2023/1/5 Thu
臆病なくらいがちょうどいいのよね.
世間の風潮なのか,はたまた年齢のせいなのか,オートバイやチャリに乗る時の安全意識が妙に高くなった.
良いことである.
以前は全く気にしなかったオートバイ乗車時の胸部プロテクターや膝・肘パッド.
それにドラレコなど.
一見大胆なように見えて実はカイ・シデンなのである(自分で言う?).
さて冬眠中のオートバイはさておき,チャリっつーかファットバイクによる冬走行の話.
まずというか,必須の装備としてスパイクタイヤ.
ファットバイクを購入して最初の冬は,無謀にもノーマルタイヤで走った.
それゆえ,アイスバーンでこけまくった(特に郊外の一時停止線がヤバイ).
後方のクルマのドライバーさん,ビビらせてすいませんでした.
もちろんテクニック不足やら危険予測が全然できてなかったのが最大の理由だが,スパイク購入の2年目からは実に快適.
たまに縦轍にハンドルとられて転倒するくらい.
次にリア・ライト.
これは夏でも点滅して運用中.
冬で視界が悪い時は2灯体制.
増やそうと思えばまだまだ増やせるが,真夜中でない限りさすがに迷惑だろう.
そして,今回,あらたに導入を考えたのがフロントのデイライト運用.
これまでは全く注意を払っていなかったが,先日のホワイトアウトライドで考え直した.
この時はさすがにフロントライトを点灯した.
前から突っ込まれたらどうしようもない.
けんたさんの実験動画によると,やはりデイライトの点滅モードが最適のようだ.
ブルベ愛好者の常で,自宅にはフロント,リアともライトがごろごろしている.
もちろん点滅機能がついているライトも既に所有しているが,今回,Amazonの新春セールで安くなっていたこいつを購入してみた.
まぁ,セールじゃなくても,定期的な値下げを繰り返している不思議な製品やけどな.
以前から興味はあり,いつかは購入を考えていた.
で,届いたので開封の儀.
かなり売れている商品なのでご存知の方も多いと思うが,このライトはサイコンマウントとサイコンの間に挟む二階建て運用が標準.
なんといっても小型・軽量(55g)が素晴らしい.
一方で...やはり暗い.
カタログ上は以下の通り.
ハイ 50ルーメン 約4時間
ミッド 25ルーメン 約6.5時間
ロー 10ルーメン 約13.5時間
警告点滅 160ルーメン 約5.3時間
ラピッド 25ルーメン 約12.5時間
スロー 50ルーメン 約8時間
この性能では夜間走行はもとより,昼のトンネル走行も不安.
つまりメインライトにはなり得ないだろう.
Kazchariも既述の通り,点滅デイ&サブライトとして運用するつもり.
さて,ここからが本題.
現在,ファットバイクに装着中のGarmin純正ステーには下部にもマウントの切り欠きがある.
まずはメインライト(今はLEZYNE1100)をGoProマウントで取り付け,ステーの上部にはRAVEMENとサイコンをのっけた3階建て.
おおっ,どこぞの宇宙戦艦みたいや.
夜間走行はこれで完璧.
ただし,デコボコ道の振動でステーが折れへんかどうか心配.
次に「RAVEMEN」の上下マウントの特性を活かし...
ステーを上下ではさむ.
こっ,これはスタイリッシュ!
通勤を含め,普段のライドはこのスタイルで完璧.
この使い方に気づいた人は少ないのでは?(じこまん)
良い買い物をした.
“みんな大好き”OLIGHTを筆頭に,これまで難のあった中華製ライトの性能向上が著しい(一部かも).
まるで,かつて世界中の市場を席巻した「Made in JAPAN」の大攻勢を見るようだ.
少々複雑な気分ではある.