網走方面家族キャンプの巻(その2)

2020/8/9 Sun ~8/10 Mon

網走でグルメ?

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今日(8/13)は新コロがなければ『納沙布1200km』の初日だった.
パラレルワールド,もしくは来年のKazchari,がんばれ!

…そんな妄想はさておき,家族キャンプレポートの続きである.
テントを張り終えたので次はお出かけ.
すぐ近くにてんとらんど-道立オホーツク公園という巨大な遊具施設がある.
もちろん無料
道内には紋別や中標津など,数か所にこの手の巨大公園がある.
土地が広く人が少ないとはこういうことなのだろう.
ありがたやありがたや…

この公園,隣接にオートキャンプ場もあるが,そこはクソ高いのでパス.
キャンプ場が300円でも高く感じてしまう道民であった.

高台にある駐車場へ向かう.
いい感じのヒルクライムコースである.
これ,たぶんSTRAVAのセグメントやな.
クルマを運転しながらも,ロードで駆け上がるイメージをみた.チャリ廃人だ.

駐車するやいなや,息子ダッシュ.
すぐに姿が見えなくなった.
しかしまぁ,なんやここ.滑り台のパラダイスやぁ.

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散々遊んで汗だくになった後は風呂である.
道の駅『網走流氷街道』で情報収集.

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温泉ではないものの,近くの『網走ロイヤルホテル』へ.
ここでもうちのアホ息子,いちびってサウナ用の水風呂に入る.
後でくしゃみが止まらなくなったのは言うまでもない.
全く,このご時世に…

普通,キャンプの夜と言えば飯を炊いて,炭火でバーベキュー,ビールでプハー!なのだろうが,Kazchari家は一味違う.
このところ,自炊が面倒になって旅先でも外食を選択することが多い.

「だってなぁ,せっかく海の近くに来てるのに,スーパーの焼肉セットはないやろ~.美味いもんがなんぼでもあんのに」と言い訳.

子供らの意見も一応聞き,“なぜか”焼肉を食べに行くことに...(あれ?)
ホテルのフロントの方に市内でのおすすめを訊くと,『網走ビール館』が良いとのこと.
電話で込み具合を尋ねると予約で既に満席らしい.残念.

フロントでいただいたパンフにあった別の店から再度検討.
家族全員が満足できそうということで,網走駅前の洋食屋『ARCADIA』に決定!
アルカディアと言えば男の艦だ.たぶん無関係.
「うにスパゲティ」が有名らしい.
これで「海鮮物を食べる」という当初の目的達成か?

店に着き,豊富なメニューから選ぶ.
いかにも街の定食屋さん的な雰囲気が漂う.
よく言えば質実剛健,悪く言えばおしゃれじゃない店内に期待感.

結局Kazchariは「ダブルハンバーグセット」を注文(あれ?)
ここでなぜハンバーグかというと,今を去ること2年前.沖縄は波照間島で食べた「石垣牛ハンバーグ」が忘れられないためだ.
50年生きてきて,あそこまで美味いハンバーグは食べたことがなかった.以来,その幻を求め続けている次第である.
雰囲気のよい店でメニューにあるとついつい注文してしまう.

というわけで,しばし待っていると注文品が運ばれてきた.
どれもこれも想像以上のボリューム.ヨメさんの感嘆の声が上がる.

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で,味の方は…確かに美味しいハンバーグである.十分満足できる.
しかし…やはり波照間の『ゆみんとぅき』の石垣牛ハンバーグには及ばず.今後も探求の旅は続きそうだ.

と思っていると,最後に単品で頼んだステーキが届いた(冒頭の写真).実は,これが掛け値なしで絶品!
いわゆる柔らかくジューシーで口の中で溶けてなくなるタイプ.バジルソースが決め手!
自宅での焼き肉やファミレスのステーキとは完全に別の食べ物.
最初からこのステーキのセットにしとけば良かったと反省.

ホテルでもらったパンフはクーポン券も兼ねていて,食後のアイスクリームがサービスで付いてきた.
これまた美味しく,以前チリのサンティアゴで食べた極上スイーツに匹敵!

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おお,なんだか今回の旅は食べ物にあたりが多いぞ.
やはり自炊なんかやっとれんわ!(いいのか?)

キャンプ場に戻る前にローソンでチューハイとおつまみ
それに朝食用のパンを購入.
なかなか一日が終わらない.(その3へ)

網走方面家族キャンプの巻(その1)

2020/8/9 Sun ~ 8/10 Mon

年に一度のキャンプはKazchari家の年中行事

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恒例の家族キャンプに行ってきた.
場所は網走湖畔の呼人浦キャンプ場
自宅からは愛別から高速道路を使って200km.
片道200kmか.チャリの距離やな」と思う時点でチャリ廃人だ.

にしても,絶賛中二病の娘も参加するとは…
そろそろ親と出かけるのはどうか,というお年頃のはずだが.

9日(日)の朝は3本ローラーを40分した後,ラジオ体操に参加.
帰宅後にキャンプの準備を始めた.

キャンプグッズは倉庫に固めて置いてあるため,直ぐにパッキング完了.
忘れ物はないはず…いや,後で現地に着いてから「耳栓とアイマスク」を忘れていたことに気づいた.これらがないと旅先で熟睡できんのだ.

ハスラーには新車購入時からルーフキャリアを取り付けてある.
重量があるので燃費的には不利だが格好良い.

そこに載せる物は以下の通り.

【ホムセン収納ボックス】
テントポールとペグ,プラヘッドハンマー.折り畳みいす×2,タープ用ポールとペグ,ブルーシートなど濡れても可,炎天下でも可なモノ

【テント】
『snow peak アメニティドーム』

スノーピーク(snow peak) テント アメニティドーム (新品番)

色合いとデザインに惹かれて2011年に購入
ファミリー用として定番中の定番品.
よって,混雑しているキャンプ場では,どれが自分のモノか迷うとか迷わないとか.

最近は「スノピアメド」とかいうよくわからない隠語で呼ばれているそうな.
2種類ある「黄色目印ポール」をどちらに通すかで毎回混乱するのだが,ちゃんと説明書読まなアカンね.
テントに限らずsnow peakの製品は全般に高価格である.
そこを批判する人もいるようだが,買わなければ良いだけだと思う.値段なりの価値はある.

【テーブルイス】
3000円くらいのプラ製.客人来訪時にはリビングにて展開.以前100kgクラスの客が座った時,見事に足が折れた.注意!

これらをゴム紐&ラチェット式ベルトで固定.

Ohuhu 荷締めベルト ラチェット式 ベルト 荷締機 4.5m 固定ベルト 固定バンド 破断荷重680kg 2本セット 使用簡単 締付固定 多用途 引越し 運搬用 ブルー

このラチェット式ベルト,締め付けるのに少々コツがいる.
長すぎるのかな.
これだけ載せても重量的には問題ない.ただし季節によってはボックスに激突した虫の死骸がものすごいことに…

いわゆる流線形のルーフBOXは便利でスタイリッシュなんだろうけど,旅人感がなくて好きではない.
『カリオストロの城』のフィアットの様な家財道具丸見えに憧れる.
そういや昔,イマイのカーダッチシリーズに『ファンタムキャラバン』なるものがあったなぁ.作った作った.懐かしい.

で,朝9時過ぎ出発.
実をいうと,クルマに乗り込むまで行き先を決めていなかった.
緊急家族会議の末,最近行ってない網走方面に決定.
正確にはヨメさんと息子だけ,昨年のラグビーワールドカップの練習試合(?)観戦のため網走遠征をしたらしい.

天気は極めて良好.
とは言え,いつものチャリ・ロングライドと違って,天候を気にする必要はないのだが.
何も考えずに済むのがかえって物足りない.
本日一つ目の道の駅,『しらたき』着.

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道中の車内音楽に関してはKazchariが支配.
iPodに15000曲以上の音楽が入っている!と自慢できたのも今は昔.
時代はサブスクのストリーミングやな.
“なぜか”家族全員で歌えるアニソン・特撮ソングを奏でながら一路東へと進む.

最近は『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』の主題歌やBGMが流れると,家族全員で合唱し,本編の最終回に向けての盛り上がりを確認しあうのが定番.
未聴の方,ぜひ聴いてほしい.トンデモない作りの曲です.本編知らないとただの変な曲かも?

https://www.youtube.com/watch?v=yF6DfWdT7z0

そうこうしているうちに『道の駅遠軽森のオホーツク』着.

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昨年の12月にオープンしたばかり.
スキー場の駐車場を拡大したような作りで高速の出入り口隣接.少々入りにくい位置にある.
最初の休憩ということでソフトクリームを買う.
いちびった息子がいきなりソフト部分を落としてパニック.いやホンマ,どうして少年はいつもアホなのか…

アクティビティとして森の中の「ツリートレッキング」が目玉?
さすがにこの時期は密なので,今日はパス.

他にもセグウエイ(インモーション)の体験会が開かれていたが,もちろん有料.
ポスターに「次世代の乗り物」と書いてあって複雑な気分.
結局,普及しないまま撤退か…公道走行できないのが痛い.

普及といえば,e-bikeは(日本で)どうなのだろう.
少なくともロードバイクの代わりとしては最高速24km/hでリミッターがかかるのが難点.
どう考えても平地では自力巡行の方が速い.
MTB目的だと需要あり?

いずれにせよニッチな市場になりそう.
まぁ,日本の場合は道路事情もクルマのチャリに関する目線も厳しいしなぁ.何より高齢者だらけ.

次に『道の駅女満別』に向かう.
ここで昼食.フードコート方式で助かる.
子供らはラーメン.Kazchariらは豚丼とその定食.美味し.

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少し移動すると,「女満別の風景と言えばここ」的な撮影スポットがある.
木が7本,丘の上に並んで立っている.夕暮れ時は美しい.ただ,寄れないため構図的にはワンパターンになりがちかな.
むしろ空港のそばを通った時に,ちょうど飛行機が降下してきた.旭川空港より迫力あるように思えた.

道の駅から『呼人浦キャンプ場』はあっという間.
駐車場が狭くて遅めの到着では取り合いになりそう.
木と木の間にクルマを停め,トランクとキャリアの荷物を芝生まで運ぶ.

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テント張りの際,大事なのはロケーションであろう.
入り口のジッパーを開けた時,目に入る風景.
炊事場とトイレの位置.
大木やヤブや歩道からの距離.
地面の凸凹や傾き具合
などなど.
これらを考慮に入れて,ベストな場所を決める!…つもりが「ここでええ?」「ええんちゃう」の二言で決定.まっ,そんなもんです.

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息子はと言えば,キャンプ場について以降,ハイテンションでおおはしゃぎ.
仕方がない.
娘もガールスカウトに入団している割には,指示がないと動けない.
こちらは…うーむ.

しかしまぁ,ファミリーテントはデカい分,組み立てが面倒で一人では無理.
上記の二人もなんとか協力させる.いや,させたらアカンな.あくまで自発的に誘導

それにしても,Kazchariはやはり小さいテントがええのぉ.
娘と3人家族だった頃は,DUNLOPの名品,2人用のV200で出かけていた.
こいつは未だに現役だが,地面からの雨の染み込みがひどくなってきた.

そろそろバイクパッキング(自転車)用の軽量テントが欲しくなってきた.
第一候補はこれ.

Naturehike CloudUp1 テント 1人用 設営簡単 超軽量 コンパクト 二重層 3シーズン 防風 防雨 アウトドア フィールドキャンプ ソロツーリング 登山 ハイキング サイクリング

この中華ブランド,確かに安い.最近よく見るが性能的はどうなんやろね.

このキャンプ場はロケーションも良く,無料ということもあって,バイカーに大人気.
今日も今日とて大量のバイクが停まっている.
ビッグオフとハーレーが多い.そして…案の定高齢者が多い.

30年前,Kazchariがソロツーリングで渡道していた頃は圧倒的に同年代,つまり20代が多かった.
つまり,その頃の連中が今も走っている(もしくは戻ってきた)ということか.

当時はネットどころか携帯電話もない時代
情報はツーリングマップかライダーハウスの書き置きノート,そしてなんといっても口コミ
いや,口コミによる情報収集が目的ではなく,ただ人と話したかったのだろう.

ヨメさんとも話していたのだが,ここのキャンプ場でも,最初からマスツーリングの連中はともかく,見知らぬバイカー同士の会話がほとんど観察されない.
外のチェアに座って1人で食事.そして手にはスマホ

海外パッカー旅でも同じような状況らしい.
何となく寂しいなぁ…と思うのはおっさんのセンチメンタルか.(その2へ)

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コーヒーを趣味に

2020/2/17 Mon

コーヒーライフを考察

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世の中にはたくさんの趣味があるが,その一つに「コーヒーを淹れる」がある.この世界,実に奥が深い.かの村上春樹もマニアだそうな.

断言します.コーヒーをすると凄く”得”すると

さらにYouTubeには「淹れ方のコツ」みたいな動画が山ほど配信されている.Kindleでもこういうのを見つけて読んだ.

極める 愉しむ 珈琲事典

豆の生産国,歴史,味の違いから始まって,焙煎の方法.道具,お湯の温度設定,淹れ方,健康への効用など様々な蘊蓄.確かに「コーヒーを淹れる」は大人の趣味として確立しているのだろう.写真趣味に似ているかも.

しかしまぁ,ここまでこだわれるのはすごいな.
Kazchariも紅茶やジュース,酒よりはコーヒー好きで毎日飲んでいる.とは言え,美味しいコーヒーを飲むために遠くのカフェまでライドする,とかはないな.ランチに付いてくるとかならともかく.単品で頼むことはまずない.正直,スタバや喫茶店などのコーヒーは高いと思う.1杯400円も出してられん.

Kazchariの標準的なコーヒーライフはこんな感じ.基本的にブラックか牛乳in.

1杯目 ⇒ 朝食と共に,ヨメさんが淹れてくれる機械式ドリップコーヒー
2杯目 ⇒ 職場到着後,インスタントコーヒー
↓ これが美味い!(高いけど)

キャピタル シングルオリジン モカ 60g入り瓶

3杯目 ⇒ 昼食後のインスタントコーヒー
4杯目 ⇒ 15時頃に飲むインスタントコーヒー
5杯目 ⇒ 夕食後に飲むドリップコーヒー

プラス,ライド中はコンビニか自販機の缶.この時は超甘いカフェオレ系を選択.

先日,我が家のバリスタマシーンがいきなり壊れた.下部からの水漏れがひどくなったのだ.情報によると修理代が高い.ホース破損などの軽い損傷であれば自分で直せなくもないらしいのだが,面倒だし,元々何かのキャンペーンにて無料でいただいたものなので,破棄することにした.で,バリスタ用の粉が大量に余ってしまったため,最近は昼に職場で飲む用にしている.そう,バリスタ用と言ってもお湯を注げば普通のインスタントコーヒー.味は...より高価な『CAPITAL Mocha』の方がはるかに美味い.

さて,Kazchariの一日5杯のコーヒー.適量なのか過剰摂取なのか.これまた色々なサイトの情報を統括.カフェインの過剰摂取の症状としては,めまい,心拍増加,興奮,不安,振戦,嘔吐感などがある.摂取量の目安は各国で基準が異なる上に,個人差も激しいのではっきりしたことはわからない.カップ1杯150mlには60mgのカフェインが含まれているらしくおおまかに400mgを上限とするものが多い.つまり1日3~4杯が適量とのこと.これまで,あまり気にしたことはないが.

さて,夕食後のドリップコーヒー.豆で買って,毎回,手回しミルで挽いてから飲んでいる.

HAOCOO手挽きコーヒーミル セラミックカッター ステンレス コーヒーミル手動ブラシ付き

ドリップフィルターも紙ではなく,金属メッシュの物

HAOCOO コーヒードリッパー ステンレスフィルター 蜂窩状 2層メッシュ 一体式 ペーパーフィルター不要 1~4杯用 ブラシ付き

豆10gをミルに入れゴリゴリと挽く.お湯をグースネックポットに移して1分間の蒸らし後,円を描きながら淹れる...

Kslong コーヒーポットコーヒー ケトルステンレス 細口ハンドパンチポットドリップih対応長い口ポット ファイン口ポット グースネックポット (ブラック, 350ml)

ちゃんと淹れるとやっぱり美味いな.ヨメさんにも好評.家でここまでの味が出せるのなら,わざわざ外で飲む理由は全くない...と味オンチが言ってみる.いずれにせよ,色々な国のコーヒーを飲んでみたい.そんな要望に応える便利なセットもあるし.

ブラウニー付・深煎り珈琲福袋 (ヨーロ・Hマンデ・エスプレ) インドネシアマンデリン 珈琲豆 ギフト 加藤珈琲<挽き具合:豆のまま>コーヒー豆 コーヒー 1.5kg 福袋 おまけ

タイプ11(R)スペシャルティ珈琲大入り福袋(Qコロ・クリス・ラデュ・ラス/各500g) <挽き具合:豆のまま>

感謝 の 珈琲 福袋(冬・Qホン・Qコス・Hコロ) <挽き具合:豆のまま>

ついでに風邪予防にもなるそうな.例のウイルスには?

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『バイクパッキングBOOK』を読んだ

バイクパッキング BOOK 軽量バッグシステムが創る新しい自転車旅

軽量バッグシステムによる自転車旅の提案書である.
忘れかけていた何かを思い出させてくれる良書であった.
MTBによるグラベルツーリング(+テント泊)の話題が多く,まさにKazchariの旬の趣向に合致する.

自転車旅と言えば,頑丈だが重量級のクロモリ・チャリの前輪と後輪に,これまた頑丈なサイドラックと帆布バッグを4つ装着して,夏休みに真っ黒になりながら日本各地を旅する,というイメージが強い.

そしてチャリダーのメシの量は半端ない.

本書によると,昔に比べて何よりも装備の軽量・小型化が進んだ.
身軽になったことにより,未知なる場所へ踏み込むハードルがかなり下がった.
このブログで紹介してきたグラベルは基本,車も通れるダブルトラック,農業や林業用道路がほとんど.
著者の意見ではシングルトラック,つまり登山道や獣道のトレイルにこそ旅の醍醐味があるそうな.

Kazchariも元々はオートバイ野宿ライダー.最近,乗る機会がすっかり減ったものの,『HONDA XR250 BAJA』(1996年型)を未だに所有している.

思い起こせば1987年の夏,初の北海道ツーリングはなかなかの苦行であった.
当時はインターネットも,ノウハウを教えてくれる師匠も友人もいない.
せいぜい雑誌(『OUTRIDER』など)をむさぼり読んで装備を整えるぐらいしか事前準備できなかった.

若さは得てして楽観的思考を生む(準備万端にできるほど資金もない).
保温性能が低いわりにかさばる3シーズンシュラフと,雨風にめっぽう弱くデッドスペースだらけのダンロップの黄色い三角テント,EPIストーブとコッヘルのみがキャンプグッズ.
しかもバイクはレーサーレプリカポジションの『HONDA VFR400Z』.
何とかなるだろうと大阪の自宅を出発.

舞鶴からフェリーに乗って,小樽に上陸し北を目指すという定番パターン.
キャンプ最初の夜は背中が痛くて眠れない.
そう,銀マットなどの地面に対するクッション類は持っていなかったからだ.
さらにはライトもないので夜は真っ暗.8月と言えど,北海道の朝は寒くて目が覚めた.

それでも2週間の旅からの帰宅後はすっかり野宿ツーリングに目覚めた.
出会った旅人たちのなんと面白かったことか.
失敗経験からの反省や社会人になったことによる金銭的余裕から装備品も徐々にアップデート.
オフロードバイク『HONDA NX125』も買い足した.

大阪在住時には四国,九州方面.
沼津に住んでいた頃には伊豆半島,信州方面は元より,東北地方まで足を延ばすなど,ほぼ日本中をバイクで周った.

昨今は,スノーピークのアメニティドームを軽自動車(ハスラー)に積んで,家族4人で毎年8月に1泊×2回ほどするファミリーキャンパーである.
これが決してつまらないわけではないが,何かが足りない.

スノーピーク(snow peak) テント アメニティドーム (新品番)

自転車趣味が高じてからは,オートバイではなく,旅するチャリダーが目に付く.
正直に言おう.うらやましいのだ.

しかしながら,よくよく考えてみると,ここ数年は既にバイクパッキングに極めて近いことを既に実践していることに気づいた.
そう,これって600kmのブルベ装備とさほど変わらない.
サドルバッグ,トップチューブバッグ,フロントポーチは既に持っている.
ストーブなどの調理道具もある.軽量テントさえ買い足せば,いつでも旅立てる.

プロモンテ(PuroMonte) 超軽量山岳テント [日本国内生産品]

現在,年末から元旦にかけての,ファットくんによる年越し宗谷岬ツーリングを計画中.

本当に実行するのか?
予断を許さない状況である.