台湾一周(環島)ライド Day3 台中~嘉義(その2)

2024/3/19 Tue

ついに折れる

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曇り.温度:16 ℃,湿度:87%,体感温度:16 ℃,風速:13.0 km/時,風向:N

Day3(その1)はこちら ⇒ 台湾一周(環島)ライド Day3 台中~嘉義(その1)

サイクリングロードは確かに快適なのだが,人里離れた道を走ることが多いために補給困難というデメリットがある.
昼近くにナビで「コンビニ」や「レストラン」を検索しても,周りに何もなかったりする.

この地域も同様だったが,川沿いにアーケード,奥に町っぽい場所があらわれた.

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Google先生にも「カフェ」表示があったので休憩がてら行ってみることに.

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うむ.カワイイ.
けど...食事はできなかった.
例によって,店員のおねーちゃんには英語が全く通じなかったので,ボードにあった「蜂蜜緑茶」(35元)を指さし注文.

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「氷はヤバイかな」と思ったが,やはり冷たいモノが欲しい.

この店もネコモチーフだらけだが,台湾ではやたらにネコを見かける.
しかもたいてい太っている.
これは大事にされている証拠やね.
扱いがヒドイ国だとガリガリなネコだらけ.

犬のガタイも良いけど,こいつらは怖い.

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店頭のベンチに座り,緑茶の冷たさと静けさを味わう.
刻が止まった感.
蝉の声は...聞こえないけど,脳内で反響している.
駄菓子屋に通っていた子供の頃にタイムリープ.

空腹だけどもう少しがんばりますか.

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幹線道路に出た.
「全家便利商店」発見! 迷わず飛び込む.

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例によって広大なイートインでゆっくりと食事.
日本のコンビニは未だにイートイン閉鎖中のところがほとんど(北海道だけ?).
そろそろ解禁してはどうだろうか?

ただ...マスクに関しては台湾人の着用率は日本人以上.
もちろん着用は任意ではあるが,これには驚いた.

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さて,嘉義まであと少し.
この頃には日差しがすっかり強くなってきた.

信号待ちの間に,なんてこたない風景を撮る.
こういうのが後で良い思い出となる.

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たぶんここは「六斗市」

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たぶんここは...水族館?
そういやこういう施設に全然立ち寄ってないな,今回の旅.
台湾の大地を走り回るだけで絶賛満足中.

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遠目に「一瞬,桜か!」と思ったけど,全然違った謎の植物.
植物などの生態系に興味があると,外国旅行がさらに面白くなると聞く.

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何度も踏切を越える.
台湾の鉄道は島をぐるっと一周しているので,いざとなれば輪行ワープできる.
輪行袋が必要な場合と不要な場合がある.

今回のKazchariのレンタル品に輪行袋は含まれていません.
心配な人は持参を.

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嘉義の街に到着.
ちょうど小学生の集団下校時間.

前方に停車しているスクーターに注目.
ほとんどの人がダウンジャケットを着ている.
いくらバイクとは言え,暑くないのか?

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後方に見えるのは嘉義大学の門.
国立大学だそうな.
留学生の受け入れにも積極的.
どうだ,うちのアホ息子.台湾の大学なら学費サポートするぞ.

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16時半,なんだかんだで市内中心にある宿に到着!

Back Home Hotel / 洄嘉居行旅

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宿泊客だろうか,人がたくさんいる.
レセプションで並んでいると,別のお客さんから「わたし,先」と日本語で注意された.
すんません.気づきませんでした.

そう,受付のねーちゃんがワンオペで明らかにオーバーワーク.
明らかに人が足りてない.

ようやくKazchariの番.

ねーちゃんの第一声「ニッポンジンデスカ?」で,やっと日本語ができる受付に会えたと思ったkazchariが甘かった.
他の説明は全部中国語.英語は通じない.
翻訳アプリを立ちげるのも面倒なので,中英日のちゃんぽん(+身振り手振り)で理解を試みる.
無事チェックインできたのでヨシ.

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さて,ここ数日Agodaで予約しまくっているせいなのか,知らぬ間にVIP会員となっていた.
どうなるかというと異様に安いバーゲンセールが突然オファーされるのだ.
本日の宿もやたらに広いシングルルームで¥3,000を切っていた.
ホテル側も空室を出したくないので,どんどん値段を下げていく.
そこをタイミングよく捕まえるとかなりお得だが,まるでギャンブルやな.

チャリはロビーに置かせてもらう.
ここから部屋まで荷物を運ぶのだが,パニアを外さず必要なモノだけを1回で運ぶコツを身に着けたゾ!

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で,部屋がこれ.
ペプシ缶のようなものはイスである.
枕元の電話も変.
どう見ても部屋に不釣り合い.

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不思議なことにシャワールームにカーテンがなかった.
トイレ併用の浴室,びしゃびしゃやん.

しかもこのホテル,洗濯機がないらしい.
うーむまさかの手洗いか.
例によって窓もないので外干しもできない.

いずれにせよ,汗だくのウェアは洗わないとクサイ.人権が欲しい.
そこでKazchari家に代々伝わる30分洗剤漬け&3回すすぎで対応する.

アルファックス AWAT(アワット) シャカシャカウォッシュバッグ 6Lサイズ 洗濯袋 洗濯バッグ 旅行 アウトドア 防災グッズ 37×62cm AP-437918

アタック ZERO ワンパック 液体洗剤 10g ×7パック 旅行用 小分け

幸い大き目のバスタオルが2枚あったので,絞ったウェアを挟んで圧縮吸水
ビブのパッドなど乾きにくいところはドライヤー.
これで朝に着れる程度には十分乾く.

一息ついたところで夕食へ.
宿の立地がよく,周辺はいい感じのお店だらけ。
庶民と高級の間っぽい店が並ぶ.
さすがに連続コンビニ飯は気が引けるので,今晩はちゃんとした食堂に入ろうと思う.

すると,1つ問題が...手持ちの現金がないのだ.
残り200元ほど.

仕方がない.
コンビニATMで下ろすかとセブンイレブンへ.

空港と違ってパーフェクトに中国語表記のみ(本当は英語にできるけど)
漢字から操作を類推...できるかー!

そこでGoogleレンズの翻訳機能発動.
それでも操作方法を間違ったのか,何かのエラーが出てカードが出てこない.
まっまさか,こんなところでカード吸い込み事件発生か!

慌てて店員を呼ぶが,やはり英語での疎通不可.
ついに互いのスマホの翻訳機能を介して会話.
そうこうしているうちに,操作時間のタイムアウトになったのか,カードが吐き出された.
よ,良かったぁー.

ついでに店員さんに引き出しの方法を訊いてみる.
曰く「あなたのクレジットカードでは現金は引き出せません」との返事(翻訳アプリ).

な,何ぃー!

確かに全てのATMがカード引き出しに対応しているわけでないと聞いたことはあるけど...
セブンであかんのか...(と,これは後にKazchariの誤解と判明)

いずれにせよ,現金がないと困る.
一旦,外に出てスマホで「台湾 コンビニ ATM」で検索.
「なんや,この手順でええんや」と,別のコンビニで再度引き出しに挑戦.
あっさりと,2,000元get.

先ほどのセブンでの出来事は何だったんだ...

で,21時の閉店間際だったこの店に飛び込む.

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指さしで注文しようかと思っていたら,店員さんが日本語メニューを持ってきてくれた.謝謝.
で,「黒ゴマ汁なし麺」

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「カニ焼売」を注文.

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美味し.

腹もふくれたところで少し散歩.
台湾は閉店時間が全般に遅め.
たとえばこの「MERIDA」のショップ,22時近いこの時間もまだやっている.

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外から覗いただけだが,今思えば中に入れば良かった.
いかにもな台湾限定品のボトルとかジャージとかあったかもしれんのになぁ.

で,宿に戻る.

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コンビニで買った明日の朝食.
黒っぽい缶は台湾製のコーヒー.好みの味だった.

おっと,プロテインは就寝前に飲みます.
なぜかこのプロテイン,後の旅では見つけることができなかった.嘉義限定品?

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こうして嘉義の夜はふけ,Day4へと続く ⇒ 台湾一周(環島)ライド Day4 嘉義~高雄(その1)

台湾一周(環島)ライド Day3 台中~嘉義(その1)

2024/3/19 Tue

はじまりは雨

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曇り.温度:16 ℃,湿度:87%,体感温度:16 ℃,風速:13.0 km/時,風向:N

Day2(その2)はこちら ⇒ 台湾一周(環島)ライド Day2 新竹~台中(その2)

今日の目的地は「嘉義」
「かぎ」ではありません.「Jiāyì」→ どうしても読めん.

唐突だがKazchariは自分の名前が好きだ.
ちょっと変なので.

漢字四文字,全てに「口」が入っているのがまず面白い.
それにローマ字表記にすると,アルファベット19文字となり,クレカの名前もイニシャルになってしまう.

で,その名前の一字に「嘉」が使われている.
中国語における意味は「よい」「立派な」になる.
ようするにめでたい字なのだ.

とまぁ,そんな自分の一字が使われている街なので,ぜひ訪れたかった(よくわからん)

例によって朝は6時頃起床.
昨夜のうちに買っておいた朝食をとる.
やはりバナナは欠かせない.台湾だけに.

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ちなみにこの部屋には窓がない.

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どうやら台湾では窓のない部屋は少し安くなるようだ.

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1階のロビーに降りて外を確認.

小雨

降っていることは降っている.
天気予報によると,昼からは止むらしい.
ここでウダウダしてても仕方がないので,覚悟して雨装備.

まずは“みんな大好き”ブルベ民の正装”モンベルのU.L.サイクルレインジャケット

レインパンツは履かないっつーか持ってきてない.
代わりに最強のGORE-TEX オールラウンド ソックスを着用.

いや,ホンマにこのモンベルのGOREソックスはスゴイ.
全然蒸れないし濡れない.
最大限に信頼がおけるギアの一つである.

そしてリュックにもレインカバー.
パニアにもレインカバー.

心配なのはスマホ「iPhone15 Pro」とサイコン「Garmin edge 1040」
ともに防水ではあるのだが,豪雨での水没事故は割と聞く話だ.
この旅はスマホが壊れると詰む.
まぁ,このくらいの雨なら問題なかろう.

O西さん直伝のコードまでカバーする「ネギ袋」を用意すべきだったか.
遅いけど.

さて出発.ここも良い宿でした(一泊¥3,224).

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今日で台中を去ってしまうわけだが,もう少し内陸に入ったところに,それはそれは美しいサイクリングロードがあるそうな.

世界で最も美しいサイクリングコース「日月潭」で台湾エコツーリズムを体感

後で気づいた.
次回のお楽しみにとっておこう.

巨大な台中駅を通過.
新幹線も停まるので台北からのアクセスも良い.

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公衆トイレがあちこちにある.
当たりはずれがあって,いろんな意味で使用不可な場合もある.
コンビニで済ませるのが無難.
そうそう,台湾もトイレ無料です.

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降ってはいるものの,もう止みそう.

街を抜ける.
いつレインウェアを脱いでも良い雰囲気.

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スキがあれば自行車道を作る台湾.
乗ってやろうではないか.

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少し登ったてっぺんに「全家便利商店」ことファミマ発見.
それほど寒くはないが暖かいコーヒーが欲しい.

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やはりここの店員にも英語が全く通じない.
「small」が通じないのはどういうこった.
そろそろ翻訳アプリの出番かな(← ちゃんと中国語勉強しろ)

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既に通勤時間は過ぎたためか街中でも交通量少なめ.
徐々に路面も乾いてきて...

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「もうええやろ」とレインウェアをキャスト・オフ.
前方の空も明るい.

先の話になるが,この旅でレインウェアを着たのは後1回のみ.
今回も天気の神様に愛されたなぁ.

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Google先生のスタンド『ザ・マップ』発動!
幹線道路を離れて,またまたとんでもない道に入っていく.

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時間はかかるが,興味深い発見をすることもしばしば.
そう,最短で行く必要はないのだ(ココロとカラダと時間に余裕がある時に限る

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それでも...こんな道通らせますか?(けっこう激坂)

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はい,出ました!自行車道!
ここにいつの間にか案内されてしまうのが『ザ・マップ』の能力ッ.

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黄色いワイヤーのガードレール.
マスキングも何もせず補修・再塗装しているためか,地面まで黄色く染まっている.

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この道は面白い.
何気にバナナとパイナップル畑の真ん中を通る.
南国だ.

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幹線道路に戻る.
やはり壮大な寄り道だった.
木の張り出しが怖い.

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はい.またしても『ザ・マップ』発動.
この分岐,どちらに行くか?
もちろん左ですよねぇ~

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川沿いの細い道を走ると,味わい深い公園が.

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小さい祠や寺があちこちにある.
後ろにある大木はご神体?

日本の寺に比べるとかなり派手だが,タイなどの小乗仏教よりは地味.
ようは中間的.

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田んぼを貫く道.

思ったのだが,台湾の道路舗装率はめちゃめちゃ高い.
それに道路の傷みもあまりない.
正直,わが北海道よりキレイ(気候が違い過ぎるか)

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嘉義まではまだ遠い.

Day3(その2)へ続く.⇒ 台湾一周(環島)ライド Day3 台中~嘉義(その2)

台湾一周(環島)ライド Day2 新竹~台中(その2)

2024/3/18 Mon

こころははだしのままで

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晴れ.温度:20 ℃,湿度:74%,体感温度:20 ℃,風速:24.1 km/時,風向:NE

Day2(その1)はこちら ⇒ 台湾一周(環島)ライド Day2 新竹~台中(その1)

さぁ,宿も確保したし,後は進むだけ.
例によってGoogle先生はジグザグ青春ロードを指し示す.

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海岸沿いなので,突然こんな砂地獄も.

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気分はサハラ砂漠だが,このタイヤではキツイ.

日の丸効果なのか,歩行者を抜いた際,後方から「加油!」もしくは「ガンバレー!」という声を何度か聴く.手を振って応える.
あれやね,日本でも荷物満載のランドナーが「日本一周中」のプラカードをぶら下げたくなる気持ちがよくわかった.

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またまた”チャリで走ってええんか的”な高速道路っぽいところに出る.
ちょうど高架の下にサービスエリアのような施設発見.

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腹も減ったのでピットイン.
フードコートで弁当を注文.

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美味し.

しばらく走るとまたしても広大なサイクリングロード.スゴいっしょ?

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途中で祭りなのかパレードに遭遇.
後で聞いたところ,とある神様の誕生日らしい.誰?
仏陀の誕生日は4/8のはずだが.

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炎天下の中,歩くイベントも同時開催らしく,あちこちで水や食料を配っていた.
Kazchariにもくれようとするが,さすがに断った.

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台中の市街地へ.
いつもの雑踏に飛び込む.

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それにしても...本来二人乗りのスクーター(125~150cc)に,子供追加で3,4人乗りは当たり前.
さらに後方にはUberのボックスも追加.
時にはフットレストに犬が寝そべっていることも.

電動スクーターの普及率も高い.
石垣島で乗った「GOGORO」もガンガン走っている.
こいつらは全然音がしないので,いつの間にか横に並んでたりする.
ファ,ファンネル? 気が付いたら撃墜されていた感.

一番ヤバいのはほぼ全車スマホホルダー完備ということ.
ナビならまだしも,運転中も絶賛動画視聴中.

あれでよく事故らないものだ...って,結構事故ってます.
たまたま遭遇しなかっただけ.

台湾サイクリングで一番大事なのはニュータイプ的回避能力ではなく「目立つこと」
バックミラーで後方を確認しつつ,蛍光色のザックカバー「日の丸」リアライト点滅で存在を際立たせる.

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マンションが立ち並ぶ高級住宅街っぽいところに出た.
消防車が走り回っていたので,前方を見ると黒煙がもうもうと.

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火事だった.

で,ようやく目的地のホテルにたどり着く.
ホテル名を確認.うん,ここだ.

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ドアを開けて,ロビーにチャリを停める.
パスポートとスマホの予約画面を用意し,フロントのねーちゃんに名前と予約してある旨を(とりあえず)英語で告げる.

ねーちゃん,PCからプリントアウトしたと思われる予約表の束をパラパラめくり「没有」とかなんとか(たぶん).
えっ? そんなはずは...

すると奥から英語を話す別のスタッフが出てきて,Kazchariのスマホを確認.

スタッフ「これ,昨日の日付じゃない」

Kazchari「うなアホな!(またやっちまったか?)ス,スマホ返して...すまん.これ昨日のホテルのヤツや.今日のはこっち.チェックして」

ス「あー,これここと違う」

K「げっ,どゆこと!?」

ス「うちはチェーン店で4つあんの.あなたが予約したのは別のところ」

K「(知らんがな)で,そこはどこ? 遠いんか? まさかの台北?」

ス「いや.すぐそこ」

...つーことで,300mほど先に予約したホテルを発見.
ふー,肝を冷やしたぜ.

ここのスタッフも英語が流暢だった.
ただし,クレカ払いで少々手こずる.

Kazchariのカードは“ナンバーレス”なので番号が記載されていないのだ.
つまり予約表にあるカードナンバーと照合できないという.
わー,面倒くせぇ.
スマホを立ちあげてサイトにつなげば表示されるのだが,電波状況が悪いところでは証明できないかも.

とまぁ,色々ありましたが,本日の宿を無事確保した.
この綱渡り感,久しぶりだ.
自由旅行はこうでなくては(と,クリアしたから言える)

幸い,このホテルも洗濯機と乾燥機が設置されていた.
有料(50+50元)だが助かる.

部屋に上がる.
おぉ,ここもなかなかキレイではないか.広いし.

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シャワーを浴びて,STRAVAに写真とログをアップ.
本日の走行距離は113km.いいペースだ.

さて,インスタを立ち上げると,朝DMしたRさんから返事が入っていた.

「今日は仕事が休みなので,食事でもどうですか?」

さすが「メンタル共通」と言われる台湾人だ.
以心伝心.直接言わなくてもこちらの意図が伝わっている.

ただ,この返信,午前中に送られている.
現時刻は19時過ぎ.
既に夕食を済ませていても不思議ではない.

遅ればせながら「ぜひ行きましょう」と返信.

Kazchariのホテルの確認と,何を食べたいか,候補の店などの提案が次々に送られてくる.
なにこのオモテナシ感とレスポンスの速さ.

数回のやり取りの後,歩いて15分ほどの場所にある小さな居酒屋っぽいところで会うことになった.

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Rさんと初対面.

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いやいや実にさわやかな青年(28歳)で,物腰も丁寧.
「台湾にしかない料理をたくさん食べてください」と,完全におまかせで注文してもらう.

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美味し.
確かにノーマルな台湾料理というより家庭料理っぽい.

幻のビールとして有名な「18DAYS」
文字通り製造後18日間しか飲めないらしい.

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ちなみに既述の通り,Rさんは日本語ペラペラである.
これまでの旅であまりにも英語が通じなかったので,その理由を聞くとRさんをはじめほとんどの若者が苦手だという.
日本語よりもイメージ的に英語の方が簡単なように思うのだが.
語順同じだし.
やはり漢字の力が大きいのかも.

会話だけでなく日本語の読み書きも完璧なRさんだが,やはり中国語にない「敬語」の存在および使いわけには苦労したそうな.

せっかくなので,日本にいるヨメともLINEビデオをつなげ3人で“食事”
向こうは1時間先にいるので,先に離脱したが,なんとも不思議な体験だった.

日本の旅の思い出などで盛り上がる.
実はRさんはアニメガチ勢で,聖地巡りをしていたそうな(特に『ゆるキャン』).
ちなみに四国は未踏.沖縄は「台湾と同じ」だから行かなかったそうな.

Rさんは食事を済ませていたらしく,料理にはあまり手をつけなかった.
すんまへん.もう少し早くメールに気付いていれば...と恐縮.

それにしてもネットはスゴイ.
確実に人と人との関係,言うなれば世界の在り方を変えてしまった.
細い細いつながりで,普通に生活していれば決して会うはずのなかった人と,その日の思い付きで簡単に会えてしまう.

Kazchariが30年前にバックパッカーしていた頃,もしネットがあったら...どんな旅になっていただろう?

これについては,この旅の最終日,新たな出会いがあったのでそこで考察したい.

22時になった.
さすがに明日が仕事の人に付き合ってもらうのも失礼と思い,再会を誓ってここでお開き.
しかもおごってもらう.謝謝.

今度,旭川に来た際には倍返しします.
ホンマ,楽しい時間でした.

おっ,ラーメン屋さん発見.〆は...さすがに無理だった.

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夜の町を歩いてホテルに戻る.

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ちなみに明日は雨予報.
ただし昼からは晴れるようだ.

それにしても...今日のRさんとの邂逅は実に印象的.

もっと,ココロをオープンに.
それが旅を味わい尽くす最大にして唯一のコツ.

Day3に続く. 台湾一周(環島)ライド Day3 台中~嘉義(その1)

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台湾一周(環島)ライド Day2 新竹~台中(その1)

2024/3/18 Mon

またもやらかす

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晴れ.温度:20 ℃,湿度:74%,体感温度:20 ℃,風速:24.1 km/時,風向:NE

Day1(その2)はこちら ⇒ 台湾一周(環島)ライド Day1 台北~新竹(その2)

さすがによく眠れた.
と言っても6時間ほどか.
いつもと一緒やな.

この宿は朝食付き.
7時半頃,ロビーに降りるとすでにビュッフェ方式で用意されていた.

地元客が大半なので,メニューも台湾風
パンもあったけど,ここはやはり「おかゆ」(稀飯(xīfàn)or 粥(zhōu))でしょう.
甘辛煮の謎肉や青菜のニンニク炒め,玉子焼きなどをトッピングして食べる.
美味し.

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ロビーではテレビがついていた.

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驚いたのが「北朝鮮が日本に向けて,またミサイルを撃った」がブレイキングニュースとしてずっと画面の隅に表示されていたこと.

さらには大阪在住の台湾同胞会(?)の人が出てきて「最近,台湾人が大阪市内でバイクに乗る際,“台湾走”することが問題になっている.やめていただきたい」と話していた(画像と漢字から類推)

うん? 台湾走? あぁ,たぶん“すり抜け上等”ってヤツやな.
そう,台湾ではクルマの停止線のさらに前にバイクとチャリの停止線が存在する.
ゆえに,日本でもクルマの真正面に割り込んで強引に(つーか自然に)停車する輩が多いのだろう.

また,化粧品のCMでは「きれい」「かいてき」「うるおう」などの日本語がいきなり聞こえてきたりする.

想像以上に日本との関係が深い.
一方で,日本で台湾系のニュースが流れることはほとんどない.
まぁ,某国への忖度が働いているのだろうけど.

さて,朝食を堪能した後,ゆっくりと出発準備.
はっきり決めたわけではないが,今日は台中(Taichung)まで行く予定.

理由がある.

昨年,ヨメさんがバイクで道内をツーリングしている時,とある道の駅にて荷物満載,日本一周中のカブを見かけて声をかけたらしい.
そのライダーが台湾人のRさん.
日本には仕事で5年ほど住んでいたらしく日本語も流暢.
せいぜい5分ほどの会話で,インスタのID交換だけして別れたらしい.

そのRさん,今まさに出身地の台中にいる.
環島にあたり「台中で面白いところがあれば教えて下さい」とDMしておいた.

Rさんも社会人で今日は平日.
ダメ元で朝のうちに「今晩は台中まで行きます」と再度DM.
まぁ,日本人らしく,その真意に「よければ食事でも...」が含まれているのだが,リアルでは会ったことがない方なので,遠慮してもじもじ(キモイおっさんだ)

で,ようやく出発.
今日のライドの始まりです.

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そうそう本日は「桜富士」ジャージを蒸着.
さらには右側のパニアバッグに「日の丸」を挿してみた.

「11枚セット」日本国旗 日本手旗 ミニ国旗/スポーツ オリンピック ワールドカップ 観戦旗 応援 式典 送迎 祝日 手旗国 サポート車 庭 装飾 旗手作り 21x14cm

これでどこからどう見ても,リーベンレン(日本人)だ.

基本的に「外国で日本人とわかるとロクなことがない」とされる.

日本人=金持ち ⇒ ボッタくっても良い

もしくは,

日本人=おとなしい ⇒ バスや飛行機で不便な席,もしくはホテルでイマイチな部屋にしても文句を言わない

などなどの不利益を被ることが多い.Kazchariはキレるけどな.
特に反日の某国で日の丸なんて掲げたら...自〇行為.

その点,台湾は違う.
むしろ日本人というだけで親切にしてくれる.パラオなんかもそうでしたな.

まぁ,この先の旅でも声かけられ率が上がったように思う.
少なくとも嫌な思いは一度もしなかった.

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で,本日もGoogle先生起動.
街中を抜けて海岸沿いに進路をとる.
曇っているが涼しくて良い.

いやもうね,ここはチャリのパラダイスか!って印象.

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台湾人チャリダーの団体が写真撮影.
あー,そこの看板で写真撮りたいなぁ...と思ったが,陽キャな群れに入れずにスルー.
これが旅の後半なら,絶対に交じって一緒に記念撮影してたなぁ.
まだハートはクローズ状態.

それに,ここって,たぶん「台湾のウユニ塩湖」と言われているところ?
引き潮で広大な干潟となっている.

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その後も車道にしか見えないサイクリングロードが延々と続く.

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風力発電が目立つ.
今日はまずまずの追い風.

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隙があれば自行車(自転車)道を作る.それが台湾.

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ちょっとした港に出る.
海鮮料理の店があった.漢字に酔う.

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Google先生のおすすめルートは...たまにこういう道になる.
まだこれは序の口.

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幹線道路に戻ると「一號線」の表示.

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昼過ぎ,例によって「全家便利商店」ことファミリーマートにピットイン.
ちなみに旭川にファミリーマートは存在しないので,新鮮だったりする.
入店時に流れるあの印象的なBGMって,日本でも流れてんの?

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クセになるフレーバー(強化型Dr.PEPPER)「黒松沙士PLUS強炭酸」を飲みながら,今日の宿を考える.

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やはり台中にしよう.

Agodaを起動.
検索窓に「台中」と入力.
やはりシングルやな.
予算は¥5,000ぐらいで...おっ,ここえーやん(写真判断).
ポチるか! ⇒ クレカ払い完了.
よし,次はGoogle先生で場所の確認と...

あれ?

なんで台北なん?
いやいやいや,今から行くの台中やし.
同じ名前のホテルがあるんかな? チェーン店かもしれん.

台中にないなぁ...も,もしかして...

ガーン.なんと台北のホテルを予約してしまった! なんで!?

そう,真相は検索窓に「台中」と入れたことにある.
なんと「台中」「台北中央駅」の両方の宿がリストに上がってきてしまうのだったぁ!

キ,キャンセルポリシーは? さすがに当日予約は無理かぁー
やっちまった.約¥4,500の損害.

ダメ元で当該ホテルとAgodaにキャンセルできないかとメールしたが,あえなく撃沈.
ホテル側は「システムの都合上,引き落としは阻止できません」,Agodaは「規約の通りです」との回答.
そらそうだ.悪いのはKazchari.
もちつけ.二度と失敗すんなよぉ(シクシクシク36).

おとといの「悠遊カード」紛失に続き,大チョンボが続く.
大丈夫か? この旅?

で,慎重に慎重を重ねて台中の宿を検索→予約.
もう,宿の名前から住所から,どんだけ確認したか.

キウィ エクスプレス ホテル – チェンゴン ロード (Kiwi Express Hotel – Chenggong Rd)

では行くぞ.まだ先は長い.

Day2(その2)へ続く ⇒ 台湾一周(環島)ライド Day2 新竹~台中(その2)

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この記事を書いている本日4/3,台湾花蓮懸にてM7の地震が発生.
まさに先週走っていた地域である.
報道によると被害甚大.
台湾のみなさんのご無事と一刻も早い復興を心よりお祈り申し上げます.

台湾一周(環島)ライド Day1 台北~新竹(その2)

2024/3/17 Sun

ウェアとコンビニとホテルと

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晴れ.温度:27 ℃,湿度:66%,体感温度:28 ℃.風速:8.5 km/時,風向:WNW

Day1(その1)はこちら ⇒ 台湾一周(環島)ライド Day1 台北~新竹(その1)

お約束の出発前記念写真を撮った後,「いざ」と一漕ぎ.
すると,後方から「Hey!」と声が.
MathewBikeのにーちゃんだった.
手にはKazchariのリュックを持っている.
ぐわ,いきなり忘れ物か.ハイテンションにも程がある.

さて,前回はメカ関連の紹介だったので,お次はウェア類について.
まずは,先ほど忘れかけたこいつから.

【リュック】

MALEROADS サイクリングバッグ

これまた長年愛用しているコスパ最高なリュック.
小型で細身だが意外に容量多め.
チャックオープンでさらに拡大も可能.
荷室の仕切りも多く,かつ取り出しやすい.
おまけにレインカバーとヘルメットホルダー(ネット)も付属している.
さらには背中との間に厚めのクッションがあって,風が通るようになっている.
今回はこのリュックに命の次に大事なパスポートをin.
ようするにこれを無くせば旅も終了(なのにいきなり忘れた).

【ヘルメット】

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今や絶版となってしまった「OGK KABUTO FLAIR」
やはりこの軽さとフィット感は素晴らしい.
長距離走行ゆえ,肩や頸への負担は減らしたい.
「オホーツク1300」の時同様,軽量化のためメガネ+バイザー付きメットにしようかと,当初は考えていたが,レンタルにしたおかげで荷物を増やせる,つまりコンタクトレンズとその洗浄液を持参可能になった.ゆえに極軽の「FLAIR」にした次第.

【アイウェア】

(フェリー) FERRY スポーツサングラス ミラーレンズ フルセット専用交換レンズ5枚 ユニセックス 7カラー

OAKLEYのような高価なモノではなく,これまたコスパ最強のこいつにした.
この手の中華グラサンは豊富な交換レンズが特徴.
その中から冬ライドでも使っているブルーレンズを装着.
調光レンズではないが,快晴でも夜間走行でも全く違和感がない.
ようするにKazchariの「目」に合っているのだろう.
後はまぁ,値段が値段だけに壊しても無くしても気にならないのが良い.

【ジャージ】

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半袖ジャージ2枚とビブショーツ2枚.
目立つようにできるだけ派手な柄にした.
CYCOLOGYのトリコロール柄と,外国人ウケを狙ったDECOJAの「桜富士」である.

後者はAmazonでもまだ購入可.

[デコジャ] サイクルジャージ 半袖 桜富士 (27110) サイクルウエア ロードバイク UV

こんなに高かったかなぁ? 値上げ?

ビブショーツは“みんな大好き”dhb(ううっ...)と,パールイズミの極厚3Dパッド
ケツ痛対策は超重要.
ガチ勢でない環島挑戦者が,ケツの痛みに耐えきれず,途中のデカトロンでパッド付パンツを買ったという動画もあったな.

ビブは洗濯後,乾きにくいという欠点が指摘されるが,解決方法はある.
それは後のエピソードにて.

【インナーウェア】

finetrackの半袖スケスケとパールイズミの長袖スケスケの2枚を用意.
実際はほぼ後者のみ使用.
写真のように初日こそ半袖だったが,強烈な日差しに「こりゃあかん」と2日目以降は長袖にした.
日焼けは疲労に直結するのだ.
ちなみに顔と脚の日焼け対策はサボったので後々エライ目に.

【ソックス】

(アールエル ソックス)R×L SOCKS 自転車 バイクソックス TBK-300R[メンズ]

これまた初日こそ「ルコックスポルティフ」のショートソックスだったが,以降はお気に入りの「R×L SOCKS」にした.
分厚めなので洗濯後乾きにくいが,履いとけば自然に乾く(えっ?).

【グローブ】

ジャージのトリコロールに合わせ「ルコックスポルティフ」とWiggleで買ったグローブ.
台湾は道が日本よりキレイなので振動も少なく,なくても問題なし(落車時のケガ回避にはなる)
ただ,前者は途中で手掌側がボロボロに破れてしまったため廃棄した.
そんなに使った覚えはないけど経年劣化かな.

他にも一応「ウインドブレーカー」とか「ジレ」「レッグカバー」も持参した(パニアに入れた)けど,結局使わずじまい.
今回走った3月の台湾は上記の服装で「快適」or「少し暑い」という,実に快適なコンディションだった(あの日を除けば…だが).

さて,こんな装備で走りだしたわけだが,MathewBikeさんを出てすぐの橋の脇から河川敷のサイクリングロードに入る.
ここから松山駅までは約10kmである.

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今日は日曜日.
サイクリングロードには家族連れや散歩中のお年寄りも多い.
もちろんサイクリストも.

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台湾でのチャリは右側通行.
すぐに慣れたが,とっさの時に左側によけようとするクセは抜けないな.

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やがて聖地「松山」駅着.
もちろん「まつやま」ではなく「Siông-san」と読む.

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「漢字圏の旅は意味がわかるからEasy」という声もあるが,一方で「発音バイアス」もある.
中国語としての発音・読み方がどうしても覚えられないのだ.

旅の途中「どこから来て,どこに行くのか?」という質問を何度もされたが,読み方がわからんので答えられない.
筆談ならOKだろうが,紙とペンなんぞ持ち歩いとらん.
場合によっては漢字を知らない西洋人の方が,地名をすぐに覚えるのではないだろうか.

モニュメント前ではお約束の写真撮影.
自撮りだけではなく,全身が入る写真も欲しいところ.

誰に頼むか?
歩いていたおばちゃんに適当に頼んだが,終始迷惑そうな表情でいたたまれなくなった.
変に見切れている構図の写真ではなかったが,もう少しコミュニケーションが取れる方が良かったなぁ...(贅沢言うな)

さぁ,正真正銘ここからが一周のスタート.
もちろん,右手に海を臨む反時計回り.

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まずは先ほど出発したMathewBike,つまり士林方向に少し戻ることになる.
先ほど同様に人多め.
それにしても,この走りやすさはなんだ?
幅も路面状況も極めて良好.
日本よりはるかに美しい.

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野球のグランドも多数.
そうそう,台湾では野球が一番人気のスポーツなのだ.

公衆トイレもあちこちにある.

サイクリングロードが終わると,いよいよ街中ライドへ.
スクーターの海に飛び込むが,噂よりも走りやすいという印象.
まぁ,交通状況に関してはおいおいレポート.

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サイクリングロードを出たり入ったりしつつ快走.
だが,このまま走り続けていても補給箇所がない.
食堂やコンビニなど,一旦,堤防のサイクリングロードを降りて補給地点を探す.
セブンイレブンを見つけた.

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さぁ,悠遊カードの出番だ.
「焼きそば」と水を補給.
せっかくの旅先なのだ.
できるだけローカルな食事を楽しむべき...と言いたいところだが,台湾のコンビニ弁当,やたらにレベルが高い.
それに水の補給も同時にできてベネである.

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さて,その弁当の特徴だが「牛角」だの「ボンカレー」だのといった日本企業とのコラボ製品の他,「台南風」「嘉義風」など,台湾各地域の名物風味の弁当などバラエティに富んでいる.
味も良い.日本とのコラボ商品もこちら風の味付けで微妙に違う.
値段もだいたい100元前後(¥450).屋台や食堂メシとそれほど変わらない.

指示すればチンしてくれるのだが,やたらに長時間暖めるので,手で持てないくらい熱くなる.

でも,安心して下さい.

「イートインする」と告げるとお盆,もしくは持つための段ボールの切れ端をくれるのだ.
そして,台湾のコンビニのイートインスペースはどこもかしこも広大.
中には2階がまるまるイートインな場所もある.
当然トイレ付.
紙こそ流せないものの,ちゃんと清潔なところが多い.
こりゃ,この旅で何度も立ち寄らざるを得ない(実際そうなった)

ただ,コンビニで困ることもある.
台北を離れ,地方に行くと英語がまるで通じなくなる.
商品を選び,レジに持っていくと,まず中国語で「jkdsbfknsjkfefbui?」と聞かれる.
何を言っているのかさっぱりわからん.

で,雰囲気や経験から類推.

(1)レシートは必要ですか?

(2)袋はいりますか?

(3)ここで食べますか?

(4)温めますか?

(5)悠遊カードの残金が足りません.

たぶん上記のうち,どれかであろう.
特に(1)は,翻訳アプリで提示してきたから間違いない.
そう,こちらが中国語がわからないと気付くと,さっとスマホを取り出す店員も多かった.

結構重要なのが(5).
悠遊カードは確かに便利なのだが,残金がわからないのだ.
会計時に表示される額を覚えておかなければならない.
ゆえに,旅も後半になると,クレカLINE PAYを使うようにした.
なぜか,こいつらだと(1)も言われなくなる.

で,食事しながら今日の目的地を決める.
なんとなく都会の雰囲気のある「新竹」がちょうどいい場所にある.
「しんちく」ではありません.「Xinzhu」と読む.

現時刻は14:00.新竹はここからちょうど60km.
3時間かかるとして17:00着の予定か.
ちょうど良い...と軽く思った時期がKazchariにもありました.

DOMANEEMONDAならAve.20km/h走行なんて余裕だが,今日はレンタルの激重クロモリ+荷物のSURLY
とてもその速度では走れない...と少し考えればわかるのだが,やはり今日は判断力が鈍っているようだ.

いずれにせよ,新竹行きを決めたので次は宿の予約.
Agodaアプリを立ち上げる.

ドミはこりごりなので,検討の結果ゴールデン スワロー ホテル(Golden Swallow Hotel)のシングル(¥4,148)を予約した.
この時点でクレカ支払いまで済んでいる.
ホンマ,便利な世の中になったなぁ.

宿の予約もそうだが,今回の旅はナビやら翻訳アプリ,電子決済,カメラに至るまでスマホに頼りまくり.
「スマホを落としただけなのに」がマジ・ホラーになってしまう.
実際,スマホを壊したり紛失したらこの旅は詰む.

いやホンマ,昔はどうやって旅行してたんやろ?(今ではありえない)
もちろん,スマホ旅のデメリットもあるが,それは今後の記事で考察に上げていく予定.

さて,そんなスマホのGoogle先生を使って,新竹へのルートを検索する.
もちろん“自転車”の最適ルートを表示してくれるわけだが...この時は気づかなかった.
「最適」≠「最短」であることを.
それに...得てして,そのルートが今も走行可能かどうかはわからないということを.
具体的には,Google先生,幹線道路から離れてこんな道を紹介してくれます.

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うん.日本の田舎ですね.のどかだ.
この後,15%越えの激坂をお見舞いされました.

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陽が落ちる.

ついに夜間走行に移行する.
フロントフォークとシートポストに付けたメーカー不詳のライトをon.
ついでに日本から持参したOLIGHTの「SEEMEE30」も点滅でon.

OLIGHT(オーライト) SEEMEE30 C 自転車ライト 30ルーメン テールライト

新竹市の夜の喧騒に突入する.
曲がったり,真っ直ぐ行ったりを繰り返し,駅のすぐそばにあるホテルに到着.
やたらにキンキラキン.
「金燕」なので「ゴールデンスパロー」なのね(その後,英語と漢字表記で迷う事案多数)

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海外でその日にネット予約した宿へのチェックインは初めてだが,特に無問題.
でも,このホテル何か違和感が...休息?

Kazchariの後に入って来たカップルが受付で交渉している.
どうやら「今日は空室がない」みたいなことを説明されているようだ.

あっ,ここってそっち系のホテルなのねん(察し)
最近では日本でもラブホが格安ホテルとして,インバウンド客にも使われるようになってきたらしいが,台湾では日本以上に普通のホテルとの境目があいまいなようだ.

カギをもらって部屋へ.
おお,なかなかキレイではないか.

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おや,枕元にあるこれは...

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さてこのホテル,1階のホールには洗濯機と乾燥機があり,なんと無料で使えるのだ.
早速汗だくのジャージ&ビブ,昨日来ていたTシャツとパンツを放り込む.
シャワーを浴びて,新しいTシャツに着替える.
ようやく台湾一日目のライドが終了.

本日の走行距離114km.出発が遅かった分,予定より走り過ぎたかな.
まだ先は長い.のんびり行きましょう.

STRAVAへのログアップも完了.
写真とコメントを付ける.
いやぁ,スゴイ時代やな.

落ち着いたので外へ食事.
なんでも,ここ新竹の駅は日本統治の時代そのままらしく,実に重厚なデザイン.確かに渋い.

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何か路上ライブ的なパフォーマンスが行われていた.
半袖で出かけたが,結構寒い.
昼と夜の寒暖差が結構ある.

疲れていたので(ほぼ徹夜明け),食堂を探して歩き回るのも面倒.
ふと,目の前に「すき屋」が...吸い寄せられるように入店.
「甘鶏肉丼」的なものを注文.

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ここはいったいどこなんだ.

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宿に戻るとちょうど乾燥まで終了.
明日のライドに備えて早く寝ましょう.

おっと,脚のケア&セルフマッサージを忘れずに.

[Amazon.co.jp限定]【第2類医薬品】PHARMA CHOICE 外用・鎮痛消炎剤 メタシンパス1%ゲル 60g

さぁ明日はどこまで行こうかなっと.(Day2へ続く)

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台湾一周(環島)ライド Day1 台北~新竹(その1)

2024/3/17 Sun

ハイテンション

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晴れ.温度:27 ℃,湿度:66%,体感温度:28 ℃.風速:8.5 km/時,風向:WNW

Day0はこちら ⇒ 台湾一周(環島)ライド Day0 旭川~台北

結局,昨夜はほぼ眠れず.
手首に巻いたINSTINCTの睡眠データも「最悪の質」「今日は本来のパフォーマンスを発揮できないでしょう」とある.

ガーミン(GARMIN) Instinct 2X

『Garmin INSTINCT 2X』を導入~変化と後悔と

寝不足のせいか頭痛もする.
最後の砦ポジションのロキソニンを早くも服用.大丈夫か?

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この宿は朝食付き.
パンと野菜・果物,そしてコーヒーの簡素なモノだが助かる.

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一番乗りで朝食をとりながら考える.
若い頃と違い,どうやらドミトリーで寝るのはもはやキツイ.
プライバシーうんぬんだけでなく,光や物音が気になって寝付けない.
実際,昨夜も2時過ぎにトイレに立った際,下のベッドの若い女性ゲストはまだ起きており,スマホ鑑賞していた.

うん.今日からの宿はなるべくシングルを取るようにしよう.
やっぱりシャワー後はフル〇ンで歩き回りたいやん?

ついでに最終日の宿泊をこの宿にする理由がなくなったのでキャンセル.
桃園空港近くの宿を取りなおした.

さぁ,いよいよチャリを受け取りに行きますか.
向かう先は士林にあるMathewBike
「台湾でレンタルチャリするならここ!」の(一部で)有名な店である.

行き方としてGoogle 先生はバスを指定してきたが,宿のご主人によるとMRTの方がいいと言う.
素直に従うことにする.
結果的にこっちが正解だった.

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チェックアウトして巨大なトランクをガラガラ引きながらMRTの駅まで歩く.
トランクのホイールに違和感.
地面に触れる柔らかい樹脂パーツが見事に崩壊していた.
長年使ってきたこいつもそろそろ寿命か.

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1回の乗り換えで無事に「士林」駅着.
そこからさらに1kmほど歩く.

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10時の開店前に「MathewBike」さんに到着してしまった.
店の前のベンチに座ってしばし待つ.
久々のアジアの雑踏に身をゆだねながら.

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スタッフのにーちゃんが時間かっきりにやってきた.
こちらから挨拶するも,うなずくだけで少々無愛想.
うん,プロフェッショナルだ.
店のシャッターを開けて黙々と作業&手続きを勧める.

たぶん,そうだろうなぁ...と思っていたオレンジ色(カッパー?)のSURLYが今回の相棒である.
想像よりも使い込まれた感.一体島を何周したのだ?

何はともあれ,にーちゃんと協力しながら日本から持参してきたパーツを装着する.
(以下,実際に使ってみてのレビューも含まれています).

【ペダル】

シマノ(SHIMANO) ペダル(SPD) PD-EH500 トレッキング 片面SPD/片面フラット SM-SH56クリート付属 EPDEH500

旅と言えばSPDシューズ&ペダルだろう.
SLよりも歩きやすく,スニーカーより力が入る.
特に街中散策を伴う長期旅行ではSPD一択.
2年前の「オホーツク1300」でもこの組み合わせだった.

『オホーツク1300』に向けての準備

さらに片面フラぺにすると,宿に荷物を置いた後,近くのお店までサンダルでのチョイ乗りもできる.実際これが非常に助かった.

【サドル】

セラロイヤル(SELLE ROYAL) R.e.med(リメッド) サドル ブラック/ブラック

長距離サイクリングの要と言えばサドルの快適さ.
ようするに自分のケツにフィットしているものが良い.
そこで普段ファットに装着しているサドルを持ってきた.
超長距離をこよなく愛するブルベ民御用達,コスパ最強の「SELLE ROYAL R.e.med」である.ただしウラ面は見ちゃダメ.

案の定,元からSURLYに付いていたヤツは中心に溝がないタイプだった.
これ絶対〇〇〇が痺れるヤツやん.
持ってきてよかった.

【バックミラー】

Hafny バックミラーラウンドタイプ MkⅡ (シルバーミラー, 右)

噂に聞く台湾の交通状況を鑑み,バックミラーが必須と考えた.
検討していた左用(右側通行用)は買わず,普段使っているモノをそのまま持参.
当初はひっくり返して左ハンドルの下を覗き込む形で装着.
ただし,これが大失敗.
後方確認できないことはないが,首をかなり動かさないと見えない.
つまり前方確認にスキができる.危険だ.

ゆえに二日目以降はハンドル左上部へ取り付け,ミラー部分だけを180度ひっくり返すことにした.
これで後方視界の問題解決.
確実に生存確率が上がるアイテムである.

【バッグ類】

TOPEAK(トピーク) Fuel Tank(フュエルタンク) トップチューブバッグ (L) BAG33901

R250(アールニーゴーマル) フロントポーチ レギュラー ブラック

トップチューブバッグとハンドルポーチ.
すぐに取り出したいものをここに.ブルベの経験が生きるねぇ.
Kazchariは前者にモバイルバッテリーを入れてiPhoneの充電に使う.
元々バッテリーの持ちが怪しいとされる「15 Pro」だが,ナビっぱなし,写真撮りまくりであっという間に電池残量が無くなってしまう.
ポーチの方には自撮り棒を突っ込んでおく.場合によってはペットボトルも挿せる.

【ボトル】

愛用のELITEボトルを2本持参.
そのまま付いているケージを利用.
前はともかく問題は後ろのケージ.
700mlサイズの長いボトルだとフレームに干渉して真っ直ぐ挿せない.飲み口部分が少しはみ出てしまう.
幸いペダリングの邪魔になることはなかったが,きれいに納めたいのであれば1本は500mlの方が良い.
いずれにせよ2ボトルは必須.3月の台湾,予想以上に暑かった.

【サイコンマウント】

今回これが最大の問題となった.
出発直前に購入したROUTE...じゃなかったREC MOUNT PLUSの「Ride On Bag」

REC MOUNT PLUSの『Ride On Bag』を購入~少し複雑な気分

なんとレンタルSURLYのハンドルが細く,かつ湾曲しているせいで装着不可だった.
さらに「こんなこともあろうかと」購入したステムへの装着用キットも,ハンドルとステムを固定するボルトが縦止めでは太刀打ちできず...うーむ.

[レックマウントプラス] ライド オン バッグ ステムボルト専用ベースマウント(M5)【R+B-BOLT】

予備のバンドを嚙ませたり,テープを巻いたりと色々試したが最終的に断念.
となると困るのがサイコンをどうするか.
これまたファットから外して持ってきたGarminの純正ステーも細身のハンドルに装着できず.
そう,「こんなこともあろうかと」ハンドル直付けのGarminマウントを持参してきたのだぁ.

iPhone15 Pro

iPhoneに関してもステムにREC MOUNT製のスマホホルダーを装着.

iPhone15 Pro

いかんせん,サイズを含めて,どの様なチャリが渡されるのかわからんので,事前にショップに確認するか,自分自身でも色々想定して「万が一」に備えておく方が良い.荷物は置いていけるし.

【ライト】

モバイルバッテリーにもなるOLIGHT「RN1500」を持参したが,上記の理由によって装着スペースがなくなってしまった.

OLIGHT(オーライト) RN1500

「まぁ夜は走らんじゃろ」と,レンタルに含まれる謎メーカーの前後ライトを装着.

以下はMathewBikeでチャリを借りるとついてくるギア.

「Topeak製リアキャリア」「パニアバッグ」「パニアバッグ用カバー」「GIANTミニツール」「タイヤレバー」「交換チューブ」「チェーンルブ」「ベル」「携帯ポンプ」「ボトルケージ」「前後ライト」

他にも「サイコン」「ワイヤーキー」を貸してくれるが,これらも自前のものを使う.

このパニアバッグがホンマに大容量.
日本から”適当に”詰めてきたモノをここで取捨選択し,さらに”適当に”パニアに放り込み,必要ないものはトランクに残す.
環島の間,ショップで預かってくれるのだ.

やはりレンタルチャリにして正解やったなぁと思う.
もし自前のDomaneで来てたら,こんな適当なパッキングはできなかった.

一番かさばる着替えに関しては「走行中に着るジャージ」「寝間着兼街歩き用のTシャツ&パンツ」をそれぞれ2セットずつとした.
結果的にこれで正解.

これらのギアを装着する前に試走する.
サドルを適切な高さに上げる.

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借りたモノが書かれた書類に署名してお支払い.
事前のデポジット代金も含め,15日間のレンタルで6,750元(約¥30,000)である.

さぁ,旅立ちの用意はできた.
時は来たれり.
顔を上げて,新しい風に心を...(自粛)

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まず向かうべきは,台湾一周チャリダーの聖地,松山駅である.

⇒(台湾一周(環島)ライド Day1 台北~新竹(その2)へ続く.

台湾一周(環島)ライド Day0 旭川~台北

2024/3/16 Sat

人生サイコーの旅へ

iPhone15 Pro

いよいよ出発である.

超ピュアホワイトな職場と家族の理解のおかげで,この年度末のドタバタ時期に振休&有給を駆使し,一気に2週間の自由を確保した.まずそこに謝謝.

うむ.毎年,このくらい休めるなら夢の南米再訪も十分可能やな(ええ加減にしなさい)

行き先は台湾
しかも(ほぼ)全旅程を自転車で走る.
世界中あちこち行ったが,このスタイルの旅は初.

台湾訪問そのものは10年ぶり.
前回は2014年1月に3泊4日の(Kazchariにしては)弾丸ツアー.

乳幼児を連れての家族旅行だったため移動範囲が限定されていた.
訪問先は台北動物園九份ぐらい。
さすがの南国も雨の1月はひたすら寒かった思い出がある.
そんな短い旅でも台湾には他国にない居心地の良さは感じた(特に子供に対する親切)
しかしながら,Kazchariの旅はその後,海外ダイビングツアーが中心となり,台湾は行先候補からは外れていた.

そして新コロ禍到来.
その間,どこにも行けずチャリ熱が急上昇.
ブルベやら何やらで北海道はほぼ走りつくした(言い過ぎ).
となれば道外,いやいっそ海外ライドが候補に上がってきた.

色々調べると,目にとまったたのが「環島」なるもの.
国内外のサイクリストに台湾島一周が流行中らしい.
台湾そのものも,その勧誘に力を入れている.
いくつもの記事や個人ブログ,YouTubeを見つけた.

これは面白そう.

バスや列車などの公共交通機関を使うバックパッカー旅も悪くはない.
とは言え,団体ツアーほどではないが意外に自由度がなかったりする.
時間に縛られたり,結局は目的地と目的地,つまり「点と点」を結ぶ旅である.
観光地ではない名もなき場所を尋ねることは難しい.

そんな中,思い出に残るのが2009年の「ボルネオ島縦断ツーリング」
実に楽しかった.

ボルネオ島縦断ツーリング

地に自らの足で自由に線を描いていく.自転車の旅はこいつに近い.

通常の「環島」は約1000km,つまり1日100km走行換算で10日かけるのが標準らしい.
二週間だとかなり余裕.
焦らずにあちこち停滞&寄り道したい.

さて,出発前日はまたしても衝撃展開の『勇気爆発バーンブレイバーン』および笑いと涙のミックスが至高の『不適切にも程がある』を観てから眠りについた.

続きは台湾にて視聴予定.

朝4時頃,尿意のために目覚める.
いかんいかん.緊張もプラスされての早起きクセか.
二度寝を決めて6時起床.

いつもの朝ルーチンをこなし,ヨメさんに空港まで送ってもらう.
全然親父らしくない親父の長期不在.
子ども(特にアホ息子)の成長にどう影響するか...て全然気にしていない.
頼むからケンカだけはヤメテ.

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今回のフライトはTigerAir
LCCである.
とは言え,競争のない旭川.
料金は全然安くなかった.往復で10万近かった.

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フィリピンのダイビングツアーと同じ値段...って,すいません.昔の話でした.今はありとあらゆるものが高騰中.
新千歳発着にすればキャリアも選べて料金も安かったと思われるが,やはり地元出発の手軽さには変えられぬ.

ちなみにフライト時間は約5時間だ(時差-1).
LCC最大の懸念事項だったチャリ運送を,現地レンタルに変更したので気分が楽.

それでも意外に荷物が多くて,いつもダイビング旅で使っている大型のトランクを使用.なんだかんだで16kgになった.

チャリがレンタルなので何をどのくらい持っていけばいいのか不明.
念のためと色々詰め込んだが,そのいくつかが後にKazchariを助けることになる.
「ミニマムが正義とは限らない」ことを実感した.

ヨメさん都合で,13:30出発に対し,旭川空港には9時と早めの到着.
チェックインカウンターが開くまで2時間以上ある.
ふっふっふ.ここはクレカ,ゴールドカードの出番である.
ラウンジにてフリードリンク片手にくつろいでいればあっという間だろう...と考えていた時期がKazchariにもありました.

空港のラウンジは保安検査場の向こう側にしかない.
つまりチェックイン後にしか使えないのだったぁ.
なんか空港使うのも久々なので構造をすっかり忘れてたな.

仕方がないので普通のベンチに座りiPadでkindle三昧.
最近続編の連載がスタートした『テルマエ・ロマエ』を読み直す.

テルマエ・ロマエI (ビームコミックス)

今思えば,Kazchariの心境は主人公ルシウスと同じ.
(チャリに関する)交通行政やITは,日本の方が何倍も優れている...という思い込みが完全に覆される旅となった.

11時頃にTigerAirのチェックインカウンターに向かうと,既に結構な人.
当然だがほぼほぼ帰国する台湾人.

大声の中国語が飛び交っている。
英語だと多少は聴き取れるが,さすがに中国語は無理.
既に異国感覚.

チェックインを済ませて昼食.

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かつて旭川の道の駅になった「あさひ屋」さんの唐揚げ定食.美味し.

出国検査を済ませる.
結局,国際線ではラウンジは使えず...ぐぬぬ.

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LCCなので飲み物は有料.
ゆえに搭乗前に購入する。
旅慣れた人は空のペットボトルや水筒を持参し給水機で補給.
そういやKazchariもそーしてたな.LCCに限らず.
今回はその方式を度忘れ.
久々の海外旅なのでいろんな感覚が鈍っているようだ(伏線).

自販機があった.
が,なんとCoke-Onが使えない.
札しか持っておらず,一気に小銭が増えてしまった(泣).

で,搭乗開始.

iPhone15 Pro
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離陸数時間後に出てくる機内食は事前申し込み.
「シーフードミックス炒め米粉」である.割と美味し.

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現地時間17:35.定刻にて桃園国際空港着.

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何が重要ってまずはネットですよネット.
許可が出るやいなや,機内にてtrifa接続.
無事,電波が立ち,一瞬で現地時間に補正されて感動.

ギガ節約のため,空港内フリーWifiに接続.
ここで登場するのがMillenVPN
決してアマプラが観たいわけでなく,接続の安全確保のためである.
少々設定が面倒だったが完了.
仕組みがよくわらんが,使えればなんでもよかろうなのだぁ(これが後で悲劇を生むことになろうとは).

顔写真と指紋を記録され,入国審査通過.
ターテーブルで預け荷物もGet.
ここまでは順調.

とりあえずATMにて現金3,000元を引き出す(約¥13,500).
さすが空港ATM.懸念していたカード吸い込み事件は起きなかった.

ここからは台湾地下鉄(MRT)を使って宿へ向かうのだが...あれ? 何か大事なことを忘れているような...
そうそう,TAIWAN the LUCKY LANDの抽選だ.

iPhone15 Pro

到着口の目の前にある抽選会場に戻る.
タブレットにQRコードをかざしてゲームスタート.
画面上方から落ちてくるボールを選ぶ.
大当りなら5,000元分のギフトカードをGetできるのだ!

事前の台湾系YouTuberから「スタート後一番最初に落ちてくるボールを選べば必勝!」との情報を得ていたので,実行してみた.
結果は...見事にハズレ.おい!

傷心のままMRT桃園駅まで歩き,台湾旅行の必需品悠遊カード」をGet.
駅の券売機で1,000元チャージ.これでMRTの乗り降りがスムーズとなる.

列車に揺られること40分ほどで台北駅着!
悠遊カードをかざして無事改札通過.こりゃ便利だ.

iPhone15 Pro

ここまではKazchariの旅は快調ロプロス.
6番出口を目印に地上へ.

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早速Google先生を立ち上げて,宿の場所を調べる.

あれ? おかしい.

ナビが全く機能しない。
地図は表示されて自分の位置はわかるが,全然ナビゲートしてくれない.
まさか壊れた!? スマホが壊れただけなのに旅が終了!?

再起動してもダメ.
あせっても仕方がないので「赤い門」が目印との情報だけで,そちらに歩き出す.

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全然目立たない看板を見つけ,エレベーターで上がると,そこは初日の宿May Rooms Taipei Main Station

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「21時までにチェックインしてくれ」との要望に対し,19時半にたどり着いた.
流暢な英語のにーちゃんに,説明を受ける.
今回の旅,初日と最終日だけこのホテルを予約した.
当初は自分のチャリをSciconバッグで移送し,旅行中はそのSciconを預かってもらう必要があったためだ.
幸い,この宿は事前交渉で置かせてもらうことになっていた.
まぁレンタルチャリに計画を変更した今となっては,意味のない話なのだが.

部屋は男女混合ドミトリーである.
宿泊代はシーズンや予約タイミングによって変動するが,今晩は¥3,300ほどだった.
安くはない.

さて,久々のドミであるが,昔に比べるとみんな静か.
新入りが入室してきても,目もくれずスマホ画面を凝視している.

トランクを置いて食事に出かけることにする.
この時,とんでもないことに気づく.
桃園空港駅で買って1,000元チャージした悠遊カードが見当たらない.
どうやら先ほど改札を抜けた際,ポケットに入れたつもりで,実は落としていたことに気づかなかったようだ.
ガーン.単純計算で「100+1000-160」元ということで940元(¥4,230)をいきなり紛失! シクシクシク36.
「LUCKY LAND」抽選のハズレといい,今回の旅は初日からつまづきの連続...ヤバい,ヤバすぎるぞ.

外に出たら出たで,やはりGoogle Mapのナビが起動しない.
まぁ,遠くに行くわけではないので”今は”困らないが,明日以降どうする?

嘆いていても仕方がない.
明日は明日の風が吹く...ということで,周辺を見渡すとなぜかカメラ屋さんだらけ.
昔のアキバや日本橋のような電気店街なのか?
ガイドブックにも載ってそうやな.

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まずは空腹を満たそう.
記念すべき初現地食はこれ.

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地元食堂の魯肉飯とスープだ(80元).
少し辛め.
そうここで海外旅行での常識を思い出す.
基本的にドリンクは別売りなのだ.水を持参しなかったことを後悔.

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さて,食事後,ダメ元で駅方面まで歩くことにする.
どこかで自分の購入した悠遊カードが落ちていないかと期待して...(諦めが悪い)

ここでナビが効かない理由にようやく気づく.
どうやらVPN接続したままだと上手く働かないらしい(たぶん).
WifiとVPNを切断したら,ちゃんとGoogle Mapが起動してくれた.
「理解してないモノを適当に使うとロクなことがない」とイデオンで学んだはずやねんけどな.

駅まで歩くものの,当然カードが落ちているわけはない.
偶然にも1,000元入ったカードを拾った人の幸運を祈りましょう.アーメン(なんでや)

構内のファミマで悠遊カードを再購入し,再び1,000元をチャージ.もう無くさないように.ただし,今思うに買う必要はなかったなぁ.

時間もまだ早いので先ほどの電気店街に戻り散策を再開.

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旅先では路地裏に惹かれる.
危険な香りはまるでしない.

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ファミマにて早速,悠遊カードを使って水とジュースを購入.
台湾のコンビニはどこもかしこもイート・インスペースが広大.
完全に日本は負けている.

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宿に戻り就寝の準備.
ここに限らず台湾のホテルは全般的に遮音性が高め.
ただエアコンの作動音が響き,電子機器のLEDがまぶしいので,いつも通り,耳栓とアイマスクは必須やけどな.

MOLDEX メモリーフォーム 耳栓お試し8種類セット

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飛行機の長時間移動,そして徒歩により疲れているはずなのに...全然眠れない.
「こんなところで神経質になってどうする? 明日からチャリ旅やぞ!」と,考えれば考えるほど目が冴えてしまう.
ようするに今日の出来事を反芻,および明日以降の旅程に対して緊張しているのだろう.

眠れないものだから,尿意も頻繁に意識上に上がって来る.

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結局「上段のベッドからハシゴを降りてドアをゆっくりと数回開けてトイレを済ませて戻る行程」をほぼ1時間ごとにするハメになった.
トイレの窓から外を見ると,深夜にもかかわらずクルマとスクーターが走り回ってる.
さすが首都.眠らない街なのだ...などと感心している場合ではない.こっちは眠らなければ.

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なかなかにハードなDay0である.

Day1に続く ⇒ 台湾一周(環島)ライド Day1 台北~新竹(その1)

なごり雪の中,最後の準備

2024/3/15 Fri

どこまでも日常を

3月中旬になってもなかなか消えない路上の雪.
今日も少し降っている.

一方で気温の高さと相まって,極太タイヤも沈み込んでの思いかけずのスピンターン.
なかなか楽しい.

そんな雪もKazchari不在の間には消えているだろう.
2019年12月以来,久々の海外旅行である.

2019年のラジャ・アンパットダイビングクルーズ(1)

今回はノン・ダイビング,ノン・ツアーということで,いつもと勝手が異なる.

持参からレンタルチャリにプランを変更したおかげで,荷物が減ったはず...なのに減ってない.なぜ?

ブルベ仕様のサドルバッグだと,厳選に厳選を重ねて必要最小限のパッキングを強要されるが,キャリア+パニア付きだと「あれもこれも持っていける」と周辺荷物がどんどん増えていく.

具体的にはウェア類.

元々「サイクルウェア1着,Tシャツ2枚と半パン1枚」で行くはずが,気が付くと「サイクルウェア3セット,街歩き3セット」になっていた.多すぎる(減らす予定)

MathewBikeさんは,チャリ本体だけでなくヘルメットや工具も無料で貸してくれるのだが,「やはり(慣れている)のがいいなぁ」と,自前の品をぽいぽいとカバンに放り込んでいたらパンパンになってしまった.
このままだとお土産を入れるスペースがnothing.
これまた減らさねば.

以上がハード系.

もっとやばいのはソフト系かもしれない.

YouTubeで台湾旅行系を流し見していると,「事前にインストールしておくべきアプリ〇選」的なチャンネルが多い.
少し調べた後,以下のアプリをチョイス.

① trifa

海外eSIM会社.
ちょうど「台湾15日3GBプラン」というぴったりなものがあったので契約.
¥2,100だった.
日本にいる間にアクティベートまで済ませる.
この会社,頻繁にインターフェースを変更するのか,個人の設定方法解説ブログがあまり役に立たん.それだけアプリの進歩が速い?
後は現地の空港で主回線(UQ)オフ,現地回線オンにすればつながるはず.
お願い,つながって!

② Millen VPN

空港やレストランでは無料WiFiが飛び交っている.
便利なことは便利だが,セキュリティの問題がある.
そこでVPN接続で安全性を確保.
これまた15日間のワンタイム契約で¥980.

だが,本来の用途は...「Amazon Prime」「TVer」を旅先からも観たいから.
映像コンテンツの視聴は契約した国内オンリーが多い.
しかあし,これもVPN接続で回避できるだぁ.
いやほら,やはりクライマックスの『ブレイバーン』『ふてほど』はリアタイしたいでしょ? そこのあなたも.
ちなみに違法ではありません.
ただし,これまた,現地で試してみないとちゃんと機能するかどうかわからん.

③ 台北等公車

台北の市内バスの路線&時刻表
滞在時間も短いし,使わないような気もするけど.

kuma夫婦の台湾旅行備忘録

④ 台北捷運

台北都市鉄道(MRT)の路線&時刻表
こっちは絶対に使う.
特に最終日.
帰国便は朝6:55発.
逆算すると4時過ぎには空港にいたい.
その時間MRTは運行していない.

Metro Taipei

前夜も宿をとっているが,寝ている時間はほとんどなさそう.
それに深夜チェックアウトは他の人の迷惑になる(あぁ日本人)
ゆえに,前日の台北-桃園空港の最終便を使うつもり.
調べたところ23:36.
到着後,空港で4時間ほど仮眠か.
うん.昔のパッカー旅行ではあたり前.
タクシー? 高すぎる.

面白いのは「悠遊カード」の使い方.
チャージ式の日本の交通系カードと似た仕様.
MRTをはじめ,台湾内のあちこちで使えるらしいので到着時に作るつもり.
このカード,作成時に100元のデポジットを取られるのだが,チャージした額を越えた場合は,この100元から引かれるらしい.
例をあげると台北駅→桃園空港駅は160元なので,60元のチャージ残金でちょうど使い切る形になるそうな...という動画を見た.マジか.

⑤ VoiceTra

音声入力の翻訳アプリ.
もちろん日本語←→中国語対応.
少し試してみたけど,最近の翻訳アプリの精度はホンマにすばらしい.
身近に中国語話者がいないので,正しいのかどうかはわからんけど.
もちろん,現地ではこのようなデバイスを使わずコミュニーケーションをとりたいところだが,声調言語はハードルが高すぎる.緊急時には必須やろなぁ.

これらの他,航空券(eチケット)入国カード宿の予約票も全部スマホの中.

こうしてみると日常生活だけでなく,旅行においてもスマホへの依存度がエグイ.
前回の『ふてほど』でもネタにされてたけど,正に「スマホを落としただけなのに」パニックになりかねん.

昔はなぁ,こんな機械がなくても問題なく...いや問題おおありでもなんと旅は続けられたけどなぁ.
まっ,使えるものは使って,より旅を楽しめるのなら,それでいいのだ.

iPhone15 Pro

忘れ物&防犯のために~紛失防止タグを導入

2024/3/14 Thu

アレとは違うのだよ

iPhone15 Pro

高級ロードバイクやビンテージのオートバイはよく盗まれる.
最近では欧米で大人気の「軽トラ」も被害に遭うそうな.

「まさか盗まれるものだとは…」“価格高騰”“盗難増加”世界でブームの『軽トラ』

そう言えば,30年ほど前,大阪の自宅前に駐車していた『HONDA VFR400Z』を盗まれけたことがある.

後輪に巻いてあったワイヤーロックを工具で切断.
キーシリンダーにドライバーをつっこみ,ハンドルロックの解除を試みたようだが失敗.
前輪を持ち上げたか,スケボーに乗せて運んだのかどうかしらんが,自宅から100mほど離れた場所に放置してあった.途中であきらめたようだ.

手元に戻ってきたものの修理代が痛かった.
都会ならいざ知らず,旭川はなかなか聞かない話だ(運がいいだけかも)

ロードバイクに関しては年に数回,SNSにて「知り合いのロードが盗まれました.拡散お願いします」的な投稿が散見される.
また,ホイールやサドルなどのパーツだけを盗まれることもある.
「整備性の良さ=カスタムのしやすさ=盗みやすい」の図式が成り立つ.
それに昨今はフリマアプリによって個人が売りさばくことも容易になってしまった.

つーことで,不心得者はどこにでもいるので盗難予防は絶対だ.

Kazchariはほぼソロライド.
誰も見張ってくれないので,休憩時には小型のワイヤーロックで金属製の手すりにくくりつけている.

自転車 ロードバイク スキー スノーボード スポーツ用 ワイヤーロック ダイヤル式 巻き取りタイプ グリーン 緑

コンビニでの5分に満たない買い物時間は元より,カフェでもロックした上で,できるだけ窓からチャリが見える位置に座るようにしている.

いかんせん頼りないロックなので,“絶対盗むマンのガチ工具”には無力だが,少なくとも出来心による悪意は予防できるだろう.

そして今回プラスαとして,いわゆる紛失防止タグを導入することにした.

この分野で代表的な商品と言えばAppleの「AirTag」

Apple AirTag

誰の思いつきか知らんが,Tag付近にある他人のiPhoneを(勝手に)次々に経由して,最終的に自分のiPhoneに場所が通知されるという面白い仕組み.天才かよ.

ただし,悪党にもその場で「AirTag」を探知されて抜き取られる可能性もある.
それを防ぐために,わざわざダミーと2個態勢にしている人もいるとかいないとか.
大変やな.

AirTagはロードバイクの盗難対策になるのか? - AlterLockとAirTagの違い

で,上記の記事は「AlterLock」へ誘導するわけだが,月額¥396(年額¥3,960)の有料サービス.それほど高くないとは言え,ここはできるだけ費用を抑えたいところ.
ちなみに「AirTag」は一つ¥4,779である.

そこで折衷案として,今回購入したのがこいつ.

Anker Eufy (ユーフィ) Security SmartTrack Link(紛失防止トラッカー)【なくしものが、無くなる / 紛失防止タグ / 探し物 / Appleの「探す」に対応 (iOS端末のみ) / スマホが見つかる / 置き忘れ防止 / スマホ鳴らす】

「AirTag」とほぼ同等の機能だが,なんつっても安い!
で,メジャーでないので,専用アプリを入れていない悪党のiPhoneでは探知できない...わけではないようだ.探知の仕組みは同じ.

比較記事も見つけた.

【紛失防止 比較】アップル純正のAirTagと安価なEufy Security SmartTrack、お勧めはどっち?

「正確な位置がわからない」というデメリットはあるものの,どう考えても「Eufy」の方が良い.一番気に入っているのは...穴(ストラップホール)があるところだ.

タグタイプとカードタイプがあるが,もちろんタグ型一択.
カードは電池交換ができない ⇒ 使い切りなのだ.

で,先日のAmazonセール時に2個購入.
届いたのでセッティング.

例によって簡単な説明書が付属している.
専用アプリをインストール中,「当人に知らせずにカバンなどに入れて追跡行為を行うのは犯罪です」みたいなメッセージが表示されて爆笑.浮気調査?

まずは本体の絶縁テープを引き抜く.
指示通り,接続のために本体のボタンを2秒押し,ビープ音が鳴るのを待つが...

鳴らない.

おいおい,いきなり不具合か?
電池切れを疑い,ケースをこじあけて中身を確認.
コイン電池(CR2032)を取り出して電圧チェック.
特に問題はない.

東芝(TOSHIBA)コイン形リチウム電池 CR2032 5個 (同等品 DL2032 ECR2032)誤飲対策パッケージ CR2032 5P(Z)

おや? よく見ると電池の裏表,つまりプラスマイナス面が逆やん!
いろいろ文字が書かれている面が見えるようにはめなおす.
おいおいAnkerさんよぉ,ちゃんと検品してくれよぉ...(スゴイ確率かも)

つーことで正しく装着すると無事ピープ音.
iPhoneとBlutooth接続「探す」アプリと無事連携できた.

iPhone15 Pro

そやけど,もしロードが盗まれて移動中であることを発見,悪党を追いかけたところで何ができるだろう?
昨今はヤバいやつらも多い.
警察に連絡?
できれば有効になってほしくないガジェットの1つやな.

ちなみに台湾にも持参予定.
日本並みに治安は良いらしいけど,念のために.

後あれやね,飛行機に自分の荷物がちゃんと積まれたのかどうかの確認もできる.
ロストバゲッジにあって「地球の裏側で発見!」もそれはそれで楽しい...かも?

ファットなノンスパイク&新兵器投入ライド

2024/3/10 Sun

久々の(半)ロード感覚

iPhone15 Pro

晴れ時々曇り.温度:-7 ℃,湿度:81%,体感温度:-7 ℃,風速:2.5 km/時,風向:SSW

さて日曜日である.
午前9時過ぎ,とあるイベントに参加する娘を駅前近くまで送る.

お迎え任務もあるので,本日のプライベートタイムはだいたい14時頃まで.
十分なライド時間がある.

一度帰宅して「SwitchBot」の修理.
とはいえ,本体のハードエラーやソフトの問題ではない.

今朝の冷え込みで,本体とドアを接着している両面テープが剥がれてしまったのだ.
どうやら市販されている“強力”とされる商品もマイナス10℃以下だとヤバいようだ.

SwitchBot スマートロック 指紋認証パッド セット

手持ちの両面テープで貼りなおす.
プラス,なんとなくアメリカンなダクトテープで補強.
見た目不細工だが,これで当分は大丈夫だろう.
さすが極寒北海道,試されるねぇ.

で,ライドの準備.
タイヤもノーマルに戻したし,気分はすっかり春仕様.
ハンドルカバーも外した.
その代わりにグローブは冬最強の「防寒テムレス」をチョイス.

防寒テムレス 01

汗蒸れ防止のため,インナーにfinetrackを着用.

finetrack(ファイントラック) パワーメッシュインナーグローブ FAU0201

さぁ,行きますか.
雪が減ったとは言え,住宅街にはまだ雪が残る.
それが歩行者やクルマに踏み固められてところどころツルツルバーンに.

OLYMPUS TG-5

4.8インチの極太タイヤとは言え,今日からスパイクピンなし.
凍結面で下手にブレーキをかけるとすっころぶ.
その昔,ノーマルタイヤで冬道を走っていた頃,さんざん体験した.

ヤバい路面に遭遇した際は,

① スピードを落とす
② ドロッパーシートを落とす
③ リアブレーキのみを使う

で対応.
今週の落車⇒ケガだけは絶対に避けねばなぬ.

自宅周囲の住宅街を抜け,美瑛に向かう幹線道路に出た.

OLYMPUS TG-5

『Ride On Bag』のマウント保持力を試すため,あえて雪が残る歩道を走ってみる.
このバッグ,想像以上に重量があるため,振動でマウントがズレないかのチェック.
中には先日改造した自撮り棒を入れてみた(約300g).

REC MOUNT PLUSの『Ride On Bag』を購入~少し複雑な気分

ほほぉ,さすがマウント専門メーカー製,この程度の振動ではびくともしない.

OLYMPUS TG-5

歩道が途切れてしまったので,車道へ出る.
路面は乾いているものの,路肩は狭い.

安全確認のためには,バックミラーとリアライトが必須.
台湾のレンタルチャリ屋に問い合わせたところ,Kazchariが借りる予定のチャリはキックスタンドは付いているが,バックミラーの用意はないそうな.

OLYMPUS TG-5

今,ファットに付いているのは左側通行用,ようするにハンドルの右側に装着している.
一方,台湾は右側通行.
Amazonでは同商品の左用もしっかり売っている.

Hafny (ハフニー) バックミラーラウンドタイプ MkⅡ (シルバーミラー, 左)

一時,こいつの購入も考えたが思いとどまる.
そう,右側用ミラーをハンドルに逆さ付けにすれば,左側でも問題ないのだ.
いずれにせよ,日本で使い道がないものにお金は使いたくない.

さて,先ほど書いた通り路面は完全にドライ.
もはやロードでも走れるコンディション.
美瑛への距離が近くなった.

OLYMPUS TG-5

いつもの味わい深い倉庫前で記念撮影.
冬ライドではゴツいグローブでも操作しやすい『OLYMPUS TG-5』を愛用している.

OM SYSTEM/オリンパス Tough TG-7 ブラック

ところが,ここでまさかの充電切れ.
こんな時に限ってモバイルバッテリーは持ってきていない.

諦めて,以降の写真は『iPhone15 Pro』で撮ることに.

iPhone15 Proに機種変~いろいろと驚いた

この「通話機能が付いている高性能カメラ」を残念そうに言うのも何だが,冬期の使い勝手は最悪.
タッチ操作ができないし,かと言ってグローブを外すと指先がめっちゃ冷える.
それに露出設定の問題なのかはよくわからんが,冬景色に関しては『TG』の方がよく写るのだ.

iPhone15 Pro

直進してセブンスターの木へと続く道に入る.
ここは森林エリア.
日陰になるので圧雪路面がかなり残っている.
登りなので落車はないが,それでも慎重に走る.
できればノーマルタイヤでの下りは避けたい道.

iPhone15 Pro

セブンスターの木着.
いやいやすごい数の観光客である.

iPhone15 Pro

冬期でも除雪されていることが多い,この先のルートが今年はなぜか通行止め.

iPhone15 Pro
iPhone15 Pro

そういえば,最近,観光客による雪が積もった畑への無断進入が問題になっている.
ひどいのになると凍った「青い池」にも降りるのだとか.割れるで.

これも観光推進の弊害だろう.
新コロの時期は静かだったなぁ...

実りある大地と観光の共存に向けて~美瑛町における観光DXを活用したオーバーツーリズムの解消と観光マナー啓発への取り組み~

それにしても...安い国になってしまったなぁ...我が日本.
タイの屋台にて,60円でカオ・パットが食べれた日々はもう戻らないのだろうか.

さて,ここのルートが通れないとなると,丘を一旦下りるしかない.
美瑛の町まで行くと帰りが大変なので,ぐるっと回って来た道を戻る.
タイムリミットもあるしな.

iPhone15 Pro

懸念した通り,一部の道は圧雪路.
スパイクタイヤなら「ヒャッハー!」だが,ノーマルだと怖い.

iPhone15 Pro

まぁ,のんびり走ればどうということはない.鼻は出る.

iPhone15 Pro

西聖和の交差点からは雪解けが進んだ国道を快走.
西神楽の「Hokkaider Base」を通過.

iPhone15 Pro

昨年はこの時期に臨時営業していた.

ファットな冬の終わりと春の始まりライド

今年はGW明けから営業スタートとのこと.
そろそろモンキーにも乗りたくなってきた.

で,無事帰宅.

途中で昼食をとらなかったので,備蓄している食料箱をあさる.
ちょうど新コロ時期にヨメさんが“シャレで”買ったらしい「NERV指定防災食」を発見.

特務機関NERV指定防災糧食 5種アソートセット 保存食 温かい 非常食 個人・法人様対応 防災 ホリカフーズ 災害食 防災グッズ 備蓄用品 備蓄品 備蓄 非常用 避難

文字通り備蓄していたら見事に賞味期限切れ.
早めの消化が必要.
ヨメさんが試しに食べたところ意外においしかったらしい.

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「和風ハンバーグ」をチョイスして早速調理開始.

iPhone15 Pro

この商品の最大の欠点は調理に時間がかかること.
加熱時間20分,蒸らしに10分,その他もろもろの準備を入れると40分は見る方が良い.

iPhone15 Pro

味はまずまず.
見た目は機内食(エコノミー)のようだが,味はずっと上.

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食べ終わる頃,ちょうど娘から「イベントが終わったので迎えに来て」メール.
ハスラー発進.
駅付近で娘をピックアップして,2人で『花神楽』へ.
2日連続のサ活
当然先に上がった娘はマンガ三昧.
良い施設だ.

今日で今季スノーライドは終了かな.
Amazon Photosの思い出機能によると3/12日にモンキー,15日にはEMONDAに初乗りしている.

モンキー125,2023年初ライド

ロードシーズンinライド~TREK EMONDA SLR7 First Light 実走レビュー

そう考えると,今年は雪解けがかなり遅い.

つーことで『Ride On Bag』のテスト走行終了.
重量があるのでややハンドルを取られる感はあるものの十分使える.
フタの開閉にややコツがあるけど.

[レックマウントプラス] ライド オン バッグ (ブラック)+ハンドルバー専用ベースマウント【R+Bag-BK-DM35】「Ride On Bag とベースマウント(R+B-DM35)のセット品」

台湾ライドに持参決定!

iPhone15 Pro