ディスコミュニケーション~スキー板と抜歯

2020/1/8 Fri

あれ?

ここに来て,旭川に雪の日が増えてきた.

ウインタースポーツが好きな人には,たまらん土地やろなと推測する.
残念ながらKazchariはスキーもスノボもたしなまない.

経験がないわけではない.
やってみたけど面白くなかったというだけ.

特にスノボはウルトラ難しかった.
転倒しまくって,翌日は頸痛MAX.
はっ,もしかして最近の頸の痛みはこの時の後遺症...(10年以上前の話です)

しいてあげれば,ファットバイクによるスノーサイクリングは実に楽しい.
はたしてこれはスポーツに含まれるのか?

それはさておき,学校の授業にも含まれているため,うちの子供は二人ともスキーができるし,この時期毎年楽しみにしている.

ただし子供の成長は非常に早いためサイズがすぐ合わなくなり,ほぼ毎年スキーグッズを買い替えることになる.

古いモノは知り合いに譲るかリサイクル屋行き.
正直,もったいない話だが「命を預ける道具は新品でないとダメ」論もわからんでもない.

つーことで,先週の日曜日,ヨメさんと子供らはスポーツ用品店にて,今年も新品を購入.
その場でワックスがけを頼み店に預けたそうな.

本日,Kazchariに対し,それを「引き取りに行ってこい」との指令.

カウンターで預かり証を渡す.
しかし,しばらくして出てきたのは息子のスキー板のみ.

「もう一本あるはず」と告げ,もう一度探してもらうものの「ない.すでに納品書にハンが押してある」とのこと.

Kazchariが買ったわけではないので「あれ,ヨメさんの勘違いで預けたのは1本だけ?」と思い,一度退店する.

念のためヨメさんに確認のメール&電話.
すると「アホ! なんでそこで引き下がんねん!2本買うたがな!もういっぺん行ってこんかい!こっちは仕事中や!」となぜか怒られ,店に戻る(若干脚色してます).

店員に事情を説明すると,他の店員にも応援を頼み倉庫へ.
しばらく待っていると,奥から娘のスキー板が出てきた.

もちろん軽く謝罪はされるが,何か納得いかない.
別にクレーマーというわけではないが,預かり証,ハンコ,多数で捜索など店の対応がどことなくアナログ感.
データベース管理など,もう少しシステマチックにならないかね.

さて,夕刻は歯科通院.

例の歯痛はまだ続いており,もろくなった歯を守るために,親知らずを抜くことを決意.

診察ベッドに横たわり,前回の救急外来時からの様子を尋ねられたので「マシにはなりました」と答える.

医師,下奥歯の親知らずを器具で触りながら,「”シタ”は痛くないですよね?」と聞いてくる.

Kazchari「(?)いえ,そこ痛いです」

医「あれ? おかしいなぁ」(グリグリ)

K「(いてーっ!).い,痛いです.もしかして”舌”のことですか?(何か神経的なつながりが?)」

医「いえ,”シタ”です」

K「じゃなくて,タン? ベロの舌?」

医「いえ,下の歯の下です」

と,「チャウチャウケントチャウンチャウ?」的コントをくり広げる.

K「上下とも痛いです.前もいいましたけど...」

医「(カルテをめくりながら)あっそうですか.やはりこの親知らずが上の歯にあたって...(前回と同じ説明)」

K「親知らず抜いたら,何かマズいんですか?」

医「いや,そんなことはありませんけど...」

なぜか,抜歯を不自然に渋られている感あり.
良い風にとらえると歯を残したい派の先生,悪くとらえると(親知らずの抜歯は)面倒くさい派なのか...

いずれにせよ,抜歯決定!
手術は予約が必要で今すぐには無理だとか.
痛みがマシになったから良かったものの,やけにのんびりと...いかんいかん.
向こうには向こうの専門的な都合があるのだろう.

いずれにせよ,昨日は意思疎通の齟齬が目立った日.
ひょっとしたらKazchariの記憶違いもあろう.
自分の考えや主張は正しい,完璧だと思いこむと,いわゆる老害クレーマーの仲間入りになりそうで怖い.
そんな自分は嫌だ.

言った言わないをなくすには記録しかないのかな.
しかもリンク容易なデジタルで.
いじめの証拠集めにはICレコーダーを持たせるのが最も効果的らしいし.

そういや昨今の政府のゴタゴタ.
例の領収書問題やら持続金不正受給問題もデジタル化,マイナンバー紐づけで全て解決...って,はっ,これが策略か!

”リベラルな監視社会”に関しては,橘玲のコラムが抜群に面白い.

アンダー・コロナでは「リベラルな社会」を実現することで 「超監視社会」が実現可能になる 【橘玲の日々刻々】

「帝政反対!民主共和制万歳!」が虚しく響く.

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