♪シャンゼリゼ~Virtual Tour de France – D – Stage 6 Discovery Ride

2020/7/23 Thu

ホンマ,よくできている.

『Virtual Tour de France』を再び走る.
昨夜(7/22)は,テレビでおなじみ,ツール最終日のパリ-シャンゼリゼ通りの周回コースを選択.
6周で約43kmの平坦コース.スマートトレーナーなので,地下道からの登りや浅めの石畳(?)の路面状況もしっかり再現されます.

最近のZwiftでは,1人で流すよりレースに参加することが多くなった.
やはりモチベーションが違う.
ただし,適当に選んで参加するとやたら強度の高いAクラス(平均4.0-6.0W/kg)に交じってしまい,自分以外の選手が全員ゴールした後,誰もいない世界を1人とぼとぼ走ることもある.
リザルトで他の人が軒並み300w越えの中,Kazchari一人170wとか表示される.これはキツイ.
なので,今回は『Virtual Tour de France-D-Stage 6 Discovery Ride』に参加.Dクラスだと平均1.0-2.5w/kgなのだ.

22:00スタートだが,10分前からログイン.
例によって画面の中ではヴァーチャルなトレーラーをみんな回してますよ.
すでにチャット上で「Hello from NY!」とかなんとか挨拶が飛び交っている.
こういうのって日本人は参加せーへんよな(オマエモナー).

さてスタート.
Dクラスだろうがなんだろうが,ガチな人は最初から飛ばしまくる.
少し脚を温めてから踏みたいので,ガマンガマン(と言ってもついていける気しない).
画面のカメラ視点を通常の「1」から,お気に入りの「7」に変更.
一点だけでなく,前方から後方からと視点がランダムに変わるタイプである.

それにしても,よくできている.
シャンゼリゼ通りを完全再現.特に2013年のツールから採用された凱旋門のロータリーをぐるっと回るシーンは,ヴァーチャルとは言え結構感動モノ.
こういうので遊べる時代に生きていて本当に良かった(未来はもっとすごいだろうけど).

と,余裕をかましてられるのも3周目ぐらいまで
平坦な分,Aveスピードが速く,集団から振り落とされないように必死.徐々に息が上がり,汗だくだく.

ここでお馴染みの「ゾンビ走法」およびAmazon Prime Videoで『銀英伝』の続き.あぁキルヒアイス

ラスト500mからは,やはりスプリント開始!
結局,1時間10分ほどでゴール.350人中60位くらいだったかな.

自分の実力にあったクラスに参加する方が楽しめると,昨夜はあらためて思いました.

地獄のモン・ヴァントゥ~Virtual Tour de France Stage 5

2020/7/21 Tue

この時期限定?

なんだかんだで2020年の『ツール・ド・フランス』は8/29から開催予定である.
それに合わせてか,Zwiftが7/4から『Virtual Tour de France』をコースに加えている.
Jスポによるプロ選手レース中継がメインコンテンツだ.

詳細は以下のリンク先を参照.

【ZWIFT】7月4日 (土)よりバーチャル ツール・ド・フランス を開催

目玉は,なんと言っても第5ステージのモン・ヴァントゥの登攀だと思う.
全長22.9mで獲得標高1205mという,ちょっとアレなコース.

プロのレース中継を見るより,自分が走る方が面白い.
そう,ちゃんと一般人が参加できるイベントも用意されている.

その名も『Virtual Tour de France – Open – Stage 5 Discovery Ride』である.

3~4時間おきにスタートが繰り返されるのだが,昨夜(7/20)は午後10時スタート.
「いくら登りとは言え23kmか.1時間ちょいかな」と思ったKazchariがアホでした.

めちゃくちゃキツイキツイ.汗だく汗だく.
あまりにキツイのでゾンビ走法(脳と身体を切り離す走法)を試みるがあまり効果なし.
さらにカンフル剤として,Amazon Prime Video『銀河英雄伝説(旧版)』を観ながら無心(気を散らしながら)で回す.
やがて,テレビで見覚えのある森林限界越えの荒涼とした風景になってくる.

結局,1時間32分ほどかかってゴール.350人ほど参加して150位ぐらいだったかな.
ちなみにプロレースの優勝タイムは46分! バ,バケモノッ!
まぁ,順位うんぬんより,完全に自分との闘いやな.

実は”本当の”頂上はまだ先にあって,このイベントでは中腹のChalet-Reynardがゴールだった.
ここってあれかな,2016年の「フルームランニング事件」の時のゴール?

地図によると,このまま登り続けて頂上の塔みたいなところでターンし,ダウンヒルできるようだ.
時間も時間尻や太もも裏側の痛みがピークだったので諦めた.
最後の景色が見れず,もったいなかったかも.

翌朝も足に痛みの残る久々のライド.
「しばらくいいや」のモン・ヴァントゥクライム.
気になるのはこのコース,いつまで走れるのかということ.
実走のツールが終わってもレギュラーコースとして残してほしいなぁ.
でも,ZwiftにはジロTTの「ボローニャ」という,一回こっきりで今では走れない世界,という前例もあるしな.

少なくとパリ・シャンゼリゼは走っとこ.近いうちに.

GCNがロードレース配信?

2020/7/20 Mon

90分は長いか短いか.

いつも拝見させていただいている,豚ワイアードさんの『Bike News Mag』.
7/17,続いて7/20にアップされた記事がこれ.

【続】GCN Japanのロードレース配信サービスについて。配信レース予定、価格、日本語解説、ツールの配信は?

DAZNのロードレース放送撤退により,日本での日本語解説付きの視聴は不可能と思われていた『Giro d’Italia 2020』が,新コロの影響により,このような形で観れるとは.

ただ不思議なことに今のところ,個人,企業を問わず他のブログやサイトではあまり宣伝されておらず,Twitterがメイン.
フライング気味の情報なので統制されているのだろうか? それとも業界の大御所,Jスポに配慮?

Kazchariもここ2,3年は「ツール」「ジロ」のレース期間中のみ,JスポDAZNのオンデマンドに加入していた.
ともにひと月2000円程度
面白いのは,Jスポは加入月単位で一ヶ月.ゆえに1日に入らないと損.
DAZNは加入日から一ヶ月.よってジロは通して観ることができた.

それはさておき,GCNの視聴プランだが,1年間で5000円は確かに安い.非常に魅力的なプランである.
ただし,最新の記事では,どうやら「ツール」はJスポ独占配信の気配濃厚のようである,
問題は1日90分という時間制限.

2016年か2017年のツールやったかな?
確かJSPORTSでスタートからゴールまで全放送というのをやったような記憶がある.
ご存じの方も多いと思われるが,ロードレースとは実に退屈なスポーツである.
グランツールでは,タイムトライアルがあったり,スプリンター向きの平坦コースがあったり,決戦超級山岳コースがあったりと,日によって違いはあるが,TTを除くと,スタートしてすぐに逃げ集団形成のスタートダッシュが何度か繰り返され,いつしか決まり,ほぼゴール前残り10kmまで何も起きない.
これが基本パターン.
短ければまだ良いが,200km前後をだいたい4~5時間かけて走る.
その間,延々とおっさんたちの集団サイクリングを見せられるだけ.

これには現役かつ稀代のスーパースター,ペテル・サガンも「ロードレースは長すぎる」と発言している.

テレビ以外に娯楽がなかった時代ならまだしも,今ではみんなが好きな時間に,自分好みのコンテンツを選択して楽しむ時代
本場ヨーロッパでも若者の視聴者が減っているそうな.

と,なんだかんだ書いているが,この4,5時間をKazchariはなぜか見続けることができる.不思議だ.
撮り方が上手いのか,なかなか飽きない画面構成であることは元より,日本語解説者の力が大きいのかもしれない.
特に有名なのがJスポの「我らワールド」こと栗村&サッシャコンビ
現在,サッシャは新コロ陽性で治療中.さてどうなる?
いや,とりあえず栗村さんがいれば相手が誰でも面白い放送になる予感.

3週間のグランツールはだいたい日本時間の夜8時か9時頃から放送開始
既にスタートしていることが多く,前半は録画で観ることが多い.
ライブになってからも,さすがに平日の12時,1時まで観続けると翌日の仕事に支障をきたすので,翌朝にゴールまで観ることになる.
オンデンマンドはこの辺便利

つーことで,長時間放送上等ながら見上等のKazchariにとっては,1日90分はちょいと短いかもしれん.
それならいっそ,翌日のハイライト映像で十分と思ってしまう.

ただねぇ,2018ジロの”あの”伝説の第19ステージなんてのがたまにあったりするので,ライブも捨てがたいけどな.

https://www.youtube.com/watch?v=AirQGSzscbA

結論.
「ツール」に関しては例年通り,Jスポで契約
ただし8月に入ってからなので,第4ステージからのライブ視聴となる(ニースも面白そうではあるが).
日本語解説者の選定を含め,GCNについては,もう少し様子を見てから考えよう.
まだまだ情勢は二転三転しそう.

【追記】
10/3,GCNレースパス購入! 早速『Giro d’Italia 2020』を楽しんでいます.
GCNレースパスで『Giro d’Italia 2020 Stage1』

Zwiftのグループライドに参加してみた

2020/6/30 Tue

ここに来てグループライドの楽しさに目覚めたかも

昨夜もZwift日和
最近はログインすると,まず右上の現在開催中のイベントに目が行くようになった.
上2つは既にスタート済み.
途中参加してゴールしても何かやりきった感が薄いのでパス.
その下の開始5分前と表示されていたイベント『Velocity – Dig the Bike Fantastic (D)』に参加することにした.

「「velocity」って「速度」? 何のこっちゃわからんけど参加するか.
ガチ組のハイスピードレースで全然ついて行けへんかったら,やめたらええしな.ポチっと」

すると,コースのあるロンドンにいきなりワープ! 魔空空間に引きずり込まれた!
ジャージもみんなお揃いのオレンジ+パープル基調にチェンジ.
既に多くの参加者がスタートラインに並んで,バーチャル(透明)なローラーを回している(^^; バーチャルの中でバーチャル.『インセプション』か!
自分がどれかわからん.おお,マイVengeを発見!(リアルではTREK乗りです

軽いアップ後いよいよスタート.
最終的には61名が参加したようだ.
コース上では一般のライダーが消え(?)てイベント参加者だけになる.へぇー.なんだかわからんが緊張.

スタートしてから気づいたのだが,この『Velocity – Dig the Bike Fantastic (D)』はレースではなく,あくまでグループライドイベント60分間走り続けるタイプだった.
基本的に集団で一定のペースを守りながら走るのがマナー(?)のようだ.

とは言え,中にはスタート直後から猛ダッシュする人もいる.
あれ? これって結局レースになんの?
すると,チャットで「おいおい,そんなに飛ばすなよ」というコメントがあがる.

Kazchariはいつものように,別のモニターでAmazon Prime Videoを観ながら参加.(ちなみに『チリの33人 希望の軌跡』を鑑賞.感想は後日)

映画に見入っていると集団から遅れ,レースに集中すると映画の字幕を見逃す.
うーん,どっちつかずだ.
いつものダラダラライドと違って,イベント参加時はZwiftに集中する方がええかもしれんな.飽きないし.少なくとも今回は映画の選択を誤った.感動系はあかん.

おお,そういや「companion」アプリにはチャット機能があったんや,とスマホの画面を切り替える.
このチャットの内容がなかなか面白い(英語です).

「ペースを守れ~」
「グリーンジャージおめでとう」(スプリント後)
「ミスター〇〇,いつも元気だね」
「君のリーディング,素晴らしいよ」
「オレは62歳だけど,毎日自転車とランしているよ」
「こうやってスポーツしていると,見た目だけでなく中身も若くなるよね~」

と,おっさんの雑談モード
平坦の耐久ライドと言えど,Ave40km/h超
よく文字を打つ余裕あるなぁ.こっちはkudos送るのさえ苦労しているのに.

いよいよ,残り10分になると,チャットの内容が変化.

「もう少しだ,みんながんばれ」
「このペースを保つんだ」
「オレはこのグループで走れたことを誇りに思う」

うわっ,こんな映画みたいなセリフ,ホンマに言うんや.
まぁ,日本人が思うのとはニュアンスも重みも異なるやろうけどな.
で,最後にちょっともがいて無事ゴール.
特別ジャージがキャストオフされ,通常空間へ.
確実にぼっち走行より充実感が違う.何だろう,この気分.

参加して2年以上になるが,Zwiftは実に奥が深い.
こちらが積極的に動けば,色々と楽しみが見つかりそうだ.
世界にはZwift実況のYouTuberとかもいるのだろうか?

にしても,今回困ったのはとんでもない量のである.
6月の北海道の夜,室温は20℃前後のはず(自分が部屋を暑くしているかもしれんが).部屋にエアコンなんぞない.
窓全開,扇風機最強でも汗がしたたり落ちる.

体幹や下肢はマシだが,服で覆われていない上腕から前腕にかけて噴き出た汗が,手首を伝ってハンドルを濡らし,さらに床に池を作る
バンダナの保水量を越えて汗が頬を伝わり,さらにメガネにもスジが.
屋外走行同様に指先で汗をぬぐって,後方へピッと切る.おかげで本棚や壁がやばい状態に.
ケツの痛みより汗対策やな.
これ真夏になったらどうなるんやろ?

家族から苦情が来る前に強力消臭剤を用意しましょう.

消臭力 クリアビーズ イオン消臭プラス 消臭剤 部屋 特大 本体 無香料 1500g

22時半頃,チャリをおりて1階の浴室に向かう.
一秒でも早くシャワーを浴びたいところだが,最近すっかり夜更かし気味の中二の娘が長風呂中…シクシク

Zwiftのレースについては以下のサイトが詳しい.

Zwiftレースイベント参加方法と楽しみ方。ダメさを再確認し強くなる。

HIIT(バーピージャンプ)の準備はできました

2020/6/23 Tue

HIITとは「高強度(High Intensity)の負荷のかかる運動と休憩を短い間隔(Interval)で繰り返すトレーニング(Training)」のことである

OLYMPUS TG-5

Kazchariはレースではなく健康志向チャリダー
まぁ,ロードバイクを買ったきっかけも,旅先での腹痛がきっかけで受診した診療所にて,たまたま脂肪肝が見つかったからやしな.
今よりプラス5kgの太り気味だったのでさもありなん.

購入後は,しばらくオンシーズン限定でチンタラと走っていたが,3年ほど前に今のDomaneを購入.
同時にSTRAVAを始めたことで,走行距離に応じた承認欲求も満たされ,冬もファットバイクに乗り,一年中ブルベやらスノーレース,ヒルクライムイベントに参加するようになった.
結果,自分史上最強の健康体.腹もうっすらであるがSix Pack
今では知らぬうちにサドルにまたがっているほどADL(日常生活活動)化しているので,運動習慣としては何の問題もない.

平日でも毎日2時間は乗っている.
3本ローラー固定ローラー(Zwift)による室内トレーニングであるが,距離にすると約40~50km.
週末は外乗り10時間ほど.距離にして200km程度.山が含まれるとここまでは乗れないが.

自転車はいわゆる有酸素運動である.
平均スピードの向上や,スプリント力を鍛えるには,有酸素運動と無酸素運動を組み合わせるのが良いとされる

まぁ,これには人によって異論もあって,グランツール11回完走の新城幸也選手は「自転車で使う筋肉は自転車でしか鍛えられない」と言って筋トレは一切しないそうな.
一方で自転車界のスーパースター,ペテル・サガンは自らの筋トレ動画を頻繁にアップしている.

以前の記事にも書いたが,職場には筋トレマシーンがある.
昼休みや業務後に使っていた.
しかし,昨今の新コロ禍によって,設置部屋の使用が制限.さらには使用後の徹底消毒が義務付けられた.
当然の予防策ではあるが,面倒くさいし,不要不急の使用となるので後ろめたい.

というわけで,最近は無酸素運動系トレーニングをサボリ気味
全くよろしくない.
家で自重トレをやれば?」という声も聞こえてきそうだが,ここはモチベーション継続のため,新しいガジェットを試すことにした.

ちょうどチャンネル登録しているメンタリストDaiGoの番組では『HIIT』をよく取り上げている.
DaiGoが実践しているのはHIITの中でも「バーピージャンプ」というエクササイズ.以下の動画では本人ではなく別の人が実践している.

究極の全身運動とも言われるが,何よりも1日4分という効率性が良い(その分キツイ).

激しく行うと手首を痛めたり,器具が損傷することもある.
別の動画では,安全に行うためのおすすめガジェットが紹介されていた.

DaiGoが紹介していたプッシュアップバーはたぶんこれと同タイプ.中華製品にありがちなOEMがたくさんある

Wolfyok プッシュアップバー 滑り止めラバー付き

一方でダメ出しされていたのはこのタイプ.

Reodoeer プッシュアップバー 腕立て伏せ 筋肉トレーニング

これ,Kazchariがプッシュアップで使ってるヤツやん.
確かに固定性は弱い=滑るので,バーピーでは使いたくないな.

通常のプッシュアップではどのタイプを選んでも問題なく使えるはず.無しで行うよりずっと筋肉に負荷がかかる.

Kazchariは天邪鬼なので,おすすめされたものではなく,こちらを選んだ.

プッシュアップボード、UZIOING 12 in 1ポータブルプッシュアップシステム、フィットネス運動ボディトレーニング用

設置面積が広いので,滑り問題が解決するのではという望みと,固定場所によって鍛えられる筋肉が異なるという,ロマンあふれるギミックを試したくなったのだ(こうして失敗する).
ただし,持ち手部分がどうにもシリコンゴム剥き出しで,クッション性に乏しいような気がしたので,同時にこいつも購入.

ヨネックス(YONEX) テニス バドミントン グリップテープ ドライスーパーストロンググリップ(3本入) AC140

こうしたカスタム性も良いよなぁ(何か方向性が間違っているような気もするが).
で,Amazonから届きました.

OLYMPUS TG-5

早速開封して二つ折りのボードを広げると,何やらカランカランと金属が転がる音が.

OLYMPUS TG-5

どこの部品や(笑)
これやから怪しい中華製は...
とりあえず一通りチェックするも特に問題は見つからなかった.
滑り止めに関しては別途スポンジシートが付属していた.裏面の足に貼る.

OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5

うーん,まだ少し固定力が弱いか.
使う時には100均の滑り止めシートを一応置くか.

やはりグリップは薄くて固い.上方からの衝撃に手首を痛めそう.
こういう事態に備え,一緒に購入したラケット用のテープを巻く.
これって自転車のバーテープと質感が似ている
あっちも流用できるということか.コストが全然違うけど.

OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5

ターゲットマッスルを鍛えるにはどうすればいいかは,丁寧な冊子が付属.
グリップを色指定通りに差し込めばよいというわかりやすさ.
つまりバーピー以外にも使える

OLYMPUS TG-5

準備万端.
これで室内でもバーピージャンプができる.
新コロ規制が徐々に緩みつつある中,今さら感もあるけど.

高強度,短時間トレの成果はいかに.
はたして自転車のタイム向上に貢献するのか.
神の味噌汁(死ネタ).

OLYMPUS TG-5

ZwiftのMTBコース行ったった

2020/5/30 Sat

楽しさと恐怖と

OLYMPUS TG-5

バーチャルライドの決定版アプリ「Zwift」には様々なコースが用意されているが,中でも最も特殊なのはMTBコースであろう.ちなみに一番レアなのは2019年ジロ・デ・イタリア第1ステージのボローニャTTかな.もう一度開放してほしい.

話を戻してMTBコース.このコースを楽しむには追加アイテムが2点ほど必要.

一つはスマホ.Kazchariは最近になってようやく「ポイポン11Pro」を導入したので,早速アプリの「Zwift Companion」をインストール.これがまぁ実に便利だった.簡単に言えばスマホが「Zwift」本体のコントローラになる.より広大なマップ,距離・心拍・速度・ケイデンスなどのデータ表示,前後走行中のZwifter表示,フォロー中の人が開始しましたよアラーム,コース変更,パワーアップアイテム発動,イベント情報などの機能てんこ盛り.どうしてこれまで使わなかったのか…

特に「Ride-on!」機能やな.これまでたくさんもらってたけど,返し方がわからんかった.いや,たぶんiPadの画面をタッチすればできるんやろうけど,走行中に手を伸ばして触れる余裕はない.それがコントローラとして手元にあるとこんなに楽だとは…

OLYMPUS TG-5

とまぁ,格段に操作性が改善し,よりZwiftが便利に楽しくなったのだが,その究極はMTBコースであろう.何しろ「Zwift Companion」がないと走れないのだ.
その入り口はまずWatopiaの「Dust in the Wind」を選択することから.

OLYMPUS TG-5

このコース,普通にオンロードだけを走っても面白い.特に恐竜が闊歩する森林コースがお気に入り.

スタート前にはもう一つの必須アイテムをセッテイング.前輪の固定台を外して,TV用回転テーブルに付け替える.100均グッズの直径23cmで十分.

OLYMPUS TG-5

そう,MTBコースは,ただペダリングをすればよい通常コースと異なり,ステアリングを左右に振ってコースをはみ出さないようにする必要がある.

OLYMPUS TG-5

一応滑り止めマットも敷いた.これも100均.ネット情報だと前輪を円の中心よりやや手前にすると良いとあったが,今回は軸を中心にした.特に不都合なし.MTBコースに行く前にしばらくロードを走るが,踏み込むとステアリングがグラグラして怖い.まぁ,ゆっくり目にウォーミングアップ.コースに近づくと選択表示が.

OLYMPUS TG-5

この「?」マークが良いね.以前よりコースの存在は知っていたので,どれほど曲がりたかったことか…

OLYMPUS TG-5

入口でMTBに乗り換える.芸が細かい.で,スタート.実を言うと走るのは2回目.1回目は回転テーブルを用意していなかったので,シリコン製ホルダーに装着したスマホをひねって対応した.

OLYMPUS TG-5

そら使いにくいのなんのって.反応もすこぶる悪く,徐々に面倒くさくなったのでひたすらペダリングに集中.岩にあたろうが,崖下に落ちようが,要するにコースアウトしても遠回りしながら進むことは進む.大変やけど.さて,今回のテーブルステアリングはどうか!

以下,走行シーンを何枚か.片手撮りなのでぶれてるなぁ.

OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5

前半下り基調.後半10%越え登りという鬼コース.ダウンヒルマジ怖い

全体的な感想としては実に楽しい.ただし,全力は出せないっつーか,遠慮がちな操作しかできない.結果,リアルグラベルのように「バイクを振り回すのがかえって怖い」という逆転現象が起きる.

理由? それはDomaneくんのカーボンフレームが心配やから.
それほど派手にステアリングを動かさなくてもちゃんと反応するのだが,夢中になってバランスを崩し,横倒しになったらフレームがぽっきりと…とか想像してしまう.目には見えない負荷ダメージも気になる.鉄やアルミバイクならもっとガンガン攻めれるように思う.

そやけど,人があまりいないのでたまに会うとうれしいねぇ.リアルでむっちゃ振り回していると思うのだが,バイクが蛇行しまくっているのが面白い.
そうそう,この操作感.なんだか懐かしいなぁと思ったら,昔デパートの屋上遊園地にあった”アレ”に似ている.

つーことで「MTBコースに行ったった」レビューでした.バーチャルでもリアルでも未知の道はワクワクするな.近々発表されるらしいZwiftの新コースが楽しみだ.そのうちVR対応もするやろな.

ちなみにスマホ固定に使用中のシリコンホルダー.ステアリング替わりの使用に難ありですが,通常コースリアル走行(?)では十分使えるかも.

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こだわりは人それぞれ

2020/5/12 Tue

今朝の出来事.

洗濯物を干していると階下からヨメさんの声.「今,NHKで面白いもんやってるで」.一階に降りると既にそのコーナー終了していたが,どうやら自転車のバーチャルレースを紹介する内容だったようだ.

http://www.youtube.com/watch?v=bcOl3gCXxfE

ヨメさん曰く.「山本なんとかさんて有名な人?が出ててぇ,なんかゲームみたいな感じでぇ,外の世界で自転車こいでるとぉ,画面の中の人も動いてぇ,何かWii-fitみたいな?」

えーと,それはたぶんZwiftのことでは? 目の前にいるKazchariは既にここ2,3年,ほぼ毎晩やってますけど…と伝えると,少し不機嫌に.

そ,それな,むっちゃ面白くて,うちのヤツはスマートトレーナーっつって,坂になったら負荷がかかってペダルが重くなるし,未舗装路になったらガタガタ揺れるねん.それにレースも毎晩あって,有名人が出走する時は事前に告知があって,そりゃもう大盛況で…

ヨメ,すっかりしらけ顔.そこまでKazchariの行動に興味がなかったとは…

引き続き,洗濯物干しに戻る.
iPadでYouTubeにアクセスすると,おすすめページにこんなのが上がっていた.

キリコ声優の郷田ほづみさんのチャンネルであった.これは見なくてはなるまい.誰が考えたネタなのかわからんが「キリコがスコタコを組む」というだけで誰がどう見てもホンモノ(意味不明).ただ一か所,気になったというか「そういうもんかな」という場面があった.

キリコ(郷田さん)曰く.「最初は肩を赤く塗ろうかと思ったんですが,これ右肩でいいんだよね.なんかそんな台詞を言った覚えがあるし.でも商品によっては左肩が赤いのあるし,どっちなんだろうな」(意訳)

えー,左肩が赤いのはウド編のクライマックスでバニラが間違えて塗ったヤツね.いわゆる「レッドショルダーカスタム」と言われる機体.商品化もされている.それに対して,キリコが「レッドショルダーの赤はもっと暗い血の色だ.それとマークは右肩だ」と指摘する.このセリフを覚えてはったんですね.

にしても,ご本人でさえ,さすがにこうした細かい内容は覚えていない.むしろ当時の視聴者の方が覚えている(こだわっている)という点が興味深い.これがヲタクというものか.

確か,カララ役の戸田恵子さんも何かの番組で「イデオンって内容ほとんど覚えてないんですよ」とかなんとか話していたような…(記憶違いならすいません)アンパンマンならともかく,あの壮絶内容のイデオンですよ.ある意味,仕事としての割り切りということなのだろう.

ちなみにタカラ製のスコタコほかのATプラモ,Kazchariも倉庫の中に当時モノの未組立が10機以上は保管してある.

Kazchariは過去の自分に出会えるか?

『旭ヶ丘ヒルクライムアタック2020』も中止に…

2020/4/26 Sun

仕方がない.

OLYMPUS TG-5

画像は2019年大会出走前(Domane最軽量Ver).快晴だった.

残念ながらブルベに続いて,エントリー済みだった『旭ヶ丘ヒルクライムアタック』も中止となった.
エントリー開始の頃も,室内イベントが次々と中止されている報告が散見されていたように思う.しかし,このレースは屋外で観客もおらず,出場者も少ないイベントであることから,開催される可能性も無きにしも非ずだったのだが,状況が悪い方向に進み,やはり…こうなった.

最近では,ランニングやサイクリングにおけるドラフティング(スリップストリーム)の危険性も指摘されるようになっている.マスクなしのランナーや集団走行のサイクリストが非難されるのも仕方がない.

【動画】自転車やランニングで人の後ろにつくことによる新コロ感染の危険性

確かに去年のレースでも,スタートから序盤は結構団子状態になったしな.いっそタイムトライアル形式にして,2,3分おきにで出走ならできなくは…無理か.いずれにせよ今年はない.何もない

今日の旭川は朝から雨.
ニチアサヒーロータイムを観ながらローラー1時間.『キラメイジャー』のレッド,役割とリアルがかぶりすぎ? その後,リビングの掃除というか息子のおもちゃの整理整頓.そして,こども園や小学一年生で作った工作物をデジカメで記録後に処分.午後からはZwift.似たような日が5/6まで続くのだろうか?

OLYMPUS TG-5 スタート地点(試走時撮影)

オーバーホール

2020/2/9 Sun

相棒,オーバーホールから戻る.

OLYMPUS TG-5

冬の外乗りは『SPECIALIZED FATBOY』一択となるが,春から秋にかけてはブログのメイン画像でもある「TREK Domane SLR7」が主戦力となる.

2016年の12月に注文,翌2017年2月に納車となった.
TREKのPROJECT-ONE(通称P-1)で組んだ.

道路やトレイルでは私たちの心は1つである。私たちは走り、レースし、練習し、旅に出る。私たちは同じ情熱を共有しているが、バイクに求めることは人それぞれ。Project Oneは、その事実を称えるものだ。
無限に広がるペイントスキームとカラーバリエーションはもちろん、コンポーネントの種類やサイズまで選択可能。あなたのデザインしたバイクに、業界最高のアーティストが1台ずつ命を吹き込む。世界にたった1台のあなただけのバイクを「プロジェクトワン」で手に入れよう。
Project Oneに乗るというのはすなわち、あなたに感動を与え、あなたの夢の実現し、そしてこの地球上の誰よりも先にあなた自身でデザインしたバイクを乗る、ということだ。(TREKのサイトから引用)

カラーリングとホイールのアップグレードで総額93万...絶対に立ち入ってはならない領域に入ってしまった.
いわゆる沼ですな.
以前,こいつで旭岳の望岳台まで行った時に,山から下りてきたハイカーが「ここまで自転車で来るなんてすごいね~ これって軽いの?」といって,無造作に持って上げ下げするのを顔を引きつらせつつ対応したこともあった.
まさか,こんな値段とは思いもしなかったやろな(汗).

さて,このDomane,知っている人は知っているカンチェラーラ限定カラー.
そのアップグレードだけでプラス10万.普通は払わないって.

Fabian Tour Special Edition(Domane) (c)トレック・ジャパン

しかしながら,このカラーが気に入って(つーか一目惚れして)買ったようなもんである.
なんといっても白地に赤,青,黄のトリコロール(ガンダム)カラーが美しい.
それに加えてピンクやグリーンやグレイなど,様々な色が散りばめられている.
これはこれまでカンチェラーラが所属したチームのジャージカラーに由来するとのこと.

カンチェラーラと言えば,あまりに速すぎて宇宙人だのモータードーピングなど散々な言われよう.
数々の伝説的というか漫画的な強さを見せつけた動画がYouTubeにたくさん上がっている.
観たことがない人はおすすめ.速すぎて笑えます.

カンチェラーラ伝説のレース(1)

カンチェラーラ伝説のレース(2)

カンチェラーラ伝説のレース(3)

カンチェラーラ伝説のレース(4)

カンチェラーラ伝説のレース(5)

さて,そんな分不相応の高級車だが,長距離走るのにこれ以上のバイクはないのでは?というぐらい快適.
実際,ランドヌールのDomane率は高いように思える(あくまで印象).
そして,ブルベと言えば雨だろうが強風だろうが,路面が悪かろうが気にせず走る競技.
移送時のホイールの付け外しも多く,どうしてあちこちに傷がついてしまう.
さらに距離が距離だけに駆動系のメンテも気になる.
腕に覚えがある人は自分で整備するのでしょうが,さすがに命を預ける道具をいじり倒すほどの度胸もスキルもないので,ショップにオーバーホールに出している.
まず購入2年後,そして2019年はよりハードに使ったため1年で出した.
だいたい1回の費用はバーテープ,ケーブル交換込みで27000円ぐらい.
約3年間の総走行距離24205kmである.

正直,そろそろ新車が欲しいような...
ブルベに使うなら新型のDomaneやろうけど,Madoneにも乗ってみたい.
何しろデザインが圧倒的にかっこよい.

いずれにせよ,春が待ち遠しい.
次のブルベはBRM502日高門別200kmだっ!
まさかの開催中止にはならんやろなぁ...

OLYMPUS TG-5

通販でもやもや

2020/2/14 Fri

これってアサーション的にはLose-Win?

OLYMPUS TG-5

ロードレース観戦が好きだ.2013年あたりからDAZNやJSPORTSを月契約して『ジロ・デ・イタリア』や『ツール・ド・フランス』をほぼリアルタイムで観るようになった.

ロード観戦は何が面白いのか説明しにくい.サッカーのように,ボールがあちこちパスされた挙句,ようやく点数が入ってドワーっと盛り上がることもなく,バスケのようにポンポン点数が入るリズム感を楽しめるものでもない.陸上や水泳のように,人類最速の速さや鍛えられた肉体の美しさ,パフォーマンスに魅せられるものでもない.

3週間のグランツールだと1ステージ約200kmを4~5時間かけて走るのだが,その9割近くは,ずっと同じ姿勢の「おっさん集団サイクリング」である.さらには食事や排泄場面(!)まで見させられる.イタリアやフランスの美しい風景が楽しめるという意見もあるが,基本的にグラサン無表情,派手なウエアと高級自転車の集団が延々と映っているだけ.

さらにルールがややこしい.勝負自体は1着でゴールすれば決まりなのだが,その過程がな.”団体戦だけど勝者は一人”の意味がわからない.現在の総合リーダーがメカトラなど不測の事態で止まった際には,抜け駆けせずに全員で“待つ”紳士協定など暗黙のルールが多すぎる.

初心者向けロードレース観戦の基本

しかし! 観戦だけでなく,実際に自分で乗っていると,何故かこの「おっさん集団サイクリング」が面白くなるのですよ.画面から暑さ寒さ,疲労感,のどの渇き,足の痛み,爽快感,達成感などがビシバシ伝わってくる.レベルは全く違えど,リアルに追体験できる.「ああ,わかるわかる.ここしんどいよなぁ」と画面見ながらダイレクトに感じられる.ヴァーチャルだがヴァーチャルっぽくない,それが良いのだろう.つまり,競技者にならないと面白さが伝わりにくい系スポーツなのかもしれない.

『ジロ』はディスク化されていないが,『ツール』は毎年JSPORTS監修の総集編ディスクが発売されており,ついつい購入してしまう.
KazchariはBlu-rayになった2011年大会から所有している.2019年のツールは内容がイマイチだったため購入を躊躇していたが,結局中古美品を購入した.

ツール・ド・フランス2019 スペシャル BOX(Blu-ray2枚組)

で,今回の事案である.Amazonマーケットプレイスにて偶然『ツール2013第100回記念大会』Blu-rayの中古出物を見つけた.

ツール・ド・フランス2013 スペシャルBOX(BD2枚組) [Blu-ray]

まぁ,定価10000円に対して3600円,送料足しても4000円.しかも商品の状態は“非常に良い”.「こ,これは!」とポチった.

実はこの2013年大会のディスクは既に2種類所有している.

一つは大会終了後,しばらくしてからNHKで放送された100分程度の再編集番組をダビングしたもの.見どころがコンパクトにまとまっていて,レース初心者にもわかりやすい解説が付いてくる.ファンを増やす布教活動に便利.残念ながら2018年以降,この番組がなくなってしまった.

もう一つは海外輸入物.主催者編集なのかな.Blu-ray4枚組,収録時間780分.

2013 Tour de France 13 Hour Blu-ray Edition

何しろステージごとの収録時間が長い.司会者によるコントよりの微妙な自転車うんちくも挿入されているが,まぁ良いでしょう.日本語字幕・音声なし英語のみ.ゴール前スプリントは英語の方が臨場感アップ!

この2枚で不満があるわけではないが,今回購入したJSPORTS版には何といってもサッシャ&栗村さんの副音声が付いてくるのが良い.まぁ,それが一番の目当てかな.

で,そのディスクが届いたのが昨日.早速開けて,中身をチェック...なっ,なんじゃこりゃあ~っ! 冒頭写真の通り外箱がなく,2枚組のディスクケースをビニール包装したものだけが入っていた.“あ,ありのまま,今起こったことを話すぜ”的な心理状態で注文詳細を再確認.確かに“非常に良い”と書いてあるし,外箱欠損の文字がどこにもない.いいのかこれで?

となると,ディスクの記録面も心配で,ビニールを開けて中身をチェック.傷だらけということもなく,再生には問題なさそう.

それにしてもなぁ...確かに外箱なんて観る分には何も問題もないし,中にはディスクケースともども捨ててしまう人もいるらしい.でも,これを“非常に良い”と評価する査定担当者ってどないやねん.超大手やし,信用してたんやけどなぁ(おまけに個人株主でもある).まぁ.これ以上安く出回ることはないだろうし,妥協するか...
棚に並べるとこんな感じ.

OLYMPUS TG-5

まっ,元々BOXの統一感をあまり考えていないシリーズやし,いいことにするか.評価アンケートにだけはしっかりと嫌味を書いてやろう...って,これってアサーション的にはLose-WinもしくはLose-Loseやなぁ...

というわけで,もやもやした通販体験の報告でした.
なんだかんだ言われているが,フルームが出場して優勝した年の大会(2013,2015,2016,2017)は全部面白いな.やはりスーパースター(=ボスキャラ)がいると空気が違うということか.