『GoPro ダイブハウジング』を買った

2019/11/21 Thu

いよいよ来週末から,インドネシアはラジャ・アンパットへのダイビング旅.
現在,旅の準備中.

今回のラジャ旅はクルーズ船で重器材レンタル無料.年に1度くらいしか使われないMy器材より,よっぽど信頼できる.そして荷物が減るのがありがたい.

今回に限らず最近のダイビングでは,水中にカメラを3台持ち込んでいる.

【1台目】
メイン機材は,『OLYMPUS OM-D E-M1』に『45m防水プロテクタ PT-EP11』,『防水レンズポート PPO-EP02』,『M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO』もしくは『M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro』.これに『INON D2000』の2灯体制.状況に応じて各種INONライトを装着.
重てぇ.水中では浮力でやや軽くなるとは言え,フルサイズの人,よく持てるなぁ...

OLYMPUS TG-4

MarkII用のプロテクタは高くて買えないし,これでも十分通用する.

【2台目】
みんな大好き『OLYMPUS TG-5』+『プロテクタ PT-058』.OM-Dがワイド装備の時はマクロ用に,マクロの時はワイド用に.
『TG-3』の頃から継続買い替え購入.コンデジならではの利便性から,陸でも大活躍.現状,最も多用している機種.当ブログのチャリ写真はほぼこれ.全天候対応,超絶マクロ,多彩なコンバージョンレンズ,それになんといっても壊れないのが良い(いつの間にか電池開閉ブタの爪が折れてたけど).ダイビングでは万が一の浸水事故でも本体+データが無事なのが良い,と安心してたらなぜか毎回浸水する.カメラは無事でも浸水するとレンズが曇るのです.今回はOリングを新品にする予定.

OLYMPUS TG-5用 防水プロテクター PT-058

すっかりプレミア化してるなぁ.今から買うなら『TG-6+PT-059』の組合せの方が良い.性能はあまり変わらない.

【3台目】
オリ渾身のアクションカメラ(だったはずの)『OLYMPUS TG-Tracker』は動画担当.セルフィをつけることで自撮りはもちろんのこと,岩の隙間の撮影やウツボのドアップなどが撮れる.打倒GoProのはずが,見事に1代限りでシリーズ消滅っぽい.
画質良好・超広角・耐衝撃と性能はいいのになぁ.水中WBも実装されていてフィルター不要で青被りしません.デザインもかっこいい.
弱点は重いこと.GoProの倍くらいあるかも.さらにケチがついたのはハウジングなしで30m防水のはずが,水圧による液晶死亡事故が多発したこと(メーカーからの公式発表はない).幸いKazchariは無事だったが,怖くて水中使用は遠慮したくなる.現在,あえなくディスコンとなり,値段も一時2万円ほどになった.
今でも一応買えます.陸上撮影中心ならおすすめ.

OLYMPUS アクションカメラ STYLUS TG-Tracker グリーン 防水性能30m 耐衝撃2.1m 耐荷重100kgf 防塵 耐低温-10℃

で,今回は『TG-Tracker』の代わりに手持ちの『GoPro HERO6』を持ち込むことにした.純正ハウジングがAmazonで売り切れだったのでYahoo shopping経由Joshinで購入.定価かな.

GoPro ダイブハウジング(HERO7 Black / HERO6 Black / HERO5 Black)ブラック Super Suit AADIV-001

昨夜届いたので開封の儀.

OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5

Gopro本体のレンズカバーが固い.爪折れそう.なんとか外して装着.

OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5

さらにAmazonにてレンズフィルターと吸湿剤を購入.はたして使えるか?

【Taisioner】GoPro HERO7/6/5専用 外線透過フィルター 三つタイプ レンズフィルターキット 水中撮影セット 3個入り

水中撮影の曇り止めシート 24枚入り再使用可能な水分吸収ストリップ

Kazcahriはプロではありません.ただのカメラ沼で溺れている素人です.水中写真はダメです.まともな人は足を踏み入れてはなりませぬ.毎回,この重装備に我ながらアホやなぁと思いつつも,こんな絵が撮れるからやめられない...

OLYMPUS OM-D E-M5 / ZUIKO DIGITAL ED 8mm F3.5 Fisheye
OLYMPUS OM-D E-M5 / M.ZUIKO ED 60mm F2.8 Macro

ラジャ旅の回顧録は帰国後にアップ予定.

というわけでバリバリのオリユーザなのですが,ここに来て嫌な噂が...

オリンパスCEOが「カメラ事業は売却しない」という発言を撤回

えーっ!

ご近所お写ん歩ライド

東京は雨で大変らしいが,ここ旭川は昨日に続き今日も晴れ.
たぶん最初で最後の祝日の午前中は家の掃除.
午後からようやく2時間ほど時間ができたため,紅葉撮影に出かけることにした.

OLYMPUS TG-5

いつものグラベル探索時はもとより,普段ロードで出かける時は重量増を嫌ってコンデジのみを持参している.

OLYMPUS デジタルカメラ Tough TG-5 ブラック

ワイドコンバージョンレンズを装着しているもののせいぜい500gほど.
そこそこキレイな絵は撮れていると思うが,ここは一発,メイン機のミラーレス『OM-D E-M1』&『OM-D E-M1 Mk-II』で出撃してみたっ.

OLYMPUS ミラーレス一眼カメラ OM-D E-M1 MarkII ボディー

レンズは4本.
あえて標準レンズなし,望遠およびクセ物しばりで.

OLYMPUS 単焦点レンズ M.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8

OLYMPUS 超広角ズームレンズ M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO

残りは『M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO』『M.ZUIKO ED 40-150mm F2.8 PRO』の2本を持参.
ご察しの通り,Kazchariはバリバリのオリ党なのである.
その理由は主な被写体が水中にいるから.
チャリ趣味前からフォト派ダイバーだったりする.
名機『CAMEDIA C5050-Z』以来,ずっとオリンパス.
なんと言ってもコスト,小型軽量,画質のバランスが良い.
純正の水中ハウジングを作っているのって今やオリぐらい?
NやCの一眼用ハウジングはあまりにも高価.

三脚とサブ機のTG-5も持っていきますよ.
カメラリュックに詰めて.

OLYMPUS TG-5

重量は...5Kg以上はあるな(量ってない).
目当ての神楽岡公園までは5kmほど.
前回のパンクの際,ちゃんと空気圧のチェックもしたので舗装路も快適快適.
だいたい前後1Bar.
以下,何枚か撮影したものを.

OLYMPUS OM-D E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8
OLYMPUS OM-D E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8
OLYMPUS OM-D E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8
OLYMPUS OM-D E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8
OLYMPUS OM-D E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8
OLYMPUS OM-D E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8
OLYMPUSOM-D E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8
OLYMPUS OM-D E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8
OLYMPUS OM-D E-M1 MK-II M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO
OLYMPUS OM-D E-M1 MK-II M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO
OLYMPUS OM-D E-M1 MK-II M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO
OLYMPUS OM-D E-M1 MK-II M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO
OLYMPUS OM-D E-M1 MK-II M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO
OLYMPUS OM-D E-M1 MK-II M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO

8mm Fisheyeは使わずじまい.
やはりお気に入りは,75mmのキレキレ感.
カミソリピントで背景ボケボケ.
何を撮っても作品になってしまう.
ファットくんなのに,このポートレイト感!

OLYMPUS OLYMPUS OM-D E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8

2時間ほど楽しんだ後,暗くなる前に近所の公園に遊びに行っているバカ息子を迎えに行く.
最近,自転車に乗れるようになったと思ってたら,もうこの坂を足つきなしでクリア.

OLYMPUS TG-5

Vamos! バカ息子よ!
いつの日か父をブチ抜くのだ.

『装甲騎兵ボトムズ』にむせる

-予告-
こんな夢をみた.
荒野の中の廃墟を目指し2台の鉄騎兵が走る,飛ぶ,撃つ.四方八方から,敵の銃弾が霰のように降りかかる.
己の血潮で視界が赤く染まる.
意志だけは前へ,前へ.俺はまだ死なせてもらえないらしい.
次回「選択」
童心を忘れない大人たちへ

冒頭のような夢をマジで観たKazchariです.
『iPhone11 Pro』のおかげで,ネット界隈のおっさんたちがザワついている.
言うまでもなくあの三つ目レンズのせいである.
第一印象は最悪だった.
ジョブス存命中なら間違いなくこのようなデザインは認めなかったであろう.
しかし,改めて見るとアレに似ている.
そうATのターレットレンズに.
しかもディープグリーンカラーまである.
誰だ!こんな素晴らしい色を採用したのは?
日本人のアラフィフのおっさんか?
そやけど「ボトムズ,ボトムズ」と騒がれているが,総称ではなくスコープドッグ(スコタコ!),もしくはタートル系のレンズが正しいのでは?
後半になると異形レンズのATが増えてくるし.

というわけで,このスマホが気になって仕方がない.
それが引き金となって『装甲騎兵ボトムズ』が何度目かのMyブームである.
以下,あまり裏を取らずに当時の思い出を元に雑記.
細かい勘違いはご容赦.

先日は3本ローラー時にOVA『ザ・ラスト・レッドショルダー』(1985)を観た,初見はレンタルVHSやったなぁ...

装甲騎兵ボトムズ ザ・ラストレッドショルダー [DVD]

ストーリー,作画ともよくできている.
OVA作品の中でも秀逸.
本編との整合性も完璧(クメン直前のキリコとは思えない?).
何度も繰り返し観たせいかセリフもほとんど覚えている(ラピュタレベル).

「ターンピックが冴えないな.それに制御系もおかしいようだ」
「こいつの肩は赤く塗らねぇのかい?」「貴様,塗りたいのか?」
「やせ我慢はよせ.度が過ぎるのは見ていて辛い」

続編ではなく,合間のエピソードが新作で作られたのはこれが最初?

TV版ボトムズの特徴の一つに,ワンクールごとに舞台(戦場)が変わるというものがある.
さらにはパク...オマージュした映画も異なっている.
すなわち「ウド編」は『ブレードランナー』,「クメン編」は『地獄の黙示録』,「サンサ編前半」は『エイリアン』,「クエント編後半」は『2001年宇宙の旅』.
サンサとクエントの砂漠系は何やろ?元ネタがあるんやろか.

この時代のTVアニメは,担当の制作スタジオや作画監督ごとに主人公の顔がころころ変わる.
特に個性的なのが谷口顔のキリコ.
キャラ設定とは全く別人のヘチマ顔であるが,なかなか味わい深い.
それに谷口さん率いるアニメアールの超絶メカ作画!
クメン編のジャングル戦,パーフェクトソルジャー回の対イプシロン戦など,アニメアールの作画回はホンマにえげつない.
この人気が後のレイズナーにつながってくる.

解説動画などでは「スコタコは乗り捨て」「主人公のメカは特別ではない」と言及されるが,ラビドリードッグのことを忘れていませんか?
キリコ専用ではないもののかなりスーパーロボット扱い.
最終回1つ前の「修羅」の作画がアニメアールであったのならぁぁぁ(ロッチナ風に)!

最近,あの時代のリアルロボアニメに熱中した世代としては寂しい事件が続いた.
塩山さんは不慮の事故でなくなったし,湖川さんはヤフオクでやらかしたし...あれだけ有名なアニメーターでも老後は苦労するのだろうか.

えー色々と書きましたが,Kazchariはいまだにガラケーだったりするというオチ.
現状,何の不自由もないのですが今回は参った.
SIMフリーiPhone11をAppleストアで買って,格安SIMだけ契約するかぁ.
ガラケーと2台持ちで,などと,ここ数日考えています.

今朝のZwiftでは『ペールゼン・ファイルズ』(2007-8)を観ながらこいだ.
「嘘を言うなぁ!」(ホンマです)

装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ (1) [DVD]

BRM824旭川400km(その1)

2019/8/24 Sat

2019年8月24~25日.

SR狙いでRandonneurs Sapporo主催の400kmブルベに参加した.

遡ること2週間前にBRM810宗谷岬600kmを完走(33時間27分)した.

400は距離は短いものの,仮眠のタイミングが難しいため,ブルベ界では600よりキツイともっぱらの噂.
どうなることかと思いきや,結果的には特に寝落ちもせず,完徹にて無事完走.

以下,その備忘録である.

【スタート~PC1セブンイレブン上川層雲峡店】

午前11時というこれまでに経験のない出発時間.

20時間切りを目標タイムとしていたため,元々仮眠をとるつもりはなく,前夜は寝貯め作戦を実行した...のだが,やはり体内時計は正直.

前夜10時就寝も,きっかり4時過ぎには目覚めてしまった.

脳は起きても身体を休ませることは可能!とダマシ×ダマシまどろんでいたら,6時になったため起床.
カーテンを開ける.期待の天気は小雨っ! 予報通りっ! 残念!

今回の出発地点は自宅から10kmほど.河川敷のサイクリングロードを通って自走参加することにした.
時刻は9時.昼からは天気回復予報かつレインウェアなんぞできれば着たくないし,持参すらしたくない.
逡巡しているとまさかの豪雨.
泣く泣くフル装備で出撃.

「カッパ嫌やなぁ.特にパンツ.漕ぎにくうてしゃあない」とブツブツ言いながら河川敷を走っていると.雨が止み,さらには晴れ間も見えて気温も上昇.
こりゃたまらんとストップ.レインウェアの上下,ブーツカバーをキャストオフ.

その横を同ブルベに参加するランドヌールが通り過ぎた.

AM10:00スタート地点着.

受付名簿にサインするも,なんと参加予定だった同僚がDNS.
メールを確認すると「道路が濡れてて」「ガスってて」「天気不安定だったから」とのこと.
えーい,この軟弱者!

しばらくするとブリーフィング開始.

参加者は30名ほど.
車検へと順調に進む.

300km以上のブルベではライト系装備が重要.
毎回少しずつアップデートしているのだが,今回は...

フロント: BONTRAGER Ion800R,LEZYN 1100i,中華製18650ライト(公称3000ルーメン?),CATEYE HL-EL140(夜間はヘルメットに)

リア: CATEYE OMNI5×2,CATEYE WEARABLE X SL-WA100,Bikeguyトライスター,中華製USB充電リアライト

と,少々トラブルが起きても大丈夫な鉄壁の布陣.
ちなみに600kmもこの装備.
メーカーどころか電力供給方法もバラバラなのが気になるが,まぁ良いでしょう.

てなわけで出発.
まずパークゴルフ場でトイレを済ませ,橋を渡って旭川環状線に突入.
いわゆる信号峠が続き,車の追い越しにおびえ,ところどころに残る水たまりを避け,早く街を抜けようともがく.
通常のライドではまず通らない.

当麻方面に曲がると交通量が減る.
しばらくは集団走行.
先を考えるとペースを押さえ,このままトレインに乗っかるのもよいが...あかん.全然自分の心地よいペースではない.
というわけで,単独走を選択.

一部,旭川200のコースをなぞり,国道39号へ.

いつもは並走する旭川層雲峡自転車道を使っているので何やら新鮮ではある.
しばらくすると,雨がポツポツと...上川に入るころには本降りとなり,レインウェアの上だけ着る.
dhbのこのレインウェア(セールで約10000円),最初は撥水最高,と思いきやあっと言う間にズブ濡れに.
ちゃんとアイロンせなあかんな.(ちなみに下はワークマンのストレッチレインパンツで1900円!)

交通量の多い国道や,やたら長いトンネル(隊道)をビビリながら走り,13時半頃,PC1セブンイレブン上川層雲峡店着.
景観保護のせいか,セブンのロゴが茶色に塗られており,知らない人にはわかりづらい.

後日知ったのだが,先ほどの覆道トンネルでランドヌールが車に追突された事故があったとのこと.
十分あり得るシチュエーション.

お叱り覚悟で告白するが,個人的にこの辺りの覆道トンネルを通る際には川側にある歩道を通るようにしている.
こちらからだと右側通行になってしまうが,命には代えられない.

今回はブルベ中につき,左側通行を守ったが...(その2に続く)