2021/7/4 Sun
Kazchari,中学生にチギられるの巻
Broken clouds, 19°C, Feels like 21°C, Humidity 93%, Wind 0m/s from SE
ついにこの日がやってまいりました.
本来であれば万全な調子で臨みたいところであるが,前夜つまり土曜日の夜は今夏一番の熱帯夜.
10時過ぎにベッドに横になるも,全く熟睡できず.
途中2回もトイレに起き,うつらうつらしている間に,とうとう起床時間の3時半となった.
うわっ,ほとんど徹夜やん!
「そうや,ツールが面白過ぎるのがアカンのや!」と,ついつい遅くまで観ていたオンデマンドに責任転嫁しても後の祭り.
ピザトースト+コーヒーの朝食,およびドーピング錠剤を呑んで4時半頃に出発したものの,途中で着替えバッグを忘れたことに気付き引き返すなど,寝不足からくるポカをやらかす.
大丈夫なのか?
あっ,ちなみにドーピング錠剤とはこいつのことです.
グリコ パワープロダクション エキストラ オキシアップ サプリメント 120粒【使用目安 約30日分】アスタキサンチン 鉄分 ビタミン オキシアップ
イベントやロングライド前には飲んでます.
効果あるようなないような...
ただし毎日飲むのはコスト的に厳しい.
ナビで一番近道のルートを辿り,5時半には目的地の駐車場についた.
既に先客チラホラ.
冬チャリでお世話になったYさんや,STARVAで名前だけ存じ上げている方々と少しだけ交流.
そう,話し込む前にアップしなければ.
早朝かつ寝不足のこの脚よ,よみがえれ!
昨年の経験からクルマの脇で3本ローラーを回すことは困難だとわかった(転倒が怖い).
とは言え,スマートトレーナーは重くて持参はしんどい.
ホンマやったら,こういうのがベスト.
MINOURA(ミノウラ) FG220 Hybrid Roller ハイブリッドローラー
正にこいつをクルマの横で回している方がいた.
無い物ねだりしていても仕方がないので,上川市内をぐるぐる回ることにする.
小さな町なのに高架橋がいくつかある.
ダンシングのフォーム確認.
腰をおろすと,サドルのネジ締め付けが弱かったのか,突然前下がりに...
TENDOC 超軽量 98g フル カーボン シート サドル レール Full carbon
ビビったビビった.
ただでさえカーボンレールは繊細,かつ激安の怪しい中華サドルは締め付けトルクがよくわからん.
レース中でなくて良かった(思いっきり伏線).
つーことで6時受付開始,さらにアップ走行を続け7時に集合(約10km乗った).
注意事項の説明を受ける.
一昨年との違いはいくつかあるが,まずグループ出走になったこと.
10人1組,全6グループが5分ごとにスタートする形式になった.
結果的に走りやすくてgood.
ただし,リザルトが最後までわからないというジレンマもあるけどな.
後は新コロ対策でレース前後はマスク着用(配布あり).
前回画質が荒く「もったいない」との指摘があった記録映像機器もかなりグレードアップしていた.
参加賞は2点(?).
一つは『リ・ソビーム』という何やらモビルスーツのような名前の健康シール.
早速,膝の外側に貼った.
もう一点は,森のガーデンの「ジェラート」引換券.
ただし,こいつの使用は「明日以降」という謎の条件が付いていた.
その場の,いぶかし気な雰囲気を察したのか,本日ゴール後も,ジェラート,しかもダブルが頂けるよう手配するというアナウンスが.ありがたい.
7時20分.スタート地点まで移動開始.
緊張感が高まる.
「Kazchariなんて,2回目やし余裕余裕~」なわけはなく,スタートからゴールまでのイメトレをしつつ走る.
だってさぁ,グループ1ってメンバーエグすぎやし.
スタートラインに並ぶ.
ここでさらに15分ほど待機.
ちなみにミドリにイエロー水玉のチャンピオンジャージがNさん.
足が長くて日本人ばなれした体形をしてはる.
横に並んだ高校生と会話.
Kazchariもよく知る学校だが,自転車部があるとは知らなかったと伝えると「いえ,部活ではなく個人サークルです.一人でやってます」とのこと.ええ根性や.
高校生と言えば,一昨年この大会で話したスーパーライダーAくんのことを知っていたので,最近どうしているか消息を尋ねる.
「あぁ,Aくんですか.完全に自転車やめました.今はクルマに夢中です」
そ,そうなんや...残念やな...まぁ,若い時っていろんなものに興味移って当然やしな.
と,そうこうしているうちにスタート時間の8時となる!
Kazchari,発進!
うわっ,クリートがはまらんっ!
うわっ,サドルが前におじぎしたァ!
と完全に出遅れ.
少々慌てるが,最初の激坂手前でようやく落ち着く.この時点でほぼ最後尾.
ただ周りのペースもそれほど速くない.
先頭グループもあまり飛ばしていない.
落ち着いて,最近習得した「引き足走法」で数人を抜きつつ,先行する5人グループの後を追いかける(つまり現在5位).
最初の坂を越えて,やや勾配が緩む.
さぁ,追いつくでぇ!と踏む.
当然先行グループも考えることは同じなのでスピードアップ.
少しずつ離される.
先はまだ長い.ここはマイペース走法...を心がける.
やがて先頭グループから2名脱落.
その4位と5位の差も開きつつある.
この二人にはなんとか追い付けそうな気がしてきた.
平坦路でフロントアウターへ.
距離が...縮まらない.
勝負は次の坂やぁ~と先延ばし.
残り2kmを過ぎてようやく,5番手に追いつく.
どう見ても中学生.
身長はそこそこあるが華奢な身体.
アルミフレームのバイクがやたらでかく見える.
パワーウエイトレシオ的にKazchariを圧倒している.
そしてメガネ.
さ,坂道くん!?
しかしダンシングを多用.
さらにギアも重めでガシガシ踏みこんでいる.
坂道くんなのは見た目だけでした.
一度は先行するが,最後の坂でKazchari,力尽きる.
9秒差をつけられて,とうとうゴール.
前回もそうだったが,ゴール前,出し切った感がないなぁ.
どうも,最後の最後に痛みや疲労に負けてしまう.
なんだかんだで,ラストは根性が重要なのか...
ゴール後話すとやはり中学三年生.うちの娘と同じやん.
つーことで,地獄のグループ1内では6位.
密を避けるため,細かいリザルトはサイトにアップということで,最終的に何位で,何分何秒かかったのかは後のお楽しみ.
他の選手のゴールを待つ.
ゴール後,新しい不織布マスクをもらう.
何やらメンソール物質がしみこませてあるのか,妙にスースーする.
それはそれでいいのだが,どうもこの物質がKazchariに合わなかったのか,くしゃみが止まらんようになった.辛い...
全選手ゴール後,スタート前に説明があったジェラートをいただく.
いよいよ表彰式.
今年は「面白ライダー賞」が新設され,受賞したのは,知る人ぞ知る「ぬこ所長」(アイスブルベ100kmを5時間で走る超人).
ママチャリでの参加.
それでも18分台という衝撃のスピード.
こっちも坂道くん!?
それだけでなく前日はキャンプ泊.
装備はなぜか「ubereats」の例のバッグに.
もちろん帰路も担いで帰った.
恐ろしい子!
そして優勝はもちろんあの人.
ディフェンディングチャンピオンのNさんである.
タイムは驚愕の11:54!
ここでふと思ったのだが,カラパスとかベルナルが走ったら,一体どんなタイムになるんやろ?
はい.
これで無事レース終了.
前回は年長者に抜かれたと悔しがり,今回は中学生に抜かれたと悔しがり...ホンマめんどくさいおっさんやな,Kazchariも.
一昨年はレースの不完全燃焼の反動から三国峠まで登ったが,今日はほぼ完徹の影響か疲労感が半端ない.
素直に帰宅することにした.
家に着くや否や,Garminのデータをアップロード.
ドキドキしながら「HC区間」セグメントのタイムを確認する.
すると...えっ? 23分!?
そんなアホな.
遅すぎる.
GPSのエラーか,セグメントの設定がおかしいのか,ウォームアップ時に上川町内をうろうろしてたせいなのか,このタイムはいくらなんでもあり得ない.
と,憤慨しても数値が変わるわけもなく,公式の発表を待つことに.
昼食後ひと眠り.
起きるとFacebookの『旭ヶ丘ヒルクライムアタック』公式ページにリザルトがアップされていた.
タイムを確認すると14:08で総合9位..あれ? 2019年は13:30やったんやけどな.
老いたか? Kazchariよ...
来年は精進せねば(何に?)
(やっぱTubolitoにしとけば...)← おい
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※ 追記.2022年大会はこちら.