2021/4/8 Thu
旅のはじまり.
独り身の頃,もし男の子が生まれたら一緒にネパールに行こうと考えていた.
別にヒマラヤ縦走とかではなく,カトマンズの雑踏を歩き,あのなんとも言えないカオスな熱狂を体験させたい.
ただそれだけ.
理由?
うーん,なんとなく.
強いてあげれば,かの地で子連れパッカーに会った経験があるからかな.
それが強く印象に残っている.
そして第二子は男の子だった.
少々気が早いがGWの予定を考えている.
今年は日の並びが悪いものの,うちの職場は超絶ホワイトゆえ4/30も休みとなり(公的には)7連休となった.
とは言え,Kazchariはともかく,ヨメさんは祝日も勤務で,子供らはカレンダー通りで学校がある.
数年前であれば,有給を追加して,ソロで沖縄か海外ダイビングに行っていたのだが,このご時世,さすがにそれは無茶&無理.
ブルベも開催されているが,札幌発はなるべく避けたいところ.
家でじっとしているのはもったいないので,5/2~5/5の4日間,息子とキャンプ旅をすることにした.
やんちゃ盛りの息子を連れだすことは,世間的にヨメさんへの最大のプレゼントらしい.
ここでポイントを稼いで,別の日に遠征ブルベさせてもらう目論見があるとは口が裂けても言えまいて.
前回の息子との二人旅が意外に好評で(誰に?),Kazchari自身もこれならいけると判断(何が?)
この旅では宿利用だったが,コストと面白さから考えるとやはりキャンプがベスト.
そして北海道の大方のキャンプ場はGWに開く.
息子が生まれた直後,まだ長女が7歳だった頃に二人でキャンプに行った.
その娘もいまや中三.
さすがにもう誘ってもついて来ない.
彼女がオートバイなどの移動手段を手に入れてから再開やな.
もちろん現地集合で.
それはさておき,息子とのキャンプ.
気温や日程を考えると,やはり道南方面が頭に浮かぶ.
「めったに行けない道の駅のスタンプラリー」という目的もある.
何年か前のGWにも道南方面を一週間ほどクルマで回ったことがある.ソロで.
めちゃめちゃ寒かった.
テント泊と車中泊が半々だったかな.
さて,今回新しい試みとして考えているのが「焚き火」の導入である.
集団でガヤガヤするキャンプの時には,自分が何もしなくても,誰かが焚き火をして勝手にやってくれる.
一方でオートバイやクルマでのソロキャンプ,およびファミリーキャンプ時にはやったことがない.
理由は明確.
面倒くさいから.
火起こしもそうだし,片付けも同様.
アルミ食器についた煤はまず取れない.
ガス缶の方が圧倒的に手軽.
特にオートバイの人たち,残った薪や炭をどうしてんのやろ?
毎月のようにキャンプツーリングしていた30年程前は焚き火人口も少なく,かつ地面での直火が普通.
残り炭も放置していたような...
その後,エコの観点から焚き火台の使用が推奨されるようになった.
そうなると益々荷物が増えてしまう.
また,最近は何度目かのアウトドアブームのおかげで,キャンプ場はどこも大混雑.
そういう状況の中での焚き火は,煙や臭いが充満し,互いに大迷惑になっているとも聞く.
と,ここまでデメリット的なことを書いてきたが,焚き火のあの雰囲気は捨てがたいものであることは確か.
炎のゆらぎはヒトのDNAに受け継がれた太古の記憶を蘇らせる.
あっ,いえ,急に焚き火をしたくなったのは,決して『ゆるキャン△』にはまっているせいではありませんよ.
とは言え,来るべき『モンキー125』でのソロ・キャンツーでは焚き火はしないと思う(そうなのか).
それはともかく,Amazonのポイントセールも近い(4/10)し,サクラチェッカーも駆使して,焚き火キャンプをするにあたり,評判の良いモノ,趣味に合うモノなどをピックアップしてみることにした.
何はなくとも,まずは焚火台のチョイス.
地面直火は許されない時代.
購入必須.
デザイン良しで値段が手ごろ.
買うとしたらこれかな.
ローインパクトをさらに心がける.
他にも使えそう.エプロン替わりとか(え?)
グリーンライフ(GREEN LIFE) 火おこし兼用火消しつぼ HOT-150
最大の懸念であった後始末.
今はこんなんがあんねんなぁ.
炭の再利用が素晴らしい.
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) バーベキュー用 マルチ トング
こういうのって100均でも十分なような気もするけどな.
デザインが良い.
耐熱グローブ キャンプ手袋 ソフト グローブ 焚き火台 アウトドア用 Mサイズ
火傷防止.
他にも火の粉が飛んで服やテントのフライシートに穴が開く...という事例も聞く.
あーそんなん気にしてたら焚火なんぞできん.
いかんいかん,こういうのを調べていると欲しくなる.
これまでのKazcahriの行動パターンからすると,結果的にポチってしまうねんなぁ...困ったもんだ.
シーズンイン間近ということで,Amazonでもアウトドア用品全般を押している.
今の時代,男女差別(区別)と言われるかもしれないが,男の子には一人で旅に出て欲しい.
TVの映像,ましてやヴァーチャルでは得られない経験がそこにある.
ゲームなんぞしなくても,見知らぬ土地を一人で旅すれば自分だけが主人公.
お前が世界の中心.
お前が動かなければ世界も動かない.
楽しい経験も嫌な経験も全て飲み込んで,大きくなって欲しい(丸大ハムか).
今度の旅も,そのきっかけのひとつになれば良い...とかなんとかエラソーなことを言っているが,結局は自分が楽しみたいだけである.