2020/6/23 Tue
HIITとは「高強度(High Intensity)の負荷のかかる運動と休憩を短い間隔(Interval)で繰り返すトレーニング(Training)」のことである
Kazchariはレースではなく健康志向チャリダー.
まぁ,ロードバイクを買ったきっかけも,旅先での腹痛がきっかけで受診した診療所にて,たまたま脂肪肝が見つかったからやしな.
今よりプラス5kgの太り気味だったのでさもありなん.
購入後は,しばらくオンシーズン限定でチンタラと走っていたが,3年ほど前に今のDomaneを購入.
同時にSTRAVAを始めたことで,走行距離に応じた承認欲求も満たされ,冬もファットバイクに乗り,一年中ブルベやらスノーレース,ヒルクライムイベントに参加するようになった.
結果,自分史上最強の健康体.腹もうっすらであるがSix Pack.
今では知らぬうちにサドルにまたがっているほどADL(日常生活活動)化しているので,運動習慣としては何の問題もない.
平日でも毎日2時間は乗っている.
3本ローラーか固定ローラー(Zwift)による室内トレーニングであるが,距離にすると約40~50km.
週末は外乗り10時間ほど.距離にして200km程度.山が含まれるとここまでは乗れないが.
自転車はいわゆる有酸素運動である.
平均スピードの向上や,スプリント力を鍛えるには,有酸素運動と無酸素運動を組み合わせるのが良いとされる.
まぁ,これには人によって異論もあって,グランツール11回完走の新城幸也選手は「自転車で使う筋肉は自転車でしか鍛えられない」と言って筋トレは一切しないそうな.
一方で自転車界のスーパースター,ペテル・サガンは自らの筋トレ動画を頻繁にアップしている.
以前の記事にも書いたが,職場には筋トレマシーンがある.
昼休みや業務後に使っていた.
しかし,昨今の新コロ禍によって,設置部屋の使用が制限.さらには使用後の徹底消毒が義務付けられた.
当然の予防策ではあるが,面倒くさいし,不要不急の使用となるので後ろめたい.
というわけで,最近は無酸素運動系トレーニングをサボリ気味.
全くよろしくない.
「家で自重トレをやれば?」という声も聞こえてきそうだが,ここはモチベーション継続のため,新しいガジェットを試すことにした.
ちょうどチャンネル登録しているメンタリストDaiGoの番組では『HIIT』をよく取り上げている.
DaiGoが実践しているのはHIITの中でも「バーピージャンプ」というエクササイズ.以下の動画では本人ではなく別の人が実践している.
究極の全身運動とも言われるが,何よりも1日4分という効率性が良い(その分キツイ).
激しく行うと手首を痛めたり,器具が損傷することもある.
別の動画では,安全に行うためのおすすめガジェットが紹介されていた.
DaiGoが紹介していたプッシュアップバーはたぶんこれと同タイプ.中華製品にありがちなOEMがたくさんある.
Wolfyok プッシュアップバー 滑り止めラバー付き
一方でダメ出しされていたのはこのタイプ.
Reodoeer プッシュアップバー 腕立て伏せ 筋肉トレーニング
これ,Kazchariがプッシュアップで使ってるヤツやん.
確かに固定性は弱い=滑るので,バーピーでは使いたくないな.
通常のプッシュアップではどのタイプを選んでも問題なく使えるはず.無しで行うよりずっと筋肉に負荷がかかる.
Kazchariは天邪鬼なので,おすすめされたものではなく,こちらを選んだ.
プッシュアップボード、UZIOING 12 in 1ポータブルプッシュアップシステム、フィットネス運動ボディトレーニング用
設置面積が広いので,滑り問題が解決するのではという望みと,固定場所によって鍛えられる筋肉が異なるという,ロマンあふれるギミックを試したくなったのだ(こうして失敗する).
ただし,持ち手部分がどうにもシリコンゴム剥き出しで,クッション性に乏しいような気がしたので,同時にこいつも購入.
ヨネックス(YONEX) テニス バドミントン グリップテープ ドライスーパーストロンググリップ(3本入) AC140
こうしたカスタム性も良いよなぁ(何か方向性が間違っているような気もするが).
で,Amazonから届きました.
早速開封して二つ折りのボードを広げると,何やらカランカランと金属が転がる音が.
どこの部品や(笑)
これやから怪しい中華製は...
とりあえず一通りチェックするも特に問題は見つからなかった.
滑り止めに関しては別途スポンジシートが付属していた.裏面の足に貼る.
うーん,まだ少し固定力が弱いか.
使う時には100均の滑り止めシートを一応置くか.
やはりグリップは薄くて固い.上方からの衝撃に手首を痛めそう.
こういう事態に備え,一緒に購入したラケット用のテープを巻く.
これって自転車のバーテープと質感が似ている.
あっちも流用できるということか.コストが全然違うけど.
ターゲットマッスルを鍛えるにはどうすればいいかは,丁寧な冊子が付属.
グリップを色指定通りに差し込めばよいというわかりやすさ.
つまりバーピー以外にも使える.
準備万端.
これで室内でもバーピージャンプができる.
新コロ規制が徐々に緩みつつある中,今さら感もあるけど.
高強度,短時間トレの成果はいかに.
はたして自転車のタイム向上に貢献するのか.
神の味噌汁(死ネタ).