ファットなワンちゃんトレイルライド

2025/11/3 Mon

カオス

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晴れ時々曇り.温度:6 ℃,湿度:62%,体感温度:5 ℃,風速:12.6 km/時,風向:N

本日はダブルヘッダー.

午前中は旅に備えてBROMPTONの試走.

BROMPTONな旅の前の試走ライド

新機材の走行性能に好感覚を抱いたまま急いで帰宅.
お次はファットバイクを準備.フラぺを片面SPDに交換する.

昼飯食って,いざ集合場所へ.
で,何のイベントに参加するのかと言うとこいつである.

某SNSで流れて来たこのチラシを見て即申し込んだ.
通常こうしたグラベルは通行禁止,もしくはお役所の許可が必要な場合がほとんど.イベントに参加しないと走るのが困難なのだ.

そして...昨今世間を騒がせているクマ問題.
この場所も頻繁に目撃されているエリアである.

富沢地区と言えば冬場のクロカン(スキー)が有名.
最近は開催されていないが,以前はシーズンの終わりにチャリ解禁デイがあった.

富沢クロカンコース開放ライド

同じコースかと思いきや,添付されている地図を見ると別のようだ.
ますます参加意欲が高まる.
しかも無料!かつ,ライド後にカレーライス提供だと!
乗るしかないっ,このBig Waveに!

それにしても...ワンちゃんと? つまり犬を連れて野山を走る? そういう世界もあるのか.

申し込むと主催のM田さんからメールあり.

「今回,MTBの走行も募っている理由は将来的にレースの開催も考えているため,実際に走行して意見を聞かせて欲しい」とのこと.

なるほど.
では,MTBに関してエキスパートな,不詳Kazchariがご意見申し上げませう(どの目線?)

EPICな全道MTB4時間耐久レースin上砂川ライド

家から会場までは16kmほど.
ウォーミングアップを兼ね,自走かつ遠回りで...って嘘.
適当なルートをチョイスしたせいで,時間ギリギリの到着になってしまった.

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道道を曲がると,集合場所まではいきなりジャリの激坂.
ひいこら登っているとクルマが次々と抜いて行く.
リアキャリア,外すべきだった...

会場に着くと既に結構な台数のクルマ.
もちろんワンちゃん連れの方がほとんど.
ちらほらと半袖半パンのガチトレラン勢もいる.

あれ,チャリは?

そこへ駆け寄ってきたのが,以前より知り合いのH田さん.
なんと,チャリの参加はKazchariとH田さんの2名のみ(1台DNS).
メットかぶって完全に浮いている2人.
そこに登場したのが我らがI林ねーさん.

Topstoneなカミフ~芦別グラベルライド

一応チャリも持ってきたが,とりあえずトレランで参加だそうな.

あちこちでワンちゃん好き同士が集まって盛り上がっている.
へぇ,しつけられた犬って全然ケンカとかしないのねん(全く興味なし)

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軽いブリーフィングの後,一番長い5kmコースから出発.
てっきりヒグマ対策のため,先導車の後を,ゆっくりゾロゾロついていくかと思いきや,そんなこたぁ全然なく,各自のペースで走っていく.
いいねぇ,この自由な雰囲気.
まぁ,これだけ大人数かつ犬だらけの団体をクマが襲うとは考えにくい.

スタート後の最初の登りからかなりの勾配.
それに昨日までの雨で,かなりのぐちょぐちょ路面で滑る滑る.
グラベルロードや細タイヤのMTBだと大変だったろう.

横を走っていたI林ねーさんから「ファットで正解!」と太鼓判.

あくまで「ワンちゃんとトレラン」が主旨なので,ランナーで大渋滞するかなと思いきや,道幅も広く,適当にバラけてそうでもなかった.
渋滞で足つきすることもなく,するすると登れる.楽しい.

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そして倒木.
ジャンプで飛び越え...れる高さではなかったの担ぐ.

いただき画像

続く直登の激坂(13%~)もズルズルとクリア,さすがファットだ,なんともないぜ!(ただし既にドロドロ)
ガチトレラン勢には次々と抜かれるがな.

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2kmと5kmの分岐点に到着.
このコース,最初の坂を登り切ると後は平坦基調.
もちろんチャリ勢2名は5kmを選択.

いただき画像

少し下ったヒャッハーエリア.
トレランの参加者もだいぶ少なくなり,進路が完全にクリア.
さすがに5kmコースを選択する人は少ない?

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逆に言えばこちらを走る方々は,ワンちゃんもご主人もみんな元気.
速い速い(っつーか,ハイテンションな犬に連れまわされている感).

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その後も緩急のついた実に魅力的なコースが続く.
前方からM田さんの軽トラがやってきたので,感想を求められる.
もちろん「楽しいです.レース形式にしたらめちゃめちゃ盛り上がると思います」と即答.

道幅も広いし一部を除きテクニカルな場面は少ないので,完全にパワー・持久力がモノを言うだろう.ある意味安全?

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下った先に分岐点.
曲がらずに直進すると,例の富沢クロカンコースにつながるらしい.

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先ほど通過した2kmと5kmの分岐点に戻って来た.

スタッフがいたため「このコース素晴らしいです.でも,普段は勝手に走っちゃダメなんですよね?」と聞いてみる.
曰く「えー,営林署の方に見つかると怒られます」(解釈はご自由に)

まぁ,ひとつ言えるのは,一人で走る勇気は...爆発させてはいけないエリアである.

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このまま下るとイベントが終了してしまう.
もったいないので,ここからの周回コースをおかわりすることにした.

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2周目ともなると誰もいない.
ゆえにペースを上げて爆走!

...あれ? ここがどういう所か忘れていません?

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ふと冷静に帰る.
戻りますか.十分堪能しました.

分岐からゴールに戻るダウンヒル.
遠方に人影を確認して一安心.

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とっかかりの激坂.
雨にえぐられたのか,深い溝がある.
華麗にジャンプ!なんてことはしません.できません.

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駐車場に戻る.
クルマの数は相当減っていた.
そらそうだ.
まだ15時前だが,急に冷え込んできた.

遅れて帰ってきたので,”オツカレー”は既にないかもと思っていたが,しっかり残っていた.

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それどころか相当余ってしまったらしく,ずうずうしくもおかわり.
サイコンを見ると1,000kcal以上消費している.そら,腹減るわ.

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つーことで,チャリダー2名,それにI林さんを加えて,本日の感想やらレースの可能性について,M田さん色々とトーク.

いただき画像

昨今,主に人出不足が理由で各種サイクルイベントが休止,または縮小傾向が続いている.例えば美瑛の冬チャリレースとか...

嗚呼「第4回びえいスノーサイクルフェステイバル」...

新しいイベントができるのはうれしいものである.
日々の練習へのモチベーションも上がるしな.

そうか,例の「旭ヶ丘ヒルクライム」「カミヒル」「芦別クリテリウム」のシーズン杯に組み込んでもらうとか...
MTBはカテゴリが違うから難しいか(参加者が少なくなる).

さて,ゴール後にサングラスを外そうとしたらフレームのツルの部分が折れてしまった.
イベント後で良かったっつーか,四国にも持参する予定だったので,今壊れて大正解.

めちゃめちゃ安いが侮れない性能.
調光機能はないものの,”お気に入りの”ブルーレンズは昼だろうが夜だろうが雪景色だろうが,問題なく視野を確保してくれる.
台湾一周にも持参した.

自宅まで裸眼走行になってしまったので目がシバシバ.
我慢の走行となったが,このセット,驚くべきことに予備フレームまで付いているのだ.ゆえに全く無問題.

いやーそれにしても楽しかったな.
グラベルシーズン,真っ只中である.

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TopstoneなJさんからの挑戦状〜新十津川発のグラベルライド

2025/10/26 Sun

虎の穴?

いただき画像

曇り.温度:7 ℃,湿度:81%,体感温度:8 ℃,風速:2.2 km/時,風向:NNE

本日は砂川からの刺客ことJさんのアテンドで新十津川発で奈井江やら美唄の山々を巡るグラベル三昧ライド.

Topstoneな美唄グラベル遠征ライド

ヒグマ被害の報告が相次ぐ昨今.
二人だけで山奥を走るのはキケンと,Jさんが地元や札幌のグラベルライド仲間に声をかけた.
結果,総勢7名での豪華なグラベルツアーとなった.

気になるのが当日の天気予報.
一週間前から傘マークが消えない.
前日まで雨予報のままだったが「昼過ぎまでは大丈夫でしょう」ということで,いざ,新十津川へ!

朝7時に家を出て集合場所には8時半頃着.
既にJさんが到着していた.
続いて参加メンバーが続々と到着.

みなさんとは初対面なのでご挨拶.
そして始まるメカ談義.
ロードと違って,グラベルはカスタムの幅が広い.
マイナーなパーツ名やら専門用語が飛び交って,メカに弱いKazchariは全然ついていけん.

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雲多めではあるが雨は降っておらず,あまつさえ太陽も出ている.
念のためとジレやらウインドブレーカーをリュックに詰め込み,さぁ出発しましょう.

まずは舗装路を軽く走りつつウォーミングアップ.
風が冷たい.
早くカラダを暖めないと.
いくつかの角を曲がってグラベル開始.

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Jさん曰く,この辺りのグラベルはカーブなど一部舗装されていることが多いそうな.
とまぁ,それはともかく坂が来たぁー! うひょうひょ(変態)

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いやいやこれは楽しいな.
(写真は舗装路だが)適度な締まり具合のグラベルが実に走りやすい.
軽量(?)な車体,それに前後サスが良い仕事をする.

リエゾンを挟んで今度は開けた場所に出た.

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十勝周辺のグラベルに似た雰囲気(そうか?).

Topstoneな音更周辺グラベルライド

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いただき画像

界隈(?)で有名な神内ファーム周辺.
何やらおしゃれな別荘が並ぶ.
長いダウンヒルを終えて休憩.

続く舗装路はアップダウンが激しく,インターバルトレーニング状態.
いつものE-Bikeに引き回される「旭川自転車愛好会」でのグラベルライドを思い出す.

「今日って,もしかしてゆるポタではなかった?」ことに参加者が気づき始める頃.

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舗装路の坂を登るとそこはワイン用ブドウ畑.
そういや先日の鷹栖ライドでも似たような場所があったな.

TopstoneなNew鷹栖グラベルライド

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どうやら北海道はワイン産業を積極的に盛り上げようとしているようだ.
温暖化のせい? 米もおいしくなったしな.
まぁ,ワインに限らずKazchariはあまり酒は飲まんけど(除くキャンプ時)

秀岳荘「BROMPTONミーティング北海道2025」に参加(その1)

さぁさぁ,次のグラベルだ.連続攻撃だ.

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荒れた路面のダウンヒル中,先行するJさんが急にストップ.
何かが落ちた? ただの石はねだった模様.
Kazchariを含め,誰かが何かを落とす(壊す)のもグラベルあるある.

集団ライドは楽しいが欠点もある.
自分のペースで止まれない=写真が撮りにくいこと.
特に今日は...徐々に巡航速度が上がってきたぞ.
これはこれで楽しくて停まるのがもったいない感覚.

やはり元々”そういう”走行会&メンバだったのか?

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次のグラベルは泥ヌタ.
こういう道はファットが楽しい.

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補給ポイントが乏しい今日のルート.
Jさんがあらかじめ調査していた自販機ポイントに到着.
Coke-on他,キャッシュレス対応だが,電波が悪いのかなかなか決済されない.
その上,例によってゴミ箱がないのでKazchariはパス.

休憩中,話のタネにこれまでの冬チャリ写真をみなさんに公開.
変態認定されてしまった.名誉だ.
今年も12/30に開催予定の,例のアレを宣伝しときました.

ファットな年忘れ厳冬期カミヒルライド

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地元の農家さんが開いている臨時売店を発見.

この近くに住んでいる参加者のOさん.
スタートからここまではMTBだったが,集団についていくのが辛くなり自宅でグラベルバイク(スペシャのDIVERGE)に乗り換えてきた.
おお,本気モードだ.

そう,未舗装だけならMTBは無敵だが長々と続く舗装路は苦手.
やはりダートだけのクローズドコース向きだな.

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で,この売店だが開店は本日まで.
在庫一掃なのか,豚汁とおにぎり,漬物のセットがなんと¥200!という昭和価格.

iPhone15 Pro レンズが曇っている...

美味しくいただきました.
特に漬物の塩分がありがたい.
ここでの補給がなければ,この後の激坂を乗り越えられなかった...かもしれない.

朝出ていた太陽は姿を隠し,すっかり曇り空に.
今にも降りそう.
のんびりしているヒマはない.急ぎましょう.

これからがメインイベント.
奈井江林道「京極線」に突入する.
まずは高速道路下のトンネルをくぐる.

ゲートありだが通行禁止というわけでなく,山からエゾシカが降りて来るのを防ぐ目的で設置されている.

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全員通過後,きちんと閉めました.

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ここから延々と続くヒルクライム.
外部スピーカーを装着している人はボリュームを上げる.
突如『ブレイバーン』が流れてきて大笑い.

『勇気爆発バーンブレイバーン』がとりあえず面白い

場所が場所だけに勇気爆発である!

例によって最初はヒルクライム・ヒャッハーだが,知らない道ゆえ全然ゴール(山頂)がわからん.
曲がっても曲がっても登っていく道が見える.

調子に乗って走っていると,Jさん他をちぎってしまい,一緒に走っているのが,先ほどグラベルロードに乗り換えたOさんだけになってしまった.
それに...気のせいだと思いたいが,林の中から「カサカサ」という音が幾度となく聴こえてくる.

これはヤバい.ヤバすぎるぞ!

この辺りは超ヒグマ出没エリアなのだ.
先ほどの売店のおばちゃん達にも忠告されたばかり.
ここはペースを落として,後方の集団を待つことにした.

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ちょうど頂上っぽい場所に到着.
この山に詳しいOさんに訪ねると,本当の山頂はもう少し先らしい.
まぁ,展望もまぁまぁあるし,ヒグマが潜んでそうな林もないので,ここでみなさんを待つことにする.

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ところがJさんとSさんの2名がなかなかやって来ない.

ま,まさかの事態?

...と思う頃,お二人到着.
Sさんが持病の腰痛悪化でリタイヤ寸前だったとのこと.
だが,この場所からだと戻るも地獄,進むも地獄エリア.
あと少しで登りも終了.
騙し騙し進むことになった.

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ルート上の山頂はここらしい.地味だ.
ここからは爽快なダウンヒル開始.

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開けた場所で急停車&撮影大会.
とんでもなく山奥である.
間違っても一人で走る勇気はない.
なんとJさん,このライドのために試走してくれたらしい.勇者だ.

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小粒の雨が降って来た.
本格的にヤラれる前にゴールできるか?

この辺りの林道の特徴なのか,この京極線もところどころ舗装されている.
ただし,その路面状態は決してよくなく,また緑色のコケが生えている.
一歩間違えればスリップダウン.
そして動体視力の低下がキバを剥く.
今日はコケません!

EPICな神の子池トレイルライド

腰痛のSさんも含め,全員無事に下りきる.
これで今日のハイライト「林道京極線」をオールクリア.
実に走りごたえのあるグラベルだった.
さすがのJさんチョイスである.

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とまぁ,一息ついた感じなのだが,実はこの後のルートも面白かった.
どこかの採石場につながる道のせいか,大型トラックが行きかっているようで,未舗装にも関わらず路面がガッチガチに固められている.
ツルツルではなくしっかりとグリップ.
緩斜面かつ道幅の広い超高速ダウンヒル・ロードだった.
これは楽しい.

しばらく進むと久々に住宅街.
ようやく一安心.
ヒグマとの遭遇を無事回避したぞ.

で,国道12号を渡って,文明社会の象徴であるコンビニにIN.
あくまで昼食はデポ地近くのレストランの予定.
腹が減ったが,ここはエナジージェルだけで我慢.

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石狩川沿いの堤防へ.
寒い寒い.早く帰ろう.

前方からクルマがやって来た.
まぁ,広い堤防だしクルマの通れるのか...とボヤーッと見てると,車体の後方から黒い生き物が...

えっ,えっ,まさか! こ,子熊!?

と,一瞬ビビったが,なんてこたない.黒い犬だった.まぎらわしいわ!
後で聞いたところによると,クルマに乗りながら犬の散歩をする人が結構いるそうな.人騒がせな習慣である.

もう一つ.
この河川敷は森から結構離れているのだが,実はクマの目撃証言も結構あるそうな...シャレにならん.

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それはともかく,この堰は妙におシャだ.

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つーことで,セグメントになっている激坂タイムアタックなどを経て,雨が本降りになる前に無事デポ地に帰還.お疲れ様でした.

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泥だらけになったTopstoneだが,乾いてしまった土をタオルで拭くと傷だらけになってしまう.
本格的な洗車は家ですることにし,ゆっくりとハスラーに積み込む.

だが,SさんTさん,なんと充電式の高圧洗浄機と水タンクを持参.
洗車を始めたのでびっくり.
いやぁ,もうそういう時代なのだ(意味不明)

思ったよりも安い?

で,落ち着いたところでレストランへ.
えー,現在15時.田舎あるあるで14:30でクローズ.
もう一軒,温泉施設にあるレストランもクローズ.

見事に昼食を食いっぱぐれた一行であった.
ホンマ,途中の臨時売店で豚汁とおにぎり食べといてよかった.
とは言え,それだけでは足りず,非常用にと持っておいた補給用のプロテインバーに手をつける.

つーことで本日は解散.
そのまま帰宅する者,風呂だけ入る者などバラバラ.
また会いましょう.

で,Kazchariは先ほどの温泉施設『グリーンパークしんとつかわ』にてサウナ3セット.

グラベルではコケなかったのに,洗い場で滑って転ぶトラブルあり.
実は相当脚に来ているのか?

すっかりデキあがった後,外に出ると大雨.
慎重に運転しつつ旭川に帰還.

ふー,なんとか雨は回避.
総勢7人のライドでクマさんからも退避.
ヴァリエーションに富んだグラベル.
楽しいライドでした.

雪が降る前にまたどこか,走れますかな?

BROMPTONの甘い罠~復活のmini Pハンドル編

2025/10/19 Sun

まさかの大逆転

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晴れ時々曇り.温度:7 ℃,湿度:81%,体感温度:5 ℃,風速:13.7 km/時,風向:WNW

紆余曲折の末,「miniPハンドル」をようやくインストール.
今回はその顛末と紅葉見物を兼ねての試走ライド.

Pハンドル導入の経緯は以下の記事に詳しい.

BROMPTONの甘すぎる罠~ハンドルバー編

どうあがいても装着不可だったハンドルバーを販売元のショップに返送.
しばらくして「返金するので入金口座を教えてほしい」との電話があった.

その際のやり取りにて...

Kazchari「どうして付かなかったんですかね?」

スタッフ「個体差です」

Kazchari「(それは工業製品としてどうなのか?)...そうなんですね.こちらのお店で加工を頼んでみたんですが,無理と言われました」

スタッフ「そうでしょうね.うちならなんとかできたと思うんですけど

Kazchari「えっ!? ということはもしかして,BRO本体をそちらに送れば付けてもらえるということですか!?」

スタッフ「ええ,送料と工賃がかかりますけど,それでも良いならやりますよ」

な,なんてこった.パンナコッタ.

うむ.これは試す価値があるでしょう.
まさかの大逆転.
憧れのPハンを握れる日が来るとは...(まだ予定)

つーことで,BROミーティングの翌日,ショップにゆうパックでGO!

秀岳荘「BROMPTONミーティング北海道2025」に参加(その2)

その後,作業内容に関してメールや電話でやり取り.
営業トークに乗せられ,ケーブル交換までするハメに...

・日泉ケーブルブレーキ一式(¥5,500)
・日泉ケーブルシフトケーブル一式(¥5,984)
・H&Hケーブルサーマリー(¥1,980)
・ハンドルクランプ特殊ステンレスボルトナットセット(¥1,650)
・ハンドル取付け工賃,ケーブル取付け調整工賃,シム加工,ボルト頭縮小加工,フロントライト台座ヘッドパーツ干渉加工(¥19,800)
・返送送料(¥2,680)

これに元々の「Pハンドル」「スポンジグリップ」の代金が加わると...¥60,000越え...

あー聞こえない聞こえない.まさにカスタム地獄!
後悔なんてせんぞ!

つーことで,全ての作業を終えた我がBROが返ってきた.

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ホンマ,このBROの段ボール箱が超便利.
言うまでもなくぴったり(160サイズ)だし,BROを入れても,隙間にバッグやメットを収納する余裕もある.
これ一つあれば日本中どこでも送れる(先に送って手ぶらで行ける)

で,戻ってきたBROに対し,まず行ったのは...

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新しいキックスタンドの取り付けである.
購入直後にスタンドを付けた際の記事はこれ.

BROMPTONの甘い罠~キックスタンド編

この時に購入・装着したキックスタンドはミノウラの「SLMV-3」

Amazonの商品紹介分には「BROMPTON P Line C Line 装着可能」なんて書いてあるが,12速には不可である.

確かに装着自体はできる.
だが,写真にあるように後輪シャフトへのねじ込みが浅いのだ.
事故の報告は聞かないが,リスクがあるのは確実.
何がきっかけでナットが外れるかわからない.

とは言え,その便利さには代えられない.
Kazchariは走行ごとにゆるみのチェックをかかさず,ビビりながら使っていた(すいません).
まぁ,ブルベ走ろうがジャリ道走ろうが特に問題なかったけど(結果論)

BROMPTONなBRM506薄野200(その0)

ところがどっこい,相撲はどすこい.
ついにMINOURAから「P Line,T Line 12速用のスタンド」=SLMV-4が発売されたのだぁ!

早速注文.
帰って来たBROに取り付ける.

何が変わったって,この取り付けナットである.

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右が12速用のナット.
シャフトにより深くねじ込めるように段差付きに変更.
それに合わせてベースプレートの穴も拡大.

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これで安全・安心.
焦って別メーカーの高額なチタン製スタンドを買わずに済んだ.

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ただしデメリットも一点.
ナットのサイズが15mmから17mmになった.
そのため,純正ツールキット付属の15mmレンチが無用の代物に...
そして別途,17mmレンチを持ち歩く必要ができてしまった.

BROマイスターのO西さんもT Line用にこのスタンドを購入.二人して,あーでもないこーでもないと検討した結果,Kazchariが選んだのはこいつ.

工具としての造りやサイズは良いのだが,残念ながら重い.
130gもある.だが仕方がない.
フレームバッグの中にチューブと収納.

ちなみにマイスターO西さんは,これにしたらしい.

なんと70g!
モンキーなので精度に不安があるが,滅多に使うモノじゃない,つまりパンク対応時のみなので,これで十分な気もする.

で,もう一つのカスタムポイントがバックミラー

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ロードやグラベルではバーエンドミラーを愛用しているKazchari.
うちのBROもMハンドル時は使っていたが,特殊形状のPハンドルには装着不可.ゆえにこいつをチョイス.

自由度が高く,どこにでも取り付け可能.
回転軸が多く微調整も問題なし.

で,肝心のPハンドルのBROへの取り付けだが,相当苦労した後が伺える.
問題だった厚すぎるスペーサーが原型をとどめていないっつーか,完全に新規作製?
それでもスキマをぴったり埋めるのは難しかったのか,調整の後が痛々しい.
さらに電話ではステム側のネジ穴を彫り直して,別の長いネジを調達したとか言っておられた.

大変な作業,ありがとうございました.
もちろん強く固定されている.
もう別のハンドル交換は許されない仕様.
ノーマルのMハンはどうする? 売る?

さて,リニューアルなった我がBRO,近くの公園まで紅葉を愛でに行きますか.

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ここは旭川における紅葉名所の一つ.
雨上がり&小雨模様のせいか,光が足りず少々地味な絵面だが十分に美しい.

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走り出してすぐにギアチェンジの不具合に気づく.
うちのBROは外装4速,内装3速なのだが,外装の2,3速のチェンジが決まらない.ギア抜け現象が多発.

えー,ケーブル変更してこれかいな.
返却前にここは調整してほしかったなぁ.

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この公園,以前は冬チャリのメッカだった(あくまで一部の変態さん向け)

ファット軍団大集結ライド

クロスカントリー用に整地されたコースを避けて遊ばせてもらっていたのだが,それでもクレームがあったのか(別グループのせい?),冬場は公園内チャリ進入禁止になってしまった.
当時は下の階段なんかもダウンヒルした記憶がある...

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夏は夏で遊歩道でのスローペース(&挨拶)厳守は元より,それ以外の芝上などは押して歩くようにしている.とにかく一般人に嫌われない行動を心掛ける.
MTBトレイルの日本における現状と似ている.

EPICなGLT:ゴールデンラーチトレイルMTBライド-2025

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公園を出る.
特に目的地は定めずサイクリングロードをうろうろ.
相変わらずギア抜けがひどい.
外装を4速に固定.内装側の変速で斜度に対応することにする.
今日は激坂には行けんな.

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ヒトがいない広い平坦道に出たので,ギアを一番重くして(外4,内3),Pハンドルの下部を持って踏んでみる.

こ,これは速い.

前傾姿勢となり空気抵抗減,ペダルも踏み込みやすくなる(SPD!)
サドルもロードバイク用のガチガチショートノーズなので,この前乗りポジションがしっくりくる.こりゃTTバー不要やな.

今回のPハンドル化では,この下ハンを含めてポジションが自由自在になったのが何よりうれしい.ケツ圧が逃がせて,肩周りのリラックスも図れる.

これは来月の四国一周ライドにおいて強力な武器となろう.

BROMPTONで四国一周~計画編

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となると,気になるのはこのギア抜け現象.
帰宅後マニュアルを見ながらじっくり調整しようかとも考えたが,ここは必殺他力本願
いつもお世話になっている「クランカー」さんに立ち寄って調整方法を聞いてみよう.

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クランカー着.
状況を報告すると「ケーブルを換えたばかりなら伸びたとは考えにくいので,ここのネジを回して調整できるよ」とのアドバイス.

なんてこたない.

確かに左側つまり外装ギアのケーブルネジを2,3周回すだけであっさりと調整終了.以後,ギア抜けはなくなった.
いやホンマ,Kazchariはメカに弱すぎる...(アホなのか)

これでストレスから解放.
少し堤防沿いを走った後,”みんな大好き”コスパ最強の「かつや」で昼食.今月の限定は辛美味し.

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では帰りますか.
時間的にはまだ余裕あるけど,EPICくんの洗車もあるしな.

EPICな神の子池トレイルライド

何より寒い.
ウェア的に一番中途半端な時期かもしれん.

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ここも堤防沿いのお気に入りポイント.
先ほどの公園もそうだったが,紅葉狩りの視点だと少々物足りない色づき.
見頃には遅かったのか早かったのか,それすらあいまいな日曜の午後.

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BROMPTONもほぼ理想の姿で戻ってきたし,四国ライドの準備を本格的に始めねばな.

ところで,カスタムはこれで終了? ふふふ...

EPICな神の子池トレイルライド

2025/10/13 Mon

合宿3日目 ~ MTBの愉悦

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曇り.温度:10 ℃,湿度:87%,体感温度:4 ℃,風速:20.5 km/時,風向:NNW

合宿2日目はこちら ⇒ EPICな2025ゴールデンラーチトレイル

昨日とはうって変わって暖かい夜だった.
22時過ぎに寝て,朝6時頃起床.
普段の日常とあまり変わらん.

熟睡は...やはり無理.
Garmin先生の睡眠モニターの評価は「悪い」だった.

のんびりしてはいられない.
今日は旭川に帰る日だ.
シェラフを丸め,衣類をまとめて撤収準備.

1階にて朝食.
昨日のパンの残りである.
この時にお会計.
3日間楽しみまくったわりに破格の料金.
ありがたし.

出発は遅めの8時半.
その時間まで,アートあふれる佐伯農場を散策.
まずは昨夜蒸されたサウナをあらためて紹介.

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これらが全て手作りなのが恐れ入る.
文字通り憧れのプライベートサウナである.

実はKazchari家の庭も割と広く,サウナ小屋を建てるのに十分なスパースはある.組立てキットの費用も思ったより安い.

ただし...薪にしろ電気にしろガスにしろ,運用後の燃料代が膨大と聞いてあっさり断念.週一で近所のサウナに行く方が...ええか.

昨今のサウナブームのおかげで,旭川郊外にもサウナ専用施設がぽんぽんと作られたが,たいていとんでもない料金.
インバウンド客ならともかく,あの料金でやっていけるのだろうか...知らんけど.

そして農場内をうろうろ.
全てiPhoneで撮影.
やっぱ一眼持ってきたらよかった(昨年も同じこと言ってたような).

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ここがGLT:旧KIRAWAY(北根室ランチウェイ)のスタート地点.
広大な草原が広がる.
徒歩かロバとともに歩けば,気分はもう母を訪ねる某ジェノバっ子

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出発時間になった.
Kazchariは本日のライド終了後,そのまま旭川に帰るので,HIGUMA号には乗らず,ハスラーで後をついていく.

今日は「神の子池トレイル」
昨日同様,これもツアー参加となるため詳細なログは公開できない.
興味のある方は『知床サイクリングサポート』さんにお問い合わせください.

神の子池トレイルeMTB

つーことで集合場所に到着.
これまた標高が高くて寒い寒い.風も強い.
早く走りたい...の前に記念撮影.

いただき画像

下りスタートだが,その前にガイドの西原さんから軽くブリーフィング.

「一応ダブルトラックですが,轍が15cmぐらいあるのでラインを変えるのは危険です.できるだけ真ん中を通って下さ~い」

「それとぉ,落車する原因は今言った轍にタイヤを取られたか,もしくは前の自転車との衝突です.ゆっくり,自分のペースで走ってくださ~い」

はい,わかりましたぁ.

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だがしかし.

事前に忠告を受けていたにも関わらず,ついラインを変えて端っこに.
原因は薄暗い林の中,動体視力がついてこなかったことによる.
溝なのか,水たまりなのか,苔なのか判断付かず,深い轍に突っ込んで見事に転倒.
こけた自分のカラダの上をEPICが舞うのがスローモーションで見えた.

ぐぬぬ,やっちまった...
でもまぁ,あの時よりはマシか.

EMONDAな初クラッシュライド~わりと重傷

すぐに起き上がって,自分のカラダより先にEPICのチェック(あるある)
サドルと右のレバー基部がゆるんでズレた程度で特に問題なし.
さすがは丈夫なMTBだ.ロードと違ってなんともないぜ.

カラダの方は右ヒザに軽い痛みがあるだけ(すり傷).
最大懸念の鎖骨は守られた(そういうとこだぞ!)

ファットな楽しい美瑛スノーライドのはずが...

後方から走ってきていたK野さんに声をかけられる.

「大丈夫? ここからならバスにすぐ戻れるよ」

いやいや全然問題ありません.ここでやめるなんてとんでもない.
そう,なんとなーく,コケそうな予感の中での落車,つまり準備ができていたので十分な減速と受け身が取れたのが大きい.

ツールケースから,そそくさと携帯工具を取り出し手早く修理.
走行を再開する.

慎重に坂を下り切って一旦休憩.
ここからはシングルトラック,つまりハイカー用の本格的トレイルが始まる.

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走行できる幅が狭くなり,急カーブ,アップダウンの連続.
時には斜めに倒れた木の下をくぐる.
当然,地面には木の根が露出してタイヤが滑る.

おお,これって動画で観たことあるホンモノのトレイルライドやん!

帰宅後『知床サイクリングサポート』さんの公式動画を発見.

いやいやいや実に楽しい.
これまで走っていたグラベルライドとは完全に別世界.

初めての経験である.
パワーではなくテクニックがモノを言う.

ラインを読んで危険を察知し,暴れるチャリを押さえつける.
刻々と変化する路面,空間状況に必死についていく.
息が上がることはないが,同時に呼吸リズムを整えているヒマもない.
こ,これは...瞬時の判断力が試される,言うなれば頭脳戦だ.

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何度目かの休憩中,MTBマイスターでもあるK野さんに「いやぁ,面白いけど難しいですねぇ.タイヤが滑ってカーブや木の根を越えるのが怖いですぅ」と告げると「タイヤの空気入れ過ぎじゃない?」とのアドバイス.

確かに.
舗装路移動やフラットなジャリ道を想定して,いつも通り2Barぐらい入れている.
今日のような路面だと,どう考えても固すぎてグリップしない.

これは試しとタイヤの空気を抜く.
メーターも何もないのでタイヤを触ってなんとなく確認.
おそらく1.3Barぐらいまで落としたはず.
そうか,スノーライド時と同じ発想か.

キトウシ・ザ・マウンテンライド

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これがまぁ大正解で,以降のトレイルライドが楽しくて仕方がない.
確実なグリップ.踏んだ分のトラクションがしっかりとタイヤに伝わっている.

こうなると余裕が出てきて,周囲の状況判断もより正確になってくる.
枝にぶつかりかける危険ポイントも無事回避.

「MTBで,もっとも重要なのはタイヤ空気圧のセッティング」と,どこかで聞いたような...あーこういうことかと,「言葉」でなく「心」で理解できた!

例のレースでも,もっとタイヤをぺしゃんこにしておけば,あのような惨敗を期すこともなかったろうに...(そうなの?)

EPICな全道MTB4時間耐久レースin上砂川ライド

いやいや,これは楽しすぎる.

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とまぁ,ハイスピードで下っているとあっという間にトレイルを抜けてしまった.
これがスキーなら,もう一回リフトに乗って再度チャレンジといきたいところだけど...それはムリ.このような至高の体験は次の機会にとっておこう.

それにしても...佐伯さんが凄すぎる.
御年75歳にしてファットバイク(電動ではありません)を駆り,全く遅れることなくついてくる.
体力だけでなくバランス感覚や判断力も(失礼を承知で言うなら)バケモノです.

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そうそう佐伯さんと言えば,昨夜のBBQの場でも「他の団体のお客さんに我々個々人の紹介(名前や職業など)をする」という離れ業を見せた.
とんでもない記憶力の持ち主でもある.
やはり「何か目的を持って,何かを生み出し続ける生活」は,人を老いさせないのだろう.

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で,最後の激坂を下ると,残りは普通の林道.謎の安心感.

目的地の「神の子池」はすぐそこである.

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お,おぅ.キレイはキレイだがここは一大観光地.
人も多く,駐車場も遊歩道も整備されて神秘性はない.
かつての美瑛の「青い池」同様,知る人ぞ知る存在であれば,感動できたかもしれんけど.

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つーことで,雨が降った後のドロドロ砂利道を抜けて幹線道路に復帰.
ここからはスタート地点の駐車場まで約10kmのヒルクライムである.

HIGUMA号が待機していたので,トレイルで抜いたタイヤの空気をポンプで充填.2Barに戻す.
さぁ,登るでぇ.
ここからは軽量クロカン,EPICの超得意分野である.

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やっぱり坂は,いや坂も楽しい.
トレイルでの不甲斐なさをここで払拭.
思う存分走らせる.
まぁ,MTBなのでサスがふにゃふにゃ,力が逃げまくるけどな.

登頂後は”裏から”摩周湖を鑑賞.
ヒルクライムでかいた汗が冷えて寒い寒い.
そそくさと写真だけ撮って逃げる.もっと光が欲しいところ.

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駐車場に戻り,ハスラーにEPICの前後輪を外して積み込む.
グラベル走行後の泥だらけ状態だが仕方がない.

『HIGUMA CYCLE』『知床サイクリングサポート』のみなさんにご挨拶して,旭川への帰路につく.
さようなら.そしてまた来年.

つーことで,MTB三昧の3日間でした.
今年も楽しかったなぁ.

MTBを買って2シーズン目.ようやくその楽しみ方がわかった気がする.
リエゾン区間,つまり途中の舗装路はなるべくすっとばして,純粋にグラベルやトレイル区間だけを楽しむのが最適.

つまり今回のような半クローズドコースが一番楽しめる.
グラベルを含むロングライドを堪能という視点なら,Topstoneの方が良いな(うん.知ってた)

さて,いよいよ10月も後半へ.
地元の旭川周辺も木々が色づく頃.
紅葉散策が楽しみな時期になってきた.

そして,冬がやってくる.

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EPICなGLT:ゴールデンラーチトレイルMTBライド-2025

2025/10/12 Sun

合宿2日目 ~ 激坂リベンジ

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曇り.温度:8 ℃,湿度:80%,体感温度:7 ℃,風速:7.6 km/時,風向:SE

合宿1日目はこちら ⇒ EPICなHIGUMA CYCLEで開陽台ライド

ここは佐伯農場:マンサードホール.
困ったことになかなか寝付けなかった.

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3シーズンシェラフにインナーシーツ.
それに備え付けの毛布をかぶせる.
これで寒さはしのげたが,問題はやはり敷布団.
マットレス1枚は薄い.
北見での悪夢再びか...己の繊細さが憎い.

と,嘆いても仕方がない.
寝不足でのイベント参加なんてこれまでも何度もあった.
いざスタートすればアドレナリン全開で問題なし.
レースじゃねぇし.

昨日ご一緒したK原さんは本日はお仕事ということで離脱.
ゴールデンラーチトレイル(GLT)は,K野さん,T橋さん,Y田さん,Kazchariの他,本日到着のO野さん,H名さんが参加.
計6人で走る.

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夜露を避けて,チャリは室内にて保管.
映画の1シーンの様で何かカッコいいぞ.

ウェアは長袖インナーに起毛ジャージ.
ビブにレッグウォーマーである.
グローブは指出しで粘る.

朝食後,HIGUMA号にチャリを積載してスタート地点まで移動.
トレイルは基本的にここからの下りなので,既にそこそこの標高.寒い寒い.
昨年の温かさが恋しい.

ファットなゴールデンラーチMTBグラベルライド2024に参加

そんな寒気に負けじと,いよいよ2025年のGLTライドのスタートである.

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序盤は普通の林道.
走りやすいダブルトラックの道が続く.

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ヒグマとの遭遇を避けるため,できるだけ集団で走る.
気のせいか,常に見張られているような気がしないでもない.
分岐も所々にあるので,どう考えても一人で走るのは危険な道.
プライベート走行は絶対ダメです.

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最初の林道をクリア.
軽量MTBの我がEPIC,昨年のファットくんより楽しいぞ.
とは言え,ここまではグラベルロードでも十分走れます.

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徐々に道幅が狭くなりアドベンチャー感が増してくる.

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そして現れる倒木.
風が強い日が続いたゆえ.
コース上,幾度となく遭遇する.
佐伯さんが頻繁に森に入り,出来る限り整備してくれたそうな.
ありがたし.

倒木はチャリを担いで上からパス,下をくぐる,迂回するなど様々なパターンで乗り切る.
同じ林道ツーリングではあるが,オートバイだとこうはいかない.重過ぎる.

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このトレイルの名称由来,ラーチ=カラマツ林を貫く直線道.

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残念ながら天候も相まって,写真ではあまり映えない.
つーか,今年の北海道は全体的に紅葉の色づきがイマイチな気がする.
夏が暑すぎた?

いただき画像
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下の写真は倒木を避けてのう回中.
こういう面倒くささが楽しくて仕方がない.
チャリ,中でもMTBによるトレイルライドは日常を忘れさせ,冒険心をくすぐってくる.

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このころから雨がポツポツと...
レインウェア忘れた.
まぁ,本降りにはならんでしょ.

で,第一エイド着.
ここには登山する人のために駐車場や山小屋,トイレがある.

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HIGUMA号が舗装路を使って先回り.
佐伯農場で作られたパンを展開.

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これがめっちゃ美味い.
そらそうだ.
ハードなグラベル走行とこの寒さでエネルギー消費はかなりのもの.
例えばこいつはあんことホイップの激甘セットだが,いくらカロリー摂取しても足りない.

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固くしまったグラベルを爆走.

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この標識から先はシングルトラックに.
クルマは入れない.
山あり谷あり川ありのGLTの真骨頂はここから.

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激坂ダウンヒルは腰を目いっぱい引いて後輪荷重.
こういう時,ドロッパーシートポストは便利だ.

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より深く静かに森の中に.

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出ました.
GLT名物の崖降ろし.
さすがにチャリに乗ったままでのクリアは無理.
協力しつつ安全に一台ずつ下ろす.
電動ファットが重い.

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続いて川渡り.
H名さんがファットタイヤの洗浄中.

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さすがに乗車したまま渡る猛者はいない.

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怪しいキノコが生える大木.
なんでも,毒キノコの割合は意外に高くなく,”知っていれば”食用にできるモノはたくさんあるそうな.
この”知っていれば”=”区別がつけば”が重要だが.
よく言われるのが最初のチャレンジャーの勇気.

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トレイルに時々現れる鐘と標識.
「あなたがここに来たことをクマに知らせましょう」とある.
まぁ,そういう場所である.

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ぬかるみ地獄.
乗ればタイヤが空転.
歩けばシューズが泥に埋まる.

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激坂アタックポイント.
昨年のファットでは無念の足つき.
軽量EPICならなんとか...無理でした.

単純にテクがない.
この翌日,それをさらに思い知らされることになる.

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一度国道に出て第2エイド.
再びパン補給.
森の中では気にならなかったが,結構な雨.

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しばしの休憩後,メインイベントであるモアン山へ.

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ここからが入口.
MTBもOKとあるが,急坂過ぎて登り切ることは不可能.

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Kazchariは昨年同様,早々に諦めて足つき.
K野さんとY田さんはかなりのところまで登っていく.
特にY田さんはMTB初心者とのこと.スゲー.才能の差か.

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確か昨年もこのゲート手前でファットを放棄.
残り山頂まで徒歩で登った気がする.

だが,今年は軽量クロカンなEPICである.
3~4kgは軽いはず.
がんばって山頂まで押し上げますか(斜度20%越え)

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つーことで,押しまくって山頂着.
チャリとは違う筋肉を使うので疲労困憊.

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少し下った先に展望エリア.
人工的ではあるが,規格的で美しい風景である.

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いただき画像

そしてへっぴり腰のダウンヒル.
途中で後輪がロックしてスリップ⇒足つき.
ホンマ,下手クソだ.
まぁ,昨冬のアレがいまだに尾を引いてるのは間違いない.

ファットな楽しい美瑛スノーライドのはずが...

つーことで下山.
楽しいトレイルライドはまだまだ続く.

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写真では伝わりにくいが,ここも林間を縫っての高速ダウンヒルエリア.
我がEPICの性能が発揮できる場所だが,怖い怖い...のだが異様に楽しくハイテンション.
そしてまたやらかすのが人の業かも...(一応クリア)

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牧場横をハイスピードのアップダウンで駆け抜ける,有刺鉄線デスマッチゾーン.バランスを崩して右側に落車するとエライことに.

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一旦国道に出た後,最後のトレイルへ.

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一応,こうした標識があちこちにあるが,地図,GPSデータ,もしくはガイドなしだとまず迷うと思われる.
まぁ,勝手にこのコースを走る人がそうそういるとは思えないけど.
補給場所の類は一切ない.

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久々に開けた農道グラベル.
普段走っている道に近い.
このトレイルの道は,ホンマ,バリエーションに富む.
ゆえに飽きない.

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粋な佐伯農場(ゴール)まで残り2kmのオブジェ.
あぁ,もう終わってしまうのか...

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とは言いつつ,ダメ押しとばかりに川渡り,激坂が続く.
まだ油断はできない(何に?).

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驚いたのは,この荒れ荒れ区間まで佐伯さんが,ボロボロのスーパーカブでお迎えにいらしてたこと.
いくら慣れ親しんだ自分の私有地とは言え,急坂,ヌタヌタの道は並のテクニックで走れる場所ではない.感嘆.

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つーことでキャンプ場を抜けて無事ゴール.
昨年と同じ場所.

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2024年10月13日撮影

あれ? こうして見ると紅葉具合が全然違う.
やはり今年は遅いのか?

つーことでゴールしたので,改めておシャな佐伯農場内を散策.

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ここは無人パン屋さん.
今日の昼に食べたのはここの商品.
娘さんが朝3時に起きて焼いてくれたそうな.

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小川をはさんで対岸はキャンプ場.
なんと通年営業.
最近は冬キャンパーが増えて来た気がする.
各種装備が発展してきたから? それとも某アニメの影響か.

うろうろしてたら,Potaさんから昼食が準備できたとのお声掛け.
農場内にあるこれまたおシャなベーカリーレストラン「牧舎」にお邪魔する.

ベーカリーレストラン牧舎

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バジルスパゲティとパン.美味し.

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宿舎,マンサードに戻り着替えシャワー.
その後はいよいよ,サイロを改造したサウナ体験である.
もちろん,これも佐伯さんの手作り.ホンマ,すごいわ.

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こんなこともあろうかと海パン持参.
薪によるドライサウナ.
室温は50~60℃と,一般のサウナに比べると低めだが,それでもしっかり汗はかく.
ちゃんと水道水による浴槽も用意されている.
横にベンチもあるので,外気浴も可能だが,さすがに寒かった...

ということで,この後は1階にてBBQ大会.
あれだけ食べたのに腹が減るのはライドあるある.
久々にアルコールも入って酔いました.

このGLT,当初「今年は9月にしようか」という話もあったそうだが,佐伯さん曰く「その時期は暑すぎるのでは?」とのこと.
そうやね.
今年はイマイチだったけど,紅葉が始まるこの時期の方が良いかも.寒かったけど.

倒木をくぐり,崖を下り,川を渡る.
シングルトラックとダブルトラック.
そして激坂チャレンジ.

今もカラダが覚えている.欲している.
来年も走りたい.

日本では,こうしたトレイルはあくまでハイカーが主役.
MTBは締め出される傾向があるが,本場ヨーロッパではこれらが共存しているとのこと.
さらに言うなら馬も走る.

特に官製トレイルだと,ハイカー優先が顕著.
もちろん歩行者の邪魔をするような暴走MTBは論外だが,そういう輩はごく一部であろう.
人力で回したタイヤが自然体系やトレイルそのものを破壊するとは考えにくい.
要はトラブル発生時の解決が面倒なのだろう.

その点,佐伯さん達が整備したこのトレイルに文句を言える輩はいない.
ゆえに国内唯一無二の魅力的なコースとなっている.

かように極めてプライベートなコースなので詳しいルートは開示できません.
どうです? 走りたくなってでしょう?

そう思った方は来年の「HIGUMA CYCLE」さんのツアーに参加するか,佐伯農場に問い合わせを!

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合宿3日目に続く ⇒ EPICな神の子池トレイルライド

EPICなHIGUMA CYCLEで開陽台ライド

2025/10/11 Sat

MTB合宿1日目 ~ 寒すぎやろ

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曇り.温度:9 ℃,湿度:53%,体感温度:3 ℃,風速:19.1 km/時,風向:NW

さて,昨年に続いてMTB三昧合宿がやってまいりました.
ベース基地はもちろん中標津の「佐伯農場」さん.

佐伯農場

もちろん牧場経営が主体だが,民宿をはじめ,キャンプサイト,レストラン,ツアー手配,美術館など,このエリアにおけるありとあらゆるアクティビティを手広く展開されている.

もう,何よりオーナーの佐伯さんがとんでもないバイタリティの持ち主で,本当に魅力的な御仁である.
とりわけ,旧名:KIRAWAYこと「GLT(ゴールデンラーチトレイル)」を,ほぼ単独で開通・整備・管理されている事実は驚きを禁じ得ない.

今回の合宿も,この「GLT」の走破がメインイベントである.

ファットなゴールデンラーチMTBグラベルライド2024に参加

昨年はファットくんで参加.
こいつはこいつで十分楽しめたのだが,コースプロフィール的にはMTBが最適だろう(逆にグラベルロードだとキツイ)

そして,昨年一緒に参加したSさんの「Specialized EPIC EXPERT」を持たせてもらった時の衝撃たるや...フルサスで10kgだと!?
帰宅後,大幅値引きされていた同モデルを即ポチしてしまった.

『Specialized EPIC EXPERT』なほぼグラ・シェイクダウンライド

一冬挟んで,こいつでグラベルライド他,レースにも参戦.

EPICな全道MTB4時間耐久レースin上砂川ライド

乗りこなす努力はしてきた...つもり(レースは惨敗).
いかんせん,MTBは奥が深い(そしてKazchariにはテクがない)
で,満を持して今回は我がEPICでGLTを走るのだぁ!

ここ数日,北海道は急に冷え込みはじめた.
十勝岳や旭岳の冠雪はもちろんのこと,標高の高い三国峠石北峠は早朝夜間凍結の恐れがあるという.
念のため,ハスラーのタイヤを冬タイヤに換装してから向かうことにした.

前夜,つまり金曜夜に作業開始.
手元が暗いので,クルマに常駐させているこいつを点灯.

あらゆる所に置け,ぶら下げたり,はっつけたり(磁石)できるので超便利.

旭川から佐伯農場まではだいたい5時間の距離.
14時集合に合わせて,8時過ぎに家を出ることにする.

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ナビ的には旭川紋別自動車道で遠軽まで行き,そこから南下するルートが一番近い.
だが,せっかくタイヤも交換したことだし,あえて久々に石北峠越えで向かうことにした.
まっ,結論から言うと好天ゆえ凍結の危険皆無.
オートバイもガシガシ走ってたりする.

で,道の駅「おんねゆ温泉」でトイレ休憩.

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国道39号線,遠軽/生田原からの合流ポイントからは「納沙布岬1200」で走った懐かしの道.蘇る激闘の記憶.

『ジャパン・グランドネ 2025北海道1200㎞納沙布岬』Day1

美深町に到着.
セブンイレブンでコンビニ弁当の昼食.
お次は美幌峠越えである.
しかし,まぁ,よくこんな道&距離をチャリで走ったよなぁ...といつも思う.

弟子屈を経由すると「佐伯農場」はすぐそこである(あくまで北海道感覚)

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宿舎である「マンサード」には13時過ぎに着いた.
ハスラーからEPICを降ろしてセッティング.

寝袋,着替えなどを部屋に運ぶ.

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懐かしい.1年ぶりだ.
部屋は早い者勝ちなので,昨年と同室にした.

一階にはレンタルファット置き場が新設.

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この建物そのもの,それにこうしたバイクスタンド類にいたるまで,ほとんどが佐伯さんの手作りである.スゲー.

外でしばらく待機していると,クルマが一台.
昨年も最終日のライドでお会いしたK原さんだった.

実は,今年のカミヒルにも参加されていたらしいが,Kazchariには気付かなかったとのこと.
これはチャリダーあるあるで,メットとグラサンのせいで顔よりも乗っているチャリで誰かを記憶していることが多い.
Kazchariは毎回違うチャリに乗りがちなので認識され辛いのは確か.

立ち話をしていると,白に黒ぶち,つまり牛柄のネコが近づいてきた.
農場で飼われているっぽい(ネズミ捕り用?).
こいつが実に人懐っこくて,かわいいのなんの.
しばらく戯れる.至福の時.
滞在中もっと遊びたかったが,この時以降会えなかった...無念.

そうこうしているうちに,HIGUMA CYCLE号に乗ってK野さん,Potaさん,T橋さん,Y田さんが到着.
各自MTBをセッティングして,前夜祭的なライドがスタート.
行き先は開陽台である.

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時刻は既に15時近い.
風も強く,寒い寒い.
絶対に一桁気温.

昨年は非常に暖かだった.
(起毛ではない)長袖ジャージに半パンビブで問題なし.

その記憶を元に,今回も似たようなウェアで大丈夫かと思ったものの,こりゃあかん.
家を出る時,念のためとバッグに詰め込んだ起毛ジャージレッグウォーマーが,この身を助けるとは...
さらにウインドブレーカーを羽織る.

農場から開陽台までは10kmほどの距離.
追い風巡航の後,だらだらと続く緩斜面が始まる.

ここまでのペースがゆっくりだったので,カラダが暖まらん.
ゴールまで直線となった瞬間を待ち,K野さんに「先に行ってよいですか?」と許可をもらい,ペースをあげる.

やはり登りは楽しい.
軽く汗をかき,カラダも暖まった.

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久々の開陽台
展望台の奥には今も変わらず,オートバイ・チャリ用のキャンプサイトがある.
そこまでのダートにプラスして,藪を切り開いたトレイルが出来ていた.

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実に楽しい.寒いけど.

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展望台からはるか遠くの島影を望む.
国後島である.

昨年夜間に訪れた時,この方向,遠くに見えた灯りはやはりこの島のモノだったようだ.ロシア人の生活光.

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すっかり冷えたのでチャリを停めて展望台のトイレへ.

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あまりゆっくりしてはいられない.
日没が迫っている.気温がさらに下がってしまう.

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長い長い直線のダウンヒル.このエリアを代表する風景.

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地元民のK原さんの案内で,グラベル経由の近道.
通学路だったそうな.
K原さんからは,この地域での暮らしに関する話を聞く.

この辺りは人口密度が低い=商店がない.
ライドに出かける時も,常に水と補給のことを考えて走らないと生タヒに関わってくるらしい.

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陽が落ちる前に,なんとか佐伯農場に帰還.
台所ではPotaさんが5種のスリランカカレーを作り,待っていてくれた.
さらには「おでん」まで! むっちゃごちそう.

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本格的すぎて,少々辛い種類のカレーも...(要注意)
今日はK原さんやY田さんのような若者がいるので,爆盛り祭りで減りが早い.

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面白いことに,今宵は誰もアルコールを飲まない.
明日の本番,つまり「GLT」を見越してのことか!

早々にシャワーを浴びて寝袋にくるまる.
さぁ,楽しみが待っている.心配なのは寒さだけ...

合宿2日目はこちら ⇒ EPICな2025ゴールデンラーチトレイル

BROMPTONな息子とガンプラを買いに行くライド

2025/8/30 Sat

違うんだよ,かーちゃん

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晴れ.温度:21 ℃,湿度:79%,体感温度:24 ℃,風速:2.0 km/時,風向:ENE

今秋,四国を旅することにした.
もちろんBROMPTONと一緒だ.

2年前の台湾に続いて,島を時計回りで一周が目的.
余裕があればサイクリストの聖地「しまなみ」にも寄りたいところ(実は走ったことがない)
まぁ,1日~150km程度でのんびり走る所存である(それはのんびりではない)

詳細な計画は別記事にするが,何より重要なのは遠征ゆえの輪行方法.

いつもは北海道しか走ってないので,クルマ移動ばかり.
いや,2回ほどフェリーに乗せたか.

DOMANEなサクッと利尻島一周ライド(その1)

オトナの修学旅行~BRM518あまちゃん200km!(その1)

台湾一周は現地レンタルチャリだったし.

台湾一周(環島)ライド Day0 旭川~台北

友人に飛行機輪行の留意点を聞いたり,ネットで情報収集したが,途中であることに気付いた.

「国内だし,チャリは宅急便で送ればいいんじゃね?」

そう,JALなどのフルサービスを使えば運賃に預け荷物代も含まるが,そもそもが高い.
少し調べたら松山往復¥60,000で吹いた.

ところがLCCだと,往復¥25,000程度.
追加の預け荷物代(片道~15kgで¥5,600)が宅急便代(往復約¥7,000)をはるかに越えてしまうのだ.
160サイズに収まってしまうBROMPTONならではの裏技である.

よく考えたらスキューバダイビングを趣味にしていた頃は,22kg越えの器材入りのトランクを,先に沖縄に送って身軽に移動してたな.
あれと同じ.

この方法に決定.
計画の詳細は後日,記事にする予定.

で,土曜日の話に戻る.
この日は朝から激しい雨.
ライドは難しい.

仕方がない.
旅の予定も決まったことだし,我がBROMPTONを少々いじることに.

まずは前から気になっていたブレーキレバーの角度.
折りたたみ時を考えて垂直気味にセッティングしていたのを,手の角度が自然になるように調整.
なんや,折りたたみも含め全然問題ないやん.

そして,新品のままフレーム内にずっと収納してた「輪行袋」を初めて展開.
BROを入れてみることにした.



ワイズロードさんのオリジナル商品(?).
現地でもバスや電車移動することもあろう.
久々にフレームから引っ張り出したら,収納袋にサビが付着していた...噂通り,BROのフレーム内って錆びるのねん.

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使ってみて気づいたが,これは「袋」ではなかった.
上下とも開口している.
「袋」にしたい時には底をヒモで絞る仕組みになっていた.
緊急用としては軽量だし悪くない.

iPhone15 Pro

ただし肩掛け用のストラップなどは付属していない.
専用品ではないが,ちょうど良いモノをAmaで発見⇒購入.

これで現地でも使えるだろう.
再収納前に錆止め剤をフレーム内部に噴射しておく.すでに遅い?

とまぁ,色々いじっているうちに時刻は14時を過ぎた.
雨も止んで陽がさしてきた.

すっかりサボっていたため,ぼうぼうの庭を草刈り機で成敗.
家屋周辺の雑草も抜く.
なかなかの重労働.だが,これもトレーニングの一環.
まぁ,もうしばらくすれば雪が全てを覆いつくすのだが.

作業終了.

中1の息子は例によって部屋に閉じこもってパソコンいじり.
そろそろ急にドアを開けるとヤバイお年頃である.

部屋の外から「とーちゃん,今からチャリで出かけるけど,一緒に来るか?」と声掛け.

部屋から顔を出した息子.
しばし逡巡後「おもちゃのヨシダに行くなら行く」
きゃつは目的がなければ動かない.おそらくガンプラ目当て.
仕方がない.連れてってやろう.

実は先々週も同じような状況で外に連れ出した.

息子はGIANTのMTB
Kazchariはファット
もちろんちんたら走る息子を「貧弱ゥ! 貧弱ゥ!」と煽りながらライド(ひどい親だ)

今回,Kazchariは先ほどポジション変更したBROMPTONを用意.

それを見た息子.にやにやしながら,

「えー,とーちゃん,今日はそれぇ? マジかぁ(これなら勝てる)」

とナメた態度.

アホめ.
とーちゃんはこいつで200km走ったり,カミヒルを1時間ちょいで登ったりしているのだ.
もちろん,サイクリングロードに入ってからは息子を「モンキーが人間に追いつけるかーッ」と煽りつつ,サクッっとぶっちぎる(100億%大人げない)

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それでもグチらずついて来る息子.
エラいぞ.いや,それほどまでにガンプラが欲しいのか?

つーか,うちの息子,チャリで速く走ることに全く興味がない.
一介のラグビー少年なのだ.

下はサイクリングロード上の行き先案内.
札幌はともかく「宗谷岬」にはさすがに無理矢理感が.

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駅前を通り過ぎ,なんだかんだでサイクリングロードをアウト.
「おもちゃのヨシダ」はすぐそこ.家から12kmほど.

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到着.
「疲れた.疲れた」とうるさい息子.貧弱か.
実は,ここまでチャリで来るのは初めてではない.
以前乗っていた子供用の12インチのチャリでも一度来ている.

あの頃に比べると,あっという間に着いたやろ? ⇒ うなずく息子であった.

ガンプラコーナーを物色.
おお,ネットでは未だに転売価格の『軽キャノン』があるではないか.

迷わず手に取る.もちろん定価販売だ.

で,息子の方はあーでもない,こーでもないと店内をウロウロ.
元々は自分の小遣いで買うつもりだったが,値段の折り合いがつかず悩んでいるようだ.

仕方がない.
ここは一肌脱ぎましょう.
おい,息子,¥1,000までまでならおごるぞ.

「マジか」と手に取ったのはHG「シャア専用ズゴック」
まずまずの選択だ...というほど他の在庫がなかった.まだブームは続いている.

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さて,帰り道.
橋の上で休憩.
この後は容赦のない引きでサイクリングロードをひた走る.

このように息子と一緒にチャリで走るのもいつまでだろう.
息子は成長し,Kazchariは老いる.
「貧弱ゥ!」と煽れるのもいつまでか.

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いつもの定点観測地点にて.
今はこんな曇天だが,明日は大会直前二回目の試走予定.
晴れるかな.

そうそうBROMPTONのレバー角度,ちょうど良かった.
軽量化を始め,何か色々といじりたくなってきたなぁ...BRO沼にはとっくの昔に堕ちている.

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Kazchariの『軽キャノン』は積みプラ行きだが,息子は帰るや否や『シャアズゴ』の製作開始.
夕食前には完成.
そこで,Kazchariは昔作ったRGの『シャアズゴ』を展示棚から持ってきて,息子と二人して「あーでもない,こーでもない」と品評会.

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それを見たヨメはん ⇒「どっちも同じやん」

息子   ⇒「全然ちがうやん!」
Kazchari   ⇒「これだからしろうとはダメだ!もっとよく見ろ!」

今宵も平和である.

EPICなチョボってからのグラベルライド

2025/8/23 Sat

いわゆるひとつのリハビリ

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曇り.温度:24 ℃,湿度:81%,体感温度:24 ℃,風速:13.4 km/時,風向:S

『納沙布岬1200』のダメージがまだ残っている.

『ジャパン・グランドネ 2025北海道1200㎞納沙布岬』Day0

ゴール後一週間ほど経つが,カラダの調子が悪い.
以下は具体例.

【手のしびれ】

両手とも環指,小指のしびれが続く.
いわゆる尺骨神経支配エリア.
長時間ハンドルを握り続けていた=手首の尺骨神経管が圧迫され続けたためだろう.
尺側2指は力の源.
可動には問題ないものの,まだ強く握ることはできない.

【ブルベ腹】

ねぇねぇ,Gemini先生,「ブルベ腹」って何?

「ブルベ腹」という言葉は、主にサイクリングの愛好家、特に長距離ライド「ブルベ」に参加する人たちの間で使われる俗語です。
長時間のライド後に、エネルギー補給のために食べ過ぎてしまうことで、お腹がぽっこりと出てしまう状態を指します。
ブルベのような長距離ライドでは、多くのエネルギーを消費するため、ライド後には非常に強い空腹感を感じます。このときに、食べたいものを好きなだけ食べてしまうと、消費したカロリーを大きく上回る量を摂取してしまい、結果として体重増加や体脂肪の増加につながることがあります。

あっ,ちょっと勘違いしてたな.

見た目ではなく,「食べても食べても空腹状態」のことだと思ってた.
まぁ,それも広義には含まれるか.
長距離ライドにおいて補給は何よりも大事.
特に固形物が食べられなくなると脚が終わってしまう.

問題はゴール後である.
日常生活でも間食が習慣になるとヤバイ.
先週は,口に何か入れてないと空腹でたまらん時が続いた.

ちなみに今は改善.
久々に体重を測ったら58kgを切っていた.少し痩せた...なぜ?

【ケツ痛】

終盤における激闘の最大要因.
1200kmも乗れば,痛くならない方がおかしい.

今回はアリエクで買った”なんちゃって”「3Dプリントサドル」で出走したが,革製の「セラ・アナトミカ」だったら問題なかったのだろうか?

ゴール3日後の8/17からZWIFTを再開.
その際,スマートトレーナーに接続したDOMANEのサドルを「セラ・アナトミカ」に換えてみた.
結果は...多少痛みは残るがかなり改善.漕げないことはない(40分程度が限界)

肝心のケツの方にはこいつを塗布.

腫れもおさまってきた.

【睡眠】

実は一番困った,困っているのが睡眠,いや正確には睡眠リズムか.
2,3時間ごとに目が覚めてしまう日が続いた.

トータルの睡眠時間は短くないのだが,日中,突然の睡魔に襲われたりする.
要は「質が悪い」と,Garmin様も言っている.
これはあれだ.徹夜明けの状態が続いている感覚.

元々ショートスリーパーなのだが,質は確保していたのだがな.
「定刻に寝て起きる」を守り,リズムを取り戻すしかない.
ついでにガジェットの力も借りますか.

寝ホンの逆襲~「Anker soundcore sleep A20」を購入

そして,これらがトータルで合わさって,習慣にしていた筋トレが一週間ほど途絶えた.

どこかの痛みと言うより,倦怠感が強く,”永遠の恋人”ダンベルを持つ気が起きない.
筋トレ継続の可否はひとえにメンタル面の影響が大きい.
己を鼓舞するためには目標が必須.
おお,そう言えば「カミヒル大会」が近いではないか.

第9回 かみふらの十勝岳ヒルクライム大会

開催日まで残り2週間.
人外だらけの中,年齢別で表彰台...目標はデカイ方が良い.

逆に懸念していたが,出なかった症状としては「肩こり」「シャーマーズネック」がある.
TopstoneのアップライトなポジションとDHバーに助けられたな.

心配していた持病の「右膝ー腸脛靭帯炎」も発症せず.
予防措置のテーピングが効いたか.
ただし毎日貼っていたせいで,皮膚がガサガサ&かぶれまくっているけどな.
DNFになるよりマシ.

つーことで,今週末(8/23)よりようやく外ライドを再開.
走って治す.それが一番近道.

とは言え,手のしびれの悪化は避けたい.
「んじゃ,ポジションの違うMTBで」っつーことで久々にSpecialized EPIC出撃.

まずは定点観測ポイントへ.夏ですな.

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やはりMTBとロード(グラベルロード含む)は乗り味が別物.
ふわふわしとる.

これでもサスを固めに調整したのだが,ホンマ,舗装路は苦手というか,踏んだ時の反応が悪くてあまり楽しくない.
特に坂道は顕著.力が逃げる逃げる.

さて,今日の行き先だが,向かうは今年も開いた「チョボチナイ」こと道道1116号である.
ダム側ではなく,倉沼ゲートから走破することにした.

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忠別川サイクリングロードを激走.
”ふわふわ”しているのは確かだが,荒れた道での安心感は当然半端ない.
舗装路ではなく,サイドの芝生や,いっそ河川敷に下りたくなる.

ただし今日に限って言えば,ポジションは違えど,”しびれ”のせいでグリップが握りにくい上に疲れる.

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東川の町を通過して道道611号へ.
ぐわー向かい風だ.
無意識にDHバーを探す.当然付いていない.
思えば,その昔ファットで200ブルベを”楽しく”完走できたのはDHバーのおかげ.

ファットなBRM911旭川200km(その1)

やがて現れるひまわり畑.
顔(?)の整列ヨシ.

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倉沼ゲートを越え,登りに登って道道1116号の入口に.
ちょうど前日が今年の開通日.
今のところ,閉鎖日は未定.

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ダム側,すなわちチョボチナイゲートからの激坂とは異なり,こちらは3~5%の斜度と緩やか.
土曜日だが,まだ交通量の少ない中,のんびりと漕ぐ.まぁ,MTBやし.

で,ハイライトの嶺雲橋着.

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雲が多めだが,雨上がりなのでこんなものでしょう.
今週に入り,北海道もようやく涼しくなってきた.

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橋を渡り切る.
クルマは少なく,多数のオートバイとすれ違う.
そういや,モンキーに最近乗ってねーや.

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ここからは基本的にダウンヒル.
たまには止まって写真.

余裕かましているけど,この辺りもヒグマの生息エリアなのは間違いない.
数年前にはデカい糞を見つけたこともある.

『納沙布岬1200』の時も,本州からの参加者に「道民です」と話すと,「クマに遭ったことはありますか?」とよく尋ねられた.
「20年以上,グラベルも含めて道内がんがん走ってますけど,遭ったことはないですねぇ」と答える.

ネタ話で済んでいるうちはよいが,昨今の数々のクマ事件を鑑みるに,これまで以上に慎重に行動しないとまずいかも.
気温もそうだが,昔とは明らかに環境が変化しているのは確実だ.

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最後の11%を下ると,チョボチナイゲートが現れる.
ちょうど,登って来るローディがいた.

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さすがに「これから旭岳www」という元気はないので,右折してダム方面へ向かう.
管理事務所にてトイレとご褒美の赤コーラ.

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もちろんダムも渡ります.
写真には写らないが,バッタが大量発生.
カラダやチャリにバシバシ当たる.
秋の気配なのか?

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ダムを後にして美瑛方面に向かう.
「今日はリハビリライド.ついでにチャリも汚したくないので,グラベルはダメ」という,出発前の誓いはどこへやら,やはり進入してしまう.

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我がEPICは,生粋のクロカン-MTB
舗装路を走るだけではストレスが溜まって仕方がない.

やはり,こういうチャリはクルマでトランポして,コース内だけをガンガン走らせるのが正しい運用方法なのだろう.

EPICな全道MTB4時間耐久レースin上砂川ライド

普段のライドはグラベルロードが最適.

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つーことで雨上がりのグラベル.そこそこ泥ハネました.
車体はともかく,ジャージの背中がヒドイ.

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散々走り回って腹が減る.
美瑛の町中,いつものセイコマにピットイン.

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なんと,この「紅茶花伝」はアプリクーポンで無料.
北海道を旅するチャリダー,ライダーのみなさん.短期滞在でもセイコマ会員になってアプリ入れた方がお得ですよ...ってみんな知ってるか.

さて,腹も満たされたし帰りますか.

一度汚れた車体とカラダ.
「もうどうなってもいいや」と,帰り道もグラベル三昧.
やっぱMTBはこうでなくては.

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この道はジャリではなく草ぼうぼう系
すると,どうなるかと言うと,プーリーに草がからまりまくる.
やけにペダルが重くなり,確認するととんでもない状態に.

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停車しては草を除去.
最終的にはいつものジャリの河川敷を爆走.
うわ,やっぱ手がしびれてる.ハンドルの押さえに力が入らん.
正にリハビリライドやったな.

...とか,何とかいいつつもやっぱりグラベルはいいねぇ.
先ほど書いたように,ヒグマへの警戒度がMAXやけど,走りたい道はたくさんある.

仕事の都合で今年の『NISEKO GRAVEL』に参加できないのが残念である.

NISEKO GRAVEL AUTUMN RIDE 2024 EX-LONG参戦!(前編)

最近見つけたこのサイトも良き.

北海道グラベルツーリング2021

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つーことで無事帰宅.すかさず洗車.

今日みたいなフラットなグラベルだと全く気にならないが,EPICのタイヤもチューブレス化しようかな(今はチューブド).
『上砂川4耐』で全然走れなかったのは,泥の激坂でスリップしまくったのも一因.
チューブレスなら空気圧もっと落とせるし...と言い訳してみる.
それに通常の運用でもパンクリスクが減る(その代わりシーラント爆発する).

実際,既にチューブレス化しているTopstoneは絶好調.

Topstoneをいよいよチューブレス運用!~ GRAVEL KING X1 40C

そうそう,Topstoneと言えば『納沙布岬1200』後の洗車でとんでもないモノを見つけた.

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おわかりになられただろうか?

『納沙布岬1200』では,スリックの「GRAVEL KING」+TPUチューブの組み合わせだった.

見事にタイヤが裂け,紫のPanaracer製TPUが覗いている.
いやぁ,やばかった.マジで運がよかった.
耐パンク仕様と言えども油断したらあかんね.

本来ならタイヤ交換すべきなのだろうが,そこはケチケチKazchari.
手持ちのこいつでタイヤの穴を埋めた.

理想的な「パンクしない軽量タイヤ」の開発が待たれますな.

明日は山岳リハビリ!

EPICな久々のグラベルつないで美瑛までライド

2025/6/21 Sat

MTBと向き合うには

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曇り.温度:25 ℃,湿度:72%,体感温度:25 ℃,風速:9.6 km/時,風向:SSW

今週末は珍しくイベントなし.

もちろん「家でゆったりとくつろぐ」などという選択肢はない.
チャリに乗れ,とガンダムが言っている.

ただし,昼からは雨予報.
午前中の短時間で中身の濃いライドと言えば...グラベルでしょう!

グラベルロードのTopstoneはスリックタイヤのまま.
例の計画は明日以降施行予定.

進化するTopstone~on & off

我が家にはもう一台,オフ車がある.
そう,「Specialized EPIC EXPERT」である.

『Specialized EPIC EXPERT』なほぼグラ・シェイクダウンライド

こいつに乗るのはひさしぶり.
あの地獄の「上砂川4耐」以来である.

EPICな全道MTB4時間耐久レースin上砂川ライド

もちろん帰宅後は徹底洗車したが,あらためて観察すると,あちこちのスキマに泥やら草がまだ詰まっている.

よし.

今日はグラベル・ライドしてから,細かいところまで洗車Day.
こないだAmazonでこんなん買ったし.

Safewings 洗車ブラシ 5種類

つーことて出発.
これまでも何度か紹介した,できるだけグラベルをつないで美瑛まで向かうライドである.
基本的に河川敷,そして農道を通る.
まずは家を出て最初のグラベル.

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前回のレースの際,右の電動シフトボタン,および左のドロッパーレバーが親指にあたって傷を作っていた.
右はともかく,左のレバーはネジ穴一つ分,内側に移動した.当たりがマシになった.

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美瑛川河川敷へ.
やはり近々舗装されてしまうのか,途中から新しいジャリがまかれている.
深ジャリになって,フルサスマウンテンの面目躍如.

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にしても...所詮は平坦道.
思い起こされるのは「上砂川4耐」での惨敗.

速い人たちは,あのドロドロの激坂を,どうしてあの速度で登れるのか?
どうして,あの強度で4時間走り続けられるのか...
何か,単純にテクニックや体力だけの問題ではないように思えてきた.

そう考えると,Kazchariもロードバイクを始めた頃は,50km程度で完全にガス欠.
全身筋肉痛で,翌日は全く動けんかった.

つまり,MTBも乗り続けて慣れれば,もう少しマシな走りができるようになる?(うんなわけない)

で,道路を渡って次の河川敷グラベル.

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このグラベルも,対岸は半分以上舗装されてしまった.
以前STRAVAで「河川敷舗装化の進行」を嘆いていたら,「舗装化を喜ばない市民がいるなんて,役所の人たちは思いもよらないでしょうね(笑)」というコメントがついていた.
まぁ,大多数の市民にとっては...そうでしょうね.

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ジャリに飽きたので,川沿いに下りてみる.
草地ライドも面白いが,スプロケやプーリーに草がはさまって大変なことに.

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新ルート開拓.
行けなさそうで行けた道を走る(押上げ要)
にしてもキックスタンドがないと,何か構図が決まらん(カーボンフレームなので取り付け不可)

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森の中へ.
雰囲気最高だが,こういう場所で停車すると蟲どもに襲われる.

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EPICを木に立てかけて撮影.
さぁ出発と木に近づくと,例のマイマイガの幼虫がうじゃうじゃと巣くっていた.うぎゃあー.

先日,知らずに首筋にくっついているのを手で掃って以来,割とトラウマ.
しばらく痒かった.

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途中,舗装路も走るが,こんな感じでグラベルをつないでいく.
まぁ,ここまではいつものルート.

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伐採作業中の山.
土曜日のせいか,今日は重機も動いていないようだ.
EPICで登れそうな感じだったので進入.

しばらく走ると麦畑.
コンクリ交じりの凸凹道を登る.
こういう道は楽しい.

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実に美しい.
登ってみると,いつもの知っている道につながっていた.

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小さく映る影は,旭川空港から飛び立つ旅客機.
そういや最近,飛行機に乗ってない.
やはり秋頃に「例の計画」を実行すべきか.
Pikaさんによると,台湾一周の倍の費用がかかったという.
それは...躊躇するねぇ.

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両端に麦畑.
ご覧の通りの曇り空.
涼しいのは良いが,画的には映えない.

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ここはおなじみの「赤羽の丘」
ツーリングマップルにも掲載されているが,観光客の姿はあまり見かけない.
もちろん,メジャーにならない方が良い.

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そう言えば,今年も7/1より「丘のまち びえいサイクルスタンプラリー」が実施されるらしい.

丘のまち びえいサイクルスタンプラリー

新コロ禍の時から開催されている.
昨年も3回に分けて全スタンプをゲット.
美瑛の特産品をいただいた.

丘のまち びえいサイクルスタンプラリー 第1の挑戦

美瑛各所のスタンプをGPS計測で専用アプリに押していく形式.
最難関は望岳台
ローディならともかく,たとえ電動であってもレンタルママチャリであそこまで登るのは相当の覚悟が必要.

詳細は不明だが今年も同じポイントなのだろうか?
どうせなら数を増やすとか,到達の難易度を上げるとか...(チャリ廃人の発想)

「赤羽の丘」からダウンヒル.
いつもは雑草に覆われている河川敷のグラベル.
「草苅り作業中」ののぼりが立っていた.
「これは,これは」と即進入.

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道なき道を切り開いたような良い雰囲気.
草でふわふわの路面を爆走.そしてスプロケが大変なことに...

空模様が怪しくなってきたので,グラベル遊びは終了.
自宅方面へ向かう.

千代ヶ岡のセイコマで小休止.
復活販売の「梅ソーダ」が美味い.

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最後はやはりグラベルで〆.
舗装化進行中の往路の対岸を走る.

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無事に帰宅.
まずはシャワー.
そしてSTRAVAにデータと写真をアップ.
昼食を摂り,洗濯したウェアを干していると,予報通り雨がポツリポツリと...

ヤバい,ヤバいと,本降りになる前にEPICの洗車を開始.
前回と今回,両方の汚れをしっかり落としてやらんと.

CXWXC 自転車 メンテナンススタンド

作業中,たまたま家にいた息子(中1)が現れて一言.

「とーちゃん,オレの自転車(GIANTのMTB)も洗って~」

「アホ,ふざけんな,自分でしろ」と,洗車方法をレクチャー.

わかってんだが,適当なんだか,Kazchari指示の下,なんとかキレイにする.
自分の道具は自分で手入れした方が愛着がわくものだ.

しかし...チャリが6台(息子のMTBを入れると7台)にオートバイ1台(ヨメさんのバイクを入れると2台).
洗車用のケミカル品の消費が激しすぎる.
特にこいつ.

ワコーズ フォーミングマルチクリーナー(FMC) A402

ワコーズの製品は確かに優秀だけど,別のメーカーに変える(試す)など,コスパの見直し必須やな.

つーことで,明日はいよいよTopstoneの”あの”作業.
楽しみだ.

EPICな全道MTB4時間耐久レースin上砂川ライド

2025/5/11 Sun

さぁ,地獄を楽しみな

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曇り.温度:13 ℃,湿度:85%,体感温度:11 ℃,風速:10.4 km/時,風向:WSW

DoRideさんの運営の「全道MTB4時間耐久レースin上砂川」に参加した.

全道MTB4時間耐久レースin上砂川

人生初のMTBレースである.
はたして,その結果は...

4時間,27周回でソロ部門12/19位と,オデノカラダハボドボドダ!
いくら初レースとは言え,あまりにも不甲斐ない.
そして死兆星が見えた阿鼻叫喚の地獄絵図.

ちなみに優勝した方はなんと40周回である.
本当に同じ人類なんか? バ,バケモノか!

では,当日の朝にプレイバック...(♪きゅるきゅる~)

会場の上砂川は自宅から2時間ほど.
朝5時頃に家を出る.

レース前日の土曜日は大雨.
今日も午前中は雨予報.
実際,旭川出発時も小雨が降っていた.

ブルベだと7割方DNSしていたであろう天気.
だがしかし,今日はMTBレース.
泥にまみれてナンボなのだぁ!...とお気楽に考えていた時期がKazchariにもありました.

マシンはもちろん「Specialized EPIC EXPERT」
フルカーボン,フルサスのXCレース用軽量MTBである.
「S-WORKS」ではないものの,定価¥1,000,000の準ハイエンド(を¥300,000引きで買った).

『Specialized EPIC EXPERT』なほぼグラ・シェイクダウンライド

これで勝てねば貴様は無能だ...と,ハイ.無能でした.
所詮,チャリはエンジンが高性能でないと宝の持ち腐れであると痛感.

会場へ向かう途中,補給食として「アミノバイタル」やら「ミニクリームパン」を購入.

アミノバイタル 味の素 ゼリードリンク パーフェクトエネルギー グレープフルーツ味 130g×6個 アミノ酸 5000mg アラニン プロリン 栄養補給

いつものレース同様,「スーパーメダリスト」をちびちび飲みながらハンドルを握る.

アリスト スーパーメダリスト 500ml用 11g×8袋

7時過ぎに会場in.
さすがに早く来過ぎたか,まだ参加者の姿は少ない.
受付になるべく近い場所に駐車.

隣の家族連れに挨拶.
「すいませ~ん.このレース初めて参加するんですけど,クルマここでいいんでしょうか?」と早速コミュニケーションを取り,情報収集.

見れば,参加するのは親御さんではなく,そのお子様たちのようだ.
高校生と小学生?
しかし,チャリやウェアは本格的.
英才教育なのか?

他にもキッズ・ライダーがちらほら.
「S-WORKS」乗りまでいて驚く.

EPICをクルマから降ろしてウォーミングアップ.
コースにはまだ入れないので,会場周辺をうろうろと徘徊.

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何せ初心者である.
サスや空気圧のセッティングも何もかも全然わからん.

一応,Google先生に「前後2.2Barぐらいが良いでしょう」と教えてもらうが,今思えば,今日のようなマッドコンディション+体重58kgのKazchariだと明らかに高すぎ.
これが後の”坂道空転地獄”につながった気がする.

8時受付開始.
エントリー時は隣接する温泉施設が休館のために使えない⇒¥1,000引きだったが,この大会のために休館日を延期してくれたらしい.
ゆえに「入浴+弁当代」として,追加で¥1,000払った.

ゼッケンをもらう.
エントリーが早かったせいか,トップの「№11」だった.

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パンフ兼メンバーリストももらう.
TさんやFさん,Nさんなど強豪勢の名前が並ぶ.

こうして見るとソロ参加でも,みな何らかのチーム名を記入していた.
Kazchariだけがチーム名空欄だったが「おだってるJAPAN」にしとけばよかったかな.

Flèche Hokkaido~おだってるJAPAN,かく戦えり(その1)

今度からそーするか.

さて,ここから8時40分までコースを試走できる.
意気揚々と進入するが,「うわ,これは楽しい~」と思ったのは最初だけ.
すぐにこのコースの凶悪さに気付く.

コースはスキー場の斜面に作られている.
様は登りか下りしかない.
平坦なのは,建物をまわるアスファルト部分のみ.

そして,昨日からの雨でコースコンディションはヌタヌタドロドロのマッド路面.
10%以上の激坂が3か所ほどあるわ,180°ターンはあるわ,ホイール1/3が埋まる水たまりはあるわ,岩石の横をタイヤ1本分しか走れない道があるわで,もうヤベー予感しかしない.

ゆっくり1周しただけなのに,もうヘロヘロ.
こ,これを4時間!? 正気の沙汰ではない.

「何か,とんでもないイベントにエントリーしたのかもしれない...」と後悔しても後の祭り.
競技説明後,9時のスタート時間がやってきた.

何せ4時間である.
映画2本分を一人で走り続けるのだ(『タイタニック』より長い)
補給はどうする? トイレはどうする.
そんなド素人の不安をよそにレースが始まった.

驚いたのはトップランカー達のスタートダッシュ.
もう最初からとんでもないスピードでカっとんで行く.

「も,もつのか,あれで?」

どんなエンジン積んでるのやら...
で,Kazchariの方は早々に「完走すること」に目標を切り替える.

最初は登れていた坂セクションも,タイヤのブロックに泥が詰まって空転.
さらには,コース作成のために刈られた草が泥と交じって粘土状に.
それがフロントギアやリアサス,チェーン付近にからみ,とんでもない抵抗になる.桜の花びらがトッピング...

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チーム参加者はまだ良い.
交代(休憩)時に高圧洗浄機で泥を洗い流せる.

ソロかつ初心者のKazchari,あろうことか,そのシーンを見て,レースを中断し洗車するという暴挙に出る(アホです)
こんなことをしている場合ではないと,以降は停車時に手で泥を掻き出す作業数回.
もはや,何をしているのかわからない.

泥の弊害はまだある.

ボトルの水が飲めないのだ.
本体は元より飲み口も泥だらけ.
とても口をつける気にならない.

また,ピンディングに泥がつまり,SPDペダルがはまらない.

サイコンにも泥が飛び散って,画面が見づらい上にタッチスクリーンの誤作動まで起こる.

もう何がなんだか...変な笑いしか出ない.

ゴール前の直線,ちょうどクルマの駐車列の間を通る,つまりここがピットになっている.
目安として1時間ごとに停車,いそいでアミノバイタルを飲み,クリームパンを頬張り,水分を補給する.

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残念ながら,それだと全くエネルギーが足りなかった.
常にハンガーノック気味.

そして,レース後半になるにつれ,左足が頻繁につるようになった.
特に転びそうになって足を着いて,再スタートする時である.
下腿三頭筋だろう.激痛とともに脚の指を全然伸ばせなくなってしまう.

ついでに右足も古傷の腸脛靭帯炎が再発.
膝の外側およびふくらはぎ上部にも激痛が走る.

上肢も問題.
不整地と言えば,何よりもバイクコントロールが重要.
暴れるバイクを上肢・体幹で押さえつける必要がある.
ところが...全く力が入らない.

特に右手.
明らかに握力ほかの筋力が低下している.
言うまでもなく鎖骨骨折をやらかした側である.
絶対に右側にコケるわけにはいかない.

チャリダーKazchariは鎖骨骨折!

おまけにシフトレバーとドロッパーレバーにも,左右の親指があたって,皮がむけて出血.

...てな感じで満身創痍
周回タイムがどんどん落ちていく.

坂だけでなく(かせげる)平地ですら全然踏めない.
チーム参加とは言え,キッズたちにも抜かれていく...

あまつさえ雨も降りだす.
実況の方も「いやぁ,今日のレースは本当にキツイですねぇ~」と連呼.

そんな中,トップ争いを続けるライダーの走りは,正に天上人の戦い.
何しろ速い,かつスタミナ無尽蔵.
テクニックもエグイ.
マッドな轍だろうが,急ターンだろうが無駄なくグイグイと進んでいく.

下手クソなKazchariなんかは,比較的締まった路面をトレースするような走りになってしまうが,上手い人は最短距離,もしくは周回遅れをパスするために道なき道をガシガシ走っている.

信じられん.

弱ペダのMTB編で「MTBのコースは立体的.狭い場所でも抜けるポイントはいくらでもある」みたいなセリフがあったが,100億%納得.

後半2時間,もう完全に脚がなくなって,ちょっとした坂道も上がれない.
EPICから降りて押すべし.

情熱、思想、理念、頭脳、気品、優雅さ、勤勉さ…そしてなによりもォ! 速さが足りない!!
(スクライド:クーガーのセリフ)

要は...圧倒的に体力とテクニックが足りないッ!

ついに4時間が経過.
ここまで「早く終われ」と願ったレースはこれまでなかった.
とりあえず完走できたことで,自分をホメてやりたい...トホホ

iPhone15 Pro

高圧洗車機の列に並ぶ.
前に並ぶ,ベテランっぽいライダーに話しかける(グチ?).

DoRideのイベントの中でも,この「上砂川4時間」は時間的にもコース難度的にも特にキツイそうな.
うわっ,出るレースをミスった?

それに「BBは今日中に外して清掃および乾燥させた方が良い」とのアドバイスをもらう.
そうしないと,異音が発生し,寿命が短くなくなってしまうから,とか.

「と,言っても,今日の今日で作業する元気もありませんけどねーガハハッ」

そ,そーすね.同意です.
つーことで,ざっと洗車した後,弁当をもらって黙々と食べる.

iPhone15 Pro

現在14時過ぎ.
15時から表彰式だが,もちろんKazchariには無縁の世界.

隣の「上砂川温泉パンケの湯」で疲れを癒す.

上砂川温泉パンケの湯

しっかりと”サ活”3セット.
外気浴ができないのが残念だが,お湯の質は上々.

15時半,会場に戻ると残っているクルマはほとんどなかった.

iPhone15 Pro

皮肉にもレース終了後,天気はすっかり回復.
太陽がまぶしく暑いほど.

ラインテープが取り除かれたコースをぼんやりと眺め,レースを反芻.

それにしてもマジできつかった.

接触や落車が怖いので,いわゆる「ロードレース」には出たことはないが,Kazchariは短時間瞬発系より,長時間ペース走法なら得意と思い込んでたなぁ.
ゆえにMTBの初レースも「4時間耐久」にしたが,ペースやら何やら考える余裕なしっ!

ブルベやらヒルクライムと,MTBレースは完全に別の種目だった.
スノーレース? あれは少々特殊.

第3回びえいスノーサイクルフェスティバル

同じ「人力2輪」と言えど,機種ごとに用途,乗りこなし方が別物.
それだけバリエーション豊かなのがチャリ趣味の特徴やね.

つーか,今日のコンディションだといっそ「ファット+フラぺ」の方が良くね?
ファットの人はいなかったので,目立って,たくさんアナウンスしてもらえたかも...(うれしいのか?)

いずれにせよ,グラベルをのんびり走るだけでは,体力もテクニックも身に付かないことがよくわかった.

弱ペダの最新刊でMTB出身者が(バイクコントロールという点において)「ロードは楽だよねぇ」とイキってるのもさもありなん.

弱虫ペダル 95

つーことで,強烈な体験ほど記憶に残り,また経験したくなる.
MTBレース,楽しいぞお!(説得力ゼロ)

iPhone15 Pro 平和だったスタート前...