NISEKO GRAVEL AUTUMN RIDE 2024 EX-LONG参戦!(前編)

2024/9/21 Sat

ニセコノコノコ

iPhone15 Pro

昨年に引き続き2024年も「NISEKO GRAVEL」に参加してきた.
個人的に秋最大のイベントやねー.

Panaracer NISEKO GRAVEL AUTUMN RIDE 2024

で,まず感想.
コース変更により昨年よりマイルドになった.
ちなみに公式データの比較.

2023 ⇒ 122.5km,グラベル率58%,獲得標高2366m

2024 ⇒ 125km,グラベル率40~50%,獲得標高2250~2350m

確かにグラベル区間の距離が短かくなった印象.
それに,とんでもない酷道もなかったなぁ.
安全面への配慮だろうか.

何より昨年の過酷さを印象付けたのが,ラストのニセコアンヌプリスキー場への延々と続く登り.
それがなくなって下り基調(ニセコ駅)へのゴール.
これも達成感に影響したかも.

TopstoneなNISEKO GRAVEL参戦記(その3)~PANARACER NISEKO GRAVEL AUTUMN RIDE 2023編

そして天気.
昨年は快晴だったが気温も高め.
今年は雨が降りそうな曇天ゆえに涼しく,体力の消耗もあまりなかった.

なんだか文句ばかりだが...今年も楽しかったのは確かである.
コース変更も新鮮味があって良い.
来年も出ます!

例によって時間を巻き戻し,話は前日9/21の移動日から始まる.

極めて順調に旭川からニセコへのドライブ...と言いたいところだが,折しも秋の交通安全運動スタート.
取り締まりレーダーやらパトカーの数が尋常ではなかった.
よくも悪くもみなさん慎重な運転でしたね(意味深).

iPhone15 Pro

さて,ハスラーに搭載したYupitelナビ.
なぜか前回と異なり,小樽周りではなく札幌中心街を通り,定山渓-中山峠ルートを指示.
何せ連休である.交通量が多く市街地を抜けるのにかなり時間がかかった.
どういう選択だ?

iPhone15 Pro

適度に休憩しつつ,定山渓に入る手前でセイコマ・ストップ.
昼食タイムである.
新製品の「月見焼き鳥弁当」,美味し.季節物?

昼過ぎにニセコ市内に入る.
まずは前日受付のために,スタート地点の駅前の倉庫エリアに.
昨年の広大なスキー場とは異なり,今回はこじんまりした会場.
よく言えば小スペースにぎゅっと詰まった感.

iPhone15 Pro
iPhone15 Pro

QRコード読み込みで無事エントリー.
今年は通し番号ではなく,「EX-LONG」⇒E〇〇「MIDDLE」⇒M〇〇というコースと番号の組み合わせになった.
これで誰がどのコースを走っているのかわかりやすくなった.

iPhone15 Pro

既にいくつかのフードトラックとメーカー販売店が設置されていたが,今年は残念なことに目当てのCANYONの出店がなかった.
こうしたイベントでしか手に入らないという「バーエンドベル」が欲しかったのだが...(通販だと送料が高い)

Canyon RING Bar End Bell

それはともかく,この「NISEKO GRAVEL」は参加費が高め.
その分,景品がなかなか充実している.
まずは「出店ブースで使える¥500の金券」「POWPER1個」「Cannondaleボトル1本」「オフィシャルトレーナー1枚」がつづられたチケット.
金券は明日のゴール後に使おう.

iPhone15 Pro

会場をうろついていると,昨年も開催された前日ファンライドを楽しんでいる方もちらほら見かけた.

TopstoneなNISEKO GRAVEL参戦記(その2)~NISEKO FOREST FUN RIDE編

が,特に知り合いもいなさそうなので,ぼっちチャリダーはクールに去るぜ.

参加賞には隣の綺羅乃湯の割引チケットも入っていたが,「¥50割引き」とちょっと渋い.
昨年の利用経験からここのサウナ室の狭さは知っていたので,別の施設に行くことにする.

クルマで向かったのが,先月の「ニセコHANAZONOヒルクライム」で立ち寄ったいこいの湯宿いろは」である.

第13回ニセコHANAZONOヒルクライム(その1)

ここは温泉の質が何しろ良い.
前回同様,イスの類が全く設置されていない露天風呂が残念だが,季節が進んでアブやアリなどの虫がいなくなった.

iPhone15 Pro

夕食はこれまた前回同様に宿の近くのラーメン屋「大心」
なぜか,特別なモノを食べたいという気がなかなか起こらない.
最近,食の好みが固定化してるかも.探求心を呼び覚まさないと.

iPhone15 Pro

18時頃,常宿Torifito Hotel and Pod Nisekoにチェックイン.
もはや勝手知ったる別宅ですな(カオサンの宿みたい).

iPhone15 Pro

落ち着いたところで本日の戦利品をチェック.

iPhone15 Pro

例によって隣の「トップバリュー」にて朝食の買い出し.
敷地内のローソンと合わせて,ホンマ,この宿,利便性にもホドがある.
まぁ,その分旅の情緒感は皆無だが(日本なので).

21時過ぎに就寝.
さて,明日は嫌と言うほどグラベルが待っている.

後編へ続く ⇒ NISEKO GRAVEL AUTUMN RIDE 2024 EX-LONG参戦!(後編)

iPhone15 Pro

ファットな激闘!アタック函岳,HIGUMA CYCLEのみなさんとライド

2024/9/16 Mon

ジャリの記憶

iPhone15 Pro

曇り.温度:13 ℃,湿度:87%,体感温度:12 ℃,風速:6.1 km/時,風向:SW

♪チャラチャララッチャッチャ~
前日の雨の滝めぐりライドを終えたKazchariは無事に朝を迎えた.

ファットな仁宇布滝めぐり,HIGUMA CYCLE便乗ライド

iPhone15 Pro

無事? 疲れているはずなのに,なぜか眠れなかった昨夜.
根が神経質なのか,枕が変わる,もしくは集団雑魚寝は相変わらず苦手なのかもしれん.
国内外を問わず,旅先でぐっすり眠れた感はあまり持てていない.
出発後,一週間,二週間と過ぎて,旅が日常に変わりつつあると,そんなことはないのだが...(優雅だ)

で,熟睡感のないまま,6時過ぎには目が覚め,起きることにした.
なぜか「GARMIN INSTINCT 2X」の睡眠の質は「普通」.
あてになるのかならんのか.

ガーミン(GARMIN) Instinct 2X

まぁ,元々ショートスリーパーゆえ,経験上,寝不足でもそれほど身体パフォーマンスに影響はない(はず).
今日の激闘に備えるぜっと.

朝食は昨日のうちに買っておいた菓子パンと「カップヌードルカレー味」
濃い.レース前だと絶対に摂らない食事内容だ.

さらにはYさんから挽きたてのコーヒーもいただく.ありがたい.
9月中旬にもなると北海道の朝はかなり冷える.
外部が一桁気温になるのが普通である.

さて,朝の補給&軽量化完了.

9時出発にそなえ,コテージから温泉横の駐車場に移動する.
そこへ日帰り参加の旭川最強クライマー,Iねーさん到着.

iPhone15 Pro

中古で買ったらしいが,どう見ても新車にしか見えない真っ赤なMERIDA製グラベルバイクにて参上.タイヤは38cくらいか.
Kazchariのファットをはじめ,他がMTBだらけなので,グラベルタイヤが細く,頼りなく見えてしまう.いかんせん“あの道”やしな.

いただき画像

つーことで出発.
まずは国道を南下.
昨日同様,ロードの端っこツアーのようなハイスピードトレインにはならず,のんびり回してウォームアップ.

やがて有名な「函岳34km」看板を左折する.

iPhone15 Pro
iPhone15 Pro

ここからグラベル開始まで4.5kmは舗装路が続く.
ファットの轟音タイヤノイズがあたりにコダマする.

我々を抜いて行く荷物満載のオートバイの姿もよく見かけた.
ビッグオフやハンターカブならまだしも,SSやネイキッドであのジャリは危険では...と懸念(ここ伏線).

で,懐かしの函岳山頂へと続く「道北スーパー林道」入口に到着.

iPhone15 Pro
iPhone15 Pro

登りに備えて各自装備のチェック.
気温も上昇中.こりゃ熱くなるな.
長い長いグラベル・ヒルクライムのはじまりです.

いただき画像

いつものペースで登る.
上体を起こし,呼気2回リズムを意識.
グラベルの場合,ロードと異なるのはダンシングがあまりできないこと.

フラットならまだしも,函岳名物の深ジャリゾーンでは後輪が空転する.
さらに軽すぎるギアもダメ.
多少重い方がジャリへの食いつきが良い.

iPhone15 Pro

それにしても,やはりファットなタイヤで正解やったな.
この食いつきのおかげで車重の不利を完全に相殺.

iPhone15 Pro
iPhone15 Pro

先行するKazchari,「頂上まで20km」という絶望看板が見えたところで一旦休憩.後続を待つ.

iPhone15 Pro

さすが,HIGUMA CYCLEに参加される方は猛者ぞろい.
既にグラベルライド3日目にも関わらずお元気だ.

iPhone15 Pro
iPhone15 Pro

(明言は避けるが)メンバーの平均年齢は相当高いはず.
しかあし,この登りをこのペースで登りきる.
メンバー各人の体力は一般人のそれをかなり凌駕していると思われる.
そしてチャリの持つ可能性,つまり人力を最も効率的に推進力に変える仕組みにあらためて感心する.
とは言え,さすがのIねーさんもグラベルバイクの細タイヤによるジャリ登攀に苦労されているようだ(それでも速い)

そしてまだまだ続く登り.

iPhone15 Pro
iPhone15 Pro
iPhone15 Pro
iPhone15 Pro
iPhone15 Pro
iPhone15 Pro

クルマやバイクからの励ましがうれしい.

気温はかなり上がってきたが,水切れになるほどのノドの渇きはなく,ちょうどいい感じ.
何より前回よりも快晴.森が林が美しい.

iPhone15 Pro

この後もつかず離れず,抜いたり抜かれたりを繰り返し,完全なぼっちライドになる時間はあまりなかった.
そのせいなのか,3年前の登攀時よりも良いペースで,分岐点の加須美峠に着いた.

iPhone15 Pro

ここで一旦休憩.
最後の10kmクライムにそなえて栄養補給.

iPhone15 Pro
いただき画像

普段はリュックを背負わないKazchariだが今日は例外.
さすがに食料が多い.
何かあっても何も手に入らない場所なのだ.

さて,いよいよ最後の踏ん張りどころ.

iPhone15 Pro

1台クルマに抜かれて,しばらく走ると,そのクルマと先行していたKさんが停車しているのが見える.
対向車線には転倒したとおぼしきオートバイが...
ライダーがフロントフォーク付近をいじっていた.コケたか?

あくまで想像だが前方から来たクルマに対して下り急ブレーキ,前輪をジャリに取られて転倒かな.
車種はおそらくYAMAHAの「XSR900」

やはり,ネイキッドでまともに走れる道ではない.
ネット上では「SSで登りましたぁ」などの記事も散見されるが,それは「腕に覚えがある」という条件があってこそ.
決めつけはよくないが,もう少し情報収集してから走るべきだった...なーんてエラそうなこと言っていますが,転倒なんて何が原因で起こるかわからない.
チャリもオートバイも自立できない,不安定で危険な乗り物なのである.

しかあし.「とりあえず行ってみよう」の冒険心やヨシ.
まぁ,無防備なチャリで熊だらけのジャリダウンヒルやってるチャリもたいがいな存在.

ライダーは無傷のよう
「大丈夫ですか.お気をつけて」と一声かけて前進する.

そしてやってまいりました.
このコース最大のハイライト.
上富良野以上のジェットコースターポイントである.

iPhone15 Pro
iPhone15 Pro

爽快この上ない.

アタック日を今日にして大正解.
これだけ天候に恵まれた函岳はまれだろう.

やはりチャリは快晴の下で走るに限る.
今年は雨のおかげで様々なイベントをキャンセルしたが,久々に大当たり.
晴れ男復活か!(たまたまです)

iPhone15 Pro

で,写真撮影やらなにやらで停車してたので,頂上の小屋には3番手で着.
うむ.懐かしい.

iPhone15 Pro

ここにはしっかりとトイレがある.
ただし水道は通ってないのか,タンクの水で流す方式.
ここで昼食.

iPhone15 Pro

エネルギー枯渇気味だったので,ほぼ食べきる.
まぁ,できれば「肉」が食いたいところだがそれは無理な話.

中にはこの小屋で一夜を明かす猛者もいるとか.
表ではライダーがコーヒーブレイク中.

いずれにせよ,めったにないと思われる良い天気.
Kazchariも補給(昼食)を早々に終え,懐かしの頂上を目指す.

iPhone15 Pro

絶景である.
日本海も見える.
オホーツク海も見える.
利尻島どころか礼文島も見える.

iPhone15 Pro
iPhone15 Pro
iPhone15 Pro
いただき画像

前回はぼっちだったが,今回は仲間がいるのでこういう写真も撮れる.

いただき画像

うれしはずかし青春ジャンプ.

ひとしきり大騒ぎした後,ウインドブレーカーを着たまま下山開始.
ここは極太タイヤの真骨頂! ヒャッハー! と行きたいところだが,やはりMTB勢に次々と抜かれる.
おかしい.
マシン差? 体重差? それとも腕の違いか.

iPhone15 Pro

まぁ,どちらにしてもここで落車するわけにはいかん.
ファットですら深ジャリ突入時には前輪がとられ,コントロールを失いかける場面があった.
慌てず急いで正確にな!

そんなダウンヒル中,登りで見かけたオートバイがまだいた.
相変わらず始動しないのか,他のライダーとともに点検中.

とあるモトブログで「落車したのでJAFを呼んだ」という記事を見たことがあるが,いずれにせよ電波が怪しい,かつレッカー車ってここまで登ってきてくれるのか?
Kazchariに特殊な修理スキルはないので,無事を祈ってスルー.

iPhone15 Pro

途中,先行していたKさんやらEさんやらによる写真撮影を経て分岐点へ.

先ほどのオートバイもどうやら動けるようになったようで,オフ車に先導されて走り去っていった.

時間があれば,これまた様相が異なる歌登側のダウンヒルを楽しみたいところだが,デポ地への帰還時間が遅くなるので,登って来た美深側に下りることにする.

iPhone15 Pro

下り基調とはいえ,多少のアップダウンあり.
さすがに疲れているなぁ...

途中,例の落車オートバイが再びストップしていた.
結局,同行していたオフ車のライダーが街に行って牽引ロープを購入することになったらしい.大丈夫なのか?

iPhone15 Pro

で,なんだかんだで出口(ゴール)へ.
先着者のみなさんがいたので,“ツールドフランスなヤツ”のハンドル投げ.

いただき画像

ファットはやはりデカいな(Kazchariが小さいだけでは).

で,後は来た道,つまり国道を逆戻り...と思いきや,Kさんの小技がきいて河川敷から戻る.
15時過ぎ.無事生還.

いただき画像
iPhone15 Pro

うむ.天気に恵まれたおかげか,前回より充実した「函岳アタック」だった.
年中行事にしたいくらい(そうか?).

ちなみに3年前の”ぼっち”アタックはこちら ⇒ おっさんの夏休み(2)~激闘!函岳登頂ライド

つーことで,HIGUMA CYCLEのみなさんに別れを告げ,帰りましょう.
本日も”サ活”したいところだが,昨日入った「びふか温泉」は外気浴ができないのでパス.
帰り道で未踏のサウナは...サウナイキタイ起動!

おお,この遊湯ぴっぷがよさそう.

で,着きました.

iPhone15 Pro

久々の評価表.

サウナ:☆★★★★ - 2段20人は座れそうで広い.ロウリュウなし,TVありが残念やけど,たまたま放送してた未来予測検証番組の「空飛ぶクルマ」編が面白かった.

水風呂:☆☆★★★ - サウナ室を出てすぐ.狭い.せいぜい2人か.ぬるめ

外気浴:☆☆★★★ - 中庭風.天井があるものの風が通る仕組み.露天風呂が気持ちよい.

3セット終えて,休憩室へ.
さすが祝日.
家族連れで大盛況.
食事処もあるが,ラーメンやうどんなどの軽食しかなかったため,旭川まで戻ることにした.ワシは肉が食いたいんじゃぁ!

iPhone15 Pro

もちろん行き先はみんな大好き「かつや」である.

帰宅時は既に真っ暗.
洗車はあきらめて,泥&埃まみれのファットはそのまま車庫へ.

そやけど,やはりグラベルではなくファットをチョイスして正解やったな.
こいつはまだまだ(冬以外でも)戦える.

これにて9月の連休第一遠征ライド終了.
いよいよ来週は1年ぶりのグラベル祭りだーッ!

ファットな仁宇布滝めぐり,HIGUMA CYCLE便乗ライド

2024/9/15 Sun

雨の森林浴

iPhone15 Pro

晴れ時々曇り.温度:14 ℃,湿度:89%,体感温度:14 ℃,風速:7.4 km/時,風向:NW

さて,いよいよ特別な週末がやってきた.
15~16日にかけての遠征ライドである.

これまで2回ほど「端っこライド」でお世話になったHIGUMA CYCLEさんのツアーに便乗,つまり現地集合での参加となる.

DOMANEなHIGUMA CYCLEで襟裳岬まで行ってみたライド

EMONDAなHIGUMA CYCLEで宗谷岬+稚内に行ってみたライド

今回の行き先は美深の函岳
30kmほど砂利道を駆け上がった先には360°の大パノラマが待っている.
日本海もオホーツクも,その両方が拝める.
ただし,天気が良ければ...の話.

ゆえに,15か16日のどちらか晴れの日を狙ってのアタックとなるのだが,15日の予報は「雨のち晴れ」なので,「晴れ」の16日に決定.
15日は廃線跡を使った「トロッコ王国」付近,つまり仁宇布周辺の滝めぐりツアーに参加することになった.

スタート地点は高広パーキング.
自宅からは約120km.2時間強の距離である.

9時集合に対し,朝食時間もろもろを考慮して5時半頃に家を出る.
出発時の天気は...やはり雨.
着く頃には止むでしょう.

さて,今回のチャリはファットバイク
3年前の函岳ライドの記憶をたどると,相当な深ジャリだったことが思い出される.
グラベルのタイヤだとダウンヒル時,少々キケン.

おっさんの夏休み(2)~激闘!函岳登頂ライド

それに,翌週には「NISEKO GRAVEL AUTUMN」が控えている.
落車して自身やチャリを壊したくないのだ.

TopstoneなNISEKO GRAVEL参戦記(その3)~PANARACER NISEKO GRAVEL AUTUMN RIDE 2023編

そして,今回は車中泊の可能性もあるため,コットやらエアマットを持参.
トランク,後部座席に余裕がないのでファットは前後輪を外して積む.
うむ.こちらの方が安定している.

iPhone15 Pro

国道40号を北上.
和寒のローソンにておにぎりとコーヒーの朝食.

小雨が降り続いている.
それに,寒い.
長袖インナーに半袖ジャージ,ビブにレッグカバーという装備だが,生地の厚い,起毛ジャージの方が良かったかも,と後悔.

士別,名寄を越えて美深のセイコマまで移動.
本日分の補給食を購入する.

のんびりしすぎ? 8時半頃に目的地の高広パーキング着.
ファットを降ろす.
先着1名.
「旭川-宗谷ライド」にてご一緒したAMさんだった.
AMさんはこだわりのクロモリMTBで参加.
なんと高校の頃に買ったものだそうな.なんという物持ちの良さ!

iPhone15 Pro

次にAZさん登場.
KONAのファットだ.
初対面だが初対面ではない.
STRAVAで相互フォローをはじめ,実は毎冬の「びえいスノーサイクルフェスティバル」でほぼ同順位を争っている仲なのである(勝手にライバル化).

第1回びえいビルケの森スノーサイクルフェスティバル~120分耐久レース

しばらくすると,HIGUMAバスおよびEさんのピックアップも到着.
これでメンバーが揃った.

いよいよ出発.

いただき画像

背景に既に滝が2本.
このパーキングは,トロッコの折り返し点の前にある.
そのすぐそばから最初の滝に行く予定が...いきなりの通行止め.
幸先いいのか悪いのか.

iPhone15 Pro

道道,つまり舗装路をしばらく移動.
さすがに今回はMTBとファット.
いつものアホみたいな巡航速度ではなく,極めて平和.
それでもファットタイヤの爆音ノイズが山間にこだまする.

グラベル入り口を発見.
進入する.

iPhone15 Pro

当然だが,路面は湿ってヌタヌタ.
実にファット向けの道.楽しい.
で,最初の「激流の滝」着.

iPhone15 Pro

見切れているが,どこが激流なのかわからん.

ちなみに雨のグラベル対策として,ファットにはロード用のASSセーバーを付けているが,正に気休め.小さすぎて全く役に立っていない ⇒ ケツが冷たい.

iPhone15 Pro

さて,道はまだまだ奥に続いている.
既に携帯の電波は飛んでいない.
GPSで進路を確認しつつ進むが,通行可能かどうかは未知数.
やはりグラベル散策はこうでなくては(ただついていくだけだが).

iPhone15 Pro

立派な橋がある.
排水溝の落ち葉や泥が片付けられていたので,人の通行は(たまに)あるのかもしれん.

iPhone15 Pro
iPhone15 Pro

気持ちの良い直線路に出る.

iPhone15 Pro
iPhone15 Pro

またしても橋.
プレートに「コタンバシ」とある.
コタンとは村のこと.
うむ.これはもしかして集落に抜ける橋なのか?

iPhone15 Pro

甘くはなかった.
道は消失.ただの空き地になった.
はるか昔は集落があったのかも.
これ,一人で来てたらホラー案件やな.

iPhone15 Pro

来た道を戻る.
よく見ればこの橋,人やクルマが通った形跡なし.

iPhone15 Pro

グラベル入り口からこの行き止まりまではずっと登り基調.
ということは...この帰り道は下りのハイスピード!
めちゃめちゃ楽しい!
だがしかし,容赦なく飛び散る泥!
顔や上半身が御覧の有様に.

iPhone15 Pro

舗装路に戻る.
リアフェンダーは極小,フロントフェンダーは昨年割れてから取り付けていない.

ゼファール(Zefal) フロントフェンダー DEFLECTOR LITE ブラック XLサイズ 2553

で,結果的にカラダの前後泥だらけ.もちろん顔も.
50代おっさん,はしゃぎ過ぎだ.

いただき画像

さて,一旦駐車場に戻り後半戦へ.
まずは旧仁宇布駅に寄る.
ここがトロッコの発着点.

トロッコ王国美深

iPhone15 Pro

懐かしい.
昔,家族と来て,しっかりトロッコに乗ったなぁ.
息子はもういたっけ?

で,ここで昼食タイム.
全員泥だらけゆえ,室内にて腰を落ち着けての飲食はあきらめた.
小屋の外で焼き鳥とたこ焼きの販売があったので「たこ焼き」(¥500)をチョイス.なぜか青のりがのってないが...まぁ良いでしょう(関西人はうるさい)

iPhone15 Pro

食べ終わったので散歩.
トロッコの塗装,派手だ.

iPhone15 Pro

「美幸線」の一駅として活用されていた頃の備品が並ぶ.

国鉄美幸線

iPhone15 Pro

次のグラベルを探して山の中へ.
分岐で右に行けばパラダイス(グラベル).

iPhone15 Pro

主催のKさん夫婦.
自由人かつタフだ.
この夏だけで道内何Km走るんやろ?

iPhone15 Pro

文字通りの「雨霧の滝」
謎の「女神の滝」
そしておなじみの自己責任表示

iPhone15 Pro

ミネラルウォーター汲み場.
写真ではわからんが,結構降って来た.
ここでメンバーで進むか戻るかの挙手(「どちらでもいい」が多くて草)
⇒ 進むことに決定.

まっ,あまり寒くないし,泥だらけのチャリがキレイになるかも...(なりません)

iPhone15 Pro

で,さらに1kmほど進むとあるのが「雨霧の滝」
これが実に見事な滝で,まさに今日のハイライト.
雨ニモマケズ走った甲斐がありました.

iPhone15 Pro
いただき画像

メインの滝の隣にももう1本流れていて,実に画になる.
ピーカンよりも,こうした小雨の方が雰囲気があって良い.

iPhone15 Pro

少し戻るとクルマ用の駐車スペース.
そこから小道を歩くと「女神の滝」があるそうな.

うーん,歩きか...という声もあったがせっかくなので行ってみる.
これがまた...長い.
そらそうだ.山道の300mである.
割と本格的な登山道.
SPDシューズも滑るぜ.

iPhone15 Pro

苦労した割には,小規模な滝.
今日はさっきの「雨霧」がベストやな.

で,例によって帰りのグラベルを快走ダウンヒル.
舗装路では,Eさんがウィリーに失敗して落車するというトラブルもあったが,無事にデポしたパーキングに戻る.

空はすっかり晴れ渡っている.
さきほどの滝めぐりが幻だったかの様.

iPhone15 Pro

このパーキングにはトイレがある.
そこの水を使ってさっと洗車.キレイになりました.
まぁ,明日もグラベル三昧なのですぐに汚れてしまうわけだが.
チェーンへの注油だけは念入りに.

ワコーズ CHL チェーンルブ 浸透性チェーン用防錆潤滑剤 A310 180ml A310

ふと,隣を見るとEさんがピックアップの荷台にMTBを直乗せ.
まだ数台乗せられそうなので,ファットの輸送を頼んでみる.
快く承諾していただけた(タイヤ外さずに済んだ)

iPhone15 Pro

今日は美深のコテージに宿泊して「ジンパ」の予定.
アルコールやら明日の朝食,補給食を購入するため,美深市内のスーパーに寄る.

ドアの「引く」「弓K」に見えて脳が混乱(疲れているのか?).

iPhone15 Pro

美深キャンプ場着.
車中泊ではなく,なんとかコテージにin.

夕食開始まで1時間半.
隣接する「びふか温泉」にてサウナを無事3セット.

びふか温泉

残念ながら外気浴スペースがないので,冷水浴後も汗がひかない.
これでは”ととのい”が来ない.惜しい.

6時ぴったりにコテージに戻る.
既に「ジンギスカン」が用意されていた.

まず話題にのぼったのが「どうしてジンギスカン鍋の形はこうなのか?」である.
確かどこかで「羊=モンゴル=チンギスハーン.ゆえに,そのモンゴル軍の兜の形状から」と聞いたことがあるのだが,他の道民メンバーは知らないと言う.
Kazchariもあやふやだったので改めて調べてみる.

知ってるようで知らないジンギスカン鍋♪そのひみつをご紹介します

違ってた.

iPhone15 Pro

もう一品.「煮込みジンギスカン」
ええ,肉が余っていたもので...美味し(っつーかジンギスカンはジンギスカンな味).

iPhone15 Pro

つーことで楽しい夜は更けていく.
ただし,この団体の平均年齢はかなり高い.
9時過ぎ,そうそうに宴は終了し,みな寝床につく.

そう,このツアーは明日が本番なのだ.
地獄を楽しみな.

いただき画像

EMONDAな倉沼ゲートからのチョボライド

2024/9/8 Sun

今日も大盛況

iPhone15 Pro

晴れ.温度:27 ℃,湿度:49%,体感温度:28 ℃,風速:14.8 km/時,風向:WSW

午前中は息子の習い事の付き添い.
その間,車内もしくは外にチェアを出して読書.
暑いけど.

謝るなら、いつでもおいで: 佐世保小六女児同級生殺害事件

「誰のセリフ?」かと思いきや...そういうことか.
あまりにも重くやりきれない事件内容と家族の崩壊.
もっとも恐ろしいのは「ネバダたん」がネットミーム化していること.
炎天下で読む本とちゃうな.のどが渇く.

さて,3時間弱で練習は終了.昼飯の時間である.

息子の要望で「山岡家」に行くも,さすがの日曜12時.
駐車場は既に満車で待ち行列.
旭川に越して以来,“待つ”という行為への耐性がすっかり低くなったKazchari.
昼食は昨夜の残りのハヤシライスを自宅で食べることにして,夕食を「山岡家」にする取引を息子に持ち掛け,無事,dealした.

で,帰宅⇒昼食終えてさぁライド.
EMONDAを出す.

行き先は“今だけ”な「チョボチナイ」こと道道1116号である.
とは言え,先日訪問したばかり.

Topstoneなチョボチナイはじめライド&アンテナの後日談

ゆえに今回は「裏チョボ」とも呼ばれる倉沼(もしくは瑞穂)ゲート側から向かうことにした.
このルート,表と何が違うのか?
風景.そして斜度が違う.こちらの方が緩やか.

いつもの忠別川サイクリングロードを通って東川町へ.
キトウシに向かう直線道路から,自販機+ゴミ箱設置の商店にて右折する.
徐々に山が深くなる.

iPhone15 Pro

ここも稲穂の波.
世間の米不足が嘘のよう.

そういや,そろそろ「ふるさと納税」の選定時期.
「冷凍ハンバーグ」「マンゴー」は鉄板として,3点目以降は...やはり「米」

そのまま直進すると「倉沼ゲート」が見えてきた.
緩斜面から始まって少しづつ斜度が上がっていき,途中で平坦があるなど,どこかに似ているなぁ...うん.HANAZONOのプロフィールっぽい(そうか?)

第13回ニセコHANAZONOヒルクライム(その3)

iPhone15 Pro

で,東川ゲート.
ここから1116号が始まる.

iPhone15 Pro

タイムアタックは狙ってないのでのんびりと.
対向車線からは何台もオートバイがやってくる.
さすがは大人気ロード.

iPhone15 Pro

途中にある旭岳の「ニセ金庫岩」のごとき「ニセ嶺雲橋」
初心者は間違うかも(間違えません).

iPhone15 Pro

ようやく嶺雲橋が見える.
天気も良くて絶景.

で,無事到着.
今日も大盛況.
あーなんか,違う季節の風景も観たいなぁ.
真冬に歩きで潜入している人もいるはず...(妄想)

iPhone15 Pro
iPhone15 Pro

写真を撮ったらそそくさと退散.

ダム側は急坂,急カーブの狭小路.
前を走る大型バイクに追いついてしまう.オラオラオラ(ダメです)

iPhone15 Pro

ゲート着.
このまま左折して帰るのはもったいないので,右折してダム湖をぐるっと回るルートを取る.

iPhone15 Pro

この写真も一眼っぽいなぁ.
ホンマ,iPhineはよく撮れる.こりゃコンデジは売れんわ.

iPhone15 Pro

ダムの上はトンボとバッタが大乱舞.意図せずにプチ虐殺.
秋だねぇ.

ダウンヒルしてサイクリングロードへ.
もう何十回と通った道だけど,やはり飽きない.
ホンマ,チャリはいいねぇ.
乗っているだけで喜びがこみあげて来る.

先日,自転車系YouTuberの「まさ」が面白い動画を上げていた.

既に初心者ではないKazchariだが,あらためて気づかされることあり.

特に「仲間いないからやめる? そんなヤツはなからやめとけ」はその通り.
ディープサウスこと岸和田人らしいダイレクトな言い回しだが,これは真実.

ぼっちライドができない,いやぼっち”も”楽しめないのは...もったいない(個人の感想です)

ソロライドは貴重なマインドフルネスの時間.
デジタルをデトックスし,己との対話を極めるのだぁ.

自転車がもたらす解放感の特徴は何か? マインドフルネスとの関連を考える

グループライドもそれはそれで楽しいけどな.

DOMANEなHIGUMA CYCLEで襟裳岬まで行ってみたライド

で,1日の〆は息子との契約通りに,♪ラ~メンの山岡家~

iPhone15 Pro

Topstoneなグラベルバイクはグラベル走ってナンボライド

2024/9/7 Sat

脚に刺激を.心に潤いを.

iPhone15 Pro

曇り.温度:19 ℃,湿度:70%,体感温度:19 ℃,風速:9.0 km/時,風向:SSW

朝はやや冷えるものの,今日も気温上昇の予感.
昼からは息子の送迎業務があるので,午前中のみのライド.

9月はグラベルイベントが多い.
まずは15日.久々に函岳アタック

おっさんの夏休み(2)~激闘!函岳登頂ライド

「HIGUMA CYCLE」のKさんプロデュースである.
ガチガチのグラベルライドなので,もちろんTopstoneかなぁ...と考えていたが,あらためて自分の書いた記事を読み直すと,ファットバイクの方が向いているような気がしてきた.

特に分岐から頂上への深ジャリエリア.
オートバイもコケまくっている.
確かにTopstone44Cタイヤでもキツイ印象.
特にご褒美ダウンヒル! これを満喫するためにはファットの極太タイヤの方が楽しめそう.
これまた予断を許さない状況である(意味不明)

そして,翌週22日には,待ってましたの「NISEKO GRAVEL AUTUMN」が控えている.

TopstoneなNISEKO GRAVEL参戦記(その3)~PANARACER NISEKO GRAVEL AUTUMN RIDE 2023編

こちらはグラベルロード一択.
Topstoneはこちらに備えて温存すべきか?(これまた意味不明)

まぁ,いずれにせよ,今日どうするかである.
脚に土の刺激を入れるため,がっつりグラベルに行きたい気分.
時間的に近場の「雨紛-共栄エリア」に出かけることにする.

このエリアは実に魅力的で,今日のような時間がない日のトレーニングにぴったり.
激坂あり,グラベルあり,平坦直線のTTセグメントまである.
ついでに入浴施設(高砂温泉)もある.

モンキー125,高砂温泉サウナレビュー

ちょっとした丘陵なのだが,その山中にも民家が点在しているので,冬場も”適度に”除雪が入る.
ようするに一年中遊べる,チャリダーにとってパラダイスなエリアなのだ.

てなわけで,Topstoneで出撃である.

iPhone15 Pro

まずは,以前からなんとなく気になっていた未知のグラベルに突入.

iPhone15 Pro
iPhone15 Pro

どこにつながるのか全く謎.
しばらく進むと道が消えて畑に変わった.

仕方がない.ここまでか.

基本的にグラベルも誰かの所有地.
あくまでご厚意で走らせていただいているのだ.
追い出されても文句は言えない.

電熱柵があったり,通行止め看板があるところは絶対に越えない.
そう,結果的に本日のライドでは行き止まりを引き返すパターンが多くなった.

坂を登って,頂上付近で脇道へ(説明が難しい).
ここは真冬でも除雪されているのでファットでもよく来る.
もしかしたら夏は初かも.

冬期通行止めのグラベルが先に延びている.
これは行かずにいられないッ!
電柱が立っているので,この先にも民家があるということだろう.

iPhone15 Pro

意外に眺望良し.

iPhone15 Pro

民家を一軒発見.
そこを過ぎると電柱が消えて深い森の中へ.

iPhone15 Pro

さすがに怖くなってきた.
そう,ヒグマの登場である.
ここんとこ,またしても衝撃映像が続いたし.

Topstoneには熊鈴を付けているものの,先日の講習会にて「連続して鳴る音は警告音と認識されにくい」という話を聞いたので,時々「ホォ!ホォ!」と声を出すことにした.

ファットな占冠村ヒグマライド2024

うむ.結構恥ずかしいぞ.
やっぱ,電子ホイッスル買うか.

RICHJOLY 電子ホイッスル

「いや,スプレー一択っしょ!(高いけど)」とかなんとか自問しているうちに,頂上らしい地点に到着.
ダウンヒルが始まり,やがてサイドに電気柵が現れた.
これは「集落が近い,もしくは作業している人がいる」そして「たまにヒグマが現れる」ことを意味しているのでは? 要は安全圏ではない.

ヒャッハーとダウンヒルしていると,ちゃんとした道に出た.
ここはどこだ?

まぁ,いずれにせよ面白い道だったのでUターンして今度は登ってみることにした.とりあえずヒグマもいなかったしな(懲りてない)

iPhone15 Pro

途中,先ほど下っている時に気になった喫茶店(?)のような建物の前で停車.
営業しているのか廃墟なのか...
後でネットを確認すると,何やらとんでもない店だったようで...

斉藤牧場内「茶房 空空(からから)」

できるだけ最新の記事を探したが,上記で2011年.
もしまだ続いているようなら一度“体験”してみたい.

一度通った道なので景色を眺める余裕あり.
雰囲気の良い場所だ.

iPhone15 Pro
iPhone15 Pro
iPhone15 Pro

で,本線に戻る.
本線とは言え,ところどころ舗装が剥がれていて,決してキレイな道ではない.脇にグラベルを見つけたら進入してみる.
すると...

iPhone15 Pro

思いもよらない絶景が現れる.
こんな経験をさせてくれるグラベルロードはやっぱり楽しい.

iPhone15 Pro

なぜか日本では,グラベルロードで走るところがない(のでつまらん)とかなんとか言われがちやけど,一杯あるやん(←北海道だからです)
むしろMTBの方がクローズドなコースに行かないと楽しめないんとちゃう?(偏見)

iPhone15 Pro

山中なので水たまりもある.
帰宅後の洗車必須.

結局,ここも行き止まりだったので本線に戻る.
やがて未舗装になるが,交通量があるせいか,引き締まっている.

iPhone15 Pro なぜか一眼っぽい
iPhone15 Pro

これまた冬場は積雪で通れない道に進入するも...ゲートで行き止まり.

iPhone15 Pro

こういう道も期間限定でええから,開放してほしいなぁ.
ヒグマに遭ったらサヨナラやけど.
「NISEKO GRAVEL」みたいにイベント化したら面白そう.

さらに進んで,別の分岐を進む.
ここも...

iPhone15 Pro

行き止まりだった.ちっ.

iPhone15 Pro

ところどころ橋がかかる.
その下を流れる川の水のきれいなこと.

癒されたい人に!「森林浴」がストレス解消にいい理由って

ホンマ,心が潤いますなぁ.
ここんとこ,ロードでもグラベルでもやや飛ばし過ぎてた感もあったが,今日ぐらいはのんびりと.
いや,今日だけじゃなく,次の「函岳」「NISEKO GRAVEL」もゆっくり楽しく走りませう(ホンマ?)

iPhone15 Pro

お次は造成したての田んぼ脇グラベル.
ここも見事に行き止まりでした.

で,交通量の多い道道にようやく合流.
子供用遊具施設である「わくわくエッグ」方面へ.

そして富沢地区着.
冬はクロカンコースの入口がある.
数年前まで,シーズンの終わりかけにファットバイクやMTB向けにコースを開放してくれていたのだが,いつの間にかなくなってしまった.残念.

富沢クロカンコースふたたびライド

実に楽しいライドだったので,是非とも再開キボンヌ(死語)

さて,そんなコースだが今は当然のごとく雪がない.
砂利のグラベルを登っていく.
積雪期とは風景がまるで異なるが,見覚えのある建物がチラホラ.
もしかして,このまま冬と同じ絶景コースが走れるかも...

iPhone15 Pro

そう都合良くはいかず,残念ながら通行止めだった.
で,引き返す.

道道と並行する川の河川敷グラベルへ.

iPhone15 Pro
iPhone15 Pro

見事な稲穂が続く.
旭川もご多分に漏れず,スーパーでは米不足なのだが,こういう風景を見るとすぐに解消されそう.

iPhone15 Pro

そのまま帰るのももったいないので,再び山を登る.
長々と続くヒルクライム.
我慢の後には楽しいダウンヒル.
しかもグラベル!

iPhone15 Pro

ストロークは短いものの,一応前後サス付きのTopstone
こうした砂利のダウンヒルでも安定.
うーん,函岳もこいつで行けそうかなぁ...

最後に丘の上の教会に立ち寄る.

iPhone15 Pro
iPhone15 Pro

別にクリスチャンでも何でもないのだが,以前からチャペルまでの激坂が気になってたもんで登ってみた(最大14%でした).

環状線経由で家まで戻るつもり.
途中で河川敷に下りるが,ついこないだまで通れていた道が...

iPhone15 Pro

なぜかゲート封鎖
おいおい,ここ通られへんかったら,むっちゃ遠回りやねんけど.
この先,ほんの数10mで通常の道路に出る.何の嫌がらせだ!?
だから旭川はヘル...(以下自粛)

てな感じで帰宅.
泥だらけになったTopstoneを洗車.
昼食・洗濯を済ませた後,息子を習い事まで連れていく.
いやぁ,今日も楽しかった.

やはり用途の異なるタイプのチャリを数台保持するのがええね.楽しみが軽く3倍増.
思えば,昔はオートバイもオン(VFR400Z~V45MAGNA)とオフ(NX125~XR250)の両方持ってたな.
舗装路もダートも全てが遊びのフィールドだった.

オートバイは排気量の違いだけでなく,エンジン形式(V型4気筒と単気筒)で乗り味も全然違う.
チャリのエンジンは自分の心臓と脚.
ロードとグラベルではペダリングが微妙に異なるのだが,スピードを楽しむ前者,テクニックを駆使する後者.ともに爽快.

ともに極上の快楽を与えてくれる存在.
そら,やめられまへんわ.

息子の怒り

2024/9/6 Fri

窮屈じゃあないか?

今朝の出来事.

先日書いた通り,スーパー戦隊にドはまりしている我がJK3娘.
常にiPhoneを持ち歩き,サブスクで「スーパー戦隊主題歌全曲集」を聴いている.

スーパー戦隊シリーズ45作品記念主題歌BOX LEGENDARY SONGS

小音もしくはイヤフォンからもれ聴こえる音楽に,ついついつられて歌うKazchari.今朝は『マスクマン』だ.

♪きィー! きィー! おーらぱ~わぁ~!(猿叫)

それを聴いた娘やヨメさんから「歌詞は同じだけど別の音楽が聞こえる」「いつも聴いてるくせに,どうしてそこまで音程はずれるかなぁ~」といじられるのが,Kazchari家のルーティン.

そう,このKazchariはとんでもなく音痴なのだ.
いやご時世的に「歌唱に不自由な人」と言うべきか.知らんけど.

いずれにせよ完璧に自覚はしている.
なのでカラオケなんぞ行かん!(バイクやチャリの時はよく歌ってます)

音痴を治す方法!音痴になる原因はこの3つだった・・・。

いつものことなので別に気にしてはいないのだが,このやり取りを聞いていた息子がなぜか大激怒.

「そんな風に人をバカにしたらダメ!」

これは別に「かわいそうなとーちゃんをかばおう」とか,そんな殊勝な心掛けではなくて,単純に昨今の「人を馬鹿にするのはダメです.いじめにつながります.ダメゼッタイ」的な教育のたまものだろう.

家族だろうが,目上だろうが,教師だろうが他者をけなす行動は許さないッ.
特に一生懸命な人を批判するのはダメ.互いにリスペクト.それが正義.

うーん.どうなんやろ...
そらその方が互いに気持ちの良い世界かもしれんが,親しい間柄でのいじりいじられ関係で育ってきた関西人のKazchariには...無理やな.

北海道に越してきて以来「吉本新喜劇」を見ることはほとんどなくなったが,「ぶさいく」「ちび」「鼻が長い」などの言葉飛び交う,昔のノリは許されなくなってんのかな?

それに誹謗中傷っつーか,一方的な批判や非難はともかく,「良い所は良いけど,ここは改善した方が...」と言った批評までもが封じ込められそうな雰囲気.
それではヒトも創作物も発展しない,伸びない,成長しない.

教育とは恐ろしい.
ましてや信念として固定化されていまうと,世の中を渡るのに不利になるような気がする.

人の本能を無視した代表例として,昨今猛威を振るうポリコレ問題がある.

ポリコレの正体 「多様性尊重」「言葉狩り」の先にあるものは

Kazchariにゲーム趣味はないが,現在『CONCORD』というFPSが大炎上中.

開発8年の期待作『CONCORD』がサービス中止

莫大な予算と年月をかけて開発したゲームが,わずか2週間でサービス停止とのこと.
その原因は上記の記事や,多くの時事系YouTuberも取り上げているが,まず指摘される「キャラデザインがひどすぎる」に完全に同意.
よくもまぁ,ここまで非魅力的なデザインにできるものだ.
そしてそれが採用されてしまう.

(一般的な)美人,美男の”白人”はまず排除.
一方,不思議なことにポリコレを意識しているくせに,なぜかアジア人もいない(この辺りは本音駄々洩れ).

で,そのデザインのひどさを指摘されたデザイナー(白人男性)は「俺たち白人はこれまで特権階級ゆえの利益を享受してきた.存在しているだけで罪がある.これからはマイノリティーが輝く時代だ」(意訳)とかなんとか言っているそうな.
いわゆる批判的人種理論っつーやつやな.

経済的に成功した欧米のセレブは,次に社会的名声を求めるらしい.
結果的に極端なリベラル的思考(ようするにポリコレ)に陥りがちという考察がある.
「ワタシは非差別主義者.弱者の味方よ.素晴らしい人間でしょ」と思いたいそうな.

もちろん,差別やいじり(≒いじめ)が良いとは言わないけど,互いに了承している仲のやり取りであっても,第三者が「自分が不快だから」と全否定するのはいかがなものか,と思う.

まぁ,息子には「様々な考え方があるということを否定しない」という思考の大切さ,および「全員が(お前に)やさしいわけではないし,フラット過ぎる世界は面白くない」と,オヤジの考えを話していこう.

その上で,どういう生き方を選ぶのかは息子次第だ.

奇跡の名作『海賊戦隊ゴーカイジャー』

2024/9/5 Thu

2011年.

スーパー戦隊シリーズをYouTubeにて無料配信中の東映公式チャンネル

複数の作品を同時配信しているが,Kazchari家でレギュラーなのは『電磁戦隊メガレンジャー』『海賊戦隊ゴーカイジャー』である.

『メガ』『カーレン』の後番組で,毎週木曜日の夜に2話ずつ更新.

毎回,JK3の娘と視聴後の感想で盛り上がっている.
ますますうちの娘の『トクサツガガガ』化が進んでいるようないないような...

トクサツガガガ(1)

特に屈指の感動回と名高い第10話「さよなら! 哀しみのアンドロイド」には号泣したらしく,同級生にも布教しだすハメに...大丈夫か? 下手すると友達なくすぞ.

まぁ,Kazchari的にはアンドロイド爆死後の問答無用のゼロ距離射撃,怒りのメガブルーがむちゃくそかっこよかった.その後のロボ戦も一撃必殺で心スッキリだ.

実は本放送時(1997年)は,とばしとばしでしか観ていなくて,噂にきく終盤のうつ展開の詳細は知らない.何やらザンボット風味とか.今から楽しみだ.

で,毎月曜日に更新されるのが『海賊戦隊ゴーカイジャー』
ちなみにKazchari的戦隊ベスト3は『タイム』『トッキュウ』そして『ゴーカイ』だ.これらは全話視聴.

『ゴーカイ』は世間の『ワンピース』ブームにあやかった企画であると同時に,『ゴレンジャー』から35番目にあたるいわゆるお祭り戦隊.

最大の売りはレンジャーキーというアイテムを使って,過去の戦隊メンバーに変身できること.

ネーミングセンスが抜群で,「ゴーカイ」は「Go!海!」「豪快」,そして戦隊名は偽物による変身ゆえ「海賊版」の意味も含んでいる.
ザンギャック,ワルズギル,インサーン,ダマラスと敵の名前も最高.
考えた人は天才か.

それに主役5人のキャラも立ちまくり.
赤の人はちょっとやらかしたんで,その後の人気はイマイチだが,青の人は今を時めく山田裕貴である.

えっ?シルバー? その件は後で.

第1話のアバンから34戦隊全員集合! かつ,短いカットながらそれぞれの特徴をとらえた演出.素晴らしすぎる.戦隊愛が炸裂.スーツも作り直した?

本編では劇中でゴレンジャーに変身した際,戦隊ガチ勢の保育士さんがいきなり解説しだすのが面白かった.
このノリで行くのかと思いきや,この回限りの演出.
以降の回で他の戦隊に変身した際も,たまたまそこに居合わせた一般市民による解説を期待したのだが...そこは残念.

ゴーカイジャーの当初の目的は地球を守るのではなく,(海賊だけに)あくまで宇宙最高のお宝を探すことが目的.
各スーパー戦隊の持つ“大いなる力”が関係しているらしく,その収集で物語が進んでいく.

で,おおよそ2話ごとに過去戦隊およびオリジナルキャストをからめていくわけだが,元々の構成ではせいぜい過去10年の作品に出演したゲストを呼ぶ予定だったらしい.
まぁ古い作品だと俳優業を引退されていたり,当時のイメージと違いすぎることなどを考慮したのだろう.

それは商品展開にも現れている.
玩具の「DXゴーカイオー」と合体する追加アイテムも,最近の戦隊からピックアップされている.

だがしかし.
放送年の2011年.あの東日本大震災が起きた.

で,有名な話であるが,ライダーや戦隊などの特撮出演経験のある俳優さんたちが,被災した子供たちへの語り掛けをSNSで行って話題となった.
その勢いのまま,全34戦隊のメンバーのうち最低1名は,本編や映画内でゲスト出演することになったという.ええ話や.

そして,本編も一週だけの順延で,すぐに再開された記憶がある.

おそらく震災直後の大混乱時に撮影したと思われるのが,第8話「スパイ小作戦」.
ほぼゴーカイガレオン船内と波止場の一部だけで物語が完結する.
ロケどころではなかったのだろう.
兄弟怪人役声優の檜山さんと千葉さんのやり取りが面白すぎる.

まぁ,ここまででも感動的な経緯なのだが,「ゴーカイ」は主題歌も素晴らしすぎる.

「この未曾有の国家的危機を全員で乗り越えて行こう」という状況にあまりにもピッタリ.
特に「傷だらけで前進するんだ」のところで(今でも)300%泣ける.
マイベスト特撮ソングの第1位やな.

そしてテーマである.
「特撮番組は教育番組」とよく言われる.
大人向けのドラマと異なり,役者人気頼みや事務所への忖度なしに,普遍的なテーマをさりげなくストーリーに落とし込むこんでいる.
おもちゃが売れていれば財団Bも文句を言わない(偏見).

「ゴーカイ」の場合,特に第2話が象徴的.

とある少年が,地球を守る気のないマーベラスからシンケンレッドのレンジャーキーを奪い,変身してザンギャックと戦おうとする.
「危険すぎる」と,他のメンバーはその少年を止めようとする.
だが,マーベラスは放置.まず一人で戦わせる.
もちろん,殺されるギリギリの段階で助けるのだが,特に心配するそぶりも見せず「戦いたいなら自分にできることをしろ」と少年を諭す.

そうそう,子供が挑戦する前に諦めさせようとする,もしくは先に手助けしてしまう大人のなんと多いことか.その子は永遠に成長しない.

ルソーも言っている.

子供を不幸にするいちばん確実な方法は、いつでも、なんでも手に入れられるようにしてやることである。

同意.
さらに「この星に守る価値はあるのか? どこにある?」と尋ねるマーベラスに対し,少年の「海賊なら自分で探せ」という返しも最高である.

とまぁ,細かい点を挙げるとキリがないのだが,「ゴーカイ」は良いエピソードの宝庫である.
ホンマ,あの年はマジで日本なくなると思ったもんな.
遠く離れた北海道ですらこれやから,現地の子供らの不安たるや...

こうして「ゴーカイ」はKazchariの中で奇跡の名作となっている.

引き続き配信が楽しみだが,懸念事項が1点.
言うまでもなく,ゴーカイシルバーの中の人の刑事事件である.
まさかと思うが,初登場シーンの前で配信停止とかないやろな.

まあ始まった以上,最後までするとは思うが...となるとサリーの回で,うちのヨメはん号泣待ったなし.

役者の不祥事と作品は別.
少なくともネット配信に関しては,そういう考えが強いと思われる.
視聴者が自ら選んで視聴するわけやし,至極当然の判断.

それにしても,やっぱり特撮は面白いな.
まぁ,中にはアレなのもあるので,手放しで礼賛するわけではありません.

『仮面ライダーBLACK SUN』,最終回まで観た~生きることが好きさ(えっ?)

ちなみに現放送中の『ブンブン』は未視聴.
最初の数話は視聴したけど,中身があまりにも普通過ぎて...すいません.その前の3作があまりにインパクト強すぎ.

「大きいお友達だから」というわけではなく,うちの息子にも不評.
そろそろ“一旦”卒業する頃かも.

ケラを見た

2024/8/30 Fri

スーパーなヤツ

先日のこと.
チャリで信号待ちをしていると道路上に動く物体を発見.

茶色で小型の昆虫だった.
Gではない.そもそも旭川にGはいない(たぶん).
コオロギにしては細長い.

「まっ,まさか,あいつは!」

そう,「ケラ」だった.

ケラ,もしくはオケラと言えばとんでもない能力の持ち主として有名.

歩く,飛ぶ,泳ぐ.

そしてこれが真骨頂.
土に潜る.

英名で「Mole cricket」,つまり「もぐらコオロギ」とはナイス・ネーミングである.
機能美の塊のようなデザイン.

ただし益虫とも害虫とも言い切れない存在らしく,「虫けら」の語源になったとか.
ようするにどうでもいい存在?(諸説あります)

そんなケラが炎天下の交差点をこっそりと渡っていた.
こいつにとって最もふさわしくない場所だ.
クルマに轢かれるなよー.虫取り子供に見つかるなよー.

Kazchariの幼少期,田んぼは最高の遊び場だった.

水をはっている時期にはカブトエビを捕まえた.
こいつは雑草を食べたり,泳ぎまわることで稲に空気を送るという益しかない生き物.
農家の方があえて放流することもある.
卵の状態で越冬するので翌年も現れる.

秋から冬の稲がない時期には,雑草を土塊ごと引っこ抜いて様々な生物を見つけた.
その中でもケラがお気に入りだった.

軽く握ると,前肢をつかって指の間をこじあけようとする.
その時のくすぐったい感覚は今でも覚えている.
さすがに飼うことはなかったけど.

で,その大好きなケラに久々に出会えたことを興奮気味に若者(20歳)に話すと,「知ってはいますが,見たことはありません.それに虫は苦手で...」との冷めた反応.
つまんねーヤツだな(この考えが老害)

さらには,うちの息子(11歳)に「ケラって知ってるか?」と聞くと一言「知らん」
「このままじゃいかん」と,そのスーパーな性質を必死に説明するも「ふーん」と冷めた表情.

つーことは,最近の子供にとって『手のひらを太陽に』の歌詞は一部意味不明なのか?

新コロ禍を境に清潔志向・安全志向がますます加速.
子供らに与えた影響は小さくない.
手洗い,うがい必須程度ならまだしも,土遊び,泥遊び,水遊びあげくには遊具を使った遊びも禁止.
あげく他人との接触,会話も制限.

結果的に,自分以外の物的・人的環境への興味を失ってしまっているのでは?

最近,「子供の体験格差が問題」という記事をよく見かける.
金銭的事情によってアミューズメントパークに行ったり,習い事ができないみたいな話はさておき,何より回りの自然環境に目を向けよ.

暑い,寒い,痛い,かゆい,辛い,怖い,危ない...でもそれを乗り越えたら快感.
不愉快な自然との身体的・精神的闘い.これこそがシンの体験.
まぁ,ようするに「チャリに乗れ」といういつものオチなわけだ.

とにかく自転車に乗れ!

来年は中学生になる息子.
先日「入学祝いにチャリとノートパソコン,どっちが欲しい」と聞いたところ,即答で「パソコン」とのこと.

あー,聞かなかったことにしよう.

EMONDAなユイのキツい方からの旭岳ライド

2024/9/1 Sun

そこはかとなく秋の気配

iPhone15 Pro

晴れ.温度:20 ℃,湿度:76%,体感温度:21 ℃,風速:11.9 km/時,風向:SSW

9月に入ったから,というわけではないが,だいぶ涼しくなった.
特に夕方からは風がヒヤっとする.

昨日は朝から予報通りの大雨.
「地球岬400」のキャンセルは正しい判断だった...と思いたいが,その前の「当丸300」のDNSといい,あちら方面のブルベには縁がない.

そして,参加可能なブルベはもうない.
結局今シーズンは「日高門別200」「あまちゃん200」「Flèche」の3本しか走らなかった.

2024BRM429日高門別200

オトナの修学旅行~BRM518あまちゃん200km!(その1)

Flèche Hokkaido~おだってるJAPAN,かく戦えり(その1)

もはやランドヌール失格かも(大げさ)
まぁ,このあたりの反省(?)は年末に総括するとして,明けて日曜日は快晴である.
気を取り直して出かけましょう.

色々と行き先を考えるが,まずは外せない.
そこで,下ったことしかない“あの坂”に行ってみることにした.

それは「ユイの壁」

忠別湖のおかげで遠回りを余儀なくされる「上川富良野線」こと「道道1116号」の一部である.
「ユイの壁」は元々ベルギーの町中にある激坂(Mur de Huy)のことで,「フレッシュ・ワロンヌ」などのワンデーレースや,ツールでも度々登場する勝負所.距離1.3km,平均勾配9.6%,最大勾配26%だそうな.

まぁ,本物に比べるとこちらの「ユイ」はかなり緩い.

ダム側からの登攀は旭岳や天人峡の帰りに登ることは度々あったが,俵真布側からは今日が初挑戦.

理由?

自宅から上り口にたどり着くまでのアクセスがなかなかに大変なのだ.
ちなみにこの俵真布からの登り,かなり前にNHKの『チャリダー』で取り上げられたこともある.
確かに壁のようなヴィジュアルはエグイが,実際には最大12%程度だろう(たぶん).

つーことで,もちろんEMONDAで出撃.
いつもの忠別川サイクリングロードを使って,俵真布入口を目指す.

iPhone15 Pro
iPhone15 Pro

ようやく左折の青看板に到達.行先も何も書かれていない.

iPhone15 Pro
iPhone15 Pro

セグメントのスタートがわからん.
いずれにせよ”登る”のは初めてなので,のんびりと...

iPhone15 Pro

速さはともかく,個人的ヒルクラ3つの誓い,「呼気2回」「前方荷重」「引き足意識」を気にかけつつ登る.想像よりも頂上が近かった.

後でSTRAVAを確認するとタイムは...次は本気出す(ザコ?)
もちろんトップランカーには旭川のガチチャリ勢が並んでいる.
ここも比布同様(いつか)リベンジやな.

Topstoneなはじめての比布いいながめ台ライド

iPhone15 Pro

爽快にダウンヒル.ダム湖側に下りる.

iPhone15 Pro

湧水公園まで移動して水の補給.
「これから登る知り合いいるかな」と期待したが誰もいない.

iPhone15 Pro

さて,では旭岳行きますか.
先ほどの3点を気にかけつつ回す.
が,思ったほど脚が回らない.なんか疲れてるなぁ...

しかも,ロープウェイ乗り場までの最後の登りでまさかの料金所渋滞.
路肩が開いているので飛び込んだら,まさかのUターン車両のケツがはみ出していた.何のいやがらせだ!

...と言っても,せいぜい3秒程度の遅れ.
後でSTRAVAを確認したところ,ベストタイムにははるかに及ばず.うーむ.

iPhone15 Pro

いつもの場所で写真撮影後,そそくさとインフォメーションセンターへ移動.
夏場はこちらの駐車場も有料(チャリを除く).なんか世知辛いな.

汗だくなので洗面所にて手持ちのバンダナでカラダを拭く.
冬場はこの作業に加えてインナーも着替えるが,この時期だとまだジレ一枚はおればダウンヒル可.

iPhone15 Pro

赤コーラでカロリー補給.
ひっきりなしに外国人のお客さんが入ってくる.

iPhone15 Pro

さて,次の登りは順当に”みんな大好きチョボチナイ”に行くつもりだったのだが,昨日の大雨で通行止めという衝撃の情報が.
まさか,このまま今年の通行可能期間が終了したりして...(※9/3に通行止め解除)

水浸しであろうトンネルを避けて,ダム経由で志比内に戻る.
このまま帰ってしまうのはもったいない.
腹も減ったし美瑛まで行ってメシ.そして,もう少し走るか.

iPhone15 Pro

それにしても,EMONDAに乗るようになってから,向かい風が楽になった(気がする).エアロなフレームとハンドルのせいなのか割と巡航速度が出てしまうのだ.
最近お気に入りの裏道(聖台公園経由)で美瑛の町中へ.

iPhone15 Pro

雲の形が面白い.台風のせい?

iPhone15 Pro

いつものセイコマにピットイン.

iPhone15 Pro

ホットシェフの「親子丼」「野菜生活スムージー」
それにしても,飲食店はいうに及ばずコンビニ飯も高くなったなぁ.

原材料の高騰は元より,調理代,人件費,パッケージ代などを考えると,そのうち「カプセル一個で完全栄養食」なんてのが普通に売られるようになったりして.

食事という活動には,食べる前に目や匂いで楽しむ,いわゆる「脳相」が存在するが,コスパ重視が行きつくところに行くなら,総カプセル食もあり得ない話ではない.
今でも,片手にスマホ持ちながら,味わいもせず単なる栄養摂取にしている連中も多いしな.

まっ,そんなたわ言はともかく,エネルギーチャージ完了.
近くの公園でボトルに水を汲み,お気に入りの美瑛白金自転車道へ向かう.
しっかりクマ注意看板あり.

iPhone15 Pro

で,日の出橋.

iPhone15 Pro

これまた”みんな大好き”秘密の絶景道...と言っても,最近かなりメジャーになってきたのかレンタカーやオートバイと結構すれ違った.

iPhone15 Pro

それにしてもこの道は登りより下りやな.
ホンマ,爽快ダウンヒルとは正にこのこと.

iPhone15 Pro

千代ヶ岡のセイコマで小休憩.
気が付いたらめっちゃ気温が上がってた.
暑い.久々にアイス購入.

iPhone15 Pro

自宅への帰り道.
いつもの倉庫にて停車.

来週は「第15回美瑛センチュリーライド」が開催される.
ここに限らずコース案内看板をあちこちで見かけた.

思えば,Kazchariが最初に参加したサイクルイベントが,これの第1回大会だった.
あれから14年か.
当時の開催は10月でむっちゃ寒かった記憶がある.
ロクな装備持ってなかったしな.

何より60km,100kmの2日連続大会.
初心者には地獄だった...(遠い目)
それが今や普段から走り回っている通常の練習コース.

iPhone15 Pro

つーことで,400ブルベDNSの代わりライド終了.
少々物足りないが,これで週のノルマ(250km)はクリア.

さぁ,今日もサ活
ととのえますか.ととのいますか?