『チェリオ クリーミーマヨネーズ』を食べた

2019/11/23 Sat

家族で外食をした.ファミレスデザートの誘惑に負けず,帰り道のローソンで各自アイスを購入することになった.
Kazchariが選んだのがこの一品.偶然見つけた.

OLYMPUS TG-5

公式ページもある.カロリーモンスターチェリオ クリーミーマヨネーズ味

なんと言うか,味が想像つくようなつかないような…何よりも驚くのがそのカロリー! なんと307kcalもあるっ! まさに悪魔の食べ物.
パッケージからの情報は以下の通り.

OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5

融けないように急いで帰宅.写真撮影してから開封の儀.ドギャ~ン!

OLYMPUS TG-5

ホワイトチョコの塊.味の方はまぁ予想通り,ひたすら甘い.と言ってもそこは日本製.途上国の菓子にあるような砂糖丸かじり感はなく,やはり上品.売り(?)のマヨネーズ風味も後味じんわり効いてくる.北海道名物『ジンギスカン・キャラメル』よりクセはない.

まぁ二回目はないかな.これと『ガリガリ君タマゴ焼き味』が並んでいたら,絶対にガリガリ君を選ぶ.

人によっては,その摂取カロリー307kcalに罪悪感を覚える御仁もいよう.
自称アスリートのKazchariもその一人.しかし,自転車さえあれば何も恐れるものはない.
入浴前にZwiftでNew Yorkはセントラルパークを45分ほど走った.

走行後のログを見てびっくり! なんと消費カロリー307kcalジャスト! 狙ったわけではない.

Randonneurs Sapporo開催2020ブルベ発表!

朝起きると,この様な状況に...

OLYMPUS TG-5

スパイクはまだ早い.
来週の月曜日は雨で最高気温11℃くらいまで上がるそうなので,再び融けるか.
ネットにつなぐと,ランドヌール札幌の2020ブルベリストが発表になっていた.

Randonneurs Sapporo

まだルートが出ておらず名称のみ.
詳細は順次発表とのことで,現時点での雑感を.

⓪ アイスブルベ(2020/1/25 キトウシ温泉発)

2020アイスブルベ100km
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2020アイスブルベ50km
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ランドヌール札幌の独自ブルベ(認定外).
今年は高砂温泉から鷹栖方面を巡る50kmに出走.
3時間30分でゴール.
ほぼ快晴で実に走りやすかった.
ゴール後の高砂温泉は至福.
今年はルートが変わって東川(キトウシ)-美瑛-上富良野方面の50もしくは100kmのどちらか.
参加するならやはり100kmかなぁ.
50kmだといつもの冬サイクリングと距離が変わらないので達成感がイマイチなのです.
とは言え,アイスブルベは天候次第で天国にも地獄にも変わる.
「2017年,完走者1名」の悲劇が思い起こされる(出てないけど).

① BRM502日高門別200km(札幌発)
ルートが全く想像つかないGW半ばのブルベ.
AJ北海道の方で4月のシーズンイン・ブルベあり?
いずれにせよチャリでは走ったことがないルートだと思われる.
参加可能性〇(マル)で.
前泊はGWでも安定の空室あり,ふとみ温泉リラックスルームか.

② BRM516十和田クラシック200km
これはさすがにパス.
出たい気持ちはヤマヤマだが,ヨメ峠は絶対に越えられない.

③ BRM606きのこの山300km(札幌発)
謎ルート.
きのこ王国(?)のことだとすると,超豪華なトイレで有名な大滝周りだろうか?
興味はあるので参加可能性は△.

④ BRM620噴火湾200km(往路)(札幌発)
⑤ BRM621噴火湾200km(復路)(札幌発)
名称からなんとなくルートの想像がつくが,なぜ400km一発ではないのか?
片方は内陸経由で獲得標高がとんでもないとか.
旭川からの移動を含めると2泊3日...これも参加は難しいかも.

⑥ BRM723クロスコート200km from札幌
⑦ BRM723クロスコート200km from旭川
⑧ BRM723クロスコート200km from釧路
このような開催方法もあるのかと.
この3つだと意図がよくわからないのだが,翌日の...

⑨ BRM724アタック三国峠300km(音更発)
で,真相が明らかに.
睡眠がたっぷりとれる500kmブルベだったのねん.
アタック三国峠は2018年に完走.
2020年はスタート地点も違うし,幌鹿峠も開通済みなので難易度がアップしているはず.
残念ながら祝日開催.
両方とも参加は無理か...

⑩ BRM829弁慶岬600km(札幌発)
これはぜひ参加したい.
弁慶岬がどこかわからなかったので早速検索.
寿都にあるらしい.
つまり道南周りの600?
現時点で参加意欲は◎.
問題はその2週間前にAJ北海道の「納沙布1200」があるということ.
疲労回復峠のみならずヨメ峠は越えられるか?

⑪ BRM926霧立400km(札幌発)
霧立はやはり霧立峠のこと?
すると増毛や北村300っぽい海岸沿いから内陸に入るルートかな.
時期が時期だけに夜間の防寒がポイントか.
シーズン最終に近いので参加可能性は〇(マル).

正式ルート確認後,アップデートかな.
さすがにランドヌール札幌だけではSR達成は難しそう.
AJ北海道との組み合わせは必須.

今年のブルベ界隈,最大の話題はルートラボ代替問題でしょう(ホンマ?).
いつ決定打が登場するのやら...とすっかり他力本願.

晩秋の美瑛(やはり寒い)ライド

OLYMPUS TG-5

Mostly Cloudy, 12°C, Feels like 12°C, Humidity 62%, Wind 4m/s from SW

今日は1日フリー.
最近ご近所グラベル探索が続いたので,今日は久々にロードでお出かけ.
行き先は晩秋の美瑛方面.
紅葉というより落葉やろなぁ.

当たり前だが,通常ロードバイクにスタンドはついていない.
重量増および見た目の問題が嫌われる主な理由であろう.
ゆえに,停車時や写真撮影時は壁スタンドやヘルメットスタンド,路肩ブロックスタンドなど,安全性や転倒に配慮した場所や方法を試すわけだが,写真撮影においては,構図の自由度が限定されたり,余計なモノが写るなど悩みがつきない.
ようするにスタンドとは付けたくないけど,付けたいジレンマアイテムなのである.
これまではこういう品を自作し,使っていた.

OLYMPUS TG-5

BBの穴に差し込んで使う,アクリル棒をヒートガンであぶって曲げたもの.
透明なので目立たないのはGood.
しかしながら安定性が悪い.転倒事件も数回発生.

そこに新たな救世主が!
Amazonで見つけた簡易スタンドである.

【強化版】U-LIX(ユーリックス) KickStand 自転車用 携帯 スタンド 簡単脱着 26インチ 700c用クイックスタンド タブ強化版 予備底ゴム付

重量わずか80g(コネクト部10g,スタンド70g)で,装着時はこんな感じ.室内では非常に安定しておる.では早速レビューライドへ.

OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5

9時過ぎに出発準備が整いタイヤに空気を入れる.
いつも通り7Bar.
すると後輪からシュー音が.
まさかのパンクである.チューブをはずし空気を入れるがどこも漏れていない.
次にタイヤをチェック.
なんと,タイヤの内側に,肉眼では確認できないほどの,極めて細い針状のものを発見.
指で触ってようやく感じるレベル.
何じゃこれ? 外から刺さったものではない?
ひょっとしてタイヤを構成するワイヤーがほつれてる?
このまま出かけていたらスローパンク?
いずれにせよ出発前に気づいてよかった.
ストックしておいたGP5000と新チューブに交換.

Continental Grand Prix (グランプリ) 5000 タイヤ

何年か前のセンチュリーライド100kmコースを逆走でなぞる.
足の調子やや重し.
昨夜は懇親会で飲んだからなぁ...
とい言い訳しつつ,かなり人が減って静かになった美瑛を駆ける.

OLYMPUS TG-5
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OLYMPUS TG-5
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落葉とは言え,やはり美しい丘の風景.
雲の切れ間から太陽が時折除く.
その瞬間を狙って停車.
グローブ外して,背中からスタンド出して伸ばして,コネクタにはめて,安定した地面を探して,前輪が動かないようにバランスとって,構図を決めるためにバイクから離れて,デジカメの電源入れて...ああ太陽が消えたぁの繰り返しで悲しい.

まぁ,それでも軽いバイクでのロングライドは楽しいものですな.
と言いつつもメインロードから延びるグラベルが気になって気になって...
♪好きな男の腕の中でも,違う男の夢を見るぅぅ~あぁぁという感じ.以後『魅せられて症候群』と名付けよう.

13時過ぎ,100kmコースを完全にトレースするつもりが空腹と寒さに挫折し,いつものセイコマで補給.
家路に向かうものの,寒さのあまりジレ着用.
太陽はどこへ.
このジレ,なんと初Rapahウェアである.
定価は結構するが,安売り時に7000円台で購入.
いやぁ,なんつーか,やはり造りが違う.
機能的にも文句なし.デザインも良い.

Rapha – Classic Wind Check ベスト

16時頃無事帰宅.
光なし(天気悪し),ミニ三脚忘れ(構図限定),ワイコン忘れ(画角限定)と三重苦ライド.
よって,今日の写真はパッとしない.

コンパクトスタンドの総評.
風が強い時は不安だが使えないことはない.
ただしファットくんだと『頑丈なスタンド+こけても気にしない=気軽に撮影』の図式が成り立つのだが,ロードだと『やわいスタンド+こけたらフレーム破損=慎重に撮影』となってしまう.
まるでコンバットアーマーVSモーターヘッド(今はGTMか).
うーむ.
まだまだ検討の余地がありそうだ.

2020年は『ツール・ド・下半分』

先日,ツール・ド・フランス2020のコースプレゼンテーションが行なわれた.
今年はツール・ド・左半分,来年は下半分でどっちも山岳メインのルート.
今年はスプリンター涙目的なコース設定である.
個人TTも一つしかないうえ,しかも山岳ゴール.
復活前提のフルームやデュムラン,ログリッチェはともかく,これでTTスペシャリストも涙目.

主催者は一体誰を勝たせたいのか?
このコースに向いてるフランス人選手いたっけ?
もはやバルデは無理やろうし.
ピノかな?
アラフィリップの激走が再び見られる?
でも,やっぱり最後は例のチームかなぁ...まさか,再来年はツール・ド・上半分ってこたぁないやろね.

現状頭が痛いのは,東京オリンピックのおかげでスタートが例年より早い6月27日になったこと.
毎年J-Sportsの1ヵ月登録(月単位契約なので7月のみ)だけをしているので,最初の第4ステージまではダイジェストか海外オンデマンドしか視聴できない.
今年だけ配慮して「TDFパック」とか作ってくれへんかなぁ.
そういや毎年第1ステージだけは無料視聴だっけ.

どのチーム応援かというと,やはり例の赤黒軍団かな.
あれだけ強いと逆に爽快感がある.
フルーム復活するかなぁ...

グランツールでは,ジロ・デ・イタリアをDAZNの1ヵ月登録(こっちは登録日から1ヵ月)で観ている.
ジロと言えば,なんつっても2018年第19ステージのアレでしょう.

↓ジロ・デ・イタリア 2018 第19ステージ【2018年のベストレース1位】
https://youtu.be/AirQGSzscbA

これ生放送で観ましたよ.
ここ数年のスポーツ中継でここまで興奮したことはありません.

2017年のデュムランも別の意味でかなりのインパクトでした.
ライド前にココアを飲みすぎてはいけません.

ブエルタ・エスパーニャはダイジェストのみ視聴.
ブエルタはブエルタでレースそのものより,そのコース設定や運営のユルさが笑える.

超人たちの祭典,今から楽しみである.
そういや東京オリンピック,暑いので危険というなら,ロードレースも北海道に移したらええのに.

BRM1006北海道200km大夕張(その4)

【PC1~PC2セブンイレブン当別栄町店(178.7km)~ゴール】

えー,ブリーフィングで言われた「隣接店の前には自転車を停めない」ルールですが,すっかり忘れておりました.
ちょうど,後輪の半分がその店の壁にはみ出したまま駐輪...買い物を済ませ,自転車に戻る頃,ハッと気付き,あわててセイコマの裏側に移動させる.
ヤバかった.
それにしてもその店,窓にデカデカと『自転車・バイク乗り,店の前での飲食禁止』張り紙をどーんと貼ってある.
こりゃ相当トラブったんやろなぁ...

昼食は普段の外乗りとほぼ同じメニュー.
お気に入りの「チキンたっぷりペペロンチーノ」「紀州梅おにぎり」「セイコマゼリー」「トロピカーナオレンジ」.
やっぱりグルメ・ブルベにはならん.
10分ほどで食事を終え,早々と出発.
残り80kmである.

腹ごなしに夕張市内をゆっくりと漕いでいると,後方から1名ランドヌールが.
さっと抜かれる.
以降遠くに見えるこの方をペースメーカーにして巡行.
まぁ,向かい風区間で結局ちぎられるわけだが.

とある交差点で白+青縞模様のP-1仕様TREK Madoneを見かける.
いわゆるファクトリーチームのレディス・デザインである.
かっこ良い.
帰宅したら注文しよう!...と即決できる身分になりたいものである.

やがて何となく記憶にあるコースに入る.
おお,ここは『美唄200km』で通った道ではないか.
シーズンの始まりと終わりで同じコース.
何となく収まりが良い.

懐かしのセブイレブン栗山継立店を過ぎて,北上すると現れる丘陵地帯.
景色は良いのだが,アップダウンが地味に続いて結構きつい.
しかもやや向かい風.ゾンビ走法に切り替える.
まぁ,この時点でウラ目標タイム8時間切りは諦めなあかんなぁ.
またの機会に挑戦ということで.

さて,左折して周回コースの出発点である栗沢町に戻る.
往路も通った峠.振り返るとなかなかの景色.

13:23,再びの通過チェック,セブンイレブン栗沢町店に帰ってきた(150.5km).
今度はレシートが必要.
おやつ的補給の定番,温かい缶コーヒーとアイスを購入.
いやぁ,ガリガリくんの新製品,たまご焼き味うまし!

それにしても,この張り紙,泣かせますねぇ...


ゾロゾロと後続集団が到着.
仲間同士のドラフティングで走ると,タイムやら疲労感はどうなるんやろ?
あっ,別に批判しているわけではありません.
普段からぼっちなもんで,興味があるだけです.

出発し,高速&国道12号を越える,つまり左半分ルートに再突入.
ここから当別方面まではこれまた永遠に続くかと思われる直線ルート.
空知グルメフォンド,『トトロ300km』ルートと,これまでのライドのおさらい的,集大成的なコースで,これまた何となく収まりが良い.

14:48,PC2セブンイレブン当別栄町店着(178.7km).
まさに『トトロ300km』でもPCだった場所.
時間は異なるが,残り距離もほぼ同じ.
コーヒーとプリンを手に取ってレジ待ちしていると,店主らしき人物から突然,「この後,自転車の人たくさん来るの?」と質問.
「まだまだ来ますよ.たぶん70から80人ほど」と答えると,露骨に嫌な顔をして「えーっ,12時頃がピークって聞いてたのに!」と,自分に文句言われても困る.
お客が来るのがうれしくないのだろうか?
単価が安いから?
真意は測りかねるが,迷惑に思うんやったらPC利用を断れば良いのに...とも思う.

残り20km.
裏道的なルートを快走し国道337号へ.
札幌に向かう片側3車線道路は路肩も広くきれいで良い...と思っていたら,残土受け入れ業者が軒を連ねる付近,土とほこりでゲホゲホ.
今日の最終トラップか!

ぐるっとターンして,15:55,百合の会病院に無事ゴール(202km).
完走タイムは8時間55分.
いつもの200より少し遅めのタイム.
何が原因?
そんなに峠もなかったのになぁ.
その証拠に疲れはあまり感じない.
シューパロ湖キレイやったなぁ.
今秋中,車で行ってみようか.
ちゃんとしたカメラと三脚持って.

ドリンクとお菓子をいただきながら,スタッフのみなさんに来年の『札幌-納沙布-札幌1200km』の参加要件やらなんやらを訊く.
(体調,天候ともに順調であれば)完走に十分な走力は身についているようだ.
エントリー坂を乗り越えてぜひ参加・完走したい.
次年度の最大の目標やねぇ.
このような素晴らしいイベントの運営,いつも感謝です.

これで今年度のブルベは全て終了.

美唄200km(8時間22分)
旭川200km(8時間39分)
トトロ300km(14時間3分)
新十勝200km(8時間51分)
北村300km(12時間59分)
宗谷岬600km(33時間27分)
旭川400km(19時間16分)

そして今回の大夕張200kmで計8本.
目標のSRも取れたし,なかなか充実したブルベ2年目の参戦であった.
我が愛車のTREK Domane SLR7,よく頑張った.
今年もオーバーホールに出してあげよう.

さて,次回のブルベはRandonneurs札幌名物のアイスブルベ!
まだコースも日程も決まっていませんが,この次はモア・ベターよ!(古っ)

BRM824旭川400km(その2)

【PC1~PC2セイコーマート本別店】

基本的にPCのコンビニでは座り込まないようにしている.
さて,雨も止んで晴れ間も出てきたため,再びレインウェアをキャストオフ.
知る人ぞ知る「ヌグフルキルヤムの法則」が発動しなければ良いのだが...おにぎりやらバナナで軽く補給して出発.

ここから前半の山場,三国峠アタックが始まる.
ちょうど2ヶ月前に「旭ヶ丘ヒルクライム大会」に出場したのだが,あまりに不甲斐ない成績だったため(出し切ってない!),「走りたりん」と大会後に一人で登った.
その際はヒルクライム用装備として軽量ホイール(BONTRAGER Paradigm Elite),軽量タイヤ(Panaracer Gillar 25c),軽量チューブ(tubolito),1400円の中華製カーボンサドル(98g!)の他,ボトル,ツールボックス,ベル,ライト全部外しての最軽量仕様(と言っても,Domaneなので7.4kgが限界).
さらには手持ちのウェアを全て計量し,もっとも軽い半袖ジャージ,Giroの軽量シューズ(片足150g!)など数々の飛び道具を導入したものの...惨敗.
まぁ,タイムはともかく,自分より年長者に抜かれたのが悔しいぞ.
この悔しさを怒りに変えてモチベーションアップに努めるわけだが...その時の比べると今日のブルベ仕様はさすがにヘビィ.

と,様々な思いを抱きつつ,えっちらおっちら登る.
この峠,こちらの上川側から登る方が楽な印象.
昨年の『アタック三国峠300km』で士幌側から登った時は辛かった.
なんだかんだで15:30頃,峠のCafé着.
いっそここでカレー夕食をとも思ったが,明るいうちに距離を稼ぐことにし,フロントポーチに収納していたジャムパン&缶コーヒーで補給後,ダウンヒル開始.
何度通っても美しい峠の架橋.
車やチャリで通るたびに,30年ほど前にオートバイ(当時はHONDA NX-125)で通った際の記憶がよみがえる.
その頃はまだ未舗装ジャリ道で,大型トラックにばんばん抜かれたなぁ...

森林エリアで一番怖いのは鹿の飛び出し.
その危険を担保しつつ抑え気味に...すると,後方から来たダウンヒルバー装備の他の参加者に抜かされる.
速い! 速い人は体幹,大腿,下腿の張りが違う(この方とはその後PCごとに出会うことになる).

やがて糠平温泉峡着.
夏休み期間のせいか,大学生っぽい集団サイクリストにやたらと会う.
友達と一緒もええけど,野宿キャンプはソロがええでぇ~とおっさん的には思うわけですよ.

このまままっすぐ上士幌か...ではなく,左折して道道へ.
長い上り坂&川沿いの細道&10mおきの舗装段差アタックを受ける.ふっ,なかなかの攻撃だぜっ!(手が,手がぁ~)
「一本元気バー」をかじりつつ(甘すぎるし,歯に詰まる),ケイデンス90を保ちつつ巡行.
次のPCまではまだまだ遠いので道の駅足寄湖でドリンク休憩.
ここのレストランの鹿肉シチューが絶品だった記憶があるが,グルメしている余裕はないので,トイレを済ませてそそくさと出発する.
自衛隊車両がゾロゾロと進入してきた.

しばらくすると太陽が沈みはじめる.
黄金色の夕焼けにシャッターチャンスとばかり停車.
継続する参加者のシルエット.
なかなかいい画が撮れた.

ブルベに持参するカメラはいつもOLYMPUS TG-5.
明るいレンズ,防水,耐衝撃,顕微鏡なみの超絶接写のアウトドア最強カメラ.
STRAVAはじめ,ネットアップ用なので基本的にARTフィルターのポップアートで撮っています.
昔からデジカメはオリ党.

陽が落ちる頃,本別市街へ.
セブンではなくセイコマを探す.
18:20,PC2セイコーマート本別店着(181.8km地点).
なかなか良いペースである.
先着3名ほどがイートインで食事中.
これで全行程のほぼ半分が終了.(その3へ)

BRM824旭川400km(その1)

2019/8/24 Sat

2019年8月24~25日.

SR狙いでRandonneurs Sapporo主催の400kmブルベに参加した.

遡ること2週間前にBRM810宗谷岬600kmを完走(33時間27分)した.

400は距離は短いものの,仮眠のタイミングが難しいため,ブルベ界では600よりキツイともっぱらの噂.
どうなることかと思いきや,結果的には特に寝落ちもせず,完徹にて無事完走.

以下,その備忘録である.

【スタート~PC1セブンイレブン上川層雲峡店】

午前11時というこれまでに経験のない出発時間.

20時間切りを目標タイムとしていたため,元々仮眠をとるつもりはなく,前夜は寝貯め作戦を実行した...のだが,やはり体内時計は正直.

前夜10時就寝も,きっかり4時過ぎには目覚めてしまった.

脳は起きても身体を休ませることは可能!とダマシ×ダマシまどろんでいたら,6時になったため起床.
カーテンを開ける.期待の天気は小雨っ! 予報通りっ! 残念!

今回の出発地点は自宅から10kmほど.河川敷のサイクリングロードを通って自走参加することにした.
時刻は9時.昼からは天気回復予報かつレインウェアなんぞできれば着たくないし,持参すらしたくない.
逡巡しているとまさかの豪雨.
泣く泣くフル装備で出撃.

「カッパ嫌やなぁ.特にパンツ.漕ぎにくうてしゃあない」とブツブツ言いながら河川敷を走っていると.雨が止み,さらには晴れ間も見えて気温も上昇.
こりゃたまらんとストップ.レインウェアの上下,ブーツカバーをキャストオフ.

その横を同ブルベに参加するランドヌールが通り過ぎた.

AM10:00スタート地点着.

受付名簿にサインするも,なんと参加予定だった同僚がDNS.
メールを確認すると「道路が濡れてて」「ガスってて」「天気不安定だったから」とのこと.
えーい,この軟弱者!

しばらくするとブリーフィング開始.

参加者は30名ほど.
車検へと順調に進む.

300km以上のブルベではライト系装備が重要.
毎回少しずつアップデートしているのだが,今回は...

フロント: BONTRAGER Ion800R,LEZYN 1100i,中華製18650ライト(公称3000ルーメン?),CATEYE HL-EL140(夜間はヘルメットに)

リア: CATEYE OMNI5×2,CATEYE WEARABLE X SL-WA100,Bikeguyトライスター,中華製USB充電リアライト

と,少々トラブルが起きても大丈夫な鉄壁の布陣.
ちなみに600kmもこの装備.
メーカーどころか電力供給方法もバラバラなのが気になるが,まぁ良いでしょう.

てなわけで出発.
まずパークゴルフ場でトイレを済ませ,橋を渡って旭川環状線に突入.
いわゆる信号峠が続き,車の追い越しにおびえ,ところどころに残る水たまりを避け,早く街を抜けようともがく.
通常のライドではまず通らない.

当麻方面に曲がると交通量が減る.
しばらくは集団走行.
先を考えるとペースを押さえ,このままトレインに乗っかるのもよいが...あかん.全然自分の心地よいペースではない.
というわけで,単独走を選択.

一部,旭川200のコースをなぞり,国道39号へ.

いつもは並走する旭川層雲峡自転車道を使っているので何やら新鮮ではある.
しばらくすると,雨がポツポツと...上川に入るころには本降りとなり,レインウェアの上だけ着る.
dhbのこのレインウェア(セールで約10000円),最初は撥水最高,と思いきやあっと言う間にズブ濡れに.
ちゃんとアイロンせなあかんな.(ちなみに下はワークマンのストレッチレインパンツで1900円!)

交通量の多い国道や,やたら長いトンネル(隊道)をビビリながら走り,13時半頃,PC1セブンイレブン上川層雲峡店着.
景観保護のせいか,セブンのロゴが茶色に塗られており,知らない人にはわかりづらい.

後日知ったのだが,先ほどの覆道トンネルでランドヌールが車に追突された事故があったとのこと.
十分あり得るシチュエーション.

お叱り覚悟で告白するが,個人的にこの辺りの覆道トンネルを通る際には川側にある歩道を通るようにしている.
こちらからだと右側通行になってしまうが,命には代えられない.

今回はブルベ中につき,左側通行を守ったが...(その2に続く)