BRM1017北海道200km十勝(旧530・926)~番外編

2021/10/17 Sun

おうちに帰るまでがブルベです.

iPhone11 Pro ※ブルベカードは認定受けるまでお預かり

ゴール手続き終了後,前泊したホテルまで戻る.
時間は16時を越えている.
いやもう,このたった2kmほどが寒い寒い.
完全に汗冷え状態.
身体の震えも止まらん.

それに心なしか右膝が痛い.
ケイデンス高めで,そんなに踏んだ覚えはないのだが...
いや,たぶんアレやな.
新品のビブタイツをかばったガニ股フォームのせいやな.
ダンシングの際,油断するとフレームバッグのマジックテープに大腿内側が擦れて,ほつれが発生してしまうのだ.
以前,それで1つタイツがボロボロになった(使ってるけど).
それを気にしてフォームが崩れてしまう.
一応,テープでマジックテープのオス面が露出しないようにしているのだが,無意識にガニ股になってるんやろな.
うーん,たかだか200kmでこれは困る.
次回は(も)要工夫やな.

ちなみに帰宅後は大腿内側ではなく,ビブのパッド部分(臀部)にほつれを発見.荒れた地面に座った覚え無し.
ケツとサドルのフィット感はなかなか良かったが,作りはやはり甘いのかも.
ビブは消耗品だと考えているが,ASSOSなんかの3万円を越えるような高級品だと長持ちするんかな?

iPhone11 Pro

前輪を外してクルマに積み込む.
身体が冷え切っている.
ここは帯広.
街中に温泉施設ありまくり.

Google先生の導きで近くの温泉浴場,「たぬきの里」へ向かう.

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名称はあれだが,中は立派な温泉.
むっちゃ温まりました.
見た目と違って,支払いにはPayPayが使える.ついでにFree-Wifi.
入浴後は珍しくブルベ中飲まなかったコーラ.
美味い.

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17時.
さて,そろそろ旭川に向かいますか.
念のためライブカメラで峠の状況を確認.
三国峠は...あかん真っ白.
スタッドレスを履かせているとは言え,雪の峠は避けたい.
往路で通った狩勝峠もチェック.
こちらな普通に乾燥路面.
迷うことなくこちらに決定.

問題は夕食.
山区間に入る前に済ませたい.
国道38号を走る.
そろそろ帯広を抜ける頃,ラーメン屋を見つけて停車.

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この店,旭川にもチェーンがあるらしいが入るのは初めて.
食券購入式.
北海道式から揚げこと「ザンギ」が有名な店らしい.
ラーメン+ザンギX個定食で選ぶのが定番とのこと.
「それほど腹減ってないし,ザンギ3個でええか」と食券購入.
ここで券売機の情報に貼ってあった「当店のザンギは通常の3倍の大きさ」という表示を見逃す.

味付けやらスープの濃さなど,やたら細かいアレンジを質問された後,出てきたのがこれ.

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いや,デカ過ぎでしょ,これ.
ザンギの味は醤油か塩の二択.
Kazchariは醤油2,塩1にした.
なかなか美味い.
醤油の方が好みやな...って,さすがに全部は食べきれず,1個はお持ち帰りに.
ちゃんとパックが用意してあり,すぐに出てきたのがありがたい.
味噌ラーメンも美味しかったです.

新得を抜ける頃には交通量も減り,前後暗闇の中を家路に急ぐ.
狩勝峠への登りが始まる.
夜間という時間的にも2019年のブルベ「旭川400」の記憶がよみがえる.
夏だったとは言え,よくこんな時間にチャリで走ったよなぁ...

BRM824旭川400km(その4)

鹿の飛び出し注意区間なのだが,運よく遭遇せず.
無事に道の駅「南ふらの」へ.

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なぜかグリーンにライトアップ.
この時期になっても他府県ナンバーの車中泊クルマ多数.お仕事リタイヤ組のみなさんかな.
ここまでくれば家まで100kmほど.
北海道的には後少しの距離(おかしい).

20時半.帰宅.
10月にして,ストーブががんがん炊かれている.
大急ぎで荷物を片付け,シャワーを浴びた後ベッドへ.
膝の痛みにはバンテリン塗布.

充実した週末旅やったなぁ...

翌朝,何故かDomaneのタイヤが両方ともぺったんこ.
積み込み時は問題なかった.
スローパンクだろう.
ゴールまでよくもってくれたもんだ.
これにも感謝.

BRM1017北海道200km十勝(旧530・926)~その3

2021/10/17 Sun

案ずるより.

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Overcast clouds, 6°C, Feels like 2°C, Humidity 83%, Wind 7m/s from WNW

200kmの旅の始まりである.
2018年のブルベ初参戦以来,200ブルベは6度目となる.

それ以前はいわゆるグルメライド系のイベントばかり出ていた.
それらは長くても~130km.
エスコートライダー付き,要所に交通整理係が立っている,エイドステーションがあるので補給の心配もない,DNFしてもピックアップあり...いや,いいんですよ,これはこれで.
ご当地グルメは美味いし(特に中札内グルメフォンドは圧倒的).

しかし,走力がついてくると,距離の短さは元より,これら手取り足取りなサポートがわずらわしくなってくる.参加費用も¥8,000前後と高い.

ようするに自由がない.
自分のペース・責任で走りたい.

「なら,プライベートで好きなだけ走れば?」と言われればそれまでなのだが.
実際,個人ライドでも100km越え,時には200km越えが普通になってくる.

それらとブルベは何が違うのか?

(1)「コース設定者が見せたい!」と気合を入れた風景の中を走る.映画や本など誰かの作品を鑑賞する感覚に近いかも.
(2)同じ苦労を共にする人がたくさんいる.参加者同士の交流も楽しい.
(3)今日のようなプライベートでは絶対走らないような日でも,モチベーションがあまり下がらず参加可能.結果,達成感が半端ない.

ブルベに参加していて,特に一番印象的なのは夜間走行.

チャリに装着するできるのは小さなライトのみ.
いくら最近は光量がアップしているとは言え,クルマ・バイクと比較すると,“ほのか”に過ぎない灯.

陽が落ちると,早めにライトをつける.
徐々に世界が暗くなる.
路面状況,進路がボヤけてくる.

不安と緊張.

都市部はまだいい.
幹線道路も街灯がある.
問題は人里離れた山間.

恐怖が加わる.
真夜中,後方なんて絶対見たくない(追いかけてくる100kmババア!)

そんな中,空を見上げると満天の星.
前方のみ照らす小さなライトとホイールの風切り音.
静かだ.

「宇宙旅行って,きっとこういう感覚なのだろう」と勝手に妄想.
2018年の「アタック三国峠300」でこの状況を経験した.
「あっ,これハマッたな」と確信.
これだけ楽しい大人の娯楽は他にない.しかも長期間継続する.
50歳を超えても,未だ自分にこの様な感性が残っていたことがうれしかった.

...とかなんとか,ポエマーモード炸裂.

スタート直後は,帯広の街中なので,いわゆる信号坂出現.Go-Stopを繰り返す.
早朝とは言え,クルマもそこそこ走っているのでもちろんキープレフト.
そうなると,水たまりの多い路肩を走ることになる.
後続車が多い中,避けるための蛇行もしにくく,何度か水たまりに突っ込んでしまった.
パンクリスクが上がるが,幸いにも免れた.

まだ序盤であること,かつ脚が温まるまでスローペースをキープする.
すると,後方のチャリがどんどん追い抜いていく.
見るからにガチな体型・脚.
トップ集団狙いだろう.
先に行ってくれる方が助かります.

橋を渡ると堤防沿いの道へ入る.
サイクリングロードなのだろうか? それらしい標識はなかったが.
この間は横風.
5cmハイトのディープリムが時折持っていかれる.
突風ではないので十分対処可能.

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荒涼とした風景.晴れではないのが惜しまれる.
さて,この道だが,速度抑制のためか時々カマボコ状のバンプが現れる.
中心は平坦になっていて,そこを走ればスムーズなのだが,サイドの盛り上がりは結構大きい.
そう,Kazchariの前方を走行中の方が(おそらく)バンプでハンドルを取られて落車したのだ.

iPhone11 Pro この方が落車したわけではない

大きなけがはなかったようだが,ボトルを始め小さな物品が散乱.
「大丈夫ですか」と声掛けし,落ちていたボトルを拾って渡す.
そう言えば,2019年に走った「北村300」でも先行していた方が,激坂ダウンヒルで落車し,指を骨折されていた.
不幸を運ぶ男,Kazchari.

さらに進む.
また誰かがチャリを横倒しにして,草むらで何かを探している.
ショックで何か飛んだのか?

再び橋を渡って十勝川温泉街へ.
あぁここも昔走ったような...(たぶん「2019新十勝200」)
途中の坂で,ミニベロで出走中の仮想ライバルOさんに追いつく.
順調そうだ.
でも,あのポジション,ケツ痛そう...

Kazchari「いやぁ,僕もOさんに対抗してファットで出ようと思ったんですけど...やっぱやめました」
Oさん「ロードなんかで楽しちゃだめですよ~」
はい,そう思います.すんまへん.

相変わらず強風の中,ガシガシ進む.
20.3km地点.ようやく通過チェックAである「JR利別駅」着.

ここでクイズに答える.
3人ほどが自販機に群がっておられた(そういうクイズです).

iPhone11 Pro
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ブルベのクイズはネットで検索してもわからないマニアックなものが多い.
ただ,事前にGoogle Earthでコース確認するとわかってしまう場合もあるが,ここは絶対無理だろう.

後続組も次々到着.
序盤だけあって,あまりバラけていない.
チーム参加なのか,ドラフティングしながら固まって走っておられる方も多いようだ.

長居するところでもないので出発.
しばらく進むと,先ほど以上にだだっ広い堤防の道に入る.
クルマも普通に通っている.
ここは完全に追い風基調.
しかも風速8km以上はあるはず.
40km/hオーバーの巡航速度で超快適走行!

まだまだ踏めそうだったが,ここでブルベの落とし穴.
ケイデンス低め,つまり重いギアで回すと,後半に膝痛がくる.
ゆえにセオリー通り,90回転を維持.
レースではないことを忘れずに.

割と近いペースの方,2名の後ろを追いかける感じで走る(ドラフティングにならない距離で).

56.2km地点,通過チェックB「十勝河口橋」着...っつーか通過.
クイズの内容をしっかり確認しなかったせいで,肝心の「とある年月日」表記を見逃してしまった.
橋を越えた先の信号待ち時,先行していた方に答えを訊く.トホホ.
とりあえず引き返さずに済んだけど.

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ここからは前後に人影のない単独行.
国道336号をひたすら南下.
交通量も少ない寂しい道である.
天気もどどんよりしたまま.
太陽が恋しい.

右手の畑に鶴の姿を見かけてストップ.
すげーすげーと喜んでいたが,この後,鶴の大集団を何度も見る.
道東やなぁ.

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このR336は平坦ではなく丘陵ステージ.
登ったり下ったりのアップダウンが激しい.
こういう道は割と好きだ.紅葉もキレイ.

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大樹町に入る.
この辺りも「中札内GF」で走ったような記憶が...そうそう確か晩成温泉がエイドだった時があったよな.
それに,大樹町と言えば,ホリエモン出資のロケット発射場.
立ち寄った公衆便所わきの自販機もこんなデザイン.

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ここまで南下すると風もかなり収まってきた.
そして,あまりに単調な道なので写真のネタもない.
一方で停車(休憩)もしにくいというか,したくなくなる道.
あっ!牛だ!(なんでもいいのか?)

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それでもようやく,広尾町への分岐点.
重複コースに入る.
ここからも長かったなぁ...

117.5km地点.PC1「セイコーマートたちばな店」着.
ここで最南端.
ここで折り返し.(その4に続く)

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BRM1017北海道200km十勝(旧530・926)~その1

2021/10/16 Sat

戦いは前日から始まっていた.

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紆余曲折あってようやく開催されたブルベ「十勝200」
暴風に次ぐ暴風.
いやもう寒いのなんのって.
アイスブルベよりひどい(ホメ言葉).
今年最初で最後のブルベ,堪能させていただきました.

今回は,その備忘録である(4部作の予定).

開催の数日前から北海道全域の天気はむちゃくちゃ不安定.
毎日,毎時間で予報が変わる.
はっきりしていたのは,週末の帯広地域は「風が強い」ということ.
前日の予報では最大風速9m...普通のサイクリングイベントなら中止レベルだろう.
少なくともプライベートなら走りません.

ブルベの敵は「雨」「風」「寒さ(夏は暑さ)」だと思う(眠気は無問題).
今回「雨」は大丈夫だったが,残りの2つがKazchariに襲い掛かった.

まずは,開催前日の土曜日から.

峠の積雪が予想されていたため,クルマのタイヤをスタッドレスに換えておく.
実は前回の交換から既に4シーズン使っており,かなり危険.
今年は新調しなければ(冬の北海道は出費がかさむ)

その後,Domaneとファットバイクの洗車と注油.
まだどちらで”逝く”か悩んでいる.

「雨」「風」「寒さ」の三重苦なら,汚れても倒れても全く気にならないファットが最適.さらには防寒具もたくさん積める.

何より,個人的に勝手にライバル視しているOさんが,今回なんと小径車で出走予定とのこと.
あえて苦行に挑むOさん.ちなみにOさんはリカンベントで宗谷600をクリアする鉄人である.
これは負けられん(なぜそうなる?)...と,一時はファットでの参戦も考えた.

ちなみにこれまでのファットバイクでの一日の最長距離は140kmほど.

激走!愛山米飯林道ライド

ブルベ最短の200kmとは言え,ファットバイクではかなりキツイことが予測された.
それに加え,メンテ中にブレーキパッドがほぼなくなっていることに気付く.
この状態はさすがに不味い.
早速Amazonでよさそうなのを注文.

MTB スラム(SRAM) エイヴィッド(AVID) Elixir シリーズ LEVEL/TL/T 用 ディスクブレーキパッド レジンパッド

結局,安全を考え,Domaneで参戦することにした.
「まぁ,久々のブルベだし,早めにゴールしてゆっくり温泉にでも入って帰るか」と思っていた時期がKazchariにもありました.

次は服装.
アイスブルベまでとは行かずとも,防寒・防風性能は必須だろう.
ゆえにdhbの起毛ビブとジャージを選択.
特にビブは本ブルベで初投入.

dhb Classic FLT Roubaix ビブタイツ

セールで安かった(¥6,000ほど).
写真ではわからなかったが,ふくらはぎ部分から腰にかけてのドット状反射加工がかなり目立つ.いや目立ちすぎでしょう.ダサイ.
ただし,何もないより安全性が高いのは間違いない.

準備完了.クルマに詰め込む.
昼過ぎ出発.
クルマのナビ通りに走り,夕方4時頃,無事に宿着.
帯広近辺に多い,アパートっぽいタイプのビジネスホテルである.

ビジネスホテル プラムフィールド

部屋が広く,照明が明るい.
もちろんfree-Wifi.
これで¥4,250(Kazchari予約時)はありがたい.
もちろん予約時に,ブルベ当日夕方までの駐車も許可していただきました(有料駐車場タイプの宿だと頼めない).

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宿に落ち着き,しばらくすると雨が降ってきた.
食事に出かける.

しまった.
ついついサンダルで来てしまった.
濡れた路面をとぼとぼ歩いて駅前方面へ.
もちろん靴下も濡れる...冷たい.寒い.
そしてGoogle先生おすすめの店は,情報と異なり時短営業でclosed...
仕方なく,目についたラーメン屋に入る.

入店するなり,店員さんに「手を消毒してください!」といきなり指示される.言われる前にスプレーしたけどなっ.
旭川より感染対策が厳しい印象.
この店だけかな.

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味はまぁまぁ.
値段やや高め.駅前なので仕方ないか.

帰り道,夜のつまみと明日の朝食をコンビニで購入.
部屋に戻り,浴衣に着替えてくつろぐ.
チューハイをチビチビ飲みながら,あらためて,ブルベの出走ガイドを確認.
なんと言っても重要なのは感染対策.

接触確認アプリの運用(推奨)⇒ あぁはい,”推奨”ですよね...(入れてる人いるのか?)
マスクの着用⇒ 当然です! 走っている時には外しますけど.
ボールペン持参⇒ これは初やな.わかります.
除菌グッズ携行⇒ えっ? こんなん持ってへんわ~

つーことで,再び着替えて外出.
運良く,宿の目の前にみんな大好き『ツルハドラッグ』が.
酒飲んでいるので運転不可.この宿にしてて良かった...

さぁ,明日の朝は早い.(その2に続く

初冠雪を見に行く旭岳ライド

2021/10/9 Sat

今年最後? いや,「ロードで」の話ですが.

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Few clouds, 14°C, Feels like 14°C, Humidity 72%, Wind 5m/s from S

すっかり寒くなった北海道.
雪虫が飛び交い始めた.
そして今週,旭岳初冠雪のニュースが.

土曜日,15時まで時間をGet.この旭岳を目指すことにした.
昨年までならチャリ一択だったのだが(正確にはロードかファットの二択),夏以降「モンキー125」も加わってしまった.
出発直前までどれで行くか悩む.
ホンマ,身体が3つ欲しいわ.

で,結局ロード(Domane)で行くことにした.
まずはいつもの忠別川サイクリングロードへ.

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続いて紅葉ゾーン.
とある老人施設の敷地である.
夕陽が入るとキレイ(まだ午前中).

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上川の湧水公園で水補給.
いつもと違うアングルで撮影.
毎度のことながら飲食店の方なのだろうか,物凄い量の水を汲んでいる.

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さぁ,水も入れたしトイレも行ったし,登りますか...(数十分後)着いた.

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この時期およびこのコースはウェア選びが難しい.
さすがに半袖は終わり.
とは言え,起毛長袖ジャージはまだ早し.

登っている時は暑い.
下りは寒い.
真冬だとインナーの着替えを持ってたりするが,さすがに今日はいらない.

ということで,今日はみんな大好きdhbの秋物をチョイス.
今だとこのデザインかな.素材は一緒だと思う.

dhb – Blok 長袖ジャージ (COMPASS)

下も秋モノビブ+レッグカバー.
今,Wiggle見たら,dhbのビブがとんでもない値段で売られている.
Amazonの中華製並みの価格.機会があれば試したい.

dhb – ビブショーツ

グローブは指出し.
オルトリーブのサドルバッグにウインドブレーカーと長指グローブを入れる.
結果から言えば,この服装・装備で正解だった.

タイムは...聞かんといて(装備重すぎ).

クライム中のローディは少な目(途中で2人,頂上で2人).
ロープウェイ乗り場やビジターセンターの駐車場はほぼ満車.
天気も良くて,目当ての旭岳の冠雪もくっきり.

いつもなら「神の飲み物」である赤コーラが飲みたくてたまらないのだが,今日は別に...下界での昼食時までガマンしよう.

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要らねーかなぁ...と思ったウインドブレーカー.持ってきて良かった.
さらに日陰は寒い.壁のコケが芸術的.
路面は濡れているが,さすがに凍結はない.
真冬のダウンヒルでは豪快に転んだなぁ...

激闘!旭岳アタックライド!

帰り道,忠別湖に寄る.
光の加減なのか,何が原因なのかわからんけど,湖面の色がまるで「青い池」

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腹が減った.
東神楽のセイコマで補給.
セイコマの何が良いって,まず安いこと.それにレジ袋をくれること.
味は...セブンの方が好みやな.
某セクシーも大臣やめたし,レジ袋無料に戻らんかな.

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身体はまだ余裕.
もう一山ぐらい登れそう.

Zwiftでは基本的にTTバーに手を置いて前傾姿勢で漕いでいる.
そのおかげか,体幹が強くなりリアルライドでも巡航が楽になった(気がする).
来週はいよいよ今年最初で最後のブルベ(200km).
その成長が試される.

モンキー125で紅葉ツーリング~三国峠へ

2021/10/3 Sun

緊急事態宣言が明けました.

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日本列島どこもかしこもスゴイ人出らしい.
台風(温帯低気圧)一過,北海道は快晴...と言いたいところだが,そうでもなかった.
確かに出発前の天気予報は「晴れ」で降水確率0%のはずだったのだが...

国道39号で旭川市街を出,愛別町に入る頃から雨雲が空を覆う.
そして雨粒がポツポツと...まぁこれは大したことはない.問題は路面の濡れ.
膝から下,靴までビショビショである.
しかぁし,今日のウェアは腐ってもゴアテックス.20年経っててもゴアテックス.深部までの浸水は回避(完全ではない).

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サイクリングロード終点のパークゴルフ場も満車.
みなさん,お出かけですなぁ.

このまま真っすぐ国道を走っても面白くないので,以前ロードで通った「中愛別上川線」に入る.
確かこの道,景色良かったよなぁ...あれっ? そう言えば途中でダートやったような...うぎゃぁ!

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入口で引き返そうとも思ったが,既に濡れた路面でモンキーの足回りは汚れている.
「いまさら泥がついても同じ」っつーことで初ダート突入.
ここまで締まっていると普通に走れる.
ヘッドライトガードが大活躍!(そんな道ではない)

やはりオートバイでもダート(グラベル)は楽しい.
雨上がりのしっとりとした紅葉もキレイだ.

安足間駅を過ぎ,味のある倉庫を発見.

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上川をスルーし,層雲峡に向かう.
ここを逃すと補給ポイントはない.
いつもの地味カラーのセイコマで小腹を満たす.
さすが谷間にある層雲峡.風が強く,買った食料が吹き飛ばされる.

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出発すれば風も止むかと期待したが,結局三国峠まで大荒れ.
これ,絶対チャリで来てたら後悔してるパターン,と考えてたら,登攀中のロードバイクをたくさん見た.

普段は”あちら側の人間”だけにマジで苦労がわかる.
「なんで,わざわざこんなことを...」と考えているはず.

でもね,わかります.
「この状況を乗り越えれば,オレはさらに強くなっている」とも考えているはず.
そう,ロードバイク乗りはみな変態なのです(偏見).
オートバイ,楽過ぎる...

iPhone11 Pro
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それにしても,三国峠も超密.
ここから糠平側に下る.

iPhone11 Pro
iPhone11 Pro
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絶景かな,絶景かな.
そして,お約束の「Insta360 ONE X2」も装着.

Insta360 ONE X2
Insta360 ONE X2

いつものように狩勝経由で帰るには,時間が経ち過ぎているので,途中でUターン.
再び三国峠を目指す.
「Insta360」の車体装着場所をリアキャリアの右に変えてみたが,ここイマイチやな.
自撮り棒を長めにセットしないと,あまり面白い画が撮れないようだ.

Insta360 ONE X2
Insta360 ONE X2

往路で気になっていたオープンダートに突入.
いきなり鹿が道を横切っていった.

iPhone11 Pro
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どこまで続いているのやらと思いきや,途中からより細く,荒れ荒れになってきたので,モンキーでは不可.
やはり本格オフが恋しい...(ファットくんは?)

iPhone11 Pro
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今回,Tシャツ,ロンTの上にコミネブランドの「MOTO FANGO」春秋モノでコディネートしたが,少々寒かった.
もう一枚インナーが欲しいところ(その前に指出しメッシュグローブはヤメロ).
下界に降りるとマシか.

(チャリだと)長い長い銀河トンネルを越え,「銀河・流星の滝」に寄る.
ここも人うじゃうじゃだが,色づいた樹木が美しく訪れた甲斐があった.

iPhone11 Pro
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iPhone11 Pro
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モンキーは高速に乗れないので,国道39号をひたすら進む.
愛別で左折.
毎年この時期お気に入りのお寺+紅葉スポットへ.

iPhone11 Pro
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この先の当麻へ抜ける道はネズミ捕りのメッカなのだが,旭川ナンバーのクルマがガシガシ追い抜いていく.
動物園行きの観光客が減ったので,最近はやってないのだろうか?

これまた常連の当麻町のセイコマで腹ごしらえ.

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さて,ここから自宅を目指す.
もうじき閉鎖される富良野上川線(チョボチナイ)を通って帰ろうかと,「21世紀の森」近くまで進むが,ガソリンゲージが残り一つになってしまった.
モンキーはリッター70kmは走るので,このまま走り続けてもなんとかなりそうなだが,精神衛生上よろしくない.
インジェクション車には「リザーブ」がないのだ.

FIに燃料コックがないワケ

チャリやったら自分さえ補給したら,なんぼでも走れるのに...(比較対象がおかしい)
もし変な所でガス欠にでもなったら,ヨメさんに電話して,ガソリン携行缶を買ってから店員さんに頼んで給油して...うわっ頼めん頼めん.怒られるわ!

つーことで無念の引き返し.
最短ルートで帰宅することにした.

いつもの家の近くのENEOSで給油したが,250km走って3.6リットル...やっぱすごいわ,この燃費.
ゲージ残り一つでも,余裕はまだまだあったな.

つーことでほぼ同じルートを行って帰ってくるという「怒りのデスロード・ツーリング」
考えてみたら,夏にロードバイクで走るコースとほぼ同じ.
なぜかモンキー125の方が疲労している気がする.不思議なことに.

美しい紅葉に大満足のツーリングだったが,ちゃんとしたカメラとレンズを持参してたら...と少し反省.

移住者に最適な北海道の街?

2021/9/30 Thu

あくまで個人の感想です.

以前,北海道に移住したものの,失敗した人のエピソードを記事にした.

北海道移住,失敗?

そして先日,YouTubeでこんな動画を見つけた.

我が町,旭川はベスト5内に入っていなかった.
その結果に不満があるわけではない.

ただ,このうp主の選定基準が「雪が少ないこと」「生活が便利であること」なのが,なんだかなぁ...という印象.
そこを基準にすると,わざわざ北海道に住む意味はないような気がする.

というわけで,旭川が最強の地と思いこんでいるKazchari.
「雪が少ないこと」はともかく「生活が便利であること」は上記動画的には合格か.

空港は近いし,電車もバスもあるし,高速道路もある.
セイコマはじめコンビニだらけだし,イオンもあるし,シネコンが3つもあるし(しかもガラガラ),そもそも買い物はAmazonがある.

自然環境に目を向けると,台風はこないし,地震もないし,津波もないし,原発もない.
山も海も川も丘も湖も森も近い.
水も美味いし,温泉だらけ.

チャリダー,ライダーには天国か.
絶景の美瑛の丘までチャリで30分.
“果てしない大空”があって空気が美味い(大阪にはない).
まぁ,今年の夏の暑さは異常だったけど.

雪が多い? そんなに気になるかな?
せいぜい11~3月の4ヵ月くらい.
引っ越す前には「冬は2階から出入りする」「外は寒いを越えて痛い」とか散々脅されていたが,全然そんなことありません.
朝から晩まで雪かきに追われる日なんて,シーズン中せいぜい2,3日.

では,そういうKazchariはこれまでどこで生活してきたのか?

出生地は大阪北部の茨木市である.
大学卒業後は某コンピュータメーカーにプログラマとして就職.
静岡県沼津市に引っ越し.
2年半ほどそこで過ごすことになる.

退職して東南アジアを放浪.
1年弱で帰国し実家暮らしに戻る.

専門学校に通いなおし,卒業とともに結婚.
互いの通勤に便利な枚方市に引っ越す.

その4年後,青年海外協力隊員としてジャマイカに派遣が決まる.
派遣前訓練として長野県駒ケ根市に3ヵ月滞在.
そしてジャマイカで2年間生活.

帰国後,旭川の現住所に引っ越し.
それまでペーパードライバーだったのが,いきなりの雪道運転でびびった.

転勤族に比べると引っ越し回数は少ないか.
いずれにせよ,都会よりも(やや)田舎嗜好.
バランス的に旭川が一番良い.

他の移住者の意見・感想も知りたくて「北海道 移住 おすすめ」のワードでブログや動画も調べてみた.
もちろん多種多様な場所と意見.

そんな中,YouTubeのおすすめ動画でとんでもないものを観た.

それは『リンの田舎暮らし』というチャンネル.

登録者数は13万人だが,上記動画に関しては再生回数113万回越え!
まずサムネの目線,目力に惹かれる.
観る.

「起業に失敗したいわゆる貧困女子が道東の鶴居村に移住し,一人暮らしを始めました」という内容なのだが...

一言,なっ,なんだこりゃ~!(放心)

完全にドはまりして,他の動画も一通り見る.
現実離れしたキャラとカメラワーク.

エロいけどエロくない.
エロくないけどエロい.

雑然とした部屋.
テーブルの上には薬や割れた鏡.
けだるそうな動きと表情.
あやうい.こちらの不安感を掻き立てる.
時折カメラ(こちら)をキッと見つめる.

丁寧に丁寧に食事を作る.そして食べる.

毛玉のついたモンベルのセーター.
ユニクロのチェックのシャツ
デニムのミニスカート.
それが彼女のユニフォーム.

そんな非現実的な生活シーンの合間に,いきなり鶴居村の美しい風景が映し出される.特に水だ.

それにしても,この高度な撮影技術はなんだ.
4K撮影は元より,ドローンまで飛ばしている.
なんといってもカメラワーク(アングル)がエゲツない.

小樽行きフェリーの個室寝台(カーテンのみ).
彼女の独白とポーズ.
あの狭く無機質な空間でこれだけの空気感を出せるとは.

囲炉裏に灰を入れるシーン.
彼女は手づかみでいれる.
当然こぼれる.
カメラは手元ではなく,膝の先にこぼれる灰を映す.

雪に覆われた庭を歩く.
通常は正面または後方からの姿を映す.
違う.真上から撮る.
顔も体も見えない.
ただ,白い生足だけが交互に画面に現れる.

これ,本当に一人で作っているのか?
更新頻度は多くない.
編集に時間をかけているせいか?

もしバックにプロのクリイエイターがついていても,その存在を感じさせないし,それだとしても一級品.
仕込みだとか演出だとかヤボはことは言わせない圧倒的な映像美がある.

選曲も素晴らしい.

道民からすると,真冬にそれはないと思ってしまうシーンもあるが,この世界観では「あり」.

公開動画には,地元民や視聴者との交流で普通に談笑しているものもある.
これらは普通.

あまりの衝撃に職場の同僚や同世代の学生(元写真部)にもその存在を伝え,観てもらった.
その感想は...感嘆の一言.
しばらくその素晴らしさについて語り合ってしまった.

あくまで個人の感想です.

道北子連れキャンプ旅~Day3:幌加内経由で帰宅

2021/9/20 Mon

蜜は嫌です.

iPhone11 Pro 道の駅ほろかない

昨日の朝より確実に寒い.
こうして北海道は秋に近づいてゆく.
そして例によって5時過ぎに目が覚める.

iPhone11 Pro

ブルっ.
一番近いトイレは道の駅.
半分寝ぼけながらそこまで歩き,顔を洗ってコンタクトを装着.

今回はたまたま温泉施設の前にクルマを駐車できたので色々と助かる.

それにしても大混雑のキャンプ場だった.
例によって夜更けまで大騒ぎの団体もいた.

ここで思い出話.
1988年の北海道初ツーリングの際,最初の夜に泊まったのが,ここ「初山別村みさき台公園キャンプ場」なのだ.
ついでに人生初テントもこの時(林間学校などは除く).
今思えば装備が「貧弱ぅ貧弱ぅ」だった.

まずテント.
当時バイクツーリング用テントとして一世を風靡したのが,1987年発売のDUNLOPバイクツーリング用テント (MTD-104).

https://www.g-mark.org/award/describe/13526より

いわゆる三角テント.
バイク用として売りだした最初のテントだったように記憶している.
かなり売れたのでは? 特に初心者に.
ただし使い勝手は非常に悪かった.

まず狭い.
入り口は広いが,足先に向かって細くなっていく形状.
荷物が全然置けない.

フライシートも張り出しの長さが中途半端で,雨天時に炊事もできない.
もちろん外にも荷物置きのスペースは皆無.

最悪だったのが強風に弱いこと.
この北海道ツーリングの2年ほど後,天竜川河口で設営した際,夜間の強風でフレームが折れて使用不能になった.
(その後購入したV-200は今も現役!)

寝袋も×.
親父が使っていたスリーシーズン化繊の直径30cmはあろうかと思われる巨大なモノだった.
どれだけ強く巻いてもコンパクトにならない.バッグ内部をめっちゃ占有.
シェラフカバー? シェラフコンプレッサー? 何それ?

そして一番問題だったのは,テント内に敷くマットの類を持参しなかったこと.
当時は銀ロールマットの存在すら知らなかった.
草原の上にテントを張ればふかふかで眠れる...とマジで考えてたなぁ.
この辺りが独学の限界(そうなのか?).
毎晩寝不足が続き,日中辛かった(危険!)

乗っていたバイク自体も「VFR400Z」というバリバリのレーサーレプリカ.
ポジションがきつく,頸から肩にかけてゴリゴリ.

https://www.bikebros.co.jp/catalog/1/65_10/より

当時はバイクブームだったので,Kazchariの他にもバイカーが多数泊まっており,夜の宴会にもよく誘われた.

この「みさき台公園キャンプ場」には,徒歩で北海道を周っているという旅人がいて,心底驚いた.
海外パッカー旅を経験した後では「うん.そういう人もいるやろな」とすぐに納得してしまうようになったが.

そして,今では全く考えられないが,この時はカメラ(もちろんフィルムしかない)を持っていなかった.
でもだいたい覚えているなぁ.当時観た風景は.

いずれにせよ,その思い出のキャンプ場は,33年が経過した今ではすっかり整備が進み,当時の面影はほとんどない.
天文台と灯台,そして夕日だけが同じ.

感慨にふけるのもつかの間.
今日で道北キャンプも終わりである.
日が昇って徐々に暖かくなってくる中,いつもの”なんでもかんでもホットサンドプレート”朝食.

iPhone11 Pro

WAQのキャリーの有能さについては,これまでも何度か語ってきたが,今回オプションのアルミテーブルを初めて使ってみた.
これまた素晴らしい.
いつものテーブルは食卓となり,キャリーテーブルは調理台となる.
うん.どんどんファミキャン化が進んでいく(作ってる料理はしょぼいけど).

iPhone11 Pro

WAQ キャリーワゴン オリーブ x タン(テーブルセット)

※ Amazonタイムセール祭りでお安くなってます

パッキングしてクルマに装備を詰め込み出発.
併設している有料のオートキャンプ場の脇を通る.
こちらはあまり混んでいない.
ただし景色は海沿いの無料サイトの方が良い.バランスが悪い.

このまま海岸線を南下.
羽幌⇒苫前を通りすぎ,6月にチャリで来た霧立峠に向かう国道分岐点に辿りつく.

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クルマでも退屈な霧立国道.
我ながらよくこんな道をチャリで走ったもんだ.

海から山へのLSD苫前ライド

国道275で右折し,幌加内へ向かう.
目的は風呂!そして,余裕があれば(空いていれば)新そばを...と思ったが甘かった.
道の駅「ほろかない」の温泉施設ルオントに入り,11時半の食堂開店時間に合わせて上がったら,既に新そば目的の客が50人くらい並んでいた.
腹も減っていたし,並ぶのは苦手なので,町内の別の店へ向かう.

それはラーメン誠や

旭川から幌加内方面にライドする時にはかならず寄る行きつけの店である.
いつぞやのブルベ「宗谷600」でもここで昼食をとった.

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ホルモンラーメンと餃子美味し.
息子にしてみれば「山岡家」の方が上らしいが...

つーことで,食事の後はノンストップで自宅まで.
14時前には無事帰宅.

各キャンプ装備を下ろし,汚れものを洗濯機に放り込む.
海岸線を走った,および前日の「白い道」のせいで後部ハッチが真っ白だったので洗車.
そして,息子は早速遊びに出かける.元気だ.

最初は1人で始まったキャンプツーリング.
グループライドを好まないKazchariは,ほとんどソロ.
やがて結婚し,ヨメさんとの「ふたりキャンプ・ツーリング」が長期休暇時のルーティンとなった.
子供ができて,でっかいドームテントを買って,いわゆるファミキャン化が進行.
娘が成長しヨメが忙しくなり,今年になってからは「息子とふたりキャンプ」が定着化してきた.
数字でたとえるなら「1⇒2⇒3⇒4⇒2」.
また「1」に戻るかな.モンキーで.

さて,次回のキャンプはいつになる?
結局AmazonOLIGHTのセールで色々買っちまったしなぁ...来シーズン用をグッズを.

iPhone11 Pro

Amazon タイムセール祭り



道北子連れキャンプ旅~Day2:宗谷岬へ

2021/9/19 Sun

これほど天気に恵まれた旅はいつぶりだろう.

iPhone11 Pro

朝5時頃起床.
Kazchariはキャンプ好きなのだが,テント就寝時はいつもアイマスクと耳栓を使用している.

Mavogel アイマスク

キャンプ場では開放的になり,酒が入って深夜遅くまで宴会を続ける〇ホがどこにでもいる.
夜は声が響くのですよ.デカイ声で恋バナしてるオバハンよ(偏見).

「文句があるならキャンプ場は避ければいいのに」という意見もあろうが,日本の土地は基本的に誰かの所有物なので,山奥の林道の脇で寝るにせよ,厳密には不法侵入.
昔は甘かったが,最近はこうしたこともうるさくなってきているようで,「どうしても」という場合以外はキャンプ場に泊まるようになった.

つーことで,昨夜は9時過ぎに寝袋に入った.
熟睡までいかなかったが,特に疲労や肩こりは感じない.
やはり,このマットは良い.

WAQ 車中泊マット 厚手 8cm キャンピングマット 特殊ウレタン 軽量

外に出ると,朝露に濡れるタープとテント.
雨は降らなかったようだ.

息子はまだ寝ているが,例によって”なんでもかんでも”ホットサンドの朝食.

アイリスプラザ ホットサンドメーカー 直火 ガス火専用 1枚焼き お手入れ簡単 ブラック

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しばらくすると息子も起きてきた.
「焼きそばパン」を焼く.

来るべきモンキー125でのソロツーを見据え,他人の装備が気になる.
隣のテントの渋い(と言っても同年代)ソロバイカーも出発した.
ツェルト型テントの割には荷物多め.
しっかり焚火装備も積んでたためか.

別のバイカーも観察.
どう見ても一人用(?)の小型テントから大柄の兄ちゃんが2人出てきた.
驚いたのがパッキング.
アメリカンバイク2台なのだが,バイクそのものには荷物なし.
大きめのバックパックに全装備を詰め込み担いでいた.
ほぉ...そんな方法もあるのか.

と,一部勝手な想像はともかく,色々と参考になるなぁ.

Kazchari家ものんびりと撤収作業開始.
撤収手順も息子にスパルタ教育.
しかし,思い起こすと,Kazchari自身,キャンプ術のノウハウはほぼ独学もしくは,他者観察で学んでいった.
あーだこーだと手取り足取り指導するより,完全放置がベストかもしれん.

そして,さようならクッチャロ湖.
また来るわ.

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そして,ここまで来たらエサヌカ線に行かねばなるまい.
お気に入りのヒーロー着地ポーズを取る息子.マーベル映画見せたっけ?

iPhone11 Pro
OLYMPUS OM-D E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO

で,今回面白かったのだが帰宅後のFacebook.
「モンキー125交流会」のグループフィードに写真が投稿されていた.
うちのハスラーが写っている.
やはり,モンキーには目が行く.
この黄猿も,もちろん覚えている.もちろんコメントつけときました.

いただき画像

道の駅「さるふつ」へ.
ここのスタンプで2006,2009年のスタンプラリー帳がコンプリート!(なぜとびとび?)

この道の駅,変な方向に気合が入っていて,道路をはさんだ海側の土地には「彫刻の森」並みに怪しいオブジェ(息子的には”使徒”らしい)が多数立っている.
海の色が美しい.

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交通量の多い国道の横断を避けるための地下道がある.
ここはブラックライト・イラスト壁画となっている.
一見の価値あり.

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そして宗谷岬へ.
これだけ天気の良い岬訪問は初めてかも.
サハリンがくっきり見える.
そして最北端オブジェには写真順番待ちの列.

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宗谷丘陵に向かう.
ここで「insta360 ONE X2」投入!

Insta360 ONE X2

Insta360 ONE X2
Insta360 ONE X2
Insta360 ONE X2
Insta360 ONE X2
Insta360 ONE X2
Insta360 ONE X2
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なぜかここも興味深いオブジェだらけ.
そしていよいよ「白い道」へ.

iPhone11 Pro
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ホタテの殻を砕いて作った道.
ゆえにクルマの後部が真っ白に.
何でも最近では「オロロンライン」「エサヌカ」「知床横断道路」などの有名どころ以上に人気だとか.
確かに素晴らしい道.ただし晴の日に限る.
雨天時は...地獄だろう.

狭い道の割に交通量が多いので要注意.
実際,ブラインドカーブの先からドリフト気味のBMWが突っ込んできてビビった(飛ばし過ぎや).

そしてようやく稚内.
鉄道駅兼道の駅に到着.

iPhone11 Pro

そして,やはり向かうは今日も「山岡家」
ただし,期間限定の「鬼煮干しラーメン」はKazchari的にはイマイチだった.
鍋に投入したラーメンの最期の方の味...と言えば伝わるだろうか?

iPhone11 Pro
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それにしても相変わらず鹿に支配されているなぁ,この街.
公園や民家の庭に鹿が闊歩しておる.
そのすぐそばで子供が遊び,高齢者がパークゴルフ.

時間的にノシャップ岬はスルーし,オロロンラインを南下.
本日のキャンプ地,初山別を目指す.

右手には常に利尻富士が見える.
息子は「利尻島が『リシリトール』に聴こえる」と,一人ツボにはまり,ゲラゲラ笑っている.何がおもろいんやら...

iPhone11 Pro

初山別の岬キャンプ場(無料)はクッチャロ湖畔以上にバカ混みだった.
そらそうだ.
天気の良い連休に加え,天塩,兜沼など周辺の人気キャンプ場は軒並み閉鎖中.
結果,ここが密密な状態となった.
それでもなんとかスペースを見つけ,テント設営.
おそらくここは本来のキャンプ可能場所ではないような気もする.

iPhone11 Pro

そして混み混みキャンプ場の夜は更けていく...
あまりの混雑,満月,曇り空.
予定していた星景写真撮影は諦めた.

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道北子連れキャンプ旅~Day1:旭川から浜頓別へ

2021/9/18 Sat

3度目の正直.

OLYMPUS OM-D E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO

連休である.
台風は北海道に到達する前に消えた.
これは出かけねばなるまい.

とは言え,娘は悲しい受験生.ヨメさんは祝日出勤.
ゆえに,今年3度目の小学生男子との二人旅となった.

これまでの,道南編と道東編はこちら.子連れキャンプの参考には全くならない.

小学生男子と道南旅:序~旭川から洞爺湖へ

小学生男子と道東キャンプ旅(その1)~阿寒湖へ

残るは道北方面.
出発前に下調べすると,緊急事態宣言のせいでいくつか有名所のキャンプ場は閉鎖中.
困った.
だがっ,先日の「ソロ・エサヌカライド」でも立ち寄った「クッチャロ湖畔キャンプ場」は開いているようだ.

おっさんの夏休み(3)~おまけのエサヌカ線ライド

初日はここに向かうこととする.

出発日の朝は雨.
念のために昨夜のうちにキャンプグッズは積んどいた.正解.

10時過ぎに出発.
今回もスタンプ押しのために道の駅にはひたすら寄る.
最初は「絵本の里けんぶち」

iPhone11 Pro

息子と遠出する際には,いつもあるゲームをしている.
それはダイソーの発見.
クルマで入りやすい左側にあり,かつ息子が自ら発見した場合は入店し,100円のナノブ...ではなくプチブロックのロボを買うというゲーム.

プチブロック ロボットシリーズ

これが割とよくできていて,最近の息子のお気に入り.
助手席で眠らせないための作戦なのだが,都市部でしか通用しないのが難点ではある.

そんなゲームが今回も発動!
士別市内でダイソー発見.

ついでに,Kazchariもアウトドアグッズ売り場でこいつを発見.

iPhone11 Pro

この小型メスティンは大人気らしく,特にフッ素加工されているブラックバージョンはプレミアがついているらしい.
別に飯を炊くわけではないが,一緒に売っていた網をセットすることで燻製,蒸し料理ができる.
これはいい.今回のキャンプで試してみよう.

そして,これまたハマっている「ラーメンの山岡家」が隣接と,息子にとっては夢の配置で大喜びしていた(プレミアホタテ塩ラーメン美味し!).

iPhone11 Pro

次にピンネシリ着.天気良しで山がキレイ.

iPhone11 Pro

例によって共産圏の首都っぽい浜頓別へ.
とりあえず目的地のキャンプ場に向かうものの,受付の売店小屋が閉まっていたため,温泉ホテル「はまとんべつウイング」へ.
テント1張りの料金は大人¥400,子供¥200.
ゴミも捨てられるし,この料金なら納得.

iPhone11 Pro
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ここに泊まるのは何度目だろう.
広くてロケーションも良い.
クルマの横づけはできないものの,通路一本はさんで駐車可能.
荷物の搬入が非常に楽.

今回もWAQのワゴンが大活躍.

WAQ キャリーワゴン【 大型タイヤ 】

さぁ,設営するで.
テントはいつものダンロップV200.
これまでのスパルタ教育により,かなりの行程を1人でこなせるようになったが,残念ながら背が足りず,赤色のフライシートをかぶせることがまだできない.

iPhone11 Pro
iPhone11 Pro

タープも立ててセッティング完了.
別売りで買ったポールによって,タープの使い勝手がかなりよくなった.

DOD(ディーオーディー) ビッグタープポール 250cm

にしても,タープは二人で立てるとむっちゃ楽.
早速先ほどのブロック・ロボを組み立て.

iPhone11 Pro
iPhone11 Pro

まったりしていると,買い出しおよび入浴の時間となる.
と,その前に撮影タイム.
もうすぐ陽が沈む.
ここクッチャロ湖は夕日の美しさでも有名なのである.

OLYMPUS OM-D E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO
OLYMPUS OM-D E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO
iPhone11 Pro
iPhone11 Pro
OLYMPUS OM-D E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO
OLYMPUS OM-D E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO
OLYMPUS OM-D E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO

E-M1XとiPhoneで取り比べてみた.
いつも「スマホで十分」と言いながらも,やはり,”ちゃんとした”カメラで撮るとその差は歴然やな.
お手軽さでは負けてるけどな.

今回,デカくて重い一眼を持参したのは他でもない.
翌日の夜にとある場所で星景写真を撮るため.
そこで滅多に使わない「M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO」を装着してきたが,さすが名玉と言われるだけのことはある(M.ZUIKO PROは神レンズだらけだが).
ホンマによく写る.

OLYMPUS ミラーレス一眼カメラ OM-D OM-D E-M1Xボディ

OLYMPUS 超広角ズームレンズ M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO マイクロフォーサーズ用

その後,近所のセイコマで買い出し⇒はまとんべつウイングで入浴⇒焼肉の流れとなった.

iPhone11 Pro
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パックのごはん,パックの焼肉(豚の生姜焼き,カルビ),カット野菜.
もうこれでいいんじゃないか的メニュー.
家では小食の息子がよく食べる.
肉をもう一袋買えばよかった.

今日も周りのテントでは焚火の煙がもくもくと...
最近こんな記事を見つけた.

「キャンプで焚き火をしない」も全然アリ!でも他に何する?

つーことで今後もKazcharのキャンプは焚火無し!...と言いつつも気になるなぁ...

それにしてもキャンパーが多い.
となりのおじさんもソロキャンパー.
バイクを見ると名古屋ナンバー.
いいなぁ.
「モンキー125でソロキャン計画」は来年に持ち越しそう.

そして湖畔の夜は更けていく.
暑くもない寒くもなし.
外で寝るのに最適な夜.

ぴっぷのヒルクライムってどこや?ライド

2021/9/5 Sun

惜しい.

iPhone11 Pro

Broken clouds, 18°C, Feels like 18°C, Humidity 77%, Wind 2m/s from W

今日も旭川は快晴.
ただし,出発時間は早朝でもなく昼前でもない中途半端な時間になってしまった.
かえって目的地が決まらない.

「そういや,旭ヶ丘ヒルクライムレースの参加賞にもらったジェラートの無料券って,まだ使えるのだろうか?」が思い起こされ,大雪森のガーデンに向かうことにした.

ただし以前とは状況が異なる.
言うまでもなく熊出没事案である.
こいつのおかげで,ここ最近,駅周辺のサイクリングロードが走れなくなっている.

仕方ないので東川-当麻周りで市街地を避け,サイクリングロードに合流するルートをとる...つもりだった.

iPhone11 Pro
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途中で「比布」表示の青看板を見て「そういやSTRAVAな皆さんがよく行く、ぴっぷのスキー場クライムってどこや? なんかむっちゃ登ってるよなぁ」と突然気になってきた.
つーことで,予定変更して向かうことに.
ただし,途中でどうしても数キロ,国道40号を走ることになる.
ここは道北一の幹線道路.
当然交通量も大型車の通行も多い.
路肩もほとんどない.おまけに草ぼうぼう.
「轢くなよ~轢くなよ~」とビビりながら,ぴっぷスキー場への分岐交差点を目指す.怖っ

iPhone11 Pro

当然,夏のスキー場なので人影まばら.
さらに新コロのせいで温泉施設まで閉館中.
まぁ,目当てはヒルクライムなのでそういった施設には興味ない.

ゲレンデの下まで来た.

iPhone11 Pro

写真で見覚えのあるリフト降り場が上方に見える.
あそこまで登るのか...これは面白そう.
ちょうど舗装された道が伸びている...っつーことで気合入れてGo!

あれ?

200mほど登ったらもう行き止まりになってしまった.
どうやらこの道ではないようだ.
Google先生に聞いてみる.
うーん,上に続く道ないなぁ...
まさかこのままゲレンデのダートを駆け上がるとか?
ファットくんやったら登れるなぁ...とか考えてしまった(怒られます).

「仕方がない.引返すか」と,閉鎖中のパークゴルフ場を通って,裏道から国道に戻る.
途中,左折して山の方に向かう道があったが,「〇〇林道」と書かれた看板が立っている(わかりやすい伏線).
「まさか,この道ちゃうよな?」と思いつつ,国道を先ほど同様ビビりながら戻る.

腹が減ったので途中でセイコマへ.

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ここで久々にノーマスクの客を見た.しかも店員に「在庫ないの?」と話しかけている.
個人の信念ともかく,このご時世にノーマスク入店とは,色々な意味でスゴイ.
Kazchariやったら同調圧力に負けるな.
その客,エナジードリンクを箱買いしていった.
お仕事お疲れ様です.

さぁ,戻りますか.
結局サイクリングコースがどこまで走れるのがわからないままだったので,可能な限り利用してみる.

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愛別付近は快適・快走.

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とうとう進入禁止看板が現れた.
堤防に上がって回避.

iPhone11 Pro
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その後も,河川敷に降りたり,堤防に上がらざるを得なかったり...と何かの迷路系アクションゲームの様.
まぁ,看板の警告(?)を無視してジョギングしている人や,グラウンドでサッカーしている人もいたけど.
別にそれに対して自粛警察めいたことを言うつもりはない.

ただ,以前書いた通り,市がどの様に対策しているのかさっぱり見えないのだ.
「箱わな」を仕掛けたとあるが,その効果や成果に関する告知が全くない.
市の取り組みの本気度が全く感じられないので市民ものんびりしている.
これって新コロ対策と同じ構図やな.

クマ出没相次ぐ旭川、河川敷閉鎖し2カ月 スポーツ団体、拠点失い困惑

駅前周辺を回避して遠回り.

iPhone11 Pro
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無事帰宅.
このライドをSTRAVAにアップすると「『ぴっぷいいながめ台』でナビしてくれますよ」とのコメントが早速ついた.ありがとうございます.
Googleマップで確認する.

ありゃ.もう少しスマホを拡大すれば「いいながめ台」が表示されてたのねん.
次回に持ち越しやな.

今回のライドでは前半にダンシングを多用しすぎたせいか,古傷のある左膝内側の靭帯が痛くなった.
25年前の膝蓋骨骨折後,明らかにアライメントが崩れており,「歳を重ねると痛くなるだろう」と医師に告げられてはいるが,もう少しがんばってほしいな,My Body.