今日から冬休み~「ネトフリガンダム」と「ツール2023」

2024/12/28 Sat

ライク・ア・ヒッキー

今年はカレンダーの並びが良いので年始年末休暇が長い.
つーか,長過ぎる.

そう感じるのも,みーんな骨折のせい.
ライドにも行けない,サウナにも行けない,そもそもクルマの運転ができない.

チャリダーKazchariは鎖骨骨折!

「ならば」と大掃除を試みるが,重い物が持てないのでまどろっこしい.
こうなればヒッキーのごとく,サブスクをはじめとした映像コンテンツにひたるしかないっ!

つーことで,諸般の事情で観たいと思いつつも観れていなかった「ネトフリガンダム」こと,NETFLIX独占配信『機動戦士ガンダム 復讐のレクイエム』全6話を一気に鑑賞.

機動戦士ガンダム 復讐のレクイエム

以下,ネタばれ感想.

配信開始からかなり経過し,すっかり出遅れた感もあるが,うん,面白かった.
まぁ,ストーリーはありがちっつーか,割とベタな展開.

ただし,ラストにびっくり.
小説版ガンダムと(ほぼ)同じだったとは...貴様,読み込んでいるなッ!

舞台は一年戦争のヨーロッパ戦線.
ルーマニアを移動中のジオン戦車隊が,とある町に差し掛かる頃,連邦軍の待ち伏せを受ける.
マゼラ・アタックで応戦するがトップを切り離しての分離攻撃はなし.
となると,ただの車高の高過ぎる戦車なので,連邦の61式やTINコッドの攻撃で全滅寸前.そこへ降下するザク小隊.
さすがMSは強い.連邦を一蹴し,基地(?)を奪還.
だがその夜,謎の白いめちゃ強MSの襲撃を受けて...

という導入.

主人公はMS小隊長,元ヴァイオリストの凄腕(ニュータイプ)中尉かつシングルマザーという属性てんこ盛り.
黒人やらアジア人やらファンキー全身刺青ねーちゃんらとパーティを組み(何が◯リコレだ,クソが),宇宙港のあるオデッサを目指すというロードムービー風味.

「Playstation2」以来,据え置き型ゲームからは離れているが,最近のゲーム映像ってスゴイんでしょ?
うちの4K有機ELテレビで観ても,驚くような美麗映像ではなかった.
あ,そうか,ネトフリの契約って映像レベル別だったはず.そのせい?

【ここが良かった】

「ザク」
アニメとはややデザインが変更されてずんぐり.
有機的な曲線が抑えられてメカ度がアップ.
追加装甲(キャタピラ?)がいい味を出している.

「ガンダム」
Ez-8っぽい陸戦兵器感マシマシ.
圧倒的な強さの表現.こんなん勝てるわけないやん.
ビームサーベルの細さ,および装備位置がかっこいい.
そして乗っているのが...やりすぎ.

財団Bからガンプラも発売されている.もちろんプレ値だらけ.

「グフカスタム」
なぜか上記二機と異なり,かなりアニメ準拠なデザイン.
もちろんヒートロッドではワイヤー.
やたら飛んでた気がするが,脚部は飛行試験タイプだっけ?

「ジム」
ガンダムよりはアニメ寄り.
ビームスプレーガンがほんとにスプレーぽかった.

要するにメカのデザインは気に入りました.

【ここはイマイチ】

- ザク降下時のパラシュート,小さすぎない? 穴開けられても落ちないし.
- モノアイやツインアイが”光る”のはおかしくない? ライトじゃあるまいし.
- マニュピレーターで殴り合いはやめろ.リアリティレベルが下る.

そして,これはドラマというよりファーストTV版から気になっていたのだが...

「ヒートホークでビームサーベルを受け止めることは可能なのか?」

せっかくなので「Gemini」に聞いてみた.
以下,回答を要約.

一般的にはヒートホークでビームサーベルを受け止めることは難しいと考えられます.

理由(1)エネルギーの種類の違い
ヒートホークは主に熱エネルギーで対象を切断する兵器ですが,ビームサーベルは高エネルギー粒子を収束させて形成されたビーム兵器です.エネルギーの種類が異なるため,単純に打ち消し合うことは難しいと考えられます.

理由(2)Iフィールドの存在
ビームサーベルはIフィールドと呼ばれるバリアで覆われており,他のエネルギーや物理的な攻撃をある程度防ぐことができます.ヒートホークの熱エネルギーも,Iフィールドによってある程度は遮られてしまう可能性があります.

だそうな.すごいなGemini.
アニメと違って実写(現実)により近いCG映像になると,こうしたリアリティが気になるねぇ.
日本人スタッフもかなり関わっているようなので,こんなツッコミについては「わかってますよぉ~それはそれとして楽しんでくださいねぇ~」なのだろうけど.
それはともかく,かなり好評なようなので続編ありそう.次はアフリカ戦線

もう一つは,ヤフオクで買った『ツール・ド・フランス2023 スペシャルBOX』

ツールのDVD/Bluray BOXは,中古だったり新品だったりで「2011年大会」から保存している.

つまり10年分ほどあるのだが,最近はYouTubeでハイライトをガンガン流してくれるので「2023年はもうええかな」と新規購入をスルーしていた.

だが,先日,ヤフオクにてクーポン使用で¥5,000(新品同様)を偶然見つけ,即決してしまった.
やはり,ステージごとにある程度の長さがあるとZwiftの友にちょうど良い.

さて,あらためて「ツール2023」を通しで観ると...

徹頭徹尾,ポガチャルvsヴィンゲゴーの図式.
この二人だけ別のレースをやってるような...それは前年も翌年も同じか.

「2023」の場合,2週目でポガが少しずつタイムを詰めていく展開がホラーっぽくって面白い.
そして運命の3週目のTTで絶望するわけだが,2週目ですでにポガの表情や走りに余裕がなかったことが,今見返すとわかる.あまり楽しそうに走っていない.

確か,シーズン初めにやらかした左手舟状骨骨折の痛みが続いてたんだっけ?
一見走りに直接関係なさそうなパーツでも,多大な影響を残すねんなぁ...と,現在,絶賛骨折療養中のKazchariは憂慮(超人ポガと比べてもねぇ)

とまぁ,かくも自転車選手のカラダは繊細なのだが,時折はさまれる落車シーンの痛々しいこと.うむ,すっかり敏感になってしまった.
Kazchariも復帰後,ちゃんと走れるだろうか?

つーことで,そのポガチャルが完全無欠のリベンジを果たした「ツール2024」のBluray,予約始まってます.