モンキー125,なんとなく上川まで

2024/7/14 Sun

脚休め

iPhone15 Pro

翌日(7/15)は,チャリでちょっとしたロングライドに出かける予定.
ゆえに今日はレスト日とする.

天気は良い.
ならばモンキーで出かけるべし.

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9:40頃出発.
今季初のメッシュジャケットを着用.

出発がちょっと遅めなのは,ヨメさんが予約した本を図書館に取りに行くため.

現時点の総走行距離は7560km.
次のオイル交換は9000kmを予定しているけど,そろそろタイヤもヤバイかな.
特殊サイズゆえ,選択の幅が少ないとか.
要吟味.

図書館には10時ジャスト着.
そそくさと手続きを済ませる.

リハビリの夜

さて,これからどこに行こうか?
実は決めてなかったりする.

漠然と海が見たいなぁ...と,留萌行きを考えたが,それもワンパターン.
では,紋別はどうだ?
ちょっと遠いか.
とりあえず上川方面に向かいましょう.

街中走行時は,モンキーに不満はないが,やはり広い国道などでは正直パワー不足.ようするに後方から来るクルマの“圧”を感じるのだ.

ゆえに,交通量が少ない道を選びがち.
なんかロードバイクとやってることが同じやな.
気のせいか,こうした田舎道の方が出会ったライダーから”ヤエー”される頻度も高い.

それにしても...やはりロードより疲れるのはなぜ?
以前にも書いたが,風の影響だろうか.
深い前傾のロードと異なり,直立座りのモンキーは走行中まともに風を受ける.
つまり常に体幹を緊張させておくことになる.
ある意味,常に向かい風状態を自分で作っている印象.

そんなわけで,当初予定していた紋別なんぞ行けるわけもなく,上川の市街地にあるセイコマにピットイン.

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猛烈にハラが減ってきたので,早くもランチタイム.
一体,何しに来たのやら.

上の写真にも写っているが,入り口付近にバックパッキングのローディ一人.
こちらもチャリだったら話しかけていたのだが...(なぜ遠慮)

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最近お気に入りの「雪印バタープリン」をズルっと流し込み.いざ出発.
でもどこへ?
一応,紋別方面へ向かう国道273号へ左折するものの...

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「まぁ,今日はもうええかな」という気分になり,脇道に入ってUターン.

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「クマ出没注意」の看板がいくつもある森の中を通って,結局上川町に戻り,そのまま帰路についた.

これはどうしたことだろう?

もはやこのマシンでは心が踊らないのか.

キリン(1)

Point of No returnな39歳は,とっくの昔に越えてしまった.
あっち側に渡ってしまったかな(別に命知らずの走り屋だったわけではない).

小排気量車のせい?
もちろん,チャリ,つまり人力に比べるとモンキーですら圧倒的にハイパワーである.
跳ねるように,飛ぶように走る.

年を重ね,これまで好きだったものに興味がなくなっていく.
いや,整理されていく.
これはこれで悲しいこと.

とかなんとか言ってますが,オートバイは”まだ”降りませんよ.
先ほどはオートバイの方が疲れると書いたが,純粋に体力面から考えると,チャリの方が先に乗れなくなるはず.
そしたら...大きいの乗る?

で,とりとめのないモヤモヤを抱えたまま帰宅.
そそくさとハスラーに乗り換えて,常サウナである「花神楽」へ向かう.

入館時の15時頃はまだ空いていたが,夕方に近づくにつれ人が増えてきた.
子供がはしゃぎまわる.
そう,隣接するキャンプ場の客だ.
この時期の夕方からは要注意.

いつも通りのサ活3セット後に『キングダム』の最新刊.

キングダム 72

こうした入浴施設のコミックコーナーが充実してきたおかげで,最近レンタルがすっかりご無沙汰.

次は夕食.
ヨメさんと子供らは法事で大阪に帰省中.
ここは一人でがっつりカーボローディング.

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「かつや」で限定品の「海鮮たまごチキンカツ」
脂肪分,多すぎやろ.

さぁ,明日の過酷なライドに備えて寝ましょう.

進む人手不足~どこまで信用?

2024/7/3 Wed

今だけのシステム?

先日,家族と回転寿司に行った.
休日の夜だけに,ごったがえす店内.
事前に予約していたので,待ち時間なしで座れた.

食事を終えて会計へ.
いつ間にか,この店も無人のセルフレジになっていた.
ヨメさんが支払い中,先に子供らと一緒にクルマに戻った.

うん?

よく考えれば,これって食い逃げし放題?
出入口で店員さんが監視しているわけではない.

モニターで記録されているのだろうか?
AI判定で“常習犯”と認定され,そのうち呼び出しをくらったりして.

それはともかく,この客への信頼を基本にしたシステムだと「食い逃げ犯が一定数いてもおかしくない」と想像.
その被害額よりも「有人レジ=人件費」の抑制の方が,コスト的には優位なのかなと思われる.

これから無人レジはあちこちの店で拡大していくだろう.
そう言えば,うちの職場の図書室も司書がいなくなって貸出し・返却ともセルフになった.

これはヒトが互いに信用しているからこそ成り立っているシステム.
メトロン星人がいつ侵略を開始してもおかしくない時代だ(そうか?)

次の段階としてはスマートコンビニだっけ?
スマホ持参で商品を選び,ドアを通過するだけで自動決済.
やがてデバイスが体内埋め込み式になるだろう(=なりすまし不可).

ただし,そのデバイスを埋め込んでもらうには社会的評価が高くないとダメかも.いよいよ評価経済社会(ホワイト化社会)の幕開けですな.

評価経済社会・電子版プラス Kindle版

一方で,最近こんなニュースもあった.

粗大ごみの中から現金9万円 警察に届け出ず処理施設の職員たちが焼き肉店での飲食に使用 見つけた現金で菓子やジュース購入…習慣化 広域連合が処分や指導

コメント欄に職員たちへの擁護意見が多いのが面白い.

「誰もが嫌がる仕事を引き受けていただいているので,このくらいの報酬はあり」とか「焼肉屋で飲み食いしたことで経済が回った」とか.

結果的にエライ人が処分されたらしい.
法的には問題なのだろうが,感情的にはコメント欄の声に納得がいく.

現在のところ,かろうじてGNP世界第三位の我が国.
なんだかんだで,まだ余裕があるんやろね.

本当にヤバくなったら,ゴミ処理施設がフィリピンのスモーキーマウンテンのようになるかもしれん...と思っていたら1995年に閉鎖されてた.
世界は少しずつ発展している.

FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣

さて,これからどうなるんやろね.
変化を嘆くのではなく楽しみましょう.

オトナの修学旅行~BRM518あまちゃん200km!(その1)

2024/5/17 Fri

はじめての本州ライド

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2024年のブルベ第2戦はランドヌ札幌さんのBRM518あまちゃん200
その名の通り,某国営放送の超人気朝ドラのロケ地をめぐる旅となる.

発着地点は青森県八戸市.

まずは旭川から苫小牧までクルマで移動.
苫小牧西港フェリーターミナルにクルマをデポ,輪行袋に入れたロードバイクを担いで23:59発のフェリーに乗船,翌朝7:30八戸港着.
輪行解除し,スタート地点となる八戸駅に8:30頃到着という算段である.

17日の金曜日は有給休暇を取得.
午前中にDOMANEの洗車と整備を行う.

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うちのDOMANEくん,普段はZWIFT専用機.
つまり室内でしか乗っていないのでさほど汚れてはいない.
Di2の充電も済ませてある.
洗車&注油後は輪行袋に収納.

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昨秋の「利尻島ライド」以来の輪行だけに,細かい作業がすっかり頭から抜けていた.

DOMANEなサクッと利尻島一周ライド(その1)

で,動画を見て復習.

おお,少しずつ思い出してきたぞ.

オーストリッチ(OSTRICH) 輪行袋

OSTRICH(オーストリッチ) エンド金具 [リア用] エンド幅135mm

マルト(MARUTO) スプロケット&ブレーキローターカバー RS-S570 シルバー

MARUTO(マルト) チェーンカバー RS-C750 シルバー

今回,ホイールをフレームにくくりつけるゴムバンドを新規購入.

マルト(MARUTO) りんりんバンド(3本)RS-KF620 黒

輪行袋付属のへなへなバンドよりずっと使いやすい.おすすめ.

これまでチャリをハスラーに乗せる時は「リアと助手席のシートを倒し,前輪だけを外して横向きに寝かせる」もしくは「助手席と後部座席の間に90°曲げた前輪を入れて立たせる」ようにしている.
今回は袋入りなので,リア席にそのまま積載.
ブレーキ時に前方へつんのめらないように,ゴムバンドで固定した.
うむ.すっきりだ.

昼食後の12時過ぎに出発.
ケチケチマンのKazchariは,高速道路なんて使わない.
下道指定で170km.近い.チャリでも行ける(距離感おかしい)

国道12号で南下.
滝川のSSで給油を試みるが,そこにスタッフのおねーさんが登場.
ENEOSアプリの登録キャンペーンとやらで,今,入会すると本日リッター8円引き!という甘言につられてスマホをポチポチと操作.
詳細は省くが,この手続きが超絶ややこしく(クレカ登録やらVポイント連携やら),何度か挫折しそうになるが,おねーさんに励まされつつ完遂.
登録記念にボックスティッシュを6箱もくれたので,全てヨシ.

ENEOS公式アプリ

いやホンマ,なんでもかんでもアプリの時代やね.
登録しまくるのはええけど,交通事故やらで本人が突然召されたら,残された家族は解約すんの大変やろな.特にサブスク系は永遠に引き落とされ続けるわけやし...
いかん,いかん,不吉なことを考えるのはよそう.

岩見沢で左折して国道234号へ.
途中のセイコマで休憩.
おやつの時間だ.

シュークリームおよび最近ドはまりしている「コロロ」を,と思いきや,全て売り切れ.ぐぬぬぬ.

UHA味覚糖 コロロ グレープ ソーダ マスカット 佐藤錦 4種 各2個 計8個

代わりに酸っぱい系グミを買った.
余ったらブルベの最中に食すのにちょうど良い.

この頃から雨が降り出すが,幸運なことに肝心の明日,明後日の青森は晴れ予報だ.

南下を続けて道の駅「ウトナイ湖」で2回目の休憩.

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すぐに苫小牧着.
この道,懐かしいぞ.

BRM610きのこの山300km(その0)

時刻はまだ16時.
フェリーターミナルに直行して延々と待つなんてアホなことはしない.
乗船前にサウナと夕食を済ませるのだ.
これが本日のメインイベント.

「サウナイキタイ」で検索.

ターミナル近くのなごみの湯着.
入浴料¥950か.
建物が古いわりに強気の値段設定やな.
で,公式サイトにて詳細をチェック.
休憩所が狭いな.時間をつぶすのが難しいかも...

おや,(サウナイキタイで)その下にあるのは...
料金は同じ.そして...このコミック量はっ!

つーことで,ここから10kmほど離れたほのかに滞在場所を変更する.

で,17時前に「ほのか」着.

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無料の館内着に着替え,まずはサウナ4セット.
うむ.(マジで)高温サウナ,(塩壺ありの)ミストサウナともにヨシ.
温泉もホンモノだ.
食事は...もうちょっと量が欲しい(写真サギとまでは言わないけどな).

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で,コミックコーナーへ.

さすがに「万葉の湯」グループにはかなわんが,なかなかの品揃え.
『チ.』を最終巻まで読む.

チ。―地球の運動について―(1) (ビッグコミックス)

そやな.見方を変えれば白も黒も正義も悪も過去も未来も真実も嘘も存在せーへんのかもな.誰もがその時々の常識もしくは信念で行動している.だからGなんて...(おっと,誰か来たようだ)

22時過ぎに「ほのか」を出て,フェリーターミナルに向けて出発.

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ここで要注意なのが駐車場の選定.
「最大¥500」ルールのあるTimes第二駐車場に停めないと,後でエライ目にあう.何度も看板を確認して無事に駐車.

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ハスラーからDOMANEおよび,着替えの入ったリュックを降ろす.

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ターミナル建物前で輪行準備中のサイクリストを発見.
「もしかして“あまちゃん”ですか?」と声をかける.
なんと,北海道ランドヌの重鎮,Nさんだった.

ネットで予約済みではあるが,もちろん乗船手続きが必要.
輪行袋に入れたチャリは手荷物扱いでちゃっかり無料.素晴らしい.

後でわかったことだが,チャリを分解せずそのまま車両甲板に乗せると,料金(¥3,100)を取られるだけでなく,下船時間も遅くなることが判明(クルマが先なので).今後もフェリーは袋一択やな.

無事手続きを済ませて待合室に.
FreeWifiが使えるため,早速「ジロ・デ・イタリア」を視聴.

それにしても,ポガチャル強すぎ.

ここまで無双されるとレース全体がつまらなくなりそうなものだが,なぜかそうならない.
そして彼の場合,その人柄のせいか現地でも反感の声はほとんど聞こえてこないらしい(一時期のフルームとかひどかった...)

いつもニコニコ笑いつつ「戦略?駆け引き?温存?そんなの関係ねー.ゴールまで競争しようよ,競争!」的なノリが面白過ぎる.
まるでリアル真波くんだ.そういやアホ毛も共通.

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とかなんとか時間をつぶしていると乗船時間.
飛行機の3倍くらい長いタラップ(パッセンジャーボーディング・ブリッジ:PBBというらしい)を歩いて「二等寝台A」まで(¥8,100).
ブルベ出走前はちゃんと寝たいのよ.

案内室前のホールでは,チャリを甲板に積んだらしい,ブルベ参加者のMさんO西さんが早速ビールを飲み,くつろいでいた.

さて,出航である.
ちょうど日付が変わった.
寝ますか...

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(その2)へ続く.

台湾一周(環島)ライド Day0 旭川~台北

2024/3/16 Sat

人生サイコーの旅へ

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いよいよ出発である.

超ピュアホワイトな職場と家族の理解のおかげで,この年度末のドタバタ時期に振休&有給を駆使し,一気に2週間の自由を確保した.まずそこに謝謝.

うむ.毎年,このくらい休めるなら夢の南米再訪も十分可能やな(ええ加減にしなさい)

行き先は台湾
しかも(ほぼ)全旅程を自転車で走る.
世界中あちこち行ったが,このスタイルの旅は初.

台湾訪問そのものは10年ぶり.
前回は2014年1月に3泊4日の(Kazchariにしては)弾丸ツアー.

乳幼児を連れての家族旅行だったため移動範囲が限定されていた.
訪問先は台北動物園九份ぐらい。
さすがの南国も雨の1月はひたすら寒かった思い出がある.
そんな短い旅でも台湾には他国にない居心地の良さは感じた(特に子供に対する親切)
しかしながら,Kazchariの旅はその後,海外ダイビングツアーが中心となり,台湾は行先候補からは外れていた.

そして新コロ禍到来.
その間,どこにも行けずチャリ熱が急上昇.
ブルベやら何やらで北海道はほぼ走りつくした(言い過ぎ).
となれば道外,いやいっそ海外ライドが候補に上がってきた.

色々調べると,目にとまったたのが「環島」なるもの.
国内外のサイクリストに台湾島一周が流行中らしい.
台湾そのものも,その勧誘に力を入れている.
いくつもの記事や個人ブログ,YouTubeを見つけた.

これは面白そう.

バスや列車などの公共交通機関を使うバックパッカー旅も悪くはない.
とは言え,団体ツアーほどではないが意外に自由度がなかったりする.
時間に縛られたり,結局は目的地と目的地,つまり「点と点」を結ぶ旅である.
観光地ではない名もなき場所を尋ねることは難しい.

そんな中,思い出に残るのが2009年の「ボルネオ島縦断ツーリング」
実に楽しかった.

ボルネオ島縦断ツーリング

地に自らの足で自由に線を描いていく.自転車の旅はこいつに近い.

通常の「環島」は約1000km,つまり1日100km走行換算で10日かけるのが標準らしい.
二週間だとかなり余裕.
焦らずにあちこち停滞&寄り道したい.

さて,出発前日はまたしても衝撃展開の『勇気爆発バーンブレイバーン』および笑いと涙のミックスが至高の『不適切にも程がある』を観てから眠りについた.

続きは台湾にて視聴予定.

朝4時頃,尿意のために目覚める.
いかんいかん.緊張もプラスされての早起きクセか.
二度寝を決めて6時起床.

いつもの朝ルーチンをこなし,ヨメさんに空港まで送ってもらう.
全然親父らしくない親父の長期不在.
子ども(特にアホ息子)の成長にどう影響するか...て全然気にしていない.
頼むからケンカだけはヤメテ.

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今回のフライトはTigerAir
LCCである.
とは言え,競争のない旭川.
料金は全然安くなかった.往復で10万近かった.

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フィリピンのダイビングツアーと同じ値段...って,すいません.昔の話でした.今はありとあらゆるものが高騰中.
新千歳発着にすればキャリアも選べて料金も安かったと思われるが,やはり地元出発の手軽さには変えられぬ.

ちなみにフライト時間は約5時間だ(時差-1).
LCC最大の懸念事項だったチャリ運送を,現地レンタルに変更したので気分が楽.

それでも意外に荷物が多くて,いつもダイビング旅で使っている大型のトランクを使用.なんだかんだで16kgになった.

チャリがレンタルなので何をどのくらい持っていけばいいのか不明.
念のためと色々詰め込んだが,そのいくつかが後にKazchariを助けることになる.
「ミニマムが正義とは限らない」ことを実感した.

ヨメさん都合で,13:30出発に対し,旭川空港には9時と早めの到着.
チェックインカウンターが開くまで2時間以上ある.
ふっふっふ.ここはクレカ,ゴールドカードの出番である.
ラウンジにてフリードリンク片手にくつろいでいればあっという間だろう...と考えていた時期がKazchariにもありました.

空港のラウンジは保安検査場の向こう側にしかない.
つまりチェックイン後にしか使えないのだったぁ.
なんか空港使うのも久々なので構造をすっかり忘れてたな.

仕方がないので普通のベンチに座りiPadでkindle三昧.
最近続編の連載がスタートした『テルマエ・ロマエ』を読み直す.

テルマエ・ロマエI (ビームコミックス)

今思えば,Kazchariの心境は主人公ルシウスと同じ.
(チャリに関する)交通行政やITは,日本の方が何倍も優れている...という思い込みが完全に覆される旅となった.

11時頃にTigerAirのチェックインカウンターに向かうと,既に結構な人.
当然だがほぼほぼ帰国する台湾人.

大声の中国語が飛び交っている。
英語だと多少は聴き取れるが,さすがに中国語は無理.
既に異国感覚.

チェックインを済ませて昼食.

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かつて旭川の道の駅になった「あさひ屋」さんの唐揚げ定食.美味し.

出国検査を済ませる.
結局,国際線ではラウンジは使えず...ぐぬぬ.

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LCCなので飲み物は有料.
ゆえに搭乗前に購入する。
旅慣れた人は空のペットボトルや水筒を持参し給水機で補給.
そういやKazchariもそーしてたな.LCCに限らず.
今回はその方式を度忘れ.
久々の海外旅なのでいろんな感覚が鈍っているようだ(伏線).

自販機があった.
が,なんとCoke-Onが使えない.
札しか持っておらず,一気に小銭が増えてしまった(泣).

で,搭乗開始.

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離陸数時間後に出てくる機内食は事前申し込み.
「シーフードミックス炒め米粉」である.割と美味し.

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現地時間17:35.定刻にて桃園国際空港着.

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何が重要ってまずはネットですよネット.
許可が出るやいなや,機内にてtrifa接続.
無事,電波が立ち,一瞬で現地時間に補正されて感動.

ギガ節約のため,空港内フリーWifiに接続.
ここで登場するのがMillenVPN
決してアマプラが観たいわけでなく,接続の安全確保のためである.
少々設定が面倒だったが完了.
仕組みがよくわらんが,使えればなんでもよかろうなのだぁ(これが後で悲劇を生むことになろうとは).

顔写真と指紋を記録され,入国審査通過.
ターテーブルで預け荷物もGet.
ここまでは順調.

とりあえずATMにて現金3,000元を引き出す(約¥13,500).
さすが空港ATM.懸念していたカード吸い込み事件は起きなかった.

ここからは台湾地下鉄(MRT)を使って宿へ向かうのだが...あれ? 何か大事なことを忘れているような...
そうそう,TAIWAN the LUCKY LANDの抽選だ.

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到着口の目の前にある抽選会場に戻る.
タブレットにQRコードをかざしてゲームスタート.
画面上方から落ちてくるボールを選ぶ.
大当りなら5,000元分のギフトカードをGetできるのだ!

事前の台湾系YouTuberから「スタート後一番最初に落ちてくるボールを選べば必勝!」との情報を得ていたので,実行してみた.
結果は...見事にハズレ.おい!

傷心のままMRT桃園駅まで歩き,台湾旅行の必需品悠遊カード」をGet.
駅の券売機で1,000元チャージ.これでMRTの乗り降りがスムーズとなる.

列車に揺られること40分ほどで台北駅着!
悠遊カードをかざして無事改札通過.こりゃ便利だ.

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ここまではKazchariの旅は快調ロプロス.
6番出口を目印に地上へ.

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早速Google先生を立ち上げて,宿の場所を調べる.

あれ? おかしい.

ナビが全く機能しない。
地図は表示されて自分の位置はわかるが,全然ナビゲートしてくれない.
まさか壊れた!? スマホが壊れただけなのに旅が終了!?

再起動してもダメ.
あせっても仕方がないので「赤い門」が目印との情報だけで,そちらに歩き出す.

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全然目立たない看板を見つけ,エレベーターで上がると,そこは初日の宿May Rooms Taipei Main Station

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「21時までにチェックインしてくれ」との要望に対し,19時半にたどり着いた.
流暢な英語のにーちゃんに,説明を受ける.
今回の旅,初日と最終日だけこのホテルを予約した.
当初は自分のチャリをSciconバッグで移送し,旅行中はそのSciconを預かってもらう必要があったためだ.
幸い,この宿は事前交渉で置かせてもらうことになっていた.
まぁレンタルチャリに計画を変更した今となっては,意味のない話なのだが.

部屋は男女混合ドミトリーである.
宿泊代はシーズンや予約タイミングによって変動するが,今晩は¥3,300ほどだった.
安くはない.

さて,久々のドミであるが,昔に比べるとみんな静か.
新入りが入室してきても,目もくれずスマホ画面を凝視している.

トランクを置いて食事に出かけることにする.
この時,とんでもないことに気づく.
桃園空港駅で買って1,000元チャージした悠遊カードが見当たらない.
どうやら先ほど改札を抜けた際,ポケットに入れたつもりで,実は落としていたことに気づかなかったようだ.
ガーン.単純計算で「100+1000-160」元ということで940元(¥4,230)をいきなり紛失! シクシクシク36.
「LUCKY LAND」抽選のハズレといい,今回の旅は初日からつまづきの連続...ヤバい,ヤバすぎるぞ.

外に出たら出たで,やはりGoogle Mapのナビが起動しない.
まぁ,遠くに行くわけではないので”今は”困らないが,明日以降どうする?

嘆いていても仕方がない.
明日は明日の風が吹く...ということで,周辺を見渡すとなぜかカメラ屋さんだらけ.
昔のアキバや日本橋のような電気店街なのか?
ガイドブックにも載ってそうやな.

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まずは空腹を満たそう.
記念すべき初現地食はこれ.

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地元食堂の魯肉飯とスープだ(80元).
少し辛め.
そうここで海外旅行での常識を思い出す.
基本的にドリンクは別売りなのだ.水を持参しなかったことを後悔.

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さて,食事後,ダメ元で駅方面まで歩くことにする.
どこかで自分の購入した悠遊カードが落ちていないかと期待して...(諦めが悪い)

ここでナビが効かない理由にようやく気づく.
どうやらVPN接続したままだと上手く働かないらしい(たぶん).
WifiとVPNを切断したら,ちゃんとGoogle Mapが起動してくれた.
「理解してないモノを適当に使うとロクなことがない」とイデオンで学んだはずやねんけどな.

駅まで歩くものの,当然カードが落ちているわけはない.
偶然にも1,000元入ったカードを拾った人の幸運を祈りましょう.アーメン(なんでや)

構内のファミマで悠遊カードを再購入し,再び1,000元をチャージ.もう無くさないように.ただし,今思うに買う必要はなかったなぁ.

時間もまだ早いので先ほどの電気店街に戻り散策を再開.

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旅先では路地裏に惹かれる.
危険な香りはまるでしない.

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ファミマにて早速,悠遊カードを使って水とジュースを購入.
台湾のコンビニはどこもかしこもイート・インスペースが広大.
完全に日本は負けている.

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宿に戻り就寝の準備.
ここに限らず台湾のホテルは全般的に遮音性が高め.
ただエアコンの作動音が響き,電子機器のLEDがまぶしいので,いつも通り,耳栓とアイマスクは必須やけどな.

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飛行機の長時間移動,そして徒歩により疲れているはずなのに...全然眠れない.
「こんなところで神経質になってどうする? 明日からチャリ旅やぞ!」と,考えれば考えるほど目が冴えてしまう.
ようするに今日の出来事を反芻,および明日以降の旅程に対して緊張しているのだろう.

眠れないものだから,尿意も頻繁に意識上に上がって来る.

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結局「上段のベッドからハシゴを降りてドアをゆっくりと数回開けてトイレを済ませて戻る行程」をほぼ1時間ごとにするハメになった.
トイレの窓から外を見ると,深夜にもかかわらずクルマとスクーターが走り回ってる.
さすが首都.眠らない街なのだ...などと感心している場合ではない.こっちは眠らなければ.

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なかなかにハードなDay0である.(Day1に続く)

TREKが事業縮小とのこと

2024/3/13 Wed

縮小する世界

新コロ真っ盛りの頃はサプライチェーン崩壊による品不足で,様々な商品の入手が困難だった.

KazchariもTREKのProject-ONEで『EMONDA SLR』を注文したが,納車まで約7ヶ月待ちだった.これでも短い方だったと聞く.

アガリの一台~TREK EMONDA SLR7 First Light

『モンキー125』『Cannondale Topstone』も同様にかなり待たされた.

モンキー125,納車!

異形~Cannondale Topstone Carbon 2 Lefty

ついでに巣ごもり需要によって「ガンプラ」すら品薄.
こちらの場合,さらに転売ヤーとの戦いも強いられた.

RG Hi-νガンダム買えなかったライド~転売ヤー(仮)め

そして2024年.

いまだに「モンキー」と「(人気のある)ガンプラ」は入手困難らしいが,自転車関連はだいぶ落ち着いたようだ.
それどころか,新コロ時の大増産および価格高騰により在庫がだぶつき気味らしい.
実際,大手メーカーは名を変え品を変え,常にセールを行っている感.

そんな中,こんなニュースが.

米Trekが業績不振で規模縮小の方向へ SKUとスタッフを削減、Bontragerブランドが消える噂も

世界3大自転車メーカー,TREKがなくなることはない,とは思うけど.
以前こんな記事を書いた.

自転車業界がヤバいことに

周辺メーカーやコンテンツ配信会社ではなく,大元すらこの状況とは...

確かに超高価なスポーツバイクなんて毎年買い替えるような商品ではない.
用途ごとに3台も4台も増車していく変態なんてごく一部(ぎく).

となると,新規参入者を増やすしか業界に未来はない.
でもなぁ...Kazchariの周りで新しく趣味としてスポーツバイクを始めた人間は皆無.
むしろ(飽きて?)止めていく人が多いくらい.

少しずつ,ほんの少しずつやけどチャリの交通事情は改善しつつあると思うけどな.
あちこちに自転車道が整備されてきたし.

街中にしても,我がホームタウンの旭川は冬があるせいか,カオスの源たる電動キックボードの類は全然見かけへんし,危険はない.

こんな楽しくて健康になり,メシが美味くなる趣味は他に思いつかん.
死ぬまで(乗れなくなるまで)続けたいので,業界も元気でいてもらわないと困る.

ところで,これは単なる偶然とは思うが,Kazchariが愛好してきたモノやメーカーは結構な割合で消滅している(気がする).

雑誌で言うなら,古くは『ダ・カーポ』『Animec』『OUT』『OUTRIDER』など(古い).

なかでも一番笑ったのは『日経CLICK』.
パソコン雑誌だ.

読者投稿の所有PC紹介コーナーに記事を書いて送ったところ,見事に採用.
ちなみに「Let’s note R3」のカスタム天板仕様だ.
ただし,この雑誌,その記事の掲載号を最後に休刊となった.笑うしかない.

iPhone15 Pro

一応,家に保管してある.

パソコンと言えば,2001年,人生初のノーパソとして購入したGateWay.
牛柄イメージで有名だったこいつも,シレッと日本から撤退しやがった.

Gateway SOLO 3400

ドッキングステーションが懐かしい.

そしてなんといってもOLYMPUS

水中写真から本格撮影に参入したKazchariは,一眼もオリ一択だった.
フォーサーズ最後の名機『E-5』は,これまた名玉「12-60」との組み合わせで娘が使っている.
マイクロフォーサーズ移行後は『OM-D E-M1X』を最後に新しいボディ・レンズともに購入していない.

さらばオリンパス

サポートは継続しているし,完全になくなったというわけではないが,別会社化(OM SYSTEM).
相変わらず技術力に定評はあるものの,CSと比較して,やはり売れているように思えないので,再び撤退するかも...(すみません).

これはKazchariがマイナーなメーカーや趣味を選びがちなせいだから?
栄枯盛衰.どこそこ長く生きていると誰もが経験していることなのだろうか.

サウナ&コミック,そしてタイヤ交換

2024/3/9 Sat

なんてこたない土曜日

朝,息子を塾まで送る.

そのまま万葉の湯 旭川高砂台へ.
3月いっぱいで無効となる優待券を使い切らねばならない.もったいない.

で,長めのミストサウナを含めて4セットの「サ活」
ようやく外気浴が心地よい気温になってきた.

サウナに目覚めてから,入浴施設通いがすっかりルーチン化した.
料金も安いし,節約系YouTuberがこぞっておすすめする趣味なのもわかる.
ただし風邪気味の時はダメだ.悪化する(当たり前だ)

『万葉の湯』はコミックが充実している.

アニメも一旦終了し,途中まで読んでいた『呪術廻戦』の続きを読む.
正直「死滅回游」のルールや複雑怪奇な術式にはついていけん.
『ジョジョ』6部以降のスタンド能力どころではない.
まぁ,作者自身も理解してもらおうと思っていないような...

呪術廻戦 25 (ジャンプコミックスDIGITAL)

にしても,鳥山明の急逝には驚いた.

ただ,冷静に考えればKazchariもええおっさんである.
これまでの人生,夢中にさせてくれたコンテンツを生み出した方々が徐々に亡くなっていくのも当然なのである.
余談だがTARAKOと言えば「まる子」ではなく「チル」世代.

コミック系で個人的ニュースと言えば,他にもある.

まずはまさかの『テルマエ・ロマエ』の続編!

「テルマエ・ロマエ」の続編がジャンプ+でスタート!20年後のルシウスを描く

全くノーチェックだった.
日本人の奥さんはいつの間にか行方不明になっている.
相変わらず(上からのパワハラ気味な)風呂づくりに悩むルシウスが,久々に現代日本にタイムスリップしてヒントをもらう...というパターンは踏襲.

今回はやや特殊な温泉や「湯ノ花」ネタなど,よりマニアックになっている.
ハーフの一人息子はラテン語も日本語も話せるようだ.今後のキーマンか.

もう一つは,これまたまさかの『Dr.STONE』第27巻.
2年ほど前に26巻で完全完結した作品の続き?
内容を検索したが,Kazchariが知る限り内容はシークレット.
途中の話なのか,スピンオフなのか,まさかの〇〇〇〇〇〇完成後の話なのか...謎.

長生きしているといいこともあるもんだ.
某映画のような場合もあるけど.

『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』を観た~令和最新版

さて『万葉の湯』は食事処の値段とボリュームが少々残念なので,外に食べに行く.
久々の”みんな大好き”『かつや』に向かう.

iPhone15 Pro

美味し(特にホルモン).
基本的に月替わりの限定メニューを注文するようにしているのだが,毎回結構なボリューム.こういうのもいつまで食えるかなぁ...しみじみ.

帰宅して年中行事の作業開始.
本日の町の様子と今後の天気予報を確認した結果「もうええやろ」と,本日ファットのタイヤ交換を決行する.

iPhone15 Pro

慣れたもので...いやいや,相変わらず外しにくいファットなタイヤ.
特にスパイクは痛い.

ノーマルタイヤの「MAXXIS MINION」は前後輪で形状が異なる上に,転がり方向も決まっている.注意して装着.

ストーブを炊いていたため,結構汗だく.
空気を1Bar入れて,ビートも無事上がった.
これで今年の11月後半まではこいつ.

そして,新兵器『Ride On Bag』も装着.

REC MOUNT PLUSの『Ride On Bag』を購入~少し複雑な気分

いきなり環島での実戦投入は不安なので,明日はこいつを装着したままライドする予定.

[レックマウントプラス] ライド オン バッグ (ブラック)+ハンドルバー専用ベースマウント【R+Bag-BK-DM35】「Ride On Bag とベースマウント(R+B-DM35)のセット品」

うちのファットのハンドル径でちょうどぴったり.
ハンドルもステムもアルミ製なので無問題.

iPhone15 Pro

さて,明日も晴れるか?

ロードバイクのフォーム

2024/3/5 Tue

最適解はあるのか

iPhone15 Pro

先日,YouTubeのおすすめにランドヌ札幌さんの「BRM610きのこの山300」ブルベの動画があがっていた.
参加者がアクションカメラで撮影していたようだ.

この300ブルべは2023年開催でKazchariも出走した.

BRM610きのこの山300km(その1)

走行中の風景に「懐かしいなぁ」と思いつつ見ていると,撮影者はPC3に到着.
そこには休憩中のKazchariが映っていた.

ブルベはここから夜の札幌へ向かう.
車道があまりに狭く危険だったため,安全を考慮して並走する歩行者・自転車道を走行.
そこでこの撮影者と合流した(映像あり).

それ以降,お話しながらゴール.
確かこの方も大阪から北海道への移住組だったと記憶している.

で,この動画を見てあらためて気付かされたのがKazchariの変なフォーム.

長めのステム(140mm)によって遠くなったハンドルに肘を完全伸展,骨盤前傾で背中は真っ直ぐ...あまり美しくはない.
いわゆる「やまめ乗り」(おじぎ乗り)っぽい.

「やまめ乗り」のメリットをざっくり挙げると「ペダルに体重を乗せやすい」「ケツが痛くなりにくい」「疲労しにくい」など.

自転車の教科書 (小学館文庫)

プロの選手だと日本の至宝,新城幸也選手がこのフォームに近いとされる.
だからと言ってKazchariはマネしたわけではないし,めちゃめちゃ速いわけでもない(当たり前である)

一般的なスポーツ自転車教本には「骨盤後傾+背中を丸めて“ラクダのコブ”を作る」フォームが理想と書かれていることが多い(たぶん).
西洋のプロ選手はほぼこれ.
長い手足のおかげでハンドルとサドルの落差がエグイ(けどカッコええ).

しかし,標準的な日本人は短足胴長なので,この“理想的な”フォームはキツイっつーか保持は無理と思われる.

ちなみにKazchariは2006年のロード初購入時にサドルの高さなど,基本的なところを合わせてもらっただけ.
後は走りながら少しずつ調整.
後継バイクのDOMANEでフォームはほぼ完成.
最新のEMONDAも同じデータでセッティングした.
以降,これまでプロのフィッティング・サービスを受けたことはない.

ショップや専門家によるフィッティング代金の相場は,だいたい3万ほど.
さすがに高い.
どうしても二の足を踏んでしまう.

そもそもチャリのポジション決めは難しい.

そのチャリに乗り慣れてきたり,カラダができてきたら変わってくる.
短距離だとちょうど良くても長距離になると辛かったり.
それにシューズやサドルを交換しただけで変わってくる.

各部のサイズを5mmいじっただけでわかってしまう人間の身体イメージの繊細さにも驚く.

結果的にどこかで妥協するしかないのか.

動画を見ていてもう一つ気になったのが,想像以上のハイケイデンス走法.
ペダリングもあまり美しくないなぁ...

上がりの一台(EMONDA)購入時には,ちゃんとフィッティング受けたり,ガラスコーティングしたりと計画だけはしてたけど,なんだかんだでうやむやに...
別に今のポジションで困っているわけではないけど,有益なアドバイスが得られるのであれば一度サービスを受けてみますか.

いずれにせよ,自分の走行動画を見ることは滅多にないので,なかなか勉強になった.

もうすぐ2024年のブルベシーズンもスタート.
当然200km以上を走ることになるわけだが,ここ数年発症しがちな腸脛靭帯炎の再発だけはご勘弁.

ピップ プロ・フィッツ キネシオロジーテープ しっかり粘着 テーピング 足・ひざ・ふくらはぎ用 50mm×4.5m ベージュ

ひょっとしたら今問題ないと思っているポジションも,実は全然合っていなくて,膝への負担になっているのだろうか?

(いや,おそらく老化)←天の声.

『魔改造の夜』に泣く

2024/3/1 Fri

二つの要素で

NHK総合にて不定期放送されている『魔改造の夜』
Kazchari家の視聴レギュラー番組の一つだ.

魔改造の夜-NHK

言うなれば『高専ロボコン』の大人版.
工科大学,BtoBの町工場,そして有名大企業などのエンジニアたちが,その知識と技術,意地とプライドをかけて,家電や玩具を(大人げなく)徹底改造し,番組が提示する無茶な課題をこなしつつ勝負する.

毎回非常に楽しませてもらっているが,単に課題をクリアした,勝った負けたでなく,その発想力に驚嘆することが多い.

番組では会場での試合だけでなく,思考や製作過程もしっかりと放送.
言うなれば成功するとは限らない『プロジェクトX』の様.

そして,忘れてはならないのがライバルチームへのリスペクト.
他チームの失敗を自己のように悔しがり,成功すればともに喜ぶ.
ベタと言えばベタなのだが,これは泣ける.

さて,先日放送された「魔改造」のテーマは,キックスケーターを改造して25mのロープ上を走らせるタイムアタック.

細かなレギュレーションはわからんが,ロープウェイのようにさかさまにぶら下げたり,タイヤにガイドを付けてロープから落ちないようにするのは禁止のようだ.
ただしタイヤを交換したり,溝をつけるのはあり.
そうそう,後はスケーターとして通常使用できる(足をのせれる)かどうかもチェックされる.

あくまでロープ上を自立させた状態で走らせなけらばならない.
当然だが走行中にロープはたわむ.
となると,バランスやパワーだけではなく重量との兼ね合いも重要となってくる.

Pナソニック(マジでこういう表記)のリーダーが「過去一難しい」とつぶやいていたのが印象に残る.

まずはキックスケーターをどう自立させるか.
自転車やバイクは速度を出して進むことで安定する.
かつ,ライダーが平衡バランスを取りつつ転倒を防いでいる.

ここで,理系出身でないKazchariでも思いつくのが「ジャイロ効果」である.

キックスケーターの中心に回転体を取り付ければ,ジャイロ効果によって車体は安定する.
もちろん3チームともこの機構を取り入れている.

通常思考であれば,独楽のような横回転がベストのように思われるのだが,参加チームの1社が参考にした書籍を見て,思わずうなってしまった.

そう,我が(ココロの)師,森博嗣『ジャイロモノレール』ではないか!

ジャイロモノレール (幻冬舎新書)

ジャイロ効果を上げるためには回転体を重くすると良い.
するとロープがたわんでしまう.
そこをバランスを保ちつつ駆け上がるには,縦回転の方が有利という記述を読み,早速採用していた.
森ファンとしては(なぜか)うれしい限り.

番組内で森先生のプロフィールにはほとんど触れていなかったが,書籍が紹介されたおかげで,またしても莫大な印税が先生の元に...ええなぁ.

さて,3つ巴のキックスケーター綱渡り決戦の結果は...あえて言いません.

ありえない映像が目の前に.
興味のある方はぜひご視聴を!
勝敗の行方を知らない方が堪能できます.

今なら「NHK+」でも視聴可(回し者か!?).

なんだかんだ言われているけど,やはりNHKの番組は質が高い.
まぁ,民法に比べると予算使い放題やしな.
昨年放送していた『大奥』の豪華さよ.

大奥

そんなわけで,スポーツおたくのヨメさんも号泣.
子供らも感動(理系を目指さないかい?).
Kazchariも涙目になりながら感嘆する,良コンテンツでした.

次回の放送(挑戦)も楽しみ.

高額海外自転車ツアー~どんな人が行くんやろ?

2024/2/1 Thu

思い出と節約と

人生最初の海外旅行はケニア-インド-ネパールの旅.
ツアー参加ではなく,完全に個人旅行.
いわゆる格安航空チケットをHISから買っただけ.

1990年の話なので,ぼんやりとした記憶しか残っていないが,伊丹-ボンベイ-ナイロビのエア・インディア往復チケットで25万くらいしたと思う.

これに加えて3週間分の宿やら食事代,それにケニアでのキャンプサファリツアー参加代を加えると総計で32万くらいといったところか.

大学の卒業旅行だったが,その割にはけっこう金持ってたな,当時は.

時は流れ,会社をやめて出かけた無期限・東南アジアバックパッカーの旅
80万円分のT/Cを腹巻に隠して出発.
その10ヶ月後に睡眠薬強盗に遭い,パスポートと40万ほどのT/Cを盗まれて旅が強制終了した.とほほほ.これぞ盗難アジア.

専門学校を経て,まっとうな社会人のふりをしていた頃は海外旅行に行かず,もっぱらオートバイによる国内キャンプ旅.

その後,2年間ほどジャマイカに滞在.
帰国直後,ヨメさんと地球一周の旅にでかける.
確か3大陸プラン(北米・南米・ヨーロッパ)で一人37万ほどのチケットを購入.
当時は文字通りの分厚い紙のチケット.一路線使用したら一枚ずつちぎっていくのが味わい深い.
80日間ほどの旅で,2人で総額200万ほどかかったかも.
アラスカフィンランドのせいだ.

北海道に引っ越して再就職後は,GWや9月の連続休暇でダイビングツアーに参加することが増えた.
「南の島で潜る」という目的がはっきりしているなら,個人で手配するより安いし効率的.
10日間ほどのツアーで10~15DV付で,毎年35万ぐらい払っていたか.
最後に潜ったのはインドネシアのラジャ・アンパット.
2019年12月のことである.

2019年のラジャ・アンパットダイビングクルーズ(1)

ダイバーなら誰もが一度は憧れる地の一つ.
普通にツアーに申し込めば(当時で)60万近かったように思う.
ただ,この年はツアー説明会参加特典のじゃんけん大会で見事勝利し,クルーズ船半額チケットをゲット.そのおかげで総額40万台に収まった(それでも高けーわ).

上には上があって,ハイエンドの「ココ島」(コスタリカ)や「ガラパゴス島」(ガラパゴス)になると,100万越え.
もはや庶民が出せる額ではない.

以前,クルーズ船でご一緒した,とあるマダムは「ガラパゴスは3回行った」とおっしゃられていた.どこの大富豪

まぁ,この人ほど極端でなくても,ダイビングツアーに参加されているメンバーはお金持ち(=医師,看護師,社長業,大企業の役職)が多かったなぁ.

ついでに言うと年配者も.
あるクルーズ船では40代後半だったKazchariが一番年下だったこともあった.

ダイビングツアー以外で印象的だったのが,先日の記事でも少し触れた「ボルネオ島縦断ツーリング」

バイクでボルネオ島縦断ツーリング

成田からの往復チケット,レンタルバイク,全ての宿・食事代がついて驚きの23万円
途中で合流した旅行会社の社長さん曰く,「今回はモニターツアーなので」とおっしゃっていたが,絶対赤字でしょ,これ?
当時も今も格安.
もし,今この値段であの内容のツアーであれば,また行くね.
まぁ,このダンピングのせいかどうかが知らんけど,会社はつぶれてしまったわけだが.

同行していた「ダヤン」で有名な池田さんがエッセイを出しておられます.

話を戻す.
新コロのせいで中断していた海外旅.
この度,ようやく復活!

さらにチャリ沼に沈み込んだKazchari.
となれば「次の海外旅行はチャリで」という選択肢が浮上して来てもなんの不思議もない(後付け).

まずは,チャリで海外と言えば,まず思いつくのがグランツールの舞台,ヨーロッパだっ!
ツアーなら専門の旅行社がある.

フェロートラベル

えー,はい.
わかりますが,驚きの値段.
目玉のツール・ド・フランス観戦ツアーだと...

ツール・ド・フランス2024観戦&サイクリングツアー

特に燃料サーチャージがとんでもない.
ハイエンドロードが一台買える(そこ?)

レース見学抜きのライドツアーだけでも...おっ,おぅな価格.

ドロミテサイクル・ハイライト10日間

実は数年前にこの会社のツアー説明会に参加したことがある.
一人参加だとシングル部屋代がかかるのが残念だった(諦めた).

ヨーロッパ関連だとやはりPBPが気になる.
2023年大会だと,ツアー47万,個人手配で53万という情報がある.
やはり燃料サーチャージ代がエグイが,ツアーと個人に思ってた以上に差はない.
むしろ手間暇はおさえ,走りに集中したいのならツアーの方がコスパはよいように思われる.

とまぁ,こんな感じで検索していると面白い代理店を見つけた.

風の旅行社

うおお,ツアーで組まれているエリアが実に好みだ.
で,この会社が現在プッシュ中なのが,アマゾンしかもマチュピチュを含むサイクリングだ.

8/30(金) 南米・ペルー -アンデスからアマゾンへサイクリング11日間-

これは素晴らしい.
南米の上半分は老後の楽しみにとってあるのだ(ハードすぎやしませんかね?).

で,肝心の料金は...絶望の120万円

もはやツール観戦を越え,ガラパゴスダイビングと同等だとは...

いくらリスクの高い南米とは言え高すぎでは?
あぁ,そうか,完全武装のボディガード付きか.

マチュピチュと言えば,今こんな話題が...

世界遺産・マチュピチュ入場券をめぐり 地元業者が抗議デモ 観光客にも影響広がる

さすがの不安定さ.
そのうちエアーズロックのように登頂禁止になったりして.

てな感じで,海外の自転車ツアーをざっくりと調べてみた.
想像以上に費用がかかる(ようになった).
それでも企画が立ち上げられ,催行人数が埋まることを考えると,こうした大名ツアーにポンとお金を出せる層もまだまだいるということか.

ちなみにKazchariの「環島」は総額20万ほどと考えている.
うち,航空運賃ですでに半分は使っているけど.

まぁ,ケチり過ぎて観るべきものを観なかった,すべきことをしなかったと後悔するは嫌なので,そのあたりの審美眼,直観への信頼が重要やけどな.

まっ,一生に一度の思い出のつもりで楽しみましょう.

旅,特に海外旅行ほど最高の娯楽は存在しないのだから.

『ダグラム』は好きかい?

2024/1/30 Tue

真実は見えるか

iPhone11 Pro

世間では某変態ロボアニメ(ホメ言葉)が話題沸騰中.
ここまで放送が楽しみなコンテンツは久しぶり.
オリジナルゆえ何が起こるかわからない&放送時間中ずっと大爆笑.

『勇気爆発バーンブレイバーン』がとりあえず面白い

第3話も期待を裏切らない“あたおか”ぶりだった.
公式サイトにはデスドライブスの目的が「各々の願う最上の『死』を成し遂げること」とある.

勇気爆発バーンブレイバーン

どう見ても,ブレイバーンも同種族っぽいので,彼(?)の目的が気になる.
スーパーロボとしての死に様と言えば...思い浮かぶシーンが多すぎる.

そんな“勇気爆発”はともかく,本日のネタは往年のサンライズ作品『太陽の牙ダグラム』(1981)である.
ブレイバーンの対極にある超ド真面目政治系ロボアニメ

ガンプラの大ヒットを受け,その二番煎じを狙うべく,タカラが打ち出したプラモ化前提のリアルロボ.

しかしながら,その中身は主役の「クリン」やら「ダグラム」を差し置いて,キャラが立ちまくる「おっさん(下手したらじいさん)達の会議シーン」ばかりが目立つ稀有なアニメ.
「真の主役はラコック」に異論を唱える者はいなかろう.

ところが,なぜかタカラの目論見通りにプラモが売れに売れ,放送話数は驚愕の全75話.今では考えられん.

同時期の放送はトミノ御大の『戦闘メカザブングル』(1982).それに『超時空要塞マクロス』(1982)である.
言い換えれば「タカラ」vs「財団B」vs「イマイ」「アリイ」のプラモ戦国時代.
毎週大量に入荷される新製品を店で眺めるだけで心が満たされた.

さて,『ダグラム』に話を戻す.

一応リアル系ではあるのだろうけど,文系出身でロボアニメ初監督の高橋監督はロボにあまり興味がなかったらしい.

軍事的っぽい作戦内容はともかく,大型の人型兵器であるコンバット(CB)
アーマーの扱いが適当過ぎる.
現役戦車やヘリコプターベースの武骨な外観にも関わらず,“特に”ダグラムは飛んだり跳ねたり,どんだけ弾が当たってもほぼ無傷で完全無双.スーパーロボよりスーパーロボ.

一方のザクポジションのソルティック,いやラウンドフェイサーは,ダグラムに殴られたり,こかされただけで即爆発する.
ガンナー系は車高が高すぎて的にしかならん(デザートガンナーの動きは秀逸だったけど)
また,ダグラムだけならまだしも,バズーカ使いのチコに何機倒されたことやら...

しかも物語後半になるまで,ゲリラ側のCBアーマーはダグラム1機のみ.
なんだこのパワーバランス.

そして肝心のストーリーも...「ドナン・カシムを倒したぞ! デロイア勝利! 独立万歳!」みたいなすっきりした終わり方ではなく,関係各方面の政治的バランスを考慮した妥協案でなんとなくの条約締結...という現実的過ぎてそこにカタルシスはゼロ.
クリンも特におとがめなしに実家に帰るし(次の戦場を求めているような雰囲気はありつつ).

とまぁ,文句ばかり書いているようですが,当時めちゃめちゃはまってました.
後半の第43話「仕組まれた背信」あたりからぐいぐい引き込まれた記憶がある.
放送翌日はクラスのオタク仲間と考察が盛り上がったなぁ.

それに後番組の『ボトムズ』で有名になった高橋監督のポエム魂全開の予告ナレーション.
『ダグラム』でもその片鱗がうかがえます.

太陽の牙ダグラム・次回予告一覧

『ダグラム』と言えば,当時定期購読していた硬派論評系アニメ雑誌『Animec』のディスリ記事が有名.
ストーリーからキャラ・メカデザインまでボロカス.
今でも「(作監による)頬こけがない時のデイジーはかわいい」「ブロックヘッドは不細工すぎる」「村議会選挙レベルの政治劇」といった数々の暴言は覚えている.
まだ放送中にも関わらず,忖度無さ過ぎてよくサンライズとの関係がこじれなかったなぁと思う.

『ボトムズ』に比べると人気がなく,続編やらスピンオフやらが全然作られない.
そんな『ダグラム』も40周年を越え,とうとう真打が登場.

脈々とプラモを出し続けていたMax-Factoryと組んでのコミカライズである.
作者は『機動戦士ガンダムサンダーボルト』で有名な太田垣康男先生.

何を思ったか『サンボル』の連載が途中なのにも関わらず,突如『太陽の牙ダグラム』のコミカライズをスタート.

Get truth 太陽の牙ダグラム(1)

最初は限定キット付の書籍版のみで,kindle版がなかなか発売されなかった.
発売されたらされたらで,付録なしで1冊¥1,260もした.
それがようやくポイントアップ(26%)キャンペーンの対象となったため,既刊の3巻までをダウンロード.
一気読みした.

これは素晴らしい.

ただし,TV版視聴済みが前提の内容.
そうでないと何が何だかさっぱりかも.
特に2⇒3巻で急に話がとぶ.

まずクリンがいい.
ちゃんと主人公している.
あとがきの対談にもあるが,年齢を少し上げて20歳過ぎの大学生風に.
結果,頭身が上がり,言動も大人っぽくなった.
自らの信念のため,父や兄に歯向かう覚悟がダイレクトに伝わる.
例の肩掛けパンツの半裸コスチュームは変化ないけど.

一番の衝撃はデイジーのキャラ変.
見た目,性格とも完全に太田垣ヒロイン化.

デイジーと言えば,誰もが気になる薄幸感漂う頬コケ.
コミック版デイジーにはありません.ついでに眉毛もカット.
まるでバッフクランのような骨格デス.
そもそも男の世界,太田垣作品に「萌えキャラ」は不要.

そしてみんな大好き「ラコック&デスタン」が早くもいい仕事しています.
そう,物語を先導しているのは彼らなのだ.

で,次にロボ.

うん? ダグラムをはじめ,CBアーマーはやっぱり飛んでいる!
だが大丈夫.着地時には姿勢制御バーニアをむっちゃ吹かしている.問題ない.

それにTVのような無敵の存在ではない.
「やられるかも」という危機感が常にある.

胴体,手足をユニットごとに簡単に分解⇒輸送できるのも面白い.
ゲリラが運用中なのだ.これが正しい.

ヘッドのキャノピーデザインは変わらないのに,バランス調整のせいかちゃんとヒーローロボっぽく描かれている.
ようするに設定画よりも,アニメ本編よりもかっこよい.

これはラウンドファイサーも同様.
そして作者推しのビッグフット
TV版での登場は少なく,ブロックヘッドブッシュマンに比べると目立たないメカだが,コミックでは大活躍.ダグラムを追い詰める.

もちろん,オリジナル設定のライバルキャラ,トラビス&アウラもいい味を出している.
こういうライバルキャラの存在は重要.

つーことでやたらに面白い本作だが,このまま再アニメ化とかならんかな.
あとがきには“夢”として語られているけど.

まぁ,イマドキの若者が『ダグラム』のような重厚なドラマに興味を持つとは思えんので,そこまでのムーブメントにはならんか.

コミック版の読者も80%以上は,“あの頃”,まだビデオ普及率が低かったため,強制リアタイを強いられ,テレビにかじりついて観ていた世代だろう.つまり50代...

で,このブログでロボを取り上げる時は,プラモやらフィギュアをサムネにするのが常なのだが,なんとうちにはダグラム関係のグッズが何一つなかった.
スコープドックはあふれているというのに!

昔はあまりCBアーマーには惹かれなかったということ?
デザインは好きだけど,買うまでに至らなかったか.
最初期の1/48ダグラムは買った記憶があるけど,たぶんそれ1個だけやな.
たぶん,ウォーカーマシンとバルキリーに資金(こづかい)が流れていたのだろう.

それにしてもMax-Factoryのダグラムキット,むっちゃかっこええな.

COMBAT ARMORS Get truth 太陽の牙ダグラム MAX27 1/72 ダグラム Ver.GT 1/72スケール 組み立て式プラモデル

最大の問題である股関節の可動もクリア...と言いたいところだが,さすがに「朽ちダグラム」ポージングは無理のようだ.

もちろん,ビッグフットもVer.GT.

COMBAT ARMORS Get Truth 太陽の牙ダグラム MAX28 1/72 ビッグフット Ver.GT 1/72スケール 組み立て式プラスチックモデル M01331

いずれにせよ,第4巻も楽しみ.
だが『サンボル』もいよいよクライマックス.

機動戦士ガンダム サンダーボルト(22)

腱鞘炎は大丈夫ですか,先生?