キャンプ地の選定基準

2023/4/17 Mon

人生,何が起きるかわからない

iPhone11 Pro / 2021年5月撮影

週末,とんでもないニュースが飛び込んできた.

キャンプ場で倒木 テントで寝ていた29歳の女性が下敷きになり死亡 「根腐れ」が原因か

テロ未遂事件の方もたいがいだが,より他人事ではないのがこちら.
真夜中の倒木なんて避けようがない.
天文学的な確率の事故である.
犠牲者のご冥福をお祈りします.

さて,キャンプが趣味となって30年以上経つ.
これまで,国内,海外を問わずあちこちでキャンプしてきた.
もちろん,こういう事故に遭ったことや見たことはないが,将来当事者になる可能性は否定できない.

サムネの場所(桜の木の下)もヤバイと言えばヤバイ(咲いているからセーフ?).

まずKazchariのキャンプ場選定基準.

一番良いのは「料金が安く風呂(温泉)が近い」こと.
そして空いていること.
だが,こうした場所は昨今のキャンプブームもあり,週末だと非常に混む.

最近は以下の本に頼りっぱなし.

23-24 北海道キャンプ場ガイド

次に敷地内の設営場所.

まず降雨時を考え,窪地や川沿いは避けるは基本.
数年前「◯◯◯の川流れ」として有名となった中洲になんて,絶対張らない.

石がゴロゴロしているとテント生地が痛むので,足で除去.
特にオートバイでのキャンプでは極薄のエアマットしか持参できないので,寝心地への影響大.
クルマで行く場合は,コットもしくは分厚いエアマットを利用するので,無問題やけどな.

WAQ 2WAY キャンプ コット

WAQ キャンプマット 車中泊マット 厚手 8cm

そしてパリピっぽい団体の近くは避ける.
ぜってー,夜うるさい(偏見).

そうでなくても耳栓とアイマスクは常時持参してるけど.

さて,今回の事故現場となった大木の根本だが...

夏の酷暑時に日陰はありがたい.
降雨時でも少しは雨除けになる.
ゴム紐をかけてタープ張りや洗濯物干しに使うこともできる.

そして何より...画になる.
写真撮影を趣味にする者としては,まず構図優先で考えてしまう(よくない).

素人だと,その木が健康かどうかはわからない.
せいぜい,パッと見上げて毛虫がたかってないかとか,そんな軽い確認のみ.

今回の事故の解説から「春先にもかかわらず,全然芽吹いていない木は老朽化しているかも」という知識を得た.

今後の参考にする.

これまで印象に残ったキャンプ体験をいくつか.

(1) ケニア・アンボセリ国立公園

1990年2月撮影

いわゆるキャンプサファリに参加.
ここを起点にサバンナを周る.
まさに草原の真ん中にあり,周囲を鉄条網で囲っているだけ.
野生動物の声があちこちから聞こえる.
早朝,立ちションをしている時,すぐ目の前をキリンが数頭歩いていた.
管理人はマサイ族.夜の宴会に混ざってくる.

(2)天竜川・和琴ミーティング

1989年10月

北海道,和琴キャンプ場で知り合った人たちのオフ会.
静岡の天竜川河口に集合.
今もここまで進入できるのだろうか?
ご覧の通り周辺に何もないので大騒ぎ...で,お約束の二日酔い.
ある夜の豪雨でテントが完全に水没.
エアマット代わりのビーチマットがテント内でぷかぷか浮くという悲劇.

(3)羅臼・熊の湯

1999年9月撮影

ヨメさんと一緒の北海道ツーリング.
中央の赤いテントが我が家だが...タープやら何やらで変に派手.
熊の湯と言えばクマの出現情報.
藪の中からガサガサ音がするので,みんなでビビる.
とあるキャンパーが「大丈夫だ.あれは北大が管轄しているジェニファーだ」と真偽不明のホラをふく.

とまぁ,思い出のキャンプ地という枠でいくらでも書けてしまうなぁ.

新コロによる行動制限が完全に緩み,今年のGWはたくさんの人々が行楽に出かけることが予測される.

超ホワイトなKazchariの職場もなんだかんだで9連休.
前半はソロキャンプ,後半は息子と出かける予定.

運を天に任せて,用心深く楽しみたい.
さて,今年はどこへ?