Day90:鎖骨骨折13週+~ラッキー・ディ

2025/3/14 Fri

解禁と言えば解禁

さて鎖骨骨折から13週とちょい.
2週間ぶりのレントゲンチェック.

前回の診察ではヤサグレてやると言っていたが,あれはウソだ.
通院終了宣言が聴きたくてココロドキドキ.

Day82:骨折後ほぼ12週!~旭川の空にオンドゥルルラギッタンディスカー!

例によって週末の整形外科はバカ混み.
することがないので分厚い本の読書が捗る.

天路の旅人

いやぁ,これはスゴイ.
読み切ったわけではないが,ココロはすっかりゴビ砂漠.

2時間ほど待ってレントゲン⇒診察.

医師「ここねぇ,仮の骨がつーっとできてるねぇ.一生懸命骨がつながろうとしてるねぇ」

Kaz「(それはいいので)つ,通院は続きますか?」

医師「そうだねぇ.まだ骨折している状態とも言えるし...でも,(ニヤっとしながら)これから活発に動くんですよね~?(チャリに乗る手つき)」

Kaz「(ギクッ,バレてる)は,はい,まぁ,そのぉ...へ,平地だったらいいですか? とんだりはねたりはしないのでぇ~」

医師「とんだりはねたりはダメですよ.平地なら...まぁいいでしょう.また2週間後にレントゲン確認に来てください」

よっしゃ~! 一応,医師からの許可を勝ち取ったど! ついに外乗り解禁である(グラベルやMTBはダメ)
週末はどこに行かうかと灰色の脳細胞が猛スピードで計算ちう.

とりあえず帰宅.
昼飯食って,最近風邪気味&休館3タテによって入れてなかったサウナへGo!
夕方から息子の塾送迎任務があるので遠くには行けない.
つーことで『SPA神楽』へ.

久々のサウナはいいね.サウナはココロを潤してくれる.リリンが生み出した文化の極みだよ.
特に1セット目.翔べました.

おまけに湯上がりの自販機にてPEPSIを買ったらなんと当たりでもう1本Get!
今日は真にラッキーな日だ.

で,帰宅.

息子を塾に送った後,なんとなく『100満ボルト』へ.
ガンプラの掘り出し物でもねぇかぁ...と,食玩コーナーの棚にこいつを発見.

SGセンタイリング01 【1.センタイリング ゴーカイジャー】

言うまでもなく『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』の変身用アイテムである.

『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』~帰ってきた邪道

別にKazchariが欲しかったわけではない.
4月から(大学生の)娘が「どこにも売ってねぇ」と大騒ぎしていた.
Amazonではなんとプレ値販売.
そんな旬の商品をこっそりと買って,こっそりと娘の部屋の机に置くKazchariであった(どういう親子だ).エンゲージ!

で,帰宅.

今度は歯医者である.

抜歯~君は生き延びることができるか?

こちらはまだまだ続く歯の治療.
まだ一部欠けたままなので,咀嚼がしにくい.

老後の最大の楽しみは長期海外旅行(滞在)なのだが,歯のケアが心配.
かつてジャマイカに2年間滞在中,詰め物が取れたので一度だけ現地の歯医者にかかったことがある.
この時は再接着だけで済んだので事なきを得たが,海外の人って日本人ほどこまめにケアしているのだろうか?
日本人の寿命の長さって,歯のケアが徹底していることに依拠しているのでは?(推測です)

そんなわけで,”歯車”がようやく動き出した日でした.

とあるニュース~ウクライナから

2025/1/18 Tue

朝のニュースで

先日のこと.
某国営放送にて「ウクライナの理学療法士,作業療法士が日本のリハビリテーション施設に研修にきている」というニュースが流れていた.

理由は,

「戦争被害により後遺症を患い,リハビリテーションを必要とする患者が増えている.しかし,ウクライナの医師やセラピストには十分な知識・技術がないから」

だそう.
ここまでは納得.

以下,食事しながら見ていたので一部意訳になっているかもしれんが,だいたいこんな内容.

「頸髄を損傷すると歩けなくなるので,後遺症の中でも特に社会復帰が難しいとされる」

うーん,これはどうだろう.
これは患者ではなく社会・環境側の問題.
車椅子,スロープなどの物理的な改善でどうにでもなりそうに思われる.
現状はそれどころではないだろうけど.

それよりも脳外傷などの認知障害,またはPTSDなどの精神疾患の方がより復学・復職は困難である.戦争だとこちらの方が問題になるのでは?(想像)

そして,

「日本とウクライナのリハビリの最大の違いは,障害評価の細かさにある」

はい?

「例えば第6頸髄(C6)の損傷を評価する場合,ウクライナでは手首を上に曲げれるか(背屈)だけで判定するが,日本の場合は手首を回せるかどうかなど,より細かく4段階で評価している」

まぁ,それはそうだけど,この評価はいわゆる「Zancolli」の分類である.

別に日本人が考えたわけでもないし,世界基準.
ウクライナのセラピストが知らない,というのはちょっと想像つかない.
まぁ,そうだったとしても,ウクライナ周辺には世界に冠たる福祉国家群,北欧諸国が揃っているではないか.

元々はNATOに加入するしないが戦争のきっかけだったはず.
なら,加盟国からの援助があっても良さそうなのだが.

まぁ,Kazchariが協力隊に参加していた2002年頃は,派遣国にポーランドやルーマニアなどの東欧諸国も含まれてたしな.
旧ソ蓮だったウクライナならもっと遅れている可能性もなくはないけど.

で,その評価を元に...

「患者は評価後,残された機能でクルマに乗れることがわかり,その練習をすることになります」

うーん,なんかこれもおかしい気がする.考え方が逆では?

患者さんの必要性や希望から,身体機能の評価や訓練,環境調整を考えていくのがリハビリの本質なのに,身体機能の評価からできることを決める?

完全なのか不全麻痺なのか,急性期か慢性期かで対応は異なるけど.
それにウクライナの患者さんが,どういう生活を求めているのか,全く出てこないし.

もちろん,受け入れ先の病院は多くの情報をちゃんと説明した上での,テレビ局側の編集内容なんだろうけど,なんかなぁ.

つーことで,偏向とは言わんけど.テレビや新聞の報道は内容が浅すぎて,その筋の専門家が見ると,なんだかなぁ...と思うことが多い.

ネットの場合,「あれ,おかしい?」と思えば,すぐに自分でググったり,場合によれば発信者に質問するなど,よりインタラクティブに行動できる(しやすい).
やはり基本的に受け身メディア,いわゆるオールドメディアは時代に合っていない.

まぁ,そんなヒネた見方はともかく,良いニュースなのは違いない.たぶん.

つーか,どうしてこの時期に日本に?

トランプさんが,ウクライナもガザも,戦争を終わらせようとしてるけど,戦後処理を考えた流れの一環なのだろうか?
はっ,もしくはUSAID解体に伴う,JICAへの補助金打ち切りの駆け込み予算消化?...(ピンポーン)おや,誰か来たようだ.

「行くべきではない旅行先」だそうな

2025/1/12 sun

人混みは苦手デス

「大阪出身です」と答えると「どうして北海道に?」と質問されることが多い.
「もちろん悪いことしたんでぇ,逃げてきたんですぅ~」と答えて笑いをとるまでがデフォルト.

どうやら,いわゆる「都会」から”わざわざ”「田舎」に引っ越しすることに違和感を覚える方が多いようだ(悪口ではない).

Kazchariは”いわゆる”故郷にこだわりはない.

気に入った場所であればどこでも良く,逆に合わなければ速攻で移動...というつもりで北海道(旭川)にも来た...はずだったが,20年以上経ってしまった.

少年少女らによる凶悪事件が続いたせいで,ヘル・シティだのなんだのと言われている旭川(/北海道)だが,いいトコですよ,ここ.
なんと言っても空が広い.
春夏秋冬が明確で,アウトドア好きなら夢のような土地だろう.
空港も駅もバスもある.
そこそこ都会なので最悪クルマが運転できなくなってもなんとかなる.

もうこのまま最後まで...かな(予断は許さない).

さて,新コロも落ち着いて数年経ち,海外に気楽に行けるようになった.Kazchariも昨年,久々に海外旅行を敢行.

台湾一周(環島)ライド Day0 旭川~台北

円安もあって日本に来る観光客も爆増.
結果,インバウンド(何度聞いても変な単語)によるオーバーツーリズムが問題となっている.
当地,旭川や美瑛も一大観光地である.
外国人運転とは限らないが「わ」「れ」ナンバーのクルマには要注意.特に冬場.

そんな中,年末に旅に関する面白い記事を読んだ.

「東京、京都は混みすぎ」「エベレストはゴミだらけで衛生も…」 アメリカの旅行ガイドが選んだ「行くべきではない旅行先」15選!?

要はオーバーツーリズムが問題になっている場所には行くな,っつー話.
記事の場所で,Kazchariが行ったことがあるのがバリ島,リスボン,そして京都&東京

うち【バリ島】には2回ほど行ったことがある.

最初は1993年頃かな.
内陸のウブドゥに2週間ほど滞在.
居心地の良い安宿,かつ毎晩どこかでケチャダンス他の催しがあって退屈しなかった.お気に入りの場所だった.

その20年後の2013年.
別の島へ行く際のトランジットとしてデンパサールに滞在.
確かに交通渋滞が酷かったが,オーバーツーリズムかと言うと,まだそうでもなかったような.もう10年前か.

【リスボン】はポルトガルの首都.
2004年に訪問.首都とは思えない静かな町だったような印象.
つまり今は激混み状態?
ヨーロッパ人は海鮮料理をあまり好まないらしいが,ポルトガルは別.
「タコのマリネ」が美味かった.

日本におけるオーバーツーリズム関連のニュースで毎回取り上げられるのが【京都】である.
以前の職場で,枚方から電車通勤していた.
丸太町で降りていたが御所には行ったことがない.
次の職場は京阪黄檗駅だったが,これまた近くの平等院には行ったことがない.
ついでに言うと,金閣寺や清水寺も嵐山も小学生の頃に1度行ったっきり.
まっ,地元住みだとそういうもんだ.
先斗町の裏小路などの雰囲気は好きだったけど.

京都で働いていたのも25年ほど前になる.
祇園祭やらの行事の時はバカ混みだったけど,普段はそうでもない.
ただし,夏は地獄のムシ暑さ.
今だと当時の比ではないだろう.よく行くなぁ.

次は【東京】
すいません.全く魅力を感じない.
仕事やら何やらで仕方なく行く場所.
海外でも,首都は空港や大使館などで事務手続きのために滞在するという認識.それは東京も同じ.

つーことで,リストに載っていない場所で,Kazchariセレクトで「行くべきではない場所◯選」を上げようかと思ったけど,ネガティブ情報を発表しても,ただの悪口(単なる主観).
ここはやはり「おすすめの場所」を書く方が良いでしょう.

一応年代順に並べた.
旅情報はすぐに古くなる,かつ,あくまでKazchari視点.

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【ヴァナラシ(インド)】

1990年訪問.
初インド.もちろんヴァナラシは外せない.
ホーリーの日に「久美子ハウス」に滞在するという古き良きインド旅.
インドと言えば,やはりこことカルカッタ(コルカタ).

【ダラット(ヴェトナム)】

1993年訪問.
内陸の避暑地で,イチゴが美味かった.
人も穏やかで親切な人が多かった.
そういや「ヴェトナム日記」は長期休載中.
まだダラット着いてねぇや.

旅の回顧録~1993年のヴェトナム(1)

【コモド島(インドネシア)】

1993年と2014年の2回訪問.
ウリはもちろん「コモド・ドラゴン」なる大トカゲ.
想像以上に近くで観察可.
ちなみに観光客も襲われることあり,毒キバなので噛まれたらヤバイ.
実はコモド島の真骨頂は海(ダイビング)!
島の南北で生物相がガラリと変わる.

【モルディブ】

1994年&2016年訪問.
一度目は南インド旅行のついでに渡航.
何も知らずに空港で宿=リゾート島を決めたら,ドイツ人御用達の島だった.
ここで初めてダイビングを体験.まるで「いきなりクラウン」.
ただし,海中よりも白い砂浜に青い空の風景が印象的.正に地上の楽園.

次はダイビング・クルーズで.
ダイバー憧れの地ではあるのだが,モルディブに関しては,正直,島でのんびりする方が性に合っていた.

【コスメル(メキシコ)】

2004年訪問.
ダイビング目的で訪れたが,レンタルバイク・ツーリングも楽しい.
対岸のプラヤ・デル・カルメン,イスラ・ムヘーレス.ベリーズも含めて,ユカタン・エリアはどこも素晴らしい旅先.
人も親切だし(多少アバウトだが),何よりメシが美味い.
ダイビングならアシカで有名な太平洋側のラパスもMuy Bien!

【イースター島(チリ)】

2004年訪問.
小学生の頃「世界の七不思議」系の本を読んで以来,ずっと憧れ続けていた約束の地.期待以上の場所だった.
意外にも見どころはモアイだけではなかった.
つーか,南北に長いチリは見どころが多すぎる.

【ウシュアイア(アルゼンチン)】

2004年訪問.
世界最南端の町...と言いたいところだが,有人村としては対岸のプエルト・ウィリアムズ(チリ)が最南端らしい.
チャリやオートバイでの南北縦断旅人にとっては,今も変わらず,ここが旅の始まり,もしくは終着点のはず.

何に驚いたって,こんな南の果にも「おたくショップ」があったこと.
今では日本のアニメ・漫画コンテンツが世界中で人気なのは自明だが,既に20年前ですら,こんな最果ての町にまで浸透済みだったのだった.

【レンベ(インドネシア)】

2013年訪問.
ここは町というよりダイビングスポット.
泥濘地の浅瀬が特徴で,マクロ(小生物)好きなら必ず訪れるべき.
ダイナミックなドロップポイントのメナドと組み合わせると尚良し.
やっぱりこういう一粒でニ度美味しい的な場所はベネ.

【波照間島(日本)】

2018年訪問.
フェリーの欠航があまりに多く,訪れるには運と時間と度胸が必要な離島.
その分,日本と思えない異国情緒あり.
宿も食堂も予約必須(少ない).
波照間を訪れるべき最大の理由はゆみんとぅきというレストラン.
ここのハンバーグは,人生ベストの美味さ.

【高雄(台湾)】

2024年,直近の海外旅.
チャリ旅なので島中を縫うように走ったが,滞在した町では高雄がベストだった.

台湾一周(環島)ライド Day4 嘉義~高雄(その1)

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旅の醍醐味は「点」ではなく,「線」もしくは「面」にあると思う.

「点」は,有名観光地を訪ねて写真を撮って即移動,みたいな旅.
「線」は,目的地に行くまでの道程を楽しむ旅.
「面」は,とある場所にしばらく滞在して生活してみる旅.

有名な場所,風景を見るだけならネットで検索した方が早い.
ベストな気象条件かつ,たいてい発色あざやかに加工してあるので,理想かつ想像通りの画が見れる.動画が良いならNHKのBSで十分だろう.

ただし,ヴァーチャルだと「匂い」だけは体験できない.
ギミックとしてモニターからインドの匂いを噴射されても困るだけ.
こればかりは現地に行ってみないと.
12種の脳神経のうち,嗅神経だけが大脳直結=嗅脳として独立している(ヒトでは退化してしまったけれど).
ゆえに強烈に感情を揺さぶり記憶に残る.

もう一つ大事なのは現地人との交流.
もちろん,温かい交流だけとは限らない.
騙されたり,からかわれたり,最悪の場合,傷つけられたり...負の感情も含めて旅.

そして「面」の旅だと,ここを挙げねばなるまい.

【番外:セント・アンズ・ベイ(ジャマイカ)】

2002~2004年まで滞在.
人口6,000人の町に,ただ一人の日本人.
そらまぁ,いろいろありました.
ただ,人生において稀有な経験だったことだけは確か.

「行くべきではない場所」という記事から始まったけど,最終的には己で判断すべきという結論(当たり前).
自分に合うか合わないかは行かないとわからない.

そう,世界中どこでも,誰とでも,最後は相性がモノを言う.

やり残したこと?~トーゴへの誘い

2024/11/29 Fri

循環の理

最古参のSNSであるFaceBook.

もちろんKazchariも利用しています.
同じ趣味趣向のグループに入会して,有益なイベント情報を入手したり,メンバーの人に連絡を取ったりするのに便利.

ただし諸般の事情でほぼread only
書き込むなら,ちゃんと記録に残るブログの方が良い.

さて,年末が近づくと「やり残していたことをやりました」的記事が増えてくる.
Kazchariの趣味界隈だと「登った」「走った」「行った」「食べた」「作った」みたいなネタが目に付く.

FaceBookは高齢ユーザーが多いと言われる.
つまり,人生の残り時間そのものが少ない.
その行動には「年内で終わらせる」以上の意味があろう.

そんな中,以前「海外ツーリングツアー」でご一緒したKさんのポストが目に入った.要約すると...

「年末から年始にかけ,海外オートバイツーリングの同行者を募集しています.行き先はトーゴ&ベナン」

こ,これはっ!

Kさんは海外オートバイツーリングマニア
数年かけて世界一周というパターンではなく,数国を1,2週間ぐらいの日程でサクッと行って帰ってくる方法を続けておられる.
かつてご一緒した「3ヵ国横断ボルネオツーリング」も,元々はKさんが旅行会社に持ち込んで実現した企画だった.

レンタルバイク&チャリの思い出

オートバイやチャリなど,公共交通機関を使わない旅は自由だ.
都市部や有名な観光地をつなぐ「点」と「点」の旅ではなく,そこに「線」と「面」が加わる.
観光客が立ち寄らない名も知らぬ町をさまよう,オリジナルな旅となる.

そのKさんが今回はなんと「トーゴ」行きを検討中とな.
はたして,この国の名を知る日本人はどれほどいるのだろうか?

トーゴは西アフリカにある小国である.
「ニャホニャホタクロー」で有名なガーナの隣りと言えば,場所のイメージはつかめるだろうか?(つかめんわ!)

トーゴ共和国

この国とKazchariには縁がある.

時に1987年.大学生だったKazchariは週5日,新聞社の編集部でバイトをしていた.
パソコンや携帯電話はまだ普及していない時代である.
そのような状況の中,スクラップ帳作りや,外回りをしている記者さんからの問い合わせで過去の記事を検索したり,デスクから依頼された雑用をこなしたりと...一見ハードそうに見えるが,その実,かなり緩いバイトだった.

その割には時給も高かったなぁ.
バイト時間中,ヒマにあかせて各新聞や書籍を読みまくり,少々変な方向の社会正義に目覚めたKazchariは,たまたま広告で目に留まった「フォスターペアレント」に申し込んだ.

プラン・インターナショナル

現在とは活動や援助内容が大幅に変わったと思われるが,この団体を通じて月々¥5,000の寄付を行うことにした.
名目上は「対象国の,とある村に住む,とある子供の里親になる」という体を取っている.もちろん正式に養子縁組をするわけではない.
寄付金そのものは,その村全体の利益につながる事業に配分されたそうな.

最大のウリ(?)は,援助対象の子供から年2,3通の手紙が届くこと.
Kazchariの”子供”の名は,10歳のザカール・アビボくん.
彼がトーゴ在住だった.

ちなみにトーゴはフランス語圏.届いた手紙を辞書片手に読んだような記憶がある.いや,スタッフが英語に訳してたかな.古い記憶ゆえ,この辺はあいまい.

そして,事務局の手配でザカールくんに会いに行くこともできた.
ただしトーゴの首都ロメまでは自分の力で行く必要があった.

今なら問題なく(?)渡航可能だが,その時のKazchariは海外旅行初心者.
当時,実際に旅行代理店(◯祖神)に問い合わせたが...

Kazchari「すいません.トーゴまで行きたいんですけど,いくらかかりますか?」

スタッフ 「...お客様,失礼ですが海外旅行にはよく行かれますか?」

Kazchari「ええと,はじめてですぅ」

スタッフ「...申し訳ありませんが,初めてのご旅行で西アフリカはおすすめできません」

と,速攻でたしなめられた.

そらそうだ.アフリカ旅行と言えば「治安」「衛生」「物価」「病気」のリスクが高すぎる,と今ならわかる.
特に「西」やら「中央」アフリカは,ビギナーには無理ゲー.
◯祖神,GJである.

相談の結果,「わかりました.ケニアまではチケットお出ししますので,行けそうだな,と思われたなら,その先はナイロビにて,ご自分で手配ください」ということに.

つーことで,人生初の海外旅行はケニアに.
結局というか,当然のごとくトーゴ行きは諦めた.
自力手配のスキルが無さすぎた.

まぁ,普通にケニアでのサファリやら何やらの旅が楽しかったせいもある.
帰りにはトランジットでインドネパールも旅したし.
バックパッカー最高!うぇーい!

結局,トーゴには行けぬまま,ザカールくんへの援助は3年間ほど続いた.

しかしある日のこと,事務局から「政情不安により,ザカールくんの一家が村から逃げ出してしまいました.これであなたのトーゴへの援助は終了となります.代わりにケニアの〇〇ちゃんを紹介しますが,継続されますか?」という連絡があった.

なんだかなぁ...で,一気にモチベーション低下.
やっぱり,こうした金銭だけの援助って,ちょっとした外因であっさりと無意味になってしまうのだなぁ...と思った(※個人の感想です)

この思いが,やがて後の青年海外協力隊参加につながっていくのだが,それは別の話.

さて,Kさんツアーの話に戻す.
しばらくしてさらに詳細なインフォメーションが出た.
以下はKさんの投稿(概要).

・期間は年末年始の2週間程度
・現地ツアーを利用(4名から可能)
・コース概要:トーゴ(ロメ)→ベナン(ガンビエ等)→トーゴ(ロメ)
・概算費用:40万円+航空券代金+その他になります

なんと! 隣国のベナンにも行きますとな!
あぁ,なんて楽しい,夢のような旅なのだろう(たぶん).

これなら多少費用がかかっても参加したい...ところだが,現実的に考えるとさすがに躊躇.
まず期間.2年連続2週間の休暇はさすがに...

台湾一周(環島)ライド Day0 旭川~台北

料金も料金.
総額¥70万を越えるのではないか.

とまぁ,「行かない」「行けない」理由を考えている時点で,今回は縁がなかったのだろう.

旅の面白さに気づくきっかけを与えてくれたトーゴ
もし,残りの人生でトーゴに行けたのなら,なんとなく人生の環が閉じる気がする.

モノより経験,これは絶対的な真理.
しかし時間と体力は有限.
キレイに「円」を閉じるための心身両方の闘いは続く(そうなのか?).

ところで,ザカールくんは今どこに?

キメツとテノゲカ

2024/10/9 Wed

外科医が最も必要とされる場所

昼間,息子の通う小学校から電話があった.
授業中に突然腰が痛くなり,座ってられなくなったとのこと.
なんだかよくわからんが,仕事を抜けて迎えに行き,そのまま受診することにした.

学校に着くと,痛みでうなっているとかはなく,普通に会話し歩いている.
息子曰く,座ったり前かがみになると痛むらしい.

筋肉痛? それともまさかの内臓系?
うちの息子,週2,3回(ハードな)ラグビー練習してるしなぁ.
思いあたることだらけ.

とりあえず行きつけの小児科に連れて行く.
受付で症状を話すと「すいませんが,整形外科に行ってください」とまぁ門前...いや,仕方がない対応.
次に,Kazchariも通院歴がある某整形外科病院へ向かう.

レントゲンを撮ったり,簡単な問診の末,「おそらく筋肉痛でしょう.鎮痛剤と湿布出しときますね」で終了.とりあえず安心(そうか?).

で,会計のために待合室で座っていると,ふとテレビ下の本棚を見るとコミックの単行本が並んでいるのを発見.なぜか2作品のみ.

1つは言わずと知れた『鬼滅の刃』全巻.

鬼滅の刃 1 (ジャンプコミックス)

うちにもあるのに手に取る息子.
まぁ,何回読んでも面白いわな.

その隣に並んでいたのが白背表紙の見知らぬタイトル.
カタカナ四文字だ.

「テノゲカ」とある.
うん? まさかの「手の外科」のこと?

テノゲカ (1) (少年サンデーコミックス)

「手の外科」とは,整形外科の中でも主に肘から先の治療を専門とする領域.
言うまでもなく手の機能は複雑で繊細.
解剖学的にも小さな筋肉,靭帯,神経,血管が入り乱れていて,損傷時の手術には最高難度なテクニックが必要な分野である.
マイクロサージェリー,つまりルーペを装着しながらの微細な血管や神経の縫合シーンを,ドラマで見たことがある人も多いだろう.

こんな感じのヤツである.

Spark 眼鏡式ヘッドルーペ 2.8倍歯外科手術手作業専用

最近はこうした医療系コミックも細分化してて,外科や精神科などのわかりやすい分野以外にもフォーカスをあてる作品が増えてきたな.
たとえば産婦人科医の『コウノドリ』とか.

コウノドリ(1) (モーニングコミックス)

一応,Kazchariもこの「手の外科」分野のリハビリに関わってきた身.
興味深く手に取る.

ふむふむ.
第一話は交通事故による右手前腕切断の再接合か.
監修がしっかりしているのか,解説が丁寧
これは勉強になるなぁ.

主人公(手塚一心)は”手”の天才外科医という設定なのだが,その理由付けに無理があるようなないような...

第一話のラスト,一心のテクに嫉妬した先輩医師たちが院長(主人公の養父)に,「なぜあいつだけガー」「我々の面子ガー」とクレーム直訴.

そこで院長が問う.

「整形外科医がもっとも必要とされている場所はどこだかわかるかね?」

答えは...戦場.

なんと,一心は18歳でフランスに渡り,医師?として数々の戦場に従軍し,傷病兵の治療をロクな設備もない過酷な環境で行ってきたのだったぁ!(お,おぉ...)
それを聞いた先輩医師たちは黙るしかない.

医師とセラピストでは立場が全然異なるとは言え,青年海外協力隊員だった頃,赴任先のジャマイカにて「ロクな設備ないし,医者もおらん」と文句ばかり言ってたKazchariも反省(ウソ).

と,一話まで読んだところで会計に呼ばれたので,以降どのように話が展開されるのか知らない.
もちろん主人公の過去が徐々に明らかになっていくのだろう.

単語のみだが,本編中に「作業療法」が出てくる.
となればリハビリ場面も描写されていると期待.
そう,手の外科のリハと言えば作業療法士の出番なのだ(理想はハンドセラピスト)

イマイチ知名度が低い我が職種.
このコミックが大ヒットして,アニメ化やドラマ化されば,一気にメジャーに...ならんか.

その昔(1996年)『君と出逢ってから』というドラマの脇役で段田安則さんが作業療法士を演じていたことがあったが,何の話題にもならんかったという前例もあるし.

こうした内容のコミックが,整形外科の待合室に置いてあるのも面白いが(先生の私物?),よくよく考えれば『鬼滅』と並んでいるのが実にシュール.
なんせあちらは鬼,鬼殺隊問わず,手やら足やらがバシバシ切り飛ばされる漫画である.このギャップよ!

それにしても,こんなコミックがあったとはな.
全く知らなかった.
GEOでレンタルしているようなので借りに行くか(買えよ)

水道水がそのまま飲める国

2024/6/30 Sun

こころも乾く

ロードバイクに乗るようになってから水分補給に敏感になった.

当初は「チャリで水? 汗かくしポカリ一択でしょ!」と,ボトルに粉末のポカリを溶かして持参していた.

大塚製薬 ポカリスエット パウダー 1L用粉末 10袋

するとどうなるのか?

スポーツドリンクのような甘ったるい飲み物は非常に飲みにくい.
しかも冷えてないとなおさら.

チャリのフレームが“ねちょねちょ”になる.
ついでにボトルの飲み口にカビが生える(洗い方の問題では?)

1/2に薄めることも試したが状況は変わらず.
結局「ボトルにはただの水.塩分はタブレットで」に落ち着く.

カバヤ 塩分チャージタブレッツ 81g×6入

さて,このボトル,ライドで持参するのは基本的に1本である.
出発時は家の水道水.
途中でなくなりそうになれば,公園にて給水.
たまにコンビニでミネラルウォーターを買うこともあるが,めったにない(ブルベ時は除く)

実は普段の生活でもボトルを持ち歩いている.
人前で声を出す仕事なので,こまめに喉をうるおさないと,すぐにしわがれ声になる.

寝る前にもベッドサイドに常備.
夜間目覚めた時はのどがカラカラ.
そして起き抜けの一杯.
手元にあると助かる.

これらももちろん水道水である.

北海道-旭川と言えど,水道水は...まぁ,おいしくはない.
お隣の東川町だと上水道がなく,雪解けの天然水なので味は保証付きらしいけど.

水の豊かな町

さて,今年3月,新コロ明けで久々に海外旅行した.

台湾一周(環島)ライド Day0 旭川~台北

「海外に来たなぁ」と実感する要因の1つが,水道水を飲めなくなること.
台湾もダメだった.

ホテルのウォーターサーバーで補給,もしくは途中でペットボトルの水を買う必要がある.
日本の生活に慣れた身には”もったいない感”マシマシ.

そう言えばと,あらためて水道水が飲める国を検索してみた.

水道水をそのまま飲める国は日本のほかに9か国?海外と日本の水道水について解説

国名だけをピックアップすると,以下の通り.

オーストリア,アイスランド,アイルランド,スロベニア,デンマーク,ドイツ,フィンランド,ノルウェー,南アフリカ共和国

南アを除くと,山間っつーか,森林国が多い.
もちろん日本も山だらけ.

このサイトだと9ヵ国だが,他にも12だったり15だったりと結構バラバラ.
後,一部地域のみ飲用可という国もあるようだ(シドニーやストックホルム)

いずれにせよ,少ないことは少ない.
いわゆる途上国は全滅に近い.

まぁ,現地の人たちは気にせずに飲んでいることも多いので,あくまで日本の安全基準で,ということかもしれんけど.

ミネラルウォーターにしても,フランスは硬水なので,PBPに出走する人たちは,日本にいるうちからEvianを飲みまくってカラダを慣らす,と聞いたことがあるけどな.
※ 硬水に慣れていないとお腹が緩くなる.

だがしかし,この水道水ネタを扱っている全てのサイトに異議あり!
かつて2年間住んだジャマイカも(日本政府お墨付きで)水道水の飲用可だったぞ.なぜかどのサイトにも載っていない.

鍋にためておいた水に白い結晶(?)が浮んでいたが,気のせいだろう.
カルシウム? そのうちKazchariも結石になる?
もう20年以上前の話やけど.

Evian(エビアン) 伊藤園 evian 硬水 ミネラルウォーター ペットボトル 1.5L×12本 [正規輸入品]

いずれにせよ,暑いからと水ばかり飲んでいると低ナトリウム血症になってしまう.

「水の飲み過ぎ」に注意 多量の汗には塩分補給

先ほどの塩タブの他,体内の様々なバランスを考えて補給すべし.

そう,ようやく旭川も日中30℃を越えてきた.
要注意である.

高額海外自転車ツアー~どんな人が行くんやろ?

2024/2/1 Thu

思い出と節約と

人生最初の海外旅行はケニア-インド-ネパールの旅.
ツアー参加ではなく,完全に個人旅行.
いわゆる格安航空チケットをHISから買っただけ.

1990年の話なので,ぼんやりとした記憶しか残っていないが,伊丹-ボンベイ-ナイロビのエア・インディア往復チケットで25万くらいしたと思う.

これに加えて3週間分の宿やら食事代,それにケニアでのキャンプサファリツアー参加代を加えると総計で32万くらいといったところか.

大学の卒業旅行だったが,その割にはけっこう金持ってたな,当時は.

時は流れ,会社をやめて出かけた無期限・東南アジアバックパッカーの旅
80万円分のT/Cを腹巻に隠して出発.
その10ヶ月後に睡眠薬強盗に遭い,パスポートと40万ほどのT/Cを盗まれて旅が強制終了した.とほほほ.これぞ盗難アジア.

専門学校を経て,まっとうな社会人のふりをしていた頃は海外旅行に行かず,もっぱらオートバイによる国内キャンプ旅.

その後,2年間ほどジャマイカに滞在.
帰国直後,ヨメさんと地球一周の旅にでかける.
確か3大陸プラン(北米・南米・ヨーロッパ)で一人37万ほどのチケットを購入.
当時は文字通りの分厚い紙のチケット.一路線使用したら一枚ずつちぎっていくのが味わい深い.
80日間ほどの旅で,2人で総額200万ほどかかったかも.
アラスカフィンランドのせいだ.

北海道に引っ越して再就職後は,GWや9月の連続休暇でダイビングツアーに参加することが増えた.
「南の島で潜る」という目的がはっきりしているなら,個人で手配するより安いし効率的.
10日間ほどのツアーで10~15DV付で,毎年35万ぐらい払っていたか.
最後に潜ったのはインドネシアのラジャ・アンパット.
2019年12月のことである.

2019年のラジャ・アンパットダイビングクルーズ(1)

ダイバーなら誰もが一度は憧れる地の一つ.
普通にツアーに申し込めば(当時で)60万近かったように思う.
ただ,この年はツアー説明会参加特典のじゃんけん大会で見事勝利し,クルーズ船半額チケットをゲット.そのおかげで総額40万台に収まった(それでも高けーわ).

上には上があって,ハイエンドの「ココ島」(コスタリカ)や「ガラパゴス島」(ガラパゴス)になると,100万越え.
もはや庶民が出せる額ではない.

以前,クルーズ船でご一緒した,とあるマダムは「ガラパゴスは3回行った」とおっしゃられていた.どこの大富豪

まぁ,この人ほど極端でなくても,ダイビングツアーに参加されているメンバーはお金持ち(=医師,看護師,社長業,大企業の役職)が多かったなぁ.

ついでに言うと年配者も.
あるクルーズ船では40代後半だったKazchariが一番年下だったこともあった.

ダイビングツアー以外で印象的だったのが,先日の記事でも少し触れた「ボルネオ島縦断ツーリング」

バイクでボルネオ島縦断ツーリング

成田からの往復チケット,レンタルバイク,全ての宿・食事代がついて驚きの23万円
途中で合流した旅行会社の社長さん曰く,「今回はモニターツアーなので」とおっしゃっていたが,絶対赤字でしょ,これ?
当時も今も格安.
もし,今この値段であの内容のツアーであれば,また行くね.
まぁ,このダンピングのせいかどうかが知らんけど,会社はつぶれてしまったわけだが.

同行していた「ダヤン」で有名な池田さんがエッセイを出しておられます.

話を戻す.
新コロのせいで中断していた海外旅.
この度,ようやく復活!

さらにチャリ沼に沈み込んだKazchari.
となれば「次の海外旅行はチャリで」という選択肢が浮上して来てもなんの不思議もない(後付け).

まずは,チャリで海外と言えば,まず思いつくのがグランツールの舞台,ヨーロッパだっ!
ツアーなら専門の旅行社がある.

フェロートラベル

えー,はい.
わかりますが,驚きの値段.
目玉のツール・ド・フランス観戦ツアーだと...

ツール・ド・フランス2024観戦&サイクリングツアー

特に燃料サーチャージがとんでもない.
ハイエンドロードが一台買える(そこ?)

レース見学抜きのライドツアーだけでも...おっ,おぅな価格.

ドロミテサイクル・ハイライト10日間

実は数年前にこの会社のツアー説明会に参加したことがある.
一人参加だとシングル部屋代がかかるのが残念だった(諦めた).

ヨーロッパ関連だとやはりPBPが気になる.
2023年大会だと,ツアー47万,個人手配で53万という情報がある.
やはり燃料サーチャージ代がエグイが,ツアーと個人に思ってた以上に差はない.
むしろ手間暇はおさえ,走りに集中したいのならツアーの方がコスパはよいように思われる.

とまぁ,こんな感じで検索していると面白い代理店を見つけた.

風の旅行社

うおお,ツアーで組まれているエリアが実に好みだ.
で,この会社が現在プッシュ中なのが,アマゾンしかもマチュピチュを含むサイクリングだ.

8/30(金) 南米・ペルー -アンデスからアマゾンへサイクリング11日間-

これは素晴らしい.
南米の上半分は老後の楽しみにとってあるのだ(ハードすぎやしませんかね?).

で,肝心の料金は...絶望の120万円

もはやツール観戦を越え,ガラパゴスダイビングと同等だとは...

いくらリスクの高い南米とは言え高すぎでは?
あぁ,そうか,完全武装のボディガード付きか.

マチュピチュと言えば,今こんな話題が...

世界遺産・マチュピチュ入場券をめぐり 地元業者が抗議デモ 観光客にも影響広がる

さすがの不安定さ.
そのうちエアーズロックのように登頂禁止になったりして.

てな感じで,海外の自転車ツアーをざっくりと調べてみた.
想像以上に費用がかかる(ようになった).
それでも企画が立ち上げられ,催行人数が埋まることを考えると,こうした大名ツアーにポンとお金を出せる層もまだまだいるということか.

ちなみにKazchariの「環島」は総額20万ほどと考えている.
うち,航空運賃ですでに半分は使っているけど.

まぁ,ケチり過ぎて観るべきものを観なかった,すべきことをしなかったと後悔するは嫌なので,そのあたりの審美眼,直観への信頼が重要やけどな.

まっ,一生に一度の思い出のつもりで楽しみましょう.

旅,特に海外旅行ほど最高の娯楽は存在しないのだから.

ファットなメンテとネパールカリーライド

2024/1/27 Sat

あの頃.

OLYMPUS TG-5

曇り.温度:-4 ℃,湿度:81%,体感温度:-5 ℃,風速:4.0 km/時,風向:NW

土曜日である.
午前中に時間ができた+吹雪なし.
これは出かけねば.

とりあえずの目的地は「ヨシリン」さん.
昨年のクリスマスに訪れたところ,見事に年末休業.
今回はそのリベンジも兼ねる.

ファットな自転車屋巡りとクラッシュライド

オーバーホール後,通勤で毎日使用,山登ったりレースに出たりと酷使したファットくんの点検もお願いしたい.

まずは駅前方面へ.

OLYMPUS TG-5

旭川の歩道は広いため,歩行者と自転車共用可が多い.
ただし冬はやっかい.
除雪は入っているものの,幅が狭くなるため歩行者を追い抜くことは難しい.
もっとも,この時期に外を歩いている人はほとんどいないけど.

OLYMPUS TG-5

スムーズに駅前まで移動.
長らく地元住民のKazchariだが,鉄道の利用は数えるほど.
札幌に行くにしても高速バスが安くて便利.

で,そのまま旭町方面へ.
今回は無事営業中.

OLYMPUS TG-5

駆動系を中心に点検してもらう.
特に問題なし.
さすがスペシャのファットだ.なんともないぜ!

台湾旅行経験者のお客さんから「(Kazchariに)あげてください」と店長さんに託されていた,仏式⇒米式バルブアダプターをいただく.
旅行中,あちこちでポンプは借りることはできるが,仏式対応のモノはめったに存在しないらしい.ありがたい.

そうそう,先日「環島」のチャリを持参からレンタルに変更する旨の記事を書いた.

ここにきて「環島」プランに大変更!?

早速,先方のMathewBikeさんから連絡あり,無事希望の「Surly Touring Bike」が予約できた.

https://mathewbike.com/touring-bike-rental/

デポジットは1,050台湾ドル(約¥5,000).
PayPalで支払った.事前にマイナンバー登録してて助かった.

後は借りれる用品の確認と持参するギアの選定やな.
チャリという大荷物がなくなるだけで,ぐっと気楽な旅になった.

家族連れのお客さんがやってきたので退散.
旭川新橋から冬まつりに向けて製作中の雪像が見える.
そういや何年か前,「アニキ」こと水木一郎が歌ってたなぁ...合掌.

OLYMPUS TG-5

地味に面白い旭川の市内探索.
クルマでは見逃してしまうような路地裏に様々なオブジェを見つける.

OLYMPUS TG-5

それに,なんと言っても積雪によるどこもかしこもグラベル化が街中ライドの醍醐味よ.
Go&Stopの繰り返しで距離以上に脚を使う.
それにわだち,雪だまり,穴,アイスバーンなどのトラップ多数.油断するとこける.

OLYMPUS TG-5

12時を過ぎた.
腹が減った.
「かつやは飽きたしなぁ...」と言いつつも,やはりコスパ最強の「かつや」方面にハンドルを向けてしまう悲しい性.

旭川東光地区.
かつて沖縄料理店があった場所が,いつの間にかネパールカリー屋になっていた.

隣接するラーメン屋とどちらにするか,しばし熟考.
ランチメニューが意外に安かったカリー屋チョリチョリにする.これが大正解だった.

OLYMPUS TG-5

店に入ると「ナマステ~」の元気な声.
てっきり色黒の顔の濃い人かと思いきや,メガネをかけたモンゴロイドなご主人.

「あぁ,チベット系の人かなぁ.日本語うまいっつーか,自然やなぁ」と勝手な思い込み.
後でわかったけど,ご主人は純な旭川出身の日本人でした.

iPhone11 Pro

本格的な店内の装飾,さりげなく置いてある書籍(旅行人ノート)からして,ひょっとして只者ではない人かも...と思い,他にお客さんがいなかったので「ひょっとして元バックパッカーですか?」と質問.

やはりそうでした.
あまりにも経歴が多様だったので,全てを正確に思い出すことは無理だが,アフリカに5年ほど住んでいたそうな.
ソマリア,イラク,アフガン,ブラジルのファベーラなど,かなりアレな地域にも滞在.
街の地図作成を趣味(?)にされており「旅行人」にもページを持っておられた.

他に日本のボランティア団体のアテンドやら,東京で芸能事務所を開いていたとか,いやはや凄まじい経歴である.
で,今はシェルパ族の奥さんと結婚し,この店を開いたとのこと.

旅話の内容が,Kazchariの知識や経験とかぶるところが多かったので,失礼を承知で年齢を尋ねたところ,やはりというかなんというか...同い年でした.
まぁ「遊星通信」とか「ジュライ」「楽宮」「北京飯店」の話が通じる同志はめったにいない.

iPhone11 Pro

パッカー旅のあるあるで盛り上がっていたところ,注文した「豆カレー」「チキンカレー」とナンのセット(Cセット)が到着.
これにサラダとドリンク(チャリ),デザートのアイスクリームがついて¥1,270はかなりリーズナブル.
ちなみに(巨大な)ナンはおかわり無料だ.もちろん美味し.

iPhone11 Pro

旅の話の他,Kazchariのファットバイクに興味津々.
値段やら走る場所など色々とレクチャー.
冬チャリ最高! ようこそ〇ンタイの世界へ.ダヒャダヒャ.

iPhone11 Pro

さほどクセもなく,辛さも選べるので子供連れでもなんとかなりそう.
今度,うちの子らも連れてこよう.

で,ツインハープ橋を渡れば,家まですぐである.

OLYMPUS TG-5

帰宅後はさっとシャワー.
街中ライドとはいえ,汗はかく.

本日はハスラーのメンテナンス日.
ディーラーに行かねばならん.

うちのハスラーも10年目.
ディーラーに行くたびに「そろそろ新車どうですか?」と勧められる.

うーん,秋に発売されるらしい新型の「スペーシア・ギア」が気にならないことはないことはない.

スズキ 新型「スペーシアギア」フルモデルチェンジ 2024年10月発売

そやけど基本価格が...
ぐぬぬ.DOGMAと同じ価格帯か...(おい)

おっと,その前に「クランカー」さんへDOMANEを輸送.
そう,今度はこいつのオーバーホールである.

DOMANEの今期オーバーホール完了!

誰や,チャリは金かからんって言うたんわ!
台湾には連れていけなくなったけど,DOMANEには今年もブルベで活躍してもらう予定だ.
現在61000km越え.まだまだぁ!

OLYMPUS TG-5

共感しかない~『語学の天才まで1億光年』

2023/12/1 Fri

あの時あの場所で

iPhone11 Pro

高野秀行著『語学の天才まで1億光年』を読んだ.

語学の天才まで1億光年

著者はノンフィクションライター.
早大探検部出身だけあって,ただの旅ではなく誰も行かない国や地域(いわゆる辺境)にて,珍しい経験や調査をすることをテーマとしている.
全著作を読んでいるわけではないものの,いわゆる冒険家や極地探検家とは異なるアプローチで,Kazchariの知的好奇心を満たしてくれる作家さんである.

高野さんは1966年生まれ.
Kazchariと1歳違いである.
しかも1992年から93年にかけ,チェンマイ大学で日本語を教えていたという.
ちょうど,その頃にKazchariもタイを中心に東南アジアをあちこち放浪していた.ひょっとしたらどこかですれ違っていたかも.

高野さんの著作では,なんと言っても『謎の独立国家ソマリランド』が有名.
数多くの賞を受賞してる.

謎の独立国家ソマリランド

いわゆる未承認国家への訪問記.読み応えある大作で面白いことは面白いのだが,国が国だけに単独行とはならず通訳やら護衛兵同行.過去作に比べるとちゃんとしすぎ.つまり高野成分少な目で物足りなかった(すいません).

危険な国への潜入探検モノだと『アヘン王国潜入記』が超好み.

【カラー版】アヘン王国潜入記 (集英社文庫)

いくら国外とは言え,その目的も行動もかなりヤバい.

ちなみに個人的に最高傑作だと思うのが『怪魚ウモッカ格闘記』である.
これ超一流のミステリー小説では?(高野初読者には決しておすすめしません).

【カラー版】怪魚ウモッカ格闘記 インドへの道

さて,今回の『語学の天才まで1億光年』は,そんな世界の辺境を旅するために学んだ数々の言語の習得方法の実録記である.

本書に登場する言語は以下の通り.

フランス語,リンガラ語,ボミタバ語,イタリア語,スペイン語,ポルトガル語,タイ語,ビルマ語,シャン語,中国語,ビルマ語,ワ語

確かにこれだけ話せれば,地球上どこに行っても大丈夫(一部極地言語も混ざっているけど).いや,ロシア語も必要か.

本書はそれぞれの言語を学ぶに至った経緯や,過去の著作の補助ストーリーが追加されている.高野ファンにとっては懐かしくもあり,楽しい構成である.

エピローグに記してあるが,今も筆者の言語学習スタイルは変わっていないそうだ.曰く...

・誰でもいいからネイティブに習う
・使う表現から覚える(目的に特化した学習)
・実際に現地で使ってウケる(現地にいるとき即興で習うことも多々あり)
・目的を果たすと,学習を終え,速やかに忘れる(ひじょうに残念であるが)

まさにそう.

Kazchariが知人に「海外旅行,楽しいでぇ」と言うと「私,英語できないから無理です」という返事が多いが,これは大きな間違い.

確かに共通語としての英語は便利だが,町中に出れば英語が全く通じない国は多い.
いや,町中どころかチリの空港のインフォメーションで「habla ingles?(英語話せますか?)」と尋ねたら,「no!」の一言で逃げられた経験もある.

それに英語が公用語じゃない国で,英語だけで通すとホテルやらガイド,観光客相手の店でしかコミュニケーションがとれない.
これは実にもったいない.

Kazchariも高野さんほどではないが,新しい国を訪れるごとに,なるべくその国のローカル言語を覚えて実践してきた.
と言っても,せいぜい挨拶と数字,「ありがとう」「~はどこですか?」「いくらですか?」程度だが.
少し慣れてくると辞書に載っていないようなスラング,特に卑猥な言葉を教えてもらった.これが若者にウケる(当時はKazchariも若者だった...).

そう,高野さんも書いているけど,語学教室や教科書で習う言葉と,実際に現地の人が使っている言葉はかなり異なる.
日本語もそう.
本書内にて中国人の先生が例文をあげている.

教科書 ⇒ 「大きいものを取ってください」
実際  ⇒ 「ねぇ,あのでっかいやつ,取って」

これが「本当のネイティブの言葉」
確かにその通り.
それに文法や発音が正しいだけでなく,大きさやトーン,スピードも合わせないと決してネイティブ(風)にはならない.ようするに「ノリ」が大事.

どの言語にもこうした要素はあるのだろう.
うーん,基礎はともかく,生きた言葉を習得するには,やっぱり現地にいないとあかんな.

Kazchariの場合,英語を除くとマレー/インドネシア語スペイン語をよく話した,いや使った.
やはりアルファベット表記で発音が簡単な言語は覚えやすい.

タイの滞在期間が長かったので,声調地獄のタイ語もがんばった.
お隣のラオスカンボジア(僧侶限定)で通じた時はうれしかったなぁ.

あれ? かつて2年間,がっつりひたったはずのジャマイカ英語は?
うーん...ついぞ満足いく域に達することはなかった.

事前に本書の指摘に気づき,真面目に取り組んでいたら,もう少し上達し,ジャマイカに溶け込むことができたろうに...すべては後の祭りである.

旅の指さし会話帳53 ジャマイカ(パトワ語・ジャマイカ英語)

高野さんの旅の原点と言えば,早大探検部時代の一大プロジェクトを記録した『幻獣ムベンベを追え』に詳しい.

幻獣ムベンベを追え

今回初めて知ったのだが,高野さんはコンゴ旅行の前に初の海外旅行としてインドに渡っている.
これまた,ほぼ同時期にKazchariもインドを旅している.
つまり見てきたこと,感じたことがかなり近い.
読んでいて共感しかなかった.

最も印象的なのはパスポート盗難事件のくだり.
恥ずかしい話だが,実はKazchariもこの被害にあったことがある.

1993年10月.タイのチェンライにて,同じ宿をシェアした“自称”イタリア人に睡眠薬をもられてパスポート,T/C,現金,航空チケット,カメラ全部やられた.

その後の警察とのやり取りは,もちろん英語.
必死になると自分でも驚くくらい流暢に話せたなぁ...って,どうでもええわ!

バンコクに戻って日本大使館に出向き渡航書を発行してもらい,帰りのチケットも航空会社のカウンターでゴネにゴネて再発行get.

そして飛行機に乗るまでの数日間,何もかも失ったKazchariは,国籍問わずホンマいろんな人に助けられた(助けを求めたせいもあるが).

翌年,その際にお世話になった人々へのお礼および,もし事件に遭わなければ次に行く予定だったミャンマーを訪れたのは,理不尽に旅を中断させられたことへの怒りだったのかもしれん(我ながら負けん気強すぎやろ).

ただ,後年考えるに,あの時パスポートを盗まれ,一年近くに及んでいた旅が強制終了させられたのは幸運だったかもしれん.
もしあのままダラダラ続けていたら,少なくとも今の生活はない.
きっとどこかの国で「沈没」し続けていただろう.
それはそれで楽しい? わからん.それはマルチバースの話.

高野さんの場合,どういう事情だったのかパスポートと航空券は戻ってきたようだが,そんな奇跡が起きることもあんねんなぁ...

つーことで,高野さんには到底かなわないものの,なるべく現地の言葉を話そうとしていたKazchariには実に刺さる本でした.

そして2023年現在.
4カ月後には久々の海外旅行が控えている.
あの頃のように,ちょっと言葉を勉強してみようかなぁ.

語学学習/ 説出好中文 台湾版 ペラペラ中国語

もう(不安もふくめて)楽しみしかない.

ヴェトナム,ダラットの本屋にて 1993年5月撮影

あぁ異国の地よ~過ぎ去りし日々

2023/9/7 Thu

全てが愛おしい

先日,Yahooニュースで面白い記事を読んだ.

いま空港でトラブル続出…日本人の若者の7割がじつは知らない?「パスポートの落とし穴」

この記事の若者(?)を笑えない.
新しいことに関しては誰もが初心者,失敗して成長するのだ.

むしろ,代理店に頼まず自分でやろうと思ったことを評価したい.
その考え方だけで既にチャレンジング.素晴らしい.

新コロ禍が(ほぼ)明け.今夏から海外旅行に出かける人が増えているようだ.
ただし円安が猛威を振るっている.

PBP参戦などの記事を読むと,燃料サーチャージはもとより,現地での飲食代,日用品の値段がえげつない.
赤コーラが¥500とか...

Kazchariが最後に海外(インドネシア)に出かけたのは2019年12月.

2019年のラジャ・アンパットダイビングクルーズ(1)

当時ですら,円の価値は既に怪しかった...

本当に時代は様変わった.
海外旅行って,もっと気軽に行けていた気がする.
では,そんなKazchariは,これまでどこを旅してきたか.

Kazchariが人生初の海外旅行に出かけたのは1989年である.
大学の卒業一人旅.行き先はケニア,インド,ネパールだった.

なぜこのように変則的なのかと言うと,当初は西アフリカのトーゴが目的地(フォスターペアレントの寄付先)だったからだ.
旅行代理店に相談したところ,「旅行初心者に西アフリカは難易度MAX」と諭され,代わりにメジャーな観光地であるケニアを薦められて変更した経緯がある.
今のスキルがあれば,ケニアからトーゴに飛べただろうが,当時はレベル1の雑魚.素直に断念した.

その際,利用した航空会社はエア・インディア.
往路,復路ともムンバイ(旧ボンベイ)でのトランジットが可能だった.

それで,インド(とネパール)を旅することになったのだが...いやもう,噂に違わぬカオスっぷり.それまでの全ての価値観がぶっ壊れた22歳の春だった.

その後,会社勤めをしたが,仕事のあまりのつまらなさに3年も経たずに退職.
大企業だったため,いわゆるブラックではなかったけど.
ひたすら自由が欲しかった.山の向こう,海の向こうの景色が見たかったのだ.

向かったのは盗難...おっと東南アジア.
タイ(バンコク)を皮切りにラオス,カンボジア,ヴェトナム,マレーシア,シンガポール,インドネシアを10ヶ月ほどバックパッカー.

旅の回顧録~1993年のカンボジア(1)

旅の回顧録~1993年のヴェトナム(1)

戻ったタイにて睡眠薬強盗の被害に遭い,パスポートと有り金を全部ヤラれたので旅は強制終了.
そんな26歳,無職の秋.

猛勉強(?)の末,専門学校に合格.
入学前に旅館住み込みバイトで軍資金をため,再びタイの事件現場へ渡航.
その時,お世話になった方々に御礼.
落とし前をつけるため,そこから前回の旅をリスタート.
訪問を予定していた国,ミャンマー(ビルマ)を訪れる.
あそこまでやさしい国民性を他に知らない.

専門学校にておとなしく1年を過ごす.
比較的時間のあるうちにと,進級前の春休みに再びインドへ.
全く予定になかったが,現地思いつきでモルディブを訪問.
ありえない美しさの海にて,初めてスキューバ・ダイビングを経験する.

『南の島の大統領』を観た~モルディブの思い出

残りの専門学生生活を送る.
バイク事故により1年留年する羽目になったが,無事卒業し国家試験合格.
同級生だったヨメさんと結婚し,久々にまともな社会人生活を送る.

3年が経過.
かねてからの野望,青年海外協力隊への参加を模索.
参加要件を満たしたため,選考試験を受ける.
ちょっとした病気に罹患したことにより,見事に不合格.
資格を活かして1年間パート勤務.

2回目の選考試験で無事合格.
ジャマイカに2年間滞在することになった.
そんな35歳の冬.

派遣中は3週間の自主的な海外研修が可能.
近隣&許可された国だったドミニカ共和国,パナマ,コスタリカを訪問.
各国の隊員によるアテンドがディープだった.

無事2年間の任期を終えた...のだが,これまた自費での帰路変更可能.
メキシコ,ベリーズ,グアテマラに立ち寄ってから成田の地を踏んだ37歳の春

これまた資格を活かして職を見つけ,大阪から北海道へ引っ越し.
失業状態から再就職まで3ヶ月ほど時間ができたので,ヨメさんと地球一周の旅に出る.

世界一周堂の3大陸コースを選択.

アメリカ(アラスカ),メキシコ,チリ,アルゼンチン,パラグアイ,ブラジル,スペイン,モロッコ,ポルトガル,エジプト,フィンランドを訪問.
特に幼年期からの憧れ,イースター島が想像以上に素晴らしかった.

旭川に住み,再び定職についてからしばらくはGWおよび秋の連休を利用して渡航する生活が続いた.

その多くはダイビング目的.

パプアニューギニア(マダン,キンベ湾)から始まって,フィリピン(セブ)タイ(コタオ)インドネシア(コモド)パラオメキシコ(ラパス)...

リゾート滞在やクルーズ船での旅である.
国内も沖縄の離島や小笠原にも行ったなぁ.
特に気に入ったのは西表島多良間島だ.

やっかいなのは潜るだけでなく,一番金のかかる水中写真にもはまってしまったこと.

スキューバダイビング,やめよっかな?

他にレンタルバイクによる「ボルネオ島縦断ツーリング」(ツアー)にも参加.
東マレーシア(コタキナバル),ブルネイ,インドネシア(ポンティアナック)を走破.
モニターツアーだったせいか,代金が格安だったのが印象的.
その大盤振る舞いのせいなのかどうなのかわからんが,数年後旅行会社が倒産するというオチ付き.

ボルネオ島縦断ツーリング

モルディブ帰りにスリランカもバイクで走った.

娘が生後4か月の時にはグアム,2歳の時にはタイ(プーケット)に連れて行った.何の記憶も残っていないそうな.

息子ができてからは4人で台湾に行った.
娘はともかく,こちらも1歳に満たなかった息子は何も覚えていない.

そして2020年,新コロ禍の到来.
以降,パスポートのスタンプは増えていない.

こうしてまとめてみると,行きたいと思った場所にはほぼ足を運んでいる.
一度は断念した場合も,なんだかんだで最終的には到達している,なかなかリベンジな人生やな.

辛いこともあったけど,やはり旅以上に楽しいことはないな.

自由が欲しい,社会的地位も欲しい.
内面が見たい,外面も愛でたい.
片方しか知らない人生は送りたくない.
これは19歳でヘルマン・ヘッセの『知と愛』を読んで以降,Kazchariの行動指針となっている.

知と愛(新潮文庫)

何だか全てが終わってしまったかのような書き方だが,まだ見ぬ土地への憧れはあるか?
答えはYESだ.

「若い時旅をせねば老いての物語がない」(とある古典)

見るべき物,経験すべきこと,会うべき人ははまだまだ存在する.