2020/10/30 Fri
意外にデリケートなんです.
ウィークディは朝に3本ローラー,夜はTacxでZwiftというのがルーティンとなっている.
ローラーは40~60分,距離にして15~20km.
Zwiftは60分を目標に,20~35km程度(ルートにより幅).
週末に100~200kmライドして,計300km/週というのが平均的な走行距離.
外ライドはともかく,室内でも1日2時間近くはチャリにまたがっていることになる.
もちろん,レーサーパンツ(=レーパン)を着用.
誰に見せるわけでもないので,ほつれや破れ,毛羽立ちが目立ち,薄くなってきたレーパンを室内専用にしている.
しかし,レーパンは消耗品.
さらに安物の場合,見た目以上に機能的な問題が生じてくる.
パッドがヘタるだけならまだしも,パッド(スポンジ)がズレて左右の高さが違ったりとか.
というわけで,これまでダマシ×ダマシ使い続けていた古いレーパンを処分.
Amazon Prime Dayにて以下の品を購入.
レーパンではなく,いわゆるインナーパンツをチョイス.
普通のズボンの下に履くのが通常の使用方法である.
パッド付ブリーフとも言える.
さすがにこれ一枚で外には行けない.
あくまで室内用である.
試着して自撮りもしたが,おっさんのパンツ写真にニーズがあるとは思えない.
それどころか,むしろ犯罪行為かと思いますので画像のアップは控えます.
フィット感に問題なし.
肝心のパッドもそこそこ厚くてしっかりした作り.
色違いで2枚購入した.
さて,長らく室内トレをしていると,時々股間に「おでき」ができる.
専門的には毛嚢炎と呼ばれている.
毛穴に雑菌が入り込み,炎症を起こし赤く腫れてしまう.
触ったり圧迫すると痛い.
外ライドだとできにくいが,今後冬に向けてどうしても室内トレの時間が多くなる.
今回,室内用レーパンを新調した理由として,近頃毛嚢炎のできる頻度が増えたことも挙げられる.
あらためて,その予防と治療についてまとめたい.
【予防編】
(1)レーパンを履く
当然というか,履かないとケツ全体が痛い.
以前,Zwiftの長距離ライドに挑戦した時は,途中でレーパンを履き替えた.
バーチャルで140km~Zwift「The Uber Pretzel」を走った
(2)シャモアクリームを塗る
Kazchari愛用品はこれ.
Muc-Off – Luxury シャモアクリーム (250ml)
量が多くて安い(Wiggleで買った場合).
ただし,男性化粧品っぽい匂いが非常にキツイ.
自転車専用にこだわらないのでなければ,コイツの評判が良いようだ.
(3)サドルの座る位置を変える
小まめに着座位置を移動し,荷重を分散.
Gことゲラント・トーマスばりの超前乗りも行う.
以前は湾曲の強い「セラSMPサドル」を使っていた.
SELLE SMP(セラSMP) コンポジット サドル ブラック
しかし,室内トレではフラット座面の方が動かしやすくてベネ.
(4)こまめなダンシング
非常に効果的.
圧を逃がすことで,痛みも軽減する.
10~15分ごとにダンシング.
問題は乗り手のテク.
3本ローラーでのダンシングは…すいません,怖くてできません.
固定ローラーのTacxならやりやすいんやけどな.
フレームへのダメージが心配なので,できればしたくない動きではある.
(5)レーパンのつけ置き洗い
サイクルウェアの洗濯には色々な考えがある.
生地の痛みを考慮するなら手洗いがベストらしい.
Kazchariはネットに入れて洗濯機で回すタイプ.
ローラー後たっぷり汗を吸った室内用レーパンも,すぐに洗濯機に放り込むのではなく,菌の繁殖を防ぐため洗剤もしくは漂白剤を数滴垂らしてつけ置き洗いしたい.
【治療編】
できてしまったモノは仕方がない.
Kazchariはこれを使っています.
よく効きます.
最近,こういうのも有効と知った.
乗る前に貼る絆創膏.
400kmを超えるようなブルベで使えそう.
携帯用クリームと併用してみるか.
Protect S1 スポーツ摩擦皮膚保護クリーム 60ml
そやけど,股間に“おでき”作ってまでチャリに乗る.
ブラックサイクリスト以外には理解できない世界やな.