2023/11/21 Tue
国民的なんちゃら
Kazchari家にはリビングにテレビがあり,朝と夕食時につけている.
NHKニュースが定番.
それ以外では『王様戦隊キングオージャー』『Dr.STONE』『SPY×FAMILY』が現レギュラー.リアタイではなく録画もしくはアマプラを観ることが多いけど.
加えてヨメさんは『どうする家康』『大奥』を観ている(NHK率高い).
後は言わずもがなのラグビー中継である(Kazchariを除く).
で,ニュースが終わり,たまにチャンネルを変える.
近頃は年末に限らず歌番組が増えたような気がする.
それも流行りの音楽の紹介というより,40~50代を対象とした懐メロ番組ばかり.
まぁ,音楽鑑賞という行為が極めて個人的な体験になって久しいけどな.
今の世代,国民誰もが知っているポピュラーソングは絶滅危惧.
懐メロという枠組みだと「アニソンランキング」系の番組もよく(?)放送されている.
先日放送されていたのがこれ.
テレビ朝日『令和vs平成vs昭和アニソンランキング』結果まとめ|各世代のアニメファンの心に残るアニソンベスト20がついに決定!【最新おすすめ アニソン】
年代別,元号別,外国人人気など色々と工夫は見られるが,ランキング上位に入る曲はこの手の番組ではだいたい同じ.
放送局やら歌手への忖度もあるだろうが,主題歌がどうこうより,単純に人気番組であることがほとんど.
通好み,クセ強めのものはまず選ばれない(※個人の感想です).
ただしYOASOBIの『アイドル』は例外.
あのエグイ内容の本編を,実際に観た人がどれほどいるのかは謎だが.
ちなみにうちの家でもJK娘とヨメさんは未視聴.
それにしても...ガンダムソングで『翔べ!ガンダム』が最上位はおかしくないか?
映像と曲はともかく中身と無関係な歌.
トミノ御大がスポンサーをだますために従来のスーパーロボットアニメのフォーマットを遵守した結果の作品やけど.
ただし,この曲に関しては面白い解釈がある.
連邦の白い悪魔と対峙したジオン兵視点だと納得できる歌詞らしい.
同じ「とぶ」でも『ダンバインとぶ』は屈指の名曲.
MIQ(MIO)さんの歌唱指導動画もある.
エルガイムと並び,いまだにあの声が出る.スゲー.
「恋の歌ランキング」とやらもあった.
<昭和の名曲>「心にしみる恋愛ソングTOP60」を発表 松田聖子、中森明菜ら大スターの貴重映像も
第何位かに,これまた誰もが納得の『木綿のハンカチーフ』がランクイン.
この手の番組では1番しか流れないことが多いのだが,この曲に限ってはフルコーラス聴かないと,その神髄が伝わらない.
いつも通り「どうせ1番でフェードアウトやろ?」と思ってたら,なんと最後まで流れた.
スタッフ,わかってるやん!
アニソン番組にもこういうこだわりが欲しいものだ.
歌と言えば,日本で歌手活動をしている外国人に日本の名曲を聴かせて,その反応を見る系の動画もある(ややこしいわ).
独特の視点での解説が興味深いが,先日びっくりしたのが谷村新司追悼のアリス『チャンピオン』回.
曲を聴き終えた後の第一声が「えっ!? これで終わり!?」だったことに衝撃.
他にも「いきなりロッカールーム?」「負けたの?」とか...
それ必要? 全て行間でわかるやん.
世界屈指のあいまい言語,察しと思いやりの文化はガイジンにはわからんのか...(偏見)
とかなんとか書いてますが,こうした異文化解説動画は楽しい.
逆に日本でも人気の洋楽に関してもいろいろと...
サビのはっきり聴きとれる部分だけとか,同時に流されるMVで騙されることが多いが,その翻訳を知ると,とんでもない歌詞が多いのも有名な話.
たとえばマイケル・ジャクソンの『ビリージーン』.
男にとって最恐ホラーソング.
『スムース・クリミナル』もなんだこれ的内容.
キレキレのダンスと歌詞とのギャップが...
来月にはあちこちでかかりまくるであろうワムの『LAST CHRISTAMAS』.
その“ウジウジ度”はTV版のシンジくんやオフコースといい勝負だ.
よく考えたら,クリスマスソングの双璧である山下達郎の“アレ”もぼっちソングやな.
やっぱり歌はいいねぇ.
Kazchariは超ド級の音痴なので,一人車内で熱唱してますが.