秋の望岳台からのグループライド

2022/10/16 Sun

思いがけず.

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北海道の秋は短い.
油断しているとあっという間に落葉,そして雪がやってくる.

ゆえに今日のような休日晴天は貴重.
気温も高い.

Domaneで山ですな.

とは言え,半袖半パンはさすがに寒い.
レッグウォーマーとアームウォーマーを装着.
グローブは指出しでいいか.

INTRO(イントロ) Stinger4 Half finger グローブ black S

シートポストに取り付けた「オルトリープ」にウインドブレーカー,ロングフィンガーグローブ,自撮り棒を入れておく.

オルトリーブ サドルバッグ2 ブラックマット

[パールイズミ] ウィンドブレーカー 2386

9時過ぎに家を出る.
上記装備で暑くもなし寒くもなし.
快適にとばす.

ホームコースたる美瑛の丘へ.
観光客が多い.
戻ってきたなぁ...

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美瑛到着.
水・食料とも補給不要.どこへも寄らず川沿いのサイクリングロードへ.
いい感じの紅葉ロードを堪能.

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植生のせいか,北海道の紅葉はモミジなどの赤色が足りない.
その分,たまに見つけると映える(気がする).

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通行量も少ないのでバッグから自撮り棒を取り出して自撮りタイム.

自撮り棒 iphone Android 対応 bluetooth 無線 シャッターボタン付き

安いけど,この手のガジェットは実に便利だ.

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以下の写真の場所で新たな自撮り構図を模索していると,美瑛方面からローディ登場.
LOOKに乗ったNさんだった(※この時はてっきり初見と思っていた)

深川からクルマで美瑛に来たそうで,そこからスタートしたとのこと.
しばしの自転車談義後,目的地が同じ望岳台ということもあり,一緒に走ることになった.

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それにしても,狭い狭いチャリネットワーク.
話していると共通の知人だらけ.
それに,どうやら以前,直に会話していたことが判明.
はいはい.2019年の『第一回旭ヶ丘ヒルクライム』ですな.あー思い出した.

と,色々話していると,あっという間にサイクリングロードの終点『青い池』に着いた.

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ここもやはりスゴイ人である.
仕方がない.
この天気の良さ.
いつも以上に青く,光を受けて水面もキラキラ輝いている.

さて,一大観光地を後にして,いよいよヒルクライム開始...おっと,白金看板の前で休憩だ.

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ここからはKazchari先行でヒルクラ開始.

いただき画像

Nさん事前に「いやぁ,ペースが合わなかったらちぎっていいですよ~」と言っていたが,これは完全に大嘘.

Look乗りが,坂で遅いわけがない.

案の定,本線を外れ望岳台に向かう激坂であっさりとちぎられる.トホホ...

ただし,後でSTRAVAを確認すると,セグメントのベストタイムが更新していた.
やっぱり,ソロより誰かと走る方がタイム伸びるねんなぁ.
Nさんに感謝.

で,望岳台に着くとなんと,IさんともうひとりのN(=N2)さんがいた.
別に約束していたわけではなく本当に偶然.
まぁ言い換えれば,旭川周辺のサイクリストの走るコースがかぶりがち...ということかもしれん.

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お二人ともこれから下山し,美瑛で昼食とのこと.
便乗させてもらうことにする.

汗冷え対策のウインドブレーカーを着用し,一気にダウンヒル...と言いたいところだが,この絶景を逃すわけにはいかない.
御三人には先行してもらい,あちこちで撮影タイム.

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望岳台にて『木のいいなかま』という名の有名食堂に向かうと決めていたので,少々遅れてもいいや...という気分で途中停車していたのだが,どうやら直接向かうわけではないことが判明.

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この道の先でサイクリングロードを下りて,山方面に向う.
どうやら目標獲得標高があるそうで,それを稼ぐに行くとのこと.
ほぉ,そういうことでしたか.

で,当然ついていく.

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このKazchari,先程「美瑛がホームコース」とかほざいていたが,恥ずかしながらこの道の存在を知らなかった.

初めて走る絶景ロード.

「センチュリーライド」のコースにも選定されていない,知る人ぞ知る道だった.
「地権者の方々が交通量が増えることを良しとしなかったため選ばれなかった」という話もあるそうな(噂).

ただし,最近ガイドブックで紹介されてしまったらしく,徐々に観光客も増えてきたとのこと.

うん? Kazchariもその一人か? 行き方は覚えた.また後日来てみよう.

で,目的の『木のいいなかま』着.

https://www.biei-hokkaido.jp/ja/meal/caferest-kinoiinakama/

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日曜日の昼ということで,満席覚悟だったが,幸い20分ほどの待ち時間で座れた.
店の外も中もカボチャだらけ.シーズンですね.

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Kazchariは「3種のコロッケセット」を注文.
確か「カボチャ」と「インカの目覚め」と「男爵」だったような...美味しゅうございました.
あるあるだが,チャリダーさんとの話が面白くて料理の味の方は忘れているという...

カメラの話が一番盛り上がったのだが,言われてみて改めて自覚.
Kazchariってやはり趣味の「沼」にはまっているよなぁ.
しかも,ただの写真趣味でなはなく,まともな金銭感覚だと手を出してはいけない”水中写真”やしな.ダメ,絶対!

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はい.偶然かつ,つかの間のグループライドはここで解散.
楽しゅうございました.

Kazchariはここから1時間ほどかけて帰宅します.
おっと,また映え映えなスポットを見つけてしまった.

うわっ,草地に突入して,シューズびしゃびしゃやん!

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息子と秋のキャンプ旅~カヌー体験(その3)

2022/10/10 Mon

撤収.

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災害レベルの暴風雨だぁ!?
どうするKazchari?

つーことで,スマホの天気予報(tenki.jp)を息子に見せて,3泊の予定を2泊に切り上げる,つまり明日中に帰宅する計画を提案.
いのちだいじに.

渋る息子.
仕方がない.
「帰りに必ず『山岡家』に寄る」と約束すると,渋々承諾.

「ついでに新しいガンプラ(エアリアル)買ってぇ~」と言ってきたが,ここは一喝.調子に乗んな.

さて,昨夜は9時に就寝.
キャンプ好きにもかかわらず,自然音や自然光を含め,就寝時は刺激を排除したいKazchariは耳栓とアイマスクを愛用している.

MOLDEX 使い捨て耳栓

アイマスク 遮光 立体型

12時頃,尿意を覚えて一旦起きてしまう.
まだ雨は降っていない.ラッキー.
朝のテント撤収時まで保たないかなぁ...とかすかな希望.

朝の5時.
テントを叩く雨音で目覚める.チッ.

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昨夜のうちに強風を警戒してタープは畳んでおいた.
コンロや食器などの調理器具を屋根付きの炊事場に運ぶ.
もう少しスペースがあれば,炊事場にテントが張れたな(豪雨時の知恵)

すでに先客がおられた.
隣にテントを張っていたソロキャンパーだ.
この方も早々に撤収作業中.

息子を起こす.
本降りの前に寝袋やらテントを畳んじまおう.
手伝え.

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思えば,雨中の撤収作業は息子,初体験やな.
「どや,面倒くさいやろ? 今日帰ることにして良かったやろ? ホレホレ」と煽るが,特に気にしてはないようだ.

ちなみにテントから這い出す息子を見て,昔撮った写真を思い出した.

中富良野にて 1999年9月24日撮影

23年前の北海道ツーリングの写真.
モデルはヨメさんである.
何がスゴイって,DUNLOP「V200」の耐久性である.さすが名品.

そやけど,バイクツーリングでの雨中撤収に比べるとはるかに楽.
たたみ方は適当でええし,パッキングしたアイテムはどんどんトランクに放り込めば完了.

ある程度,積み込みが終わったところで朝食.
定番メニューの”なんでもかんでも”ホットサンドメーカー料理(朝は惣菜パン)である.
今回導入のワイド仕様,使い勝手良し.オススメです.

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和平フレイズ “よくばりサイズ

7時半にキャンプ場を出発.
1泊分の料金が無駄になったが仕方がない.
雨も強くなっている.

カーナビに従って自宅を目指す.つまり往路と同じルートである.

道の駅『ぐるっとパノラマ美幌峠』着.頂上はすっかり霧の中である.

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この「道の駅」は改装に改装を重ね,来る度に姿を変えていく.

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道の駅なので,建物の外にも24時間使えるトイレがある.

2014年だっけ?「納沙布1200km」のブルベが台風のせいで中止なったのは?
改築前のこのトイレ内で,たくさんのランドヌールが座り込んで,クルマによる回収を待っている写真がインパクト大.

BRM709北海道1200km:美幌峠で走行中止→北見へ回収

KazchariはまだブルベでのDNF経験がない.
それはただ運が良かっただけ...やねんやろな.

2020年開催予定かつエントリー済みだった同コースの「納沙布1200」は新コロのせいで中止となった.

『2020年北海道1200km納沙布岬』延期…

来年の復活はあるのだろうか?

今年走ったフリースタイルの「オホーツク1300」も悪くはなかった.
ただし,限りなくソロライドに近く,ブルベらしさに欠けていたのも事実.

Audax Japan RM812 Okhotsk 1300km Hokkaido(その1:当別太美~幌延)

やはりフル開催の「納沙布1200」,リベンジしたいものだ.

とかなんとか感慨に浸りつつ出発.
峠を下ると霧も晴れてきた.

このまま帰るのはもったいない.
サウナーとしては立ち寄りたい場所がすぐ近くにある.

峠の湯びほろである.

ここも20年ほど前,北海道ツーリングの途中に寄ったなぁ.
道の駅同様,ここも建て替えられたのか内装大変化.

10時の開館に合わせ並びを入れる.

もちろん洗体儀式を済ませてからサウナへ.
なかなかの高温系.

注意事項として,サウナタオルが敷かれておらず,またマットも用意されていない.個人で持参する必要がある.
なかなか珍しいシステムだ.

もちろんKazchariは愛用のマットを使用.

SAUNOI 折り畳みサウナマット SAMATTO(サマット)

外気浴中,しっかり”ととのい”の波が来た.
どうやら少し上を向くと良いようだ.

サウナの他,温泉にもつかり,たっぷり1時間半ほど滞在.
息子は退屈そう.スマン.

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いつから日本人はハロウィンを祝うようになったのだろう?

11時半頃,息子待望の『山岡家 美幌店』に入店.

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いつものメニュー.
うちの息子,保守的と言うか,一度気に入ったメニューは変えようとしない.
変に頑固(とーちゃんも,同じメニューしか頼まない,と突っ込まれる).

つーことで,この後は高速に乗り無事帰宅.

これにて今年のキャンプ旅は(たぶん)終了.

「あれ? 冬キャンはしないの?」という声が聞こえそう.
マイナス30℃対応のシェラフも買ったしなぁ.

「オートバイキャンプはどうした?」という声も聞こえそう.
サイドバッグとシートバッグも買ったのになぁ.

イメージだけが先行して,行動が伴わん.これは良くない.
とは言え,現状,Kazchariのライフスタイルに一番合っているのは,クルマにファットバイクを積んで,キャンプ地をベースにグラベルを走り周ること!

おっさんのGW~宗谷丘陵,白い道ライド(その2)

おっさんの夏休み(2)~激闘!函岳登頂ライド

この2つのライドは楽しかったなぁ.

後はなんつっても息子の自立.
チャリもしくはオートバイで違うコースを辿って,現地集合.

満点の星の下で宴会.
最高だ.

息子と秋のキャンプ旅~カヌー体験(その2)

2022/10/9 Sun

静寂の刻.

OLYMPUS TG-5

キャンプ初日にしては熟睡.
朝5時に目覚める.
もちろん息子はまだ寝ている.

のそのそとテントの外へ.
フライ,タープとも夜露でびっしょり.
ただし晴天.
塘路湖は朝靄に覆われ非常に幻想的.

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先に自分用の朝食を作る.
ホットサンドメーカーで昨日買った惣菜パンを温める.

早朝にもかかわらず,駐車場にはカヌーをルーフに積んだワンボックスが数台到着.へぇ,こんな早朝からツアーがあるんや.

それを横目にコーヒー豆をミルで挽いていると「おっ,本格的だねぇ.戻ってきたらコーヒー頂戴」とやたら気さくな声が.
振り向くと,ライフジャケットを着たヒゲ顔のおじさんが立っていた.おそらくあだ名は「クマさん」だろう(失礼な).

突然のフリに,関西人らしいリアクションができずアタフタしてしまう(小物だ)
てっきり「Kazchari家のガイドさんかな?」と思ったが,別のツアーのガイドさんだった.

このクマさん,めちゃめちゃ話し好きで,自分のツアー客が到着するまでしばらく歓談.
ご多分に漏れず道外(横浜)出身で北海道が好きになって移住.ガイド業を始めたとのこと.

なぜかKazchariの本業にまで話が及んだ頃,お客さん到着.
いってらっしゃい.
早朝6時の朝靄カヌーツアー,確かに良いかも.

息子が起きてきた.
昨夜残したおにぎりをホットサンドメーカーで焼く.

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それを食べ終える頃,湖のほとりまで散歩.
実に美しい.

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これまた恒例のYouTube風動画を撮って遊ぶ.
「高評価とチャンネル登録お願いします.あとTwitterもやってるのでよろしくです」という決め台詞をスラスラ話したあと(最近の小学生は...),テントに戻る.

すると,テーブルの上からカラスが何かを持ち去るのが遠目に見えた.

「まさか!?」

袋に入ったままの「焼きそばサンド」だった.
そのカラス,近くの大木の枝に止まり,見せつけるように中身だけを食べ,丁寧に袋だけ落としやがる.ぐぬぬ...

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手に持っている食べ物をとんびが持っていく,というシーンはよく見るが,まさか袋入りのパンをまるごと持っていくとは...カラスは頭だけでなく目も良いらしい.

息子が木の下のカラスに「返せー!」と叫んでいると,奥にテントを張っていた5人グループのキャンパーが「どうしたの?」と声をかけてきた.

息子が事情を話すと「おぢちゃん達,これから焼きそば作るから食べる?」とのこと.
全く遠慮しない息子と,人の善意は抵抗なく受け入れるKazchari.

以降,息子はこのキャンパーさん達の食事に預かり(Kazchariはさすがに...),ずっとサッカーで遊んでもらうことになる.

「こうした見ず知らずの人との交流が旅の醍醐味だよなぁ...」と温かい目で見守る.大物になるわ(いいのか?).

つーことで,午前はこんな感じで過ぎていく.
その間もカヌーツアーのクルマや参加者でキャンプ場は大賑わい.
うん,新コロ騒ぎはなんだったのか...事態は元に戻りつつある(気がする).

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さて11時になった.
名残惜しげな息子を連れ戻して昼食へ.
「焼きそば」やら「焼肉」を大量にもらった息子はハラが減っていないという.

仕方がない.
ちゃんとした店で食うのは諦めて,Google先生に掲載されているご当地バーガーをテイクアウトするか.

つーことで,塘路駅前のBob’s Burgerに向かう.

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広大な公園.
天気も最高.
懐かしのFjiyaのレモンスカッシュ.
そして巨大な“本物”バーガー.

完璧だ.

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食事後,一番近いコンビニである遠矢のセイコマへ.
ツアー中のドリンク,おやつ,それに息子の相手をしていただいたキャンパーさんへのお礼に,ビールを購入.
キャンプ場に戻った後,お渡しした.

13時前.
Nanookさんのガイドさん登場.

挨拶をかわす.
ガイドさんも関西出身とのこと.
面白いのは先程の横浜出身のガイドさんとは真逆.
非常に落ち着いた雰囲気の方だった.
関西人で物静かな人はかなり希少では?(偏見)

事前に簡単にパドル操作のレクチャー.

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二人乗りのカナディアンカヌー.
前列は息子,後列はKazchari.
舵取りの仕事がある後列のほうが大変(そらそうだ).

湖のほとりまでカヌーを運ぶ.
さぁ,出発.

OLYMPUS TG-5
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OLYMPUS TG-5
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操作はすぐに慣れた.
息子も...文句を言わずに漕いでいる.

今回のキャンプ旅では,メインイベントをラフティングにすることも考えたが,同じ水のアクティビティとは言え,このカヌーとはまるで別物(当たり前).

あちらは常に漕ぎつつける「動」,こちらは「静」.
まぁ,風がない穏やかな日に限るかもしれんけど.

塘路湖での操舵練習を終えた後,アレキナイ川に進入していく.

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ガイドさんと言えば,わりと近くにいて「あの木は◯◯」「あの鳥は◯◯」とかなんとか,説明しまくられることが多かったのだが,本ツアーのガイドさん,ホンマ,必要最小限な言葉しか発しない.

御本人も,おそらく数十回,数百回と通っているコースだと思うけど,周囲を観察し静寂を楽しんでおられるように見受けられた.

それが心地よい.

そうやね.
ダイビングのガイドさんでも,こちらに気を遣うばかりで余裕がなさそうな人や今,潜っているこの時間を楽しんでいる人と様々やったなぁ.
もちろん,カヌーもダイビングも,こちら(客)のスキルに合わせて方法を調整するのだろうけど.

向かい側から,別のカヌーが来た.
前にちょこんと座る若い女性(しっかりマスク).
後方の漕ぎ手は一人.まさにヴェニスのゴンドラっぽい.
「今から痛メツケテヤル!」とか言いそう(誰が?).

まぁ,それはともかく逆走できるほど川の流れは緩やか.

OLYMPUS TG-5
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いやぁ,カナディアンカヌーはいいねぇ.
ラフティングや”沈”上等のカヤックと違って,こうした湖や細い支流でのんびり漕ぐ(浮遊)するなら,こいつがベスト.
今日みたいなコースやったら,プライベートで十分やし.

息子も気に入ったようで,いっそ「買ってしまうか?」と一瞬思ったが,冷静に考えるとカヌー最大の問題点が...

それは保管と移送である.

特に後者には「川を下った後,誰が上流まで自分とカヌーを運ぶのか」問題がある.

結局「やっぱいいわ」となってしまう.

つーことで,約2時間半3kmのツアー終了.

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クルマでキャンプ場まで送ってもらう.

ガイドさんが「これでツアー終わりです」と,さっと手を出す.
「お別れの握手かな」と思い,こちらも手を出すが...「いや,ライフジャケット返して」と言われて赤面.ですよねぇ.

さて,キャンプ場は人が減り,Kazchari家の他にソロキャンパー1名.
しばらく息子とサッカーして遊ぶが,そろそろ買い出しにいかねば.

昨日と全く同じ行程.
つまり,Aコープ買い出し後に温泉である.

繰り返すが,さすが“俺たちの”Aコープ.
今日も見切り品が充実.

¥1,600のサガリがなんと40%オフ.
さらにカルビのパックも半額だ!

となれば,息子待望の焼肉パーリィ.
他に「もやし」やら朝食用の「惣菜パン」を買ってAコープを出る.

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お次は温泉.
先に上がった息子,受付のマダムに...

息子「温泉,気持ち良かったですぅ」

マダム「そりゃ良かったね」

息子「どうして,温泉は気持ちいいんですか?」

マダム「...ワタシもよくわからんけどね.お湯の栓ひねってるだけだから」

と,妙にほっこり(?)した会話を交わしていた.
また来たい温泉である.

ただ気になるのは,北海道中のこうした味のある温泉が次々に閉鎖に追い込まれていること.

Kazchariが数ヶ月前に”必死で”訪問したオソウシ温泉も休業だとか.

ファットなオソウシ温泉,地獄のデスライド!

経営難,老朽化,後継者不足etc...理由は様々なれど,寂しい話である.
温泉の他にも,道端に朽ち果てたドライブインやアミューズメント施設をよく見る...というか,こうした栄枯盛衰,廃墟が気になる年頃になったということか.

キャンプ地に戻って夕食.
昨夜よりも気温は高め.

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そこへ,湖の方から物音が.
なんと夜間カヌー(プライベート)の方が戻ってきた.

満月に近い月は出ているが,雲がかかって決して明るくない.
すごいな.この暗闇の中でカヌーか.
でも楽しいそうではある.

20時になった.
就寝前にネットで釧路方面の天気予報をチェック.
もちろん表示されるのはこれ.

tenki.jpより

さらに記事を読むと...“災害レベル”の大雨だとか...

うげっ,どうするKazchari?

どうでも良いが,世紀の大傑作『鎌倉殿』の後を受ける『どうする家康』もどうする?

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息子と秋のキャンプ旅~カヌー体験(その1)

2022/10/8 Sat

ホテルはリバーサイド.

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Kazcahri家恒例の親子キャンプ.
GW以来,久々の息子との二人旅である.

海!山!温泉!~小学生男子とアポイ岳(その1)

幼少期にできるだけアウトドア経験をさせるのが”最高の教育”と考えている.
で,今回は釧路川カヌーツアーを選択.
理由は「なんとなく」だ.

かく言うKazchariの幼少期はどうだったのか?

うちの親父は釣り好きだった(存命してます).
とは言え,海や川にはめったに出かけず,もっぱら近所の釣り堀派.

休みの日にはKazchariもついていった.
しかし,釣りには全く興味が持てず(退屈だ),すぐに飽きて付近の野山を走り回り,虫採りばかりしていた記憶がある.

他にも野球,スキー,麻雀なども,親父に”教えられよう”としたが,どれもこれも面白くなかった.

どうやら親が勝手に提供した経験が,子供に根付くことはまれかもしれん.
まぁええけど.
そう,釧路川カヌー,一番やりたかったのはKazchari自身だったりする.

もちろん現地飛び込みではなく,事前にサイトで予約.

リバーガイドカンパニーNanook

ふむふむ.

1日ツアーと半日ツアーがあるのね.
どうせなら1日で.
季節的に釧路湿原がベストか.
大人1名,子供1名で10/10で予約っと...おぉっ結構なお値段やな(¥23,000)

もちろん,息子にも今回の旅のテーマは伝えておく.
楽しみだそうな.

しかあし,参加日近くになっても天気予報が全く好転しない.
アプリによっては「暴風雨100%」マーク.
雨天決行だが,強風時は中止になるのがカヌー.

こりゃあかんと,ツアー会社にメール.
10日をキャンセルし,予約満員となっていた9日のツアーに変更可能か,ダメ元で聞いてみた.

すると「アレキナイ川の半日ツアーならOK」という返事.
他のツアーだと練習時間が取れないため(?),自分で操舵できないらしい(つまりヴェニスのゴンドラ状態)

息子のアウトドア経験率を考えるなら「アレキナイ」で決まりでしょう.
料金も¥11,500と,少しリーズナブル.

とまぁ,こんな感じで紆余曲折.
結局,カヌー発着地である「塘路湖元村キャンプ場」をベースとして3泊することにした.

10/8の土曜日.
朝からバタバタとキャンプの用意.
北海道はほぼ晩秋.
ダウンジャケットなど,平時より少し季節を先取りした装備を準備.

全てをハスラーに積み込み,10時に出発.
自宅からキャンプ地までは約290km.
えー300kmブルベと考えると...14時間くらいあれば(止めなさい).

天気は小雨.
そう,この連休もまともに晴れるのは明日の9日だけなのだ.
イベント参加時の晴れ率が異常な,自称「天気の神に愛されているKazchari」でもさすがに通じなかった.まぁチャリのイベントとちゃうしぃ.

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念のため三国峠を避け,紋別自動車道を通って,遠軽経由で向かうコース.
美幌峠を少し下ったパーキングにてアホ写真.
道路のひび割れで思いついたそうな.

屈斜路湖を左手に弟子屈まで一気に南下.
うわ,むっちゃ懐かしいセイコマあるわ.
「1300」の時に休憩した.
あの時は16時時点で釧路まで70kmを残していた.よう走ったなぁ...

Audax Japan RM812 Okhotsk 1300km Hokkaido(その3:紋別~釧路)

やはりクルマは余裕.
(温泉施設のない)道の駅「摩周温泉」にて足湯につかることもできる.
ここはビン,缶,ペットボトル用のゴミ箱が設置してある,北海道では珍しい道の駅である.

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雨もやみ,快調に走る.
4時過ぎ.目的地である「塘路湖元村キャンプ場」着.

立派なトイレ(もちろん水洗)に料金やら注意事項が貼ってある.
おっ,受け付けは別の場所か.

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大人1名,子供1名3泊で¥1,800.
最近たまにあるタープ別料金...ではなかった.
連泊なのだ.フルに張らせてもらおう.

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駐車場に近く,炊事場・トイレからは少し離れ,そして他のキャンパーからはかなり距離をとり,テーブルが使え,雨対策で高台を...キャンプ地とする!

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目を離している合間に,いちびってテーブルに乗って騒いでいたので,むっちゃ怒りました.

テントにクルマが横付けできない時はこいつが便利.

WAQ キャリーワゴン【 大型タイヤ 】

さて,テントも張ったし次は食事と買い出しやな.
本日は3グループしかおらず,静かで良いキャンプ場だが,周辺に入浴施設はおろかコンビニの類は皆無.
10kmほど来た道を戻り,標茶町に行かなければならない.

クルマで向かう.
Aコープに着く頃にはすっかり暗くなった.

しかあし,さすが”オレたちの”Aコープ.
夕方以降,どんどん見切ってくれる.
今回もほとんどの食材を割引価格で買うことができた.

こことキャンプ場の間にある天然温泉『味幸園』にて入浴.

ツルツルの源泉と人の温もりに心惹かれて〈標茶温泉味幸園〉

いやホンマ,この記事にある通り,久々に”ホンモノの”温泉に入った気分.
保温性が半端ない.
サウナはないものの十分満足.
常連客なのか,次から次へと客がやってきて大賑わい.

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ちなみに入浴後の水分補給は,「激うまプレミアムオレンジ」に変わって発売となった「謎ファンタ」
かつてジャマイカで飲んだペプシブルーを思い起こさせるが別物.
それと同じブルーハワイ味ではない.
クイズによると,3種類のフルーツフレーバーを混ぜた味らしいが,さっぱりわからん.

人生炭酸飲料初体験の息子もチャレンジ.
スマホから適当に答えを入力するが,わかるかー!

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キャンプ地に戻り食事の支度.
調理時は上から吊るせるこの組み合わせが便利.

OLIGHT(オーライト) Swivel作業灯

この作業灯は照射角度が自由自在.
置いて良し,吊るして良し.

Naturehike ランタンスタンド

やはり夜は寒い.
ダウンジャケット,コートを着る.
カイロまではいらんか.

Kazchariは「焚き火しない派」なので,家でも使っているカセットコンロをそのまま持参.

カセットフー タフまる ブラック CB-ODX-1-BK

最近,グリーンのカラバリや小型モデルの「Jr」が販売されている.
うん,これらもいいね.

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手元が見えないけど,息子が作っているのはカップ麺.
「どうしても食べたい」というので購入.
普段は絶対禁止にしているが,まぁ,たまにはっつーかキャンプの夜ぐらいええやろと解禁 ⇒ 激ウマだったらしい.

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Kazcahriは海鮮丼(20%オフ).
せっかく釧路近くまで来たのだ.
この旅の間に「和商市場」にはぜひ行ってみたい(何年ぶり?).

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今回の新兵器,巨大ホットサンドプレート.
記念すべき第一回作品は...ザンギを温めただけでした.

和平フレイズ “よくばりサイズ&ワイドになった ホットサンドパン

それでも,その味は数倍アップ.
あっ,マヨネーズかタルタル忘れた.

大丈夫.これがある.

中村食肉 マキシマムスパイス 2本セット

やはり外で食うメシは美味い.

さぁ,腹が満たされたところで,明日に備えて寝るぞ,息子よ.

(その2へ)

Audax Japan BRM1002北海道200km石狩(2021Centenary of BRM 200)(その2)

2022/10/1 Sat

まさかの.

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【PC1:セイコーマート浜益店~PC2:ファミリーマート新十津川店】

PC1では,駐輪場所を指定される.
店からの要望だそうな.
そらそうやろな.
この後も続々と100台近いチャリがやって来るのだ.
AJ-Hokkaidoのスタッフの労力は元より,PCにしていただいているコンビニにも感謝せねば.

だからというわけではないが,スタッフによる通過チェックではなく,補給品を購入するレシートチェックを選択.

買い物とトイレを済ませ,店外に出ると,途中の坂でパスしたクロモリの参加者がおられた.
赤いチャリに見覚えがあったので,声をかけてみる.

Kazchari「もしかして,吹上温泉で会いませんでした?」

クロモリの人「? ええ,確かに吹上には行きましたけど...」

Kazchari「あの時,オートバイ(モンキー)で,400ブルベの応援に行った者です」

クロモリの人「ああ,覚えてますよ」

Kazchari「やっぱり! 自転車で覚えてました!」

ブログ記事にはしていなかったが,地元開催の「BRM827北の国から400」の参加者を応援すべく,スタート地点と翌朝のクライマックスである吹上温泉に出迎えに行ったのだ.

クロモリの人(Picaさん?),400ブルベの途中なのにフルオープンの露天風呂に入るという,なかなかの猛者である.

PikaCycling

Kazchariの「天気の神に愛されている」自慢をして「今日は絶対振りません」宣言で,笑いを取る.

滞在5分ほどで出発.
来た道を少し戻って,海岸沿いとはお別れ,国道451号で山岳コースに入る.

事前に注意されていたが,この後PC2までの50kmほどは補給地点がない.
とは言え,これまでのブルベやプライベートでも何度か走っているルートである.
どういう道かはだいたい覚えている.

現在,Domaneに積んでいるのは,セイコマで買ったミニあんぱん,ジェル,水.それにサイクルポーチに忍ばせているジェルと塩タブ,棒ようかんぐらいか.なんとかなるでしょう.あまり暑くもないし.

しばらく走ると正面に漫画みたいな,具体的には「ギャートルズ」に出てきそうな円錐型の山が見えてくる.

iPhone11 Pro

黄金(こがね)山というらしい.
文字通り,かつては金が採掘されていたらしい.

黄金山|遠くからでもわかる黄金富士!アトラクション感ある登山に挑戦

見た目よりもずっと登りやすく,楽しい山だそうな.
まるで難易度高めのアスレチック.

うむ.またしても行きたい場所が増えた.
登山嫌いの息子を誘ってみるか!(なんで?)

海!山!温泉!~小学生男子とアポイ岳(その1)

さて,ブルベの続き.

激坂などはないものの,地味にアップダウン.
交通量が極端に少ない山間の道.
延々と同じ風景が続く,これもまた北海道的な道.

やがて道道との分岐点に到着.
おっ,何だか懐かしいぞ.

ここから新十津川まで重複期間に入る.
コースマップ通り,結構な距離.
なぜ,このようなコース設定なのか?
後で理解した.

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同時に,ここからしばらくは懐かしの「1300」のコースをなぞる形となる.
TC1だった「吉野公園」も通る.

「記念写真でも」と思ったが,今回とは微妙にコースが異なり遠回りになってしまう.

その後もアップダウンを繰り返す.
そろそろPC2のある新十津川の市街地が早く見えてこないか,と思う頃...アクシデント発生.

持病である右腸脛靭帯炎が発動してしまったのだ.

「トカプチ400」では200km近く走ってから痛みが出てきた.

Audax Japan BRM618北海道400kmトカプチ(その1)

今回はまだ100kmも走っておらんぞ!

「トカプチ」では休憩時,膝を曲げると激痛.
しかしボルタレンを塗布し,漕ぎ出すと痛みが消失.
かろうじて完走することができた.後半が平坦コースだったことも大きいが.

【第2類医薬品】ボルタレンEXゲル 25g ※セルフメディケーション税制対象商品 ×2

今回は逆.

走行中が痛く,止まると消える.なぜ?
これはマズイ.

ボルタレンこそ持参しているが,「1300」の時に超役に立った「テーピング」はないぞ.

原晋監督推奨 ピップ プロ・フィッツ キネシオロジーテープ しっかり粘着 テーピング 足・ひざ・ふくらはぎ用 50mm 2個パック ベージュ スポーツ

うーむ.200kmだからと完全にナメてた.

とは言え,DNFするような我慢できない痛みではないので続行.

直線の長い下りを終え,新十津川市内に突入する.

【PC2:ファミリーマート新十津川店~TC:青山中央地区案内所まで】

少し通り過ぎてしまったが,無事,PCのファミリーマートを発見.

”ファミマ”は旭川市民にあまり馴染みがないのだ.

Kazchariの到着と同時に,先頭の方がちょうど出発.
先程のPC1と同じ状況.
もはや追いかける気力は全くないので,ここで昼食にする.

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ブルベ飯の定番,スパゲティ,バナナ,コーラセットを購入.
外で食べる.

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無補給区間用に,エナジージェルをフロントポーチに突っ込む.

しばらくすると後続の方も到着.
店に入った後,なかなか出て来ないなぁ...と思っていたら,このファミマ,珍しくイートインを開放.
中で座って食べておられた.
スマートやな.どう考えても.

PC1で話したPicaさんも到着.
Kazchariと同時出発だったが,隣の食堂に入っていかれた.
本ブルベはグルメが難しいと言われていたが,こんな所に店があったとは.
うん.これもスマートやな.

さて,重複区間なので反対車線を次々と参加者が通る.
挨拶を交わす.
おお,これは懐かしの「宗谷600」の夜間ベル鳴らし合い区間と同じではないか.

この後に続く丘陵区間でも同じ状況.
手を上げて挨拶.

いただき画像

うん?
これはもしかして,往復区間で行われる「Paris-Brest-Paris;PBP」をオマージュしているのだろうか?
Kazchariは走ったことはないが,往復コースゆえ,常に反対車線のランドヌールとすれ違うことになるらしい.

さすが道内第一回開催ブルベと同コースである.
この長い長い重複区間にこのような意図があったとは...(ただの妄想です)

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往復コースに付きものだが,ゴールまでの状況がわかっている分,体感時間は短く,あっという間に分岐点に着いた.
ここから青山ダム方面に南下していくことになる.

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右膝の痛みは...あまり変わらない.
残り60kmほど.まぁ,ゴールまで大丈夫でしょう.

ただし,アベレージはかなり落ちたため,後続の方に追い抜かれてしまった.
7時出発組で現在3番手となった(レースではありません)

これまた何度か走っている道道○号.
こちらからだとやや登り基調か.

青山ダムを越えて,通過チェック到着.

【TC:青山中央地区案内書~PC3:セブンイレブン石狩当別末広店】

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ここはクイズチェック.

値段だけ調べて,すぐに出発することを考えていたが,珍しく自販機のそばにゴミ箱が設置してある.
「せっかくなら」とクイズの対象となっているDr.Pepperを購入.
サイクルポーチに残しておいた「ミニあんぱん」ともども補給.

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さて,残りまだ40km...いや,もう40kmしか走れません!

TCを出発し,しばらくするといくつもの橋をつなぐコースとなる.

天気も良いし,実に美しい.
これ,後半のハイライトやな.

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ダムに関しては良くない話もあるようだが…

青山ダムと当別ダムによる河川荒廃と危惧される当別活断層の存在

「また紅葉時期にモンキーで来てみよう」と感慨に浸りつつ,カーブを曲がると...

向かって右側にイエローの大型ツアラーバイク(BMW?)が停車.
なぜか車体と同色のやたらに大きい“看板”を背負っている.

何かのオブジェ?かと思い通り過ぎると,左手に前面カウルがボロボロに割れて転倒した黒いバイクが1台.
そして歩道には革ジャンを枕にして横たわるライダー.
そばに立つ人は電話をかけている.

事故だ.

あくまで推測だが,右側の黄色いバイクに,黒いバイクが後ろから突っ込んだのだろう.
オブジェに見えたのは,バイク後部のトランクが押しつぶされた成れの果て.

カーブ前のブレーキングミス?
やはりマスツーリングは怖い.

前方から救急車のサイレンが聞こえてきた.
ライダーが無事であることを祈る...(※この日,ニュースとしては取り上げられず)

当別の町に入る.
PC3が見えてくる.

【PC3:セブンイレブン石狩当別末広店~ゴール:石狩市観光センター「ゆめぽーと」】

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最後の補給.
夕方近くになっても気温はあまり下がらない.
アイスクリームを買い,レシートをGet.

しばらくして7時20分出発組の”T夫さん”が早くも到着.
しっかり上下半袖.
さすがAJ,ランドヌール開催のほぼすべてのブルベに出走している猛者中の猛者である.

軽く会話をかわし,いよいよラスト20Kmである.
「もう楽勝ッショ」と思いきや,なんと向かい風基調.
全然ペースが上がらない.
幸い右膝の痛みは悪化せず.

スタート時に渡った新石狩大橋が見えてきた.

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交通量が非常に多く,かつ路肩スペースがほとんどない.
往路時は歩道走行が推奨されているほどである.

このまま左車線を走るか,それとも反対車線に渡り右側の歩道を走るか...

ライトを全点灯して左側をそのまま走ることにした.
轢かれませんように...と祈りながら.

無事渡り終える.
もうゴールはすぐそこである.

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ゴール.だいたい8時間半ほどか.
前回の「ファットな旭川200」で11時間だった.
やはりロードは速くて楽(あたり前).いやホンマ,グッと踏んだらスーっと進む.
腸脛靭帯炎の再発だけは想定外だったけど.
次回のブルベでは,たとえ200kmでもテーピングしよ.

ファットなBRM911旭川200km(その1)

それにしても「GARMIN Edge1040」のバッテリーは相変わらずスゴイ.
200km走って9%しか減っていない.

GARMIN(ガーミン)Edge 1040 ソーラー充電対応モデル(Solar) / ソーラー充電非対応モデル(セット品有)【日本正規品】

iPhone11 Pro

ゴール受付を済ませ,記念メダルをしっかりGet.
2個目である.

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うれしいことに「いちご大福」のプレゼント.
ブルベ腹に染みる.

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これで2022年度のブルベは全て終了.
「400」「1300」「200」「200」の計4本.
すんげーいびつ.
来年はSR取りたいね.
いずれにせよ「400記念ブルベ」には出てみたい.
噂の逆打ち「トカプチ400」は勘弁やけど...

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つーことで,車内で着替えた後は,もちろん「番屋の湯」でサ活.
日曜夕方ということで,結構な混み具合だったが,いい蒸しかげんでした.

Audax Japan BRM1002北海道200km石狩(2021Centenary of BRM 200)(その1)

2022/10/2 Sun

真っ赤に燃やせ.

いただき画像

【宿泊地~スタート地点:石狩市観光センター「ゆめぽーと」】

雑魚寝リラクセーションルーム.

バイブアラームを3時半にセットしたものの,3時前には目が覚めてしまう(あるある).うだうだしてても仕方がないので,起きることにする.

ホールに出ると,この時間から既にマンガを読んでいる人が複数.
不眠症なのか?

ロッカールームで作務衣を着替え,コンタクトレンズを入れる.

そしてチェックアウト.
またしても仮眠中のスタッフを起こす.毎度すいません.

「ふとみ銘泉」前のセイコマは6時オープンのため,近くの「セブンイレブン当別太美店」で朝食を買う.

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「オホーツク1300」に旅立った思い出の地である.

Audax Japan RM812 Okhotsk 1300km Hokkaido(その1:当別太美~幌延)

本日のブルベ「Audax Japan BRM1002北海道200km石狩」のスタート地点「ゆめポート」まではクルマで10分ほど.
朝霧の中,あっという間についた.

問題はここから.
事前にネットで駐車場の地図(航空写真)を印刷し,持参していたのだが,モノクロ印刷でよくわからない.
枠で囲ってある部分に向かうが,場所が違うようだ.
仕方がないので適当な場所に停めて先程買ったおにぎりを食う.

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「ひょっとして,駐車場の場所がわからんのはモノクロ印刷のせいでは?」と気付き,ネットに接続して確認.
元の画像を見るとしっかり赤矢印で駐車場所が指定されていた.がっくし.

よく見ると“らしい”クルマが数台停まっていた.

チャリをセッティングし,ウェアに着替える.
昨日の気温並なら半袖半パンで十分と思ったが,さすがに早朝である.寒い.
それに日中もそれほど上がらない(24℃)との予報.
レッグウォーマーと長袖アンダーを選択する.

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昨年の最後のブルベ帯広スタートの200kmブルベ.
この時はめちゃめちゃ寒くてセミ冬装備だった.

BRM1017北海道200km十勝(旧530・926)~その2

Kindleでマンガを読んでいるとスタッフのクルマが到着.
受付場所を設営し始めた.

やがて次々に参加者のクルマが到着.
一気に賑やかになる.
レースではないけど緊張感が高まるね.

知り合いの方も数人見かける.
例によって,本人ではなく自転車で確認できるのが面白い.

ブリーフィング開始.
このブルベは特別.
以下,AJ-Hokkaidoのサイトから引用.

AJ北海道での初めてのBRM開催は2005年5月7日。しかし積雪によってこのBRMは途中中止となりました。あれから16年…。AJ北海道の原点とも言える幻のBRMがACPBRM開催100周年を記念して復活します。日本海と樺戸の山を巡る200kmのコースをぜひお楽しみください。

http://sappwind.sakura.ne.jp/pg253.htmlより

この時に参加された2名(?)も本日走られるとのこと.
歴史だねぇ.

2005年と言えば,Kazchariが最初のロードバイクを買った年.
あの頃は一日で200kmを走るなんて想像できなかったなぁ.
それが今では「(日帰りの)300までは短距離」とか言い出す始末.
しっかり壊れてます.

つーことで,参加者が非常に多いため3組に分けて出走.
Kazchariは7時組となった.

【「ゆめぽーと」~PC1:セイコーマート浜益店(53.4km地点)】

いただき画像

身体が温まらないうちは抑えめに...がセオリーなのだが,スタート直後からハイペースの方2名が先行.ついつい追いかけてしまう.

信号待ち後左折の“デンジャラス”新石狩大橋で,先行者がさらに加速.
うわ,速いわ.
さすがに追いつくのはしんどいので諦める.

3番手の人の後ろでしばらく巡航.
ずっとドラフティングの恩恵を受けるのも気まずいので前に出る.

知り合いでもないし,レースでもないので,誰かの後ろにつくのは抵抗があるのだ.

以降,しばらく単独行.
やや追い風(?)で順調なペースを刻む.

いつぞやのブルベでPCだったセイコマから道道に入る.
ここの風景が素晴らしく,今思えばこのブルベ前半のハイライトやったなぁ.
ただし,残念ながら交通量が多く,停車してのんびり写真を撮るような余裕はなかった.
国道に戻る.

ブルベ中の写真は意識しないとPCの写真だらけになってしまう.

それを避けるため,道の駅「あいろーど厚田」付近の海岸線をパチリ.

iPhone11 Pro
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それにしても...

Kazchariはオートバイにも乗る.

あえて言うが,ライダーの走行マナーが悪すぎる.
オーバースピードは元より,黄線越え(追い越し禁止)お構いなし.

確かに北海道の交通量は少ない.
視界も開けている.
それでも「そのスピードで,そのカーブで抜いていくかぁ?」という場面に出くわしまくる.

そして運転が荒いライダーはソロではなく,マスツーリングが圧倒的に多い.
先頭が追い越しをかけると,後続も次々に抜いていく.
これ,クルマからしたら恐怖でしかないやろな.
急ブレーキを踏むクルマもよく見た.

しかもメットを取ると白髪頭ばっかり.
つまりええ年したおっさんがむちゃな運転をしまくってるのだ.

そら,最近社会問題化しているという,リターンライダー,おっさんライダーの事故が増えるわけだ.

ご同輩,我々もはや若くないのだ.
基礎体力,動体視力は確実に低下している.

一方ではまだ,守るべきものもあるだろうに...

限界に挑まず,事故らず,無事帰宅することが何より大事.

さて,単独行のブルベは続く.
国道231号の山中で面白い地名を発見.

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「濃昼」と書いて「ごきびる」と読む(IMEはちゃんと変換した).
別に地名をディスるわけではないが,この語感,どうしても「G」を彷彿させる.

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地元も完全に「誤読してください」と言わんばかりの看板.

山中を抜ける.
坂道で先行する参加者を1名抜く.

下りは道のデコボコがかなりひどく,スタンディングでダウンヒル.MTBかよ.

53.4km地点,PC1の「セイコーマート浜益店」まであと少しである.

iPhone11 Pro

ここまで7時発組の2番手で到着.
ちょうど先頭の出発時に遭遇.速い!

とりあえず缶の甘いカフェオレで補給する.

(その2へ)

ブルベ前夜~洗車とサウナと

2022/10/1 Sat

季節外れの猛暑.

10/2に行われる「Audax Japan BRM1002北海道200km石狩」を走る.

http://sappwind.sakura.ne.jp/pg253.htmlより

「オホーツク1300」以来の遠征ブルベである.
例によって物語はその前日から.

土曜日の朝.
昨日海沿いを走り続けたモンキー125の洗車と,Domaneの整備.
獲得標高を考慮し,今回はファットバイクではありません.

ファットなBRM911旭川200km(その1)

オートバイの洗車は楽だ.
ほぼ外装磨きだけで済む.

「シールチェーン注油不要論」の真偽は?
一応,錆止めにチャリと同じWAKO’Sのチェーンルブを使っている.

ワコーズ CHL チェーンルブ 浸透性チェーン用防錆潤滑剤 A310 180ml A310

さて,購入後かれこれ5万キロを越えつつあるDomane
年一回,オーバーホールに出しているため,駆動系に問題はない(はず).
チェーンはともかくスプロケットやBBの交換を一度もしてないけど,大丈夫なんかな?

帰ってきたTREK DOMANE SLR7~3度目のオーバーホール

さすがに外装には細かいキズや汚れが目立つ.
さらにホワイトゆえの色あせも.
仕方ないね.
ガンダムカラーだし,ウェザリングと思うことにする.

そう言えば,先日GCNで面白いトピックを取り上げていた.

実はアルミよりカーボンフレームの方が長持ちするらしい.
逆だと思っていた.
もちろん,最も耐久性の高い素材はスチール.
メンテ次第で一生モノ.

Domaneをいつもの手順で洗車.

ケミカル用品の値上げが辛い昨今である.

WAKO’S(ワコーズ) フォーミングマルチクリーナー(FMC) A402

ワコーズ CHA-C チェーンクリーナー 非乾燥タイプの洗浄スプレー 330mlA179

ワコーズ VAC バリアスコート プラスチック、塗装、金属の洗浄・保護・コート剤 A142 300ml

それにしても暑い.
もう10月なのに.
作業中,汗がだらだら流れる.
体感30℃近い.

昼メシ(なぜか鍋)を食って,14時過ぎに出発.
もちろん下道を使う.
約120km先の定宿「万葉の湯ふとみ銘泉」へ.

Audax Japan RM812 Okhotsk 1300km Hokkaido(その0)

久しぶりだ! コーラス!!(意味なし)

チャックインして,早速のサ活.
先週も週末3蓮サ活.
おそらく今週も3蓮になろう.

「もはや中毒」と言っても過言ではない(そうでもないらしい).

最近,職場の同僚がサウナーであることが判明.
それが講じてなんと,庭にプライベートサウナを作ったらしい.
ストーブもわざわざ小樽の専門店で購入したそうな.
参りました.

身近にこういう人がいると,自宅サウナに俄然興味が湧いてきた(悪いクセ).

うっ,意外に費用はかからない.
後は行動力次第か.

さて,ここまでサウナにのめり込むと今気になっているのは...頭髪の保護.

Kazchariの家系は父方も母方も白髪系.
現状も特に問題ない.
さらに,シャンプー,リンスともにいわゆる無添加せっけんシャンプーを使っている.

【まとめ買い】無添加せっけんシャンプー 詰替用300ML【×3個】

無添加せっけん 専用リンス 詰替用 300ML

サウナ施設に行く際も,備え付けの強刺激シャンプーやボディソープはなるべく使わないようにしている.

「サウナ」「頭髪保護」で検索すると,やはり情報がたくさん出てくる.

週5回サウナに行く美容師がサウナ後のヘアケアを解説!髪の痛み,乾燥,色落ちを防ぐ方法とは

ヘアーオイルねぇ...下手するとサウナ警察の人からクレーム来そう.
無香料だと問題ないか.
たまーに,全身をタオルでくるんでいる人を見かけるが,あれって身体に何か塗っているのだろうか?

頭髪保護で一番お手軽なのは「サウナハット」のようだ.
つ,ついにノッポさん感満載のハットを導入する時期がきてしまったか...

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とかなんとか考えつつ,今日もサウナを楽しむ.
毎回そうだが,1セット目の発汗がすごい.
実際,外気浴時の“ととのい”も,最初にくることが多い.
ただ,3セット目を終えて,あらためて湯につかる時が至高なのは間違いない.
この瞬間にハズレはない.

夕食も施設内で.
前回「スープカレー」があたりだったので期待.

「イベント前の高カロリー!」ということで「カツ丼」「ぎょうざ」を頼むが...うーむ.やはり味・量と値段が釣り合ってない気がする.

ここはやはり近所のラーメン屋「なかむら」で食べてからのチャックインが正解なのかも.

iPhone11 Pro 8/25 13:56

未読マンガの続きを読んでいると9時になった.
明日は3時半起きを考えている.

なぜこんなに早いのか? ⇒ スタート地点の駐車スペース確保のため.
事前に確保台数40台分との連絡があった.
札幌発の記念ブルベ(特別なメダルがもらえる)ということもあり,エントリーだけで100名越え.
札幌市内からも離れているので,クルマ利用者も多そう...

つーことで,睡眠時間を確保すべく,9時半にはリラックスルームで横になった.

明日が楽しみである.

モンキー125,えんべつ旭温泉へ

2022/9/30 Fri

レトロでオシャ.

iPhone11 Pro

様々な偶然が重なり,本日は有給を取得.
久々にモンキーで出撃.
好天の平日ツーリング.最高だ.

今年の北海道,夏は涼しく,この9月の最終日になっても寒くない.
実に過ごしやすい.

今日のウェアは春秋ジャケットだが,インナーは長袖シャツ一枚で十分.
プロテクタも付けるけどな.

コミネ(KOMINE) バイク用 スプリームボディプロテクター M SK-688 866

行き先は,ずっと前から看板が気になっていた旭温泉
道の駅「富士見」の手前,遠別町にある.
国道から山間部に舗装路を6kmほど進むようだ.
秘湯という感覚はない.

なぜここか?

泉質が良い上に,サウナがあるからだ.
もちろんサウナイキタイにもしっかり掲載されている.

iPhone11 Pro スタートは4467km

深川にて給油.
相変わらずリッター70km.
誠に素晴らしい.

iPhone11 Pro

日本海へ.
海はともかく山肌が秋っぽくなってきたな.

iPhone11 Pro

道の駅『おびら鰊番屋』へ.
平日なのでガラガラ.
もちろんオートバイの姿もない.

iPhone11 Pro

ライダーの間で有名な「とままえだベアー」
ゾック同様,裏表同デザインだ.
夜間は目が光る.それはそれは不気味だそうな.

iPhone11 Pro

この季節はムシが多い.
特に赤とんぼ.
バイク本体のみならず,ウェアやシールドにバシバシあたって爆散する.

シールドについたらつぶれて汚いし,少しズレて唇にあたったら超痛ぇ.

せっかくの平日だが,小平の「すみれ」や羽幌の「北のにしん屋」もパス.
休日なら並ばないとまず入れない人気店である.

それらをスルーして,ひたすら目的地を目指す.
なんだかんだで片道170kmは遠いのだ.

ようやく出てきた例の看板で右折.
なんだかうれしくて写真を撮りまくる.

iPhone11 Pro
iPhone11 Pro

建物が見えてきた.
なぜか玄関に人がたくさん並んでいる.

あれ? まだ開いてない? 既に12時は越えているのだが.
まさか時短営業?

一斉に注目を浴びるモンキー.
どこに停めようかと悩んでいると,数人が一斉にとある方向に指さす.
しっかりと「バイク・自転車駐車場」の看板あり.
まぁ,ツーリングマップルにも載っているし,二輪愛好家にも人気の施設なのだろう.

iPhone11 Pro

駐輪場のそばに立っていたオジサンから質問攻め.
やはりモンキーはおっさんホイホイだ.
と言っても「何cc?」「いくら」「燃費は?」の3大質問がほとんどだが.

話によると休館日ではなく,送迎バスを待っているとのこと.

JAF割引で入湯料を払う.
食堂は13時までなので,先に済ませることにする.
サーモン丼とラーメンセット(¥980)を受付で注文.
なんとカード払い可能.
このあたりから,この施設のギャップ感がにじみ出てくる.

大広間でしばし待つ.

受付の人,厨房の人,掃除をしている人などスタッフがことごとくおっさん.
偏見ではないが珍しい.
そして受付には従業員募集の張り紙が.
定年後はこうした山奥の施設で,のんびり働くのも悪くない...って,裏で超いそがしいのは知っている.

昔,スキー場旅館での住み込みバイト経験がある.

毎日5時から19時までの14時間労働.
夜は修学旅行のガキどもが騒いで布団や枕をボロボロにする.
先生は酔っ払って騒ぐ.
疲労と寝不足でアフタースキーなんてとんでもない.
ザ・カオス.

まぁ,使うところがないので稼ぐには良いバイトだったけど(ペリカ払いではありません)

注文していた料理が来た.

iPhone11 Pro
iPhone11 Pro

うん.
量も味も悪くない.

では,早速サ活へまいりましょう.

渡り廊下を通るとなんとも不思議な空間.
受付や食堂のある建物は古くてレトロ感満載.
しかし,廊下でつながった浴場エリアは近代的.

脱衣所に鍵付きロッカーがない.
受付の前に貴重品用の小型のものがあるのでそこに財布やらスマホを保管する.

浴室そのものではなく,その外観が面白い.
露天風呂を含め,ハリウッド映画の大富豪が住んでいる別荘のよう(言い過ぎ).
特に歩行用浴槽の張り出し感(説明が難しい).
さすがに写真は撮れないので公式サイトを参照.

温泉の質も良い.
濃い色でお湯につけた自分の手が見えない.
匂いはきつくないのにヌルヌル系.
お湯から上がるとサラっと.

洗体後,先程の上質の湯につかる.
いいねぇ.ここまではるばる着た甲斐があった.

そしてサウナへ.
10名程度は入れそうだが,平日ゆえか完全貸切.
温度などに特筆すべき点はないが,テレビもなければ音楽も流れない.

サウナが健康に良いのは言うまでもない.

その他の効果として最近思うのが「デジタルデトックス」もしくは「インフォメーションデトックス」

スマホ,タブレットは持ち込めない.
本も読めない.

最低1時間は様々な入力刺激から切り離される.
意外に貴重な時間かも...って,チャリ乗っている時もそうか.

約90分滞在.そして上がる.

iPhone11 Pro

Coke-on対応自販機に「プレミアムオレンジ」があるのもポイント高い.

iPhone11 Pro

さぁ,後は来た道を戻るだけ.
170kmあるけど.

iPhone11 Pro
iPhone11 Pro

「チャリよりオートバイの方が疲れる」と以前書いた.

モンキー125,カナダなサ活?

一方,以前に比べると,オートバイでの長距離移動が楽になったような気もする.
やはり,普段のチャリ習慣のおかけで体幹支持力がついたためだろうか.

iPhone11 Pro

この季節,この時間が好きだ.
焼き畑の匂いが,幼少期の記憶を呼び覚ます.

iPhone11 Pro

「♪ワルサーP38~」的な.

iPhone11 Pro
iPhone11 Pro

いつもの「セイコマ碧水店」で休憩.
ここでもオジサンにモンキー質問される.
なんだかんだ書いているけど,うれしくないわけじゃないんだからねっ!(なんじゃそら)

iPhone11 Pro

やがて日が落ちて夜間走行へ.
暗くて心もとないモンキーのヘッドライトだが,国道のように交通量が多い場所では問題ない.

ナビの計算通り,18時過ぎには帰宅.

iPhone11 Pro ゴール時は4818km

本日の走行距離は351km.

海岸沿いルートゆえ,バイクのみならず,メットのシールド,ウェアがベタベタする.

明日の休みはまず洗車からやね.