ファットなゴールデンラーチMTBグラベルライド2024に参加

2024/10/13 Sun

黄金のカラマツ

iPhone15 Pro

晴れ時々曇り.温度:13 ℃,湿度:72%,体感温度:9 ℃,風速:18.6 km/時,風向:NNW

体内時計に従って5時過ぎに起床.
例によって枕が変わると眠りが浅くなってしまうのはどうしたものか.

iPhone15 Pro

寒い.
ただ,天気は良さそう.

昨日のうちに買っておいたパンで朝食.
Yさんが煎れるコーヒーが美味い.

iPhone15 Pro

9時に出発予定だが,早々にジャージに着替えて朝の散歩.
ここ「佐伯農場」にはキャンプ場(むそう村)も併設されている.

iPhone15 Pro

さらには野外美術館と言っても差支えがない面白いオブジェが点在している.
これらが朝の光を浴びて,全てがフォトジェニック.

iPhone15 Pro
iPhone15 Pro
iPhone15 Pro
iPhone15 Pro
iPhone15 Pro
iPhone15 Pro
iPhone15 Pro
iPhone15 Pro
iPhone15 Pro

うーむ,ガチカメラ(一眼)持ってきたら良かった...

散歩中,オーナーの佐伯さんに声をかけられ,工房を案内していただく.
施設内の何から何まで手作りされている.
現在は来月開催されるトレラン大会のトロフィーを製作中とのこと.スゲーわ.
まさに男のロマン.

iPhone15 Pro

さて,メンバーの準備が整ったところで出発.

本日走るのは『ゴールデンラーチトレイル』と呼ばれるトレイルコース.
以前は『北根室ランチウェイ(KIRAWAY)』として界隈では有名だったそうな(今でも標識が点在).

iPhone15 Pro

佐伯さんを中心に少人数の有志が作り上げ,世界有数のトレイルと認識されていたが,残念ながら閉鎖となっていた.

「北根室ランチウェイ」閉鎖・・・ご苦労様でした!

それが昨年,ようやく再開.
来月の11/3にはトレイルラン大会が開催されるという.
そのコースを今日走るのだ.

佐伯さんによるとヨーロッパのトレイルでは,ハイカーや自転車が共存してトレッキングを楽しんでいるのに,なぜか日本では棲み分けというか,互いを邪魔に思ったり,専用コースになっていたりする.
『ゴールデンラーチ』では,そういった境も取り除きたいとのこと.

いやいや楽しみですな.
まずは入口近くの駐車場までHIGUMAバスで移動.
釧路から参加の方々と合流する.

iPhone15 Pro

チャリでも走れるコースとは言え「勝手に入り込んで走られると困る」とのことで詳細なマップはアップできない.

コース整備にも手間と時間がかかるため利用料を払うのがルール.
興味を持たれた方は,佐伯農場さんに問い合わせてください.

つーことで約50km,ほぼグラなライドにGo!

iPhone15 Pro
iPhone15 Pro

普段からクルマが走ってそうな締まった土グラ

iPhone15 Pro

草グラ

iPhone15 Pro

シングルトラックの高速ダウンヒルグラ

iPhone15 Pro

ここは谷間に道を作った土手グラ? 絶景だ.

iPhone15 Pro

林間を抜ける立木グラ(徐々に適当).

iPhone15 Pro

ゴールデンラーチトレイルは,まだスタートしたばかりだが,ホンマ期待以上.
地元の「美瑛」はもとより「十勝」「ニセコ」のグラベルとはまた違った魅力がある.

しかおい小麦グラベル+おまけライド(その1)

NISEKO GRAVEL AUTUMN RIDE 2024 EX-LONG参戦!(前編)

iPhone15 Pro

休憩ポイントの山小屋に到着.
歩きトレイルの場合,ここで宿泊するようだ.
風が強くなってきた.

持参したパンと回転焼きで昼食タイム.

iPhone15 Pro
iPhone15 Pro

さぁ,出発しますか.

iPhone15 Pro

参加者はみなMTBもしくはE-bike.
ここまではグラベルロードでも走れるコースだったが,この先は...

iPhone15 Pro

深い草グラ
偶然見つけても勝手に入ってはいけません.
まぁ,チャリで走ろうとは思わへんやろな.

iPhone15 Pro

いや,入ってもいいのか.

iPhone15 Pro

そのうち,どう考えてもチャリに乗って進むのは無理な道(崖)に.
担げば大丈夫.押し上げれば大丈夫.
めたくそ楽しい.

iPhone15 Pro

さらには川渡りも.
周辺が湿地帯になるので,油断するとシューズが泥だらけに.
楽しすぎる.

iPhone15 Pro

ところどころにある標識兼クマ鐘.
特にクマの痕跡はなかったような...(気がつかなかっただけ?)

iPhone15 Pro

当然のごとく斜度20%越えの激坂多数.
果敢にアタックするも,さすがにな.

iPhone15 Pro

ジャングルグラを抜けると,本トレイルのシンボル的存在の「モアン山」が見えてきた.

iPhone15 Pro

出発前から「登頂する?しない?」で話題になっていた山.
なるほど.登山道はあるものの,こいつをチャリで登るのはキツイ.

途中で諦めてチャリを放置.
残りの数十メートルを徒歩で登る.

iPhone15 Pro

確かに絶景.
やっぱ,このエリア(道東)には”北海道らしさ”が詰まっている.

iPhone15 Pro

さて,チャリの放棄地点まで下りてからダウンヒル開始.
そこからでも相当な斜度の坂を下る.
めちゃめちゃ怖いが,それを上回る爽快感!

登山道が痛むので,後輪をロックさせないように,との留意事項あり.
落車しても草地なので痛くない(そうか?)

iPhone15 Pro

再び森の中へ.
登ったり下ったり渡ったり.

iPhone15 Pro

牧場脇のトレイルを走る.
ほぼシングルトラックの脇には有刺鉄線
『タイガーマスク』の金網デスマッチか!

iPhone15 Pro

ごくたまに現れる舗装路.
うれしいような悲しいような.

iPhone15 Pro

養老牛温泉着.
映画『男はつらいよ』の第何作目かのロケ地だったそうな.シリーズ未視聴だが.

iPhone15 Pro

昼食タイム.
養老牛温泉の駐車場では,HIGUMAバスPさんが用意してくれたカレーが待っていた.

iPhone15 Pro

養老牛温泉といえば,かつて有名な無料露天風呂「からまつの湯」があった.
ところが不幸な事故により閉鎖.

中標津養老牛温泉のからまつの湯は事故後どうなったのか周りには熊も

名前だけは知っていたが未踏の温泉.
いつかは訪れたいと思っていただけに残念な話.
もう少し”自己責任”が認められないと人生が窮屈だ(※個人の感想です)

iPhone15 Pro

ここからのコースが本日のハイライト.
やや下り基調の林間シングルトラックを,右に左に高速で走り抜ける区間.
まるでXCレースの様

いただき画像

今思えば,この時の快感がココロとカラダに刻み込まれ,後の暴挙につながったのかもしれない...(伏線)

iPhone15 Pro

写真ではわかりにくいが,なかなかの絶景エリア.
遠くに作業中のコンバインが走っていた.

iPhone15 Pro

久々に開けたジャリ道.
いよいよゴールが近づいてきた感.

iPhone15 Pro

草ぼうぼうの激坂を越え,再び林間シングルトラックをかけ抜けて無事,佐伯農場にカムバック.

iPhone15 Pro

10月ともなると斜陽も早い.
キャンプ場内オブジェの1つ,ストーンサークル(?)にて.

iPhone15 Pro

いやいや,実に楽しかった.
まぁ,途中とんでもない箇所もあるので,ソロだとかなりキツイ.
今日みたいに集団でワイガヤと走るのに適したトレイルやな.

iPhone15 Pro

チャリをマンサード前に置いて,HIGUMAバスにて弟子屈の町へ.
入浴と買い出しである.

なんと!今どきたった¥200で入れるという銭湯「泉の湯」へ向かう.

iPhone15 Pro

ここがまぁ...なんと言いますか,い,異次元

まず,番台のおばさんに「よそ者か?」的目線で睨まれ,「お釣りは出さないのでかっきり¥200用意すること」「歯磨き禁止」「使った椅子や洗面器は元の位置に(確実に)戻すこと」など,何かをやらかす前に注意事項を早口で並べ立てられる.もちろん,石鹸やシャンプーの類は設置されていない.
ここまでプレッシャーを感じながら風呂に入るのも久しぶりだ.

実際,Kazachariの後に上がったEさん,うっかり洗面器を元の場所に戻すのを忘れて,背中に模様のあるおっちゃんにめっちゃ怒られてた.こわっ.

まぁ,我々って地元の調和(ルール)を乱す邪魔者やねんやろな.
ぜひ,その伝統を守ってってください(他意はない).

スーパーで買い出し後,佐伯農場へ戻る.

iPhone15 Pro

今夜は「焼き肉」「サンマ」だ.
〆に「焼きそば」...って,Pさん,若者の集まりじゃないので,ちょっと大杉ますって.

iPhone15 Pro
iPhone15 Pro

つーことで,今宵も宴会たけなわで夜が更けていく.

途中,誰かが「開陽台へ星を見に行きましょう!」と提案.
これだけ冷えているのだ.空気も澄んでいるはずと,HIGUMAバス発進.

到着したものの,残念ながら雲が多く,星はぼやけていた.
一方,展望台から東方面に見える明かりが「国後島なのかどうか」論争が勃発.
うん,平和な夜だ.

マンサードに戻り,メインイベントの無事な終了を祝う.
天気にも恵まれたし.色々なコト&ヒトに感謝.

今思えば『ゴールデンラーチトレイル』も,そしてこの宿も非日常的過ぎて,なにやら白昼夢だったかのよう...

ただ,これだけは言える.来年もここに来ようと.

いただき画像