シンクロニシティ

今日は少々オカルトチックな話題.

興味のない人,申し訳ない.
時系列が少々ややこしいので,上手く伝えられるかどうかわからないが...

今日の午前中,大阪に住む義理の母が,大動脈解離で病院に搬送されたという連絡が義妹からあった.
こちらは旭川,すぐさま駆けつけるというわけにはいかない.
幸い自覚症状を伴ったままの発症で,搬送先の病院でも意識ははっきりしており,手術にはなるが,とりあえず命に別状はないとのこと.
当然ながらヨメさんは憔悴しきっており,飛行機の予約が取れ次第,帰省することになった.

表題のシンクロニシティとは,精神科医・心理学者カール・グスタフ・ユングが提唱した「意味のある偶然の一致」のこと.
学術的な定義や詳細は専門のサイトや書籍で確認していただきたいが,「ある出来事の前に起こる前兆」もその説明に含まれる.

それは昨夜,義母が倒れる前に起きた.
外出しようと玄関ドアを閉めた際,自宅の表札(石製)が,突然外れて落下し,8片ほどに割れてしまったのだ.
もちろん誰かが細工したわけでもないし,見た目ぐらついているということもなかった.
確かに接着後15年以上経過しており,北海道の四季の寒暖差を考慮にいれると,接着剤が自然劣化したと考えるのが当然だろうと,昨夜は思った.
ただし,落下を目撃したヨメさんが「不吉やなぁ...」と言ったのが忘れられない.

さらに,これも偶然なのだが,一昨日には,普段は全く気にも留めていなかった表札の接着部位が気になって仕方がない自分がいた.
なぜだかわからないが「そろそろ外れるかもなぁ...」と表札を凝視しながら考えている自分がいた.
そして今日の一報である.

もちろん後付けの解釈に過ぎないのかもしれない.

割れた表札は緊急連絡の前,つまり昨夜のうちにエポキシボンドで修理しておいた.
石仮面のごとく亀裂が入り痛々しい姿である.
しかしながら,この即時行動が良かったのか,義母は命を取り留めた.

ユング心理学入門―“心理療法”コレクション〈1〉 (岩波現代文庫)

ご近所お写ん歩ライド

東京は雨で大変らしいが,ここ旭川は昨日に続き今日も晴れ.
たぶん最初で最後の祝日の午前中は家の掃除.
午後からようやく2時間ほど時間ができたため,紅葉撮影に出かけることにした.

OLYMPUS TG-5

いつものグラベル探索時はもとより,普段ロードで出かける時は重量増を嫌ってコンデジのみを持参している.

OLYMPUS デジタルカメラ Tough TG-5 ブラック

ワイドコンバージョンレンズを装着しているもののせいぜい500gほど.
そこそこキレイな絵は撮れていると思うが,ここは一発,メイン機のミラーレス『OM-D E-M1』&『OM-D E-M1 Mk-II』で出撃してみたっ.

OLYMPUS ミラーレス一眼カメラ OM-D E-M1 MarkII ボディー

レンズは4本.
あえて標準レンズなし,望遠およびクセ物しばりで.

OLYMPUS 単焦点レンズ M.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8

OLYMPUS 超広角ズームレンズ M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO

残りは『M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO』『M.ZUIKO ED 40-150mm F2.8 PRO』の2本を持参.
ご察しの通り,Kazchariはバリバリのオリ党なのである.
その理由は主な被写体が水中にいるから.
チャリ趣味前からフォト派ダイバーだったりする.
名機『CAMEDIA C5050-Z』以来,ずっとオリンパス.
なんと言ってもコスト,小型軽量,画質のバランスが良い.
純正の水中ハウジングを作っているのって今やオリぐらい?
NやCの一眼用ハウジングはあまりにも高価.

三脚とサブ機のTG-5も持っていきますよ.
カメラリュックに詰めて.

OLYMPUS TG-5

重量は...5Kg以上はあるな(量ってない).
目当ての神楽岡公園までは5kmほど.
前回のパンクの際,ちゃんと空気圧のチェックもしたので舗装路も快適快適.
だいたい前後1Bar.
以下,何枚か撮影したものを.

OLYMPUS OM-D E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8
OLYMPUS OM-D E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8
OLYMPUS OM-D E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8
OLYMPUS OM-D E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8
OLYMPUS OM-D E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8
OLYMPUS OM-D E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8
OLYMPUSOM-D E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8
OLYMPUS OM-D E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8
OLYMPUS OM-D E-M1 MK-II M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO
OLYMPUS OM-D E-M1 MK-II M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO
OLYMPUS OM-D E-M1 MK-II M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO
OLYMPUS OM-D E-M1 MK-II M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO
OLYMPUS OM-D E-M1 MK-II M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO
OLYMPUS OM-D E-M1 MK-II M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO

8mm Fisheyeは使わずじまい.
やはりお気に入りは,75mmのキレキレ感.
カミソリピントで背景ボケボケ.
何を撮っても作品になってしまう.
ファットくんなのに,このポートレイト感!

OLYMPUS OLYMPUS OM-D E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8

2時間ほど楽しんだ後,暗くなる前に近所の公園に遊びに行っているバカ息子を迎えに行く.
最近,自転車に乗れるようになったと思ってたら,もうこの坂を足つきなしでクリア.

OLYMPUS TG-5

Vamos! バカ息子よ!
いつの日か父をブチ抜くのだ.

まだまだグラベル探索(東神楽編)ライド

OLYMPUS TG-5

極寒&雨から一夜明け,今日は午後に向けて天気回復とのこと.
さぁ,ロードかファットか.
「あーなんか路面が濡れてるなぁ.ファットくんにしよう(棒読み)」.
まっ,ようするにグラベル探索にドハマリ継続中なのだ.
後でSTRAVAを見ると,走行中の気温は13℃,風速3m.体感はそれ以上の暖かさ.
ここまでコンディションが良いのは今年最後かも.

少々悩んだ末,今日は東神楽を目指す.
まっすぐ向かっては面白くないので,脇道にダートを見つけたらちょこちょこ寄り道.
最近,東神楽町は自転車道の整備に力を入れているのか,川沿いに新しいルートができそう.
素晴らしい.雪が降る前に間に合うのか?

OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5

紅葉がさらに進み,公園の樹木さえ美しい.雨上がりのしっとり感で写真映えしまくり.

OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5

途中でいつもの忠別川サイクリングロードに合流,ボーイスカウトのキャンプ場からはほぼ林道となる.ここから『森のゆ花神楽』に抜けるまでの道が,これまた最高.ストップしまくりで全然進まん.

OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5

ちょっとした峠を越えると旭岳方面と美瑛方面に分かれる丁字路がある.直進するとよい感じのグラベルが見える.旭川に住んで15年,ずっと気になっていたその道に,今日初めて踏み込む!

OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5

なんも言えねぇ.
贅沢言うなら赤が足りない程度.
どこかに赤いもみじはねぇがぁ~
やがて牧場を抜けて就実の丘からつながる丘に出る.
志比内の境目峠で道道213号に合流.
そろそろ昼飯の時間.
補給食はあるもののハンガーノック防止のために,どこかのコンビニに寄らねば.
少々退屈な道だが仕方がないと道道を美瑛方面に向かうも,そこはファットくん.
川沿いのダートを見つけてはガシガシ進む.

OLYMPUS TG-5

気分よく走ってたら,いきなりパン!という破裂音と後輪に何かが絡まる音!
停車して確認するとシュー音.
まさかのパンクでした(泣).

OLYMPUS TG-5

もちろん修理道具は持ってきているが,この26×4.6のごっついタイヤ,ロードと違ってビートがなかなか落ちない.
毎年のスパイクタイヤ交換で,むっちゃ苦労するのがわかっているので,できれば避けたい苦行.
ヨメさんに電話してピックアップを頼むかと一瞬考えたが,電話しても「ふざけるな.ボケ」と返されるのが目に浮かび(♪ヨメに怯えて生きるっ 俺たち恐妻人間なのさ~).
思い切ってパンク修理を決意.
手持ちの携帯工具,タイヤレバー,修理パッチを使い,30分程度で完了.
あれ,案ずるより産むが易しとはこのことか.

携帯ポンプは例のヤツではくTOPEAKのMICIRO POMP.
ロードと違ってパンパンにする必要もないのでシャコシャコと指押し確認で適当に入れる.
使える使える.

TOPEAK(トピーク) マイクロ ロケット AL マスター ブラスター PPM05100

例のヤツはこれ↓ ロードはこっちがいいかも.
LANDCAST 自転車 空気入れ 仏式・米式 携帯ポンプ 300psi ロードバイク・クロスバイクに軽い力で高圧まで空気が入る

それでも30分のロスはロス.
行き先を変えて千代ヶ岡のセイコマへ.

OLYMPUS TG-5

そろそろ帰ろうか.
雨上がりのグラベル走行でドロドロのファットくん.
帰宅したら水ぶっかけて適当に洗ってあげよう...のはずが空港脇を遠回り.
今日も楽しいライドでした.

OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5

『キング・オブ・コメディ』を観た

先日のブログで『JOKER』について書いた.

現代版『タクシー・ドライバー』という印象を強く持ったが,ネット上でもプロ・アマ含む様々な映画評で同意見が散見された.
『JOKER』を楽しむには,もう1本『キング・オブ・コメディ』も必見とある.
監督がマーチン・スコセッシの大ファンゆえ,この2本を確信的にリスペクトしていたそうで,ストーリーや演出,映像表現に類似点が多数あるらしい.

『キング・オブ・コメディ』をAmazonで検索すると,ちゃんとPrimeで配信されいるではないか.
つーことで,今日のZwiftの友はこれに決定.

The King of Comedy (字幕版)

以下,内容にふれます.

...見終わった感想.

前半は一級のストーキング・ホラー映画でした.
後半はブラックジョークかな.
ストーカー仲間のねーちゃんは最初から最後まで怖かった.
今風の演出やと間違いないジェリーを刺してたな.
電気屋のTVを観ている所を横からグサッと.
確かに『JOKER』に与えた影響はすごい.
舞台設定は言うまでもなく,現実と妄想(願望や思い込み)が入り混じっている点も.

『JOKER』のアーサーは,脳外傷により,認知的に問題ありというような描写だったが,この映画の主人公はパーソナリティ障害やね.
悪いことをしている,迷惑をかけているという意識が全くない.
主人公は本当にコメディアンになりたかったのか?
底辺で生きるより,(犯罪者になってでも)一夜だけでもキングになりたい.
ただ人に認められたかっただけ?

誘拐事件以降は(たぶん)現実で話が進む.
何が怖いって,パプキンのネタに聴衆が笑っていること.
アメリカ人的にはおもろいのか?
あの聴衆の笑い声は本物?
警官のホメ言葉は皮肉?
これらも主人公の妄想かと思いきや,著書が売れてるのは本当っぽい(だけで実は...)

ジェリーのスターになってからの苦労,ストレスの吐露もあった.
劇中のジェリーは常に不機嫌でストレスを抱えている様子が執拗に描かれている.
スターも幸福ではない.
パプキンがそれに耐えれるとは思えない.
ラストシーンの出所後の初舞台では,何も話せないまま終わるような気がする.
でも,このシーンも妄想?

鑑賞後,いろいろ解釈できる映画は見ごたえがある.
『タクシー・ドライバー』も,もう一度観よう.

タクシードライバー (字幕版)

2020年は『ツール・ド・下半分』

先日,ツール・ド・フランス2020のコースプレゼンテーションが行なわれた.
今年はツール・ド・左半分,来年は下半分でどっちも山岳メインのルート.
今年はスプリンター涙目的なコース設定である.
個人TTも一つしかないうえ,しかも山岳ゴール.
復活前提のフルームやデュムラン,ログリッチェはともかく,これでTTスペシャリストも涙目.

主催者は一体誰を勝たせたいのか?
このコースに向いてるフランス人選手いたっけ?
もはやバルデは無理やろうし.
ピノかな?
アラフィリップの激走が再び見られる?
でも,やっぱり最後は例のチームかなぁ...まさか,再来年はツール・ド・上半分ってこたぁないやろね.

現状頭が痛いのは,東京オリンピックのおかげでスタートが例年より早い6月27日になったこと.
毎年J-Sportsの1ヵ月登録(月単位契約なので7月のみ)だけをしているので,最初の第4ステージまではダイジェストか海外オンデマンドしか視聴できない.
今年だけ配慮して「TDFパック」とか作ってくれへんかなぁ.
そういや毎年第1ステージだけは無料視聴だっけ.

どのチーム応援かというと,やはり例の赤黒軍団かな.
あれだけ強いと逆に爽快感がある.
フルーム復活するかなぁ...

グランツールでは,ジロ・デ・イタリアをDAZNの1ヵ月登録(こっちは登録日から1ヵ月)で観ている.
ジロと言えば,なんつっても2018年第19ステージのアレでしょう.

↓ジロ・デ・イタリア 2018 第19ステージ【2018年のベストレース1位】
https://youtu.be/AirQGSzscbA

これ生放送で観ましたよ.
ここ数年のスポーツ中継でここまで興奮したことはありません.

2017年のデュムランも別の意味でかなりのインパクトでした.
ライド前にココアを飲みすぎてはいけません.

ブエルタ・エスパーニャはダイジェストのみ視聴.
ブエルタはブエルタでレースそのものより,そのコース設定や運営のユルさが笑える.

超人たちの祭典,今から楽しみである.
そういや東京オリンピック,暑いので危険というなら,ロードレースも北海道に移したらええのに.

外国語の習得は難しい(その2)

外国語の話のはずだったが,Kazchariの半生記もしくは旅行記っぽくなってきたので,以降要点だけ.
それぞれのエピソードは別の機会に.

伊丹決意したのは良いが,ではその方法はどうする?
そうだ,現地に住めば嫌でも話す,話せるようになるという単純な発想で,この決意の約10年後,Kazchariは青年海外協力隊に参加して英語圏で2年間生活することとなる.

↓JICA海外協力隊
https://www.jica.go.jp/volunteer/application/seinen/

はたして語学力は向上したのか,ネイティブ並みになったのか,その結果は...いやぁ,ダメでした.
いわゆる業務会話はわりと流暢に話せたが(ワンパターンなので),日常会話やパーティ会話は全然身につかず,帰国直後に受けたTOEICでも640点程度.
今はもっと下がっているはず.
今,思うに(その1)で書いた原則やら実践をあまり行っていなかったなぁ...と思ふ.

と済んだことを後悔,反省していても仕方がない.
終活中なのだ.
残りの人生,行動あるのみ.
再挑戦してやる.サイドバーでオススメされていた別の動画も観た.

『どんな言語でも簡単に習得できる方法.マシュー・ユールデン』

まとめると以下の通り.

【要約】
1) 母国語との共通点を探せ ⇒ 日本人だとハングルか中国語?
2) シンプルに ⇒ 複雑な言い回しはドツボにはまる
3) 状況と必要性に関連させよ ⇒ 効率よく
4) 1日30分,定期的に短く勉強 ⇒ 少量頻回で習慣化
5) ラジオや映画を言語で楽しむ ⇒ 学習と並行して

【ルール】
1) その言語を使いながら生活する ⇒ 夢まで見れたら最高
2) 間違えよ ⇒ 人は失敗から学ぶ.※ここやね,恥を恐れすぎ
3) 競争を楽しめ ⇒ モチベショーン維持に欠かせない

(その1)で紹介した動画と言っていることはほぼ同じやね.
結局,王道しかないということか.
習慣化が何より重要.
特にルール№3には完全に同意.
自分には実績がある.
そう自転車だ.
ここ2年間ほど毎日乗っていても飽きない.
これも全てSTRAVAのおかげ.記録と競争は偉大だ.

次の旅まであと2ヶ月を切った.
さぁ,インドネシア語をマスターするぞ!(えっ?)

旅の指さし会話帳2 インドネシア(インドネシア語)[第3版]

外国語の習得は難しい(その1)

なにげにYouTubeを見ていると,TEDxでこんなネタがあった.

『どんな外国語でも半年でマスターしてしまう方法』

まとめると以下の通り.

【5つの原則】
1)自分に関わる部分に集中しろ ⇒ 映画のやり取りがわからないのは当然
2)最初からコミュの道具として使え ⇒ 習ったら使え!
3)メッセージを理解したら,その言語は無意識に使える ⇒ 相手のいいたいことを察しろ.状況を分析!
4)トレーニング! ⇒ 筋トレと同じ.習慣の力
5)心理理面が重要 ⇒ 恥・間違いを恐れるな

【7つの実践法】
1)たくさん聴け ⇒ スピードラーニングにも意味がある
2)言葉より先に意味を知れ ⇒ 非言語メッセージを見逃すな
3)組み合わせよ ⇒ 難しい語彙は憶えていなくても大丈夫
4)核に集中! ⇒ 頻繁に使う単語は何だ? それほど多くないはず
5)外国語の親を見つけよ ⇒ 気を遣わず,かつ的確に指摘してくれるマスターは貴重!
6)顔をまねよ ⇒ 正しい発音は顔全体で発する
7)イメージに直結せよ ⇒ 母語に訳すな

字幕プラス個人的な解釈なので,おかしい所もあるかもしれないが,だいたいこんな感じのことを言っていた.

今回のブログ開設もそうだが,終活の一環として様々なことに挑戦もしくは再挑戦を考えている.
外国語習得もその一つに加えたい.
この原則と実践法は大きな示唆を与えてくれた.

一般に日本人の場合,外国語≒英語という発想になろう.
英語ねぇ...中学までは得意っつーか,好きだったなぁ.
英文法はまるでパズルようだった.
思えばその認識があかんかったのかもしれん.
高校では並みの成績となり,大学では単位を取る為に講義に出て聞き流すだけで,全く興味の対象ではなくなっていた.

転機を迎えたのは大学の卒業旅行である.
初の海外は約5週間の個人旅.
当初はアフリカに行きたいという動機から予定を組んだものの,紆余曲折があり,結局ケニア2週間,インド・ネパール3週間の旅となった.
『地球の歩き方』を持ってのバックパッカー旅である.

出発前は「全部英語圏か.まぁなんとかなるやろ」という認識だったが,見事に玉砕.
こちらが言いたいことはなんとか言えたものの(事前に会話集で調べたりとか),返答の内容がわからない(ケニアはまだまし.インド英語は...).
現地の人との食堂やホテルでのやり取りだけならさほど問題なかったが,他国からの旅行者との世間話やジョークは全然成り立たない.
自分の言語能力の低さにあきれかえった.
今思えば,単純に語学力だけではなく,性格起因の対人関係力に問題があったことがわかるのだが,当時はそれに気づかなかった.

伊丹決意(当時は大阪伊丹も国際空港)ではないけれど,英語をなんとかしてやろうとこの時誓ったのだった...(その2に続く)

『装甲騎兵ボトムズ』にむせる

-予告-
こんな夢をみた.
荒野の中の廃墟を目指し2台の鉄騎兵が走る,飛ぶ,撃つ.四方八方から,敵の銃弾が霰のように降りかかる.
己の血潮で視界が赤く染まる.
意志だけは前へ,前へ.俺はまだ死なせてもらえないらしい.
次回「選択」
童心を忘れない大人たちへ

冒頭のような夢をマジで観たKazchariです.
『iPhone11 Pro』のおかげで,ネット界隈のおっさんたちがザワついている.
言うまでもなくあの三つ目レンズのせいである.
第一印象は最悪だった.
ジョブス存命中なら間違いなくこのようなデザインは認めなかったであろう.
しかし,改めて見るとアレに似ている.
そうATのターレットレンズに.
しかもディープグリーンカラーまである.
誰だ!こんな素晴らしい色を採用したのは?
日本人のアラフィフのおっさんか?
そやけど「ボトムズ,ボトムズ」と騒がれているが,総称ではなくスコープドッグ(スコタコ!),もしくはタートル系のレンズが正しいのでは?
後半になると異形レンズのATが増えてくるし.

というわけで,このスマホが気になって仕方がない.
それが引き金となって『装甲騎兵ボトムズ』が何度目かのMyブームである.
以下,あまり裏を取らずに当時の思い出を元に雑記.
細かい勘違いはご容赦.

先日は3本ローラー時にOVA『ザ・ラスト・レッドショルダー』(1985)を観た,初見はレンタルVHSやったなぁ...

装甲騎兵ボトムズ ザ・ラストレッドショルダー [DVD]

ストーリー,作画ともよくできている.
OVA作品の中でも秀逸.
本編との整合性も完璧(クメン直前のキリコとは思えない?).
何度も繰り返し観たせいかセリフもほとんど覚えている(ラピュタレベル).

「ターンピックが冴えないな.それに制御系もおかしいようだ」
「こいつの肩は赤く塗らねぇのかい?」「貴様,塗りたいのか?」
「やせ我慢はよせ.度が過ぎるのは見ていて辛い」

続編ではなく,合間のエピソードが新作で作られたのはこれが最初?

TV版ボトムズの特徴の一つに,ワンクールごとに舞台(戦場)が変わるというものがある.
さらにはパク...オマージュした映画も異なっている.
すなわち「ウド編」は『ブレードランナー』,「クメン編」は『地獄の黙示録』,「サンサ編前半」は『エイリアン』,「クエント編後半」は『2001年宇宙の旅』.
サンサとクエントの砂漠系は何やろ?元ネタがあるんやろか.

この時代のTVアニメは,担当の制作スタジオや作画監督ごとに主人公の顔がころころ変わる.
特に個性的なのが谷口顔のキリコ.
キャラ設定とは全く別人のヘチマ顔であるが,なかなか味わい深い.
それに谷口さん率いるアニメアールの超絶メカ作画!
クメン編のジャングル戦,パーフェクトソルジャー回の対イプシロン戦など,アニメアールの作画回はホンマにえげつない.
この人気が後のレイズナーにつながってくる.

解説動画などでは「スコタコは乗り捨て」「主人公のメカは特別ではない」と言及されるが,ラビドリードッグのことを忘れていませんか?
キリコ専用ではないもののかなりスーパーロボット扱い.
最終回1つ前の「修羅」の作画がアニメアールであったのならぁぁぁ(ロッチナ風に)!

最近,あの時代のリアルロボアニメに熱中した世代としては寂しい事件が続いた.
塩山さんは不慮の事故でなくなったし,湖川さんはヤフオクでやらかしたし...あれだけ有名なアニメーターでも老後は苦労するのだろうか.

えー色々と書きましたが,Kazchariはいまだにガラケーだったりするというオチ.
現状,何の不自由もないのですが今回は参った.
SIMフリーiPhone11をAppleストアで買って,格安SIMだけ契約するかぁ.
ガラケーと2台持ちで,などと,ここ数日考えています.

今朝のZwiftでは『ペールゼン・ファイルズ』(2007-8)を観ながらこいだ.
「嘘を言うなぁ!」(ホンマです)

装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ (1) [DVD]

『JOKER』を鑑賞

連休最終日の今日は朝から快晴.
ファットバイクな皆様から美瑛周辺グラベルツーリングのお誘いを受けていたものの,斜度軽く30%近いヨメ峠を越えることができず,あえなく撃沈...衣替えなど,自宅の冬ごもりの支度をすることになった.

我が家はKazchari以外のヨメ,娘,息子がラグビーヲタク.
もちろん昨夜はテレビにかじりつき.
これまでの経験から室内が異常にうるさくなるのがわかっていたので,一人で映画を観に行くことにした.
『ガルパン最終章第二部4DX』にもひかれたが,さらに評判の良い『JOKER』に決定.

ディノスシネマの1番劇場,20時半の回.
足が伸ばせるD-12の席を確保.
入場すると観客は10人ほど.
素晴らしい.

いつも思うが,ここ旭川の映画環境は最高である.
シネコンが3館もあり(うち1館には4DX),チケット代も安い.メンバーズDayその他を狙えば1000円ちょい.
ポイントもすぐにたまるので無料鑑賞しまくり.
そして一番気に入っているのは...空いていることだ.
経験上,満席だったのはエヴァ新劇場版の破ぐらい?
何の映画だったか忘れたが,自分一人ってのもあったなぁ.
この記録は永遠に破られることはないだろう(当たり前).
観客ゼロの時も映写機回すのか?
たまーに札幌どまりで旭川上映が見送られる作品もないではないが,この時代,レンタルかオンデマンドでたいていのモノは観れる.

で,肝心の『JOKER』だが,評判通りの傑作.
一晩経った今現在も引きずっている.

(以下,内容に少し触れます)

「バットマンの前日譚でジョーカーが主役」という程度の情報しか知らなかったので,いきなりロバート・デ・ニーロが出てきてびっくり.
重要な役なのかと思いつつ観ていると,重要どころか,これって現代版『タクシードライバー』やん!
そう考えると今回のデニーロの役割って完全に対局ポジション.
狙ってるなぁ...
あの『ダークナイト』のヒース・レンジャーと否が応でも比較されてしまうプレッシャーの中,ホアキン・フェニックスが何しろ素晴らしかった(チャリダー的には,ホアキンとくればロドリゲス!と言ってしまふ).あの役作りも究極の役者バカ,デニーロと通ずるものがあるなぁ.
最初から最後までJOKERの顔のアップ,異様な体形,歩き方,走り方(逃げ方),狂気の笑い,やたらキレの良いダンス,現実と妄想が入り混じる演出などなど,最高レベルの緊張感で進む.
ああ,胃がキリキリする.
劇中数回ある拳銃撃つシーン,マジでビビるで.

それにしても今の香港ってリアルゴッサムシティやな.
格差の広がりからの暴発という意味では,日本の将来にも通ずるか...

ホアキン・ロドリゲスじゃなくて,フェニックスの映画では『Her 世界でひとつの彼女』も大傑作.
ぜひご覧ください.

Her 世界でひとつの彼女(字幕版)

今回,ディノスのチケットをネット購入したのだが,いつももらえる次回割引の特別鑑賞券がもらえなかったことに,帰りの車中で気づいた.
何か損した気分.
座席指定のクレカ払いは便利なものの,次回から窓口払いにしよう.

さらにグラベル探索(東川編)ライド

朝から暴風強風.ロードで出かけるつもりだったが,危険と判断し,ファットバイク(Specialized FATBOY)にて,ご近所グラベル探索へ.
今日は東川方面を攻めるつもり.

まずはオーバーホール予約のためクランカーさんへ.
いつの間にか予約したことになってた.
まぁ,今年もすでに12000km以上走ってるし,雨ブルベも多かったし,来年は1200km参戦予定やしで,やっぱやっといたほうが良いでしょう.
昨今のE-Bike,MTB事情を教えてもらった後,出発.
いつもの忠別川サイクリングロードだが,ほとんど走らない右岸側を選択.
こちらのほうが河原に降りる道があったりしてオフ車向き.
道なき道というか草むらをかき分けて進む.いやぁ楽しい.

OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5

紅葉撮影のために停車を何度も繰り返す.
にしても油断ならんのが風である.
5回ぐらい強風にあおられて“停車中に”倒れた.
しかもスタンド側.
アスファルト上に倒れた時はバーエンドが傷だらけになるが,そこはオフ車.
まったく気にならない.カーボンロードやったら大騒ぎ.

OLYMPUS TG-5

東川のセイコーマートで昼食.
ペコマカードに変えてSAVASゲット.
やたらに辛いエスニック焼きそばを選んだが,イートインがないので外で.
強風の中,食べるのにむっちゃ苦労した.

山を目指して進む.
いわゆるクラフト街道に沿ってダートを探すがなかなか見つからない.
ここぞと思って侵入すると,たいていは行き止まりの私道.
斜度16%超えのダートを登った先が民家の裏庭だったり...うーむ,東川はハズレか...行き当たりばったりではなく,調べてから来たほうがよかったか...と後悔しはじめた頃,ようやく“らしい”入口発見.
帰り道とも方向が合いそうだったため,いざ突入!

OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5

結局,ここが大当たりで素晴らしい道.
展望こそほとんどないが,新しい道らしく,深ジャリ,幅広で斜度もそれほどきつくない.
途中の看板には「H29開通」とあった.
道の状態からしてピストンではなく,あちら側につながっていると判断.
ふっふっふ,モーターサイクルの方のオフロード歴は結構長いのだ.
その勘が冴える!(そして結構外す)

OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5

クランカーのご主人にこれからダートに行くと話したら,「クマに注意したほうがいいよ」と言われて,少しびびっていたのだが,楽天的にGo!
クマベル付けてるし!
走りだすとそんなこたぁ忘れ,ダートを楽しむ.
特にこの時間(14時過ぎ)は日の入りもよく,色づき始めた紅葉が映える.
正に黄金の秋.

OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5

予想通り5kmほどで幹線道路に抜けた.
道の駅に寄って缶コーヒータイム.
忠別川沿いを通って暗く,寒くなる前に帰宅.
今日も満足いく一日であった.