網走方面家族キャンプの巻(その1)

2020/8/9 Sun ~ 8/10 Mon

年に一度のキャンプはKazchari家の年中行事

OLYMPUS OM-D E-M1 Mk-II / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

恒例の家族キャンプに行ってきた.
場所は網走湖畔の呼人浦キャンプ場
自宅からは愛別から高速道路を使って200km.
片道200kmか.チャリの距離やな」と思う時点でチャリ廃人だ.

にしても,絶賛中二病の娘も参加するとは…
そろそろ親と出かけるのはどうか,というお年頃のはずだが.

9日(日)の朝は3本ローラーを40分した後,ラジオ体操に参加.
帰宅後にキャンプの準備を始めた.

キャンプグッズは倉庫に固めて置いてあるため,直ぐにパッキング完了.
忘れ物はないはず…いや,後で現地に着いてから「耳栓とアイマスク」を忘れていたことに気づいた.これらがないと旅先で熟睡できんのだ.

ハスラーには新車購入時からルーフキャリアを取り付けてある.
重量があるので燃費的には不利だが格好良い.

そこに載せる物は以下の通り.

【ホムセン収納ボックス】
テントポールとペグ,プラヘッドハンマー.折り畳みいす×2,タープ用ポールとペグ,ブルーシートなど濡れても可,炎天下でも可なモノ

【テント】
『snow peak アメニティドーム』

スノーピーク(snow peak) テント アメニティドーム (新品番)

色合いとデザインに惹かれて2011年に購入
ファミリー用として定番中の定番品.
よって,混雑しているキャンプ場では,どれが自分のモノか迷うとか迷わないとか.

最近は「スノピアメド」とかいうよくわからない隠語で呼ばれているそうな.
2種類ある「黄色目印ポール」をどちらに通すかで毎回混乱するのだが,ちゃんと説明書読まなアカンね.
テントに限らずsnow peakの製品は全般に高価格である.
そこを批判する人もいるようだが,買わなければ良いだけだと思う.値段なりの価値はある.

【テーブルイス】
3000円くらいのプラ製.客人来訪時にはリビングにて展開.以前100kgクラスの客が座った時,見事に足が折れた.注意!

これらをゴム紐&ラチェット式ベルトで固定.

Ohuhu 荷締めベルト ラチェット式 ベルト 荷締機 4.5m 固定ベルト 固定バンド 破断荷重680kg 2本セット 使用簡単 締付固定 多用途 引越し 運搬用 ブルー

このラチェット式ベルト,締め付けるのに少々コツがいる.
長すぎるのかな.
これだけ載せても重量的には問題ない.ただし季節によってはボックスに激突した虫の死骸がものすごいことに…

いわゆる流線形のルーフBOXは便利でスタイリッシュなんだろうけど,旅人感がなくて好きではない.
『カリオストロの城』のフィアットの様な家財道具丸見えに憧れる.
そういや昔,イマイのカーダッチシリーズに『ファンタムキャラバン』なるものがあったなぁ.作った作った.懐かしい.

で,朝9時過ぎ出発.
実をいうと,クルマに乗り込むまで行き先を決めていなかった.
緊急家族会議の末,最近行ってない網走方面に決定.
正確にはヨメさんと息子だけ,昨年のラグビーワールドカップの練習試合(?)観戦のため網走遠征をしたらしい.

天気は極めて良好.
とは言え,いつものチャリ・ロングライドと違って,天候を気にする必要はないのだが.
何も考えずに済むのがかえって物足りない.
本日一つ目の道の駅,『しらたき』着.

OLYMPUS OM-D E-M1 Mk-II / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

道中の車内音楽に関してはKazchariが支配.
iPodに15000曲以上の音楽が入っている!と自慢できたのも今は昔.
時代はサブスクのストリーミングやな.
“なぜか”家族全員で歌えるアニソン・特撮ソングを奏でながら一路東へと進む.

最近は『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』の主題歌やBGMが流れると,家族全員で合唱し,本編の最終回に向けての盛り上がりを確認しあうのが定番.
未聴の方,ぜひ聴いてほしい.トンデモない作りの曲です.本編知らないとただの変な曲かも?

https://www.youtube.com/watch?v=yF6DfWdT7z0

そうこうしているうちに『道の駅遠軽森のオホーツク』着.

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昨年の12月にオープンしたばかり.
スキー場の駐車場を拡大したような作りで高速の出入り口隣接.少々入りにくい位置にある.
最初の休憩ということでソフトクリームを買う.
いちびった息子がいきなりソフト部分を落としてパニック.いやホンマ,どうして少年はいつもアホなのか…

アクティビティとして森の中の「ツリートレッキング」が目玉?
さすがにこの時期は密なので,今日はパス.

他にもセグウエイ(インモーション)の体験会が開かれていたが,もちろん有料.
ポスターに「次世代の乗り物」と書いてあって複雑な気分.
結局,普及しないまま撤退か…公道走行できないのが痛い.

普及といえば,e-bikeは(日本で)どうなのだろう.
少なくともロードバイクの代わりとしては最高速24km/hでリミッターがかかるのが難点.
どう考えても平地では自力巡行の方が速い.
MTB目的だと需要あり?

いずれにせよニッチな市場になりそう.
まぁ,日本の場合は道路事情もクルマのチャリに関する目線も厳しいしなぁ.何より高齢者だらけ.

次に『道の駅女満別』に向かう.
ここで昼食.フードコート方式で助かる.
子供らはラーメン.Kazchariらは豚丼とその定食.美味し.

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OLYMPUS OM-D E-M1 Mk-II / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

少し移動すると,「女満別の風景と言えばここ」的な撮影スポットがある.
木が7本,丘の上に並んで立っている.夕暮れ時は美しい.ただ,寄れないため構図的にはワンパターンになりがちかな.
むしろ空港のそばを通った時に,ちょうど飛行機が降下してきた.旭川空港より迫力あるように思えた.

道の駅から『呼人浦キャンプ場』はあっという間.
駐車場が狭くて遅めの到着では取り合いになりそう.
木と木の間にクルマを停め,トランクとキャリアの荷物を芝生まで運ぶ.

OLYMPUS OM-D E-M1 Mk-II / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

テント張りの際,大事なのはロケーションであろう.
入り口のジッパーを開けた時,目に入る風景.
炊事場とトイレの位置.
大木やヤブや歩道からの距離.
地面の凸凹や傾き具合
などなど.
これらを考慮に入れて,ベストな場所を決める!…つもりが「ここでええ?」「ええんちゃう」の二言で決定.まっ,そんなもんです.

OLYMPUS OM-D E-M1 Mk-II / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
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息子はと言えば,キャンプ場について以降,ハイテンションでおおはしゃぎ.
仕方がない.
娘もガールスカウトに入団している割には,指示がないと動けない.
こちらは…うーむ.

しかしまぁ,ファミリーテントはデカい分,組み立てが面倒で一人では無理.
上記の二人もなんとか協力させる.いや,させたらアカンな.あくまで自発的に誘導

それにしても,Kazchariはやはり小さいテントがええのぉ.
娘と3人家族だった頃は,DUNLOPの名品,2人用のV200で出かけていた.
こいつは未だに現役だが,地面からの雨の染み込みがひどくなってきた.

そろそろバイクパッキング(自転車)用の軽量テントが欲しくなってきた.
第一候補はこれ.

Naturehike CloudUp1 テント 1人用 設営簡単 超軽量 コンパクト 二重層 3シーズン 防風 防雨 アウトドア フィールドキャンプ ソロツーリング 登山 ハイキング サイクリング

この中華ブランド,確かに安い.最近よく見るが性能的はどうなんやろね.

このキャンプ場はロケーションも良く,無料ということもあって,バイカーに大人気.
今日も今日とて大量のバイクが停まっている.
ビッグオフとハーレーが多い.そして…案の定高齢者が多い.

30年前,Kazchariがソロツーリングで渡道していた頃は圧倒的に同年代,つまり20代が多かった.
つまり,その頃の連中が今も走っている(もしくは戻ってきた)ということか.

当時はネットどころか携帯電話もない時代
情報はツーリングマップかライダーハウスの書き置きノート,そしてなんといっても口コミ
いや,口コミによる情報収集が目的ではなく,ただ人と話したかったのだろう.

ヨメさんとも話していたのだが,ここのキャンプ場でも,最初からマスツーリングの連中はともかく,見知らぬバイカー同士の会話がほとんど観察されない.
外のチェアに座って1人で食事.そして手にはスマホ

海外パッカー旅でも同じような状況らしい.
何となく寂しいなぁ…と思うのはおっさんのセンチメンタルか.(その2へ)

iPhone11 Pro

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