2021/3/27 Sat
ドロッパー出撃!
Mostly Sunny, 0°C, Feels like 0°C, Humidity 46%, Wind 1m/s from S
一昨日のリベンジとなるか?の見事な晴天.
これは出かけずにいられまい.
ロードにするかファットにするか.
まだまだ雪解け中なので,路面状況がヒドイことが予測される.
せっかく洗車したばかりのDOMANEくんは温存したい.
よって,今日はファットくんで発進.
新兵器,ドロッパーシートポストの実力を試す時がきた!
家を出る前にライブビューカメラで各地を確認.
旭岳ロープウェイ乗り場付近の路面も乾いていた.
「ヒルクライムもええなぁ」と一瞬考えたが,今日はドロッパーを使ってみたいので雪ザクザクなルートにする.
となると,最近(登山道を)登り切れなかったキトウシ森林公園の展望閣(お城)がターゲットだ.
舗装路走行用にタイヤ圧を0.4Barから1.0Barに上げた.
実に快適.
東川への幹線路をひたすら進んでいると,並行している忠別川サイクリングロードも,既に雪が融けてそうな雰囲気.
こりゃ確かめねばと左折.
おおっ,これロードでも行けるやん!...と思った矢先.
残雪.
まぁ,ここはチャリ最大のメリットである”軽さ”を生かし,脇道,押し歩き,担ぐなどを駆使して回避.
雪捨て場になっていた河川敷に降りる.
真冬にも通ったなぁ,ここ.
再びサイクリングロードに戻る(登る).
またしても雪の妨害.
この時期ならではの楽しみと思考転換.
こういう道はドロッパーの出番.
早速シートを下げて,脚コギにトライするが...
これが,
10cmほど下がってこうなる.
ちなみにGIANT製.
ロゴは昇降レバーの根元にしか入っていないので全然目立ちません.
「クランカー」さんで取り寄せ/取り付けてもらって,工賃コミ¥25,724でした(注文してから一か月待ち).
で,脚コギにチャレンジするも,雪ザクザクでスボスボとタイヤと足が埋まってしまい無理ゲー.
ただし,シートが下がったことによる安心感が絶大.
シンの実力は来シーズンに期待やな.
東川を抜けて,直線道路をキトウシへ.
「ここはラルプデュエズですか?」的なつづら折りの坂道をガシガシ登る.
すぐ近所にこんなに楽しい坂があったとは知らなかった.
サイコンが勾配21%を示したり...うひょひょ.
展望閣前の駐車場着.
お城のすぐ下までは行かれへんのか.
せっかくなので,ファットくんを置いて,徒歩で登る.
いきなり滑って転ぶ.
ガチガチにアイスバーンとなっていた.
隣のスキー場(キャンモア)は営業を終了したのか,リフトは動いていない.
それでもソリすべりを楽しむ子供たちの声が聞こえる.
雪と言うより,既に氷状態なのだが.
駐車場に戻ってダウンヒル開始.
距離が短いだけにそれほど寒さは感じない.
登りの途中で止まれなかった絶景ポイントで撮影.
対向車が少なくて助かる.
それにしても,下りでのブレーキ鳴りがひどい.
とうとうパッドがなくなった?
と思いきや,徐々に消失.
音の理由は雪でディスクローターが濡れたことにあるようだ.
ゴーカート駐車場からのダウンヒル中,バズーカ(超望遠レンズ)を持ったカメラマンが多数.
道路の真ん中にまであふれている.
どうやら鳥撮りの時期のようだ.
ここでブレーキをキーキー盛大に鳴らしながら通ったらド顰蹙やろな.ビビる.
さて,このまま家に帰るのはもったいない.
今日のてんこ盛りライドはまだまだ続く.
桜岡を通って当麻のセイコマで昼食.
Paypay払いしたのだが,10%offクーポンが届いていたことに,支払い後に気付く(あるある).
さて,ここからは直線道路を曲がって曲がって旭川永山方面に戻る.
先ほどのカメラマンに影響されたわけではないが,永山の河川敷に鳥が異様に集まるスポットがあるのだ.
それを見に行く.
当然河沿いのサイクリングロードは雪に埋もれているわけだが,ファットくんには問題ない.
エゲツない数のカモ(?)である.
さすがにTGでは撮影に限界.
Kazchariもバズーカ,持ち出すかぁ(クルマやな).
さて,川沿いロード&グラベルだが,陽の当たり具合によって融雪済みのところと,こってり残雪の箇所が交互に現れる.
それに騙されたのが,この道.
最初は舗装路むき出しだったのが,やがて雪が積もり,最後には道すらなくなり300mは押し歩いた.
脱出経路もない.
舗装路に出た時は安心した.
このように,ちょっとした冒険心を満足させられるのが,ファットくんの面白い所.
こげなくても,押したり持ち上げたりできる.
東川に戻り,後は帰るだけ.
ここでもちょっとした冒険心発動.
忠別川サイクリングロード,往路の左岸はけっこう路面が出ていたので,復路の右岸はどうかと進入.
最初は良かったが...
道が消えたり現れたり.
いずれにせよ快走とまではいかず,乗ったり押したりの繰り返し.
ドロッパー大活躍だった.
途中で河川敷に降りたりするのも一興.
その後もしばらく雪道脱出ライドを堪能し無事帰宅.
これもまた,この季節限定のお遊びやね.
365日,たいていの道は走破できる奇跡の乗り物ファットバイク.
ホンマに楽しい.