晩秋の美瑛(やはり寒い)ライド

2019/10/27 Sun

OLYMPUS TG-5

Mostly Cloudy, 12°C, Feels like 12°C, Humidity 62%, Wind 4m/s from SW

今日は1日フリー.
最近ご近所グラベル探索が続いたので,今日は久々にロードでお出かけ.
行き先は晩秋の美瑛方面.
紅葉というより落葉やろなぁ.

当たり前だが,通常ロードバイクにスタンドはついていない.
重量増および見た目の問題が嫌われる主な理由であろう.
ゆえに,停車時や写真撮影時は壁スタンドやヘルメットスタンド,路肩ブロックスタンドなど,安全性や転倒に配慮した場所や方法を試すわけだが,写真撮影においては,構図の自由度が限定されたり,余計なモノが写るなど悩みがつきない.
ようするにスタンドとは付けたくないけど,付けたいジレンマアイテムなのである.
これまではこういう品を自作し,使っていた.

OLYMPUS TG-5

BBの穴に差し込んで使う,アクリル棒をヒートガンであぶって曲げたもの.
透明なので目立たないのはGood.
しかしながら安定性が悪い.転倒事件も数回発生.

そこに新たな救世主が!
Amazonで見つけた簡易スタンドである.

【強化版】U-LIX(ユーリックス) KickStand 自転車用 携帯 スタンド 簡単脱着 26インチ 700c用クイックスタンド タブ強化版 予備底ゴム付

重量わずか80g(コネクト部10g,スタンド70g)で,装着時はこんな感じ.室内では非常に安定しておる.では早速レビューライドへ.

OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5

9時過ぎに出発準備が整いタイヤに空気を入れる.
いつも通り7Bar.
すると後輪からシュー音が.
まさかのパンクである.チューブをはずし空気を入れるがどこも漏れていない.
次にタイヤをチェック.
なんと,タイヤの内側に,肉眼では確認できないほどの,極めて細い針状のものを発見.
指で触ってようやく感じるレベル.
何じゃこれ? 外から刺さったものではない?
ひょっとしてタイヤを構成するワイヤーがほつれてる?
このまま出かけていたらスローパンク?
いずれにせよ出発前に気づいてよかった.
ストックしておいたGP5000と新チューブに交換.

Continental Grand Prix (グランプリ) 5000 タイヤ

何年か前のセンチュリーライド100kmコースを逆走でなぞる.
足の調子やや重し.
昨夜は懇親会で飲んだからなぁ...
とい言い訳しつつ,かなり人が減って静かになった美瑛を駆ける.

OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5

落葉とは言え,やはり美しい丘の風景.
雲の切れ間から太陽が時折除く.
その瞬間を狙って停車.
グローブ外して,背中からスタンド出して伸ばして,コネクタにはめて,安定した地面を探して,前輪が動かないようにバランスとって,構図を決めるためにバイクから離れて,デジカメの電源入れて...ああ太陽が消えたぁの繰り返しで悲しい.

まぁ,それでも軽いバイクでのロングライドは楽しいものですな.
と言いつつもメインロードから延びるグラベルが気になって気になって...
♪好きな男の腕の中でも,違う男の夢を見るぅぅ~あぁぁという感じ.以後『魅せられて症候群』と名付けよう.

13時過ぎ,100kmコースを完全にトレースするつもりが空腹と寒さに挫折し,いつものセイコマで補給.
家路に向かうものの,寒さのあまりジレ着用.
太陽はどこへ.
このジレ,なんと初Rapahウェアである.
定価は結構するが,安売り時に7000円台で購入.
いやぁ,なんつーか,やはり造りが違う.
機能的にも文句なし.デザインも良い.

Rapha – Classic Wind Check ベスト

16時頃無事帰宅.
光なし(天気悪し),ミニ三脚忘れ(構図限定),ワイコン忘れ(画角限定)と三重苦ライド.
よって,今日の写真はパッとしない.

コンパクトスタンドの総評.
風が強い時は不安だが使えないことはない.
ただしファットくんだと『頑丈なスタンド+こけても気にしない=気軽に撮影』の図式が成り立つのだが,ロードだと『やわいスタンド+こけたらフレーム破損=慎重に撮影』となってしまう.
まるでコンバットアーマーVSモーターヘッド(今はGTMか).
うーむ.
まだまだ検討の余地がありそうだ.

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