2021/6/5 Sat
怖い怖い
Few clouds, 20°C, Feels like 16°C, Humidity 52%, Wind 5m/s from S
まずは『Critérium du Dauphiné』の話.
「フルームが歳くった」だの,「ベテランの「G」ががんばってる」などと不遜なことをほざいていたが,昨夜の第6ステージでは,なんと41歳8か月のバルベルデが優勝!(最年長優勝記録更新)
最後の1kmはすごかった.
計算つくされたスパート.
ゲイガンハート打つ手なし.
誰が言ったか”永遠の若手”.
”中年の☆”よりかっこええ.
つーことで,金曜日の暴風もすごかった.
隣町の小学校が休校になったほど.
しかぁし,本日土曜日は台風一過のごとき快晴.
これは出かけねばなるまい.
少しズル...ではなくて,得られた時間の有効活用ということで,まずは道の駅「ライスランド深川」までクルマで向かい,デポ.
ここまでで25kmほどあるので,自走より1時間ほどワープした感じ.
9時20分,留萌に向けて出発.
第三村か宇部新川駅っぽい深川駅陸橋.
これを越えたあたりから,不穏な風...そう,昨日の暴風の余波なのか,結構な風が吹いている.それも進路的に横風.
秩父別~幌糠あたりの吹きさらし付近はマジでキツかった.常に一人エシュロン状態.
北竜ICを過ぎ,峠をパスするとようやく追い風に変わる.
ここからはお待ちかねのヒャッハー・タイム.しばらくAve40km/h~は出てたな.
ところがこの道,Kazchariお気に入りの「プライベート踏切ロード」でもあるのだ.
以前より廃線のうわさが絶えない留萌本線.
はっきり言って,めちゃめちゃ田舎を走っている.
踏切も点在しているのだが,国道から遮断機を渡った先がすぐ田んぼだったり,森の林道に吸い込まれていたり,一軒家の庭に直結してたりと,なかなかユニーク.
一枚目の写真を撮ろうとしたら,いきなり後ろから軽トラが進入してきたので驚いた.
何か不法なことをしたか?とビビってたら...
おばちゃん「すぐに通るから,写真は後でゆっくり撮ってね~」と告げ,踏切をわたり,行き止まりのワイヤーを外して,あぜ道をぐんぐん進んでいく.
こんな,滅多に人に会わない場所で,作業の方に遭遇するとは,なんたる偶然.
信号坂の留萌市街を抜け,昨夏以来の黄金岬着.
さすがにシーズンオフ.人少な目.
ただし,記念碑のある場所に何やら怪しい人物が居座っていた.
写真のパネルと段ボールをディスプレイ.
チラ見すると,そこには「アフリカ一周〇〇日,南米一周〇〇日,日本一周〇〇...」といった旅歴が書かれていた.
何なのだろう?
帽子を深々とかぶっていたので年齢不詳だが,”戻ってこれなかった人”なのかもしれない.「並行世界のkazchari」という見方もできる.
さて,戻る.
今からでは,以前決行したような長距離ライドはさすがに無理.
少し南下して道道94号で帰るとするか.
海岸線には素敵なバス停がたくさんある.
反対車線になってしまうが,この快晴.
ちょこちょこ停まって撮影を決行.
風が強いので,チャリの停車に気を使う.「めだたん棒」を持ってくるの忘れたけど,今日は使えへんかったな.
りょうちん(Ryochinn) めだたんぼー 自転車撮影用携帯フォトスタンド
ポツンと一軒「セイコーマートいとう増毛店」着.
みんな大好き¥100パスタが,さらに50%off! 買わずにいられないっ!
ゴミ捨て場ではありません.昼食場所.
ここから妹背牛まで40kmほど.
どう考えても補給地点はおろか,自販機すら望めないような道道94号.
一番大事な水分として「塩レモン水」のペットボトルを購入.
ふっふっふ,こんなこともあろうかと,今日はハンドルポーチを装着しているのだ.500mlのペットボトルも余裕で入る.
夏のロングライドでは必携.
R250(アールニーゴーマル) フロントポーチ レギュラー ブラック WWW-L-FPOUCHR-BK ブラック レギュラー
道道に入ったは良いものの見事なまでに向かい風.それに(わかってはいたが)途中まで完全に登り基調.
キツイキツイ.
さらに何の変化もない道なので,ゾンビ走法に徹する.
ようやく最高点着.ここから下りとなる.
それにしても,今日のライドでも美瑛周辺の山でも,やたらに木の伐採場面に出来わす.
住宅用木材の流通が滞っているというニュースを耳にするが,関連があるのだろうか?
下りでも,時折突風が吹くので油断できない.
平地では「向かい風地獄」継続.
息も絶え絶えに「セイコーマート妹背牛店」に駆け込む.
ここでは「ガラナ・アイス」「グランディア・缶カフェオレ」「京極の水」という強力なセイコマ・ブランドで固める.何しろ安い.
さぁ,ここからゴールの道の駅まであと少し.
余裕があったら「トトロバス・アタック」を決めたり,「まあぶ温泉」に入ってから帰るか...と少し考えたが,もういい加減,この爆風&突風にやられまくっていたため,速攻で帰宅を決める.
向かい風地獄&追い風天国のリピート.
しかしながら,天気が良い日の海ライドは楽しゅうございました.