EPICなさらなる軽量化を求めてハンドル交換ライド

2024/11/23 Sat

軽量化の沼

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曇り.温度:1 ℃,湿度:73%,体感温度:-2 ℃,風速:10.7 km/時,風向:NNW

土曜日である.
朝から快晴.雪も降っていない.

いつも通り6時に起床.
朝食後,まずはこの時期恒例の冬支度を開始.
家族のチャリ(3台)とオートバイ(2台)を倉庫に移動.
オートバイから外したバッテリーはこいつで室内保管.

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10時前,厚手のウインターウェアを着てEPICを準備.
明らかに一桁気温で,チャリライドに向いているとは言えぬが,北海道住みだと「問題ない」と思ってしまう.

本日の目的地は「ヨシリン」さんである.
先週注文したEPIC用のカーボンハンドルが届いたとの連絡を受け,その取り付け作業に向かうのだ.

S-WORKS CARBON MINI RISE HANDLE BAR

泣く子も黙るS-WORKS! 本体は高いのでハンドルしか買えん!

神楽岡公園経由で駅前方面へ向かう.
そしていつものサイクリングロードへ.

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寒いからか,散歩者の姿も少な目.
少しずつアートなオブジェが増えているような...のモノリス

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いつもと少しコースを変えて旭西橋を渡り,ヨシリンさんには11時前に到着した.

先客がいたので挨拶すると,今年は何度も一緒にライドした謎の人,Eさんだった.シーズンオフの整備依頼に来たそうな.
これから買い物に行くそうで,Kazchariの作業を優先していただけた.
ありがたし.

つーことで店長さんの作業開始.それを見学.

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まずは届いたカーボンハンドルを持たせてもらうが,さすがに「軽い!」の声がもれる.
性能には無関係だが手触りも良い.
元のアルミハンドルと長さは同じ(780mm)なのでカットも不要.

カタログにはなぜか重量が書かれていない.
取り付け前にデフォルトのアルミハンドル(Specialized Alloy Minirise)との重量差を調べる.
約60gほど軽い.逆算するとこのカーボンハードルは200gほどと思われる.

軽量化が最も効果的なのはチャリの末端&回転パーツと言われている.
ようするにホイールやタイヤのカスタムがベスト.

ではカーボンハンドルはどうなのだろう?
「末端パーツ」には違いないが,各種記事によると,軽快さよりも振動吸収性に期待する方が良いとのこと.
それはそれでありがたい話ではある.

さて,取り付け作業だが,店長さん,特にトルク管理を厳密に行っている様子はない.
今後の整備のこともあるので,どのくらいのニュートンで締めればよいのか聞くが,あまり気にしてないとのこと.

「カーボンハンドルはかなり丈夫なので,普通にこけて折れることは,まぁないよ.これまで見たことがない」らしい.

そうなんやぁ.じゃあ,Oさんのピナレロみたいにカーボンフレームにサイドスタンドも無問題? ⇒ 「あれはダメ」だそうな (^^;

つーことで無事作業終了.

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帰り際,店長さんにホイールが入るサイズの段ボールが余ってないか尋ねる.
ちょうどいいサイズのがあるとのこと.

現在,絶賛断捨離中で「リムブレーキ用軽量ホイール」のオークション出品を考えていたので助かる.
いただくことにするが,さすがにチャリでは運べない.
夕方,クルマで再訪すると告げ,帰路につく.

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で,カーボンハンドルのインプレ.
うむ.確かに軽くなったような変わらないような...正直よくわからん.
100km越えのロングライドやグラベル走行だと違いがわかる?
自己満足? いいんです.チャリはそおいう趣味.

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帰宅すると美瑛町から「特産品の詰め合わせセット」が届いていた.

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サイクルスタンプラリー,フルコンプ者への景品である.
ありがたい話だが,いったいどのくらいの倍率だったのだろう?

丘のまち びえいサイクルスタンプラリー

景品には白金温泉のパークヒルズの入浴券が含まれているのだが,利用の際には別途入湯税¥100が必要とのこと.
わからんでもないが,ちょっとモヨる.

夕方,あらためてクルマでヨシリンさんに.
偶然にもEさんおよび,ランドヌ札幌の中の人,Kaba3がいた.

★北海道★道北のファットバイク好き「kaba3」

早速,来年復活する『アイスブルべ2025』についての詳細を尋ねる.
その時,聴いた内容を含めて公式ページも更新されている.

アイスブルベ2025

Kazchariが参加予定の「100km」の定員は20名とやや少な目.

こ,これは久々にエントリー坂がそびえ立つかも...(ないない)
解禁日の夜には事前待機&F5連打か.

使用機材は...やはりファットかな.

iPhone15 Pro 仲良し

より軽く?~ロード用の新しいホイールを購入

2024/11/22 Fri

右往左往

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Kazchariが所有するスポーツ自転車は現在5台.
うち,ロードバイクはTREKの「DOMANE」「EMONDA」である.

ともに「Project one」でオーダー.
自分のセンスに自信がなくて既存のデザインにしたけれど.

リムブレーキの「DOMANE」はかつての主力マシン.

現在はスマートトレーナーに固定され,週6日のZWIFT用になっている.
毎年オーバーホールに出しているので絶好調.
今年もブルベ(フレッシュ)や,襟裳岬までのロングライドで大活躍.

Flèche Hokkaido~おだってるJAPAN,かく戦えり(その1)

DOMANEなHIGUMA CYCLEで襟裳岬まで行ってみたライド

現在の総走行距離は66,400km.
まだまだ走るぜ.

もう一台の「EMONDA」はディスクブレーキ.
2024年に「MADONE」と統合されてしまったので,現状「EMONDA」の最終モデルとなる.

舗装路のライドはこいつに乗ることが多い.
軽量ヒルクライムマシンのはずだが,決戦軽量ホイールをはかせた「DOMANE」よりも少し重かったりする.

DOMANEなヒルクラ機材選考ライド~HANAZONOに向けて

とは言え,加速はこちらの方が上かもしれない.
今年はこいつで「ニセコHANAZONOヒルクライム」に出場.
まずまずの成績を残せた.目標(表彰台)には及ばなかったけど.

第13回ニセコHANAZONOヒルクライム(その3)

さて,これらのロードバイクたち,2025年の布陣は?

エンデュランス&カラダに馴染みまくっている「DOMANE」には,やはりブルベという舞台をご用意.
今年はついに「納沙布1200km」も復活するしな.

ジャパン・グランドネ2025 北海道 1200km 納沙布岬

この一大イベントについては,あらためて記事を書かねばなるまい.

次に「EMONDA」.
いわゆるロードレースは怖いのと機材を壊したくなのでパス.
ヒルクライム大会には参加したい.
「HANAZONO」への再挑戦,および今年スキップした「旭ヶ丘ヒルクライムアタック」「カミヒル」にもエントリー予定.

2023旭ヶ丘ヒルクライムアタックと愛山渓二次会ライド

EMONDAなカミヒル,ENIWA RACINGのみなさんとライド

ヒルクライムと言えば「軽さこそが正義」という不文律がある.

車体の軽量化に貢献するのは,なんといっても足回り関係だろう.
我が「EMONDA」にはBONTRAGERのハイエンド軽量ホイール「AEOLUS RSL37」をはかせている.前後重量で1,325gだ.

ボントレガー Aeolus RSL 37 TLR ディスク ロード ホイール

ただしタイヤはBONTRAGER「R3」をチューブで運用.
ようするに買ったままの状態なので,それほど軽くはない.
「HANAZONO」出走時の車重は確か7.4kgぐらいだったはず.

さらなる軽量化を目指すなら,これらタイヤとチューブの交換が手っ取り早い.
実際,軽量タイヤTPUチューブは購入済みである.

パナレーサー(Panaracer) クリンチャータイヤ AGILEST LIGHT (アジリスト ライト) 700x23C / 25C / 28C

[3個セット] Magene(マージーン) EXAR TPUチューブ 700C 36g

当初の計画だと「HANAZONO」「RSL37」にこのタイヤとTPUチューブを装着して参加する予定だったが...交換が面倒だったので,元の装備のままで走った(ダメじゃん)
そうなのだ.あのコースのタイムはまだ伸びる可能性はあるのだ.つまり次回は表彰台を狙えるハズ!(そうかなぁ?)

つーことで,来年の各ヒルクライム大会では機材関連での言い訳ができないように,軽量化を極めて参戦すると決意.
そこで,せっかく手元にあるこの軽量タイヤとTPUチューブを活用した決戦ホイール作成計画がスタートした(あれれ~何か理屈がおかしいゾぉ).

折しも世間はBLACK FRIDAYという名の物欲開放週間.乗るか,このBig Waveに!

上(軽さ)を見ればキリがないのがホイールの世界.
ここはやはりコスパ重視で「ELITE WHEELS」「DRIVE 40D」が最有力候補となる.

Drive 40D ディスクブレーキ

発表・発売時にメーカーがチャリ業界のインフルエンサーに配布しまくったせいか,インプレッション記事や動画が山程ある.
多少なりとも忖度があるだろうけど,概ね好評.

今では国内外のプロチームにもホイールを提供しているらしく,性能や耐久性は(他の中華格安メーカーより)信頼できそう.

今回のBLACK FRIDAYに合わせて通常より値下げしており,為替レートによるがだいたい¥150,000ほどで購入可能.高いが安いっ!

つーことで,ほぼ決定しかけていたが,実はこの「40D」には忘れがたい記憶がある.

機会損失~ ボクは...取り返しのつかないことをしてしまった...

そう,凡ミスにより無料で手に入れるチャンスを見事に逃してしまったのだ.
この事件は今でもトラウマ.
そんないわくつきのホイールを,あらためて金を出して購入するのは...なんだか悔しい.

それに,あらためて考えると「40D」の実際の重量は各インプレによると約1,300gらしい.手持ちの「RSL37」と25gしか変わらん.
100g以上軽くなるならともかく,この程度の差であれば,ほぼ同重量っつーか誤差.
つまり同タイプのホイールを買うのはもったいないし,何よりつまらん...という考えが頭を支配しだした.

もっとアガる買い物を...そうだ,Kazchariが求めていたのは何よりカッコよさだ!
「軽さ」にこだわるのをやめた時,目に入ってきたのが...

Drive Helix 57DCS

こいつだった.

これぞときめくデザイン!
流行りのウネウネ!
もちろん重量的にヒルクライム用ではなく,空力全振りの直線番長ホイール(1450g)だ.
つまり「40D」は元より「RSL37」とも真逆の性格.
うむ.こちらの方が面白い体験が得られそうだ.

で,ブログやらYouTubeでレビュー記事を探すが,「40D」に比べるとほぼ皆無.唯一見つけた記事がこれ.

ELITEWHEELS DRIVEシリーズ 40D 50D HELIX 46D 57D 比較インプレッション

おっ「HELIX 57D」ベタ褒めやん.
そして決定的となったのがこの動画.

エンジョイ系なインフルエンサーではなく,こんなガチレーサーさんがオススメするなら...と信頼度向上.

そして肝心なのは値段.
もちろん「ELITE WHEELS」の公式サイトでは,このホイールも割引中.
為替レートで換算すると,¥200,000を少し下回るようだ.
これまた高いが安い.

さらに検討を進める.
「ELITE WHEELS」には,日本に代理店がある.

BARACAN

仲介業者として単に輸入するだけではなく,グリスアップや振れ取りなどの点検を行った上で配送してくれるとのこと.
もちろん3年保証で購入後のトラブルにも対応してくれそうだ.

もちろんBLACK FRIDAYのセール中(~11/21).
結果的に公式サイトと価格もほぼ同じ.

「こんなん,買わな損やん」と,セール終了間際まで悩み,ついにポチッたぁー!...が,なんと「在庫切れ」との表示! なんてこった.パンナコッタ.

「入荷案内メールを登録しますか」とあったので失意の中,一応登録.
だってなぁ,セール期間が過ぎた後に連絡きてもなぁ,通常価格だとさすがに手が出ない.
「縁がなかった」と諦めかけたその時,あっさりと「入荷しました」との返信あり.なんじゃそら.
もちろんポチる.ポチってしまう.

つーことで,ドタバタの末,無事新ホイールを購入した.
クライム用ホイールを買うつもりが,いつの間にかディープ直線ホイールに...
思いもよらない買い物で,自分でもびっくり.

そして,軽量タイヤとTPUは「RSL37」に装着して,こちらをヒルクライム決戦ホイールとする.

「HELIX 57D」の納期は1~2ヶ月先.
その頃,北海道は雪に覆われているだろう.
「EMONDA」に装着しての実走レビューは約4ヶ月後かな.

あれ? 何か大事なことを忘れているような...
スプロケとディスクローター別売りやん!

シマノ(SHIMANO) CS-R8101 12s

シマノ(SHIMANO) ディスクローター RT-MT900 160mm センターロック ナロータイプ IRTMT900S

もうじきAmazonもBLACK FRIDAY!

Amazon ブラックフライデー2024

EPICな砂川からの刺客を迎えてのグラベルライド

2024/11/10 Sun

シーズンは終わらない

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晴れ.温度:4 ℃,湿度:81%,体感温度:4 ℃,風速:9.4 km/時,風向:S

すっかり寒くなった.
ここ旭川にも着々と白い世界が迫りつつある.

そんな季節の変化に関係なく,チャリはいつも楽しい.
週末の外ライドを愉しみに,今日を生きるKazchariである.

そんなある日,STRAVAのメッセ経由で,砂川在住のJさんからライドのお誘いが.
Jさん曰く「年中オンシーズンのチャリダーは少ない.そこでKazchariさん!」とのこと.
確かにそうかも.ましてやグラベル愛好家となるとさらに希少種.
謹んでお誘いにのっかりましょう.

「おっ,これは砂川周辺=空知グラベル遠征か!」と意気込むが,Jさん,こちら方面のグラベルは未経験とのことなので,「これはこれは」とご招待することにした.

Jさんと知り合ったのは確か数年前の「支笏湖グラベル」だったはず.

ファットなグラベルミーティングライド

その後「びえいスノーサイクルフィルティバル」「NISEKO GRAVEL」でもお会いした.

第2回びえいスノーサイクルフェスティバル~120分耐久レース~

NISEKO GRAVEL AUTUMN RIDE 2024 EX-LONG参戦!(後編)

遠路はるばるお越しくださるJさんのアテンドである.
時間的な制約もあるため,グラベルの新規開拓は避けて走り慣れたコースを設定.
もちろん,地域ならではの“激坂”をわんさと組み込みましょう.ダヒャダヒャ

Kazchariのマシンはもちろん強化新型「EPIC」である.
既に走行100km越えで慣らしも十分.
シート高,ステム長,ハンドル幅もぴったり.

ただしシェイクダウンライドで気になったのが手の疲れ.
ファットでも使用中のエルゴグリップに交換した.

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安価だが,使い勝手が良い.

SAPLIZE セープライズ自転車ハンドルバーグリップ 人間工学・滑り止め・ショック吸収 1セット

こんな感じでEPIC「ブラック&レッド」でカラー統一していく所存.
ついでに金属製のバルブカバーも買いました.

CYCLE PRO(サイクルプロ) フレンチバルブキャップ

公道走行なのでベルも必須.
他のチャリには高級品の「KNOG」を付けているが,今回お試しにDAISOのパク...いや,よく似た商品を試してみた.

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「KNOG」と音質変わらんが,お値段はもちろん¥110だ.
ただし,小さめの径しかないのでグリップ近くのみ取り付け可.
つまりロードの太いハンドルには向かない.

集合時間は9時.
場所は『花神楽』の駐車場である.
やはりライド終了後は“サ活”でせう.

ハスラーにEPICを積み込み,10分ほど前に到着.
既にJさんスタンバイ済.砂川からだと1時間半ほどらしい.

では出発.
まずは「はじまりのグラベル」から.

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ここは帰りが下りになるのでより面白い.
「〆のグラベル」としても設定しよう.

しばしの舗装路走行後,旭川自転車愛好会で走った「就実の丘ショートグラベル」を通過.まっ,こんな感じで勝手に命名.

お次は「河川敷グラベルA」で朗根内側に戻る.
そこから”あいまいな“記憶を頼りに山へ.

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入るところを間違った?
想像よりも深く深く山に分け入る.

「横牛グラベル」と命名.
ずっと登りが続く.

軽トラが走った跡がわずかに存在していたが,やがて消失.
割れ,砕石,泥となかなか走りごたえのある道に変わる.
アレですな.ソロ走行中に何かあって動けなくなったら春まで発見されなさそう...というぐらい山奥.

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登る道と下る道の分岐.
もちろん登る.そろそろ最高地点が近いはず.
激坂を登ると...あたり!

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うむ.ここまで走ってようやく見覚えがある道に出た.
一安心だが,ここまでのドキドキもたまらん.

舗装路をロングダウンヒル.
寒い分,空気が澄んで景色が美しい.
これまた絶景.

カラマツが道を覆う.つまり路面がオレンジに.
下手なブレーキングだとスリップしそう.

なのにJさん,下りのスピードが半端ない.
聞けば,元々モトクロスもやってたそうで,そりゃバイクコントロールはお手の物.
それプラス「Jエンジン」の出力がすさまじいので激坂もぐいぐい登る.
バラ完で組んだと言うSURLYフレームのマシンはお世辞にも軽いとは言えないし,ギアも小さめ.だのに速い.ぐぬぬ.
激坂で置いてけぼりにする計画が早くも破綻(性格悪っ).

で,最近お気に入りの「送電塔の見えるグラベル」を越える.
天気が良い方にハズレた.日が出てきていい感じ.

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そして定番の「赤羽の丘グラベル」
ツーリングマップルにも掲載されているので,オートバイやクルマの姿を見かけることも多い道だが,今日は我々だけ.

いただき画像
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ビート(てんさい)の収穫シーズン.
あちこちにビート山がある.
葉はほうれん草っぽいのに,実は砂糖の原料という変な野菜.
北海道の基幹作物だが,”まんま”の形状で食卓に並ぶことはないので,意識しにくい.

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お昼だ.腹が減ったので美瑛の町へ.
ニセコのように大規模スキー場を持たない美瑛の冬はオフシーズン.
観光客の姿はまばらとなる.
結果,休業中や時短営業の店が増える.

コンビニでの外飯は避けて,何度か利用したことがある「美丘」へ.

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ここも冬は土日祝のみの営業.メニューもほぼ麺類のみ.

何か以前と印象が変化している.
そうそう,昔は「スターウォーズ推し」だったのに,関連グッズがすっかり片付けられて,なぜか「ジブリ推し」になっていた.
外国人向けにした?

いずれにせよ,鶏鍋うどん(¥1,500)が美味し.

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カラダはあったまったが,外は相変わらず寒い.
日が落ちる前にデポ地に戻らねば.
それでも,Jさんに見せたい風景があった.

そう.「あの農道」である.

「グラベルじゃあないけど,行きます?」と提案.
承諾していただいたので,じわじわ登る自転車道を通って,落下のためのエネルギーを溜める.

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そして,登り切ったところからダウンヒル.
掛け値なしの絶景の中,下り好きにはたまらん道.
幸い,気温はさほど下がらず,防寒着を着る必要はなかった.

そして,いよいよ本日のクライマックス.
「22%越えの激坂グラベル」へ向かう.

先日発見したばかりの,登って下るピストングラベル.
MTBの巨大なギアとEPICの軽さに助けられてKazchariは足つきなしで登頂.

ギアの歯数的に難しいのでは...と思われたJさんだが,さすがのJエンジンである.ガシガシと登ってくる.すげーわ.

いただき画像

後は来た道を戻り,予定通り「はじめのグラベル」あらため「〆のグラベル」を激走.

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いただき画像

で,15時過ぎ,予定通りデポ地に帰還.
いやぁ,いつもの定番コースも,1人で走るより楽しかった.

予定があるというJさんを見送って,Kazchariは“サ活”へ.
1セット目はともかく,2セット目以降は外気浴無理.
寒すぎだ.

サ室内では『イッテQ』を再放送していた.
知らない芸人がなんと「ラジャ・アンパット」へ.
「マンタの群舞を見る」という企画だったが,編集の仕方が気に食わない.

海の美しさよりも,宿代や入域料の高さをやたらに強調し「金にまみれた強欲な海」という印象操作.ウソとは言わんがなんだかなぁ.

で,海中映像もライティングも何もダメダメなので,全然美しくない.
この番組を見て「こんなに金かけてこれ?コスパ悪ぅ~」と思われるのが何か嫌.

2019年のラジャ・アンパットダイビングクルーズ(1)

途中でサウナ室タイムが終了したため,目的の「マンタ群舞」をどの様に紹介してたかは知らんけど.

で,無事帰宅.
今日も充実したライドだった.
EPIC,絶好調である.

思えば,今年はグループライド開眼の年.
しかもエンジョイライドではなく,どちらかと言えばガチ勢のライドに参加することが多かった.どう考えてもその方がライド後の満足感が高い.

DOMANEなHIGUMA CYCLEで襟裳岬まで行ってみたライド

事前に「今日はゆるポタですよ~」「坂遅いんで~」とか互いに謙遜していても,走り出すと競争になるパターンが多い.

ホンマ,チャリダーは嘘つきだ(ホメ言葉)

「いくつになっても男子は刀...ではなくチャリで競争するのが好きだろう?」と生き残りのジジイが言ったとか言わなかったとか.

『Specialized EPIC EXPERT』なほぼグラ・シェイクダウンライド

2024/11/3 Sun

BRAINがたくらむ大破壊

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曇り.温度:6 ℃,湿度:82%,体感温度:5 ℃,風速:5.2 km/時,風向:NNW

最近すっかりグラベルづいているKazchari.
特に『函岳ライド』および『ゴールデンラーチトレイル』が特に印象に残る.

ファットな激闘!アタック函岳,HIGUMA CYCLEのみなさんとライド

ファットなゴールデンラーチMTBグラベルライド2024に参加

これらのイベントでご一緒したSさんMTBが全ての始まり.
試乗させてもらったわけではないものの,HIGUMAバスに載せる時や,崖を押し上げる時に少し持たせてもらった.
とにかくその“軽さ”に衝撃を受けた.
いやホンマ,ちょっと重めのロードと同じくらい.

ファットどころか,Topstone(グラベルロード)より軽いのでは?
フルサスのMTBは“重いモノ”と勝手に決めつけていた.

そのMTBの名はSpecializedの『EPIC』

気になったのでSさんに価格を聞いたところ「...ちょっと言えない値段です」とのこと.

ははーん.相当高いなこれ.

Sさん続けて「でも,最近セールでものすごく安売りしてるんですよ.それが悔しいです」

えっ? 何それ? どゆこと?
早速,サイトで確認.

スペシャライズド公式オンラインストア

な,なんとまさかのトンデモ割引額!

安いッ! い,いや高いが安い!

いや待て.
いかんせんMTBに関しては素人.即断していいのか?
ここは慎重に,まずYouTubeやブログで情報収集.

クロカン? トレイル? エンデューロ? ダウンヒル? 何それ? MTBは種類が多すぎる.
要はサスの沈み込み量が違うということか(違う).

MTBで一番やってみたいのは...クロカンレース! テクニックより登りだ!持久力だ!
となると,やはりこの『EPIC EXPERT』で正解か?

つーことで,しばし悩んだ後,旭川でスペシャと言えばの『吉田輪業』さんへ.
とりあえず,店長に色々相談するつもりが...なんと店長自らも同車種の購入を検討中とのこと.常にブラウザを開いているそうな.

「これスペシャの在庫調整だねぇ.このスペックでこの値段は本当にオトク.もう二度とないよぉ」

こ,これは,乗るしかないのか!このBig Waveにッ!
つーことで,10/20に注文 ⇒ 10/27納車.
新コロ期と違って早いぜ!

室内保管で1週間経過.ようやく週末がやってきた.
我が強化新型『EPIC EXPERT』のシェイクダウンライドである.

いつものグラベル率8割以上のルートでファーストインプレッション!

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まずはカラーリング.
ブラックに見えて実はブラックではない.
写真ではわかりにくいが,カーボン素地がうっすら見えている.

こ,これは無塗装というヤツか!
軽量化のための最適解かつ何よりかっこよい.

いつもの畑脇グラベル.
鹿の群れが駆けていった.
旭川も稚内同様,こしたんたんと鹿に侵略されてしまうのか!?

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美瑛川河川敷.
舗装化進行中のグラベルゆえ,超フラット.
もちろん何の問題もなく快走.何しろ軽い.

新車で一番気になるのは何よりポジション.
ドロッパー+湾曲シートポストゆえ,下げるのにも限界がある.

乗るまで心配だったが,幸いなことにポジションぴったり.
元々スペシャのファットに乗っていたので,ジオメトリが似ているのかも(ホンマ?).

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少し寄り道.
規模小さめな柱状節理.

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道がやや荒れてきたぞ.
だがしかし!

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ハイエンドフルサスのEPICには造作もないわ!
まるで舗装路を走っているかの様(ウソです).

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前後サスには「BRAIN」というシステムが組み込まれている.

Brain Technology

要するにライダーがかけた圧と,地面からの突き上げショックを区別して最適なサスの動きに調整する機構らしい.
なんだかわからんが,とにかくヨシ.
決して『大鉄人17』の敵の名ではない.

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iPhone15 Pro

10%越えの激坂グラベルをダンシングしてみる.
フロントが沈む沈む.これが”力”が逃げているということか.
MTBはシッティングでリアをトラクションにかけながら...が基本らしい.

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最近,お気に入りの場所.
まるでクラシック音楽のCDジャケットの様.

遠くに見える送電塔が少々残念(消しゴムマジック発動?).

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カラマツが一番美しい時期かもしれない.
シーズン内納車で良かった.

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ここは偶然迷い込んだ未知のグラベル.
草に覆われて雰囲気よし.

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林の中は落ち葉の絨毯.
枯れ葉を踏む音以外聞こえない.
もちろん誰もいない.

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現れる注意看板.
ワナを仕掛けている? どこに?
偶然足を挟まれてしまい脱出不可能.
パニック映画によくあるシチュエーション...は嫌だ.

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一旦,山を下りて河川敷のグラベルへ.

「EPIC」はカーボンフレームなのでサイドスタンド装着不可.
ロードで使っている「めだたんぼー」はBBの位置が高すぎて仕様不可.

りょうちん(Ryochinn) 青奴工房(aoyatsukoubou) めだたんぼー 自転車撮影用携帯フォトスタンド クリア

立てかけるモノが必要.
写真映えのために,ホームセンターでアクリル棒買って自作しますか.

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「赤羽の丘」を駆け上る.ホンマ,軽いわ.

今年出場した「ニセコHANAZONOヒルクライム」にはMTB部門もある.
この強化新型「EPIC」で出たら勝てる?

第13回ニセコHANAZONOヒルクライム(その3)

ちなみにMTB優勝者のタイムは40分33秒...速っ.
EMONDAのKazchariと2分ほどしか変わらん.
タイヤをスリックに換えて...は反則?

iPhone15 Pro
iPhone15 Pro

いつもながらの絶景.
飽きない.
秋はグラベルに最高の季節,プラス新車の高揚感.

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美瑛の町中に向かう.
その途中で見つけた紅葉(もみじ)
北海道の紅葉には赤成分が足りないので貴重な存在.
映えますな.

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別の場所では謎のサークル.
何かを召喚するつもりなのか?
円の中心にチャリを置く勇気はなかった.バチあたりそう.

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気になっていた初見の丘グラベル.
ふむふむ.ここにつながるのか.

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グラベルのつづら折れ.

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いやいや,ホンマいくらでも新ルートが見つかりますなぁ.
ロードだけしか乗っていなかったら,決して見ることがなかった景色.

もちろん今日ぐらいのコースだと,手持ちのグラベルロードやファットでも十分走れる.
しかし,この楽しさ,気軽さは純粋なMTBならでは.
マジでどこでも走れそう.

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さて,本日のメインイベント.
以前から目をつけていた,とんでもないグラベル激坂に挑戦.

視覚のウソで,実際に登ると大したことがない”激坂”が多いが,コイツは本物.
サイコンには斜度「22%」が刻まれた.

だがしかし.さすが強化新型「EPIC」
スイスイ...とまでは言わないが結構余裕を持って登攀.
軽さは正義.
悪名高い「暗峠」も行けるんちゃうか? こいつやったら(未体験).

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頂上は行き止まり.
そのうち,どこかにつながりそうではある.

もちろん下りも激坂.
怖ぇー,が,タイヤのグリップ良好.ドロッパーも効果的.
圧倒的な下り安定性能.

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下から見るとこんな坂.
見たまんまの”激”

iPhone15 Pro

つーことで,残りは往路を逆にたどって帰宅 ⇒ 即洗車.

ファット⇒グラベルロードと巡って,とうとうMTBを購入してしまった.
しかも,フルカーボン,フルサス,電動コンポのエグい仕様.
さらに言うなら,ボトルゲージや携帯工具も最初からセットの親切設計.
それで”この価格”なら,マジでお買い得と言えよう(理解者は少数派)

Kazchariはもはや,このハイエンドマシンの性能を引き出せるギリギリの年齢(たぶん).
今乗らないといつ乗る?...という話を「EMONDA」購入の際にも書いたような...

アガリの一台~TREK EMONDA SLR7 First Light

ロードとマウンテンは別腹ということで.

まっ,これでウチにある自転車が5台になった.
ついでにモンキーもある.
カラダは一つだけなのにねぇ.

(今はなき)「TREK TCT5000」は運動習慣をくれた.
「TREK DOMANE」は長距離走行体験をくれた.
「Specialized FATBOY」は季節・路面を問わぬ走りをくれた.
「TREK EMONDA」は軽さと速さをくれた.
「Cannondale Topstone」はオンオフの垣根を取り除いてくれた.

さて,「Specialized EPIC EXPERT」は何をくれる?

...と,いい買い物をしたのは間違いないのだが...な,なんと!
11/11になって,公式アウトレットがさらなる値下げ!
なんとKazchari購入時よりさらに¥100,000offだとぉぉ!

https://www.specialized-onlinestore.jp/shop/g/g90323-3102/より

ええもん! こんなの早いとこ買ってちゃっちゃと楽しんだもん勝ちなんだからね!(T_T)シクシクシク36

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冬のチャリイベント情報が続々と

2024/11/12 Tue

アツイ闘いが待っている

そろそろ雪の足音が聞こえてきそうな今日この頃.
変〇チャリダーのみなさま,いかがお過ごしでしょうか.

この時期になると,オートバイライダーの姿をめっきり見かけなくなる.
雪はまだ降らずとも山道やトンネル,橋上は凍結の危険性がある.
景色も地味.
そして...寒い.寒すぎる.
うちのモンキーも冬眠の時を待っている(まだバッテリー外してないけど)

SUPER NATTO 全自動12Vバイクバッテリー充電器

さて,チャリはどうだ?
ロードはオートバイと同様の理由で冬眠間近.
直ぐにスパイクタイヤをはいたMTB/ファットの出番となる.

そこで現在,Kazchariが参加予定の冬期チャリイベントを紹介.

まずはこれ.

【年忘れカミヒル大会】

2024年12/30開催決定(なのか?)
旭川チャリ界重鎮,ヤマタケ氏主催の年末恒例ヒルクライム.

まずは道内最高地点,凌雲閣の駐車場までクルマで.
そこからチャリでダウンヒル.
チェーン装着場からターンして約10kmのヒルクライムを敢行.
ゴール後は温泉と昼食会が待っている.

そんな昨年の様子はこちら.

ファットな年忘れ厳冬期カミヒルライド

大盛況でした.
思い起こせば2019年の第1回大会(?)は5人ほどだったな...

色々覚悟しないと“危険が危ない”イベントなのは確か.
既に口約束でエントリー済み.

【第4回びえいスノーサイクルフェスティバル】

第4回びえいスノーサイクルフェスティバル~120分耐久レース~

2025年1月19日(日)開催決定!
これまた第1回大会から連続参加中.
昨年の記事はこれ.

第3回びえいスノーサイクルフェスティバル

いやもう,前回大会はひたすら寒かった.
朝の気温が-20℃越え.
鼻の頭が凍傷でもげるかと思った.

既にエントリー済み.
さぁ,「EPIC」「ファット」かどっちで走る?

そして最後にとっておき.

【Randonneurs札幌 2025アイスブルべ】

2025アイスブルべ

♪ 帰ってきたぞ~ 帰ってきたぞ~
もちろんランドヌ札幌さん主催で2025年1月25日開催.
コースや距離などの詳細は未発表だが,東川発着とのこと.
まさかの「きとろん」発?
いずれにせよ,久々の復活が素直にうれしい.
前回は2020年.100kmコースを走った.

アイスブルベ2020(100km)

日中の天気はおおむね良好.
ゴール間際に吹雪.
東川の町中からキトウシまでの直線道路と最終ヒルクライムが辛かったなぁ.

そう,長丁場となるアイスブルべでは天候の良しあしが難易度に直結する.
時間内完走者1名という地獄...いや伝説の2017年とか(Kazchariは不参加).

アイスブルべ2017★当日★

そんな久々の超絶楽しいイベント,もちろん参加予定である.
12/14,エントリー開始だ.

以上,現在参加予定の冬チャリイベント3選でした.

OLYMPUS TG-5

ファットなゴールデンラーチMTBグラベルライド2024に参加

2024/10/13 Sun

黄金のカラマツ

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晴れ時々曇り.温度:13 ℃,湿度:72%,体感温度:9 ℃,風速:18.6 km/時,風向:NNW

体内時計に従って5時過ぎに起床.
例によって枕が変わると眠りが浅くなってしまうのはどうしたものか.

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寒い.
ただ,天気は良さそう.

昨日のうちに買っておいたパンで朝食.
Yさんが煎れるコーヒーが美味い.

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9時に出発予定だが,早々にジャージに着替えて朝の散歩.
ここ「佐伯農場」にはキャンプ場(むそう村)も併設されている.

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さらには野外美術館と言っても差支えがない面白いオブジェが点在している.
これらが朝の光を浴びて,全てがフォトジェニック.

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うーむ,ガチカメラ(一眼)持ってきたら良かった...

散歩中,オーナーの佐伯さんに声をかけられ,工房を案内していただく.
施設内の何から何まで手作りされている.
現在は来月開催されるトレラン大会のトロフィーを製作中とのこと.スゲーわ.
まさに男のロマン.

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さて,メンバーの準備が整ったところで出発.

本日走るのは『ゴールデンラーチトレイル』と呼ばれるトレイルコース.
以前は『北根室ランチウェイ(KIRAWAY)』として界隈では有名だったそうな(今でも標識が点在).

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佐伯さんを中心に少人数の有志が作り上げ,世界有数のトレイルと認識されていたが,残念ながら閉鎖となっていた.

「北根室ランチウェイ」閉鎖・・・ご苦労様でした!

それが昨年,ようやく再開.
来月の11/3にはトレイルラン大会が開催されるという.
そのコースを今日走るのだ.

佐伯さんによるとヨーロッパのトレイルでは,ハイカーや自転車が共存してトレッキングを楽しんでいるのに,なぜか日本では棲み分けというか,互いを邪魔に思ったり,専用コースになっていたりする.
『ゴールデンラーチ』では,そういった境も取り除きたいとのこと.

いやいや楽しみですな.
まずは入口近くの駐車場までHIGUMAバスで移動.
釧路から参加の方々と合流する.

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チャリでも走れるコースとは言え「勝手に入り込んで走られると困る」とのことで詳細なマップはアップできない.

コース整備にも手間と時間がかかるため利用料を払うのがルール.
興味を持たれた方は,佐伯農場さんに問い合わせてください.

つーことで約50km,ほぼグラなライドにGo!

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普段からクルマが走ってそうな締まった土グラ

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草グラ

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シングルトラックの高速ダウンヒルグラ

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ここは谷間に道を作った土手グラ? 絶景だ.

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林間を抜ける立木グラ(徐々に適当).

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ゴールデンラーチトレイルは,まだスタートしたばかりだが,ホンマ期待以上.
地元の「美瑛」はもとより「十勝」「ニセコ」のグラベルとはまた違った魅力がある.

しかおい小麦グラベル+おまけライド(その1)

NISEKO GRAVEL AUTUMN RIDE 2024 EX-LONG参戦!(前編)

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休憩ポイントの山小屋に到着.
歩きトレイルの場合,ここで宿泊するようだ.
風が強くなってきた.

持参したパンと回転焼きで昼食タイム.

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さぁ,出発しますか.

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参加者はみなMTBもしくはE-bike.
ここまではグラベルロードでも走れるコースだったが,この先は...

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深い草グラ
偶然見つけても勝手に入ってはいけません.
まぁ,チャリで走ろうとは思わへんやろな.

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いや,入ってもいいのか.

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そのうち,どう考えてもチャリに乗って進むのは無理な道(崖)に.
担げば大丈夫.押し上げれば大丈夫.
めたくそ楽しい.

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さらには川渡りも.
周辺が湿地帯になるので,油断するとシューズが泥だらけに.
楽しすぎる.

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ところどころにある標識兼クマ鐘.
特にクマの痕跡はなかったような...(気がつかなかっただけ?)

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当然のごとく斜度20%越えの激坂多数.
果敢にアタックするも,さすがにな.

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ジャングルグラを抜けると,本トレイルのシンボル的存在の「モアン山」が見えてきた.

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出発前から「登頂する?しない?」で話題になっていた山.
なるほど.登山道はあるものの,こいつをチャリで登るのはキツイ.

途中で諦めてチャリを放置.
残りの数十メートルを徒歩で登る.

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確かに絶景.
やっぱ,このエリア(道東)には”北海道らしさ”が詰まっている.

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さて,チャリの放棄地点まで下りてからダウンヒル開始.
そこからでも相当な斜度の坂を下る.
めちゃめちゃ怖いが,それを上回る爽快感!

登山道が痛むので,後輪をロックさせないように,との留意事項あり.
落車しても草地なので痛くない(そうか?)

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再び森の中へ.
登ったり下ったり渡ったり.

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牧場脇のトレイルを走る.
ほぼシングルトラックの脇には有刺鉄線
『タイガーマスク』の金網デスマッチか!

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ごくたまに現れる舗装路.
うれしいような悲しいような.

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養老牛温泉着.
映画『男はつらいよ』の第何作目かのロケ地だったそうな.シリーズ未視聴だが.

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昼食タイム.
養老牛温泉の駐車場では,HIGUMAバスPさんが用意してくれたカレーが待っていた.

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養老牛温泉といえば,かつて有名な無料露天風呂「からまつの湯」があった.
ところが不幸な事故により閉鎖.

中標津養老牛温泉のからまつの湯は事故後どうなったのか周りには熊も

名前だけは知っていたが未踏の温泉.
いつかは訪れたいと思っていただけに残念な話.
もう少し”自己責任”が認められないと人生が窮屈だ(※個人の感想です)

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ここからのコースが本日のハイライト.
やや下り基調の林間シングルトラックを,右に左に高速で走り抜ける区間.
まるでXCレースの様

いただき画像

今思えば,この時の快感がココロとカラダに刻み込まれ,後の暴挙につながったのかもしれない...(伏線)

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写真ではわかりにくいが,なかなかの絶景エリア.
遠くに作業中のコンバインが走っていた.

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久々に開けたジャリ道.
いよいよゴールが近づいてきた感.

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草ぼうぼうの激坂を越え,再び林間シングルトラックをかけ抜けて無事,佐伯農場にカムバック.

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10月ともなると斜陽も早い.
キャンプ場内オブジェの1つ,ストーンサークル(?)にて.

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いやいや,実に楽しかった.
まぁ,途中とんでもない箇所もあるので,ソロだとかなりキツイ.
今日みたいに集団でワイガヤと走るのに適したトレイルやな.

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チャリをマンサード前に置いて,HIGUMAバスにて弟子屈の町へ.
入浴と買い出しである.

なんと!今どきたった¥200で入れるという銭湯「泉の湯」へ向かう.

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ここがまぁ...なんと言いますか,い,異次元

まず,番台のおばさんに「よそ者か?」的目線で睨まれ,「お釣りは出さないのでかっきり¥200用意すること」「歯磨き禁止」「使った椅子や洗面器は元の位置に(確実に)戻すこと」など,何かをやらかす前に注意事項を早口で並べ立てられる.もちろん,石鹸やシャンプーの類は設置されていない.
ここまでプレッシャーを感じながら風呂に入るのも久しぶりだ.

実際,Kazachariの後に上がったEさん,うっかり洗面器を元の場所に戻すのを忘れて,背中に模様のあるおっちゃんにめっちゃ怒られてた.こわっ.

まぁ,我々って地元の調和(ルール)を乱す邪魔者やねんやろな.
ぜひ,その伝統を守ってってください(他意はない).

スーパーで買い出し後,佐伯農場へ戻る.

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今夜は「焼き肉」「サンマ」だ.
〆に「焼きそば」...って,Pさん,若者の集まりじゃないので,ちょっと大杉ますって.

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つーことで,今宵も宴会たけなわで夜が更けていく.

途中,誰かが「開陽台へ星を見に行きましょう!」と提案.
これだけ冷えているのだ.空気も澄んでいるはずと,HIGUMAバス発進.

到着したものの,残念ながら雲が多く,星はぼやけていた.
一方,展望台から東方面に見える明かりが「国後島なのかどうか」論争が勃発.
うん,平和な夜だ.

マンサードに戻り,メインイベントの無事な終了を祝う.
天気にも恵まれたし.色々なコト&ヒトに感謝.

今思えば『ゴールデンラーチトレイル』も,そしてこの宿も非日常的過ぎて,なにやら白昼夢だったかのよう...

ただ,これだけは言える.来年もここに来ようと.

いただき画像

ファットなHIGUMA CYCLEのみなさんと摩周湖周辺グラベルライド

2024/10/12 Sat

合宿だぁー

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晴れ.温度:17 ℃,湿度:52%,体感温度:20 ℃,風速:3.9 km/時,風向:SW

Kazchariは高校時代,陸上部に所属していた.

長距離(5000m~駅伝)ランナーだったKazchariは,そらもうタヒぬかと思うぐらい走りこまさ...こんだ.
今となっては,ただただ辛かったという記憶しかない.
まぁ,おかげで“根性”がつき,年齢の割には心肺機能を維持できているかもれんが.

で,体育系部活の定番イベントと言えば「合宿」である.
いつもにも増して辛かった合宿だが,オトナになってからは違う(はず).
好きな事を時間を気にせず堪能できる素敵な刻.

3日間のチャリ三昧.
そんな合宿にこの度,参加させていただくことになった.
“端っこライド”他で,色々お世話になったHIGUMA CYCLEさんの主催である.

DOMANEなHIGUMA CYCLEで襟裳岬まで行ってみたライド

ファットな激闘!アタック函岳,HIGUMA CYCLEのみなさんとライド

場所は摩周~中標津周辺.
キャンプ場やロッジなどの宿泊施設を有する「佐伯農場」さんをベースに,周辺トレイル(グラベル)を走り回るという,楽しみが過ぎるイベントである.

Facebook-佐伯農場

本番のトレイルライドは13日.
その前日inということで,まずは弟子屈(摩周湖)に向かう.
Google先生によると自宅からは266km,約4時間の道のり.
さすが北海道,速いぜ.

当初はグラベルロードのTopstoneで参加予定だったが,事前にHIGUMA CYCLEのKさんに相談すると「ファットの方がいいでしょう.本当はMTBがベスト」とのこと.
KazchariはMTB持ってません(T.T)
つーことで必然的にファットをチョイス.

バカでかいフレームだが,前後輪を外すと運転席後方にキレイに収まる.
助手席およびその後席は完全フリーなので車中泊も楽勝だぜっ.
今回はしないけど.

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最短ルートである国道39号と紋別自動車道を使ってワープ.
美幌町内のホクレンでセルフ給油.
たまたま¥2,000以上の給油で卵1パックプレゼントキャンペーンを行っていた.今夜の夕食に使うぜ.

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これまで経験したことがないほど晴れ渡る美幌峠を爽快にダウンヒル.
で,あっという間に集合地点の「レストラン摩周」に着いた.

13時前,HIGUMAバスも到着.
まずはレストランで昼食.
「そばと豚丼セット」が有名らしく,ここは素直にそいつを注文.

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美味し.
PayPay払い可でなぜか安心.
現金払いにますます抵抗感がつのる昨今.誰の陰謀だ?

駐車場でチャリをセッティングし,プレ・ライドに出発.

まずは摩周湖第一展望台まで(舗装路の)ヒルクライム.
さほど斜度がキツイわけではないが,クソ重いファットだと良いトレーニングとなる.

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それに絶景.

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さて,駐車場.
クルマやバイクは有料だが,チャリは無料.

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数年ぶりの訪問.
テラス風の歩道ができていたりといろいろオシャに進化.
これもインバウンド効果か.

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気になる「トレイル」オブジェ.
ここを起点に山越えの歩きルートが紹介されている.
海外なみにスケールが大きい.流行っているのか?
新しい観光のスタイルとして売出し中だが,かなりハードな印象.

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次の目的地へ...と,ここからはグラベル走行.
諸般の事情により詳細は避ける.

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これがまた,実に楽しいダウンヒル・ルート.
Topstoneでなくファットにして大正解.
あの細いタイヤ(44c)では,崖っぷちの木の根っこが怖すぎる.

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グラベル走行を終え「渡辺体験牧場」に立ち寄る.

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この寒空の下,ソフトクリームを食べる猛者たち.
Kazchariはさすがに遠慮.
シンから冷えそう.

室内のテーブルに置いてあった「牛カタログ」が超面白い.
専門用語のオンパレード.何が何やら...

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夕暮れ迫る中,無事デポ地の駐車場へ戻る.

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次は風呂.
弟子屈の住宅街には公衆温泉浴場が点在している.
最初に行った浴場は駐車場が満車.
で,『ホテル摩周』へ移動.

このホテルの名前,どこかで聞いたことがあるなぁ...おお,ここってブルベ民に有名な宿ではないか.こんな所にあったとは.

2年前の『オホーツク1300』
オーソドックスな行程だと,3日目は紋別をスタートして釧路ゴールが多い.
Kazchariもそうした.

Audax Japan RM812 Okhotsk 1300km Hokkaido(その3:紋別~釧路)

ただし,ここ弟子屈から鶴居村までは地獄のアップダウンが続く.
ランドヌールの中には,それを避けてここ弟子屈で宿をとる者もいた.
その際はこの『ホテル摩周』が御用達なのだ(たぶん).

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『ホテル摩周』の日帰り温泉は¥400.
もうね,ホテルの外観,内装,浴槽まで何から何まで昭和観満載.
S(昭和)世代には懐かしさしかない.
もちろんサウナなんて気の利いたものはないが無問題

熱めのお湯で暖まった後は,スーパーで買い物.
スーパー『フクハラ』で明日の朝食を購入.
ついでにチューハイも.
レースではないので飲んでも無問題.

スーパーを出発する頃には真っ暗.
札幌組の乗るHIGUMAバスをハスラーで追いかける.

暗闇の中,30分ほど走って「佐伯牧場」着.
ここが本日の宿となる.

いわゆる「マンサード」屋根の建物.
倉庫と言った方が近いか.
想像以上にワイド&ワイルドな空間.
これが全て手作りだというのだから驚き.
大部屋雑魚寝かと思いきや,ちゃんと個室がある.

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夕食はKazchariがもらってきた卵を使ってのお好み焼き.

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他にも「牧場のチーズ&バジルトマト」
これがまためちゃめちゃ美味い.これまでの人生で一番美味い.

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オーナーの佐伯さんやら,隣接するキャンプ場に宿泊されるYさんやらを交えて夕食会.
備え付けの冷蔵庫には,前に泊まった人が置いて行ったビール缶や食材が大量に.
飲んだ分は,自分たちで買ってきたモノで補充する.
なんと素晴らしいシステム.まるで懐かしの学生寮のノリ.

夜はふけ,10時には寝床につく.
薄いマットレスとかけ布団は用意されているものの,夜間の冷え込みには耐えきれそうにない.
指示通り持参した寝袋にくるまり,エア枕を膨らませる.
明日のトレイルライドへの期待も膨らませつつ...おやすみなさい.ZZZ

Topstoneな川と畑の美瑛グラベル三昧ライド

2024/9/28 Sat

消えゆく運命(さだめ)

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晴れ時々曇り.温度:16 ℃,湿度:86%,体感温度:16 ℃,風速:8.3 km/時,風向:N

先週の「NISEKO GRAVEL」および積丹ライドで泥&潮まみれになった我がTopstone
早急に洗車してやらねばなるまい.

NISEKO GRAVEL AUTUMN RIDE 2024 EX-LONG参戦!(後編)

Topstoneな積丹&当丸ライド~アフターNISEKO GRAVEL

ちょ,待てよ.

どうせ洗うなら,少し走ってからでもええんちゃう?

つーことで,出かけてしまったのが運の尽き,結局はグラベルを求めてうろうろ.自宅に戻って来たのは15時近く.
日没が迫る中,そこからあわてて洗車するはめになる,チャリダーあるあるムーヴをかます.

さて出発.このブログでも度々取り上げているルートをたどる.
自宅をスタートすると,まず田んぼ脇グラベル.

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国道を渡って河川敷に登るとすぐにグラベルが始まる.
ここから美瑛の入口まで,ほぼ全線をグラベルだけで移動できるのだ.

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おや? いつの間にか舗装化作業が進んでいる.
以前は荒れ気味だった道に重機が進入し踏み固められつつある.
走りやすいと言えば走りやすいが,ジャリ感がなく,面白みがない.

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どうやらパークゴルフ場への入口あたりを,まず固めている様子.
近い内に,この河川敷グラベルは消えてしまうのだろう.

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「NISEKO GRAVEL」のトークセッションにて,レジェンドライダーの三船雅彦さんが登壇された時,面白い話をされていた.

林道(グラベル)は,未舗装のままの方が維持費がかかる.
ゆえにあちこちの舗装が進行中.
ただし北海道は例外.
冬期間は積雪・凍結する,つまり使用しないため舗装を行わない.
しかし夏場は作業・生活道路となるため,きちんと整備される.
結果的に走りやすいグラベルが誕生.

とのこと.
こうした河川敷は舗装されても,まだまだ良質なグラベルだらけの北海道.
素晴らしすぎる.

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その昔,Kazchariは静岡の沼津に住んでいた.
伊豆半島にも信州にも遊びに行くのに適した地.
特に伊豆半島の林道はオフロードバイクで走り回った.
詳細はわからないが,今では関東住みの友人に聞くとかなりの林道が通行止めとか.オフ車や四駆が荒らしまわったせいやな.
まっ,北海道ではないやろけどな.

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今日は遠出しないので時間はたっぷりある.
できるだけ新規グラベルを開拓しよう.

少しでもチャリで走れそうな道には即侵入.

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ここは幹線道路を離れたJRの線路わき.
なんとかして踏み切りを渡らず横断できないかと,抜けルートを探すも...断念.それでも,こうした探索作業そのものが楽しい.

ロードでのライド時に気になっていた砂利道に入る.

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絶景が待っていた.
大陸というかヨーロッパ的.

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脳内BGMはベートーヴェンの田園交響曲
こうした隠れグラベルの発見が楽しすぎる.

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丘を越えるとなじみの道に.
線と線,点と点がつながる.
少し進むと「赤羽の丘」である.
いつもとは逆のルートから登る.

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特徴的な3本の木が見えてきた.
シーズンオフなのか,誰の姿もない.

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丘を降りて川沿いの道へ.
とっかかりはちゃんとした砂利だが,すぐに草刈りされていないワイルドな状態に.タイヤのドロを落としましょう.

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「明治の丘」から続くグラベルへ.
今度は林の中.
斜め方向からの日差しが,我がTopstoneを照らす.

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ここまで来たら向かうのは”あの”場所.
ガイドブックには載らない某農道.
まずはサイクリングロードを使って終点まで移動.
そこからのダウンヒルが最高.いつ走ってもハイテンション.

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腹が減ったのでいつものセイコマへ.
チャリをチェーンロックする場所.
座って食事をする場所.
いつも変わらない.

そういや,新コロで閉鎖されたコンビニのイートインがなかなか復活しない.
ずっとこのままなのだろうか?
今はいいけど冬が辛い.
台湾の巨大なイートイン・スペースが懐かしい.

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もう少し走る.
これまた気になっていた未知の道へ.
ここの風景も大当たり.

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にしても,グラベルライドはどうしてここまで楽しいのか.
問われても答えられないけど.

グラベル走行には舗装路と比較すると,約1.5割増しのパワーが必要とされる.
ようするに疲れるのだ.
そして大抵の人間は疲労が嫌いだ.
そこに喜びを見出す一部の変態を除けば.

既述したが,かつてKazchariはオフロードバイクで林道ツーリングを楽しんでいた.あの頃から30年ほど経ったが,今度はチャリで”わざわざ”不整地を走る.

想像していた未来とはまるで異なる.そして,まだまだやめられない.

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帰路につく.
消えゆく河川敷グラベルをもう一度走る.

国道を渡って踏切前.
珍しく汽車(ディーゼルなので電車ではない)に遭遇.
旭川と富良野を結ぶこの路線.
残念ながら,この線路が消滅する日もそう遠くない気がする.

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で,冒頭文にある通り,帰宅後は急いで洗車.
Topstoneは静かに次の出撃を待つ.

秋である.
落葉の森が形成されつつある.
Topstoneのイエローカラーは今の風景にぴったりだと思う(親バカ?)

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Topstoneな積丹&当丸ライド~アフターNISEKO GRAVEL

2024/9/23 Mon

トンネルが長すぎて多すぎる

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晴れ.温度:13 ℃,湿度:75%,体感温度:13 ℃,風速:11.4 km/時,風向:NE

昨日の「ジャリ感」がカラダから抜けきれぬまま,5時過ぎに目が覚めた.

NISEKO GRAVEL AUTUMN RIDE 2024 EX-LONG参戦!(後編)

相変わらずショート・スリーパーやな.
体調は悪くない.
脚もそれほど疲れていない.
今日がレースなら前日に入念にマッサージするところだがな.

MYTREX マイトレックス REBIVE マッサージガン

ただし気になるのが耳の痛み.
別に中耳炎とかではなく,ウレタン耳栓による穴の圧迫痛である.
そろそろアイマスクを含め,睡眠グッズの見直しが必要な時期かも.
以前,レビューを書いた「Anker A10」も,どうにもイマイチで,結局ヤフオクで売ってしまった.

睡眠特化型イヤホン~『Anker Soundcore Sleep A10』を購入

懲りずに新型の「A20」にチャレンジ?(高い!)

Anker Soundcore Sleep A20

さーて,本日の予定は?
昨日とは異なり一日中快晴予報.
このまま帰宅するのはもったいない.

せっかくの遠征ライド.
滅多に来ないこの地域を楽しみましょう.
とは言え,ニセコ・倶知安エリアは...とりあえずええかな.

そこで思いだしたのが,エントリーしながらも雨でDNSしたブルベ「BRM711当丸コースター300」.

もちろん,300kmを丸々トレースする時間も根性もないので,神恵内を起点に積丹半島をぐるっと時計周り,古平から当丸峠を越えて戻るというルートを考えた(一部しかかぶってないやん).
うむ.いけるいける.楽しそうだ.

思えばオートバイやクルマではなく,このルートをチャリで走るのは初である.

行き先が決まれば話は早い.
昨日同様に朝風呂に入りココロとカラダのスイッチを入れる.
ローソンにてコーヒーを購入.
パンとおにぎりの朝食後,パッキングして7時過ぎにはチェックアウトした.

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ナビによると神恵内まではクルマで1時間ほど.
意外に近い.

道の駅があるものの,その手前の市街地でクルマをデポできそうな場所を探す.
地図で確認すると「村立漁村センター」の駐車場がよさそう.
祝日だし,この広さなら迷惑にならないだろう.
ちょうど当丸峠からのダウンヒルの終着点になるし.

で,8時頃無事現着.
Topstoneを降ろす.

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暑くもなく寒くもなくいい気温.
長袖インナーに夏ジャージの昨日と同じ組み合わせである.

もちろん海が左手となる時計回りで出発.
まずは道の駅「オスコイ!かもえない」を目指す.

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海岸の漁村を通るため気分はすっかり島ライド.
昨年走った「利尻島」を思い出す.

DOMANEなサクッと利尻島一周ライド(その1)

いずれにせよ,初めて走る道はワクワクするねぇ(オートバイと同じ景色だけど何かが違う).

やがて道の駅「オスコイ!かもえない」に到着.
ここは台風被害により,2004年から2010年までの6年間,閉鎖されていたことがある.いわば幻だった駅.

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本日,2024年の再訪ではデジタルスタンプをGet.
めったに来れない場所なので貴重だ.

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道の駅を出るとすぐにトンネルが現れる.
ここを皮切りにトンネルが続く.
そう,このルート最大のネックはこれ.
2km級のトンネルが何個も続く.

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チャリでのトンネル走行は言うまでもなくデンジャラス.
後方からの追突事故や前方からのライトのまぶしさ,路面状況の把握(穴ぼこ,濡れ)が困難なことによる転倒,そして寒さ.

思えばこの積丹半島,車道で一周できるようになったのが1996年と,ごく最近.断崖絶壁を迂回するためには多数のトンネルが必要なのだ.

以下のサイト,こだわりのトンネル愛&旧道愛が素晴らしい.

積丹1周旧道旅1

幸運なことに,積丹半島は気象条件の厳しさゆえ,逆にメンテが頻繁なのか,照明・路面とも良好なトンネルがほとんどだった.

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トンネル通過しつつも,しばらくは平坦路が続く.
向かい風なので抵抗激しく,疾走感はイマイチ.

やがて前方に「神威岬」が見えてきた.
とりあえずの目的地である.
久々のヒルクライム.
さすがに昨日今日では脚が重い.

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で,何年ぶりかの神威岬.
駐車場ってこんなに広かったっけ?

いずれにせよ休憩.
トイレもある.
そして自販機の隣には...ででん! ゴミ箱もあるッ!
ここはリアルゴールドを買わずにいられないッ!

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さて,岬の先端(女人禁制の門があるところ)へは,結構な距離を歩く必要がある.

余談だが,その昔(35年ほど前)に訪れた際,先端のローソク岩を見るためのルートは「山」と「海」の2か所と聞き,Kazchariはよりハードな海ルートを選んだ.
たぶん山ルートは今の遊歩道.

この海ルートは心霊スポットとして当時から有名.
一旦,海岸沿いまで降りて,岩に開けられたトンネルを通るのだが,このトンネルやっかいなことに途中で2か所が90°に曲がっている.
つまり,距離は短いものの,完全に光が閉ざされて漆黒になる瞬間があるのだ.
「ライトを持参すれば良い」との意見もあるが,この暗闇でライトを照らすと何やら見えてはいけないモノが見えるとか...

で,当時21歳のヤングなKazchariは,手で壁を伝いながら,なんとか海岸に出た.その時の写真がこれ.

フィルム写真のスキャンなので,解像に関してはご勘弁.
後に聞いたところでは,そのトンネルは「念仏トンネル」と言われていたそうな.ヤメテー.

つーことで,おっさんになった今では,そんな冒険はしない.
それどころか山ルートすらもたるい.
SPDシューズとはいえ,できるだけ歩きたくない,チャリと離れたくないのが正直なトコロ(チャリダーあるある)

つまりこの駐車場にて岬巡りは終了.
クールに去るぜ.

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先ほどまで苦しめられた向かい風は,進行方向が変わったのでややマシ.
これまた懐かしの道営野塚野営場.なぜに道営?

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国道ではなく道道913を走る.
積丹岬に通ずる道である.
なんとなく「巨神兵」な岩.

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島武意,幌武意? どこかで聞き覚えが...
ああ,昔ダイビングで来たな,この辺.

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さて,同じような風景が続くこの道.さすがに食傷気味.
腹も減って来た.
寿司屋や海鮮専門店がちらほら現れてきた.
ここは思い切って,ウニ丼,逝く?
ありゃ.よく考えたら現金は¥3,000ほどしか持ってない.
個人店では電子マネーが使えないことが多いし.海鮮系は厳しいかなぁ...

美国を少し超えた頃,「海鮮」「ラーメン」「カレー」などのノボリが見えた.これなら¥3,000あれば大丈夫か,と入ってみることにする.

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みはらし荘」という名の宿だった.
入口のガラス戸には見慣れた「PayPay」ステッカーが.
なんや電子使えるやん.

ビューテラスがおシャな建物だが,席に通されメニューを確認.
それがこれ.

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ウ,ウニがこの値段.
さすがに厳しい.しかし,PayPayが使えるなら...
ここで店のスタッフから「すいませ~ん.もうウニ切らしちゃって,他のでお願いします」とのお達し.
ほっとしたような残念なような複雑な気分.

「仕方なし」と他のメニューをチェック.
あらためて見るとどれもこれもエグイ値段.
隅の方に¥1,980の「磯丼」を発見.
うん.これにしよう ⇒ 注文.

それにしても...すんげー物価高騰やな.

ウニ丼は確かに美味い.だがウン万円,ウン千円払ってまではなぁ...
20年ほど前,チリのサンティアゴの朝市で「ウニ丼」を注文したことがある.

2004/7/8撮影
2004/7/8撮影

この量で確か¥1,000しなかったような...
現地の人はあまり食べないらしく,日本人が注文すると,黙って醤油とワサビが出てきた.
まぁ,量多すぎ&大味であまり美味くなかったような記憶がありおりはべりいまそかり.

同時期,日本でも稚内だったか,せいぜい¥3,000くらいで食べたかなぁ.
いずれにせよ,もう手が出ない.この値段なら高級焼肉にするね.

とまぁ,そんな思い出にひたっていると,やってきました我が「磯丼」

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ほほぉ,これはなかなか.
「活」を売りにしているらしく,食材のツヤが違う.
もちろん,むっちゃ美味い.こんなのでいいんだよ.
この宿,不思議なことにネパール・カレーも推している.なぜ?

つーことで大満足.
妥協してコンビニ飯にしなくて良かった.

腹も膨れたところで出発.
古市市街に入り,海岸を離れ,いよいよ山中に入っていく.
当丸峠越えのスタートである.

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道道に入ってすぐに見かけたコスモス畑.
写真撮影(構図)のためにはサイドスタンドが便利だが,このTopstoneはカーボンフレームなので装着不可.気にしない人も一部いるけど.

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で,当丸峠だが,これがまぁ,結構ダラダラと登る.
休む箇所がほぼない.
ゾンビ走法にてココロを虚無にし,ひたすらペダルを回す.

ケツが痛い.
ダンシングで荷重を逃がす.
こういう時って音楽があるとええね.
交通量もほぼ皆無だし.
骨伝導イヤホン,持って来ればよかった.

Shokz (ショックス) OpenRun 骨伝導イヤホン ワイヤレス Bluetooth5.1

先ほどチェックしたGoogle Mapから,頂上までの距離を計算.
しかし,覆道やらドームトンネルが続いて,頂上らしきモノがなかなか見えてこない.

Kazchariの頭にある「当丸峠」と言えばこれ.

いつまで登っても,この写真の場所が出てこない.
するとドーム状トンネルの反対車線側にぽっかりと穴.
「展望台Pはこちら」とある.
ハイスピード+カーブ箇所なので,対向車に注意しつつドームを出る.

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iPhone15 Pro このあたりが写真の峠?
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おお,なんだこのバビルの塔感.

こんな人里離れた場所にとんでもない建築物.
まぁ,ここまで延々とトンネルでカバーし続けないと,通行止めになりまくる道なのだろう(たぶん).

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とかなんとか,言っているうちにいつの間にかダウンヒル開始.
おお,これが「当丸コースター」の真意か,と思いきや本番では登る方向が逆ななのねん.どちらからでも楽しめそう.

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いやいやすんげー絶景だ.

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さすがに途中で寒くなって,持参したウインドブレーカーを羽織る.
次々に現れるカーブをクリア.
下り基調を激走.実に走り応えのある道だ.
デポ地点まではあっという間.

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いやぁ,走った走った.天気も最高.
昨日の「NISEKO GRAVEL」もこれくらい晴れてたらなぁ.

とはいえ,グラベルロードだと,ヒルクライムが重くてキツい.
今日みたいなコースはもちろんEMONDA向きだな.

ハスラーではロード2台積みは厳しい.
おっ,ちょうど気になるクルマが...

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Topstoneをハスラーに載せて帰路につく.

時間があるので,例によって常宿の『万葉の湯 ふとみ銘泉』に立ち寄る.
ゆっくりと”サ活”.これで3日連続.

昨日,今日と結構な激闘だったが,グラベルも積丹ブルーも海鮮もダウンヒルも全て楽しめた充実の休暇だった.

なんてパラダイスな人生.全てチャリのおかげ.

NISEKO GRAVEL AUTUMN RIDE 2024 EX-LONG参戦!(後編)

2024/9/22 Sun

ドMの祭典

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曇り.温度:10 ℃,湿度:85%,体感温度:9 ℃,風速:6.8 km/時,風向:NE

前編はこちら ⇒ NISEKO GRAVEL AUTUMN RIDE 2024 EX-LONG参戦!(前編)

朝4時起床.

走行距離125kmのEX-LONGコースは6時半スタート.
1時間前には会場のニセコ駅には着いておきたい.
駐車場とニセコ駅はやや離れている.

起きてすぐ,目覚ましがわりにサクっと入浴.
(ほぼ)いつでも入れるのがこの宿の良い所だ(開放時間15:00~10:00).

敷地内のローソンにホットコーヒーを買いに行く.
外は思ったより寒くない.

一応起毛ジャージも用意してきたがこれなら不要.
夏ジャージに長袖インナーとレッグウォーマー,出発までウインドブレーカー.
グローブも指出しで大丈夫そう.

2日前までは降水確率も70%と高かったが,徐々に下がり昨日は40%,今朝だと10%になった.
素晴らしい.晴れ男復活か?(雨の日に走らないだけでは?)

まだ暗い中,ハスラー発進.
出発時間の早いEX-LONG参加者向きとされる「ニセコ町民センター」に向かう.

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ぞくぞくとクルマが集まる.
Kazchariの隣のレンタル軽は兵庫からの参加者.
昨夜の最終便で千歳着.少し仮眠してニセコに着いたばかりらしい.

この後もイベント中,いろんな人に話しかけたが,本州からの”初”参加者ばかりだった.
みなさん一様に「寒いっすねぇ」との発言.
そらそうだ.いまだに本州では30℃越えの日々だそうな.

で,準備を終えてスタート地点に向かう.

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そうそう今年のコースは以下の感じ.
やや南寄りのグラベルがメイン.
前半から中盤にかけて登りやグラベルがかたまっている.

公式サイトより

昨年は大判の地図をもらえたが今回はなし.
あれはデカくてけっこうかさばった.
代わりに各エイドに全体マップがペタペタと貼ってあった.

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このマップ写真を撮っていたことが,後にKazchariを救うことになるとは...

で,出発20分前に並びを入れる.ブリーフィング開始.
レースではないがそこそこ漂う緊張感.

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さて,6時半になった.
125kmのグラベルイベントなんて,普通の人は走りません.
そう,どMの祭典が今,始まる.

出発直前にウインドブレーカーを脱いだ.
スタート直後は少し寒さを感じたが,最初の坂道でココロのエンジンに火が付く.すぐに暖かくなり,汗ばんできた.
続く足慣らし的なグラベルで少し踏む.

だが,すぐに反省.

先はまだまだ長い.
昨年は少々飛ばし過ぎで,景色などをあまり楽しんでいなかったような気がする.
今回はゆっくり行きましょう...と誓ったはず.

で,グラベル『RIDLEY KANZO GRAVEL HILL』登攀中,出てきたのが...

【NAMBAウォーターエイド(13.8km)】

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文字通り水やスポドリの補給ができます.
塩タブとチョコレートも置いてあった.
1つずつ食べるのも面倒なので,両方を口に放り込む.
うん? これはいわゆる”甘じょっぱい”味でなかなか絶妙.
ようするにイケル.今日はこの組み合わせで勝利をつかむぜっ.

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ダウンヒル中,前後に人影なし.
ぼっち参加なので走行中の写真を撮ってくれる人はいない(今年はフォトサービスの人をほとんど見なかった)
意識的に停まってバイクのみ,もしくは自撮りしないと記録が残らない.

動画?

振動対策やらバッテリーが気になるので今回も持参しなかった.

ただし,このグラベルを抜けた後にたまたま話しかけた広島のSさん.
胸GoProでがっつりと撮影中で,早々にYouTubeにアップ.
なんとKazchariとの会話シーンが結構長めに収録されてた.

全然気づかなかったけど,以前からちょこちょこ動画を拝見させていただいてました.⇒ Grumpy Bike Shop

さて,舗装路で一山超えるとお次は『Cannondale GRAVEL TOYOURA』.
ここの目玉は...そう渡渉(川渡り)である.

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冷てぇ.ASSセーバー(やっぱり)効果なし.
さらに登っていくと現れたのが,出ました.グラベルイベント名物の「謎ソファー」である.
アメリカ発祥のグラベル文化だそうな.発想が面白いね.

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昨年はEX-LONGのみに設置されていたが,今回はスタート地点およびコース途中の3カ所に設置されているそうな.
うち,Middleは1カ所,Longは2か所,そしてEX-LONGは3カ所全てを周ることになる.

一緒に到着した方と撮影しあった直後,団体さんがご到着.
撮影待ちの大渋滞となった.
さすが大人気のソファーである.映えるしな.

Kazchariは行かなかったが,ソファーの向こう側には素晴らしい展望が広がっているそうな.ただ,天気がなぁ...(それに道民には見慣れ...ゲホ)

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舗装路に戻り,しばらく走ると【トヨウラエイドステーション(32km)】に到着.
ここでいただけるのが「いちごまんじゅう」「ホタテクラムチャウダー」である.
さすが名産のホタテ.想像以上にゴロゴロ入っていた.美味し.
(遅めに到着すると売り切れ状態だったとか...ヤバ)

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トイレを済ませて出発.
前方を走るフルサスのMTBに追いつく.
フレーム形状から判断して「E-Bikeですか?」と話しかける → 違ってた.
東京から初参加の方でした.
しばらく走りながら会話するが,やはり車種が違うのでペースが合わず「先に行ってください」と送り出される.

すんません.

やはりチャリは自分のペースが大事.余計に疲れますよね.
まぁ,この後のエイドで何度かお会いすることになるけど.

先行して,次のグラベルへ.

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途中で一時舗装路になったりしたが,このイベントの目玉グラベル『川上道有林特別エリア』に突入する.

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この「NISEKO GRAVEL」のために特別開放しているコース.
普段は閉鎖.勝手に走ってはいけません.

しばらくはガレた登りだが,途中からふわふわの草むらグラベルへ.
こういう道,好きだ.

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またしても現れる渡渉.やはり冷たい.

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このあたりはたまたまぼっちライド.
静寂が支配する.良き時間.

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グラベルを終えた後の舗装路にて,先ほどから一緒だったグレーシャツ軍団のトレインに加わらせてもらう.
グラベル&MTBの組み合わせなのに30km/h後半でかっとぶ.
違いない.この人たちはガチ勢だ(まぁ,EX-LONGな人はそもそも...)

で,【タチカワエイドステーション(58km)】着.

エイドで休憩中,先ほどのグレーシャツ軍団の1人から「あれ?もしかしてHANAZONO出てました? 最後一緒に走ったかも」
はいはい.思い出しました.
Kazchariより1つ順位が上のTさんでした.そらグラベルも速いわ.

第13回ニセコHANAZONOヒルクライム(その1)

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このエイドでは「ほおずき」「トマト」が提供される.
「へぇ,ほおずきって食べれるんやぁ」と思いつつ,そのまま口に放り込む.
そこへスタッフから「ほおずきは皮を剥いて食べてくださ~い」との声かけが...ありゃりゃ.
味は...ぶどうっぽい? 意外に甘かった.

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で,次のグラベルに向かう.
またしても登りきると【RHYTHMウォーターエイド(65km)】が.

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ここで以前からの知り合いである.豪脚のJさんと遭遇.
今回はMiddleコースでの参加.
「脚力的にもったいないすよ~」と煽る煽る.
そう,EX-LONGの参加者はここまででやっと半分=Middleの総走行距離を既に走り切っているのだ.

補給もそこそこにダウンヒル.
めずらしく踏切.

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一旦舗装路に出て『BEAR HUNT GRAVEL』へ.
不穏な名前だ.

とっかかりから荒れた路面&激坂...これだ,これ.これぞNISEKO GRAVEL!
...と喜んだけど,すぐにいつもの割とキレイなグラベルに.まぁ,そうやろね(ハードな状況を喜ぶクセはヤメロ)

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ここの下りで少々問題発生.

なぜか,BMWのGS系などの巨大なアドヴェンチャーバイクが多数進入.
「ノースアイランドラリー」って,この時期だっけ?

チャリと言えども,グラベルのダウンヒルはかなりのハイスピード.
それに路面状況によっては右側を走ることになる.
で,バイクは当然キープレフト.
正面衝突の可能性がある.

まぁ,レースではないし,コースを閉鎖してのイベントではないので,どちらが優先とかではないが,危険な状況ではある.
もし,バイク側も何かのイベントだとしたら,さすがに事前に連絡を取り合っているはず.まぁ,朝のブリーフィング時にそんな話はなかったので,ただのグループツーリングかもしれんけど.

そんな折,一台の「1200GS」がコースアウトして路肩の溝につっこんでいるのを見た.
一応「大丈夫ですか」と声をかけたが,GSはおそらく車重300kg越え
2人でどうにかなる話ではない.
そこへ仲間のライダーが戻ってきたので,Kazchariは先行.
ありゃ,ついこないだも似たような経験したなぁ...

ファットな激闘!アタック函岳,HIGUMA CYCLEのみなさんとライド

で,【ナコマエイド(82km)】着.

エイドでは,さきほどのオートバイの話題で持ち切りだった.
幸い事故の報告はなかったようだ.

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昼も近いし,そろそろ炭水化物,もしくはたんぱく質を...と思っていたが,残念ながらここも「ぶどう」「バームクーヘン」他の軽食.

エネルギーが足りぬ.

そう,確かに「NISEKO GRAVEL」は楽しいイベントなのだが,走行距離の割に絶対的に提供される補給食が足りない.
ここはぜひ改善してほしいところ.

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エイド出発.
ここでKazchari,痛恨のミス!
EX-LONGのコース案内看板を見逃して,左折すべきところを直進してしまったのだ.
そのまま走り続けたが,全然次の標識は現れないわ,前後に参加者の姿が見えないわで,さすがにおかしいと気づく.
でも,どこでミスったかわからん.
そこでスタート時にコース全体図を撮っていたことを思い出し,現在地を確認.
引き返して,事なきを得た.
往復4kmほどのデッドリーロス!

幸い平坦なので,すぐに正規のコースに復帰.
無事案内看板を発見.ほっ.

次のグラベル『Cannondale GRAVEL RANKOSHI』に突入.

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はい,ありましたの隠しソファー.
EX-LONG参加者だけが眠れる特権.

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ここでは有名ブロガーのすくみずさんに遭遇.
今年も動画をアップされていた.ちなみにサムネはKazchari撮影(のはず).

このコースは確か昨年も走っている.
となると...あの道が来るはず.
そう,山に向かって真っすぐ伸びる超高速ダウンヒル!

ちょっとシャレにならない速度が出る.
昨年でもっとも印象的で脳裏に焼き付いていた風景を,この日も体験することができた.

あまりに気持ち良すぎて脳汁ドバドバ(ようするにドーパミン)
停まるのがもったいなくて写真はありません.
あれは”ココロの風景”だからいいんだよ(意味不明).

で,舗装路を走ってお次は河川敷の【SKYE WAY】.

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まっ,いつも走っている河川敷グラベルですな.草多め.
Middleの参加者をガシガシ抜いていく.

そんな中,途中で坂を登る小学生くらいの男の子を見た.
TREKのCheckpointかな.
抜き際に年齢を訊いてみる.
うちの息子と同い年(小6)だった.

ほほぉ,つまり,うちのアホ息子もこのイベントで走れんことはないわけやな.
来年は勝手にエントリーしたろか.もちろんEX-LONGで ⇒ 毒親か

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エイド着.『らんらん公園エイドステーション(104km)』である.

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ここでようやく待望の炭水化物が.
「梅おにぎり(漬物付き)」と名産の「赤肉メロン」である.
美味いことは美味いが,いかんせん量が...仕方がない.自前のエナジージェルで補給するか.

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ここにもソファーあり.
人が少なくなったところで,他の参加者に撮影を依頼.
これで3つ,コンプリートである.

そういや,ソファーのすぐそばに有名YouTuberの「けんたさん」がチームで固まっていた.画面で見るよりデカい人だった.

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さて,いよいよ残り20kmである.
この距離の中,どれだけグラベルが含まれているのだろう.

『HAVE A GOOD TIME,POC GRAVEL』に突入.

確かこの次のグラベルだったかな?
とんでもない斜度+深ジャリ
慣れていない人,体力のない(枯渇した)人は,ここでチャリを押すはめになる.
最後の最後にキツイのもってくるねぇ.こういうの好きだ.

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最後のグラベルを終えると,”ニセコ名物”黄色い橋が見えてきた.
つまり,ゴールが近い.

お疲れ様でしたぁ.
昨年はラストがアレだったので,アレと比べるとまだまだ余裕.

TopstoneなNISEKO GRAVEL参戦記(その3)~PANARACER NISEKO GRAVEL AUTUMN RIDE 2023編

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ゴール受付を済ませる.
その場で,抽選会(くじ引き)があったが,たぶん残念賞.
NISEKO GRAVEL刻印入りのメガネ拭き...おっ,おう.

この後,ブース徘徊中に小耳にはさんだ情報によると,上位の景品には,なんと来年の「NISEKO GRAVEL参加チケット」があったらしい...うらやますぃ.

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さて甘酒をもらったり,Topstoneをジェット洗車した後,ようやく腹ごしらえの時間.だが,ブースで使える¥500券をクルマに忘れてきたことに気づいた.

仕方がない.

坂込みで往復4km.駐車場まで取りに行きますか.
で,戻ってきて買ったのが...

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クラシックダブルバーガー.
美味いことは美味いが金券を使っても¥850...ゆえに飲み物(コーラ)は途中の自販機で購入してきた.お祭り価格やな...

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時刻は15時を越えた.
ステージトークなどのイベントはまだ残っているものの,一刻も早く風呂(サウナ)に入りたかったので退散することにする.
さらば「NISEKO GRAVEL 2024」
また来年だ.も,もっとハードなヤツを...ハァハァ(変態より)

で,再び駐車場へ向かうが,途中で突然の大雨.
激コギするが結構濡れてしまった.
会場は大変なんとちゃうか?

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Topstoneをハスラーに積む.

本日向かうのは「サウナイキタイ」で目星をつけていたまっかり温泉
ここからそれほど距離は離れていない.すぐに着いた.

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何か記憶にある建物だ.
おそらく20年ほど前にオートバイ・ツーリングで一度訪れている.

大人¥650.安い.
さて,サウナ評である.

サウナ:☆☆★★★ - 5~6人で満員になる狭さ.なかなかの高温.特に上段は10分が長い.
冷水浴:☆☆☆★★ - 狭い.2人が限度.水もぬるめ.自分で水栓を開閉.
外気浴:☆★★★★ - 目前に羊蹄山がドーンとそびえる.ただしビーチチェアどころか,2人掛けのベンチしかない.

さすがハードなライド後,サウナが気持ち良い.

で,一旦宿に戻る.
昨年と異なり後泊もするので楽だ.

さて,腹が減ってきたところで夕食へ.
ちょっと刺激物が食べたくなって,これまた昨年も訪れたカレー屋さんへ.

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チキンスープカレーをオーダー.
辛いのは(少し)苦手なので,中辛にしたが,これがまぁ,辛いのなんのって.
おまけにスープの器も常に固形燃料で温め続けているのでHOT&HOT
汗がダラダラ流れる.何か本日2度目のサウナの様.
ヒィヒィ言いながら完食.
何か,カラダから不純なモノが出て行った...気がする.

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で,ホテルに戻る.

もちろん,もう一度風呂に入って加齢臭...もといカレー臭を除去.
いやぁ,昨年よりマイルドだとかなんだか言ってますが,やっぱり疲れた.
ここに来てどっと睡魔が.

今日もステキに生きたので深い眠りにつくことができるでしょう.ZZZ

遠征ライドは明日も続く.

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