備と快適さなら文句はないけどな.

おっさんのGW~宗谷丘陵,白い道ライド(その1)

さて,入浴料¥600.
自動発券機なのにクレカ払い.珍しい.

まずは,いつものように内風呂や露天につかっていたが,ふと壁を見ると「サウナの入り方」というポスターがデカデカと貼ってある.
「ほほぉ,そこまで勧めますか」と少し気になってしまった.
Kazchariはこれまで”ちゃんとした手順”でサウナを利用したことがない.

ふむふむ.ようするに(「サウナ5分」⇒「冷水浴2分」⇒「外気浴5分」)☓3セットなわけね
ものは試しにやってみるか.

(※Amazon Prime Video「へやキャン」で本編視聴可)

いやいやいや...これが世にいう「ととのう」ってヤツですかぁ...
特に1セット目の発汗が半端なく,持病の頸や肩あたりの毛穴から”黒い何か”がボロボロ剥がれ落ちていく感じ...素晴らしい.
実際,肩が軽くなった.どんなマッサージより効果的.
マジでジョジョ4部のトラサルディー.

偶然にも,新しい趣味を開拓.サ道を極めますか.

お次は今夜の宿泊地,道の駅「しかおい」に向かう.

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ほんの数分で到着.
思ったより(それっぽい)クルマが少ない.そうか,一応平日やしな.

既に閉店している道の駅事務所の前に駐車.
ファットくんを下ろす.
そうしないと,寝るスペースがないのが我がハスラー.

助手席側に,WAQの8cm厚のエアマットを展開.

WAQ キャンプマット 車中泊マット 厚手 8cm 特殊ウレタン 軽量 インフレーターマット

これで快適に眠れると...思っていた時期がKazchariにもありました...

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さて,記述の通り調理器具が一切ないので外食.
ファットバイクの調子チェックも兼ねて,鹿追町内を散策.
すぐ近くに美味しそうな食堂を発見.

その名も「しかおい亭」
席に座ってメニューを確認.

なんだこれ?
「我が町の将軍定食」?「一寸変わったカツ丼」?

よくわからんので,ここはアスリートらしく,無難に「黒酢鶏定食」で(どこが?)

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美味しゅうございました.
レモン入りがいいね.

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道の駅隣接の「セイコマ」で明日の朝食の買い出し.
ここも先日のブルベのPCだった.

Audax Japan BRM618北海道400kmトカプチ(その2)

いつもなら,缶チューハイとポテチセット+iPodでレゲェ聴きながら静かに晩酌なのだが,ハードなイベント前にアルコールは入れたくなかったので封印.
素直にプロテイン飲んで少々涼んだのちに...寝ました.

そう,寝付きは良かったのですよ...(続く)

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『ツール・ド・フランス2022 ステージ11』の感想~まるで...

2022/7/14 Thu

漫画以上にエキサイティング.

先日も記事に書いた.

今年のツール・ド・フランスは楽しい

上記の記事ではパヴェステージまで.
その後もスーパースター(超人もしくは地球外生命体とも言う)達の快進撃が続き,一週目を終えて,黄・白⇒ポガチャル,緑⇒ワウトという順当な結果のまま,2週目に突入した.

休息日明けながら,総合勢にとっては中休み(のはずの)第10ステージ.
途中,わけのわかららん主張をする環境保護団体のデモによるレース中断もあったが,ヒゲおぢさん(マグナス・コルト)のびっくりスプリント勝利で平和に終わる...はずだった.

そやけど,“獲れるモノは全て獲りに行く”のが黄色い悪魔ことポガチャル.
総合勢ライバルに1秒でも差をつけるべく,集団ゴールにも関わらずスプリントを仕掛け,しっかりと先頭でゴール(タイム差はなし).

容赦もなければ躊躇もない,スロベニアの黄色い悪魔.
これまでこんな選手いただろうか...あっ,いました,ワウトマチューも同類.
作戦やら駆け引き,ましてや翌日のことは一切考えない.

「アイツが行ったらオレも行く」
「オレが勝ちたいからアタックする」
「アブ,アブ,アブ!」

もう男子の闘争本能に忠実すぎる.
この世代の特徴なのか?

思えばKazchariがグランツールを視聴し始めたのは2013年頃.
その頃から絶対帝国を築き始めていたのがフルームおよびチームSKY.

彼らはIDサイクリングっつーか,マージナル・ゲインっつーか,勝つための方略を徹底的に分析し,レースを完全に管理することで勝利を量産した.

エースを徹底的に守る.
捨てステージは本当に何もしない.
ライバルが動いた時だけ反応する.

さらにはプライベート洗濯機やエアコンを用意し,(コロナ前から)ホテルの部屋を徹底消毒.

努力や根性といった人間らしい要素を可能な限りはぶき,科学データに基づき,まるで精密機械のようにチームを運営.

もちろん,現実的には様々なアクシデントにより,現場の咄嗟の判断に委ねる場面もゼロではなかったが,少なくとも“理念”をベースにレースしていた(している)のは間違いない.

最初から完璧さを追求しない、 「1%の改善」が金メダルにつながる

確かに結果は出している.
マージナル・ゲインはビジネスでも参考にされた.

一方で「強すぎる選手やチームはアンチを生む」が,SKYの場合はちょっと違う.
単純にレースをつまらなくしたのだ.

もちろんここ10年で最高!と言わしめた伝説の「2018ジロ,第19ステージ」のようなとんでもない例外的なレースもあったけど...

結局,グラン・ツールで勝つには,Sky(現INEOS)的な戦法がベストなのか...

しかし,昨夜の第11ステージは違った.
ホンマ,凄まじかった.

https://www.youtube.com/watch?v=ssW6Vsq0pY8&t=229s

Kazchariは例によって,Zwiftしながらオンデマンド鑑賞.

スタートからの,ワウトとマチューの二人逃げでニヤニヤが止まらない.
言うまでもなくシクロクロッサーのこの二人は正に漫画的ライバル関係にある.

ガリビエ登攀前のユンボ大軍団による,ポガチャル総攻撃!
それをことごとく返り討ちにする黄色い悪魔に拍手喝采.某ペダル漫画のような展開!

そして最後の超級決戦.
相変わらず攻撃しまくりのユンボも,残るコマはエース(仮)のヴィンゲゴーのみ.
その彼が残り4.7Kmで飛び出した! そして満身創痍のポガチャルは...

まるで,ロボアニメのファーストシーズン最終話で,これまで圧倒的優位を保っていた主人公機がライバルにボコボコにされて爆散.
乗っていた主人公は生死不明.
衝撃展開の続きはセカンドシーズン開始まで待てい!みたいな展開だった(某種とか00とか...).

ポガチャル不調の原因は,補給失敗によるハンガーノックだったらしいが,当然,その前のガリビエでの攻防も有効だったのは間違いないだろう.

ポガチャルが一度手に入れたリーダージャージを手放すのは初めてらしい.

ゴール後のインタビューにしても,死にそうになってるヴィンゲゴーへのねぎらいにしても,リベンジの炎燃やしまくり.画面から伝わる.

ポガチャル最大の武器は,その驚異的な回復力.

本日の第三次アルプス攻防戦(第12ステージ)では,颯爽と新型ガンダ...ではなくてコルナゴに乗って天から舞い降りるのだろうか?

これで,もしヴィンゲゴーをボコボコにしたら,漫画どころの騒ぎではない!

で,その12ステージは...

超級3連発! 最後はラルプ・デュエズ! なんじゃこりゃぁ!

ジロとツールネタを毎ステージ描くこの4コマ,大爆笑必至!

ミユキ自転車

さぁ,今夜のレースも楽しみで仕方がない.
眠いけど.

『ククルス・ドアンの島』を観てきた~ふむ...

2022/6/10 Fri

ロボアニメのリアリティ.

『シン・ウルトラマン』『トップガン マーヴェリック』に続き,2022年おっさんホイホイ第3弾こと『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』を劇場で観てきました.

思った以上にウルトラマン~『シン・ウルトラマン』を観た

『トップガン マーヴェリック』を観た~ニンジャぁ!

さぁ,これらに続く傑作となるか!?

https://www.youtube.com/watch?v=JNvnkkri_qM

以下,ネタバレです.

映画開始早々,テロップが流される.

「この映画は1979年放送のTV番組「機動戦士ガンダム」1stシーズン第15話の翻案です」

翻案の意味を調べると「既存の事柄の趣旨を生かして作りかえること。特に小説・戯曲などで、原作の筋や内容をもとに改作すること。また、そのもの。」(goo辞書より)とある.

まぁ,それはそれで間違いないのだが,この作品,TV版(もしくは劇場版3部作)だけ知っている人には脳内に疑問符がわきまくる作りだった.

少なくとも,安彦監督の『THE ORIGIN』を読んでおかないとわけがわからない.

フルカラー版 機動戦士ガンダムTHE ORIGIN(1) (角川コミックス・エース) Kindle版

どうしてスレッガーさんがいるのか?
どうしてジムが実戦配備済み?
ガンタンクは?
他,少しずつズレてる各キャラの性格や口調(セイラさんが顕著)など.

面白いことに『THE ORIGIN』では,このエピソードはスキップされている.
つまり原作があるようでないような不思議な立ち位置のエピソードである.
まぁ「MSが美麗なCGで動いてたらええやん!」勢にはどうでもええ話やけどな.

全体の絵の雰囲気は既にアニメ化された『THE ORIGIN』シリーズと共通(そらそうだ).

機動戦士ガンダム THE ORIGIN シャア・セイラ編

さて,オリジナルの『ククルス・ドアンの島』は第15話という1クール目が終わったばかり,つまりかなり前半の話なのだが,この映画の設定ではジャブロー戦は終了,ホワイトベースはオデッサ戦後に宇宙に上がる,その間の出来事となる.

TV版では本編の進行に直接関係のない13話『再会,母よ』,14話『時間よ,とまれ』に続く”箸休め回”だった.
本放送でも観たが,この3話は一話完結の異質回だった.
週一で見るとあまり気にならへんけどな.
ちなみに13,14話は名作だと思う.

さて『ククルス・ドアン』と言えば作画崩壊.
そして「唐突なストーリー」「細身で鼻のやたら長いザクが正拳突きで戦う」「ガンダムがザクを海に放り投げる」などなど,リアリティを放棄したカオスな内容.ただ,メカに比べキャラの作画はそれほど崩壊していなかった印象.

さてようやく本編の話.

結論から言うと,特別興行料金¥1,900は高いかな.

まず良かった点.

- 本編が始まるまでのワクワク感
- キャラの作画(好みわかれそう)
- ガンペリー

後は...うーんな点.
やはり元々20分程度の小編を2時間にするには無理のある展開.
引き伸ばし感が半端ない.

肝心のメカ作画も...うんCG.軽い.
ディテールがMGやRGと共通なのでガンプラ感が強烈(売れるのかな?).

元々,安彦氏の描くメカはロボというよりキャラクター.
『めぐりあい宇宙』の太っちょゲルググの作画とか,他にない独特の味があった.
本作でもヒートホークをよけてカエルジャンプするガンダムに,そういった人間臭さがやや見られるもの「あー,普通のメカバトルやな」という印象.
懐古厨と言われようが手書きセルの迫力(重さ)には到底かなわない.

戦争に嫌気が差したドアンは軍を脱走,(おそらく)戦争孤児を引き取って,この映画ではアフリカ沖,カナリア諸島の小島に住んでいる.このあたりの直接的な説明はない.
TV版では少数だった孤児が,本作品では20人ほどに増殖.

その子どもたちとアムロとの交流が描かれるのだが,人数が多い分,それぞれにセリフがある.
あくまで印象だが,まるで舞台劇のように一人がしゃべって次,一人がしゃべって次という感じでやたらにお行儀が良いのだ.
しかもやり取りがダラダラと長い上に,たいして面白くない(これは他のキャラのギャグシーンも同様).
特に心に訴えかけるセリフもない(何かあったっけ?).
トミノ節の電波セリフもない(同じ牧歌路線のターンAだとキャラのやり取りが楽しい).

極めて普通.

そして何より気になったのが食事シーン.
量と種類,多すぎません?

この島,まるで硫黄島のような火山島.
森や草原のない灰の堆積した不毛な大地.
一応ドアンの「灰を取り除けば肥沃な土が」的なセリフがあるが,現状,食卓があれほど豊かになるような耕作地はない.

こうしたリアリティラインの崩壊はもう一つ.

どうしてアムロが頭と左上腕に包帯を巻いているのかわからない.
最初の対ドアン戦では,ヘルメットしているし,パイロットスーツ着込んでるし.どこをどうしたら,ああいうケガすんのやろ?

何か,食事シーンやから,気絶した人やから,と何も考えてない様な演出が気になる.

細かい?
そうかもな.

いや,ファースト・ガンダムはリアリティが大事.

そう,この映画にはなんと「アムロがガンダムで敵兵を踏み潰す」という衝撃シーンがある.
もちろん,これまでもライフルやらサーベルでジオン兵を殺しまくってはいるが,生身の人間,しかも踏み潰すというのは前代未聞では?
”オレ達のミカ”でもここまでしてなかった(はず).

このシーンも,ガンダム再起動してからの怒涛の展開のままクライマックスに流れるなら,まだわかる.
だが...問題はそのシーンの後,コアブースターが着陸失敗してジムが翔んでクビが取れたり,ヤギが逃げてカイやハヤトと戯れるというギャグ描写が入るのだ.しかも,牧歌的な止め絵とBGM付きで...なんだこれ.

そして最後の「あなたの戦争の匂いを消させてください」(⇒ザクをポイ)のナゾ場面はそのまま採用.

そもそも,これでドアンの問題は解決したのだろうか?
まだ戦争が終わったわけではないし,今後もジオン,連邦とも,この島にやってくるのでは?(ミサイル発射施設残ってるし)
そもそもドアンは密命による残置兵だったのか,脱走兵だったのかどっちなのだろう?

そやけど,よく考えれば実はシャアよりアムロを追い込んでたりする,最強のオールドタイプ(?)ドアンでした.

つーことで『ククルス・ドアンの島』,繰り返しますが¥1,900は高かったです...

息子ガンプラトレ&ファットなTTバーライド

2022/6/4 Sat

チャリとガンダムが結ぶ父と息子.

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Broken clouds, 11°C, Feels like 10°C, Humidity 71%, Wind 5m/s from N

土曜日である.
晴天なれど本日はアホ息子のお世話日(いつまで?).

まず午前中のイベント.
息子に「ガンプラ買いに行くのと,ガンダムの映画(『ククルス・ドアン』)を観にいくんやったらどっちがええ?」と聞いたところ...

息子「ガンダムはいや.『極主夫道』やったら映画にする」

Kazchari「アホ.なんでオレがそんなんもん観なあかんねん! ガンダムとザクが戦う方がおもろいやんけ!」(←口調はそれっぽい)

息子「それだったらガンプラでいい.どこまで行くの?」

Kazchari「(おもちゃの)『ヨシダ』(自宅から約15Km)に決まっとるやんけ.もちろんチャリや」

息子「絶対イヤ」

と,愚図る息子を”豪快に”説き伏せ,結局チャリで『ヨシダ』に向かうことに.

近所には家電量販店『100満ボルト』があるので,ガンプラ目的であれば,そこで十分なのだが,面白くない.

息子のチャリトレ...つーか,昨夜取り付けた「ファット+TTバー」を試してみたくて仕方がなかったのだ.

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そう全てはKazchariのエゴ.

しかも,最短ルートではなくかなり遠回りして,わざわざサイクリングロードを経由するという鬼畜ぶり.
いつか復讐されるで.

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サイクリングロードに入り,早速TTポジションで走行.
おおっ! これは速い速い(気がする).
これでグラベルに行くまでの舗装路が楽になるなぁ.

...と良い感じで漕いでたら,あっという間に息子を置き去り.いかんいかん.
ついでにTシャツ一枚では寒かったのでウインドブレイカー着用.

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時々休憩して息子待ち.
とりあえず文句をたれずについてくるのはエライぞ,息子よ.

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どんよりとした空の下,無事『ヨシダ』に到着.
なんだかんだで続くガンプラの品薄.
在庫は”ガンダム”系がほとんど.

今回はSDではなく,HG『バルバトス』を購入.
トレーニングに付き合ってもらったお礼だ,息子よ.

近くのラーメン屋『虎鉄』に入る.

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息子「とーちゃん.このガンダムが持っているこの武器なに?」

Kazchari「あーこれな.メイスって言うて”こん棒”みたいなもんや.この世界ではビーム兵器が通じへんねん.で,こんな武器でどっかんどっかん相手をどついて,しばき倒すねん」

息子「ウソだー」

どうして信じないのだ,息子よ.
なので,帰宅してから動画を見せた.主人公がヒドすぎて笑うしかない

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つーことで,美味しくいただきました.
やはりこの店はラーメンよりザンギやな.

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帰りもサイクリングロードで.
さすがに30Kmを越えると息子もヘロヘロ.
まぁ,車輪も小さいしな.
サイズを大きくすると,もっと走れるんやろか?

早く成長しろ.
そして勝負だ,息子よ!

『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』を観た~そろそろ潮時

2022/6/4 Sat

三つ目がとおる.

マーベル・シネマティック・ユニバース(以下MCU)の最新作『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』(以下MOM)を劇場で観た.

https://www.youtube.com/watch?v=G7kglI7eTm4

公開初日の『ククルス・ドアンの島』(以下CD ← いらんやろ)とどちらにしようかと迷ったが,MOMがどう考えても先に上映終了っぽいので優先.

鑑賞後の感想は...色々な意味で微妙.

MCUは前作(?)の『スパイダーマン/ノー・ウェイ・ホーム』(以下NWH)があまりに素晴らしかったので,その直接の続きとなるMOMに大いに期待していた.

『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』を観た~そう来たか!

ちなみに作中,NWHへの言及はストレンジのセリフ一言のみ.
別宇宙のピーターを救うとかなんとか...はなし.

Kazchariのいつものレビューだと,ネタバレ全開であらすじに考察や感想を加えていくスタイルだが,MOMはそんな気にならない.

ようするにあまり面白くなかった.

映像はさすがにスゴイが,もう慣れてしまった.

ただでさえ“魔法”という何でもありの能力に「マルチバース」をプラスしてしまったもんやから,何でもありを越えて,今起きている事象や悲劇に何の意味ももてなくなってしまった.

ストレンジとクリスティーンの関係もピーターとMJにそっくり.

昔のSF映画では名作『バック・トゥ・ザ・フューチャー』『ターミネーター』を始め,過去に戻って未来を変える(変わる)話が多かった.
当然,こうしたストーリーには常にタイムパラドックスの問題がつきまとっていたわけだが,量子力学をベースにしたマルチバースの考えはその問題を解決したとも言える.
つまり過去をいじった時点で,別の宇宙が生まれる...という設定やな.

結果,映画の作劇は縦方向だけでなく横方向(多次元)への広がりをみせた.
それを最大限に生かしたのが『スパイダーバース』『NWH』だった.両方とも大傑作.

スパイダーマン:スパイダーバース (吹替版)

【Amazon.co.jp限定】スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム ブルーレイ&DVDセット【初回生産限定】(オリジナル特典 スペシャル・ボーナスディスク付) [Blu-ray]

だが,このアイデアは一発勝負.さすがに同じネタが続くと...またか,という気分.
百歩譲って,NWHの続きやから仕方がないとしても,どうしても納得いかないのは,本作のヴィランである「スカーレット・ウィッチ」の行動原理を知るためには『Disney+』配信のドラマ,『ワンダヴィジョン』を観ておく必要があるとのこと.なんだそりゃ.

いや,だいたいは過去作の記憶やMOM内のやり取りで,それぞれのキャラがどういう立場なのかわかるんですよ.
それでも配信オンリーのサブスクドラマで予習・補填しろというのはいかがなものかと...

Kazchariはもちろん『Disney+』なんて契約していない.
『NETFLIX』もだ.
ようするに『Amazon Prime』のみ加入.安いし,配信以外のサービスもお得.

それにしても,こうした限定配信をからめた商法ってどうなんやろ?
アメリカで成功しているから,日本でも同様の手法を採用しているのだろうけど.

つーことで,このMOM鑑賞後の感想は...「そろそろ潮時かな」でした.
追いかけるのに疲れました.
正直,MCUは『エンドゲーム』で終わってても何の問題もない(号泣ヨメさんの意見).

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例えるなら,『赫奕たる異端』以降のボトムズシリーズみたいな感じになりつつある.

褒める人は”サム・ライミらしさ”を称賛しているようだが,Kazchariは元々ゴースト系ホラーはあまり好みではない.
骸骨みたいなボロをまとった半透明な悪霊が飛び出してきて「わっ!」と驚かせたりするヤツですね(偏見).
スタンドぐらい「オラオラ」と闘って欲しいものだ.

ところで,最後に出てきたパープルアイシャドウのシャーリーズ・セロンは何者? 『エターナル』(未鑑賞)の人?
...とググるのがもう面倒くさいので離脱します.

結局,シリーズを微に入り細に入り研究しまくっている人向けになりつつあるのがMCU映画.
以降の作品は,何かとんでもない変化がない限り,少なくとも劇場での視聴はヤーメた...いや『ラブ&サンダー』は面白そうだ(おい).

https://www.youtube.com/watch?v=uQjj3epsd2s

つーことで,一応最後に言い訳 ⇒ Kazchari個人の感想です.好きな人,すんまへん.

ジロ・デ・イタリア2022の感想

2022/6/2 Thu

世界で最も美しく,過酷なレース

https://news.jsports.co.jp/cycle/blog/kurimura/2021/11/32022.htmlより

5/29で全21ステージ終了した今年のジロ・デ・イタリア.
例によってJSPORTSオンデマンドを1ヶ月だけ契約.

全ステージ,スタート時からライブで鑑賞.
ゴール時間はだいたい深夜12時過ぎ.もちろん...時々楽車(寝落ち)
そして観きれなかった分は翌朝にクリアというルーティンを21日間(休息日もあるけどな).

よく言われるが,視聴する方もなかなか大変なのがグランツール.
時間も体力も削られてしまうのだ.
プラス今年は花粉症が辛かった(まだ継続中).

さて,2022年第105回大会の感想.
全力で走った選手の皆さんには申し訳ないが,一視聴者からすると,イマイチ盛り上がりに欠けた大会だった.

確かに19ステージまで,”マリア・ローザ”カラパスと2位のヒンドレーの差はわずか3秒.
ドラマチックなタイム差で,実際,20ステージの「BORA大作戦+カラパスバッドデイ」で,大逆転ドラマが生まれたのだが...

全世界配信◯グソで後世に語り継がれる2017年のデュムラン(大)

ここ10年のレースで最高峰.ライブで観ることの価値を知らしめた80km独走の2018年のフルーム.

初山の一人逃げやミケルアンヘルロペスの観客ドツキ事件など優勝者以外が目立った2019年のカラパス.

トンプガンナの爆走と最終ステージ・タイム差0の2020年のゲイガンハート.

ダニマルに鼓舞され必死の形相で走り,別のステージでは極寒の山岳を独走(しかも中継中断)した2021年のベルナル.

これらの激闘に比べると,2022年はやけにあっさりしてたなぁ.

その理由を考えてみる.

1)ユアン,ギルマイ,イエーツ,アルメイダ,ミケルアンヘル・ロペスなど有力どころが次々とリタイヤしていき,早いうちから優勝候補が絞られてしまった.

2)カラパスにマリアローザが移ってから,総合勢の消極的なレースが目立った.

3)コルク事件.

4)マチューのセオリー無視の走りは確かに最高だったが,その結果他チームの事前の作戦が成り立たなくなりグダグダ(想像).

5)天気が良すぎた.雨が降ったのは半日のみ.

6)雪が降り積もる一級山岳でのレース...が観たかった.

と,なんだかんだで不満も多いが,それでも放送終了後のロスもあった.
早速,YouTubeの「LIVE CYCLING」に総集編動画が続々とアップされている.
まずはMVPのマチュー!

iPadの映像を横目でチラチラ観ていた,うちのJKが「レースのことは全然わからんけど,イタリアの風景の中を,自転車が生き物のように走り抜ける構図は,ホンマ好き」とのこと.
ほほぉ,さすが写真を趣味にしているだけのことはあるな,我が娘よ.

後,あれやねJSPORTSの実況・解説陣のやり取りは相変わらず面白い.
フランスから本格リモート参戦の別府さんのコメントは新鮮だったし,辻啓さんの「ジェノバはどう見ても神戸三宮ですね」で大爆笑.

てなわけで,自転車動画を色々検索していると,意外なチャンネルがひっかかった.

宇多丸さんと言えば,ユニークな視点からの映画批評が真骨頂.
ナーメテーター映画という言葉は,この番組から誕生した.

一見自転車レースに無関係な宇多丸さん.近頃は「F1」から始まって,乗り物系に興味が出てきたらしい.
で,通な人をゲストに呼んでの,ロードレース入門解説回である.

「ウルトラ団体競技」「風景がキレイ」に関してはアグリーできる内容だが,レースについては「スプリントステージのゴール」が中心だったのは仕方がないか(サンキュータツオさんはサガンファンらしい).

もちろん最後には関連映画の紹介.

フランス製アニメの『ベルヴィル・ランデブー』が気になる.
いつか視聴したい.

さて,いずれにせよ...次は「ツール」だ!

思った以上にウルトラマン~『シン・ウルトラマン』を観た

2022/5/14 Sat

始まって5秒でヤラれました.

完全におっさんホイホイ映画でした.

以下,ネタバレです.

ザラブと言えばニセウルトラマン(ツリ目ではありません).
メフィラスと言えば巨大フジ隊員(今回は長澤まさみ).
そして最後かつ最強の敵と言えば...ゼ~ット~ンピコピコピコ(限りなく使徒).

安心してください.全部出ます.

オープンニングの絵の具かき混ぜからの『シン・ゴジラ』が破れての『シン・ウルトラマン』

その次が第一禍威獣,ゴメス
マ,マンモスフラワー!? ペギラ!?
誰得? ヲタ得! オレ得!

そうネロンガが出てくるまでは,人間(禍特対+自衛隊)が単独でこいつらを倒していたのだ(時々作戦失敗).

電気を食うネロンガに手を焼く禍特対.このままでは選挙区がやばい.
そこへ降ってくる火の玉.
全身銀色,かつその顔はいわゆるシワ顔のAタイプ.

スペシウム光線の発射ポーズ.左手をゆっくりと回してくるそのタメがたまらん.

その戦闘の際,子供をかばって死んでしまう主人公のシンジ.
彼を救うため”ウルトラマン”は,シンジと融合し地球に残ることになる.
人間と融合したので,身体に赤いラインが入り,顔がB(C)タイプに変化したのだろうか?

禍特対に新人,”長澤まさみ”が赴任.
少々ぶっとんだキャラ.
やたら自分や他人のお尻を触る.
説明口調で禍特対のメンバー紹介をしてくれる(石坂浩二ばりの親切さ).
この辺り,めちゃめちゃテンポが良い.

禍威獣対策テント内の雰囲気は『シン・ゴジ』っぽいが,日常パートはとぼけたギャグ多め.
その世界観,つながっているようでつながっていない絶妙な調整.
そやな,『マン』『セブン』も全然雰囲気違うしな.そんな感じ.

次はガボラ戦.
さすがにエヴァのあのBGM”は流れない.
その代わり,オリジナルの『マン』のBGMがガンガン流れる(肝心の主題歌がなかったけど).

カラータイマーはないけど,「エネルギーそろそろやばい」は赤いラインが緑に変わることで表現している.
一気に弱そうに見える.

次はザラブ星人戦.
なぜか裏側がスカスカなデザイン.
透明というわけでなく,元々そういう生命体なのか.
かの有名な「戦闘中,マスクの硬いところを殴ってしまい,ガチで痛がるウルトラマン」まで再現するとは...誰得? ヲタ得! オレ得!

次はメフィラス星人戦.
この映画の諸悪の根源.
これまで襲ってきた禍威獣たちは,太古の昔,外星人がこっそり地球(なぜか日本)に仕込んでおいた生物兵器であり,それを起動させたのがメフィラス星人だったのだ.
進化した人類に「オーバーテクノロジー(ベータカプセル)を提供するから,自分を上位存在(神)にしろ」という,「地球あげます」以上にやっかいな要求.
それをあっさり飲んでしまう日本政府.あれ,現代社会の構図と...ゴホンゴホン.

あれ,この設定どこかで...おお,最初はめちゃめちゃ面白かったのに,クライマックスで大コケした『正解するカド』っぽいぞ.

正解するカド

さらに人類が巨人化して生体兵器って...おお樋口監督の黒歴史『進撃の巨人』っぽいぞ.

進撃の巨人 ATTACK ON TITAN

その企みを阻止すべく活躍する禍特対.
ウルトラマンとメフィラスの一騎打ちはオリジナル通りに引き分けとなる.

その理由が面白い.
メフィラスが光の星からの使者を見,その目的に気づいたから ⇒ 「この星は終わりだ.帰ろっと」 

さて,その使者であるが,ゾフィーではなく「ゾーフィ」
胸のブツブツがなかったので,最初は「新マン(ジャック)」かと思った.
「なんか,治安の悪い星で,下っ端の監視員が変なことしとるでぇ」と様子を見に来たらしい.

そしてゼットン戦.
東京の空に浮かぶゼットン.巨神兵か.

一番びっくりしたのは,このゼットンを起動させたのは「正義の味方」であるはずの,ゾーフィ...っつか光の星の総意.
オリジナル通り,ウルトラマンの全ての攻撃をバリアーで跳ね返す.
そして火球攻撃.
まるでガトランティスの彗星帝国のようだ.

敗北するウルトラマン.

諦めかける人類(の上級国民).
その窮地を救ったのはペンシル爆弾ではなく,人類の叡智.
イデのごとくクサっていた〇〇隊員(名前忘れた)が大活躍.
ベータカプセル二度押しで,ゼットンの一兆度の火球を異空間に飛ばせることが判明.

実行するのは”覚悟”したウルトラマン.
”他人のために自分の生命を捧げる”行為が自分にもできる...これは宇宙では非常識な考えなのだろうか?

0.01秒でゼットンをふっとばしたウルトラマン.
異空間に飲み込まれないように必死で抗うが,残念ながら力尽きる.

不思議時空でのゾーフィとの対話.
そしてあの名言.

「そんなに人間が好きになったのかウルトラマン」

いや,ここは泣けますよ.
今回のゾーフィは都合よく”生命”を何個も持ってきていない.
ハヤタ...ではなく,シンジに生命を残し,空っぽのウルトラマンを分離.

シンジが目覚めたところで映画は終わる.
うん? もしかすると目覚めたのはウルトラマンかも...

エンディング後のオマケ映像は...なかった.
キレイまとまっているので続編は不要やけどな.

ホメてばかりでは何なので,残念な点を述べると,「人間が好きになる」過程が足りなかったような気がする.
シンジとウルトラマンが融合してからの日常パートや他の禍威獣との戦いがもう少し欲しかったな.
新海カントクばりの,BGMを流しながらのダイジェスト映像でもいいので.
バルタンとかダダとかレッドキングとかガラモンはひょっとして「2」に残してるんかな?

最初に,おっさん(しかも50代以上の特撮マニア)向けと書いたけど,オリジナルを知らない人でも十分楽しめる映画だと思います.
近いうちにもう一回行こう.

そやけど,よくぞ,これほどの内容を2時間にまとめたもんだ.
樋口カントクカントクの特撮への愛があふれる映画でした.

図書館と河川敷とカフェと~ファットバイク☓モンキー125

2022/4/2 Sat

2☓2(☓2)生活.

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Broken clouds, 3°C, Feels like -1°C, Humidity 52%, Wind 6m/s from WSW

さて土曜日である.
雪はもう降らない.
気温は...なかなか上がらんなぁ.

その午前.
えっ? アホ息子がでかけた? カギ持たずに?
うーん,外出を諦めるか.

(1時間経過)

「とーちゃん,寒いから帰ってきた!」
そうか,では出かけるとしよう.
時間的に遠出は無理.
予約本確保の連絡があった図書館に行こう.

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さて図書館での要件終了.
このまま真っ直ぐ帰るのももったいない.
雪解けが始まっている河川敷のサイクリングロードが走れるかどうか,確認にでも行くか.

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まだまだ残雪多め.
4.8インチファットでも苦しい.
むしろコースから外れて林の中を走るほうが楽.
逆にこうした場所を走れるのも今の季節だけ.

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取水堰通行時,見下ろすと中洲っぽい場所に釣り人の姿が.
うん? ウエーダーで渡れる深さではないはず.
となると,どこかで岸と中洲がつながっているということ? 行かねば.

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はい.無事に渡れました.
釣り人の邪魔にならないように少し離れて写真撮影.
ここもある意味,季節限定ポイント(なのか?)

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つーことで,図書館だけに留まらずの河川敷調査.
まだ,ファットバイクの方が楽しめるな.

はい.ここで第一部終了.
帰宅して昨夜の焼肉の争奪戦.
食が細かったアホ息子も,最近ようやく”食べる”ようになってきた.

Kazchariの高校時代を考えると,男の子はこの先が恐ろしい.
白飯デフォルトで茶碗3杯やしな.なのに体重50kg...どんだけ代謝ええねん.

さて,次に乗るのは,お待ちかねのモンキー125である.
冬眠から覚めたばかりの新しい相棒.乗らずにいられないッ!

つーことでガレージから引っ張り出して向かうは上富良野方面.

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国道を通ってこの日新ダムまで走ったのだが,昨シーズンよりも明らかに加速するような気がする.
特に坂道で顕著.
やはりこのマフラーのおかげかな.

それに...2本出しの不等サウンドも良い(それほどうるさくない).

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白金温泉に続く道道に出て,向かう先は...

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『カフェレストラン バーチ』さんでした.
アップルパイ(アイス付き)とコーヒーのセットをいただく.

マスターといろいろなお話.
まずは,Kazchariも参加したびえいビルケの森スノーサイクルフェスティバルの件.

第1回びえいビルケの森スノーサイクルフェスティバル~120分耐久レース

コースも整備されていて,実に楽しいレースだったのだが,初期案では丸太をコースに並べてかついで渡るセクションの案もあったとか...(リスク回避で却下).
その他,運営に関するウラ話や苦労話を聞かせていただきました.
ぜひ,来年も第二回の開催を!(ただしトイレの設置をオナシャス).

と,2時間近く居座ってしまいましたが,中でも一番盛り上がったのはオートバイ談義.
マスターと年齢が近いこともあり,あるある話に花が咲く.
「MVX250の後ろを走るとどうなる」「SR500のキックは大変」などなど.
実に楽しかった.

で,17時帰路につく.
日没はまだだが,気温がどんどん下がってくる.
「メッシュインナー」「セーター」(これらはチャリ用)に「バイクジャケット」では耐えきれず,持参した「ウインドブレーカー」と秘密兵器「電熱ベスト」を着用.
着すぎ? いや,身体を動かさない分,チャリより厚着しないと死んでまう.

それでも直帰せず,夕陽を求めて美瑛の丘へ.

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期待通りの美しさ.
待てば待つほどマジックアワーに近づく雰囲気.
さすがに今日は帰るけど.

先程の『バーチ』のマスターとの会話にも出てきたが,何度通ってもこの風景には飽きない.
そらそうだ.
ここは全国のライダー,チャリダー憧れの地なのだから.

で,夜は夜でZwift.

ローラーの友はアニメ『平家物語』最終回.
これだけ”品の良い”作品はなかなかない.

平家物語

つーことで,二輪三昧の土曜日でした.

さぁ,明日の日曜日は1日フリー!
2022年,ロードバイク練習スタートの予定.

TTバー外して,スマートローラーからおろして,チェーンルブ注して...寝よう.

マチナカ寄り道ランチライド

2022/3/13 Sun

おかわり.

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Few clouds, 1°C, Feels like 1°C, Humidity 60%, Wind 1m/s from N

※ このライドは富沢クロカンコースふたたびライドの続きである.

高砂温泉には寄らず自宅に直帰.
ますます気温が上がり,ガレージの屋根から雪庇が伸びている.
除雪スコップで落とす.
駐車スペースが雪で埋まってしまい,停めることができない.
この時期の風物詩.
春だねぇ.

さて,汗だくのウェアを脱いで洗濯.
シャワーで洗体.
プロテインを飲む.
写真を整理してSTRAVAにデータをアップ.

ようやく落ち着いた.

リビングでは,高校受験を終え,すっかりだらけムードの長女がTVでAmazon Prime Videoを,“朝飯”を食べながら見ていた.もう11時やっつーの.

娘が絶賛ドハマリ中なのがこれ.

その着せ替え人形は恋をする

もちろん薦めたのはKazchariだ.
今期,冬アニメでは「鬼滅」「進撃」に続き第3ポジション(当家比)
内容的に年頃の娘に父親が薦めるのはどうか?という意見もあろうが,そこは無視.よくできている.

洗濯物を干し昼飯を食べに行くことにする.
もちろんファットバイクで.

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歩道はこんな感じ.
お気に入りの「Maxxis Minion」でガシガシ進む.

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まずはゲオにレンタルコミックを返しに行く.
先日,一株¥1,150(☓100)程度で売ってしまったゲオホールディングス株.
レンタル半額の株主優待がなくなったので,以前ほど通うことはなくなっている.
間があくと,記憶力の減退に伴い,新しい巻が出るたびに借りても内容を忘れてしまうことが多い.
今後は完結本を中心にしよう.

少しやらかしたかな,と思ったのが,Kazchariが全株売却後,2,3日後なぜか一株¥1,500ほどに高騰したこと.

解せぬ.

単純計算で¥30,000ほど損したことになる.
ホンマ株価の読みは難しい.
やはりKazchariには長期積立インデックスが向いているようだ.

全面改訂 第3版 ほったらかし投資術 (朝日新書)

とかなんとかせこいことを考えているうちにゲオミッション終了.
次はメシだ.

某SNSの「旭川グルメ系投稿」によると,チェーン店や郊外型の店舗より,マチナカによさそうな店が多そう.

自由に走り回れるチャリで散策するのも一興と,ファットバイクで向かう.

旭川に住んで18年になるが,まだまだ知らない場所が多い.
クルマだとさっと止まって散策というわけにはいかない.
バスを使っての徒歩だと限界がある.
その点,チャリは自由だ.

視界全開の大パノラマ,草木生い茂るジャングルも好きだが,それと同じくらいアジアの雑踏も好みだ.

廃墟というわけではないが,この廃れ感も悪くない.
経営者は大変だろうけど.
形骸化しているとはいえ,「まん防発令中」ということもあり,休業中の張り紙もよく見る.

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とまぁ,そんなことを考えながらゆるポタ.そう,正にゆるポタ.
ただし,肝心の開いている店がない.
つーか,旭川のど真ん中で日曜日の昼から営業している店はまれ.
そらそうだ.

本来,夜の街なのだ.

仕方がないと,引き返す.
こうなったら以前から気になっていたハンバーグ店へ行ってみる.

すでに13時を回っており,かつ一人ということもあり待たずに座れた.
雰囲気は想像以上にファミレス.
価格設定も近い.
注文するのはもちろん看板メニューのデミグラスソースのハンバーグ300g.

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もちろん普通に美味い.
ただ,Kazchari的ハンバーグランキング1位,2位は変わらず.

雪とびえい牛ハンバーグライド

塊ではなく,口の中で崩れ,肉汁がジワーっと出てくるようなハンバーグが好み,と確信した.

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神楽岡公園方面から帰宅.
相変わらずザクザク歩道が楽しい.
車道の路肩もファットバイクのタイヤなら安心して走れるので,歩行者のジャマにならないように時々走る.

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帰宅すると,娘がホワイトデーのお菓子作りをしていた.
女友達にあげるそうな.
うん? ホワイトデーってそんな日だっけ?

お菓子の焼き上げ中,休憩している娘に「これを見てみぃ.感動して泣けるで」と録画していた浦沢直樹の「漫勉」を強制的に見せる.
もちろんゲストが言わずもがなの『弱ペダ』作者の渡辺航の回.

浦沢直樹の漫勉NEO「渡辺航」

Kazchari自身は既に視聴済み.
「だがこれは」と娘に見せたかったのだ.

見てて何が驚いたって,

(1) 描くのが速い,速すぎる.見開き4ページをペン入れ1時間半!
(2) キャラ,自転車は言うに及ばず,背景を含めほぼ一人で描いている.

アシスタントの仕事って実質トーン貼りぐらい?

ただの線に生命が宿る瞬間.
素直に感動しました.

「映画やアニメより動きがある絵」という浦沢評に完全同意.

さて夜はネット配信にて,BTSの有料限定ライブがあるらしい.
入学祝いの一環として,ヨメさんがプレゼント.
ホンマは映画館でのライブビューイングチケットを購入予定だったが,数秒で完売.ようするに争奪戦敗退.

「どうせ観るなら」と,久しぶりにリビングに100インチスクリーンをセット.
プロジェクタとスピーカーを設置して,ライブ会場っぽくした.

Ankerの『Soundcore Motion+』を接続.いい音鳴るぜ.

Anker Soundcore Motion+ Bluetooth スピーカー 防水 重低音 apt-X 30W出力 12時間連続再生 IPX7 パッシブラジエーター iPhone & Android 対応 ブラック

『Anker Soundcore Motion+』レビュー

2台あればサラウンド感アップ.

2台めの『Anker Soundcore Motion+』

iPad Air

当然,KazchariはBTSのライブには全く興味がない.

その時間,2度目のおかわりとして自室でZwift.
友はAmazon Prime Videoで『硫黄島からの手紙』だ.

硫黄島からの手紙(字幕版)

こんな時だからこその戦争映画視聴継続中.

もちろん,対となる『父親たちの星条旗』も視聴済み.
近日レビューを書く予定.

チャリに乗りまくり,長女のオタク趣味に付き合った...いや逆に付き合わせた日.
内容がやたらに濃い日曜日だった.

今後も知らない道,知らない店に行ってみよう.
健康でいられるうちに.
そして平和であるうちに.

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『イデオン』デザイン考(その3)

2022/3/2 Wed

その時,イデが発動した.

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一応このブログは,チャリネタが中心.
そんな中,意外にもアクセス数が多いのが「『イデオン』デザイン考」と題した2本.

『イデオン』デザイン考(その1)

『イデオン』デザイン考(その2)

今も新作が延々と続くガンダムならともかく,イデオンですよ.
どういう人が,どういう興味を持ってここにたどり着いているのだろう?

もちろん「絶対イデオン基準」(by福井晴敏)なる言葉があるくらい,根強い(おっさん)ファンがいるのは承知.
放送当時15歳だったKazchariが,初めて創作物の持つパワーに打ちのめされた作品だった.

1982年の劇場版の公開をもって,作品そのものは完全に終了.

「伝説巨神イデオン」劇場版 Blu-ray(接触篇、発動篇)

もちろんこのBlu-rayは持ってます,つーかDVDも買ってたりする.
ちなみに劇場では3回観た.途中経過の試写会にも行った.懐かしい.

ガンダムのように続編や派生作品が展開されるわけではない.
続編,リメイクの噂も一切ない.

ただ昔の雑誌インタビューで富野カントクが「いつか『リング・オブ・イデオン』を作りたい」とか言ってたような...劇場版『Z』のデキを鑑みるに...ヤメテーッ!

そんなイデオンだが,今でも時折,新規造形の立体物が発売される.
その最新作(?)は『threezeroX竹谷隆之イデオン』である.

threezeroX竹谷隆之 伝説巨神イデオン イデオン ノンスケール ABS&PVC&POM&亜鉛合金製 塗装済み可動フィギュア

昨年12月に発売予定だったが,なんやかんやで今年の9月発売に延期されたようだ.

発売に至った背景はこの記事に詳しい.

イデオンが鬼才・竹谷隆之のアレンジでアクションフィギュア化! 「threezeroX竹谷隆之 イデオン」発売記念インタビュー「接触篇」──ロボ好き声優・泰勇気がその魅力に迫る!

竹谷氏と言えば,財団BのSICシリーズが有名.
主に東映系特撮ヒーローを,生物系デザインはより有機的に,メカ系デザインもそれなりにウネウネとリモデリング.
時には独自解釈が過ぎてもはや別物(最近のは抑え気味).
Kazchariも嫌いじゃないので,数体コレクションしている.

で,その新作イデオンの価格は驚愕の¥132,000!
定価ベースなら伝説の「νガンダム 解体匠機」より高いやん!(絶賛価格高騰中)

METAL STRUCTURE 解体匠機 逆襲のシャア RX-93 νガンダム

Kazchariはトイ・コレクターでもある.

長女がまだ幼少だった頃,誕生日やクリスマスのプレゼント選びのため,久々に訪れた「トイザらス」で初期フィギュアーツ「仮面ライダーW」を手にとったのが運の尽き.
以降,すっかり15以上対象のハイエイジトイにはまってしまった.

とは言え,さすがに昨今の価格高騰にはついていけず,せいぜいフィギュアーツの新作主役ライダーだけを購入してきた.つまり1年に1回だけのペース.

コレクター気質~SHF『セイバー』買っちった

この法則に従うなら最新作『リバイス』の場合,2体分買う必要がある.
それをきかっけにコレクター引退宣言.

つーことで,終活の一貫としてヤフオクでコレクション整理中.
これは永久保存!と買ったはずのものにも容赦ない.
興味のある人は検索し,入札ご検討下さい(宣伝).

さて,話を「竹谷イデオン」に戻す.
さすがにこの値段だと...なので,買う予定は全くない.
もし,金銭的に余裕があったとして,欲しいかと言えば...どうだろう?

以下,公開されている画像からの感想.
実物を目の前にするとまた異なるかもしれんけど.

今回のアレンジだが,SICっぽいうねうね感は健在.
それでもイデオンにしか見えない.
カラーリング変えたらわからんかも.

アレンジの方向性は仏像+アールデコ?
モーターヘッドっぽさや“オーガニック的な”アンチボディの雰囲気もある.
つまり永野護

全身の細かいディテールも生物感っつーか,”柔らかい金属感”が出ている.
腰回りの甲殻類的な気持ち悪さも良い.
末端肥大気味で,実際のサイズ(肩高46cm)に限らず巨大感はめちゃくちゃある.

イデオンゲージは3つあるが,ノバについているのは開きそうにないし,バスタのは反転してグレンキャノンにはならなさそう.

あまり目立たないけど,特徴的なのが6本指.
神秘性の表現? もしくは古○つ○先生リスペクト?

話は変わるが,指の本数が多い多指症の方はけっこういる.
日本の場合,新生児のうちに切断するらしいが,インドあたりでは幸運の印とされ,残している方も多いそうな.
Kazchariもジャマイカにいたころ,数名見たことがある.
もっとも,全ての骨が揃っていて,まともに動かせる人は少ないらしいけど.

この形状の割に可動性は優秀.
もちろん合体変形はしない設定っぽい.

後は...デカイ.
それに,たぶん重い.
イデオンとしてこの重量感は外せない要素.
悪く言えば邪魔だが,こうしたトイに13万円払う人は,そんなこと気にしないか.

総じて,これまでイラスト上でありがちだった「異星人のメカは本来こうあるべき」を3次元化したトイの最高峰,であるのは間違いない.

この「竹谷イデオン」で新作,もいくはリメイクを妄想してみる.
ここまで有機的デザインにしてしまうと,バッフ・クラン側のメカを鋭角に,無機物風にしないとバランスが取れない.
ロボアニメには,生物っぽいのは敵メカ,角ばっているのは味方という法則がある(『超時空世紀オーガス』はあえて逆にした).

いっそのこと,バッフ・クランと地球の立場を入れ替えるのはどうだろう.
イデオンを手に入れるのがバッフ・クランで,地球がイデオン奪取を図る...これはこれで面白そうだ.
メタバース流行りやしな.

こいつの後『FAイデオン』見ると,普通すぎて...
確かYouTubeのレビューでも”普通”という声が多かったはず.
結局,Kazchariもスルー中やし(まだ買えます).

超合金魂 伝説巨人イデオン GX-92 伝説巨神イデオン F.A.

機会があれば第4弾として,サムネにある「イデプラ」の雑感かな.
ちょうどアオシマの旧キットを押し入れから発掘したし,最近買ったスーパーミニプラもあるし.
近いうち,オークション行き?