2024/2/17-18 Sat-Sun
結果オーライ
息子の遠征試合の前泊のため,家族で「芦別スターライトホテル」に宿泊した.
Kazchariは,これで日帰り1回,宿泊は2度目となる.
近場のため,クルマで家を出たのは土曜日の14時半頃.
国道12号を走るものの,今年はホンマに雪が少ない.
オートバイが走っていても驚かないほど路面が出ている.
深川を過ぎて道道4号へ.ここも同様.
で,いつも通り,うちの古いYupiteruナビは近道としてとんでもルートを示してくる.
大雪だった昨年はそれでえらい目にあったが,今日は無問題.
指示通り進むと快晴と相まって絶景が待っていた.
で,ホテル着.
後席の娘は爆睡中.
先に着いていたヨメさんと息子と合流.
チェックインして和室にご案内.
フロントや浴室周辺と異なり,昭和感ただようレトロな部屋である(増築のせい).
早速,作務衣に着替えて浴室へ.
インフル? ええ,すっかり治りましたよ.ゾルフール超効きます.
脱衣室で着替えていると突如黒い影が.
振り向くと,ゆうに2mを越えるであろう西洋人が立っていた.きょ,巨人...
さてお楽しみのサ活である.
ここ「スターライトホテル」にはサウナが3種類ある.
「高温」「塩ミスト」そして新規の「バレル」だ.
まずゆっくりとカラダを清める.
日帰り客も多く,人出はそこそこあるが混雑はしていない.
洗体・洗髪を終え,まずは浴槽へ.
いかにもな硫黄臭が漂う.やっぱり温泉はこーでないと.
1セット目はオーソドックスに「高温サウナ」へ.
室温は90℃.
現状これくらいが一番快適.
結構な込み具合で上段に座れず.
ロウリュウ好きの人がいて,ガバガバ水をかける.熱波がぁ~
残念(?)なことにテレビ付き.
ハットを深々とかぶり視界から消す.
10分で汗だく退出.
すぐ前に設置してある水風呂へ.
こいつももちろん冷泉.
水の出がイマイチ悪いせいか,やや水温は高め.
この後の外気浴を考えると,これくらいが良いのかも.
で,カラダを拭きながらいよいよ外へ...
寒気&寒気で,やはり寒い.
ビーチチェアに腰を下ろすも5分が限界(十分か).
浴室内に戻って追加休憩.
さて,2セット目はいよいよ今回の目玉「バレルサウナ」である.
もちろん屋外に設置してあるので,再び寒気に身をさらす.
バレルまで小走り&ドアを開けて飛び込む.
定員は4~6名.
だが,今はKazchariのみ.
うん?
これはデビューしたばかりの目玉施設のはず.
なぜここまで人気がないのだ?
しばらくして理由が判明.
このバレルサウナ,全然熱くならないのだ.
まず足元の冷気がすごい.
あぐらをかかないと耐えられない.
ロウリュウをこまめにしても,文字通り“焼け石に水”であまり変化なし...合ってる?(ニホンゴムヅカシイデスネ).
さらに途中で人が入ってくると,そのわずかな暖気も逃げてしまう.
時間を区切って一斉入退出システムにすればマシかもしれんが,このような公施設では無理だろう.
「こりゃ意味ないわ」と5分ほどで通常の「高温サウナ」に入りなおした.
浴室内にあった「バレルサウナ」の説明を読むと「室温75℃」.それにわざわざ「足元が寒いのであぐらをかいてください」との注釈があった.
あー,これを理解した上で利用せよ,ということなのねん.
サウナにはまって以来「いつかは庭にプライベートサウナ小屋」という野望を持たなかったわけではない.
安いものだと100万~で設置可能という広告も散見される.
いっそ思い切って...という気分が今日の今日で完全に潰えたな.
これならテントサウナの方が良い.
自宅一人用サウナの種類と選び方のポイント|失敗を回避して理想のととのい環境を
2セット目終了.
次はミストサウナを試す.
ここのは「塩」付き.
全身に塗りたくる...のはよいが,ちょっとしたひっかき傷にも敏感に反応.
染みる.
元々ミストは温度設定が低めなので,滞在時間を延長し,カラダにのせた塩が融けるのを待つ.
うん.最近はミストも気に入ってきたぞ.
室温が低い分,厳冬期外気浴はパスし浴室内で休む.
禁断の4セット目は「高温」に戻る.
水風呂,休憩を経て最後に露天風呂で〆.
インフル開けのせいか,イマイチの“ととのい”.
サ道は険しい.
浴室を出るとヨメさんからLINE通知.
「食事にしましょう」とのことで,レストランへ.
夕食はついていないので各自注文.
今日はこの「ザンギプレート」.
インフルからの復帰後,久々のがっつり飯.
美味し.
完食はしたが,なかなか胃に堪えた.
やはり鶏肉が一番好きだ.
食後は宿泊者専用サロンにて自分で作るソフトクリーム.
フリードリンクを片手にマンガコーナーへ.
言うまでもなく,本施設最大の売りである.
どうせなら近所の入浴施設では(たぶん)読めないものを...ということで,偶然目に入ったのがこれ.
Kindle Unlimitedで1巻だけ読み,独特の世界観とぶっとび設定で印象に残っていた一冊.ただ次巻購入には至らず.
どうやら全9巻で完結のようで,今から寝るまでの時間に読むのにちょうど良さげ.
で,速読気味に22時までで全巻読了.
その感想は...
※ 以下ネタバレ
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
太宰治vs宮沢賢治.
途中で二人の関係性として「銀河鉄道の夜」がモチーフとしてプッシュされる.
文字通り,希死念慮の動機にかかわってくる重要な伏線なのだが,Kazchariとしては,むしろ「銀河鉄道999」っぽいなぁ...と思いつつ読んだ.
何でも言うことを聞いてくれる(ごにょごにょ)謎の年上美女と終着地に向けて旅をする...むしろこちらが近い.
いずれにせよ,このコミックは前半と後半で全く印象が違う.
むせかえるような閉塞感は圧倒的に前半.こちらが好みだった.
徐々に作風が明るくなり,途中の札幌編なんて”迷走”としか思えない.
まぁ,オトナのファンタジーなのでご都合主義的な面には目をつむりたいところであるが,さすがにクライマックスはいかんでしょう.
「溺れて気絶しただけのアヤメを,元とは言え消防隊員が死んだと誤解するか?」というアレな展開.
キタの「焼死体は見慣れているけど溺死体はわからん」というとんでも言い訳にはさすがに無理が...
8巻でハッピーエンド.
生活IQが低そうな二人が,今後どうやって生活していくのか気に...はならん.
続く9巻は番外編.
沖縄が舞台なのでやたらに明るい雰囲気.
どうせならアヤメの狂気が払拭されていない終わり方にした方が余韻があって良い.すると,ジャパニーズホラーになってしまうか.
まぁ,読み手が何を求めているかによって評価は真逆になるだろう.
いずれにせよ,最後まで読ませるパワーはあるな(えらそーだ).
なんと,最近実写化もされたらしい.
初見でこのビジュアルはなかなかのインパクト.
いずれにせよキャスティングが難しいぞこれ.
キタはともかく,アヤメは現実離れしすぎている.
いかんせんメーテルやしな.
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
で,就寝前にサクッと再入浴.
カラダを温め部屋に戻ると,明日が試合のはずの息子がまだ起きていた.
早く寝んかい.
自宅と異なり薄すぎるマットレスに悩まされつつも,翌朝は5時に起床.
この早起きは言うまでもなく,サ活のためである.
早朝ゆえ,人も入ってこないだろうと,バレルサウナにもう一度トライ(長め).やっぱり...ダメだ.合わない.
家族も起きてきたので,7時に朝食バイキング.
目玉はぶっかけ放題の「漬けサーモンとイクラご飯」やな.
美味し.
もう少し大きい胃が欲しい.
遠征試合に行く家族は先にチェックアウト.
Kazchariは9時過ぎまでのんびり滞在.
サウナハットとマットを浴室に忘れ,途中で取りに戻るというアクシデントはあったが,なんだかんだで昼前には帰宅.
「ブログでも書くか」とパソコンの電源ボタンを押すも全く起動しない.
ACアダプタを抜いて,普段は使っていないバッテリを装着して再度ボタンを.
無事に起動.
なんじゃこれ?
その状態でACバッテリのプラグを挿すと「プチッ」と画面が真っ暗に.
なんてこった.パンナコッタ.
かろうじてバッテリ起動はできるが,別のPCのACアダプタを接続してもやはりダウン.
つまりACアダプタの問題ではなく,本体,マザーボート側に何かのトラブル?
うーん.これだからBTOパソコンは...と持ち込み修理を考えるが,その前に素直にGoogle先生に質問.
【解決済み】ASUSラップトップのACアダプターを抜くと電源が落ちる
これは「抜くと落ちる」パターンだが,対処法にある「パワーリセット」とやらを実行.
すると我がPCも見事に復活!
さすがGoogle先生,頼りになるぜ!
WordPressのトラブル,それに先日のiPhoneのデータ移行時もそうだったけど,ホンマ,ネットってたいていの問題を解決してくれるなぁ.
びびったぁ!~WordPress「Parse error syntax error~***」!
それにしてもバレルサウナよ.夢を見させてくれてありがとう(なんのこっちゃ).