2022/6/3 Fri
ポジションの多様性.
新しいTTバーを購入した.
RXL SL 自転車のハンドル ttバイク ハンドル ttハンドル カーボン TTハンドル
カーボン製で非常に軽量.
いわゆるノーブランドの中華製なので安価だが...不安はある.
そこは妥協.
¥5,590は安くないけどな.
本来TTバーは,プロのレース,タイムトライアルで使われるモノ.
空気抵抗を最大限軽減するポジションをとるためのアイテムである.
では,一般ユーザのKazchariの場合,その用途は?
1)やっぱり空気抵抗軽減
ブルベなどの直線区間での使用やな.
北海道の田舎道では数10Km以上信号なしの直線道路があちこちに...Aveで2,3Km/hの速度アップはありがたい.
ただし,路面状況の悪い道や横風区間では怖くてバーが握れない.
2)室内ライド時のポジション(ケツ圧)変更
屋外に比べると,室内ライドではケツの痛みが早めにやってくる.
フレームをいたわるため,ダンシングを避けているので,どうしてケツへの圧が一点に集中してしまう.
そこでTTバーである.
深い前傾姿勢でケツが楽に.
屋外同様,平坦や下りではTTバー,登りはアップライトで.
これまではアルミ製バーを使っていた.3年ぐらい前に購入.
ストレートタイプ クリップオンバー エアロバー トライアスロンバー 補助ハンドル ロードバイク クロスバイク マウンテンバイク 自転車
買ったは良いものの重い.
一時期,本気で参加を考えていたPBPのレギュレーション(ブラケットから出ない長さ)に合わせて,前後端を10cmほど切断している.
それでも,片方で200gある.
ブルベでは2019年の「宗谷600」参戦時に装着.
だが,実際のところ,ほとんど使わなかった.
むしろ,”重さ”というデメリットが気になった.
それに,アームレストがプラ製なのも気がかり.
ある日突然,走行中に”パキっ”と逝きそう.
結局,最終的には室内ライド用に落ち着いていた.
では,なぜ今回新規購入したのか?
⇒ ファットバイクにTTバーを付けたくなったためである.
ファットによるグラベル走行は実に楽しい.
だがしかし,そこまでのアクセスが結構大変.
旭川近郊で一番お気に入りの愛山米飯林道も,自宅からペーパン側の入り口まで30kmはある.
さらに山に登って下りた後も,自宅まで70kmは舗装路だった.
こうした状況での走りを快適にしたいと画策.
ファット師匠,Kaba3さんも,夏はファットバイクにTTバーを付けている.
それを真似たくなったのだ.
ちなみにファットには外したアルミ製を移行する.
重量は重視しないので.
で,新しく買ったカーボン製はDomaneくんへ.
注文品が届いたので開封の儀.
箱を開けるといきなりネジが転がっていた.
さすがだ.
パーツそのものは揃っていたので一安心.
カーボンパーツ直付けの”うすうす”アームレスト.
パッドに変なシワがよっているのが気になる.
メーカーの売りとしては”外して洗えること”だそうな.
裏側には水抜き穴?
作りは極めて雑.
昔買ったフルカーボンサドルを思い出す.
TENDOC 超軽量 98g フル カーボン シート サドル レール Full carbon ロードレース
年に1度の5kmのヒルクライムレースでのみ使用.
驚異のアンダー100gだが,破損が怖くて普段使いは却下.
Kazchariは¥1,600で買ったが,今,確認したら¥3,500に高騰.なんで?
つーことで,カーボンTTバーをDomaneに取り付けてみた.
実測で片方170gだったので,旧アルミ製に比べると2本で60gの軽量化!
えっ!? そんなもんなのか?
持った感じはもっと軽く感じたが.
早速,日課であるZwiftでお試し.
パッド用台座がない分,旧アルミ製よりかなり低いポジションとなった.
切断していないので,TTバー本来の長さが保たれている = 握りやすい.
”うすうす”パッドも意外にしっかりしていて,肘や前腕が痛くなるようなことはない.
とりあえず(風が吹かず,決して倒れない)室内では合格.
次は屋外走行やな.
空力特性を試したい.
そやけど,ぱっと見た感じハンドルポーチが付けられない...ブルベで困る.
で,アルミ製バーも無事ファットバイクに移植されましたとさ.
おお,むっちゃ重厚!
あれ? プラ台座の破壊が怖いとか言ってなかったっけ?
こまけえこたあ,いいんだよ.
ファットなら万一コケても気にならない.