2021/10/3 Sun
緊急事態宣言が明けました.
日本列島どこもかしこもスゴイ人出らしい.
台風(温帯低気圧)一過,北海道は快晴...と言いたいところだが,そうでもなかった.
確かに出発前の天気予報は「晴れ」で降水確率0%のはずだったのだが...
国道39号で旭川市街を出,愛別町に入る頃から雨雲が空を覆う.
そして雨粒がポツポツと...まぁこれは大したことはない.問題は路面の濡れ.
膝から下,靴までビショビショである.
しかぁし,今日のウェアは腐ってもゴアテックス.20年経っててもゴアテックス.深部までの浸水は回避(完全ではない).
サイクリングロード終点のパークゴルフ場も満車.
みなさん,お出かけですなぁ.
このまま真っすぐ国道を走っても面白くないので,以前ロードで通った「中愛別上川線」に入る.
確かこの道,景色良かったよなぁ...あれっ? そう言えば途中でダートやったような...うぎゃぁ!
入口で引き返そうとも思ったが,既に濡れた路面でモンキーの足回りは汚れている.
「いまさら泥がついても同じ」っつーことで初ダート突入.
ここまで締まっていると普通に走れる.
ヘッドライトガードが大活躍!(そんな道ではない)
やはりオートバイでもダート(グラベル)は楽しい.
雨上がりのしっとりとした紅葉もキレイだ.
安足間駅を過ぎ,味のある倉庫を発見.
上川をスルーし,層雲峡に向かう.
ここを逃すと補給ポイントはない.
いつもの地味カラーのセイコマで小腹を満たす.
さすが谷間にある層雲峡.風が強く,買った食料が吹き飛ばされる.
出発すれば風も止むかと期待したが,結局三国峠まで大荒れ.
これ,絶対チャリで来てたら後悔してるパターン,と考えてたら,登攀中のロードバイクをたくさん見た.
普段は”あちら側の人間”だけにマジで苦労がわかる.
「なんで,わざわざこんなことを...」と考えているはず.
でもね,わかります.
「この状況を乗り越えれば,オレはさらに強くなっている」とも考えているはず.
そう,ロードバイク乗りはみな変態なのです(偏見).
オートバイ,楽過ぎる...
それにしても,三国峠も超密.
ここから糠平側に下る.
絶景かな,絶景かな.
そして,お約束の「Insta360 ONE X2」も装着.
いつものように狩勝経由で帰るには,時間が経ち過ぎているので,途中でUターン.
再び三国峠を目指す.
「Insta360」の車体装着場所をリアキャリアの右に変えてみたが,ここイマイチやな.
自撮り棒を長めにセットしないと,あまり面白い画が撮れないようだ.
往路で気になっていたオープンダートに突入.
いきなり鹿が道を横切っていった.
どこまで続いているのやらと思いきや,途中からより細く,荒れ荒れになってきたので,モンキーでは不可.
やはり本格オフが恋しい...(ファットくんは?)
今回,Tシャツ,ロンTの上にコミネブランドの「MOTO FANGO」春秋モノでコディネートしたが,少々寒かった.
もう一枚インナーが欲しいところ(その前に指出しメッシュグローブはヤメロ).
下界に降りるとマシか.
(チャリだと)長い長い銀河トンネルを越え,「銀河・流星の滝」に寄る.
ここも人うじゃうじゃだが,色づいた樹木が美しく訪れた甲斐があった.
モンキーは高速に乗れないので,国道39号をひたすら進む.
愛別で左折.
毎年この時期お気に入りのお寺+紅葉スポットへ.
この先の当麻へ抜ける道はネズミ捕りのメッカなのだが,旭川ナンバーのクルマがガシガシ追い抜いていく.
動物園行きの観光客が減ったので,最近はやってないのだろうか?
これまた常連の当麻町のセイコマで腹ごしらえ.
さて,ここから自宅を目指す.
もうじき閉鎖される富良野上川線(チョボチナイ)を通って帰ろうかと,「21世紀の森」近くまで進むが,ガソリンゲージが残り一つになってしまった.
モンキーはリッター70kmは走るので,このまま走り続けてもなんとかなりそうなだが,精神衛生上よろしくない.
インジェクション車には「リザーブ」がないのだ.
チャリやったら自分さえ補給したら,なんぼでも走れるのに...(比較対象がおかしい).
もし変な所でガス欠にでもなったら,ヨメさんに電話して,ガソリン携行缶を買ってから店員さんに頼んで給油して...うわっ頼めん頼めん.怒られるわ!
つーことで無念の引き返し.
最短ルートで帰宅することにした.
いつもの家の近くのENEOSで給油したが,250km走って3.6リットル...やっぱすごいわ,この燃費.
ゲージ残り一つでも,余裕はまだまだあったな.
つーことでほぼ同じルートを行って帰ってくるという「怒りのデスロード・ツーリング」.
考えてみたら,夏にロードバイクで走るコースとほぼ同じ.
なぜかモンキー125の方が疲労している気がする.不思議なことに.
美しい紅葉に大満足のツーリングだったが,ちゃんとしたカメラとレンズを持参してたら...と少し反省.